映画『白鍵と黒鍵の間に』☆しれっと希望へ越えていく♪

作品について https://www.allcinema.net/cinema/388894
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・南博: 池松壮亮☆ ジャズピアニスト
・出所したヤクザA: 森田剛
Aのリクエストで、ゴッドファーザーを弾いた博。
しかし、その曲は、ヤクザの会長だけがリクエストでき
弾くピアニストも、決まっているという。
その情報が、夜の街をかけめぐり、ざわつくーー
(あとで知ったが)南博は
夢破れた南と、夢を追う博に
“別れて”いたそうです、(^^♪ ←ソレがかなりミソ☆(^^)/
▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ?)
▼▼▼
博は、クラシックでなく、実は、ジャズ希望のピアニスト。
されど、それには硬い演奏なので、先生には
「Nonchalantに♪」と、指導され博。
けれど、そーゆーのは、理屈でどーこーではないので
夜の店での演奏経験を、勧められた。
そんな駆け出しのとき、事情も知らずに
客Aのリクエストに応えて、演奏したのが
会長の推し曲:ゴッドファーザー。
(出所したてのAは、組の犠牲になったのに
見捨てられていたことで、会長を恨んでいた?)
その頃の博は、いつかジャズを学ぶために
渡米することを目標にする一方
それなりの演奏は、客に聴いてほしいと思っていたが
酔客にはムリとわかり、割り切って
せめて、他のミュージシャンとのセッションで
経験を積んでいったよう。
しかし、来たばかりの歌手リサは
客ダネの低さに、不機嫌に…( 一一)
(高級ジャズクラブと思ったら
下品に吞んで騒いで、乱れてるヤカラじゃないの!(>_<))
すでに3年経ち、昔は、自分もそうだった博は
“プロ“として(演奏家としてではなく、接客業としての)
リサをとりなすが………
そーゆーのって、自分が忘れていた初心を思い出して
ちょっと虚しかったり、苦しかったりしますよね………
「俺は何をやっているんだ!」
今は、ゴッドファーザーを弾くことを、許された博=南だが
考えてみたら、井の中のカワズかも……
アメリカで、どっぷりジャズを学ぶはずが
生きるために、会長のご機嫌取りのピアニストに……orz
とはいえ、演奏家の心は自由♪♪
音が出れば、セッションの波は、すぐに揺れる。
博=南の留学用に録音された
忘年会(のリハーサル)の演奏は、良き良き良き♪♪(*^^)v
ソレが、会長の気に入ろうが入るまいか
同僚の忘年会だろうが。留学用のデモだろうが
音を乗せて。楽しく、心合わせれば、最高なのよ!
この快感は、理屈じゃなくて
ただ、ヤッタ~~!!!!!\(^o^)/という
爽快感なのですよ!!!!!
ココで終わっても、いいくらいでしたが(汗)
Aの乱入で、会長と殺し合いになり
(ほかの人も加わり 汗)
さらに、南も、生きてるか死んだのかわからない感じに…汗。
建物と建物の狭い間で、気づいた南。
(そこは、白鍵と黒鍵のすきま?)
さらに
出られそうもないソコにいたもう一人は
落ちぶれた姿の博だった!
(死んだはずの会長やAもいて
ソコは、生と死の間????)
今までも、3年前なのか?今なのか?
博と南は、別人なのか?同一なのか?
よくわからないまま見ていたけれど……汗。
コレも、Nonchalantなのか????
しいていえば
ジャズの即興演奏か!??
メロディは、あるような、ないような………
前後関係、時間軸を軽く無視して
ノリと勢いと高まりだけで
ウワーッと、ラストになだれ込んでいくのは
私は、大好きですよ!
考えるな、感じろ!―的であって
フィーリングという、ふわっとしたものでもない、
そこにあるのは、ピアニスト:南博の魂☆
あとは
こうと決めたら、走り出すしかない!
鍵盤に自分の音楽を
ひたすら叩きこむように、駆け抜けて行け!!!
「人間には音楽がある♪」
3年前
希望が輝いていた、あの頃の想いのままに………
▼▼▼
途中、ナンだか、わからなくなってしまいますが(汗)
ソレすら心地よく、高揚する♪♪
Nonchalantに、しれっと
因果関係を越えた演出には
何にも抗える力強さがあって、好き☆(*^^)v

にほんブログ村



にほんブログ村