映画『南京の真実~第1部:7人の死刑囚』★少しだけ
「私は貝になりたい」のリメイクをレビューしましたが、
戦争を題材とする作品には、どこまで、自分の意見を言えるものか
悩みます。
(ストレートに言える方の勇気には、敬意を表します。)
レビューのなかで「南京の真実~第1部:7人の死刑囚」を引用したので
少しだけ、述べることにします。
これは、南京虐殺はなかった、ということをメッセージするために作られた作品です。
(そのことについての意見は、ここでは述べません。)
A級戦犯の中の1人が、南京部隊の指導者でした。
彼は、虐殺を指示していない、無実であるということを、
当時のフィルムと証言で、見せています。
ただ、
他の戦犯と、ほぼ同等のウエイトで見せているために、
彼のインパクトが、弱いように思いました。
一部、幻想的な演出があるので、
ドキュメンタリー的色彩が濃いほうが、
“真実”味を語るには、好ましいように思いましたが、
それは、私の感想です。
戦争や、過去の歴史認識は、デリケートな問題を含みますが、
種々の意見には、耳を傾けようと思っています。
機会があれば、ご覧になってみてください。
