
連続したオムニバス形式で、
いくつかの男女の恋愛を見せてくれました。
バトンを渡すように、
各エピソードの終わりに出てきた人が、
次のエピソードの主人公になります。
そのなかで、印象的だったのは、
倦怠期から破滅期にさしかかっていた、夫婦のエピソードでした。
夫婦の物語を見るときは、複雑な気持ちになります…。
それぞれの夫婦が、それぞれの形で、存在しているのだろうとは思いますが、
理想的な夫婦はどんななのだろう、といつも思ってしまいます。
あるいは、
本当に幸せといえる夫婦とは、どんななのか、とか……。
そのエピソードで、カウンセリングにいった夫婦は
黒いペンで、お互いをイメージしたものを描くように言われます。
妻は、何か形あるものを描き始めます。
夫は、というと……。
散々、迷った挙句、黒い点をポツッと描きました。
「それだけ!??」
まるで、人生の汚点か?
悪いと思いながらも、自分をそう描かれたようで
自嘲ぎみに、失笑しましたよ。
何かに似ているか、と言うならともかく
相手のイメージと言われても、何も思い浮かびませんもの…><
黒い点は、まさに、そこに存在だけ示したよう☆
もっと大きく描いて、黒塗りの丸にしたら、
むしろ、不吉なイメージになってしまうかも…。
「私は、あなたにとって、そんなに真っ黒なの!??」
そうなったら、もっと険悪になってしまいそう……><
妻は、夫と一緒に、何かを(何でも)
積極的にしたいようなのですが、夫には、その気はあまりないのです。
打てば響いてほしいのですよ、妻は。
投げたら、返してほしい。
でも、投げたら、ポチャンと池に落ちて、
そのまま、波紋が広がっていってしまうのですね……><
オードリー・へプバーン主演「いつも2人で」の台詞で、
「一緒にいるのに、黙っているのは?」
「夫婦」
というのが、あります。
そんなものなのでしょうか……。
そんなものなら、ある意味、諦めながら、ホッとできるのかも…><
作品のエピソードは、
山あり谷ありのカップルを一巡したあと、
ラストは、丸く収まります☆
(2)の記事です。
http://blogs.yahoo.co.jp/yutake2415/34355472.html