映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』★空飛ぶ車で盛り上がる!withジェイソンンとポール

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/166526/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

ストリートカーレースで始まった、シリーズ7作目。

回を追うごとに、スピードも破壊力も
スケールアップ↑ヒートアップ↑しつつ
当初、潜入捜査官だったブライアン(ポール・ウォーカ―)が
がっちり、ドム(ヴィン・ディーゼル)の
バディ&ファミリーになっているのが楽しみで、
この二人が軸でない3作目は『ワイルド・スピード』じゃない…
などと思ったり……

その後のシリーズの盛り上がり・参考↓
ワイルド・スピード MEGA MAX
ワイルド・スピード EURO MISSION

今作は、前作の終りに、ジェイソン・ステイサムが、アクセルふかしてくれて
またまた、楽しみでありました☆ そして
ポール・ウォーカ―には、特別な想いをこめて……


▼~▼ 内容はもうどうでもいいのですが^^;、盛り上がって雑感です。


▼▼▼


今回は、車、よく飛びました!!


予告編で、車が、スカイダイビングしていたのも、ワクワクでしたが
そこだけじゃなかった!
崖だろうが、ビルだろうが、重力無視(>_<)
これでもかと、何度も!!よく飛んだ!


命がいくつあっても足りないよ~と思いながら
個人的に好きなシーンは、
ブライアンが、バス(状の車)に取り残されたまま、
車が崖から落下していくとき (もうダメかと思った~(>_<))
自力で脱出して、レティの車に助けられたあと
息をはずませているシーン。
ああ、ブライアン(=ポール)は、生きているんだ……と嬉しく思いまして……


ジェイソン・ステイサム(=ショウ)は、前作の弟の仇をとるために
ドムたちに仕掛けてくるのですが、そこに、ひとひねりしてくれて
人探しに便利なツール『ゴッド・アイ』を作った女性を
テロリストから救出してくれたら、その装置をドムに貸してあげるからと
あるスジから、依頼されるので
テロリストとの攻防で、車が、飛ぶことになります^^;


が、「車は空を飛ばない!」(byブライアン)
やはり、車は、ストリートに帰るのです。


ゴッド・アイのお姉さん(=ゴッド姉ちゃん、と呼んではいけませんか)が、
ヘリに乗ったテロリストのターゲットにならないように
ブライアンらが、ストリートを走りながら、
車から車へと、ゴッド姉ちゃんを、移しながら走るという……
(テロリストとの攻防は、エクスペンダブルズの感あり^^;)


ジェイソン・ステイサムとドムとの戦いは、銃でなく
熱き男たちの殴り合い……ではなく(イメージはそう)
金属棒を手にした、痛そうな戦いで、魅せます。



大詰めの戦いに向かう時に、ブライアンが
FBIの防護服を着けるシーンには、ふと、しみじみ……
警官だったブライアンの原点を見るようで……


そして、“現在”のブライアンが、家族と幸せなシーンが
すごく辛くなる……….


昔の若かったブライアンいやポールたちのシーンが、回想されるのには
もう、胸がいっぱい。
このファミリーたちの歴史だね――だけでは、もはや無いから……
ブライアンでなく、ポールとして見ていたいから……


ラストシーンは、ドムとブライアンの車が、伴走して走ったあと
別れていきます。
ブライアンの車は、ポールを乗せて、天国に行くように……………….(涙)


▼▼▼


楽しく盛り上がったワイルド・スピードシリーズ。
毎回、どこまで飛ばしてくれるんだろう~~と思いながら
今回は、空飛びました(*^_^*)


ポールのことは、泣きそうになってしまいますが
スクリーンの中の彼は
颯爽と、頼もしく、力強く、カッコイイ!!!!!
楽しんでくださいネ!(^_-)-☆


PS:腕のギプスを力んで破壊したのは、ドウェイン・ジョンソン☆
オカシ―けど、ありえそう……^^;





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!』★人間やめますか?酒やめますか?それとも

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/163449/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



12軒のパブをはしごするオジサンたちの話です。


始めは、酔っぱらいの話か…(―_―)!!と思いましたが
面白かった『宇宙人ポール』のサイモン・ペッグさんらが出ていますので
アノ感じの面白さなのかな、と期待して鑑賞しました。


通の方好みのいわくもアレコレあるようですが、↑サイトなどにあるので、省略。


学生生活の終わりに、完遂できなかった“12軒はしご酒“を、
中年になってまたやろうと、旧友を誘ったゲイリー(サイモン・ペッグ)。
オジサンの郷愁ゴコロと、呑みゴコロを誘います。


言いだしっぺのゲイリーが、いい味出しています。


酒やけしたような、やさぐれ親父ムードでくたびれた感じなのに、
昔できなかったことを
今更、チャレンジしようぜ!というのが、
エネルギッシュに鬼気迫っていて、引き込まれます。


かといって
この作品は、旧友オヤジたちの、ただのはしご酒ではない。


私なりのポイントは
青ロボットと、アル中ゲイリーです。



▼~▼ 内容に触れて(結末は要反転)、雑感です。



▼▼▼


そこには、画一化された”現代“への皮肉もあるらしい…
自由よりも、平穏を良しとするようでもある……?



はしご酒の途中で、ゲイリーは
町の人間が、青ロボット化していることに気づきます。
襲ってきたロボットとは、戦うのですが(←ちょっとした見せ場)
ほかのロボットに、異変を知ったとさとられないために
そこを逃げるのではなく、はしご酒を続けることにします。   (そんな理由で?)



あくまでも、その店のその一杯にこだわって、店から店へ
這ってでも、命がけで、はしごするゲイリーの姿は、なんともおかしい。
けれど、そこまで、呑むこともこだわるゲイリーには、応援したくなる。


とはいえ、そんなゲイリーは、ただの呑兵衛ではない。
本当は、アル中治療中……orz


ロボットが、自由を手放した人間の姿――ということであるらしいが
アル中:ゲイリーは、どうだろう。


自由に楽しく酒を呑める人間――ゲイリーはそうなのであろうか???


「アル中」に限らず、中毒者は、ソレがないといられない
ソレに捕らわれて、自由を奪われているようなものだと、聞きます。


呑む自由、と言いながら、もはや、自由の手に、ゆだねてはいけないものもある。
ゲイリーの手首につけられた、“アル患者の印“を見て、唖然とした友人たち…
この一杯を呑みまわろう♪という、享楽のはしご酒は、ムリだよ~(笑)というムードでなく
悲壮感で、引きそう…….


そんな、アル中はしご酒ゲイリーを、
自由の名の下に、呑んで~呑んで~呑まれて~♪というままの
ハチャメチャコメディで、いいのだろうか………


と、私が困っていると、結末は、見事に、こうくるんです!↓




ゲイリーは、青ロボット化してしまいます。

(人の呑み残しのビールを、遠景で呑んでいたシーンがありましたが

アレは、ロボットの呑みかけで、移ったのかしら)

けれど、それなりに、イケイケムードは保たれています。

なのに、飲むのは、酒でなく水だという……

アル中からは、むしろ解放されたのだとしたら、

皮肉にも、よく出来ているでしょう?







▼▼▼


ストーリー的には、青ロボットとアル中を、うまくまとめた感じです。




でも、ちょっと、それで良かったのかな~という切なさがある。
人間やめますか?
酒やめますか?
それとも、両方やめますか?と。

それなりに、バタバタ面白かったけど
……なんか、終わっちゃった感も、やや残る……

でも、それなりに、なんか
プハーっと、1杯、味わってみたくなる……


『ワールズ・エンド』は、12軒目・最後のパブの名前でしたが
店の名だけでなく、タイトルとしても、よく出来てたってことですね。












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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『わたしはロランス』★全てを乗り越えた“とにかく”に感じた二人の着地

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161267/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


英題 『LAURENCE ANYWAYS』
監督:グザビエ・ドラン
(製作総指揮:ガス・ヴァン・サントも。)

・ロランス:メルヴィル・プポー
・フレッド(恋人):スザンヌ・クレマン

女性として生きたいと言い出した、男性の恋人と彼女の物語です。
↑大筋はシンプルですが、含むものは、深く重いです。(そして長い…)

偏見や困難を乗り越えて、幸せになりましたーー
ということを、予想しますか?
物語であれば、そうであってほしいですよね。
けれど、そんな簡単でいいですか?
世の中は、そんなに簡単に、結論させてはくれないし……orz

それなら、その中で、ロランスになり、彼女になり、周囲の目になって
大変ですね、だけではない、“この世界”を、共有してみるのがいいと思います。
(いや、グザビエ・ドラン監督の世界に浸ってみて!というほうがいいかナ (*^_^*))


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼

① ロランスの告白

男性の恋人が、今までの自分は“偽り“で、今後は、女性として真の姿で生きたいー
と言ったとき、恋人は、驚きながら、怒りました。
今までが、“偽り“なんて….
私との関係も、“偽り“だったの????と。

“偽り“と言えば……
逆に、真実(の愛)とは何だろうと思う……

愛することに迷いが無い時は、いいけれど
異性であることを“やめた”恋人に対して、もし、愛することを”やめる“ならば
自分は、一体、“彼“のどこを、愛していたのだろうか……と戸惑うかもしれない…

本当に、僕を愛しているなら、すべて、受け入れてくれるよね?

確かにそうで、恋人フレッドは、ロランスを愛することに、変わりはありません……
ロランスも、普通の家庭の幸せをあげるよ、と言ってくれる……
けれど、彼女は、天を仰ぐ……
女のつもりで生きることと、女であることには、大きな差異が……   ↓ドラッグ





(フレッドは、ロランスを子供を中絶しました)



② 周囲のこと

他人の目は気にせず、自分がしっかりしていれば……
と思っても、人は、社会の中で生きているので
自分だけでは、限界もあります……

“標準的”でないと判断された人には
土足で踏み込んでも、傷つかない覚悟をもっていると、思い込まれているのでしょうか?
何を言ってもやってもいいと、思い込むものなんでしょうか。


その最たるのが、レストランでのこと。

ウエイトレスの女性が、「ただの興味本位」で、女装のロランスに、しつこく質問してきます。
それに、ブチ切れたのがフレッド☆(←☆つけるよ(*^_^*))
かなり、怒りまくってくれますが、それでいいと思う。
「ただの興味本位」って何よ。ソレ、知ってどうすんの?

知るべきことを、知ろうとしないで(人の気持ちとか)
知らなくていいことを、知ろうとするのは、やめたほうがいいことの1つだ、と思いますよ。


③ その後のこと

ストーリーの展開もさながら、終わり方が、ナルホド~と思ったのですが……
その前に……

予告編でも、すでに、見せているのですが
服や布が、風になびいたり、翻るのが、とてもステキな効果です☆

ロランスのコートの裏地が赤いのも、ひるがえって、効果的にキマル☆

画面が生きてくるのと同時に、自分が、風に吹かれたときに感じる
アノ独特の感覚(←人それぞれ)を感じるようで、心が、波立つんですよ。

そうして、そんなこんなで、
ロランスも彼女も、いくつも、乗り越えるのですが……

二人は、これで、また一緒に、やり直すのかな……
これで、メデタシかな……と思わせる部分もありますが
それは、まだ、“超越”の着地ではない!というのが、この作品の良いところでしょう。

何もかも“乗り越える”とは、そういう終わり方じゃないのだと。

邦題は『わたしはロランス』ですが、英題は『LAURENCE ANYWAYS』です。

邦題の印象だと、男でも女でも私は私よ、という感じですが
英題の『とにかくロランスよ』のほうが、“乗り越えた“印象が強いと感じませんか?

ラストシーンでの、ロランスの挨拶。
この長尺の諸モロの事情が、アレコレあったけれど、それらを全部、取っ払った上での
「と・に・か・く・ロランスだ」
あ~なるほどナ~と、大きな説得力を、感じました☆


▼▼▼


その人のどこが好き、というよりも
その人がどんな人か、と言うよりも、
一緒にいたいと思うことが、十分、愛なのかな……と思う……
目の前にいてくれたら、嬉しい☆

ロランスも、魅力的な人物でしたが
恋人フレッド役のスザンヌ・クレマンにも、内容がギュッと詰まった感じの
パンチの効いた存在感で、惹きつけられました☆


グザビエ・ドラン監督は、注目される方も多く
私も、目が離せない監督だと、思っています☆(^_-)-☆


(できれば、2時間48分の上映時間が、2時間くらいだと、もっと嬉しい^^;、)















テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ワイアット・アープ』★本筋でなく逆説敵な女ゴコロの雑感です。

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/6487/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。

ココも参照してください。


OK牧場の決斗』で、ならず者と戦った、伝説の保安官です。



ケビン・コスナーの
西部劇ものなら、『シルバラード』のほうが、面白かったかも……(監督同じ)


悪者退治ものなら、『アンタッチャブル』のほうに、軍配が上がるかも……と思いつつ


これは、ワイアット・アープという人物の“伝記モノ”ですね。
‘(ともすると、ダラダラ長くなる……^^;)


“伝説の保安官“とはいえ、人間だもの……
新妻が病死したあと、グレてしまいます。
思い出ある自宅を焼くヮ、酒びたるヮ……


でも、そのあと、なんとか立ち直って、保安官を拝命します。
タカ派な姿勢で、ならず者を、カッコよく片付ける。
それはそれで、見ものです。


が、ここで、あえて話したかったのは
本筋とは無関係なことですので、▼以下、飛ばしてくださいませ。
(女ゴコロとなります。私の愛さの捨てどころ?(>_<))


▼▼▼


ワイアットは、妻亡きあと、その気になる女もなく
シングルでいました。
けれど、ワイアットに惹かれる女マティ(娼婦)は
妻のように世話を焼き、腐れ縁のように、“夫婦もどき”になっていました。



けれど、あるとき、美女ジョージーが現れると
ワイアットの気持ちは、ジョージーに惹かれます。
それが、気に入らないマティ。
ワイアットの気持ちを、こっちに戻したい。


そんなとき、どうしますか?
(画面からは、もうムリと思えるのですが…)


面倒なことは言わないで、世話係としておそばにいるのが、せいぜいかもしれないのですが
彼を失いたくないばかりに、
嫌味な行動・皮肉な言動を、してしまうんですね……


まず、自殺未遂。
あなた無しでは生きていけないの――ということですが
ソレは、ダメです。
彼の心は戻るどころか、距離感∞に……
自分の体はこの世にあっても、心は、あの世にあるともいえるから……


心配した彼が、かけつけてくれたとしても
それは、思慕でなく、人道上。
その目は、あの世にいる人を、眺める感じか……


その上、駆けつけてくれた彼に
「(好きな)ジョージーのところに行きたいなら、行けばいい!」
と、捨て台詞を吐いてしまったら、ワイアットは、去るほかありません。


↑この言い分、そんなこと言っちゃダメなんだけど
女ゴコロとしては、わかる……
逆説なんですよね。


ジョージーのところに行ってほしくない!から
逆のことを、言うんです。
「そんなこと言うなよ。お前のそばにいるよ」なんて言葉を
実は、期待しているんです。


でも、男性は素直なので
「行け、というから行った」となる。
残された女は、
そうじゃないのよ!否定してほしかったのよ!ワアア~と、泣くしかありません………orz
(映画はそこまで見せてませんが^^;)




▼▼▼


悪役や、お呼びでない女性は、撃たれたり、捨てられて
その人の人生からも、ストーリーからも、うっちゃられてしまいますが
ヒーロー:ワイアットは、その後、愛するジョージーと一緒になって
看取られるそうで、ハッピーエンドになるのでしょう。


でも、マティがなぁ……
あのあと、どうしたのかなぁ…でも、強く生きるしかないよね……
……と、捨てられた女のことが、妙に、気になった作品なのでした。





おまけ)

魅力的な共演者です。


ドク・ホリディ(デニス・クエイド)~ワイアットのよき仲間。労咳病みで腕のたつ、ガンマン。
                       渋いです。
  :沖田総司も、このパターンのナイスガイですね。


  :平手造酒(みき)も。 平手さんは、名前のミキを造酒にしたほどの酒好き、と言うダラケさも魅力^^;




ケイト(イザベラ・ロッセリーニ)~ドク・ホリディの愛人。出番は少ないですが、母親(イングリッド・バーグマン)譲りの美しさで好きです。














テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『私が愛した大統領』★スッタモンダあるもホットドッグでOK(^_-)-☆

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作品について↑  http://cinema.pia.co.jp/title/162529/ 
あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


ここで、愛されたという大統領は、


アメリカ32代大統領:フランクリン・D・ルーズベルトです!

何をした方かと言えば、世界恐慌のあとのアメリカ経済の立て直し=ニュー・ディール政策をしたとか
第二次大戦の頃は、日系人のみ強制収容したとか、諸々、あるかと思いますが^^;
詳細は→ココ



この作品は、ルーズベルトと“特別に”親しかった従妹・デイジーが、遺した記述などから、知りえたことなのだそうです。


へえ~そんなことがあったの…….という感じかもしれませんが^^;
国の中枢にある立場の人の、とあるエピソードとしての興味と
“特別な”関係の(←ソコも、ポイント☆)デイジーの目線という、のぞき見(下品ですね(>_<))的な面白みが
“読み物“として面白い、という作品でした☆


以下、内容にふれて、雑感です。(ホットドッグの件はボカす^^;)


▼▼▼



1、 ジョージ6世夫妻のこと



英国王のスピーチ』の王様です。



ドイツとの戦争で、アメリカを味方にすべく
国王夫妻自ら、渡米するのですが、アメリカ議会は快く思っていないため
ルーズベルトの自宅に招きます。


国王夫妻が、どう感じておられたのかを、垣間見るのですが(←まさにノゾキとなります(>_<))
自国の命運を背負うのも、プレッシャーのあること。
個人の気持ちであっても、国を代表してしまうから
滅多な態度は、とれません(>_<)

王妃は、翌日のピクニックのメニューが、ホットドッグと聞いて、なぜ?と思う……
軽んじられているのではないか?
アメリカは、イギリスを味方してくれないつもりか?心配です。


すると、何やら、外で、モメてるらしく(←2のこと)安眠どころではないけれど
「よく休めました」と、笑って手を振る……^^;
多分、寝不足なんだけど、大統領に誘われれば、国王も、プールに行く.。



2、 女性関係のこと


従妹のデイジーは、ルーズベルトの母親から頼まれて
彼の“相手”をするように、頼まれます。

ルーズベルトの妻は、別居して、別に活動していますが、不仲というわけでもなく
女性秘書が、取り仕切っています。

何となく、立場が微妙はデイジーですが、ルーズベルトは、親族と言う気持ちもあってか
デイジーとのドライブを楽しみにして、好意というか、頼りというか、親愛の情を示してくれるのです。
(ちなみに、デイジーは独身で、普段は、叔母の世話をしています。)

段々、デイジーの気持ちに、乗っかってきます(*^_^*)

相手は、従兄という親しみはあっても、さすがに、大統領。
憧れと尊敬と……いえ、なんと言いましょうか……(*^_^*)
少なくとも、好意を感じた相手から、“必要とされる愛され方“を感じたら
ソノ気への拍車は、かかるものデス!☆

ましてや、ドライブで着いた先が、“隠れ家“で
“彼が恋しいときは、彼が居なくても、ここに来ればいい“などと思わされたら…………
ニクイですよね……(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

不倫になってしまうのですが(汗)
今まで、叔母の世話だけだったデイジーにしてみたら、正直なところ
前向きに、ときめくことの出来る生活を経験することは、“幸せ“だったと思うのです。

ルーズベルトも、事情(3のこと)もあったし、妻とは別居中だし
デイジーのような人が欲しかったのかな……などとも思えたし……

なのですが!!
意外にも、そんなに甘くなかった!!(>_<)
おお!ルーズベルトよ!大統領よ!汝の名は男なり……orz(―_―)!!

デイジーは、彼が、他の女性と、逢引きしているところに出くわす!(>_<)
しかも、その彼女に、彼を分かち合いましょうなどと諭され
吸いかけのタバコも、分かち合うことに………………….(つまり、受諾(―_―)!!)
さらに、ルーズベルトには、ほかにも、“人妻彼女“がいると、デイジーは知る………

「その手に乗るか!ク〇ッタレ!」という、“修羅場モノ”になってしまうのか!!(>_<)
そうならなくても、この作品に、そんな字幕が出たことにビックリ!(゜_゜>)

↑そんなことが、明け方にあって、スッタモンダしてたのを
国王夫妻は、見るでもなく、見てしまったのでした………………



3、 世間の寛容のこと



そんなルーズベルトですが^^;
彼の足が不自由であったことは、在職中、伏せられていました。

吃音のあったというジョージ6世との、“男同士の話“でも
それぞれの支障について、触れる場面がありました。

それは、いわゆる“慰め合い“というのは違って、
お互いの立場において、それを世間に明かす、明かさないことの意味についてでした。
ルーズベルトは、国民が知りたくないであろう真実は見せない、という姿勢でした。

彼の足のことに限らず、何でも、情報を出しさえすればいいというものでもないということを、思います。
情報は、知らせる側も、受けとめる側も、覚悟や判断が、必要です。
(隠すことの是非、ということもありますが)

大統領を4期務めたほどのルーズベルトは、健康面での余計な不安や誤解を避けたかったのでしょう。
(マスコミさんは、本来の姿や真意を、故意に?捻じ曲げて報道することもありますよね)

その点、当時は、スッパ抜きもなく、彼の秘密が守られたことは、
“世間が寛容“であったと言っています。それは、印象的に響きました。
(今は、情報ダダ漏れですもんね……orz )


▼▼▼


作品の真意は、ルーズベルトとジョージ6世の外交か!と思うほどの盛り上がりが、
終盤、ホットドッグに託されます(*^_^*)

そのホットドッグとルーズベルトの関係は、いい意味で、定かではありませんが^^;
デイジーは、そのエピソードで、“私の愛する人に間違いはないわ“と
強く、感じたのでしょう。(いい邦題だと思いますョ)

そのあたりは、婉曲ですが、奥ゆかしくて、シャレた展開だと思います♪

ご本人の死後に、明かされる秘話は、少なからずありますが
歴史上の人物・偉人も、人間だもの。
ビル・マーレイの大統領役は、その雰囲気を、よく、ツイています。
優しく、女心に入ってくる感じ……(ズルいんだけど……(―_―)!!)

そういうことがあったんですね~と、“寛容“的に、受けとめますヮ(*^_^*)









ECナビ↓





テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ワールド・ウォーZ』 ★世界規模でゾンビがいたらちまちまヤッてられないので


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161181/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


ゾンビ映画でした。

と言いましても、大好きなマーク・フォスター監督です♪
とても情緒的な感性が印象的な監督なので
その線で、見せてくれると期待していました。

以下、結末はぼかして内容に触れて雑感です。


▼▼▼

ゾンビと切ってもきれないのが、感染症~ウイルスなど~。

今回も、そうです。
が、ウイルスの抗体をゲットして防ごうというのでなく
もはや、ワールド・ウオーというくらい世界規模なので
ちまちま、撃退できません(>_<)

ゾンビが避けて通る人たちがいることに気づき、彼らに共通する“あるもの“をゲットして
ゾンビに無視される存在になればいい、という発想に至ります。
もう、ゾンビが、そこらにうようよいるのは仕方ないということで
そうなると、ある意味“共存”をはかるのですね。

ブラピいわく、今までにない作品だ、ということですが
その発想は、なかったですねェ(*^_^*)
家族の安全と引き換えに、ブラピが奔走し、体を張ることになります。

ゾンビと言えば、よろよろしているのに、ターゲットにはワイルドに迫る^^;
と言うイメージですが、このゾンビらは
音に反応すると、ビュンっと早いの^^;

だから、静かにしていて欲しいのに、高い壁に安心したイスラエルの人たちは
歌舞音曲♪音を出しまくるんです……orz
それも、人の弱いところですよね。
絶対というものはないのに、過信してしまって、油断する…….

そして、その高い壁を登るゾンビたちのシーンも
バスに群がっては、崩れていくゾンビの群れもですが
この、ゾンビ(← 一見、人間)の群がりの描写が、
恐怖とともに、すごく、情緒に訴えてきませんか?

砂糖に群がるアリのような存在が、さっきまで、人格を持った人間だったんだと
思うと、切なくなります……

そう、ゾンビは、さっきまで親切にしてくれた人間だったりするんです。
なのに、ゾンビと化したら、殺さないと自分や家族がやられてしまう……
それが、切ないんです……orz

ネタバレになるので、
ブラビの勇気ある尊い行動は、お楽しみとして……

数あるゾンビ映画の中でも、私の一押しは
アイ・アム・レジェンド』です。 (今回、それ以上を期待していましたが……^^;)


それは、ゾンビを元の人間に戻せる、と知った主人公が
そのとき、ゾンビを人間として観ることができるのも感動的でしたが
人間性を失ったゾンビには、“治療“など施せるはずもなく
ゾンビ壊滅の選択をするのですが
その虚しさに主人公が流した涙には、胸がいたみました………………
(私は、ゾンビものの名作だと思っています)

ゾンビ=悪として戦って切り抜ける、というのも、ストレス解消的にいいのですが
私が、ゾンビものに期待するテーマは
それが、元は自分と同じ人間だったと言うことなんです。

彼らは、元からの悪者ではない、というのが、ミソでしょう?
だから、消毒すべく殲滅させるのが1番とはいえ、気がとがめるんです……

だから、今回のように
未感染者が、ゾンビにとって、ステルスモードになってしまえば良い、というのは
斬新なのかもしれないな……


▼▼▼


まあ……
ゾンビものは、ホントに、ゾンビのごとく
当たっても、コケても、次々と作りようのある
文字通り、不滅のテーマのようですネ(^_-)-☆













テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ワイルド・スピード EURO MISSION』★ホントにどこまで突っ走ってくれるのでしょうか!\(^o^)/

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161233/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


大ッ好きなシリーズで楽しみにしていました!!!\(^o^)/

前作では、これ以上のものはないのではないか!と思うものを見せてくれた!
と思ったら、今回も、コレですよ(*^_^*)

元々は、ストリートカーレースで、一般道を1番早く走れるのは俺サマだ~というレベルから始まった
このシリーズ。

走り・スピード感というのを、
ドライバーのアップ、タイヤ、コース、ギアチェンジする手元、ボディの近景・遠景……etc,
の切返しのカメラワークの妙で、まず、冒頭から、ガッチリ見せてくれる!
いい感じです♪

前作では、走り屋というより、盗み屋になっていた^^;彼らが
ウハウハで余裕の生活を送っていたところに
FBIが、国際犯罪の捜査協力を、依頼しに来ます。

前作では、亡くなったと思われた、レティ(ミシェル・ロドリゲス)が生きていて
その犯罪組織の一味になっているという。
恋人であり、ファミリーである彼らは、レティを取り戻すべく、捜査協力します。

あのまま、レティが亡くなってしまっては、この話は終わってしまう…orzと思うところですが
そこにドラマを持ってきて、次回作に盛り上げる、というのもニクイところ(*^_^*)

レティのかつての仲間は、仲間をファミリーとして扱うアットホームなところに対し
今回、所属した組織のリーダーは、仲間を部品としか思っていない、クールで割り切った男。

このクールな男との勝負は、
速さのスピードを競うレベルだけではありません。
根回しOK・用意周到で、早め早めの先手必勝の男なんです。

戦車登場(!)のカーアクションにも
レティが、また死にんでしまいそうな超ピンチ!!(>_<)のシーンにも、文字通り
ブッ飛ぶのでありますが(*^_^*)
終盤の飛行機がらみのシーンは、超キケン!超最高☆!!!!!

もう、画面がよくわからないくらいの^^;スピード感&緊迫感!(>_<)
スゴイ!スゴイ!スゴイ!!!
この作品は、どこまで、行っちゃうんだろううううう……………….

(…………….でも、きちんと、原点のストリートカーレースも忘れていないのがイイ☆)

そして
一件落着させつつも、心にすきま風を残すのです…………….orz

それだけで、終わらないのが良いところ!
エンジンは、まだ切らない!
ふかして、そのまま東京へ……

東京というと、3作目の東京ドリフトが、今一つだったトラウマと.(―_―)!!
欧米の方が東京を舞台にすると、どうも、別の町の匂いがしてしまうと言う懸念もありなのですが….

ここは、ビックリ!!!
言っていいのでしょうか?

ジェイソン・ステイサムと思われる人物がいるではありませんか!!!
次回作は、彼も参戦!??
『トランスポーター』である彼のドライビングテクニックと、バトル???

ホントに、この作品は、どこまで突っ走ってくれるのでしょうか!!!\(^o^)/
ああ、すごく楽しみ☆☆☆!!


PS:
アクション系は、初回は、吹き替えで観て、アクション部分を楽しんで
2回目以降は、字幕で楽しむようにしているのですが
今回、敵のリーダーの吹き替えが、東地宏樹さんでした。
東地さんは、『プリズンブレイク』のマイケルの印象が強くて、善玉の声に思えます。
その思い込みで、敵なのに、その声に聴き惚れてしまいましたョ^^;

















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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『藁の楯 わらのたて』★銘苅の怒 (めかりのいかり)


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/160427/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



映画レビューしました(ネタバレ表示なし)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id344222/rid63/p1/s0/c1/


「懸賞金のかかった犯人を前にしたら、あなたはどうするか?」
という触れ込みより
「懸賞金ねらいから、殺人犯の命を守ることに、意味があるのか?」
に、惹かれて鑑賞しました。

大沢たかおさんが、終盤、“ドラマ“を見せてくれました。
このシーンで、好感度↑でした☆

藤原竜也さん)は、 容疑者・清丸を好演していました。
腹が立つほどの、“クズ”でした(>_<)が
面白く鑑賞しました。










テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ワーキング・ホリデー』★11年分を取り戻そうとする親子の“作業”が温かくも面白い

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/160477/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


小学校最後の春休み。
進は、まだ見ぬ父(大和=ヤマト)に逢おうと、一人で家を出た……


:元ヤンで歌舞伎町のホスト:
ちょっとコワモテのAKIRAさんの様子に、ちょっと身構えてしまいましたが^^;
息子・進役の林遼威クンが、ご機嫌に可愛かったのと
子役がいるのだから、アブナイ作品ではないのだろう……^^;と思い、鑑賞しました。


一言で言えば、いい作品だったと思います。
ほとんどのシーンに出ているAKIRAパパ(=大和)と進クンが、とても、和やかで良かった☆


“ワーキング・ホリデー”という語を初めて聞いたのは、
オーストラリアに渡航した若い方から。
現地で働いて収入を得ながら休暇を過ごす、と言う仕組みらしかった。

ここでは、進クンの春休み(ホリデー)に、父と過ごすという“ひと仕事”(ワーク)のことでしょうか?


“男ヤモメにウジがわく”と言いますが、独身男性の部屋はあんなん?^^;
足の踏み場がないほどの、いつ食べたかわからないようなカップ麺のカス、クズ、ゴミ?……etc.etc.
一方、進クンは、“デキ過ぎ”さんで、炊事・片づけなど、主婦のごとく、仕事がデキるんです!
(母親いわく、父のような子にならないように育てたと……アタタ…(>_<))


そうこうして、ホストを首になって、宅配会社に就職できた大和。
(注:大和だと気づきにくいですが、“ヤマト”が、宅配って……^^;)

宅配という設定が、良かったですね。

とある、ワケあり家族と関わるのも、心温まります。
お節介を届けちゃうことになるのですが、 (←アリエナイ!とか言わないで(>_<))
父が、家族の想いを大切にしている、という姿には、居合わせた進クンも
嬉しいことだったと思います☆

それと、車でGO!の宅配でなく、原則、リヤカー使用の大和なのですが…

リヤカーを引く大和は、カッコ良かった!!!!
カッコ良さは、各人の美学があると思いますが
責任を果たすべく、一所懸命に取り組んでいる姿が、1番、カッコイイと思っています。(キッパリ☆)
一見、カッコ良さそうなことでも、手を抜いてやってたら、どッチラけです。


大和が慣れない仕事にも取り組んでいる姿は、危なっかしくも、誠実で、
進クンには、父親への誇りと敬意を感じられたと思います。
親を尊敬できるのは、子供には嬉しいことで、親も、それを張り合いに頑張れるのだと思います。
そんな父親に、AKIRAさんは、いい感じで、適役だったと思います。


ところで、なぜ、父と母は別れたのか?


子「ねえ、なんで、(母と)ちゃんと話さなかったの?」
父「怖かったんだよ。完全に終わっちゃうのが」

↑コレ、深くありません?^^;
はっきりさせることは終わりにつながることかも……と思うから、うやむやにして
終わらないけど続かない、という中途半端なことになったり
別れないまま、イイお友達に移行することになってしまうことが、
大人の事情にはありますよ……ね……
(でも、ここは、さほど深刻ではない)


借金や暴力などではなく
AKIRAパパは、悪い人じゃないんです……
本当は優しい人。
優しすぎたんじゃないかと思います……
彼女には、彼の過ぎた優しさが、エエ加減にせぇ…と思ってしまったのかな…


父「わかんねえ女だ」
子「本当だな」
父「とんでもねえ女だ」
子「でもいい人だよ」
父「わかってるよ」 ←コレ、ナイス!


ひとつ屋根の下で、ああでもないこうでもない、と暮らすうちに
“親子”と言う理屈でなく、情が、生まれてくるのがわかる。
見えない糸でつながっている人が、そばにいるんだ、と言う温かい実感が
きっと、その糸を、ぎゅっと強く結んでいるのだ、と感じてくるのが、嬉しい☆


進クンは、両親が一緒になってほしいな、と思っていると思うのだけど……
11年という月日の修復期間には、春休みは短いのかな……
でも、11年分の重さを、父は、背中にズシッと感じることはできる☆


ワーキング・ホリデーとは
11年分を取り戻そうとする、
お互いの心の“作業”のことだったのでしょうか……………..


(↓ネタバレ?)

▼▼▼▼


春休みが終わって、進が、また家に戻るときのシーンがいい。
男同男同士の会話です。


父「辛いときは強がっとけ!」
子「今、ガマンしてんだ……」


父「俺の人生、これで良かったのかな」
オカマのママ「それでいいの」
(↑これも男同士)


父も息子も、一緒に過ごせた感動と、しばしの別れの寂しさを
分かち合ってるんだな……


これで終わりじゃないし、気持ちは、離れ離れじゃない!
大和の腕には、進クンの腕時計。
進クンの背中には、大和がプレゼントしたリュック。
じんわりする、ラストシーンを残す……


▼▼▼▼

「あんなお父さんに負けていられない」

(いい意味で^^;)
そんなふうに、いつも思っていられるお父さんに逢えて本当に良かったね、進むクン☆

進クンの後ろ姿に、そう、声をかけたくなりました。

すがすがしく、視界良好のラストシーンがいいですね☆









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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『私が、生きる肌』★誰もが自分だけの肌と言う秘密をまとっているのかも

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/157531/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



~~妻を亡くした外科医が、妻そっくりの別人を作った~~
というだけの話では、もちろん、ありません!!

アルモドバルは、複雑な人生を、より複雑にしていきます。

強そうで、実は、もろい人間の姿をあばき
冷酷になっても、熱い魂を潜ませる、人間の姿を炙り出します。

アントニオ・バンデラスは、存在としてむずかしい外科医を、印象的に好演していました。

事実がわかってくるとショックなのですが、それが、単なるタネあかしではなく、
その前にも後にも、ベタついた意味を持っているのが、アルモドバル流で、
ショックな事実から、目を背けている場合ではありません。
複雑な状況ですが、大雑把に言えば、“愛と贖罪”について突きつけられた気がします。

(結末は言いませんが、内容にふれて、雑感です)





▼▼▼▼



皮膚移植された謎の女性ベラが、監禁されて実験台になっているらしい状況を、気の毒に思っていると
追い討ちをかけるように、乱入してきた“トラ男”に乱暴されるシーンを、まざまざと見せられ
ベラへの同情心を、最大限に煽られます。

一方、亡き妻そっくりのベラに向ける外科医の眼差しは、愛する者を観るようでいて
どこか、冷たい恐ろしさにも、気づきます。
この2人に、何があったのか……

少しずつ、明るみになってきます。
・生前、妻は、トラ男と浮気したあげく、自動車事故で全身大火傷を負い、自殺したこと。
・その後、外科医と同席したパーティで、外科医の娘は、ある青年に襲われたことがきっかけで、 心を病み、自殺したこと。

妻と娘を亡くした外科医の心は、何を思い、どこヘ向かったのか……

まずは、娘を傷つけて、死に追いやった青年への恨みです。
殺してやりたいと思っても、不思議はありません。

けれど、“贖罪”を思うとき、「目には目を」 ということがあります。
同じ目に遭って、同じ痛みを知ってほしい。同じ立場になれと。
だから、青年を、男に襲われる立場の女にしようとすることは、動機としてわかるし、外科医には、それが出来ました。
手術を、性器から始めたのも、そのためかと。

外科医は、研究者の性(さが)からか、青年を、“完璧な肌”で覆われた女性に作りかえることも考えます。
(手馴れたオペだけでなく、ナンバーワン・オンリーワンを目指したいというのもアリでしょう)

火に強いその肌は、火傷を負った妻のことがあるからでしょう。
青年の顔を、妻そっくりにし、ベラと呼び、別人格として扱い
外科医自身が、その青年を、この世から葬った(殺した)と“錯覚”し
妻の生き姿という“幻想”を見ているとしても それは、あくまでも、“気のせい”でしかありません。

このままでは、上手くいくはずはない!危険だ!
家政婦(←この方も、ワケあり)は、ベラを殺せ!とまで言いますが
自分の作品であるベラを、外科医が死なせるはずもありません。

゜゜☆゜゜:.。。.:*゜゜☆゜.:*゜゜☆゜゜:.。。.:*゜゜☆゜

ベラが、トラ男に襲われた現場を見た外科医は、何を感じていたのだろう……と言うコトが
あとになって、思い返されます。

事実を知る前は、いわゆる侵入者として、トラ男を始末しただけかと思いましたが
トラ男は、妻と浮気していた男……そして
一瞬、ベラにも、外科医は、銃口を向けた……

“被害者ベラ”は、あのとき、女性が男性に襲われる苦痛を、初めて、体験したのです。
(それが、青年自身の本当の体ではないとしても)

ここで、“贖罪”という言葉を持ち出すのは、場違いかもしれませんが
青年が押さえつけた娘が、嫌がったことを、身をもって知ったことは、
しいて言えば、意味のあったことなのかもしれません……
(トラ男の、獰猛な嫌らしさには、本当に、目を背けたくなりますが,
訴えたいものも強いシーンなのでしょう……上から、かなタライを落としたくなりますが…)

そして、不可解というか、考えどころなのが、外科医が、ベラの体を求めるところです。
妻を、あのトラ男に、心身ともに奪われたままの外科医には
このたび、ベラを襲ったトラ男を撃ち殺したあと、妻を取り戻した“錯覚”が“陶酔”になってしまったと思いました。

顔や皮膚(声も?)など、外側は、完璧に自分が作り上げた“妻”なのだ、という自負が
“娘を襲った男を妻の身代わりにして関係を結ぶ”という、おぞましい行動に至らせた………..?

しかし、そのシーンだけ見ると、オドロオドロしくは無く
外科医の妻と娘への“愛さがし”という目で見れば、そこに“愛”のひとすじは、あるのかもしれませんが
その“愛”に錯覚させられるのが、人のあやまち… ?

どんなに、青年ベラが、外科医に従順になったとしても、心は青年のままです。 記憶もあります。
フツウに考えて、青年が、外科医に、ベラとして、心を許すはずはありません。
人は、愚かで、弱いもの。
そこに愛があると信じれば、信じてしまう…………………….

当然と思われる結末を迎えます。

゜゜☆゜゜:.。。.:*゜゜☆゜.:*゜゜☆゜゜:.。。.:*゜゜☆゜

私は、女性に乱暴をはたらく男は、絶対に赦せない立場です。 ですが、
こんな目に遭った青年は、亡き娘には、赦されたと思いました。

青年には、良い方向に向かってほしいと思いながら、いい終わり方でした。
最後まで見せなかったのも良かった…
あの後も、きっと、波乱はあると思うから。
けれど、希望も、きっとあるから。



▼▼▼▼


べラも、外科医も、家政婦も…etc.
皆、誰もが、自分だけの肌をまとって、哀しいヒミツを持ちながら
生きているようなものなのかもしれません……………….

舞台は、首都マドリードから少し離れた、トレド。
遠景は、ほとんど昔のままだと聞きました。
都会のバラックなどでなく、古都トレドが舞台というのにも、どこか、風情を感じさせます。

アルモドバルには、まだまだ、究極を求めていってほしいと思っています!


PS:やはり、乱暴はダメです、乱暴は。







テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『わが命つきるとも』★エエかっこしィも(T_T)~失礼をお許し願いたい雑感です


 
1966年の作品。(ネタバレします)
 
国王ヘンリー8世が、カトリックの掟を破り王妃と離婚してアンと再婚するのを
是としてほしいところを、頑なに拒否し続けた大法官トーマス・モアの話でした。
 
トーマス・モアは、『ユートピア』の著者で、深い教養と厚い信仰心がり、
強い信念を持った方というのが私の認識でした。
『わが命つきるとも』という邦題どおり、死罪になっても自分の意思を曲げない
鉄の男でありました。
 
……………が、それだけでは映画でなくてもいいことですよね。
この作品の良かったところは、単に、トーマスが何をした人か、ということよりも
誰と関わって人は生きているのか、ということを見せてくれたように感じたことでした。
(特に、妻とか家族とか)
そのおかげで、トーマスさんへの私の見方が変わりました……
以下、トーマスさんとファンの方へ、あらかじめ、ごめんなさい(>_<)
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
王に逆らってまで、命を捨ててまでの信念って何なの??と思ったのは
妻や家族・一族郎党とトーマスの関係を見たときでした。
国王の意に従えばお家は安泰なのに、あえて国王に拒否し続け、
地位を追われ、経済的に困窮し、反逆罪に問われます。
トーマスさん、信念、貫きすぎなんです………(>_<)


「どうして私(たち)は、平民にならなければならないのでしょう」
妻のセリフは、単なる愚痴ではありません。(女として身につまされました。)
現在なら、女性も職を持つことはできますが、当時の女性は、経済的な自立は、
まず無理で夫が頼りなんです。信念云々言って、生活どうしましょう。
「上司と合わないから、会社辞めてきた」
と同じようなものに思いますけども……。
 
トーマスさん宅の使用人も職を失って困ります。
これが会社だったらどうでしょう。
その大手会社と取引すれば、会社は安定経営なのに、社長がどうしても
その大手取引先が気に入らないからと、取引中止して、会社を潰すようなものではないかと。
 
《沈黙は拒否ではない》というトーマスさんの哲学的な意地もあって、
作品は、色々と、ネバった見せ所を作ってはくれますが、
やっぱり………
意地張りすぎだと思ってしまいますねェ>>>
 
男性が、“男としての生き様”を大切にされることは尊敬しております。
が、時に、それって邪魔になりません?それで、損してることってありませんか。
損して得とれ、とも言いますし、ですね。
(私個人的には、本人がカッコ悪…と思ってるかもしれないカッコ悪さに
むしろ、惹かれる傾向がありますね)
 
くれぐれも、意地を守りすぎて、大切なものを失わないようにお願いします^^;
エエかっこしいも大概にせえよと………^^;
 
(失礼いたしました)
~~~~~~~~~~~~~~~
 
トーマス・モアさんとご家族にはお気の毒な結末にはなりましたが、
前述のとおり、単にトーマスさんの年表を追ったのではなくアカデミー主演男優賞もうなずける、
よく描写された作品だと思います。





テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『わが母の記』★ 母の記億~ナットクの逸品☆

映画レビューです。(ネタバレ表示なし)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id340543/rid142/p1/s0/c1/


母と旅行に行きまして
ちょうど、公開期間中の、この映画の話になりました。
雑感で恐縮ですが……


作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/156240/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。










テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ワイルド7』★そういう殺(や)り方もある^^;~雑感です。


公式サイトです。 http://wwws.warnerbros.co.jp/wild7/index.html
作品について http://cinema.pia.co.jp/title/156318/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



極悪人を、超法規的に葬り去るという、極秘使命を負っているのは、凶悪犯罪者7人。
原作コミックで、知る人ぞ知るという作品なのだそう。

7人といえば、『七人の侍』へのオマージュだと思いますが
映画として、『七人の侍』と比較すべきものではないのでしょう……
7人それぞれのキャラクターを生かした、人間ドラマを見せるつもりはなさそうで
7人という集合体に、ちょっと、何人か周囲に出ている人がいる、というスタンスか。
(椎名桔平さん、宇梶剛士さん……)

極秘というわりには、公衆の面前では目立つし、殺し方はハデですが
トレーラーから発進して
隊列を組んでのバイクシーンや、銃撃戦のアクションは、ストレス解消になりそう。



ところで、終盤のエピソードに、ちょっと思うところありました。
その経過はと言うと、サラサラ~とその状況になってしまった感も、否めないのですけど……
(ネタバレ↓)





悪人退治は、終盤までは、とにかくド派手に、銃を撃ちまくってしとめる。
今回の1番のワルをしとめるのも、そういう流れで、ガンガン攻めていくので
そのまま、撃ち殺されるのかと思った。

でも、それだけではつまらないですよね……(←残酷なことを言っているような^^;)
ワルにはワルの懲らしめ方がある。
その場で、バンバン撃って“殺ル”のは、むしろ、情けかもしれない。

ふと、主演の瑛太を思う……
映画『一命』での、彼の死ぬに死ねないという、あの壮絶なシーンのイメージが強くて
今作も、誰かを“殺ル”という役どころよりも、もし殺られるときは、一思いに楽にしてあげて!(>_<)などと思ったり…。

つまり、ワルは、その場で、一思いには“殺らない”。
やくざやマフィアから恨まれるように仕組んで、コワ~イ闇社会の処分に任せることにした。
追われる恐怖と、闇の連中からの、死の苦痛を味わわせる。
残酷ね…………

内容は、サラッとしていましたが^^;
そういう、遠回しな処分が意外でした。





深田恭子さんも、いいポジションで、出ていました。
ファンの方は、深キョンにハートを撃ち抜かれるのでしょう(笑)。




映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』★ギアはトップに入れてGO(5)!\(^o^)/



公式サイトです。http://mega-max.jp/


『セカンドバージン』とか“セカンド童ナントカ”(byモテキ)もありますが
セカンドでもサードでもなく、ギアはトップに入れて、快走したい☆気分満々で
この5作目を、楽しみに鑑賞しました!

ドミニク(ヴィン・ディーゼル)とブライアン(ポール・ウオーカー)不在の
3作目のTOKYO ドリフトのときは、つまらなくなってしまったと
正直、がっかりしました…orz

が、その後、過ち(?)に気づいたのか
原点に戻るように、4作目を作ってくれました。
その結果、時系列的には、1作目→2作目→4作目→5作目(コレ)→3作目と
なってしまったようですが^^;、5作目=MEGA MAXのタイトルに恥じない、
いい出来を感じました☆

ストーリーの詳細は、あまり重要ではないと思いますが^^;

★冒頭から、ドミニクの脱獄シーン!
プリズンブレイクではありませんので、鉄格子をどうにかしようとはせず
当然、車で移送中にやらかしてくれます。
ここは、ウオーミングアップです、心拍数上がります!

★列車から高級車を盗むシーン
ここでも、かなりムリしてくれるので、始めから飛ばすな~という感じです。
でも、これも、序の口なんですね~。

そして、肉体派警官(←『スコーピオンキング』のザ・ロック☆)
闇のボスなどが登場。
ドミニクと仲間たちが、あるモノを盗むことになります。

ここは、もう、ストリートレースの域を越えて
クライムアクション的な、泥棒モノになっていますが
基本は、車、クルマ、くるま!!で行ってくれる!!
↑これは、スゴイものを見せてくれたと思います。

ちょっと言ってしまいますと……
直線での、加速・爆走も、ドキドキですが
あるモノと一緒に曲がるときが、すごいんです!ウオオ~~~!と、叫ぶと思う。(心の中で^^;)

岸和田のだんじり祭りの“やりまわし”(?)を思わせるような
迫力ある“曲がり”と
そこら中への“ぶつかり”と“壊し”
(感覚的には、『トランスフォーマー』くらい、モノが壊れたかと……^^;)

最初からヒートアップして飛ばしてるな~と思いましたが、
終盤も、ダメ押しで、突っ走ってくれました!!

そして、やはり、お預けにしてほしくない、基本的な“ストリートレース”も
ちゃんと、見せてくれたのが嬉しい。これが原点ですもんね。

~~~

この作品には、もちろん、ワイルドなスピード狂を、期待していますが
ただ、カーアクションを見たいだけでは、ありません。
ドミニクとブライアン、そして家族・友人たちの姿を見たいのです。
4作目が、いい調子で、軌道修正してくれての
さらに上をいく、本作です!
(クロスペンダントの件も、適度にしんみりして、イイ☆)

ラストで、クールダウンしたときに、ああなってくれたらいいな~と思うようにも
コトが運んでくれました。
(ちょっと言ってしまうと……注…………………………………『ジャッカル』の結末のようです)

~~盗むことより仲間が大事~~
彼らを擁護するとか、善悪の判断とかは、次元の違うことですが
後味も、良かったです。

彼らの爆走~~モヤモヤしている方には、おススメです!
私も、スッキリ☆

……エンドロールの最後まで、観ててください。
え?次はどう展開する!?次回も楽しみ~☆


PS: 素朴な疑問~~美女へのおさわりの手は、左で良かったのか!? ^^;




映画『若草の萌えるころ』★申し訳ありませんが…“!!!“な雑感です。



あらすじです。http://movie.goo.ne.jp/movies/p14029/story.htm

大学生のアニーは、同居中の伯母ジタ(原題『ジタ伯母さん』)が
脳卒中で倒れ、余命いくばくも無い中、自宅で看とることが耐えられず、
家を出て、夜どおし、街を彷徨ってしまう……



ジョアンナ・シムカスの美しさが絵になるとも聞き
不安定な少女の心の揺れを、私情豊かに描いた感動作だとも聞きましたが…

確かに、愛する人が死に行く様を見届けるのは辛いことで、アニーが看病放棄して、家を出てしまうことは、それほど、耐えられないほどの悲しみの表現でもあるのでしょう。
でもですね…………。

~~~すみません、以下、個人的にブチまけてます。不快注意です。



ある夫は、妻が妊娠してお腹が大きくなるにつれ、近づくことを避けたとか。
それは、距離的に遠巻きに傍観するだけではなく、買い物で重いものを持つなど
お腹が大きくてしんどい思いをしている妻に手伝うこともないということを
意味するものでした。
その理由は、大きくなっていくお腹を見るのが“気もち悪い”から、というもの。

そんな理由で、身重の妻を見ないようにしている夫がいることに、愕然としながら
立腹しました。手伝えよ!と。

~~

リストラされてしまった、ある壮年男性のこと。
幸い、妻は仕事をしていましたが、帰宅してから
炊事などの家事一切をするのは、大変なことでした。
妻は、家にいるなら、少しでも家事をしてくれたらいいなと、夫に思いますが
夫は落ち込んでいるし、何より、家事をこなしたことがありません。
始めは、仕事と家事を両立させても、やがて、妻にも疲労がたまれば
夫に不満もたまります。手伝えよ!と。

けれど、そんな夫に、文句を言うのは、妻のいたわりが足りないですか?
家事の1つもしてあげようと思わない夫のほうが、妻をいたわっていないと思うのは
女のわがままですか?

~~~

大好きな人には、ずっと元気でいてほしい。それは当然です。
けれど、誰しも病気にはなり、死を迎えることがあるのも、当然のこと。

倒れた伯母さんの命が短いことは、わかっています。
けれど、それがショックで、いなくなるなんて……
子どもということでしょうか……(大学生なのにね…)

事態に目を背けることが出来るのは、あるいは、何もしないでいられるのは
結局は、他人事あるいは非現実的なこと、としか受け止められないからなのでしょうか。

映画では、伯母さんは、静かに寝たままのシーンしかありませんが
実際には、ただ、そばで手を握って祈ればいいものではありません。
いくら死にゆく人だからといって、放置しているわけではないと思いますよ。
いずれ亡くなるとしても、死の直前まで、人間らしく、清潔な
いい状態で休んで頂きたいものでしょう?

オムツを替えたり、体位交換したりと
交代で、看る必要があります。人手は多いほうがいい。

それなのに、死にそうな伯母さんのそばにはいられません……などと言って、
世話(手伝い)をしない……
(前述の男2人を思い出したユエン)

なるべく家に帰らないように、夜の街を彷徨って
ネコがどうした~羊がどうした~と、あれこれありますが
そんな逸話の1つ1つは、もうどうでもいいです><(それが、映画のみどころであっても)
と言うか、行きずりの男と結ばれてる場合か!?

いくら、カワイイお嬢さんのお悩みでも、
早く帰って、看病を手伝えよ!と思います。


~~

ラストシーンは、楽しかった伯母さんとの思い出が
伯母さんとともに消えていく……という、切なくも、
余韻も生かせるシーンではあるのに
彼女の家出ほっつき歩きで、かすんでしまった……orz

それぞれの感じ方や事情があって、好き嫌い、出来る出来ない、
ということは、あるのだろうとは思います。

けれど、その人の手助けを必要としている人が、目の前にいるのに
自分の感情・状況を優先して、“何もしない”ということが
私には、とても残念に思います。

でも、それを言ったら、作品が成り立たないのですけどね





映画『笑う警官』★どうかお許しを…


試写会に当選した作品は、レビュー投稿するようにしてきましたが
いくつか、投稿していないものもあります。
これは、その1つです。(ネタばれなし)



北海道警の婦警が殺された。
犯人は、同僚の津久井と特定され、射殺命令が出た。
津久井の盟友・佐伯は、彼の無実を信じ、極秘に捜査しようとする。
奇しくも、翌日は、道警内の汚職事件に関する委員会が、
開かれようとしていた…。

原作未読です。
本格サスペンスということで、期待していました。
大きな組織に立ち向かう話&角川春樹制作ということで『野性の証明』のような手ごたえも、期待していました。


①タイムリミット

主に、ある一夜での解決を迫られた、タイムリミットな事件となり、緊張感をそそります。

②ジャズ

“笑う警官”は、佐伯がいたジャズバンドの名前でもあります。
ところどころ流れるジャズは、洒落た演出です。

③事件の真相への近づき

なぜ、婦警が殺されたのか?
真犯人は誰か?目的は?
芋づる式に、ドンドン小気味よく、真相に近づくと思っていると
やがて、松雪さんに、言われてしまいます。
「出来すぎじゃない?」
なぜ、出来すぎなのか?本当のところはどうなのか?
ここは、そそられます。

④シンジラレナ~イ^^;

主題歌を歌うホイットニー・ヒューストンのメッセージに、この作品は
“信じることの大切さ”があるのではないか、とありましたが、
信じられません……(;一_一)。
意外性は、サスペンスならではでしょう。


~・~・~・~・

真相は?正義は?
最後に笑うのは、誰なのか!!???

…………と、盛り上げたあとでなんですが^^;

以下、ネガティブなことです。ご注意くださいませ。

①事件と犯人との間のこと

トントン拍子の展開を、喫茶店の会話で、済まさないで
『さらば愛しき女よ』のように、見せてほしかったな~と思いました。
全然、別のエピソード?と思われたものを、次々、映像で見せてくれたのが
面白かったのです。

②ジャズ

スタイリッシュなアイテムではあると思いますが、
もっと効果的であってほしかったな、と。
『タクシードライバー』の感じに。

③曖昧模糊か余韻か

結末は、必ずしも、すべてが解明されなくても、
余韻となることで、深みを増して、納得できるものもあります。
でも、佐伯が撃たれたあとが、なんだか、うやむやになってしまったように
感じてしまいました><
段々、主役は、誰だっけ?と思いながら、
このまま、存在感ある松雪さんに、心をあずけて見終わればいいか……
という気持ちにも…。

巨大組織は、やはり、巨大ということでしょうか。


~・~・~・~

ベストセラー小説なので、本当は、面白いのだと思います。
私の好みということで、お許しを……。

始め、“お笑い警官”というコメディだと思っていたことも
どうか、お許しを…。



映画『私の中のあなた』★素晴らしい家族


映画レビューしました。(真相には、ふれていません。)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id334300/rid111/p0/s0/c0/

重い話かと思いましたが、優しい話でした。
お気レビさんの記事、レビューから、安心して鑑賞しましたョ☆



映画『ワルキューレ』★覚えていたい人を見せてくれました。


(ネタばれと思ってください。雑感です。)


40回以上もあったらしいヒトラー暗殺計画の最後となった
1944年7月20日の事件でした。
それを知る人は知る人なりに、
知らなかった人は、新鮮な気持ちで鑑賞できると思います。


この作品を鑑賞する少し前、テレビの映画ダイジェストで、
『シンドラーのリスト』を目にしました。
私財をはたいて、何人ものユダヤ人を救出したシンドラーが
「この時計を売れば、もと助けられた!あと一人助けられた!」
と言うシーンは、何度みても泣けてしまいます。
ヒトラーの対ユダヤ政策には、特に怒りを覚えますが、
同じ国内の、しかも将校たちが、そのヒトラーに反旗を翻した、
という事実を知る意味も、この作品にはあると思います。


タイトルになっている“ワルキューレ計画”ですが、
国内に反乱がおこった際の鎮圧マニュアルのようです。
目をひいたのは、中心となったシュタウフェンベルク大佐が、
ヒトラー暗殺の“その後”について、考慮していたことでした。
誰かを暗殺しようとしたときは、暗殺そのものが目的になることもありますが
指導者の暗殺後は、“その後”がスムーズに運ばなければ、
国内の安定は、図れません。
大佐が、ワルキューレ計画を利用しようと発想したことは、
この暗殺計画の特筆すべきことだと思いました。


「人は、真実に目をつぶっている……。」


戦争で負傷し、片目を失っても、大佐は、真実に目をつぶることなく
さらに、正義の眼を開いていきました。


しかし、戦死者を選ぶ女神ワルキューレが、その時に死を選んだのは、
史実の通りです……。
涙がこぼれました……。


印象的だったのは、
車で避難する妻子を大佐が見送るシーンでした。


車が走り出してすぐに止まり、妻が車から降りると
駆け寄って、大佐を抱きしめるシーンが2度あります。
1度目は、これから大佐が、作戦を為そうとするときで、
(あなたを信じています。きっと、作戦が成功することを。)
と言っているようでした。
妻ならば、子供たちのためにも、夫を危険な目に遭わせたくはなかったでしょう。
しかし、彼女は、危険を案じながらも、夫の成功を信じ、再び会えることを信じて
抱きしめていたのか、と思うと、涙を誘われました。
そして、
事が終わったあとに、再び、このシーンが繰り返された時、
妻は、
(あなたをずっと覚えています。私たち家族だけでなく、ドイツ国民も。
そして、あなたを誇りに思います。)
と言っているようで、胸に迫りました。
素晴らしい演出だったと思います。

自己を捨て、保身を捨て、
良心と正義を貫いた大佐を、トムは好演したと思います。
写真で見た限りですが、横顔は、大佐そのままでした。


製作・脚本の方は、「戦争映画ではなく、サスペンス・陰謀劇です。」
と話していましたが、
史実にできるだけ忠実に描く、という敬意を感じながら、
忘れてはならない、覚えていてほしい人を、描いてみせてくれました。


ふと、今、この世の中で、どれだけの人が
自己を捨て、誰かの為に、命をかけることができるのだろう、と思いました。
緊迫した10分間に、心血を注ぎ、命をかけた大佐と仲間たちの物語は、
確かに、ハラハラドキドキのサスペンスでしたが、この作品を
陰謀劇の1つとして観るだけでは、もったいないと思いました。


良く知る方には、不満もあるかもしれませんが、
良く知らなかった私は、見てよかったと思います。
人の生きざまは、きっと何かを残してくれると思います。

映画『ワールド・オブ・ライズ』★嘘


(ネタばれではないし、レビューでもないです…。)


レオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウ。
この2人を主軸とした、中東・テロリストVSアメリカ・CIAの構図。
そこに、ライズ(嘘)と来るのですから、
楽しみにしていました。

[CIA]        
・主に本国から指示(クロウ)
・中東での現場作業(ディカプリオ) 
[中東] 
・対テロ関係者
・テロリスト 

このような関係の中、

CIA・アメリカの合理的な作戦VS中東の昔ながらの手法を、見ます。

いずれにせよ、手段として、騙し、騙されながら、テロリストを
追い込んでいく、というストーリーは、興味深いです。
が、このジャンルを見て、いつも想うことは、
ストーリーの展開以上に、
世界平和の難しさが、心に残ってしまうのです。(以下、自論ですので。)


▼▼▼▼▼▼


①報復戦争
報復しなければ、相手が再び攻撃しないという保証はありません。
報復しなければ、殲滅させられるかもしれません。
家族や同胞が、傷害されるのを無抵抗に黙って見ているということが、
はたして是なのか、ということもあるでしょう。

②戦争は、恨みだけで勃発しているものでもありません。                    
価値観や思想の違い、のみならず、社会情勢、社会不安による戦略や
武器商人の関与などで、促されていくものでもあるでしょう。


CIAと中東テロリストの戦略の違いは、
考え方、価値観の違いを象徴しているように思いました。

価値観の違いは、日ごろの人間関係でも、手痛いものとして経験します。
ある人にとっては最善のことが、ある人にとっては最悪だったりします。
同じ価値を共有することは、非情に難しいものです。

かといって、全世界を1つの価値観で統一しよう、として、
価値観を押し付けることが、世界平和には、つながらないでしょう。

平和を祈る心は、もちろん美しいものですが、
祈ったり、赦すだけでは、平和は訪れません。
綺麗事では解決できないし、ひとすじ縄で結論できる単純なことでも
ないでしょう。

あえて、平和への1歩を挙げるとすれば
私は、違う文化の異なる価値観を、お互いに尊重することが
まず、大切だと思っています。
違いを認め合う、ということです。



▼▼▼▼▼▼

↑自論、失礼しました。


作品を見ながら、平和ボケしている、自分の平和への甘さを
痛感してしまいました。
しかし、
帰宅後、ベートーベンの交響曲第9番の“歓喜の歌”を聞きながら、
思いました。
永く、この曲が、演奏され、歌われてきたのは、
全世界で、平和を喜びとしない人はいないからではないのか、と。

甘いかもしれませんが、
平和を願わない人はいない、ということは、
信じていたい、と思っています。

映画『私は貝になりたい』★もしも生まれ変われたら


映画レビューしました。(ネタばれ表示です。)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327994/rid188/p0/s0/c0/



戦犯とされた1兵士が、1市民に戻ることを、許されなかったということを
通して、過去の戦争を知る、ということの意味は、あると思います。


もしも生まれ変われたら、貝でなく、
人間として生まれ、人間としての幸せを享受してほしい………。


戦争で、命を奪われた方々への祈りをこめて、
レビューいたしました。


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こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

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