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映画『リード・マイ・リップス』☆ロマンスとクライムでドキドキ

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/318519
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ポール: ヴァンサン・カッセル☆ 仮釈放中 カルラの助手
・カルラ: エマニュエル・ドゥヴォス 秘書 補聴器使用

若い女が若い男と出逢う、オフィスラブを匂わせつつ
ヴァンサン・カッセルのクライムな香りが、効いています!(^^)/

ストレスで?倒れたカルラは、
窃盗その他で仮釈放中のポールを
助手として雇えることになった。

業務をこなす中、オフィスのポールに
“借金取り“がやってきたー  ←クライムの始まり!(^^)/

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.カルラのストレス(>_<)

不満の1つは
同僚男からの蔑視と嫌がらせ。

耳が不自由だからか、女だからか、なんとなくか
彼女の机に、使用済みのコーヒーカップを置く男!(>_<)
(書類にこぼされる……(T_T))
食堂で、男に言われてる悪口も
唇が読める彼女だから、“丸聞こえ”だし……( 一一)

蔑みだけでなく、仕事では、彼女の“手柄“を
男に横取りもされ!(>_<)

そんな彼女が家でひとり
“オシャレ“を意識するのが、ミソ☆
ソレは、気分転換だけでは、なさソ……
別の不満解消というか…
男性からは、よく見られたい願望というか…
複雑な感情を抑え込んだ、カルラの
たくましくも、繊細な表情が良き☆

そんな気持ちから、カルラは
助手に若い男を希望したと思う。


2.危険でナイフのようなポール♪

そして採用されたポールは
窃盗その他で、仮釈放中だった。
不慣れなオフィス作業だが、カルラといいコンビに。

カルラは、窃盗歴のあるポールに
仕事の邪魔をした男から、書類を盗んでもらい
仕事を取り返したのだが
コトはそれで終わらず……

ポールは、借金のカタに、ボスの呑み屋で
夜、働くことになってしまった……のだが
ポールは、ボスの家から大金を盗むべく
カルラを誘い込んだ!
(書類を盗んであげた“借り“が……汗)

↑この“流れ“が、危険でギラギラしつつスムーズなのは
ヴァンサン・カッセルの醍醐味☆
普通じゃ終わらないナーーという
クライムのスリリングな感じが、スマート☆(*^^)v

役に立つのは、カルラの読唇術。
ボスの家を、向かいのビルからのぞいて
会話を読み取る。
見つかったらどーしよーと、ドキドキ…

~中略~  そんなこんなで、ポールがボスにつかまるが
        ピンチを切り抜けるための秘策あり!(^^)/


3.“作業”のあとは(^^♪

カルラは、ポールを相棒的な恋人に思っていたよう。
出なけきゃ、大金を盗む犯罪に手を貸さないでしょ。
カルラは、大金より、ポールと組んで“作業“することが
嬉しかったのかと。
しかし、ポールは、現実的なのか
ひとり、航空券を用意していた…………

裏切られた悔しさからか、カルラは、
独り占めをほのめかしもしたが
本心ではなさそうで。(^^♪)

その後、“中略“のピンチあり
カルラは、ポールを助け、車で逃走!
ラストは、アツアツイチャイチャに♪♪♪
(あのイチャイチャは運転中か!?汗)

なんだかんだ言って
カルラはポールが、甘いムードで好きで
ポールも、しっかり姐さん的なカルラに
惹かれたんだね……
ラストの危険なイチャイチャも、嬉しいョ(*^^)v

▼▼▼

カルラの女友達や
ポールの保護司の“事情”も
二人の愛のゆくえを、微妙に彩っていく。
(保護司の件は、ラストにカルラが唇を読みますが
もっと深いところまで読む必要がありそうな“闇“あり。
滝汗です。)

ヴァンサン・カッセルの危険な香りが良き☆
彼がバーテンなら、たぶん落ちる♪(^^♪



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ロストケア』☆家族と介護の闇と絆が絶妙に☆(^^)/

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作品について  https://www.allcinema.net/cinema/382141
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・斯波(介護士): 松山ケンイチ☆
・大友(検事): 長澤まさみ


介護士(斯波)が、要介護者を40人余も殺していたことが
発覚した。
検事と対峙した斯波は、介護する側もされる側も
地獄から救った(ロストケア)と主張する。
当然、身勝手な主張だと、検事は反論したがー

松山さんの説得力に涙しながら、説得されそうになりつつ
最後まで、“大切なこと“を確認させられた気持ちです。


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)違うときスミマセン
▼▼▼

斯波は、殺人鬼級の殺人をしたが
根は、熱く親身に人を想える人、というのがミソ☆

介護は、体験してみないとわからない。
“外“にいる人は、理想を言うことはできるが
実行はたやすくない……

彼の“介護“への思い入れは、尋常でなく
老母と娘の、険悪で最悪な事態を、盗聴までして案じる。
斯波の横顔が、厳しく物語る。
この状態をどうにか“解決“しなければならない……
どうにかすることが、双方のため……

そうして、ロストケアを重ねることに
一定の理解を感じそうになるが
幹事に引き戻される。
どんな理由があるにせよ、殺人は犯罪だ。
検事は、法的に(手続き的?)そう主張しているのだと
感じていたが、それがそうでもなかった……?

斯波=松山さんに、呪縛の闇があるとすれば
大友=長澤さんには、絆の迷いがあった感があった。
(それこそが作品の魅力なのかも)

斯波は、ケアと主張し、殺人を繰り返したが
最初に殺した実父の件は、闇になっていたと思う。
もちろん、救いたい救われたいと言う想いからだが
ニコチン注射をしたときに、父はそんなことをする人を
息子と認識していなかった。
針の痛みは、最期の苦しみに、なりはしなかったか……
そのまま遂行した斯波は、苦悩の表情で……
父殺しに、後悔がなかったとはいえなそう……

残る後悔は、斯波に、ロストケアの正当性を
問い続けたのではないか。
だから、似たような家族を見ると
きっとこうしてほしいはずーと、勝手に想いを汲んで
ロストケアをし続けることで
後悔を、消そうとしていたのではないか……….

一方、大友は、ただ法的に
正義を訴えていたわけではなかったよう。

彼女もまた、老親に対し、複雑な感情を抱えていた。
生き別れた父の消息を知りながら
“見殺し“にして、孤独死させてしまったこと。
だいぶ前に離婚した母に、もう今更と
父の消息を、教えていなかったこと。

離婚後、“絆”なんてもうないと思っていたら
母の心には、まだ夫の存在があったことを知った。
自分が、父母の絆を勝手に切ってしまったことを
悔やんでいたようで
勝手に、他人の家族の“絆”を切った(命を絶つ)斯波に
特別の想いで、罪を自覚させたかったよう…

公判中、斯波に「人殺し!」と叫んだ人がいた。
介護地獄から、家族を救ったと信じて疑わない斯波には
心外な一言だったはず。
苦しい現実から逃れたいーと思うことはあっても
殺したいというのとは違うから………

(思い入れ強すぎて、他人の家のことに
究極の“過干渉“をしてしまったような……)


▼▼▼

老後の理想は、PPK(ピンピンコロリ)です!(^^)/
こじれてしまって、お手間をかけてしまうときには
正直、ロストケア希望です……
(ソイレントグリーンでもいい……)

斯波と大友、二人の感情に思うところある
見ごたえある作品でした!(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『息子』☆息子の幸せを願う父・三國さんの大きさ

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/90378
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・父: 三國連太郎  岩手でやもめ暮らし
・哲夫(次男): 永瀬正敏  東京でフリーター
・長男: 東京で会社員 妻子とマンション住まい

写真の三國さんの広い背中が印象的なように
“息子“と言うタイトルながら、父親の物語のよう。
それだけ、三國さんの存在感が効いているだけでなく
どのシーンも、見入ってしまうのは
人々の人間力の魅力か……(*^^)v

母の一周忌、父の電話で催促されて
帰省した哲夫。
哲夫の就業を案ずる父だが
独り暮らしの父を、親戚や長男(兄)は心配する。

東京に戻った哲夫は転職し、金属関係の仕事に就く。
取引先の事務員:征子(せいこ)に恋した哲夫は
積極的に、アプローチする……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

序盤は、東京の哲夫。
飲食店のバイトをやめようと思っている。
“自活“し、誰にも負担をかけているわけではないが
父からは、帰省の運賃の心配をされる……

(個人的な詳細は避けますが、父の気がかりはわかる…
安定的な職と生活は、当たり前にあるわけではない。
体調その他で退職しても、順調な復活ができるかは不明…
本人は自分の人生を“選択“し、”自活”しているつもりでも
親ならば子供のことは気がかりで、“援助“できることは
本人が泣きつかなくても、援助したい……)

父は父で、まだまだひとりで、畑仕事をがんばれると
思っているが、近くにいる親戚にはそう思われていない。
いずれは、長男と暮らすのか……しかし
現実は、いろいろむずかしいの………(>_<)

そうこうして、哲夫は、金属関係の町工場に転職。
体力的にキツイが、がんばる!(^^)/
給料日に、皆と吞みにいくのがイイ☆
いかりや長介さんの生ビールの一口目が
Qoo~~~と気持ちイイ!(^^)/

哲夫は納品先の事務員:征子に惚れる。
(仕事も身が入りますよね!(^^)/)
なかなか話せなかった哲夫だが
彼女が、耳の不自由な方だと知った。
しかし、哲夫は諦めず、二人はつきあうことに☆

父は、戦友会の会合に参加するついでに
長男のマンチョンに泊まった。
将来の同居を見据えてのことでもあったが
かえって、同居の困難さを自覚したような……

急に倒れたら困る~ということで、同居を考えるのだが
動けるうちは、自由になる暮らしのほうがいいに、決まってる。
(私の親戚の100歳前後の方も、自分のペースで生活できるからと
子孫との同居せずに暮らしている。子孫は様子を見に行くが。)
部屋を割り当てただけでは、ダメなんです……

父は、哲夫のアパートに寄り
征子を紹介された。
結婚を意識した哲夫の覚悟に喜ぶ父がいい。
お披露目や孫の夏休みを考えて、岩手の家を守らねばと思う。
がぜん、元気になっているのがイイ☆

征子との会話のため、東京でFAXを買った父。                                                数日家をあければ、家に入るのも一苦労なほどの
雪を踏み分け、家に着いた。

しばし、東京の出稼ぎから戻ったときを思い出す父。
老親や妻、子供たちで、見るからに温かかった家……
今はひとり、父は、暗闇で暖房に火を入れた。

その光景は、やはり、残酷に移り行く時間の行く先ではあるけれど
彼には、息子(たち)がいる。
気がかりだった次男が伴侶を見つけ、幸せになろうとしている。
親として、子供が幸せであるのが、1番です!(^^)/

田舎の老父が、ひとり寂しく終わっていきそうだったが
やがて、家に明かりが灯っていったのが嬉しい☆

「息子」というタイトルだが、父親がメインだなと思ったけれど
まさにそうだった。
父親は、ひとりまだここで生きていくのだが
その生きがいや希望は、子供にあるー
特に、案じていた次男の未来が明るいのが
うれしい父親と……….


▼▼▼

老父の寂しさも頼もしさも、三國さんの背中含めて
じんわりとすばらしい………
私も自分のこととして、強く心に響きましたョ。(*^^)v




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『幸せなひとりぼっち』☆妻に先立たれたオット(夫)という男

1312.png


作品について https://www.allcinema.net/cinema/357362
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(スエーデン作品)

・オーヴェ: 職を解雇 やもめ
・ソーニャ: オーヴェの妻 教師 病死
・パルヴァネ: オーヴェの近所に転居 3人目を妊娠中

愛妻に先立たれ、解雇されたオーヴェは
何度か自殺を試みるも、そのたびに
“厄介”な隣人たちから“チョッカイ”が入ったー

孤独な老人が、隣人と仲良くなっていくのですが
偏屈に思われる老人にも、理由があるわけで
彼にも若い日々があったわけで……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

妻に先立たれたオーヴェが
何度も自殺を試みるのは、辛い……
なんだか、父のことが思い出された。

母の生前は、なんでも母まかせだったので
母の死後は、ひとりでは“人間らしい”暮らしができなくなったのに
施設入所を頑なに拒否した父。
施設の話をしたら、マンションのベランダから飛び降りるとまで…orz
(母の生前にも自殺をほのめかすことがあったらしく
近所の人から、マンションの資産価値が下がるからやめてと
言われたというのも、なんとも言えない…( 一一))

父の“妻に先立たれた夫の姿“は
とてもさみしく、気の毒なまでに不安定で
母亡き後は、生きる術がないというふうで
オーヴェが、妻の元へ行きたがるのもわかる……
(父は眼科手術後、そのまま施設入所した)

子供や孫がいたら、違っていたかもしれないが
昔、妊娠中の妻とバス旅行中に、事故に遭い
子供を失い、妻も車いす生活になった経緯があった。
(妻はその後教師に)

オーヴェは、地区の安全を守るために
友人ルネと、見回り・チェックをしてきたのだが
厳密に守ることが、段々、偏屈や頑固に見られ
軽んじられてしまうのは、残念なことです……orz

そんなある日、移民の家族が引っ越してきた。
(パルヴァネの家族)

パルヴァネは3人目を妊娠中の、しっかりママ。
というか、骨太というか図太いというか…..汗。

彼女は、緊急事態とはいえ、当然のように
オーヴェに車で乗せてって、と頼むのだが……
ちょっと当然の感じが強引で、オーヴェはたじたじ……
彼女の感覚だと
隣人は家族のようなもの~ということかな……(*^-^*)

彼女も悪い人じゃないんですが
今まで、寄らば切るぞ的なバリアを張ってきたオーヴェには
敷居のないズケズケ感(汗)には、圧倒されぎみ……

けれど、これくらいの“親近感“がないと
開かない扉もあるのかな……
逆に、こんな感じの方は、近しく頼みごとをしても
ホイキタ!と、わがことのように、受けてくれるモノ☆

そんなこんなで、パルヴァネ一家とは
家族のようになっていき
子供たちの“祖父“のようになったのはうれしい。
さらに、オーヴェがしまっていたベビー籠を
パルヴァネの3人目の子供のために使ったのも
すごくよかった☆(^^)/

そんな思いがけない幸せな出逢いは
妻が、遣わしてくれたのかな….

ケガの後、教師になった妻は気丈な人☆
“車いす“に対応しない建物では、不採用が続く…

(条件が整う人を採用するのが普通ですよね…
昔、ちょっと教えていたとき、寝たきり?になり
寝たまま運んでくれたら、教えることはできるのに…
などと思ったけれど、ムリですもんね。そのままお役御免に…)

けれど、妻に押されたオーヴェが、スロープを作り
採用を叶えられたのは、良き☆

妻の教え子と言う人が、近所にいて
オーヴェに“助け”を求めに来たとき
はじめは、拒否したオーヴェだが
「ソーニャ先生なら助けてくれたはず」の言葉に
思い直し、手を貸したオーヴェ。
妻が、近所の人との懸け橋になってくれた☆

妻亡き後、確かにひとりぼっちになったかもしれない夫。
しかし、妻への想いや、妻の生き様は
妻亡きあとも、見えない糸になって
近所の人たちとの絆になっていったよう………

友人ルネとのことも、深い。
仲が良かった頃もあれば
生活の変化で、疎遠になった頃もあった…
そして、今また、意思疎通は困難でも
ルネへの友情を、熱くぶつけた終盤のオーヴェ.。

ああ、よく考えれば、人は
本当にひとりぼっちってことは、ないのかも……
そうして
ラストに向けて、胸が熱くなる….


▼▼▼

自分も年を重ねてきて
将来には、具体的な不安を感じるこの頃…(>_<)
ギリギリまで
人の優しさや温かさに、包まれていたいです。(*^-^*)


PS:『オットーという男』のオリジナルだそうです。(*^-^*)





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ラブレス』☆愛がない情けない親じゃない人間じゃ…

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作品について  https://www.allcinema.net/cinema/362653
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ボリス: 父 会社員 若い恋人は妊娠中
ジェーニャ: 母 美容サロン経営  初老の恋人あり
・アレクセイ: 12歳 息子

それぞれに恋人がいる両親は、離婚にあたり
息子を押しつけあった。
その口論を聞き、密かに泣いた息子。
数日後、学校からの知らせで、母親は
息子がいなくなったことに気づいたー

愛が無いーと言うタイトルですが
アレクセイが気の毒で可哀想で……orz(T_T)
身勝手な大人の罪深さ、まざまざ…
アレクセイのその後が気になって
祈るように観る。


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

母親は、きびしい実母から独立するために
結婚したといい、愛うすく育ったよう……
それでわが子に薄情~という背景になったのか。
だとしても、育てるうちに、愛も育まれるとも言うのに
わが子を慈しめないのは、残念なこと…(T_T)

父も母も、恋人には“愛”を語るが…
その“愛”ってなんでしょう….???
多分、気分で感じる本能的にすり寄りたい感覚?
だから、相手を思いやるよりも
自分の感情(欲情)の嵐の高まるままに
吹きすさぶものなのかと。

父親などは、12年前に妻にしたことと同じことを
若い恋人に繰り返していた。
「愛している、すっと一緒だ」
12年後まで、恋人とお腹の子の二人に
ソレが、約束できるのか???
妻も、呆れているが、あなたもョ!(>_<)

恋人とのデートで、息子の失踪にも気づかない。

警察に捜査依頼するも、二人は
息子の心配というより
面倒なことを早く処理したいという感じ…( 一一)
そういうのは、伝わるョ……(涙)

ちょっと事務的ではあるけれど(汗)
ボランティアの方は、ありがたいです。
チラシを作り、あちこち貼って
他人の子を捜索するのだから。
わが子にも冷たい親の前で……

ある建物で、息子の上着が見つかるが
外は雪。無事の可能性が低くなる…
それでも、無事を祈らずにいられない。

~中略~

そんなこんなで、ある遺体が発見されるが
両親はむせびながらも、“否定“し
勧められたDNA鑑定も“拒否”した。

↑ココは、思案のしどころ☆
アレクセイだとわかったのに、死を認めなかったのでは?
やはり、わが子の死を受け入れられない
残された親心のようなものーーという可能性が1つ。
あるいは
死に至らしめたのは、自分たちのネグレクトだという
罪悪感から、死を受容できなかったーというのも1つ。
あるいは
とにかく、死というゴールを避けたかったーというのも…

はたまた、絶望的な解釈は(汗もでない……)
死を否定しながら、息子の存在そのものを
暗闇のような現実の沼に、沈めてしまおというもの…
そうすれば、今、生まれた哀しみすら
はじめからなかったことになる……????
(いや、それはさすがにないでしょ…
親として、人として……
十分に嘆き悲しむべきだもの)

そうして、月日は流れ
夫婦(父母)は別れ、それぞれで生きる。
町には、行方不明のままのアレクセイの写真が
生き続け…

↑どこかに生きている希望―と言えば、聞こえはよいが
亡くなっていたのなら、弔いもされず
祈りもされないままーということかと思うと
いつまでたっても、人の愛(情け)にふれられないのかと
悲しくなってしまう………………………………

実家が処分されていく中
あの両親が、わが子の“遺品“をもっていったとは
思いにくい…orz
記憶からも、消すつもりだろう…….

そんな中、高い木の枝に、引っかかったままのヒモが
細くなびくのが、いい…………
あれは、アレクセイが何気なく、引っかけたものだった。

たとえ、親が忘れ、いなかったことにしようとしても
あのヒモは、アレクセイを覚えている。
彼の存在を、しっかり証明している。

なんかもう、それだけで
アレクセイへの優しさ、思いやり、愛を感じる……
たったそれだけであっても、そのヒモに
私も気持ちを、乗せたくなってくる………………
なんかもう………………………


▼▼▼

ラブレス~愛がない、愛されないのは
本当に悲しい……

愛も“無愛“も、誰にでも、重くかつ軽々しく
ありうることだけに
教訓や戒めを感じつつ、見入った。

“ない“のは愛だけじゃない……




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『湯道』☆最高な湯かげん!愛ラブ湯~♪(*^^)v

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/384169
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


・史朗(兄): 生田斗真☆  建築家
・悟朗(弟): 濱田岳☆   まるきん温泉(銭湯)
・いづみ: 橋本環奈☆  銭湯に住み込み

予告編の大浴場(銭湯)シーンから
楽しみにしていました!(^^)/

弟が継いだ銭湯に帰ってきた兄は
“改築“するつもりでいたが
弟が入院中、自分が湯焚きをすることにー

物語は、銭湯と兄弟の行く末にとどまらず
銭湯につどう人々それぞれの
“浮世風呂“にも、心温まりつつ
“湯道“の作法も、面白い。(^^)/

おっと、五右衛門風呂も良きョ…(*^^)v

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

1.“源泉かけ流し”にこだわる評論家  (吉田剛太郎)

入るたびに、ザバーンとお湯が溢れるのも
贅沢な温泉♪
温泉と言えば、“源泉かけ流し“にこだわるのも
わかりますョ。(^^)/
ふう~極楽ゴクラク~…(*^-^*)
評論家は、銭湯のまるきんが、温泉を名乗るのを
とがめたが、水道水でなく井戸水なので
源泉のようなものだとの反論もあり。なるほど☆

評論家は、温泉の風呂の湯を飲んで“利き湯“したが(汗)
ニュースでは、沸かし湯を不衛生に提供した宿もあり(鬼汗)
それこそ、温泉を名乗ってはいけないかと。


2.老夫婦のお客さん

入る前は、番台のそばで、小競り合いぎみの夫婦も
お風呂のリラックスが、優しい気持ちにさせてくれるのか
帰るときには、夫は妻に飲み物を買ってあげ
妻も夫に、敬意ある優しい言葉をかける。
いいなあ、そういうの……(^^♪

それを聞く番台の兄の心も、ほぐれていくのも良き……


3.湯道

最近は、サウナに“サ道”があるように
入浴にも、湯道があると。
この湯道は、茶道もどき?のようです。(^^♪

手ぬぐいは、“ふくさ”のようで
掛け軸あり、入浴手前あり!
入浴手前かあ~~。なるほど。

ひところは、かけ湯をしてからの入り湯が
最近は、石鹸で体を洗ってから、という“表示“を
各所でみかけ、作法となっている。

(よくいく入浴施設では
「ここで寝そべらないで」という表示が追加された。
たまに、ヴィーナスの昼寝?のように
浴槽の淵で寝ている方がいらしたからかな……(^^♪)

作法の“縁留”(ふちどめ)はすごい!
湯舟ぎりぎりで、こぼさないように入る。
表面張力パッツンパッツンの寸止めと言う感じ。
ザバーンと湯こぼし派の私には、ムリか…(>_<)

劇中、言ってませんが、入浴後には
「結構なお湯かげんでございました」
と言うのかな……(^^♪


4.五右衛門風呂♪

湯道の家元が絶賛した、とある茶屋の湯。
冒頭の水くみの伏線が、回収されていく。

水を汲んで、薪をくべて、温めるだけー
だけと言っても、それが重労働なのだけど
兄弟は、二人で、その風呂の素晴らしさを
体験し、共有する。

それは、入浴の真髄というか
湯の真実が1つ、ここにもあるョ感が
おまけのように見つかって、なんかうれしい。(*^^)v
(これは理屈じゃないのよ、きっと☆)


▼▼▼

Only湯~♪  の歌で
母子の想いをつないだのも
粋だなと思っていたら。
ラストは
皆が、湯につかりながら
湯are my sunshine~♪ を楽しく歌いつなぐ
大団円☆\(^o^)/

あ~、お風呂で温まりたくなってくる~♪(*^^)v



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『土を喰らう十二ヵ月』にかこつけたつぶやき(^^♪

キャプチャ

作品について https://www.allcinema.net/cinema/378786
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・原作: 水上勉
・ツトム: 沢田研二
(以下ジュリー☆)

(見逃したので内容にふれていません。(>_<))

ジュリーが、“年月“を匂わせる作品に出たので
ちょっと思うところと重なって…


▼~▼内容と関係ないつぶやき…
▼▼▼

某アイドルグループ(以下キンプリ)が
丁度5年で、解散でなく
分裂?縮小?すると聞いた。
勿体ないと言えば勿体ない、と思いつつ
そういえば、ジュリーのいたザ・タイガースも
4年くらいで、解散終了したなと……
コンサートで、ジュリーが「君だけにィ~♪」と
指さされたファンは失神した、というほどの熱狂だった
あのザ・タイガースも、数年で終了した……
その“年月“になると、継続するのが困難な状況が
出てくるものなのかもしれないナ……
だとしたら、キンプリも、デビューから数年経って
現状維持が、難しくなったというのも
ありえなくはないことだったのかも……

その後、ソロになったジュリーは、独特の世界観で
ヒットを飛ばした。(親友は応援してた!(^^)/)


キンプリは、“世界“への視野があったというが
ジュリーの射程圏内にも、“世界“があった。
彼は、フランスに行って、フランス語で、歌を歌って
現地のトップ10の4位に入ったと、記憶している。
日本人で、この記録を破った人は、まだいないんじゃ…
(違うときスミマセン)
当時では、かなりの快挙だと思う。
今は、“世界“をめざすとき
配信なら、すぐにできそうなんだけど
(キンプリには)難しい問題があるのかな……????

(音楽とは違いますが、ドラマ・映画『チェリまほ』は
世界200の国や地域で放送・上映されて、人気を博したので
世界へのチャンスは、様々あるのかと)


個人的に、励まされる想いがするのは
ザ・タイガースのドラムのピー♪♪
彼は、解散コンサートのあとすぐに帰省し
その後、高校に復学、大学院まで進学し
高校教諭になった。
雑誌の表紙を飾ったアイドルが、芸能界を引退し
新たな道を開拓した姿には
何かを始めるのに(やり直し含む)、躊躇や遠慮なんて
することはないんだなと、励まされる想いがする。
(私こと社会人になってから、思い切って“進学“した。
女がそこまでしなくてもと、反対もあったが
決心してよかったと思ってる)

知らぬ間に、“年月”は流れ
良くも悪くも、思ってもみなかったところに
たどりついてしまうものなのかな………
ザ・タイガースもキンプリも……
ともあれ“その後”の人生が
それぞれ納得いくものであってほしい!(^^)/


▼▼▼

本作を、なんとか
いつか鑑賞するつもりでおります!(^^)/




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テーマ : 邦画
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映画『第七天国』☆愛する人がいれば天国(^^)/

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/13749
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(サイレント 活弁)

・ディアンヌ: ジャネット・ゲイナー (第1回アカデミー主演女優賞☆)
・シコ: チャールズ・ファレル    パリの清掃人

下水清掃人から、念願の道路清掃人になったシコ。
アパートの7階に住んでいた。(=第七天国)
あるとき、姉に虐げられていた娘(ディアンヌ)を
警官の逮捕から救うため、妻だと偽ったシコは
しばしディアンヌを、住まわせてあげることにしたー

不遇のため、無神論者だった男が
不遇な女を助け、同棲するうちに愛が芽生える。
ささやかな幸せが見えたのもつかの間
第一次大戦が勃発し、男は、戦地へ向かうことにーー

モノクロの中にも、必死に生きている熱量が
熱く伝わってきた。
特に、終盤の夫婦愛の姿には、涙が出たーー


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ)
▼▼▼

1.上を向いて生きよう♪

下水でなく、道路の清掃人を志望し
“上“を向いていたシコは
神父の計らいで、念願かなう。

住まいは、天(空)に近い7階で
天国になぞらえるシコ。

上昇志向のシコは、姉にやられっ放しの妹にも
応戦・反撃をうながし、妹も強い気持ちを
持てるように。(^^)/

“上を向く”シコの有様は、終盤にも現れるーー

2.恋から愛へ♪♪

男と女が、ピンチの出逢いをする。
男のほうは、ソノ気でなく親切心からだが
女は、男と一緒にいないと、生きる術がない…

生きるためだから、相手を選んじゃいられない(汗)
ということもあるかもですが、ディアンヌはそうでもなさそ。
自分を助けてくれた、親切な態度が男前!(^^)/
その好感度だけで、惚れるョ……(*^^)v
そして、同棲にあたり
イヤらしくなく、紳士的な態度も!(*^^)v
その節度にも、惚れるのマシマシ…(^_-)-☆
ああ、この人に気に入られて、好かれて
本当に結婚できたらいいな…………
損得でなく、愛の気持ちだったと思う。
ディアンヌの愛らしい感じが、そう伝わる♪

そうして、シコも愛の気持ちを伝えたのだが
「シコ、ディアンヌ、天国!」
ぶっきら棒だが、まあ良し。これは、二人の“愛“言葉になる。


3.戦争が二人を分かつ

苦しいときだけ神頼みをする者もいるが(汗)
不遇が続くと、失意が募り、諦めは
神の存在を見失う……orz

神を信じないシコは、それだけ
苦労してきたのだろうと思う…….

ようやく、二人は、良き相手にめぐり会え
神に感謝したのもつかの間
戦争で引き裂かれ、恨むことに…orz

しかし、シコは、毎日午前11時に、ディアンヌに
“逢いに来る”と誓ってくれた。
コレ、うれしくないですか?(*^-^*)
言葉に出して言ってくれると、心強い☆
それから、毎日11時になると、二人は
(シコ、ディアンヌ、天国)
心を通じ合った☆♪☆♪

けれど、シコは失明したあげく
命を落としてしまった………..orz

終戦になり、シコの帰りを待つディアンヌには
シコ戦死の知らせが……orz

しかし、ココからの急展開が良き☆!!!\(^o^)/

終戦の悦びにわく群衆を、かきわけて
倒れるように足早に進む、一人の兵士☆
見えないシコが、手探りでアパートの階段を
上ってきた!!!!!!!!
(戦争のどさくさで、亡くなってはいなかったのね!)

ディアンヌと再会したシコ~~~~~~(T_T)

このときシコは、体の中に神を感じ
見えない目に、神が見えているというようなことを
言った………………
(『サムソンとデリラ』のサムソンのよう)

戦争で引き裂かれ、視力を失った戦禍はあれど
彼には、愛し愛される者がいるー
そして、生きて、愛する者の元へ帰ることができたー
これは、神の恩寵ですよね………

不運や不幸は辛い…
けれど、それを嘆くのではなく
残されたささやかな幸せをこそ
感謝し、享受できるほうが、幸せに生きられると思う。

抱き合う二人の姿には
私も、喜びと感動の涙が…….(T_T)
二人でいれば、天国ですもんね♪


▼▼▼

予想以上に、心に響いた作品でした☆
夫婦の愛の物語、良き☆(*^^)v




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『シャイロックの子供たち』☆消えた10億円の回収倍返し!(^^)/

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/384379
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・原作:池井戸潤
・西木: 阿部サダヲ☆ 
 ←軽妙さが絶妙で良き☆

西木の部下(玉森裕太)が、融資金を持参をした折
袋の金が、100万円足りないことが発覚。
敗れた帯封が、バッグから見つかった部下(上戸彩)は
濡れ衣を訴え、西木は了解。
結局100万円は紛失のまま、役員が補填することで
この件は幕引きとなったが
西木は、上記の部下2人と真相を追求する――

“事情”のある人は、一人ではないので(汗)
1本でない真相の糸+αが
複雑にからんでいったのが、面白かった!(^^)/
(お仕事あるあるを感じたり……汗)


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレなし(*^^)v)
▼▼▼

「お金は返せばいいってもんじゃない」 by黒田

序盤は、佐々木蔵之介さん♪(黒田:行員)
黒田は、かつて銀行のお金を“拝借“し(盗み)
競馬に使い、儲けてから“返金“したことがあった。

佐々木さんは、TYドラマ『クロサギ』でも銀行員だったので
イメージが重なる。
そのときは、以前、詐欺まがいのことをして出世し
その後は、国債に手をつけて、後で返そうとしていた。

私の過去の職場でも、お金の紛失が、何度か(汗)あった。
1度目は、私が“差額“に気づいてまもなく
お金の管理職が、欠勤・退職(失踪?)したことがあり
2度目は、万引きのような窃盗…( 一一)
備品の注文に、私的な分を上乗せした人も。(>_<))

とりあえず返金できれば、事なかれで済むかもしれないけれど
10億円ともなると、自腹はむずかしい…(>_<)
10億円融資した会社が、消えてなくなった!!!!
実は、はじめからなかったのだが(汗)
返済すれば済むと、担当者は言いくるめられた……
弱みを握られていて……orz

そんなこんなで、10億円融資のからくりの真相がわかるにつれ
どの人にも、お金の事情があることがわかる。
自分の素行不良での借金まみれでなくても
住宅ローンや、学資資金や、普通の生活を送る上でも
お金はかかる……涙汗。
だから、皆、必死で仕事にくらいつく。滝汗汗汗汗………

「生きていくのは大変だよね」  by 柄本明さん他
本当にそうだと思う。
同僚がイイ人ばかりとは限らす、イジワルな人も…orz
(それでもやり過ごして、仕事しないと!(^^)/)(T_T)
成績が悪いからと、人前でパワハラを受けると
自尊心もヤル気もそがれるよね…orz
心を病んでしまった遠藤さん…回復を祈ります。

気分イイのは、倍返し!\(^o^)/
パーになった10億円融資の回収を
西木がトライする。なぜって?
10億円をウハウハでガメた人の存在を、知ったから☆

しかし“回収“には、トリックがあった。
(サギまがいってこと…)
ソレがバレる前に、“回収“したい。
ヤキモキするが、このスリル最高!\(^o^)/
回収(送金)完了すれば、こっちのもん♪♪(*^^)v

お金のことで、手を汚した者、汚さずに済んだ者。
弱みを握った者、握られた者。
罪を償った者、どこかへ消えた者……

▼▼▼

金貸しのシャイロックが、血の一滴も流さずに
肉1ポンドを切り取れと言われたように
お金のことは、キッチリしないとダメなんです…

返せばいいんでしょ! じゃないし。( 一一)
金品はガメないようにしましょう!(^^)/  教訓か?(^^♪



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テーマ : 邦画
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映画『バビロン』☆リミッター外れてスクリーンに入るほど!(^^)/

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/384737
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・コンラッド: ブラッド・ピット☆  無声映画のスター
・ネリー: マーゴット・ロビー☆  新人女優
・マニー: ディエゴ・カルバ    映画製作志望

1920年代のハリウッドが舞台。
映画は、無声(字幕)からトーキーへの過渡期。
映画製作の“中の人“たちが、映画がらみで
生き様を見せる♪
その熱量は、序盤の乱痴気パーティのタガの外れ具合から
テンション爆上がった!
(冒頭の象さんの、壮大なソソウの激烈な描写からも
本気度を感じたり(*^^)v)


▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)違うときスミマセン
▼▼▼

1.リミッターはとうに外れた!\(^o^)/

本気で仕上げたいことは
制約(リミッター)があったら、できないのかも…….
(黒沢明監督は、交渉して民家の一部を壊しましたよね…)

序盤の狂喜乱舞☆酒池肉林☆のカオスの饗宴シーンは
けっこう長々とリミッター外してくれて
こちらのリミッターも外れ、なかば溺れかけたところで
あの象さんの乱入で、踏まれそうに……?(^^♪

大人数の戦闘シーンも、リミッター外れてた!(^^)/
人も馬も、数の多さで、圧倒されるし
攻めるスピードで、制御不能。(^^)/
撮影用カメラが、無防備すぎて、全滅…というのは
お粗末ではあるのだが……( 一一)
死者が出るのも、ダメなのだが……orz涙。

撮影外のテント内のブラピ(コンラッド)かすめて
槍が刺さったとき(!)の彼の言うことがイイ☆
「槍が新しすぎる。もっと古びたのを使え!」
危ないじゃないか!などというのは、凡人のセリフ。(^^♪
映画にどっぷり浸かった、映画ファーストな大スターは
見るところも感じるところも、違うんだナ~(^_-)-☆

そんな映画界で花咲かせたいネリーこと
マーゴットが、良き☆(*^^)v
彼女のリミッターの外れ具合は
(アバズレ役だからではなくて)
彼女の存在感も、生きる力も
より大きく、より強く魅力的にしてくれる♪  ←絶賛です!

スターになるんじゃない、スターは始めからスター☆
確かに☆
ダイヤモンドは、始めからダイヤですもんね。(*^^)v


2.見せるための演出( 一一)

コンラッドに見出されたマニーは
“音”の映画に、以前は裏方だった演奏者を
出演させる案が奏功し、出世していた。

しかし、あるときの黒人演奏者の件。
ライトで白人に見えるから、黒塗りせよの指示あり。
現場にいたマニーは動揺しつつも、説得側に回る。
映画は見せるものだから、“演出”はアリなんだろうが
彼らは、聴かせてなんぼの音楽家♪
バカにしてるよね……( 一一)
その出演を最後に、その演奏家は映画を去った……

いい作品、いい画を撮るつもりで
大らかに外したリミッターは、制限なく遠慮なく
不躾に、命やらプライドやら
各人の大切なものを、無視や犠牲にもする……orz

よりよいもののために、古いものや
合わないものは、切り捨てられていく現実ーーorz


3.ネリーの借金の件(汗)

1度はスター街道に乗ったネリーだったが
トーキーでは苦戦。(>_<)
しかも、賭け狂いのネリーは、借金がかさみ
返済しないと命の危険もあると
マニーに、泣きついてきた!

マニーの借金の返済がらみで
さらに、見どころを作ってくれるのだが…
密かに愛するネリーのため
マニーが、人づてに工面したのは
実は、小道具のお金(ニセ札)だった!(>_<)

ネリーに代わって、返済にいったマニーは
そのときニセ札と知り、バレないかとハラハラ!(>_<)
―――が、しかし、バレてしまって(汗)
命からがら逃げてきたマニーは
ネリーを迎えに行き、故郷のメキシコへ逃げようと誘う。

が、なんかのんびりダラダラしてるネリー……(汗)
じれったい~~~~~(>_<)
マイペースだわ……( 一一)

挙句、マニーが車を離れたすきに
独り、車を降りてどこかへいったネリー…….
マイペースか!?(>_<)
――――いや、そうではあるけれど
彼女は 、マニーに迷惑をかけないように
すべて諦める選択をしたのかな……………
その後、マニーの遺体が見つかったというが
真相は不明だ。


4.マニーの涙

時代の移り行く波の中で
コンラッドは、自ら命を絶った。
ピストルの音と血しぶきが、間接的ながら
スターの残酷な終わりを、印象づける。

そうしてもっともっと時が経ち
生き延びて、映画から離れたマニーは
家族とアメリカ旅行し、訪れた撮影所も懐かしんだ。

そうして、映画館に入ってみたマニー。

そのとき見た映画が懐かしくても、想うところはあろうが
かつては製作側だったマニーには
銀幕の“中のこと”が、色々、思い出されたよう……

自分が、熱く(命がけで)たずさわっていたことは
思い出が大きな波になって、込みあげてくるはず。
それは、年月が経つほど、古くなるほど
心の奥底で熟成されているからか
満足や感動はもちろん、後悔や無念も含めて
蘇ってくるものだろう……………

今は亡き大スターも、映画の中では永遠に生きている。
(映画ではあんなに輝いているのに、末路が悲しいと
なんともいえない苦しさを感じたり)

スクリーンをずっと見つめるマニーの瞳が
涙で満たされていくのには、胸が熱くなる…………

この作品の喜怒哀楽やシッチャカメッチャカや
乱痴気・ドタバタ・ハラハラ….etc.(象さんの件含む)
あの涙は、すべてをひっくるめていたんだと思う…

あわや、マニーは、スクリーンの中に
入ってしまうんじゃないかと!(^^)/


▼▼▼

長尺だと思ったけれど、終わればあっと言う間!(^^)/
ずっと、胸の真ん中を押されまくった感じ!

ぐいぐい引っ張られて、スクリーンの中に
入ったかと思った!(^^)/
いや、何度か入ったナ……(*^^)v   



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『エゴイスト』☆愛のゆくえ愛の残り香

キャプチャ
<


作品について https://www.allcinema.net/cinema/383674
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・原作:高山真(浅田 マコト)  未読です
  (自伝的作品と)

浩輔: 鈴木亮平  14歳で母が他界
龍太: 宮沢氷魚  トレーナー
龍太の母: 阿川佐和子

浩輔は、トレーナーの龍太と親密になるも
ある日突然、龍太に別れを告げられたー

序盤の何度も見せる濃厚な(汗)ラブシーンからの
突然の別れ……
男性同士の恋のゆくえの話だと思っていました。
しかし、阿川さんの存在は、ダテじゃなかった!


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)違うときスミマセン
▼▼▼

龍太から浩輔へのキスから始まった“交際“は
順調に見えたが、龍太が、突然別れを告げた。

トレーナーとして出逢った龍太は、実は
“夜のバイト“(ウリ)で、母を助けていて
その状態で浩輔と“つきあう”ことに、苦しんでいた。
事情を知った浩輔は
“援助“を申し出、龍太はウリをやめ
まっとうなバイトをすることにした、

早くに母を亡くした浩輔は
母への想いからか
龍太の母のために、しばしば手土産の気遣いし
龍太の家で、(返礼の)ごちそうにもなった。

彼らの関係に名前をつけることもないけれど
宮沢さんの爽やかで涼やかな透明感には
私のイメージするブロマンスを感じさせる
甘美な印象あり☆
優しい雰囲気が、幻のような儚さでもあり……

そんなある日、龍太が急死した----
(二人の愛の物語が、こんなに早く終わリに!(>_<))

浩輔は、龍太にしていた“援助“を
母親にしたいと申し出、母親もそれを受けた。
亡き母への孝行をするように
龍太の母を訪ね、サポートしていた浩輔。
(そこは、龍太の“匂い”も残るところでもある……)

そうこうして、龍太の母は、すい臓がんで入院した!
―と言っても、浩輔には知らされず、近所の人から
聞いたのは、龍太の母が心配させたくなかったからと。

そのとき言った浩輔の言葉が、心をつついた。

それは、自分が龍太を想うあまり
龍太の別れを、ないモノにしたくて
“援助”を申し出、(結果的に)ウリをやめさせたために
安めのバイトを長時間する必要が生じ
母親へのケアが、うすくなったために
病気が進んでしまったのではーという懸念だった。(多分)

見ながら気になっていたタイトルもあいまって
私は、ココで一瞬、浩輔の“エゴ”を感じたのだが…

(とってつけたようだが)
ポスターが言っているように、“愛は身勝手”。
龍太が、浩輔にいきなりキスをしたのも。
二人の豪快な愛の行為も……
好きという気持ちは、相手を想い、相手に向けているが
発している自分の要求(欲求)本位で、ぶつけている。

龍太が、浩輔を想うあまり、ウリの境遇が辛いからと
一方的に去ろうとしたのも、然り。
去られる浩輔の驚きや悲しみは、無視……( 一一)
でも、思う気持ちはあるから、愛は身勝手“にも、納得。

そう言ったら、あれもこれも
自己満足・自分本位・自己都合ではある。
龍太の母のためと、しばしばお土産をくれるのも。
気にかけてくれる浩輔に黙って、入院してしまうのも…
けれど、それらは、相手を思えばこそであって……
受け手が愛だと感じれば、それが愛だと。(by龍太の母)
そうして、お見舞いから浩輔が帰ろうとしたとき
龍太の母が、引き止めた……
(作品は、ココで終わる)
コレも、言おうと思えば、エゴ……
帰る人の都合より、自分の意志を優先して……

作者は、自分の意志や感情に、素直に生きていくことを
良しとしていたのなら
どれがエゴ?誰がエゴイスト?などと、捜そうせずに
各人の行動のすべてを
ああそうなんだと、納得して受け入れられる気がしてくる。

好きならば、こうしてほしければ、エゴでいい。
自分の気持ちを、そのままぶつけるのでいい。
嘘いつわりのない気持ちで。

あるいは
エゴイストは、高山さんがつけていた香水だとも。
それなら、この(自伝的)作品は
高山さんの匂い(香り)=生き方そのものというか……
それなら、すごく納得できる…(*^^)v


▼▼▼

序盤のタフなラブシーンで、ひるみそうでしたが(汗)
ラストまで、見入りました。
え?ココで終わっちゃうの…という後引き感には
余韻たっぷり…………………




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『パパが遺した物語』☆パパの愛は忘れた頃に(*^^)v

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/353514
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(原題: FATHERS AND DAUGHTERS 『父と娘』はジェイクの遺作)

・ジェイク(父): ラッセル・クロウ  作家
・ケイティ(娘): アマンダ・セイフライド

出演者に惹かれて鑑賞☆

幼い頃、事故で母を亡くしたケイティは
同じ事故の後遺症の残る父と、暮らしていたが
その父も、ほどなくして急死――
成人したケイティは、心理学を専攻。
両親を亡くした少女のケアを指示された。
一方、彼女は学内でも、その場かぎりの
異性との不適切な関係を、繰り返していた。

あるとき
父の小説のファンだという男性(キャメロン)に
出逢った――

ケイティの子供の頃と現在を
織り交ぜながら、進む。


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)  違うときスミマセン
▼▼▼

運転中の夫婦喧嘩で、母は事故死。
父は後遺症が残るも、作家の仕事にも
ケイティの世話にも、満身創痍で奮闘。
ケイティとの日々を綴った『父と娘』を
書き終えてまもなく、急死してしまうーー

時間がとび、成人したケイティ(アマンダ)を見る。
元気な姿に安堵するのもつかの間。
彼女は、“尻軽“な醜態をさらした………( 一一)

端的に言うと、“尻軽”は、心のすき間を埋めたいがため
繰り返していたそうなんですが……

父母を相次いで亡くした幼いケイティのその後は
スキマだらけだったんでしょうね………
一時は養女にしたいとまで、言ってくれたおばさんは
イイ人だったと思うけれど
自分の望む愛があるとは限らず……orz

スキマを埋めたくて、異性と“尻軽”まくるとは…
でも、愛のない関係に、スキマは埋まるはずもなく
それでまた、繰り返してしまう……orz

↑この、空しい尻軽ちゃんが
実は、アマンダにピッタリ☆(汗)
彼女の涼やかな透明感が
愛のぬくもりを求める風情があり
美しさが、悲しみに映えるんです。(*^^)v

そんなケイティが、両親を亡くし
無言になった少女のケアをする。
状況は、幼いケイティと同じ。
しかし、なかなか会話できない日が続いたとき
ケイティは、少女を自転車乗りに誘い出した。
その光景は、ケイティが父と一緒に
ワクワクを経験したのと同じ。
今度は、少女と楽しさを分かち合い
心が通じていった二人♪

そうやって、少女は、“無言”という心のスキマを
ケイティへの愛で埋められたと思った。
笑顔のケイティも、心が安らいだと思ったー
けれど
大人になると、愛の意味は、異性にも向かうから……?
スキマはまだある……

ある日、父の作品のファンだという男:キャメロンと出逢った。
(ナンパの口実?でもなさそう……(^^♪)

親しく付き合うようになったケイティなのだが……

私は、本当に彼と付き合ってるの?
彼は、私のこと、本当はどう思ってるの?
どうだったら、恋人・彼氏って言えるの?
これって、愛なの?
私は、愛されてるの?
愛するって、これでいいの?
愛って、何?
愛し方がわからない…………………………
(多分、こんな感じ、たぶん……汗)

ケイティは、キャメロンの留守中
ほかの男と、“尻軽“に……orz
(迷ってもいいが、なぜそうなる……
スキマは、埋まりっこないし
確実に、愛はないのに……(>_<))

ソレを知ったキャメロンは、愛想をつかして
出ていってしまった………………

あああ、わがまま承知で想うのは
そんなときも、ドンと構えて
迷える子羊を受け止めてほしいーなどと…(汗)
ケイティは、決して、ほかの男がいいわけじゃないので。
そこに、愛なんてかけらもないし……

愛がよくわからなくても
愛の足りない心のスキマは、知っていたケイティ。
キャメロンが去り、感じた寒さはあっただろう……..
けれど
彼が、戻ってきてくれたとき
ケイティは、確実にわかったと思う。
迷ったり悩んだりしなくてもいい
本当の愛の存在を!

ふと思ったのは、
タイトル(『父と娘』)になった本のこと。
死の直前に書き上げ、ベストセラーになった。
そのおかけで、キャメロンはケイティに導かれ
ケイティは愛に出逢えた!
とすると、コレは
父の愛娘への愛の執念勝ちですよね!(^^)/


▼▼▼

大人のケイティの“所業“に、共感できず
ビックリした衝撃が強く、尾を引いて
心打たれた感動は、なかったのですが(汗)
ラッセル・クロウの重石のような父の存在が
ラストにも効いていたのは、意外だった☆

ハッピーエンドは良き☆(*^^)v




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映画『ラビング 愛という名前のふたり』☆愛する人と結婚する当然の権利のために

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/359053
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

困難を乗り越えた、夫婦の実話だそうです。

1950年代頃。アメリカ:バージニア州では
異人種間の結婚が禁止されていた。
白人男性リチャード・ラビングと黒人女性ミルドレッドは
ワシントンDCで、合法的に結婚したが
(故郷)バージニア州に住んだため、逮捕されてしまったーー

当初は、法を受け入れた対応をした夫婦でしたが
子供の事故のあと、故郷で合法的に暮らせる“戦い“を
していくことにした。


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

異人種が混ざることに、拒否感を抱く価値観があり
法で結婚を禁じるーー
その根底にあるのは、根強い差別。

人と人の壁は、険しい…
リチャードは、黒人の友達と親しくしているが
それでも、黒人の本当の気持ちはわからないだろうと
黒人の友から、壁をつくられたことがあった。

誰かの密告か、夫妻が逮捕されたとき
夫はすぐに釈放されたが
妊婦の妻は、黒人の身内の迎えがくるまで
返してもらえなかった。
二人は、やむなく、州外で暮らすことにしたのだがー

親兄弟と離れても、子供と暮らせるなら
それでもいいか……
そんな感じで子供たちと、数年暮らしたと思うが
そこは、故郷と違った“町なか“で
子供は、道路で遊んでいた。
そして、ある日、子供が交通事故に遭ったことで
ミルドレッドは、本気で
故郷で合法的に暮らせる手立てを考えた。
(子供が軽傷だったのが不幸中の幸い)

自分のことだったら、我慢したとしても
子供のことは別。命に代えても
全力でなんとかしようとする、親の気持ちはよくわかる!(^^)/

ケネディ司法長官に手紙を書いてみたら
取りなしてくれて、人権団体の弁護士を紹介してくれた!
(無償☆(*^-^*))
バージニアの州法を変えるべく、訴えた!

~中略~  裁判は長い……………( 一一)

そうこうして、誰にでも“結婚する権利“があると
最高裁で判決が出て、異人種間の結婚を禁じることが
憲法違反とされた!(^^)/

国は違うけれど。
今では、普通に享受している“権利“も
ちょっと前、だいぶ前には
当たり前ではなかったことは、少なくないだろう。

夫妻が裁判を起こし、ねばってくれたおかげで
恩恵を受けた人も、少なくないと思う。

それが当然のことーと思っていることを
“権利“として主張しないと、叶わないのはしんどい…

しかし、“当然”の価値観も
時代により、地域により、人により異なるものだから
“権利”や“法“という視点で、いちいち整備されないと
今も人知れず、なにか、我慢を強いられている人には
しんどいことだと思う……(一般論としても)


▼▼▼

1組の夫婦の愛の物語でありますが
法を変え、その後の歴史を変えたのは
貴重な事実☆

語り継がれるべき作品かと。(^^)/





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映画『太陽を盗んだ男』☆女心も盗んでたジュリーwith文太さん

キャプチャ



作品について  https://www.allcinema.net/cinema/146864
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・山下警部: 菅原文太☆
・城戸   : 沢田研二 (ジュリー☆)
  中学の理科教師

中学教師が原爆を作り、それを盾に
警察に、次々要求したー

かなり高評価の本作をやっと鑑賞!(^^)/

犯人:ジュリーとの攻防は、文太さんが演じてる!(^^)/
ソレだけでも、テンション爆上がります!\(^o^)/


▼~▼内容にふれつつほぼ雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

当時のジュリーは、女性のハートを盗みまくっていて(*^^)v
私の親友も、「ジュリーがネ…」と、よく話してくれました♪
(私は夢中ではありませんでしたが、一目置いてマス!(^^)/)

そんなジュリーなら、太陽の1つや2つ、盗めても
不思議じゃないなと……(^^♪

そんな“太陽”とは、“原爆“のことかと思っていましたが
そうではなく
盗んだのは、原料のプルトニウム。
「材料さえあれば誰でもできる」
城戸は、材料をそろえて、自宅で原爆を作った!

城戸は、自分にしか作れないという自負があるわけでなく
誰にでもできるはずのことを、ただ実行してみた感じ。
そこには、できてもやっちゃいけないという
倫理がないのが、残念なのだけど…orz

その前に、城戸は、修学旅行の引率中
バスジャックに遭っていた。
銃を手にした老人が
天皇陛下に会わせろ!と要求したのが
結局、警察に射殺された結末となっていた。

このことがきっかけで、原爆づくりをしたのなら
目の前で、人が射殺されたことで
国家権力への反発?のような気持ちで
仕掛けたのかと思ったのだが
城戸の思惑は、“武器と人質”で、要求をきかせるという
手法に魅入られたようだった。

で、原爆を、自宅で作っちゃうんだからねェ……( 一一)

まず、警察に要求したのは
野球ナイターの延長放送。
原爆もってるゾ!の脅しで
ナイターが延長放送され、ご満悦の城戸。
武器の大きさと要求のささやかさのアンバランス…( 一一)
大詰めのところで中断するのは、確かに気になるが
個人的にはナイター延長は、その後のドラマが
ずれるので困るのだが…汗。

スゴイものを持っていると、誇示したくなるのか
ラジオ放送にからんでみた!(^^)/
DJのお姉さん(池上季実子)は、番組的にノッてくれて
城戸を“原爆の兄ちゃん”と呼びながら
エスカレートしていった。
次の要求は、ローリングストーンズの来日公演♪
(コレは、いいかもしれない…(^^♪)

城戸と交渉したのは、バスジャック事件で活躍した
山下警部☆(文太さん♪)
(彼は当初、原爆犯が城戸と気づかない)
警察の文太さんは、強い正義がみなぎって
かなり良き☆!!!(^^)/

原爆犯が、城戸とわかり
しつこく追いこんでいく終盤!
城戸のピストルに、かなり撃たれて
(ピストルは、水谷豊巡査から強奪したというのも
今では豪華な設定☆)
もう命がないんじゃないかと思っても
ゾンビのごとく(汗)、果敢に城戸に挑む!!
ココは、ありえないほどで、丁度イイ☆
文太さんにも、ジュリーにも
ねばってほしい!(^^)/

そんなこんなで、城戸ジュリーも、射殺されるかと思ったが
主役ジュリーは、しぶとかった。(*^^)v
しかし
原爆製作中に被爆した症状が、ではじめていた…
未来は、明るくなさそうな予感……

いや、そもそも原爆を持ち歩いてさまよっているのが
すでに、末期的でしょ……orz
そして
爆音で終わった。
多分、なにもかも…….orz


▼▼▼

当時、“美しい男“と言われたジュリーが
盗み手にしたのは、人を屈服させる
神のごとき威力。
相性ピッタシ☆(*^^)v

美しいモノは、壊れやすく、はかない—
としたら
作品が、破壊的・絶望なのも、美学かな…
とはいうものの
文太さん=警察との攻防など、ハラハラして
すごく面白かった!\(^o^)/

名作なの、よくわかりましたョ!(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『レジェンド&バタフライ』☆キムタクで見る信長の夢は良き(*^^)v

キャプチャ




作品について https://www.allcinema.net/cinema/383628
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・織田信長: 木村拓哉☆
・濃姫(帰蝶): 綾瀬はるか☆


信長の、波乱に富んだ激烈な生涯は
どんな切り口でも、興味をひかれます!(^^)/
今回は、正室との夫婦の物語と。
信長&濃姫のバチバチした熱気ムンムンです!

史実の出来事を見せつつ
明智光秀の件は、特に、興味深かった。
そして、本能寺……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

信長像といえば、若い日の“うつけ“ぶりと
武将としてのオーラのギャップ。
凍り付いた冷酷さあり
烈火のような灼熱もある。

キムタクさんが、ほぼ信長の寿命と同じときに
演じられたことを思うと
等身大の信長を見ているような気にもなる。

キムタクさんから発せられる、彼独特の
強いプライド感が、“信長!”感を際立たせて
信長を見てるゾ!という心地よさにひきこまれ
本当に、長尺があっと言う間だった。

そして、対する濃姫こと綾瀬さんの
パンチある凄みも、すごく良き☆
さすが、美濃のマムシの娘!という貫禄。

信長がああいえば、バシッと返す。
力強いリターンで、ラリーの応酬!(^^)/
手ごたえある、夫婦の会話は
お互いに、手ごたえのある存在になったのだろうと…

~中略~

斬新だったのは、光秀の件☆(宮沢氷魚さん)

比叡山の焼き討ちは、光秀には
泣く泣く苦しいものだったと思っていたが
今回の光秀は、信長の意に沿い、率先していた。

本能寺の変の理由にもつながるのだが
今回の光秀は、信長には、覇王としての冷酷さに
心酔したキャラになっていた。
ほう………

なので、信長の天下布武をすすめるため
覇王パワハラ超コワい上司の姿を、今一度
信長に印象づかせようと、光秀は
家康の饗応役を買って出て、不始末を演じ
家康の前で、信長に、パワハラさせた。

しかし、やらされてた信長が
情の涙を、キラつかせたのを
家康は、見逃さなかった………

この設定は、個人的には、ムリがありそう…。(汗)
信長は、情の涙(表情含む)は、キラつかせないな……
むしろ、家康に見抜かれたことを察して
パワハラ暴力を、もっとエスカレートさせたかも……汗。

そして、このお食事会のさらなるポイントは
家康こと斎藤工さん♪
え?あの斎藤工さんですよね??!!(>_<)
役者やの~~~~。
短いシーンでも、存在感のインパクトすごかった!
(アレは、いずれ天下とるお方ですよ(*^^)v)

そんなこんなで
信長に“弱さ“を感じて失望したというテイで
光秀が、本能寺の信長に謀反する。

本能寺の変のシーンは、これまでも何度か見たが
シャニムニ突き進んできた男が、ココで、生涯を終えるのかと思うと
心して見入ってしまう……
比叡山で女子供も殺させた男が、業火に焼かれるのもムリないな…
と思いつつも、どうにか応戦してくれと願ってしまう……

火に包まれる本能寺。
信長の遺体は、なかったそうですよね。
なんと!キムタク信長は、逃げ道を見つけ
病床の濃姫の元に帰ってきた!!!!!(^^)/
これが嘘でも伝説でもいい!イイゾ!イイゾ!

濃姫の名は、帰蝶。(劇中、その名で呼ばれないが)
信長が帰りたい場所になっているのが、良き☆(^^)/

そして、二人で、約束通り
南蛮船に乗って、逃避行……….
もう、フィクションでも、夢でもいい…….
(義経も、大陸に渡って、ジンギスカンになったんだし)

ああ、でもそれは
死を目前にした、信長の幻にすぎなかった…orz

~人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢まぼろしの如くなり~

同じ頃、病死した濃姫……
二人は、死出の旅路をともにしたのか…

それは、フィクションにすぎないかもしれないけれど
たとえ政略であっても、縁あって結ばれた夫婦の物語に
愛を残してくれたのは、うれしい。


▼▼▼

濃姫の輿入れから、ずっと見入って
あっと言う間に過ぎた。

バチバチした二人の火花は、愛の炎に変わり
最後のほうは、鳥肌が立つように、心震えた!(^^)/

この“信長”、予想以上に良き☆(*^^)v



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映画『イニシェリン島の精霊』☆終わらない理不尽も永遠かorz

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/384204
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・パードリック: コリン・ファレル
・コルム: ブレンダン・グリーソン
・シボーン(パードリックの妹): ケリー・コンドン


“イニシェリン島”は、アイルランドの孤島。
本土では、内戦が続いていた。

いつも仲良くパブに行っていたのに
ある日急に、コルムから絶交されたパードリックは
困惑してしまったー

コルムが絶交した理由を知りたいのと
二人の関係修復を願いながら、見入る。
けれど、作品案内には、“不条理“の文字があった!(>_<)


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!) 違うときスミマセン
▼▼▼

1. コルムの理由

コルムの理由は、パードリックが退屈なのと
好きな音楽に没頭したいからだと。
(音楽は、永遠に残るものだから)

だからといって
パードリックが話しかけてきたら
自分の指を1本ずつ切って届けるぞ-などと言うのは
言い過ぎかも……( 一一)

納得できないコルムは、なんとか関係修復しようと
話しかけてしまうのだが、あだとなり
コルムは切断指を、パードリックの家に投げ付け
それを口にした愛ロバは、死んでしまった……orz

コルムを恨んだパードリックは、“報復“に打って出た…

2.パードリックの妹シボーン

気丈で、チャキチャキとしっかり者なのが、魅力☆
だが
行き遅れだの愛想がないだの、島の人に言われ放題。
閉塞感、“悪意に満ちた”島の生活で
ひとり涙するのが、痛ましい……
読書を好み、本の世界に逃げていたかもしれない
彼女も、ついに島を出る決意をする。

困惑したのは、兄。
「俺のメシはどうなる」
あああ、ソレ言っちゃダメなやつ……( 一一)

(妻とか姉妹とか同居女性に、炊事(家事)を依存していると
この言葉、出るらしい……
その女性への心配や配慮でなく
自分のメシの心配が先立つという、サイアクの意思表示…(>_<))

島での生活での、理不尽や矛盾や不愉快や不満…
それらを耐えて、諦めて生きることを終わらせた妹は
幸せを手にし、兄にも“こっち“へ来るように誘った。

しかし、パードリックは“理由をつけて”
島にとどまる意志を告げた。
それは、“言い訳”であって
思いきりの悪さ?にすぎないものかもしれないけれど
明確にできない理不尽な理由が
漠然とあったかもしれないことも、否定できない…

3.『イニシェリン島の精霊』

コルムがパードリックと絶交したあとに
完成した楽曲のタイトルがこれ。
この島に精霊などいないが、響きがいいからという理由で命名。
そんなものなのだ………………………………
必ずしも、納得できる理屈や理由があるわけではない、

権力をかさに殴ることに悪びれない警官。
他人に届いた手紙を、平気で読む店の女主人は
売ってやってるとばかり、お客にも横柄でイヤミだ。

シボーンが、島にある“悪意“と言ったが
いわれなく、人に心身を傷つけられるのが
常態化しているような気風?だと
いきなりのわけわからない絶交というのも
その1つであって、普通にある理不尽として
妙に、納得さえできてしまうよう……

4.終われない理不尽

“親友”との“仲直り“・平和的解決を
パードリックとともに、願っていたのだが
愛ロバの死の報復が、容赦なかった。
パードリックは、コルムの家を(予告して)
放火した!!!!

生き延びたパードリックは、“あいこ“として
パードリックに和解を申し出たが
今度は、彼が応じなかった!

自分が仕掛けた“喧嘩“でも、自分が収めたら終わるわけではない。
傷つけられ、奪われたものがあれば
相手の感情は、収まりどころを失う。

本土の内戦は、終わりを迎えたらしいが
「終わらせられないものがある」
パードリックは、和解を拒否した・・・・・・・・・・・・・・・・

この結末、心にパンチくらった……………orz

そもそも、絶交の始まりに明確な理由がなかった。
(退屈だから?なんだそりゃ)( 一一)
理不尽な絶交ではじまった物語は
舞台となった島にあふれる理不尽も見せた。
(そこらじゅうに、あるもんなんだろ……)

わけわからない“不和“は、子供から大人まで経験した。
子供の頃、ナニカを見せっこしていたら
急に、私と話さなくなった子。
その前、仲良くしていたのに、数日休んだら
私だけ、のけものにしはじめた、クラブの子…etc.
相手にはそれなりの理由があるのかもしれないが
人の気持ちや態度は、どうにもできないから…orz

コルムは「音楽は永遠♪」と言ったが
同じように、いかんともしがたい“理不尽“も
永遠に続くものなのかな……
と思うと、すごくすごく、やるせない………………


▼▼▼

辛くかなしい
人間の性(さが)を見るような結末なのに
だからなのか
現実味をおびた納得をも感じた。
そんな自分が、ちょっとさみしい…………orz




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テーマ : 洋画
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映画『若い女』☆31歳女の“あがき“良き(^^)/

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/364074
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ポーラ (31歳) ; レティシア・ドッシュ

同棲した男の家から追い出されたポーラ。
男の愛猫を抱え、友人宅に押しかけるも
妊婦の彼女からは、“猫お断り”と。
頼みの母親も、ケンもホロロで……orz

運よく、住み込みのベビーシッターに雇われて
落ち着けたポーラだったが――

31歳が若いかどうかは別として(汗)
とある若い女の一般論ではなく
ポーラという女の個性と存在感の作品かと。


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

彼氏との別れ(喧嘩)の原因は不明だが
無職の同居人を叩き出すのは、酷いかと…
(彼女いわく、彼の広い家の隅っこにいたら
邪魔にならないのにと)

追い出された直後は、混乱からのイライラと興奮で
病院対応されていたポーラ。
そりゃあ、心乱れ、精神の異常をきたしますよ…orz
そこで、“自由“というワードを聞かされたポーラは
逆上して怒った……

少なくとも
誰にも頼れない“孤独“に放り出されるのは
“自由”とは違う……

ともかく、ねぐらと仕事を捜さないといけない。
誰か、“網”にかからないかと
相手の“人違い”に乗っかってでも
人にすり寄るのは、ズルさというより
生きる必死さのほうが大きい。

そうこうして、住み込みのベビーシッターになり
その家の少女とも仲良くなり
いい転機になりそうだったのだがーー

ポーラは、仕事というより
“友達”感覚のノリで、責任が果たせきれず
少女の母にブチ切れられてしまった!(>_<)
契約解除もまもなく……orz

ポーラという女性は、私の主観では
キャピキャピの
カワイ子ブリッ娘ではなく
キモが座って、マイペースを貫ける
たくましさというか、厚かましさというか(汗)
細かいことは気にしないというか
大らかというより、ルーズな感じの女です。

だからといって、なぜ
男に追い出されたかは不明なのですが
なんと!男が復縁を迫ってきた!!!(>_<)

一時の感情で、追い出したものの
淋しくなったのかな……
ほかの女とつきあったけれど
彼女の大らかさの心地よさを、再発見したのかな…
男心は、わかりかねますが…(^^♪

元彼は、ポーラに仕事をやめろと言った。
(多分、以前のように)
大学で学びたいと思い始めていたポーラには
好都合かもしれなかったが
囲い者(愛人)の立場なら、違うかも……

同じころ、妊娠が発覚したポーラ。
住み込み仕事も失う頃だし
元彼の復縁希望は、渡りに舟か??????

いや、でも…….
一度は、家から自分を追い出した男に
“仲直り”以上の感情が持てるのか??

元彼は、外に出したものを回収する感覚かもしれないが
外に出され、孤独と失意の中で
あがきながら、さまよいながら
どうにか食いつないできたポーラは
孤独の意味も、自由の意味も知った
別の女になっていたと思う。

(いいか悪いかで言ったら、よくはないが)
元彼の子を堕ろし
住み込みの家も出ていくポーラ。

この終わりに際し
何もかも振り出しだけど、まだ若いんだから
きっとこの先もうまくいくでしょうー
と、希望を添えて綴り終わるのが
正解なのかもしれないけれど
私は、ちょっとちがった…(汗)

そもそも、“若い女“と言うタイトルだが
若さキャピキャピの小娘ちゃんではない!(^^♪
(女優さんの実年齢が絶妙で)
若さというより、ちょっとクタビレ感が、やるせなく良い☆(*^^)v

学生生活もそこそこに、愛人生活に入ったあげく
31歳で、世間に放り出されたーーのだとしたら(違うかも)
彼女の“経験“が若いのかな………
マイペースな感じも、オバサンのマイペースではなくて
未熟さゆえの自己世界観なのか………………

31歳という微妙な年齢での“若さ“語りも
作品の挑戦なのかな………………

▼▼▼

“若さ”は、中身か見た目かはともかく
ともあれ
ポーラの骨太の存在感で
31歳女の“あがき“を見せつけられた。

彼女なら、まだ若いから--云々でなく
パンチあるたくましさで
何度でもあがいて、生き抜いていけそう。
その頼もしさは、魅力的に良き☆





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映画『サムライせんせい』☆武市半平太がキリリッと平成に!(^^)/

キャプチャ


作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/361049
↑(あらすじ)クレジットはこちらを参照してください。

・武市半平太(たけちはんぺいた): 市原隼人☆  土佐勤王党

サムライが現代に、タイムスリップします。
TVドラマは気になりつつ未見だったので、映画で。

武市は、幕末の土佐藩士。 →参考


参政:吉田東洋の暗殺がらみで
捕らえられていた武市は、気づくと
150年後の“平成“にいたーー

市原さんのキリリとしたサムライ姿が、ピッタシ!(*^^)v
助けてくれた佐伯さんの学習塾で
子供に慕われる、優しくもビシっとした“先生“も良き。

サムライだけに、立ち回りの見せ場もあるのも
良き☆(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

スーパーで、リンゴを手にするも
いきなりかぶりつかず
一言、店長にツケてもらってから
持ち出したのはよかった。
万引きで、捕まってほしくなくて……
(本当は、ツケなんてないのでしょうけど)

違う時代に来てしまっては、途方に暮れる…
お腹もすくし、気も失う……?

助けてくれたのは、町の有力者の佐伯さん。
ひげ剃りも、スマホも
現代の便利グッズに驚くのは
タイムリープのお約束♪
チョコレートケーキには、ハマった!(^^)/

現代生活に慣れてきた武市だが
元の時代に戻りたい。
妻や元の生活もだが
激動の幕末の彼(ら)は
日本の行く末を懸念し、こうしちゃおれんのだ。
(しかし、先にワープしていた坂本龍馬に
現代日本の平穏を自覚させられる……
先にワープって……汗)

そんな武市(ら)から見たら
佐伯の孫:トラ(♂)の生き方は
フワッと甘っちょろく見えただろう……
いや、彼は彼なりに、不良先輩から喝上げされ
苦労していたのだが…

事情を知った武市は、トラを守るため
バッタバッタと
不良15人“斬り“をやってのけた!
(注:本当に切り殺してはいませんが
悪玉の成敗感は良き☆(^^)/)

しかし、不良の親が、被害届なんか出したので
警察がやってきた……
自分らの喝上げは、どーなのよ!( 一一)

そのとき、丁度、山に行ったまま帰らなかった
塾の子3人を救出した武市(とトラ)は
感謝の渦の中に囲まれ、警察に還れコール!(*^^)v
(そーだ!そーだ!(^^)/)

トラはバイクの後ろに武市を乗せ、その場を逃げたが
車に轢かれてしまったとき、武市は消えていた………

幕末に戻った武市。
その後の運命は、ワープした龍馬から聞いて知っていた。
彼は、切腹の運命だが、妻は、長生きしたという。

ラストシーンは、武市の切腹!(>_<)
一応、コメディというのに,、なんという……orz

武市の辞世が、意味深☆
「ふたゝびと 返らぬ歳を はかなくも 今は惜しまぬ 身となりにけり」

イジワルな役人が
これからの日本を見られずに死んで残念だなと
イヤミを言うが、
150年後の日本を見届けてきた武市にしたら、なんのなんの。
トラのバイクで、妻の墓参りもしてきたし。(*^^)v

そうしてみたら、この辞世は
2回生きてきたのでもう充分、ともとれる。
実際は、無念の死であったであろう武市に
少しでも生きるチャンスを与えたのは
コメディを越えて、熱いものを感じる…………

▼▼▼

高知の偉人のお話なので
地元の方には、桂浜などなじみのある光景ありかと。

りんごの件で、佐伯さんがスーパーへの手土産にした菓子が
「かんざし」
はりまや橋で坊さんが買ったという“かんざし”を
御菓子に名付けるセンス、良き☆(*^^)v




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映画『チェイシング・エイミー』☆その先に待ってた本当の愛(^^)/

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/84045
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ホールデン: ベン・アフレック  漫画家
・アリッサ: ジョーイ・ローレン・アダムス  漫画家

漫画のイベントで出逢った、ホールデンとアリッサ。
運命を感じたホールデンだが、アリッサに
同性のパートナー?がいることにショックを受けたー

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

(1997年の作品。
LGBTQという語は、まだなかったと。)

ホールデンは、好きになった女:アリッサに
同性のパートナーがいたことに
まず、ショックを受けるのだが
アリッサは、さほど深い関係でもなさそうで
(いわゆる、セフレパートナー的な)
さらっとしている。

それはそれで、“克服“したホールデンだが
高校生のとき、アリッサに男性経験があったと
人づてに聞いて、さらにショックを受けた……

ところどころ
下世話に赤裸々な内容を入れてくるので(汗)
作品が誤解されそうなんですが(滝汗)
めざすところは、たぶん、愛の本質☆キッパリ!(^^)/

“普通”にこだわるホールデンには
アリッサの経験した過去は、理解に苦しむ……
しかし、アリッサは、そうやって“本質“を捜しつつ
今、やっとホールデンにめぐり逢えたと思っていた。

しかし、“過去“が受け入れられないホールデンに
ゲイの友人:フーパーXがする助言がイイ…
彼は、黒人であることやゲイであることの生きづらさを
交えながらも、軽妙かつ深い本質をついたことを言う。
それが、なかなか魅力的☆(*^^)v

恋愛もそうですが、自分の(狭い)価値観の中でしか
意味をなさないと(無意識でも)感じているときは
それ以外の“普通“じゃないと感じる人を
無意味に蔑みつつ、拒絶するものーーなのかもです。

運命の人だ!と感じたはずなのに
過去のことを知ったら、受け入れられないなんて
器が小さいだけかと……汗。

ちなみに
その人をとても愛した、自分への証でもあるように
「ナンでも打ち明けてね。受け止めるから。」
などと言うことを、私は真に受けないようにしています。
「ナンでもって言っても、ソレはムリ…」
ってことになるから……(滝汗)。
されど、私なら、覚悟して受け止めますよ。
なれど、昔のことを掘り起こそうとは思わないので…(*^^)v

自分も忘れたような昔のことを、掘り返されて
あれこれ問い詰められても、困るでしょ?
自分の中では終わってることなのに
なぜ、これからの彼氏に、責められなきゃいけないの??
過ぎたことをどうしろと??????
(by アリッサ)

ホールデンは、フーパーXには
男の“幻想”が壊れたショックだと言われる。
恋のはじめには、多少の理想や幻想はありがちだが
大人の恋は、ソコから脱皮しないとーですかね。

ホールデンの漫画のモデルの寡黙な男性が
ホールデンに語ったのが
タイトルになったエイミーを、失ったいきさつ。
このままでは、大切なはずのアリッサを失っしまうと
ホールデンは、やっと気づいたーーーー 

自分は、どんなタイプの人が好きなのか――
聞かれることはあっても
ソレは、話のネタでしかないと思っている。

そのとき、好感をもったり、心惹かれたら
その人が好きなのだ。(*^^)v
ソレが、異性だと、恋なのか友情なのか
いちいち定義が必要な場面もありそうだが
好きな人は好きなのだ。(^^)/
神の愛ほどではないけれど
人類愛というほどすごくなくても
人として、その人が大好きなのだ!\(^o^)/
(↑byアリッサ  でもある(*^^)v)


▼▼▼

下世話なお話があっても、中断せずに鑑賞を。(*^^)v
苦難?の先には
本当の愛が待っているから☆(^^)/





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映画『俺たちは天使じゃない』(1989)☆国外逃亡できるかにハラハラ楽しむ(^^)/

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/3911
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ネッド: ロバート・デ・ニーロ☆  脱獄囚
・ジミー: ショーン・ペン   脱獄囚
・モリ―: デミ・ムーア  シングルマザー 

たまたま脱獄できたネッドとジミー。
国外(カナダ)に脱出する機会をうかがううち
神父に間違われ、国境近くの教会に滞在することになったー

豪華キャストに惹かれて鑑賞☆(^^)/
ネッドとジミーが、国外に脱出するのを応援してしまう。
けれど、悪気のない人々の“邪魔“が入るのが
ハラハライライラしつつ、可笑しい。(*^^)v


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

死刑囚ボビーが死刑執行直前に“反撃”し、脱走!
その場にいたネッドとジミーも
2人組で手錠につながれたまま、どさくさで、脱走!

ボビーと離れた“2人組“は、鹿を轢いたオバサンに
神父と間違われる“幸運“に見舞われ
鹿を成仏?させるために借りた銃で
つながれた手錠を外せて、ラッキー♪(^^)/

国境近くなので、橋を渡ればすぐ国外なのだが
橋には警官がいて、近づきがたい……
すると、あのオバサンにまた会って
神父という設定で、橋の近くまで来るも
別の聖職者が、来訪予定の神父だと思い込んでくれて
2人を、教会へと連れていった……
(ソッチじゃなかったんだが……(>_<))

そんなわけで、橋を渡る機会をさぐるネッドに対し
教会なら安全・安心~と思い始めるジミー。
ネッドの熱いガムシャラさに対し
まったりした邪魔が入るのが、じれったくもオモシロイ。(^^)/

懴悔室で、手錠の足かせを切りたいネッドは
浮気の懴悔に来た男に、“つかまった”…
ネッドにしてみれば、勝手にしろ案件なのだが
彼は、懴悔室の外まで追いかけて
救ってくれと懇願する……
このしつこさは、もはやコントかギャグ……(^^♪

他にも、教会の男性が、悪気なく
“声かけ“したり、聞いてほしくないことを聞いたりして
ハラハライライラする……( 一一)
(ソレ、聞いてどうする?放っておいてほしい…ネッドの代弁(^^♪)

そうこうして
シングルマザーのモリーと出逢ったネッド。
彼女は、懺悔の浮気相手だった。
(浮気というか、“商売“して家計の足しに)
彼女の娘は、耳が不自由なのだが、後にネッドは
その娘をダシにして、聖母の祈りの行列に参加し
橋をわたろうともくろむことになる。  ←面倒なひと悶着あり(>_<)

~中略~  モリーの“まくし立て”に歯が立たないネッド(汗)
        ボビーがネッドの前に現れ、真実がバレそう?(汗)

“聖母の行列“が、国外への橋を越えた頃r
聖母像の影から、ボビーが現れ
耳の不自由な娘を人質に、シッチャカメッチャカに!(>_<)
そして
娘も聖母像も、滝川へ転落!!(>_<)
飛び込んだネッド!(^^)/

聖母像が木像のためか、浮いてくれて
ネッドも娘も助かるのは、聖母の奇跡か!(^^)/
さらに
娘は口がきけるようになる、“追い奇跡”まで!(^^)/

そんなこんなで、ネッドとジミーは
“聖職者“のまま、この地を離れることになりそうだが
ネッドは、モリーと生きる道を選び
なんとジミーは、信仰の道を選び、教会へ引き返した!(^^)/

ジミーの信仰は、よいとしても
本来、来るはずだった、本物の神父2人が
来てしまったら、どうするのかしら……汗。

▼▼▼

ハンフリー・ボガード主演の前作は
ちょっと、つまらないそうですが(汗)
本作は、テンポよくハラハライライラして面白かった!(^^)/




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『とらわれて夏』☆夏の終わりその後のはじまり

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/346919
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(原題『Labor Day』)

・アデル: ケイト・ウィンスレット   息子ヘンリーと暮らす 
・フランク: ジョシュ・ブローリン   逃亡犯

数日、逃亡犯を匿ううちに、情が通じた母は
彼と逃避行までしようとした――

凶悪犯からの脱出スリラー劇でないのは
良かった☆
男が、母子を人質にしたわけではなく
良心的に生活に協力しているのが、良き。
特に、ケイトは、他作品でもですが
とても生活感を感じさせるのが、イイのです!(^^)/
ジョシュも、凶悪犯というより
ワケアリで、本当は“普通の人“という風情がピッタリ☆

スリルがあるとすると
隠れているフランクの存在が、近所の人に
知られそうでコワい……(>_<)

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.心のスキマに

夫が女を作って(汗)、出て行ったというアデル母子。
息子は、母が
夫ではなく“愛”のないことが問題だ、と感じている…

もちろん母親は息子を愛し、息子からの愛もわかっている。
けれど、それだけでは
足りないというか、心細いこともある…
かといって、誰でもいいわけでない。

たまたま出逢った人が、意外にも良心的で
“イイ人”だったりすると
それまでの背景はともかく
“今”の状態で、心惹かれるのも、ムリはないかと……


2.親切やお節介にハラハラ(>_<)

スーパーで出逢ったフランクに脅えながら
自宅に連れてきたアデルだが
料理や、家の修理をしてくれながら
彼の人となりにふれるにつれ
彼をかばう気持ちが強くなってきた。

そんな中、近所の人が来るのは困る!(>_<)
玄関で帰ってくれれば、まだいいが
ママ友は厄介デス…( 一一)
自己都合で、グイグイ迫って
強引に、押し込んで来るから…汗。

パトカー警官も、放っておいてほしいけど
ヘンリーが歩いていたら
家まで送ってくれちゃって(汗)
家にあがって
何か手伝おうとも、してくれちゃって…
(職務質問の1つかもしれないが)

私も、フランクの味方になっていたので
見つからないでほしいと、ハラハラ……(>_<)


3,その後

3人で、カナダへ逃亡しようしした寸前に
自宅は警官に取り囲まれ、フランクは逮捕された。

劇の途中、フランクに何があったのかを
途切れ途切れに見せていたのだが
殺人罪とはいえ、事故のような案件で
彼もまた、夫婦生活に愛を失くした一人だった。

再投獄され、別れが、彼らの結末だと思った。

しかし、幸いにも、人生は続いた。
ヘンリーは、フランクに教わったパイを商売にし
それが、獄中のフランクの知るところとなり
手紙が届いた!
(その前にアデルも手紙を書いたが、刑務所が変わり
届かずにいた)

そうして
あれから同じところに住んでいたアデルのもとに
刑期を終えたフランクが、帰ってきた。
白髪が、年月の長さを語る…………
けれど、逢いたい人に逢える悦びは
今までの月日の辛さを、一気に消し去るはずだ。
逢えなかったことの辛さや寂しさなど
思い出す必要は、ないのだから。
老い先長い時間ではないかもしれないけれど
そんなことは、どーでもいい!!!!!
これからは、ずっと一緒!\(^o^)/
ただそのことだけを幸せに感じれば、いいのだから☆!(^^)/

▼▼▼

原題『Labor Day』は、
“夏の終わり“の時期を、象徴するようです。
逃亡中の数日間は、まさに、その期間だった。

けれど、それは終わりではなくて
その後の始まりだったーーと言う……
いい話だったんですね。(^_-)-☆




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

TVドラマ『SHARK』☆♪あざやかに輝け未来!

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・瑞希(ミズキ): 平野紫耀   ボーカル
・一加(イチカ): 山下リオ  レコード会社社員

ボーカルの急死によって、バンド;SHARKは
デビューが白紙になった。
イチカは、ソロのミズキを見出し
SHARKに“合流“させようとするが
それぞれの意地やポリシーがあり
すんなりとは行かなかった――

記憶にとどめたい部分がありましたので
熱心なファンの方にも、全くファンでない方にも
寄せてない備忘録です。スルーを。(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。  記憶違いなどスミマセン
▼▼▼

主演の平野さんは、野心とヤル気と若さをギラギラさせ
赤いジャケットが、想いのたけを表現☆(*^^)v
イメージで言うと
往年の石橋正次さんのような感じかナ~。
みなぎる強さが、存在感tとして光る。

自分の歌・自分の音楽を
俺様ムードで、バチバチさせているミズキは
バンド仲間とも、トゲトゲしくなってしまい
SHARKの一員としての活動が進まない……orz

~中略~  そんなこんなで

SHARKとして、やっとデビューが見えてきたとき
本部長(♀)が、ミズキを外せと言い始めた!(>_<)
なぜ?メインボーカル無しで??
ソレは、彼女の私怨だった…汗。

ミズキが子役のとき、マネージャーだった彼女は
手を焼かされたらしい……( 一一)
ソレにしても
今は、統括すべき立場なのに
昔の個人的感情で、未来のスターを潰します?(>_<)

ということで
“このライブ“を成功させるという条件を出されるが
このとき、ミズキはのどに故障を抱えてしまい
ピンチな状態に!!!!(>_<)
ミズキもSHARKも、諦めるしかないのか…orz

このとき、ココゾのミズキの魂の咆哮というべき
残しておきたいセリフがコレ! ↓ \(^o^)/

「この一瞬を生きるために、今まで生きてきたんだと思う」
「限界だと思っても、それを超えていかねーと、
望んでた場所には、立てねーんだよ」
(この作品は、ココに尽きるのではないかと(*^^)v)


ミズキがステージに立ち、メインで何曲か歌い
メンバーとも通じ合いながら、ギンギンに盛り上がる♪♪
途中、ミズキのかすれた声を、客席もカバーして
一体化したライブが熱い!!!♪♪♪

そのあと、SHARKがどうなるのか……
気がかりもありつつ、このライブの瞬間に生きていれば
いいじゃないか的な興奮と感激に包まれるのが
いいのかもナ…………


▼▼▼

記事はタイトルは、ミズキが歌ったバンドの曲
『KEEP WALKING』の一節。
若者の未来が、何かにつぶされることなく
輝いてほしい!
応援を込めて☆(*^^)v




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テーマ : ドラマ感想
ジャンル : テレビ・ラジオ

映画『ラーゲリより愛を込めて』☆シベリア抑留された方々を知る意義

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/382116
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・山本幡男さん: 二宮和也     実在の方
・もじみ(山本さんの妻): 北川景子

第二次大戦後に、シベリア抑留された方の実話を
基にしたそうです。
“日ソ中立条約の破棄”を含め、作品として残すことに
まず意義を感じます。

家族の元に帰る“帰国“を信じて耐えた男の
愛の物語である一方
個人的には、戦争の不幸という一般論?には
したくない気持ちもあります。


▼~▼内容より雑談なのでスルーを   見解の違いはスミマセン
▼▼▼

ロシアは、ウクライナ侵攻もありますが
ソ連の頃から、問題を感じています。

日本と条約を交わしていたにも関わらず
ソ連は、1945年8月9日 日ソ中立条約を破棄し
満州(日本領)に攻め込み
日本人をシベリアに連れ出し、奴隷的な強制労働させ
終戦したにも関わらず、10年以上も抑留し続けたー

(ソ連の国際法を無視した横暴には
心底、憤りを感じます。
北方領土しかり、南樺太しかり)

収容所(ラーゲリ)でも、希望をもって強く
耐え、皆を励ましていた山本さん。
二宮さんの明るさと、日本で待つ妻の北川さんの美しさは
作品に希望の火を灯すよう。

そうして数年語、帰国が決まり
東方へ向かう列車に乗った、山本さんたち。
しかし、山本さんら数名は途中下車させられ
別のラーゲリへと移送された・
戦犯の汚名を着せられて……orz

戦犯の汚名は、元上司のウソの密告からだった…
彼は、“右翼反動“とされ、日本人の左翼思想家から
迫害され、心身ともにボロボロになり
保身のために、嘘をデッチ上げていた…orz

それでも、山本さんは彼を赦し
ともに苛酷な日々を励まし合った。
もし、“極限”状態でなければ
そもそもこんなことになっていないし
憎まなくていい人を、憎む必要はないからか…

~中略~  たびたび営倉に入れられる山本さん…orz

帰国への希望を失わずがんばった山本さんだが
ガンに侵されて、余命いくばくもなくなってしまった…orz
いつも皆を明るく励ましていた彼だが
「絶望しないわけないじゃないか!」
その顔は頬がこけ、衰弱していたのが辛い……

元上司の勧めで、遺書を書いた山本さんだが
ロシア兵に見つかると、やたら没収されるので
有志4人で、暗記することにした。
(遺書を取り上げるなんて、ひどすぎて悔しい……)

山本さんのご遺体は、シベリアの地に…
そんな人たちがたくさんいる…
それは戦争だからーではなく
戦争が終わっても、平和にはならず
戦後の非道な行為が続いたせい。
憤りと悔しさのやり場がない……

そして、よう~~~~~~やく、帰国できた方々。
山本さんの遺言を記憶した4人が、次々
山本さんの家を訪れた。

家族へ、妻へ、母へ、子供たちへ……
山本さんの想いを伝言した方にも、
母や妻を亡くした方もいた。
山本さんの遺言は、そのまま自分にもあてまるだろう…
遺言を語るシーンは、涙なしには見られない。

そうして、ずっと夫の帰国を信じて
子供たちに気丈に接していた妻が
泣き崩れ、慟哭する姿に
涙が止まらない………………………

ラストシーンがいい。
山本さんの長男の孫娘の結婚式。
長男さんが、祝辞で父のことを語った。
山本さんの命は体は、果ててしまっても
想いは、朽ちることはない。
(頭の中のことは誰にも奪えない by山本さん)

さらに思いを新たにしたこと。
国や偉い人には、兵隊1人国民1人など
ただ多数の数字の1つにしか、過ぎないかもしれないが
その1人には、親や子供や家族がいて
その1人の不幸が、たくさんの人を不幸にするということ。

しかし、そんなことにめげずに
家族の強い絆で、想いをつないでいくことはできる。
悲惨な事実を、語り続けることはできる。

ソ連は、日ソ中立条約を破棄して、日本に参戦し
連合国の戦勝国になって
国連の5大国になって (ソ連からロシアに代わっても)
他国へ戦争をしかけている……(>_<)


▼▼▼

第二次大戦(大東亜)戦争があったことも
勝敗の結果も知らない大人の方もいるそうです。(汗)
戦争が終わったからといって、平和に暮らせなかった方々
シベリア抑留“された方々がいることを
お知らせしてくれた映画化に、感謝します。





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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『夕なぎ』(夕なぎ)☆ラストシーンに思考停止の余韻(凪ぐ(^^♪)

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/23991
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


・セザール: イヴ・モンタン 金属解体の経営者
・ロザリー: ロミー・シュナイダー  通訳 シンママ
・ダヴィッド:   ロザリーの元彼  マンガ家

シングルマザーのロザリーは、セザールと半同棲で
つきあっていた。
母の3度目の結婚式で、彼女は、元彼ダヴィッドと再会したー

人間(男女)関係の垣根が、わりと低い印象で
出たり入ったりが、サクッと軽やか。
原題は『セザールとロザリー』。
三角関係の行く末はいずこ……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!) 違うときスミマセン
▼▼▼

(ロザリーの母の3度目の結婚式―というのも
ゆるやかで広い男女関係があるような……)
ロザリーは、セザールとの不倫関係で離婚したらしいが
婚姻関係はなく、半同棲で、ゆるく(?)つながっている。

経営者のセザールは、親分の貫禄十分で
裕福がもたらす余裕さもある。
イヴ・モンタンの色気と迫力でもある♪

ゆるいつながりは、ロザリーの
経済的自立の、なせる技なのかも。
好きという気持ちだけで、つながるとも言えるかも…?

その夜は、ロザリーはセザールに
友人とのカードゲームをやめてほしかったのに
ゲーム三昧だったセザール。
あげく、ロザリーに、お酒やら氷やらを“注文“した。
始めは、給仕していたロザリーだが
段々、いやになるんですよ……( 一一)
(店の女の子じゃないヮとか、こき使うナとか…汗)

で、セザールの家を出て行ったロザリー。
そうなると、必死でさがしまくるセザール。

↑いろんな意味で自分の女だと思っているから
必ずしも要求をきかないし
自由に使っていいと思ってる…
自分のものだから、たとえ何があっても
自分を優先して(愛も)くれると信じている…
だから、ひとたび、目の前から消えると慌てる。
ありえないことが起こったから
なりふりかまわず、自分のモノをつかまえに行く感じ……

↑いなくなったら捜しに行くのは、愛の1つなのかもしれないが
強い所有欲と束縛を感じるものでもある。

その証拠に(?)
セザールは、ロザリーに暴力をふるった!(>_<)
そういうのがいやだから
ロザリーは、婚姻関係を避けたのか…

そのとき、幸いにも、ロザリーには
再会した元彼ダヴィッドがいた。
彼女は、彼の元に“行った”。

5年前、ダヴィッドは、姿を消したらしいが
再会した今、ロザリーに一緒に暮らそうと言い出す。
呆れたロザリー……
セザールなら、いなくなった自分を捜すのにと。
いなくなったじゃないかと。

↑ダヴィッドは、自分から獲りに行くタイプでなく
そこにいたら、手にしたいタイプなのか……
絵(マンガ)を描く芸術家で、繊細でやさしいタイプの彼は
セザールとは対照的。
違った魅力の記憶の蘇りか、彼女は、彼に惹かれた。
「あなたは私を捕まえずにとらえ、求めずに愛する人」
Qoo~そのとおりだヮ……(^^♪

~中略~  セザールが暴れたり!(>_<)

セザールはロザリーのために買った家に
ロザリーの家族をバカンスに呼ぶだけでなく
ロザリーの心が安定するからと
ダヴィッドまで呼んだ!!!!!

恋人の好きな人を呼んであげて、同じ家で過ごせます?
いや、そこには、ロザリーの元夫もいたような??
元夫や元彼は友人枠?抵抗はないのかな……汗。
元夫は、娘のパパ枠か?

その後
セザールとダヴィッドは、意気投合し
一緒に釣りに行っているうちに
ロザリーは、失踪してしまった…( 一一)

1度は、険悪にもなった、今彼と元彼が友達になったら
どんなんでしょう……硬い友情が生まれるの???
ゆるい三角関係は、悪くすれば
ロザリーは、二人の共有物????
良く言えば、仲良し家族????
そんな関係、ムリかな……
(私の実家の隣家は、正妻と愛人が同居していたが)

その後、外国へ行ったダヴィッドは、帰国後
セザールの家で同居した。

仕事仲間の友人もいたダヴィッドが、あえて
セザールの家を選んだこと。
セザールも、彼がこの家で在宅ワークすることを
望んだこと。
恋敵同士だった男の心が微妙すぎて、私
どうしたらいいのか…………( 一一)

二人は、バカンスの相談もして、すっかり仲良し♪
(BLではないと思う)
そこへ、ロザリーが“帰って“きた!
二人の男性に、微笑みを向けながら……

ふらっといなくなり、ふらっと帰ってくる
“自由“な女性も、なんて言ったら……(‘_’)
あの男二人の元に乱入したら
どんな“立場“でいるのだろう……

元彼が好きなまま、今彼とも継続中――
ソノ線でイケるんですか???
というか
元彼への想いも、今彼への想いも
すでに、ワケアリの男友達ていどになっているのでしょうか……

そんなラストシーンで、思考停止になった私。
凪ぐヮ……
男二人の親しい関係で、頭の中が暴風雨になったけれど
彼女の乱入で、凪いだヮ………

原題どおりだと
今彼セザールとのつながりが、強そうなロザリーですが
その後の3人の関係を思うと
邦題つけた方のセンス、絶妙にすばらしいと思う!
(私の意図とは違うかもですが……)

▼▼▼

三角関係と一口に言いますが
盗られる、挟まれるとも違った
今までにない男女関係を見ました。文字色

ラストシーンに、思考停止の余韻…
凪ぐヮ~。(^^♪




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『月の満ち欠け』☆ずっと続く必然の愛に救われる♪

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/381575
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・小山内: 大泉洋
・瑠璃(小山内の娘)
・正木瑠璃“:有村架純

“前世”の記憶をもって生まれた瑠璃は、
前世の想い人:アキラに逢おうとしたが―

絶えることのない月の満ち欠けは
人の命の輪廻転生を表しているようです。
前世の存在にちなんだ物語は
思うところ(ツッコミ)ありつつも
希望や救いがありました☆(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)違うときスミマセン
▼▼▼

両親が結婚し、娘(瑠璃)が生まれ
幸せな家族を見るのは、良き☆
しかし、一転
高校生の瑠璃と母親は、自動車事故で急死!
幸せが壊れた小山内……orz

一方、正木瑠璃という女性の物語が始まる。
夫のDVに苦しみながら、親しくなったアキラに
心の救いを感じつつも、関係の継続をためらう。
叶わぬ思いは、映画「アンナ・カレニナ」に託して
アキラは、諦めきれないまま
瑠璃を、踏切事故で失ってしまう。

亡き娘:瑠璃は、正木瑠璃の生まれ変わりだと
小山内は、娘の友人を通じて知るのだが
そのときの小山内の反応が、まず心に響いた。
(↑うまく説明しにくいのですが 汗)
目に入れても痛くないほど可愛がって育ててきた娘は
唯一無二の存在。
誰かの人生の代わりや続きを生きているなどとは
受け入れられない………

けれど、もしそうなら
前世からの命も、娘の人生であるはず。
娘が事故死したのも、前世からのアキラに
逢いに行こうとしたからだった。
(年齢が合わないとか、ココでは心配無用☆(*^^)v)

現世では結ばれない恋人たちが
来世でも、必ず出逢い、今度こそ結ばれようと願うのは
痛々しいまでに、美しいもので(私は好き☆(*^^)v)
その強い想いだけで涙が出て来る………

そんな運命の物語に、また小山内のシーンが
私の胸を打った。

瑠璃の友人から渡された古いビデオを
ひとり、新幹線の中で初めて見た小山内。

小山内は、妻との結婚は、学生時代の
“偶然”の出逢いがきっかけで
自分からプロポーズしたーと思っていた。

しかし、ビデオの中で、妻は
以前から小山内を慕っていて
偶然を装って小山内と出逢い、恋を成就させたことを
幸せいっぱいに語っていた。
小山内の結婚も幸せも、必然だったのだ。
これは、愛の悦びだよ……
妻も娘も亡き今でも、妻の愛も娘の愛も
ずっと前から存在し続けていたもの…….

哀しみの中にあっても
そこに愛があるのだ!と実感できるのは
なんて救われることだろう………………
(私も小山内と一緒に泣いた…….)

そうして、生まれ変わりの物語は、ダメ押しをする。
妻の生まれ変わりと思われる女の子が
小山内のすぐそばにいた…………

↑コレは、ドキッというか、ゾッと(汗)するかもですが
生まれ変わりは、そこら中にいるのかもということで
瑠璃とアキラは、たとえ姿を変えてでも
きっとどこかで
結ばれているのだという希望があるのはうれしい。


▼▼▼

人生には避けられない悲しみがありますが
前世からずっと続く、壮大な愛に包まれていることに
気づかないのかもしれない……
救いのある物語、良き☆(^^)/





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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『母性』☆血で結ばれた母子の深い深いつながりに(^^)/

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作品について  https://www.allcinema.net/cinema/379944
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ルミ子: 戸田恵梨香
・清佳(さやか) ルミ子の娘: 永野芽郁
・ルミ子の実母: 大地真央


娘より実母を愛する母に、愛されたいと思う娘――
ルミ子の“母性“のありかを探るようでしたが
思い当たるフシもあって、興味深かったー
というか、ナニか暴かれるようでコワい…(‘_’)


▼~▼内容にふれて雑談です。 違うときスミマセン
▼▼▼

まず、ルミ子の母が素敵すぎる!(^^)/
美しくて上品で、思い遣りがあって、優しくて
正しい……………
人として女として母として、完璧なオーラ☆☆
ルミ子が“憧れる”のもわかる……
オフクロとかカアチャンでなくて、ママかお母様な感じ。

私の母も、私には素敵だった。
「知性あふれるって感じのお母さんだね」
小学校の参観日では、友人にそう言われた。
言われる前にお手伝いを進んでしたのも
素敵なお母さんが、ボロボロに疲れてほしくなくて。
「ありがとう、助かるわ」
お母さんの助けになれるのがうれしくて。

コレは誰にもありそうです。
お母さんを大好きだから、お母さんと同じ“世界“にいたい。
お母さんがイイと言うモノはイイし
こうすべきということは、そうすべき。
(ソレがしつけだったり)

娘は母から影響されたものを身に着けた
“母コピー“。
料理のコツも、生活の知恵も
生き方の価値観をも。

ルミ子が母の“影響“で、そうでもなかった(汗)男と結婚しても
幸せを作っていけたなら、それでもよかった。
(そういえば私も、母の“推”しで、結婚を決めたっけ!)
新婚のルミ子を、優しく温かく見守る母。
(ある意味、出来すぎ感の強い大地さんがスゴイ…
私を誰だと思ってるの!
母の愛・母性のカリスマ:ハル子よ!みたいな…)

母への思慕が強いあまり
自分を押し殺した?イイ娘を作り込んだルミ子……
(顔色をうかがうイイ子ちゃんでなく
心底、イイ子にふるまうのがしみこんで
義母に対してもそうなった……?)

そんなルミ子が、母親になった。
母性というタイトルが、実は耳ざわりに思っていた。(汗)

実の子が可愛いのは、赤ちゃんがカワイイのとは違う。
よその子とは、全く違う感覚だった。
世話をする、手をかける……
ソレは本能(母性)なのだろう。
しかしソレは、無条件でもないらしかった……….

私の義母が言ったことがあった。
実の子でも憎たらしいこともある…etc.
夜泣きする、だだをこねる……etc.
困らせることもある。

それでも、可愛いカワイイと育てているうちに
もっと情が生まれ、情が移り
たとえ、すれ違うことがあっても
切っても切れない絆が、そこにある。

ルミ子は、娘よりも母親のほうが大切で
火事のとき、娘でなく、母親を助けたいと思った。

↑こんなことある??と思う反面
無くはないかもしれない…………………
大きな娘のまま
母親になりきっていないのか……
いや
子供の前では母親でも
母親の前では、自分は、永遠に娘のままなのかも……

それは、生まれながらの母性とも
育まれていく母性とも、別の問題なのかも…………
私の中で、母子三代の女たちが、グルグル渦巻いた……

~中略~

情けないのが、ルミ子の夫。
夫としても、父としても、“家族“に参加しきれず
避難所のように、ほかに別宅をもった。
ルミ子は、“妻”というより
義母にこき使われた立場は
奴隷のような“嫁“という立場だった。

それでも、よく耐えて仕えたのは
自分を育てた母親への敬意の信念か?
しかし
娘が、泣きながら帰ってきたとき
その気持に、ヒビが入ったか……

家事の時、ルミ子が娘のほうを助けるようにと
祖母が自殺したことを知った娘が
そのことを、泣きながら、ルミ子に告げたとき
ルミ子は、抱きしめながら、娘の首に手をかけた!

母親を失いたくなかった、押さえ込んでいた想いが
そうさせたのだろう………………
ひどい母親なのだが
実母への強すぎる思慕には、胸打たれもする……
(母の死には私にも、悔いがあるから
複雑な想いが混みあがて、涙が出てくる……)

その後、結婚し妊娠した娘に、ルミ子がかけた言葉は
その昔、ルミ子が、母親から言われた言葉。
そうやって、つながっていくのだ…………

娘は、愛してほしいと願った母親(ルミ子)を慕いつつも
きっと子ども(娘)には、母親からしてほしかったことを
するのだと思う。
もしかしたら、ルミ子も、娘にうまく注げなかかった愛情を
孫娘には、十分に注ぐのかもしれない……….

↑ソレは
愛とか絆とか母性とかの単語では表しきれない
憎しみや恨みまで含んだ
血で結ばれた親子の深い深いつながり……

家族たちのことが、色々こみあげて
胸がいっぱいになってきた……………


▼▼▼

母性があるとかないとか
動物の子育てじゃないんだから
私には、そう簡単に使いたくない単語なんです。

「母性」
だから本作は、私には、とても挑戦的に感じました。
いい意味で?母性ムンムンでなかった戸田さんが
敵役で良き☆

ムンムンでないところに潜んだ女の“情“に
私の深いところも、引っ掻き回され
予想以上に、心騒ぎました。
ため息です……………………(*^^)v




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『楽聖ショパン』☆祖国ポーランドを思うショパン

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作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/4375
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・フレデリック・ショパン
・エルスナー教授:  ショパンの師
・ジョルジュ・サンド: ショパンの恋人
・コンスタンシア:   ショパンに祖国の土を贈る


かなり脚色されているようなので、話半分として。
ショパンと祖国ポーランドに焦点を感じました。

ショパンの師:エルスナーが、個人的にはツボ☆
彼は、ピアニストとしてのショパンを売り出すべく
尽力するが、コミカルな風情が良き☆
ドンと構えた大らかな存在感が、かなり印象的☆


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

どんな才能も、それを開花する機会がないと始まらない。
エルスナーは、天才的な弟子のため、尽力する。
ココゾというときは、押す!(^^)/

ショパンはショパンで、ピアノで聴かせる♪
名曲の数々が、次々流れるのも良き☆
聴いているうちに、気持ちも高まって
心ふるえて涙出てくる……

劇中では、ショパンは、ポーランド市民に圧力をかける
権力者に背いたため、パリに“亡命“する。
(その際、コンスタンシアから祖国の土を渡された。
彼は、子供の頃から、ポーランドのために
何かしたいと思い、集会にも参加していた。)

外国にいても、心にあるのは、祖国。
民族楽曲:マズルカやポロネーズを作曲していたのは
ただ情緒的な“ピアノの詩人“とは違う
信念のような強さを感じるものがある。

演奏旅行の続くある日、ショパンは
リストに同行していた女性:ジョルジュ・サンドに出逢った。

ジョルジュは、男尊女卑の時代に抗うように
自分を貫いてきた女性。

ショパンの才能を作曲に専念させるべきだと
考えたジョルジュに合わせるように
ショパンは、エルスナーから離れ
彼女とマヨルカ島へ“逃避行”した。

~中略~

ポーランド情勢が不穏となり
コンスタンシアが、ショパンに資金援助を求めてきた。
エルスナーも、才能を祖国のために使えと
コンサートツアーの開催をうながすのだがーー
その頃、ショパンは体調を崩し、演奏する体力もきびしい…

そのときのジョルジュの言葉が印象的だ。
(本当にそう言ったのかは……)
死にそうな体のショパンにツアーをやめさせるべく
“見捨てろ”と切り捨てた。
それだけ聞くと、冷たい女だなとなりますが(汗)
妻が、夫か夫の祖国かと問われたら
夫の命を守るように動きますよね……

けれど、祖国への想いを抱いていたショパンは
体に鞭打って、コンサートツアーを敢行し
祖国の同志への軍資金を作った。
(そんなとき、アンコールを言わないでほしい…( 一一)
弾き終わったときは、全力使い果たしてるんだから……汗)

そんなこんなで、瀕死のショパン。
最期にジョルジュに逢いたいと言ったが
断わった彼女…………

ああ、最後くらい逢ってあげたらと思うけれど
自分の意見に耳を貸さなかった彼への意地か
あるいは
悲しみを残したくない彼女の弱さか……


▼▼▼

英雄ポロネーズも
木枯らしのエチュードも
何度きいても、いつ聞いても、イイ☆\(^o^)/
心に大きなものが押し寄せて、涙が出て来る。

実際には違いそうなストーリーでしたが
次々に演奏される楽曲からは
ショパンの祖国ポーランドへの想いが、伝わるよう。

楽譜だけではわからないショパンを感じるのに
良き♪(*^^)v



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『デイズ・オブ・サンダー』☆トップガン風味のカーレース(*^^)v

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/15052
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・コール: トム・クルーズ☆
・クレア(医師); ニコール・キッドマン☆
・ラウディ
: コールのライバル

ストックカーレースの話でした。
レースのスピード感の盛り上がりや
トムが、女性をバイクの後ろに乗せての快走で
『トップガン』っぽいナ~と思ったら
製作陣が、トップガンとかぶります。(^^♪

ワケアリで、ストックカーのレーサーになったコール。
逸話を参考にした、数々のエピソードに
事故やロマンス……を置きながら
楽しみは、やはり、レースシーン♪


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

そもそも、カーレースの話だ!と
(見始めてから)知ってから
ストーリーよりも、スピードを感じたいモードに
頭がシフトいたしました!(^^)/

(思い出されるのは、その昔
後ろにつけていたミハエル・シューマッハーが
1台2台と、気持ちいいほど
ごぼう抜きしていったレース。
映画で、アレ見たいナ~)

コールは初戦で、ラウディから
“歓迎“(いじめ?)の衝突をされる。(汗)
(が、コレはカワイイもので(汗)
あとで二人は、レンタカーでも競争し合って
車をボコボコにしてしまう……( 一一))

クラッシュの煙で見えない中
突っ込んだら他の車と衝突してしまい
大けがをしたコールは、ラウディともども入院し
担当医のクレアと出逢い、親しくなる。
(この事故は、出逢いのお膳立てか?(^^♪)

トップガンでもそうえすが、トムは
パンチのあるしっかり姐さんタイプを虜にして
自分も落ちるのが、なんか合ってる。(*^^)v
(役を越えて、そのままニコールと結婚したのも
運命のような…(*^^)v)

~中略~

復活ができなくなったラウディは、コールに
“代役“で『デイトナ500』に出てほしいという。

↑くされ縁の友情ムードになるが
勝つためには手段を選ばないラウディのために??
と周囲の疑問もあったりして
コールは、自分の車を用意してもらって
自分の名前で、参戦した。
(そのあとのラウディの選手生命までは描かず)

最後尾につけたコール。
そうそう!ごぼう抜きの準備OK!(^^)/
衝突・リタイアした車数台を抜いていくなどして
段々、上位に上がっていくコール♪

そうしてついに、1位を争う位置に!
外から抜こうと外を攻めるが、なかなか……
けれど、外と思わせて
スッと内側から並んだコール!
↑ココの、スッと入るなめらかさ、良き!(^^)/
そのまま
1位でゴールした!!!
(わかっていても気持ちイイ☆)

▼▼▼

トップガンっぽくてもいいです!(^^)/
ソレが、トムに合ってると思うし
そんなトムを、カーレースでも
見せてくれるのは、むしろラッキー♪♪

気分転換に良き☆(*^^)v




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映画『ある男』☆正体さがしから写り移る“ある男“

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作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/378671
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・城戸(弁護士): 妻夫木聡
・里枝: 安藤サクラ  シングルマザー  次男は病死
・谷口大祐(偽名): 窪田正孝  林業

離婚後、実家の文具店を手伝っていた里枝は
画材を買いに来た大祐と出逢い、再婚。
前夫の子(長男)を可愛がってくれ
二人の間に長女も生まれた。
幸せに暮らしていたある日、大祐は仕事中
倒木の下敷きになり事故死してしまった。

後日、焼香に来た大祐の兄が
別人だと言い出した。
里枝は離婚の際、世話になった弁護士:城戸に頼み
夫の身元を明らかにしようとしたーー

夫が誰なのか?何のために別人に?
ということを知る話ではあるのですが
主演が、弁護士:城戸なんですョ……
コレも気になるトコロ……

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ要反転!) 違うときスミマセン
▼▼▼

1. 大祐の正体さがし


彼は、殺人犯の息子という十字架を背負っていた。
親と子は別人格と言っても、世間の目は冷たい。
別人として生きるため、戸籍ロンダリングをしていた。

彼は、ボクシングを習うのだが
自分自身を殴るためという理由が辛い。
顔が、父親とそっくりなのだという……orz

そんな彼が、別人になって、結婚し
妻の連れ子を可愛がった。
理想の家庭、理想の父親になった幸せだったと思う。
(個人的に、不遇な子供時代を過ごした方には
幸せな結婚をして、幸せな家庭を満喫してほしいと
願っています。上から目線でなく。(^^)/)

名前を変えて、本人は幸せに生きられたが
再婚相手には、迷惑をかけてしまったのは
残念なことではあった……


2.弁護士:城戸のこと

大祐のことを調べてくれたのは、城戸弁護士。

途中、在日外国人とかヘイトスピーチetc.とか
チョイチョイ入るのだが
それらについては、各自思うところあれば
各自で処理すればいい…と思っていた。

しかし、そうも行かなかったのは
城戸が、在日3世で日本に帰化した方だったから。

外国籍への生活保護に対する意見を耳にしたとき
苦笑いしていた城戸には、思うところあっただろう。
戸籍を売った受刑者に接見したとき
日本人でないことを指摘されたときも
複雑な感情を、抱いたかもしれない……

大祐が誰なのか、彼の“本名“を捜しながら
名前を変えることについて、城戸には
思うところがかなりあったのではないか。
国籍を変えた城戸も、ソレを経験したことがあるだろうから…


3.ラストシーン。

城戸は、バーで見知らぬ男に
あたかも“大祐”であるようにふるまった。

本当の自分を知らない人には
知らないままでいてほしいこともあると思う。
大祐(仮)は、ボクシングでリングネームを名乗ったし
SNSでは、ハンドルネームを誰もが使う…

自分も、“ある男“”名前X”になり得るのは
興味本位ではないと思う……

▼▼▼

後ろ姿で、顔を見せない画を見せたラストシーン。

亡くなった“ある男“を通して
それが、もう一人を写し
やがて、普遍的なことであるような……

深く引き込まれた作品でした!(^^)/




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テーマ : 邦画
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映画『ザリガニの鳴くところ』☆湿地に生きた彼女の人生譚:真実は1つ

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/384781
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・カイア:デイジー・エドガー=ジョーンズ  湿地に一人で住む娘
・テイト(♂): カイアの友人
・チェイス(♂): 裕福な青年  遺体で発見


湿地のやぐら下で、チェイスの遺体が発見された。
遺留品からカイアは逮捕され、裁判にかけられる。
弁護士に語ったカイアの境遇が、映像となる。

“湿地の娘”と呼ばれ、“町”の人から蔑まされたカイアは
元は、両親と兄姉と住んでいた。
しかし、父のDVから、母も兄姉も去ってしまった、
父と二人きりでも、うまく立ち回っていたが
その父もいなくなったあと
カイアは湿地で拾った貝を、親切な店に売って
生きながらえてきた――

数奇な境遇の娘の生きざまを、応援しながら見ています。
殺人犯なんて冤罪だ!と思いながら。
そんなゴールは、判決ではなかった。
そのあとも、彼女の人生は続くのだが――


▼~▼内容にふれて雑談です  (▽ネタばれ)   違うときスミマセン

作品には悪い男が2人。
① カイアの父親(DV夫)と②チェイス(クズ)。

気分で暴力ふるうのは、ホント困る……( 一一)
① 日常茶飯事のDV夫も困るが
② 豹変して暴力をふるう(元)彼氏も困る…

ひとりで生きるカイアを気にかけてくれる善人は
お店の夫婦。
特に奥さんは、聖書の教えを夫に示して
ためらいなく、救いの姿勢を見せていく。

↑どんな形でも、心に“神様”の存在は必要だと思う。
自分の善行の規範となるし
謙虚に生きられると思うから。
お店のご夫婦の思いやりは、心強い。
“町“の人に、彼らの爪の垢でも煎じて飲ませたいョ。

子供の頃から川で顔なじみのテイトと
親しくなっていったカイア。
漁師の息子だが、家業を継がず
大学に進学するという。
彼は、カイアに文字を教えたり、本を貸してくれたりして
カイアの助けになるイイ人☆
恋が芽生えても、欲望に走らず、彼女を“大切”にした。

そんな彼とずっと幸せにーと願うのだが…
独立記念日には、大学から戻ると言うのだが…
(『木綿のハンカチーフ』にもあるように)
彼は戻らなかった………orz
事情も変わるから、仕方ないかもしれないのだが
失恋の痛手は大きい……orz

そうこうして、(女グセの悪い?)
金もちボンボンのチェイスが、すり寄ってきた。

失恋の痛手もあってか、彼の“押し“を愛と思い込んで
イイ仲になったカイア。
(でも、どーも、鼻につくのよ、チェイスは……( 一一))

~中略~  やっとテイトが戻るが赦せないカイア…

やがて、チェイスが本性のクズ性を表した。
婚約者がいるのに、カイアを弄んでいた。
関係を拒否したカイアに暴力をふるい
カイアの家もメチャメチャにした。
暴力で“支配“するように、その後も付け回した!(>_<)

カイアいわく
孤独でいるのと、恐怖におののくのは違うと。
暴力人と関わる位なら、ひとりでいるほうが百倍まし。

かつて子供たちを置いて“脱出“した母親は
母親失格かもしれないが、そこまで追い込まれたということ。
カイアも今その立場になって、母を理解できたのが
いいようで悲しい……

カイアは、テイトの勧めで
湿地の生物のスケッチの出版に成功し
新しい世界を切り開いていた。
(結局、テイトはイイ人ということで☆(*^^)v)

そんなときに、チェイスが変死し
カイアが、容疑者になってしまったのだ!(>_<)

裁判では、“湿地の娘”という蔑視線の色眼鏡でなく
アリバイもあるし、公平に判断してほしいと
弁護士が訴えた甲斐もあり
カイアは無罪となった。(よかった☆(*^^)v)

そうして、カイアはテイトと結ばれて
死ぬまで幸せに暮らしましたとさ……
――なんですが……

▽要反転▽ ネタバレ!


年老いたカイアの死後、テイトが見つけた
とあるノート。
そこには、チェイスが死の時に着けていたはずの
貝のペンダントが、はさまっていた。
チェイスに襲われて、殴られ、慄いていたカイア。
彼女の“生態系論“からすれば
捕食者を葬るのもありで
死は(悲劇でも)罪でもない。
事故か意図的かは不明だが、カイアがチェイスの死に
深く関わっていたのが、事実のよう……
(多分殺したのかと)
それこそが
ザリガニの鳴くところまで、逃げ切ったということか…


▽▽▽
▼▼▼

母は、カイアに、危険なときは
“ザリガニの鳴くところ”まで逃げよと言ったらしい。
子供の頃から、たくましく生きてきたカイアは
幸せをつかみとり
生き切って、逃げ切ったー

私は、ソレでいい。



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