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映画『渇水』☆上流からヒタヒタに潤ってほしい!(^^)/

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/380197
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・岩切: 生田斗真☆  水道局員(停水執行)
・木田: 磯村勇斗☆

水不足の酷暑。
4か月滞納の給水を、止めて回る岩切たち。
その1つ、小学生の姉妹の家も
遂に、止めることになった-

子供の家の水を止めたら気の毒だから
見逃してあげましたーというわけではなく
停水する岩切も、私生活は渇々(カツカツ)だというのを
言い訳にするわけでも……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ?) 違うときスミマセン
▼▼▼

1.姉妹の困窮 ( 一一)

姉妹は、父が失踪後、夜な夜な日銭を稼いでいた母が
遂に、家出してしまった!(電気はすでに止められて)

ほかの未納の家は、杜撰かズルいかで
水を止めるかどうかでなく、支払うかどうかの問題だとしたら
姉妹の状況は
水を止める止めないのレベルでなかった……

失踪する父に、生活力にとぼしい母、どうしたら…orz
岩切は、生活保護の申請を勧めるが
親との関係が悪いとかで、母親は拒否した。
自力でなんとかしようとするのはよいが
子供(姉妹)に対して、責任が持てないのは、ダメですよ…

見かねた、回覧板オバサンが、おせっかいを焼いて
姉に嫌われますが(汗)、オバサンの気持ちはわかる…
言い方はよくなかったけれど
あのまま見過ごせないのは、人情だョ……

親が頼りなく、電気も水も止める大人のシステムの中で
頼れる者はいないと感じる、姉のカツカツの状況が苦しい……
かといって、働けるわけでなく
万引きでのその日暮らしは、絶望的だ……orz
万引きの現場を見た岩切は、いたたまれず
お金をわたそうとするが………
ソレは、その場しのぎでしかない。

日照り続きに、じょうろでチョロチョロ水をやっても
焼け石に水……( 一一)
根本的には、“川の上流”から考えたい…(^^)/
母親は、中卒だから就職先がないと言っていたが
姉妹も、その場しのぎの生活でなく
進学して、将来につながるような生活が、望ましいかと☆(^^)/

(最終的にいくことになる、児童養護施設ですが
そこで、衣食住が足りて、幸せに暮らせているお子さんもいます。
ただ、生活が足りているというだけでなく、私には
自分のために誰かが、世話をしてくれる環境のあることが
大切に思えます。
そこに愛情があると、感じられると思うので☆(^^)/)


2.モデルガンでテロ?( 一一)

生活が本当に、カツカツの人の停水をするのは
良心がとがめそうで、キツイ役目だと思う……
水はタダでいいじゃないかと、木田が言ったが
(諸経費はかかるから、空気や太陽のようには…)
岩切も、そう思い始めたようで
子供が遊んだモデルガンで、ダムの占拠テロをして
水をタダにする要求をしてみようなどと
木田に、冗談まじりに言う。

(ちなみに『太陽を盗んだ男』を思い出した!
アレは、水でなく、太陽(核?)を手中に入れての
要求でしたが(^^♪)

雨水を貯めるのだと、タダでいけそう……(^^♪


3.雨降って(地固まる)プールに水たまる(*^^)v

ダムのテロといかなくても
岩切は、雨が降らない、水を出せない(停水)という
この状況に“渇“ならぬ”喝”を入れるかのように(?)
公園の停水を解除し、大切な水を
ジャージャービシャビシャ、まき散らした!!!

↑ホントは、ダメなんですよ。もったいない……( 一一)
法は法、正義は正義…………
だけれども
本当に悪いこと、もっと悪いモノがあるから
一回、ブチかまさないと、収まらないんですよね!(^^)/

そうして、姉妹たちの哀しみや怒り、苛立ちetc.
それらを洗い流すかのように
雨が、降ってきた!!!!!!
ああ、この奇跡のカタルシスよ!(^^)/

姉妹も、念願のプールに飛び込めるときが!\(^o^)/


▼▼▼

実は、岩切のタバコ、イヤだったんですよ…( 一一)
でも、水と火、という対比のほかに
彼の人物背景への、意味があったんですね(汗)。
彼の“渇水”にも、ラストには大波(海?)が来るようで
よかったよかった。(^^♪

願わくは、水は上流から解決して
根本的に、幸せになってほしいナ☆(^^)/




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』☆一生さんの佇まいがとても良き(^^)/

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/386405
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・漫画家・岸辺露伴 高橋一生☆
・編集者・泉: 飯豊まりえ


原作未読ですが、ドラマの露伴(一生さん)の
エキセントリックな風情が、どこかレトロなムードで
気に入っていました♪
アノ露伴に、”ルーヴル”を重ねるとは!(合う(^^♪)
そして、露伴が
“この世で最も黒い絵“を求めるとは!(気になるゥ~(*^^)v)
しかも、最も邪悪な絵と!(ミステリーの香り)

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ) 違うときスミマセン
▼▼▼


1.露伴がルーヴルへ

漫画家デビューまもない頃、ある女性(奈々瀬)から聞かされ
興味をもっていた“最も黒い絵“を
オークションで入手した露伴だが
自宅を襲われ、絵の裏を荒らされる。
どうやら、その絵の“もと絵“は、絵師:仁左衛門の作で
今は、ルーヴルにあるとわかる。

ルーヴルに向かった露伴♪

露伴=一生さんの風情・たたずまいが
なんかもう、いわくつきで(イイ意味☆)
こだわりあり、ひとくせある漫画家先生に
ピッタリなんですよ!(^^)/

カジュアルな恰好の来館者に
「ルーヴルへの敬意が足りない!」との説教も
露伴センセイなら、納得のアリでしょう!(^^)/

そして、ルーヴルでも、♪ヘブンズドア♪
人の心を、本にして読む、露伴ならではのシーンあり。
(正直、あの“本“のパラパラめくりは、ページの厚さに違和感あるのだけど(^^♪)

模写OKのルーヴルですが
奥の(隠し)倉庫で、模写でなく贋作製作が行われていたらしい。
(が、真相のメインはそこではなく(^^♪)

奥の倉庫にあった、“黒い絵“を見た人たちが、取り乱し。
死に至らしめるほど!
その絵の“怨念“が、見た(触れた)人の”後悔”を
呼び覚ますらしい………..(見てもナンともない人も?(^^♪)

露伴も、“誰か“に襲われ、”誰か“に助けられるが
一体、何がどうした??という感じで
謎の闇に入っていく。


2.黒い絵  ←超気になるゥ~(*^-^*)

黒といっても、何通りもあると言われマス。
最も黒い黒は、炭なのだそう。
イカ墨は、真っ黒のようでも、あれはセピア色と、

仁左衛門が、やっきになって、こだわりの色を求める姿は
個人的に、大好き☆(^^)/
凡人の私には違いがわからないところにこだわって
濃い黒・深い黒を求めるのが、好き☆(^^♪

(仁左衛門は、一生さんが二役☆
端正かつ絵への情熱の姿が、良き☆
一生さんを二倍、堪能できます!(^^)/)

仁左衛門の妻(奈々瀬)が、御神木の黒い樹液を見つけ
仁左衛門は、それで描く。
(その樹液は個人的に、のり佃煮みたいな感じ…

しかし、“御神木“であったため、咎められ
役人とのいざこざで、妻を殺された仁左衛門は役人を殺し
返り血のように、樹液の黒まみれになりながら
感情を絵にぶつけた!


3.黒と闇

露伴が若いときに出逢った女性も
仁左衛門の妻も、奈々瀬。
(生まれ変わりのように、木村文乃さん二役)
因縁の強さは、仁左衛門の妻の実家は、露伴の先祖。

絵の黒は、見た人の心の闇を写すのに、絶好の設定です。
黒は、拒絶する強さがありながら、一方で
否応なしに、深くひきずりこむ強引さもある色。

人が、自らの罪や後悔を見つけてしまうには
うってつけなんでしょう……
のみならず、ココでは、親族?の因果まで背負うらしい…

血縁、血の呪いなどと言いますが、それが赤なら
ココでは、黒の因縁か。
それほどまでの、“黒い絵”の“黒”とは、どんなだろう。
すごく見てみたい!(^^)/
見たら死ぬかもしれないほどの“呪縛“を背負うのは
やはり、究極に真っ黒な黒が1番なのだろう。


▼▼▼

一生さんの露伴は、適役☆
ナニ様ムードも、スタイリッシュでピッタシ☆(^^)/

“人間の手に負える美術館じゃない”(by露伴)
そんなルーヴルが舞台なのも、とても良き☆(^_-)-☆





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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『銀河鉄道の父』☆役所さんの「雨ニモマケズ」に泣く(T_T)

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/384810
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・賢治の父: 役所広司☆
・宮沢賢治: 菅田将暉☆


役所さんと菅田さんに期待して鑑賞☆(^^)/
宮沢賢治さんでなく、お父さまに着目というのに
興味をひかれます!(^^)/


▼~▼内容より雑談です。
▼▼▼

子供の頃にふれた賢治さんの印象は、
畑と文学。
いわゆる作家とは違って、農民作家?と紹介した文もあったかと。
農業とともに生きて、若くして亡くなったー
くらいしかご本人のことは知らない私………orz
農家のお生まれと思ったら、実家は質屋の
長男でした。(跡取り)

冒頭から
列車内で、息子(賢治)の誕生を喜ぶ父の姿が、良き☆
それだけで、もう胸アツな私………
当然ながら、親は生まれたときから子供が大事☆(^^)/

賢治が腸炎で入院したとき、付き添った父。
これは、重要な案件でしょう!(^^)/
どれだけ心配して大切に思ったことか……

そうやって、ああやって、手塩にかけても
子供は、わが道を行く………………
それが成長というものかもしれないけれど
賢い賢治は、賢い分、考えが深くて
黙って家業を継ぐことに収まらず
農民の暮らしについて考え、悩む……………

(お釈迦様も、王子という身分で、悩まずに王位を継げたのに
生老病死、人の苦悩について悩み、城を出たことに似るような…)

(お釈迦様のご縁かは知らぬが)
日蓮宗に傾倒する賢治。
ソレが悪いとはいいませんが、実家の宗派と異なるし
人騒がせなパフォーマンスになってたし………orz
(私の実家のほうでも、冬になると、あの太鼓を叩きながら
寒行をして回る一団がおられて
た〇りが来たなどと言って、脅える子供だちもいた……)

進学もさせ、お金も出した父。
けれど、愛する長男は、質屋を継ぐ感じではない………
親は、子供が跡継ぎだから大切にするわけではないし
子供が大きく成長してくれるのはうれしい…
でも、やはり、自分の分身のようで
自分の命や生活の“続き“を、つなげてほしいものだ………

菅田さんの賢治像がイイ☆
実直で、こうと決めたら譲らなさそうな強さ。
それでいて、にじみ出る優しさ、温かさ…

そして役所さんも☆
懐が深くて、存在の大きい父親が
わが道を行く息子に
ため息をつくような表情を、感じさせる横顔が
とてもとても、胸に切なくてイイ………………..

物語や詩を作ってあげた対象だった妹が
若くして、結核で亡くなったあと
賢治も結核にかかってしまった!

その頃は、文筆もしながら
農家の方に、農業を教えていた賢治。
(私の家の畑にもスギナが生えるところがあって
酸性土壌だったか!(>_<)賢治さんから教わる。)

離れの一人暮らしがムリになり
家族のもとで、看病されることになった賢治。
父は、病気が間違いではないかと医師に詰め寄ったが
この気持ちを思うと、本当につらい……
娘も亡くなり、長男まで死を待つ身とは…………orz

そうして、いよいよ臨終近いとき
父は賢治に「雨ニモマエズ」を、大声でそらんじてきかせた!
息子の作品を暗記したのは、何度も読んだから。
何度も読んだのは、それがいとおしかったから。
(ただ気に入ったというのとは、意味と重さが違う)
大切な息子の生み出した作品だから…………
涙でいっぱいです…………….

そうして、旅だっていった賢治…………
なのだが
亡くなった妹と賢治と父と3人で
銀河鉄道に乗っているラストシーンがイイ………

冒頭の、賢治が生まれたときの列車と呼応して
人生・命を、父の愛で大きく、ぐるっと包んだ感じ。
賢治の作品とともに、永遠に終わらない世界へ
つながっていく感じで…………………

ところで(余談です)
先日、花巻の温泉に行きました。
花巻と言えば
宮沢賢治も、このあたりで生まれたんだな~と思っていたら
大谷さんという名前を、何件か見つけました。
そういえば、大谷翔平さんも、花巻東高校だったか…
このあたりの空気を吸って、生活してたんだね…などと
しみじみ……(*^-^*)


▼▼▼

宮沢賢治の作品が、広く知られるようになったのは
彼の死後だそうです。
(文筆で食べていたわけではなかったと)
作品を、彼は“.自分の子供“だと言っていた。
たくさんの子供たち
世に送り出してもらって、よかったよかった☆(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『楽聖ショパン』☆祖国ポーランドを思うショパン

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作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/4375
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・フレデリック・ショパン
・エルスナー教授:  ショパンの師
・ジョルジュ・サンド: ショパンの恋人
・コンスタンシア:   ショパンに祖国の土を贈る


かなり脚色されているようなので、話半分として。
ショパンと祖国ポーランドに焦点を感じました。

ショパンの師:エルスナーが、個人的にはツボ☆
彼は、ピアニストとしてのショパンを売り出すべく
尽力するが、コミカルな風情が良き☆
ドンと構えた大らかな存在感が、かなり印象的☆


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

どんな才能も、それを開花する機会がないと始まらない。
エルスナーは、天才的な弟子のため、尽力する。
ココゾというときは、押す!(^^)/

ショパンはショパンで、ピアノで聴かせる♪
名曲の数々が、次々流れるのも良き☆
聴いているうちに、気持ちも高まって
心ふるえて涙出てくる……

劇中では、ショパンは、ポーランド市民に圧力をかける
権力者に背いたため、パリに“亡命“する。
(その際、コンスタンシアから祖国の土を渡された。
彼は、子供の頃から、ポーランドのために
何かしたいと思い、集会にも参加していた。)

外国にいても、心にあるのは、祖国。
民族楽曲:マズルカやポロネーズを作曲していたのは
ただ情緒的な“ピアノの詩人“とは違う
信念のような強さを感じるものがある。

演奏旅行の続くある日、ショパンは
リストに同行していた女性:ジョルジュ・サンドに出逢った。

ジョルジュは、男尊女卑の時代に抗うように
自分を貫いてきた女性。

ショパンの才能を作曲に専念させるべきだと
考えたジョルジュに合わせるように
ショパンは、エルスナーから離れ
彼女とマヨルカ島へ“逃避行”した。

~中略~

ポーランド情勢が不穏となり
コンスタンシアが、ショパンに資金援助を求めてきた。
エルスナーも、才能を祖国のために使えと
コンサートツアーの開催をうながすのだがーー
その頃、ショパンは体調を崩し、演奏する体力もきびしい…

そのときのジョルジュの言葉が印象的だ。
(本当にそう言ったのかは……)
死にそうな体のショパンにツアーをやめさせるべく
“見捨てろ”と切り捨てた。
それだけ聞くと、冷たい女だなとなりますが(汗)
妻が、夫か夫の祖国かと問われたら
夫の命を守るように動きますよね……

けれど、祖国への想いを抱いていたショパンは
体に鞭打って、コンサートツアーを敢行し
祖国の同志への軍資金を作った。
(そんなとき、アンコールを言わないでほしい…( 一一)
弾き終わったときは、全力使い果たしてるんだから……汗)

そんなこんなで、瀕死のショパン。
最期にジョルジュに逢いたいと言ったが
断わった彼女…………

ああ、最後くらい逢ってあげたらと思うけれど
自分の意見に耳を貸さなかった彼への意地か
あるいは
悲しみを残したくない彼女の弱さか……


▼▼▼

英雄ポロネーズも
木枯らしのエチュードも
何度きいても、いつ聞いても、イイ☆\(^o^)/
心に大きなものが押し寄せて、涙が出て来る。

実際には違いそうなストーリーでしたが
次々に演奏される楽曲からは
ショパンの祖国ポーランドへの想いが、伝わるよう。

楽譜だけではわからないショパンを感じるのに
良き♪(*^^)v



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『グッバイ・クルエル・ワールド』☆殺しと血まみれ良き音楽とニクイ銃声

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/381663
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

★アンザイ: 西島秀俊☆  元ヤクザ 妻の実家の旅館を立て直す
★ハギワラ: 斎藤工   闇金
★ミル: 玉城ティナ ラブホに出入りする風俗嬢
★ハマダ: 三浦友和   アンザイに仕事を頼む
★ムトウ: 宮川大輔  ミルの彼氏
・ハチヤ刑事: 大森南朋  スギヤマ(やくざ)とつながる
・ヤノ: 宮沢氷魚   ラブホの受付  ミルと行動をともにする

↑こう書きましたが、西島さん主演しか知らずに鑑賞☆(^^)/
★5人が、ラブホを襲撃し、集金したスギヤマの大金を奪う。
ハチヤ刑事の“捜査“で、ミルから足がつき、追われる★たちだが
★の運命を狂わせるのは、スギヤマだけではないのが、ミソ☆

痛い目に遭うシーンが怖くて、ドキドキな私…
個人的に、西島さんは、人命的にも人間性でも、温存したい…

▼~▼内容にふれて雑談です。(▽ネタバレ!)
▼▼▼

1.斎藤工の怖さ(敬称略)

斎藤さんは、悪い役をやったら、絶対こわいんですよ…
彼の存在感は、迫力あって、上っ面の悪さじゃないんです。
色男の役もやるようですが(ソレはあまり知らない(^^♪)
残虐・非道・冷酷な男は、絶品です!!(^^)/

今回も、ミル相手に、容赦なかった……orz
足手まといの使い捨てにしか思ってない……orz
怖い男だ……
そんな男にもすがって、“仕事”をもらおうとするミルの
ギリギリな状況がやるせない……


2.再生したいアンザイなのに…

元ヤクザだと隠して、“普通に”旅館経営したいアンザイ。
奪った金で生活も旅館も立て直して、妻子と暮らせる幸せ。

しかし、スギヤマ側がうわ手で
強奪されたことを吹聴(しかも被害額より高額)したので
“関係者“は、心ゆれる。

強奪と、アンザイの羽振りのよさでピンときた
アンザイの元舎弟イイジマは
アンザイの過去をネタに、転がり込むのだが…
(イイジマの板についたチンピラっぷりも良き)

結局、イイジマが近所の人に
アンザイの過去をばらしたことで
アンザイの一家は、崩壊した!(>_<)

ココは、西島さんの穏やかな目が変わり
ヤクザ度全開で、ボコボコにしますが(殺した(>_<))
アンザイが、イイジマにブチ切れるの、わかるヮ…
自分が更生した生活が送れないからといって
足ひっぱるのやめてほしいヮ……( 一一)

行き場も、生き場も失ったようなアンザイよ……orz


3.わりとたくましいミル(汗)

ハギワラにボコボコにされて、死んだと思ったら
病院で生還。(^^)/
残りの★の顔を知るので、★を見つけるまでは
生かしてもらえそうに……

彼氏が殺されたあとは、同じく生かされたヤノと
親しくなって、生き伸びていく。(^^)/

ハギワラを殺す役目を指示されたときは
やらされてるのではなく
自分を痛めつけた仕返しを、存分に発揮!(^^)/
(だが、一般人もむだに殺す暴挙よ……)

流れで、アンザイへも魔の手を伸ばすミルとヤノは
ボニーとクライドみたいな感じに……

~中略~

4.ラストの銃声?

ヤクザの大金を盗んだ、ワケアリの★数名が
その後たどる、高い代償の運命を
銃声や血のりとともに見ていくのだが
(見ているときは、ドキドキして見入る(^^♪)
個人的には、西島さん=アンザイには
生き延びてほしいと
爆発や炎のシーンでも、祈っていたのだが……

やはり、しぶとく生きのびたハチヤ刑事と
ラストシーンまで、たどりつく。
ここまできて、和やかな会話を交わす二人…

ああ、このまま、二人で“チャラ“にならないかな…
ああでも、スギヤマがどこまでも追ってくるのかな…

▽要反転▽ ネタバレ?


最後、空を映しながら、銃声がして終わる。
誰が、誰を撃ったのか……
ハチヤがアンザイを?逆?
あるいは、向こうの道からやってきた誰かが?
可能性はいろいろある…

▽▽▽
▼▼▼

殺しと血まみれのインパクトが、ドキドキでしたが
ときに流れる懐かしめの音楽は
スパイスを効かせてくれて、良き♪
(♪Let's Stay Together  は
昔、ティナ・ターナーで聞いたっけナ~~)

最後の銃声はニクイ☆




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『鬼滅の刃 無限列車編』☆聞きしに勝る煉獄さんに胸アツ(^^)/

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作品について https://filmarks.com/movies/86962
↑(あらすじ)クレジットはこちらを参照してください。

丹治郎たちは、任務のため無限列車に乗り
炎柱の煉獄さんと合流。
鬼と戦うのだが――

劇場ジャックした作品をやっと鑑賞。
鬼になった妹を人間に戻したい兄:丹治郎が
凛々しく健気なので
戦いへの興味より、そっちで応援したシリーズ。(^^)/

今回の舞台は、列車。
鬼退治のところまで乗っていくのかと思ったら(by伊之助)
列車そのものがキケンブツと……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ)
▼▼▼

その鬼は、鬼殺隊の精神(の核)を滅ぼすため
“刺客“を夢に入り込ませるという、ファンタジーなことをする。

そこで見た、丹治郎の澄みきった精神世界……
刺客も本来ふつうの人なので、心ゆらぐ……

頼みの煉獄さんはじめ、鬼殺隊みなが眠ってしまい
家族との幸せな夢を見た丹治郎も、なごんでしまう。
このままでは、列車内の鬼の、思うがままに!(>_<)

そこで凄かったのは、目覚めの方法。
夢に出た父に暗示され、
丹治郎は、おのれの首を斬って覚醒!

その後、鬼と対峙し、たびたび夢の術にかかるも
そのたび瞬時に、首を斬っては覚醒し
斬っては覚醒し―を繰り返した丹治郎。
↑ココは、なかなか壮絶な戦闘シーン!(>_<)

この鬼がいらっとさせるのは、話し方。
ふわ~っと実体ないソフトな感じが
ぬるくて、イヤ……( 一一)

~~と思ったら、ソレが実体ではなかった!!!

丹治郎が斬首したのは、仮の姿。
本体は、列車と一体化していた!!(>_<)
↑どんな状況でしょー……汗。

そんなこんなで、煉獄さんががんばってくれて
乗客の被害なく、その鬼は“解決“。
滅ぶときに、その鬼の生い立ちやら境遇やら
心情に寄り添う終わり方で、ときに、哀れ感が増すことありますが
今回は、そうでもなかった。

――というのも、まだ終わりではなかったから!
さらに強い(上弦の)鬼が、飛び入り参戦!!
丹治郎たちでは、ムリなので
煉獄さんの孤軍奮闘!!!!!

テキは、煉獄さんの力を買っていて
人間やめて鬼になれと、勧誘するが
うんと言うはずはない。
(悪玉=鬼の評価など、うれしくもないだろう)

煉獄さんは、子供の頃、母に遺言のように言われたことがあった。
使うべき力を持つものは、善行に使うべき責務があると。
(スパイダーマンでも、同様のことがあったような)
煉獄さんは、その責務を果たすため、死闘を繰り広げた……
誇りを持って……………
↑ココは、もう、正義の美学でしかない………

残酷な終わりを迎えることになるのを、観るのはつらい…
煉獄さんは、瀕死の重傷を負った。
だが、最期まで端然と
丹治郎たちに、言葉を残す煉獄さん……

煉獄さんの亡き母の幻が映った。
やさしく微笑む母……
ああ、息子を迎えに来たんだな……
私こと、胸がいっぱいで、目頭が……


▼▼▼

煉獄さんのお噂は聞いていましたが
これほど胸アツになったとは……

よそでおまけにもらった、“煉獄さんクリアファイル“
気持ち入れて、大事に使おう♪(*^^)v



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『神は見返りを求める』☆絶妙!ムロ&岸井の人間臭と感情の殴打

キャプチャ


作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/381667" title=" https://www.allcinema.net/cinema/381667"> https://www.allcinema.net/cinema/381667
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・田母神: ムロツヨシ☆  
・ゆりちゃん: 岸井ゆきの☆
  ←YouTuber

田母神は、底辺YouTubeのゆりちゃんを
親切心から(無償で)手伝い始めた。
やがて田母神の人脈から
ゆりちゃんをヘルプする輪が広がり
彼女は、人気YouTuberになっていった。

――で
稼いだんだから、俺にも取り分をよこせと
田母神が、安易に言ったわけではないのがミソ☆
(サブタイトル的に)“恩をあだで返す女”というのも
すごく気になる……(^^♪

この二人の“コンビ“が、手ごたえのある
感情の殴打を見せてくれる!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

田母神は、返せるあてのない人にも
お金を出せるほどの、神的なイイ人。

合コンで知り合ったゆりちゃんが
動画配信で悩んでいると知るや
自分のできる範囲で
なにかと、手伝ってあげた。
(下心もナシ!(^^)/)

撮影も、編集も、移動も(車!)
何かとやってくれる田母神に
感謝しつつ、便利が助かるゆりちゃんだが
田母神以上の出逢いがあり
ひと目にふれる機会が増え、動画も進化し、
人気YouTuberになったゆりちゃんは
田母神を“切った”――

※その頃、田母神はお金を貸した人が自殺し
※保証人になった借金で困ってしまった!(>_<)

※のことがなければ
売れたゆりちゃんから、お金をもらいたいとは
思わなかったと思うのだが……

彼女は彼女で、すご~~く頑なに
田母神に“恩返し“(お金を分ける)を拒否したので
田母神は、バクハツした!!!!!(>_<)

(生レバーの件は、腹立つヮ~~
田母神の“顔“で、特別に
裏メニュー(生レバー)を出してもらったのに
ゆりがアップしたせいで、お店は休業。
お金で収めたのは田母神だと告白したのに
違法メニューを出した店が悪い
自分も被害者だと開き直ったゆり……( 一一)
ちゃんと教えておけばよかったのでしょうが
ナンでもカンでも、アップする人もどうかと…汗)

★よりセンスある“スタッフ“と組んだゆりは
★田母神をお払い箱にした。

★のことが、田母神を、沸点越えにしたよう……
気持ちにも金銭的にも、余裕があれば
そんなことはしなかったと思うが
田母神は、ゆりの“あら捜し“と”クレーム”の配信を始めた!


ふう……
田母神=ムロさん♪の律儀さからすると
“義理“とか”恩“の点で
ゆりの態度は
高倉健さん作品なら絶対、そんな割り切り方はない感じ…

けれど、現実的には
昔からの“関係“(義理や恩)があったとしても
こっちの経営的には、共倒れになれないから
ソレ以上の関係を更新できないこともあるでしょ…( 一一)
そして
その逆もあるでしょ、悪いねって言われて…orz

ゆりも、ステップアップのために
より“高度“な人材を必要としていたのは、わかる…
けれど、“恩人“への態度がね……
少なくとも、お金を必要としていた田母神に
お礼=お金を渡さないのは…( 一一)

ゆりへの暴露動画を配信し始めた田母神は
腹いせではあるけれど
それは、もどかしさのよう……
本当は、見返り(お金)云々のことではなくて……
恩や感謝を、がつんと感じたかったのかと……

可愛さ余って憎さ百倍~になったような
田母神の“不器用さ”がイイ……

~中略~

ゆりの入院先まで押しかけた迷惑YouTuberを
やりこめた田母神には、爽快!(^^)/
守りたいものを守ろうとしたのには
心が熱くなる……
田母神が、ゆりの「ありがとう」だけが残るように
編集した動画も
彼の本意を見るようで………

いい気分で見ていると
田母神が襲われた!!(>_<)

――と
血だらけになりながらも
立ち上がって歩いた田母神!!
スマホを奪われながらも
エアで自撮りして歩いていった!!!

こ、これはーー
不器用ながらも
奇跡の不死鳥ということか!!??(^^)/

田母神さんは、やっぱり神…なのか……

▼▼▼

ムロ&岸井の独特のアクの強さで
期待通りの、人間の臭いのする作品でした!(^^)/
心を“殴打“されて
ちょっと血が出ソ……汗。(^^♪




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『クワイエット・プレイス』☆音を立てると喰われる!with家族の物語

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/364005
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

音に反応して襲いくる“怪物“の恐怖の話は
抗う、ある家族の物語でもありました!(^^)/
長女は、聴覚にハンディあり
家族は、手話で会話していた。
(音には有利)

弟にやさしい長女の存在が、ミソ☆
対怪物戦にも、ミソ☆


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

音を立てない生活は、ストレスでしょ…(>_<)
神経まいってしまう…orz
(父は、音をかき消す瀧で、大声を出して発散)

子供には、ムリでしょ……orz
末っ子くんも、イイ子で静かにしていたけど
飛行機のおもちゃで遊びたい。
父に禁じられたが、乾電池を取り出したおもちゃを
姉(長女)は、そっと渡してあげた。
だが
末っ子くんは賢くて、電池を入れてしまった!

家族の最後尾を歩いていた末っ子くんは
飛行機のおもちゃをブーンと鳴らしてしまい(!)
怪物の餌食になってしまった………orz

↑このことが、長女の“呵責“になってしまい
特に父親との距離を、感じるように……orz

あとで母親が、自分が末っ子を抱いていなかったことを
悔いるシーンがあるのだが
確かに、末っ子(4歳)を最後尾にしたのは、悔やまれるかも…
目が届かないから……

その後、一家に新しい命がーー
この状況下では、厳しそうですが
人類は、怪物に屈しないことの表れか。
出産と育児(と泣き声)に備えた、万全の準備もみせる。
が、出産のときは、さすがにドキドキ……汗。

音に反応して、家の中まで侵入する怪物が怖い…( 一一)
赤ちゃんもいるのに!(>_<)
見えないらしいのが、せめてもの救いだが…
俊敏なので、さっと襲われると抵抗できないが
目の前をノソノソする接近戦なら、なんとかできないか???

すると
父が長女のために作った“補聴器“が一役買う!\(^o^)/

長女は、末っ子の件で、父親から疎まれていると
思い込んでしまうのだが、そんなことはなく
父親は、かわいい娘のために、補聴器を調整し続けていた。

上の弟も、二人の関係を心配して
父親に、コミュニケーションをよくとるように伝えた。
音を立てずに、手話で会話できるのだから
こんなときこそ、たくさん会話してほしい。
誤解や無理解は、よくないから
会話して、理解しあってほしい!(^^)/

~中略~ ←なんだかんだで、父親は怪物の犠牲に!

補聴器がヒントになって
怪物は、高周波数の“音”が苦手らしいとわかった!
弱点があったか!ナイス!(^^)/

高周波数の“音“を、キーキー流したら
隠れていた怪物が、ゾロゾロ這い出てきた!(>_<)
(まるで、ゴ〇ブリの駆除みたいな(>_<))

弱ったところを、しとめるわよ!
と言わんばかりの母親(エミリー・ブラント)が
たのもしく銃を構える姿で、作品は終わった。


▼▼▼

音を立てると喰われる!
というのがドキドキで、ストレスでしたが(汗)
家族の物語になっていたのが、よかったです。
聴覚にハンディをもつ長女の存在が
特に大きかったと思います。(*^^)v




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『希望のかなた』☆絶望的なのに信じたくなる希望がイイ!

4141.jpg


作品について https://www.allcinema.net/cinema/361573
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督・脚本: アキ・カウリスマキ☆
・カーリド: シリアから逃れ、フィンランドへ
・ビクストロム: 新たにレストランオーナーになった

シリアから逃れ、フィンランドで難民申請したカーリド。
彼は、途中、生き別れになった妹を捜していたー

監督の言葉を借りれば
“人々の現実を描きながら、主張した事柄があるけれど
主張に感化されることなく、ユーモアとメランコリーが残る作品“―か。

カーリドは、紆余曲折して、レストランに身を寄せることになった。
それでめでたしーというほど、世界の現実は甘くない…orz

戦争で、国を出ざるを得ない人々が舐める辛酸……
敵もいれば、味方もいる。
捨てる神あれば、拾う神あり。
カーリドは、どうなっていくのか??・
希望はどこにあるのか????


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

カーリドが、フィンランドに来たのは
“ネオナチ”の襲撃から逃げこんだ船の
行先だったから。

難民申請して、認定されたいカーリドに
親切にしてくれる仲間Aがいたのは、ありがたい☆
明るく前向きな彼は、カーリドに
暗いムードだと送還されるから
明るく振舞えと、助言した。
↑なるほど、コレは深い………………

難民申請の面接でも、カーリドは
前向きにこの国で生きていきたいことを
アピールした。
(多分、全員がそうなんだとは思う)

しかし、カーリドのいた場所は、危険地域とは判定されず
強制送還されることに決定した。
(罪人として、手錠をかけられるとは…)
しかし、直後にかの地は攻撃され、危険になったのだが
手続き上のタイムラグは、埋められない……

カーリドは脱走し、町に逃げ込んだーー
ところで、冒頭で、カーリドを車で轢きそうになった男が
ビクストロム。(地元の人)

彼は、今までの職も妻も捨て、レストランオーナーになった。
カジノで、気持ちいいくらいに勝って
ホクホクで、新事業を進めるのは、幸先よくて良い☆

この、レストラン……滝汗。
ランチで出たのが、イワシの缶詰なのだが
缶に入ったまま!!(>_<)

(缶詰でもいいんですよ。
“三ツ星洋酒堂”でも、すでに味がついている缶詰を
一品料理として、出しましたし。
でも、缶のままでなく、きれいに盛り付けてましたよ…)

売上が悪いので、お寿司に挑戦することにしたが…汗。

正直、サイアクです……( 一一)
見よう見まねで、お寿司やっちゃダメですよ……
世界のニセモノ寿司を正す“寿司サムライ”の方が見たら
「(また)心折れそう……」って言われソ……

見た目、キビしかったのは
ワサビが、シャリと同じ大きさだったこと……辛汗。
そんなこんなで、前のスタイルに戻した。(^^♪

そんなレストランに、カーリドは、流れ着いて
オーナーを、ブン殴ったり殴り返されたりもしつつ
雇ってもらえることになった。
(オーナーは、フトコロ広かった!(^^)/)

脱走したカーリドのため、ニセの身分証を作成したり
調査員から、匿ってくれたり
オーナーもスタッフも、味方してくれたのは嬉しい。

国や法レベルでは、違反や犯罪になってしまうことでも
国や法が助けないから、困っている人がいたら
(個人レベルでの実害がなければ)
隣に住んでいる人同士で、普通にし合うことを
したくなるものだと思う。

そうこうして、親切な仲間Aが、妹が見つかったことを
わざわざ教えに来てくれた!(^^)/
(不法入国でなく)難民申請を希望した妹に
つきそってあげようとしたカーリドだったが
ネオナチに襲われ、刺されてしまった!(>_<)

(ネオナチには、たびたび襲われる……
“避難民”であっても、外国人の流入に対して
キビしい現実がある……)

店の同僚に、(難民申請の)警察まで、車で送ってもらった妹は
近くで待っていたカーリドに逢えた。
「夜、また逢おう」
刺されたのに、カーリド大丈夫???

難民申請したあと、カーリドは、留置されていたから
妹も、そうなったはず。
“また逢う“ことは、できないかと……
そう言って、妹を安心させて、申請に送り出したあとのカーリドは
木にもたれかかって、寝るように座っていた。

息絶えたのか?と思ったら、目を開けた。(良かった!)
そこで流れたBGMは、軽快な音楽♪♪♪

刺された彼が、その後、どうなったのかはわからないが
軽快な音楽に期待して
“奇跡のようなこと”が起こるのを、信じてみよう!(^^)/
彼は、今までも、生き抜いてきたんだから!

妹には
情勢の変化で、難民申請が下りたかもしれない。
妹思いのカーリドにも、何かきっと、恩恵が………(祈)


▼▼▼

状況は、とても深刻で、辛いものですが
その中でも、可笑しみを効かせてくるのが、ニクイ☆
そして
もう、絶望的であるのに
それでも、奇跡とか、わずかに希望があるのかもー
と思わせてくれるのが、泣けてくる……

今いるのは、反対側でも、かなたでも
“希望“の存在は、否定されない。
ソコが、すごくニクイ☆
すごく、イイ☆(^^)/





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『コーダ あいのうた』☆事情の中で自分の人生を生きるには

0402.png


作品について  https://www.allcinema.net/cinema/379867
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ルビー: 高校生 両親と兄は難聴 自分は健聴(コーダ)
エミリア・ジョーンズ
   

『エール!』のリメイクということで、スルーしていましたが(汗)
ルビーの歌声(第一声)で、鳥肌が!(^^)/
作品は1点モノの良さがあるので、必見でした!(^^)/

ルビーは、家族と健聴者をつなぐ存在(通訳)。
早朝から、父と兄と漁業をし、高校に通う。
合唱クラブに入部したルビーは、才能を見出され
教師から特訓を受け、音楽大学への進学も勧められたー

家族の“通訳“としての自分と
自分の人生を生きる自分―
誰もが、選択を迫られることを思うと
共感しつつ、のめりこみます。


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

ルビーの両親はアツアツで
家族の結束も強く、仲のいい家族。
父親の存在感が、すごく大きい!
家族!家庭!を体現している感☆(^^)/

ルビーは、子供の頃から
“通訳“するのが、普通になっている。
そうでないと、健聴者だけで進む話から
家族が取り残されてしまう……
(ひどいときは、ズルもありうる……orz)

↑一部の人に配慮していられないーということかもですが
学校の対応はどうかな…( 一一)

早朝から家族と漁業をしているルビーが
授業中、居眠りしてしまうのだが
教師は、態度が悪いと𠮟りつける。

↑居眠りはよくないですが、眠いときは眠い…( 一一)
家庭の事情で、眠いときもある。
ただ叱るのではなくて、その人の背景や事情を
検討してほしいナ…それが教育的配慮では??
甘えですか…?(汗)

同じように、歌の特訓も
家庭の“通訳”の事情で、遅刻を重ねてしまうけれど
ヤル気がないわけではないんです…
(ソレばっかりやってるわけではないので)
先生もわかってほしいナ……( 一一)

それと、両親も。(>_<)
ルビーは、い・つ・で・も、“通訳“する前提でいる。
色々、大変なのはわかりますが
娘にも、都合はあるんですよ!
予定も告げずに、今今、やれと言われても…( 一一)

そんな母親の気持ちが複雑デス…
今でこそ、健聴者の娘を、“通訳”として頼りにしているが
生まれたときは、健聴を残念に思ったと言った……

↑別の作品で見たのですが
難聴の娘が、手術すれば健聴になると知った、難聴の母は
娘が健聴になることを望まず、手術に反対した――ことも。

健聴の立場で思うと、健聴がいいと思うのですが
難聴の母たちは、健聴だと
娘が、わかり合えない世界に行ってしまいそうなのが
淋しいようでした……

この感覚は、私の母からも感じたもので
私の“進学“に、「そんなに勉強しなくても」と言いつつ
「資格とか、手に職をつけたほうがいい」とも言っていました。

子供に対しては、私物のように近い存在であり
大切な存在だから
様々な希望・要望を、好きなように
抱いてしまうものなのかも。
矛盾など関係なく……

一方、兄は
親とは違った立場で、妹をみていた。(ミソ☆かと)
“通訳“の妹に、頼ったままでいたくない気持ちと
妹には、自分の人生を生きてほしい気持ち☆

難聴者の船の操業は危険だと
監視員が通報したせいで   (←罰金とか納得いかないのだが)
家族の生き方も、選択を迫られることに!(>_<)

~中略~

そんなこんなで、音大の入試で歌ったルビー♪

選曲がイイ♪♪
ジョニ・ミッチェルの『青春の光と影』
そして、ルビーの声もイイ♪♪
心に強く入ってくる……

本当は、入ってはいけないけれど
試験会場に入り込んだ、ルビーの家族に
手話をつけて、歌ったルビー。
胸アツです……………
声で、手で(仕草)家族には
ルビーの歌と気持ちが、たくさんたくさん届いたと思う…
ココは、今までのいきさつを思うと
涙ぐんでしまった……………………………


▼▼▼

自分をとりまく家族の事情は、それぞれありますよね…
そんな中 (自分勝手ではなく)
自分の人生を生きるには?……と。

必見の逸品でした!(^^)/



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『君の名前で僕を呼んで』☆タイトルからヤラレルさりげない強い絆

3028.jpg


作品について https://www.allcinema.net/cinema/362606
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


・エリオ(17歳):ティモシー・シャラメ☆
・オリヴァー(大学院生):アーミー・ハマー


1983年の夏。
教授の父の助手としてやってきたオリヴァーと
一緒に過ごすことになったエリオ。

惹かれ合うエリオとオリヴァーに
思うところあるのは
詩情豊かな作品だからなのでしょう。


▼~▼内容にふれて雑談です。 (違うときスミマセン)
▼▼▼

自転車に乗って、たびたび泳ぎに行ける環境は
自由で開放的で、リフレッシュできる。

今まで感じたことのない気持ちが、“突然”生まれ
自由にふくらんでも、おかしくはない。

↑劇中、なぜ二人が惹かれ合ったのかの具体的な理由は
あいまいです……
が、ひと目惚れとかフィーリングがあるように
惹かれる理由に、他人が入るスキはないのかも……

はじめ、なんか嫌だな~と毛嫌いしていても
嫌い嫌いも好きのうち~というように
気持ちが裏返って、好きに転じることも十~~~分ある!
私には、よくあることで(苦笑)
エリオも、はじめはそうだった、

なんといっても、魅力は
ティモシーの若さと初々しさ。
そして、良くも悪くも、エリオの未熟さ。

大人の階段を昇り始めた少年エリオは
劇中、発見された彫刻よりも
神秘的で初々しく、繊細で壊れそうで、危い…

例えば、年長のオリヴァーは、エリオに対して
今まで経験したことのある“愛情”を
いきなり感じたかもしれないけれど
エリオはどうだろう。

兄を敬愛するような、好意を感じはじめ
友情を感じるようになって
やがて
もっと強い激情に気づいたら
ソレは、ただ”恋“と呼べばいいものなのか………

彼への恋とか愛とかー
そう呼ぶと、違うものになってしまいそうな
この微妙な感覚。

オリヴァーがエリオに言った。
「君の名前で僕を呼んで。僕の名前で君を呼ぶ。」

実は、このタイトルから、私はヤラレていた…
シンプルでさりげないのに
なんて、踏み込んだ感のある
強い絆を感じさせる言葉なのだろう!(^^)/

そんないとしいオリヴァーがいては
つき合っていた彼女も二の次で(汗)
身勝手な男になるエリオ…( 一一)

↑若さというか、恋愛・人付き合いが未熟な少年は
相手の気持ちまで汲んだ、うまい立ち回りはできないかと。
彼女を、練習台?にしたようなエリオに
最低ェーッ!( 一一)の感もあるけれど
そう思う男子は、いるようですョ(汗)。

(昔、好きな人とのために練習台がほしいと言っていた男子がいた。
彼が、私にソノ気があるわけでなく、私が、その“好きな子“と親しかったから
私に話してみたのだと思うけれど、そんなことを聞かされた私は
練習台にされた人に失礼だよ、と言った覚えがある。)

恋心と若さのエネルギーは、周囲への配慮を欠きそう…汗)
恋は盲目~周り(の迷惑)が気にならない。
そんな(余裕のない)非情さが、若さの危うさでもあるようで。
肯定はしかねるが、恋愛感情にはありがちか。

~中略~  

帰郷するオリヴァーを、途中までエリオは送っていった。

エリオの“気持ち“を、父親は理解していたようで
(父にも経験はあったようで)
意気消沈していたエリオに、語った。
「悲しみを押し殺すな。せっかくの悦びも死んでしまう。」
ここでの、それとない語りかけは
息子を思いやる父親の包容力があり
説得力のあるものだった。

しばらくして、電話をかけてきたオリヴァーは
エリオに、婚約を伝えた。
エリオは、良かったねと言ったが
「エリオ!エリオ!エリオ!………」と
繰り返し、オリヴァーを呼んだ……………………
↑このエリオの気持ち、たまらん………….

その切なさは、移動した暖炉の前へと続いた。

しゃがみこんで、暖炉の火を見つめるエリオ。
瞳に、ゆらゆら揺れる炎を、映しながら……
目を、しばしばさせながら……
鼻を、すすりながら…………

心の中で、ずっと、
「エリオ!エリオ!エリオ!………」と
オリヴァーを呼んでいたのではないか………


▼▼▼

続編があるらしいです。

年齢を重ね、“成長“したエリオが
どんな風に、愛を生きてみせるのかが
気になります。(^^)/




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』☆美と癒し現実逃避の沼に溺れるのに良き

183663_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/183663/
           https://www.allcinema.net/cinema/370415
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

貴族とか王子とかいうのが気になって鑑賞☆(^^)/
『PRINCE OF LEGEND』シリーズ。
主にLDHの王子様ファンのための“沼“のような作品。

前に舞台になった学園(王子様の宝庫)に
“貴族“(ホスト)らが乱入し、バトルする。

・貴族ドリー:白濱亜嵐  (全日土木から転身)

▼~▼筋書きより雑談です。(^^)/
▼▼▼


個人的には、筋書きは(イイ意味で)どうでもいいです。(^^)/
(無責任シリーズの植木さんに
楽しい雰囲気を期待するみたいな(*^^)v)

貴族とか王子とか、イケメンさん大渋滞の画面を
見ているだけで、乙女たちは、目がキラキラ星になることでしょう♪
(感覚的には、ホストクラブ的な……(^^♪)

話のメインは、貴族(白濱亜嵐)vs.王子(片寄涼太)。
(個人的には、写真出演の二代目王子:岩田剛典さんが
王子様かな~って☆)

そもそも、貴族の定義がアレなんですが…汗
白濱さんの“貴族美・全面押し“は目玉でしょう。
目の保養・眼福☆(*^^)v
鍛えあげた上半身の生身まで…(私には目の毒…汗)
フェンシングの試合で、盛り上げます。(^^)/

源氏名:ドリーの兄が、シニア(DAIGOさん)。
(ドリー・ファンク・シニア???
その他、(カール・)ゴッチ?サンマルチノ?と
所々、懐かしいプロレス系の名前が……(^^♪)

裏切り?友情?
わけあり“事情“で、男の世界も見せてくる。
そして
熱い友情の延長上にありそうな?
ほのかにBL香も匂わせてくるのが、ニクイ♪
(↑ソレをかぎわけるの好きな女子もいそう…)

そんなこんなで
『PRINCE OF LEGEND』(プリレジェ)プロジェクトは、
LDHさん、ナイスアイデアです(^^)/

本人の歌や芝居で売るだけでなく
プリレジェという世界観=架空の世界を
商品化して、夢を売る♪
(デヴィッド・ボウイとジギースターダストの関係に
似るような違うような……汗)

たとえ荒唐無稽でも(汗)、キラキラ世界が
具現化されるのは
存分に、溺れていい沼を提供されるよう。(^^)/
誰かが、幸せになれるのはイイ!(*^^)v


▼▼▼

娯楽と享楽、美と癒しを求めて
現実逃避の沼に溺れるにはイイかと。(^^♪




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『劇場霊』☆暗闇にコワい人形の白い肌

166852_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/166852/
         https://www.allcinema.net/cinema/352367
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・沙羅(女優): 島崎遥香 

ホラー映画に挑戦してしまいました!(>_<)

美しい女性の人形を使った芝居の稽古中に
惨劇が……(汗)。
人形の胴体は、このたび製作したものだが
頭部は、別だという。(どこか来た?)
この人形が、コワいことをやらかす……(>_<)

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.人形はコワい……(T_T)

顔がゲテモノな人形もですが
かわいくても、怖いことあります……

子供の頃、ピアノの上にフランス人形が飾ってありました。
私は、ナンてことなかったのですが
弟は、とても怖がっていました。
人形の目が、少女漫画の星いっぱいの瞳だったので
「目が腐ってる(汗)……」と言って……
(↑母と私はソレを聞いて、吹き出したんですが…(^^♪)

本作の人形は、美女☆(^^)/
美しいというのは、愛嬌があるのとは違うのか
美しさに凶器を感じる・・・・・・・・


2.「ちょうだい」って……( 一一)

その人形は、昔、事故死した長女の身代わりに
棺に納めるため、父親が製作したもの。
それが、葬儀の前夜、人形は
妹2人を襲い、“若さ“を吸い取った。
(吸い取られた妹2人は、シワシワに…(>_<))

そのとき、父親は、人形の頭を切断したのだが
どさくさ?あやふや?で
その後の人形のいきさつは、不明に……

この度、若い女の生き血を吸う姫の物語(舞台)で
人形を使うことになり
見出された頭部に、体を作り、人形が完成した。

その人形が、「ちょうだい」と言いながら、襲う(汗)。
若い女性は、シワシワに…orz

人形は居るだけで、なんだか怖いのに
目が動くのよ…(からくりで可能だけど)
ところどころ、キョンシーみたいに歩くのは、(中の)人か?


3.和泉(町田啓太さん)の件? 違うときスミマセン

和泉は、人形係。
女優の代わりはいても、人形は一体だけだ~
との厳しい姿勢。

沙羅が、危険な人形の顔を、破壊しようとしたときも
和泉は、自分の手でかばい、負傷した。
そんな和泉も、いよいよ人形が危険と判断したとき
人形をかついで移動し、燃やそうとした。(室内で?)
(かつがれているとき、襲わないのは、和泉になついてるの?)

しかし、油っぽいものを人形にかけて
火を捜しているうちに?、人形が近寄ってきた!!
和泉、襲われた!?????

その後、警官が来て、和泉は意識を取り戻すが
その警官は、あとで、人形に襲われ、息も絶え絶え。
その後も、老若男女問わず、人形に襲われ
生存者は、沙羅と和泉の二人だけに……(>_<)

どうして、和泉は、気絶だけで済んだのか……
人形は、好きだったの?

(例えば、私こと、中高年層は、若さがないので
襲わないでほしいナ。
逆に、キスなどされてしまうと、私のほうが
人形の美貌を吸いとって、若返ってしまいソ!(^^)/)

生き残った二人が、襲い来る人形に奮戦す!(^^)/

▼▼▼

一応、一件落着で終わりますが
続編も、作ろうと思えばできそうな感じに終わります。

黒ずんで見える、画面の雰囲気が、不気味…
人形の肌の白さが怖いコントラストが
絶妙☆(^_-)-☆



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『斬る』(1962)☆雷蔵サマが“斬る“!ラストに感じた極意…

1111.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/134137/
           https://moviewalker.jp/mv20575/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・原作: 柴田錬三郎
・信吾: 市川雷蔵サマ☆


剣士:信吾は
喉元を狙う“三弦の構え”を会得。
ワケアリの出自を背負った
“斬る”の極意?はラストへとーー

雷蔵サマが、“斬る“のを見ればいいつもりで
鑑賞☆(^^)/

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.隣人父子を“斬る”!

信吾の留守中、隣人親子が、父と妹を惨殺!
(妹への求婚を拒否したことやその他で) 
死の直前、父が、信吾の出生の秘密を告白。
 
旅立った隣人親子を追い
あっと言う間に、敵討ちを果たすと
信吾は、実父のもとへ向かった。


2.父が母を“斬る“!(>_<)

信吾の母(藤子)は、家老の命を受け
殿様の愛妾を斬った。
藤子を処分から助けようと、家老は、他藩の侍に頼み
藤子を拉致・“懐妊”を依頼。
(子供がいたら、殿様も処分しないとふんで)

けれど、愛妾を殺された殿様は、藤子を赦さず
信吾を産んだ藤子を、夫が処刑することに…orz

そんな殿様の計らいで??信吾は、藩士の
養子になった。
(信吾を不憫に思うなら、命令されただけの藤子を処刑しなくても)

数奇な出来事に巻き込まれた父は、藤子を愛していて
藤子の菩提を弔う僧侶として、生きていた。

信吾に言った、父の言葉がいい。
自分は、妻と一緒の墓に入ったときに
本当に生きることができるーみたいなこと。
父=天知茂さんの渋く落ち着いた風情が
いい具合に枯れていて、絶妙に良き☆(^^)/
「父上、お幸せですな」
肯定した信吾=雷蔵サマの声も、心の奥に沁みそう…


~中略~ 雷蔵サマの殺陣あれこれ(*^^)v
       
       大目付・松平様に仕えることに。
       いい殿様で、将来も明るそう♪
       殿様の御役目の供として
       攘夷云々で荒れる、水戸家に出向く


3.主君を斬られて…orz

水戸家で、大目付は、だまし討ちに遭ってしまった!
離れて待機していた信吾は、間に合わず…
 
刀を預けさせられていたので、木の枝で応戦しつつ
広い屋敷内、主君:大目付を
どこかどこかと、捜しまわる信吾。
(屋敷の広さが、切なく、絶望を感じさせていく……) 

そうして、誰もいなくなったころ
大目付の亡骸を発見!
主君の前で、信吾が行ったのは
なんと!切腹………………

水戸藩士たちを追いかけて、立ち回って
バッサバッサと、斬りまくってくれても…
なのに、その場で自刃とは……………

もはやこれまでーと悟れば
潔く、速やかに、主君の後を追うものなのか…

いや、武士として“斬る”の極意こそ
このラストシーンにあったのか……(>_<)

▼▼▼

雷蔵サマが“斬る“のを見るためーと言いましたが
そのあとも観たい!との声に応えるべく
眠狂四郎シリーズになっていったのかな……
と思います。

狂四郎が、“斬る“の”美学“なら
本作は、“極意“の文字がちらつきました。(*^^)v




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映画『空白』☆“空白”は“青い空”にたどりつけたような

184839_1.jpg




作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/184839/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・スーパーの店長: 松坂桃李☆
・万引き少女(花音)の父: 古田新太☆
  父子二人暮らし

店長が、マニキュア万引き少女を追いかけたら
少女は飛び出して、交通事故死したー
納得できない父は、執拗に、店長を責めたて
マスコミは、ワイドショーで、大衆感情をアオル…

亡くなった少女は、お気の毒ですが
(どんな事情があるにせよ)
万引きして、逃げて、飛び出したのは、アウト。
ソコは動かしようがないですが
この事態に
直接的にも間接的にも、影響された人たちの
気持ちを、まざまざと突きつけられ
自分だったら?との想いを、大いに
揺さぶられました!

一体、この結末の落としどころはどこなのかと
思いつつ、見入っていると
娘を失った父の行動は、悲しみの極致でありながら
ソレがゴールではなかったところが、深くてニクイ☆


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

まずは、“クレーマーモンスターパパ“の
古田さん、絶賛です!(^^)/
船乗りの部下に
彼が自分の父親ならムリーっぽいことを言われる
クセだらけのオヤジ…( 一一)

“コワいお父さん“な感じなんですが
自分の認める価値感や都合以外は、認めないタイプ。
ソコから外れたモノには、恫喝しても、ムリを押し通す。
(わがままというか、視野が狭いんだナ…
いるな、こんなオッサン…滝汗)

詳細不明だが、母は再婚し、娘は、父と暮らしていた。

よくわからなかったのですが(汗)
離婚した母は、(元)後妻で、花音の実母ではなかったのですか?
(離婚した母は、不妊治療で妊娠。あるいは、一子後不妊?)
後妻だから、離婚後も、父の元にいたの?
でも、スマホで(元)義母と連絡を取っていたのが
心の拠り所だったのかな….
なのに、父は、そのスマホを否定し、投げ捨てたんだね…orz
万引きは悪いけど、化粧品は
女親への特別な想いも、あったかも…

娘の死を、受け入れられない父は
娘とマニキュアを、結び付けられないこともあって
“万引き“の事実を、受け入れられず
追った店長に、しつこく、つきまとう。

学校にも、あれこれ要求し
狂気の沙汰の父親を
不幸の被害者として、過剰に演出し
店長を、故意に、悪者に仕立てあげるなどして
不幸な事故をネタに、視聴者を刺激するマスコミには
怒りを覚える……( 一一)

父親にも、店長にも、嫌がらせをする一般人にも!
コイツが悪い~と思ったら
非難(イジメ)していいと思うんですよね…滝汗。
(コロナ禍での、県外ナンバー車への嫌がらせも、そう…)
自分が正しいと思えば、ナニしても、正義のつもり…?( 一一)

店長は悪くない!と、味方してくれる店員(寺島しのぶ)は
心強い味方ですが
“正しさ“が重荷になって、潰されてしまうこともあり…orz
松坂桃李店長が、ボロボロになっていくのが、辛い…orz

そんななか
店長も寺島さんも、ついに、感情を爆発させてしまうシーンは
胸を、ドンと叩かれる想いがした。
店は閉店し、店長の不幸は、店員の運命も変えたし
やり場のない怒りは、いつか、我慢の限界を超えるし……
もう、どうすれば……

“運の悪さ“は、娘を最初に、轢いてしまった若い女性も…orz
飛び出されたら、止まれないよ…orz
それでも、車の責任で、死のきっかけを作ってしまったことを
何度も、父親に謝罪したいのに、父親は受け入れず…
(でも、謝罪や土下座されても、どうしようもないのもわかる)
やがて彼女は、自殺してしまった…………………


彼女の葬式に訪れた父親に
彼女の母親が語ったことは、まさに、親として!
娘の心の弱さを詫びたのは、加害者としての姿勢で…
辛いはずなのに、毅然とした姿には、涙出そう…….
そしてそして
わが子のいいところ、愛すべきところ、誇れるところを
語った!!!!!  (涙出る……..)

内心、怒りがあっただろうに、わが子への愛を語った母親から
この父親は、自らの空虚な胸の内(空白?)を知ったのかな……

わが子かわいさとはいえ
娘の何を、知っているわけでもなかったから
よるべない空虚さが、怒りと哀しみの暴走を生んだのかな……

父は、娘を知ろうと、寄り添おうとする……


▼▼▼

ちょっと、“絵描き”を試みていた父親が
娘の遺品の絵画の中に
“イルカの形の雲”を、見つけたときーー

父親の心は
爽やかでまぶしい“青”で、満たされたと思う。
(“空白”でなく、青い空で☆  (^^♪)

ああ、ココに、たどりつけてよかった…………
あとは、余韻をかみしめて…………




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映画『孤狼の血 LEVEL2』☆ただ日岡刑事の執念を信じて観るのみ!

176141_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/176141/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

前作の続編です。


・日岡刑事: 松坂桃李☆
・上林: 鈴木亮平


前作で、強烈な大上刑事(役所広司)を失っても
日岡に期待して、続編が楽しみでした!

ピアノ教師殺人事件の応援にやってきた、日岡。
(テレビの刑事モノLEBELを、予想してはいけない…)
犯人の決め手がなく、長引いていくー

大上亡きあと3年、暴力団を押さえ込んでいたのは、日岡。
だが、五十子会の上林が出所してから
メチャクチャに!!!(>_<)

警察じゃけェ、どんな手を使ってでも、治安を守るんじゃー
という大上にならった、日岡の“正義”の奮闘がイイ☆

ひどすぎる(極汗)上林のシーンは、直視できないが
痛い目に遭って、ボコボコ・ボロボロになって
血を吐いても、地を這ってでも
上林を逃さないゾ!という、日岡の執念を信じることが
鑑賞の支えでしたヮ……
(日岡は命2つ以上もってそう….)

▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

ピアノ教師は、看守の妹。
出所した上林が、看守への恨みから
事件を起こしたことが、すでに、序盤でわかる。

↑看守らは、上林が手に負えないから
早々に、出所させたという。
猛獣を放したら、ダメじゃん…(>_<)  

上林は、親父と慕う、先代の組長の仇を取らない
幹部らに苛立ち
身内の幹部を始末していく。 ←やり方がエグイの…orz

上林のサイコパス気質は、毒親のせいらしいが
大人になったら、同情の余地はなく
ヤバい猛獣に、化けてしまい
そこに居るだけで、コワい……(>_<)   

日岡は、協力者:チンタを、上林に送りこみ
上林の暴走を止めようとする。
(↑治安第一の日岡の正義のために
チンタは、利用されていると、姉は懸念している)


~中略  上林がヤバすぎ!~   ←このヤバさが“目玉”!?(汗)
(ちなみに、高倉健さんの映画でも、指詰めはありましたが
本作では、直視できなかった……( 一一))


殺人事件の犯人が、特定できなすぎでは???
との疑問があがり
日岡は、上層部による“上林隠蔽”を、知った!!
(上層部じゃけェ、ナニしてもええんじゃってか!( 一一)


泳がせた上で、日岡を捜査に参加させた?
日岡と上林、両方、片付けようと??
(日岡は、大上から預かった、上層部の“弱み”もってますもんね)
↑警察の、日岡への陰謀が、湧き上がってくる終盤も
ゾクゾクする!(^^)/
ああ、日岡は、定年間近の“相棒”をスパイと思わずに
3年前の真相etc.を、激白してしまった……orz
上林の野放しは、被害大きかったヮ……
逮捕されていれば、チンタもあんなことには…..orz
警察上層部、ふざけんな!!!!!(>_<)

だから、上林が逮捕されるときが、超ナイス!
日岡は、ドサクサで、警察幹部の銃を取り
その銃で、上林を撃ったのだ!!
上層部に、“ケチ”をつけてやった!(^^)/

▼▼▼

そんなこんなで、駐在所勤務になった、日岡。

山奥で、見かけた狼を追っていく
日岡巡査の背中が、頼もしい☆

きっとこのままで、終わってほしくない。
続編、さらに、待ってます!(^^)/


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映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』☆ 幸せな気持ちで観終わるのが嬉しい(^^)/


186522_1.jpg


作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/186522/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
前作の続編です。


白銀とかぐやの、恋のかけひきが、微笑ましくて
周りの人との“からみ“も、楽しくて面白くて
ダーディ・ダーディ・ドュウ~♪
と、楽しみにしていました!(^^)/

今回は、ドタバタ&恋の切なさだけでなく
石上会計のコトもあると聞き
アニメで、胸が痛んだ、あの辺のシーンを
実写で見るのも、楽しみ!(^^)/

そんな、石上の過去のコト(体育祭)や
新人:生徒会役員のミコちゃんetc.あり
「白銀&かぐや」二人の“からみ“を
もっとこってり、見たいナ~と思っていたら
文化祭のあたりから~~
イイぞイイぞ♪♪(*^^)v

▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

序盤では、手がふれて、赤くなるとかならないとか
おカワイイ二人ですが(^^♪
“踏み込み“を期待していると――
白銀が、他の女と
乳繰り合う(汗)とか合わないとか、言う話になり
あわてる、かぐや。(>_<)

↑そろそろ、お互いの気持ちに気づいている頃に
そんな刺激的なコトがあるのは、やはり不安…orz
けれど、白銀は(アニメで)
「四宮かぐや、マジ最高の女!」と言っていたし
心配は、してないけれど
思わせぶりなトコロは、苦笑。(^^♪

嬉しいのは、月見のシーン☆

かぐや姫にかぐやを重ねるように。白銀が
男の想いを、激白する。
永遠の先になっても、必ず(月に)迎えにいくー
というようなコトを言われたら、嬉しいョ…(^^)/

そうして、文化祭。
白銀が、かぐやへの想いを表そうと
壮大に、私物化した……(汗)。
(↑生徒も楽しめるからイイけど)

ルパンに変装した白銀を発見したかぐやの
独白も、またイイ☆!
大好きな人を前にして、あふれ出てくる
たくさんの、切なくも素敵な想い……

お気に入りは、かぐやが、白銀と出逢って
自分の、狭くて暗かった視野・価値観が
イイ方向に、がらりと変わったーと思ったこと。

この人、イイ性格で、イイ雰囲気で、イイ人だナ~
という人に出逢えるのは、うれしいですョ♪
友人として好感を持って、尊敬して
異性として愛する気持ちに、育っていくー
ああ、いいなあ、こーゆーの!!!!!(^^)/

想いをめぐらし、黙ったまま戸惑っているかぐやを
いたわる、白銀もイイ☆

そんな白銀は、文化祭での
ハートを送る伝説にちなんで
ハートの風船をかぐやに、つかませようとする。
たくさんの風船が飛んでいる風景は、
ときめくようで、ステキ☆  気持ち揚がるゥ~(^^)/
(自分で、渡せばいいのにねェ……)
(はっきり言えば、いいのにねェ……)

ココでよかったのは
白銀が入学予定の大学(アメリカ)受験を
かぐやにも、勧めたコト。
一緒にアメリカに行こう~ではなく
一緒にアメリカ(の同じ大学)で学ぼう~という姿勢が
白銀らしくていい。

けれど、かぐやは、内部進学すると言う。
そして
赤いハートのマスコットを、かぐや姫の“不死の薬“になぞらえて
白銀に渡した。
(ずっと待っているから迎えに来てーですよね)
なんか、かぐやさん、切なくない?
とりあえず、コレでいいの????
次の日から、かぐやは、行方不明になってしまうー

▽要反転▽

  
アメリカの大学に着いた白銀は
そこで、かぐやと再会した!
かぐやも入学したと言う♪ (でしょうね!(^^)/)

そして、そんなこんなで
告白したのは、白銀!\(^o^)/
かぐやは
自分を、追ってきてくれたんだもん♪
コレは、告白したようなもの。
ココで、告白しなかったら
それこそ、負けだと思うから。(*^^)v
ビシッと決めた白銀☆ステキであります。(^^)/

▽▽▽
▼▼▼

その場面に至るまでの経過や
白銀とかぐや、それぞれの想いを
プレイバックしてくれるのがイイ。
(石上へのコトも、友情以上にうれしい)

幸せな気持ちで観終わるのが(オット!)
スゴク嬉しい!(^^)/


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映画『キネマの神様』☆幸せなキネマ人をジュリけんで♪(^^)/

184396_1.jpg



作品について https://cinema.pia.co.jp/title/184396/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

ゴウ: 沢田研二(ジュリー) 菅田将暉  ←今は借金まみれ
淑子: 宮本信子 永野芽郁  ←ゴウの妻
テラシン: 小林稔侍 野田洋次郎 ←淑子に片恋
女優・園子: 北川景子

志村けんさんの味わいを、楽しみにしていましたが
ジュリーが、バトンタッチしてくれて
完成を、楽しみにしていました!(^^)/

若い日、助監督から監督になって間もなく
夢破れた、かつての“キネマ人”が
老年期になって、つかの間の
でも貴重で輝かしい“復活“を果たす。
そして、そのあとにあった
“キネマの神様”からのプレゼントに
胸が熱くなった……………….

一言でいえば、キビシイ現実ではあっても
“幸せな男”の物語かと☆(^^)/

▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

今は、借金まみれで、家族から逃げるように
テラシンの映画館にやってきた、ゴウが
古い映画を観ていると
主演女優:園子の瞳に、若い日のゴウが映り
そこから、往年の日々が始まるのが、ニクイ☆

ゴウ=志村けんさんの代役を、ジュリーが演っている♪
昔、息の合ったコントで、楽しませてくれた二人は
ラジオ:ジュリけんでも、楽しいお話を聞かせてくれた。
あの、“ウマ”の良さだもの。
二人で一人の“ジュリけん“だ!と思って、観てしまう♪

ハツラツとした、若いゴウには、夢と希望いっぱいで
初監督作品も、初日を迎えていた。
けれど、事故が重なって、頓挫してしまったーorz

両想いの淑子のセリフが好き。
「ゴウちゃんに、幸せにしてもらおうなんて思ってません!」
どれだけ好きなのかーこれだけの想いで
もう、泣けてしまうよ……
だからか、淑子は、ゴウが落ちぶれて
娘が、離婚を勧めても、別れなかった。

今と将来を案ずる、娘の気持ちもわかる。
借金まみれのダメ父を、捨てたい気持ちも…
でも、ダメ親父(汗)の人生にも
“イイ時代“があったから、余計に、切ないよね……

そんな“イイ時代“の脚本を、孫が見つけてくれて
修正して、コンクールに応募したら
受賞した!\(^o^)/
↑トントン拍子だけど、ソレでイイ☆
映画なんだから! (キッパリ☆)
そもそも、“イイ時代”に、その脚本・作品で
輝くはずだったんだから☆ (キッパリ☆)

ゴウの途中経過は、不明だけれど
どこかで、負けグセがついてしまい
勝ちにいこうと思っても、空回りしてしまい
ただ、年月だけが、過ぎていってしまったのかも…orz
(↑悲しいけど、コレはよくあることかと…orz)

ジュリーが、落ちぶれゴウを演じていると
過去にもっと輝ける要素が、きっとあったはず
(実際、輝いていたので)
という想いが、強くなります…….(^^♪

受賞祝賀会で、志村さんへのオマージュソングを歌って
ジュリけん、さらに“一体化”して (^^)/
テラシンの映画館へ、再び。
スクリーンには、園子さん、再び。
そして、園子の瞳に映ったのは――

▽要反転▽


園子は、ゴウの脚本のように
客席のゴウを見つけた!
「ゴウちゃん!」   ←ココで、涙腺崩壊な私…(T_T)

園子は、スクリーンを飛び出し
ゴウの手を取った。
「小田組の手伝いに行くんでしょ」
若いゴウが、園子に連れられて
スクリーンに入っていくーー

自分が、ノッテいた、若い日のイイ時代に
帰っていった、ゴウ。

年を取ると、失うものも多くなるし
若いときに得られたものも、手に入らない…orz
老いの今に、幸せを感じるのも、生き方かもしれないけれど
ああ、アノ時はよかったナ~
アノ時に、もう一度戻りたいナ~
懐古趣味だけでなく、切実に願うこともあるはず……

現実は、キビシくて切なくて、悲しいかもしれないけれど
スクリーンの中は、いつも、“その時“のまま。
若いゴウが、スクリーンの中に“戻って“いくのが
すごくすごく、嬉しい………………
(キネマの神様のお計らい~というのも、乙☆(*^^)v)

▽▽▽
▼▼▼

完成・上映できて、ホント、嬉しい!\(^o^)/
ジュリーが、演ってくれてよかった!(^^)/


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映画『ギターを持った渡り鳥』★女泣かせはギター持つ手に〇〇も!

0630.jpg




作品について https://cinema.pia.co.jp/title/6165/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・滝: 小林旭☆
・由紀: 浅丘ルリ子☆


小林旭さんで、知っていることと言えば
『自動車ショー歌』と『昔の名前で出ています』と『熱き心に』と
美空ひばりさんの(事実婚)夫だったことぐらいで
映画は、未見でした。

本作は、ギター流しのお兄さんの話かな~と思っていましたが
ちょっと違った。
(必要に迫られたら、ギター流しの歌で、稼ぎそうだが)

部隊は、函館。
(渡り鳥=風来坊には、港町でしょ!)
だが、冒頭は、下船シーンでなくて
北海道の大地を満喫しつつの、登場!(^^)/

滝は、 函館の町のボス:秋津の配下を
白人さんとの喧嘩から、助けたことで
秋津の仕事(立ち退きなど)を、手伝うことになったー

喧嘩に強い、女泣かせの風来坊が
時折、ギターで、イイ声を聴かせてくれる♪

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

秋津は、自分の利益のために
妹の夫まで、手にかけるアコギな男だが
娘・由紀は、父の“仕事“の汚さを知らない箱入り娘。

父の下で働き始めた、様子のイイ男:滝に、惹かれるが
瀧は、チョイ悪なだけじゃないのも、ミソ☆

由紀のピアノ(ショパンのワルツ)の間違いを指摘し
弾き直して、聴かせた!
お嬢様は面白くないが、タダモノじゃないなと思う…

喧嘩が強いとか、見てくれがいいとか、もですが
音楽に精通してるのも、魅力ですよ!(^^)/
なにしろ、滝は、すでに、ギターもってますから☆

瀧=旭さんの歌声の高音は、独特の魅力です♪
大らかで、ヤンチャな中に、切なさもある……
劇中では、一節もフタ節も、聴かせてくれる♪

そんなこんなで、神戸のジョージ(宍戸錠)登場!
沖合での取引に、秋津の船を借りに来たのだが
ジョージは、滝が、昔の相棒の仇だと気づいた!
滝が、刑事だったときに、射殺したらしい……

エエーッ!!!!
瀧が、刑事だったとは!!!!
ずっと、チンピラだと思ってて、ゴメンネです…
なるほど、ピストルさばきのうまさも、説明がつく。(*^^)v

昔なじみの神戸の刑事が、ジョージを追って
函館まで、来ていたが
滝は、神戸の刑事だったのか………
(港がらみですね(^^♪)

~中略~  ←ジョージに殺されそうにもなる、滝!(>_<)

そうこうして、悪者は、一層され(秋津含む)
娘の由紀にも、心苦しい中
滝は、函館を去っていく。
佐渡にでも行く、と言って……

青函連絡船を、傷心とともに、見送る由紀…
自分には、彼の気持ちがわかるから
彼は戻らないーと確信するのだが………
↑ココ、悲しいヮ……
戻ってほしいほど、好きなのに
好きだから、彼の気持ちがわかってしまう辛さ…orz
この切なさは、船や港が、否応なしに
高めてくれます…….

▼▼▼

劇中、強烈なのは、酒場(お店)のシーン。

男同士の喧嘩で、コップが、大量に割れる!(>_<)
(滝は、ドアのガラスまで、派手に壊した)
店の立ち退きの脅しでも、ガチャンッガチャンッ!(T_T)
酔って、クダ巻いたお姉さんも
八つ当たり的に、ガッシャーン!( 一一)文字色

(あ~片付け大変だなとか
被害額どうだろとかーとは別に)
作品の端々で、緊張感とインパクトを、与えてくれています♪


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テーマ : 邦画
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映画『劇場版 殺意の道程』★適度に心地よいノリのサスペンス

186456_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/186456/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

バカリズムさん脚本(出演も)のサスペンスコメディ。
(ドラマもあったそうです)

父の自殺が、ある男:室岡のせいだと確信した息子:一馬は
いとこの満(みつる=みっちゃん)と
復讐=殺人計画を練る――

計画を練るーというあたりが
バカリズムさん、得意そうです。(*^^)v
理屈っぽく攻めつつ、ソコに、可笑しみを落とす。
バカリズムさんの“理詰め”は、説教臭くなく
心地よい納得感があって、好き☆(^^)/

まずは、殺人ミッションの“名前”を決めるー
なんてことに、けっこう時間を割くーというユルさに
まったりしてしまう。(*^^)v

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

父の自殺は、一馬の悲しみと怒り…..orz

父は、命を大切にと、一馬に説いてきた人。
そんな人が自殺!?―ということに、納得できない一馬。
逆に、それほど追い込まれていたのか!!(>_<)
―との解釈もあり……

ともあれ、仕事関係で、室岡に追い込まれたせいと
室岡殺人計画を立てる、一馬と満。
その、スジミチ(道程)の細かさが、
具体的すぎて、面白い。(*^^)v

意外に効いてたのが
途中参戦のキャバ嬢:「このは」☆
やたら、殺人方法に詳しくて、イイ☆(*^^)v
(警察関係のお客さんからの情報らしい)

「このは」=堀田真由さんが、笑顔で、淡々と
バレない殺人方法を、示していくのが
語弊はあるが、心地よいの。(^^♪

「このは」の同僚の“占い“で
日取りも決めて、殺人計画は、実行に向かう。
自殺に見せかけた殺害方法に
ハタと気づいた、一馬…….

▽要反転▽

実は、一馬の殺害方法だと
父の自殺と同じ結果になりそう。
自殺するはずのない父は
この方法で、室岡に殺されたのか!?

一馬は、決行すべく、室岡に逢いに行ったが
逆に、室岡に、ハメられてしまった!(>_<)
が、ソレも、実は、計画通り。

そんなこんなで、一馬は、殺人犯になることなく
室岡を逮捕へと導いて
父の仇をとった。

▽▽▽
▼▼▼

殺人計画―という、物騒な素材ですが
サスペンスと言えども、
バカリズムさんなら、適度に心地よいノリだろうとの
期待通りに、楽しめました☆


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テーマ : 邦画
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映画『聲の形』★聞きたい人と自分の(心の)聲に導かれて

169699_6.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/169699/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・将也  いじめっ子 
・硝子  耳が不自由 転校生
・植野(♀)  ←クセあり!

小学校のとき、硝子をイジメた将也は
高校生になり、硝子に逢いに行くようになった――

ハンディのある人へのイジメを反省して
謝罪しましたーというだけでなく
友達とは?という疑問も含めつつ
人との関わり方について
思うところある作品でした☆


▼~▼内容にふれて.雑談です。(誤解あるときはスミマセン)
▼▼▼

将也が、硝子の補聴器を放り投げてしまうのは
いたずらでは済まない!(>_<)

補聴器はかなり高額!しかも、何度も奪ってしまい
170万円もの弁償を、母親にさせてしまう。

(以前、若い女性が、見知らぬオッサンから
イヤホンするな!と補聴器を取り上げられた災難を
訴えたことがあった。無理解は、よろしくない…)

補聴器イジメの件を、硝子がチクったから
将也はその後、肩身の狭い思いをしたのだと
植野が逆恨み?しているのも、残念…orz
(そもそも、植野が、硝子の補聴器を取って
将也にパスしたのが最初かと)

植野は、クセモノで(汗)
バシバシ、イラつかせてくる。(>_<)
植野は、初めから、硝子にキツクあたっていて
本人にも「嫌い」だと、はっきり言う……

ハンディのある硝子に、親切やヘルプすることは
人として当然のことだと、思っている私は
ヒドイな~と思いつつ、気づかされたことが……

硝子に優しくしてくれる“友人“は
もちろん、ありがたく嬉しい存在だが
その感情の中には、硝子のハンディへの遠慮が
なくはないか……?

硝子も、何かあると、すぐに「ごめんなさい」を示し
ソレ以上の関わり合いを遮断したのは
彼女なりの遠慮だったかもしれない。
(ソレがハンディのせいなのか、性格的なものなのか…)

硝子の「ごめんなさい」がイヤだという植野は
言いたいことがあるなら、ぶつけてほしいのかも。
(嫌いだと言いながら、うざいくらいに
硝子にからんでくる植野……)

いたわりや優しさだけでなく、遠慮せず
丁々発止の関係なのが、友達なのかな……….
(植野がバ~カと言ったら
手話で、バカと言い返してほしい?)

将也とて、好きな子にチョッカイ出すノリで
イジメた感あり
“反撃“して、じゃれ合ってほしかったのが
被害&弁償が、冗談では済まないレベルになった…?

~中略~

将也は、高校生になって
母親が支払った、補聴器の弁償額を
バイト代で稼ぎ終わると、自殺を考えていた!
そして
将也が収まったと思ったら
硝子が、飛び降りようと!(>_<)
それをかばった将也が、事故に!(>_<)

将也の高校生活は、自分の世界を狭くしていて
硝子は、(今更)植野に責められたり……

だがしかし!
自殺はダメだよ!……………

将也と“友達”になった人や
硝子の妹が、将也の世界を広げてくれて
イイ方向に、友達関係ができたナ~と思ったら
ひょんなことで、昔のことを持ち出され
広げた世界の“友人”に、知られてしまい
将也は、友人に、心ない言葉を浴びせてしまう…
(集まった“橋の上“は最悪の象徴に…orz)

↑事実は、消すことができないことを痛感しつつ
硝子と将也以外の人に
硝子のイジメの件を、蒸し返されるのは
大きなお世話だと思う。
硝子は、むしろ、将也とイイ関係になりたいのに…
他人が、傷口を広げてどーする…( 一一)

将也は、イジメの“償い“の気持ちで
硝子に逢いに行っていたようでもあるが
硝子への興味や好意は、ずっと、あったと思う。
硝子も、「友達になろう」と、かつて意思表示していたし
この再会を通して
硝子の「好き」な気持ちに、至ったと思う。

↑イジメた人を好きになるなんてーと言うなかれ。
高校生の将也には、惹かれる要素アリ☆(*^^)v
世界を狭くし、自分を追い込むように
自己と対話していたような将也には
内省が放つ、透明感のようなのを感じるから。
(鯉が泳ぐ川の水の透明感が、象徴するような)

そうして、(植野など)外野の喧騒を振り切るように
お互いの、心の聲に導かれるように
将也と硝子は、夜、アノ“橋の上”で出逢った!!

↑ココは、とても奇跡で、ドラマチック!(^^)/
私は、アノ人とは、ここまでわかりあいたいナ~
と思っても、お互いの心がどこまで出逢えるかは
わからないまま
思い切った踏み込みは、避けてしまうこと、多し…orz
自分が傷つかないように振舞うこと、多々あり…
でも、もし
お互いの心が引き合う(相思相愛?)のなら
そのチャンスは、逃したくないでしょ!
恋愛も友情も☆


▼▼▼

将也が、高校生になってから
自らの十字架の重さを感じつつ
前に進む生き様には
思うところ(ツッコミ?)ありつつ
見入りました☆

友人たちも、色々あると思うけど
皆、がんばってこ!(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『グッバイ、リチャード!』★ジョニー・D版『生きる』~その道を行く!

185151_1.jpg



作品についてhttps://cinema.pia.co.jp/title/185151/" title=" https://cinema.pia.co.jp/title/185151/"> https://cinema.pia.co.jp/title/185151/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・リチャード: ジョニー・デップ☆  大学教授

リチャードは、末期がんで余命半年を宣告された――

命の期限を前にして、思うのは
今までしてきたことを、全うしたい気持ちと
今までしたことのなかったことを、したい気持ちか……

人生が凝縮していく時間を演ずるのに
ジョニーは最高!!!(^^)/
彼の醸し出す、人間的魅力が
イイ“おだし“を出しまくってくれてる♪

死ぬ前には、どういう自分でいたいのか……
(ちなみに R15指定です(^^♪)


▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

ひとしきり、怒りをブチ負けたリチャード…
逃れられない恐怖と絶望感は、言葉にできない……orz
彼の心の中の葛藤や決定は
行動で、見ていくことに……

彼は、学生の“整理をした。
本当に、受講する気がある学生と
意に反していない学生(←主観強し)だけ残し
教室以外の庭で、語らう授業♪

↑学生からの“評価“なんかあると、どこかで
学生に、媚びてしまいがちですが…汗
でも、先生だって人間だもの、
熱心に、興味をもってくれる学生と
自分のやりたい授業方法で
熱い時間を、過ごしたいはず♪

授業中のマリファナOKで、
外れた、彼のリミッターは
性的行動にも….!?

――というのも
妻が、学長との不倫を告白。
(娘もレズビアンをカミングアウト)
これからは、お互いに好きなようにしようと
言うことになったのだが
彼は、余命のことは、妻子には、まだ言わなかった。

心配させたくないーということより
不倫妻には、“秘密“をもっていたい気持ちか…?

一方、同僚の親友に、話したら
すごく悲しんで、“友の会“に連れていってくれたが…

↑ココ、微妙です、私……
死期の近いことを話すと、その人との関係が
微妙に、なりそうなんです……
悲しんでくれるのは、優しさとわかっていますが
死とセットで、見られそうな気が…….
「まだ死なない(から大丈夫)」は
リチャードが、ちょっと入院したときのセリフ。

“友の会“で、支えられる人もいるが
リチャードは、“傷のなめ合い“をしたくないと言って
退席した。
(むしろ、親友の心の乱れを、鎮める会だったような)

リチャードは、妻子には、言わなかったのは
良くも悪くも
今までどおり、接してほしかったのかも……
“いつもどおり“って、貴重なことですもんね。

現実的なのは、研究休暇届の件。
病気だとは言わずに、休暇をとることにしていた。
死を知られなければ、休暇中、給与が
家族(娘)に支払われるから。
自分だけの命ではないですもんね……

悔いを残したくない――ということで
今まで、避けていたことも
真正面からブチ当たる勇気が持てるというが……

~中略~   ←彼の生き様を堪能して!(^^)/

結局、妻子に“告白“し、車で、休暇に旅立ったリチャード。
やがて
草原の丁字路に、突き当たった。

右か左かーどちらに行くべきか……?
しばし、迷ったあげく、彼は
まっすぐ(ない道を)進んで行った。
(そうだ!真正面からブチ当たれ?)

すでに、ある道を行く生き方もあれば
ない道を行ってみる、生き方もあるナ……

ソレは、死に向っている道ではなくて
自分の知らない、新たな生き方を示す道☆

彼は、きっと、戻ってこないとしたら
それは、新たな道を、進み続けているから!☆
そう思える、信じたくなるのは
直進に、アクセルを踏んだリチャードの笑みが
魅力的に、不敵に見えたから☆

▼▼▼

ジョニー・デップが演じると
その人の“伝記“ではなくて
体臭が伝わるような、人間臭さを感じられて
好き☆(^^)/


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『きみの瞳(め)が問いかけている』★カッコよく切なく美しくステキな答え!

183240_1.jpg


作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/183240/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・アカリ: 吉高由里子☆  事故で視力を失う
・ルイ: 横浜流星☆  キックボクサー

予告編で、アカリの通事故は
ルイが加害者?と思い込んでしまいましたが
もっと複雑でした!(^^)/
終盤には、グッときた……

▼~▼内容にふれて雑感です。(ネタバレ!)
▼▼▼   

まずは、横浜さん♪
恋人のイケメン枠のみならず
キックボクシングのシーンは
遺憾なく、身体能力を発揮!(^^)/
筋肉(背も腹も)よし!
蹴り上げた脚よし!
キレのいい動きは、気持ちヨイ!(^^)/

そんな横浜さん=ルイですが
過去に、悪い仲間と悪い事をして
ムショ帰りで、ありました。
謝罪と後悔の念に押しつぶされるように
暗くどんよりと、生きています……

駐車場の管理人バイト中
前の管理人と親しかったアカリが
まだ前任者がいると思って、やってきたのが、縁☆
(TVドラマを“見”に来ていた)

顔は見えなくても、話し方や雰囲気で
その人の人となりは、なんとなく伝わることありますよね。
段々、親しくなっていく過程は
恋のはじまりに、トキメキながら、鑑賞ください♪(*^^)v

~中略~   ←事件もある!

アカリを守ろうと決意したルイは
再び、プロのキックボクサーとして
前向きに、生き始める。
が、悪い仲間は、闇試合に引きずり込む。
アカリへの危害を案じたルイは
アカリが、目の手術で入院したあと、去る決意をする。

が、“去る決意“どころでなく
勝ってはいけなかった闇試合で
命からがら、勝利してしまったルイは
仲間から、刺されてしまった!!!!(>_<)
せっかく、見えるようになったアカリは
見るべき人・見るべき愛を、知らぬ間に失った…orz

しかし、ここからが良い!\(^o^)/
それから、2年経って――

▽要反転▽


アカリは、ルイの洗礼名をつけた雑貨店を営みつつ
病院ボランティアで、マッサージをしていた。
その病院に、ルイが!!\(^o^)/  

ルイは、アカリに気づくが
偽名入院の上、ルイの顔を知らないアカリは、気づかず、マッサージした。
気づかれそうな手の傷跡を、触れられないように
隠すルイ…
視力を取り戻し、元気なアカリの姿に、涙するルイには
目頭が熱くなった……
ああ、ルイとアカリを、引き合わせて!!!

その後、再び、ルイとアカリは巡り合うが
アカリが気づく前に、ルイは
不自由な体ながら、逃げるように、立ち去ってしまう…
ルイ、アカリから逃げないで!(T_T)

殺されかけて、満身創痍のルイが、痛々しい。
彼は、この体では、アカリを幸せにできないと思ったのか
アカリに逢ってはいけない辛さに、耐えられないと思ったのか
幼い頃、母が入水した浜辺に、向かう……

ルイにはルイの、愛し方・守り方があるのだとは思う。
ファイトマネーを稼いで、幸せにするーとの心づもりがあった。
けれど、キレイ事かもしれないけれど
どんな体・どんな状態でも
あなた(ルイ)でなければ、ダメなんです……
あなたは、私の人生から、消えようとしないでほしい……

だから、浜辺で
やっと、ルイをつかまえたアカリが、嬉しい☆
ルイは、アカリの瞳に応えないと!!(^^)/


▼▼▼   

世の中の片隅で、出逢った恋人たちが
たとえ、運命に引き離されても
逢いたい!という強い気持ちを
運命は、覆せない!!!

↑こーゆー展開☆大好き!(^_-)-☆

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テーマ : 邦画
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映画『窮鼠はチーズの夢を見る』★そのチーズは生臭さまで思い出してほしい

180022_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/180022/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・恭一: 大倉忠義
・今ヶ瀬: 成田凌 
 ←悩ましさ秀逸☆

原作未読です。
予告編で、大倉さんを見る成田さんの眼差しが
恋に堕ちて溺れていたのが、気になっていました。

今ヶ瀬の、浮気調査の対象は、先輩:恭一だった。
恭一は、浮気を、妻に隠してもらう交換条件に
今ヶ瀬の要求に、従うことにした。
学生時代から、恭一に惹かれていた今ヶ瀬は
金品でない要求をした―――

男女間であっても、同性間であっても
“好きな人“との距離や関係性:愛についての話は
尽きないものです……(^^)/
答えがないものだし。

ラブシーンの生生しさは、直視できなくて
ナンですが (汗←ウブ(^^♪)
そのときの彼らは、どんな気持ちで……
と、寄り添って考えてみるのは、重要かも。


▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!) 違うときスミマセン
▼▼▼

妻を大切に思うーと言いつつ
よその女とも、“関係”していた恭一だが
今ヶ瀬に、調査され
夫婦生活を壊したくと、必死に。

しかし、実は、
調査依頼した妻のほうが、“恋人”がいた。
妻は、夫から、“愛情の手ごたえ”を、感じていなくて…

愛情の手ごたえとは
旅行とか花束とかで、埋まるものではないものです…

日々の生活の端々で、“心がつながってる“実感があると
うれしい,。(^^)/      ←ソレがなかなか…orz
ただの“共同生活者”じゃないのに……( 一一)
“好き”の代わりに、生肉を重ねても(汗)
愛の代償にはならない……(と思う)。

恭一は、優しいのか、断り切れない感じ。
(さすがに、今ヶ瀬の“強引さ“には、躊躇あるも)
けれど、優しさで、ズルズルいくわりには
さほど情が移らず、深まらない……
善意の人は、善が、愛にはなりにくいのか…?
愛してくれる想いには、応えても
それが、相応の愛ではないみたいなんです……

だから、今ヶ瀬は、苛々し、寂しい……

やがて、恭一は、今ヶ瀬に
身も心も、許していく―――のだが
ハーメルンの鼠のように、流されていく人ーとも
評されたように、恭一は、ただ
今ヶ瀬の愛の力に、引っ張られたような……

いやいや、それでも、今ヶ瀬が去ったあとでは
彼に、未練があるようにも、見えるのだが…
知人としてなのか、どうなのか……
恭一は、確かに優しい人なのだろうが
“人を愛したことがあるのか”……?
優しさ?断れない?-でなくて
ちゃんと、心の中の愛の一線を、越えたことはあるのか?

彼は、愛される人の元には、安心して行かれそうでも
自分から積極的に愛することには、不慣れな印象です。
だから、去る人は(もう愛してくれない)追わない。
自分から愛したわけではないから
“いらない”ことに……
(注:話を単純化しています(^^)/)

そうやって、別れたはずなのに
また、姿を見かけたら、誘ってあげちゃう恭一。

今ヶ瀬は、もっと、実感できる愛が、恭一から欲しそうなんですが
人の気持ちは、どうにもならない。
今ヶ瀬は、そんなこんなで、恭一を嫌いなタイプだとも言い切ったが
だけど、恭一が好きだから
あなたからこうしてほしいのに!という不満は
やがて、悲しみになり、諦めにもなりそう…orz

そして
やっぱり、恭一が好きだから、誘いにノッテしまう今ヶ瀬。
“ずるずるべったり“は、当事者にしかわからない、愛の形か…

“窮鼠とチーズ“と言うタイトルから
思い出してしまうのが、『チーズはどこへ消えた』。

もう、ここには自分の求めるチーズはないと悟ったら
割り切って、振り切って
新しいチーズを求めるほうが、幸せなのかもしれない…
けれど
愛とか人とか、生々しい、もとい“生きる活力“のものは
割り切れないんですよね……
新しいチーズを食べても、幸福感・満腹感どころか
よけいに、空腹感・渇愛感マシマシに、なってしまうんです……orz
(ね、今ヶ瀬…….)

そうして、何もなくなったときに
あのときのチーズは、美味しかったんだナ……
と、気づくのかもしれないけれど…….

気づいたのなら、思い切り泣きじゃくるくらいがいい。
そのほうが、情が深くていい。
取り乱さず
しみじみ、チーズの味をかみしめるーでもいいけれど
多少は、そのチーズの“個性的生臭さ”までも
思い出すほうが、浮かばれるんじゃないかな………….


▼▼▼

優しさでなくて、愛してほしい…

今ヶ瀬の愛情深さは、重いかもですが(汗)
成田さんの、哀しくも深い眼差しを見ると
それほど愛されるのは、幸せかもナ~と思いますョ。(^^)/


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『恋人たちの予感』★友情と愛情の“腐れ縁”に憧れる逸品☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/3971/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
くわしいあらすじはココ


TVドラマ『独身貴族』で、
ノーラ・エフロン監督の映画『めぐり逢えたら』を話題にしていました。

本作は、そのノーラ・エフロン脚本です。
主演は、メグ・ライアン&ビリー・クリスタル(メリー&ハリー)
最初の出逢いから、約10年間の物語です。

邦題からは、恋人になりそうな予感のする男女が恋人になったョーという
シンプルな話なんだろう、との予感が、ありますが^^;
ノーラの手にかかった男女は、じっくり煮詰められるというか
うまく、煮っ転がされて、よ~く味のしみた、美味しい出来となっています☆

▼~▼ 内容にふれて雑感です。
▼▼▼

約10年~と言っても、ダラダラ、続いていたわけでありません。

ここでは
~~男女は、友達でいられるか~~という問題提示もあって
逢っては離れ、離れては、また再会し……と言う感じで
“良く知った顔見知り”と言う関係で、10年過ぎていきます。

印象的なシーンです。

① :それぞれの悩みを話し合う

彼らには、それぞれに、パートナーがいて
その人と、うまくやっていきたいがために生じる悩みを
お互いに、慰め合うような関係に、なっていること。

―男女が友達でいられるかー
ディベート大会のお題のようなソレについては
私は、もうどうでもよくなっています^^;

悩みを打ち明けて、聞きあえる関係☆
コレ、最高!☆
恋人であっても、いえ、恋人だからこそ本音を言えないことは、実は、多々ある……
異性だから、行儀のいい自分を、見せたいんですね、きっと……

男のハリーは、メリーも含め、女性を友情では見られない旨を
早々に、カミングアウトしていますが^^;
“吐露“できる相手である二人の関係には、憧れます~♪

愛でも恋でも友情でも、なんと呼んでもいいから
私は、こういう関係の方が、一生に一人はいてほしいと思います。
(茶飲み友達可^^;)


② 一線を越える

やはり、男と女は、磁石のように正反対だからこそ、引きあうのか……?
と言う感じで
あるとき、一夜を共にしてしまいます。

始めから、恋人として始まっていたら、“幸せ“な経過なはずが
友達だか、くされ縁だかの関係では
なんとも、そのあとが気まずい……(>_<)

けれど、この気まずさが、“誠意“と”本気“の表れなんだと思います。

本音を語り合える2人は、心は、恋人以上に、十分つながっている。
それだけでも、十分、イイ関係☆
けれど、体の関係がプラスされて
もっと深い関係になるかと言えば
そうとも、限らない……

“体の関係”=恋愛であったとしても、友情の先に、存在するものでもない…

大好きな人に求めるものが愛ならば
それは、“体”のこともありそうですが
“体の関係“が、愛情を、錯覚させることもありそうです……

……↑観念的になってしまいそうですが^^; 
男女の関係は、複雑でございますね。


③ ビリー・クリスタル☆

本作のメグ・ライアンは、本当に、キュートでかわいい♪
一方、ビリーのほうは、失礼ながら
イケメンの範疇に、入れてもらえてません(>_<)

私も、だいぶ前に観てから、記憶にも、残ってなかった^^;

けれど、ウン十年ぶりに観たら、
作品の10年間にも、思うところ、しみじみと同時に
ビリー、いいねェ~♪と思いました。

イケメンではないかもしれないけど(失礼!)、イケてますよ(*^_^*)
彼の演じたハリーとは、友達でいてほしいと思いました☆←イイ意味で^^;
心の横に、いて欲しい……
一緒に、いてほしい……照

友情だの恋愛だの、というのとは、別次元で
強い絆、バディ、相棒……
かゆいところに手が届きあう関係、とでもいうのが
イイなあ~と思います。


▼▼▼

世の中は、自分が求めても、相手にソノ気がなければ、空振りで^^;
なんとも、切ないもので、ございます……orz


彼らの10年越しの関係は、若いときには、恋愛ストーリーの1つ、と言う感じで
さらっと、楽しんだのだと思いますが……
(記憶も、“あのテーブル”しかなかった^^;)

ウン十年経ってみると、しみじみと、ずっと、つながっていられるのって
いいなァと思います……

そんな“くされ縁”に憧れる、逸品ですネ☆



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テーマ : 洋画
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映画『ぐらんぶる』★トラぶる竜星涼さんは絶妙にイイ!(^^)/

183800_3.jpg

作品について https://cinema.pia.co.jp/title/183800/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・伊織: 竜星涼☆

『グラン・ブルー』と言えば、
フリーダイビングのジャック・マイヨールさんを、
想起させますョ。(^^)/
ポスター(チラシ)見ても、青年が、フリーダイビング☆
いや、沈んでる?(汗)
いや、お風呂か?(と思うのは全裸ゆえ(~_~メ))

――ということで、ダイビング作品でした☆(*^^)v

島にある大学に来た伊織は
叔父の店:グランブルーに行った。
そこで、従姉妹(妹)に出逢ったはずが、
以後の記憶が喪失し、気づいたら、学内に居た!
しかも、全裸で……( 一一)

↑この全裸エピソードが、繰り返されたのち
ぐらんぶる…….?(^^)/

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

全裸にこだわるわけでは、ありませんが
あわてふためく、伊織☆サイコー(^^)/
ナニかにつけ、困ってしまう作品の竜星さんは
表情やら雰囲気やらが、絶妙にイイので
災難モノは、適役☆!(^^)/

何度も、学内で気がついては、全裸で
指示を見つけて、下着を取りにいくクダリ…
(やがて、相棒:耕平も加わる)
何度も繰り返すので、段々、手際がよくなるという…(^^♪

やがて、(少なくとも)パンイチに進化する、伊織と耕平。

なぜ全裸で、学内に放置されのか?
それは、ミステリーの様相を、醸すのですが(^^♪
ダイビング部の猛者たちに、毎度、酒を呑まされて
記憶がないだけだった…(~_~メ)

その先輩たちの、魔法の言葉☆Vamos!
で、スイッチが入ってしまうと
上を下への大騒ぎ的・大歓楽的・遊興的な時間に、なってしまう♪(^^)/
↑ハチャメチャに、溺れてしまおう….
ダイビングだけに……(^^♪

島を脱出しようとまで思い詰めた?新入生2人だったが
もはや入部拒否は、できないの….orz
けれど、ダイビングを教えてもらって
ライセンス取得もできて、順調な経過。(*^^)v

2人は、ダイビングの装備を購入するため
学園祭のミスコン(美男・美女)優勝を、狙うくだりは
ひと味違う展開で、飽きさせない。

海のシーンも爽やかに
ダイビングの楽しさを、さらに実感しようと
海に繰り出した、伊織と耕平。
だが、彼らの本当の狙いは――

▽要反転▽ オチばれ注意!
▽▽▽

二人が、ダイビング部に入部し、ライセンスまで取ったのは
楽しいだけでなく、この島を脱出したかったから!
やはり、いちいち Vamos!の掛け声で
メチャクチャになってしまう生活には、疲れたの…?(汗)

けれど、海は、二人だけのものじゃなかった。
気配を嗅ぎつけた仲間たちと、一緒になって
楽しく泳いだあとは
一緒に、帰りましたとさ……


▽▽▽
▼▼▼

ダイビング中
エア切れの人に貸す、オクトパス。
練習中、伊織は、女子に貸すことになった件。
ナント!彼は自分が吸ってから、貸そうとした!!
いやがる女子。ひたすら拒否る……( 一一)
ダメだよ、これは……汗。
でも、おかしかった☆(^^♪


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『この世界の片隅に』★若妻すずのほわ~っとしつつしなやかな強さ

168582_5.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/168582/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・すず: 広島から呉に嫁ぐ  絵が得意 
・周作: すずの夫
・水原: すずの同窓生

第二次大戦中・広島―-といえば
戦争・原爆の映画だーと思っていたので
観る勇気がなく、以前、途中までしか見ていませんでした。
今回、鑑賞☆

例えば、朝のテレビ小説では、戦時中の既婚女性(ヒロイン)を
よく見かけた印象がありますが、それに似た感あり。
一人の女の生き方を見るような。
彼女を通して、世間を見、時代を見るような。

(戦時中の受難を見れば、自ずと、反戦は伝わる)

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ?)
▼▼▼

18歳で、嫁いだすずが、良い!(*^^)v
ぼんやりしてーと言われるキャラが良い。
実際、ぼやーとは、しとらんで
ぼやっと感じる優しさが、しなやかな強さに、なっとるんよ。(*^^)v
(のんの声が良い(^^)/)

妻になった女の人は、大なり小なり、そうかもしれない。
家のこと、アレコレ一人で、キリモリしないといけない。
(分担だの手伝うだの、そんな夫は、そうそういないし…)

嫁いだ翌日から、まだ暗いうちに、井戸の水くみから、
慣れない台所で、煮炊きやらナンやら、やらないといけない。
その生活は、ずっと続く………

婚家で生きていく(ソコが自分の生きる場所)となったら
ソコに、順応していかないと…….
嫁はヨソ者だから、始めは“一人ぼっち“だけど
婚家の人たちが良くしてくれれば、住めば都☆

ただ、義姉が、キビシイ傾向が……( 一一)
それでも、ほわっとした雰囲気のすずは
日々の難をうまくかわして、たくましく、生きていく!(^^)/

そんな、主婦:すずに、“女“を見るのも、良い☆
嫁は、婚家に仕える家政婦では、ないですから。

周作に見込まれて、嫁にきたすず。
断りもできたが、断らなかった。
(昔、双方出逢ったことを、すずは忘れていた)
妻を、すずさんと呼ぶ周作は、悪い人ではないが
なんだか、よそよそしい…( 一一)
心の間の一線を、越えていない感じ…

そんな折、同窓生の水原が(今は水兵)やってきた!
婚家はもてなしてくれたが、さすがに、
寝間は母屋でなく、納屋になった。
昔なじみ同士で、遠慮ない会話をしていたすずと水原に
周作も、嫉妬したような……

納屋で、話しているうちに
すずと水原は、“昔なじみ“を越えてしまいそうになる。
水原は、すずが、ムリに嫁にされたと思っていたが
すずは、すっかり周作の妻になっていて…….
(↑この“情“は、言いにくい感覚です…….)
居場所―という語が出てきますが
すずは、ここ婚家・夫(周作)を居場所にすると覚悟して
嫁に来てますからね。 ←この感覚は私もわかる(*^^)v

戦争の日々は進み、出征した身内は、英霊となり
出征する青年に、「おめでとうございます」と送り出す、すず。

~中略~

すずが、姪っ子:ハルミと呉の病院に、負傷した義父の見舞いに
行ったときのこと。
(ハルミは、母と下関に疎開する途中、母の用足しの間
すずに同行)
時限爆弾の爆発に遭い、ハルミは爆死。
すずは、右手を失った。

広島の原爆も、腹立たしい仕打ちですが
各地の空襲・爆弾投下も、大迷惑なことです。
(非武装の民間への攻撃は、どうなんでしょう……)

右手を失ったすずが
その手で、大好きな絵を描いたことや
右手がしたこと、できたことを、延々つぶやくのが
胸に、グサグサ刺さっていく。

右手のことや、ハルミのこともあり
すずは、広島に帰ろうとしたが、留まることを決めた矢先
広島に原爆投下された!
その後、終戦。

欲しがりません勝つまではーで耐えてきたのに
敗戦に、怒りと哀しみが込み上げるすず。
知らなかったすずの内面を、見た気が……

その後、被爆孤児に出逢ったすず。

その子の母は、右手を失って、亡くなった。
彷徨っていたその子は、右手のないすずを見つけ
母親と、重なったのだろう。
おむすびを食べていいと言った、すずの右腕に、しがみついてきた!
亡くした右手が、新たな縁を、つないだのか!?
私は、ココで、一気に、涙が……………

最後の一人になるまで、戦う覚悟で生きる価値観で
戦時を生き抜いてきた、すずだったが
明日も明後日も、たくましく、生き抜いていかなければならない。

自分が生きるだけで、精一杯だとは思う。
けれど、孤児(女子)を温かく迎えた、すずの婚家が良い☆
その女の子は、生きる場所を見つけられた。
生きる場所とは、食べ物だけでなく、心が幸せでいられるところ。

▼▼▼

ほわ~っとした、優しい雰囲気を、醸しつつ
芯のしっかりした、若妻すずさんが、ステキ☆
私も、そんな奥さん・お母さんに、憧れるナ……(^^♪


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テーマ : 邦画
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映画『グッモーエビアン!』★家族はだいたいこんな感じなら幸せなのかな

158444_3.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/158444/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・アキ(母): 麻生久美子  
・ハツキ(娘 中3): 三吉彩花
・ヤグ(?): 大泉洋


世界放浪?の旅から、舞い戻ったヤグは
バンド仲間だったアキの家に、転がりこむ。
未婚の母アキが妊娠中から、アキが好きだったヤグは
ハツキが小さい頃から、パパ?のような“家族”だった。
アキは、ハツキの生活費の分まで、残業しながらも
ヤグとの生活を歓迎し、楽しんでいるようだった。
だが、三者面談の時間も取れない母に対しても
楽しいだけで、仕事もしないヤグに対しても、
ハツキは、苛立ちを感じてくる――

いわゆる“普通”の家族でない、ハツキの“家族“の物語ー
と言うのでしょうか?
そして、“普通“についての思いも、チラチラ浮かびつつ
人生?生活?について、思いめぐらせたくなってきます。(^^)/

▼~▼内容にふれて、雑談です。
▼▼▼

中3のハツキは、成績上位で、塾通いも。
多分、“将来“のことも考え、進学校希望か?
(塾通いを容認する母も、それなりの希望もあるのかと)

進路の三者面談は、母は仕事を理由に、出席する意向はなく
ハツキに「自分の将来は自分で決めろ」とだけ、言い放ってきた。

↑親の価値観は押し付けないから、好きにしていいよー
というコトなんですが、”好きにしていい“は、ときに
突き放したような言葉にもなる………

好きなバンドをやって、誰かの子供を産んで
結婚に縛られず、自由に、自分の人生を生き
今はさらに、バンド仲間を住まわせ、食わせてあげている母。
宿題や受験勉強をしていても、隣室で
今、楽しくワチャワチャ盛り上がる、アキとヤグに
自分(ハツキ)の将来のことなんて、考えているのかーと
苛立ちとともに、疑問を抱きたくなるハツキの気持ちは、わかる……

世の中は勉強だけじゃないョーとか
好きなことをやるのが1番だョーとか
そーゆー価値観も、わかる。
家庭訪問に来た担任に、母が
イイ大学出て、イイ就職してーなんてつまらん!
と言うのも、ロッカーの意地か……

しかし、進路希望に、ハツキが“就職”と記入したのは
母にも、意外だったよう……
母は、つまらん!とは言ったが、内心、“普通“に(無難?)
生きてほしいと、思っていたかもしれない……

就職の理由をきくと、ハツキは
自分は独立し、母と離れ
母はヤグと楽しく生きろ!そうしたいんでしょ!と言い放つ…..
↑不満のはけ口的ヤケクソ感ムンムン……(~_~メ)

ハツキは、“普通”に暮らす同級生(トモ)を、羨んでいたようで
トモが、ヤグと暮らすハツキを羨むと、怒った。
しかし、トモの家は、その後、離婚したことがわかり
外から“普通“に見えた家族も、”平穏”とは限らないことを知るハツキ。

ヤグが、ハツキとアキを思い、家族について語ろうとしたとき
ハツキは、好き勝手に生きているヤグから
家族のことなんて聞きたくない!と拒絶したのだが
あとで、ヤグは、事故で両親を失ったことを知り、心傷める。

人生いろいろ、家族もいろいろ、普通もいろいろ――
自分の人生(生活)にも、大なり小なり有る
思い当たるフシが、チョコチョコ、重なってくる………..

~中略~

ヤグが、得意なカレーを作る。(彼なりの気遣いか)
で、よせばいいのに、彼は、“シモ“(!)の話を始める。
とめどなく……汗
堅さにも、言及……大汗
カレーを食べてるのに!!!(>_<) 滝汗


▼▼▼

グッモーエビアン!は
ヤグが、海外から送ってきたハガキに書いた言葉。
(あとで、ハツキの担任:小池栄子先生が
「Good morning, everyone!」を連呼したとき
そーゆーことかと…(^^♪)

正しくなくても、だいたいわかればいいのかも。
「“ありがとう”と“さようなら”は、言うときに言わないと、後悔するゾ!」
ヤグが、ハツキに必死に訴えたのは
それが、彼が心に痛い想いをして得た、人生訓なのだろう。
とりあえず、だいたいでも、“挨拶“は大事☆

大泉洋さんの絶妙な“だいたいさ”を
生かしたCMもありますが
家族は、だいたいこんな感じなら、幸せなんじゃない?
というムードが、絶妙な作品かと♪



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』★仕込みに仕込んだ嘘から出た真!

183524_3.jpg

作品について https://cinema.pia.co.jp/title/183524/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

詐欺師ダー子のチームのダマしが、痛快なので
楽しみにしていました!

大富豪フウが亡くなった。
遺産は、同居の長女・長男・次男でなく
(どこかにいる)末っ子のミシェルに、譲るという。
ダー子は、詐欺師の母亡き後、苦境にいた娘を救い出し
ミシェルに仕立て、フウ家に乗り込んだ。
DNA検査もクリアし、ミシェルと認定されたら
手切れ金をもらって、退散するはずだったダー子。
しかし、当主の証=玉璽の授与のお披露目まで
数か月も、滞在することになってしまった—

滞在が長くなると、ミシェルが偽物とバレるんじゃないかとか
遺産狙いの兄弟から、暗殺されるんじゃないかとか
ハラハラが、募ります。(>_<)
さらに、お披露目のパーティともなると
会いたくない、会ってはいけない、アノ人もコノ人も来たりして…

↑ハラハラドキドキを迎え撃つべく仕込まれる、ダー子の仕掛け。
絶対、用意周到の仕込みだよねーと予想しつつも
あとでわかるタネ明かしには、予想外、多々あり!(^^)/
最後の最後まで、仕込みに仕込まれてたのね…(*^^)v

▼~▼内容にふれて.雑談です。(▽ネタバレ?汗)
▼▼▼

あとで、巻き戻して、タネ明かしをするので
途中、ココ、なんか中途半端で。先行っちゃたナ~
と思う箇所は、あります。(^^♪

例えば
今は、特別な気持ちで、しっかり見ようと思っていた
三浦春馬さん=ジェシーのシーン♪

新当主:ミシェルお披露目パーティに、乗り込んだジェシー。
ダー子とは、腐れ縁なので、ミシェルが偽物と知れる。
が、彼は彼で、愛の獲物狙いだし……
と思っていると、二人の天敵:赤星もやってきた!
なので、利害一致。
かつ、ダー子有利で、協力させられるジェシー。
ダー子とジェシーの、探り合いダンスは
ハラハラしつつも、コミカルで、楽しい♪(*^^)v

で、愛の詐欺師:ジェシーのホテルの部屋に
やってきたのは、地味目な女の子二人。
このシーン、さらっと過ぎます……..
サービスシーンかなと、思うほど……

↑だが、ココ、あとで、いきさつ含め、しっかり回収してくれます。
金髪のジェシーも、素敵ですゥ~☆(*^^)v

~かなり省略~   ←楽しんでください。(^^)/

▽ネタばれかも御免(要反転)  違うときスミマセン
▽▽

大富豪フウは、生前、ダー子の会話を聞いていた。
跡取りを求めるなら、大卒でなく詐欺師のほうが使えると。
彼は、初めから、ミシェルが存在しないことを知った上で
跡取りを、公募したようです。
ダー子も、それを知った上で、芝居にのった。
絶対、本物は現れないと知って。
そして、そんなこんなで
執事の理想とする当主ミシェルの姿を
お披露目パーティで、皆が、目にすることになる!
それは、(当主教育も受けたけど)
偽ミシェルちゃんもともとの性格・気質・優しさのなせるワザだったー
というのが、良い☆


▽▽
▼▼▼

嘘も百回言えば真実になる―などと言いますが
本作では「信じればそれが真実」
信じさせるための仕込みも、見事!、
仕込みに、仕込んだね……

「嘘から出た真」と言いたい!(^_-)-☆



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映画『劇場』★ラストの“昇華”その展開絶賛です!(^^)/

182498_2.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/182498/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

永田: 山﨑賢人   ←前衛劇団を主宰
・沙希: 松岡茉優   ←女優志望の学生

生活に困窮した永田は、町で、同じスニーカーを
履いていた沙希を見つけ、近づいた。
まもなく、永田は、沙希のアパートで、暮らし始めた――

(原作未読です)
山崎さんは、スッキリしたイメージの俳優さんだったので
ムサい雰囲気の永田を、どう演じるのか、気になっていました。

一緒に暮らし始めた男女の“経過“を、見るのですが
永田の“胸中エッセイ“が、ナレーションで語られます。
(複雑な内面の独白を、映像だけで表すのは、難しい?)

“読み聞かせ“のような感じで進むのかーと思っていましたが
ラストに、面白い“仕掛け“を見ました!
同時に、予想外に、心震えてしまった……

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)  違うときスミマセン
▼▼▼

沙希が、彼氏:永田について、褒めて、人に話したとしても
“最低な奴“と言われてしまうような、永田。

居候なのに、光熱費も払ってくれない。
なのに、TVゲームに興じる永田……

演劇人としてのプライド高い永田は
沙希が、ほかの芝居を見るのも嫌がるようで
沙希は、気を遣っている。
(永田を尊敬する沙希は、さほど苦でもなさそうだが…?)

そんな永田の“面倒臭さ“―いや”繊細さ?“が
吐き出される、独白ナレーションは
永田が主語なのに。
沙希を客観視する印象で、距離を感じてしまう…

いつもニコニコして、明るいムードの沙希は、イイ☆
優しくて、なんでも許してくれて、受け入れてくれそうな
ムードむんむん♪
すると、つい
甘えてしまう気がする……
都合のイイ人扱いされソ……汗

ニコニコ優しいと、つけあがる人、いません?(>_<)

永田は、沙希が笑ってる時間が、永遠に続けばいいと願う一方で
彼女の優しさに触れると
自分の醜さが強調され、苦しみが増す~とも言った。
さらに
沙希が静かにしてる静けさが、大きな音になって神経を逆なでする~
などとも感じる……

↑身勝手ですよねーと思っていると
身勝手な自分に沙希が不憫だーなどと自己反省の先制ナレーション。
こちらが批判するスキを、与えない…

↑こーゆー(悩み方をする)方は、個人的に思うには
一言でいえば、つきあいにくい……(汗)。
彼っぽく言おうとすれば
僕の意識の目と言う目が、あらゆる角度から
僕の体を通って、心の中まで
グサグサと突きさすように、見つめてくるのだ――的な
自意識の強さを、感じてしまいます……….
 
そうこうして、執筆の仕事が増えた永田は
沙希を疎ましく感じ、別に暮らすことになった。
(身勝手なのだが、距離を保つのも大事かと)

そのくせ、永田は
沙希が、バイトの店長と芝居を見に行ったことが、面白くない。
彼氏(自分)を演劇人だと、人に話していなかったことを
バカにしてるのか!と怒りもした。( 一一)

↑威嚇しているが、プライドというより、自信の無さなのか…
「明日忘れてくれるなら、手をつなぎたい」
と言った永田は、シャイなのか?
刹那に生きているからか????

しばらくメールの返信も、しないでいたのに
他の男と帰ったのを知ったら、速攻で、沙希を“迎え”に行った永田。
二人乗り自転車で、後ろの沙希に、話し続けた永田は
言葉のヒモで、沙希をグルグル巻きにしたような……
奪い返しは、愛なのかもしれないが、束縛でもあるような……

~中略~

沙希にとって、“何も変わらない”永田と離れ
沙希は、地元で就職した。
演劇人:永田には、変わってほしくないーと思いつつ
恋人なら、イイ方向に変わってほしいのも、本音かと…….

東京を離れる沙希の荷物を、一緒に、整理する二人。
永田作の台本を見つけ、読み合った二人。
やがて、永田は、沙希に、話しはじめた。
すると、場面は、沙希のアパートから、舞台に変わっていった!

「演劇でできることは、現実でもできる。
「今から俺が言うことは、全部本当のことで、全部できるかもしれない」

永田は、こうしたい、ああしてあげたい、そうしようという願望を
沙希のために、語り続けた。
未来の希望・願望を、ただただ語り、希望ある言葉を
どんどん、重ねていくだけのことなのに
胸が熱くなってしまうのは、どうしてだろう……
ただただ、語りかけてくれてるだけなのに
どうして、涙まで…………………

それは、きっと、ただそれだけのことではないからだろう。
沙希のことを思い、沙希の目をみて、沙希の心に向って
まっすぐに、語っているからだと思う。
思えば
恋人やパートナーは、普段、こんなにも熱く、向き合ってくれてますか?
ツーカーのつもりなのか
アレとかソレとか、あっちを向きながら、用事を言うだけで
耳にだけでなく、心に届くことを、言ってくれますか?

恋人でも、なれ合いでも、なんとなくそこで暮らしはじめて
よくも悪くも、なじんでいくと
そこが1番“安全”な場所になるのは、安らぎということで
それは、1つの、終着駅なのかもしれないが
そうしているうちに、空気のような存在にもなる…
必要不可欠なーという意味でもあるが
意識にのぼらない存在にも……orz

今、実現可能かどうか、わからないことを
嬉々として、語っている永田。
明日には忘れてほしいーなどとは言わず
これからのことを、希望をもって、話す永田には
目の前の沙希は、空気ではない。

「1番会いたい人に会いに行く
こんな当たり前のことが、どうしてできなかったんだろう」

そんな、沙希に熱く語りかける芝居を、客席から見ていたのも、沙希だった。
(このダイナミックな構図は、良い!(^^)/)

二人の思い出の日を、芝居にしたのかもしれないが
芝居の中で、永田は、しっかり、沙希を愛し続けるのだろう。
それは、懺悔のようで、今さら感もなくはないのだが
沙希ちゃん♪と、客席(の沙希)に語りかけるのは、ズルい……
ダメ押しじゃん……

演劇がある限り、絶望することはないんだ!と
永田が、確信(覚醒)したように
その芝居がある限り、二人の愛の思い出も、不滅だと信じたくなる!

だけど
それが芝居だから、よけい切なくなるんだけど…………..

▼▼▼

繊細で。プライド高く、メンド―(汗)な永田は
苦手なキャラですが
山崎さんの嫌味のないサラっとした雰囲気が
絵的には、よかった印象です。

そして、そんなこんなの永田が
ラストに見せた“芝居“は、絶賛です!(^^)/
そんな感動があるとは、思いませんでした☆


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