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映画『最後まで行く』☆ノンストップに“轢き“込まれる!(^^)/

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/385943
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。(リメイクだそうです)

工藤刑事: 岡田准一☆
・矢崎監察官: 綾野剛☆
・仙葉(親分): 柄本明☆
  工藤と癒着
・尾田(チンピラ): 磯村隼人☆  工藤に轢かれる

予告編では、チンピラの工藤を、スマート刑事の矢崎が
追っているのかと思っていました。
が、工藤も矢崎も警官だった……

母の危篤で、急いでいた工藤の車が
人を轢いてしまった!
同時期、工藤とやくざとの癒着疑いで
署に、監察官(矢崎)もくるという……
工藤の“不運“がどうなるのか、どうするのかに
見入っていたら、時間が巻き戻った!
不運な人生は、工藤だけではない(汗)。
轢かれた男にも………滝汗。

工藤と矢崎の関係が、いい意味で
トンデモないです…( 一一)

裏でナニが起こっているのか、真実はなんなのか
サスペンスの謎解きが
二人を太い軸にした経過となっていて
刺激的だし、すごくテンポよい!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!!!)
▼▼▼

1.あわてる工藤(^^♪

人を轢き殺した工藤を、かばうわけではないですが(汗)
バレないように悪戦苦闘するサマを、応援してしまう。

とりあえず、遺体をトランクに入れるも、ときは年末、
飲酒検問に止められる…汗。
あわやというところで、通りすがりの監察官:矢崎が
うまく入ってくれて、かつ
母の危篤(~死去)ということで、立ち去れて、遺体はバレず。(*^^)v

遺体を母の棺桶に隠すのは、不謹慎ながら、ナイス☆
(スマホを取り出してないので、鳴るのはキケン…)
しかし、安置所といえど“安置“でもなく
業者がやってくるので、油断できない工藤……(>_<)
(このドタバタヒヤヒヤは、コント…(^^♪)

しかし、そのまま“被害者“を荼毘にふすわけにはいかない事態に!


2.轢かれた男:尾田

あわてて飛び出して、工藤に轢かれた尾田は
実は、矢崎に撃たれていた!
二人はグルで、大金を保管していたが
尾田が裏切っていた。
(しかし、二人そろっての“キー“が必要だと
尾田は知らずに、失敗した)

轢かれる前に、ほぼ殺されていたとわかり
ホッとする工藤だが、そんな安堵は
無意味になっていく展開に、ドキドキ……汗。


3,矢崎

署の汚職疑いを、調査するために
年末の、しかも自分の結婚式の当日に
監察に出向いた、矢崎監察官。
なんて職務に真面目なんだ……
頭かたいほどの正義感なのか……
と思ったら、ちがった。( 一一)

矢崎は、上司(妻の父)に命じられて
ヤミ金を、管理していたのが
尾田に裏切られ、立場が危うい……汗。

~中略~

金庫を開けるのに、尾田の“指紋“が必要なので
工藤から、尾田の遺体を奪いたい矢崎は
工藤の娘を、人質にとってまで!(>_<)
(↑矢崎=綾野は、『日本一悪い奴ら』って感じ……( 一一)

工藤は工藤で、尾田の指を切り取った遺体を矢崎に渡し
自分がカネを奪おうと、案外、あがく。(^^♪

そんなこんなで、工藤と矢崎の戦い
(泥仕合&流血の惨事)が、最後まで続く――
(↑矢崎は不死身なの?ゾンビ?
苦笑するほど、奇跡が強い。(^^♪)


4.仙葉の親分(汗)


工藤・矢崎・尾田が、ドタバタ・ジタバタするさまを
“面白い“と、気分転換に楽しんだと思った本作。

↑工藤も矢崎も、警察じゃけェ何してもエエんじゃ…のノリだと
感じていたのだが……
漁夫の利をかっさらったのは、その3人にうまくからみついた
仙葉だった!!
(そうだ!ヤクザの親分こそ、何でもアリじゃけェ…だった!)


そして、もはや蛇足的に(汗)
工藤vs.矢崎が、最後の最後の最後まで、つづいた…………
(銭形警部が、ルパンをどこまでも追いかけながら
なんだか楽しそうに終わるような……爆)

▼▼▼


汚かったり、痛かったりする話ですが
ノンストップに面白くて、引き込まれてしまった!
ちなみに
引き込まれるの“引く“は
“轢かれる”の“轢く“でも、ココではOKな感じ。(*^^)v





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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『グッバイ、レーニン!』☆息子の語りは“東”の母への想いを綴る

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/318878
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

アレックス: ダニエル・ブリュール☆
・父: 西ドイツへ亡命
・母: 反動で東ドイツに忠誠を尽くす教師

アレックスが、反体制のデモに参加・逮捕されるところを
目撃した母は、ショックで(心臓発作)昏睡状態に。
その後、ベルリンの壁が崩壊し、東西統一したドイツ。
8か月後に覚醒した母にショックを与えないようにと
アレックスは、旧東ドイツのままの生活を継続して
母を、自宅療養させることにしたー


▼~▼内容にふれて雑談です。 違うときスミマセン
▼▼▼

あらすじからして、最後には、母が
「東西ドイツの統一」=「社会主義の消滅」
=「祖国:旧東ドイツの消滅」を知るのかと思い、
真実を知ったあとどうなるのかーーと思っていました。
しかし、そうではなかったのが、予想外で
深かった!(^^)/

母は、父が女性がらみで西側へ亡命して以来
東ドイツ・社会主義に、命を捧げんばかりになった。
夫=愛するものの代わりに、なにかに
魂を預けたくなったというのもアリだが
子供(アレックスと姉)のためにも、体制に傾倒するほうが
有利だったかもしれない。

まずは、旧東ドイツの生活の継続の苦労…汗。

西側の文化が入ってきてからは
商店には、みごとに、東側の商品が消えていた…汗。
仕方なく、ゴミ置き場で、例の空ビンを見つけて
詰め替えたアレックス………
(私、コレやったことある……汗。こだわりの強い相方に
面倒を避けたくて、件の外箱に入れ替えて
何食わぬ顏で、提供したことが…………(>_<))

TVを見たいという母に、困ったアレックス。
ビデオを借りて、ごまかしていたが
同僚に協力してもらって、ニュースもどきの映像を制作。
そこまでするとは!涙ぐましいョ……

そんなあるとき、アレックスが仮眠中に
母はベッドを離れ、外に出てしまった!
そこには、西側の人々や西側の車が!!!

そのとき、母が見たのは
ヘリで運ばれていく、同志:レーニン像………
(グッバイレーニンの光景だが、まだ母は、レーニンに
別れを告げる状態ではない………………)
ああ!わかっちゃう~~~(>_<)と思ったが
幸いにも
そう簡単に、事態を飲み込めるはずも.なく……

アレックスは、西ドイツの難民が押し寄せたことにした。
西ドイツの資本主義が、東ドイツの社会主義化したことに。
(逆なんだけど)

母のためと、古き東ドイツの維持を演出していたアレックスだが
それは、自分の理想としていたものだったと
気づき始めるのが、ニクイ。

ママ大好きのアレックスは
東ドイツの“体制“が母の大切な世界で
守るべき母そのもの?と信じていたようなのだが…

容体悪化した母の激白!!!という展開が良き☆

実は、母は父と西側に亡命するつもりでいた。
先に亡命した父は、女性がらみでなく
何度も母に手紙を送っていたことも、判明した。
しかし、子連れでの亡命に、危険を感じた母は
亡命を諦めた上で、体制に、過度に迎合し
生きてきたのだった。

ドイツが東西に分断された不幸と、、それでも
強く生きてきた母の生き様が
いっぺんに、強烈に、つきつけられた瞬間だった。
(ドイツでは大ヒット作品だそうですが
多分、経験的にも、思うところある人が多かったのではないかと。)

アレックスは、母のために、滑稽にも必死に
東ドイツを演出してきたが、心の奥底では
母の希望は、西側にあったのなら…………………
息子の気持ちも、複雑に揺らいだだろう………

自分の思う“東ドイツ“を演出したアレックスには
その世界こそが、母と一体化した良き思い出であって
母に“西側“を認知させることは
母の存在と思い出が、消えてしまいそうで
自分のためだったのではないかと………….
それは、彼の無意識だったかもしれないが
母は、最期まで、東ドイツの“西側化“を
アレックスから知らされることなく、この世を去った。

しかし、死に目に、夫に逢いたいという、母の願いのため
アレックスは、父を探し出し
父は、母と二人だけで、語らいの時間をもったので
母は、東西ドイツの統一を知った上で
アレックスには、知らないふりをしていた可能性も……?

何が本当によかったか、わかりかねることはある。
けれど、もはや、西側化した東ドイツでは
グッバイレーニン状態なのだから
東ドイツ(社会主義)の良き思い出も、悪しき制約も
すべてまるごと、さようならなのだ。

母もその状態で、天国に旅立ち
ただ安らかであってほしいと、願ったかと……
その割には、遺灰を、違法にも空に打ち上げて“散灰“するという
大イベントで送ったのも、それはそれで良き☆(*^^)v


▼▼▼

東西ドイツの統一後
東ドイツ時代を懐かしむ風潮(オスタルギー)も、生まれたそうですが
過ぎてみると、いい思い出だけが、蘇えることもありますよね……
(大ヒットはそのためかな…)
東も西もあるけれど
アレックスの語りで、綴られたような本作は
母への想いの強さなんだな、きっと…………




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『リード・マイ・リップス』☆ロマンスとクライムでドキドキ

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/318519
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ポール: ヴァンサン・カッセル☆ 仮釈放中 カルラの助手
・カルラ: エマニュエル・ドゥヴォス 秘書 補聴器使用

若い女が若い男と出逢う、オフィスラブを匂わせつつ
ヴァンサン・カッセルのクライムな香りが、効いています!(^^)/

ストレスで?倒れたカルラは、
窃盗その他で仮釈放中のポールを
助手として雇えることになった。

業務をこなす中、オフィスのポールに
“借金取り“がやってきたー  ←クライムの始まり!(^^)/

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.カルラのストレス(>_<)

不満の1つは
同僚男からの蔑視と嫌がらせ。

耳が不自由だからか、女だからか、なんとなくか
彼女の机に、使用済みのコーヒーカップを置く男!(>_<)
(書類にこぼされる……(T_T))
食堂で、男に言われてる悪口も
唇が読める彼女だから、“丸聞こえ”だし……( 一一)

蔑みだけでなく、仕事では、彼女の“手柄“を
男に横取りもされ!(>_<)

そんな彼女が家でひとり
“オシャレ“を意識するのが、ミソ☆
ソレは、気分転換だけでは、なさソ……
別の不満解消というか…
男性からは、よく見られたい願望というか…
複雑な感情を抑え込んだ、カルラの
たくましくも、繊細な表情が良き☆

そんな気持ちから、カルラは
助手に若い男を希望したと思う。


2.危険でナイフのようなポール♪

そして採用されたポールは
窃盗その他で、仮釈放中だった。
不慣れなオフィス作業だが、カルラといいコンビに。

カルラは、窃盗歴のあるポールに
仕事の邪魔をした男から、書類を盗んでもらい
仕事を取り返したのだが
コトはそれで終わらず……

ポールは、借金のカタに、ボスの呑み屋で
夜、働くことになってしまった……のだが
ポールは、ボスの家から大金を盗むべく
カルラを誘い込んだ!
(書類を盗んであげた“借り“が……汗)

↑この“流れ“が、危険でギラギラしつつスムーズなのは
ヴァンサン・カッセルの醍醐味☆
普通じゃ終わらないナーーという
クライムのスリリングな感じが、スマート☆(*^^)v

役に立つのは、カルラの読唇術。
ボスの家を、向かいのビルからのぞいて
会話を読み取る。
見つかったらどーしよーと、ドキドキ…

~中略~  そんなこんなで、ポールがボスにつかまるが
        ピンチを切り抜けるための秘策あり!(^^)/


3.“作業”のあとは(^^♪

カルラは、ポールを相棒的な恋人に思っていたよう。
出なけきゃ、大金を盗む犯罪に手を貸さないでしょ。
カルラは、大金より、ポールと組んで“作業“することが
嬉しかったのかと。
しかし、ポールは、現実的なのか
ひとり、航空券を用意していた…………

裏切られた悔しさからか、カルラは、
独り占めをほのめかしもしたが
本心ではなさそうで。(^^♪)

その後、“中略“のピンチあり
カルラは、ポールを助け、車で逃走!
ラストは、アツアツイチャイチャに♪♪♪
(あのイチャイチャは運転中か!?汗)

なんだかんだ言って
カルラはポールが、甘いムードで好きで
ポールも、しっかり姐さん的なカルラに
惹かれたんだね……
ラストの危険なイチャイチャも、嬉しいョ(*^^)v

▼▼▼

カルラの女友達や
ポールの保護司の“事情”も
二人の愛のゆくえを、微妙に彩っていく。
(保護司の件は、ラストにカルラが唇を読みますが
もっと深いところまで読む必要がありそうな“闇“あり。
滝汗です。)

ヴァンサン・カッセルの危険な香りが良き☆
彼がバーテンなら、たぶん落ちる♪(^^♪



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『第七天国』☆愛する人がいれば天国(^^)/

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/13749
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(サイレント 活弁)

・ディアンヌ: ジャネット・ゲイナー (第1回アカデミー主演女優賞☆)
・シコ: チャールズ・ファレル    パリの清掃人

下水清掃人から、念願の道路清掃人になったシコ。
アパートの7階に住んでいた。(=第七天国)
あるとき、姉に虐げられていた娘(ディアンヌ)を
警官の逮捕から救うため、妻だと偽ったシコは
しばしディアンヌを、住まわせてあげることにしたー

不遇のため、無神論者だった男が
不遇な女を助け、同棲するうちに愛が芽生える。
ささやかな幸せが見えたのもつかの間
第一次大戦が勃発し、男は、戦地へ向かうことにーー

モノクロの中にも、必死に生きている熱量が
熱く伝わってきた。
特に、終盤の夫婦愛の姿には、涙が出たーー


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ)
▼▼▼

1.上を向いて生きよう♪

下水でなく、道路の清掃人を志望し
“上“を向いていたシコは
神父の計らいで、念願かなう。

住まいは、天(空)に近い7階で
天国になぞらえるシコ。

上昇志向のシコは、姉にやられっ放しの妹にも
応戦・反撃をうながし、妹も強い気持ちを
持てるように。(^^)/

“上を向く”シコの有様は、終盤にも現れるーー

2.恋から愛へ♪♪

男と女が、ピンチの出逢いをする。
男のほうは、ソノ気でなく親切心からだが
女は、男と一緒にいないと、生きる術がない…

生きるためだから、相手を選んじゃいられない(汗)
ということもあるかもですが、ディアンヌはそうでもなさそ。
自分を助けてくれた、親切な態度が男前!(^^)/
その好感度だけで、惚れるョ……(*^^)v
そして、同棲にあたり
イヤらしくなく、紳士的な態度も!(*^^)v
その節度にも、惚れるのマシマシ…(^_-)-☆
ああ、この人に気に入られて、好かれて
本当に結婚できたらいいな…………
損得でなく、愛の気持ちだったと思う。
ディアンヌの愛らしい感じが、そう伝わる♪

そうして、シコも愛の気持ちを伝えたのだが
「シコ、ディアンヌ、天国!」
ぶっきら棒だが、まあ良し。これは、二人の“愛“言葉になる。


3.戦争が二人を分かつ

苦しいときだけ神頼みをする者もいるが(汗)
不遇が続くと、失意が募り、諦めは
神の存在を見失う……orz

神を信じないシコは、それだけ
苦労してきたのだろうと思う…….

ようやく、二人は、良き相手にめぐり会え
神に感謝したのもつかの間
戦争で引き裂かれ、恨むことに…orz

しかし、シコは、毎日午前11時に、ディアンヌに
“逢いに来る”と誓ってくれた。
コレ、うれしくないですか?(*^-^*)
言葉に出して言ってくれると、心強い☆
それから、毎日11時になると、二人は
(シコ、ディアンヌ、天国)
心を通じ合った☆♪☆♪

けれど、シコは失明したあげく
命を落としてしまった………..orz

終戦になり、シコの帰りを待つディアンヌには
シコ戦死の知らせが……orz

しかし、ココからの急展開が良き☆!!!\(^o^)/

終戦の悦びにわく群衆を、かきわけて
倒れるように足早に進む、一人の兵士☆
見えないシコが、手探りでアパートの階段を
上ってきた!!!!!!!!
(戦争のどさくさで、亡くなってはいなかったのね!)

ディアンヌと再会したシコ~~~~~~(T_T)

このときシコは、体の中に神を感じ
見えない目に、神が見えているというようなことを
言った………………
(『サムソンとデリラ』のサムソンのよう)

戦争で引き裂かれ、視力を失った戦禍はあれど
彼には、愛し愛される者がいるー
そして、生きて、愛する者の元へ帰ることができたー
これは、神の恩寵ですよね………

不運や不幸は辛い…
けれど、それを嘆くのではなく
残されたささやかな幸せをこそ
感謝し、享受できるほうが、幸せに生きられると思う。

抱き合う二人の姿には
私も、喜びと感動の涙が…….(T_T)
二人でいれば、天国ですもんね♪


▼▼▼

予想以上に、心に響いた作品でした☆
夫婦の愛の物語、良き☆(*^^)v




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『シャイロックの子供たち』☆消えた10億円の回収倍返し!(^^)/

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/384379
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・原作:池井戸潤
・西木: 阿部サダヲ☆ 
 ←軽妙さが絶妙で良き☆

西木の部下(玉森裕太)が、融資金を持参をした折
袋の金が、100万円足りないことが発覚。
敗れた帯封が、バッグから見つかった部下(上戸彩)は
濡れ衣を訴え、西木は了解。
結局100万円は紛失のまま、役員が補填することで
この件は幕引きとなったが
西木は、上記の部下2人と真相を追求する――

“事情”のある人は、一人ではないので(汗)
1本でない真相の糸+αが
複雑にからんでいったのが、面白かった!(^^)/
(お仕事あるあるを感じたり……汗)


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレなし(*^^)v)
▼▼▼

「お金は返せばいいってもんじゃない」 by黒田

序盤は、佐々木蔵之介さん♪(黒田:行員)
黒田は、かつて銀行のお金を“拝借“し(盗み)
競馬に使い、儲けてから“返金“したことがあった。

佐々木さんは、TYドラマ『クロサギ』でも銀行員だったので
イメージが重なる。
そのときは、以前、詐欺まがいのことをして出世し
その後は、国債に手をつけて、後で返そうとしていた。

私の過去の職場でも、お金の紛失が、何度か(汗)あった。
1度目は、私が“差額“に気づいてまもなく
お金の管理職が、欠勤・退職(失踪?)したことがあり
2度目は、万引きのような窃盗…( 一一)
備品の注文に、私的な分を上乗せした人も。(>_<))

とりあえず返金できれば、事なかれで済むかもしれないけれど
10億円ともなると、自腹はむずかしい…(>_<)
10億円融資した会社が、消えてなくなった!!!!
実は、はじめからなかったのだが(汗)
返済すれば済むと、担当者は言いくるめられた……
弱みを握られていて……orz

そんなこんなで、10億円融資のからくりの真相がわかるにつれ
どの人にも、お金の事情があることがわかる。
自分の素行不良での借金まみれでなくても
住宅ローンや、学資資金や、普通の生活を送る上でも
お金はかかる……涙汗。
だから、皆、必死で仕事にくらいつく。滝汗汗汗汗………

「生きていくのは大変だよね」  by 柄本明さん他
本当にそうだと思う。
同僚がイイ人ばかりとは限らす、イジワルな人も…orz
(それでもやり過ごして、仕事しないと!(^^)/)(T_T)
成績が悪いからと、人前でパワハラを受けると
自尊心もヤル気もそがれるよね…orz
心を病んでしまった遠藤さん…回復を祈ります。

気分イイのは、倍返し!\(^o^)/
パーになった10億円融資の回収を
西木がトライする。なぜって?
10億円をウハウハでガメた人の存在を、知ったから☆

しかし“回収“には、トリックがあった。
(サギまがいってこと…)
ソレがバレる前に、“回収“したい。
ヤキモキするが、このスリル最高!\(^o^)/
回収(送金)完了すれば、こっちのもん♪♪(*^^)v

お金のことで、手を汚した者、汚さずに済んだ者。
弱みを握った者、握られた者。
罪を償った者、どこかへ消えた者……

▼▼▼

金貸しのシャイロックが、血の一滴も流さずに
肉1ポンドを切り取れと言われたように
お金のことは、キッチリしないとダメなんです…

返せばいいんでしょ! じゃないし。( 一一)
金品はガメないようにしましょう!(^^)/  教訓か?(^^♪



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テーマ : 邦画
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映画『エゴイスト』☆愛のゆくえ愛の残り香

キャプチャ
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作品について https://www.allcinema.net/cinema/383674
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・原作:高山真(浅田 マコト)  未読です
  (自伝的作品と)

浩輔: 鈴木亮平  14歳で母が他界
龍太: 宮沢氷魚  トレーナー
龍太の母: 阿川佐和子

浩輔は、トレーナーの龍太と親密になるも
ある日突然、龍太に別れを告げられたー

序盤の何度も見せる濃厚な(汗)ラブシーンからの
突然の別れ……
男性同士の恋のゆくえの話だと思っていました。
しかし、阿川さんの存在は、ダテじゃなかった!


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)違うときスミマセン
▼▼▼

龍太から浩輔へのキスから始まった“交際“は
順調に見えたが、龍太が、突然別れを告げた。

トレーナーとして出逢った龍太は、実は
“夜のバイト“(ウリ)で、母を助けていて
その状態で浩輔と“つきあう”ことに、苦しんでいた。
事情を知った浩輔は
“援助“を申し出、龍太はウリをやめ
まっとうなバイトをすることにした、

早くに母を亡くした浩輔は
母への想いからか
龍太の母のために、しばしば手土産の気遣いし
龍太の家で、(返礼の)ごちそうにもなった。

彼らの関係に名前をつけることもないけれど
宮沢さんの爽やかで涼やかな透明感には
私のイメージするブロマンスを感じさせる
甘美な印象あり☆
優しい雰囲気が、幻のような儚さでもあり……

そんなある日、龍太が急死した----
(二人の愛の物語が、こんなに早く終わリに!(>_<))

浩輔は、龍太にしていた“援助“を
母親にしたいと申し出、母親もそれを受けた。
亡き母への孝行をするように
龍太の母を訪ね、サポートしていた浩輔。
(そこは、龍太の“匂い”も残るところでもある……)

そうこうして、龍太の母は、すい臓がんで入院した!
―と言っても、浩輔には知らされず、近所の人から
聞いたのは、龍太の母が心配させたくなかったからと。

そのとき言った浩輔の言葉が、心をつついた。

それは、自分が龍太を想うあまり
龍太の別れを、ないモノにしたくて
“援助”を申し出、(結果的に)ウリをやめさせたために
安めのバイトを長時間する必要が生じ
母親へのケアが、うすくなったために
病気が進んでしまったのではーという懸念だった。(多分)

見ながら気になっていたタイトルもあいまって
私は、ココで一瞬、浩輔の“エゴ”を感じたのだが…

(とってつけたようだが)
ポスターが言っているように、“愛は身勝手”。
龍太が、浩輔にいきなりキスをしたのも。
二人の豪快な愛の行為も……
好きという気持ちは、相手を想い、相手に向けているが
発している自分の要求(欲求)本位で、ぶつけている。

龍太が、浩輔を想うあまり、ウリの境遇が辛いからと
一方的に去ろうとしたのも、然り。
去られる浩輔の驚きや悲しみは、無視……( 一一)
でも、思う気持ちはあるから、愛は身勝手“にも、納得。

そう言ったら、あれもこれも
自己満足・自分本位・自己都合ではある。
龍太の母のためと、しばしばお土産をくれるのも。
気にかけてくれる浩輔に黙って、入院してしまうのも…
けれど、それらは、相手を思えばこそであって……
受け手が愛だと感じれば、それが愛だと。(by龍太の母)
そうして、お見舞いから浩輔が帰ろうとしたとき
龍太の母が、引き止めた……
(作品は、ココで終わる)
コレも、言おうと思えば、エゴ……
帰る人の都合より、自分の意志を優先して……

作者は、自分の意志や感情に、素直に生きていくことを
良しとしていたのなら
どれがエゴ?誰がエゴイスト?などと、捜そうせずに
各人の行動のすべてを
ああそうなんだと、納得して受け入れられる気がしてくる。

好きならば、こうしてほしければ、エゴでいい。
自分の気持ちを、そのままぶつけるのでいい。
嘘いつわりのない気持ちで。

あるいは
エゴイストは、高山さんがつけていた香水だとも。
それなら、この(自伝的)作品は
高山さんの匂い(香り)=生き方そのものというか……
それなら、すごく納得できる…(*^^)v


▼▼▼

序盤のタフなラブシーンで、ひるみそうでしたが(汗)
ラストまで、見入りました。
え?ココで終わっちゃうの…という後引き感には
余韻たっぷり…………………




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『パパが遺した物語』☆パパの愛は忘れた頃に(*^^)v

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/353514
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(原題: FATHERS AND DAUGHTERS 『父と娘』はジェイクの遺作)

・ジェイク(父): ラッセル・クロウ  作家
・ケイティ(娘): アマンダ・セイフライド

出演者に惹かれて鑑賞☆

幼い頃、事故で母を亡くしたケイティは
同じ事故の後遺症の残る父と、暮らしていたが
その父も、ほどなくして急死――
成人したケイティは、心理学を専攻。
両親を亡くした少女のケアを指示された。
一方、彼女は学内でも、その場かぎりの
異性との不適切な関係を、繰り返していた。

あるとき
父の小説のファンだという男性(キャメロン)に
出逢った――

ケイティの子供の頃と現在を
織り交ぜながら、進む。


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)  違うときスミマセン
▼▼▼

運転中の夫婦喧嘩で、母は事故死。
父は後遺症が残るも、作家の仕事にも
ケイティの世話にも、満身創痍で奮闘。
ケイティとの日々を綴った『父と娘』を
書き終えてまもなく、急死してしまうーー

時間がとび、成人したケイティ(アマンダ)を見る。
元気な姿に安堵するのもつかの間。
彼女は、“尻軽“な醜態をさらした………( 一一)

端的に言うと、“尻軽”は、心のすき間を埋めたいがため
繰り返していたそうなんですが……

父母を相次いで亡くした幼いケイティのその後は
スキマだらけだったんでしょうね………
一時は養女にしたいとまで、言ってくれたおばさんは
イイ人だったと思うけれど
自分の望む愛があるとは限らず……orz

スキマを埋めたくて、異性と“尻軽”まくるとは…
でも、愛のない関係に、スキマは埋まるはずもなく
それでまた、繰り返してしまう……orz

↑この、空しい尻軽ちゃんが
実は、アマンダにピッタリ☆(汗)
彼女の涼やかな透明感が
愛のぬくもりを求める風情があり
美しさが、悲しみに映えるんです。(*^^)v

そんなケイティが、両親を亡くし
無言になった少女のケアをする。
状況は、幼いケイティと同じ。
しかし、なかなか会話できない日が続いたとき
ケイティは、少女を自転車乗りに誘い出した。
その光景は、ケイティが父と一緒に
ワクワクを経験したのと同じ。
今度は、少女と楽しさを分かち合い
心が通じていった二人♪

そうやって、少女は、“無言”という心のスキマを
ケイティへの愛で埋められたと思った。
笑顔のケイティも、心が安らいだと思ったー
けれど
大人になると、愛の意味は、異性にも向かうから……?
スキマはまだある……

ある日、父の作品のファンだという男:キャメロンと出逢った。
(ナンパの口実?でもなさそう……(^^♪)

親しく付き合うようになったケイティなのだが……

私は、本当に彼と付き合ってるの?
彼は、私のこと、本当はどう思ってるの?
どうだったら、恋人・彼氏って言えるの?
これって、愛なの?
私は、愛されてるの?
愛するって、これでいいの?
愛って、何?
愛し方がわからない…………………………
(多分、こんな感じ、たぶん……汗)

ケイティは、キャメロンの留守中
ほかの男と、“尻軽“に……orz
(迷ってもいいが、なぜそうなる……
スキマは、埋まりっこないし
確実に、愛はないのに……(>_<))

ソレを知ったキャメロンは、愛想をつかして
出ていってしまった………………

あああ、わがまま承知で想うのは
そんなときも、ドンと構えて
迷える子羊を受け止めてほしいーなどと…(汗)
ケイティは、決して、ほかの男がいいわけじゃないので。
そこに、愛なんてかけらもないし……

愛がよくわからなくても
愛の足りない心のスキマは、知っていたケイティ。
キャメロンが去り、感じた寒さはあっただろう……..
けれど
彼が、戻ってきてくれたとき
ケイティは、確実にわかったと思う。
迷ったり悩んだりしなくてもいい
本当の愛の存在を!

ふと思ったのは、
タイトル(『父と娘』)になった本のこと。
死の直前に書き上げ、ベストセラーになった。
そのおかけで、キャメロンはケイティに導かれ
ケイティは愛に出逢えた!
とすると、コレは
父の愛娘への愛の執念勝ちですよね!(^^)/


▼▼▼

大人のケイティの“所業“に、共感できず
ビックリした衝撃が強く、尾を引いて
心打たれた感動は、なかったのですが(汗)
ラッセル・クロウの重石のような父の存在が
ラストにも効いていたのは、意外だった☆

ハッピーエンドは良き☆(*^^)v




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『レジェンド&バタフライ』☆キムタクで見る信長の夢は良き(*^^)v

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/383628
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・織田信長: 木村拓哉☆
・濃姫(帰蝶): 綾瀬はるか☆


信長の、波乱に富んだ激烈な生涯は
どんな切り口でも、興味をひかれます!(^^)/
今回は、正室との夫婦の物語と。
信長&濃姫のバチバチした熱気ムンムンです!

史実の出来事を見せつつ
明智光秀の件は、特に、興味深かった。
そして、本能寺……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

信長像といえば、若い日の“うつけ“ぶりと
武将としてのオーラのギャップ。
凍り付いた冷酷さあり
烈火のような灼熱もある。

キムタクさんが、ほぼ信長の寿命と同じときに
演じられたことを思うと
等身大の信長を見ているような気にもなる。

キムタクさんから発せられる、彼独特の
強いプライド感が、“信長!”感を際立たせて
信長を見てるゾ!という心地よさにひきこまれ
本当に、長尺があっと言う間だった。

そして、対する濃姫こと綾瀬さんの
パンチある凄みも、すごく良き☆
さすが、美濃のマムシの娘!という貫禄。

信長がああいえば、バシッと返す。
力強いリターンで、ラリーの応酬!(^^)/
手ごたえある、夫婦の会話は
お互いに、手ごたえのある存在になったのだろうと…

~中略~

斬新だったのは、光秀の件☆(宮沢氷魚さん)

比叡山の焼き討ちは、光秀には
泣く泣く苦しいものだったと思っていたが
今回の光秀は、信長の意に沿い、率先していた。

本能寺の変の理由にもつながるのだが
今回の光秀は、信長には、覇王としての冷酷さに
心酔したキャラになっていた。
ほう………

なので、信長の天下布武をすすめるため
覇王パワハラ超コワい上司の姿を、今一度
信長に印象づかせようと、光秀は
家康の饗応役を買って出て、不始末を演じ
家康の前で、信長に、パワハラさせた。

しかし、やらされてた信長が
情の涙を、キラつかせたのを
家康は、見逃さなかった………

この設定は、個人的には、ムリがありそう…。(汗)
信長は、情の涙(表情含む)は、キラつかせないな……
むしろ、家康に見抜かれたことを察して
パワハラ暴力を、もっとエスカレートさせたかも……汗。

そして、このお食事会のさらなるポイントは
家康こと斎藤工さん♪
え?あの斎藤工さんですよね??!!(>_<)
役者やの~~~~。
短いシーンでも、存在感のインパクトすごかった!
(アレは、いずれ天下とるお方ですよ(*^^)v)

そんなこんなで
信長に“弱さ“を感じて失望したというテイで
光秀が、本能寺の信長に謀反する。

本能寺の変のシーンは、これまでも何度か見たが
シャニムニ突き進んできた男が、ココで、生涯を終えるのかと思うと
心して見入ってしまう……
比叡山で女子供も殺させた男が、業火に焼かれるのもムリないな…
と思いつつも、どうにか応戦してくれと願ってしまう……

火に包まれる本能寺。
信長の遺体は、なかったそうですよね。
なんと!キムタク信長は、逃げ道を見つけ
病床の濃姫の元に帰ってきた!!!!!(^^)/
これが嘘でも伝説でもいい!イイゾ!イイゾ!

濃姫の名は、帰蝶。(劇中、その名で呼ばれないが)
信長が帰りたい場所になっているのが、良き☆(^^)/

そして、二人で、約束通り
南蛮船に乗って、逃避行……….
もう、フィクションでも、夢でもいい…….
(義経も、大陸に渡って、ジンギスカンになったんだし)

ああ、でもそれは
死を目前にした、信長の幻にすぎなかった…orz

~人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢まぼろしの如くなり~

同じ頃、病死した濃姫……
二人は、死出の旅路をともにしたのか…

それは、フィクションにすぎないかもしれないけれど
たとえ政略であっても、縁あって結ばれた夫婦の物語に
愛を残してくれたのは、うれしい。


▼▼▼

濃姫の輿入れから、ずっと見入って
あっと言う間に過ぎた。

バチバチした二人の火花は、愛の炎に変わり
最後のほうは、鳥肌が立つように、心震えた!(^^)/

この“信長”、予想以上に良き☆(*^^)v



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『若い女』☆31歳女の“あがき“良き(^^)/

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/364074
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ポーラ (31歳) ; レティシア・ドッシュ

同棲した男の家から追い出されたポーラ。
男の愛猫を抱え、友人宅に押しかけるも
妊婦の彼女からは、“猫お断り”と。
頼みの母親も、ケンもホロロで……orz

運よく、住み込みのベビーシッターに雇われて
落ち着けたポーラだったが――

31歳が若いかどうかは別として(汗)
とある若い女の一般論ではなく
ポーラという女の個性と存在感の作品かと。


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

彼氏との別れ(喧嘩)の原因は不明だが
無職の同居人を叩き出すのは、酷いかと…
(彼女いわく、彼の広い家の隅っこにいたら
邪魔にならないのにと)

追い出された直後は、混乱からのイライラと興奮で
病院対応されていたポーラ。
そりゃあ、心乱れ、精神の異常をきたしますよ…orz
そこで、“自由“というワードを聞かされたポーラは
逆上して怒った……

少なくとも
誰にも頼れない“孤独“に放り出されるのは
“自由”とは違う……

ともかく、ねぐらと仕事を捜さないといけない。
誰か、“網”にかからないかと
相手の“人違い”に乗っかってでも
人にすり寄るのは、ズルさというより
生きる必死さのほうが大きい。

そうこうして、住み込みのベビーシッターになり
その家の少女とも仲良くなり
いい転機になりそうだったのだがーー

ポーラは、仕事というより
“友達”感覚のノリで、責任が果たせきれず
少女の母にブチ切れられてしまった!(>_<)
契約解除もまもなく……orz

ポーラという女性は、私の主観では
キャピキャピの
カワイ子ブリッ娘ではなく
キモが座って、マイペースを貫ける
たくましさというか、厚かましさというか(汗)
細かいことは気にしないというか
大らかというより、ルーズな感じの女です。

だからといって、なぜ
男に追い出されたかは不明なのですが
なんと!男が復縁を迫ってきた!!!(>_<)

一時の感情で、追い出したものの
淋しくなったのかな……
ほかの女とつきあったけれど
彼女の大らかさの心地よさを、再発見したのかな…
男心は、わかりかねますが…(^^♪

元彼は、ポーラに仕事をやめろと言った。
(多分、以前のように)
大学で学びたいと思い始めていたポーラには
好都合かもしれなかったが
囲い者(愛人)の立場なら、違うかも……

同じころ、妊娠が発覚したポーラ。
住み込み仕事も失う頃だし
元彼の復縁希望は、渡りに舟か??????

いや、でも…….
一度は、家から自分を追い出した男に
“仲直り”以上の感情が持てるのか??

元彼は、外に出したものを回収する感覚かもしれないが
外に出され、孤独と失意の中で
あがきながら、さまよいながら
どうにか食いつないできたポーラは
孤独の意味も、自由の意味も知った
別の女になっていたと思う。

(いいか悪いかで言ったら、よくはないが)
元彼の子を堕ろし
住み込みの家も出ていくポーラ。

この終わりに際し
何もかも振り出しだけど、まだ若いんだから
きっとこの先もうまくいくでしょうー
と、希望を添えて綴り終わるのが
正解なのかもしれないけれど
私は、ちょっとちがった…(汗)

そもそも、“若い女“と言うタイトルだが
若さキャピキャピの小娘ちゃんではない!(^^♪
(女優さんの実年齢が絶妙で)
若さというより、ちょっとクタビレ感が、やるせなく良い☆(*^^)v

学生生活もそこそこに、愛人生活に入ったあげく
31歳で、世間に放り出されたーーのだとしたら(違うかも)
彼女の“経験“が若いのかな………
マイペースな感じも、オバサンのマイペースではなくて
未熟さゆえの自己世界観なのか………………

31歳という微妙な年齢での“若さ“語りも
作品の挑戦なのかな………………

▼▼▼

“若さ”は、中身か見た目かはともかく
ともあれ
ポーラの骨太の存在感で
31歳女の“あがき“を見せつけられた。

彼女なら、まだ若いから--云々でなく
パンチあるたくましさで
何度でもあがいて、生き抜いていけそう。
その頼もしさは、魅力的に良き☆





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『とらわれて夏』☆夏の終わりその後のはじまり

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/346919
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(原題『Labor Day』)

・アデル: ケイト・ウィンスレット   息子ヘンリーと暮らす 
・フランク: ジョシュ・ブローリン   逃亡犯

数日、逃亡犯を匿ううちに、情が通じた母は
彼と逃避行までしようとした――

凶悪犯からの脱出スリラー劇でないのは
良かった☆
男が、母子を人質にしたわけではなく
良心的に生活に協力しているのが、良き。
特に、ケイトは、他作品でもですが
とても生活感を感じさせるのが、イイのです!(^^)/
ジョシュも、凶悪犯というより
ワケアリで、本当は“普通の人“という風情がピッタリ☆

スリルがあるとすると
隠れているフランクの存在が、近所の人に
知られそうでコワい……(>_<)

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.心のスキマに

夫が女を作って(汗)、出て行ったというアデル母子。
息子は、母が
夫ではなく“愛”のないことが問題だ、と感じている…

もちろん母親は息子を愛し、息子からの愛もわかっている。
けれど、それだけでは
足りないというか、心細いこともある…
かといって、誰でもいいわけでない。

たまたま出逢った人が、意外にも良心的で
“イイ人”だったりすると
それまでの背景はともかく
“今”の状態で、心惹かれるのも、ムリはないかと……


2.親切やお節介にハラハラ(>_<)

スーパーで出逢ったフランクに脅えながら
自宅に連れてきたアデルだが
料理や、家の修理をしてくれながら
彼の人となりにふれるにつれ
彼をかばう気持ちが強くなってきた。

そんな中、近所の人が来るのは困る!(>_<)
玄関で帰ってくれれば、まだいいが
ママ友は厄介デス…( 一一)
自己都合で、グイグイ迫って
強引に、押し込んで来るから…汗。

パトカー警官も、放っておいてほしいけど
ヘンリーが歩いていたら
家まで送ってくれちゃって(汗)
家にあがって
何か手伝おうとも、してくれちゃって…
(職務質問の1つかもしれないが)

私も、フランクの味方になっていたので
見つからないでほしいと、ハラハラ……(>_<)


3,その後

3人で、カナダへ逃亡しようしした寸前に
自宅は警官に取り囲まれ、フランクは逮捕された。

劇の途中、フランクに何があったのかを
途切れ途切れに見せていたのだが
殺人罪とはいえ、事故のような案件で
彼もまた、夫婦生活に愛を失くした一人だった。

再投獄され、別れが、彼らの結末だと思った。

しかし、幸いにも、人生は続いた。
ヘンリーは、フランクに教わったパイを商売にし
それが、獄中のフランクの知るところとなり
手紙が届いた!
(その前にアデルも手紙を書いたが、刑務所が変わり
届かずにいた)

そうして
あれから同じところに住んでいたアデルのもとに
刑期を終えたフランクが、帰ってきた。
白髪が、年月の長さを語る…………
けれど、逢いたい人に逢える悦びは
今までの月日の辛さを、一気に消し去るはずだ。
逢えなかったことの辛さや寂しさなど
思い出す必要は、ないのだから。
老い先長い時間ではないかもしれないけれど
そんなことは、どーでもいい!!!!!
これからは、ずっと一緒!\(^o^)/
ただそのことだけを幸せに感じれば、いいのだから☆!(^^)/

▼▼▼

原題『Labor Day』は、
“夏の終わり“の時期を、象徴するようです。
逃亡中の数日間は、まさに、その期間だった。

けれど、それは終わりではなくて
その後の始まりだったーーと言う……
いい話だったんですね。(^_-)-☆




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

TVドラマ『SHARK』☆♪あざやかに輝け未来!

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・瑞希(ミズキ): 平野紫耀   ボーカル
・一加(イチカ): 山下リオ  レコード会社社員

ボーカルの急死によって、バンド;SHARKは
デビューが白紙になった。
イチカは、ソロのミズキを見出し
SHARKに“合流“させようとするが
それぞれの意地やポリシーがあり
すんなりとは行かなかった――

記憶にとどめたい部分がありましたので
熱心なファンの方にも、全くファンでない方にも
寄せてない備忘録です。スルーを。(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。  記憶違いなどスミマセン
▼▼▼

主演の平野さんは、野心とヤル気と若さをギラギラさせ
赤いジャケットが、想いのたけを表現☆(*^^)v
イメージで言うと
往年の石橋正次さんのような感じかナ~。
みなぎる強さが、存在感tとして光る。

自分の歌・自分の音楽を
俺様ムードで、バチバチさせているミズキは
バンド仲間とも、トゲトゲしくなってしまい
SHARKの一員としての活動が進まない……orz

~中略~  そんなこんなで

SHARKとして、やっとデビューが見えてきたとき
本部長(♀)が、ミズキを外せと言い始めた!(>_<)
なぜ?メインボーカル無しで??
ソレは、彼女の私怨だった…汗。

ミズキが子役のとき、マネージャーだった彼女は
手を焼かされたらしい……( 一一)
ソレにしても
今は、統括すべき立場なのに
昔の個人的感情で、未来のスターを潰します?(>_<)

ということで
“このライブ“を成功させるという条件を出されるが
このとき、ミズキはのどに故障を抱えてしまい
ピンチな状態に!!!!(>_<)
ミズキもSHARKも、諦めるしかないのか…orz

このとき、ココゾのミズキの魂の咆哮というべき
残しておきたいセリフがコレ! ↓ \(^o^)/

「この一瞬を生きるために、今まで生きてきたんだと思う」
「限界だと思っても、それを超えていかねーと、
望んでた場所には、立てねーんだよ」
(この作品は、ココに尽きるのではないかと(*^^)v)


ミズキがステージに立ち、メインで何曲か歌い
メンバーとも通じ合いながら、ギンギンに盛り上がる♪♪
途中、ミズキのかすれた声を、客席もカバーして
一体化したライブが熱い!!!♪♪♪

そのあと、SHARKがどうなるのか……
気がかりもありつつ、このライブの瞬間に生きていれば
いいじゃないか的な興奮と感激に包まれるのが
いいのかもナ…………


▼▼▼

記事はタイトルは、ミズキが歌ったバンドの曲
『KEEP WALKING』の一節。
若者の未来が、何かにつぶされることなく
輝いてほしい!
応援を込めて☆(*^^)v




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テーマ : ドラマ感想
ジャンル : テレビ・ラジオ

映画『ラーゲリより愛を込めて』☆シベリア抑留された方々を知る意義

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/382116
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・山本幡男さん: 二宮和也     実在の方
・もじみ(山本さんの妻): 北川景子

第二次大戦後に、シベリア抑留された方の実話を
基にしたそうです。
“日ソ中立条約の破棄”を含め、作品として残すことに
まず意義を感じます。

家族の元に帰る“帰国“を信じて耐えた男の
愛の物語である一方
個人的には、戦争の不幸という一般論?には
したくない気持ちもあります。


▼~▼内容より雑談なのでスルーを   見解の違いはスミマセン
▼▼▼

ロシアは、ウクライナ侵攻もありますが
ソ連の頃から、問題を感じています。

日本と条約を交わしていたにも関わらず
ソ連は、1945年8月9日 日ソ中立条約を破棄し
満州(日本領)に攻め込み
日本人をシベリアに連れ出し、奴隷的な強制労働させ
終戦したにも関わらず、10年以上も抑留し続けたー

(ソ連の国際法を無視した横暴には
心底、憤りを感じます。
北方領土しかり、南樺太しかり)

収容所(ラーゲリ)でも、希望をもって強く
耐え、皆を励ましていた山本さん。
二宮さんの明るさと、日本で待つ妻の北川さんの美しさは
作品に希望の火を灯すよう。

そうして数年語、帰国が決まり
東方へ向かう列車に乗った、山本さんたち。
しかし、山本さんら数名は途中下車させられ
別のラーゲリへと移送された・
戦犯の汚名を着せられて……orz

戦犯の汚名は、元上司のウソの密告からだった…
彼は、“右翼反動“とされ、日本人の左翼思想家から
迫害され、心身ともにボロボロになり
保身のために、嘘をデッチ上げていた…orz

それでも、山本さんは彼を赦し
ともに苛酷な日々を励まし合った。
もし、“極限”状態でなければ
そもそもこんなことになっていないし
憎まなくていい人を、憎む必要はないからか…

~中略~  たびたび営倉に入れられる山本さん…orz

帰国への希望を失わずがんばった山本さんだが
ガンに侵されて、余命いくばくもなくなってしまった…orz
いつも皆を明るく励ましていた彼だが
「絶望しないわけないじゃないか!」
その顔は頬がこけ、衰弱していたのが辛い……

元上司の勧めで、遺書を書いた山本さんだが
ロシア兵に見つかると、やたら没収されるので
有志4人で、暗記することにした。
(遺書を取り上げるなんて、ひどすぎて悔しい……)

山本さんのご遺体は、シベリアの地に…
そんな人たちがたくさんいる…
それは戦争だからーではなく
戦争が終わっても、平和にはならず
戦後の非道な行為が続いたせい。
憤りと悔しさのやり場がない……

そして、よう~~~~~~やく、帰国できた方々。
山本さんの遺言を記憶した4人が、次々
山本さんの家を訪れた。

家族へ、妻へ、母へ、子供たちへ……
山本さんの想いを伝言した方にも、
母や妻を亡くした方もいた。
山本さんの遺言は、そのまま自分にもあてまるだろう…
遺言を語るシーンは、涙なしには見られない。

そうして、ずっと夫の帰国を信じて
子供たちに気丈に接していた妻が
泣き崩れ、慟哭する姿に
涙が止まらない………………………

ラストシーンがいい。
山本さんの長男の孫娘の結婚式。
長男さんが、祝辞で父のことを語った。
山本さんの命は体は、果ててしまっても
想いは、朽ちることはない。
(頭の中のことは誰にも奪えない by山本さん)

さらに思いを新たにしたこと。
国や偉い人には、兵隊1人国民1人など
ただ多数の数字の1つにしか、過ぎないかもしれないが
その1人には、親や子供や家族がいて
その1人の不幸が、たくさんの人を不幸にするということ。

しかし、そんなことにめげずに
家族の強い絆で、想いをつないでいくことはできる。
悲惨な事実を、語り続けることはできる。

ソ連は、日ソ中立条約を破棄して、日本に参戦し
連合国の戦勝国になって
国連の5大国になって (ソ連からロシアに代わっても)
他国へ戦争をしかけている……(>_<)


▼▼▼

第二次大戦(大東亜)戦争があったことも
勝敗の結果も知らない大人の方もいるそうです。(汗)
戦争が終わったからといって、平和に暮らせなかった方々
シベリア抑留“された方々がいることを
お知らせしてくれた映画化に、感謝します。





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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『夕なぎ』(夕なぎ)☆ラストシーンに思考停止の余韻(凪ぐ(^^♪)

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/23991
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


・セザール: イヴ・モンタン 金属解体の経営者
・ロザリー: ロミー・シュナイダー  通訳 シンママ
・ダヴィッド:   ロザリーの元彼  マンガ家

シングルマザーのロザリーは、セザールと半同棲で
つきあっていた。
母の3度目の結婚式で、彼女は、元彼ダヴィッドと再会したー

人間(男女)関係の垣根が、わりと低い印象で
出たり入ったりが、サクッと軽やか。
原題は『セザールとロザリー』。
三角関係の行く末はいずこ……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!) 違うときスミマセン
▼▼▼

(ロザリーの母の3度目の結婚式―というのも
ゆるやかで広い男女関係があるような……)
ロザリーは、セザールとの不倫関係で離婚したらしいが
婚姻関係はなく、半同棲で、ゆるく(?)つながっている。

経営者のセザールは、親分の貫禄十分で
裕福がもたらす余裕さもある。
イヴ・モンタンの色気と迫力でもある♪

ゆるいつながりは、ロザリーの
経済的自立の、なせる技なのかも。
好きという気持ちだけで、つながるとも言えるかも…?

その夜は、ロザリーはセザールに
友人とのカードゲームをやめてほしかったのに
ゲーム三昧だったセザール。
あげく、ロザリーに、お酒やら氷やらを“注文“した。
始めは、給仕していたロザリーだが
段々、いやになるんですよ……( 一一)
(店の女の子じゃないヮとか、こき使うナとか…汗)

で、セザールの家を出て行ったロザリー。
そうなると、必死でさがしまくるセザール。

↑いろんな意味で自分の女だと思っているから
必ずしも要求をきかないし
自由に使っていいと思ってる…
自分のものだから、たとえ何があっても
自分を優先して(愛も)くれると信じている…
だから、ひとたび、目の前から消えると慌てる。
ありえないことが起こったから
なりふりかまわず、自分のモノをつかまえに行く感じ……

↑いなくなったら捜しに行くのは、愛の1つなのかもしれないが
強い所有欲と束縛を感じるものでもある。

その証拠に(?)
セザールは、ロザリーに暴力をふるった!(>_<)
そういうのがいやだから
ロザリーは、婚姻関係を避けたのか…

そのとき、幸いにも、ロザリーには
再会した元彼ダヴィッドがいた。
彼女は、彼の元に“行った”。

5年前、ダヴィッドは、姿を消したらしいが
再会した今、ロザリーに一緒に暮らそうと言い出す。
呆れたロザリー……
セザールなら、いなくなった自分を捜すのにと。
いなくなったじゃないかと。

↑ダヴィッドは、自分から獲りに行くタイプでなく
そこにいたら、手にしたいタイプなのか……
絵(マンガ)を描く芸術家で、繊細でやさしいタイプの彼は
セザールとは対照的。
違った魅力の記憶の蘇りか、彼女は、彼に惹かれた。
「あなたは私を捕まえずにとらえ、求めずに愛する人」
Qoo~そのとおりだヮ……(^^♪

~中略~  セザールが暴れたり!(>_<)

セザールはロザリーのために買った家に
ロザリーの家族をバカンスに呼ぶだけでなく
ロザリーの心が安定するからと
ダヴィッドまで呼んだ!!!!!

恋人の好きな人を呼んであげて、同じ家で過ごせます?
いや、そこには、ロザリーの元夫もいたような??
元夫や元彼は友人枠?抵抗はないのかな……汗。
元夫は、娘のパパ枠か?

その後
セザールとダヴィッドは、意気投合し
一緒に釣りに行っているうちに
ロザリーは、失踪してしまった…( 一一)

1度は、険悪にもなった、今彼と元彼が友達になったら
どんなんでしょう……硬い友情が生まれるの???
ゆるい三角関係は、悪くすれば
ロザリーは、二人の共有物????
良く言えば、仲良し家族????
そんな関係、ムリかな……
(私の実家の隣家は、正妻と愛人が同居していたが)

その後、外国へ行ったダヴィッドは、帰国後
セザールの家で同居した。

仕事仲間の友人もいたダヴィッドが、あえて
セザールの家を選んだこと。
セザールも、彼がこの家で在宅ワークすることを
望んだこと。
恋敵同士だった男の心が微妙すぎて、私
どうしたらいいのか…………( 一一)

二人は、バカンスの相談もして、すっかり仲良し♪
(BLではないと思う)
そこへ、ロザリーが“帰って“きた!
二人の男性に、微笑みを向けながら……

ふらっといなくなり、ふらっと帰ってくる
“自由“な女性も、なんて言ったら……(‘_’)
あの男二人の元に乱入したら
どんな“立場“でいるのだろう……

元彼が好きなまま、今彼とも継続中――
ソノ線でイケるんですか???
というか
元彼への想いも、今彼への想いも
すでに、ワケアリの男友達ていどになっているのでしょうか……

そんなラストシーンで、思考停止になった私。
凪ぐヮ……
男二人の親しい関係で、頭の中が暴風雨になったけれど
彼女の乱入で、凪いだヮ………

原題どおりだと
今彼セザールとのつながりが、強そうなロザリーですが
その後の3人の関係を思うと
邦題つけた方のセンス、絶妙にすばらしいと思う!
(私の意図とは違うかもですが……)

▼▼▼

三角関係と一口に言いますが
盗られる、挟まれるとも違った
今までにない男女関係を見ました。文字色

ラストシーンに、思考停止の余韻…
凪ぐヮ~。(^^♪




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映画『月の満ち欠け』☆ずっと続く必然の愛に救われる♪

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/381575
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・小山内: 大泉洋
・瑠璃(小山内の娘)
・正木瑠璃“:有村架純

“前世”の記憶をもって生まれた瑠璃は、
前世の想い人:アキラに逢おうとしたが―

絶えることのない月の満ち欠けは
人の命の輪廻転生を表しているようです。
前世の存在にちなんだ物語は
思うところ(ツッコミ)ありつつも
希望や救いがありました☆(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)違うときスミマセン
▼▼▼

両親が結婚し、娘(瑠璃)が生まれ
幸せな家族を見るのは、良き☆
しかし、一転
高校生の瑠璃と母親は、自動車事故で急死!
幸せが壊れた小山内……orz

一方、正木瑠璃という女性の物語が始まる。
夫のDVに苦しみながら、親しくなったアキラに
心の救いを感じつつも、関係の継続をためらう。
叶わぬ思いは、映画「アンナ・カレニナ」に託して
アキラは、諦めきれないまま
瑠璃を、踏切事故で失ってしまう。

亡き娘:瑠璃は、正木瑠璃の生まれ変わりだと
小山内は、娘の友人を通じて知るのだが
そのときの小山内の反応が、まず心に響いた。
(↑うまく説明しにくいのですが 汗)
目に入れても痛くないほど可愛がって育ててきた娘は
唯一無二の存在。
誰かの人生の代わりや続きを生きているなどとは
受け入れられない………

けれど、もしそうなら
前世からの命も、娘の人生であるはず。
娘が事故死したのも、前世からのアキラに
逢いに行こうとしたからだった。
(年齢が合わないとか、ココでは心配無用☆(*^^)v)

現世では結ばれない恋人たちが
来世でも、必ず出逢い、今度こそ結ばれようと願うのは
痛々しいまでに、美しいもので(私は好き☆(*^^)v)
その強い想いだけで涙が出て来る………

そんな運命の物語に、また小山内のシーンが
私の胸を打った。

瑠璃の友人から渡された古いビデオを
ひとり、新幹線の中で初めて見た小山内。

小山内は、妻との結婚は、学生時代の
“偶然”の出逢いがきっかけで
自分からプロポーズしたーと思っていた。

しかし、ビデオの中で、妻は
以前から小山内を慕っていて
偶然を装って小山内と出逢い、恋を成就させたことを
幸せいっぱいに語っていた。
小山内の結婚も幸せも、必然だったのだ。
これは、愛の悦びだよ……
妻も娘も亡き今でも、妻の愛も娘の愛も
ずっと前から存在し続けていたもの…….

哀しみの中にあっても
そこに愛があるのだ!と実感できるのは
なんて救われることだろう………………
(私も小山内と一緒に泣いた…….)

そうして、生まれ変わりの物語は、ダメ押しをする。
妻の生まれ変わりと思われる女の子が
小山内のすぐそばにいた…………

↑コレは、ドキッというか、ゾッと(汗)するかもですが
生まれ変わりは、そこら中にいるのかもということで
瑠璃とアキラは、たとえ姿を変えてでも
きっとどこかで
結ばれているのだという希望があるのはうれしい。


▼▼▼

人生には避けられない悲しみがありますが
前世からずっと続く、壮大な愛に包まれていることに
気づかないのかもしれない……
救いのある物語、良き☆(^^)/





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映画『ある男』☆正体さがしから写り移る“ある男“

キャプチャ


作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/378671
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・城戸(弁護士): 妻夫木聡
・里枝: 安藤サクラ  シングルマザー  次男は病死
・谷口大祐(偽名): 窪田正孝  林業

離婚後、実家の文具店を手伝っていた里枝は
画材を買いに来た大祐と出逢い、再婚。
前夫の子(長男)を可愛がってくれ
二人の間に長女も生まれた。
幸せに暮らしていたある日、大祐は仕事中
倒木の下敷きになり事故死してしまった。

後日、焼香に来た大祐の兄が
別人だと言い出した。
里枝は離婚の際、世話になった弁護士:城戸に頼み
夫の身元を明らかにしようとしたーー

夫が誰なのか?何のために別人に?
ということを知る話ではあるのですが
主演が、弁護士:城戸なんですョ……
コレも気になるトコロ……

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ要反転!) 違うときスミマセン
▼▼▼

1. 大祐の正体さがし


彼は、殺人犯の息子という十字架を背負っていた。
親と子は別人格と言っても、世間の目は冷たい。
別人として生きるため、戸籍ロンダリングをしていた。

彼は、ボクシングを習うのだが
自分自身を殴るためという理由が辛い。
顔が、父親とそっくりなのだという……orz

そんな彼が、別人になって、結婚し
妻の連れ子を可愛がった。
理想の家庭、理想の父親になった幸せだったと思う。
(個人的に、不遇な子供時代を過ごした方には
幸せな結婚をして、幸せな家庭を満喫してほしいと
願っています。上から目線でなく。(^^)/)

名前を変えて、本人は幸せに生きられたが
再婚相手には、迷惑をかけてしまったのは
残念なことではあった……


2.弁護士:城戸のこと

大祐のことを調べてくれたのは、城戸弁護士。

途中、在日外国人とかヘイトスピーチetc.とか
チョイチョイ入るのだが
それらについては、各自思うところあれば
各自で処理すればいい…と思っていた。

しかし、そうも行かなかったのは
城戸が、在日3世で日本に帰化した方だったから。

外国籍への生活保護に対する意見を耳にしたとき
苦笑いしていた城戸には、思うところあっただろう。
戸籍を売った受刑者に接見したとき
日本人でないことを指摘されたときも
複雑な感情を、抱いたかもしれない……

大祐が誰なのか、彼の“本名“を捜しながら
名前を変えることについて、城戸には
思うところがかなりあったのではないか。
国籍を変えた城戸も、ソレを経験したことがあるだろうから…


3.ラストシーン。

城戸は、バーで見知らぬ男に
あたかも“大祐”であるようにふるまった。

本当の自分を知らない人には
知らないままでいてほしいこともあると思う。
大祐(仮)は、ボクシングでリングネームを名乗ったし
SNSでは、ハンドルネームを誰もが使う…

自分も、“ある男“”名前X”になり得るのは
興味本位ではないと思う……

▼▼▼

後ろ姿で、顔を見せない画を見せたラストシーン。

亡くなった“ある男“を通して
それが、もう一人を写し
やがて、普遍的なことであるような……

深く引き込まれた作品でした!(^^)/




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映画『ザリガニの鳴くところ』☆湿地に生きた彼女の人生譚:真実は1つ

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/384781
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・カイア:デイジー・エドガー=ジョーンズ  湿地に一人で住む娘
・テイト(♂): カイアの友人
・チェイス(♂): 裕福な青年  遺体で発見


湿地のやぐら下で、チェイスの遺体が発見された。
遺留品からカイアは逮捕され、裁判にかけられる。
弁護士に語ったカイアの境遇が、映像となる。

“湿地の娘”と呼ばれ、“町”の人から蔑まされたカイアは
元は、両親と兄姉と住んでいた。
しかし、父のDVから、母も兄姉も去ってしまった、
父と二人きりでも、うまく立ち回っていたが
その父もいなくなったあと
カイアは湿地で拾った貝を、親切な店に売って
生きながらえてきた――

数奇な境遇の娘の生きざまを、応援しながら見ています。
殺人犯なんて冤罪だ!と思いながら。
そんなゴールは、判決ではなかった。
そのあとも、彼女の人生は続くのだが――


▼~▼内容にふれて雑談です  (▽ネタばれ)   違うときスミマセン

作品には悪い男が2人。
① カイアの父親(DV夫)と②チェイス(クズ)。

気分で暴力ふるうのは、ホント困る……( 一一)
① 日常茶飯事のDV夫も困るが
② 豹変して暴力をふるう(元)彼氏も困る…

ひとりで生きるカイアを気にかけてくれる善人は
お店の夫婦。
特に奥さんは、聖書の教えを夫に示して
ためらいなく、救いの姿勢を見せていく。

↑どんな形でも、心に“神様”の存在は必要だと思う。
自分の善行の規範となるし
謙虚に生きられると思うから。
お店のご夫婦の思いやりは、心強い。
“町“の人に、彼らの爪の垢でも煎じて飲ませたいョ。

子供の頃から川で顔なじみのテイトと
親しくなっていったカイア。
漁師の息子だが、家業を継がず
大学に進学するという。
彼は、カイアに文字を教えたり、本を貸してくれたりして
カイアの助けになるイイ人☆
恋が芽生えても、欲望に走らず、彼女を“大切”にした。

そんな彼とずっと幸せにーと願うのだが…
独立記念日には、大学から戻ると言うのだが…
(『木綿のハンカチーフ』にもあるように)
彼は戻らなかった………orz
事情も変わるから、仕方ないかもしれないのだが
失恋の痛手は大きい……orz

そうこうして、(女グセの悪い?)
金もちボンボンのチェイスが、すり寄ってきた。

失恋の痛手もあってか、彼の“押し“を愛と思い込んで
イイ仲になったカイア。
(でも、どーも、鼻につくのよ、チェイスは……( 一一))

~中略~  やっとテイトが戻るが赦せないカイア…

やがて、チェイスが本性のクズ性を表した。
婚約者がいるのに、カイアを弄んでいた。
関係を拒否したカイアに暴力をふるい
カイアの家もメチャメチャにした。
暴力で“支配“するように、その後も付け回した!(>_<)

カイアいわく
孤独でいるのと、恐怖におののくのは違うと。
暴力人と関わる位なら、ひとりでいるほうが百倍まし。

かつて子供たちを置いて“脱出“した母親は
母親失格かもしれないが、そこまで追い込まれたということ。
カイアも今その立場になって、母を理解できたのが
いいようで悲しい……

カイアは、テイトの勧めで
湿地の生物のスケッチの出版に成功し
新しい世界を切り開いていた。
(結局、テイトはイイ人ということで☆(*^^)v)

そんなときに、チェイスが変死し
カイアが、容疑者になってしまったのだ!(>_<)

裁判では、“湿地の娘”という蔑視線の色眼鏡でなく
アリバイもあるし、公平に判断してほしいと
弁護士が訴えた甲斐もあり
カイアは無罪となった。(よかった☆(*^^)v)

そうして、カイアはテイトと結ばれて
死ぬまで幸せに暮らしましたとさ……
――なんですが……

▽要反転▽ ネタバレ!


年老いたカイアの死後、テイトが見つけた
とあるノート。
そこには、チェイスが死の時に着けていたはずの
貝のペンダントが、はさまっていた。
チェイスに襲われて、殴られ、慄いていたカイア。
彼女の“生態系論“からすれば
捕食者を葬るのもありで
死は(悲劇でも)罪でもない。
事故か意図的かは不明だが、カイアがチェイスの死に
深く関わっていたのが、事実のよう……
(多分殺したのかと)
それこそが
ザリガニの鳴くところまで、逃げ切ったということか…


▽▽▽
▼▼▼

母は、カイアに、危険なときは
“ザリガニの鳴くところ”まで逃げよと言ったらしい。
子供の頃から、たくましく生きてきたカイアは
幸せをつかみとり
生き切って、逃げ切ったー

私は、ソレでいい。



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テーマ : 洋画
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映画『彼女のいない部屋』☆不在の回収は納得とは別の想いも残しながら

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/383009
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督: マチュー・アマルリック
・クラリス(妻・母): ヴィッキー・クリープス

母親のいないある朝、子供たちは
「(ママは)散歩に行った」「買い物に行った」などと言いながら
朝食を摂っていたーー 

「彼女に何が起きたのか、
映画を見る前の方々には明らかにしないでください」
(By監督)
何があったのか、気になって鑑賞☆(^^)/

なぜ、クラリスは家を出たのかー
結論は、シンプルかもしれない……
けれど、“不在“の描き方がとても斬新で
入り込みました。


▼~▼内容にふれて雑談です。(▽はネタバレ!)
▼▼▼

夫と子供を(家に)置いて
クラリスが出ていった序盤。

娘のピアノの蓋が、開いていたので
クラリスはなにかを落とし、音が出てしまう。
車で出ていく音にも気づかれないまま
彼女は、家を出ていった。

車内でかけたのは、娘の弾いたピアノのテープ。
娘が可愛いなら、気になるなら
なぜ彼女は、家を出たのだろう……

夫と子供たちの生活も、映し出される。
かつての生活なのか
“今“、彼女のいない生活なのか……

息子が泣きじゃくった。
「パパがママを捨てたんだ!」※
ん?パパの不純行為?か何かなのかな…

~中略~

▽要反転▽ ネタバレ!(>_<)

実は、夫と子供は雪山で遭難したらしい。
現場近くに向ったクラリスは、
雪が融けるまで、待つことになった。

その間、彼女の脳裏に浮かんだ
記憶(想像も?)の中の家族の様子を
私は、見ていたらしい・・・・・・・

※のことは、ママが家を出たのではなく
家族が出かけたまま帰宅しないから
捜しに(迎えに)出かけたことを
言っていたのかな……………

そうこうして
家族と“再会”するときが辛い……orz

▽▽▽

(個人的な事ですが) 劇中、娘が弾くピアノ曲♪
(ベートーヴェン/ピアノソナタ第1番第1楽章)

子どもの頃、ピアノの発表会で弾いた懐かしい曲です。
選曲し、指導してくれた亡き母のことを
思い出していました。

娘の演奏を録音したテープでも聞いていた、母:クラリス。

母親の“想い”を、よけいに強く重ねながら
見入っていたと思います。

▼▼▼

謎めきが、深みに入り込んでいって
真実の中にある、深い愛に気づいたー
いやいや
もっと〇〇なーと形容したいけれど
ソレ以上はひ・み・つ……(*^^)v。

伏線回収の際、そういうことだったのねという
納得とは、別の想いを残す。
ソレが、本作を見た甲斐になってくれそう………





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『チケット・トゥ・パラダイス』☆期待通りのパラダイス感♪(*^^)v

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/384453
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

《↓5年間結婚し20年前に離婚》
・デヴィッド: ジョージ・クルーニー☆
・ジョージア: ジュリア・ロバーツ☆   


元夫婦は、一人娘:リリーの大学卒業式で再会。
リリーは、卒業旅行先のバリ島で
助けてくれた地元青年(グデ)と恋に落ち
弁護士の道を捨てて、結婚すると言う。
両親である二人は、共闘して、結婚を阻止すべく
バリ島にやってきたー

ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの
息ピッタリの丁々発止が、見てて心地よい♪(*^^)v

それと、結婚式がらみの休暇を過ごす
バリ島の風景・雰囲気が、最高に気持ちイイ!(^^)/
(予告編からパラダイス気分に期待♪(*^^)v)

幸せな気持ちになって
終盤、胸も熱く…….(*^-^*)


▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ?▽)
▼▼▼

旅行先の人といきなり結婚!?
きっとろくでもないから阻止しようと
一致団結した、元夫婦。
式を中止させようと、結婚指輪を盗んでみたが……

娘の彼氏は、海藻の養殖業。
元夫婦も、手伝うなどして
バリの生活を体感していく。

地元民でないと、“旅先“は非日常。
娘は新たな経験に、目が啓かれたのかも。
それは、“出来心”ではなく
かけがえのないものを見つけたような感あり。
(彼氏が誠実な印象大(^^)/)

元夫婦も、お互いに不在だった時間を
非日常的なバリで過ごし
(彼氏の親族とも接し)
海の向こうに沈む夕日をながめ
普段とは違う気分(価値観?)の中で
考えもしなかった新たなドアを、見つけていったような……

いつ、どんな人と結婚するのが
人生の正解なのかは、わからない……
元夫婦の特に妻は、自分のような失敗はさせじと
結婚を阻止しようとするが
それでは
娘は、自分の誕生も失敗なのかと思ってしまう……orz

子供が納得しているなら、それを応援し
祝福することしか、親はできないと思う。
その後、幸せかどうかは、彼ら次第なのだから。

~中略~  ジョージアの若い今カレも乱入したり(^^♪

そんなこんなで、ついに結婚式を挙げるときがくる。
長老や親族らに、見守られながら
誓いや絆を固めるような儀式が、いくつかある。
新郎は糸切り歯を削られたり!(>_<)
(赤い)糸で二人をグルグル巻きにしたり…

そうすることで
結婚生活・家庭生活への覚悟を
決めていくのだと思う。
結婚は、ノリではないのだ。

日々の中で、不満や愚痴は出てくると思う。(汗)
けれど、それだけの覚悟をもって
結婚したはず。
その結婚式を見ていた私も
昔の自分を、思い起こしてみた…………

そうして、最後の儀式。
新郎は、新婦がもつバナナの皮の編み込みに
ナイフを刺す。
これで、本当に夫婦になるというその前に
新郎は、手を止め
新婦の親に、祝福を確認した――――

↑ココは、結婚式の大詰め。
祝福ムードが高まっているときに
(反対しにきた)彼女の親に、結婚の祝福(認め)を
改めて、強く求めた彼氏が、とても頼もしい。
そして
その後のくだりも含め、感きわまった私………………

それから
娘の結婚式を見届けて、船で、島を離れた元夫婦。
それからが良い☆(*^^)v

▽要反転▽


一緒に過ごして
なんだかんだと、突っつき合った元夫婦だが
相性の良さを、再確認したかもしれない。
惚れ直すというより
居心地がいいという感覚か。

この島なら、娘夫婦と一緒に
幸せに暮らせそう?善は急げ?
「やる?」
二人は一緒に、船から飛び降りた!!!(^^)/


▽▽▽
▼▼▼

『チケット・トゥ・パラダイス』
タイトル通り
自分も、(結末の)パラダイスに行く気でいて
その通りになった!(*^-^*)
旅行気分なのも良き☆(*^^)v




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『渇きと偽り』☆再捜査で真相さがし~今のこと昔のこと

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/383787
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(オーストラリア作品)

・アーロン(連邦捜査官): エリック・バナ
・ルーク: 妻子と心中?
・エリー: アーロンの友人 若い日に川で溺死

アーロンは、旧友ルークの葬儀に参列するため
20年ぶりに帰郷した。
日照り続きの、広大な彼の地を車で行く彼は
20年の時を遡るような……

妻子と心中し、殺人者とみなされた夫ルークの両親は
真犯人を捜してほしいと、アーロンに依頼するのだが。
実は…昔のこと。
友人エリーの溺死の“重要参考人“だったアーロンに
町の人は冷ややかで、ルークの父もソレをネタに
アーロンに、捜査を強いた。
アーロンは、地元警官とともに、捜査開始する。

日照りでカラカラに乾いた地で
パサつきギスギスした対応をされながら
捜査するアーロン。
一方、若い日にルーク、エリーらと楽しく過ごした
思い出の場所が、溺れそうなほど水をたたえた川
という対比が、良き☆

真実さがしですが
2つの真実を知ることになります!(*^^)v


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレぎみ?)
▼▼▼

干ばつ続きでも、農園経営には問題なかったというルーク。
彼が、心中を図る理由は見つからない。
というか
自宅で妻子が殺されて
離れた場所で死んでいたルークが心中を図ったと
言い切ってよかったのかな……汗。
思い込みでは?
捜査がずさん?( 一一)

ずさんであっても、“再捜査“されるのはイヤなもの。
地元警察の“上”を思えば、地元警官も
段々、協力しにくく……

ルークと妻の勤務先・・交友関係など
聞いて回るアーロン。
アリバイは
法に触れなくても、人には言えない状況の人もいて
嘘をついてしまい、怪しまれてしまう人も。
(コレは伏線か?)

エリーの死のことで、やたらイジワルな一団あり。
そこには、エリーの父も。
娘なら“参考人”だったアーロンを恨みたい気持ちも
わからなくもないけれど……orz
でも、アーロンは無実!
誹謗中傷・嫌がらせはやめてほしい!(>_<)

~中略~

そんなこんなで、真犯人を見つけたアーロン!(^^)/
しかし、追い詰められたソノ人は
油とライターを持って、森に逃げ込み
焼身自殺を図る!
こんなに乾燥してるっていうのに
大火事になってしまうよ!(>_<)
被害を最小限にしようと、身を挺したアーロンと警官!

やれやれ、真犯人が見つかって
ルークの汚名は晴れてよかった!(^^)/

そうして終盤。
懐かしい川に行ってみたアーロン。

昔、アーロンは、エリーに二人で逢おうと
川に誘ったのだが、エリーは来なかった。
そうして、後に
エリーが溺死体で見つかった。
エリーが、アーロンからの誘いのメモを持っていたことで
アーロンは、殺人を疑われてしまったのだが
ルークが、アーロンと一緒に居たことにしてくれた。

そのときは、コレで済んだのだが
嘘は、後々、色濃くなるのかもしれない。
ルークは、親切でアリバイを作ってくれたかもしれないが
今になって、もう一人の“女友達”と一緒に居たことがわかった。

その彼女にも、旧友として再会したアーロンだが
彼女の複雑な“現状”を思うと
友情とは違う、人間関係の根深さに、恐れを感じるかもしれない…

そうして、そんな“人間関係“のおぞましさともいうべき事実を
アーロンは、川辺で知った!
エリーとの思い出の場所で、腐れたエリーのバッグを発見した彼は
エリーのノート(日記?)を読み
彼女の苦悩と、起こったであろう事実を直感した――

話は、ソコで終わり
具体的に、エリーの事件の真相がどうなったかはわからない。
真実はいつも1つ!と、白日の下にさらけ出すべきなのか…

しかし
蒸し返しても、傷が深くなるだけの場合もあるから
アーロンだけが、彼女を理解するという意味でのみ
真実を知るだけでもいいのかもしれないと、思ったり……


▼▼▼

乾燥してカラカラの土地―という設定が良き☆
アノ人もコノ人も、ドライなのは、過去のせい……?汗。
そして
ぬぐえないほどウエットな、もうひとつの真実が
過去の川底ともいうべきところにあるのも☆

最後まで興味をひいた、真相さがしでした☆(^^)/



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映画『家族の肖像』☆紳士と美青年とモーレツオバちゃんと

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/4540
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督: ルキノ・ヴィスコンティ☆
・教授: バート・ランカスター 
 孤独を愛する
・コンラッド: ヘルムート・バーガー 侯爵夫人の若いツバメ

“家族の肖像画”を収集するも、孤独を愛する教授の元に
間借りを要求した夫人(ビアンカ)が、いきなりやってきたー

イヤだと言うのに、ムリヤリ要求を押し通して(汗)
間借りした部屋にも、“母屋“にも数人が出入りして
ドタバタするのは、コメディでもありますが…汗。

お茶の間ドラマなら
一人より、複数(家族)がいいよねー
と、ハッピームードでいきそうですが、
当時の政治・社会的背景も見せつつ
ゴールには複雑な気持ちになります…

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

上流夫人が、教授の“家“に来て
上の部屋が空いてるなら、借りたいと言う--
いや
上の部屋が空いてるんだから、借りるわよ-
という感じの強引さで、始まる……( 一一)
まず、教授の“家“がゴージャス☆
家具調度品も、華麗で重厚☆
教授=ランカスターも、品格あって重厚☆(^^)/
訪れた夫人も、貴婦人の装いなんですが…
言ってることの強引さは、庶民のオバちゃんと同じ…
(ちょっとアンタ、空いてる部屋、アタシに使わせなさいョ!)

教授は紳士なので、内心、ナンだコイツと思っても
礼儀良く接し、丁重にお断りする。
しかし、モーレツオバちゃんは、そんなの関係ないもんね…
強引に“借り“てしまう……(>_<)

“間借人“が来るや、部屋を破壊!(>_<)
ナンだコイツどころじゃない!
天井崩れ落ちソ……涙汗。
華麗な豪邸に、瓦礫が……(T_T)

間借人は美青年☆コンラッド。(以下ツバメ)
夫人の若いツバメちゃんらしい.。
夫人が彼を住まわせたくて、教授には“借りる“と言い
ツバメには、“買った“と言ったので
ツバメは、カスタマイズ(改装)はじめた。
まだ契約前で、このトラブル……( 一一)

そうこうして
オバちゃんの娘と娘の彼氏も、出入りしては、
ドッタンバッタン、ズンズン、♪♪♪♪~
騒音や振動のみならず
教授の個人的な生活や時間にも
ナニカと親しく(図々しく)、気遣いなく(無神経に)
関わってくる……家族のように……滝汗。

オバちゃん(夫人)も、やってきては
教授の家政婦に、勝手に用事を言いつける。
お客としてではなく
完全に、教授の家の家族のように…

間貸しというより、教授の生活圏にも、ズカズカ入ってきて
生活を乗っ取られた気持ちです、私……(‘_’)

ツバメもといコンラッドこと
ヘルムート・バーガー☆
ルートヴィヒ』でもお見掛けしましたが
美青年さが、本作でも、謎めきを魅せてくれる♪

左翼活動家のツバメは、家で暴漢に襲われ
教授に介抱される。
そのときの教授は、傷ついたとはいえ
ツバメの要求に、いちいち応じてあげる。
その献身ぶりは、まるで息子に対する父のような-
と言えばいいのかもしれないけれど
ランカスターの品格美とも合わせると、この二人は
もっと特別な関係として見たくなってしまうのは
変ですか…………………….(^^♪

~中略~

終盤、教授とツバメ・オバちゃん・彼女の娘と彼氏が
“家族の肖像”よろしく、語らうシーンがある。
語らいは、やがて、言い争いになり、暴力になり
関係は破綻していった―――

家族であったなら、団らんだけでなく
困難も、あるものだろう……
教授はかつて結婚していたようだが
家族の“意味“を熟知・満喫するまえに
終わってしまったよう……

家族の幸せを、平穏を保つためには
波風は、ないほうがいいのだろう……
だから、不満や苦悩があっても、表には出さず
押しこめているほうが、平穏(or静寂)でいられる。
問題点をリストアップして、真に解決しようとすると
かえって崩壊してしまうようにさえ、思ったり……

コンラッドが、本音で“訴え“たことがきっかけで
一気に壊れていくさまは、なんと形容していいのか…

その後まもなく、コンラッドが爆死してしまい
床についてしまった教授…………
彼は、彼らを家族だと思えばよかったと後悔するが
十分、家族だと思って接していたと思います……

もっと親身になっていればーと後悔することもありますが
実際、家族であっても、
すべてその人の言いなりになることはできないし
もっと思い遣っていればーと思ったとしても
親しければなおさら、それはお互い様のことだと思う。

ただ
ムリヤリ間貸しさせられて、家を破壊されて
関係者がいつも押しかけて
生活をかき乱されたけれど
教授は、家族のように接したと思いますよ、私は。
遠慮して譲るばかりじゃないから、家族は。
うるさいときはうるさいって、言うくらいOKよ。


▼▼▼

“家族“を構成する人々の個性が、濃い。(^^♪
ダンディな紳士と美青年のみならず
貴族夫人とはいえ、マイペース?わがまま?
強引さが強烈なオバちゃんには、私もたじたじ…(^^♪





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『笛吹川』☆子を思う母の執念は因縁に抗っても

キャプチャ



作品について https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/03368/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・原作:深沢七郎☆
・監督:木下恵介☆
・おけい:高峰秀子☆
   定平の妻
・定平:田村高廣☆ 

武田信玄が生まれた頃から始まる。
笛吹川のほとりに住む、農民の一家が
領主の武田家とたどる運命を見る。
因縁は、定平の“おじい”から始まったー

現状のまま、穏やかに暮らしたいと思う一方
少しでもいい暮らしをしたいとも思うもの。
領主次第で、運命が翻弄されてしまうなか
子供の命を守りたい、母;おけいの必死の姿には
ラストまで、心奪われる!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.信玄の“お胞衣(えな)”

信玄が産まれたあとの胎盤(お胞衣)を
埋めるため、おじいが出向いたのだが
道具が足にあたり、傷を負ってしまった。
それが、めでたい儀式を血で汚したと咎められ
殺されてしまった!

胎盤を埋める風習は、知らなかった……
(壺に入れて、恭しく運ばれた)
穴を掘って、けがをしたら
気遣われるどころか、殺されてしまうとは…orz
命の軽く扱われることヨ……orz

そもそも、おじいが借り出されたわけでなかった、
孫(半蔵)が戦で手柄をあげたことに、気をよくしたおじいは
娘婿(半平)の代わりに、褒美欲しさに
しゃしゃり出てしまったのだ……

同じ日、おじいの別の娘(ミツ)が、定平を産み
因縁がからんでいく。


2.「戦にいくもんじゃねえゾ」

半蔵(=おじいの孫=半平の息子)が戦功をあげ
おじいの娘(ミツ)が、定平とともに出戻ったが
まもなく、絹問屋(山口屋)と再婚した、

再婚にあたり、定平を実家に置いたので
義理の叔父:半平が、定平を育てた、
(子供を置いて再婚なんて!仕方ないの?orz)

時は戦国。
やたら、“〇〇の戦い”があり
戦功をあげるチャンスが、いつでもある状況。
半平の実子:半蔵は、武士になり、戦ったが
足にけがをし、おじいの因縁を思わせる。
そうして
次の戦いで、戦死した…….orz

定平を育てながら、半平は繰り返し言った。
「戦にいくもんじゃねえゾ」
何度も何度も言うことに
強いメッセージを感じる。

やがて、定平は、縁者の“おけい”を娶った。、


3.殿様(武田)の災いは、嫉妬の炎も (>_<)

ミツが再婚した山口屋は、商売繁盛すぎて
殿様(武田)の反感を買ってしまった!(>_<)
家は燃やされ、滅ぼさん勢い!
(生き残っても殺される!(>_<))

武田の代は信玄。
実父を追放するほどだから、嫉妬で燃やすのも
納得できそうなムードも……

命からがら逃げ延びた、ミツの娘タツは
武田への恨みで、呪い殺すことに執念を燃やす。

~中略~   渡る世間は鬼ばかりのように苦難が…orz
日々、生き抜くのって大変なこと…


4.“おけい“の、母親の執念

定平とおけいは、三男一女を授かった。
戦には出したくなかったが、(親戚に唆され)
長男が、戦にいったことがきっかけで
子供たち全員が、武田に仕えることになっ(てしまっ)た!

武田は勝頼の代。滅亡が近い……
長男は、武田の代々の御恩を言うが
おけいは、ナニが代々だと、同意できない。

負け戦続きで、右往左往しているような行列に
飛び込んだおけいは
そこにいる子供たちを、連れ帰ろうとする。

けれど、自分だけ、帰りますってわけには行かなくて…
じゃあ、このまま、殿様とともに討ち死にするの???
母親にしたら、世間体はともかく
子どもの命が大事。生きていることが大事!
たとえ殺されたって、生き延びるつもりで!!!!!(^^)/

おけい(=高峰秀子)が
必死に、子供たちを連れ戻そうとするのが
見ていて、もどかしくも辛い……
彼女は、足を引きずっている老女なんですよ…

彼女自身、体に負担をかけてきて
自分の人生や命を犠牲にしてまで
子供たちのためを思って、生きてきたと思う。
(母親はみんなそうだと思う)

名誉とか忠義とか、何も、誇らなくていいから
とにかく、生きて戻ってきてほしいだけなんだ!!!!!
なのに、なのに、戦禍は容赦なかった……orz

笛吹川を、武田の軍旗が流れてきて
定平が、ひとり、拾い上げた……

▼▼▼

モノクロ映像に、赤や黄など
Vividに着色した斬新な映像が
違和感とともに、目新しい……

いくつもの戦いを見せながらも
「戦にいくもんじゃねえゾ」
を繰り返し唱えた、説得力ョ……

さらに、母親おけいが
子供たちにすがりついて
帰宅を促し続けた、執念の姿からは
(仮に)“反戦メッセージ“という言葉では
含み切れない、重く尊いものを
つきつけられたようだった。

おけい=高峰さん、絶賛です!(^^)/



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テーマ : 邦画
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映画『アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版』☆夫と愛し合っただけwith わりと深い

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/381158
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(★☆ベルリン国際映画祭で金熊賞☆★(^^)/)

・名門校教師:エミ(♀)は、知らぬ間に
夫との“ラブ動画“が流出した件で、保護者会で
進退を迫られることに……(>_<)

本作は、3部構成で
1部は、冒頭から濃厚滝汗なラブシーンです…
(但し、画面は見えず音声のみ  ←自己検閲)
2部は、ルーマニアの歴史や現状を見せて
彼らの国民性的な価値観(常識感?)を示しつつ
矛盾や不合理の存在を意識させるよう……
3部は、それを踏まえた上で
エミ教師の処分を決める
保護者会のありようを見ることになります。
そして
結末は、3通り用意されています!(^^)/

映像(音声?)はドキドキ滝汗ではありますが
決してエ◇作品ではない(かも)と
言っておきたいナ…(^^♪


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ▽)
▼▼▼

PCを修理に出したら、“ラブ動画“が流失し拡散された…

保護者はやんや言いますが、エミ先生は被害者かと…
(撮影したのは夫?)
そーゆーのをPCに撮っておかないで!(>_<)
PC故障したら消せないし……( 一一)

はあ?と思ったのは、保護者会で
流出した動画をみんなで“鑑賞“したこと。
削除せずとっておく親たちョ……( 一一)
見なくていいものを“観る“の、どーなの??
(遅れてきた人が来るたびに
再生するのも、どーよ…)

“私生活”のエミと教師としてのエミとの
ギャップで、子供が混乱しているから
退職させようとする保護者。
エミは悪くなくても
それは、仕方ない一面も……orz
ましてや、鑑賞ホヤホヤの今は、刺激強め!(>_<)

さらに
エミが意図的に動画アップしたとか
ポ〇ノ女優だとかいうガセネタも出て
いじめのつるし上げのような非難に!!!

しかし、子供がエ◇サイトを見てしまうのは
親の責任だと、エミも反論。(確かに)
親は、今のご時世では、ムリだと
強硬に言い訳…(それもある…)

だがしかし
どんなにエ◇くても(汗)、それはプライベート。
エミは、夫と愛し合っただけで
何の問題もない!とキッパリ☆  ソーダソーダ!
そんなコトする人だと思わなかったと
思うのは、ご自由ですが
批判するってナニサマ…?( 一一)

~中略~  特に2部;監督のメッセージが
オムニバスorコラージュで
飽きさせない(^^♪
            

結末は、エミが辞めさせられるかが焦点。
コロナ禍の保護者会は、中庭で。
参加者だけで決めるのもナンですが……
3種の結末というのが、オモシロイ☆

特に、3つ目の結末ョ!
(事実は直視できないーとか
フィクションで描くーとか、2部の声を思い出しつつ)

▽要反転▽

ワンダーウーマンのような女性に変身したエミ!
そうきたか!!!
説得とか理解とか
誤解や偏見、寛容や共感…
私の感情を、トルネードさせつつ
善人や正義漢のようで
揚げ足取りやイジワルのような連中には
これでも食らえーー!!!!的なのは
ワタクシ的には、良き☆(*^^)v


▽▽▽

コレが事実だったら、心病むヮ…orz
ラストは(お下品ですが・汗)たくましく頼もしく
コミカルにしてくれてよかった♪

▼▼▼

R15、自己検閲ありますが(汗)
彼女は、プライベートで
夫と愛し合っていただけなんですゥ。(*^^)v




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テーマ : 洋画
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映画『メタモルフォーゼの縁側』☆年齢差の友愛を縁側にほっこり残して

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/380236
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・うらら: 芦田愛菜☆   高校生 本屋でバイト
・雪: 宮本信子    書道師範 未亡人

表紙の美しさに惹かれて
雪が買った漫画は、BL。
雪はすっかり作品に沼り
BL漫画に詳しい、本屋バイトのうららとも親しくなった☆

老婦人がBLに沼ったこと自体が
メインではないのですが
その辺のところも、心寄せて語りたいのであります!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ?)
▼▼▼

1.BL沼☆

作品に沼った雪は、誰かと語りたくなるのだが
この気持ち、わかるゥ~。(^^♪
私こと、#チェリまほ に沼りまして
ず~っと、安達と黒沢を見ていたい気持ちとともに
この気持ちを、分かち合いたい☆\(^o^)/

雪は、恋する青年たちの行く末を
幸せになれ!と応援したい気持ちだ!と
うららと盛り上がるが、私もそう♪

始めは、年齢を気にして
ハッチャけるのを、はばかっていた雪が
うららと話すとき、イキイキして幸せそうでイイ☆

(私もそうしたいのに、年齢を気にしてしまう…orz
SNSで盛り上がりを“のぞき見る“のがせいぜい…
いいなあ、雪☆ 語れる友ができて!(^^)/)

年齢と言ったけれど、年はとっても
中身は、(雪も私も)乙女なんですよ!(^^)/


2.友だち☆(*^^)v 

同級生・同年代だからと言って
趣味が同じとは限らず
ましてや
自分の大切な趣味(BL作品)を
揶揄されては、心は開けない……

誰であれ、同じ沼に落ちたもの同士☆
「そうそう!わかるゥ~☆」
価値観も楽しみも、共有できるのはうれしい!


3.うららと幼なじみ(高橋 恭平さん)

うららがBL沼に落ちたのは、幼なじみのせい?

彼は、普通にうららの家に上がり込むが
彼女がいるんですョ……( 一一)

「ズルい…」とつぶやくうららに
屈折した心の局面を見るような…

うららは、彼への満たされない想いを
BL沼で満たそうとしたのかナ……
二人分の男性の愛を、無意識に……?


4.きっかけ   人生が変わる!

かつて、字が下手だった雪は
好きな漫画がきっかけで、書道を学び
師範になったという。

うららも、BL漫画のきっかけで
漫画を描きたい気持ちがあるも
押し込んでいた…
しかし
雪の後押しで、作品を描いて
イベント参加(作品の販売!)にこぎつけた!

しかし、雪のアクシデントや
自身の気おくれで、うららは逃げ出してしまった!

そんなとき
煮詰まっていた漫画家(二人のお気に入り)が
たまたま、うららの作品を購入・入手した。

↑この巡りあわせが、嬉しいのですが
うららの作品も、素朴でイイ☆
BLっぽさを、チョッとだけ匂わせつつ
優しさに、ほっこり心温まる♪
漫画家もこの作品で、リフレッシュできたらしい。(^^)/


5.縁側☆

雪の家の縁側が、ツボ☆
うららは、玄関でなく
縁側から出入りさせてもらった。
その関係が、良き!☆(*^^)v
二人の親しみをよく表す!

雪が娘と暮らすため、この家を去ったあと
掃除に来たうららは
縁側から、帰っていった。

もう、雪とは逢えないかもしれないけれど
それは、いつもの光景で
その何気なさに、胸が熱くなる……

大切な出逢いと楽しい時間
盛り上がった話題に
笑いあった日々………
それらが、その縁側に……………

▼▼▼

BLに抵抗のある方も(汗)
そこがメインではないので大丈夫です。

(BLもですが)
温かい人間関係のお話、良いですよ。(^_-)-☆




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映画『智恵子抄』☆丹波&岩下の愛のオーラに圧倒される

0611.png


作品について https://www.allcinema.net/cinema/142097
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(第40回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート)
(高村光太郎の詩集と佐藤春夫の小説を元に)

・智恵子: 岩下志麻☆
・光太郎: 丹波哲郎☆


芸術家:高村光太郎と妻:智恵子の物語。  

芸術家の光太郎は、知人から
智恵子を紹介された。
大学卒業後、絵を描いていた智恵子は
光太郎の1番弟子のようにもなり
二人は、関係を深めていったーー

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

智恵子抄の詩集からは、光太郎は
こんなにも妻:智恵子に心寄せていたんだーと
羨ましく思ったものです。(^^♪

“美を求める“光太郎が出逢った智恵子は
芸術肌で、同じ土俵にいた女性。
共通項がある、話が合うーというのは大事です。(^^)/

二人は、当時ではめずらしい関係のようで
智恵子が製作に没頭して炊事を忘れたら
光太郎がしていたらしい。
お茶の支度などもまめにする光太郎、ナイス!(^^)/

光太郎が、智恵さん智恵さんと呼ぶ姿には
愛情と敬意を感じ
丹波さんの、懐深く広いオーラが、とても素晴らしい!(^^)/

経済的に厳しいとき、智恵子は“やりくり“し
機織りにも精を出し、良き妻であろうとするのも、健気だ…

しかし、智恵子には、うちなる熱いものがあった。
岩下さんの色気が、からみつくような情念を
感じさせる………

愛と芸術と美で結ばれたベストカップルのような二人だが
展覧会の落選、実家の焼失、父の焼死……etc.
智恵子に不幸が重なっていった。

~中略~  智恵子の精神の病が進む…orz

「私、だめンなる!」
取り乱す智恵子を“抑える”光太郎なのだが
それは、大きな愛で包み込んで
受け止めているようで…

母親が誰かもわからなくなっても
智恵子は、光太郎だけは忘れず
光太郎と居るときは穏やかになるのが、いじらしい…
―――と思ったら
光太郎と一緒でも、暴れて器物損壊も!!(>_<)

光太郎がいないと、狂気の沙汰で探し回る智恵子にも
ひたむきすぎる愛の昇華を見るようで
胸が痛い………

そんな智恵子を心配しつつ、手がつけられない、光太郎…
しかし、それでも、愛をもって抱きしめる……
切なすぎる愛が、彼の涙となったよう……
(↑この丹波さんは、ステキすぎる!!!!!!)

▼▼▼

アカデミー賞でノミネート作品になったそうですが
演技力というより、人間性そのものの大きさ・深さなのか
丹波さん&岩下さんの存在感には
圧倒される……………

こんなに愛された智恵子が
ただただ、やっぱり羨ましい。(^^♪



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テーマ : 邦画
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映画『大河への道』☆忠敬さん日本地図つくるってよ(^^)/

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/379939
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

地元の偉人:伊能忠敬を大河ドラマにして
観光振興したい市の職員たちだったが
日本地図の完成は、伊能の死後
弟子たちによるものだったと発覚。
その間、伊能の死は、伏せられていたらしいーー

市の職員たちが、伊能の関係者になって
江戸時代での出来事を、再現してくれる。
“伊能不在“のドタバタを見せながら
伊能の偉業を感じさせるのが、ニクイ☆

ラストには、グッとこみあげるものも!(*^^)v

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

昔、教材で、“伊能忠敬の日本地図“を見て
その正確さに驚いたものですが
劇中の資料館で、その地図を見た脚本家が
鳥肌モノで感動するのには、ナットク☆
測量技術の素晴らしさに、ただただもう……
(けれど、大河ドラマにすると
毎週、日本国中、旅をしていることになる云々と…汗)

話のほうは、本人=伊能忠敬の死後
日本地図を完成させるべく
その死を隠すことが、コミカルに描かれ
“忠敬さん“が、苦労して測量した映像はなし。
(気になる方は、大好きな加藤剛さん主演の
「伊能忠敬子午線の夢」を(*^^)v)

地図作成の元は、北方(ロシア)の脅威に備えた
蝦夷地の調査から始まった話。

↓独白  意見の相違はスミマセン


(当時からロシアは択捉に上陸。
そんなこんなで、国後・択捉は盗られた状態…orz
ウクライナのように抗戦せず、平和的に?占領されて
いつか返還なんてされるのでしょうか……orz)


お上は、地図作成予算をケチりたいらしく
忠敬さんの死とともに、プロジェクトも終えたいらしく
地図完成に勤しむ弟子たちは、公費横領?の罪に
問われそう……(>_<)
お上なら、国防意識をもって
むしろ、完成を援助する姿勢であるべきでは?( 一一)

いよいよ、忠敬さんの死を隠しきれなくなるころ
日本地図が完成し、将軍様にお見せすることに!(^^)/

そのとき、係の中井貴一さんの言うことがイイ☆
忠敬さんは、隣の間に控えていると、断言した!
それは
大きな日本地図だった!!!!

忠敬さんは、完成した日本地図そのものだと!!!!

大きな日本地図の、詳細な海岸線………
これをじっくり見ていると、目頭が熱くなった………
忠敬さんと伊能隊の皆さんの手間ヒマを思うと
ホント、成し遂げたものの大きさに圧倒される…………

▼▼▼

伊能忠敬の大河ドラマを作ろう!というネタを
本人(忠敬さん)不在なのに(汗)
周囲のバタバタで、面白く見せてくれたと思います♪
面白かった!

鳥肌立った!(*^^)v




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映画『さよならくちびる』☆二人の間の“良き感情“なら(^^)/

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/366502
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


・ハル: 門脇麦    作詞・作曲
・レオ: 小松菜奈
・シマ: 成田凌   元ホストでローディに志願


デュオ:ハルレオは、解散ツアーをしていた。

バイト先で、ハルがレオに声をかけ
始まった、ハルレオ♪
ハルの作詞作曲で、ふたりで歌う♪♪
(シマも、タンバリンやギターでサポート♪)

移動中の車内、ハルはタバコ、レオは飲酒。
前後する座席で、心ある言葉も交わさない……

移動中もライブ中も、いつも一緒の3人。
何かしらの感情が渦巻いても、やり過ごせず
解散しかないのか……
一体、何が……

▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!) 違うときスミマセン
▼▼▼

ハルレオの亀裂の原因は
“恋心“が生まれたことらしい……
(メンバー内恋愛禁止ではあるが)

女2人に男1人。
三角関係のリスクあります……汗。

シマは、ハルの曲に惚れて、ローディ志願したわけで
ハルへの気持ちは、尊敬も含め、アリ☆
そんなシマに、惹かれたレオ。
「私を口説きなさいよ!」と迫ってみても……orz

ハルの初恋が女子だったことを、レオは知っていた。
自分に声をかけたことは、ソレもあったと思う…
“脈ナシ“を感じたシマは、切なかろう………

そんな中
“恋愛感情”とは別の“好き“が
レオにはあったと思う。ハルへの。
レオが、不機嫌で自暴自棄?な態度をとっていても
ハルにプレゼントをしたように。
(誕生日でもなく、ハルが自分に声をかけてくれた日の記念☆
としてというのが、ミソ☆)

印象的だったのは、インタビューのとき。
まりか様が、作詞・作曲のハルばかりべた褒めし
レオが、中座してしまった件。
ハルは、レオの“歌“の良さで、フォローしたのだが……

↑ココ、ハルばかり認められて
面白くないからだけじゃない気がしたのは
思いだしたことがあったから……


小6のとき、東京から転入した女子Cがいた。
Cと親しくなるうちに、私は彼女が大好きになった。
宝塚と算数が好きなCとは、一緒にいて楽しくて
ホント、大好きだった!!!(*^^)v
(恋ではないが、恋と呼んでもイイ(^^)/)

そんな大好きなCだからこそ
私は、Cが得意な算数を、テストで負けたくなかった…汗。
ある日の日記にこう書いたのを覚えている。
「算数100点!Cと同点(花丸のイラスト)」

それは、張り合って勝とうというのではないの。
大好きなCと同じところ(レベル)に居たかった気持ち。
(好きだと一緒に居たい~と思うでしょ。
それと同じ感情かと)


レオは、ハルばかり評価されることに
プライドが傷付いたというより
ハルと同じところに居られないんじゃないかーという
淋しさや焦りが、不安や苛立ちになっていったんじゃないかと…

ぎくしゃくして、解散を決めたハルレオは
ついに、シマの車を降り、解散!となり、別々の道へ……
~~~と思ったら、一緒に仲良く戻ってきたョ!(^^)/

そうだよね。
好きだからこそ、感情がこじれて
(甘えて)意地を張ることもあるよね……
元々、好きな相方だもん♪
恋であれ、友であれ、名前のつけられない“良き感情“なら
私、わかる気がするョ!(^^)/


▼▼▼

ハルレオが弾き語るのは
秦基博さん、あいみょんさんの楽曲。
ライブハウスで、何度も聴いていると
ハルレオがしみ込んでくる感じで、良き♪

ギターをならす、二人の手が
力強く、頼もしく見えるのも、好き☆(*^^)v



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映画『流浪の月』☆誰にも侵せない“生きる場所”を二人に!

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/377978
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・更紗: 広瀬すず☆
・文(ふみ): 松坂桃李☆


帰れない事情ある少女を、自宅に連れてきた青年。
“助けてもらった“少女は、彼になついていたが
青年は、誘拐犯として逮捕された。
その後、成人した彼女が、再び、青年と再会したとき
またもや、彼女は問題を抱えていたーー

“善意”の青年が“逮捕“されたと思っていたときから
もどかしく感じていました。
彼は、彼女の“居場所“以上の”生きる場所”だったのにと。

しかし、その気持ちは、よくも悪くもかき回され
高ぶりながら、見入りました。

“生きる場所”を見つけるのも、そこに留まるのも
むずかしいことなのかも……
誰にとっても……

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!(>_<))
▼▼▼

1. ロリコン?

話が進むにつれ、文はロリコンだと……
(イイか悪いかは別として)
私は、文は、困った少女を“善意”から助けたと思っていたので
そこに、ロリコンである必要はあるのかと……
(逆に、ロリコンでないと、そこまで少女の事情に踏み込まないのか…)

(後になって、文が、成人女性を恋愛対象にできないことがわかり
それに苦悩する姿も、痛ましいのだが…)
文が、少女:更紗を見る目は、“特別“ではないと感じた私は
人としての優しさで
彼女に“生きる場所”を示してくれたと、信じたい。


2.生きる場所

作品を観るうちに、痛烈に感じたのが
「生きる場所」について。

子供は(大人もだが)、住む家に帰らなければ
居場所どころか、生きる場所がなくなる…orz

おば宅に同居中の更紗は
従兄弟から、性的いやがらせを受けていたが
ほかに生きる場所がないため、耐えていた。
(その嫌がらせがトラウマになる)

そうして
“生きる場所さがし”は、文にも更紗の恋人にも
感じてきたのが、興味深かった。


3.更紗の恋人:横浜流星♪(^^)/

この恋人が、モラハラ束縛DV男なんですよ……
愛のふりで束縛し、隷属させる……(>_<)
更紗も、ほかに“生きる居場所”がないから
彼の言動や行為を、愛と思いこんで
現状を耐えるしかなく……

↑このケース、多々あると思う…滝汗。
今、この家をこの生活から逃げたとして
明日から、どこでどう生きます????
お金あります???

更紗の状況を知った上で、逃げ出さないとふんで
彼女を“支配”した彼氏にも
逃がしたくない“居場所”を求める背景があったようで
ご苦労さまです……
(イヤな男を演じた横浜さんが良き♪芸域を広げて魅せて♪)
(ちなみにラブシーンは、目ェそらしてました…(*^^)v)


4.文と更紗に幸あれ!(^^)/

文が、誘拐犯とされたとき、更紗は
精一杯否定したのに、聞く耳は持たれず
むしろ、洗脳された少女と好奇の目に晒され…orz

何年経っても、ネタになりそうだと
追いかけてほじくるマスコミやネット民…
(人にスマホ向けて写真撮る行為、アレ嫌いです…)

あのとき、従兄弟からの被害から逃げてきたー
のが真相だったが、言っても、もみ消されたかもしれないし
好奇の目に晒されたかもしれない……
けれど、それでも、真相を話して
二人の関係を、汚してほしくなかった。

それがずっとじれたくて……
なのに、上塗りな災難が…(>_<)

成人して再会した二人は
お互いに、ピュアな心の拠り所=生きる場所であると
再確認したと思う。
(それぞれの恋人からは得られないもの)

そうしてあるとき
同僚が置きざりにした娘を、更紗が
文と一緒に面倒を看たとき(=更紗と同じ状況)
マスコミやネットは、再び、心ない言葉を浴びせたのだが…

そのとき
私のじれったさに満ちた怒りは、沸点に達しまして
「一番悪いのは、置いてった母親なんだよ!
面倒を看てあげてるのに、ナニ、嫌がらせしてんだ!
優しさがわからない奴は、すっこんでろ!
人が幸せに生きる邪魔すんじゃねー!
人が生きる場所、奪うんじゃねー!!!!!」

応援上映でしたら、絶叫したい気持ちでございました。(*^^)v

~略~

もう夕食にアイスクリームを食べない、大人になったけれど
(トラウマで) 性的対象として、触れられたくない更紗と
大人の女性を愛の対象にできない文。

そんな二人が、一緒にいられるのかは、多分、愚問……
コンプレックスやトラウマを超越して
善意や優しさ、思い遣りが、人にはあるから☆☆☆
(ゲスなことしかできない奴らが抱く、愛もどきよりも
もっと高尚な愛の形があると信じているよ、私は!(^^)/)


▼▼▼

二人が、迷うことなく、さまようことなく
二人の愛の形を、強く信じていってほしい!
そうして、二人の幸せを絶対見つけてほしい!(^^)/
そこは、誰にも侵せない二人の“生きる場所“だと
願っているから!(^_-)-☆




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『死刑にいたる病』☆猟奇の人たらしが心に入り込むのめりこむ

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/378585
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・榛村: 阿部サダヲ☆  元パン屋 猟奇殺人鬼 死刑囚
・雅也: 岡田健史☆  大学生 中学生のときパン屋の常連

榛村の“1件の冤罪“を証明するため、雅也が奔走するー

“イイ人“で人たらしの榛村は、油断させて
17~18歳の男女をいたぶって殺した……
↑序盤の拷問と殺しがエグイ…orz (>_<)
しかし
この“残虐性“が、浮遊して
やがて、他者にも影響する様子が、興味をそそる。

対象年齢ではなかったから、えじきにならなかった雅也が
“イイ人“榛村からの手紙で、真相を探りまわるというのも
ムリがあるようでありながら
榛村が入り込む“余地“が、雅也には
今でも残っている境遇というのも、不安要素で良き☆

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ?)
▼▼▼

1.冤罪はらし?

榛村が冤罪だという、被害者(成人女性)の真犯人さがしに
雅也が奔走するのだが
“真実“さがしの刑事モノのようで
ドキドキしながら、ワクワクする♪(^^)/

(冤罪なら警察の怠慢だし、捜査・裁判で榛村が犯人となったので
今更なことなのに、榛村に共感する雅也が
生き生きと“捜査“することに、違和感を感じるべきところか…汗)


2.心のすきま

中学の頃、“居場所“になってくれた榛村への好感は
大学生になってもあった雅也。
それは、今でも、家庭内に問題を抱えているから……

そんな子を見つけては
優しく手なずけていった榛村だが
彼自身も、複雑な生い立ちだと知る。

さらに、雅也は、実母と榛村が
同じ養母に庇護されていたことも知った!!
↑この関係は安易でなく大事!(*^^)v

もしや、榛村の子?と疑う雅也が
通行人を、あわや殺しそうになる!(>_<)
が、一線を越えずにとどまれたことで
榛村と親子ではないと確信するのは
か弱そうな雅也が、榛村と、一線を引けたシーンで
頼もしくも、大事なコト☆(*^^)v


3.選ばせる

岩田剛典さん演じるロン毛男性:金山。
不安げな彼も、不穏な空気を醸し出す……
彼も少年期に、榛村と接していた。

榛村は、子供相手に残酷な“遊び“をしかけていて
痛みを伴う者を、“選ばせて”いた。

↑この“選ぶ“というのが、クセモノ…(汗)。
決定権を人に預け、責任感を押し付ける…
痛みを体だけでなく、あとあとまで心に負わせて
苦しませる……(人間性、悪すぎ…( 一一))

金村は、昔、させられたように、今も
えじきになる女を、榛村に対して指さしたらしい…

被害の成人女性を殺したのは
金村なのか、榛村なのか、雅也は迷うのだが
真実をさぐる過程が、絶妙に、心狂わせてくる……(>_<)

ところで、雅也の母。
彼女は「私には選べないから」と言って
いちいち、雅也に選択と決定をきいてきた…

家政婦のような立場だから、選択権がないのかー
と、あわれな状況を匂わせつつ
榛村と過ごした過去を思うと
彼女なりの(無意識の?)うまくかわす生き方なのかな…
(でも、いちいち息子に決めさせるのも、酷かも…)

~後略~  ← 何かとのめりこんでしまう(^^)/


▼▼▼

阿部サダヲさんの作品は、人間味のにじみぐあいが
すばらしくて、必ず観たくなります!(^^)/

今作の人当たりの良さは、しつこくベットリして(汗)
淋しい人の心の中に、ベッタベタに
ひっついてきそう……なのが、良きか…(^^♪

(個人的に「チェリまほ」で清楚な藤崎さんが
スゴイことになってて、滝汗…(>_<))




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テーマ : 邦画
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映画『みかんの丘』☆救った二人の命それぞれの人の心

0505.jpg


作品について https://www.allcinema.net/cinema/352968
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・イヴォ: みかんの木箱製作  エストニア人
・マルゴス: みかんの収穫  エストニア人

ジョージアのアブハジア自治共和国。
エストニア人たちが暮らしていたらしいが
ジョージアとアブハジア間で紛争が起こり
ほとんどが帰国した中
上記2人は。みかんの収穫を急いでいたーー
生活圏の中で、響く銃声。
侵入してくる兵士たち。
すぐそこにある戦争の恐怖を感じながら
イヴォの視点(目)で見ている。

言ってしまえば、負傷した敵同士を
イヴォが自宅で看病しますが
その経過描写、絶賛です!(^^)/
(敵同士だけど個人レベルでは友人になったョ
などという話ではない オッと)


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

・A(アハメド): アブハジア兵(傭兵 チェチェン人)
・B(ニカ): ジョージア兵

序盤、イヴォの家に、Aはもう一人とやってきて
食料を要求するのだが
一応、味方側の兵士であっても
銃を携えて、家にあがりこんで
「ケチるなよ」などと催促されるのは、コワい……
逆らえば、撃ち殺して盗むこともできる。
かわいい孫娘の写真を見つけて、気にするのも
何かされそうでコワい……
(ほかの家族はエストニアに帰国済み)

生活の場で紛争が起こっているのが、こわい。
みかんの収穫・生産性―そんなことはお構いなしに
破壊する者たちがやってくる、恐怖と虚しさと憤りを
感じてしまう。

それでも少しでも、みかんの収穫をするのは
もはや、収入のためではない。
もったないから☆(食べ物は大切に☆(^^)/)

そうこうして、銃声がしたので行ってみたら
数名死傷していた中、Aは生存(負傷)。
埋葬しようとしたジョージア兵の中で
Bの生存に気づき、イヴォは、二人を自宅に搬送した。

AもBも、臥床しているうちはいいが
撃ち合い殺し合った敵だと知ったらどうなるか…汗。
家の空気が、ピりつく。

しかし、イヴォは献身的に看病し
二人は、テーブルで食事できるまでになった、

Aは、相棒の仇とばかり
Bを殺すことばかり、考えていたのだが……
二人の銃を“預かった“イヴォは
恐れることなく、言ってやった!
「誰が殺す権利を与えた???」
この家では誰も殺さないと、Aに約束させ
Aは、Bが回復し外に出たら殺す気でいた。

しかし
自分(A)の命の恩人が、命を救った人を
元気になったら殺すなどとは……
Bの命は、もはやBだけのものではない。
看病してくれた恩人イヴォのものと言っても過言では…
(例えるのもナンですが、手をかけて育てたみかんを
踏みつぶすようなものかと…)

味方の軍(知人の将校)が、イヴォの家にやってきたとき
イヴォは、敵兵Bを守ろうと、Bは負傷し話せなくなったと言い
Aは、Bを自分の相棒だとさえ言って、イヴォを援護した!
(敵を匿っていたら、きっと、イヴォにも咎が…)

敵同士の関係が、お互いに、“人”として意識し始めたー
というだけでなく
命長らえさせてくれた人への(手間への)感謝がありそう☆
(丹精込めたみかんを、廃棄させず収穫に努めるかのような)

そうやって、絆が生まれてきてたのに……otz

再び、味方軍(知らない人)がイヴォの家にやってきた。

味方兵Aに対して、ジョージア兵だと疑い
不愉快な態度をとった。
イヴォが説明しようとしても、聞く耳を持たず
その場で射殺しようとした!!!(>_<)

そのとき
ピンチのAを援護したのは、Bだった!!!!

↑ココは、急展開のシーンですが
多分、とっさにとった行動は
本能的に善良な人間の正当な行為だったのだと思う。

味方であるはずの兵士らは
イヴォたちに危害のみ与えていった。
Bは撃たれ
マルゴスも流れ弾に遭い、二人とも亡くなった!!!

イヴォは、Bを息子の墓地の隣に埋葬した。
(イヴォが帰国しなかった理由は息子のため?)
それはもう、家族と同じだね………

▼▼▼

敵・味方なく、助けたくなるのは、
イヴォだけではない。
アノ人が
とっさに、(敵を)助けたように……

理想やきれいごとでなく
人の心は、かくあれ!と願いつつ
戦地にあっては
一日も早い終結を祈るばかりです。



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テーマ : 洋画
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映画『ツユクサ』☆さりげない深い悲しみを払拭して!(^^)/

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/380758
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・芙美: 小林聡美☆  独居
・篠田: 松重豊☆  ツユクサで草笛

宇宙好きの少年:航平(同僚の息子)とも仲良しの芙美は
落下し、車を壊した隕石も、幸運のお守りとして
ペンダントにした。
偶然、何度か出逢った篠田に、草笛を教えてもらったり
料理をふるまったりしたが
芙美は、それだけでいいと思っていたーー

小林さんのさらっとした雰囲気が好き☆
日々のささやかな幸せさえあれば、良き☆??
そう思わせつつも
人の事情と心根は、深いですよね………

さらっと暮らしているようで、掘れば何かありますよね
誰にも……
私は、皆が持ちうる“痛み“を
さらっとチラッと見せてくれる作品が好きです。

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!) 違うときスミマセン
▼▼▼

1.断酒会

冒頭から、芙美は断酒会でがんばっていた。
アルコールを始めたきっかけは失恋というが
実は違うと言う…………

よほどのことがあったと覚悟しつつも
芙美は、車が隕石で壊れても
深刻にならず、さらっとかわして、前向きで…

けれど
さらっとかわす人は、本当にかわせているのか?
淡々とやり過ごしている人は
本当に、心折れていないのか…

私が思うに
本当に心が強くて広くて、立ち向かえている人と
はた目には、そう見えても、実は
心が傷つきすぎて、喜怒哀楽の起伏を
無意識に抑え込んでいる人もいるのではないかと………
(芙美は後者に思えて)

▽要反転▽

芙美は、息子を踏切事故で亡くしていた。
航平と親しいのは、息子の影を追いたいから??
アルコ―ル依存もそれからのようだが
そこから抜け出せたのは、航平のおかげかな。

▽▽▽

隠れ呑みしていた断酒会長も、いろいろあるんだろうな…


2.ツユクサの草笛

道路工事の誘導員をしていた篠田と
芙美は、出逢った。
壮年男が、ひとり草笛を吹くーー
絶対ナニかあると思わせる哀愁……

篠田も妻を亡くし、歯科医を廃業したという。

芙美と篠田の出逢いは、二人の再生になりうるが
そう簡単には、問屋は卸さない……
ソレ以上を望まない生活に慣れてしまうと
現状からのちょっとした起伏で
悪い意味で、満足してしまうし……

ナイスなのが、預かったインコ♪
「アイシテル」としゃべってくれたことが
芙美の気持ちを押す。
歯科医に戻った篠田に、虫歯を診てもらいに行った!
↑虫歯を口実に行くのも良き☆

篠田が教えてくれた草笛を
まだうまく吹けない芙美だが
それを口実にしてもいいかも!(^^)/


3.海に投げる!

幸福のお守りに、隕石をペンダントにしていた芙美は
篠田に出逢った頃、隕石を海に捨てた。
(↑違うときスミマセン↓)
篠田に出逢えただけで、幸福がかなったと思って捨てたのか
ソレ以上の幸福に進む自信がなくて捨てたのかー
(後日確認してみます)

いずれにせよ、篠田との出逢いは
結果的に、平たく言えば
アルコール以上に、心委ねたい(依存)コトだったかと。

だから、私は、私の幸せは
毎日のコレくらいで十分なんだーと
悪い意味で、“足るを知って“いては
人生、もったいないんだって!!!!!!

そうこうして、篠田が芙美に逢いに来てくれたとき
私も、とても嬉しかった!!!!(^^)/
篠田へと走っていった芙美は
篠田の胸に飛び込むのかと思った!

なのに、芙美は、はじけるように
海に向かってジャンプ!

嬉しかったんだなと思いつつ
古い自分を海に捨てたのかな、とも……


▼▼▼

さりげないふりをした、日常生活の中に
潜んでいたやりようのない。重暗い悲しみ…
小林さん=芙美のたたずまいが絶品です!

ともあれ
そんな静かな悲しみを、思い切って
払拭したようなラストシーンは、爽快!(^^)/
まだまだ続く人生だから☆(*^^)v




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