ドラマ『ある結婚の風景』(2/2)★夫婦って…

つづき
作品について http://cinema.pia.co.jp/title/5325/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
映画のあらすじです。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD11277/story.html
▼~▼ひきつづき雑談です。
例えば、恋人が多忙を理由に疎遠になったとします。
相手には「仕事を優先してね。無理しないでね」と言ったとしても
本心は違います(苦笑)。
「私はあなたに逢いたいの。逢いたくてたまらないのにあなたはそうじゃないの?
ほんの1分くらい連絡できないの?」と、内心、怒っちゃう(苦笑)。
その怒りは、勿論、憎しみでなくて、淋しいから。
好きだからこそ生じる淋しさから…。
でも、好きだから我慢する。
淋しくても、表面はニコニコしてる。
健気でしょう?(笑)
なのに、相手は、自分がいなくても平気なんだと思い始めるのか
自分が放っておいたくせに、今度は自分が淋しさを感じるのか
こともあろうに他の女に、淋しさを包んでもらおうとする……
………のかどうかは、断定はしかねますが^^;
当たらずといえども遠からずじゃないかと、私は感じておりますよ(笑)。
パートナーには
自分の思い描く恋愛や結婚のシナリオに多大な期待を
してしまうのかもしれません。
ですが、相手は自分とは違うから、当然、思いどおりには行きませんよね。
違いは、ただ価値観という心情的なことだけでなく
生活スタイルの違いというズレもあります。
なのに、期待してしまうんです……。
(私だけ!??……では、ないと思う……)
それは、自分をコントロールしていけばいいだけのことなんでしょう。
自分のわがままなんだから…
だけど、自分も生モノですから、抑えの賞味期限が過ぎると
いつか、爆発してしまう可能性があるのだと思います。
それは、わかりやすい抑制のこともあれば、
無意識に潜んでいたものでもあると思います。
弁護士のマリアンに訪れた、結婚20年で離婚希望の婦人も興味深いひとでした。
彼女は、夫はいい人で、二人とも同じ趣味を持ってやってきたと言います。
幸せだったと言います。
では何がご不満?かと言うと
満たされていなかったと言うのです。
贅沢だと言えばそうですが、幸せな暮らしと満足な生活は
必ずしも一致しないのですね。
幸せを、お金に困らないとか生活の安定とか、別の言葉に置き換えれば
なるほどと思えるかもしれません。
それだけでは、満足を満たすとは限りませんよね…
満足かどうかは、それぞれの人が持っているコップの大きさが違うので
こぼれそうなほど水が入っていても不満な人は、不満なんですね。
もっと大きなコップが欲しいと思う。
欲張りと言えば、欲張りなんでしょうけど(苦笑)。
でも、この満たされないと思う気持ちは、青天井じゃないかと思います。
これでいい、と思えばソレでよくても、もっともっとと思えば
いつまでも満たされなくて、満たしてほしい相手への不満となってしまう…
この場合は、マリアンよりもヨハンに強くそれを感じたのですが
女性は、案外そう思っている傾向がありそうかも…
CMの女性も言ってました。
「可愛いって言われると、もっともっと可愛くなりたい!」
可愛いと言われてそれで終わらないのが、女性なんですね。
もっともっとと、青天井は高くなっていくんです。
プリンスが歌った♪When Doves Cry(邦題『ビートに抱かれて』)でも
何事にも決して満足しない母親、という部分があります。
聴いた当時はピンと来ませんでしたが
この頃は、なんとなくわかるような気がします。
不安なのかもしれません。
特に、母親世代は。
若いときのようにやり直しが利かないから
今がすべてになってくる感じ。
でも、その今というのも
過去からの永遠ではなくて、不安定な刹那でしかない。
そんな不安が、不満を募らせる。
確実に愛されていないと不安でたまらなくて
いつも確認していたいような、ですね。
ちょっと鬱陶しいですけど…
しかし、マリアンの場合は、それが的中しました。
うまく行っていると思っていたヨハンが
家を出ると言い出したのですから…
どん底的なショックですよ……
そんなとき、人は所詮孤独だ、などと自分を捨てようとするヨハンから
説教なんかされたくない!!
……………………涙・涙・涙・涙……
………立ち直れなくなってきたので、ここで、中座いたします…
なんか、取りとめもなくなってきたし…
とりあえず終了。(^^)/

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