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映画『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』☆西島さんの笑顔を信じて(^^)/

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/363381
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・小塚(オヅカ): 西島秀俊☆  グリーンランドの上司
・波平(ナミヒラ); 波瑠☆  グリーンランドの新人
・グリーンランド: 遊園地の名前
・波平の遠距離彼氏: 中村倫也☆

遊園地で働く人のお話を
西島さんに期待して鑑賞☆(^^)/

東京本社から、関連の遊園地に転勤した波平。
彼氏と離れ離れになった波平は
MVPになれば、本社に帰れると聞き
仕事に励むが……

心をえぐるような人間ドラマではなく(^^♪
終始、遊園地の中にいて
非日常感を楽しむ感じです♪(*^^)v

西島さんの笑顔が、とてもうれしくて
話はゆるくてもいいか……と思っていると
チョイチョイ、ドキドキ(イライラ?)はあった。
爆弾とか……汗。


▼~▼内容にふれて雑談です。(▽ネタバレ!)
▼▼▼

1.ゴミ集め(^^)/

小塚に、園内のゴミ集めを命じられた波平。
ゴミ箱をめぐりながら、園内を覚えるのが狙いなのですが
自分は企画をしたいのにと、不満に思う。
もしかして、実際に、そんな人いるのかな……汗。
私は、ナニ様だから、ゴミも集めない掃除もしたくないとか…etc.

ゴミのないきれいで快適な空間は
誰のおかげかな?(^^♪
ナニ様では、大切なものが、見えないですよね!(^^)/


2.. アイドルとマネージャー( 一一)

予定時間を大~~~幅に遅れ、真夜中に来た
アイドル御一行。
予想以上の遅れなので
アイドルが遊ぶのは、不可能に……
すると、話がちがうとブーブー言うアイドルたち。
それは、わがままでは……?( 一一)
もし“推し“だったら、さめるヮ…(汗)

結局、夜中にスタッフを呼んで、アイドルを楽しませ
マネージャーから感謝され
いいエピソードになったのかもしれないけれど
サービス業、夢の国なら、ゴリ押しに応じるというのは
どうかな…と思ってしまう。
スタッフにも、プライベートの”生活”があるし……汗
(心広く、対応するスタッフさんには
頭が下がりマス…私の心せまい?orz)


3.遠距離は心も…orz

遠距離交際中の東京の彼氏が
波平に逢いに来た。
波平も、速く帰京したい。
しかし
話しているうちに、心の距離=“価値観の差”を感じた波平。

心はつながっているつもりでも
環境が変わると、気づかないうちに
価値観が変わっている……
言い換えれば、大切なモノが変わってくる。
(♪『木綿のハンカチーフ』の彼氏の心変わりは辛い…orz)

さらに、言い換えれば
彼氏寄りの価値感が、小塚(西島)さん寄りになった。(^^)/
小塚さんの笑顔と包容に、染まったと言うか☆(*^^)v


4, 爆弾を気球に乗せて(汗)

そんな小塚さんは、実は、近々、転職するらしい!
“ミスター遊園地”みたいな人も
ほかの世界を見ていたんだ……
ともあれ、大きなイベント:風船企画を成功させようと
意気込む波平。
そんな折、“時限爆弾”が事務所に!(>_<)

爆弾と言えば、波平の初出勤日。
実は、小塚の企みで、ニセの爆弾を持ちながら
必死に走らされた波平。
(ショーの一部となり、お客さんにはウケた(^^♪)

しかし、今度の爆弾は、小塚も誰も
心あたりなく、本物の爆弾らしい!(>_<)
小塚は、爆弾をもって、ひとり
風船イベントの気球に乗り込んだ!
ああ、わりとゆるやかな作品が
終盤で、まさかの緊迫感!(>_<)
まさか、小塚さん、爆死しませんよね??

▽要反転▽


実は、これは、波平のお返し(仕返し?)爆弾。
初日で、必死に爆弾を移動させたのに
ニセ爆弾でしたあ~というオチに
一度は、御立腹だった波平。
仕返しというよりは、退職の思い出バクダンと言うノリ。
コレはコレで、適度な刺激で良き☆(*^^)v


▽▽▽
▼▼▼

イイ意味で、ゆるそうな感じで
非日常の癒しを、西島さんに委ねながら
観る感じで、合ってました。(^^)/

突き詰めれば、深い問題(悩み)も
全体のムードも、わりとゆる~~~く……

あ、BAッSHAAAAAAAA~~~NN!!!(>_<)

油断してると、アトラクションのスプラッシュかかります。(^^♪
あと、爆弾も……汗。(^^♪
などなど
適度に、アソビましょー!(*^-^*)




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ヴィレッジ』☆“村”=呪縛からの解放と納得

0518.png


作品について https://www.allcinema.net/cinema/382909
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

片山優: 横浜流星☆  ゴミ処理場に勤務
優の母: 西田尚美☆ アルコール・ニコチン・パチンコ依存  借金漬け
美咲: 黒木華☆  東京から戻りゴミ処理場に勤務
村長: 古田新太☆
透: 村長の息子 ゴミ処理場を仕切る
恵一: 美咲の弟 ゴミ処理場に勤務

冒頭。
村の民俗芸能の薪能の炎と重なるように
放火・火災の映像が重なる。
伝承は、能だけではない。
いわくある事柄は、いつまでも過去にならない…

横浜さん=優の、絶望感ただよう風情が
気になっていました!
彼は、父の“コト“で、村民から後ろ指をさされ続け
依存症の母の借金返済のため
ゴミ処理場で、奴隷のように働いていた。
その出口を願いつつ求めつつ、鑑賞☆(^^)/


▼~▼内容にふれつつ雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

新型コロナが流行し出した頃、
聞いた話では、(地元の)ある村では
患者第1例目の家は、村八分になったとか
感染した家は、村人から、家や車に何かされたとか
遂には、引っ越して、村を出ていったとか………
小人口の“村”での風当たりの強さは
そこでの逃げ場がなく
そこで生きていけない感じになるのが怖い……(>_<)

優の“村“では、多様性も選択肢もなかった。
優は、犯罪者の息子という目でみられ
ダメ母の借金、返済しなくてはいけない。。
仕事場は、村の産業ともいえるゴミ処理場。

このゴミ処理場は、仕切ってる奴がゴミ…( 一一)
村長の息子(以下:ゴミ息子)で、やりたい放題。
賭けの道具に、優をボコボコにさせる…
(勤務中なのに(>_<))
さらに、ゴミみたいな奴らが(汗)
夜に搬入する不法投棄の始末をさせられる優。
(そうでもしないと借金が返せない!)
弱みとばかりに、それを撮影してくるゴミ息子には
イライラするヮ…( 一一)

両親のせいで、尻ぬぐいさせられる、優が気の毒…
自分だけでも、村を出るべきでは??
でも、母親を見捨てられないんだね……

生き地獄のような優にも、転機が来た。
帰郷した美咲が、ゴミ処理場に就職して
ゴミ処理場の“広報“担当に、優を推薦した。
(父のことで反対する者もいたが、乗り切る(^^)/)

身だしなみも表情もパリッとして
生き返ったような優。(母親の件も、上向きに(^^)/)
ああ、このまま前向きに行ってほしいナ……

しかし、暴君が1人いるだけで、戦争が終わらないように(汗)
ゴミ息子がいるんだナ……ココには……( 一一)
ゴミ息子は、優とイイ仲になった美咲に、横恋慕していて
あるとき、美咲の自宅に来て、襲った!(>_<)
助けに来た優も、クマのようなゴミ息子に、殺されそうに!!(>_<)


さて、能に親しむこの村にあって
美咲にも優にも、能は近い存在。
幽玄な能には、夢うつつの夢も重ね…
父の事件のことも、自身の不遇のことも
過去も未来も、すべてが
夢まぼろしであったら、よかったのに………………

しかし、現実を掘り起こした者がいた。
美咲の弟:恵一だ。
不法投棄したものを見つけてしまい
なぜか、村長の弟に報告(タレコミ)してしまった!(>_<)

↑本当は、正しいことなんですが
村長から、対応を丸投げされた優は困る…汗。
自分も、その片棒を担いだことあるし
写真も撮られてるし
広報担当の今は、世間にもれたら大惨事!

↑優の味方目線なので、恵一には
余計なことして!……と思ってしまう私……
幸せに行っていた優も、足元が崩れる危険に
落ち着きも、人間性も失いそうに……
(人は境遇で、鬼にも仏にもなるという人間臭さが
横浜さんで観られるのは、良き☆)

そうこうして、ゴミの埋め立てから
ゴミ息子の遺体が発見された!

ゴミ息子のスマホも一緒だったから
写真や動画から、最期には
美咲と優が一緒だったとわかってしまった!
(なぜ、スマホを取り出さなかったの……)

ココからは、末期的……orz
優は、村長に、ゴミ息子の“件“を話した。
すると、村長:父は、トラブル息子がいなくなって
むしろホッとしたなどと言い (滝汗) しれっと
優とともに、村を盛り立てようと、のたまったあげく
ゴミ息子殺しは、美咲にしようと言い出す…orz
(実は、優を助けようと、美咲がはさみで刺殺したので合ってる)

立場を利用し、優をイジメ放題で
好きな女を、わがものにしようと襲って
それを阻止しようとした優を、殺そうとし
優を助けようとした美咲が、“防衛“した――だけ。
元は
ゴミ息子のアレコレが悪いから
そうなっただけなんです!

そもそも
その大元は、親の村長ではないか!!!
(育て方とか…もう銀河鉄道パパの爪垢すらもったいない!)
この村を盛り立てて、云々…と言っているが
この村がダメになったのは
済みにくい場所にしてきたのは
村長家なんじゃないんですか!(怒)

かつて、信念のあった父が、そうしたように?
優は、このゴミ父村長を手にかけた。
そして、父と同じように、火をつけた……………

それは、優にとって、新たな苦難の始まりかもしれないが
一方で、彼をがんじがらめに閉じ込めていた
“村”という元凶を葬り去った、という解放だったのかもしれない。
(村長の母は、巻き添え……(>_<))

優に、未来や希望を祈るのは、もはや
私の自己満足でしかないかもしれない。
けれど、この村の能になぞかければ
幻でいいから、優の中に“納得“があったならいいナと……
ラストの表情から……


▼▼▼

都会にいると、のどかでいいと思うこともあるようですが
田舎暮らしは、それなりに、色々キビしさもあると…
「村」というタイトルに、「険しさ」を覚悟して鑑賞しましたが(汗)
横浜さんの表情、人物変化は、とても良き☆(*^^)v
人間臭い作品、今後も期待です!(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『エヴァの告白』☆移民女性の困難と“男の白状”(汗)



キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/347717
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(原題: THE IMMIGRANT)

・エヴァ: マリオン・コティヤール☆   ポーランド移民
・ブルーノ: ホアキン・フェニックス☆   興行師
・オーランド: ジェレミー・レナー☆    芸人  ブルーノのいとこ

1921年.ポーランドからアメリカ(NY)へ、妹と渡ったエヴァだが
妹は結核で収容され、滞在予定の叔父夫婦は、いないものとされ
送還されそうになった。
そこへ現れたブルーノのおかげで、入国できたエヴァは
ブルーノのもとで、“劇場の仕事“をすることになったー

か弱くて、運が悪くて、幸せ薄そうな女、
それでいて
凛とした美しさと、芯の強さある女性を演じさせたら
マリオン・コティヤールの右に出る者は、いないかと☆(^^)/

原題そのままに、ある移民女性の困難と苦難の物語は
見ていて辛くなる……orz
けれど、光ある出口を信じて、応援しながら見た!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

身寄りがないと移民できないので
叔父夫婦を頼ってきた姉妹。
しかし、結核を疑われた妹は収容され
叔父夫婦の住所は確認されず
送還されそうになった姉のエヴァ。

入国審査では、入国時の船内での“あること”も詮索され
ゆく手を阻まれっ放しのエヴァに、見ているほうも
不安でいっぱいの気持ちに……
何にも守られない不安感ョ……….

そんなとき、紳士風のブルーノが現れ
入国させてもらって、仕事まで世話してもらえることに☆
(手違いも、解決も、きっとお金か損得がからんで
ナントカなっているんだろうな……)

ブルーノが出入りする劇場のショーに出る一方
妹の救出のための資金稼ぎのために
エヴァは、売春にも応じることになった。

↑ココ、さらっと述べましたが、苦渋の選択です…orz
ただ自分が食べていくだけなら、そこまではしたくない。
妹のためとか、助けてくれたブルーノのためとか
他人のために、身を投げだす覚悟を決めたのかと。

ブルーノはずるい……汗。
ほかの女性にも、売春させるような男なのに
エヴァに接するときにも、好意的・紳士的な態度だから
お金になる仕事を回してくれる、親切な人みたいに
思ってしまいそうなんですョ……( 一一)

芸人オーランドは、エヴァを想い、ブルーノとの関係を
やめさせようとした。
好きなはずの女に、売春させるブルーノはおかしいと。

二人の男の間に置かれたエヴァ。
どっちも一長一短(汗)で、いや、一理あって
どちらに付いたらいいのか……
そもそも、女ひとりで無事に生き抜くのはきびしいから
誰かよさげな男に、頼らざるをえなそうなムードが
エヴァの前に影を落としているのが、辛くもあって………

それが、温かな恋愛感情ならいいけれど、そうとも限らず
それでも、男性からいい目を見せてもらえるなら
女の幸せにつながる…….けれど
それがうまくいかない女は、嫉妬に狂うかも…滝汗。

ブルーノとオーランドが、エヴァの前で争ううちに
ブルーノがオーランドを刺し殺してしまったとき
ある女は、エヴァが殺したと、警察に密告したので
追われることになったエヴァ。(T_T)
ブルーノは、エヴァを連れて逃げたのだが………

ところで  (邦題になった)
エヴァの、教会での告白。
移民船で、食べ物を盗んだのは、生きるための罪としても
男たちに乱暴されたことで、ふしだらな女にされたと言ったエヴァ。
それは、被害者では????
入国審査での、船内での事件がソレだとしたら
被害者であって、事件の当事者というのとは違うでしょ………

ブルーノのもとで、売春したのも含め
死に物狂いで生きようとするのは、罪なのかと
告解というより、疑問を投じたエヴァには、強く共感した☆

さらに、この告白で、印象に残った言い回しがあった。
それは
そのときのブルーノは、警官に暴行され、ボロボロになっていたが
そんな彼のそばに、エヴァは“遣わされた“という言い方をした。

なんでこんな目に遭ったのかーという苦境のとき
ただ自分の運命を、呪いそうなんですが(汗)
神が与えた試練とか、あえて神に遣わされたと思えるのは
ひとつの救いになるのかな…….
(なかなか、そう思えないかもしれないけれど
良き考え方なのかと (^^)/)

そんなエヴァの告白で
邦題を回収して、ホッとしている場合ではない事態が!(>_<)
ブルーノが、エヴァに告白!!!!(愛ではない)

実は、エヴァに目をつけたブルーノは
手をまわして入国拒否させ、迎えに来た叔父も追い返し
自分が、善人面して、助け船に入ったと白状した。
そんなこったろうと思ったヮ….
タイミングよすぎで、話が出来すぎさんだもの……
邦題は、“ブルーノの白状”にしたいくらいだヮ……( 一一)

そんなこんなありながら
エヴァは、叔父(叔母)にお金を工面してもらい
ブルーノの“つて“で、妹を引き取ることができ
やっと再会できた姉妹で、
ようやく一緒に、“旅立つ“ことができた。

その道のりの、なんと、複雑で困難だったことか………..
しかし、移民の人々の中には
それやこれやで、離れ離れになったまま
命を落としたり、なかなか再会できない人もいたのだろう…
エヴァを見ていると、移民の苦労が身にしみてくる………

とにかく、再会できた姉妹の未来が
明るいことを祈るばかりの気持ちで、見終えた☆(^^)/


▼▼▼

マリオンが、不遇な女性の風情マンマンだったので
なかなか鑑賞の勇気がなかったのですが
やっと鑑賞☆(^^)/

不幸な中にも、美しく生きる強さが光るマリオン☆
絶賛です!!!(^^)/




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』☆父は現場の小屋で神(パパ)と出逢う

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/360930
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・原題: THE SHACK (小屋)   シンプルにそのまま……

父(マック): サム・ワーシントン☆
・末娘(ミッシー)

家族キャンプ中に失踪した末娘。
近くの小屋にあったのは、血の付いた娘の衣服。

ある雪の日、マックに、“小屋”へ誘う手紙が届いた。
差出人は「パパ」。
犯人からの挑発ととったマックは、銃を携えて小屋へ向かった。
突然、娘を失なった、怒りと悲しみの父としてのマックが
“小屋”で、“神”に出逢う。
神との対話をするうちに
やがて、息子としてのマックの過去も
回収されていくーーー


▼~▼内容にふれて雑談です。違うときスミマセン
▼▼▼

「パパ」については、マックの妻が、親しみをもって
神を「パパ」と呼んでいるので、そうだろうと。

マックが、現場の小屋に向かうと
あたりの雪景色は消え、春めいた明るい姿に変わった。
そこで、「パパ」に逢うのだが
姿は、マックが子供の頃に、良くしてくれた近所のおばさん♪
(ほかに男女がいて、子と聖霊?なのか。
彼らは、三位一体なのか……???)

子供を殺され、憎悪に満ちたマックを、神が呼ばれたのは
癒しとか赦しとかを、示そうとするのでしょう……
ですが
子供を失った親が、冷静でいられるはずありません…!!!
むしろ、神様に
なぜ助けてくれなかった!見殺しにした!と
文句を言いたくなるのも、うなづけます。

神は、(やさしいおばさんの姿で)何を言われても
傾聴し、受け止めるが
助けられなかったことを、謝る姿勢(立場)ではない…

マックは神と、答えの定まらないような会話を
繰り返しながらも
3人と、心地よい生活をも、過ごしていった。

今までの(子供を失った)生活を離れて
別の生活を過ごすことは、軽く言えば気分転換か….
もちろん悲しみはあろうが
別世界に置かれると、今までの疲労からは、癒されるかも……
(現実逃避かもしれないが)

そうして、ゆるくなってきた心に
神の意図が、入り込んでいくよう…………

憎悪と苦悩のマックの心が、“解放“されるには
“赦さ”なければならない………….
(憎悪や怒りのエネルギー消耗は、激しいですもんね……)

“”赦し“は、寛大でいい言葉だと思うけれど
安直に、犯人を甘やかすことではない。(キッパリ☆)
納得のいく理由を見出せなければ
簡単に、子殺しを赦せはしない。

神犯人とて、神の創造物だ云々―と
苦しくもそれらしいことも、聞かされるのだが
それだけでは、納得できないです……….( 一一)

そうこうするうちに、マックの心の闇のドアを、ノックされる。

マックの父は、酒乱DVのダメ夫。
母もマックも苦労して、少年マックは
近所のおばさんに(神が姿を借りた)
優しくしてもらった過去があった。

少年マックは、地獄のような生活から逃れるべく
密かに、父を殺していた。
それで、母子の生活は平和になっただろうが
父殺しの呵責は、ずっとあったと思われる。

殺人犯を憎みつつ、その憎しみは
自分自身への痛みとなっていたかもしれない………

死者への想いは、もう2度と逢えないのが、悲しみだけでなく
自分の想いを、もう伝えられないもどかしさでもあると思う。

そんなマックは、新たな存在=“英知“と出逢い
試されるような会話をしたあとで
末娘が、楽しく遊ぶ姿(幻?)を目にすることができた。

そして、神は、次に、マックの父にも会わせた。
自分の所業を悔いる父と、対面したマック。
父は、自分を殺した息子マックを赦すと言った。
(父の所業からすると、赦すなんて、上から目線な気が…汗)

パパが姿を男性に変え、マックを呼んだ。
殺人犯を赦すために………

赦すなんて、本当はできないと思う…………..
父が自分を赦したのとは、訳が違う…………
しかし、パパなる神は
憎しみに満たされていると、愛することができなくなると諭した。
う~~~~む……………
末娘を愛する気持ちが、憎しみにかき消されてしまうと??
確かに、悲しみや怒りは、心を細くするから………
大らかな愛が入り込む余裕が、なくなってしまうのは
実感として、わかる……………汗。

そうこうして、マックが、殺人犯を赦したのは
結局、末娘を愛していたからだと思う。

パパは、末娘の亡骸を示し、マックはようやく
愛する娘を抱きしめることができた。

~略~

夢かうつつか幻か、
神と対話したというマックは
実は、内なる神と、自問自答を、繰り返していたのかな……?

時間が解決するーと言うけれど
理屈で割り切れないものは
時間が必要です。
時間をかけて、思いめぐらせる………
答えのないような、出口の見えないモヤモヤを
何度も何度も問いかけては
行きつ戻りつして、納得したい、救われたい……………

神・パパは、いつもそばにいる、と仰った。
神でなく、人でもそう。
辛い時苦しいとき、そばにいてくれる人がいると
信じられることで、道が照らされると思う。

娘を亡くしたマックが、苦しみ続けるのをみるのは辛かった。
どうか、安らぎや愛に包まれ、幸せを感じてほしいと願った。
マックの家族が、末娘への愛に満ちて
幸せに暮らすことを、願わすにいられない。


▼▼▼

“英知“は、優しいおばさまですが、言うことはきびしかった。(>_<)
この世は、苦しみもあるもので、悪人もいるのだと。

神の愛に満ちてしまうと、ともすると
この世は良きことと善人ばかりだと、思い込みそうですが
そうではないので、気をつけましょう!(^^)/




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『イニシェリン島の精霊』☆終わらない理不尽も永遠かorz

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/384204
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・パードリック: コリン・ファレル
・コルム: ブレンダン・グリーソン
・シボーン(パードリックの妹): ケリー・コンドン


“イニシェリン島”は、アイルランドの孤島。
本土では、内戦が続いていた。

いつも仲良くパブに行っていたのに
ある日急に、コルムから絶交されたパードリックは
困惑してしまったー

コルムが絶交した理由を知りたいのと
二人の関係修復を願いながら、見入る。
けれど、作品案内には、“不条理“の文字があった!(>_<)


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!) 違うときスミマセン
▼▼▼

1. コルムの理由

コルムの理由は、パードリックが退屈なのと
好きな音楽に没頭したいからだと。
(音楽は、永遠に残るものだから)

だからといって
パードリックが話しかけてきたら
自分の指を1本ずつ切って届けるぞ-などと言うのは
言い過ぎかも……( 一一)

納得できないコルムは、なんとか関係修復しようと
話しかけてしまうのだが、あだとなり
コルムは切断指を、パードリックの家に投げ付け
それを口にした愛ロバは、死んでしまった……orz

コルムを恨んだパードリックは、“報復“に打って出た…

2.パードリックの妹シボーン

気丈で、チャキチャキとしっかり者なのが、魅力☆
だが
行き遅れだの愛想がないだの、島の人に言われ放題。
閉塞感、“悪意に満ちた”島の生活で
ひとり涙するのが、痛ましい……
読書を好み、本の世界に逃げていたかもしれない
彼女も、ついに島を出る決意をする。

困惑したのは、兄。
「俺のメシはどうなる」
あああ、ソレ言っちゃダメなやつ……( 一一)

(妻とか姉妹とか同居女性に、炊事(家事)を依存していると
この言葉、出るらしい……
その女性への心配や配慮でなく
自分のメシの心配が先立つという、サイアクの意思表示…(>_<))

島での生活での、理不尽や矛盾や不愉快や不満…
それらを耐えて、諦めて生きることを終わらせた妹は
幸せを手にし、兄にも“こっち“へ来るように誘った。

しかし、パードリックは“理由をつけて”
島にとどまる意志を告げた。
それは、“言い訳”であって
思いきりの悪さ?にすぎないものかもしれないけれど
明確にできない理不尽な理由が
漠然とあったかもしれないことも、否定できない…

3.『イニシェリン島の精霊』

コルムがパードリックと絶交したあとに
完成した楽曲のタイトルがこれ。
この島に精霊などいないが、響きがいいからという理由で命名。
そんなものなのだ………………………………
必ずしも、納得できる理屈や理由があるわけではない、

権力をかさに殴ることに悪びれない警官。
他人に届いた手紙を、平気で読む店の女主人は
売ってやってるとばかり、お客にも横柄でイヤミだ。

シボーンが、島にある“悪意“と言ったが
いわれなく、人に心身を傷つけられるのが
常態化しているような気風?だと
いきなりのわけわからない絶交というのも
その1つであって、普通にある理不尽として
妙に、納得さえできてしまうよう……

4.終われない理不尽

“親友”との“仲直り“・平和的解決を
パードリックとともに、願っていたのだが
愛ロバの死の報復が、容赦なかった。
パードリックは、コルムの家を(予告して)
放火した!!!!

生き延びたパードリックは、“あいこ“として
パードリックに和解を申し出たが
今度は、彼が応じなかった!

自分が仕掛けた“喧嘩“でも、自分が収めたら終わるわけではない。
傷つけられ、奪われたものがあれば
相手の感情は、収まりどころを失う。

本土の内戦は、終わりを迎えたらしいが
「終わらせられないものがある」
パードリックは、和解を拒否した・・・・・・・・・・・・・・・・

この結末、心にパンチくらった……………orz

そもそも、絶交の始まりに明確な理由がなかった。
(退屈だから?なんだそりゃ)( 一一)
理不尽な絶交ではじまった物語は
舞台となった島にあふれる理不尽も見せた。
(そこらじゅうに、あるもんなんだろ……)

わけわからない“不和“は、子供から大人まで経験した。
子供の頃、ナニカを見せっこしていたら
急に、私と話さなくなった子。
その前、仲良くしていたのに、数日休んだら
私だけ、のけものにしはじめた、クラブの子…etc.
相手にはそれなりの理由があるのかもしれないが
人の気持ちや態度は、どうにもできないから…orz

コルムは「音楽は永遠♪」と言ったが
同じように、いかんともしがたい“理不尽“も
永遠に続くものなのかな……
と思うと、すごくすごく、やるせない………………


▼▼▼

辛くかなしい
人間の性(さが)を見るような結末なのに
だからなのか
現実味をおびた納得をも感じた。
そんな自分が、ちょっとさみしい…………orz




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『俺たちは天使じゃない』(1989)☆国外逃亡できるかにハラハラ楽しむ(^^)/

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/3911
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ネッド: ロバート・デ・ニーロ☆  脱獄囚
・ジミー: ショーン・ペン   脱獄囚
・モリ―: デミ・ムーア  シングルマザー 

たまたま脱獄できたネッドとジミー。
国外(カナダ)に脱出する機会をうかがううち
神父に間違われ、国境近くの教会に滞在することになったー

豪華キャストに惹かれて鑑賞☆(^^)/
ネッドとジミーが、国外に脱出するのを応援してしまう。
けれど、悪気のない人々の“邪魔“が入るのが
ハラハライライラしつつ、可笑しい。(*^^)v


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

死刑囚ボビーが死刑執行直前に“反撃”し、脱走!
その場にいたネッドとジミーも
2人組で手錠につながれたまま、どさくさで、脱走!

ボビーと離れた“2人組“は、鹿を轢いたオバサンに
神父と間違われる“幸運“に見舞われ
鹿を成仏?させるために借りた銃で
つながれた手錠を外せて、ラッキー♪(^^)/

国境近くなので、橋を渡ればすぐ国外なのだが
橋には警官がいて、近づきがたい……
すると、あのオバサンにまた会って
神父という設定で、橋の近くまで来るも
別の聖職者が、来訪予定の神父だと思い込んでくれて
2人を、教会へと連れていった……
(ソッチじゃなかったんだが……(>_<))

そんなわけで、橋を渡る機会をさぐるネッドに対し
教会なら安全・安心~と思い始めるジミー。
ネッドの熱いガムシャラさに対し
まったりした邪魔が入るのが、じれったくもオモシロイ。(^^)/

懴悔室で、手錠の足かせを切りたいネッドは
浮気の懴悔に来た男に、“つかまった”…
ネッドにしてみれば、勝手にしろ案件なのだが
彼は、懴悔室の外まで追いかけて
救ってくれと懇願する……
このしつこさは、もはやコントかギャグ……(^^♪

他にも、教会の男性が、悪気なく
“声かけ“したり、聞いてほしくないことを聞いたりして
ハラハライライラする……( 一一)
(ソレ、聞いてどうする?放っておいてほしい…ネッドの代弁(^^♪)

そうこうして
シングルマザーのモリーと出逢ったネッド。
彼女は、懺悔の浮気相手だった。
(浮気というか、“商売“して家計の足しに)
彼女の娘は、耳が不自由なのだが、後にネッドは
その娘をダシにして、聖母の祈りの行列に参加し
橋をわたろうともくろむことになる。  ←面倒なひと悶着あり(>_<)

~中略~  モリーの“まくし立て”に歯が立たないネッド(汗)
        ボビーがネッドの前に現れ、真実がバレそう?(汗)

“聖母の行列“が、国外への橋を越えた頃r
聖母像の影から、ボビーが現れ
耳の不自由な娘を人質に、シッチャカメッチャカに!(>_<)
そして
娘も聖母像も、滝川へ転落!!(>_<)
飛び込んだネッド!(^^)/

聖母像が木像のためか、浮いてくれて
ネッドも娘も助かるのは、聖母の奇跡か!(^^)/
さらに
娘は口がきけるようになる、“追い奇跡”まで!(^^)/

そんなこんなで、ネッドとジミーは
“聖職者“のまま、この地を離れることになりそうだが
ネッドは、モリーと生きる道を選び
なんとジミーは、信仰の道を選び、教会へ引き返した!(^^)/

ジミーの信仰は、よいとしても
本来、来るはずだった、本物の神父2人が
来てしまったら、どうするのかしら……汗。

▼▼▼

ハンフリー・ボガード主演の前作は
ちょっと、つまらないそうですが(汗)
本作は、テンポよくハラハライライラして面白かった!(^^)/




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『アイ・アム まきもと』☆最後の“おみおくり“にこみあげる想い

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/381573
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・牧本: 阿部サダヲ☆
・蕪木: 宇崎竜童☆
・蕪木の娘: 満島ひかり☆

(映画『おみおくりの作法』に似てるナ~と思ったら
リメイクだそうです。ネタバレごめん…)

孤独死された方の御遺骨を、御遺族に渡すまで
自前で葬儀までして、誠意を尽くしてきた牧本だが
業務整理のため、“蕪木さん“が最後の案件となった。
知り合いをたずね、なんとか娘を捜し当て
蕪木さんの葬儀に招くことができたのだがー

蕪木さんの肉親さがしは、事務的な
御遺骨の引き取り手さがしではなく
最後のお別れのときを、知らせたい牧本の誠意なのがイイ☆

そうして、ところどころに
察しの悪い牧本自身の、一人暮らしの生活が織り込まれるのが
意味をもって、心にしみてくるのもイイ☆


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

蕪木さんの孤独死した家は
牧本のすぐ近くで、見える場所にあった。
こんなに近くに住んでいても
死に気づくこともないことに、愕然とした牧本……orz

蕪木さんの家で、餓死しそうになりながら
「ダイジョウブ」と、口真似していたオウムのように
もし、自分になにかあれば、自宅の金魚も……!?
蕪木さんの件は
牧本に、特別な感情を起こしたような……

絶縁状態の“身内“は、それなりの理由(わだかまり)で
何を今さらーーとの思いからか
死に際しても、関わりを嫌うようで……
蕪木の遺品にあった“娘”を捜し当て、逢ったときは
「母と自分を捨てた父を赦さない」
と言っていた……

興味深かったのは、たとえ、身内であっても
その人の一面しかわからないということ。
牧本は、“娘“にたどりつくまでに、色々な人に逢い
各々が、蕪木に、それぞれの関わり方で
様々な印象を持っているのを知ることで
牧本には、免許証の写真の平面的な印象よりも
もっと多面的で立体的で、より近しい感情を持ったと思う。
だからこそ、娘には、恨みで終わってほしくない気持ちが
強かったかと。

恨みから、もう2度と逢わないと決めたとしても
その強い感情には、多分きっと、裏返しの愛がある。
身内だから、親だからこそ……
だから、「お別れです」と係員が言って
焼き場のかまどを閉めたとき、泣き崩れた娘には
胸がしめつけられた………

赦さないと思いつつ、どこかで生きていたときと
もう絶対に逢うことのない死を、突き付けられたときとでは
虚無感が、全然違うだろう………

もっと父のことを知りたいー
娘は、後日の葬儀のあと、牧本から
ゆっくり話をする約束を、とりつけた。
(下世話だが、独身同士の二人を
蕪木がくっつける?ような幸せの予感さえ(^^♪)

牧本も、この件では変わったようだった。

蕪木の元カノ(宮沢りえ)に言われてから
自宅でも、立って食べるのをやめた。
しかも、フライパンと炊飯器から、直接食べていたのを
皿によそるようになった。(*^^)v
紅茶を飲むようになったのは
蕪木さんの娘の影響かと☆(*^^)v

蕪木さんが、娘のために撮ったと知ったのは
映りが小さくて、不鮮明な白鳥の写真。
牧本が、新しくカメラを買ってまで
白鳥を撮ろうとしたのは、娘のためだ。
ああ、察しが悪くても、誠実で、ニクメない感じの牧本が
新しい人生の扉を開けたんだ!と、私も応援した!(^^)/

しかし、撮影中、事故に遭ってしまった牧本!(>_<)
(私、ココで『おみおくりの作法』を思い出す……orz)

▽要反転▽   私にはポイント2個(*^^)v


1. 父の葬儀のあと、逢おうと約束したはずの
牧本に逢えない娘が、切ない………
   彼女は、牧本の事故死を、まだ知らない。
   知らないことのはがゆさは、辛さでもある…orz

2. 牧本には、葬儀もなく、
御遺体の引き取りの件で、よく恫喝していた刑事(松下洸平)が
   とりあえず“納骨”してくれたのみ。 (彼もなんだかんだ、イイ人(^^♪)
   他人に、あんなに尽力したのに……orz
   そう思っていたら、ダンディな蕪木さんが歩いてきた!
   そうして、牧本の遺骨に向って合掌した。
   すると、牧本がかつて“おみおくり”した皆さま(の霊)が
   ぞくぞく集まってきた…………

   本当は、生きて、人の気持ちに包まれたいけれど
   死しても人の心は死なないことに、喜びやら安堵のようなものを
   感じた……………….胸がいっぱいです………
   冥福というのがあるのなら、こういうことなのかな……


▽▽▽
▼▼▼

牧本=阿部さんのマイペース感ありの
押しの強い存在感は、やはり良き☆(*^^)v
グイグイ、見入ってしまう♪(^^)/

宇崎竜童さんの出番は、これだけでは終わらないはずと
思っていたら、エンドロールで、歌ってくれました♪♪
♪オーバー・ザ・レインボウ

人生いろいろ(ぐちゃぐちゃ?)の蕪木が、
人生の“総括“に、娘や愛する者たちへ
希望を残しているようで、グッとくる……
名曲が、イイ余韻を残してくれます。(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』☆妻の不満の行く末は風に乗ってイイ意味で

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/382354
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・裕次郎(夫): 香取慎吾☆  ホームセンター副店長
・日和(妻): 岸井ゆきの☆  コールセンター勤務

予告編で見た“夫デスノート”が気になって鑑賞。
(見たときは、ぷっと失笑しつつ共感ぎみな私。(^^♪)
夫への不満を吐き出すサイトらしい。

夫婦喧嘩は犬も食わないー
そんな“喧嘩“は、妻の夫への不満がもたらすらしい。
ほかの家はどうなって、どうしているのか……


▼~▼内容より雑談です。
▼▼▼

ネットでもたまに目にする妻の不満には
共感すること、多々あり。(^^♪

・自分が食べたいなら自炊してほしい とか
・できないならせめて手伝ってほしい とか
・先に帰宅したら、ナニカ家事をしててほしい とか
↑コレを“デスノート“に書いて、共感しあうの(^^)/

わかる~(T_T)
私も、そう思ったことはあった……けど
今は、あきらめた…“いい意味で“☆
そうすると、腹も立たないし
かえって、ストレスフリー!?\(^o^)/
以前、義母は(義父と)イライラがあると
皿を割ってストレス解消すると言っていたので
母に話してみたら
「イイこと聞いた!私もそうしよう!」と言っていた。
ああそうなんだ……………
皆、腹に“デスノート”抱えていたんだな……orz

裕次郎と日和の出逢いは、ホームセンター。
その後、喫茶店で偶然再会し、話がはずんだ。
ソファや鍋など、生活用品を一緒に選んで買って
新生活が始まった二人……

されど
「察してほしいの!」
いちいち頼まなくても、察して(家事の)行動してほしいことが
妻にはたくさんある!!!
だけど、言われないとわからない夫さんもたくさんいるらしい…
(うちも…orz(T_T))
それで、妻がイライラして爆発して喧嘩になる……
のみならず
日和には、あるこじれた根深い感情があった。

日和が、“夫デスノート”に投稿しているのを
知ってしまった夫が読むの……コワい….
妻に問い詰めた夫…滝汗.。
↑こーゆーのは、ボレーみたいに
来た球を打ち返すごとく、言われたら言い返すばかりで
有意義な会話や思考(反省含む)なく
泥沼にはまりこみがち……
そんなこんなで
ついに離婚¡か?………orz

~中略~

すれ違った二人の現在に、チョイチョイ、過去の時間が入り
そこには、笑顔の二人がいた。

♪出逢った頃は~こ~んな日が~来るとは思わ~ずに~
(オリビアを聴きながら:歌詞引用)
まさにそんな感じ切なさが……

積み重なった夫婦の時間は、やがて、
亀裂の広がる時間になっていくのか……………orz

険悪になったときには、もうやり直すとかないでしょと
思うときはある……汗
架空の物語を見ても、仲直りの展開なんて安易でしょと
納得しかねることもある……滝汗

離婚届を置いて出ていった日和の職場に
押しかけた裕次郎。
“押し“で関係改善するのか?
それはそれで、ハッピーエンドでいいのかな…….?

すると日和は、うんとは言わずに
外を飛んでいるスーパーの袋を追いかけはじめた!
↑ココ、すごくイイぞ!(^^)/

▽要反転▽


スーパーの袋を追いかけるエピソードは
その前に織り込み済み。
下に落ちる前につかまえたら、イイ事があると
願掛けをしていた。

日和が「うん」と言うだけでは、ダメだよと。
二人で一緒に、“結論”にたどりつかないと!(^^)/
ふたりで追いかけるスーパーの袋が
なっかなかつかまらないのが、イイ☆
困難があるほど、強まるものはある。
裕次郎がラストに見せる、“火事場のバ〇力”は
きっと、愛の全身力だヮ……(*^^)v

▽▽▽
▼▼▼

チャーリーは、夫婦が飼っているフクロウちゃん♪
“夫婦喧嘩“をつぶらな瞳で見守る。(*^^)v

“夫デスノート“は、不満のはけ口だけで
殺しません。(^^♪
吐き出すほうが、笑顔(円満)でいられるとも言う…
イイ意味で☆(*^^)v



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『アキラとあきら』☆銀行員の“やりくり”に熱いモノが残る!(^^)/

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/380198
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・原作:池井戸潤
・山崎瑛: 竹内涼真☆
   父の工場が倒産
・階堂彬: 横浜流星☆   同族系企業の御曹司

境遇の違う二人の“あきら“は、同じメガバンクの行員。
バシバシに、ライバルの火を燃やすのかと思ったら
ソレを見せるわけではなくて
彬は、家業の経営の立て直しのため、退職。

やがて二人は、“宿命”の糸を手繰り寄せるように
彬の稼業の“立て直し”で、”共闘”する。

それまでに、情に長けた瑛が
他の人に融資に工面する姿が見ますが
ソレが、すごくイイ☆!!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.融資のこと

お仕事、お疲れ様です!(^^)/
いわゆる定職についていたとしても
今月の(いい)状態が、来年まで続くのか…
“確実性”はありません……orz
ある日突然、ドロ船になってしまうことも…orz

(銀行さんも貸してくれるときはいいけど
貸してくれなくてもいいときも……( 一一))

不動支店長(江口洋介さん)は、“確実性“がないと
融資可の印を押さないので
瑛からすれば、キビシイ存在……(>_<)
情にも訴えてくる瑛に、牧師になったつもりかという。
けれど
“融資“は慈善事業ではないので(汗)
回収できなければ、大損害になる…

実家が倒産した瑛の、親身な姿には心うたれる。
ああでもないこうでもないと、秘策を練ってくれる。
(頭の良さの遣い方ョ……)

そうやって、融資を“搾り取って“くれた瑛は
神様に見えますよ…私…涙でるヮ…

そんな瑛が、十字架のごとく、ペンダントにしていたのは
父の形見のベアリング☆
それは、瑛にとっての神でしょう。
強い信念があれば、強くなれる。
辛い道でも、きっと神のお導きがあると
信じて歩んでいけるんです、たぶん…


2.彬の実家のこと

実家は、父と叔父たちの同族経営なんですが…
血は水より濃いーのをいいことに
叔父たちの父への嫉妬や甘えが、からんで
骨肉の争いになる…….( 一一)
巻き込まれるのが、彬の弟…

彬は、親族のドロドロ経営がいやで
銀行に逃げた形になったことを、弟は恨んで
腹いせのように(汗)
父の会社をついでしまい
あてつけのように、叔父になびき
いいように利用され、ドロ船企業の
連帯保証人になってしまう…………

経営者は経営をどこまで理解して
会社を経営しています?
初代がゆっくり大きくした店を
二代目が一瞬でつぶすこと、ありますよね……汗。

父の会社を守ろうと奮闘する彬に
瑛が担当することになった。
彼は、左遷から“生還“したあと
出世コースを用意されていたのに
それを蹴って、彬に“合流”した。

そこまでしてくれる人、います???(T_T)
まさに、神だヮ……

父の会社を守ろうとする彬に
自分の過去が重なったのかも……
それを宿命と感じたのかも……

そして、それを象徴するように
子供の頃、瑛が落としてしまったベアリングを
彬が拾ってkれたことがあった。
二人に、そんな始まりがあったことは
ずっと、気づかなかったようだが
その後、気づくときが来る…

一連のことは“宿命”だと、瑛は思うのだが
それは
縁(えにし)とか絆と言ってもいいのかもしれない。
熱いモノが、残る……

▼▼▼

イケメン2人がメインを張りますが
恋愛要素ないのが、良き☆(^^)/
お仕事に特化し
現実味を帯びて、身につまされもしますが(汗)
融資で勇姿!(寒…(^^♪)
熱いモノが残りつつ
なんか、がんばれそうな元気をもらいました!




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『異動辞令は音楽隊!』☆何事もセッションのハーモニーで♪(^^)/

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/381310
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・成瀬: 阿部寛☆ (元)刑事

アポ電強盗犯の逮捕に燃えすぎて
容疑者にも上司にも
“ナニしてもエエんじゃ”的になっていた成瀬は
捜査途中で、音楽隊に異動になった。
(建前は、広報部長として栄転)

子供の頃、和太鼓の経験のあった成瀬は
ドラム(や打楽器)担当になったが
ほかの隊員は、
実務と兼務しており、練習環境も厳しい状況と知る。

認知症の母、バツイチ、娘との関係~私生活も
再犯を重ねるアポ電強盗犯の逮捕~一課の事件も
音楽隊員となった、成瀬の生活・人生を
興味深く、彩ってくれて
予想以上に、面白かった!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.鬼刑事 ワンマン(汗)(>_<)

刑事モノの主役には、単独行動系の熱血派を
よくみかけます。(^^♪
成瀬は、ソコに、恫喝パワハラ系と来た!(>_<)
(もっと言えば、昔は昔は~の昭和系?( 一一)
ソレは、わからなくもないが……(^^♪)

“組織にたてつく“というのが
熱血ヤル気の象徴になりそうですが
ソレは、ダメなんですよね……
(分担も決められない……( 一一))

全体でハーモニーを奏でるのを学ぶには
音楽隊はうってつけか!(*^^)v


2.ドラムの響き♪

音楽隊は、成瀬には不本意でも
音大出の隊員には、希望職種☆
イヤイヤやるのは、失礼ですよね…(仕事だし!)

成瀬が、ドラムの個人練習をしていた楽器店で
バンド練習していた娘と、バッタリ会ったのがイイ☆
ミゾができた父子だったが
セッションすることになったのがイイ☆
成瀬のドラムに、乗せてきた娘のギター♪
ココ、涙が出そうだった……

音を合わせているときの
リズム感、グルーブ感、メロディラインの心地よさ…
ソコでの世界は、憂き世の悪いコトが入る余地は無し!(^^)/
ただただ、音楽の高揚感が嬉しいだけ♪♪♪
(この感覚わかります?(^^♪)

そうして
音楽の波が、成瀬をナニカと
いいほうへ泳がせていった感じで…(^^♪


3.犯人逮捕!(^^)/

音楽隊でがんばりました~だけでなく
アポ電強盗事件にも、関わることができ
一課と“セッション”する感じで
犯人逮捕につながるのが、イイ☆

その前に、音楽隊のファンの上品な老婦人のこと。
彼女の声がけが、成瀬の励みにもなった…
あのような包容力と優しさある方が
カツカツになった人の心には必要だなと思う。

なのに、アポ電強盗の被害に遭われて…orz
耳と口をガムテープでふさがれて……orz
(犯人、バ〇じゃん…窒息しちゃうじゃん…)

成瀬の、しつこい刑事魂を疎んだ一課だったが
結局、成瀬のヨミ通りだったというのも、良き☆
昭和?的な人も、ただ熱(苦し)いだけじゃないんだと
いうことで☆(^_-)-☆


▼▼▼

成瀬の大きな態度や声量も、インパクトあり
シリアスあり、コミカルあり
音楽隊だけに?
テンポもリズムも良く
予想以上に楽しめました!(^^)/



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強調文

テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『オールウェイズ』☆別れも愛の一つかも(^^)/


7022.png


作品について https://www.allcinema.net/cinema/3509
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督: スティーヴン・スピルバーグ☆
・ピート: リチャード・ドレイファス☆  空中消火パイロット
・ドリンダ: ホリー・ハンター☆     管制官
・ハップ: オードリー・ヘプバーン☆  (天使?)

森林火災の消火に熱く燃える男たちの物語―
かと思ったら違った……(^^♪
熱々のカップルは、ピートとドリンダ。
大人の切ないファンタジーだった。

ピートはいつも冷や冷やの操縦して
ドリンダに心配をかけている。
ある非番の日、応援で出発したピートは
友人のトラブルを助けたのち
事故死してしまった―――


▼~▼内容にふれて雑談です。  
▼▼▼

事前情報なく観たので、主演の事故死にビックリ!(>_<)
リチャードの出番、コレで終わり??
―――と思ったら
ピンピンして歩いていた♪♪
そして
ヘプバーンに出逢い、地上に戻された。
ピートにも、かつて守護霊がいたので
恩返しに、若手の守護霊になれと。

幽霊となったピートは
新米の空中消火パイロット:テッドの
背後霊、もとい守護霊として、はりついた。(^^♪

(テッドは、デリバリーのパイロットとして
以前、ドリンダへの誕生日プレゼントを
飛行場に配達したことがあった)

ピートは、テッドにつきっきりで教えるが
声は聞こえない。
テッドの意識に訴える。

ふと思うのです……
せっかく霊体浮遊しているなら
恋人ドリンダのところに行きたいのでは??

そうこうするうちに
“再会“したピート!(^^)/
でも、ドリンダには見えない……
それでも、自分が贈ったドレスを着て
思い出の曲♪煙が目にしみる♪を踊ってくれたら
切なくもうれしい………
というか
遺されたドリンダが、切なすぎるのだが…….

そうやって、いつまでも僕は君といるよー
というのも、美しい話なのだが……
現実世界は、きびしーのデス……orz

あのテッドが、ドリンダに恋していた!
ドリンダの亡き彼氏の思い出話につき合うだけの
安全な男ではないと、表明!(^^)/
ゆらぐドリンダ……を責めることはできないよね……

ソレを一部始終見ているピートが
辛すぎる…………orz
「“まだ“俺の女だ!」と叫んでみても
傍観しかできない……orz

まだこの世に未練があるなら
もう少しだけ、この世に残してくれるーというのも
神や天使の優しさなのかもしれないが
意識や感情があっても、何もできないのは
残酷でしかない………orz

愛する人の幸せを願うけれど
誰かとイチャイチャするのまで、見ることはない…
しんどさから解放されたい……

自分が自由になりたければ
相手も自由にすること  byハップ

実は、ピートが飛び立つ直前
ドリンダは「愛している」と言いに
自転車でかけつけたのに
彼は、俺の気持ちはわかるだろうとかナントカ
はっきり言わずに、飛び立っていた。
(ソレが、心残りらしい…)

~中略~

かといって、ピートが
彼女の意識に「愛してる」を吹き込んで
去ったわけではないのが、ミソ☆

森林火災で、応援飛行したドリンダが
湖に沈み、溺死しそうになったとき
ピートは、彼女の手をとり、助けた。
(ピートに逢えたドリンダ! ←ココは嬉しい!(^^)/)
しかし
そんなドサクサで、つじつま合わせのように
「愛してる」とは言わなかったピート。
(「愛してる」は言うタイミングが大事!(*^^)v)

むしろ
もう彼女の心から去るから
幸せに生きてくれと願って、去っていく――

このとき、頭をよぎったのは
ゴダイゴが歌った歌詞
♪別れも~愛の~ひとつだと~
すごくしっくり来た……………

▼▼▼

リチャード・ドレイファスが目当てでしたが(^^♪
ドリンダ: ホリー・ハンターがステキ!(^^)/
キラキラして、すごく美しい!!!

照れないで?愛の言葉を言うべきときは
言っておきましょう!(^^)/



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『鬼が笑う』☆絶賛!本当は熱いまでに優しい青年が…orz

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作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/379017" title=" https://www.allcinema.net/cinema/379017"> https://www.allcinema.net/cinema/379017
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・石川一馬: 半田周平☆

母と妹のために、DV父を殺した一馬。
出所後、スクラップ工場で働くも
帰るのは、更生保護施設。
母は、殺人犯になった息子を受け入れず
新興宗教に入信したーー

冒頭、鬼の面をかぶり、バットをもった男あり。
惨劇が起こりそうでドキドキするも、さにあらず。
節分を楽しむ、一馬と母と妹だった。
その幸せを壊す父を、赦せなかったばかりに
息子;一馬がたどった運命から、目が離せない。

一馬が、気の毒なだけでなく
人の世の腹立たしいまでの矛盾に
私、為すすべもなし……orz


▼~▼内容にふれて雑談です。 違うときスミマセン
▼▼▼

職場で、上司らから「殺人鬼ィ」と
気軽に呼ばれるのが、まずツライ…orz
いや、ソレは、私も覚悟していたが
もっと辛いのは、父から守ったはずの母親が
感謝やいたわりを感じるどころか
息子:一馬を嫌悪し、拒否し続けたこと……

“殺人犯の家族“になることが、
母には(妹も)、キャパオーバーだったようだが…
母親なら、キレイごと抜きで
息子を受け入れてほしいョ……
(親子は本来、損得の関係じゃないでしょ…)

殺人を犯したとはいえ、一馬の根底にあるのは
強い正義感と真摯な優しさなんだと思う。
(矛盾ではない)

DVダメ夫(父)を、(解決にはならなくても)
うまくやり過ごしていたのは、母。
一馬が、自分優先で考えたら
自分だけ、その家を出ることもできた。

でも、母と妹を大切に思い
根本的に悪の音を絶とうとして
父を、殺してしまった……(>_<)
(しかし“手加減”すべきだったかの議論の余地ありそう)

殺人犯なのに~となってしまうのだが
一馬は、基本、まじめで優しい。
外国人労働者が、上司からいじめられるのは
ゆるし難く、感じている。

(上司(特にセガワ)は、大きな犯罪者じゃないとしても
倫理的・良心的に
人としての質が悪ソ……汗)

↑そういう人は、普通にたくさん存在していて(汗)
ゴミを残していく輩も、そこらへんに……( 一一)
だから
“ボランティア”作業中の一馬は
指摘せずにいられない…………
(一触即発にならずに済んで、ホッとしたシーン)

~中略~   一馬にいちいち見ごたえあり!(^^)/

親しくなった中国人労働者が、窮地に立ち
殺してくれと頼まれてしまった、一馬!(>_<)
このときの一馬は、一言で言えば
“武士の情け”。
一馬の思いやりと言っておく。
(或いは、恐ろしいことではあるが
殺人のハードルが下がっていたかも…)

そんなこんなあっても
布団の中で号泣した一馬には
少しでも光ある“出口”があって欲しいゾ!

そんな一馬が、包丁を手にしたとき
私は緊張感を、ただただ祈りに変えた。

▽要反転▽


一馬は、その包丁を自分に使った!!
暗い海岸で、影のようになって
割腹した!!!!!!!

母と妹は、それぞれ新しい道を歩んでいるのに…
なぜ、熱いまでに優しい彼が
ひとり不幸を背負わなければないのか!!!
(DV夫・父のせいなんですけどね)

(画面暗くて不確かですが・汗)
彼が口元に笑顔を浮かべたのは、不運への失笑か?
あるいは、終わりにせめて添えたい、死に花か…
そうして
吐血を、シャワーのように吹き上げたのは
言葉にならない、彼の無念だったのか……orz


▽▽▽
▼▼▼

母の前で、むりに笑顔を取り繕いながら
母に罵倒されていた一馬が、辛い……

一馬=半田さんの硬派な印象が
一馬の誠実さを物語って、とても印象的です。

ベンツ乗りの社長は、ベンツに乗れるなら
外国人労働者に、もっと支払ってほしいヮ。( 一一)




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『愛と追憶の日々』☆母娘の人生いろいろ譚!

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作品について https://filmarks.com/movies/4299
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・オーロラ(母): シャーリー・マクレーン☆  未亡人
・エマ(娘): デブラ・ウィンガー  子供の頃父が亡くなる
・ギャレット(隣人) ジャック・ニコルソン☆ 

それは、娘(エマ)が赤ちゃんのときから!
母は、眠っている娘が息してるか気になって
仕方がない……

母親:シャーリー・マクレーンに惹かれて鑑賞☆
しっかり者で、子供に愛情を注ぐ母親は
イイ意味でも悪い意味でも
自分ルールの価値観で、突っ走る……

自分が娘エマだけでなく、母オーロラの視点にもなって
個人的に、見応え倍増でした!

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

オーロラは、生活に余裕もあり
お手伝いさんや男友達もいて
それなりに過ごしているが
娘の結婚相手が(安定の)教職なのが気に入らず
式には、出なかった!(>_<)

↑娘の結婚式に出ないという選択ョ……
娘がカワイイのに、ソコは割り切る…

3人目の子供が出来て、娘が借金を頼んだときも
母は断った。むしろ、無理して産まずに働くことを勧め…
↑娘に、この先のお金の苦労をさせたくないのかと…

娘の夫は、お金がなければ、お前が働け!とか
義母に無心しろ!という、モラハラなことを……
そして、浮気まで… 
娘は、子供を連れて、実家に戻った――

実は、夫の浮気の仕返しではなく(汗)
エマも、銀行員と不適切な関係になった…
彼とは、融資のことで面識があったが
スーパーの会計でお金が足りないとき、助けてくれた。

お金がないとき
心ないことを言った夫に対し
お金を出してくれた彼には
「地獄で仏に会ったよう」だったと思う。
特別な好意を抱くのも、ムリないかと….
(ソレ以上はダメではあるが……)

一方、オーロラは
隣に引越してきたギャレットと、親しくなっていた。
ジャック・ニコルソンも、イイ意味でクセモノなので
スムーズな進展は、しない……
どこか、トゲが引っかかる印象なので
恋には不安……そんな関係も、微妙でイイ☆

隣人との関係について、エマに話すオーロラは
母娘というより、親友に話す感じ♪
娘も母を応援するし、母も“進捗”を話したい!(^^)/
でも、あまりセキララだと、娘は困っちゃうョ……

そんなあるとき、エマに病気がみつかったー

▽要反転▽  個人的な話あり

相次いで身内が入院して、洗濯物とか
気がかりとかで、落ち着かない日々の私です。
その一人が、娘。

今すぐどうにかなりそうではないですが…
(病気としては、軽くない)

そもそも
私が経験したことのない病気や怪我を
子供が経験することが、しのびないのです…
子供の頃は、蜂に刺されたり(2回)
生爪が剥がれたり(2回).――
私の経験していない“痛み“を、何度も負って…(T_T)
(代わることもできず)

子供には、とにかく健康で幸せでいてほしいー
それだけを願うばかり。

エマの子が、エマを悪く言ったとき
(それも愛情の裏返しと思うが)
オーロラは
「私の娘を悪く言うな!」
と孫の頬を引っぱたいたのだが 
ココは、胸アツになった………………

妻・嫁・母は~~家族はいても
味方がいるとは限らず
孤軍奮闘・満身創痍になることもあるかと…

私は自覚していませんでしたが
私の母は、子供(孫)に
「お母さんには、(嫁ぎ先には)味方がいないんだから
お母さんを困らせちゃダメだよ。味方になってね。」
と言ったそうです。
母も、私のことを案じていたのですね………….

孫を引っぱたきはしたけれど
オーロラも、孫を愛すればこそ
一緒に娘を理解して愛してほしいーということなんだと。

そんなこんなで
幼い子供を残して、亡くなってしまったエマ…orz

作品は、隣人ギャレットや友人たちが
オーロラと孫たちを、温かく支えてくれそうで
救われるのだけれど
やはり、子供に先立たれるオーロラが、辛すぎる…

娘が赤ちゃんのとき
生きてるかどうか、心配で確かめて
生きてることに安心するシーンが、蘇る……

あのときの大切な命が、わが子が
まさか、自分より先にいってしまうなんて……orz
悲しくないはずがない!!!!!!!
悔しくないはずがない!!!!!!!
淋しくないはすがない!!!………………………..

▽▽▽
▼▼▼

人生の喜怒哀楽を描くのに
どこかコミカルな余裕で
たくましい明るさのある、シャーリーがイイ☆!
困難があっても、“出口“を信じられる……

夜、気になる“隣人“に
「ルノワールの絵を観に来ない?」
と電話するのも、乙☆(^_-)-☆




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ウェディング・ハイ』☆押した結婚披露宴&裏メニューwith〇ンちゃん

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/378699
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ウェディング・プランナー: 篠原涼子☆
・元彼: 岩田剛典☆


“時間調整“では、調整不可能になった
“1時間押し”の、ある「結婚披露宴」の
滝汗・ドタバタ進行を見ます。(表)

一生に一度の大イベントは
式次第は同じでも、内容はそれぞれで
同じものはなく、ドラマチックだと思います!

私も、自分のこと(トラブル含む)を思い出しながら
楽しく鑑賞☆(^^)/

披露宴が無事終わったかと思いきや
トラブル発覚!
“裏メニュー“の始まりで、
まだ、お楽しみがあってうれしい!(^^)/


▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

披露宴は、一生に一度きり☆(たぶん!(^^)/)
準備が、これほど大変とは思わなかった…
ほぼ毎週、打ち合わせ……

人から大変だよと聞いていたのが
“”“”“席順“”“”“
上司の上下が微妙なとき、困った…orz

それと、“挨拶”と“余興”。
当時の私は、二重支配?のようで
上司が複数いて、挨拶が、込み合うところ
父の友人も、ぜひ祝辞を!と
父の親戚が、余興に『高砂』(うたい)を!と言ってくださり
結果、新郎側のお客様より、かなり多くなってしまい
気まずかった……(^^♪

本作の新郎みたいに、「今回は」とお断りもできず…
そもそも、今回しかないし……(^^♪

やはり、予行練習もないので
時間が、マイペースになりがちですよね。
一杯入ってゴキゲンだと、なおさら……

係の方は、気が気じゃないですよね……
こっちの寿命が縮みソと……汗。

中略  ←そんなこんな“1時間”を“圧縮“するのは、痛快!(^^)/

そして、お客様の御見送り。
姪っ子の結婚式は、ココがエンドレスだった……
いつまでも、終わらなかった…………………
というか、出口の列が全然、進まなかった……
祝福の嵐だったのでしょうね。

作品は、スムーズに見送った!と思ったら
トラブル発覚!
ご祝儀泥棒がいたと!(>_<)

そこから、巻き戻って
ご祝儀泥棒の行動を振り返る。
そんな“裏メニュー“での“共演“は
新婦を奪いに来た元彼:岩ちゃん♪
怪しい男を見つけたのはいいが
前日、食した生ガキが、当たったらしく….
イケメン王子様らしからぬ醜態が……汗。
(具合の悪さと生理現象は、致し方なし)

切なかったのは、式場をのぞいた元彼:岩ちゃんが
新婦(元カノ)の読む、“両親への手紙”で
今までで一番いい男と結婚したーというのを聞いたとき…

勢い(のけんか)で、別れてしまったらしいけれど
関係修復が可能な時間は、限られますもんね…
式の進行だけでなく
人生全般において
“時間“の扱いは、重要ですよね。
タイミングとか。(*^^)v

▼▼▼

タイミングと言えば、私こと
ブーケトスをするタイミングがなくて
ブーケをもったまま移動したあげく
飛行機搭乗直前に
やむなく、ゴミ箱に捨てることに…orz

それと
おめでたい劇中に、岩ちゃんのアノ境遇は…( 一一)
と思いましたが、おめでたいからこその
“ウン”が付いた!かな。(*^^)v
決して、“ウンのつき“では……汗。



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『奥様は、取り扱い注意』☆ダンナ様(西島さん♪)を取り扱うべく鑑賞!

183388_4.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/183388/
         https://www.allcinema.net/cinema/370182
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・妻(元工作員): 綾瀬はるか☆
・夫(公安): 西島秀俊☆


ドラマを楽しく鑑賞して
夫が、帰宅した妻に銃口を向けて終わった?
監視目的で“結婚“した夫が、ついに
妻を“消そう“とする流れで、映画化か!?
と思いつつ、やっと鑑賞☆(^^)/

▼~▼内容より雑談です。(*^^)v
▼▼▼

映画化!\(^o^)/というときは(私こと)
ドラマへの高まった気持ちを、期待しています!
ああ、ドラマで終わりじゃなかったんだ!
もっと見られるゥ~♪
また、あの世界観にひたれるッッッ♪♪♪

綾瀬さんが、カワイイ若奥さんで、一方
ド強くカッコいい、キレッキレ者という魅力と
“西島さん“という魅力☆☆☆

西島さんは、“公安“合ってマス!(^^)/
クールでシビアで、笑顔もない、シュッとした感じが
すごく合うから☆!
なのに
ホワっとした優しい笑顔で、包み込む
家庭的な良き夫(父)も、ピッタシ!(*^^)v

↑この“合わせ技“が、本作の西島さんの魅力☆かと
思っております!(^^)/

ポスターには、“夫婦喧嘩“とあるので
ブラピ&アンジーの映画っぽい?と思いそうですが
西島さん夫を前に、険悪な夫婦喧嘩など、あるはずが…(^^♪
(ドラマのラストで、妻に銃口を向けたのは
妻にではなく、その背後にいた“敵”にだったし)

本作では、記憶喪失になった妻に“合せて“
夫婦とも、別名で、他の場所で暮らすことになる。

そこでは、開発をめぐる、住民の意見の対立の下
市長選が行われていた。

その“開発“に、ロシアがからみ
記憶を失った妻の前に、ロシアの工作員も現れて
それやこれや、てんやわんやに――

さすがに、綾瀬さんのアクションは見どころで
カメラワークもそれに合わせて☆
個人的には、西島さんの動きも、もっとよく見たかった!(^^)/
スローモーションを駆使してもいいし
ジャン・クロード・ヴァン・ダムで見たような
ビシッと決めた“静止画“ちょい長めでもいいから。
ナンでもいいので、西島さんのシーンよろしくです!(^^)/

~中略~

そんなこんなで、再び
夫が妻に、銃口を向ける展開に!(>_<)
「愛してるなら殺して」
愛をこめて、引きがねを引くのか!
西島さん…….(T_T)

ネタバレすれば、元工作員のキレッキレの妻が
そう簡単に終わるわけはない!(キッパリ☆)
夫も愛をこめて、妻が生き残る道を捜すでしょ!(*^^)v


▼▼▼

(優しく見守るように)監視するのが、西島さんの役目でしたから
終盤の戦闘アクションシーンは、待ってました!という感あり。
されど、西島さん♪
続編あれば、
もっとグイグイ、全面に出てきてくれていいです!(^^)/

PS:“フェイント”だった、岡田健史さんの女性美☆も
それはそれで良き☆



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『嘘喰い』☆闇組織の非日常的エンタメ!

187649_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/187649/
      https://www.allcinema.net/cinema/377755" title=" https://www.allcinema.net/cinema/377755"> https://www.allcinema.net/cinema/377755
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・斑目貘: 横浜流星☆
・梶隆臣: 佐野勇斗
  ←獏と組む

原作未読ですが、ポスター(チラシ)の
横浜さんに挑発?されて鑑賞☆(^^)/

ゲーム展開の高まりと、獏が勝ったときの
クールな爽快感が、気持ち良き☆(*^^)v

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

1.『賭郎』   ←闇の賭け組織

“本能寺の変”も“桜田門外の変”も
“賭郎”の取り立て作業だった!?という前置き。
歴史まで動かした:賭郎の頭(お屋形様)との勝負に
負けて殺されるところを、命拾いしたのが、獏。
(賭郎の会員資格も失う)

それやこれやで
お屋形様の座を奪い取る勝負“屋形越え”を
狙う獏。

イカサマOK?の、仁義なき勝負ごとの異質な世界観は
日常を忘れられて良き☆(*^^)v


2.三浦翔平さん=佐田国  ←なかなかの存在感(^^)/

研究者だったが、陰謀に遭い、視力を失った。
『賭郎』のギャンブラーで、獏とは
“ババ抜き”で勝負。
(負けたら縛り首のハングマン方式(>_<))

“ババ抜き”は、シンプルだけど
ドキドキしますね……
(『かぐや様は告らせたい』でも二人ババ抜きは
かけひきの心理戦でしたっけ)

あとがなくなった獏は、
堂々と、イカサマしに行く!(^^)/
(=嘘を喰いに行く)


3.鞍馬蘭子=白石麻衣さん  ←やくざの組長♪

お嬢♪と呼ばれる組長☆
スゴんでも美しいので、衣装の“お色直し“は
目の保養♪(*^^)v
“会員権“を欲する獏に、九重というイカレ?親父さんを紹介する。


4,梶=佐野さん☆

獏に助けられ、ついていくが
獏もけっこう助けられ、心強いバディに☆
(九重との勝負は命がけなので、ハラハラ!(>_<))

梶への“合図“に、獏がカリカリ梅を使うのが良い。
(取り出す様子は
おばちゃんが飴チャンを取り出すのに似てる)


5.アクション!

平気?で銃をバンバン使ってしまうのが
娯楽ファースト感あります。(^^♪

アクションは、勝負立会人の方々が
やたら強いので、見せてくれます。

そのわりに、獏の戦闘肉弾シーンはない?のが
ちょっと残念……
横浜さんの回し蹴りは、続編でありますか???(^^)/

▼▼▼

闇組織を舞台に
非日常的エンタメを楽しみました!(^^)/


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『永遠に僕のもの』☆しょーもなさすぎる少年の美的インパクト大!

182155_1.jpg


作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/182155/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・制作:ペドロ・アルモドバル☆  ←ココに惹かれて
・カルリートス(17歳): ロレンソ・フェロ 

実話だそうです。(カルロス・ロブレド・プッチ)
窃盗を繰り返した、天使のような美少年が
仲間と組んで、犯罪を重ねるうち
殺人も、繰り返していったー

天使のように、カワイイ顔した美少年が
悪行を尽くしたーというだけの話です。(汗)

それを観たいと思った私は
チラシの美少年が、気になったからだけでなく
アルモドバル氏が、どんな風に魅せてくれるのかが
気になったからです。

▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!) 違うときスミマセン
▼▼▼

冒頭で、カルリートスは
“生まれつきの盗っ人“と自己紹介しつつ
いきなり、もう
他人の家に、空き巣に入ったーー

両親にやっとできた子供~とも紹介するが
それが、例えば、“甘やかされて育った“ということを
暗示したのかは、わからない。
カルリートスが、どんな風に育ったのかは
実際のところ、誰にも(多分、両親にも)
わからないことだから……

とにかく、空き巣やらナニやらで
“持ってきて”しまうのが、事実。
親には、“借りた“と言って、済まし
親も、ソレ以上、追求しない……

人のものを、獲(盗)っちゃダメだということを
まず、確認しつつ……

(中学のとき、イイカゲン系男子が
雨の日に、自分のかどうか確かめもせずに
どれも一緒だとつぶやいて
黒い傘を適当に物色して、さして帰るのを見た。
その中に、彼のがあったのかまでは、不明。)

(学生時代、実習道具を、皆と一緒に洗うと
1つ2つ、道具が失くなることが、しばしばあった。
私は、名前を貼っていたけれど
「そんなの貼ったって、剥がして、もってかれるよ」
その通りで、次に洗うときに、いち早く取らないと
道具がそろわないことに……orz)

(先輩(♀)に、車の初心者マークは、盗まれるから気をつけて
と言われたことがあった。
「盗まれたんですか?」と聞いたら
「うん、だから(ほかの車から)盗み返した」
エエー(>_<)!と思ったが、先輩なんで黙ってた……)

↑そんなこんな、日常的に、盗る・獲られる・奪い返すは
あると思いますが(汗)
空き巣はいけないし、盗んだバイクで走り出しちゃダメだ…(汗)

そんなカルリートスが、親しくなったのが、ラモン。
それが、転機。

ラモンの父親から、銃を教わり
ラモン父子と組んで、窃盗チームを組んでしまった!
帰宅せず、ラモン一家で、“仕事“するカルリートス。

カルリートスの母も、放置でなく、心配はした。
けれど、子供がいる“家庭“は
“きっとまとも“だろうと、信頼したいフシもあってか
ラモン一家に、丸め込まれてしまう。

窃盗には、発見される危険が伴い
カルリートスは、発砲し、ついに撃ち殺してしまった。
けれど
目の前で、即死しない場合、実感が薄いのか
「勝手に死んだ」と思う、カルリートス……汗。

そうこうして、何人も、撃ち殺すことになりますが(汗)
画面は、真っ赤な血だらけという演出もなく
マリリン・モンロー似の天使が、呼吸するように
引きがねを、引くだけ―――

↑多分、ソコなんだと思います…….
園子温作品や、タランティーノ作品のような色遣いでなく
美少年じゃけェ、何してもええんじゃ~的な
えげつなさを、極力抑えた、自然な空気感……

~中略~  ←ラモンとの関係に変化あり ラモンの死あり

お腹がすけば食べ、疲れたら眠るー
カルリートスには
そんな日常が、“ちょっと“ ズレていっただけのよう…
さらに、その延長のように
収監されても、スルッと、脱獄した!

彼の罪悪感って、どうなっているのか??
(実際は、映画よりひどいらしい…(>_<))

ラモンの母が、誘惑?したときは
ダンナさんに悪いと言って、断った。
(倫理観でなく、やんわりの拒絶なのかな)

母親が精神障害のフリをすれば、減刑されると言ったときは
障害もないのにフリはできないと、言った。
(正直?というより、ただ自然体なのかな)

脱獄しても、捕まるのは、時間の問題の中
空き家になったラモンの家に行った、カルリートス。
その最後のシーンよ!♪

序盤にしのびこんだ家から盗んだ、レコードの曲がかかる。
あのとき、あの場でレコードをかけて
ひとしきり踊って、気に入って盗み取った。

脱獄しても逃げ切れない、追い込まれた今に
ゴキゲンな音楽があれば、踊れてしまうのね…

絶望的とか、刹那的とかの言葉が
降ってきそうだったのに
ルンルン踊っている、カルリートス…
マイペースなんだね………滝汗(~_~メ)
気分次第なんだね…….

ダメだこりゃ……( 一一)
殺された人たち(十余人!)は、どうすれば………orz

▼▼▼

邦題の“僕のもの“は
窃盗=他人のモノも自分のモノ~という意味だと、思っていましたが
周囲の価値観も含めた、なにもかもが
僕=天使的美少年のモノ~ということだったのかな…

しょーもなさすぎる“美“少年の人間描写を振り返れば
彼の美的インパクトが、かなり大☆
アルモドバル氏の手にかかってくれて、感謝です。(^^)/




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『アルプスの若大将』☆スキーに歌に恋!爽やかエンタメ♪

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/11780/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・田沼(スキー部主将・若大将): 加山雄三☆
・石山(田沼の友人・青大将): 田中邦衛☆
・澄子(パンナム社員): 星由里子☆

ひたすら、加山さんが爽やかな作品だろーと思ったとおり
冒頭のスキーシーンから
ギター弾き語りの歌から
ローマ観光から
恋のお話から
☆エンタメ度満載☆の逸品でした!\(^o^)/

▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1. スキー☆

“アルプス“とは、日本アルプスでなく
本当のアルプスでした!(^^)/
マッターホルンを見ながら
加山さんが、颯爽と、シュプールを描く♪

↑いきなり、爆上げなスキーシーンですが
コレは、まだ、“お通し“みたいなもの。(^^♪
教授との学会出席の“ついで”の、スキー。
(マドンナ:澄子との出逢いも
アルプス付近とはいえ、スキーではない)

スキーの見せ場は、むしろ“苗場”!☆

合宿では、キビシイ中にも
どこか、青春の楽しさもある♪
特に、夜なんか………(*^^)v

雪山で、若大将を追った澄子を、送り狼が襲ったとき
偶然(!)、滑りかかった若大将が助けるーという
正義漢も、頼もしい☆

学生大会の優勝争いでは
加山若大将は、回転・滑降のみならず
ジャンプも飛ぶ!!!!  
(船木選手のような飛行姿勢ではないとしても
ジャンプするだけでスゴイ!)

案の定、若大将が優勝し、欧州大会に行くのだが
彼は、澄子に逢うために
どうしても、アルプスに戻る必要があった。
(注:一度は、国内で逢う二人だが、そんなこんなで
澄子は、欧州に転勤を願い出たので)

2.歌♪

♪幸せだナ~僕は君といる時が一番幸せなんだ~ (歌詞引用)

『君といつまでも』をギター抱えて
ホテルの一室で、ひとり歌う、若大将♪
心に描くは、逢ってまもない、澄子のこと♪♪♪
(『エレキの若大将』)でも歌ってるらしい
ミュージカルではなく、青年が、好きな歌を歌ったテイ。

同じように
ゲレンデで座り込んで 『走れドンキー』 ♪(ギター持参!?)
スキー場のパーティでは、バンドをバックに
軽快な『蒼い星くず』を♪

テーマ曲だけで済まさずに
しれっと、随所で歌い始める♪
数曲、若大将の歌声を楽しめるとは!
なんという、贅沢な構成!(*^^)v

3.恋☆

アルプスの町で、澄子と出逢った若大将。
恋に落ちたーというより
爽やかに、好意をもったーという感じ。

東京で再会して、イイ感じになりそうなとき
青大将が、自分で招いたフランス女性に手こずって
若大将(の実家)に、押し付けてしまう。

人のイイ若大将は、イヤとは言えないので
引き受けて、一緒にいるところを見た澄子は
寂しく思う…

のみならず
大学の女友達は、スキーを教わる名目で
若大将に、アプローチするし
現地で出逢ったお姉さんの挑発に乗って
スキーで追いかけていってしまう、若大将…..

苗場に行く、若大将の見送りに
青大将の車を、ブッ飛ばさせたが(汗)
間に合わなかった澄子……orz.

好きの弱みで、澄子に利用されて
白バイに捕まる青大将が、気の毒…(>_<)
交際を申し込んでも
若大将を理由に、断られる……orz

(スイスで拾った恋だから、またスイスの雪の中に
置いてこようと思います)  ←澄子から青大将への手紙

澄子は、また欧州勤務を志願し、日本を去ってしまう。
若大将としても、不本意なことに…
ぜひ、スキー大会で優勝して、ヨーロッパに行くゾ!と。(^^)/


▼▼▼

イケメン若大将だからと言って
恋がスムーズにいかずに、もどかしいのも
甘酸っぱい青春っぽくて、良き☆(^^)/
(障害は、ないはずなのに
イイ男過ぎると、女の腰が引けるのかナ…(‘_’))

初めから終わりまで
若大将の爽やかな風、吹きまくりでした!




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『アオラレ』★“超ヤベェ”おっさんに狙われて爆汗


185057_1.jpg

作品について https://cinema.pia.co.jp/title/185057/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(原題 UNHINGED)
・トム: ラッセル・クロウ☆
・レイチェル  ←トムにクラクション鳴らした(>_<)

冒頭から、社会の不満やら、ストレスやらで
一触即発の人間社会・車社会を見せつけて
イライラや不安を、アオッてくるのが、うまい。(^^)/

子供の登校で、急いでいたレイチェルは
青信号なのになかなか発進しない、前の車を
クラクションでせかしたら、キレられた。
運転者トムは、自分も謝るから
お前も謝れと言ったが、レイチェルは、拒否した。

それから、トムの“アオリ“が、加速し
爆発していくのですが……
や!おっさん、コレ、“アオリ“どころじゃないョ…爆汗。

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

急いでいるときに
前をマイペースに走る方や
青信号で、すぐに発進されない方には
イライラしますよね……汗。(^^♪

レイチェルも(寝坊を棚に上げて)
子供の登校に間に合わなくて、イラつく。
(遅刻して、自分の仕事もクビに…orz)

急く気分と (運転で性格変わることもある)
八つ当たり?もあって
青で発進しないトムに、ビービー鳴らしてしまった!(>_<)

始めは、トムも、紳士的に?
レイチェルに、ビービー鳴らしのクレームをするが
イラつくレイチェルは、謝罪する気はなかった。
だからってー
その後が、ヒドイ!!!!!!!!!(>_<)

↑このトム……
序盤から、ヤラカシてた!!!!!(>_<)
離婚がらみの恨みで
人ん家に押しかけ、暴行して(殺人?)放火してきた帰りだった!

(昔、若葉マークの頃、左側を走っていたら
右を走るトラックが、やけに、はば寄せってきたことが…
なんでこっち(左)に寄ってくるのよォ!
〇〇新聞のトラックゥ!(>_<))

↑そのときも怖かったけど
トムの“アオリ“は、アオリのレベル越え!(>_<)
レイチェルをかばった男性を、車ではねた!
レイチェルの離婚弁護士も、ダイナーで殺した。(怖汗)
(自分の離婚問題もからめて、怒りまくるトム)
関係者を殺しまくろうという、トム…

~中略~  ←レイチェル母子を殺しにかかるトム!(>_<)

トム=ラッセル・クロウは、清濁併せ持つ
厚みのある俳優さんですが
このトムは、熊のような山や岩のような
恐怖の塊のような“厚み“の迫力が、スゴイ!

でも、“キレたらコワい“―というのは
小さいよね…… ←キッパリ☆
ビービー鳴らされたら、カチンと来るにしても(汗)
怒りの持続時間、長すぎるヮ……  ←ある意味アッパレ
関係ない人にまで、やりすぎなんだヮ…
↑ある意味、超ツッコミどころ (-_-)/~~~ピシー!ピシー!

トムが、隠れた息子くんを呼んだとき
「警察だよ、安心して」と声かけるの、ズルイわ~~(>_<)
熊みたいなオッサンにつかまったら
息子くん、食われちゃうヮ…(>_<)
――と、ハラハラしてからの
レイチェルの反撃が、凄かった!!!!!
(猛獣を仕留めた感あり)


▼▼▼

どんな“アオラレ方”をしたのか、気になりましたが
アオル以上の惨劇ョ……orz
(原題からすると、超ヤベェ奴?)

見た後、なんかぐったりしますが
“超ヤベェ奴”の、度々のむごさに
エエーッ!嘘でショー!と、ツッコムのは
エンタメ感あり☆だったのかも。(*^^)v


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『哀愁』★邦題が余韻となる愛の哀しみ

116178_4.jpg



作品について https://cinema.pia.co.jp/title/11452/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・原題 『WATERLOO BRIDGE』  ←二人が出逢った橋の名

・ロイ(将校): ロバート・テイラー
・マイラ(バレリーナ): ヴィヴィアン・リー☆


男が、思い出の“橋“で、にぎりしめていたのは
ビリケンさんのお守り。
抱きしめていたのは、ソレをくれた女の思い出―

運命のイタズラと言うけれど
“そもそも“なことが、重なっていくーー
ソレがもどかしいやら、くやしいやら
切ないやら……orz

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

第一次大戦下のロンドン。
空襲警報の中、一緒に、橋の上から駅に
避難したロイとマイラ。
(マイラが、バッグの中身を落としたのがきっかけ)
マイラは、明日、出征するロイに、ビリケン人形をお守りに渡した。
多分、コレで終わり…?

けれど、恋に落ちたロイは
上官との約束を断り、マイラのバレエを見に来ただけでなく
マイラを食事に誘った。
(↑マイラの上司は、交際を禁じていたので、危うい…汗)

恋に落ちた二人を、運命は後押したのか
ロイの出征は延び、彼は、マイラに求婚した!
↑この、加速していく恋心は
冷たいはずの雨すら、ものともさせず……(^^)/

なのに、教会の結婚式は、午後3時以降はダメと言われる。
(銀行の窓口か…(>_<))
じゃあ明日―と思ったら
急遽、ロイに召集命令が出てしまった!

マイラは、すぐさま、駅に向かい
走り出した列車から、身を乗り出すロイに
ほんの一瞬、手を振っただけの別れとなった……
↑ココは、ホント、切ない……
よくよく言葉を交わせず、一目みるだけでやっとの別れ…
それでも、お互いに、惹かれ合う気持ちだけを信じて
精一杯の気持ちを、投げかける……

けれど、公演に穴をあけたマイラは、解雇されてしまった。
弁護してくれた友人キティも、一緒に…orz

仕事らしい仕事も、見つからないあるとき
マイラは、新聞の死亡欄に、ロイの名前を見つけてしまった。
絶望と哀しみの中、マイラは、キティに続いて
娼婦として生きることに、なっていった……

(以前、ロイは、結婚したら、出征中は
マイラは、裕福な実家で、母と暮らせばよいと考えていた。
もし、あのとき、結婚できていたら……)

駅で、列車を降りる兵士に、愛想を振りまいていたマイラは
ロイを見つけ、ロイもマイラに気づいた!
迎えに来てくれたと喜ぶロイ。
とまどうマイラ……………………………

↑このときのマイラの気持ちを思うと、涙、出そう…
ロイが生きていたことへの、爆発しそうな喜びと
今の自分を見せたくない、悔やみきれない悲しみと…

ロイは、マイラと結婚するつもりで、実家に連れてくる。

(このまま、過去はやむを得ないこととして
ロイと生き直してほしいと、思うのですが……)

ロイの母は、“事情”をのみこんでくれたようだが
これからは一心同体だ、と言って
マイラにビリケンさんを渡したロイに
打ち明けることができないマイラは
出ていってしまった……

ロイは、マイラを捜して、キティに出逢った。
キティは、マイラの行きそうな場所に、ロイを連れていき
マイラが、なにをして生きてきたのかを
それとなく教えた……

↑コレ、言葉で言わないのが、イイ……
ロイは、自分がいない間、どれだけ大変な思いで
マイラが生き延びてきたのかが、痛いほどわかる…orz

そして、もう二度と逢えないと悟る、ロイ……

(愛する人のナニもかもを受け入れるーとは言いますが
本当に受容しきれる広さが自分にあるのか、あるいは
相手が抱いているであろう“負い目“まで
包容できる強さが、自分にあるのか----難しいところ)

マイラは、生還したロイと生きる道は、選ばず(選べず)
生きることをやめた。
ロイと初めて会った“橋“に来て
軍用トラックの車列に、飛び込んだ。
ビリケンさんが、血に染まった……

ロイの死亡欄を見て、絶望したときに
後を追っていたほうが、よかったのか……
「私が愛しているのは、これからもずっとあなただけ」
その真実だけを、生かして。

▼▼▼

恋に落ちて、惹かれ合って
引き裂かれたときの、あの切ない情熱も、良き☆

再会の喜びは
愛するがゆえに、苦しみを深くするのも、良き☆

そして、愛は、悲しみとともに、永遠となるのも、良き☆

邦題のすばらしさが、余韻となる。(*^^)v


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テーマ : 洋画
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映画『アンモナイトの目覚め』★愛し愛されたいー私としてー

186702_1.jpg



作品についてhttps://cinema.pia.co.jp/title/186702/" title=" https://cinema.pia.co.jp/title/186702/"> https://cinema.pia.co.jp/title/186702/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・メアリー・アニング: ケイト・ウィンスレット☆
(↑実在の古生物学者 化石販売)
・シャーロット: シアーシャ・ローナン☆
       (メアリー宅に滞在)

自宅近くの石浜で、化石収集をして
母との生計を立てていた、メアリーは
古生物学者でもあった――

真偽は不明ですが、本作のキモは
メアリーの、“同性愛”嗜好の描写と
“その後“ではないかと思います。

仕事・学問ひとすじの女性が
愛(と性?)に目覚めたーと思っていたのですが
そんなふうにまとめては、いけなかった!(^^)/

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

オープニング。
メアリーの採集した標本は
メアリーの名でなく、寄贈者に変えられて、展示されたー
理由の1つは、彼女が、“女“だったからかも…orz
(当時は、“女“は、論文執筆なども不可だったらしいから)

化石に興味ある、リッチ男性に購入してもらうのが
唯一のツテな感じ……

そんな感じで、ある化石愛好家(モラハラ夫)は
不調の妻シャーロットを
メアリーに託していった。 ←いきなり困る…(汗)

そもそも、妻の不調は、”夫源病“っぽい…( 一一)
妻の意思や気持ちは、無視して
自分の“命令“が、すべての夫…(汗)  ←今も多々いそう…汗

海水浴したシャーロットが発熱したときに
看病したメアリー。
それから、距離が縮まったよう…

石の中から、目を凝らして、化石を見つけ出し
丁寧に手入れして、化石の姿を、際立たせる--
寡黙なメアリーは、黙々と、こなす……

メアリーの母は、子供8人を亡くしていて
咳込みは、癒えない苦しみのようでもあった。
メアリーは、その母との生活を
守るためだけに、生きているようで
感情を押し殺した“寡黙“のようにも……

そうして、シャーロットも
重石のような夫が、不在の今
自由に、自分の愛の矛先を見つけたようで…
そういう波長は、伝わるのか
メアリーの心にも
“嫉妬“?のさざ波が、立つときが生まれ
ついに
二人は、誰に気兼ねすることなく
愛の海に、存分に溺れた――

↑ココは、二人の世界であって、直視するもんじゃない…照
大胆な描写ではありますが
愛活は、ためらったり、とどまったりしては、ダメ!(キッパリ☆)
時代や立場、状況などが、がんじがらめにした“女”二人が
意気投合して、解放された愛の海に、身を投げ出したのだから。

本能的には、男性に求めるものですが
男性だと、支配的な態度のことがあって
メアリーの“愛の解放“には、このほうが、最適かと。(*^^)v

↑このメアリーが、あたかも
掘り出した化石を、磨き出すーというのと重なる☆(^^)/

そうこうして、シャーロットは、夫は、泣く泣く
夫の元に帰り、
母を亡くしたメアリーも、寂しさを募らせ…

そして、その後の展開がイイ!!(^^)/

シャーロットに呼ばれたメアリーは
彼女の邸宅を、訪れたのだが
シャーロットは、メアリーを住まわせる準備をしていた!
メアリーは、こちらの意向を無視して、“囲おう”とした
シャーロットに怒りを覚え、立ち去った。

好きな人と一緒にいたい、愛?からなんだけど
愛の名の元に、束縛や独占が生じ
尊重すべき相手を、所有“物“化する危険も
潜んでいるのが、愛のムズカシイところ…

(以下。違うとき、スミマセン)
怒りのまま、大英博物館に向かい
自分の採集した標本を見ていた、メアリー。
(そこには、メアリーの名はなく、寄贈者の名前)

ちなみに、メアリーが、シャーロットの部屋でみた標本には
メアリーの名が、他の名の上に、添付されていて
多分、シャーロットが、そうしたのかと…

博物館の標本を挟んで
メアリーは、シャーロットを見つけた。
ココでは、メアリーの名は、無視されているが
シャーロットは、独占的愛欲だけでなく
信頼と敬意をも、自分に注いでくれた人……と
メアリーも自覚したと思う。

一緒に住まないまでも
これからも、親友として、交友を続けたいー
友情と絆を残して終わったと
私は、信じたいです……

▼▼▼

ケイト・ウィンスレットは、美しいし
背中が頼もしくて、好き☆
生活感ある作品には、特に
感情移入してしまう….

アンモナイトが、どうなるんだろーと思っていましたが(^^♪
期待以上の作品でした☆


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テーマ : 洋画
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映画『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』★最後の「了解」まで待って(^^♪

164110_1.jpg



作品について https://cinema.pia.co.jp/title/164110/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

見たときの記憶が曖昧なので、再鑑賞。
(スナイパーと言えば、赤井さん????)

ベルツリータワー(スカイツリー?)の展望台で
高額物件を売りつけていた男が、射殺された。
タワーに、皆で来ていたコナンは
居合わせた世良と、狙撃犯を追いに行ったー

狙撃犯と思しき人物は、“復讐”を企てていたらしい…
自分だけでなく、家族の不幸の分まで…orz
ああ、なんかスッキリした展開なのかもーと思いきや
コナン作品は、一筋縄でいかない
複雑な状況を、よく、作ってくれて…
〆まで、気が抜けない。(*^^)v

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!?)
▼▼▼

狙撃犯は、薬莢とサイコロを残していった。
(↑Qoo~!ミステリー度を高める細工ョ…(*^^)v)
一人、二人と亡くなって
残されたサイコロは、カウントダウン?かと思われるも
実は、狙撃犯の“復讐理由“を示していた。
(スターの形を残す)

そうして、恨み節の容疑者;ハンターまでもが
殺されることになり、深まる謎☆(*^^)v

容疑者:ハンターが、アメリカ人で
(軍隊経験のエピソードが発端)
ターゲットも、交友関係も、カタカナ名が多く
例によって、FBIもいる。   赤井さんはいないけど…orz
誰がナンだったか、わからなくなりつつも(汗)
ハンターの“狙い“が、すごいところにあるのを知る…

▽要反転▽


ハンターは、体調をそこねていて
狙撃できる状態ではなく、友人ヨシノに託していた。
なんと、復讐だけでなく、自分への狙撃も。
↑ハンターへの狙撃のシーンが、切ない!!
信頼による依頼とはいえ
ヨシノは、ためらいから、1度は、狙いを外す。
コレは、人情ョ………
けれど、射殺を実行したヨシノ。
コレは、“非情”で応えた、信頼と約束…….
スナイパーとして、一線を越えた“成長“のあと
真犯人ヨシノは、追い詰められていく――

▽▽▽

再び、タワーで、真犯人と居合わせてしまった
コナンの友人たち!(>_<)
人質になってしまったのは、歩美ちゃん!(>_<)

真犯人にも、事情はあるとしても
もう、悪玉でしかない………

そして、遠方から、銃を構えていたのは、
沖矢昴☆
(今となってはわかりますが
そのときは、この人は、ナニモノ??状態で…(^^♪)
コナンとの連携プレーで
真犯人を撃った沖矢!スゴイ!
(出番少ないのに、ナニモノ??……)
トドメの蘭の攻撃も、カッコ良くキマル!(^^)/

▽要反転▽


クールに任務完了を連絡した、沖矢。
警察関係?FBI?と思うまもなく
「了解」と答えた!!!!!!
↑この声が、赤井さんで
嬉しい感動を残す!!!


▽▽▽
▼▼▼

「赤井さんがいてくれたら…」
FEI:キャメル捜査官ではないけれど
赤井さん=スナイパー  その期待は
ギリギリ?、裏切らない♪(*^^)v




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ある天文学者の恋文』★ジェレミー・Iのオーラあればこそ語れる永遠の愛


170108_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/170108/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督 : ジュゼッペ・トルナトーレ☆
・天文学教授 エド: ジェレミー・アイアンズ☆
・教え子 エイミー 
  スタントのバイトも

いつまでも続くと思われた恋人関係だが
エドは、“急死“してしまった。
しかし、その後も、エイミーのもとには
エドから、メールや手紙が届くー

↑言ってしまえば(汗)
予め、準備をしておけば、済むことなんですが…

「僕に秘密にしていることはないか?」と
生前、エイミーにしつこく確認していたエドの本意も
明かしつつ
「彼ほど恋人を愛した人はいない」と、
エドの仕掛けに、協力した人たちの気持ちも重なって
愛すること・愛されることの悦びの
おすそ分けをしてもらったような心地であります。

▼~▼内容にふれて.雑談です。
▼▼▼

冒頭から、年の差カップルの甘い関係を
見せつけられて、もーどーしようかと……(^^♪
(エドは、エイミーと同年の娘と弟はいるが
今は独身のようで、不倫関係でなさそうなのはよい)

触れるほど、そばに居れば
ソレ以上の何かを、確かめる必要はないのでしょう…
けれど、離れた瞬間から
肌寒さと寂しさと不安を、感じるのかもしれない…
ホテルの部屋が、すぐ近くであったとしても……

エドは、天文学者らしく
愛や永遠、時間、距離など、巧みに語り上げ
私こと、聞いているうちに、心地よいめまいが…(^^♪

そうして、さっきまで、メールをくれていたのに
何日か前に、亡くなっていたと知ったエイミー!(>_<)

え?なぜ?
という疑問は、不思議な“からくり”にーというより
なぜ、死に関することを、知らせてくれなかったのか??
ということかと………

死の予告をしないほうが
直前まで、現実の愛の夢に溺れていられるが
死後のあとは、知らされない分、喪失感が深そう…orz

予定されたメール送信だけでなく
エドのお気に入りの旅先に出向けば、贈り物も用意されて
いかにも、エドが心ごと、存在しているかのような演出は
切なくも、心ニクイ☆

しかし
いくら、「僕の愛は永遠だ」と、動画で言ってくれても
エイミーには、彼に返信できないことが、満たされない…

さらに
エドは、エイミーが触れてほしくない領域に
踏み込んだメッセージを送ってきたもんだから
取り乱したエイミーは
メール受信拒否のサインを、つい、送ってしまった!
後悔するエイミー……orz

ところで
エイミーが、危険なスタントのバイトをしていたのは
死への意識からだったらしい。
それを、エドとの恋愛中にも、続けられていたのは
根深い問題を、心に抱えていたからのよう…

~恋愛関係に秘密はナシ~

好きな人なら、自分のすべてを知って
すべてを受け入れて、すべてを愛してほしいだろうし
その逆も然り。
それは、愛以上に、信頼かもしれない。

エドは、エイミーの全てを受け入れたいと思っているから
心の奥底の悩み深き秘密を、全部吐き出して
楽になってほしかったようーなんですが
エイミーには、ソレは、深い傷ではあっても
秘密であるとの意識はなかったようで
だからか、関係する母親とも、連絡を絶っていたー
そのことを、エドは、解決したかったのだが
エイミーは、それ以後の受信拒否してしまって……
“回復“に、奮闘することになる。

~中略~

愛する人から、心からの愛を、“今”、感じるとき
とてもとても、幸せです♪
しかし
“今“囁かれた愛が、随分前に、録音されたものならば
そこにあるのは、愛の幻影でしかないのでしょうか….

けれど、天文学的に?イイこと言ってくれます♪
今、見ている星の輝きも、何万光年も過去からの光~
ということもあるとか……
一生を終えた星が、爆発した輝きは
あたかも、新しい星が生まれた輝き(超新星)だとか……

いつまでも、永遠の愛の希望を、残そうとしたようなエドだが
エイミーが、“回復”しようと、やっと入手した大元の映像には
苦痛に苦闘する、現実のエドの姿があった……
美しく遺したい心遣いも、受け止めつつ
晩年の苦痛こそ、分かち合いたかったと思う…
それこそが、愛だと思うから……

▼▼▼

年上の恋人が、ジェレミー・アイアンズ☆だから
見たかった作品です!(^^)/

彼の眼差しや、声色や、姿勢には
温かい気持ちで、包まれます♪
この雰囲気・この風情・このオーラあればこそ
星の彼方よりも無限の
永遠の愛が語れる作品かと☆(^_-)-☆



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『アラン・ドロンの ゾロ』★カッコいいゾロをギャップでも楽しめる♪


133024_1.jpg



作品について https://cinema.pia.co.jp/title/5322/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

怪傑ゾロを、アラン・ドロンで☆

昔購入した、映画音楽のLPレコードに、ゾロのテーマがあって
黒装束のかっこいいゾロのいでたちの
アラン・ドロンの頬に、美女がキスしている写真がありました。

母と、ドロンのゾロが見たいね~☆と話したのも、いい思い出。
やっと鑑賞しました☆(*^^)v

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

基本、勧善懲悪デス!(^^)/
悪代官は、大佐。
善玉は、ドロン(ディエゴ)の旧友の総督。
メキシコのスペイン領に赴任する途中に
大佐の手下に、暗殺されてしまう。
志をついだディエゴが、総督になりすまして、赴任。

(総督という立場も、地元民には微妙ですが
大佐は横暴で、この総督は、平和的。
剣士のディエゴも、殺さずの誓いを胸に、なりきろうと…)

見どころは、黒装束のゾロ=ドロンではありますが
総督ドロンの“ヤワさ”にもあり!(^^)/
貴族の坊ちゃんというテイで
ヤサ男というより、オネエっ気あり☆(*^^)v

ビシバシッと、ゾロで活躍したあとに
急いで戻ってきて、ヤワい総督になるー
この2面生☆ギャップで、魅力倍増!\(^o^)/

二役の真骨頂は、馬車のシーン♪

総督の殺害予告したゾロ。  ←自作自演
兵の護衛で、馬車で出かけた総督は、馬車内で昼寝。
そっと抜け出て、ゾロに変身すると
兵の前で「総督を縛り上げた!武器を捨てろ!」と。
中に乗り込むと、総督の声色で、弱弱しく発言。
↑ココ、絶妙☆ナイス!

ゾロのカッコよさは
・黒づくめの衣装
・シュッとした身のこなし
そして
「Z」を刻む、剣さばき☆

なんだろう…….
さらさらっと、「Z」を刻む剣先の“しなる感じ”に萌える!(^^)/

ゾロに惚れる女あり♪
総督の従姉妹:オルテンシア。  (今は、没落貴族)
颯爽と現れた正義のヒーロー:ゾロに惹かれるが
ゾロは、崖から落ちて死んだものとされ
大佐と、結婚することに…orz

結婚式にゾロ登場!  ←不死身伝説に喜ぶ皆さん♪

花嫁を奪いに来たーというわけでなく
大佐を退治に来た!
(美女への個人的好意ではないのが、ヒーロー的☆)

ゾロは
殺さずの誓いを破る覚悟で
大佐と、剣を交えた!

↑この一騎打ちは、かなり長い!!!
見どころは、ココ!☆
チャンチャンバラバラ!
丁々発止、丁々!丁々!、発止!発止!…
倒すテキが手ごわいほど
倒し甲斐がある!!!!!

そうして
はやてのように消えてしまうのが、ヒーロー…orz


▼▼▼

細かいコトは抜きに
カッコいいゾロを、アラン・ドロンで楽しむ♪
―だけでイイ☆(*^^)v


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『アルゲリッチ 私こそ、音楽!』★娘が撮るピアニストの母の“ソレ以外”


164664_3.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/164664/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

原題 BLOODY DAUGHTER  ←監督のこと
監督: ステファニー・アルゲリッチ(三女)

三女による、ドキュメンタリー。
“マルタ・アルゲリッチ”と聞けば、気になって鑑賞。
音楽ドキュメンタリーではなく
娘による、母親の人となり…???
いや
他人が知られざる母の姿~ではあるけれど
いわゆる“家での母”ではなく、あくまでも
ピアニスト:アルゲリッチの片鱗のような。

▼~▼内容より.雑談です。
▼▼▼

アルゲリッチの名に、興奮してしまうのは
ピアニストとしての技巧的魅力―のほかに
私の母が、一緒に思い出されるからです♪

アルゲリッチだけでなく
ホロヴィッツやポリーニ
ルビンシュタイン、アシュケナージ……etc.
ピアノ曲だけでなく、クラシック音楽のアレコレを
作曲家とともに、演奏家の存在と魅力を
教えてくれたのは、ピアノを教えてくれた
母です!(^^)/

“教えた“とは
「どうしてわからないの!」との厳しさでなく(^^♪
音楽・演奏に関する話題で、楽しく!盛り上がる!(^^)/
――というのも含みます♪

子供だった私は、ピアニストは
“一日何時間も練習している人“との認識しかなく。
生活感まで、思い描けなかった……
やがて、自分が練習を進めていくうちに
演奏にはテクニックだけでなく、生活や人生など
深い感性も必要だなーと漠然と、感じ始めたり…

そんな中、アルゲリッチのレコードを聴いて
彼女の指さばきから、繰り出される
巧みなピアノの音を、聴いてはいても
子供の私は、彼女が、どんな人生を送っていたのかなんて
みじんも、考えてみたことはなかった…

この作品を監督したのは、三女ですが
アルゲリッチは、それぞれ父親の違う姉妹を産んでいた。
長女のときは
中国系音楽家と一夜をともにして授かり
生まれる前に、別れたらしい……
(長女は、施設で育った経緯もあり)

アルゲリッチの男女関係は、音楽家との交流の一環で
彼女の“生活“は、演奏・音楽がメインのよう。
そして
恋愛も、交際も、子育ても
彼女の人生の1つではあるけれど、大きく分ければ
演奏(音楽)と、“ソレ以外”であるよう……
(もちろん、子供への愛情はあるのだけれど)

もしかしたら、自分には、それほど重要ではないことでも
子供には、重要なこともある。

三女は、アルゲリッチ姓を名乗り、戸籍上は父不詳。
しかし、実父とは交流しているので
認知申請をしていた。
けれど、役所の不手際などがあり
10年以上、手続きが進んでいないことに、苛立つシーンがあった。
本来、自分(子供)が悩むべき出来事ではないーと。

母にせよ、父にせよ、著名な演奏家であることとは別に
娘の誕生にあたって
“ふつうに“親子手続きをしておいてほしかったー???

子供は、親の業績を誇らしく思う反面
いわゆる“ふつう”に、親であってほしいと思うこともあるかも…
(〇〇ちゃんのお母さんがしていることを、私にもしてほしい~的な)

ふつうでない偉大さに、めげそうな?逸話は――
長女がピアノを習おうとしたとき
父親に止められたこと。
「ピアノで、母親を越えられない」
父は、父というより
アルゲリッチに惹かれた恋人としての
弁でしょうか……
揺るぎない絶対的な才能を、確信していることに
愛を感じつつ、娘には、悲しいかも……orz

そんなこんなで
アルゲリッチは、ピアノ・演奏・音楽を最優先で
生きている………   (邦題はソレを言いたかった?)
それでも
大人になった娘たちとは、それなりに
大人の付き合い方ができているようです。

演奏しているアルゲリッチしか、知らない人に
母親でもある、“ソレ以外”の彼女を知らしめたいー
娘自身の言い分もあると思うけれど
母親を誇りに思い、大好きだからこその
作品なのでしょう♪

▼▼▼

このタイトルを見たとき、母が存命中ならば
「お母さん、アルゲリッチの映画があるよ!」と
母への電話の話題にして
アルゲリッチのアレコレで。盛り上がったはず…
もう、それが叶わないのは、悲しい…

母親を撮った娘の気持ちも、なんとなく
わかりそうな気分なのも、個人的には嬉しい。(*^^)v



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映画『依頼人』★善意の少年はおばさん弁護士に依頼した


140245_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/140245/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・弁護士レジ―: スーザン・サランドン☆
・検事ロイ: トミー・リー・ジョーンズ☆

・マーク少年: ブラッド・レンフロ

見た記憶がありつつ、「〇〇人」という作品は
わからなくなってしまいます…
スーザンもトミーも、大好きな俳優さんなので
仕切り直して、鑑賞☆(^^)/

少年が、たまたま、自殺に居合わせてしまった男は
マフィアの弁護士だった。
彼は、マフィアが殺した“上院議員の死体”の隠し場所を
自殺する前に、少年に話した。

自殺現場に居合わせて、ショックを起こした弟が入院し
事件が明るみになった。
マークは、男からナニも聞かず、死体を発見しただけだと
ごまかそうとするが、検事ロイは、しつこく質問を迫った。
困ったマークは、弁護士レジ―に助けを“依頼“したー

一方、マフィアも、マークがナニか知っているなら
“消そう“と動き出す!

子供が事件に巻き込まれ
検察にも、マフィアにも、追われるのが、いたたまれない!(>_<)
レジ―と同化しつつ
マークを応援する気持ちで、鑑賞☆(*^^)v

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

マークの父は、アル中?のダメ父だったらしい。
母も、どこかユルイ感じあるも(汗)
働いて、兄弟を育ててくれている。
母のタバコを“盗み吸い“するのは、イタダケナイが
マークは、弟をいたわる、頼もしいお兄ちゃん♪

森に行ったとき、車内で、自殺を図る男を見たとき
見殺しにはできないと
排気口の詰め物を、取ってあげたマーク。(*^^)v
でも、それで、男に怒られ
車内に連れ込まれ、一時は、殺されそうに!(>_<)
(余計なコトするなと)

マークの、この優しさイイ!(^^)/
コレがきっかけで、トンデモないことになってしまうけれど
この優しさが、マークの本質かと!

本来、FBI・検事も、正義の人(のはず)。
上院議員殺しの犯人を、やっきになって、捜している。
手掛かりのマークから、こそっと、“自白“させようと
(子供だからって)非正規のやり方で
やるのが、ズルい……( 一一)

けれど、敵がマフィアなら、不安です。
子供だからって、家族もいるし
身の安全は、保障してほしい……

実は、ワケアリ弁護士のレジ―に
一ドルで、弁護を依頼する。
女だと思うと、ナメてかかる奴もいるが(汗)
ワケアリの分だけ、海千山千。
酸いも甘いも、痛みも悲しみも知る者は、強い!(^^)/
検事相手なら、法を武器に、マークを守る!

しかし、マフィアは……( 一一)
“消そう“とするからコワい……
家も放火され、母と弟の命さえ……

~中略~

死体の場所を知るマークは、レジ―と直行。
すると、そこにマフィアもやってきて
見つかりそうに!!!(>_<)

一方、検事もマークを追っているので
合流&応援に。
ただし
マークと家族の証人保護を、確約する条件を出し
レジ―が、検事と、うまく交渉してくれる♪

▼▼▼

知らなくていいことを、善意から知ってしまった少年が
正義の検事と、悪玉のマフィアから
追われてしまうところを
おばさん弁護士が、助けてくれて
ハラハラしながらも
万事、解決に向かう――

私は、おばさん弁護士になりきって、楽しみました!(^^)/


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映画『ウィークエンドはパリで』★偏屈と不満をマディソンダンスがもっていく♪

165300_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/165300/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・夫:ニック  大学教員
・妻;メグ   生物の教師

結婚30年の記念週末に、パリで過ごす夫婦。

新婚旅行で泊まったはずのホテルに
妻は、がっかりを通り越して、怒ってしまう。
もっといいホテルを捜しつつ
タクシーを2時間乗り回して、見つけたホテルの
スイートルームで、豪遊することにした――

30年目を祝いつつ
今までも旅先でも、色々あったけど
やはり、相思相愛だねーーというオチなら
私の気持ちを、ねじ伏せられそうで(汗)
ナンだな~と思っていましたが……

(結婚30年過ぎた)私の本音は抑えつつ
ツッコミながら、雑談です♪(*^^)v

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

結婚記念に、イギリスからパリへ旅行した夫婦☆
旅行はイイですよね。
日常から離れて☆(=日頃の不満も忘れて(^^)/)

新婚旅行先のホテルを、ニックは受け入れていたが
メグは、こんなとこ(汗)じゃなかった!と不満爆発し
キャンセル=脱出!

わがまま?と言えば、わがままかもですが(汗)
メグは、すっごく楽しみにしていたのかと…
物理的に素敵なホテル☆というだけでなく
素敵な所で、ステキな時間を過ごしたくて!

(↑ソレは、夫がステキだからーという意味と限らず
素敵に過ごすことで、(夫への)日頃のマイナス感を
プラスに変えられそうな期待でもあります)

パリ市内を、タクシーで疾走する気分爽快のあと
高級ホテルのスイートルームに泊まることに!
(タクシーの支払いで揉めるのも
この夫婦につきまとう、トラブルの影か…)

この夫婦の印象は、夫が偏屈なら、妻は不満。
(このムードは、両親にもなくはなかった…)

しかし、夫には陰鬱の原因があった。
女学生への言動が原因で、解雇通告されていたのだ。

(個人的には、夫(男)さんは妻が耐えてくれるのをいいことに
つい妻に話すのと同じ調子で、女性に言いたいコトを言ってしまうと
他人は我慢してくれないので、問題発言になることもあるかと)

旅行中、息子からの不急の電話とか
改装中のお風呂のタイルの色とかどころじゃない――
解雇なんて、旅行を楽しむムードじゃない!?

妻は、今までの不満をぶちまけつつ
大胆な行動に出た!
夫が妻に頼んだ、ディナーの支払いをせずに
逃げ出したのだ!!!!!

逃げだした路上で、彼らは
ニックの後輩で売れっ子作家:モーガンに逢い
後日、パーティに行くことに……

~中略~

そんなこんなで、ホテルの支払いも踏み倒して
飛び出した二人!
結婚30年後の先行きが、不安視される……
どーすんの???( 一一)

ふと思うのは
人は、(経済的にも)自立できるときは
独りでやっていけそうな強さを、感じても
共通の敵?に、困っているときは
同志意識が、芽生えるのか
頼ったり受け入れたりしてそう……

カフェで寄り添いながら、時間を潰して
頼りのモーガンを、待っている二人は
夫婦というより、同志だナ…….

印象的なのは、マディソンダンス♪

ニックは、若いときから、映画『はなればなれに』がお気に入り。
メグとともに、マディソンダンスがお得意♪
カフェのジュークボックスから、流れる音楽に合わせて
夫婦は、軽やかにマディソンダンス♪を踊る。

↑このあと二人は、どうなるんだろうーという心配は
始めは、夫婦間の心の距離だったけれど
段々、金銭的な心配になっていった……

そこからの♪マディソン・ダンス♪ったら!!!!


▼▼▼

いい意味で、“割れ鍋にとじブタ”の熟年夫婦☆

老後も、なんとかなるョ的な感じ?なんでしょうが
彼らの、若き日のエネルギッシュな熱量を重ねつつ
今や、熟年の人生経験の図太さ(汗)もあいまった感じで
なんやかや
マディソン・ダンスが、全部もってった感じの
破壊力最強のエンディングを見たような……(^^)/



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映画『イエスタデイ』★幸せの秘訣をビートルズのアノ人が(^_-)-☆

180039_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/180039/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

大停電のあと、世界から、“ビートルズ“が消えた――
売れないシンガー:ジャックは
誰も知らないビートルズを、(自作として)歌うことで
超売れっ子に!
でもこれは
サクセスストーリーでは、ない…( 一一)

幸せになるための秘訣を
アノ人が、教えてくれるのが、ミソ☆!


▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

ビートルズを知らない人たちに
曲を聞かせたら、みんな名曲に感動♪
じゃ、これは?これは?
――と、ジャックが聞かせたら、感動の嵐♪♪

ビートルズの数々を、聴かせてくれる――
それだけで作品が成り立つーと言っても過言ではない…
ジャックは、求められるままに
知っている名曲を歌って、バカ売れする!(^^)/

マネージャーをしてくれている、幼なじみのエリーも
ジャックに、尊敬のまなざしを向けるが
彼女の視線は、敬意だけではない。
エリーは、バカ売れする前から、ジャックに“好意的“で
この度も、踏み込んだアプローチをしてみたが
ジャックは、“お友達“のまま………
本当は、ジャックも好きなはずなのに
踏み出せないのは、“ビートルズ“のせい????

だって、バカ売れしても、ジャックの実力でなくて
ビートルズの力だから……

そんな戸惑いとは裏腹に
カネの匂いのするところに、群がる人たちはいる。
(人の褌で相撲を取るべく)敏腕エージェント;デボラは、
手腕を発揮!
ジャックのヒットに、乗っかる人たちとの会議あり
曲に見合った?ルックスを作り上げる人たちあり
スターに創り上げられていく、ジャック……….

(ハイエナのようではなく 汗
スターのおかげで、仕事をもらって、生活している人が
いることは、否めないし、悪いことではありません)

ジャックは、デボラの言いなりにならざるを得ない感じですが
逆に、ジャックが自己主張すると
「自分がスターだからって、天狗になってるの?」
というような言い方をされてしまう……orz
むずかしいデス…

いい歌を知ってほしいーという気持ちから始まったと思うが…
プロは、アマではないから、お金の問題が生じてしまう…orz

あるとき、ビートルズを知っている男女が現れた!
“黄色い潜水艦“を手にして☆

ジャックは、“盗作“を責められると思っていた。
が、彼らは、ジャックに感謝していた!!!(^^)/
ビートルズの消えた世界に、蘇らせてくれたと…….
盗作だ!権利だ!と責め立てるのではなく
歌そのものの存在を、讃える♪
いいなあ、そういうの……
女性は、言った。
「ビートルズのいない世界は、たまらなく退屈」だと。

名曲を届けつつ、自作のふりをしていたジャックの“苦悩”に
女性が教えてくえたのは、ナント!
ジョン・レノンの住所!

変わってしまった世界の片隅で
ジャックは、ジョンに逢った………
78歳のジョンに……

ビートルズを知る数少ない一人である自分が
その昔、突如として、命を奪われたジョンに
逢っているという奇跡……
ジャックの喜びの深さは
多分、ビートルズを知る私たちの感激です……

そんなジョンの言葉は、神様の啓示ですよ。(*^^)v

ジョンは、ジャックに、“幸せの秘訣”を教えてくれた。
「① 愛する女に愛を伝え、②正直に生きること」
失ったエリーを取り戻せと!

善は急げ!
ジャックは、エドのコンサートに加えてもらい
ビートルズの歌を歌った。
(会場には、エリーもいた)
そうして、歌い終わると
① ジャックの歌は、ビートルズのものだと暴露し
    自由にダウンロードできるようにして
② エリーに愛の告白もすると
    ジャックは、彼女とともに、表舞台から消えた―


▼▼▼

そんなこんなで、エンディングは
『オブラディ オブラダ』♪
“デズモンドとモリー”の
幸福感に包まれマス!(^^)/



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映画『縁(えにし)The Bride of Izumo』★出雲大社で縁結び!紫陽花は家族の絆(^_-)-☆


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/168430/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


出雲大社で縁結び――
冒頭から、佐々木希さんの“白無垢綿帽子”で
赤い糸の、縁(えにし)ムード高まります!

幼い頃、両親を亡くした真紀を
育ててくれた母方の祖母が、他界した。
遺品の中に、白無垢と何枚もの婚姻届を見つけた真紀は
婚姻届に記入された男性:秋国が、祖母と深いつながりがあると感じ
転々と記入された住所を尋ねるべく、故郷の出雲に向かった――

秋国さんを捜すのも、祖母との“縁続き“ですが
人捜しの旅そのものも、真紀には、“袖振り合うも他生の縁”となります。

シジミ漁や、出雲大社の神楽なども
ご当地に、ふれた気持ちにさせてくれます♪


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼

1.彼氏とケンカします?^^;

出雲で、真紀の“足“になってくれたのは、
しじみ漁師の充(みつる)さん。

そっけないけど、いい人の充さん♪
フトコロ深さに甘えて、いいたいことも言えてしまった真紀。
で、気まずくもなるのですが……^^;

そこで、真紀が気づいたのが、婚約者とはケンカしたことがないこと!

個人的には、我慢しすぎないで、本心の“ガス抜き”が出来る関係が理想です。
それで、小さいケンカをしたとしても、そこから修正しながら
もっと近くて、イイ関係になれたら、いいな……
上手にケンカできるカップルは、最高だな~と思います。(*^_^*)

真紀の彼氏は、優しくて、気遣ってくれるらしい。(それはそれでいいナ(*^_^*))
けれど、本心を抑えた関係で、夫婦をやっていけるのか――と。
(長い目でみればそれが極意かも……(―_―)!!)

そんな不安は
真紀が、両親(=夫婦)の記憶が曖昧ということも、一つあった。


2、秋国さんを捜して

住所が変わるたびに、祖母に婚姻届を出していた秋国さん♪
祖母の古い恋人???
どんな人なのかと、訪ね歩くうちに、真紀は、知るのです――

▽▽▽ ネタバレ!要反転


秋国は、死んだはずの、真紀の実父でした。
祖母が、借金を抱えた父から、真紀と母を引き離したのです。
身辺整理が出来たら、妻子を迎えに行こうと、祖母あてに
婚姻届を、出し続けていたようです。

大人には大人の事情で、不本意でも、納得づくの離別もありますが
子供には、事情など関係なく、親への思慕が、消えることはないのでしょう。

秋国さんの、紫陽花の絵にまつわるエピソードも
花言葉=家族の結びつき=どおりで、趣きがあってイイ☆

そして、(ネタバレ!)
真紀が、花嫁として乗る小舟の船頭さんが、(名乗らずに)
そっと、新郎新婦に挨拶するのには、じ~~んとする。


▽▽▽

3.ご当地の☆

出雲大社だけで、十分、ご当地感ありますが
・ご当地アイドル:Age Koge Soge  ←ネーミングの方言が良い(*^_^*)
・ご当地ゆるキャラ:えにしちゃん ←かわいい巫女さん♪

↑かわいいモノがあると、萌えます(*^_^*)

充さんも、実は、昔、一枚かんでいたという、“神楽“☆
ご縁が戻って、神楽の舞を披露してくれます。
いつか、ナマで見てみたい♪


▼▼▼

ラストシーンは、出雲大社で、真紀の結婚式。

人を結ぶ、色々な縁がありますが
花嫁が、小船を降りたあとのシーンには、グッと来る。
ああ、ついに、そこの糸がつながったんだ……


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映画『浅田家!』★この“家族写真“イイ!(^^)/

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作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/181121/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・政志: 二宮和也☆

写真家:浅田政志さんの実話に基づいているそうで
興味をもって鑑賞☆

写真学校の卒業制作で、ユニークな家族写真を撮った浅田さんは
その後も、家族ぐるみで、
色々な設定の“家族写真”を撮ってみた!的な
家族写真を、撮り続けた♪

予告編で、気になっていたのは
東日本大震災の避難所で、少女が浅田さんに言った
「家族写真」を撮ってほしいーと言ったこと。

▼~▼内容にもふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

政志が子供の頃、たまたま、父と兄と自分が
自宅で怪我をして
母が看護師をしている病院で、手当してもらったエピソードがあり
それを再現して、卒業制作にしたのが、『浅田家』のはじまり。

それから、“仕込みの家族写真”を連作する政志。
微笑ましい家族の肖像の数々だが
個人的な(?)家族写真は、なかなか出版の機会に恵まれない…

けれど、個展で興味をもってくれた人の目にとまり、出版。
売れ行きは厳しくても、作品は、賞を獲った!(^^)/

ほかの家族写真の依頼も、承った政志は
いわゆる整列写真でなく
家族の幸せが、最大限発揮できる写真を、撮ろうとしてくれる♪

写真を撮るとき、他の人は(プロもアマも)
何を思って、撮っているのでしょう…
過ぎていく時の中で、留めておきたい美の瞬間があるから?
(芸術の極みとか奇跡の一枚とか)
過ぎていく時の中で、留めておきたい心情があるから?
(思い出とか友情とか)
薄れていく記憶を補って、決して失いたくものだから?
(大切な人の存在)

私こと、あまり、写真に執着がありません…
修学旅行のとき、友人たちは、カメラをもってきていましたが
私は、カメラをもっていなくて
撮ってもらった写真を、友人から買いました。
子供の頃は、カメラのない両親の代わりに
カメラ大好きな祖母が、撮ってくれました。

そんな私に、アルバムの意味?を気づかせたのは
息子でした。

彼が子供の頃、私の実家に行ったとき
私のアルバムをよく見ていたと、母が言っていました。
幼い私の顔が、息子に似ていて、喜んでいたそうです。

その母が、亡くなったあと
実家に、息子と泊まったとき
どこから探し出したのか、息子が
母のアルバムを、見ていました。
私も、母の昔話をしながら、若い頃の母に逢いました。

アルバムを見るのが好きな息子。
なんで?と、思っていましたが(汗)
思い出したいだけでなく、自分の知らない
その人の人生の部分を知って
何かを共有しつつ、共感したいのかも…

写っていることしか、目には見えないけれど
何かを感じることで、見えない部分からも
心に響くものが、ありますもんね…………………………

震災ボランティアで、政志は
写真の洗浄・展示・保管をしていた。
震災関連のシーンには、悲しみが込み上げてしまう……
写真は、懐かしいねーというだけのものではなく
その人・その家族にとって
“残された唯一のもの”になった可能性もあった。

痛ましかったのは、始め、写真の展示に心なかった男性が
遺影にするための、娘の写真を、捜しにきたこと。
やっと見つけたとき「いた!」と父親は、言った。
あった!でなく、いたと。
その写真の存在は、娘の存在と同じくらいだったんだね…….

そうして
震災で、父を亡くした少女が、家族写真を撮ってほしいと
政志に頼んだエピソードが、イイ☆
少女は、父の形見と思われる腕時計をしていた。
父不在のままの家族写真を、どうするのか?

そこは、浅田流☆(^^)/
母と少女と妹が、思い出の浜辺に――
腕時計を、少女から借りた政志が、カメラを構えた!
あ!と気づく少女。
カメラを撮る父親の姿が、蘇る……..

↑ココ……………….
写真は、出来上がった1枚の、“瞬間”だけではないことは
浅田家の家族写真の、準備しまくりの製作過程で
見ていたはずなのに……………
父親が、家族の写真を撮った、あのステキな時間が
“家族写真”となった………


▼▼▼

写真家が、イイ家族写真を撮ったよーということですが
ホント、イ~~イ家族写真を、見ることができました!(^^)/
最後も
笑い(苦笑?(^^♪)で終わるのが、イイ☆


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