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映画『クヒオ大佐』で、思い出した人

結婚詐欺の男の実話、に基づいた作品でしたが、

“あなたの(君の)願っていることを言っているだけ”

子供のころに暗い過去を持つ、虚言癖の男は、そんな詭弁を言いました。


それが、虚言かどうかはわかりませんが、思い出したことがありました。
学生の頃のことです。

彼は、セレブな感じの人でした。
ずっとピアノを習っていて、プロになるつもりで、
ヨーロッパに、演奏旅行にも行ったことがあるけれど、
今は、学生として勉強したい。
本も、たくさんあるから、別にマンションを借りて、そこに置いてある。
(だから、今は、手元にないから、私に貸してほしいと言う)
車も、一台あるけれど(外車?)今は、必要ないから、友達に貸している。
(だから、私に、乗せて行ってほしいと言う)
私を食事に誘ってくれたのは、車で迎えに行かれたからかな~と、
あとになって思ったりしました。

????と矛盾を感じたこともありましたが、
わざわざ検証したくもなかったので(私が、そう願った?)
虚言かどうかはわかりませんが、
少なくとも、それが嘘であっても、困りはしませんでした。
セレブな感じの人、というイメージを壊したくない、と
願っていたのかもしれません。

虚言というと、思い出してしまう人ですが、
嘘だとは、やはり、思いたくないのです。
騙されたくないと思うのは、自分のためなのか、彼のためなのかは
よくわかりませんが……。



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映画『曲がれ!スプーン』★思ってたより面白かったです


エスパー番組のAD・米(ヨネ)が、  ←この名前もミソ☆
エスパー取材にたどり着いたのは、クリスマスイヴの
とある喫茶店だった…。


これは、面白かったです!!


長沢まさみさん“主演”ですが、
エスパーたちのやりとりが、“主役”なのかもしれません。
本当のことを知られたくないエスパーたちの、アタフタ・コメディが、
すごくいいテンポ。
軽妙にして、絶妙☆
そこに、長沢さんが、うまい調子で、乗っかってくる感じ。
舞台劇が元になっているそうで、せリフ回しの間合いの良さは
舞台の良さが、生かされていると感じました。
ここの脚本は、いいなと思いました。


展開も、
小ネタも含めた、伏線があって、
終盤も失速することなく、広がりを見せ、
地味に思えた長沢さんが、ラストは、ギュギュッと閉めてくれました。
                 (↑握手☆)

矢野顕子さんの、ほのぼのした挿入歌も、良かったですね。


夜。
闇の中に、キラリと光ったのは、
きっと、ずっと、信じていたい、自分だけのファンタジー……。


たいそうな作品ではないかもしれませんが(失礼!)
期待していなかったからかもしれませんが(苦笑)
楽しく観終えましたよ。


PS:あのコーヒーは、きついナ…(汗)



映画『地獄門』(1953年)~アカデミー衣装デザイン賞★和田三造



和田三造さんと言えば、『南風』を思い浮かべるかと思いますが
恥ずかしながら、よく存じ上げませんで><
色の標準化を行った方だそうです。
その色彩感覚(だけではありませんが)の凄さを感じたのは、
チラッと拝見した映画『地獄門』でした。
アカデミー衣装デザイン賞受賞、とは聞いただけでは、そうなんだ~、
としか感じなかったかもしれません><
百聞は一見にしかず。

見ました☆
見れば、素晴らしく美しい……>>
絢爛豪華、繊細、流麗…
目を見張りましたよ!

最初は、芸術家が、映画制作の一端を担っていることに、驚きを感じました。
セットがどうとか、背景がどうとか、映画的なことはよくわかりませんが、
コレ見たときは、スゴイ!!!と驚きました!

映画だと思って見ると、ストーリーのほうに気持ちが行ってしまうかもしれませんが
和田さんの芸術作品☆、と思いながら見ると、
動く立体絵画のようでした。


一部、見せて頂けるような↓
http://www.youtube.com/watch?v=Ec8eqdC-TEw

http://blogs.yahoo.co.jp/yutake2415/38380581.html←映画ブログ記事



映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』★ 限界に付き合ってあげて下さい*^_^*


(ネタばれなし)
実話(掲示板)から生まれた話だそうです。
時事問題の、ライトな娯楽作品でしょうか。


学生さん、NEETの人、就活中の人、企業戦士の人、指揮官、
逃亡兵(←私)……見る立場で、感じ方は違うと思いますが
テンポがよくて、サクサク消化して、もたれないです。
(あまり、深刻でもネ^^;)
マンガチックな演出もあって、視覚的にも面白かったです。


元NEETの“マ男くん”は、プログラマーの資格を取って、
IT関連の会社に入社できましたが、初日から、……。


限界とは?(←テーマかも)

・仕事のノルマ、デスマ(死の行軍)、残業、徹夜、代休無し、手当てなし…
・人間関係、いじめ、嫌がらせ、お局、セクハラ、パワハラ…etc.
・個人的ストレス、多々...
             ↓↓↓
      もう、限界だ!ここから逃げたい!



……そんな、死にそうでも、“かすかな光”があったから
やって来られたことに気づいて、
でもでも、その光までが、失われてしまいそうとなると、
本当に、限界の糸が、切れてしまいそうに………>>>


限界は、周囲だけでなくて、
自分の中にも、あったりしますよね…。(←自問自答…)


何のために、働いてるのか?
今さらな感じもしますが(苦笑)、行き詰まってきたときに、ふと
思い浮かぶ疑問でも、ありますよね?あるいは
ほかで、働けたらどうなのか?とか、
今、ここをやめたら、どうなるのか?どうするのか?とか……。


過労死やうつ病、自殺などをふまえると
現実は、厳しいと思いますけども
死にそうに大変な、マ男くんに、それでも
頑張って!!と応援したくなるのは
頑張って、結果を出してほしい、
勝利のような達成感を、感じてほしい!!と願うからなんです。
それが、仕事を続ける力になると思うからなんです。


何のためでも、誰のためでも
どこで、何をしようと、やっぱり、仕事しないわけには
行きませんものね。


マ男くんの“限界”の数々に、付き合ってあげてください(*^_^*)


お疲れ様~☆
今日の“ねぎらい”と、明日への“励まし”をこめて…



身につまされ度 ☆☆☆☆★
元気もらえ度  ☆☆☆☆★
限界突破度   ☆☆☆☆☆☆……^^;



映画『(Disney's)クリスマス・キャロル』★あなたが幸せでありますように


映画レビューなどしました。(ネタばれ表示なしです)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id333976/rid79/p0/s0/c0/


娘と鑑賞できて、楽しい時間を過ごせたことが嬉しかったです。



映画『笑う警官』★どうかお許しを…


試写会に当選した作品は、レビュー投稿するようにしてきましたが
いくつか、投稿していないものもあります。
これは、その1つです。(ネタばれなし)



北海道警の婦警が殺された。
犯人は、同僚の津久井と特定され、射殺命令が出た。
津久井の盟友・佐伯は、彼の無実を信じ、極秘に捜査しようとする。
奇しくも、翌日は、道警内の汚職事件に関する委員会が、
開かれようとしていた…。

原作未読です。
本格サスペンスということで、期待していました。
大きな組織に立ち向かう話&角川春樹制作ということで『野性の証明』のような手ごたえも、期待していました。


①タイムリミット

主に、ある一夜での解決を迫られた、タイムリミットな事件となり、緊張感をそそります。

②ジャズ

“笑う警官”は、佐伯がいたジャズバンドの名前でもあります。
ところどころ流れるジャズは、洒落た演出です。

③事件の真相への近づき

なぜ、婦警が殺されたのか?
真犯人は誰か?目的は?
芋づる式に、ドンドン小気味よく、真相に近づくと思っていると
やがて、松雪さんに、言われてしまいます。
「出来すぎじゃない?」
なぜ、出来すぎなのか?本当のところはどうなのか?
ここは、そそられます。

④シンジラレナ~イ^^;

主題歌を歌うホイットニー・ヒューストンのメッセージに、この作品は
“信じることの大切さ”があるのではないか、とありましたが、
信じられません……(;一_一)。
意外性は、サスペンスならではでしょう。


~・~・~・~・

真相は?正義は?
最後に笑うのは、誰なのか!!???

…………と、盛り上げたあとでなんですが^^;

以下、ネガティブなことです。ご注意くださいませ。

①事件と犯人との間のこと

トントン拍子の展開を、喫茶店の会話で、済まさないで
『さらば愛しき女よ』のように、見せてほしかったな~と思いました。
全然、別のエピソード?と思われたものを、次々、映像で見せてくれたのが
面白かったのです。

②ジャズ

スタイリッシュなアイテムではあると思いますが、
もっと効果的であってほしかったな、と。
『タクシードライバー』の感じに。

③曖昧模糊か余韻か

結末は、必ずしも、すべてが解明されなくても、
余韻となることで、深みを増して、納得できるものもあります。
でも、佐伯が撃たれたあとが、なんだか、うやむやになってしまったように
感じてしまいました><
段々、主役は、誰だっけ?と思いながら、
このまま、存在感ある松雪さんに、心をあずけて見終わればいいか……
という気持ちにも…。

巨大組織は、やはり、巨大ということでしょうか。


~・~・~・~

ベストセラー小説なので、本当は、面白いのだと思います。
私の好みということで、お許しを……。

始め、“お笑い警官”というコメディだと思っていたことも
どうか、お許しを…。



映画『なくもんか!』★案外、面白かったです


映画レビューしました。ネタばれ表示なしです。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id334591/rid27/p0/s0/c0/


阿部サダヲさんは、ちょっと苦手でしたが、
作品は、彼の個性が生かされていて、私は面白かったです。



映画『華麗なる恋の舞台で』★喜劇なる壮絶な舞台で…(笑)^^;


映画レビューなどいたしました。(ネタばれなし)

http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id325686/rid65/p0/s0/c0/

男は、黙って、サ〇ポ〇ビ〇ル
女も、黙って…グビッと!?(笑)いっちゃってください★



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