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映画『ストロベリーショートケイクス』★指についた生クリームを


映画レビューしました。(ネタばれ表示です)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id324893/rid171/p0/s0/c0/

お気レビさまたちが、ひとしきり盛り上がったあとで
ピンポンダッシュな?気分です………。

作品は、水っぽい印象でした。
指に付いた生クリームを、なめたあとみたいな感じでしょうか…^^;



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映画『猿ロック-THE MOVIE』★市原=猿クン♪いいねェ~☆☆☆☆


公式サイト です。
http://saru-movie.jp/index2.html

(特に、ネタバレでもありません)


特にファンというわけではありませんが
市原クンは、いい目ツキしてるな~と思っている俳優さんです。
劇場で宣伝ポスターを見たときから、楽しみにしていました。

「俺に開けられない鍵はない」
天才鍵師・サルくん←市原クンのキャラ☆ドンピシャ!!

・信条:約束をゼッテェ~守る   ←いいョ~。
・性格:まっすぐなハート     ←いいですョ~。
・弱点:女子に弱い        ←これがまた、いいンだな~(笑)

「プロですから」(←キッパリ)
と、きっちり仕事して、仁義を通す、男っぷり☆

やたらと妄想にふけるシーンも、何だかいい☆
ラブホ(嫌らしくない)でのひとり芝居は最高!
勝手にやってろ~、とか
おバカさんね~とか思いながらも、ニマニマしちゃいましたョ^^;

ストーリーは、と言うと……
銀行強盗とか、警察とか、やくざとか出てきて、トランク抱えたドタバタ逃走劇にはなりますが、
お茶漬けサラサラ~な感じです^^;
でも、いいんです、濃くなくて…。
それに
『猿丸カギ店三か条  一、開けた中身は見ない』なもんで
“中身=真相”は、あんまり見なくていいんです、多分…(←かばいきれてない?^^;)

でも、
あっちこっちで、鍵を開けまくるという、サルくんの見どころはあります。
特に、水中シーンは(あ、ネタバレ??)
きっと、鍵は開くんだろうな~と思いつつも、見ていて苦しくなりましたョ。

鍵が開いたゾー!!と、底抜けハッピーではなくて
サルくんが、ポロポロ涙をこぼす結末が切ないけれど、
かといって、
私が泣くほどの感動もなかったけれど^^;
市原クンの長く濡れたまつ毛に、胸キュン☆でした……(>_<)

作品には、ストーリーがメインの作品や、映像がメインの作品、
ヒーローものなど主役キャラがメインの作品などがあると思いますが
この作品は、(主役キャラがメイン☆と思いたい…)
寅さんを見たいな~と思って、
「寅さんシリーズ」を見たくなる感覚に似ているかも…。
多分、テレビで見た人が、また見たいな~と思ったとしたら、
市原=サルくんを見たいな~と思っているのではないかな、と。

今どきは肉食・草食系の男子とか言いますが
ストーリーはさておき、なぜ、この、チンピラキャラともいうべき(誉め言葉デス☆)
サルくんに惚れこんだかと言うと…
今では、もう絶滅しちゃったのかもしれない
”イナセな男伊達”を感じるからなんです。
(↑ほとんど、死語でしょ?^^;)

粋(イキ)だとか、キップがいい、とか、様子のいい男だとか…etc.
久しく、そんな男前を見てなかったな~と懐かしく思ったもので☆
(『一心太助』とか言っても、古いでしょ…^^;)


商店街の幼なじみ達も、騎馬戦の馬みたいに、
サルくんを、しっかり乗せていたと思います。
ああ、いいキャラを見たな~という感じで気持ちイイです★


願わくば、サルくんのキャラを、生かしつつ
もうちょっと、ストーリーを入れ込んでくれて   (もチョっと贅沢な“鯛”茶漬けくらいに…^^;)
また、市原=サルくんを見たいな~と思いました☆     (テレビでいい?苦笑)

私の心の鍵は、開けられましたが(^_-)-☆
観る人の対象も、細い鍵穴(?^^;)なのかも……

ご覧になるときは
立ち食いのかけそばな感じで、お願いします。
(イスが無い、エビ天が無い、とか言わないでェ~……(>_<))


市原クン&サルくん好きな方へのおススメ度 ☆☆☆☆☆……∞
(↑☆は、「星の王子様」から頂きました☆)



映画『予感』(イラン作品)★雑感です


日本未公開だったそうで、YAHOO映画にもありません。

↓参考まで(画像もこちらから)
http://www.nhk.or.jp/sun-asia/aff/works/8th.html

【あらすじ】
会社社長の夫と、精神科医の妻。死産から関係がよくない。
ある日、路上でのトラブルがきっかけで、ある兄妹と知り合った夫。
以来、夫は、その娘と頻繁に連絡を取り合うようになり、
妻と離婚する、と言い出すが……。

イラン作品は、ほとんど見ていないかもしれません。
お国柄を知らないので、ストーリーとは別のところに驚いたりもしました。
夫と彼女が、喫茶店でパフェを食べるシーン。
イランにもパフェがあるんだ、とか、男女ふたりでお店に入ってもいいんだ、とか
そもそも喫茶店があるんだ、とか……ですね。

雑感です。結末にはふれません。

①「愛が冷めたら、別れて友達になる」

夫が、妻に言うせりふです。
当然、妻は、彼女と別れてくれ、と言います。

でも、
よそに向いてしまった気持ちを、やめろと言われてやめられるのか、
難しいように思ってしまうのです……。
妻は、家庭は壊したくない、と言いますが、
家庭を壊さないことはできても、気持ちを戻すのは難しいかな~と。
気持ちが戻らなくても、家庭が維持できればいいかな~とも……。

愛が冷めたら……と言ってますが、ふと思いました。
結婚は、もちろん、愛によって結ばれていてほしいものですが、
そればかりではないですよね……。
打算的なことを言うわけではありませんが、昔は、日本でも、結婚しないと食べていかれないような死活問題でもありましたよ。(少なくとも叔母はそうでした)
だから愛がなくなっても、捨てられたら困る、という人もいます……。
この妻は職を持っているので、これには当てはまりませんが
やっぱり、好きな人から捨てられたくないんです。
しかし、もう夫の子供を産むつもりがないのです……。
けれども、夫は、子供が欲しいのです。若い娘と親しくなったのは、子供が欲しいから、
だけではないと思いますが、実際には、そういうケースもありますよね……。
それも、愛ということで。

②その後のこと

こういう場合、たいてい誰かが死ぬんです。
当事者の片方が死ねば、それで関係は終わりますが、当事者が生き残った場合、
どう展開しましょうか。(作品は、当事者以外の人が死にます)

二人が新しい道を歩んだ場合。
・明るい未来を予想させて終わる
・暗雲立ち込めて終わる

よりが戻る場合。
・前より良くなりそうな予感
・よりひどくなりそうな予感
・パッと見では良し悪しがわからないほど、問題が水面下に潜ってしまった場合


物語はどう終わったらいいのか、と小説でも映画でも思うのですが
終わらせる必要はないんだな、と気づかされることが
よくあります。
この作品も、ものすごく劇的ではない印象かもしれません。
特に、“終わり方”は、ですね。
多分、ああなって行くんだろうな~と思いつつ、でも、違うかもしれない……。

不倫後の顛末なんて、誰にもわからないものなのでしょう……。



映画『赤線地帯』★脂粉の香り~雑感です


1956年。溝口健二監督作品。遺作。

参考までに↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E7%B7%9A%E5%9C%B0%E5%B8%AF

“赤線”というと思い出すのは、高校のときに友人が言っていたこと。
「私のお父さんは、赤線がなくなったから結婚したって言ってた……」
複雑な想いを感じながら、赤線廃止って、そんなに昔のことじゃなかったんだな
と思ったのでした。

内容にふれます。

戦後、売春防止法案が可決される頃に前後して、赤線地区で働く女性たちを見せています。
様々な事情を抱えて、春をひさぐ女たちの群像劇には、涙を誘われるシーンあり、
もどかしく思うシーンあり、思うところ多い作品でした。

特に、涙を誘われたのは、息子に捨てられて自己喪失するゆめ子でした。
これは、言わずにはいられません!
娼婦に身をやつして生きてきたのは、すべて息子のため。
育て上げた苦労が身を結ぶと思ったら、その息子からののしられ捨てられる……。
なんてバカ息子!と腹立ちながら泣きました。が、
2つ思いました。

①いつかわかってくれる

苦労した親を捨てるなんて情けないことですが、それでも、
いつかわかってくれる日が来るかもしれない
と思うことで希望は持てるかもしれない、ということ。
 
②わかってくれなくても

音信不通になって、感謝してくれなくても、子供は子供。
 自分は、立派に子供を育てたのだから、それでいいじゃないか、と
 諦めながらも、納得できるかもしれない、ということ。

~~~~なぜ、月日が経ってもわかってくれないかも(>_<)と思ったかと言うと、
娼婦の夫を見たからです。

夫は病気療養中で、職もありません。
妻の娼婦稼業で、なんとか生かしてもらっています。
娼婦仲間の送別会のとき、夫は、娼婦をやめる女へのはなむけのつもりで
言います。娼婦なんて、人間のクズだと……。
それが、聞こえたどうか、そ知らぬ表情の妻が、同時に映るという絶妙のショット。
ひどい夫………。
妻が、その“人間のクズ”になってるから一家は暮らしていけるのに。
挙句の果てに、夫は乳飲み子をおいて首を吊ろうともする。
全然、妻の苦労ってものをわかってないので、情けなくなってしまいます………。

~~~~~~

と、女たちの状況をつぶさに見せてくれて、作品としては、
女の群像劇ではありますが、どちらかと言うと、社会派モノのようにも感じました。
溝口監督には、女性を博多人形のように美しく魅せるように感じていますが
この作品でも、娼婦たちを、豪華キャストということもあってか、美しく魅せています。

女としての娼婦、というより、職業婦人としての娼婦。
匂いで言うと、宮尾登美子の描く娼婦に感ずる“女の匂い”というよりは、
“脂粉の香り”を感じたのかもしれません。



映画『恋するベーカリー』★10年前は、まだ過去にはならないのかも


映画レビューしました(ネタバレ表示してません)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id335575/rid49/p1/s0/c1/

邦題は、原題『It’s complicated』とちがって
軽~いラブコメっぽく思えますが、
食べ応え、歯ごたえは、十分、あると思います。



あえて言うのもなんですが、
こういう作品は、そもそも女性志向の作品で
男性向きでは、ないと思われます。



映画『バレンタインデー』★ハートでつながる


映画レビューしました(ネタバレ表示なし)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id335609/rid28/p1/s0/c1/


LAの15人の男女の物語だそうですが、
どこまでが15人なのか……、もっとたくさん居たような……(笑)。
少しずつつながって、ラストには、大きなハートができるようでしたよ☆



映画『インビクタス/負けざる者たち』★マンデラ氏が歩んだ“道”


映画レビューしました(ネタばれ表示です)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id335400/rid159/p1/s0/c1/


多くの絶賛レビューに、屋下に屋を架す、ようになりますが、
ご一読いただければ幸いです☆



映画『間宮兄弟』★“本音”と“奥ゆかしさ”~雑感です


2006年の作品。公式サイトです。
http://www.mamiya-kyoudai.com/


仲が良すぎて女っけのない兄弟が、自分たちのアパートに女性を招いて、
カレーパーティやら浴衣パーティをしたときのこと。
女性二人が、ベランダトークするシーンがあった。


メインテーブルの周囲よりも、こういうベランダで話す話こそ、
その人の本音というか、素顔が出るんですよね~。
と言うか、自分を出したくなるんでしょうね。
気分を変えたくて外の風に当たっているからか、外の見晴らしがいいからか、
気持ちをはき出したくなるのでしょう。


彼女たちには、それぞれ、兄弟たちではない“彼氏”がいた。
本物の自分が出るときは、自ずと、恋愛話になるものです(笑)。
若い女に、恋愛の進み具合を聞かれて
「……行き止まりの恋って、やつゥ?」
年上の女が、重た~~~~く言う。ため息みたいなタバコの煙も、フウゥ~~~と。
本音は、重たい。


そして、2回目のベランダトーク。
「アノ恋、どうなりました?」
「終わらせたワァ~~~、寂しいけど」
またまた、年上の女が、暗~~~~く言う。
兄弟たちの前では、そんな暗さを微塵も見せないのにね^^;
本音は、暗い。


本音と言えば、
「クリスマスを一緒に過ごそう!と本当は言いたいのに、おでんパーティしましょうって言うところが、あの兄弟の奥ゆかしいところなのよ。」


ああ、奥ゆかしさねェ~と思った。ああ、それ、それ。
ソレ、大事だワ(^_-)-☆
ソレに気づいてあげられる女子も、ナイス☆


本音って、重たーーーーく、どんよ~~~りした暗いものだけではなくて、
ず~っしりとして、大切にしたい意味のあるものでもあるから、ですよ。
だから、なんでもポンポン、思ったまま言えばいいってもんじゃない!
はっきり言わないからこそ、伝わるものもあるはずと…。
☆★奥ゆかしさ★☆(輝)
あ~、死語になるところでした^^;


そして、いったい、この兄弟は、女子が入るすき間もないほど、
仲のいいまま、どうなっちゃうんだろう(>_<)と
心配していると、聞こえたきた携帯電話の着メロ~♪♪♪……。


ウフ☆この電話が誰からなのかは、観ていればわかる。


下手な言葉でウソっぽいことを語らせるよりも、この着メロ♪に
なんだか、本物っぽいものが、潜んでいそうに予感させるエンディング。
すごくいいナ☆


すごく、奥ゆかしい(笑)



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