映画『ゲームの規則』★ドタバタ乱痴気ラブゲームーというほど軽くない結末

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/3368/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

“ラブゲーム”の参加者が多いので
わかりやすいあらすじ→コチラ


監督:ジャン・ルノワール(=オクターヴ役)

・社交界における愛とは
 単なる幻想の交換、皮膚の接触  by シャンフォール
・翼あるキューピッドは あちらこちらへ飛び移る by 『フィガロの結婚』

などと、劇中、引用されるように、上流階級の恋の乱痴気です。(汗)
ラブコメというより風刺。笑うというより、失笑……( 一一)
なので、ツツキどころを、ツツキながら見る作品かと。

山猫』 のセリフに
貴族は、庶民とは違って、どうでもいいことを悩むーとありますが
それは、ヒマだからでしょう。
そして、ヒマがあるから、浮つくのでしょう……


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

1.浮気が大っぴら((+_+))

冒頭、長時間飛行を終えたパイロット(=アンドレ)が
インタビューで、恋人が、出迎えてないことを嘆きます。
その恋人とは、侯爵夫人のクリスティーナ。

侯爵は侯爵で、愛人がいて、妻以外は、皆、知っている……

そんな中、侯爵家での狩りの会には、クリスティーナの友人オクターヴが
アンドレを招待し、侯爵の愛人も来る……
(侯爵家の円満のため、愛人とアンドレをくっつけるかーとの
思惑もある)

狩りの時、侯爵が、愛人と“別れ”のキスをするのを見てしまった妻は
夫の不倫を初めて知って、ショックを受ける。
自分にも、恋人アンドレがいるのに……( 一一)

さらに、クリスティーナを、別の男が口説きもするし
使用人の間でも、女をめぐって、乱闘あり。(‘’_’’)


2.狩りのこと  ウサギやキジを撃ちまくる!(>_<)

畑をしていると、動物に荒らされるのは、本当に困ります。(>_<)
侯爵家でも、ウサギの被害があるので
柵を建てようと、番人は提案しますが
侯爵は、柵はいやだと言う……なぜ?見栄え?

柵がないから、侵入するウサギを、殺すことになる。
(動物愛護は、現在の価値観かもしれませんが)
それを、良心に対する、狩りの言い訳にしていたのか……?

と言うか、そもそも、命に、さほど興味がないのかも。(汗)
かつて、狩りのときに、足を撃って亡くなった人の話を
面白いだろ?などと話す人もいて、不謹慎ですよ……( 一一)

愛だの恋だの、とやってる割には、愛を感じられない……orz
愛とは、単なる“皮膚の接触”↑か…orz

“機械仕掛け”が大好きな侯爵は、その象徴のようで
人間も、妻も愛人も
“機械仕掛け”で動いている、精巧な物品の1つなのか…


3.密猟者を銃殺!?(>_<)

畑を荒らすウサギもいるが
畑のウサギを、勝手に捕っている男Aもいて
番人が必要です。

ひょんなことから、男Aが雇われ、
侯爵夫人クリスティーナの侍女である、番人の妻と仲良くなります。
番人は、パーティの、“宴もたけなわ”の最中
男Aを撃ち殺さんと、邸内を追いかけまわします!
ココはもう、大騒ぎさ状態!(>_<)

そして、(↓ややこしいがヤキモキ(^^♪)
クリスティーナが、番人の妻のコートを着て   ←紛らわしい
オクターヴと、駆け落ちしようとしているのを  ←なぜかそうなる
妻がほかの男と逢っている、と勘違いした番人が、
その男を、撃ち殺してしまいます!!

男と逢っていたのが妻でなくて、番人は、ビックリ!(>_<)
そして
死んだ男は、オクターヴではなく、飛行士アンドレ。

↑オクターヴは、駆け落ちするのは自分ではない、と悟ったのか
コートを取りにいったとき、出くわした恋人のアンドレに
“駆け落ち”を譲っていた。
もし、アンドレに出くわさなければ、自分が撃ち殺されていたはず。

邸内での殺人事件を、侯爵は
密猟者がいたから、番人が撃った、と客人に説明して終わる。
まるで、“狩り“の1風景のような風情で……
妻クリスティーナも、(駆け落ちはどこかへ行って)
ショックを受けながら、邸内へ戻っていく……

“駆け落ち”するほど、浮気を思い詰めちゃダメ、ということか……
恋と呼ぶには、ノリの軽すぎるラブ・ゲームの顛末……


▼▼▼

ラブ・ゲームと呼ぶのも抵抗ある、結末……
恋も軽いが、命も軽い…
けれど、圧倒されるのです。
あのドタバタの乱痴気の中に、重いものが潜んでいるのです!


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映画『ゴッドファーザーPART II』★父と息子~愛と因縁とやはり愛と~


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/143034/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・ウイキ→コチラ(わりと詳しい)


・マイケル :アル・パチーノ
・ビト(マイケルの父) : ロバート・デ・ニーロ


久しぶりに見ました。(3部作の中では、1番好き☆)
ファミリーの長として、奮闘中のマイケルの“今“と
マイケルの父:ビトの若い頃を、交互に見せるのが、魅力☆

↑コレは、なんと言うべきか!
今の自分がいるのは、親世代の苦労があればこそーというだけでない
言い知れない、生きることの厳しさと哀しさの厚みともいうべき
深さというか、業というか……

“ファミリー”を生かすために、邪魔ものを排除した歴史――
でもあるけれど(汗)
家族と生きるために、イイ人として、自滅するわけにはいかない点では
万人の心の迷いに、響くところがあるのかもしれないのかと……

▼~▼内容にふれて雑談です。(解釈ちがうときスミマセン)
▼▼▼


1、ビトのこと

冒頭から難儀なのは、ビト(9歳)が、地元のボスのせいで
親兄弟を殺され、命からがら、アメリカに逃げるくだり。
裸一貫で、のし上がるのは、さぞ大変だったろう……

ここ(アメリカ)にも、イタリア系のやくざがいて
“しのぎ“に苦しむ、町の人たち。
店員として働いていたうちは、“普通の人“でいられたけれど
やくざの甥っ子を雇うため、クビになったビトは
仲間と盗人稼業で、家族を養う。

しかし、やくざからは、高額な“しのぎ”を、せびられてしまう…(>_<)

地元のボスに逆らって殺されたのは、ビトの父。
ビトはどうする?
ビトは、結局は、そのやくざを殺すことで、“悪の根“を絶った。
これで、稼ぎは守られる!

そのあと、帰宅したビトが、赤ちゃんに言う 「愛してるよマイケル」に
私は、涙が出そうになった。

悪の根を絶ったとはいえ
人殺しをしたあと、穏やかでいられるはずはない。

人殺しや盗人でなく
父や夫である自分になれる家があり、
愛すべき家族がいるから
自分は、人として生きていられる――
一人逃げ延びて、色々あったビトには
家族への愛が、生きる強さだっただろう………

そんなビトが、“悪”を排除したことが、、町の人にも伝わったようで
人望を集め(←ココ大事☆)、貿易会社を成す。

ビジネスとして訪れた故郷で、ビトは、地元のドンを殺し
親兄弟の仇を討つ。
(↑無念をはらす美談?であるような一方、血の連鎖を暗示し
息子の代にも、その因果が繰り広げられてるのか……orz)


2.マイケルのこと

作品は、家業を継いだマイケルが
ビジネスを拡大するのがメイン。
今あるところに、切り込んでいくのは、大変です。(>_<)

ある有力政治家は、イタリア移民嫌いで
やくざ以上に、マイケルからぼったくろうとする( 一一)
.マイケルは、命を狙われながらも
父のように、不都合の数々を、“排除”していく。

それは、守るべきものを、守ろうとすればこそなのだが
“排除“は、大切なものをも、道連れにするかのように
マイケルの幸せは、剥がされていく―――

実は、マイケルは三男。
父の誕生会のとき、ほかの家族とは、遅れて行くシーンには
このファミリーでの生き方を、率先できないものを暗示したか…
なのに、結局は、家業を支えることになったのだもの…
必死に、もがくよね……


3.マイケルの妻のこと

彼女は、マイケルが、血に手を染めてまで事業拡大することに
嫌気がさし、去ることになります。

妻が清く生きたいのは、人間だもの、当然です。しかし
マイケルにとっては、そんな自分だからこそ
妻には、自分を受け入れてほしい、とも思うものかと。
(父が、愛してるよマイケル、と言ってくれたように)

しかし、妻は、彼の子を産むことを拒否し、堕胎までした!
「あなたの子は欲しくない」
(それを、長男の前で言ったかと…滝汗)

妻は、すでにいる子供たちは、愛しているようだけど
子供は、母が憎む人の子だと自覚させられるのも、気の毒……orz

夫を憎む気持ちなんかより、
子供を愛する気持ちが、ずっと強ければ
子供と離れることも、なかっただろうに……orz
理屈を言ってちゃ、ダメなことも……orz

あなたは何もわかってない!と怒っていた妻ですが
それは、お互い様かもョ……(‘’_’’)

▼▼▼

彼らの愛憎劇には、そこまででなくても
自分と重ねて、思うところあります。
守るべきものは守りたい――
“排除“でなく、なるべく、ウインウインで(^_-)-☆




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映画『ゴールド/金塊の行方』★金脈より人脈。事実は小説より金なり(^^♪

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171706/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください

・ケニー 探鉱会社社長 : マシュー・マコノヒー
・マイク  地質学者 :エドガー・ラミレス



実話だそうです。(1980年代)
会社の存続を懸け
インドネシアで、マイクとともに、金を掘り当てたケニー。
ついに、巻き返したかと思ったら、ダメに!?
……かと思ったら!!!(‘’_’’)


一見、金(ゴールド)は、欲の象徴のようですが
ケニーには、仕事(会社)でもあり、ロマンでもあります。
けれどやはり、金は、欲の匂いを放つので
“悪い虫“も、たかってきたりして…( 一一)


金をめぐる、ドタバタの末のラストが、良かった!
事実は小説より金なり。いや、奇なり。(^^♪


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

人は金の匂いで動く――
↑コレは、ある程度、仕方ありません……
会社や生活が、かかっているので
返済能力がなさそうなところに、お金を回してはくれません。

ケニーの会社が、採掘に行き詰まり、金策に困っているとき
頼りにしていた人も、あてにできなかった…orz

しかし、鼻の利いたケニーは
かつての“掘り出し王“:マイクを探して、組むことにする、

そのときのケニーの心意気がイイ☆
「一緒に見返してやろう」と、同志の誓いのような走り書きをした
紙ナプキンを“契約書“として、マイクにわたす。
そして、取り分は、五分五分☆(まさに同志!)
↑ココがすごく重要☆

やがて、マイクが、インドネシアで金脈を掘り当てる。
お国柄、大統領(や家族)との関係を、うまく整えながら
ケニーは、巻き返していく。上り調子は気持ちイイ!

けれど、お金のないときは、ケンモホロロだった人が
金の匂いがすると、おこぼれに預かろうと、タカってきます。
マネージメントとか、共同ナントカなどと言って
入りこんできては、横取りしようとするんですね。
そういう“ビジネス”だから、仕方ないのでしょうが….

逆に、ケニーの“お金“の匂いをかいだ人が
株を買ってくれて(投資)、ケニーは、ウハウハになります。(^^♪


投資と言えば、私事ですが……(↓要スルー)
私の夫は、やたら投資する人で、そのくせ実入りが悪く、
(連帯保証人の)私は、もう、やめてほしかったのですが…
やがて、私の通帳に目をつけて、あるものへの投資をしつこく迫るので
私は逆らいきれず、言いなりになってしまった…orz
結果は、元本割れで、パア……orz
(投資とてギャンブル。勝負は自分の持ち駒だけにしてほしいゾ!)



ウハウハと思ったら、事件勃発!
何度も、検査したはずの金脈のはずが、“水増し”されていたと報道される。
しかも
指揮をとっていたマイクは、行方知れず。
頭のない死体で発見!?とも言われ、
事態は不明のまま、ケニーは、転落していった…….

▽~▽ネタバレ!(要反転)
▽▽▽

“水増し”は、マイクがしていたようでした。
が、ケニーを陥れようというわけでなく、多分、彼は
ケニーが、世間を見返し、会社を存続させる“成功”を
作り出すーあたかも錬金術のようにー援助をしたかったのかも、とも思える。

もちろん、金脈を掘り当てたとなれば、
マイクの名声も、盛り返せる。

決定的だったのは、ケニーに届いたマイクからの郵便物☆
そこには、紙ナプキンの“契約書“が入っていた。
ともに世間を見返して、取り分は半分――
マイクは、その通り、自分の取り分の半分を
マイクに進呈してきたのだった。

マイクは、ケニーが自分を見出し、自分に
ゴールドのロマンと人生を懸けてくれたことに
金脈ならぬ、友情のような熱い“脈“を感じたのではないかと思う。
まさに同志のような。

散々なことに、なりはしたが
ラストは、地獄で仏に会ったような“救い“が、あったのはよかった☆


▽▽▽
▼▼▼

ケニー役のマシュー・マコノヒーのメタボ腹は、本物だそうです!
ゴールドのなりゆき(金の匂い?)もですが
二転三転した男の、人間臭さにあふれていたのが
作品の魅力かと(。^_-)-☆


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映画『結婚』★“結婚=嬉しい”の呪縛が解けるとき

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/172325/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください

原作未読です。
古海:ディーン・フジオカ  ←目当て☆(^^)/
↑結婚詐欺師の男の話です。

なぜ彼が、結婚詐欺をしているのか?
そんな彼に、なぜ妻がいるのか?
そして、
タイトルが、なぜ『結婚』なのか?――――
↑謎解きの気持ちで、鑑賞。


地味な流れの中で、黒のコート姿のディーンさんのしゅっとした姿は
印象的でした。
コレで押し切られたら、騙されるナ~、うんっと言っちゃうナ~ (^^♪

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼


1.ディーンのキスシーン&ラブシーン(‘’_’’)

女を結婚に、たらし込むのですから
それなりに、密着度の高いシーンが……(汗)
見たいような、見たくないような……
……で、目を背けてしまいました!(>_<)
見ちゃおれん!ノーコーな〇〇シーン止めてェwwwwww( 一一)

掛け持ちで、詐欺ってるので
見てるこっちが、体モチマセン……(汗)

美しいようであり、無機質かつ不潔(失礼!)感あるのは
詐欺の、やっつけ仕事だからでしょうか…(嫉妬でしょうか?(^^♪)

2. 結婚詐欺の理由

――結婚願望の女からカネをとる――

結婚をちらつかせると見せる、女の嬉しそうな顔が好きだーと
古海は、それらしい理由も口にしますが
“結婚=嬉しい“が、キーになっていることが
わかってきます。

そして、女がらみのコトは、母親がらみの“愛憎”もありがちで
古海の母のことも、わかってきます。


▽~▽ネタバレで雑談(要反転)
▽▽▽

古海の母は、彼が4歳の頃、“結婚“の邪魔になる彼を、
海へ突き落しました。
そのとき、“結婚“という言葉で嬉しそうにしていた母の姿が
彼には、最後の記憶になったはず。
“結婚=嬉しい“は、彼には母の記憶であり、
女たちが嬉しそうにするのを見るのは、失った母の一時的な“取り戻し“か?

しかし、事実は実行されないため
女たちは、結婚詐欺に遭ってしまうので
古海には、(無意識でも)去った母に代わって、復讐するかのようになってしまう…

けれど、憎さよりもやはり、愛の取り戻しをしたいのがわかるのは
古海の“妻”への執着の強さから。
古海は、帰宅したとき、“妻”がちょっといないだけで、動揺した。
(買い物に行ってるんじゃないかと…(^^♪)

このまま、夫婦で愛を育んで、結婚詐欺なんてやめればいいのに…
と思うけれど、そうならない理由がわかった。
それは、古海の妻が、母そのものだったからだ!
言い換えるーー
古海の妻は、古海の妄想と願望の化身だった。

“結婚“に幸せを期待した母が、自分と”結婚“すれば
自分を捨てることはない――――
画面には、えげつなさはないが、
この状況は、狂気をはらんだ、切ない少年の胸の内の
壮絶な具現化ですよ!!!!!

セレブマダムと一緒に、優雅に世界一周の船旅で
高跳びするのもアリかな~と思いつつも
最後は、騙した女たちに、詰め寄られたあげく
海に投身する古海―――

それは、かつて、母に突き落とされたと同じ状況。
「始まりの前には終わりがある」byセレブマダム
古海は、浜に、打ち上げられていた。

服はボロボロになったが
彼は、新しく生まれ直したーと思いたい。

母の“結婚”の呪縛から、解き放されたと……..


▽▽▽
▼▼▼

ディーンさんの
男っぷりの良さだけでもいい、と思っていましたが(^^♪
“結婚詐欺”でなく、なぜ“結婚”だったのか――
ソコの“ひねり“は、興味深かったと思います♪



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映画『カイロの紫のバラ』★ラブコメ?と思ったらキビシク深くビターな余韻

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/2624/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

監督:ウディ・アレン
・人妻:セシリア  ~夫は無職・DVあり!( 一一)
・映画内の探検家:トム
・トムを演じる俳優:ギル

やっと見られました!\(^o^)/
でも、公開当時(1980年代)に観ていたら
感じ方は、今と異なっていたかもしれません。

現実逃避の最高のお供☆映画鑑賞!
その映画スターが、銀幕から出て、愛をささやく!(^◇^)
ハッピーなコメディムードですが
そうでもないのが、アレン流。
辛辣な現実があってこその、“映画“の存在。

人妻セシリアの境遇や気持ちに、いたく共感…….

▼~▼ ほぼ雑談です。
▼▼▼


まずは、このDV夫のこと。

失業したのは不景気のせい――と言いながら
結局ブラブラして、妻に稼がせたあげく
身の回りのことも、妻が面倒みないと生きていけない。
自称:子供だ(自覚はあるんだ)という夫は
妻がいなければ、生きていかれないのに
言いなりにならないと、暴力をふるう。
↑このタイプの夫を、少なからず知っています…(涙)。

夫のご機嫌を損ねないように、従順に生きていくほかないのが、
現実なのかもしれないけれど…
そのためには、映画で気晴らしでもしないと
笑顔では、耐えられなくなる……orzかも…(涙)

映画でもなんでも、“気晴らし“に救いを感じるうちに
心のすき間が、満たされてくると
自分に足りなかったものを、自覚して“しまう”ことがあります。

“しまう“と言ったのは、それが、恋愛感情であるときです……。
映画スターや、主人公のキャラなど、フィクション的であればいいですよ。
(ファンや追っかけもセーフ)
けれど、現実の人間だと、不倫になってしまうの…( 一一)
癒されたいだけなのに……( 一一)

映画『カイロの紫のバラ』に出ている、憧れの青年トムが
自分をさらって、劇場を出ていったとき
トキメキながらも、セシリアには、これは非現実だという
分別があったと思う。

けれど、やがて、トムを演じた俳優ギルまでも
セシリアと、恋に落ちる♪←このノリはラブコメ(^^♪

“三角関係”の末、セシリアが
“現実を生きる“選択をしたため、トムは、銀幕の中へ戻る。
そして、DVダメ夫から去り
ギルについていく選択をするセシリア。


しかし、それからの展開が“絶望的”だが良かった!(^^)/
現実は、厳しいのデス!

▽~▽ネタバレ要反転
▽▽▽
ギルは、セシリアを待ってくれず、
彼女は、今までどおりの“現実”に、置き去りにされる。
このあと、夫の元に帰らざるを得ないのか
帰らない道を選ぶのかは、わからない……

けれど、そんな現実直視の前に、現実逃避☆
彼女は、映画館に入る。

もう、『カイロの紫のバラ』は、上映していないが
むしろ、この状況では、そのほうがうれしいだろう。
別の作品で、男女がクルクルとダンスを踊るシーンを
見入るセシリアの表情が、アップに映る。
ダンスは、華やかなだけでなく
クルクル回るのは、気持ちをそこにとどめ置かない、不思議な効果がある。

現実を生きていかなければならない―と、言ったセシリアは
少なくとも、今までの自分のまま、留まるのでなく(たとえ夫と一緒でも)
きっと、いい方向に転がってくれると思えてくる。
いや、そうであってほしい!と
そのセシリアの表情に、祈らずにはいられない!


▽▽▽
▼▼▼

映画から俳優から出て来るラブコメ☆と思ったら
現実の厳しさを、思い知らされた……orz
そこに、深いビターな余韻があったとは!
(ニクイぞ!アレン!(^_-)-☆)

…私は、“現実”のほうをやめソ……(^^)/


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映画『君の膵臓をたべたい』★12年の月日が怒涛のラストへの深みへと…


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/171341/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原作未読です。
12年後は、映画オリジナルだそうですが
高校時代のシーンに、うまく共鳴していて
なにより
“過ぎた日の想い”が、“現在の想い”とともに
怒涛のラストへと込みあげていくのが、とても良かった!

膵臓病の女子高生:桜良のお涙頂戴?でもいいーと思っていましたが
涙は、ソコじゃなかった!
生きる日々の大切さが、
ひとしお伝わる作品―となっていたようです。

たまたま、桜良の“病気“を知ってしまった”僕”(滋賀くん?)は
桜良のペースに、振り回され気味に…….(^^♪

つい、「本当に死ぬの?」と聞いてしまったら
「死ぬよ」と、明るく答えた桜良。
死が軽くないか?と思いつつ”(汗)
そこはね、お涙頂戴ではない所以だったかと。

▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

序盤は、桜良が、“僕”と図書委員になり、近づく。
が、邪魔?してばかりで、本が整理できないの…(^^♪
挙句は、未整理の本を探すのは、“宝探し“のようで
楽しいはずだーと、無茶苦茶なことを言う…

桜良の病気を知る“僕”は、思いやりもあってか
文句も言いきれず、
なんだかんだと、桜良のペースに合わせてあげちゃうの。(^^♪

“僕“とは、秘密(病気)を共有する同士。
その関係は、同盟のような絆を生む。
“僕“は、優しいタイプの男子だから、ステキです☆

“たまたま“、そんな関係になった二人ですが
実は、“たまたま“ではなさそう。
桜良は、“僕”が、気になる存在だったようで
物事の偶然性は、運命よりももっと、主体的な必然に導かれているー
と、桜良は信じている。

多分、余命わずかとなったとき
自分の周囲の出来事が、すべて、意味を持って見えてくると思われます。
そして
悔いを残すことは、したくないー

きっと、桜良は、命あるうちに
“僕“と、できるだけ近づきたかったよう。
それは、ただ、自分の命の“共有“を
普遍的な人間愛で――などというのではなく
そこは、乙女ゴコロ全開で、好きな男子に…(照)

けれど、“真実か挑戦か“ゲームでは
桜良は、ストレートに、想いを告白したり、
“僕“の気持ちを確かめることには、急がなかった。
桜良にとって、それは、一番、
明らかにしておきたかったことだとは、思うけれど
そこは、足踏みしてしまうのが、乙女か……

いや、一時の相思相愛の確かめで、安心するよりも
少しでも、何気ない“仲良し“の時を刻んで、あなたの中で生きていたい――
という想いのほうが、大切だったのでしょう……

――――という経過を、“僕”の視点で見ていきますが
やがて、“あの日あの時”の桜良の視点で、語られるシーンが再現され
切なさに、輪をかけてきます。

あの笑顔の裏に、どんな深い闇を抱えていたのかを知る……
わがままって思って、ゴメンナサイ……
桜良は、オチャラケながら、残せることを残そうとしていたんだね…

そして、命のドラマが、ひっくり返るシーンが……

▽~▽ネタバレ(要反転)
▽▽▽文字色


それは、一時退院した桜良が、“僕“とのデートに行く途中
通り魔に刺されて、命を落としたこと!
何やってんだよ!通り魔よ!
残り少ない命だったんだよ!
誰でも精一杯、今を生きてんだよ!
人生の邪魔をするな!ったく!

(私も、常々思っていることですが)
たとえ健康でも、明日、不慮の事故で、
命を落とさないとも限らない――ということ。

「死ぬよ」と桜良が言ったことは、真実で
必ず、いつかは、全員が死ぬ……

今、元気そうで、死が遠くのことだと思いこんでいても
死は、生とともに、いつもそこにあるのだーということ。

だからこそ、今日の命を、“生き方”を大切にしなければならない!と
このような作品を見るたびに、諭されます。


▽▽▽

高校時代の彼らの想いは、
“僕“が、母校の教師となった12年後まで
引き継がれているのがいい。

想いや、思い出は、
月日とともに、風化してしまう部分もありつつ
一層、深いものへと、熟成するものでもあるからだ。

その時にはわからなかったものが
後になってわかるーというのは
たまらなく切なく、胸を熱くさせる―――

君の膵臓がたべたい―ほどの想いなんて、そうそうない……


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映画『心が叫びたがってるんだ。』★「悲愴」 第2楽章に思いを乗せて♪



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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/172785/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・坂上くん: 中島健人   
・成瀬さん: 芳根京子


アニメ版を見逃したので、実写版を楽しみにしていました☆
心の叫びー
言いたくても言えないことー
“言葉“や”本心“に関することには、興味を惹かれます♪

幼い頃、“ある時”から、話すと腹痛を起こしてしまい
話せなくなった成瀬だが、歌えることに気づく。
高校のイベントで、ミュージカルの主役になるが
当日、失踪してしまう…….

▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

0.(言葉は人を傷つける) ←劇中の語句より

名指ししたわけでなく、一般論で言ったことでも
その人の心に刺さってしまったら、ダメ……orz
もし、自分のことだと感じても、そうでない立ち位置に
そろりとズレてくれて、さらっと、そのまま接してくれても
よかったのにナ~と思うのは、私のわがままとして……
自分と全く同じ人は、いないのだから
きっと、受け止めてくれるはずーなどと、本心をさらすのは
私の甘えとして……(~_~メ)


1.(言葉は人を傷つける) ←劇中の語句より

成瀬が言葉を失ったのは
父の不倫を、そうと気づかずに、母に話したから…という…(汗)。
家を出る父が、お前のお喋りのせいで家庭が壊れた!と…

父が、娘の告げ口で傷ついた、かのようですが
不倫が、家庭を壊したんでしょ?
この場合、敢えて、父の言葉で成瀬が傷ついた結果、
言葉を失ったーと、思いたいところです。


言葉の”玉子”の精の“呪い”でもなくですね。
父の逆恨みなら、トンデモない!( 一一)


2. ふれあい交流会の準備 ~ミュージカル発表

交流会の出し物で、クラスでミュージカルをすることになる。
筋書きは、実行委員の一人:成瀬さん。
言葉を失った少女が王子様を夢見るという、“自伝的“作品。
同じく実行委員の坂上くんも応援してくれて
歌なら歌えそうな成瀬さんは、主役に♪

このようなイベントは、面倒な(汗)側面はありますが
一丸となってやることは、心が一つにもなりますよね。
普段、会話しない人とも、共通の話題になる。
会話するうちに、情も生まれる。
友情しかり、愛情しかり…….(^^♪

夢見る成瀬さんは、玉子もとい、王子さま=坂上くんが好きになる。(照)
坂上くんは、優しいし、イケメンだし(照)
ピアノで、曲の調整もしてくれる♪
成瀬さんの心の中は、坂上くんへの想いで、いっぱいになる。


3.坂上くん♪

たとえ、腹痛を起こさなくても、なんでも口に出せるものではなく
坂上くんも、お口にチャックしてきた部分がある。

元カノ:仁藤さんとも、実行委員になったときは
昔のことは気にしていない、と言ったけれど
わけありで別れたらしい二人は
気にしてないはずは、なさそう……

仁藤さんは、特に、自分のせいで、別れることになったようで
後悔や気まずさ、なにより、未練が……
でも、今更、成瀬さんに優しい坂上くんに、嫉妬なんてできない…?

けれど、焼けぼっくいは、近づけたら火がつくもので…
坂上くんは、仁藤さんをずっと好きだった自分自身を認め
仁藤さんに、告白する。

が、ソレを、成瀬さんが聴いてしまうんだな……( 一一)
ショックを起こした成瀬は、ミュージカルの日、行方不明になる。
(それも困るんだけど…(T_T))


4.毒を吐く(^^♪

坂上くんに、見つけてもらった成瀬は
会話できるようになっていて
坂上くんの優しさとお言葉に甘えて
本心を、ぶちまける。

仁藤さんが好きなんだったら、私に優しくしないでよって。
勘違いするじゃないって。
カワイイ女の子も、本心の中には、黒いものがあるもの。(^^♪
みんな、そうなんだけどね……

王子様の優しさは、キューピットの矢になって
ハートに、刺さっちゃうんですよ……
王子様役の坂上くんは、リボンの騎士みたいで、カッコよい♪


5.音楽の妙♪

始めは、言葉を失った少女は冤罪で打ち首になって
首から言葉があふれだすーというグロ系だった話が
異なるメロディを重ねる演出に代わり、
複雑な人の想いが、効果的に表現されることに。

それは、『ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第8番 「悲愴」 第2楽章』と
『Over The Rainbow』を、同時に歌うもの♪

これは、いいものを聴かせていただきました!
(打ち首よりイイ☆)
「悲愴」 第2楽章』が、ことのほか、優しくしみてくるんですよ♪


▼▼▼

沈黙は金―ということもありますが(^^♪
言われなければわからないーということもあり。
それを言っちゃあおしまいよーということもあるので
墓場まで持っていこうーという胸の内もある……

毒を吐いても
雨降って地固まるーにしてくれる人は
本当にいい人です。

私も、できればそんな人に……
その前に、先に、叫ばせてと……(^^)/



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映画『カーズ/クロスロード』★まだまだ若い者には負けない先の結末!

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171401/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。

『カーズ』シリーズ3作目。
表情豊かな自動車が、カワイイな~と思いながら
案外と、複雑な展開で見せてくれる作品で
今回も期待して、帰省した娘と鑑賞しました☆

第一作目では、“新人レーサー”だったマックイーンも
今作では、引退?を迫られる状況に…( 一一)
レーサー生活の“岐路“に立ったマックイーンには
お肌も人生も、“曲がり角”になった我が身に
つまされてしまった…orz

大抵、物語だと、老いぼれ(汗)ても
巻き返せるんだけど、どうなのかな……

▼~▼内容にふれて雑感です
▼▼▼ 

1.クルーズさん♪  声;松岡茉優 (吹替版)

新人の台頭で、引退に追い込まれそうなマックイーンの
トレーナーになります。
(今作は、“彼女“と、二人三脚で進む物語かと)

松岡さんの声が、いいんですよ!
とても元気があって、終始、励まされる!(^^)/
けれど
そんな彼女は、初めから、トレーナー志望ではなく
本当は、レーサーになりたかったとわかってくる…

2.“牧場“でごぼう抜き

挽回するため、“原点”に立ち返るべく
マックイーンは、師匠の師匠に会いに行く。

最新鋭で調整する新人と、同じことをしてもダメなので
“牧場“で練習。 ←車の牧場デス

“動物“に囲まれて、走るマックイーンが
スキマを見つけて、サッと入り込み
段々と、前に出ていく様子は…….
いつぞや、後方から、ごぼう抜きで、順位を上げていった
シューマッハの走りを、見たときに似た感動が!( ◠‿◠ )

3.引退をかけたレース!

劇中、「自分の引退は自分で決めたい」というのが印象的だ。
未練を残しながら、止めるのも辛いけれど
果たして本当に、自分が納得できる終わりなんて、あるのか?

第一線を引退しても、
“次点“の世界で、やっていけることもあるし
“関係者“として、関われる道もあるかもしれないけれど……

一方、初めから、第一線をあきらめて
“関係者“に、甘んじてしまった者もいた。

マックイーンの引退がかかったレースは
他の者にも、人生を懸けたクロスロードになっていた!

▽ネタバレ▽
▽▽▽

特訓を重ねたマックイーンでしたが
やはり、強敵の新人カーには、苦戦してしまう。
まだまだ若い者には負けないでほしいゾ!と願いつつ
簡単に、奇跡は起こらない。

そこで、マックイーンが決心したのは
特訓に付き合ってくれた、クルーズへの交代!☆
彼女の、レースへの切望と実力を汲んで
自分のナンバーを、クルーズへ託した。
チームとして!

そうして、クルーズは、有力新人カーに勝ってしまい
気持ちよく終わる――のだが
勝利は、クルーズのもので、マックイーンは引退か?
と思いきや、先発の恩恵で
マックイーンも、優勝者になれる。(^^♪
こぼれ幸い?(^^♪
いや、運も実力のうち。(^_-)-☆


▽▽▽
▼▼▼

レースのシーンは、自分が運転しているような視点で
ドキドキ楽しめます♪

マックイーンの引退を匂わせる今作には
淋しさも感じつつ、
まだまだ若い者には負けないゾ!と応援しながら
結末はそう来たかあ~!(^^)/と思ったときは
ちょっと、嬉しかった☆

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映画『カフェ・ソサエティ』★恋する青年with隣人トラブル(>_<)

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/170736/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

監督:ウディ・アレン  というだけで見ました(^^♪

1930年代。
ハリウッドで、ぶいぶい言わしてたエージェントの叔父の下で
働くことになった、青年ボビーは
秘書のヴェロニカに恋をします。
が、彼女にはすでに、“彼氏”がいました――

私の体調が悪かったのか、もっと、揺さぶってくれても…
などとも、思ってしまいましたが(汗)
恋心は揺さぶってくれましたし、プラスαの毒気も良い(^^♪

▼~▼ ネタバレして雑談です。
▼▼▼

1.ヴェロニカのこと

ヴェロニカは、なんと!ボビーの叔父の愛人だった!

それを知るまでの、ボビーが、なんとも
気の毒というか……
“カノジョ“の相談を、叔父にしていたのですから……

なかなか、離婚しない叔父を諦めて
ボビーと結婚してくれそうだったヴェロニカですが
叔父が離婚したと知るや、叔父と再婚する。

ヴェロニカは、ボビーの存在に関係なく、叔父が好きだったわけですが
ボビーは、割り切れませんよね……
NYに戻り、“兄の手伝い“をして、心機一転します。

が、運命のいたずらか。
彼女と同じ名の女性と知り合い、結婚する。

同じ名前は、いいようで悪いですよ……〈汗)
上書きしているようで、
いちいち、昔の彼女を思い出させる……
それでも、もう会わなければ、まだいいんです。
再会しなければ……

2.ボビーの兄:ベンのこと

ベンは、ギャング。裏家業。

隣人の騒音トラブルの“解決“が、印象的。

世の中には、法を犯さなければ“いい“と思っている人がいますが
法でしばるには、限りがあって
それを埋めるのが、常識や配慮。

しかし、隣人は、騒音の苦情に対して、脅迫をほのめかし
怯えた姉は、コワモテの弟ベンに、“解決”を依頼。
ベンは、始末(殺人!)し、隣人トラブルは解決。

常識を踏まない隣人に、常識を逸したベンが応じたー
常識の程度は、違いますが……(汗)
↑この辺は、アレン流かな~と思います。

姉は、殺人依頼したわけではなく
ボビーも、その仕事は手伝っていない。

兄は死刑となりますが
姉は、騒音から解放され
ボビーが兄の店を引き継ぐ。
ボビーの人生の転機としては、パンチありすぎなエピソード!(>_<)

3.その後

元カノは、叔父と結婚し
ハリウッドゴシップに、どっぷりな生活。
ボビーも、別ヴェロニカと結婚し、安定した生活。

それぞれの道を、それぞれの場所で生きていたら
何事もないけれど
運命のいたずらは、再会させるー

というか、ボビーは叔父と親戚だから、
ハナから、関係は近いのですが…

たとえ、画面では、
“それ以上“の二人にはならずに、終わるかもしれないけれど
人生は続く――

今は、踏みとどまったとしても
元カノ:ヴェロニカが、叔父を愛し続けたように
ボビーとて、ヴェロニカを、思い続けていたなら……

いや、たとえ、恋の火は消えたとしても
“焼けぼっくい“というのが、ありますし……

恋は、時や場所、事情を選びませんし……

いざとなったら、“解決“の手段も
無くはないし……オットット!(←作品はそこまで言ってないゾ!( 一一)

▼▼▼

ボビー役は、ジェシー・アイゼンバーグ。
マシンガントークでなくても、
獲物を逃がさないゾ!的な情熱が、印象的でした。
ラストシーンまで、ざわつかせられます。(^_-)-☆

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映画『彼らが本気で編むときは、』★リンコのおっぱいは本物以上に本気(^_-)-☆

170045_1.jpg


作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/170045/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

主演:生田斗真(=リンコ:介護福祉士)
監督・脚本:荻上直子

・トランスジェンダー:リンコ ←予想以上に良かった!
・リンコの彼:マキオ
・マキオの姪っ子:トモ ←母は家出を繰り返し、マキオ宅へ。
・トモの祖母:りりィさん♪←リンコが介護中

チラシなどからだと、母に捨てられた少女が
トランスジェンダーの男性と暮らす叔父と
新しい家族になるんだね――と言うかんじですが…
(チッチッチ、簡単にまとめてはダメですよん。
編んだ糸が、ほどけてしまいますよん(^_^.))

一言でいえば、人は愛を乞うているんです……皆…

▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

まず、マキオは、リンコの人柄に惹かれたといい
性別はともかく、大切な人だ、という認識でいる。
↑大切なのはココ。それがしっかりしていればGOOD☆

個人の性の問題は、尊重するとしても
現実には、そうもいかないし、どうにもならないこともある…orz

母が家出したトモは
料理上手で、優しいリンコに、母を感じて甘える。
抱きしめてくれて、髪を結ってくれて
リンコは、おっぱいも触らせてくれる…(^_^.)

リンコも、トモが可愛くて、マキオとの養子にもしたいと願う。
そうすれば、愛いっぱいで、皆が、幸せになりそう。(*^_^*)
しかし、あるとき、母が帰ってくる……

――と、その前に、リンコから編み物を教わるトモ。
リンコが編む理由は、トランスジェンダーゆえの“苦悩”の吐口として。
没頭してイヤなことを忘れると言う。
そして、戸籍上の女になるための覚悟として
“煩悩”を捨てるために、今は編んでいると言う。
(“筒状のモノ“を108つ編み上げると言う)

編むことで、母のいない寂しさも、紛らわすのかのようなトモ。

そして、りりィさんも!(本作が遺作とは!)
トモの祖母は、夫の浮気の吐口として
“怨念”をこめて、マフラーや帽子を編んでいたと言う……
そんなもの込められたマフラー、締められます?……(―_―)!!

素晴らしいのは、リンコの母☆(=田中美佐子さん!)
サバサバしすぎで、初対面のトモはびっくりなんですが^^;
彼女は、リンコの問題を、子供の頃から、きちんと受け止めていました。
思春期には同性として接して、一番の味方であり続けていました。

そして、現実の厳しさとして
交際相手のマキオの父は他界し、母は老人ホーム暮らしのことが
ラッキーだとも、言ってのけました。
“娘”が女でないと知ったら、
交際相手の両親は、反対だろうからと……

“娘”の幸せを心から願い、愛しているリンコの母。
子供を愛し信じるのは、母として当然のことなのに
案外、そうなっていない母子を見るだけに
サバサバしたリンコの母には、ほろっとさせられます。

▽ネタバレ!▽
▽▽▽

母が戻ったことで、トモは母の元に戻る。
3人で暮らしてほしいと思っていたけれど
そもそも、トモの欲しかったものは、母の愛だったから。
とはいえ、このまま母子の幸せが続くのか、不安は残る…
そして、トモが、リンコからのお土産を開くと
毛糸で編んだ“おっぱいが2つ☆”


ああ、リンコは、トモの母になろうとした“覚悟“を
そこに編み込んだんだね……

このまま、トモが、実母とずっと幸せになるなら良し。
そうでなければ、いつでも、もう一人の母はいるよと…
リンコの母が、いつでもそうであるように
いつでも、信頼し愛してくれる存在が
人には(特に子供には)必要なのだから!

▽▽▽

▼▼▼

人が、編んでいるときは
煩悩?怨念?覚悟?愛情?―か何かの想いを込めるか
ひたすらに、心をまっさらにしたいとき…?
否、リンコのおっぱいは本物以上に本気ということだ!

愛を乞う哀しさが、こみ上げたら
とりあえず、優しさを編んでみよう…
心の中で…
本気で…


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映画『鍵(1959)』★京マチ子さんの白い肉体そのものが“カギ”

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/116303/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原作:谷崎潤一郎  ですが映画は別内容です。

・鑑定家の妻:郁子~京マチ子
・娘の婚約者:木村~仲代達也

↑この2人が、愛欲(!)の張本人だとわかってしまいますね。^^;

鍵は、
原作では、夫婦が日記の盗み読みをするきっかけですが
本作では、郁子が、木村を自宅に引き込む“鍵”となります。
が、
この作品の、(イイ意味での)イヤラシサからしたら
この2人の関係は、カワイイものです。

端的には、夫である鑑定家が1番イヤラシイ…
自身の欲情を鼓舞するために、妻と木村をくっつけて
嫉妬の炎でたぎろうとする……

冷静に見ると、恥ずかしいやら、奇妙やら…^^;
(オッサンやめてェ~…(―_―)!!)
ですが、恋に溺れたときは、人は普通でなくなるので(汗)
理性で一蹴せずに、自分の恋の“鍵“を開けて
ご覧くださいませ。

▼~▼ 内容にふれて雑談です。。 (解釈違うときスミマセン)
▼▼▼

1.京マチ子さんの柔肌

映画の画力は、京マチ子さんの柔肌にあると言っても
過言ではありません!
あたかも、楊貴妃のごとき凝脂よ!

なぜ、そんなこと(=肌をさらす)になったかと言うと
夫が、木村を家に呼んだとき
妻にもお酒を勧めたから。
夫に従順な妻は、勧められるまま呑み
トイレに行ったあと、入浴して、気絶したから。

来客中なのに湯船に入って気絶―という設定もスゴイですが
夫は、裸体の妻の介抱を、木村に手伝わせる。
インターンで医師見習い中の木村は、戸惑いつつ
病人を診る。(それは良し!)

その、だらりとした豊満な白い肉体そのものが、“カギ“ですね……^^;

2.夫婦のこと

夫婦のことは、他人には分り難いものですが
夫婦同士も、必ずしも
お互いの“鍵“は、開けられていないとも思う…

“従順“が、必ずしも、愛の絆を意味するとは限らず
ただ“制度”としての暗黙であって、
無意識の底には、どんな想いがあるのかはわかりかねる…

たとえば、猫と妻のシーン。
野良猫ちゃんにミルクをあげようと思う優しさがあるのに
猫ちゃんが、足を引きずるのを見るや
妻は。激しく嫌い、追い出してしまう……
まさかの冷酷さは、“無意識”の夫への嫌悪?と思うのは、考え過ぎか…?

あるとき、“無意識“の鍵が、ほかの異性から開かれたなら…?


3.“鍵“のあとさき


夫が、妻に嫉妬することで、欲情せんとする(汗)
間接的手段に飽き足らず
ある夜、裸体の妻を立たせて眺める夫…(汗)。
妻の恥じらいは、何と言おう……(照)

↑そんなこんなで、夫は、興奮のあまり
脳卒中になり、昏睡に堕ちる。
そのさなか、妻は、木村に裏口の鍵を渡し
木村は、夜、忍んで来る。

ここでは、意識が戻った夫が、二人の気配を感じて
血圧が上がってしまう設定でしか、ないのかもしれない…
が、京マチ子さんのクラクラする魔性ぶりからして
“鍵の開けられた生身の女“を、感じるのも一興デス。

そして、その後、とんでもない展開に…
▽ネタバレ▽
▽▽▽

母が婚約者と“いい仲“になったと察した娘は
父の死後、母に一服もるが、失敗する。
と言うのは、“色”分けできないお手伝いさん(老婆)が、
毒(殺鼠剤)を、区別し直していたから。
やれやれと思っていたら
老婆さんが、3人のサラダに毒をふりかけた!
“色”欲でおかしくなってしまった
この家の人たちを、消してしまったのか……
“色“がらみで言えば、老婆さんは、“主人思い“の優しさだけでなく
もっと深い思いを持っていた?
老婆とて、女ですし……


▽▽▽
▼▼▼

変態も含めた各自の恋愛志向は、
私の想像の域を越えますが(汗)
常軌を逸したところに、芸術や美学が存在することもあり
私の固定観念の“鍵“が、1つ開けられたかもしれませぬ……^^;



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映画『奇跡の人(1962)』★サリバン先生のこれほどの熱意と愛情に

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(以前観たきりの備忘録です。曖昧ご容赦)
作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/11014/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


・サリバン先生=アン・バンクロフト
(三重苦を背負ったヘレン・ケラーの家庭教師です。)

一言でいえば、人を育てる・教育するーとはこういうことなのだ!
と私も、サリバン先生に平手打ちをくらったごとく
目の覚める思いがしました。

親であれ、教育者であれ、“人を育てる“つもりの人は
ぜひ観てほしいと、個人的には思った作品です。


▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

見えない聴こえないーわかるのは触覚だけー
そんなヘレンに、意思疎通できる者はなく
親でさえ、憐れな娘に、しつけることもできない……

感情を、言葉で思うこともできないヘレンは
暗闇をさまよう、猛獣のよう……

サリバン先生は、ご自身も、失明の危機を乗り越え
わずかな光明を見出し、生きています。
ヘレンが、“闇をさまよう猛獣“から抜け出す意義を
肌で感じている。

だからこそ、覚悟が違う!

課題は2つ。(私の)
【1】:親は子供と一線を引きにくい
【2】:意思疎通の方法を教える(指文字)


【1】については、
親元での修業は、甘えが出てしまうから
ものを教わるには、他人から教われーと聞きます。
親は、子供可愛さで、つい甘やかしが出てしまう。
子供の将来を案じて、きちんとしつけようと思っても
どうしたらいいのか……

そうでなくても、子育ては、個性も違うし、正解があるようでない。
一般論はあっても、どの子にも当てはまるかはわからない。
優しさと厳しさの加減が……orz

ヘレンの場合、親には、“教育“の仕方もわからないし
ただ憐れむしかできないのも、やむなしか……
けれど、教師を雇うことの理解があったことと
財力のあったことが、ラッキーでした。(*^_^*)

【2】についての前に、今さら誤解があるとも思いませんが
サリバン先生の“熱血指導”は、“行き過ぎ指導”ではないので念のため。


人見て法とけーと言いますように
見えず聞こえず暴れる!(>_<)ヘレンちゃんに
まずは、”着席“してもらうには、どうします?
“体で“、覚えてもらうほかありません。

↑ココは壮絶です。
サリバン先生は、何度も何度も、教え込もうとします。
が、ヘレンを何のために、何をされているのかわからない。
わからないから暴れる
サリバン先生は、どうしても伝えたいから、何度も何度も
“体に”覚えさせる。

“何度も何度も“は、サリバン先生の信念に支えられた
熱意です。
ニクイから、痛い思いをさせるんじゃない。
触覚だけが頼りの、ヘレンの知性の扉を叩いているのです。

人に真意を伝えようとすることは、難しいことです。
伝わらなかったり、ねじ曲がって伝わってしまうこともある。
ダメなときは、仕方ないで済ませることもできる……

けれど、自分の子供になら(あるいは責任持って育てようとする子になら)
他人が、アドバイスする範囲内のキレイ事では済まないこともある。
親が(教育者が)、
どれだけ本気で、その子の人生に、向き合っているのか?
全力で、その子の将来に向き合っているのか!!

サリバン先生が、ヘレンと向き合う姿に
私は、親としての自分を正された想いがした。
本気になって親になれ!と。

やがて、ヘレンは、サリバン先生と指文字で繋がることが出来
光を見出す。そして
ヘレンが“水“を認識する、あのシーンを見る――


▼▼▼ 

子供は、ご飯さえ食べさせとけば育つわけでなし。
(それすら危うい状況というのは……orz)
愛情と責任をもって、真正面から向き合うこと。

子育ては、その子の一生の礎がかかってるんだから
本気の覚悟なくして、どうする?――
教訓として響きます。




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映画『キセキ-あの日のソビト-』★GReeeeN誕生~兄の援護・父の日本刀


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/170618/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・松坂桃李:JIN(兄)
・菅田将暉:HIDE(弟)


GReeeeNの誕生エピソードだそうです。
GReeeeNさんは、聴いたことがある程度ですが(汗)
歯医者さんが歌手活動することに、興味を感じておりました。

事実ベースなので、そうなのか~と受け止めるばかりですが^^;
イイ意味で、作り込みすぎていなくて
松坂さん&菅田さん=兄弟の存在感が生き
劇中歌も効果的に、響いてきたと思います。

セリフ回しも、気が効いていたと思いますよ^^;


▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼


歌手やバンドで成功したいと思っている人は
たくさんいると思います。
でも、なかなか難しいですよね……
実力とチャンスと世間の好みが、一致しないとですね……

冒頭、松坂さん=JINが、ヘドバンしながらメタルを歌うのはカッコイイ☆
そのカッコ良さもあって、先にデビューするのは兄。
けれど、“プロの世界“と”自分たちの音楽”とのズレが……orz

プロとアマの違いを、劇中でも言われますが
売りたいものでなく、売れるものを売らないと、商売にならないの…
自分が好きなことだけしても、それは、趣味だから…orz

兄弟の父(医師)が、厳しくコワイ(>_<)。
好きなことで食べてはいけないゾ!と日本刀をふりかざす!(>_<)
医師の仕事は好きでやってるんじゃないんですか!と食い下がる兄。
それには、ギャフン!な父…

弟HIDEは、歯学部に入学後、仲間と音楽を始めますが
あくまで、サークル感覚です。
彼らは、歯科医になるのですから。

けれど、そこで、兄登場☆
弟たちの歌の良さを、そのままにしたくないと思う。
自分のプロの“つて”を使って、デビューさせようとする。
(これはありがたい運命ですね。)

ただし、父に知られたら、日本刀で切り殺される(!)というので
顔も本名も出さないデビューをお願いする。

↑さらっとしていますが、
松坂さん・兄が意外に、ワイルドなムードで引っ張りつつ
菅田さんが、素直で真面目な青年を好演して
応援したい気持ちにかられます。(*^_^*)

けれど、歌手と学生の両立は難しく
「進級のことで頭がいっぱい」という危機感は、現実的で良い。^^;

GReeeeNの「道」を、初めて、まともに聴いたかもしれません。
歌(歌詞)もですが
デビューへの希望を抱いて、
クローゼットで録音する姿には
涙出そうになった……


▼▼▼ 

歯医者さんで歌手もやる。
好きなことで食べていけるのは、素晴らしい。

そんな彼らを支えているお兄さん(JIN)の存在も知りました。
映画は、お兄さんへの感謝を感じましたよ。


PS:ソビトとは素人のことらしい。
松坂さん主演の「視覚探偵:日暮旅人」のタビトと重なる^^;




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映画『海賊とよばれた男』★國岡のモンが油持ってきたけェ!

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/169039/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

出光の創業者:出光佐三さんをモデルにした國岡を
岡田准一さんが演じました。

・出光さんの歴史→コチラ
予告編から、
事業の“荒波”に、果敢に、立ち向かう國岡の姿を
楽しみにしていました☆

東日本大震災のとき、東北では、ガソリン・灯油が入手できず
自動車も暖房も、ままならず、
本当に、石油の有難みが身に沁みました。
(ザックリ言えば、日米開戦も、アメリカが日本に石油輸出禁止したからと認識)

若い日、國岡は、石炭に代わる燃料として
石油を売り始めます――


▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼


國岡が、海賊と呼ばれた所以は
海へ漕ぎ出して
陸上なら、縄張り外になる町の船に、油を売ったから。
(海に線は引かれてないゾ!と)

海に漕ぎ出す勇姿はそのまま、國岡の商法を象徴するようでした。

世界には、“支配する力“があって、
それに従わないと、消されてしまうたぐいのものがあります…
石油界には、石油メジャー。
そこに与さず、自力でイランに石油を買い付けるべく、造船したタンカー;日章丸☆

けれど、イランに利権を占めるイギリスが、
イランから石油を運ぶ外国船を、撃沈する恐れもあると言う。
(↑この感覚、平和日本人には、ピンと来ますか?……(>_<))
命がけの、まさに大バクチ!

けれど、國岡に言われます。
自分は、海で油を売ったときから、
ずっと、バクチをうってきたようなものだと。
会社を生かすために、
いつでも死線ギリギリのところで、仕事しているということ。


満州鉄道に、凍結しない油を売りにいったのは、とても印象的。
凍結しない油は、國岡の油だけ。素晴らしい!
なのに、利権がらみで、採用してもらえない。
安全より、しがらみか……orz
結局、事故が起こってから、見直してもらえます。


戦後直後の“タンク底の油さらい“は目玉☆←國岡さんちの勲章かと。
海軍のタンク底の油がある以上、石油の輸入を認めないというGHQ.
ほかの石油会社がやりたがらないのを、引き受けることになった國岡。
人足も嫌がる汚れ仕事を、社員が油にまみれて作業するのは
GHQから、とにかく、石油輸入の許可を得るため。

――なのに、組合は、石油輸入業者から、國岡をはじき出していた…orz
“タンク底作業“の大変さを、実見していたGHQの方の口添えで
便宜を図って頂けた國岡。よかったよかった。


同業の“組合“は、仲間のようでも、商売敵。
腹の探り合いで、情報を得て、生き馬の目を抜く……
せちがらいですが(汗)
生き残る、生き抜く、生活していく――のは甘くないですから(滝汗)。


▼▼▼

創業者の事始めには、学ぶものがあります。
出光さんに、このような歴史があったとは!

時代の変化とともに、家族のようだった会社組織も、
変化してしまうものですが
礎にある、骨太なスジは、忘れまじ!

國岡のモンが油持ってきたけェ!
線引きのない海で油を売ったーその始まりの姿を
終盤に見ると、グッと胸が熱くなってくる。

2時間超ですが、あっと言う間でした☆




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『言の葉の庭』★心の雨の土砂降りインパクトにグッと来た!

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161728/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


“言の葉“の響きに惹かれて鑑賞しました。


それは雨の日から始まる――
都会の喧騒から離れた、とある公園の東屋で
学校をさぼった高校生:孝雄は
仕事をさぼった若い女:雪野と出逢った――


ワケありの二人の、しっとりした出逢いの場でありながら
雪野は、朝から缶ビールを飲んでいるという^^;
パンチも効かせつつ
そんな雪野の口から、“和歌”を詠ませるという
粋なコトをしてくれる♪


二人とも、暗く重いものを抱えているのだけど
ここでは、それは背景の理由にすぎない。(と言ってしまう^^;)
要は、和歌の世界にあるような
男女の心の描写の激白(!)を見た――という感じです。


▼~▼ 内容にふれて雑談です。(解釈違うときスミマセン)
▼▼▼


孝雄が、靴職人への夢を
雪野に話したとき、
彼は、ただ、将来の夢を話したわけではなさそうです。


母が家出して、不安定な家庭環境の中
“将来“への眼差しは、現実の苦痛からのしばしの逃避でもあると思う。
だから、彼は、身近(で現実的)な人に言えないことを
他人の距離感ある雪野には言えたような…
もちろん、好意もあればこそ。


あるとき、孝雄は、雪野が実は、
孝雄の高校の教師だと知った。(孝雄は1年生)
孝雄は、雪野がその関係を知った上で
自分と接していたことを、不快に思う。


実は諸事情を知っているのに
知らないふりをして、接してくれるのは
善意もあると思いつつ
知らないこちらが、ピエロにされたようになる…(―_―)!!


それはまあ、それとして
その関係がわかった上で、ある雨の日
雪野が、孝雄を家に招いてくれたときのこと。


母もいなくて、寂しさもあった孝雄は
雪野と一緒に居ることが、嬉しいと思った。
それは、母恋しさでもあり、青年の淡い恋心でもあり
あるいは
愛でも恋でもない、人恋しさでもいい……


孝雄は、それとなく、そんな気持ちを雪野に言ってみたのです。


ところで、
古典の教師:雪野は、孝雄と初めて逢ったときの別れ際に
和歌を残しました。(by柿本人麻呂)
(ウブな青年には罪な歌ですヮ^^;)


なるかみの すこしとよみて さしくもり あめもふらぬか きみをとどめむ
(雨が降らないかしら、あなたが行かないように)
これには(雨が降らなくてもここに居るよ)というニクイ返歌も、
セットでどうぞ♪
なるかみの すこしとよみて ふらずとも わはとどまらん いもしとどめば


彼女とて、校内に、前に進めない問題を抱えていて
靴を作りたい、という孝雄に、自分を歩ませてくれる“心の靴“を
見出したかもしれない……という思わせぶり?も似合う
はかなげな女性なんですが…….


自宅に招いた孝雄が、人恋しさ以上の気持ちとも言える“告白”をしたとき
無情にも、雪野が言い放ったのは
自分は間もなく、ここ(東京)を離れ、実家に帰るつもりだということ………


別れてしまうから家に招いたーとも言えるけれど
またも、見透かしたような雪野の言葉に
孝雄は、ついに、感情を爆発させた!!←ここはグッと来た。


雨の歌で言えば、“ただ一緒に居たい“ということ。
そんな歌を振っておいて
彼女は黙って勝手に、“別離“を、大人っぽく確信している――


何が、なるかみの――だ!(とは言ってませんが^^;)
もっと、僕や自分自身に、親身に、向き合ってくれよ!
雨がどうのと、
そぼふる風情の雨じゃない!
心はずぶ濡れ!涙のどしゃぶりだよ!!(T_T)


▼▼▼


雨がつないだ二人の物語。
淡く、しっとり……
はかなそうなテイストも、風情あるけれど
心の雨(涙?)の、土砂降りインパクトにはグッと来た。 (*^_^*)


靴の暗示も、イイ☆
迷いのない歩みを、予感させてくれる。
いつかきっと!って…….(^_-)-☆




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『キング・オブ・エジプト』★神ホルスが目玉と王位を取り戻すwithプシュッ!

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/169461/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


ジェラルド・バトラーが、悪玉セト王になるので
気になっていました☆
(演出は『300』っぽくはありません)

1 太陽神:ラー(2&3の父) 
2 オシリス(兄)参考 
3 砂漠の神:セト(弟) 参考
4 天空の神:ホルス(2の息子)参考


エジプト神話を元に、4Dで楽しめる
アトラクション型ムービーです!
(初めて4D体験しました)


神話も諸説ありますが、今回は――
ホルスの戴冠式の途中、叔父のセトが乱入!
兄オシリスを殺害し、ホルスの両目を抉り取って(!)
力をそいだセトは、ホルスに代わり、暴君として支配。
一方、恋人をセトの家来に殺された盗人ベックは
恋人を甦らせるべく、ホルスに神頼みし
目を捜し出そうとする――


Vsセトをめぐるバトルを、楽しんでください!
水しぶきはたまりません!(>_<)
油断してると、プシュッと来ます。
最後まで油断しないで……^^;


▼~▼ 以下、ちょっと雑感です。

▼▼▼


1.レタスのこと


知恵の神トートが、ブツブツ言っているシーンで
レタスが出てきます。
なぜレタス?と思いますが(↑セトの参考を参照あれ)
セトがらみで、惚れ薬でもあったレタスを
さりげなく出している….ニクイ!(>_<)


2.スフィンクスの謎とき


謎ときは、ギリシャ神話のエピソードです。(参考
本作にも登場☆


謎が解けなければ殺す……というのは一緒(のはず)。
今回は、知恵の神トートもいるので、楽勝か?と思いきや
トート間違える……(―_―)!!
けれど、どさくさか、すぐには殺されない^^;


ホルスが、正解して、コト無きを得ます。
ちなみに問題は、足が何本—―というのではありません。


3.ラーは夜な夜な…(汗)


加勢が欲しいホルスは、祖父であるラーに
逢いに行きます。


ラーは、天空のお城に住んでいなくて
宇宙を航行する船に、乗っています。


しかも、逢いに行ったとき、なにやら
刃物を鍛えているような…….


すると、宇宙から、黒い巨大バケモノ(アポピス?)が
攻めてきます!
撃退するラー☆←コレも激闘
実は、このバケモノは、毎晩やってくるらしい….(―_―)!!
毎晩、地球を守っているという、ラー。


あとでセトが、ラーのような絶対神になっても
毎晩、バケモノ退治する羽目になるのは、
御免だ(>_<)ーーのようなことを言う。
確かに…^^;
私は、平凡な人間で良いと思いましたョ^^;


▼▼▼


アドベンチャー体感作品と割り切って
闘ったり逃げたりのガタガタ&ドキドキと
水しぶき☆プシュッ!を楽しみました。


もちろん、ハッピーな奇蹟も
ちゃんと起こります(^_-)-☆



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』★鮮やかなショーを楽しむwith復讐劇

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/169681/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

ジェシー・アイゼンバーグが、降る雨を止める予告を見たときに
彼らのイリュージョン・ショーを絶対見たい!と思っていました!

前作の続編です。

イリュージョンを魅せる4人の“4ホースメン“よりも
ストーリーは↓彼らが握っているかと。
(前作の復讐劇を今回も引きずる)

・ディラン:マーク・ラファロ☆
・サディアス:モーガン・フリーマン~濡れ衣で
・ウォルター:ダニエル・ラドクリフ
・アーサー:マイケル・ケイン


序盤の4人のショーが完結する前に
“見破られた“4人は、ウォルターの前に連れてこられる――


▼~▼ 以下、内容ぼかして雑感です。(ネタバレ御免)

▼▼▼


1.ディランとサディアスの関係


サディアスを父の仇と思うディランは
前作で、サディアスに冤罪をかぶせました。
サディアスは、今回、“復讐”を仕掛けます。


が、サディアスと父との関係は
ディランの知らない部分もあり
“仇“と割り切れない関係で、次にもつなげそう。


2.ダニエルくん♪


ダニエルくんは、vsマジックで、科学を信奉する立場?
らしいですが、それほど、科学を強調する印象もなく^^;
4ホースメンに、あるチップを盗んでくるように脅すので
4ホースメンのイリュージョンが、際立つ…(―_―)!!
(ダニエルくんには、いざとなれば魔法があるゾと、つい思ってしまう^^;)

そんなダニエルくんも、前回、4ホースメンに
ギャフンと言わされた“父“の仇を討つべく
4ホースメンに仕掛けるのですが……
“返り討ち“のイリュージョンに遭い
父からも、非情な言葉が……orz


3.イリュージョン☆


チップを盗み出すときの
4人の連携プレーは、鮮やかで面白い☆


すぐ目の前にあっても、
目にも止まらぬ早業で、目くらまし。(>_<)
裸になっても、見つかりませんね…


路上での各人のパフォーマンスも!
(雨を止めるの好き☆)
タイミングとスピード感!
そして、魔法のような消え方……


(監修のデビッド・カッパ―フィールドには
いずれも可能らしい…….ぜひ生で見てみたい)


▼▼▼


ひょいひょいとスピードに煽られ
随所で、スゴイものを魅せられて
ソレだけで、楽しい☆


ストーリーの軸は復讐劇か!?と思わせつつ
モーガン・フリーマンが、“だけじゃない“深みを残すので
次回もあれば、きっと観ます!(*^_^*)





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『君の名は。』★最後に尋ねる「君の名は」に涙が止まらない…

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/169395/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


・瀧(たき):神木隆之介
・三葉(みつは):上白石萌音


「君の名は」と発する、予告編での二人の声に
惹かれて鑑賞しました☆


その人の名前を、尋ねようとするのは
その人のことを、覚えておきたいから。
その人が、とてもとても、特別な人だから---


特別な“その人“を気にかけ、思い続けるひたむきさが、
全編を通して、疾走します。
しかも、その人は、良く知らない人なのです….^^;


だからこそ、運命の見えない糸に結ばれて
どうしても、それが誰かを、知らずにはいられないのです!
この逸る想い!昂揚感が、作品の魅力で
最高の感動をくれたと思う!


さらに、その人への気がかりは、個人的な恋?の枠にとどまらず
人道的な他人愛へも広がっていた――のがイイ☆


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。(ネタバレ御免)

▼▼▼

1.夢


序盤は、コミカル♪
高校生の男女が、夢で入れ替わる。
男女入れ替わりのドギマギ劇で、楽しませる。


けれど、夢は覚めるとすぐに、忘れてしまうもの…
二人は、お互いの“辻褄合わせ“のために、メモを残して
やりとりするようになる。


あるときから、“入れ替わり“がなくなり、気になった三葉は
瀧に逢おうと、東京に行く。(ソレだけでもトキメクもの)
同じ電車に乗り、見つけた!と思った三葉ですが
アレ?瀧は、知らないと言う……orz


一方、瀧は瀧で、三葉に逢わなければならない事情が起こる……


2.隕石の落下


物語をドラマチックにするのが、隕石の落下。
(三葉の住む地域に落下(>_<))


星降る夜の天文ショーは、彩りも妖しく
心をざわつかせる。


ようやく、三葉の住む地にたどりついた瀧は
かつて、隕石落下で消滅した地と聞いて、愕然とする。


もし、早く三葉に知らせていれば
地域の皆も、避難できたのではないか…
瀧は、なんとしても三葉に逢わなければ!と思う。


3.“結び“


三葉の実家は神社でした。


祖母に導かれ、三葉は、奥深い“あの世”の先にあるご神体に
自分が噛んで発酵させる“噛み酒”を、奉納していました。
(分身のような)


作品は、人と人、神と人、人と運命…etc.
強く結ばれる縁(えにし)を、見せていきます。


なかでも、三葉が、自分で編んで、
髪を束ねていた“組み紐“がイイ☆


瀧と逢ったものの、即座に別れてしまうとき
三葉は、とっさに、髪をほどいた組み紐を
瀧に、投げるように渡す―――
忘れないで!との祈りを込めて!
(映像的にも、引き裂かれても繋がろうという強さが、美しく映える)


瀧も、記憶が曖昧なまま、その組み紐を
ミサンガにして手首に巻いてくれて、救われる想い(*^_^*)。


4.あなたの名前を!


隕石落下の被害を避けるためにも、逢いたい二人。
ご神体にたどり着き、噛み酒を飲んでみる瀧。
ご利益で、二人は逢えるのか?
二人は、お互いの声を聞く。すぐそこまで!逢えるのか?


けれど、“かたわれ時“の切なさか……
二人は、時空を越えられない……


名前すら消えていく….残せない…
夢が消えていくように……


絆とは、そんなに、はかないものなのか!
運命とは、そんなに、残酷なものなのか!


けれど、けれど
人は、強い強い絆で結ばれて
人の命も、強い絆で繋がれている――との期待を
作品は裏切らない!


▼▼▼


あなたが誰かは、わからないけれど
私は、あなたを知っている――
お互いに、導かれるように、近づいていった瀧と三葉――
(ああ、もう涙が出そう……)


そして、今度こそ、もう一度、力強く
二人は、尋ねた。
「君の名は」
ああ、もう、涙が止まらない…….



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『クリーピー 偽りの隣人』★香川さんの狂気も僕の妻もヤバい(汗)

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/168268/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

☆西島秀俊~犯罪心理学者:高倉
☆香川照之~隣人・西野        ←この組み合わせを見たくて!
監督: 黒沢清  ~独特の暗重さで


すでに、香川さんが、怪しい隣人だとわかっているので(汗)
結局、どうなるのかを見たくて鑑賞しました。


サイコパスのイカレ方は、何でもアリなのでしょうが
香川さんなら、その個性で、ムリも無茶もアリかもしれない…^^;


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。(未見の方要スルー)

▼▼▼


1.真実を追求する男=西島さん♪(=高島)


西島さんは、“真実を追求する男“が、似合います(*^_^*)


大学で犯罪心理学を教えていますが
その前は、警官でした。
(サイコパスの心理をわかったつもりが、油断になったのか
サイコパスに刺された経緯あり)


過去の失踪事件の家と、自分が転居した家と
共通する部分に気づく高島。
もう、刑事ではないのに、
“本当の真実“が知りたい!と言う倉木警部(←MOZU)になっていきます。

↑この、ガンガン追求(行き過ぎ含む^^;)する西島さん好き☆


2.気味悪さ絶品!な香川さん♪(=西野)


香川さんの怖さは、「人間らしさなんてない」(by隣人:田中)拒絶を
感じさせつつ
一方では、真逆の
人間臭さをプンプン匂わせたしつこさに、怖さがあります。


さらっとしてない分
関わったら、からめ捕られちゃうんですよ。(汗)
「ご主人と僕、どっちが魅力的です?」と、高島の妻に迫る西野。


そりゃ、西島さんだろーと思ってしまいますが^^;
心の扉に、すき間が開きかかっていた妻には
その扉をこじ開けるような男がいると、
そっちに引かれて(惹でなく)しまうんですナ…(―_―)!!
(個人的には、料理も味わって褒めてくれるし、高島はいい夫だと思うけれど
妻は何が不満だったのか……夫婦の溝は他人にはわかりかねる??)



転々とする西野が、そのたびに
大掛かりな“作業場“を作ったり、怪しい薬物を用意したりと
現実味の乏しい設定と思われるのですが(汗)
香川さんなら、そんなフィクションに、恐ろしいリアリティを乗っけるので
コワイのです……


刑事が、次々二人も、ミイラ取りがミイラになってしまうのも
まさかそんなァ…と、現実には“そんなこと“はないと思うから
西野の、非現実的は狂気の罠に、堕ちてしまったということか……
(刑事ならもっと疑ってくれても可^^;)


3.守る男=西島さん☆


妻を愛し守る男☆というのは、魅力的です(*^_^*)


今回も、「俺が全力で守る!」という力強いお言葉に
私は、脱力です…(^_^.)
けれど
香川=西野の“毒気“は超強力で
西島さんも、まさかの囚われの身に……orz


されど、“守る男“は、きっと、ここでそうするだろーなーとの期待どおり
攻撃は最大の防御で、妻を守ってくれます。
号泣する妻をひしっと抱擁する西島さん、良し!(^_-)-☆


▼▼▼


お化けもゾンビも変死体も、怖いですが
一番怖いのは、生きている人間でしょう。(汗)


胸中の見えない、ヤバい男を演じさせたら
香川さんの右に出る者は、いないかも……(汗)


そんな“狂気・香川“に対峙するのに、西島さんは好敵手☆
(ゴールデンコンビかと)


竹内さんの”ヤバい妻“も、予想外に怖かった……




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『教授のおかしな妄想殺人』★不条理な悲劇も不謹慎に笑わすアレン主義^^;

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/168297/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。



監督:ウディ・アレン
哲学科の教授エイブ:ホアキン・フェニックス
学生ジル:エマ・ストーン



昔は、アレンの理屈っぽさ(屁理屈?)が、好きでなかったのですが
段々、嫌味も含め、この屁理屈に失笑するのがヤミツキに。^^;


ホアキンが、悩める哲学科の教授というのが、まず合ってる!


この教授の妄想殺人という邦題ですが、チッチッチ
妄想じゃありません。
実存主義など、持ち出すまでもなく
原題(IRRATIONAL MAN)に恥じない、トンデモ男となります。(汗)


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。


▼▼▼


1.哲学の男  に惚れてしまうかも……


哲学科の教授というだけで、なんだか悩ましい…
哲学者の学問を、教えるだけでなく
自分自身の哲学に、もがき苦しんでいそうな“妄想”を、抱かせるんです。


そんな悩ましい影が、その人の奥行きの魅力に思え
母性?を突かれるのか、放っておけなくて、惹かれてしまう……?


彼氏がいるのに、ジルが、そんな教授に惹かれてしまうのは
同意はしませんが、わかる……


ましてや、ロシアンルーレットもいとわない(汗)
自死の危険な香りプンプンに悩ましいくせに、
大人の分別を匂わせて
「こんな僕を好きになってはいけないよ」などと拒絶しようものなら
若い女性は、ますます、恋の妄想にはまってしまうヮ……(^_^.)


――という、ホアキンの絶望的な魅力が、前半、絶妙です☆


2.生き甲斐を見つけた!\(^o^)/


教授が、人生に枯れて、絶望感に浸ってしまったのは
同世代の私にも、わかる。^^;
トキメクような目的がないと、がんばれないの…orz
(逆に、トキメクものは、疲れてても、底力出せる^^;)


そして、見つけたのが
たまたま知った、“悪徳”裁判官の存在。
ソイツを亡き者にしたら、ソイツの判決に泣かずに済む人がいるーと思う。
その裁判官を殺すのは、世のため人のためだ!
殺人に向けて、俄然、ヤル気が沸き起こる!\(^o^)/


殺人計画にトキメクとは……おかしいでしょ(―_―)!!
正義と思っても、殺人はダメでしょ。


けれど、豚もおだてりゃ木に登る――
心身ともに絶好調になって、殺人計画を、着々と進める教授。


悩ましいのが魅力でも
イキイキして輝いているほうが、男性は、もっと素敵☆
ジルは、殺意にあふれる教授に、ますます惹かれてしまう…(汗)


3.殺人計画と懐中電灯(ネタバレ注意!)


殺人計画は、用意周到に、バッチリ遂行した教授。


一方、人生には、運や運命がつきもの。
教授とジルのデートが、そのカギを握っていたとは!
ルーレットが、当たった教授はラッキーに喜び
ジルは、景品に、素朴な“懐中電灯”を選ぶ。


やがて、“教授が裁判官殺しの犯人”だと、ジルが知ると
教授は、用意周到に、邪魔になったジルを殺そうとする。


故障させたエレベーターの落差で、ジルを転落死させようとする教授。
しかし、そこでのジルの踏ん張りが、思いのほか
おかしいほど、スゴかった!
粘れ粘れ!ジル!落とされないように!


そして、二人とも転落しそうになりながら、もみ合ううちに
ジルのバッグからこぼれたのが、あの懐中電灯☆
つい、それを踏んだのが教授。
バランスを失って、あ!(>_<)落下…….しました……(―_―)!!


▼▼▼


訂正)↑ あ!(>_<)でなく、あ!^^;です。
人の不幸なのに、この絶妙な“小道具“(懐中電灯)で
苦笑・失笑せずに、いられない……
アレン監督は、ホント、ワルい人ですワァ……(^_^.)




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『クーパー家の晩餐会』★家族でお食事!愛をこめてwithイケメン

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/168401/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

母役のダイアン・キートンに惹かれて、鑑賞しました☆

ダイアンは、自分も、トラブルメーカーになりながらも(汗)
家族など、ほかの人のトラブルも、
大きく包んで、ハッピーにまとめてくれそうなムードが好きです。

クリスマスを、ともに過ごそうとする、クーパー家。
集まる家族たち、それぞれの“事情”が、服を着て集まるかのようです。

クリスマスイブの奇跡で、すんなり収まるんだろーと思ったら、さにあらず。
この家族には、さらなる起爆剤が必要?とばかり
アクシデントが、起こってしまう……


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.イケメンさん♪

この家族それぞれの事情は、観てのお楽しみとして^^;
この群像劇で気になるのは、敢えて、
家族以外のイケメンさんです^^;

ちなみに2人ほど。

①ジェイク・レイシー(軍人) ~映画『キャロル』にも☆

:クーパー家に帰省途中の娘と、空港のバーで出会い、
飛行機が欠航したのをいいことに
彼氏のふりを、頼まれます。

空港での、彼女との会話シーンが、いいです。
始めは、お互い、そのときだけの話し相手のつもりなので
隠すことも気取ることもなく、ビシビシ話します。

やがて、彼女は、彼の度量の大きさに甘えてか
カワイクないことを、ズケズケ言ってのけたあと
気まずく別れますが、さすがに悪いと思ったのか
謝りに、戻ります。
そして、そのとき、仮の彼氏になってくれと頼むのですが――

アノ彼女なら、家族に不倫を隠すために、ちゃっかり頼んだー
と言うのもアリですが
やはり、あの彼のフトコロの深さに惚れた部分は、大だと思う…^^;

想像のシーンとして、二人が、一緒に同じ曲を聴きながら
動く歩道を、二人で行きつ戻りつするシーンは、
恋の発展を予感させて、ステキ☆

そして、仮の彼氏として、クーパー家に来てからも
ひと悶着あるのも、飽きなくていい^^;


②アンソニー・マッキ―(巡査)~アベンジャーズのファルコン

:ダイアンの妹が、プレゼントを万引き(!)したとき
逮捕して、パトカーで移動したときの巡査です。

ほとんどが、車中の会話ですが
ダイアンの妹も、ダイアンとの関係に、事情があるように
巡査の彼も、母親との間には、キビシイものがあったらしい…

事務的な関係で、接する人であっても
人それぞれ、“ナマ生活”をほじくれば、ナマ生しい事情はあって
そこに、親しみや共感を、感じたりすることもありますよね…

アンソニーは、きりっとしているところがステキで、好きですが
そんなキリリとした風情に、マッチした境遇でありました。


2.カフェでの晩餐


なんだかんだ言っても、皆で、ご馳走をともにするというのは
案外、幸せな気持ちにさせてくれるものだと、思います。
そのまま、無事に、クリスマスイヴは終わるのかな~と思ったら
お爺さんが倒れてしまい、病院に入院!家族一同も、病院へ!


病院には、娘の不倫相手のドクターがいたりして
まだまだ、ドタバタしてくれます。^^;


いいなあ~と思ったのは
家族が、病院のカフェで、食事会の続きのような食事をしたこと☆


病院というだけで、殺伐とした感じになりそうなのですが(汗)
そんな病院のカフェでも、家族が集まって食事するだけで
和やかで、心強くなれそうな光景に見えたのが、良かった☆
お爺さんも、点滴しながら、集合したし(^_-)-☆


▼▼▼


家族それぞれが問題を抱えて――というのは
映画だけではないと思います。^^;
逢うのが億劫な親戚も、いますよね…(汗)


けれど
やはり、ファミリーが一緒に集まるのはイイもんだ!
という映画を見るのは、イイものです^^;
温かい気持ちが、残りますよ(*^_^*)




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映画『キャロル』★ケイトの存在感!アノ表情に引きずられる……

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/167863/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


・キャロル:ケイト・ブランシェット
・テレーズ:ルーニー・マーラ


女性同士の“特別な関係“――ということですが
車の窓越しから見せた、ケイトの表情が
なんとも、切ない哀愁を帯びていたのが、気になっていました。


同性への深い愛情――というと
“同性愛”の一言でくくられ、奇異の目で見られそうですが
私には、大いに“意味のある興味”を、惹かれるものであります。


▼~▼ 以下、内容にふれて個人的な感想です。


▼▼▼


若い娘テレーズが、キャロルと出逢ったときは
キャロルは、離婚調停中で、一人娘のために
クリスマスプレゼントを、買い求めたときでした。


ゴージャスな雰囲気のケイト=キャロルは、
生活に困っていない裕福な婦人、というオーラ全開です。
なぜ離婚に?


キャロルは、娘の名付け親の女性と、“親しく“なっていました。
夫は、そのことを、かなり咎めていた様子です。


端的に言えば
夫は、妻は外に何かを求めず、家で、家族のためだけに居てほしい――みたいな?
自分の思い通りでない妻に、ナン癖つけたみたいな…(ー_ー)!!
(妻が、買い物に出るのも、監視したがる夫もいるし…(汗))


キャロルにしてみれば、
家族で過ごしたいときにも、夫は仕事で不在……
仕事が大切な夫の立場も、よ~~くわかるのですが
虚しさ募る気持ちが、たとえば、友人とのおしゃべりで埋まれば
やがて、その人との時間が、生活や価値観の大きなウエイトを
占めていくのも、うなづけます。
(しょっちゅう、家を空ける!と、夫に、ボヤかれてもですね……)


そんなキャロルに、テレーズが惹かれた理由の1つが
「彼女は、私の話を聞いてくれるのよ!」
自己都合で、先走ってしまう彼氏に、そう吐き捨てて
テレーズは、キャロルと旅に出ました。


自分と向き合って、理解しようとしてくれる人を
探し求めるものだと思います。私もそうです。


道中の宿で、キャロルは、テレーズとの“絆“を
彼女の“肌“に求めました。


↑ソコに関しては、私は同意しかねるのですが(汗)
キャロルは、男性的なアプローチというよりも
私のカワイ子ちゃんを、放したくないかのような……
(わが娘は、離婚関係では、遠ざけられそう――という境遇もある)


テレーズも、好意ありとはいえ、
“まな板の上の鯉“のように、なすがまま……。
自分の“意志“は、まだ定まっていないような”ウブ“さが……


けれど、このままでは、テレーズがダメになるからと、
しばらく、距離を置いたキャロルですが
あるとき、再会します。


↑このシーンは、冒頭で見せたあと、終盤にも、繰り返される。
彼女たちの経緯や心中を知ると、この“再会“が
とても意味のあるものだとわかる。


キャロルは、別れ際に、“今夜の会合“にテレーズを誘うのだが
社交辞令で終わるのか?
テレーズは、ほかのパーティへと行ってしまう……
しかし、そのあとがイイ☆!!!!!


今までのテレーズは、彼氏とも、キャロルとも
まだ、ウブッ娘で、自分というものを前に出してはいなかったようなのですが
ラストシーンで、テレーズは、自らの意志で
キャロルへ、逢いに行く!


そのとき、レズとか、同性愛とか――思う必要はありません。


自分が気持ちを向けたい、と思う人めがけて
まっすぐに、近づいていく――(このカメラワーク良し!)
そこには
自分で生き方の選択をした、頼もしい女性の輝きがありました!


▼▼▼


ストーリー以上に
“ケイト・ブランシェットのキャロル“という太い軸が
あればこその魅力ある作品でした。
あの“気にかけるような、求める表情“には、引きずられるナ~……


私も、男女問わず、好感のもてる方には、惹かれます。
分かり合える関係が、欲しいのです。(*^_^*)



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『完全なるチェックメイト』★光ある神の一手と読めないのは人生の一手


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/164840/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


アメリカ人として初の
チェス世界チャンピオンになったボビー・フィッシャー。(実話)


1972年、アイスランドのレイキャヴィクで行われた
世界王者決定戦に、焦点を合わせながら
ボビーの“人となり“を、見せています。
(と言うか、彼の強い個性=奇行=心の病?の様子です。)


チェスは、よくわからなくても^^;
主演のトビー・マグワイアの鋭い“睨み“に惹かれて
楽しみにしていました!


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.チェスと言えども、米ソ代理戦争(>_<)


「政治は関係ない」 ボビーの言うとおりだと思いますが
国際試合は、代理戦争に、たとえられることがあります。
敵が、ソ連のチャンピオンだと
アメリカ国中で、盛り上がったようです。


(原題『Pawn Sacrifice』とは、為政者には、“捨て駒ポーン“のようなものということらしい)

長く、ソ連の独壇場だった、チェスのチャンピオン。
頂上めざすボビーの意気込みに便乗する、大統領たち。
応援してくれるのは、うれしいですが
勝手に、“国を背負う“責任を、押し付けられても……
負けたら非国民、みたいなことになっても……(―_―)!!


2.そこまで神経質!(―_―)!!


政治はともかく、“勝ち“に行きたいボビー。
試合中の集中力も、ハンパない!(>_<)
いや、プライベートでも、監視・盗聴されていると、恐れまくる……
(確かに、気のせいだけでもないかもしれない。
ウオーターゲート事件という、リアルな事件もあったし)



ホテルでの“物損“だけでなく
自分自身も、追い込まれて壊れていくボビー
この、行き過ぎな感じ!(>_<)
トビー・マグワイアの芯強さとモロさが、絶妙に光る☆


さらに、繊細さは、融通が利かないのと、紙一重で^^;
試合に関連したアレコレが、条件と違う!と言っては、スネ
要求どおりにしなければ、試合しない!などと、ゴネ……(―_―)!!


3.対局の見せ方☆


盤上の対局は、そのままでは地味です…^^;
けれど、
見せ方次第で、すごい心理戦や緊迫感を生み出すもの。
(だから、楽しみだった☆)
アップの駒や、差す手、視線――
映画『華麗なる賭け』でのチェス!ドキドキが、たまらんかったですわァ~!^^;
男と女のせめぎ合い、探り合いは、チェスも然り、男女関係も然り……


―――とは違った緊迫感ですが^^;
ボビー=トビ―のギラギラ感に、引き込まれる。
チェス盤のどこがどうなっているのか、わからないけれど
BGMに任せて盛り上がって、ドキドキする!


邦題から、ボビーの「チェック!」を期待しましたが……
そうなる前に、二人は、先が読めてしまうので
相手が、負けを表示して、ボビーが勝ったらしいとわかる。
(神の一手はよくわからず…。一手一手、解説してくれると面白いかも)


地味だけど、観衆の拍手に包まれて
勝利の瞬間が、ボビー最高の瞬間!となる☆


――しかし、その一瞬の光を境に、
陰っていく、ボビーの人生……orz


▼▼▼


アメリカにとって、チェスの歴史的勝利があったことを知りました。
そんな勝利もですが
プレイヤー:ボビーの、特異なエピソードは、インパクト大で
勝利の紐付け以上に、かなりドラマチックでした。


大きな結果を残す人にも、光だけでなく、
それ以上に、大きな影もあったとは!(>_<)
人生には、神の一手は、なかなか読めないのかもしれません。




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『家族はつらいよ』★靴下だけでなく老妻の心も裏返らないように^^;

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/166267/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

ことの起こりは、老夫婦の離婚問題。
(「お父さんがストレスなの」――には、
わが両親のゴタゴタも、思い浮かぶ……(汗))


深刻で重大な家族問題ですが、
深刻で、リアルだからか、つい失笑してしまう…^^;
あるあるゥ~と共感するのは、心に響くというより
心にグサッと刺さるかもですよ、お父さん……^^;


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼

1.「な~にがヒガイシャよ」(by長男の嫁)


老妻から、離婚届を出された老夫が
「俺は被害者だ!」と、のたまうのが象徴的です。


自分は、妻に何も悪いことはしていない――と思っている。
現役中は、家族のために働いたし、
定年後の悠々自適の今、なぜ、離婚?
なぜ、俺を捨てる??????けしからん!(>_<)
――と思う夫。


けれど、何気ない老夫婦の姿が、物語るんです……(―_―)!!
ゴルフ帰宅した夫のズボンを脱がせて、片づける妻。
お風呂に着替えもお持ちしますよ、とも言ってくれる。
夫が無造作に脱いだ靴下は、裏返し。
妻がそれを拾って、階下の洗濯場に持っていく――

↑コレが、夫婦の当たり前の姿――だとしたら
夫は、何も悪いことをしたとは思わないでしょう……
(私の父の靴下も、母が脱がせていました。殿様です。)


けれど
お世話は、年老いてくると、面倒にもなります。
靴下の“裏返し”も、毎日積み重なると、いい加減、イヤになりますよ…

心も“裏返って”、今まで、黙って仕えてきたモロモロのことが
積もり積もって、ストレスになってしまうんですよ……(汗)


2.老妻の真意


離婚問題を納めようと、家族会議する日に
たまたま、次男が、婚約者を連れてくる。


片や、こわれそうな夫婦。
片や、これから結ばれる二人。~~人生の縮図ですかァ……
家族会議で、皆が、言いたい放題&紛糾するうち
老夫は、倒れてしまいます…….(>_<)


死ぬかも?(>_<)という危機を乗り越えて、生還した老夫は
離婚を受け入れ
「今までありがとう」と言うのですが…….
実は、そういうことじゃないんですよね、お母さん………


たとえば、靴下の裏返しをやめてくれるなど
今まで、当たり前にお世話してきたことを、
気遣ってほしいな、ということなんです。
さよならしたいんじゃなくて
お互いに、いたわり合える関係に、改めてなれたらいいな、ということ……
(俺の面倒が見られないなら出てけ―!という夫もいるが、
そうじゃないのだ ^^;)


かくして、老妻の下した決断やいかに――


▼▼▼


橋爪功さんのひょーひょーとした、ワル親父ぶりが
ニクたらしくもあり、ニクめない可笑しさもあって、面白い(*^_^*)


“(リコン)予備軍”のような長男の関白ぶりや
幸せが、“ウナギ上り”の次男など、大人だけでなく、
“子供もつらいよ“――の三世代家族の、悲喜こもごも。


家庭は、リラックスする場所――とはいえ
共同生活には、気づかぬ落とし穴もありますよね。(汗)
誰かが、不満の塊にならないように
気遣いと感謝は、大切☆(^_-)-☆


PS:映画『東京物語』へのオマージュもよかった。
じ~んとしながら、大切なものが何かわかる気がします。




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『グッドナイト・ムーン』★三角関係の女二人がまあるい家族関係に

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/2616/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原題:STEPMOM

・元妻:  スーザン・サランドン
・夫:   エド・ハリス
・夫の恋人: ジュリア・ロバーツ


製作者でもある↑二人の女優に惹かれて鑑賞しました。
↑この三人関係では、穏やかならぬ予感があります(汗)。


キネ旬のあらすじでは、結末は、継母が実母に近づいた?
というようでしたが、私の印象は微妙に違いました。^^;


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


冒頭は、朝から子供に手を焼くジュリア。
なんでこんなに言うことをきかない子供なの!(>_<)
と思ったら、彼女は父の恋人で、実母ではなかった。(=STEPMOM)


夫婦は別れたからと言っても
恋人と実母が、交代で、子供の送迎する――というのでは
子供の心中も、穏やかではなさそう……
“三人”の保護者がいる生活は、どこに行き着くのかしら……


ふと思い出したのは――
子供の頃の隣家。老舗の大店です。
そこの広いお宅の中で、本妻と愛人が同居しているのを知って
母がビックリしていました。
「二人で、ダンナの面倒(介護?)を看てるんだって」
負担を分かち合う“三角関係”なら、
それなりに、うまくやっていけるのかもしれないけれど
元妻と恋人の間が、当然ながら、ぎくしゃくしている本作では
どうなっていくのかと……(―_―)!!


そうしたら、元妻にガンが見つかる……
しかも、治癒がきびしそう……orz
ここで、これまでの日常が一変する。
その人との接し方も変わる。


それまでは、夫や子どもを挟んで対峙した
女の敵同士だったと思われますが(汗)
余命の厳しくなった元妻に対して
愛人は、病人へのいたわりに加えて
愛する者を残して逝かざるを得ない“同性”に共感する者として
同じ側に立ったと思われます。


元妻も、今後、子供のことを託すことになる愛人には
子供とうまくやって、幸せに生きてほしいと願うもの。
そのために、愛人の長所を見つけようね、と子供に諭し始める。
愛人のお気に入りの歌を、自分も踊りながら歌って見せたのは
敵対ではなくて、同じ穴のムジナ?^^;のつもりかと。


すでに別居していた元妻が、完全に、この家族と訣別していたら
どうだったろう……
段々、きびしくなる闘病生活を、一人で過ごすことになっていたら
どうだったろう……


また思い出したのは、
すでに離婚・別居済みの義叔母のこと。
離婚後、元夫が末期のガンだとわかった。
義叔母は、もう関わりたくないと思っていたようですが
子供たちの負担を考え、
通院の送迎や入院の付添など、したそうです。
戸籍上は他人なので、難しい面や迷うこともあったようですが
見捨てたようにならず、最期まで、家族として、
元夫に付き添えたことは良かったと、思っていたようです。


作品の彼らも、元妻を“家族”として
最期まで支えていこうとする笑顔で、終わりました。


愛人が“継母“として実母(元妻)を引き継いでいく――
ということでもあるのですが
義叔母のことがあったので
私は、1度、家族関係が断たれた人も、孤独でなく
新たな家族の一員として、最期を迎えられそうな結末なのが
良かったな~と思ったのでした。


▼▼▼


泥沼っぽい三角関係が、どうなることかと思いましたが^^;
人が、命に限りある存在と認識されてから
まあるい流れになったのが、魅力的に映りました☆


やさしい光を感じさせるような邦題は
気が利いてますね(^_-)-☆




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テーマ : ヒューマン・人間ドラマ
ジャンル : 映画

映画『カプチーノはお熱いうちに』★永遠の愛へと切り返すのでシートベルトを(^_-)-☆


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/167897/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

英題 『FASTEN YOUR SEATBELTS』
(カプチーノも雰囲気は良い(*^_^*)


始めは、コメディタッチの人生ドラマかと思っていましたが
さにあらず。
最悪な始まりだった男女(エレナとアントニオ)が、恋に落ち、家族になり
その後の“出来事”―――までは、よくある設定かもしれない。
けれど、
終盤、“切り替えし”してからの運び方が、とても良い☆
そう来たかァ~(*^_^*)


▼~▼ ネタバレして雑感です。


▼▼▼


1、恋に落ちる


エレナとアントニオの出逢いは、どしゃぶりの中
最悪な状況で。
“最悪“でも、インパクトを残すもので
恋の始まりは、ソレもありなんですが……^^;


エレナが、アントニオに落ちた瞬間が、印象的です。
それは、彼が、難読症だと知ったとき。


それまでも、コンニャローと思っていながら、実は惹かれていたエレナ。
けれど、“最悪”な部分が許せなくて、自分の気持ちを抑えていたよう。
しかし、彼のハンディ的な要素を知った時
ただ、コンニャローと強気で攻めるべき人ではないと感じ
彼を愛する気持ちに任せ、彼のバイクの後ろに乗って
そのまま、恋に落ちたエレナ……
(監督いわく~人の弱さを認めて受け入れたとき、愛が深まる)


その思い出の海が、本当の意味で、二人の始まりのよう☆←ココ大事


2.13年後


二人が出逢った頃、エレナは、ゲイの友人とカフェを起業していました。
場面は、いきなり13年後のカフェの賑わいへ。
(↑飛び過ぎ?と思いますが、ここはこれでいいんです)


そして、13年の年月は、二人の子供に恵まれた一方で
距離やズレが生じて、ピリピリした夫婦を作り出していました。
もう限界か……と思いそうなある日
エレナに、乳がんが見つかりました。
―――と言うと、ああ、家族で支え合って、
いい終わりを迎えるんだって思うでしょ?^^;


多分、予想している展開ではありません。
あるいは、“いい終わり“とはどういうことでしょうか……


闘病中のエレナの描写をしながら、その先のエレナを案じつつ
あえて、13年前に戻ります。
そして、すっ飛ばしてきた日々をたどるのです。


今、困難なときにあるとき
目の前にあるのは、今の困難だけ――と思ってしまい
この先の将来(命)が続く保証はなく、絶望の淵に立たされた気持ちに
なってしまうことも、あると思うのですが…….


思い出を振り返れば、きっと、幸せだったときがあって
涙が出るほど、大笑いしたこともあるはず。
原点に戻ることで、未来に絶望を見なくて済むような気さえしてくるのです。


3、あの海は永遠へと


お互いの想いを、初めて確かめ合った海への道すがら
バイクの二人に、ぶつかりそうになった車がありました。
それは、13年後、
闘病中のエレナを乗せたアントニオの車だった――ということなんですが……


タイムスリップが、作品の意図かどうかはわかりません……
しかし
そこから、物語(映像)の主語は、13年後の二人でなく
始まったばかりの二人になりました。


困難は愛を深める――とはよく言われることですが
その愛は永遠――ということでもあります。


二人の愛は、この海で、輪廻のように終わらないのだ――
(エレナの病気はどうなるのか――は、もはや昇華してしまうと言いましょうか…)


▼▼▼


英題の「シートベルトをしっかりと」が気になるのですが……


愛の二人乗りバイクのことではなさそうだな……と思いながら
シートベルトは、二人の愛のことか?と思ったり……
命を守るシートベルトは
あなたを大切に想う――ということでもありますもんね(^_-)-☆





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『汚れなき悪戯』★衝撃の結末は奇跡か悲劇か感動か…

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/2823/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


映画『母と暮せば』のラストを見たとき、
この作品のラストシーンの“母と息子“を、思い出しました。


息子は、かわいいマルセリーノ坊やです。
(音楽の教科書にも、『マルセリーノの歌』がありました)
マルセリーノ坊やの、あどけない無垢の可愛さをメインに進みますが、
この可愛さあまって、衝撃かつ感動の結末になるという……(>_<)


▼~▼ ネタバレして雑感です。 (記憶違いはご容赦を)

▼▼▼


ある修道院が、地道に建立されていき、修道士も増えてきたある日
門前で、捨て子が拾われます。
子供は、マルセリーノと名付けられます。


建設的な始まりから、発展し、生活が軌道に乗ったところで
生き甲斐の希望のような命=赤ちゃんが現れる――


↑何気ない日々の生活が、子供の存在で、楽しく生き生きする。
修道士たちが、マルセリーノ~マルセリーノ~と気にかけて
愛情を注いでいる生活は、質素でも、気持ちの豊かさを与えてくれます。


とはいえ、マルセリーノ君は、やんちゃなので
おイタをしたり、修道士にあだ名をつけたりして
茶目っ気たっぷりなんですよ。
そんなマルセリーノ君は、修道士たちに、たくさん可愛がってもらって
幸せでよかったな――と思うのですが……


12人もの修道士たちに可愛がってもらっても、あるときから
マルセリーノ君は、“お母さん“という存在を知り
お母さんに逢いたい、と思い始めます。


納得させるつもりだったか、ある修道士は、マルセリーノ君に
お母さんはキレイな人で、今は、天国にいる――みたいなことを言ったかと。
(捨て子だから詳細はわからないはず…)


そんなある日、マルセリーノ君は、入室禁止部屋に行って
キリスト像を、見つけてしまいます。(逢ったというべきか)
そして、空腹のキリスト様のために、パンとワインを
人目を盗んで、持ってきてあげます。


キリスト様も、そこまでしなくていいよ、とは仰らずに
召し上がった……しかも、何回も……(像なのに?……)


そんな恩義に応えようと、キリスト様は
マルセリーノ君に、望みを叶えようと仰います。
マルセリーノ君の望みは、ただ1つでしょ☆
死んだ(らしい)お母さんに逢いたいでしょ☆
―――――と言うことは………….


マルセリーノ君は、キリスト像のそばで、光に包まれて
亡くなっていました……orz
“光に包まれた“ということで、☆奇跡☆ムードを醸し出し
感動の結末、ということになるようなのですが……


すみません。
私は、この結末に納得しておりませんのです…….
これでお母さんに逢えるから良かったね――なんて、可愛そうで言えない……


『母と暮せば』の母は、もう瀕死の状況で、ああなったわけですが
マルセリーノ君は、元気だったのですから!
(『フランダースの犬』のネロ少年も、可愛そうで見ていられない……)


孤児のマルセリーノ君が、母と、家族で暮らしたいと言うのだったなら
ルイスと未来泥棒』のように、
大人になって家族を作って暮らす、という可能性もあったはず。



少年の願いを叶えるための“奇跡“というより
この“悲劇“に、愕然としてしまった記憶が…….orz



▼▼▼


“マルセリーノの奇跡“を称える、村人の伝承として始まり、
人々の記憶に、生き続けていく――
という終わり方だったと思います。
そこに、救いがあるのかもしれません。




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『海難1890』★日本とトルコの時を越えた真心を忘れないように

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/164562/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


1985年、イラン・イラク戦争のとき
トルコの旅客機が、テヘランから邦人救出してくれました。
ポスターのコピーにあるように、その“理由“は、95年前、
和歌山沖での、トルコ軍艦エルトゥールル号の遭難救出にあったということです。


当時、和歌山の漁村の皆さんが、命がけで、誠心誠意
瀕死のトルコ人の皆さんを助けた話を、初めて知ったとき
この素晴らしい事実が映画になって残るといいな、と思っていました。


1890年と1985年の2つの時代を見せていますが
タイトルにあるように、
1890年の海難事故の惨事の大きさと、懸命の救出に重きがあります。


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1、海難事故(>_<)


和歌山沖で、台風に見舞われてしまう、エルトゥールル号!
(劇中にはありませんが、トルコが、わざわざその時期に帰還を急いでいた政治的理由も
あったらしく、人災?の側面も否めないらしい。)



荒れ狂う海の前には、(軍艦と言えども)帆船は、葉っぱのような頼りなさ……
海は怖いわ……
もっぱらボイラー頼みとなった果てに、水蒸気爆発を起こした船は大破し、
乗組員は、投げ出される!


爆発音を聞きつけた村人が集まり、崖の下を見ると
磯には、なんとたくさんの人間が!!!!(>_<)


それが、夜中だったので、今のように明かりも乏しい中
できるだけ火を集める村人。
救出するにも、手当するにも、やりにくかったと思います。
それでも、我がことのように、懸命に尽くしてくれる人の姿には
心打たれるものがあります。


村人は、裕福なわけではなく、その日の漁でその日を暮している
文字通り“その日暮らし”。
なのに、漁よりも、救助や遺留品捜しを優先してあげた、というのですから…….
なんて、いい人たちなんでしょう……
(自分の生活も大事だ、と言う人もいて当然ですが、その人も納得してくれる)


“貧者の一灯“という言葉がありますが
心豊かな村人の真心は、本当に尊い!と画面の端々から感じられます。


2.生き残った大尉のこと


仮死状態のところ、ハルの蘇生で命拾いしました。
が、彼は、生還したがために経験する苦悩を、体現します。
(一見、ハァ?と思ってしまうのですが^^;)


彼は、何百人という乗組員を失ったのに
(将校である)自分が生き残ったことに、罪悪感を感じたようです……
命を分ける惨事があったときに
生存に対する感謝より先に、苦悩を感じてしまうこともあるのだと思う……


逆に
それだけ、皆と一緒に、すごい目に遭ったということでしょう……
トラウマは責められません……


村人からの貴重な食べ物を、わざと、土にはたき落としたときには
なんてことを!(>_<))と思いましたが
トラウマは責められません……orz


村人が、遺留品をきれいにしていたときも
盗んだ?と。悪く誤解してしまいますが
気持ちに余裕がなかったのかも……(かばいきれない…)


月と太陽の兜飾りを、海に投げたときには
せっかく村人が回収したのにもったいない!(>_<)と思ってしまいましたが
アレは、村人の真心のこもったものを、海に眠る仲間たちへの慰霊として
投げたのでしょう………………….


そんな大尉ですが、帰還するとき、村人に深々と頭を下げたのには
胸が熱くなりました。
命を助けてくれた真心と、心の傷を和らげてくれた真心――
村人も、大尉の心が健やかになってくれたことも、喜ばしかったと思います。


3、テヘランの邦人救出


作品でもはっきり述べていますが、この“美談”には
日本が日本人を見捨てたから――と言う事実があります。


95年前の日本人の恩を、トルコの方が気に留めて下さったから
日本人を優先的に、飛行機に搭乗させて頂けましたが
それがなかったら、テヘランの日本人は、どうなっていたでしょう……


民間機のJALには、危険地帯への航行はムリと言われてしまい
当時、自衛隊に期待が集まったと思いますが
自衛隊の海外派兵につながるからとの、反対の声があり
国会での了承云々などと、タイムリミットを無視した話があったと思います。


色々な考え方があるとは思いますが
地球より重い人命を考えると、私は、納得できませんでした。
(政治やイデオロギーでなくて救命の話をしてるんだよッ!と思いました。)

個人的には、美談のほかに
このことも、覚えておきたいところです。


▼▼▼


世界には、こちらが、仲良くしようと思っても
その気のない国々もあります……orz
殺戮や蹂躙を繰り返す者たちも、います……orz


民族や宗教、価値観が違えば、
わかりあえるはずなんて、ないのかもしれない……orz


けれど、このエピソードには、本当に感激です。
人が忘れてはいけない“仁義”を感じる。


ラストには、トルコ大統領のコメントもありました。
両国の友好を、大切に☆




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『華麗なる激情 』★C.ヘストンでミケランジェロを見る至福よ\(^o^)/

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/13842/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原題;THE AGONY AND THE ECSTASY
ストーン原作:『苦悩と恍惚』より

ミケランジェロ : チャールトン・ヘストン ←とても魅力☆
教皇ユリウス2世 : レックス・ハリソン


ミケランジェロと教皇――
良きにつけ悪しきにつけ、こすれ合うような二人の関係を軸にして
システィナ礼拝堂の天井画を描いたミケランジェロを
ヘストンの存在感で、生生しく
大きく!熱く!炙りだした作品でした。


ヘストンは、誰を演じても、その人の人生に、肉迫するように見せてくれます。
ミケランジェロも演じてくれて、本当に嬉しい!\(^o^)/


彫刻家:ミケランジェロが、ひょんなことから
教皇から、天井画の依頼を受けます。
(一部では、画家でないミケランジェロに恥をかかせるため?などと言われる)
ミケランジェロも、始めから思うようには描けず
あるとき、描いた絵を、塗りつぶしてしまう……



▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1、酸っぱいワインは捨てろ!


飲み屋で飲んだワインが、酸っぱかったのを指摘したミケランジェロ。
味を確かめた店主は、ためらわず、樽を開け放つ。
もったいないと思いつつ
まずいワインを廃棄した店主の潔さに、ミケランジェロも吹っ切れる。


そして、描きかけの天井画(十二使徒)を、塗りつぶすミケランジェロ。
納得できなかったのは、何故か?
ミケランジェロは、何を、描こうとしていたのか?


天井画の苦労は
姿勢が大変とか、絵の具がしたたる――などというだけではないのが
わかります。


2、アダムの創造


なかなか完成できない天井画に、業を煮やす教皇。
(そのくせ、賃金未払いで、さらに、家賃を請求する教皇 (>_<))
ブラックな環境で、教皇との関係が悪化したミケランジェロは
解雇されたり、逃亡したり……指名手配もされたり……orz


そんなとき、逃亡先の高台で見た空と雲――
広大な自然の中に
ミケランジェロは、神の姿を見た。


雲が見せたのは、『アダムの創造』(←E.T.のポーズ)
それまで、ミケランジェロも、美しい人間社会に生きていたわけでなく
自分も含めて、人間の醜さに、辟易していた部分もあったよう……(汗)
しかし、ミケランジェロが、広大な空に見た神の姿は
怒りや嫌気などネガティブでなく、
喜びや祝福を人間に与えた、ポジティブな存在でした。


神が、自分に似せて、人間(アダム)を創造したのなら
人は、本来、邪悪な生き物などでない。


“アダムの創造“に、自分を含む人類の可能性を託すかのように
ミケランジェロは、再び、天井画製作に打ち込みます。
十二使徒~人間の羅列~でなく、“創世記”をテーマに
ダイナミックに、生き生きと、人物を描いていく――
↑この様子は、心を掘り起こされるような感動があります!


3.仕事で生かされる


そんなこんなで、意欲はあっても、劣悪な環境でのムリがたたって
ミケランジェロは、倒れてしまう………orz


教皇ゆかりの女性(友人)に看病されて、回復しつつあるとき
教皇は、敢えて言いました。
ミケランジェロを生かすのは、愛(看病)ではなく仕事だと。
(注:雇い主である教皇がストレスになっている節はあるのに……(―_―)!!)


気は心。
天井画の完成に向けた意欲が、ミケランジェロに生を吹き込み
彼にしか描けない最高の天井画が、完成していく!


(その後、教皇が瀕死のとき、今度は、ミケランジェロが、
教皇を刺激することを言って、教皇は、思わず、床から起きだして回復。
気持ちは大事です(*^_^*))


▼▼▼


彫刻家ミケランジェロの偉業を、冒頭で讃えながら、
画家としての、彼の苦悩と激情、
彼ゆえの、とてつもない打破の結実に、とても感動しました。


C.ヘストンで、このミケランジェロを見られて、本当に良かった☆(*^_^*)





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映画『コードネーム U.N.C.L.E.』★ナポレオン・ソロ、カッコよく復活始動(^_-)-☆

T0017905q.jpg



作品について http://cinema.pia.co.jp/title/167451/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


第二次大戦後、戦争は終結したといっても
独ナチスの残党や、米ソの冷戦といった新たな火種に
世界の緊張は、ことかかない……汗


そんな中、米ソのスパイが協力しあう!?
混ぜるな危険!(>_<)←このコピーに惹かれた^^;
――と思ったら、これは、
懐かしいナポレオン・ソロの復活版でした\(^o^)/  参考→コチラ


・CIA~ナポレオン・ソロ :ヘンリー・カヴィル
・KGB~イリヤ・クリヤキン :アーミー・ハマー



古い時代設定なので、ハイテクはありませんが
オーソドックスなスパイもののハラハラ感を、楽しみました。
スパイものは、策略でナンボ、騙してナンボですもんね。


イケ面2トップと美女――ビジュアル的にも良い☆
ヒュー様も、さりげなく良い☆


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼


東ベルリンで整備工をしている美女:ギャビー。
ナチスで核兵器開発に携わっていたらしい彼女の実父が、
行方知れずになっていたので
米ソは、テロリストに拉致されたとにらんで、捜索。


その利害が一致したために、スパイも協力。
当初は、殺し合い?していた二人が、タッグを組んで
ギャビーの叔父さん(UNCLEとは関係ない)を、イタリアに、訪ねることにする。


そんなギャビーを、東ベルリンから脱出させるのが、命がけ。
壁があったし、周囲には地雷原……
ずっと続く長い壁が、当時を、よく象徴しています。


その叔父さんがらみの大富豪の下で、
ギャビーの父は、働かされていそうなので、救出を試みるスパイたち。
しかし
その叔父さんに捕まり、彼の発明した器具で、拷問されるナポレオン・ソロ(>_<)
なんとか切り抜けたあとで、ソロの思うことが良い。


実は、ソロは、泥棒その他の犯罪者。
ただ罰するよりも、その才能?を生かしたほうがいいとの判断で
スパイになっています。^^;


もし、この叔父さんを当局に渡したら、服役後は、無罪放免あるいは
自分のようにスパイ利用されてしまうかも……と案じる。
この叔父さんの拷問器具の発明は、スゴイ?(汗)かもしれないけれど
イカレぶりが、野放しになるのはいかがなものか……
と思うものの、叔父さんは、その後、スゴイことになる……(滝汗)


▽以下、ネタバレ注意 要反転 ▽
▽▽▽


美女ギャビーは、実は、イギリスのスパイ!
米ソのスパイを手玉にとって、テキに情報を流し、味方だと思わせ
監禁されていた父親に逢います。
けれど、それは、見せかけの裏切りで
米ソのスパイと、結局は、合流。
しかし、米ソは所詮、敵同士。
任務完了後は、お互いを殺し合うこともアリ……
やはり、混ぜるな危険か!(>_<)


―――そこへ、ヒュー様登場!☆
イケ面2人と美女で、新チーム(UNCLE)が結成されて終わります。

▽▽▽

▼▼▼



ということで、これは、序章。
冷戦時代のスパイものを
私は、ナポレオン・ソロのビジュアル狙いで、
カッコイイ続編に、期待大です(^_-)-☆





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