映画『羊の木』★彼らが“普通”に生き直すことを


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171421/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
(原作とは異なるようです)

・月末:錦戸亮
・宮腰:松田龍平
・文:木村文乃
・杉山:北村一輝


元殺人犯6人は、受け入れ先の魚深市で、それぞれ自活する。
彼らの素性がわかり始め、問題も生じ始める中
担当職員:月末は、彼らの1人:宮腰と親しくなり
文らと、バンド練習も始める――

それぞれの事情があるとはいえ
元・殺人犯である、彼らの生活の端々に
当初、危険ムードを匂わせるのは、ニクイ。

地元のお祭り(のろろ様)を、転機としながら
段々、宮腰に、“その後”の照準が合っていく。
(松田さんの異様さは絶品!)
信じるか疑うかーと、ありますが
問われているのは、それだけではないのかも……

▼~▼ 内容にふれて雑談です。(違うときスミマセン)
▼▼▼

素性を隠して、市民として、働く彼ら6人。
1度でも、人を殺したことがあれば
そのことに対しての恐怖以上に
これから起こるかもしれない恐怖を、人は、抱くのでしょう。

彼らは隠すことで、“普通の人“になっていましたが、
バレたら、拒否か受容かを、経験することになった。

人は、“印象“どおりーというセリフもあるが
噂でなく、接する自分が、その人のことを決めればよい
というのが、1つ、ポイントかもしれない。
(親の人間関係も、子供が干渉せず、親が決めればよいことも一例か)

印象からすれば、杉山は、悪さしそうで(汗)
案の定、ヤクの密売を、宮腰に持ちかける。
しかし、宮腰は、真っ当に生きようとしていて
月末のバンド練習にも参加し、“友達関係”になっていく。

↑ソコ、個人的に、微妙なツボかも……
文をめぐって、“三角関係“のようにもなった宮腰が、月末に、
「ソレって、市役所職員として?あるいは友達として、言ってるの?」
と言ったとき、「友だちとして」と答えた月末の、一瞬の間には、
疑念を、感じさせるものがあった。

多分、月末は、職員としての誠意を尽くしつつ
“親しく“、親身に、友人の気持ちで、接してきたと思う。
けれど、心底、“友達“と呼べるかと言えば
幼なじみや同窓生とは、違うだろう。

更生しようとする人を応援しようとするのは、人道的にはアリだとしても
宮腰には、少年期に殺人の前科もあった、と新たに知った月末に
更生への疑問と不安が生じてしまったのも、ムリはない。

そんな過去の事実は消せなくても
宮腰は、配送の仕事をこなし、生きなおそうとしていたと思う。
しかし、やはり、“過去”は消えてくれなくて
宮腰を恨んで、捜しに来た男が現れる。

刑務所で罪は償われたーとしても、
被害者側の不利益が、償われるわけではなく
犯罪者には、過去の呪縛は、付いて回る現実がある。

宮腰は、自分の未来をつぶしそうな、“過去の男“を殺した。
連鎖的に、杉山をも殺した宮腰は、もはや、残忍な殺人鬼そのもの!(>_<)
ソレが、宮腰の本性なのか?
もしも、宮腰の前には、未来を正しく導く者だけがいたとしたら
彼は、殺人を繰り返す必要はなかったと思うが…

元殺人犯の更生を信じるか信じないかーという問いかけがあるなら
それは、その人の(資質の)問題というよりも
周りの人間関係次第なのかも、と思えてくる。

シャバという、現世で生きていく以上、浄化世界は、望めそうもない。
(前科者でなくても、イイ人ばかりというわけでないから)
決して、殺人願望などではなく
“普通の人“として、生きたいがために
未来にも、殺人を重ねそうな不安を抱いた宮腰は
“のろろ様“の伝説を引き合いに出し、自らを葬ろうと
言い伝えに従い、月末を巻き込んで、2人で崖から海に落ちた!
月末は生還するが、宮腰は浮上しなかった……

さて
「羊の木」の絵は、清掃員になった元殺人犯の女性が拾ったもの。
彼女は、命の償いをするかのように
死んだ生き物を、埋めてやり、土饅頭を作る。
ラストには(宮腰の投身のあと)、その土饅頭の1つに、双葉が生えていた。
あたかも、“羊の木”の始まりのように。

羊の木は、木綿が取れる木との誤解(思い違い)だという。
元殺人犯の彼らが、刑期を終えてシャバに出たら
再び、“普通の人“として生きていけるー
というのは、願望であっても、誤解なのかもしれない……
世間の目は、キビシイ…orz

一方、世間の冷たい目から守るがごとく
温かく、接してくれる人たちがいるのは
再犯を防ぐということでも、大切なことかと。

過去だけでなく、“今“も殺人を重ね、将来にも絶望した宮腰。
彼は、“普通の人“として、生きていくはずだったのに…orz
けれど、彼のせいで、将来を奪われた被害者(や家族)は
彼が、“普通の人”になることを赦せないとしても、それも理解できる…

土饅頭に芽生えた双葉は、羊の木のよう?と前述したが
もし、生まれ変わるのならば
“誤解”でなく 本当に、“普通の人“として生まれ、生きてほしい。

途中まで、月末の“友人“として、不器用ながら
“普通”に、生きようとしていた宮腰が、むしろ、いじらしい。
演じた松田さんならではの、モロさと危うさの絶妙な風情が
“普通”に生きることの難しさを、問いかけてくるようでした。

▼▼▼

元殺人犯を受け入れた町のお祭り~のろろ様~。
かなり、インパクトあります。
まともに見てはいけないそうですが
チラ見すると、土偶のような大魔神のような……(*^^)v


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映画『不能犯』★松坂桃李さんの妖しい目力と氷の微笑を堪能(*^^)v


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171740/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・宇相吹正 : 松坂桃李 ☆←目当て!
・刑事 :沢尻エリカ 

原作未読です。
松坂さんが、何やら妖しいムードの殺人鬼?だそうで、気になっていました。
(映画『彼女がその名を知らない鳥たち』 では、冷や汗もののゲス♂を演じたので、
心の準備はできています。(^^)/ 

“不能犯“とは、証拠を残さず、逮捕不能の犯人ということらしい。
ウソブキは、ボランティアで依頼を受ける殺人鬼。
殺人暴走するウソブキと、対決するエリカ様も、見どころかもしれません。

殺すーと言っても、ウソブキは、“思い込ませ“で死なせるのがミソ☆
とはいえ、“面倒“なことになっていくのも、一興でしょう。(汗)
そして、散々、ウソブキの殺しを見たあと
やがて、爆弾事件がクローズアップされていく。
思わぬ“伏兵“に翻弄されながら、ヒートアップしていく!


▼~▼ 内容ぼかして雑談です。(違うときスミマセン)
▼▼▼

諸国大名、目で殺し、糸屋の娘は、目で殺す――
などと言われますが
ウソブキも、目で殺します。(>_<)
彼に見つめられたら、大抵、ダメなんです…
(松坂さんの眼差しに悩殺!?)
ソノ気になって、自ら死へと、向かってしまうのです……
(彼の暗示的魔力にかからないのが、エリカ様)

松坂さんは、視覚探偵でも、視覚(目力)で勝負していました。
あのときは、弱った体で、奮闘していたのが魅力でしたが
今回は、凍りつくような、かつ、自信たっぷりの微笑付きなのがミソ☆

必殺仕事人と違って、タダで、殺人を請け負うウソブキですが
純粋(?)な動機でない場合には、依頼者もしっぺ返しされる。(汗)

殺しの理由に、“純粋さ”を求めるとは……?(^^♪
殺人にも一分の理?あるいは美学?
人を呪わば穴二つ。
タダより高いものはなし。(>_<)

恨んだり羨んだりすることは、あったとしても
殺したくなるほど!というのが、設定とはいえ、安易…
やるせないのが、思い違い……orz
ウソブキも、不純な理由を知りながら、請け負って
依頼人をも始末するのを、楽しんでいるのか……

そんな風に、ウソブキは、殺人を止められない……(止めるの不能)
エリカ様に止めてくれ!と言うが、それすら、懇願というより挑発。
ウソブキの目力が効かないエリカ様を、試して崩そうと?

そして、伏兵の爆弾魔! ←これは予想外。面白くなってきたゾ!

“殺傷“ということでは、ウソブキと同類かもしれないけれど
爆弾魔は、誰の依頼でもない“殺し“を
不特定多数に対して、仕掛け (個人狙いもあったが)
不能犯=松坂さんに見入っている私を、ひっかき回す。( 一一)

この爆弾魔は、かつて、エリカ様が逮捕し、更生を信じた男。
けれど、信じただけでは、ダメだったみたい…orz
爆弾事件の前、この男も、ウソブキに殺人を依頼していたこともわかる。

ウソブキと爆弾魔と、メンド―な男を、まとめてナントカしたいところだが(汗)
刑事のエリカ様は、殺すわけにはいかない。

エリカ様に、ウソブキの目力が効かなかったのは
彼女の、清く強い信頼感のためだったのか?
もし、ウソブキの殺人を止めようと、彼の死を願うようなら
その心のスキを突いて、ウソブキに殺されてしまったかもしれない……


▼▼▼

ウソブキの過去は、謎ですが
彼は、殺意に変わるほどの、恨みやツラミの化身か?

「人は愚かだ」と、つぶやくウソブキ。
愚かさとは、正しく理解せず、誤解することーでもあり
愚かさとは、赦せない憎しみに囚われた、弱さでもあるのかな……

――というのもありそうですが、教訓よりも
松坂さんの目力&氷の微笑の“あやかし“具合を、
堪能した作品でした、(*^^)v


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映画『8年越しの花嫁』★祝!ず~っと愛し続けた軌跡と奇蹟


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/172121/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・ヒサシさん=佐藤健☆
・マイさん=土屋太鳳☆


愛つのる実話だそうで、楽しみにしていました☆

意識不明になった婚約者マイさんを、待ち続けた、というより
愛し続けたヒサシさんが、も~~素晴らしすぎる!
8年間眠り続けたわけでなく、覚醒したあと
ヒサシさんの記憶がないーそこからがまた、正念場……orz
まるで、愛を試されるようなキビシサの中
確固たる愛の形、見届けられて、私も幸せです♪


▼~▼ネタバレして雑談です。
▼▼▼

1年以上経っても、意識が戻らない彼女の両親が
ヒサシに、娘のことを忘れてくれーというのも、胸に痛い。
娘の親にしたら、娘を思い続けてくれるヒサシの存在は、有難くうれしい。
けれど、若い彼の将来を奪っても、申し訳ない……

病気を抱えるということは、キレイ事でなく、負担はある。
現に、彼は、毎朝2時間かけて見舞いに行ってから、出勤している。
若いとはいえ、過労も心配だ。
しかし、マイを想う彼は、苦にならないと言う…….
(↑私は、このシーンだけでも、胸がいっぱい)

これは!と思うときに、写メを撮っては、マイのケータイに送信するヒサシ。
忘れるどころじゃない。
いつもいつでも、マイを想っているんだよね……
膨大な写メが、マイのケータイに貯まっていく。←これも感動!

そして、目覚めたマイに喜んだものの
マイには、ヒサシの記憶がない……

記憶をたぐろうとするマイだが、思い出せない現実。
ヒサシが、イイ人なことはわかる。
けれど、恋や愛の感情は、芽生えなければ、存在しない……
たとえ、名前や事実を思い出したただけでは、ダメなのだ……

ヒサシを思い出そうと、苦悩するマイを見て
ヒサシは、自分から、去っていく決心をする――
が、ココは、見ていて本当に辛い……
その場をさらっと去って、車を走らせたあと、停車させて
体を震わせながら泣く、ヒサシの姿には、涙がこぼれる。

マイを愛すればこそ、別れるという選択をする。
ああ、そんなヒサシさんに、どうかどうか、幸せになってほしい!

愛を忘れたマイですが――
記憶というのは、過去のこと。
ステキすぎるヒサシさんに、マイは、現在、好意を持っていたはずなら
そのまま未来を見てほしい!と願っていると――

マイは、ヒサシが、ずっと、結婚式場を予約し続けていたことを知り
ヒサシが、マイに送り続けていた膨大な写メを、見つける。
ここは、涙なくしては見られません!
マイが元気なころからの、愛情と茶目っ気あるヒサシの写メには
マイへの愛情しかありません!!!!
(書きながら涙出てきました…….)

コレを見たら、記憶がどうとか、関係ないョ!!!」
こんな愛情にあふれた“ラブレター“には、恋に落ちるョ……

ヒサシを、もう一度好きになったと告白したマイに
ずっと好きだったと告白するヒサシ。ダメ押しだよ~~~(^^)/

そして、やっと、メデタク結ばれる二人ですが
ニクイのは、終盤に、二人が初めて出逢ったシーンが再現されること。
あのとき、マイの“優しさ”があったのが、始まり。

運命は、あのときから、始まっていたんだね。
二人の絆も、あのときから。
奇蹟も、ずっと――
病気も試練も、二人を、引き裂けるはずなどなかったんだ。
もう、感激です――――


▼▼▼

素晴らしい実話を鑑賞できて、本当によかったです。

個人的に、内向的な役柄の佐藤健さんを見たかったので
真摯で優しい雰囲気の、佐藤健さんが見られてよかったです♪


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映画『火花』★菅田&桐谷~漫才ラブの火花はバチバチと!(^_-)-☆


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/172563/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・徳永(スパークス): 菅田将暉   ←演技目当て☆
・神谷(あほんだら): 桐谷健太   ←同上

原作未読です。
上2人が魅せる世界を、楽しみにしていました☆
2人はコンビでなく、菅田くんは、桐谷さんの弟子にしてくれと頼みます――

漫才芸人が、一旗揚げるサクセスストーリーではなく(オット!)
苦節10年の苦労と、生きているが故の、現在進行形の希望があったかと。

ひと花咲かせる夢を持って、それなりに頑張っても、花が咲くとは限らず
咲いた花の色も、思っていたのと違う――
芸人でなくても、自分の中にも思い当たるフシもあると
色々、思うところあるでしょう。

▼~▼で、内容にふれて雑談です。(^^)/
▼▼▼


1.逆のことを言う

菅田さんの漫才や、掛け合いを楽しみつつも
コンビを解消することになり、最後の漫才となる。

そのときのネタが、“逆のことを言う“。 ←案外すごいコトに!
これは、段々、白熱していく菅田さんがイイ☆

逆なので、好きなコトを嫌い、と言う。
ネガティブなことを、言えば言うほど、実は
ポジティブで、熱い想いが、込められていく!

徳永の想いのたけが、ドンッと、客席に吐き出され
衝撃的に、心に響く。
本心の逆を、思いっ切り言うことが、こんなに凄いとは!


2.オッサンの巨乳( 一一)  ←神谷

芸人を引退したあと、徳永が再会した神谷は
“巨乳のオッサン”になっていた―――

神谷は、ウケ狙いで、整形したようですが
そんな“ノリ”を、徳永は、彼の面白さの一面だと、認識しつつも
ダメだと、一蹴する。

性同一性の問題を、抱えているわけでないのに
性をノリにするのは、TVや世間的にはダメだと。

ふと思ったのが、某ジュ〇ーさんの言葉。
「TVに出てるのはいい人。いい人でないと出られないから」

現代は、いい時代なのか、何かと厳しい。
モラル・倫理etc.…タカラヅカでなくても、
清く正しく美しくないと、いけません。

人として、それが、あるべき姿だとしても
“面白み”や“娯楽”は、常識を含む日常からの逸脱を、伴うものだとも思う。
グチにしても、密かにジョークにして、笑ってしまおうとするのは
ユーモア足りうるかもしれない――けれど
それを、聞いてはいけない人が聞いてしまえば、侮蔑にしかならない危険もある。

枠からはみ出してしまうと、個性が発揮できるどころか
潰されてしまうかも――
そんな枠の中で、生み出す“笑い“に、限界はないのか……..


3.芸人に引退はない

引退した徳永に、飛び入り漫才をしようと、持ち掛ける神谷がイイ☆
神谷は、悪く言えば、思いつきでいい加減。(^^♪
けれど、いつでも前向きで、すき間に入り込めそうな柔軟性がイイ☆

売れっ子芸人になれなくても、卑下しないし否定しない神谷。
それはときに、負け惜しみにもなりそうだが
漫才が、好きで好きでたまらない神谷には、漫才は、勝ち負けではない。
“負け“ても、誰にも自分にも、意味のあるのが、彼の漫才なのだ。

そして、そんな自分の弟子にしてくれーと言った徳永も
漫才が好きに決まっていることを、神谷は知っている。
“引退”の二文字くらいで、
せっかく漫才ができるチャンスを逃す手はない!

初めて、二人で、コンビを組もうとする二人。
それは、そのときだけのことで、終わるかもしれないけれど
その気になれば、またできる可能性は、いつでもあるゾ!

ある企画がうまくいかなくても、生きていかなければならないから
悪あがきしますよね。(^^♪   ←自分含む
組み合わせを変えたり、方向を変えたり
そんなことするの?と言われる方面に行ったり…(汗)
でもでも、悪あがきでも、負け惜しみでも
それなりに、首の皮一枚つながれば、絶好調を信じよう!

横顔に、哀愁を漂わせつつ、ヤル気満々の
神谷の笑顔がイイ☆
懲りないタイプ?でもイイ。
しぶとく攻めてく人間を、私は、大好きだ!!!!!


▼▼▼

花火のシーン。
ドーンと上がって、パっと咲いて消えていく――

いやいや、菅田&桐谷の二人は、そうじゃない。
バチバチと、漫才ラブの火花を散らす!
上映後のあとも、きっと、バチバチ熱く!熱く!(^_-)-☆


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映画『ベニスに死す』★美(少年)を追っかける憧憬とため息わかる~(^^)/

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/113763/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

監督: ルキノ・ヴィスコンティ
美少年タジオ: ビョルン・アンドレセン


老作曲家が、ベニスで出会った“美少年”の虜になる話―

アンドレセンの美少年ぶりも、マーラーの交響曲(BGM)も
理屈でない“美”への、ひたむきな憧憬をもって
ため息とともに、味わえばよい作品です。(^^)/

なぜ今かと言うと―――
昔、ジュリー(沢田研二さん)が美少年だった頃、
エレベーターで、一緒になったという年長男性(プロデューサー?)が
ジュリーの美のオーラで、息苦しかったーと聴き
この作品を、思い出しました☆


▼~▼記憶おぼろな雑談です。(^^)/   違うときスミマセン
▼▼▼

以前見たときは、老人が、美少年の“追っかけ“をする心境が
受け止めきれなかった部分が……(汗)    
(逆に、オバちゃんが、イケメンを追っかける気持ちは、年々わかる。(^^♪)

美に関して言えば
“美しいもの”は、純粋に、ただただ、ずっと見ていたいーのはわかる。
目をそらせないーと言うか
吸い寄せられるように、見つめてしまう……
(赤ちゃんのわが子が、そのイイ例(^_-)-☆)


けれどここでは、老人が、子や孫でない、よその子=美少年に
タダならぬまなざしを向けるのが、妖しいの…
でも、“若衆好み“とも違う……

この作品の良い所は、老人と美少年の関係を
所謂、“色好み“にしていないこと☆

老人が、作曲家という“芸術肌”ということもあり
美少年を、美の対象として見ているーという、
“言い訳”っぽさがあるのが、良いの。(^^♪

美少年のために死ぬーというのは、ナンだとしても
芸術のために、命を捧げる―のは、美の殉教者として、身も立つ。


一方、美少年が、“そのまま”であるのも良い。
これが、老人の激しい恋?の圧力に
美少年が、屈してしまったら、恋の成就はメデタシでも
美の物語は、ブチ壊しだから……

老人が、自分に興味を持っているのを、敏感に感じつつも
その理由を知る必要のない美少年は、若さゆえの“つれなさ”もある。
“美”を語るなら、ソレでイイ☆

人擦れした優しさは、欲しくてもいらない。
老人にとって、見つめていたい“美”は
手の届くところに、降りてこなくていい。

馴れ馴れしい人間味は、いらない。
崇高な、高嶺の花であればこそ、命を捧げるほどの価値がある―――

▼▼▼

美しいものは、ずっと、見ていたいもの。
けれど、永遠に、その美を留めるものは、多分なく
移ろいゆく、“儚さ”も含めた“美“というなら
死をもって永遠とするのも、美の1つの在り方なのか……

いつかまた、再見してみま~す。(^^)/


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映画『ベイビー・ドライバー』★音楽も車も!恋も罪も(!)加速する!


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/172788/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・ベイビー: アンセル・エルゴート
・ドク(ボス?): ケヴィン・スペイシー
・バッツ: ジェイミー・フォックス


予告編から気になっていました☆
・イヤホンで、音楽を聴き続ける  ←耳鳴りのため
・腕利きドライバーで、犯罪の片棒を担いでいる  ←仕方なく
・ベビーフェイスな青年♪   ←ギャップ萌え

音楽とスピードとクライム!
これは、面白い以上に、ノレル!\(^o^)/
最高のエンタメかと!
で、終盤、意外にシビア……( 一一)


▼~▼ネタバレして雑談です。
▼▼▼

1.音楽♪

BGMで流れるだけでも、見ててノレル♪
彼の場合、ドライブテクと連動するので
ホント!最高に気持ちイイ☆!\(^o^)/

2.ドライブテク!

(悪事はさておき)、序盤から、ブッちぎって逃げ切る
ドライブテクに萌える♪

その腕を買われて、ボス:ドクに毎回、組まされるというが
ベイビーは、ドクに、借金(ヤクの弁償代)を返すために
仕方なく、逃走ドライバーをしているに過ぎないーとわかる。

3.里親さん

ベイビーの耳鳴りは、子供の頃の交通事故の後遺症。
両親は事故死し、ベイビーは、里親に育てられ
今は、車いすの里親さんの面倒を看ている。

ベイビーは、ドクの車(ヤク+)の盗難歴はあるようだが
里親との手話でのやりとりで
本当は、優しい青年だとわかるのがイイ☆

4.彼女:デボラ   ←美女

優しさに輪をかけるのが、女の子の存在☆
カワイイ彼女と出会い、ベイビーは、彼女を大切に思う。
犯罪に、巻き込ませたくない!

ベイビーが、逃走ドライバーを卒業するつもりの
そんな最後の件に、大事件が待っているのが
ニクイ展開!

5.ジェイミー・フォックス☆

ボス役で、ベイビーにつきまとうケヴィン・スペイシーも
作品の重石になっていますが
仕事で組むことになった、ジェイミー・フォックス☆がイイ☆

ジェイミーは、悪さの渋みが、ハンパない。
非情さも、キツくてよい。
終盤、ベイビーの“予定“が狂わされていく一端を担う。
彼の存在は、クールにスパイシー!(…スペイシーでなく(^^♪)

▼▼▼


ドライブテクがあるので、仕方なく犯罪に加担していたのに
終盤、ドンドン、泥沼化が加速していくのが
やりきれないが、目が離せない!

この面白さは――なんと言おう!
また観たいゾ!(^_-)-☆


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映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』★ヤバイ深みも“トムならでは”のエンタメで(^_-)-☆

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/169404/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原題:AMERICAN  MADE
主演;トム・クルーズ☆


レーガン大統領時代の、実在の人だそうです。
本業は、パイロットだったのが
CIAにスカウトされ、“運び屋”(麻薬・武器etc.)も兼ね
ヤバイ深みに、ハマっていった人のようです(汗)。

こんな人がいて、こんなことになったんだよー
ということを、“アメリカならでは“っぽく(?)
トムが、テンポよく、絶好調に魅せてくれました!
(トムのパイロット姿は、絶品☆)


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

1.CIA云々

パイロットの腕を買われて、
CIAに協力することになったのが、始まり。
飛行中、対象の写真を撮るのがうまく、重宝がられるバリー。
(CIAに――というのが、アメリカならでは(^^)/)

バリー用にと、広大な敷地を用意して
“兵隊“の訓練もさせようとするCIAは、スゴイ…….

気になるのは、
バリーの手柄は、上司CIAの出世点数になること。
逆に、失敗したら、どうなるのかの懸念が……( 一一)


2.運び屋バリー

飛行機という“飛び道具”を駆使するバリー。
使いたいと思う人が、アメリカ以外にもいて
麻薬を運ぶことに。     (←CIAとは別の副業)
それが、いいお金になって、ウハウハになるバリー。

CIAも、親米組織コントラへと、銃を運ばせる。
けれど、コントラは要らなさそうなので、横流しする。 ←合理的!(^^♪


3.極秘写真がマスコミに!(>_<)

麻薬取引の現場写真を、撮ることになったバリー。
取引先を裏切らないといけない、決死の任務。
で、いい写真が、撮れるんですよ。(^_-)-☆

なのに、極秘であるはずの写真が、
ミス?で、ニュースに出てしまう!(バリーの顔出しあり)
CIAがそんなミスしないだろー、陰謀!? ←アメリカらしさ??
麻薬王から、命を狙われる!((+_+))


4.不安分子は…….(汗)

バリーの義弟が、頼ってきます。
彼は、楽してお金が欲しいタイプ。
彼は、前科もあって
責任や約束などは、苦手そう……( 一一)

バリーの隠し金その他、秘密裏にしたいことが
義弟から、バレれば、ほかの仲間は、心配ですよ…….
バリーは義弟だし、去ってもらうことにするが
麻薬王は、容赦なく、始末する。

ビジネスだ、パートナーだ、というのは、友情ではない。
割り切れないときは、非情な手の切り方をするーというのが
ビジネスでもある…….

裏切りが発覚したバリーの行く末も、
フィクションには、できなくて……orz


▼▼▼

政治・社会面的な出来事が、いつしか
三面ゴシップ的になり、やがて、闇に?――( 一一)

それを、“トムならでは”のエンタメにして、魅せてくれました☆
バリーさんも、浮かばれると思いマス(^^♪



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映画『花のお江戸の無責任』★ヨッ!植木さんの助六ッ!(^_-)-☆

キャプチャ6

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/12577/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・助六 :植木等
・幡髄院長兵衛 :ハナ肇
・白井権八 :谷啓
↑古典のスジ書きとは関係ない(^^♪

※TVドラマ『植木等とのぼせもん』を見て
植木さんの、トッ払ったような痛快感が、懐かしくなりました☆

コレは、植木さんが助六☆ということでも、テンション上がります♪
(いわゆる“助六のいでたち“になるのは、最後だけですが(^^♪)

植木さんが、浮かれ調子でやってくれるのが
ホント、楽しい!\(^o^)/


▼~▼ほとんど雑談です。
▼▼▼

1.助六のこと

だいぶ前、ほとんど予算がないのに
“おもてなし”をしないといけないときが、ありました。

粗末なものしか出せないなら、
“おもてなし“やめろ!との意見もありつつ
お寿司は出す!と粋がっていた幹事。
出た“お寿司”を見て思ったのは、
「これは、お寿司というより、“助六”って言うんじゃあ…」と。
そこには、” いなり寿司&のり巻き “のセット。


そういえば、なぜ、この組み合わせが、“助六”なのかと。
いなり揚げ&のり巻きーということで、“揚巻“。←助六の愛人
愛人の名前から遠回しに、助六たあ、粋なことしますね。(^^♪

この劇中、助六が、親の仇をとろうと立ち回るときの姿は
紫のハチマキと、“助六下駄”。
やはり、この下駄は、助六さんが履くからカッコよい☆
(某外国作品の殿様が、殿様装束に、
助六下駄を履いていたシーンがありましたが
どうも違和感が……)


2.スベルの可笑しい~~~(^◇^)

そんなこんなで、助六と権八が、テキに閉じ込められたとき
権八の機転で
そこにあった油で、戸口を抑えた木を滑らせて、脱出する。

そこへ、テキが追いかけてきたから
残りの油を、撒いた!!
次々、ツルンツルンすべる!!←ココ大好き!
すべるだけで、可笑し―!(^_-)-☆
立ちあがろうとして、ほかの人を巻き添えにするの、可笑し―(>_<)
立ち上がろうとして、ひとりで、すべってるのも可笑し―(^^)/

ココで、ストーリーの流れを、止めてまで
すべりまくるの、可笑し―\(^o^)/

▼▼▼

古典の題材を、ちょっとずつ入れているのも、乙ですが
細かいことは、忘れました……(^^♪

植木さんが、楽しそうに助六になってるのは
見た甲斐があったな~という、思い出☆(^_-)-☆


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『僕のワンダフル・ライフ』★現世を越え背中を越えてジャンプ!\(^o^)/

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171342/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原題 :A DOG'S PURPOSE
監督 :ラッセ・ハルストレム
飼い主くん ;イーサン

ワンちゃん:ベイリー♪ ←何度も生まれ変わってイーサンに逢いたい!


ポスターのワンちゃんのご機嫌な表情には、
ニンマリしてしまう。(^◇^)

ワンちゃん目線で、語られるのがイイ☆
あんなカワイイお目目で、見つめながらも
人間の都合がわからないとき、辛くなる…
(ああ、うちのワンちゃんも、そんな表情してたことあったナ……)

大好きなイーサンに、ふりかかる災難(人災?)を
“現世”を越えて、覚えているベイリーの“粋な計らい”には
脱帽しつつ、いとおしくて抱きしめたくなる!


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

家族のペットちゃんを、飼っている方には
イーサンやほかの飼い主と、一体化して
スクリーンの中にいる感覚だと思います。

頭を撫でても、お手をしても、かわいいですが
私が、一段と、うちのワンちゃん(エル)に“愛”を感じたときは
長期休みに、大学から、久しぶりに帰省したとき。

もう忘れちゃったかな……と、いつもちょっと、心配する。
けれど、車を、バックで車庫に入れたとき
犬小屋から出てきたエルは、しっぽを振りながら、こっちを見ている。
そして、私が車から降りて「エル~」と近づくと
飛び掛かってきて(!)、靴を、ペロペロなめなめなめなめ…(^^♪
ああ、このとき、覚えていてくれた!という感激が、“愛“なんですよ!
思い出したら、涙でそ……

女性の飼い主が、ワンちゃんとの間にあるのは、“愛”と言ったけれど
ああ、あの頃、私が感じたあんな思いだな~~~~と思うと
なんも、言えない…….

そして、生まれ変わって、
動物ネグレクトの飼い主(というのもおこがましい!)から逃げたあとの
ベイリーの“運命”が好き!!!

と、その前に――
やっかみから、自宅を放火され、怪我をし
体育推薦での大学進学が、なくなってしまったイーサンが
同じ大学に行くはずだった彼女と、別れる――という事件が……

ベイリーには、なぜ別れる必要があるか、わからない……
愛さえあれば…とはいかず
人間は、将来を悲観するあまり、事実以上に悲惨なことを、
自ら、引き起こすことも……((+_+))

何十年か後、生まれ変わったベイリーが
イーサンと、別れた彼女を引き合わそうとする。
(ここはもう、イケイケで応援しています!)

そして、もう1つ。
イーサンには、
そのワンちゃんが、ベイリーの生まれ変わりだと
知ってほしい気持ちが、高まる!!!

だって、ベイリーは、何度生まれ変わっても
イーサンを忘れたことは、なかったのだもの!!
たとえ、イーサンが、人生で、何かを諦めて生きてきたとしても
ベイリーは、諦め知らずで、ただ、イーサンが大好きな気持ちで
生きていたのだもの!!!

イーサン思い出して!!
ベイリーが、イーサンの背中を飛び越えて、ジャンプしたとき
ホント、胸が熱くなった!!!!!!!!

▼▼▼

原題の“ワンちゃんの目的“からすると
ワンちゃんこそ、人間の生活を“ワンダフル“にしてくれる
かわいくていとおしい、大切な“愛“そのものだったと
私も、思い起こしました☆



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ブランカとギター弾き』★ギター弾き:ピーターの懐の深さ!味わい(^^)/


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/170044/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください

舞台はフィリピン:マニラ。
母に捨てられ、路上生活をする少女:ブランカが
路上ギター弾きのピーター(盲目の方)と、出会います。

親が無く、路上で生活し
盗みで、生きながらえている子供(たち)――
↑それだけで、思うところあふれそうです……
(私が知らないだけで、日本にも、不幸な子供たちはいるかもしれないが)

が、ここでは、社会問題の提示としてではなく
ブランカの境遇を通して、“帰る場所“について、思わせます。


▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼


母のいないブランカは、普通の生活を過ごすため
母を買おうと思い、金銭を盗みます。
しかし、シマを荒らしたーと、ほかの子たちに責められ、
“段ボールの家“を壊されたブランカは
”帰る家“が、なくなってしまいます。

そんな折、路上でギターを弾く、ピーターに出会ったブランカは
ピーターの“演奏料“を、くすねようとします。
が、ピーターは、朝食分だけ残してほしいーとだけ言って
ブランカの所業を、許しました。

ピーターの懐に入るように、
ブランカは、彼とともに居ることにしました。

はじめは、ピーターが盲目であることの慈悲を、
人にアピールして、お金を得ますが、やがて
ピーターに促されて、歌を歌って、稼ぐようになっていきました。
(物乞いや盗みでなく、芸は身を助ける!)

他のストリートチルドレンもですが、盗みは、その日暮らし。
親など、親身に、導く者がいなければ、建設的な将来が見えにくい……
ピーターの導きで、ブランカは、ピーターといいバディになり
クラブで、歌うまでになりますが……

恐ろしいのは、人の嫉妬( 一一)
クラブのボーイさんに嫉妬されて、盗人の濡れ衣を着せられ
追い出されてしまった、ブランカとピーター。
振り出しに戻っただけでなく
ブランカが、母を欲しがっていることを、かぎつけた女に
騙されて、売られそうにもなるブランカ!(>_<)

どの人も、ギリギリで生きていて、言い換えれば
自分の金銭的幸福が、他人の不幸と、引き換えになっている……
キビシイです。(>_<)

日本人的感覚?だと、自分がイイ人であれば
他の人もイイ人で、自分を陥れたりしないーと思いがちですが
自分が何もしなくても、騙したり襲ったりする者はいると……( 一一)

ブランカは、拒んでいた孤児院へ、入所することに決めます。

孤児院は、よくない(イジメ?)イメージもありそうですが
(私の知る施設では、子供たちは、愛情も食事も満たされて
幸せに、暮らしているようでした)
寝食の心配がないのと、教育の機会があるから
それでよかったーと思ったのですが…….

ブランカは、孤児院を、抜け出してしまいます。
家に帰る!と言って、ピーターの元へ戻るのです。

↑展開としては、ピーターが、ブランカの家であり家族なんだ!
という、温もりある結末には、なっております。
(が、孤児院にいながら、ピーターと交流が続くってのはダメ?(^^♪)

それと、ブランカの“弟分“のセバスチャン♪
彼は、売られそうになったブランカを助けるため
自分を犠牲にしてもいい――とまでの、行動をとってくれました。

孤児の彼には、兄貴分がいましたが
威張るだけの、兄貴分でしかなかったようで
ブランカの優しさに、仲間=家族の愛情を感じ
わが身を盾にするほど、人を大切に思うことを知ったようでした。

そうしてみると
盗みで、殺伐と、生き抜いている子供たちには
やはり、親でもピーターでも、愛情や慈しみを、
注いでくれる人が必要なのだ――と
ググッと、思いますね。


▼▼▼

↑作品での、生きる厳しさと、
その中で感じる優しさを語るには
言葉が足りません……(汗)

ことに、ピーターは、本物の路上ギター弾きだそうで
語らずとも、懐の深さを感じさせる方で
いろいろあっても、それらを受容し
赦してきたのかもナ~という風情に、惹かれます。

ブランカの歌(声)は、よく通ったいい響きで、心地よい♪
少女の声の美しさは、
ひどい生き方を、せざるを得ないことがあるとしても
本来、人の心根は、きっと清いはずなのだーと、思わせる……
魅力です♪


PS:ピーターさんは、上映後、まもなく亡くなられたそうです。
まだ50台前半!?
あの味わいは、彼の人生そのものだったのですね…合掌。



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』★人の褌で相撲とってすくい投げしたような

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/172480/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・レイ: マイケル・キートン  ←ヒトクセに期待☆

ハンバーガーショップ「マクドナルド」を事業拡大した話です。
マクドナルドさん(兄弟)のお店だとばかり、思っていました!(>_<)
“大きく“したのは、レイというセールスマン。

サクセスストーリーではありますが
“えげつなさ“もあるので、スカッとはしないかも……
(イイとこ取りで、兄弟の足元をすくっちゃったような……)
けれど、思うところはあり、見た甲斐はありました。


▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

1.本家の効率美☆

マクドナルド兄弟のお店の効率の良さは、素晴らしい!
(今の各店もそんな感じですか?)
無駄のない動線は、美しく、気持ちイイくらい!

ベルトコンベヤとか流れ作業には
機械的?との批判もありがちですが
動きに無駄がないのは、大事だと思う。
余分な動きは、事故にもつながるし。


2.レイの調子↑↓

この効率なら、絶対、事業拡大ができる!
と踏んだレイの、怒涛の店舗展開には
イケイケドンドン♪で、高まる。

けれど、無尽蔵に資金があるわけではないので
自転車操業。(>_<)
経費削減=冷凍代カットし、
ミルクセーキを、粉乳で代替えしたいと
マクドナルド兄弟に申し出るも、却下されてしまう・

このままでは、レイに、不渡りが……orz
契約通りにしていたら、すべてパアになってしまうなら
契約破棄しかない……
(そうなったら、兄弟が、マク怒鳴るど……(汗))

コンサルタントの助言もあり
レイは、上り調子でコトを進め
“マクドナルド“は、ついに、自分のものに!
兄弟は、本名の“マクドナルド“さえ使えないことに…….orz

↑コレは、やりすぎだと思うのですよ。
レイは、“マクドナルド“の店名が欲しかったと言いますが
まるで、身ぐるみを剥がしたような感じで……

3.商売哲学

商売繁盛しなければ、どうにもならないので
キレイ事は、言ってられない現実はありますよ。

同業者は組合を作って、ウインウインを狙いますが
同業者は、ライバルでもあります。(汗)

レイいわく
ライバルが溺れていたら、口にホースを突っ込めと。(>_<)
のし上がるーとか、ヤリ手―とかいうのは
薄情―でなくても、“割り切り“は必要―というのはわかる……

兄弟も、困っているレイの提案を却下したし
みな、一枚板の上を、危なっかしく歩いているものなのでしょう。

けれど
だからこそ、私には、守りたい“仁義”(哲学)はある。一応…(甘い?)
“えげつなさ“はねェ……( 一一)


▼▼▼

“マクドナルド“の褌で、相撲をとったというか
“マクドナルド“のお店を、食ってしまった”創業者“=レイ。

マイケル・キートンのエゲツナイ“食いっぷり”は
期待通りの怪演でした☆

ついでに、ハンバーガーが食べたくなります。(^^♪

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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『陽のあたる場所』★目もあてられない三角関係の果て(>_<)

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/8579/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。

・ジョージ  工場社長の甥 貧家の出
・アリス 工員
・アンジェラ :エリザベス・テイラー☆社交界の花

資本主義への批判を描いたそうですが
そこまで考えなくても、伝わるものはあり。

貧しい若者が、裕福な親類を頼ってでも
人生(生活)を、立て直そうと思うのは
悪いことではないと思います……
いい方向を、目指したいですもん。(^^♪

けれど、いい方向へ向かいながらも
失敗してしまうことが、あるとしたら
多分、”異性“のことで、です。(汗)

“陽のあたる場所”を目指したジョージの行動は
結局は、目もあてられないことに…( 一一)

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

結論から言うと
ジョージは、金持ち女(アンジェラ)を選び、
貧しい女(アリス)を捨てます。

けれど、お金目当てだけでもなく
アンジェラに魅了されていたようだ、と思うのは
エリザベス・テイラーの魅力が、そう思わせます。

初めてアンジェラを見たときに、彼は、恋に落ちました。
けれど、社長の甥とはいえ
上流社会やら社交界やらとは、まだ縁のない彼には
アンジェラは、まだ遠い存在で、高嶺の花でしかなかったみたい。

一方、彼は、工場での見習い中
同じ職場のアリスと、親しくなる。
異性交遊禁止の職場なので、“秘密の恋”が
彼らを、深めていったのかも……

と思ったら、アリスとは、初期から“深かった”とわかってくる…(>_<)

ジョージは、アリスと付き合っていたのに
アンジェラを選んだーということになるのですが
ジョージは、アリスと付き合う前から
アンジェラに気があったーと言える。
あるいは、二人とも“ほぼ同時期”に起こったーとも言えそう……

そんな彼らを見て、思い出したことが…. (私事で恐縮です。)

既出のことですが、私は、付き合っていたと思っていた人が
ほかの人と婚約したことに、ショックを受けたことがありました。(>_<)
私が先に付き合っていたーと思っていましたが、後に
婚約者との出会いは、友人の結婚式だと知りました。
その結婚式は、もしかしたら
彼が、私に交際を申し込んだ翌日の結婚式だったのかも……
(告ったとき、明日は友人の結婚式があると言っていた)
そうならば、私と“ほぼ同時期”に出会った女性と
並行して、交際が存在していて
彼にとって、“良い女性“を、選んだというわけだ……

やがて、アンジェラと相思相愛になったジョージは
社長の甥ということで、役員への昇級の道も開け
陽があたってきた感じに――
では、アリスはどーする?

そんな折、アリスの妊娠が発覚!
困った!としか言えない状況…….
ああ、始末されそうなムードに…(‘’_’’)
そこからが、絶妙な展開に!(^_-)-☆

▽▽▽要反転


アンジェラから聞いた、人けのない湖で
アリスとボートに乗ったジョージは
泳げないと言っていたアリスを、水死させようと企む。

けれど、会話するうちに、ジョージの心には
躊躇の念が生まれてくる――が
その一瞬をつくように、動揺したアリスが立ち上がったとき
バランスが崩れ、ボートは転覆する――

一人生還したジョージが、アリス殺しの犯人として裁かれたとき
ジョージは、事故だと主張する。
確かにそうだが、その直前に、殺意があったことも
隠しきれないジョージ。
その微妙な心情・後ろめたさが、真骨頂なんです!!!

ほんの少しの躊躇があったところで
アリスが立ち上がっていなければ
流れは、殺意の勢いに押されていたことは
否定できないだろうというのが、ミソ☆
(相撲でいうところの“死に体“のような)

あたかも、資本主義の波に逆らえない、世間の流れの如くか……?


▽▽▽
▼▼▼

三角関係になると、バレないかとドキドキし
将来はどうするのか、とヤキモキし
サスペンスタッチに、ハラハラし……

たいていは、目も当てられない結末になる……
三角関係は……( 一一)


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ブラッド・ファーザー』★娘のために実父絶好調に応戦奮闘す(^_-)-☆


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171941/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。

主演:メル・ギブソン

一言でいえば、忍び寄る魔の手から
愛娘を守り抜かんとする、頼もしいパパの姿です。

が、ここは、マッドマックスのような警官でなく
前科者という、曰くつき。
しかも、仮出所中。
トラブルに巻き込まれたり、過剰防衛することなく
おとなしくしていたい…

けれど、別居中の娘が、助けを求めに来たら
“実父”としては、なんとかしなくては!(3人の継父あり)

タイトルからも、bloodyな、血の気の多そうなパパですが
それも踏まえ、血は水より濃い、と言った父と娘の絆を
強く感じさせます。


▼~▼内容にふれて雑感です
▼▼▼ 

娘は、母の元から家出して
“彼氏とワルイ仲間たち”と、行動している。

家族間の閉塞感があると、
ろくでもない連中の、アウトロさーに自由を感じるのか
泥沼人生に、入り込んでしまう……

あとで、ソノ道の老人に言われますが
裏街道を歩く者には、共通の匂いがあると……
蛇の道は蛇。
けれど、娘には、アバズレ感なく、
ソコから抜け出すように、アドバイスする。

娘は、アクシデントで、彼氏を撃ってしまい
仲間+αから、追われる身に.なり
実父に助けを求めます。

DV感漂う彼氏は、実は、メキシコの叔父が
闇のボスらしい。
甥の敵討ち?よりも、甥が独り占め?したお宝のありかを
探している気配あり。
↑詳細不明ですが、ともかく、“彼氏殺し”で
警察からも、仲間からも追われるのは、生きた心地しない…(汗)。

と言いつつ、実は、彼氏は生きていた!
(“彼氏殺し”じゃないじゃん( 一一))
彼氏=ディエゴ・ルナ☆が、いい感じで
軽くて悪いイカレ野郎感☆プンプンなんですよ。(^^♪

父娘vs彼氏+αとの死闘は、ドキドキハラハラ!!
してやったりのバイクの小細工&爆破は痛快!!

▼▼▼ 

殺されそうになりながらの、逃亡の最中でも、
娘と一緒に居られることを
父は「楽しい」と言った。
(その気持ちわかるナ~☆)

娘のためなら、火事場のバ〇力で頑張れちゃう
頼もしいメル・ギブソン☆ここにありです!



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テーマ : 洋画
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映画『光をくれた人』★親たちの愛の光は幸と不幸の間に揺れて



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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/169574/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・マイケル・ファスベンダー :トム  ~灯台守 
・アリシア・ヴィキャンデル : イザベル ~ トムの妻 兄二人戦死

戦争から生還し、灯台守になったトムは、
街の校長の娘イザベルと結婚し、幸せを実感します。
一方、夫婦は、2回流早産する不幸に見舞われる。
そんな折、ボートが漂着。
男性の遺体のそばには、元気に泣く女の赤ちゃんが…
二人は、自分の子として育てます。
が、夫には、ずっと後ろめたい気持ちが……(←キモです)

生みの母が見つかれば、育ての母との間で、
子供の取り合いになるのは必至です。
そこにあるのは、子供への深い想い・愛情です。
それが、どんな展開を見せてくれるのかに期待です!


▼~▼内容にふれて雑感です。(解釈違うときスミマセン)
▼▼▼   

1.イザベルの気持ち

子供を亡くした悲しみは、計りしれません。
そこに、漂着した赤ちゃんは、まさに
神が与えてくれた、と思ってしまうでしょう。

人命救助=子育ては、良いことだーと主張し
“事実”と“男性遺体”の隠蔽を、夫に加担させた妻。
実子として育てるのは、この子のためでもあると信じて…

本当は、ダメなのですが、母親は、子供のことになると
いい意味で、理性を失うものだと思います。
子育ては、理屈でなく、本能の面があり
理不尽なことがあっても、それらを、
乗り越えてしまうだけの力が、必要な作業でもあるから。
(母は強しorモンペもその一部か( 一一))

そして、すっかり母になりきった妻は
自分から、子どもを引き離す者は、
絶対に赦さない!とのスタンスになっていく。
それが、愛する夫であっても……
それが、“子供のため”なのだと信じこんで……

2.トムの気持ち

トムは、戦争で生還したとはいえ、
生きる屍のような感じで、灯台守に着任しました。
それが、妻と出会って、生きる喜びを見出しました。

しかし、わが子を失った悲しみを、
再び経験する不幸に見舞われます。
が、彼には、灯台守としての責任感と、あるいは
“死“の受容が、妻よりはあったかもしれない。

そして、子供をわが娘として育てますが
あるとき、実母が身近にいることを知り、惑う。
娘が2歳頃、せめて、無事であることをと、手紙を送ってしまう。
その時返せば、娘は、混乱しなかったかもしれない……

ずっと、事実を隠したままは、苦しい。
トムは、娘の素性がわかりそうなガラガラを、
実母に送ったことで、明るみになってしまった。
そのとき、娘は4歳。言葉も話す。
実母に返された娘は、混乱してしまう。


3.実母のこと  ←この描写も説得力をもたせます。

実母は、ドイツ人の夫との仲が許されない中、娘を産み
騒動から、ボートで避難した夫と娘を、失うことになった。

大切な人の死の辛さを経験しているのは
灯台守の夫婦だけではないのだーと実感する。

トムの後ろめたさ(良心)から、娘が戻ってきたけれど
幼い子供は、混乱し、行方不明になってしまう!

そのとき、実母が願うことは、娘の無事だけ。
娘が無事ならば、娘を手放すことさえ、神に託す。
気の毒になりますが、このとき、実母は
ドイツ人の夫が、「ただ1度赦すだけで心は平安になれる」
と言ったことを、思い出していました。

ただ娘の幸せを願うだけ――それこそが、親だから……

~中略~

真実がバレるように、コトを運んだ夫を恨んだ妻は
夫に、ドイツ人殺しの罪まで着せてしまう(!)のは
トンデモない展開でしたが、
結局には、真実が清算され、夫婦はともに罰を受けることに。

そのとき、実母が、罪の軽減を希望するのが、良い☆
娘を“さらった”ことを、怒るのではなく
育ててくれたことへの感謝、
返してくれたことへの感謝がある……

ただ1度赦せば、そこには、子供の幸せを願うばかりの
善き人たちが、いるはずだ―――

4.成人した娘のこと

私が涙ぐんでしまったのは、娘の成人した姿まで見せてくれたこと。

実母のもとで暮らし、育て夫婦とは、ずっと逢わないでいたけれど
自分の子供を、トムに見せに来たのだ。
逢える日を願いながら
すでに他界したイザベラが、娘に手紙を残していたのも切ない。

娘は、自分が親になったときに
一時、子供を失った実母の気持ちも
育ての子と別れた、夫婦の気持ちも
痛いほど、わかったことだと思う……

不幸な事故があり、幸運にも命を救われ
不幸にも、育ての親と引き離された混乱もありながら
幸い、子宝に恵まれ、
幸い、育ての父に、“孫“を見せられた娘……

劇中、海は、ときに穏やかに、ときに激しく、波を寄せた。
あたかも、幸と不幸の波の間に
人は、赦しを与え、与えられながら
光を見出していくのか――と感じた……

▼▼▼   

実母と育ての親による、娘の“取り合い“もですが
子を想う、親の“愛の光”だけではない
見ごたえのある作品でした☆

私の涙も、光りました☆



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映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』★圧倒的なジャックの魅力!若いときも(^_-)-☆


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/161218/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・サラザール艦長 :ハビエル・バルデム  敵に不足なし!
(注!海賊ではない!)

前4作まで、話が複雑化するほど、人物も多くなり
ジャックの出番が少なくなったようで、もどかしく
なんとか、ジャック全面押しの作品を観たいと思っていました。

・作品のこと→コチラ


今回は、主に、ジャックがサラザールを敵として
“ポセイドンの槍“をめぐるドタバタです。
そこに、“ある呪い”を解こうとする青年あり
“ある謎”を解こうとする乙女ありで、面白みを増しますが

ジャックの出番が削られることなく
十分に、ジャック・スパロウを堪能できました☆

それと、終盤、予想外にグッとくる展開が待っていたことも!(^_-)-☆


▼~▼ 内容にふれて雑感です。
▼▼▼


1.銀行ごと盗むジャック一味

冒頭のつかみは、銀行強盗―
いや、お金を盗むというより、金庫を盗むー
いや、そのはずが、銀行の建物ごと!(>_<)

馬車で引きずられていく建物!すごい光景!
面舵いっぱ~い!で、道を大きく右折するのは
だんじりのやり回しか!(>_<)
そして、橋に衝突して建物が大破!
残るのは金庫のみーただし、かなりこぼれて金貨一枚……

滅茶苦茶で(;´д`)トホホなジャック・スパロウ!
コレが見たかった~☆


2.サラザール☆

ジャックを恨むサラザ―ルは、かつては、海賊を取り締まる側。
昔、ジャックにいっぱい食わされて、亡霊のような状態に…orz

ハビエルの貫禄が絶妙☆
存在感が素晴らしい!彼は怒りも切なさも、すべてにおいて
暑苦しいまでの凄みがあるのです。(誉め言葉です!)
亡霊の彼の髪が動いて(なびいて)いるのがイイ☆

ディビー・ジョーンズは、
髭や髪がタコ足のように、くねくねしていましたが
サラザールの髪が、動いているのは不気味というより、
熱気ムンムンのサラザールには、むしろ涼やかで、爽やか☆


3、若いジャック・スパロウ☆

↑上で述べたように、昔の若いジャックが見られます!(^◇^)
今のおじさんジャックも、とても魅力的だけれど
若ジャックは、そのままカッコいい青年役ができますよ……

改めて、ジョニー・デップは、ただのイケメンではないゾと感激(^^)/


4.海が割れる!

ポセイドンの槍を手にして、解決を図るまでにも
見どころ満載ですが、
海が割れるシーンはスゴイ!十戒か!

“海底“で、アレコレやってる人間だちもですが
海の際で、船が落ちないように、がんばってる面々も!
↑ありえない光景は、映画ならでは!

“海底“が海水で満たされる前に、引き上げられる人たち!
そして、そんな最中に明らかにされる“ある事実“
(その前に、当事者以外が気づくが)…

命がけのドサクサの最中、知る事実!それが、胸を打つんです……
そして
命がけのシーンは、犠牲をもって終わる……
それも、切ないんです……

ただ、ドタバタやってるだけではなくて、
そーゆーオマケがあるからいいんですよ!



▼▼▼


アイテムをめぐって、人間関係が複雑にかかわるのも面白みですが
その人間像に隠れることなく
ジャック・スパロウの存在感は、圧倒的でうれしい。

邦題は“最後の海賊”ですが、最後にはさせないゾ!(^^♪
エンドロールのあとも、続編の匂いは、
潮の香り(フジツボ?)を残します☆


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映画『ハクソー・リッジ』★激戦地で丸腰の衛生兵は“命がけ“で!

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171672/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

監督:メル・ギブソン
衛生兵デズモンド:アンドリュー・ガーフィールド


第二次大戦:沖縄戦での実話だそうです。
あらすじにあるように、銃を持つことを拒んだ男が
衛生兵として、戦地で救命に尽力します。

実は…ちょっと、鑑賞を迷っていましたが
お気に入りブロガーさんの記事を読んで、鑑賞したくなりました☆

戦闘中、誰も殺さないというのは素晴らしい――ですが
ズキュンと来たところは、ソコではなくて……


▼~▼ 以下ネタバレして雑感です。(註:戦闘シーン惨い!)
▼▼▼

戦争が始まり、祖国のために、入隊志願するデズモンド。
彼は“殺人“をしたくないor戦争反対―で、
入隊拒否したわけではないのが、ミソです。

“殺人“を、絶対にしたくないけれど
負傷兵を助けるほうで貢献したいと。けれど
軍隊はそう都合よくいかないのが、壁となる。

確かに、戦場では、身も守れないと困る。
自分が防護・攻撃しない分、
“誰か“に、その任を任せるということだから。

まずは、スミマセンー
当初は、その姿勢が、私、受け入れられないかも…と
思っていました。

確かに、戦場で、デズモンドが危機のとき
上官が、敵を撃ってくれて、命拾いしますから……
自分の手を汚さずに、
自分が拒否した行為を、ほかの人がすることになるわけで……(汗)

しかし、デズモンドが、そこまで頑なに、
銃を持たない=“汝殺すなかれ“を守ろうとしたのは
過去に、家庭内の“事件“があったからだとわかる。

宗教上の信条もですが、
具体的な“事件”が、トラウマのように刻まれたなら
彼にとって、“銃を持たない“ことが
宗教上の理想だけではなかったことが、わかります。

そして、銃をとらない分、戦場で命を惜しまない活躍を
彼は見せてくれました!!!

その戦場シーンが、凄まじくスゴイ!!!!
この類まれに、とんでもない殺戮シーンは、
映画史に残るのではないか!(>_<)

沖縄戦は、本当に凄かったと聞きますが
それを画面で、凄惨に壮絶に見せつくす!
これでもかこれでもか!というほどの
攻撃・銃弾・砲撃の雨あられ!
首は飛び!腕はちぎれ!足ももがれ!内臓は飛び出す……(絶句)

撃っても撃たれ、爆発し、散乱す。
殺し殺され、防御してもしても、守り切れない……orz
もはや、銃1丁では、一人撃ったとしても自分も撃たれる…(~_~メ)
「(銃があっても)無駄です」byデズモンド。

けれど、そこでも「衛生兵!」と、
瀕死で、デズモンドを呼ぶ声に、応えることはできる。
攻撃を避け、ひたすら、救護に向かうデズモンド。
もうダメだと思っても、決してダメとは言わない。
大丈夫だ!と励ます。

そんなデズモンドを守るべく、上官は、援護した。
上官は、“汚れ役“を負うわけですが
これはもう、役割分担ですね……

そして、ハクソー・リッジ(絶壁)を降りて退却するときが凄かった!
負傷兵を一人でも多く、その崖から降ろそうとするのですが
一人ずつ、引きずってくるのも危険。
綱で下ろすのも大変(>_<) 
綱を引っ張っている彼の手は血だらけ!(>_<)

多分、“通常“なら、一人でも多くーと思いながらも
再び、戦場へ戻るのもむずかしいと思う。
助けに行くまでに、撃たれるかもしれない。
連れ戻る途中で、二人とも死ぬかもしれない……

けれど、彼が“銃を持たない”と誓った決意は
信念と正義と良心という、最強の鎧に覆われていたようです。

あの壮絶すぎる戦場で見せた、彼の命ギリギリの行動に
私は、あやまるしかありません。

一人ぐらい、僕のような人がいてもいい――と言ったデズモンド。
あなたの働きは、一人以上で
何人もの命が救われました☆

敵である日本兵への救助にも、心打たれます。
日本兵も、個々人は、家族ある一人の人間なんですもんね……
あの激烈なシーンの凄まじさには
そんな兵士らが、むざむざ命を散らさなければならない疑問や矛盾を
感じざるを得ません。


▼▼▼


衛生兵のデズモンドが、ハクソー・リッジで見せた決死の救出劇は
まさに“命がけ“(崖?)でした。

それはもはや、“銃を持つ持たない“を超越していました。

アンドリュー・ガーフィールドつながりで『沈黙』と重ねるなら
このときの神様は、彼に力を与えていましたね。
これは、奇跡の実話なのでしょう(^_-)-☆



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映画『ボビー・フィッシャーを探して』★人生には“逃げ道“”抜け道“も大切かと(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/2763/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

ボビーは、『完全なるチェックメイト』のボビーです。


実在の天才チェスプレイヤー:ボビーの再来と期待されるのは
少年ジョシュ☆
その後、行方不明になったボビーのフィルムを重ねながら
ジョシュの気持ちや状況に迫ります。

天才少年が、連戦連勝もしくは、苦戦したけどついには勝ったよー
というシンプルなサクセスストーリーではありません。
なぜなら、作品は、彼が少年のまま終わる。
“最後“を語るには、早すぎる。

むしろ、実在する彼の“実話”は、現在進行形に生きている
子育て中の家族には、子供の今や将来・可能性について
どう見守るべきかーを考えさせられるものかと。

▼~▼ ただ雑談です。(^^♪
▼▼▼

7歳で、チェスが得意なジョシュ。

その子の得意分野を伸ばしたいのは、親心。
大会で優勝するのを喜ぶだけでなく
将来は、チェスで身を立てるのが、この子のためじゃないかーとも思う。

そのためには、チェス一筋にやっていくのが、最善ではないのか……
何かに秀でるには、ひとすじに打ち込まないと…
ライバル:ジョナサンは、4歳から、チェス一筋らしいし……

幼い頃から、ソレ一筋=ソレしか知らない世界で生かされることが
本当に、その子の人生のためになるのか……
感じたのは、まずソコでした。

チェスだけのことを考えて、チェスにだけ勝ち続ければ
生活はできると思う。(身の回りのことは誰かが)

私事ですが、私も物心ついたころから、ピアノを習いました。
あるとき思ったのは、ピアノの練習をすることは、指のためには大切だけれど
もし、鍵盤の前だけにいて、学校や友達と隔絶した世界にいたとしたら
音符は拾えても、深い演奏はできないのではないかと……


神童が、神童として、その世界しか知らなかったら
人間としての厚みは、どうなのかな……

のみならず、
その世界だけで、生きていかれる保証はないわけで
“つぶし“が効かないと、言い換えれば、”逃げ道“がないと
キビシイことになりそうで……(人生はけっこう長い…)

ジョシュは、自分が勝てば、父親が喜ぶのを感じ
チェスに勝つことの先に、父親を意識(重荷?)するようになる。
↑チラシのコピーは、まんまです。(汗)

そうなると、勝つことが意欲というより
義務になってきて、そうなるとすでに、勝ちに行けなくなるのです…
(母親はいざとなったら、息子と家出する覚悟も!)

惑うジョシュの心を映すように
失踪したボビー・フィッシャーのフィルムが流れます。
彼も、人前では、キラキラしたチャンピオンだったのに
どれだけの、影と重荷を背負っていたのかー
ましてや、ジョシュは子供だよ!!

そうこうして、大会に臨んだジョシュは
その前にちょっと、チェスから離れて、父と釣りに行っていたという。

ココゾというときには、退路を断って臨むこともあるけれど
“逃げ道“があるほうが、ゆったりした気持ちで
臨めることもある。

ジョシュは、宿敵ジョナサンとの決勝戦で、
怖気づくことなく、対戦する。
すごいのは、あと12手で、ジョシュが勝利するとわかったとき
彼は、ジョナサンに、ドロー(!)を提案する。

勝ちや負けが、何をもたらすかを知っているジョシュだからこその
意味をもつドローでしょうが
それは、所詮、“お手手つないで仲良くゴール”で
それは、優しさのようで、仲良しでも何でもないことを
ジョナサンも知っている。

勝負は、きっちり、勝敗を決めないとダメなんです。(キッパリ☆)
相手に、手心を加えた時点で、勝敗が決まってますもんね…

“逃げ道”は、悪いことじゃない。
柔軟性の高い子供の頃は、むしろ、
たくさん、“寄り道“や”抜け道“を知るほうが、いいと思うよ。

▼▼▼

ジョシュの人生は、続いて
その後は、武術家になったらしい。
彼なりに、納得のいく人生を歩んでくれればイイ☆

ボビー・フィッシャーも、行方不明なのではなくて
“別の道”を、歩んでいるのだと思いますね。


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映画『パトリオット・デイ』★2013年ボストンマラソンのテロと警官の涙

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171545/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件です。

4月の第三月曜日は愛国者の日だそうで
その日に行われるボストンマラソン。
・ボストンマラソンのHPです→コチラ
・参考ウイキ→コチラ

チェチェン系アメリカ人の兄弟の犯行ということでしたが
その後、真犯人はほかにいるらしい、という話もあり
そのへんのところが気になって鑑賞しましたが
当初の“犯人は兄弟“ということで進みました。

別々の人間が、1つの大きな事件の渦に、
巻き込まれていくのを見ながら
自分も巻き込まれていく臨場感に、ハラハラします。

▼~▼ ほぼ雑談です。
▼▼▼

1.真相?

この兄弟が、ベンツ車を盗んで逃走したり
民家に潜んでいた顛末は
臨場感・現実感あって
やはり、この兄弟が確実な犯人なのだーと思って見ているのですが
意味深なのが、兄のセリフ。

ベンツ車を乗っ取ったときに
持ち主に言います。
「9.11は、アメリカのやらせだって知ってるよな」

イスラム系を敵にするための”やらせ”だと。

劇では、明らかに彼らの犯行として進みますが
イスラム系兄弟のしわざにでっち上げたという説もあり
”真相”が、気になります。

犯行理由に、大義や言い訳を求めるわけではありませんが
なぜそんなことをするのか?
”真犯人”への疑問は尽きません。

2.兄の妻

劇中、印象的だったのは兄弟の兄の妻が
警察で取り調べを受けるシーンです。

イスラム教徒に扮した女性が、爆弾の有無を
問い詰めます。
(彼女の尋問も、ジリジリ責めるのがうまい!)

犯罪者の妻は、どういう心持なのか?
子供のミルクを用意する同じ台所で
父である夫は、爆弾づくりをしていたのだゾ!と責められます。

しかし、妻は夫の味方なのです。

シリアではもっと人が死ぬーというのは、言い訳です。

妻という立場は(それぞれとはいえ)
夫に従うほかない現状もある。
愛であれ、支配であれ。

彼女は、特に”イスラムの女”は――
と前置きして、それを言った。
社会の善悪と、夫婦家族間のコトは、別のところにあることも….

3.共通の愛

民族や宗教がちがうと、価値観も違う。
命の重さも、違うかもしれない...

けれど、子供への愛は、共通です!(キッパリ☆)

犯人の妻も、子供が大切なのは同じ。
被害に遭い、子供と離ればなれになった父親が
子供を気にかけ続けるのも、そう。

被害で亡くなった子供が、捜査上
しばし、現場に置かれたままになったことに
心痛めた人たちも同じ。

報復でも、逆恨みでも
政治上のやらせであっても
人の命を奪う手段は、卑怯だ!!!

悲しみと怒りで、人心を動かそうとするのは、卑怯すぎる!!


▼▼▼

犯人追跡のドキドキ・ハラハラで
あっという間でした。

のみならず
終盤のマーク・ウォールバーグ(警官)の嗚咽は
人の心のドラマを、熱く物語るものでした☆

予想以上に興味深い作品でした☆
事件を、忘れないためにも……



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映画『花戦さ』★風情ある萬斎さんの池坊さん花開く(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/170180/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・池坊専好:野村萬斎  
・池坊さんのこと→コチラコチラ 
・題字:金澤翔子♪

茶聖:千利休が、天下人:秀吉との間に軋轢が生じ
切腹に追い込まれたことは、良く知られています。
が、暴君と化した秀吉に、
池坊さんが、華で挑んだのは、知りませんでした。

存在感あり、面白みもあり、
スゴみも優しさもある、萬斎さんを楽しみに鑑賞しました♪
お花の数々も、目の保養であります。

▼~▼ ほぼ雑談です。
▼▼▼

昔、ちょっとお華(古流)をなめた程度のとき
先生から、華道の始まりは、死者を弔うことだと聞いて
びっくりしたことがありました。

専好さんは、冒頭、路傍の死者へ、花を手向け、お経を唱えました。
花の中には仏がいるーという専好さんは、僧侶。
花がキレイだからーというだけでなく
生死にからんだ心で、花と向き合っているのがわかります。

そのためか、“死者“は、利休だけでなく
案外、犠牲者多数……
秀吉のために、理不尽なことに…orz

だからこそ、専好さんが、命をかけて
“花戦さ“の火ぶたを切る意義が高まります!

その作品は、大ぶりの松を基調に
花々をあしらった美しいもの。(大砂物)
松を、ノコギリで引いたり削ったり!
大きな盆栽のような……

なりゆきは
秀吉が、利休と、金と黒の優劣?で争ったコトと
市井の人(子ども含む)が、自分を猿呼ばわりしたことへの怒りを、
専好さんが、諫めることになります。

が、そもそも
上に立つ者は、いちいち目くじら立てては、ダメですよ。
権力に任せて、ヒステリックに怒っても
器の小さい奴よのー……と思われるだけかと。

ギスギスせずに、心に花を咲かせないと
自分の人生も、カピカピに乾いてしまうかと……

残酷で、理不尽な展開もありましたが
最後は、奇跡の“ひと花“咲かせてくれました☆

▼▼▼

その部屋に、花が飾られていると
それだけで、心和みますよね。

花を前にしての、専好さんの問いかけには、
秀吉とてタジタジですよ。

風情ある萬斎さんのいいムードで、面白かった☆
ラスト、咲き乱れる花々に囲まれるのもキレイ☆

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映画『美女と野獣』★愛し愛される♪ディズニーの夢の魔法♪

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/168785/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・美女ベル : エマ・ワトソン
・野獣 : ダン・スティーブンス(本当は美形(^^♪)

ディズニー実写版です。
予告編から楽しみにしていました!!

ディズニーアニメでは、1番人気という『美女と野獣』。
それだけに、実写化への期待も高まるかと思いますが
エマ・ワトソンが、ドレスのすそを広げながら
野獣さんと踊るのが、もう素敵!(^◇^)

ストーリーは、呪いをかけられた王子様が
相思相愛の愛を見つけ、呪いが解ける――というもの。
シンデレラや白雪姫と違うのは、一緒に過ごす男女が、
愛を育んでいくところ☆
↑恋愛の疑似体験のような悦びが(^^♪

ミュージカル部分の歌と踊りの迫力が、素晴らしかった!
めくるめくファンタジーが、こじんまりしないで
ガンガン広がっていくトキメキ☆!
ああ、これがディズニーの夢の世界だ♪

▼~▼ 雑談です。▼▼▼
▼▼▼

ベルも、素敵な王子様との出会いを
夢見ているのが、イイです。(^^♪

“素敵な“とは?

各自の好みによると思いますが
ベルは、自称:男前のガストンを
“がさつ”だと言って、嫌います……
(確かに、自分勝手な男だった……orz)、

このガストン♪
ルーク・エヴァンスなので、存在感は、素敵です。
野獣さんの恋敵=かたき役として、申し分なし。
歌もシーンの見せ場も、かなり魅せてくれます。

囚われていたベルが、野獣に好意を持ったきっかけは
逃げ出したときに、襲われた狼に、反撃してくれたという
“肉体派“部分もですが
会話するうちに知った“書物”でしょう。
(王子様は教育を受けている知性派!(^^♪)
王子様の館には、ベルの読みたい本がたくさん!

見た目は、“獣のようなあなた“が
繊細な人だと気づいたのも、胸キュン☆
(まなざしや表情の変化が良い(^^♪)

だんだん、野獣さんは野獣さんのままでも
気にならなくなってくるから不思議。
いや、むしろ素敵☆(←私の目が☆)

(私事ですが、昔、惹かれた方はイケメンではなかったですが(失礼!)
むしろ、外見が内面を見るのに邪魔しないと感じ、
スタイルの悪さまで(失礼!)好きでした。(^^♪)

愛し愛されることは
やはり、根本的に素晴らしい!!と感じてしまう!(#^^#)

▼▼▼

エンドロールで、劇中歌った歌を再度、歌ってくれます。
その中で
野獣さんが、“一度去ったベルを待っている“という歌は
メロディにも歌詞にも、歌唱力にも
ぐっと、心つかまれます!
(スタンディング・オベーションしたい気分だった!)

恋心のあふれる魅力☆ダメ押しです!(^_-)-☆

・歌詞→こちら 
・聴ければ→こちら


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映画『白熱』(1949)★愚かか美学か“世界一”のギャング(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/4228/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

監督:ラオール・ウォルシュ
コディ:ジェームズ・キャグニー 
←ギャングの目玉☆

ギャングのボスvs潜入捜査官の話です。
ギャングのボスは捕まるのか?
捜査官はバレないか?(>_<)
―――とハラハラしながら
次々、繰り出される展開に、ひきこまれた作品です!

男臭くキナ臭い、ドンパチだけでなく
ひとくせある女たちが、モノクロ作品に
色を添えているのも、面白い☆

▼~▼ ネタバレして雑談です。
▼▼▼

1.コーディ こと ジェームズ・キャグニー

ジェームズは、腕白坊主っぽい風貌で
それが、作品の顔になっている印象です。

というのも、個人的に、私
潜入捜査官ファロンも、その上司も、
コーディの部下たち…etc.
コーディ以外の男性の顔の区別が、つきにくく(汗)
コーディの個性が、ひときわ光って見えました。

2.自首したコーディ

冒頭、列車強盗&殺人を犯したコーディですが
仲間との逃亡中、“自首”を決意します、

負傷した仲間も見捨てた、冷酷なコーディでも改心か?
と思いきや、さにあらず。
列車強盗のアリバイ作りに、微罪の容疑者になりすましたのです。

かくして、列車強盗の尻尾をつかむべく
コーディの収監された刑務所に、
捜査官ファロンが送り込まれます。
ファロンは、コーディと仲良くなり
脱獄仲間となります。

脱獄後の、警察による追跡シーンは、
当時では、画期的と思われる“追跡”を駆使するので
それも見ものです。

3.コーディの母と妻

部下にも手厳しいコーディでも、母は特別な存在。
マザコン?^^;
いやいや、母としては、息子に慕われるのは嬉しい。(*^_^*)
尾行されたって、子供の好物(イチゴ)を、買いにいきますよ。

悪の道に入ったとはいえ、息子には“世界一”になれ!と励ます母。

一方、妻との関係は、絆というより、色とカネ…(―_―)!!
気分しだいの関係……
夫の部下とデキている妻は、コーディが収監中、姑も殺して
彼氏と逃避行。

けれど、脱獄したコーディが、部下(彼氏)を殺すと
何食わぬ顔で、被害者ぶり、しなを作って夫に帰る……

男の武器が、ピストルなら
女の武器は、色気ムンムンの“しな“か……
(この“処世術“もコワイ……)←私にはムリ^^;

4.バレそうな潜入捜査官(>_<)

潜入捜査の醍醐味の1つは
バレたらどーしょー(>_<)と、ハラハラすること。^^;

ファロンの潜入に際し、面の割れそうな受刑者は
ほかへ移送させたのに
たまたま、出くわしそうになったり(!)
ついに、出くわしてしまったり!(>_<)

結局は、バレることになりますが
そうなったら、「警察だ!」と強気で、攻めれば良し!

▼▼▼

ネタバレになりますが
結局、悪玉は逃げ切れません……

コーディの背後には、ガスタンクがいくつも…
そんな設定で、“世界一”になるべく、コーディが取った行動は
愚かではありますが、
壮絶な美学――?と思っちゃったりもできます。

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映画『ピースオブケイク』★“好き“の最上級はソレしかない(^_-)-☆

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/166203/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・志乃:多部未華子
・京志郎:綾野剛
・オカマの天さん:松坂桃李
・志乃のバイト仲間:菅田将暉

(下2人の『キセキ』つながりで鑑賞)

恋にダメな女と、女にダメ?な男の話がメインのようでした。(上2人)
志乃の独白で綴られる物語には
女ゴコロを乗っけて、観ていられました。
うんうん……と共感したり、未体験ゾーンだったり。^^;

▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

もう、恋に失敗しないように、と慎重になりつつも
転居先の隣に住む京志郎に
出逢いの“風”を、感じた志乃は
風に吹かれるまま、もとい、愛の嵐に身を任せることになる。

2人は、偶然にも同じ職場で(←レンタルビデオ店の店長とバイト)
親しくなっていく。

京志郎には、同棲中の女:あかりがいたが
志乃と京志郎の仲を怪しんだある日、怒り、出ていってしまった。

↑さあこれで、二人は、ラブラブに☆
となるけれど、京志郎が、はっきり、あかりと別れたわけでないことを
志乃は、ずっと気にしていた。
“好き“と言う気持ちは、厄介です。^^;

好きだから、彼を疑いたくない。
いや、信じるほうが、むしろ楽……^^;
けれど、好きだから、確かめたくなる。
本当に、自分だけを愛しているのか?
本当に、ほかの女には、何も感じていないのか?

で、しなくてもいいことを、しでかすことがある…(―_―)!!

彼の携帯を、覗き見て、あかりに逢いに行っているのを知る――
彼いわく、別れても、力になってあげただけで、特別なことは無いと言う…
(ホント?そうだとしても、優しくてイイ人なんて、ほどほどにしてほしい…)

そして、コレは未然に終わったけれど
あとで作家になって、“自伝“を書いたあかりの”小説”の感想を
元彼:京志郎に、問いただそうとした志乃。

あかりのことは何とも思っていないーと言うことを
彼の口から言わせたい気持ちはわかるけれど
もう、元カノのことなんて
二人の会話や空気に持ち込んではいけません!
思い出させちゃいけないの。
思い出したら、多少でも、想い出に火が着いちゃう……orz

京志郎も、まるで、ソレがわかっているかのように
志乃に、イチャイチャしてくる。
今は、志乃が好きだから――だと思うけれど
元カノのことを思い出さないように、しているようにも見えてしまう……
(連絡は取り合ってたんだもの)

結局、元カノに逢いに行っていた京志郎から、志乃は去る。

志乃に好意的な“菅田さん“に、愚痴を聞いてもらう志乃。
イイ男と一緒にいるのは、気分がいいと言うが
“菅田さん”とは発展しない。
やはり、京志郎が“好き“なのだ。

観葉植物はすぐに枯らしてしまう、と言う志乃は
恋愛の花も枯らしてしまう女―というイメージかもしれないが
京志郎への恋の根っこは、そう簡単には、枯れないのだ!

あるとき、再び、偶然の風が吹き
2人は再会する。と同時に、志乃は逃げた!
走った走った!追いかける京志郎!

好きなのになんで逃げるの?と私が尋ねられたら、こう言おう。
「追いかけてほしいから。捕まえてほしいから。」(照)
必死で逃げてる私を、全力で捕まえて!京志郎!(>_<)

かくして、ずっと好きだったという京志郎は、捕まえてくれる。
が、ここでストンと落ちる志乃ではない。(私もだ^^;)
この面倒なまでに、彼を好きでたまらない気持ちを
半ば喧嘩腰で、わめいて、ひと悶着にしてみせるのだ!

すると、彼も、志乃が置いていった植物(クワズイモ)を
枯らさずに、むしろどれだけ増やしたかを
愛の大きさとして、見せびらかしてくれる。

あああ、大声で想いをぶつけ合う二人が、ラブラブにしか見えてこない!

そして
「大嫌い!」と言いながら、京志郎にかぶりつくように
キスをする志乃☆
“好き“の最上級は、ソレしかない!(^_-)-☆

▼▼▼ 

恋愛モノは、恋の指南書?のようで、勉強になります^^;。
こんな関係になれたらいいナ~との憧れもアリ。

今回の松坂桃李さんは、
志乃の友達で、オカマさん!
(もったいない配役かもしれません)
美しさに違和感ナシ(^_-)-☆



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テーマ : 邦画
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映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』★永遠のアイコン~アリスの希望~

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/162525/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

いよいよ最終章。
・前作→コチラ
個人的に、前作にそれほど盛り上がれなかったので(>_<)
鑑賞が間延びしました。
けれど、最後は気になるので…^^;


アンブレラ社がまき散らしたTウイルスで、ゾンビ化(アンデッド)した人々。
人類を破壊して、一部の選民だけが生き残ろうと言う算段。
(↑この算段、よくみかけます(>_<))


48時間以内に、抗ウイルス剤を散布すれば
アンデッドを“駆除“でき
人類の破滅を止められると知ったアリスは、
入手すべく、ハイブへと向かう――


本作は、〆へと焦点が定まっていたせいか
シンプルに仕上がっていました。


▼~▼ 内容にふれて雑談です。(ネタバレ御免)
▼▼▼


元々は、アンデッドが、しつこくしつこく襲ってくるのを
コワゴワ楽しんでいました。^^;


今回は、アンデッドは、そこらじゅうに蔓延するものの
アリスのメインの敵は、アイザック博士☆


アイザック博士は、スーパーゾンビ化して“タイラント“なる別の生き物?に
なってしまい、壮絶な末路?をたどったはずなのに、
生前の姿で登場。
なかなか、元気に、アリスに応戦!(>_<)


アリスは、戦闘服で
たくましくカッコよく、応戦します!
ですが、この期に及んで欲を言えば、
私は、赤いワンピースでブーツ姿のアリスが
ブチかましたり、蹴り飛ばすのが好き!でした!(*^_^*)
ワンピース&ブーツ姿☆ワンスモア!


ハイブでのレーザートラップの廊下を見たときは
懐かしい、と思いつつ
アリスは痛い目に!(>_<)


そうでなくても、女性のアリスが、ボコボコにされるのは
見てて辛い……orz
更に、人類のために、死を覚悟するアリス……


今までも、“感染してしまった者“が、
それ以上の被害を出さないために
“人類“を守るべく、進んで犠牲的な行動をとっていたことに
胸が痛みつつ、心打たれたのも
この作品の魅力の1つだったと思います。


抗ウイルス剤を散布すれば、アリスも“駆除”されてしまう可能性が…
ああ、哀しい結末は見たくない…(T_T)


そこへ登場する、アンブレラ社の共同経営者:アリシア。
(Tウイルス:アリス計画の鍵を握る老婦人)
四の五の言う幹部に、“解雇“を命じるのがイイ。
その一言で、保護プログラムから外されて“秒殺“される…汗。
(“鶴の一声“で、運命が変わる人生の縮図…(>_<))


そして、アリスは、アリシアの分身のような存在として
抗ウイルス剤の散布後も、生き永らえることができる。(良かった!)


一方、今、ココで抗ウイルス剤を散布しても
世界の隅々まで効くには、タイムラグがある。
アンデッドの実害を止めるべく、
アリスは、世界のどこかへとバイクを走らせる――
未来への風を受けながら……


ところで、死んだはずのアイザック博士が、“2体“出てきて
自分がオリジナルだと、喧嘩しますが
アレは、2体とも、コピーなんですよね……


▼▼▼


当初は、アンデッドを敵とし、襲われる恐怖を楽しんでいた作品ですが
アンデッドを生んだ“悪の核心”に近づこうとするところに、
視点が移っていきました。


闘う、美しく強いアリスが、魅力でした☆
赤いワンピース&ブーツ姿は、永遠のアイコンです(^_-)-☆




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『箱入り息子の恋』★この恋は強し!君の元へカエルんだ~♪

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/160747/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・健太郎:星野源 ~彼女いない歴35年☆
・奈穂子:夏帆


オクテな男性の恋物語――
楽しみにしつつ、ようやく見ました!
(折しも、ドラマ『逃げ恥』の星野さんと、かぶるキャラ☆)


星野さんほど、彼女いない歴〇▼年とか、プロの独身?
という役が似合う人は、いないかもしれません。(*^_^*)
女性を前にしての“ぎごちなさ”なんて、最高!\(^o^)/


息子の将来を案じた両親が、“婚活”したのが縁で
息子は、ある女性と出逢います。
いや、その前に、彼らは、雨の日に出逢っていた……


▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼


冒頭、カエルが、長時間描写されます。
どうも、健太郎は、カエル好きで
自宅で、飼ってもいます。


そんな健太郎は、ある雨の日、街なかで濡れていた菜穂子に
傘を貸してあげました。
困っていたから?だけでなさそうな、出逢いのシンパシー☆


後日のお見合いで、二人は、“再会“します。
(そのとき、菜穂子には、視覚障がいのあることがわかります。)
健太郎の、堅実なれど地味?な仕事ぶりに
菜穂子の父は失望し、この話はなかったことに。


けれど、健太郎と菜穂子は、菜穂子の母の応援もあって
交際を重ねていきます。


散歩のシーンは、とてもイイ☆
ゆっくりでも、健太郎に寄り添うように歩む菜穂子。
菜穂子の、見えないハンディを気にかけながら
菜穂子の気持ちまで、見ようとしているような健太郎の優しさ☆


二人で行った、吉野家。つゆだくの牛丼。
健太郎が菜穂子に聞かせた、カエルの鳴きまねは、可笑しいけど上手い!
ああ、この二人、このまま結ばれたらいいナ……


けれど、菜穂子の父に引き裂かれ、
アクシデントで、交通事故にも遭ってしまう健太郎…orz
もう逢えない二人。


すると、一人で、吉野家に行く菜穂子がいた。
それだけで、私は、泣きそう…
二人の思い出の場所――だけでなく
ここに来れば、逢えるんじゃないかーと思っているはず。
自分を、見つけてくれるんじゃないかと…


健太郎は、もちろん、菜穂子を見つけるのに
存在を隠そうとする。(ダメだよ!健ちゃん!)
けれど、別れたままでいられるはずはない!
健太郎は、意を決して、菜穂子の家へと走る。 (距離的に交通手段を使うべき?^^;)


二階の菜穂子の部屋へと、ベランダへの柱をよじ登る健太郎。^^;
(↑ココは、カエルの描写で予測させる^^;)
そして、菜穂子にだけわかるように、カエルの真似でアピール♪
(↑ココは、泣き笑いというか、絶妙すぎるというか^^;)


そして、めでたく、二人はシーツの中へ…….(*^_^*)
でも、菜穂子のお父さんにバレる……(―_―)!!
ああ~~ど~する~(>_<)。私、かばえません!(>_<)
もう、開き直るしか!
健太郎は、裸一貫状態(滝汗)。
ドタバタの末、健太郎はベランダから落下……
ああ!健太郎さん!今度こそ、絶体絶命!!!!(T_T)


……けれど
病院で、点字の手紙をつづる健太郎の姿あり。
良かった☆
僕は死にましぇ~ん、と言うのがありましたが、この恋は強し!


もう、誰も二人を引き裂けないだろう、との確信を感じて終わります。


▼▼▼ 


オクテの男性の恋物語――と言いましたが
彼女にハンディがある、と言うのも重要な要素です。
(僕も欠点だらけーのように、誰もがそう。)


その人に惹かれ、一緒にいたいー
恋は、その気持ちから始まる。
そして
お互いが必要とすることを、補い合おうとするー
それを幸せと思えること…


クールでおとなしそうな健太郎が
ヤルときはヤル!というハチャメチャな勇気と元気、最高☆



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』★後先のことはいいから一目惚れで抱きしめて

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/169565/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・高寿(タカトシ) :福士蒼汰
・愛美(エミ):小松菜奈

男性の一目惚れから始まった恋――
それだけで、恋心を、ドキドキさせてくれます。(*^_^*)
しかし、彼女の涙が、二人の行方を、気がかりなものにします……

タイトルが、ズバリなのですが……^^;


▼~▼ 内容にふれて雑談です。(ネタバレ御免)
▼▼▼


ネタバレすると、『ベンジャミン・バトン』を思わせる
数奇な関係の二人です。(ゴメン!)
エミは、タカトシの時間と、逆行した世界の人で、
5年毎に、一か月だけ逢えるサイクルが、やってきます。

↑この特別な状況を、どうしたものかーと思いますが
現実世界においても、時間と人間関係(とくに恋)には
哲学的なものを、感じてしまうものでもあります…….


そもそも、「一目惚れした」と言うタカトシですが
実は、一目でなく、過去に逢っているとわかる。(記憶にない^^;)
覚えているほうは、ちょっと寂しくもあり
“一目惚れ“が嬉しくもあり…という微妙なところ。


大人の時間から戻っているエミには
二人の“逆行”した関係が、すでにわかっているから
切なくてたまらない。涙が出ちゃう…


それは、タカトシの“未来”を知っているだけでなく
タカトシに“初めて”のことが
自分には、むしろ、“最後“のこととなるから―― ←コレは切なすぎ!
物事は、知らないほうがいいこともあるのデス………


一方、エミから言われるまで、状況を知らないタカトシ。


「また明日」と言って、今日、見送った二人の“明日“は
もう、すでに決まっている。
タカトシには、未知の明日は、恋人と過ごす喜びが詰まっているのに
“知っている“エミには、涙の理由にもなってしまう……orz


ところで
一目惚れしたほどのタカトシは、エミを“抱きしめたい”と感じ
素直に、エミに告げるシーンが好き☆


そのとき、タカトシには、過去も未来もなく
あるのは、“今”だけ。
“今”、エミが、大好きでたまらないという事実だけ。


そして、エミとて、タカトシの未来を知っているかどうかでなく
自分も、“今”、同じように、タカトシが好きという事実だけを
見ればいいと、感じたと思うから……


出逢って、“また明日“も、今日と同じように過ごせたとしても
誰もが、永遠に同じ明日を、過ごせない。
そして、いつか誰にでも、別れのときは来る―――


ときに、5年毎に出逢う、彼らの運命は……


再び逢うごとに、年齢が開いていく、彼らの“再会“では
恋心は薄れ、人道的な愛が、残っていくのかもしれない。
それも、美しいことだけど
“抱きしめたい”と思った、アノ“恋”が実らないのは、切なすぎる……


“今“、エミがこぼす涙に、
タカトシへの想いが、溢れているのだと思うと
なまじ、繋がれた運命が、呪わしく思えてくる…….


▼▼▼


美男美女の切ない関係を
自分に置き換えて、観てみるのは
おこがましいですが、夢見心地でもあります。^^;


後先のことはいいから
“一目惚れで抱きしめて!“
一言で言えば、それに尽きます。(*^_^*)



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ボクの妻と結婚してください。』★熱い夫の突拍子もない企画とその先ゆく妻

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/169159/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

膵臓がんで、余命半年を告げられたバラエティ作家:三村は
自分の死後、妻と再婚してくれる男性を捜すことにした――

↑いらん心配をする男がいたもんです。(>_<)
突拍子もない“企画”話ですが
織田裕二さんが、とても良かった!!!!
随所で、語り見せる、家族への熱い厚い想いには
何度も目頭が熱くなった……(こんなにイイ話だったとは!)

さらに、終盤の“展開“にも、やられました!!(*^_^*)


▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼


余命わずかと知ったとき、残された自分の時間より
家族のこれからの幸せを、案ずる――

これだけで、私は、胸がいっぱいになりそう……(T_T)
人によっては、余命宣告に耐えられず、死に急いでしまうこともあって…

世の中のことを、楽しいことに変えようとするのは
放送作家:三村の職業病でもあるようで、
自分の死に際しても、そのエンジンがかかるのが良い☆

妻の再婚相手を探す件は、コメディです。^^;
何やってんだか?って、笑っちゃってください。(*^_^*)
妻にも、理想の夫を聞いてみると
自分とは、真逆のことを言われる始末。(^_^.)

そんなもんですよね……(―_―)!!
夫婦を続けていれば、多少の不備?はあると思う…
よその夫婦が、羨ましく思うこともあると思う…
けれど、それでも、そこそこ“幸せ“なんだな……と思う。
だから、この“幸せ”が間もなく失われるーということが
どんなに恐ろしく悲しいことなのか……ということが
三村の様子から、ひしひしと伝わってくる……

だからと言って、生前に妻の再婚相手をさがすなんてナンセンス!
三村が見込んだ男性も、断ります。(そりゃそーだ)
ところが
男性は、三村の妻との未来(結婚)に、意欲を示してくれ
三村の希望で、生前に、結婚式(予行)を見届けることもできた。
メデタシメデタシーと思ったそのあとで、さらに、心打つことが…



▽▽▽ネタバレ&雑感です。

トンだ“茶番“を、仕組もうとした夫のために
妻は、男性に、“一芝居”うってくれるように頼んでいた。
ソレは、結果的には、夫に“ウソ”をつくことになるけれど
私は、だましたとは思いたくない。

愛する人を見送らなければならないとき
大なり小なり、ウソをついた経験はありませんか?
(治らないのに治りそうなふりをしたり…)

此の世で、真実や正直なことは、大切なことだと思います。
けれど、あの世の淵に立とうとしている人の前で
大切なことは、旅立つ人を安らかに送ることだと、私は思っています。

ウソ――もしかしたら、彼も、出来過ぎのウソに、気づいていたかもしれない。
けれど、茶番のようなコトを、本気で、幸せに変えようとした夫の想いに
妻も負けないくらいに、応えようとした――
ソレは、もはや、ウソでも、茶番でもない。
夫婦愛と言う以外、なんと言いましょう……?
(彼らのしていることを見てると、涙が出てくるよ……)

▽▽▽
▼▼▼

熱く、一所懸命なパパ:織田さんー
飄々としながら、懐深い妻:吉田さんー
可笑しくて、ステキなコンビ、いや夫婦でした。(^_-)-☆

エンドロールがまた、ズルいんだな~(*^_^*)
今までの家族の生活を、アルバムを見返すように見せる。
子供が生まれたとき、ハイハイしたとき……
毎日の1つ1つは、すべてベストショット☆

そんな素敵な人生は、想い出は、幸せは――
あなたの大切なものは、失われないー
そう思いますネ☆(^_-)-☆




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ヒロイン失格』★利太が安達サンにOKした理由から


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/167095/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

高校生の「はとり」と利太(りた)は、幼なじみ。

はとりは、いつか利太の彼女(ヒロイン)になるのは自分で
周りの女子はエキストラだと、タカをくくっていて
利太に告白するつもりもない。

そんなあるとき、利太が、イジメから助けた“安達サン“と
付き合うことになったと知った、はとり。
見た目、地味なタイプの安達サンが、
自分から利太に告白し、利太がOKしたという。

利太が、安達サンにOKした理由から
想うことが……


▼~▼ 以下、雑談です。

▼▼▼


それは、安達サンを、“目標”を持つ中身のある人だと
利太が認識したこと。

利太は、自分というものをしっかり持っている安達サンに
興味を抱いたらしい。
(注:ココは“惹かれた”というより、“興味”(^^♪)


そのことを、利太は、はとりにも言ってしまいます。
(幼なじみのよしみだナ~)
すると、はとりも気づきます。
自分は、利太を好き!という気持ちだけで
追いかけまくってきただけで
自分の内面を、高めようだなんて……


↑このあたり、思い当たるフシあります。(^^♪
好きな人がいると、
“追いかけて”アピールしたくなるのは当然です。
(実際の”追っかけ”だけでなく、SNSなども)

その情熱をわかってほしくて、“金魚のフン”になってしまう……(汗)
でも、フンはフン。
いつまでもくっ付かせてはもらえない。
(馬ならしっぽで振り払われる(‘_’))

動機は不純だが、
ふり向いてもらえるような、“自分磨き“は大事☆
自分の“売り“や、何かモッテル、人として女として
好きな人に認められたほうが、いいかも……
ただ、そのときが来る保証はないけれど……(>_<)


とは言うものの、結局は、
かわいいヒロインちゃん:はとりは、幼なじみの情もあってか
利太のハートをゲットして、メデタシメデタシというオチ。

意識高い系の安藤サンは、当て馬で終わる…….

そんな安藤サンも、途中、
嘘をついてでも、利太を失いたくない!という
肉食系乙女ゴコロを、垣間見せてくれる。

ソレはソレで
恋する女(のジタバタ度)は、皆一緒だな~と
苦笑しつつも、ホッとしたり……


▼▼▼

恋をゲットしようとするラブコメでは
そのエネルギーに、元気をもらえます♪

『相棒』の米澤さんこと、六角さんを見つけたギャルたちが
私の指紋取って~と、ドドドと押し寄せるエネルギーも
スゴイし可笑しいし(*^_^*)




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ハドソン川の奇跡』★惨事を防いだサリー機長ここにあり!



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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/169616/
あらすじ・配役はこちらを参照ください。


原題:SULLY ←機長の愛称


監督:クリント・イーストウッド
主演:トム・ハンクス



実話です。
事故で飛行機を、市内の川に不時着させた機長。
全員生存の奇跡とは裏腹に
安全委員会は、
最寄りの空港に着陸できた可能性を挙げ
機長を責める―――


冒頭は、飛行機が墜落し、ビルに突っ込む悪夢。


異変から不時着まで
208秒の機長の“判断”が問われます。


現場にいなければ、わからないことは
よくあります。
作品は、原題どおりの“サリー機長”が
語った言葉の内容とその説得力に、集約されます。


▼~▼ 以下、ネタバレで雑感です。


▼▼▼


委員会は、(保険のこともあり)
エンジンの故障はなかったと言い
シミュレーションでは寄港できた、と言い張り
他の人で“再現“してみせます。


ならば
ベテラン機長ができないはずはない―ーと言うことに(>_<)


けれど、劇中で
機長・副操縦士の様子を見ている私たちには、わかる。
シミュレーションでは、説明できないということが。


これ↓は、私も、機長の言葉で改めて認識したことですが
あの委員会にいた人全員も、そうだったと思うと
恐ろしい気もします。


シミュレーションとかコンピュータとかいうと
客観的な判断っぽいのですが
実は違う。
計算のための“因子“の選択で、バイアスはかかる。


今回は、ベテラン機長の“初めての経験”で
“判断する時間”が、大きな因子を占めていました。
その“人的要因”を、考慮することなく
判断が進んでいたことです。
(しかもエンジン故障の件は、誤解されたまま(>_<))


なにかと、シミュレーションと実際とが
乖離することがありますが
因子は、豊かな経験値を補い得ないということかもしれません。


▼▼▼


川への不時着が最適の方法だった、と言うことを証明する――


作品は、その過程に留まらず
機長の豊かな経験と判断が
いかに的確だったのか
いかに惨事を防いだのかを、魅せてくれました。


ハドソン川の奇跡に、サリー機長ありーー
原題が、誇っています☆




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ブルックリン』★回り道すればこそ知る身も心も帰るべき場所

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/169529/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


1950年代のアイルランド。
エイリシュは、仕事と夢を求め、つてで
アメリカ:NYのブルックリンに渡航する。


アイルランド系移民の、多い地区に住んだとはいえ
エイリシュは、ホームシックになりながらも
仕事を得て、やがて、恋人もでき
入籍もする。


そんな折、故郷で、姉が急死。
エイリシュは、帰郷する――


故郷を離れたことのある人には、自分を重ねながら
結局は、タイトルどおり
ブルックリンの夫の元へ戻るんだよね……と思わせつつ
微妙な女ゴコロが、見どころなのでしょう。(^_-)-☆


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.故郷(田舎)の閉塞感


田舎にいると、都会に憧れます。
(例:吉幾三さんの『俺ら東京さ行ぐだ』)
幼馴染もいるけれど、仕事も欲しい。


エイリシュの田舎は、
意地悪な雑貨店の女主人ミス・ケリーが仕切っていて、
お客は、売って頂いている状態。
(『大草原の小さな家』のオルソン夫人と似ている)


このミス・ケリーが、田舎の重苦しさの象徴のようです。


2.ブルックリンへ


不安と期待を秘めながら、船でわたるエイリシュ。
(船でのことは伏線となって、あとでまた
彼女の経験値を見せることになる)


慣れないうちは、ヨソモノだけど
軌道に乗って、若さの柔軟性で
都会の海をうまく泳げるようになると
都会は、快適な場所になる。
(故郷の姉との文通も、心強い)


そんなある日、エイリシュは、恋に落ちる。


お互いのこと(過去)を知りたいと思いながら
若い二人の視線は、ともに歩む将来にある。
二人は、入籍する。


3.帰郷 ←ミソ☆


そんなある日、姉の急死で帰郷したエイリシュ。
哀しくも、久しぶりの懐かしい故郷☆


その時、帰郷者の目に映るのは、“今”の風景ではない。
むしろ、昔の思い出の故郷を見ていると言っても
過言ではない。


懐かしむとき、過去には見出せなかった“良いコト“を
心のどこかで、今、探そうとはしないだろうか。
やはり、故郷は自分にとって、良き場所であってほしい…
(離れていれば美化もされる)


だからなのか、時間を巻き戻したい気持ちなのか
エイリシュは、自分がすでに人妻であることを
誰にも言わず、旧友と、昔以上に楽しく過ごしてしまう。


けれど
自分だけが、過去の自分に戻ったような気分でも
ずっとそこに住む旧友たちは、昔でなく今に生きている。
(年頃の青年は、ソノ気にもなる)


そのギャップを、エイリシュはどうするのか?と思っていると
例のミス・ケリーが、やってくる。
地獄耳の彼女は、エイリシュが人妻だと知っていたのだ!


そのとき、エイリシュは目が覚めた。
ノスタルジックな夢から――
懐かしくも美しい故郷という願望から――
(まさに、古里は遠きにありて思うもの…)


4.再びブルックリンへ


人妻エイリシュは、当然、夫の元へ帰ります。
その再会とも言える帰宅シーンが、また、意味深☆
(ポスターにもなっています)


彼女が、一目散に夫の元へ駆け寄る“演出”でなく
一息の間を置くように、壁を背にして立ってみせます。


それは、
今までの人生を、ちょっと俯瞰していたかのようでもあり
ひととき、独身のふり?をしたことへの気の咎めのようでもあり
改めて、この人と人生を始めるのだと言う覚悟のようでもあり…
複雑な女ゴコロを、言い表すのは、ムズカシイ…


けれど、夫の元に駆け寄ったエイリシュは
文字通り、身も心も彼に飛び込んでいたはず。
心のどこかにあったかもしれない、
懐かしさとも違う、故郷への“引っかかる想い”は
もう、吹っ切れていたと思うから。


彼女は、ブルックリンにではなく
愛する人の元に、帰ったのだ!


▼▼▼


人生をともにする――
そんな人と出逢えた街―ブルックリン―


そして、
そのことが本当に意味するものを
改めて、噛みしめることが出来た街――


私は、人生を預けられる愛のあるところへ帰る――


回り道すればこそ、本当に見つかる。
身も心も、丸ごと自分の帰るべき場所☆



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『八月の物語』★覚えていることしかできない大切な想い

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若い男女のひと夏の物語――

ソレを、恋と呼んでは、壊れてしまいそうなほど
繊細で、心の糸を震わせる作品でした☆

・平安(ピンアン):ディーン・フジオカ 仕立て屋の見習い
・玉意(ユイ)  叔父の仕立て屋でバイトする 
・惠芳(ワイ・フォン)  ユイの同級生。服を注文する。


エアコンもなく、汗がしたたるような店内。
うっとおしいほどの暑さが、彼らの胸中を
放熱する体温で、伝えてくるよう……


店内の彼らの様子は、見やすくなく
物陰から、のぞくように見せています。


その凝視は、彼らの一挙手一投足だけでなく
必然的に
彼らの内面まで、見よう見よう、とさせるのです。


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


冒頭、店内でアイロンをかけながら
歌(『紅豆』)を口ずさむ、ユイ。
その後ろで作業する、平安。
(その歌で、ユイは平安が好きなのだ――とわかる。)


ユイがバイトしているのには、切実な理由があった。
新学期に着る制服に、父がお金を出してくれないから。
(のみならず、ユイを家に入れないこともある)


ユイが、平安に惹かれたのは
バイト先にイケメン青年がいたから、だけでなく
家庭に問題のある、孤独なユイの心に
平安の優しさと、彼の持つ“陰”が、共鳴したからかも…….
―――と、端折ってはもったいない^^;。


ユイが、熱中症になったとき
氷水で介抱してくれたのは、平安。
一緒に、麦粥を食べていたとき
”食べかけ”の粥を、ユイに分けてくれたのも、平安。
(その親密さは、“兄妹”のようでもあるのですが……)


ユイが、家を追い出されたとき
作業場の台を寝床にし、抱き上げてくれたのも、平安。
暑い夜に、うちわで扇いでくれたのも、平安……
あんなこともこんなことも、親切にしてくれる平安♪


優しさだけで済ませない感情を、持ってしまうよ……
――好きになっちゃうよ……

当の平安は、どうなのかナ?と思いつつ
恋は今だけでなく、先の事も頭をよぎらせる。
ユイはまだ学生で、平安は見習い中。
ううん、バイト中は、この夏の今だけ考えよう…


ある日、ユイの友人:惠芳が、制服の注文に来る。


惠芳は、裕福で苦労知らずな、天真さのある子で
ユイといても、はしゃいでいる。
そんな二人に、平安が目を向けるのだが
映像は、どちらの女子を見ているのか、曖昧にする。
(……が、恵芳を見ていた!???)

もうすぐ、夏が終わりバイトが終わる頃。
平安は、ユイの制服を仕上げた後
惠芳の制服を縫いながら、ユイに言った。
「学校では無邪気すぎる惠芳を、守ってあげて」


それは、優しいお兄さん目線なのか――
キャピキャピ可愛い惠芳が、好きなのか――
戸惑うユイ。
でも、平安の恋の確認など、できるはずもない……


けれど、失恋の痛手は、人を詩人にし、哲学者にさせ
ユイの青春の独白が、こみ上げるように、流れる……


制服を、少し大きめに作ってくれたという
平安の優しさがあっても
真っ白な制服を、赤く染めるような恋は
ここには無い…orz


(好きな人が、制服を仕立ててくれることに、ドキドキですが)
制服の白さが、少女の清潔さと実らない恋を、
残酷に、象徴する……


せめて、この夏のコトを忘れないで――と願うユイ…


その後、友人の結婚式で偶然再会する三人。
平安は、ユイの知らない人と、結婚していた。
(それはそれで悲しいが)


惠芳が、制服のことを言ったとき 平安が
「覚えていない」と言うのを、ユイは聞く。
それも、がっかりかもしれないが……


実は、それは、平安の気遣いではないのか??
覚えていないのは、惠芳のことであって
ユイのことだけ覚えている――という暗示ではないのか??


あああ……あのとき、平安の気持ちはどうだったのだろう……
と思っていると、平安は独白してくれる。
「僕だけが覚えていればいい」


ああ!平安はやっぱりユイが…と思っていいですか?

あのひと夏、親しく楽しく、一緒に過ごして作業して…
そこにある感情は、友情でも恋でもあったとしても
敢えて、ソレをはっきりさせることは
できなかった、お互いに……


将来が、まだ見えなかった二人には
あの八月の日々しかなかったのだと……


▼▼▼


自分にも相手にも、好き、という気持ちを
確かめられない、確かめてはいけない経験が
誰にも、あるのだと思う。

あの繊細な想いを壊したくないから
ただ、「覚えて」いることしかできない……

記憶の切なさが、甘く、痛く
胸にひびく作品です。




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