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映画『コニャックの男』★痛快!アクションもラブコメも超楽しい!☆


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/807749/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



映画レビュー(ネタバレ表示なし)です。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id7977/rid1/p1/s0/c1/


フランス革命後の混乱期のドタバタものです。

テンポもいいし
アクションも、セリフも、しっかり作った感があって
映画を観た~楽しかった~という気分になれました☆

なんか、面白い作品ない?というときに、是非!







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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ミッドナイト・イン・パリ』★真夜中のパリの夢が覚めてないアレンだから


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/158560/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



映画レビューです。(ネタバレ表示)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id341568/rid36/p1/s0/c1/
↑具体的な結末は述べていません。
雑感になってます^^;


サクサクっとした話でしたが、ピリ辛な部分が、アレンの魅力かと思います。
1番、好きかもしれません。





テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『オーシャンズ13』★リベンジだけでなかった仲間たちの物語

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映画レビューです。(ネタバレ表示なし)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327386/rid92/p1/s2/c1/



オーシャンズシリーズです。
12がちょっと中だるみ?のような印象でしたが、今作は、
チームワークの醍醐味を、存分に楽しませてくれた仕上がりで
後味も、スッキリして良かったと思います。



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/17669/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。




テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ガール』★ ガールをとっくに過ぎて女地獄に落ちた私も“ガール”と…^^;~雑感です。

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/157060/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



女性の共感度90%超ということで、共感したくて鑑賞しました。


大学の先輩・後輩で、30歳前後の4人をメインに
色々な状況の女性たちが、各種、出てくるので
共感というか、「そういうこともあるよね」という感じでした。

(男性には、女性の実情がわかって、タメになるらしいです。)

自分に似た境遇の女性を見て、傷をなめあう感じ……
仕事帰りに、気のあう仲間と、グチって元気になるようで、それなりに楽しめます。

~~~

メインの4人のほかでは、堅物っぽい、加藤ローサもいいですが
目を引いたのは、
やり手“ウーマン”の 壇れい ☆

“ガール”の次の段階に行ってた、壇れいさんは、
『ガール』と言うより、『SATC』寄りで
カワイさも、年季が入ると、毒気になるのがわかるような…… ^^;

30歳前後の“ガール”には、
その先で、目いっぱい女やってる必死さは、わからないかもな~などと思う自分は
ナニモノか……と思ったり……(―_―)!!

~~~

いくつになっても女にかかせないことは、私は
オシャレだと思っています!(キッパリ☆)

最近(というか、今も、渦中…)
部下にあたる女性たちの人間関係にヒビが入っていまして、退職者が続出するなどして
困っております……

丁度、紛糾のピークに、外の会合に出なくてはならないので、とりあえず、その場から移動したときに
真っ先にしたのは、鏡を見ること。
絶対、表情が暗いと思ったので、こんな顔で、よそには行かれないと思って。
目鼻は変えられないけど、メイクは作れる。
唇も、かさかさよりツヤツヤするほうが、いい。

気持ちが暗かったり、落ち込むと、化粧する気にもなれないかもしれないけれど
暗いときほど、化粧はバッチリ、服装も明るめにしたほうがいいと思ってマス。
それは、身を守る防御というか、戦闘服でもあるかな……

オシャレ・メイクの効用は、老人ホームのご婦人方でも、言われていますよね。
メイクをすると、表情が生き生きしてくると☆

~~~

いくつになっても、ムリな若作りをしよう!アンチエンジング☆!……でなくてもいいけれど
ガールをとっくに過ぎて、“女地獄”に落ちたような私には
ムリしてでも、ブルーの部分より、ピンクの部分を増やそうとしないと
自分が、ボロボロになって消えてしまいそうに情けない現実が……orz

とはいえ、
何かを、誰かを、愛しているうちは、
私も、年齢不問で、自分を“ガール”と呼ばせて頂こうと思いましたよ(*^_^*)







テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『愛の選択』★「アダムとイヴの接吻」を……。

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/5189/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。

以下ヤフーレビューの転記です。(ほぼあらすじです)

白血病の富豪青年ヴィクターは
化学療法中の介護のために
パートナーに裏切られて傷心の女性・ヒラリーを雇いました。

化学療法中の“嘔吐の嵐”に、彼の背中をさすることしかできないヒラリーは
1度は、無力感を感じますが、彼の健康や生活を見直しはじめ、
彼を支える人になっていきました。

美術史を学び、クリムトが好きだと言う彼は、彼女に絵の説明をします。
(このとき、赤毛のヒラリーが絵の中の女性と重なってみえます。)
そして、もう治療は終わったという彼の言葉を信じ
ふたりで“旅行”に出かけ、別荘で住み始めます。
近所の人とも知り合いになり、クリスマスを一緒に過ごすことになりました….。

しかし、彼の治療は終わってはいませんでした。
治療せずに“髪の生えた”自分と一緒に、
彼女と普通の暮らしをしたいという思いから、
彼は隠していたのです。
悪化していた彼を知り、驚き悲しむヒラリー。
「あなたが死ぬのを黙って観ていろというの?本当の愛を知ったのに…」
驚きと悲しみからか、ヒラリーはその場から立ち去ってしまいます。

それより先、
近所のお宅の“迷路”を見つけたとき、ヴィクターが、子供のように目を輝かせ、
チャレンジしたがったのは、自分自身を試したかったのかもしれません。
治療途上で、先行きの見通せないわが身を、迷路に見立てて、
その迷路を無事、クリアできるかどうかで
自分の将来を占いたかったのかもしれません。
(迷路は無事、クリアできました)

クリスマスの夜、
逃げるように出て行こうとするヴィクターに、ヒラリーは会いました。
治療を続けるつもりのないヴィクターを、
そのままにしておくわけにはいきません。

しかし、ヴィクターは力なく言います。
「希望を持つことがこわい。
君をみていると、もっと生きていたいと望んでしまう。」
(私は、ここで号泣です。)
「生きるのよ!一緒に闘うの!」
しかし、力強いヒラリーにも、病気の影がよぎります。もし、だめだったら…
もし、彼を“見送る”ことになってしまったら,,,,,,,,。
「…その時は、手を握って、私を見つめていて…。
あなたを愛しているから….。」

翌朝、二人は寄り添うように別荘を出ていきました。
そのとき、クリムトの「アダムとイヴ」が映って終わります。
その絵は、ヒラリーに似たイヴが、真正面を見据え
そのイヴにアダムが目を閉じ、寄りかかっています。

ヒラリーを心から信頼し、頼っているヴィクターを映したかのようですが、
私は、ここではむしろ、クリムトなら「接吻」を配して欲しかったと思います。
「接吻」では、男女ふたりが1つの塊のような一体感で、結ばれているからです。
別荘を後にし、治療を再開したヴィクターのその後は、
うかがい知ることはできません。
原題「Dying Young」からは、限りなく死が近いことが想定されます。
それでも、固く結ばれた二人が
治療再開という“選択”をしたことに、希望を見出だすならば、
やはり「接吻」の絵を、最後に見せて欲しかったなと、思うのです。

スパイスのように、絵を用いた作品としては、興味深かったと思います。


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『大列車強盗』(1972)★え?ここで終わり?(―_―)!!雑感(愚痴?)です。


作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/10362/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
(同名異作あり、1972年のです。)



ジョン・ウェイン主演の西部劇なら、気楽に観て楽しみましょうと思って鑑賞。
でも、期待していたものは、あるのです。


それは、“列車強盗シーン”です。
だって、『大列車強盗』とタイトルで言っています。
(原題は『THE TRAIN ROBBERS』で、“大”とは言っておらず、ちょっと控えめです。)


かつて、夫が“列車強盗”して奪った金塊を、子供のために鉄道会社に返したいという未亡人のために
用心棒になってくれるのが、ジョン・ウェインたち。
なんやかんやの末、話は解決っぽく、エンディング……
と思ったら、とんだ種明かしがあり、
男たちは、列車強盗するゾ!という事態になる。
これから、やっと、列車強盗だ!
ずいぶん長い前振りだったな~と思ったら、THE END……


え?列車強盗なし?
タイトルには、『大列車強盗』と“大”までついているのに?????


列車強盗目当てに鑑賞したのに、まさか、無かったとは………orz

わざわざ、失意を述べることもなかったのですが、あまりにあまりだ、と思ったので……



これなら、と引き合いに出すのもナンですが
列車襲撃シーンも含めて
西武開拓史
』のほうが数段、面白かったな~と思いました。
http://movie.goo.ne.jp/movies/p4989/story.html



西部に渡った親子三代にわたる物語で、たくましい生活感があります。


いかだでの急流下りのシーンも、見せ場だし
列車襲撃のシーンも、スリリングでした。

長いな~という印象もありましたが^^;、

ジェームス・スチュワートありの
グレゴリー―・ペックありの
ジョン・ウェインありの
ヘンリー・フォンダありと……etc.

役者も、見どころも、盛りだくさんの大作だったな~と思います。



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ファミリー・ツリー』★やっと「楽園」で成長できた男の樹

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/157552/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



映画レビューです。(ネタバレ表示)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id341350/rid72/p1/s0/c1/



とりとめない雑感ですが
ハワイアンなムードは、いいですよ。

許せる(笑)☆



テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『クィーン』★恐らく1番長かった、女王の1週間






作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/16855/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


映画レビュー(ネタバレ表示)です。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id326671/rid46/p1/s2/c4/


英国女王エリザベス2世は、在位60年を迎えられたとのこと。
色々なことがあったと思います。


ダイアナ妃が亡くなられた、哀しい事件がありましたが
女王にも、色々な想いがおありだったのだと、作品を通して、感じることができたように思います。








テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『わが命つきるとも』★エエかっこしィも(T_T)~失礼をお許し願いたい雑感です


 
1966年の作品。(ネタバレします)
 
国王ヘンリー8世が、カトリックの掟を破り王妃と離婚してアンと再婚するのを
是としてほしいところを、頑なに拒否し続けた大法官トーマス・モアの話でした。
 
トーマス・モアは、『ユートピア』の著者で、深い教養と厚い信仰心がり、
強い信念を持った方というのが私の認識でした。
『わが命つきるとも』という邦題どおり、死罪になっても自分の意思を曲げない
鉄の男でありました。
 
……………が、それだけでは映画でなくてもいいことですよね。
この作品の良かったところは、単に、トーマスが何をした人か、ということよりも
誰と関わって人は生きているのか、ということを見せてくれたように感じたことでした。
(特に、妻とか家族とか)
そのおかげで、トーマスさんへの私の見方が変わりました……
以下、トーマスさんとファンの方へ、あらかじめ、ごめんなさい(>_<)
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
王に逆らってまで、命を捨ててまでの信念って何なの??と思ったのは
妻や家族・一族郎党とトーマスの関係を見たときでした。
国王の意に従えばお家は安泰なのに、あえて国王に拒否し続け、
地位を追われ、経済的に困窮し、反逆罪に問われます。
トーマスさん、信念、貫きすぎなんです………(>_<)


「どうして私(たち)は、平民にならなければならないのでしょう」
妻のセリフは、単なる愚痴ではありません。(女として身につまされました。)
現在なら、女性も職を持つことはできますが、当時の女性は、経済的な自立は、
まず無理で夫が頼りなんです。信念云々言って、生活どうしましょう。
「上司と合わないから、会社辞めてきた」
と同じようなものに思いますけども……。
 
トーマスさん宅の使用人も職を失って困ります。
これが会社だったらどうでしょう。
その大手会社と取引すれば、会社は安定経営なのに、社長がどうしても
その大手取引先が気に入らないからと、取引中止して、会社を潰すようなものではないかと。
 
《沈黙は拒否ではない》というトーマスさんの哲学的な意地もあって、
作品は、色々と、ネバった見せ所を作ってはくれますが、
やっぱり………
意地張りすぎだと思ってしまいますねェ>>>
 
男性が、“男としての生き様”を大切にされることは尊敬しております。
が、時に、それって邪魔になりません?それで、損してることってありませんか。
損して得とれ、とも言いますし、ですね。
(私個人的には、本人がカッコ悪…と思ってるかもしれないカッコ悪さに
むしろ、惹かれる傾向がありますね)
 
くれぐれも、意地を守りすぎて、大切なものを失わないようにお願いします^^;
エエかっこしいも大概にせえよと………^^;
 
(失礼いたしました)
~~~~~~~~~~~~~~~
 
トーマス・モアさんとご家族にはお気の毒な結末にはなりましたが、
前述のとおり、単にトーマスさんの年表を追ったのではなくアカデミー主演男優賞もうなずける、
よく描写された作品だと思います。





テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ダーク・シャドウ』★1972年に復活したのがミソかと(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/156829/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



魔女の呪いで不死のヴァンパイアにされ、200年ぶりに、現世に蘇ったバーナバス・コリンズ。
かつては、水産業で栄えていたのに
今は、落ちぶれた一族の繁栄を取り返そうとする…。

1960年頃の人気TV番組だそうですが
ジョニー・デップの初ヴァンパイアを楽しみにしていました。

怖ろしくもダンディ&美しいヴァンパイアが、過去、主流だった気がします↓

・『インタビュー・ウイズ・ヴァンパイア』~トム・クルーズ、ブラッド・ピット
・『ドラキュリア』~ジェラルド・バトラー
・『ドラキュラ伯爵シリーズ』~クリストファー・リー   etc.
(クリストファー・リーは本作は人間として出演していますが、もはや、存在がオマージュか)

ジョニーのヴァンパイアは、もちろん、ダンディ路線アリですが、
基本、脱線路線なのが嬉しい。

でも、
ファンタジーですが、ダークあり
コメディですが、シャドウであります。^^;

結末は触れませんが、少し、内容にふれます。

▼▼▼

① 蘇ったのが1972年。

アメリカ大統領は、ニクソン氏で
社会問題は、ベトナム戦争。

ですから、流れる曲も、その頃のもの。
ちなみに、
・バリー・ホワイトの“You Are My First, My Last, My Everything”、
・T・レックスの“Bang a Gong (Get It On) ”、
・アリス・クーパーの –“No More Mr Nice Guy” etc.

懐かしい~と思う方は、蘇ったヴァンパイア気分で どうそ♪


② 家族が財産

200年後の子孫のことを考えたことはありますか?^^;
子供や孫、ひ孫、玄孫までは、身内の範囲ですが
自分が死んだあとのことまで、考えずに生活していたりしませんか?^^;
(財産や資源・環境など)

それを思うと、実家の旧家に住んでいるからとはいえ
かなり遠縁の子孫たちを、一族として、受け止めているバーナバスには
血は代々、薄まっていったとしても、やはり、水より濃いものなんだな~と思います。

③ 男女の恋と愛

これは、いつの時代でも、美しくも哀しいものです……

バーナバスも、金持ち男の性(さが)と言う感じで、本命以外の遊びの部分があるのも
イタダケナイのですが……

「呪うのは、愛があるからよ」

そう……憎しみは愛と表裏一体、いや。一心同体か……^^;

魔女:エヴァ・グリーンの、“お尻でピアノ”の誘惑には
ワ~ォ☆と思ってしまいました(>_<)

ということもあってか、そのあたりのラブシーンは、ある意味すごいです……>>
どうなるかと思いましたが、子供には見せられます ^^;

④ やはり、ヴァンパイアだもの

ダークサイドな雰囲気の中にも、バーナバスのおチャラけが憎めない感じですが
残念だったのは
罪のない人たちを、殺してしまうこと。

気がとがめているのも、わかるのですが……
『トワイライト』のエドワードは、人間は襲わなかったのに……orz

でも、それが、呪われた運命というものなのか……
ヴァンパイアだもの……
(それが、ちょっと残念……)


▼▼▼


ラストシーンは、どうなるのか!?と思いましたが
うまくまとめてくれました。

家族思いのご先祖様、という触れこみを聞きましたが
家が広いせいか(?)
思ったより、内面に入らなかった印象でした。

むしろ、男女の愛の物語では?という意見もあり
どちらかと言うと、魔女との“愛憎”のほうが、印象に残りました。

せっかく出番は多かったのに
ジョニー=ヴァンパイアの引力を、もっと生かして欲しかったな~
もっと、印象的にシーンの中に置いて欲しかった……と言っては生意気か……

まあまあかな~と思ったのは、私の体調のせいか……^^;









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ジャンル : 映画

映画『おとなのけんか』★見苦しいほど痛快で引き込まれる^^;


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/158325/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



【子供が殴られたという親】
・ジョディ・フォスター
・ジョン・C・ライリー
【殴った子供にも理由があるという親】
・ケイト・ウィンスレット
・クリストフ・ヴァルツ


和解のために、ケイト夫妻が、ジョディ夫妻宅を訪問したのですが、和解どころでなくなって
原題『Carnage』 (殺戮)に恥じない“殺戮劇”を、巧みな会話と役者で見せています。
(もとは舞台劇だそう)

私も、息子が小学生のとき、友人と喧嘩になったと担任から連絡を受け
どちらが悪いかどうかはともかく、とりあえず、相手のお宅に菓子折りを持って挨拶に行ったことがあります。
双方に怪我も無く、仲直りで済みましたが、下手をすれば、こうなっていたのかしら……と思うと
怖いものがあります。

今回の訪問は、ひとまず切り上げて、長居は無用だったのに
今ひとつ、納得のいかないジョディ家は、帰ろうとするケイト家に、コーヒーをご馳走して引きとめます。
しかも、お菓子付き。
やがては、お酒まで入り、双方、クダもトグロも巻く状態に……

“殺戮”の状況は、自分の子供は悪くない、ということだけではないのがミソですね。
日頃から抑えていた、諸々の不平・不満を ブチ負けるのです。
夫婦・敵味方関係ナシ。

“本音“をズバズバ言ってしまうことは、いかに、”殺戮“を招くことなのか……

確かにゲロというか、吐露というか、
本音を吐き出すのは、スッキリするかもしれませんが
後味が悪い……虚しくなりそう……

普段、良識ある大人たちが、本当に出来た人間だから、というばかりでなく
実は
腹の中に、腹に据えかねるものを抱えているのだ……と改めて気づくと
ちょっとコワイ。

(好意的な〇〇さんも、実は、私にブチまけたいことがあるかもしれません…
広いお心に、救われております……)

~~~

ツワモノ4人には、見苦しければ見苦しいほど痛快で、引き込まれてしまうのは
私の野次馬根性??……だけではないようです。

ジョディの青筋立った怒りの表情は、この作品の顔です。
温厚そうなジョディ夫が、あとから本領発揮するのも、意外。
ケイト夫妻は、二人とも、クセモノでしたが
特に、ケイト夫のクリストフ・ヴァルツは、辛味が利いてましたね!!

クリストフ・ヴァルツは、『イングロリアス・バスターズ』でも
ねちねちした嫌らしさのナチスドイツ将校が印象的でした。
今回も、携帯電話でイラつかせてくれました。(ケータイ、切れ~!!)

~~~

“おとなのけんか”は こんなに滑稽で見苦しいから、
本当の意味で、大人になりましょう と言うことは、わかっていても
この“殺戮”で、痛感させられました。

面白かった☆
いや、タメになりました。^^;

子供のほうが、大人よりも大人、というエンドロールには苦笑……^^;





テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『恋のためらい/フランキーとジョニー』★ためらいもとまどいもある大人たちへ



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/4997/

(雑感です)

・アル・パチーノは、出所しコックとなったジョニー
・ミシェル・ファイファーは、その店のウェイトレス

中年の男女の出逢いは、恋愛と一言では言えない、葛藤があるもの。
“ためらい”という邦題だが、若人のそれよりももっと重く
自分を進ませてくれない感がある。

ミシェルの、私わけありなのよ…という風情がいい。
陰があるけど哀しすぎない。中年女には、そこそこのシブトサがあるからね。
でも、それが弱みでもある。

“もう2度と誰も愛さない” と言うミシェルも
本当は、心底、心を許せる人が欲しい。
もしかしたら、情熱的に (しつこく?)アプローチしてくれるジョニーが?今度こそ、本当に?
その期待が無いと言っては、ウソになるけれど…

でも、始まっては終わる――ということの繰り返しを、何度も経験すると
もう、始まりに希望が持てなくなる。どうせ、ズタズタに終わるんだから……
むしろ、新たな絶望の入り口になんて、立ちたくない。
ミシェルの涙の痛みは、よくわかる。

だから、ミシェルは、夜は一人でDVDを見たい。
その世界に浸っているほうがいい。無難でいい。
心を許せる人を……と寂しさを自覚することもなく、
DVDの中の、今彼、別カレに、その気になって
トロトロとまどろんで、落ちていく夢の世界のほうが、まだマシ…。

ミシェルは、恋人との別れを引きずってきた女性を演じていたが、衝撃的なのは
その男に暴力を振るわれた傷を、残していたこと。
絶対に消えないという。そうでしょう……

そこで、ふと思ったこと。
勿論、暴力はとんでもないけれど、無視され(て終わ)る――というのも、辛い。

中年男性と思われる方のブログを、たまたま目にした。
気になる彼女を、メールでランチに誘ったが、
OKでもダメでもなく、返信そのものが来ないことにがっかりされていた。
その落胆、私ももらいましょう(>_<)

似たようなことはある。(あった?)
デートで別れを告げられるのと、デートをすっぽかされてそれっきりと、
どちらがいいか?

自分がルンルン気分で、デートに行くように、相手にもルンルンで来て欲しいのは山々だけど
必ずしも、相手は、自分と同じように、恋の山を登って来てはいないから
そういうシチュエーションは、ある日突然、ありえる!
それっきり。音信不通。
時がたてば、自然消滅などと言えるのかもしれなくても、
とても“自然”なんて呼べない……
ひとり、ルンルンだった自分がバカみたい………

暴力沙汰で終わるのも最低だと思うけど
“不通”はズルイんじゃないかな………

終わったと思っても、思いきれない。
だから引きずってしまう………
引きずりながら、もう2度と誰も愛さない…と思う…

~~~

元は舞台劇だそうで、アルとミシェルが、会話を通して、じんわりと
大人の“情”を見せてくれる。

素敵だったのが、ドビュッシーの『月の光』
ジョニーが、今、どれだけ、フランキーを求めているのかが伝わる
最高のシーンになっている。

こんな時なら、ためらいの糸は、ほどけて
出逢いにはいつか終わりが……なんて思わずに
今、動き出した恋に、ただ素直になって、 自分を預けたくなると思う。

幸せにしてねとか、幸せにするよ、なんてことはもう言わない。
壊れそうな幸せよりも
不幸なときに、そばに居て欲しい。
一緒に居てくれることが、最上の幸せだから……

やがて、“月の光“は、二人を、まぶしい”朝の光“へと導いていく。
生まれたてのような朝、ともにいてくれる人に、心許したい……
一緒に歯みがきする、ふつうの朝が 素晴らしい☆

ためらいも、とまどいもある、大人たちにこそ想う。

どうか、いい朝を

いい恋を……………………




テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『魔笛』(2006)★オペラを観ない方:どうぞ♪


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映画レビュー(ネタバレ表示)です。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327013/rid78/p1/s2/c1/


モーツァルトの歌劇『魔笛』。
ケネス・ブラナー風です。

映画『ローズランド』で
「オペラを観ないで、映画だけ?典型的なアメリカ人ね」
というセリフがありました ^^;

なかなかオペラを観劇できるチャンスがないときは、映画は嬉しいです。

『魔笛』全曲を、オペラ歌手の歌声で、映像とともに、お楽しみくださいませ♪



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/18236/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。








テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『虹色ほたる~永遠の夏休み~』★ 「いつかまた」を信じられる永遠と奇跡☆

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映画レビューです。(ネタバレ表示ですが、結末は具体的には言ってません。)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id341910/rid10/p1/s0/c1/



昭和52年にタイムスリップしています。
すごく昔のようですが、私には、最近のことのようです。^^;

ファンタジー・奇跡……ということで
現実で考えると、よくわからない部分ありますが、^^;

私には、希望が残ったので良かったな~と思います。




作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/158621/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。








テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『300<スリーハンドレッド>』★凄いワ。…R15の虚構…。




映画レビュー(ネタバレ表示)です。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327079/rid67/p1/s2/c8/



スパルタとペルシャの戦いを、当時、斬新な映像で公開されました。

なんだ、この映像は!???

と、驚愕されたり、呆れたり、賛否両論はあるのかもしれませんが
史上、最も熾烈な戦争と言われた戦いを描こうとするには
定石どおりな映像で撮るはずありませんよね……




作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/17829/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。









テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『マシンガン・プリーチャー』★善意の彼を支え続ける家族にも頭が下がります。

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実在の人物:サム・チルダース。

やさぐれ者だった男が、あるきっかけで神と善行にめざめ
アフリカの内戦に苦しむ子供たちへの援助を、見せていました。

牧師として。手にはマシンガンを持って。

他国のために、よくぞここまで、と思える善行には頭が下がります。
が、心にかかることも、正直ありました……
(気に障ったらごめんなさい)

彼が、純粋に、アフリカの子供たちを救いたいと思う気持ちは尊いことですが、ふと
映画『ヘルプ』を思い出しました、

そこには、ヘルプ=黒人メイドに家事・育児など一切を任せた白人女性が
アフリカへの慈善活動をする様子がありました。
罪滅ぼしとしては当然な気もしますが、彼女たちは、日常の諸事から解放されていたから
遠くの気の毒な方への援助をする余裕が、心にも時間にも、あったように思います。

してみると、このサムも、家事・育児など日常の諸事は、妻がしてくれます。
子供の学校のことも、誕生日も、妻に任せておけばいいのですから。
自分は、娘の誕生日も忘れてたサム……

自分の生活や価値観や都合を優先して、アフリカの子供たちへの全面支援しない人たちに
サムが怒りを表したのも、サムの善意から、というのはわかります。
けれど
サムが思うように、アフリカのことをして優先してやって来られたのは
家族・特に妻の絶大な理解があってこそなんだと思います。

観ていて、このままでは、奥さん、離婚するかもね……と思いましたよ……

サムの善行はいいけれど、行き過ぎは、ダメなんですよね……
そして、助けた子供に、彼は、曇ってきた心の目を開かされるのです。
迷って、救われて、導かれて
慈しんで、怒って、嘆いて……
ジェラルド・バトラーは好きな俳優ですが、どの情緒も、泥臭く汗臭い人間味にまみれて、良かった。

そして、この実話は、エンドロールでも、いいものを見せてくれました。

それは、妻と娘も、彼に協力して、支援し続けていること。
私は、これに1番、感動したかもしれません。
ここまでの家族の理解や協力は、なかなか得られるものではありません。
奥さん、偉いナ~☆娘さんも☆
彼を支えている家族に、もっと頭が下がりましたよ。


PS:私は、私財を投じて現場に行く、ということはできませんが
せめて、年末などの寄付は、させて頂こうと思いますよ。



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/157983/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。











テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『リトル・チルドレン』★ 僭越ですが、ちょっと違うのでは、と….


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映画レビュー(ネタバレ表示)です。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id326860/rid64/p1/s2/c3/


大人になれない
居場所がない

大人になるのは難しいことなのだと、大人になったはずの今、痛感しています……

けれど、だからこそ、成長しなくてはいけない、との可能性を感じたかった作品です。




作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/17837/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。






テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『長崎ぶらぶら節』★逢いたか……


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映画レビュー(ネタバレ表示)です。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id162117/rid4/p1/s2/c1/


逢いたいけど 逢えない
文字色逢いたいけど 逢わない

一人の女には、自分の変わりうる立場や、変われない立場がある

ただ、逢いたいという気持ちだけが 残るばかりで……

涙をボロボロ流して鑑賞した作品です。




作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/1119/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。







テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『鳩の翼』★ 一人、ゴンゴラを降りた彼は……

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映画レビュー(ネタバレ表示)です。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id84625/rid1/p1/s2/c1/


鳩の翼は無垢を意味します。

愛することは、無垢であるはずですが、ひたむきゆえに、打算も生みます。

水の都ヴェニスのゴンドラにように、揺れ動く恋人たちの心が
美しい絵画のような情景のなか、繰り広げられていく、傑作です☆



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/2174/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。







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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『幸せの教室』★“課外授業”で学んでいるのかも^^;

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原題『LARRY CROWNE』です。 ←主人公の名前

製作・監督・脚本・主演は、全部、トム・ハンクスなので、主人公のラリーそっくり
原題『トム・ハンクス』という感じでしょうか。^^;

そこに、しっかりした花を添えるジュリア・ロバーツ☆

予告編の印象だと、解雇された中年男性が、学歴取得のために大学入学して、
大卒資格を得て人生成功させたようなイメージでした。
邦題も、大学の教室で学ぶことの意義を感じさせます。

確かに、ジュリア演じる教授のスピーチ講座は、ラリーら学生に、意義はあったようです。

が、作品の面白みは、「課外授業」のほうにあったかと思いますネ(^_-)-☆

① 若い学生仲間たちと、スクーターでつるむラリー。

一緒に、ツーリングしたり、食事したり
知り合いのガレージセールに押しかけたり、部屋の模様替えをしてもらったり……

② ガレージセール屋さん

このご夫婦とラリーの関係も、牽制しつつも親しい、イイ関係☆

③ ジュリア教授の事情(―_―)!!

ジュリア教授の夫婦関係は、あれはアレで、1つの作品のテーマになりそうですが^^;
あくまでも『ラリー・クラウン』の話の枠内で、ジュリアの様子を留めたので
いいスパイス程度で、泥沼化させなくて、爽やかと言えそう☆


人は何歳からでも学べる、と言いますが
私の印象だと、この大学入学もですが、
それをきっかけに、新たな人脈・人間関係が出来て
自分を新しく再生させてくれるきっかけになると言うか
人は、いつも、誰かからの刺激で、知らないうちに、生き方(身の振り方・含む)を
学んでいるのかもしれないな~などと思いました。

見心地は悪くないです☆




作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/157861/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。









テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』★「それを忘れては、なりもはん…。」


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映画レビュー(ネタバレ表示なし)です。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id324782/rid138/p1/s2/c3/



先の大戦終盤での特攻兵を“見送った”トメさんを主役にした
石原慎太郎氏が製作総指揮・脚本をつとめた作品です。

過去を忘れず、未来をどうするのか、1人1人の自覚も大切ですが
政治家には、色々な意味で、国と国民を守る政治をお願いしたいです。




作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/17694/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。








テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『恋愛睡眠のすすめ』★エキセントリックな恋の夢語り

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映画レビューです。(ネタバレ表示)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id324445/rid81/p1/s2/c1/



大好きなガエル・ガルシア・ベルナルです。から……

ふつうのラブコメと思ってはいけません(笑)。

夢か現実か、よくわからん!と思ってもいいです^^;
恋心は、夢うつつですから。(でしょう?(*^_^*))

万人が絶賛する作品ではないと思いますが(汗)
私には、この浮遊感(ブットビ感?^^;)、悪くないです。



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/16665/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。






テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ポテチ』★伊坂風味の「ポテチ」:今ある幸せと感謝



映画レビューです。(ネタバレ表示なし)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id341698/rid14/p1/s0/c1/


オール仙台ロケだそうです。

地元ではありませんが、仙台には、仕事や買い物に行くので、親しみを感じています。
68分という短い上映時間なので
待ち合わせの前に、ちょこっと観ましたが、原作未読のせいもあってか
とても良かった!!\(^o^)/と思います。



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/158002/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。









テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『キング 罪の王』★ネタバレと言っても語り尽くせないです


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映画レビューです。(ネタバレ表示)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id325601/rid17/p1/s2/c1/


父から愛されなかった息子がしたことを、まざまざと見せつけられます。
と言っても、単なる復讐劇などではありません。

むしろ、彼が気の毒で可哀そうな気持ちで観ていた、と思います。

もし、彼が罪人なら、その罪を背青わせた元凶は何なのか?
そして、罪とともにある“懺悔”について
父にとっての懺悔と、息子にとっての懺悔は、どういうものであったのか…………??

私は、ガエル・ガルシア・ベルナルという俳優が大好きで
この作品も、辛いけど、大好きです。



作品について http://cinema.pia.co.jp/title/16339/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。








テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ルイスと未来泥棒』★前へ進み続けよう♪…私、泣いた



映画レビューです。(ネタバレ表示なしです)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id326247/rid11/p1/s2/c1/



これは、予想外に涙ぐんだ作品です。

前半、ドタバタしてるのですが^^;、
後半は、過去でなく、やはり、幸せは未来に待っているのだということを
痛感させられました。
ルイスが、小さな子供が、未来に幸せになれると予測できるのは、嬉しいことです☆


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/18232/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。









テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『サニー 永遠の仲間たち』★Bunkam△raと言えども……^^;


作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/158990/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


中年期になって、学生時代を振り返り、あの頃は良かったな~
輝いていたな~、未来があったな~と思ったことのある方には、思うところはある作品かもしれません。
私にも、そんな気持ちはあったのですが……

Bunkamuraル・シネマさんの上映作品は、わりと、私の興味を誘うものばかりなので
何を上映するのか、楽しみにしています。
韓国作品は、苦手な傾向がありましたが、この作品を上映すると知ったとき、
ル・シネマさんの選定なら!と思い、期待していました。

ル・シネマさんの上映作品は、いわゆる“上品”な作品ばかり、というわけでなく(褒め言葉です(*^_^*))
一見、上品そうに見えて、奥に潜む人間の性(サガ)にスポットライトを当てたような作品が、結構あるので^^;
それなりの“覚悟と許容とユーモア”をもって鑑賞に臨んでいるつもりです……^^;

その上で、この作品は、どうかと言うと……
楽しくて可笑しい、というだけでなく、切なさまであるので、楽しめるのだと思います。

でも、すみません、私には合わなかった……orz(好みということで、どうか)
理由を申しますと(内容にふれてます)

▼▼▼

★猟奇的★  ←PG12はこのためか……(―_―)

「サニー」というのは、友人仲間のチーム名ですが
勢力争いをしている、チームでもあるので、チンピラの抗争のようになっています。
それが私にはダメだったの……orz
仲の良さや友情が、チンピラ抗争でつながっているのではなくて、“女子”らしい演出を観たかったのです。

ましてや、女子の顔を刃物で切るなんて、喧嘩じゃ済まなくないですか?

(ちなみに、族のお姉さんが喧嘩する『下妻物語』は、土屋アンナが、ハマり過ぎだったというポイントが
高いので受容していますが……^^;)


▼▼▼

~☆懐かしい友達との再会☆~

テーマや設定は良いと思うのですけどね……

好みの問題ということで、許して(>_<)









テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ラストラブ』★すべては田村さんのダンディズムのために

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映画レビューです。(ネタバレ表示です)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id326310/rid28/p1/s2/c1/


余命わずかになったとき
死を重く苦しく受け止めることが、正当なのかもしれませんが
それを軽くさらっと忘れさせてくれることがあるほうが、救われるように思います。

そういう意味では、この作品で扱う死は、軽い感じかもしれませんが
最期まで、おしゃれにダンディでいられるのは、憧れでもあります。

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/17662/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。






テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『パウダー』★彼は消えたのか……?


映画レビューです。(ネタバレ表示です)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id54699/rid7/p1/s2/c1/


苛められていた青年が、雷雨の中に“消えて”いくラストシーン。

消えた……と感じたのも、つかの間。
私には、納得出来た感激がありました。

その理由は……

救いが、彼だけに留まらない、広がりを感じたからです。



作品について http://cinema.pia.co.jp/title/114676/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。











テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『犬と私の10の約束』★ 失いたくない家族だから

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/20081/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。

以下ヤフーレビューの転記です。

14歳のあかりの家に、ゴールデンレトリバーの子犬がやって来ました。
母は、犬を飼うための、10の約束を伝えました。
犬は、10年くらいしか生きられないこと。
だから、
一緒にいる時間を大切にすること.....。

犬との生活は、散歩してエサをやって.....だけではありません。
そこにいるだけで、名前を呼んで、なでたくなる愛着を感じます。
あかりが、
「ソックス!ソックス!」
と、何度となく、呼びかけるのは、よくわかります。

そして、犬との生活が、犬を飼った、というだけのことでなく、
飼い主の生活や、考え方、人生観...といったあらゆることに、
深く影響していることを、
あかりと母・外科医の父・幼ななじみのギタリスト=星君との関係や
あかり自身の内面の変化として、作品は見せています。

わかっていることかもしれませんが、以下ネタバレ的なので....

▼▼▼▼▼

10番目の約束。
「私が死ぬ時、そばにいてください。」
ソックスが、いよいよ弱っていったとき、死の悲しみも勿論ありますが、
私が、涙ぐんでしまったのは、
約束の1つである、
「私にも、心があります」を思い出しながら、
この10年の月日の、ソックスとの思い出と、
それに関わる、あかり自身の思い出や成長(それには、母親の死もあります。)、
そして、その時々で、
ソックスも一緒に、喜んだり悲しんだりしてきたのだな、と思うと、
失いたくない家族がそこにいる、という心情にほかならないからでした。

そして、
よかったのは、この作品が、
ソックスの死で、終わらなかったことです。
その後のあかりと父たちを見せてくれたのは、
ソックスが、家族の空気(母は風と言いましたが)になっていて、
いつまでも、一緒にそこにいるのだ、
という温かな余韻を残してくれたと思います。

▼▼▼▼▼

ところで、
私が、数年前、引っ越して間もなくの頃、自転車通勤の途中で、
近所の犬にワンワン吠えられました。
「柴犬だ.....。」
学生の頃、自宅で飼っていた犬を思い出しました。

メスの柴犬で、エルと言いました。
大学生になって、親元を離れ、休みの時にしか帰らなくなっても、
私が帰ると、飛びかかるようにして、私の足や靴をなめ回して、
帰宅を歓迎してくれるエルを、とても可愛く思っていました。

いつも元気だったエルが、あるとき、急に体調を崩してしまい、
翌日、動物病院に連れて行こう、と両親が案じていた翌朝、
エルは冷たくなっていました。

洗濯物を干す時、邪魔してばかりだ、と小言を言っていた母が、
突然のことに、涙声で、電話してきました。
家に来てから、まだ数年しか経っていませんでした。
その後、帰省した時、空っぽの犬小屋を見て、
無性に、寂しく思いましたが、
エルの死に目も、亡きがらも見ていない私には、
元気なエルの姿だけが、思い出となっています。

最近、慣れてきたのか、吠えなくなった近所の犬に
エルを重ねて、見ています。

今、犬を飼っている方は、
いつか、別れの時が来ることを、意識していないかもしれません。
この作品では、いつか来る”その時”について、
思い知らされるかもしれませんが、
可愛くて大切な犬との時間を、今一度、大切にしてくださいね。
鑑賞後、あらためて思いました。
「エル、うちの子になってくれて、ありがとうネ。」

特別でない、日常の中に
優しくて、温かい気持ちがあることを教えてくれた作品だったと思います。

PS:ピジョンフリーゼの白いワンちゃん☆可愛くて、最高です!!


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『フェイシズ』(2011)★“1つの愛”が残るも、自分も“相貌失認”体験しながら観ていそう…(>_<)

幼稚園教諭のアンナ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、連続殺人鬼の殺人現場を目撃してしまい
犯人ともみ合った末、橋から川へ転落する。
その後遺症で、人の顔の区別がつかなくなってしまう……


予告編で言うほど、『羊たちの沈黙』を超えた!……かどうかはわかりませんが^^;
顔で個人を識別できないという“相貌失認”をテーマにしたサスペンスに、興味を感じました。

犯人が誰かよりも、アンナがその後、どうなっていくのかを見守りたくなりました。

(以下、犯人は明かしていません)

“相貌失認”~目・鼻・口と言うパーツはわかるのに、個人の顔として認識できない

(年配の方が、若いアイドルがみな同じ顔に見える、というのは似て非なるもの……?^^;)

顔で人の区別がつかないというのは

1.仕事が困る~幼稚園教諭のアンナは、園児の個人識別ができなくなってしまいます……
         
  けれど、この“解決”に向けた仕込みも、用意がいい。

2.寂しい…orz~親友や恋人が、特別な人として認識できなくなると、近い関係が持ちにくくなります。

         けれど、うまく区別する工夫をカウンセラーから教わって、
         何とか、生活をしていくようになるのですが、やはり、問題が生じます。

3.怖い    ~唯一の目撃者であるアンナに、警察は協力を迫りますが、 
         いくら、次の犯罪を防ぐためとは言え、
         後遺症のある人には、残酷です。

          

犯人が、すぐそこにいても、わからないのですから…………
考えただけでも怖いでしょう?

そして、段々と思いました……
私自身が、相貌失認か??と。(>_<)
(若いアイドルの顔の区別がつかない年齢では、あるけれど^^;)

登場する男性が、同じ顔に見えてくる……
アノ人がコノ人??アレ??  ←いい演出なのでしょうか??

~~~

終わり方は、納得しかねるかもしれませんが
“1つの愛”を見出だすために、うまくまとめたのでしょう。

美しく、インパクトあるミラが、作品を引っ張っていて
刺激の欲しい娯楽には良いと思います。
(が、個人的には、犯人へのミラの一撃を、どこかで観たかったかも……^^;)


作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/155988/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。





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