映画『私の中のあなた』★素晴らしい家族
映画レビューしました。(真相には、ふれていません。)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id334300/rid111/p0/s0/c0/
重い話かと思いましたが、優しい話でした。
お気レビさんの記事、レビューから、安心して鑑賞しましたョ☆

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映画レビューしました。(真相には、ふれていません。)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id334300/rid111/p0/s0/c0/
重い話かと思いましたが、優しい話でした。
お気レビさんの記事、レビューから、安心して鑑賞しましたョ☆
東野圭吾さんの小説が原作の2005年の作品です。
玉木クンを見たくて見ました☆
結末は言っていません。雑感です。
~~~~~~~
事件に遭い、頭を撃たれた淳一は、他人の脳を移植されて、一命を取り留めた…。
外見の変身ではなく、中身(人格)が変わっていく男と
その恋人との関係に、興味を感じながら、思うことがあった。
脳移植などされなくても、何がきっかけになるかはわからないけれど
「一年前の彼(彼女)ではない」と、感じることはあると思う。
それが、進歩や発展的であるなら、嬉しいけれど
大抵は、すき間やすれ違いが、そう感じさせる。
心の距離感。
変わった=心が離れてしまった、と。
そして、たとえば、
フェイドアウトするのに、
忙しい、というのは都合のいい、言い訳かもしれない。
相手も傷つかないし、自分も後ろめたくない。
だけど、たとえば
恋人は、そばにいてほしいのに
心も体も離れたところで、そ知らぬ顔で、今の自分を生きている人がいるのが
歯がゆくもなる。
「私の知らないところで生きていないで!」
蒼井優さんの叫びが、胸に響いた………………。
作品は、いわゆる心変わりとは違って、
他人に変わってしまう様子を、見せていたが
人の心の主座である脳は、絶えず、心が揺れ動くように
変わっているものなのかもしれない。
過去の事実である記憶でさえ、
共通の思い出でさえ、
時間とともに、色あせながら、変わりうるものだ…。
永遠の1/10でいいから、少しでも長く変わらずに
愛されていたい私は、
人の心(脳)の“変化”が、怖い。
「あなたは、(私の知っている)淳じゃない…」
あなたは、もう、以前のあなたではないのですか。
もう、私に逢いたいと想うあなたでは、ないのですか………。
不安の涙で、ひたひたになっている私の脳は、
溶けて流れていってしまいそうだ。
だから、
蒼井優さん演じる恋人が、彼を想うが故の
切実で、必死な叫び、願いが、身につまされてくる。
肖像画も、何も、残してくれなくていい。
思い出のなかに、あなたを捜したくない。
あなたは、私の知っているあなたのままで、いて…………。
脳には、絶えず、人を変えてしまう何かが
入り込んでいるのかもしれない。
誰にも、彼にも、
あなたにも、私にも……。
知らないうちに、変わってしまう……
それが、怖くて
とても、哀しい…………。
映画レビューしました。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id333578/rid41/p0/s0/c0/
公式サイトです。http://wwws.warnerbros.co.jp/cocoavantchanel/
この作品を楽しみにしていた娘と試写会で鑑賞しました。
鑑賞直後は、さっぱりと通り過ぎた印象でしたが、娘は、とても良かったようで、
☆でいえば4つと、喜んでいました。
他のシャネルの作品と比べては、なんですが、
数日たってみて、むしろ、作りこんでいないシンプルさが
シックな印象として、残ってきました。
フランスでのヒットの理由は、そこにあるように思います。
オドレイのココも、適役でした。
シャネルの人生というより、ココの成功、がメインに思います。
映画レビューしました(ネタばれ表示なしです)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id333579/rid23/p0/s0/c0/
織田信長の城・安土城
築城した宮大工の棟梁が主役(=西田敏行さん)の作品でした。
安土城&西田さん、ということで、楽しみにしていました☆
西田さんは、期待通りでした。
特に、“必死”な感じが☆
私は、見て良かったと思っています。
鉱山で働く女性のセクハラ集団訴訟の事実に基づいた作品です。
シャーリズ・セロン主演で、名作の聞こえ高いので、
いつか見るだろうと思っていましたが、本当は、見るのがおっくうでした。
邦題の「スタンドアップ」が、やる気満々で、後押しをしているようでしたが
私には、その“強さ”が、むしろ負担でした。
そこまでがんばらないと、ダメ、なんだと思いまして。
(雑感です)
この前、高校生の娘と話したときのこと。
「信じられないと思うけど、昔は、女だというだけで、男と差別されていた時代があったのよ。
今も、残ってると思うけど、昔は、あからさまだった。同じ学力なら、男子が合格とか、
同じ成績なら男子社員が昇進とか、ね。男と対等に扱われるには、それ以上のことをしないとダメ、
というのが暗黙の了解だったみたい。」
信じられない!なぜ、そんな状況を女性たちは、黙って受け入れてたのか、という顔をする娘。
「悔しいけど、女も仕方無い、と思って、受け入れてたのね。そういう世の中だったから。
敢えて、抗議しても、どうなるものでもないからね。」
そういえば、息子を妊娠したとき、退職を勧められ、従いましたよ……。
作品は、ひどいセクハラが主体ですが、根底には、女性蔑視があるのではないかと思っています。
“女だてら”に、男の職場で仕事しようなんて、とか、“女のくせに”、とか。
女性に敬意を払ってくれる男性諸氏も、いらっしゃると思いますが、男性のなかには
女は男の世話係ていどにしか、思っていない人もいると思います。
男はman=人間だが、女はmanでない=人間でない、と言った人もいましたよ。
悪い冗談だと受け止めていますが。
横になって休んでいたら、「女のくせに何、疲れているんだ」と夫に言われた老妻も、いたそうです。
昔、初めて、就職するとき、まず、心配したのが、私が男でない、ということへの侮蔑でした。何だ女か>>と、いう反応が、多少はあるだろうな、と覚悟しました。覚悟していたからか、さほどストレスにはなりませんでした。何より、諦めてました(苦笑)。
どうせ、私は、女ですからって……(嘲笑)。
諦めたほうが楽、というか、失うものが少ないのです。
でも、本当は、それでは良くないことはわかっています。
でも、立ち向かって、制度や世の中を変えることは、大変です。
何より、人々の意識や価値観を変えることは、山を動かすようなものです。
妻が働くのを、夫が許さない、というお宅もあるかと思えば、
産後、すぐに働いてもらわないと困る、と夫に言われた奥さんもいて、
今は、女性をめぐる環境も、多様化していますね。
作品は、なんとか全部、観ました。
悪質な男たちには、もちろん、呆れながら、腹を立てましたが
自分自身をも、おとしめている行動だということを知るべきでしょう。
行動は、自分の人格を映す鏡なのだ、と。
映画レビューしました。(ネタばれ表示なしです)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id7310/rid4/p0/s0/c0/
もし、犬がいなければ……。
若妻アンナは、犬を連れて、散歩に出ることはなかったかもしれない。
そうすれば、妻子ある男性との出逢いも、なかったかもしれない……。
原作の短編は、かなり、あっさりしているそうです。
映画では、巧みに、演出・脚色されたところが、評価されているようです。
面白いと思ったのは、二人は、1度、別れたあと、再会する展開です。
女は、別れた段階で諦めているのに、一方、
男は、はじめは、あっさり別れたのに
あとから、恋しくなっていく、
そのズレも、面白いかもしれません。
さらに言えば、諦めたはずの女は、再会によって
もっと感情が高まったのかどうか………は、想像上ですが……(笑)。
(主に、雑感です。)
1959年の作品。
原題:On The Beach
第3次世界大戦があり、核攻撃でまさに人類滅亡のとき。
放射能汚染は、北半球から南半球に広がり、舞台となったオーストラリアも
あと数ヶ月で全滅と予想される、絶望的な状況……。
死ぬのを待つばかりの状況がどう進むのだろう、と思いながら
思うことが、ありました。
ある葬儀でのこと。
死には、悲しみの気持ちだけで、精一杯でした。
しかし、葬儀=「最後のお別れ」と思ったとき、ふと、思ったのです。
私は、お別れを言いに来たのではない、と。
亡くなることは、もちろん、悲しい。
けれど、私は、故人に逢えたことを、まず、感謝したいと思ったのです。
あなた様がこの世に生まれて、私と出逢ってくれて、
ありがとう、と……。
作品には、子供が生まれたばかりの若夫婦がいました。
悲嘆にくれる妻に、夫は、語りかけます。
二人が、初めて出逢ったときのこと。
浜辺で(On The Beach)、出逢ったときのことを……。
昔語りをしているうちに、妻には、段々、笑顔が戻ってきました。
楽しかった思い出を語っても、状況は変わりません。
けれど、
過ぎ去った過去が、未来よりも、輝かしいものであるなら、
過去に思いを寄せることは、決して、虚しいものではありません。
何よりも、出逢った人たちのことを思い出しながら、
感謝することができます。
世の中が、たとえ滅亡しなくても、一人一人は、
必ず、いつか死にます。
あと、数ヶ月後の命である時期が、誰にでも来ます。
私にとって、それは、5年後かもしれないし、
あるいは、今かもしれません。
確かに、命の期限を知らされることは怖い。
死ぬことは怖い。
死にたくない……。
けれど、
いつか、必ず来る死を恐れることだけに、
残された時間を使うのも、もったいないことです。
彼らが出逢った“On The Beach”が、私にも、あります。
出逢った人、一人一人に、思いを馳せる“On The Beach”が……。
今日、初めて出逢った人も……。
まだ、人類は滅亡しないと思いますが、
毎日、毎日、感謝の気持ちを持っていたら、
幸せな気持ちで、命をまっとうできるような気がしてきました。
絶望的な話だと思っていましたが、
希望をくれました。
ありがとう……。