映画『東京島』★気持ちは漂流か、難破かって、感じの雑感です。

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映画レビューしました。(ネタばれ表示なし)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id335875/rid41/p1/s0/c1/
♪君と好きな人が百年続きますように~♪は
トラウマ気味になっていました。
いつまでも、と言っても、終わりはあるし
永遠にも終わりが来る、と……。
でも、いいんです……。
感謝しています。
映画レビューしました(ネタばれなしです)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id336061/rid50/p1/s0/c1/
昔、テレビで見てました☆
面白かったですね~。
前口上の“不可能を可能にし”のところが、特に好きでした。
その頃、チーム別の課題があり、私は“Aチーム”でした。
何となく、不可能が可能になれそうな気持になっていましたよ(笑)。
懐かしいだけではなくて、楽しかった。
なんか、生き返った感じです♪
あらすじです。
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD1985/story.html
元カノのデイジーは、今では、富豪トムの人妻。
貧乏から成金になったギャツビーは、5年かけて、デイジーと“偶然”の再会を果たすが…。
ギャツビーと言えば、ロバート・レッドフォードか、、村上春樹か
あ、マンダムですか?(笑)
ここでは、近年のギャツビーで☆
ギャツビーは、ただの男前ではつとまらないと思っています。
勿論、甘いだけじゃダメ。どこか儚げで悲しくないと。それでいて、毅然としてゴージャス☆
このトビー・スティーブンスのギャツビーも、相当、良かったですよ!
ひたすら、元カノ・デイジーと逢いたかった男ギャツビー☆
それだけで、私は、胸がいっぱいです……。
そして、用意周到のアノ手コノ手で、「奇遇ですねえ」と、5年越しのデイジーと再会を果たす。
あんなに逢いたかった彼女を前に、よそよそしくも
間がもたないほど、感激の緊張で、言葉も出ないギャツビー。
だけど、
デイジーの何気ない仕草を、見つめながらも、嬉しさがこみ上げてくる。
↑ここのギャツビーが、すごくいいんですよ!!!
逢いたかった人に逢っている!その人が目の前にいる!
居ても立ってもいられない、身の置き所がないほど!
「最高だ!」
この夢心地の感じが、すごく伝わってくる…………。
それほどの“愛の渇望”を感じたことはありますか?
それほどの、渇愛が満たされたことはありますか?
それを知っているか知らないかで、感じ方が違うように思います。
そうでないと、ギャツビーは、ただの貧乏くじをひいたお兄さんになってしまいそうです。
(~ネタバレありです~)
ギャツビーは誤解されて殺される、あの結末はいかがでしょうか?
デイジーのいない5年間、彼は、確かに、未来に向かって生きていたのだと思います。
“激情にかられつつ、歯を食いしばって、待った”(劇中)
そして
“戸惑いと理不尽な喜び”(劇中)である、彼女との再会を
昔に戻す始まりにしようと思っていました。
元カノ、元彼とよりを戻したい。もう一度、昔に戻したい。
そう思うことは、よくありますよね?人ごとじゃありません(笑)
そして、こんなに愛しているのだから、きっと、恋人は戻ってくる。やり直せる。
昔のようになれる、と信じたりするでしょう?人ごとじゃありません(笑)
私も、そう思っていましたもの…………………。
ブランクがあっても、きっと前のように戻れる日が来る、ってですね。
でも、それは、語りのニックが言うように
“毎年、後退する、狂気の未来”でしか、なかったんですよ。
逢いたい気持ちが、前進させているようで
実は、戻らない過去に行こうとしているだけなのだと………。
だから、はじけそうな笑顔で、デイジーとの再会を喜んだのもつかの間
ギャツビーは、残酷に、進む時の流れを、止めることはできませんでした。
コノ関係が、ずっと続くのは無理だな~と、自分が第三者の目から見れば
わかることなんです。でも、当時者(自分含)にはわからないんですね、きっと。
その時が、最高に幸せな瞬間でも、それは一瞬にして終わってしまう幸せなんだな~と。
でも、そんな幸せを享受できないことだってあるのだから、それだけで
幸せだと思わないとダメなんですね。儚くても、ですね………。
だから
一例として、交通事故、という形で見せてはくれましたが
結局は、何かが、きっかけになって、必然的に
ギャツビーの、ゆがんだ時間の流れは、止まる方向に向かっていかざるをえなかったと思われます。
それを運命というか、因果というか、あるいは不運というかは、わかりませが……。
そして、わかりやすく、ギャツビーは殺されてしまいますが
もう、デイジーなしに未来にも進めず、過去にも戻ることはできないギャツビーの時間=命は
必然的に、そこで終わるしかなかったのかもな~と思うと、この結末に、しみじみ納得です。
そして、いつまでも、いつまでも
戻したい過去に囚われている自分の、未来の無さを知って(?)
チョッと失望です…………>>(ため息)
雑感まで。