映画『恋とスフレと娘とわたし』★そもそも母親の愛情とは……^^;(ノーガキ雑感です)

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/18423/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


原題は『Because I Said So』
“私がそう言ったのだから”反論の余地はないのよ。
子供を思う私の考えに間違いなどない、と言わんばかりの、母親の言葉です。

邦題はわかりやすく、スフレは、パティシエである三女のイメージ。
これは、娘(三女)を思う、母親の物語です。

姉たちのように良縁であれと、ネットで三女の結婚相手を捜し、まとめさせようとする
粉骨砕身・七転八倒な母親役は、大好きなダイアン・キートン☆(←適役♪)

母親の言うことを聞きなさい!という母に、娘の立場であれば、
私の人生はお母さんの好きにはさせない!と反発するだろうし、
そんな母には、子離れしなさいな、と諭したくなるのが、順当なのでしょう。


そこには、本当に子どもを思う親とは何ゾや??と言う問題提議もありそうで……


(以下、私の自分的母親論の押しつけにて、ご容赦を(^_^;))

◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇


たとえば、究極の状態として、引き裂かれた母子という状態で考えると……

ディープエンド・オブ・オーシャン



何年も誘拐された子がやっと帰ってきたけれど、子供は、育ての親になついていたので
子供の幸せを思った親は、子供を手放す決心をしました。

チェンジリング



誘拐されたまま、わが子が戻らない母親は、可能性は低くても、捜し続けようとしました。
もちろん、もう逢えないとしても、どこかで無事に生きていてくれることを願いながら。



八日目の蝉




実母と思っていた女は誘拐犯でした。
“生みの親より育ての親”と言うように、育ててくれた月日の重さは重いでしょう。
けれど、私は、自分が子供を身ごもってみて、初めて実感しました。
その、わずか10ヶ月間で、どれだけ、母親というものの重みが自分に与えられたのかを。

ですから、誘拐された娘には、実母は他人のような気持ちしかなかったかもしれませんが
娘が妊娠して、わが子に対する想いの強さを知った時、初めて
娘と引き離された実母が、どれだけ自分を案じ続けていたのかがわかった……
私は、そのことが、ことのほか嬉しかった……





ところで、それらの作品には “本当に子供を愛しているなら、それが子供のためならば、
子供との別離も受け入れられるはず“ という考えがあるように感じられ、確かに、そうだとは思います。

(が、この愚かな母は、あえて、言わせていただきます!)
そんな考えは、初めから、冷静に存在しているわけでなく
最終的に涙をのむしかない“納得”でしかないということです。

誰が、「子供のためだと言うのなら、喜んで子供を手放します」などと、冷静に思えましょう???
子供が手元に戻ったら、もう、絶対に手放したくないし、ギュッと抱きしめていたい。
そして、自分が愛おしいと思う気持ちを、子供にたくさん注いで、
子供にも自分を母として、慕ってほしい……

…………にも関わらず、子供のためだから、と手放すことを受け入れざるを得ない、という状況は
身を切られるよりも辛い、最終手段なのです…………

そもそも、母親の愛情は、うっとおしいくらいの主観の塊そのもの。
本当に愛しているなら……なんて、客観的な理屈を、私なら、誰にも言われたくない……
自分から、“納得“の域に達するまでは……



◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇


我が子がカワイイという想いは、そんなこんなで、理性を失わせるものです……^^;

この、ダイアン母も、みっともなくも、滑稽なまでに、
娘のことに、粉骨砕身です。
私は、それでいいと思う(笑)。
昔、新米ママになった私に、母が言いました。
「子育ては、カッコいいもんじゃないよ。なりふり構っちゃいられないよ。」
ホント、そう思う(笑)。

一方で、愛情で覆いかぶすような母親を、娘が、うっとおしく思うのも事実 ^^;
子供の人生は子供の人生。
失敗したとしても、そこから学ぶもの―――
だとしても、
みすみす、崖から落ちそうなのが、見え見えなのに
ニコニコ笑って、手を振って見送るなんて、出来っこないヮ!(by ダイアン母)

↑私も、ココは、激しく同意。
小さなケガなら教訓でも、“転落”は、見過ごせない……

ただし、本当に、子供にとって、それが“転落“なのかどうかの見極めも、母親には重要です☆
かえって、幸せを逃してはいけません(>_<)
親バカもいいけれど、子供のために、利口にならなければいけません……(>_<)


そこで、面白いのが、
この、独り身の母親に恋のチャンスが訪れること!

娘、娘……と、娘ばかり見ているつもりでも、自分が恋をすると
母としてだけでない目が開かれるというか
自分も、一人の女性として、娘の幸せを見つける目が、開かれていくようなのです。

恋は、子離れの1つの形でもあり
子供と距離ができる分、
もっと良く、子供も見られる、という……~恋は恋でイイものです☆(*^_^*)


すべては子供のため、子供の幸せのため….
私は私なりに、キビシサと自制を持って、子供に接してきたつもりです。
でも、私も、
親バカ・バカ母なんだろうな~と、反省しております。^^;

ダイアン母は、自分を見るようで、なんだか楽しかった(*^_^*)





PS:年末に息子が帰省してくれて、嬉しくて、↑こんなノーガキしてしまいました^^;













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映画『キングダム/見えざる敵』★見えざる正義

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映画レビューです(ネタバレ表示)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id328272/rid32/p1/s2/c1/
作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/18923/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



アメリカFBIが、中東で対テロ活動をします。


“対テロ活動”は、もちろん、正義感を持って為されているものですが
本当に、敵として憎むべき物事を、間違えたまま
人は恨み合いを続けているのではないか……という、失望感に襲われた作品です。

その失望感が、心に強く訴えかけるものがありました。

“見えざる敵”は、絶妙なタイトルだと思いました。









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ジャンル : 映画

映画『コーチ・カーター』★生徒の将来まで見据えてコーチしてくれました(^_-)-☆


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/13313/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



高校のバスケチームのコーチを、サミュエル・L・ジャクソンが演じました。

と言っても、
バスケ部が優勝して良かったね、というような
爽やか&根性モノとは、二味も三味も異なります。



このような“実話“を見ると、日本は、なんだかんだ言っても
総中流社会と言われるように (日本型社会主義とも聞きますが)
そこそこ 平らになるような社会で、暮らせているのかもな~と思えてきます。


人種・民族・宗教などの違いが、そのまま価値観の違いだけでは済まなくて
将来の生活レベルにまで関係しうる、という環境が、まずある。
ただ、部活をがんばって勝利できて良かった、では済まないほどの現実の中に
彼ら高校生がいることに、あらためて、衝撃を受けたものでした。


キビシサのなかにも温かい優しさあり、深みのあるサミュエルです。
バスケもコーチしますが、それだけではありません。


◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:


その前に…
以前、スポーツが盛んな大学で、とあることを耳にしました。(今はわかりませんが)

知名度アップのために、スポーツを振興する大学の中には、
スポーツ推薦で入学させてチームに貢献させるのはいいけれど
その学生が在籍する学部学科の教授は、特に、その学生の事情を考慮するわけではないので
合格点がとれないまま、留年や中退することもある とのことでした。
その大学の知名度アップの貢献をしても、使うだけ使われて、
その学生の将来・身の振り方までを考慮しているわけではない状況を観ると
大学の犠牲になってしまう学生が気の毒だと、その人は、言っていました。
もちろん、不合格のまま単位取得はできないので、補講や再試験などの配慮は
教授任せではなく、大学側がすべきなのではないか、と言うのがその方の考えでした。

(絶対君主のような教授がいて、どんな救済措置も一切しない!という類のもいますからね…orz)



◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:


この高校も、知名度アップにだけ貢献してくれればいい、と言うスタンスで
生徒が勉強できようができまいが、卒業後、どんな進路にいくのかまでは
知ったこっちゃありません。


その人の将来は、結局は、誰のせいでもなくて、自分がどうするかということではありますが
高校生の子供たちが、まだ、家庭環境に左右される未成年だとすれば
実の親でさえ、子供をどうしたらいいかわからないような状況では(貧困・暴力)
やはり、指導力を発揮できる人が、切実に必要なんだと思います。

このコーチは、ただ、バスケが強くなれば、自分の仕事としてはOKでしたが
そんな割り切り方のできない、言い換えれば、もっともっと先を見据えて
若い彼らが、本当に闘うべきもの
彼らが切り開かなければならない “将来のあり方”を、コーチしてくれたのでした。

将来の生活を安定させるためには、今は、“学問”を身に着けることが必要なのだと。
そう言われても、ピンと来ない生徒たち。
自分の将来に、もう、諦めていたりもする。

そもそも、勉強なんてしたくない彼ら^^;
けれど、コーチの学力基準に達しなければ、バスケ禁止なので、否応なしに勉強します(*^_^*)
愛のムチ。

鉄は熱いうちに打て、と言いますが
若い時は、その気になって勉強すれば、身について成果が出せるのもスゴイこと。
(年とってから反省して、人生挽回しようとしても、もう記憶力も薄弱で、ホント、大変です(>_<))


学校は、生徒が問題を起こさず、おとなしく“通過して”くれればそれでいい。
学校にしても、無理やり、生徒が好まないこと(勉強)をさせようとして、暴動になっても困る。
何もしないほうが、楽なんです。

けれど、問題の多い、そんな若いときにこそ、
真剣に向き合って、愛情を注いで(愛のムチ含む)、
手間暇かけて、適切に教え導いてくれる人が必要なんです。(キッパリ☆)


実は、コーチの説教臭い話かと思っていたのですが^^; サミュエルの人間的な魅力で、
私も、コーチについていくが如く、作品に見入りました☆
なかなか、面白かった作品だと記憶しています。






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映画『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』★クセモノのピンク先生^^;もそれなりに面白かった

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映画レビューです。(ネタバレ表示です。)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id326536/rid142/p1/s2/c3/



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/16961/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


ハリーシリーズは、ポイントになる個性的な教師が
毎回、にぎわせてくれますが、今回は
イメルダ・スタウントンが適役でした!
マイルールのセンセイ風をビュービュー吹かしてました。



この雰囲気は、映画『フリーダム・ライターズ』のときのセンセイ役にもありました。



『フリーダム・ライターズ』は、
落ちこぼれ生徒たちの収容所のようになっていた学校が舞台の実話です。


生徒の将来まで考えて、熱血的に指導しようとする、女教師(ヒラリー・スワンク)のやる気をそぐように
とりあえず、卒業するまで無難にすめばいい、という事なかれ主義に徹していたい上司役が、
イメルダ・スタウントンでした。
そのときの雰囲気が、“ここでは、私のルールに従ってもらいますからネ!”という
嫌味ムードがたっぷりでした^^;


それを、魔法チックに、さらにバージョンアップした感じでイヤな感じでしたが^^;
イヤミも度が過ぎると、滑稽さも出てきて、いい味出ていました(*^_^*)




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テーマ : 洋画
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映画『大奥 ~永遠~ [右衛門佐と綱吉編]』★堺・右衛門佐の“あの夜”に溺れる……苦しゅうない(*^_^*)

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/158527/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



男女逆転大奥は、荒唐無稽なとんだ茶番劇かもしれませんが^^;
豪華な虚飾のなかに、着飾れない生なましい愛憎を、
現代の価値観を越えて、ひととき、幻惑のなかに感じられるので
とても、溺れたい世界であります。(*^_^*)

ことに、テレビ版からの堺雅人さんの役どころによるところが大きい☆と思っています。





ちなみにテレビ版は、3代将軍家光&お万の方こと有功(ありこと)。(堺さんは有功)


出家した公家が還俗して大奥入りしたお万の方の話は、
大昔、(東映だったか)テレビドラマで放映されたのを観たことがありました。
口紅が肌色で、かなりナチュラルメイクだったな~との印象で^^;
寵愛されても子供のいないことが不利で、どこか儚げな感じの方でした。


家光の乳母の春日局に無理矢理、還俗させられて家光のもとに連れて来られた有功が
大奥で生きる術を身に付けながら、やがて、家光と相思相愛になるも
子供が出来ないことで遠ざけられてしまいますが
大奥総取締として、家光に尽くす一方、やはり、仕事と割り切って大奥職にいるのも辛いもの。


ご覧になった方なら承知のことですが、堺さんが
“男と女の業から、自分を解き放ってほしい”と、家光に訴えたシーンには、胸が熱くなってしまった…
二人が、どんなに相思相愛でも、大奥には“二人だけの世界”は無い……








堺雅人さんは、アクが強くなく、お公家さんの上品さや僧侶の清潔感があって
“大奥“関係としては、いわゆる”優男“としての登場だと思っていました。
もちろん、優男ぶりも発揮していますが、他方
堺さんの存在感の深さには、したたかでしなやかな強さもあるものです。
ですから、イメージとしては、“合理的におとなしくふるまう”という感じで
熱く、本気の火がついて、燃え上がるような恋心を抱くイメージではなかったのです……



ギャップというのは不思議なもので、意表をつかれてか^^;
この方にも、そんな“男女の業”といわしめる、熱く深く耐え難い恋心があったのか!と
痛烈に知ることで
私も、恋心の魔法にかかってしまった……^^;
そのシーンは忘れられない……………………………………^^;
(多分、演技力なんだと思う(*^_^*))



そんな堺雅人さんが、このたび、5代将軍綱吉編の右衛門佐にもなるというので
あの余韻を引きずりながら、鑑賞しました。






ちなみに、綱吉のことは、昔、NHK大河ドラマ『元禄太平記』で、初めて知りました。


主役は、石坂浩二さん演じる柳沢吉保。
石坂さんの毅然とした、したたかさが、子供心にもとても面白かった~☆



個人的に、特に、おススメしたい大河ドラマの1つが、この『元禄太平記』です。
柳沢吉保の栄光と没落に、松の廊下事件、赤穂浪士の討ち入りなど、見どころ満載で、
人物・展開ともに面白く、毎週、放映が楽しみでした☆


あのとき、右衛門佐は“ウエモンのスケ”と言っていて、才色兼備な中野良子さんが演じていました。
綱吉のお気に入りで、劇中、懐妊はするものの、嫉妬による陰謀にあい
踏み台から転落して流産してしまう、という役柄でした。






今回は、菅野美穂さんの綱吉に対して
“愛よりも権力に生きた男”というコピーで
堺さんのしたたかさぶりを強調した感じですが、『風と友に去りぬ』のポスターのようなアングルでの
二人のショットを観れば、“愛よりも権力”とは、まやかしだろうとの察しはつきます。(*^_^*)

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このたびの右衛門佐には、“懐妊”の兆しもなく
綱吉は、ほかの男性と、ただ“世継ぎを懐妊するためだけの任”を 背負わされていきます……


そんな状況が、有功に重なる右衛門佐。
けれど、なかなか、今回は、感情のしっぽ?を出しません。
クールに構えている右衛門佐。



そうして、二人の頭に白いものが見えるほどの年月が経ち
世継ぎなんてもうムリ……となったあとの
右衛門佐の“告白”!!(待ってました!!!!\(^o^)/)



「この夜だけは……」



それが、どんな夜を意味するのかは………(*^_^*)




大奥モノを楽しみたい女性たちは、多分、ドロドロした足の引っ張り合いよりも
“そんな夜”に在るような愛情を、実感したいのではないかな~と思います。
私も、“菅野綱吉”になりきって
堺・右衛門佐の“まことの愛”に、溺れたよ………………..照^^;




この身も心も、ただ、愛する人のもとへ、まっしぐらに…………………….




寄り添うのだ
永遠に………………………………………








楽しかった☆
苦しゅうない(^_-)-☆






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映画『レ・ミゼラブル』(2012)★力強い明日への希望☆感動の響き高らかに♪

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映画レビューしました(ネタバレ表示です)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id342984/rid11/p1/s0/c1/



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/160086/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



昔、祖母が学生の頃、英語劇で上演したのが、『レ・ミゼラブル』と聞きました。
「ジャン・バルジャンはたった1きれのパンのために……」と言うセリフを
母は子供のころから聞かされたものだ、と言っていました。

そんな昔からの名作『レ・ミゼラブル』のミュージカルを映画化ということで
楽しみにしていました。
(ミュージカルは未見でした^^;)

観終わったあと、歌が、頭の中で、繰り返し、響きました♪
思い出すだけでも、感動で涙がでそう……

語りつくせない作品ですが、お勧めの逸品として☆









テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ガーゴイル』★Sexual violence 超ド級~愛の複雑さと残酷さもか…

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/2034/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



ヴィンセント・ギャロの出演作(監督作品もあり)
映画『バッファロー‘66』『GO!GO!LA』『ブラウン・バニー』…etc.
映画の1ポイントには“オシャレな感覚”とか“ラブ・ストーリー”との表現も散見されますが
いわゆる“ロマンチック”とは違います…(>_<)


ヴィンセント・ギャロは、ナイフのような男です。(―_―)!!


そこに、いくら、ラブ・愛があったとしても、ダークな怖さが在るのです……
だから、見るたびに、怖い男だな……とおののかされて
とても、ヒロインのように、身を任せるなんてことはできそうもない……などと思ってしまうのです。


そんなヴィンセント・ギャロですから、今作では
ハネムーン中の新郎と言っても、決して、甘くなんかないのはわかっているゾと
身構えておりました。


そして、片や
映画『ベティ・ブルー』で、強烈に鮮烈な乙女を演じた、ベアトリス・ダル。



彼女も、危うい女です……
愛とかラブというものが、どんなに強固なものであっても
彼女の前では、その硬さゆえに、逆にもろく、ガシャンと壊れてしまいそうな感覚を覚えます。


そんな二人が出演する、“ラブストーリー”だという今作には、
“普通のラブストーリー”との認識を持ってはいけないのだと、覚悟させられます。^^;



☆。о〇・。・゜★。о〇・。・゜☆




ところで、仕事関係の青年のこと。


彼は、彼女募集中だと聞いていました。
誰かイイ人を紹介して欲しい、と色々な人に声をかけていたので、私も了解していました。


ですが
顔を合わせるたびに、「まだ紹介してくれないんですかあ」としつこく聞かれている人がいて
その人も、「そんなにすぐに、イイ人なんて見つからないよ」と困っていました。
そんなに、せっつく、“彼女急募“というのも落ち着かない話だな……と思いましたが
きっと、彼は、若さゆえのsexualityがburstしている状態で、
自分でもその駆動力を御しがたいのかもしれないな、などと思いました。


(一方で、最近、身近なところで、妻帯者によるセクハラ事件があり、騒動になりました。
私は無事でしたが^^;、そのような、御せないsexualityには困ったものです。)




☆。о〇・。・゜★。о〇・。・゜☆




兎にも角にも、
人間の御しがたいsexualityは、ときに、ほとばしる美しい愛情物語を生む一方で
見苦しい醜態を、さらしてしまうものでもあります。



この作品は
そんなsexualityが高まると、相手を食いちぎって命を奪ってしまう病気を持つ人……という
Sexual violence 超ド級な状況でした。




冷静に、遠目で観ている分には、困ったねえ~^^;で済むのかもしれませんが
スゴク凄く好きになった人に、尽きないくらいのあふれ出る恋心を抱いたときに
愛しても愛しても、愛する底にたどりつかないほどの想いを感じることがあったとすると
この、食いちぎりたいくらいの衝動というのは、理解できなくないのかもしれない……



(同じような感覚?は
映画『ドラキュリア』のジェラルド・バトラー演じるドラキュラに、感じたかもしれません……
ゆっくりと美女に近づくドラキュラに、吸い寄せられるかのような美女。
そんな美女の首筋に、牙をむいてかぶりつくドラキュラの姿には、ジェラルドの魅力もあってか
色気さえ感じた……^^;)





興味深いのは
ヴィンセント・ギャロ演じる新郎は、この病気を治して、妻を愛したいのに
ベアトリス・ダル演じる人妻は、誰彼れ構わず、見かけた男性と意気投合してしまうということ。
(ので、医師である夫が自宅に閉じ込めている)



誰彼れ構わず、と言う奔放さは、純情無垢なイメージも併せ持つベアトリスならでは。
真逆のようですが
無垢であるがゆえに、無意識に汚れていってしまう……と言えばいいでしょうか。



ヴィンセントも、ある意味、自分自身に謙虚にブレーキを踏んでいる面もあり
彼の怖い部分と繊細な面とが、いい具合にブレンドされていて
(血まみれにはなりますが…(―_―)!!)
ラストシーンに漂う、妻を愛するがゆえの将来の不安定さが、
こういう状況には、ヴィンセント・ギャロがピッタリだな~と納得させられます。



いずれにせよ
Sexual violenceなシーンは、お見苦しいものですが
そんな二人が見せる“求愛行動”は、決して、単純な機械的な行動ではなく
“愛”そのものの複雑さと残酷さを、象徴しているものなのかもしれません………




☆。о〇・。・゜★。о〇・。・゜☆



ときに、原題は『Trouble every day』
あんな病気を抱えていたら、毎日、トラブルを抱えているわけですが
もし、『毎日てんやわんや』みたいな邦題なら、コメディだと思われますよね^^;



『ガーゴイル』は魔物。
ガーゴイルの彫刻と一緒に、ベアトリスが映るシーンを利用した邦題だと思われますが
うまく付けたと思います。




新妻の瞳には、どんな将来(彼との結婚生活)が映っているのだろう……と思わせるエンディングはいいですね。









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映画『フランケンウィ二―』★敢えてコマ撮りで再生させるティムらしさがイイ♪

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/157124/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。




ティム・バートン監督がディズニーにいた若い頃、短編実写となっていたにも関わらず
大々的に日の目をみることができなかったのを
今回、長編・ストップモーション・モノクロ・3Dという
今昔、入り混じった作風で、復活☆☆なんだそうです。
(感慨もひとしおでしょう(*^_^*))

主人公の名前は、また、ヴィクターです(^_-)-☆

交通事故で亡くなった愛犬スパーキーを蘇らせたヴィクターとワンちゃんの泣ける話だというので、楽しみに鑑賞しました。


・゜・☆。・゜。・。・゜・


可愛がっていた、家族同然のペットが死んでしまったときはとても悲しいですよね……orz
可愛くて無邪気なしぐさなど、微笑ましいことばかり、よみがえります。

生前のスパーキーの描写が、本当に愛くるしい!!\(^o^)/
ボテボテ歩く姿も、しっぽをふる様子も(←動いているとカワイイ♪)
ストップモーションで、よくぞここまで、という細やかな動きが、バートン流です!!

よく、“映画への愛” などと言いますが
コマ撮りくらい、それを感じる作品はないかもしれないな……と思うことがあります。


ストップモーション(コマ撮り)は
1コマ1コマ撮っていく、手間ヒマかかる作業なのはもちろんなのですが
何気ない動きを連続させていく、と言う作業は
動きの1つ1つ、シーンの1秒1秒までも、丹念に描き作り上げていく作業ということですよね。
だから、
1つ1つの動きに、妥協がなく、作り手の念が入っているんだな~と思います。

監督なら、本来、1シーン1シーン、手取り足取り、作っていきたいものだと思うと
このコマ撮り作業は、まさに、映画製作冥利に尽きるのではないかと思います。(大変だけど…)


・゜・☆。・゜。・。・゜・


ペットは、たとえ、幽霊になったとしても、人間より怖い感じがしないと思いませんか?^^;
そのことについて「動物は邪念がないから、不気味さはなく、純粋に、姿が蘇るのではないか」と
言っていた人がいましたが、私も、愛犬がお化けで出てきても可愛いと思う!とキッパリ☆思っています(*^_^*)

バートン監督も、そんな子供時代の想い出から作った作品なのだそうです。
さぞかし、可愛いがっていたのでしょうね。
白黒で、不気味モードはありますが、その分、人の情の奥深さが表現されるのか
温かい雰囲気も伝わるのが、不思議です。

スパーキーに、雷を浴びせて生還させようとするシーンが、まず山場です☆
生き返ってくれ!との思いは、ここまで渦巻いている!!!という高まり!!!(>_<)

そして、再会の喜び☆
でも、スパーキーは、人目にさらせない。
けれど、スパーキーは、お構いなしに、生前同様、元気に?走りまわる…….^^;
(それが、また、可愛いかったりする(*^_^*))

折しも、科学展覧会にむけて、生徒たちは、スゴイ実験の成果を競っていたので
奇跡のスパーキーを知ったクラスメイトたちは、われもわれもと
死んだ生き物を、雷に撃たせ……

大きな出来事へと発展してしまいます…………………orz


「スパーキーが女の子を殺したわ!」(←なぜ、そう思い込むかな~……(―_―)!!)

本来、そこにいないはずの者が
何かあると、事件の元凶にされてしまいそうなのは
ちょっと 『シザーハンズ』を想起させます……


『シザーハンズ』は、終盤、シザーハンズことエドワードが、
自分の意志とは無関係に人を傷つけてしまい
人々に誤解されたまま、その町から消えざる得なくなる……
というのが、観ていて本当に辛くて……
名作としてお勧めしたい逸品ですが、終盤を見るのが辛くて
お勧めしにくい…という作品です。^^;


けれど
スパーキーのエンディングは大丈夫☆(^_-)-☆
(ちょっと涙ぐみそうになりましたが……^^;)

人形劇と言えども、火事のシーンなど、迫力あり
“コマ撮り”を、なめちゃいけません。(*^_^*)


それと、インパクトあったのが、理科の先生♪
始めは、ダークなクセモノかと思いましたが^^;
物事を理論的に考え
心を込めて実験することが大切だ、とヴィクターに教えてくれた先生でした。

(その先生の辞職後、体育教師が理科を担当するのは、ある意味、カミナリ級の異変かと…^^;)


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画像はHPよりhttp://www.disney.co.jp/movies/frankenweenie/



旧作を、まさに、グレードアップしての“生還”となった今作。
あえて、ストップモーションで、再び作品に命を与えた、ティム・バートン監督の心意気☆
そんなところが、ティム監督らしいなあ~(*^_^*)と思いますよ。










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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ホビット 思いがけない冒険』★『LOTR』ビギニングを楽しめる♪

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/157564/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD20721/story.html
↑あらすじはこちらも参照ください。


映画『ロード・オブ・ザ・リング』(以下LOTR)は、
いわくつきの指輪の力を、悪魔サウロンに悪用されないように
滅びの山に捨てに行く 旅物語でした。

それが本当に面白く、これを観ないのは人生の損失だ!と思うほど(*^_^*)
ほかにも、冒険・悪者退治などのファンタジーはありますが
『LOTR』を越えるアドベンチャーは無いのではないかと思っています。


『LOTR』のピーター・ジャクソン監督に外れなし、との期待で今作も鑑賞しましたが
アクションシーンのエキサイティングな演出が、本当に上手い!!
ただ飛んでる、火を上げてるだけでない、緩急・遠近のバランスが上手い!


そして、人間ドラマ。
『LOTR』は、ただ、指輪を捨てにいくだけの旅なのに、ドラマはそこだけではなく
旅人たちが抱えている、それぞれの運命や事情があるのが、味わい深い。
そして、魔法使いガンダルフが、年の功で語ってくれる、教訓の数々。


『LOTR』では、哲学も感じた、見ごたえのある戦闘シーンなども良かったですが
一番、意外で感じ入ったのが、
無事、指輪を捨てに行って戻ったあとのことでした。


指輪を捨てに行って生還した、ホビット族のフロドは、
自分の命がけの行動で、世界が昨日と変わらないでいられるのに
村の人はそんなことは全然知らないまま、普通に暮らしていました。
別に恩を売りたいわけではなくても、自分の必死の行動が評価も感謝もされないのは
謙譲の美徳とはいえ、虚しさは否めないものでしょう。
フロドは故郷を再び離れ、旅に出て終わるのです。
(その終わり方がなんとも、哀切感たっぷり……orz)


そんな『LOTR』の“哀切のため息”の続きではなく
『LOTR』ビギニングが、今作。


フロドの親戚で、その指輪を、先に入手したビルボ・バギンスの物語です。
(今作を楽しむには『LOTR』必見です。でないと、エピソードの背景がわからず面白さ半分です。)


。・゜☆・゜・ 。 ・゜・☆。・゜。・。。・ 



ビルボは、友人の魔法使い・ガンダルフの策略で、
ドワーフ族が国を奪還する旅に加わることになってしまいます。


まずは、ガンダルフが登場なので、面白くなること確実です(*^_^*)
このおじい様(イアン・マッケラン☆)は、魔法が使えるだけでなく
懐深い雰囲気がすばらしく、名言で諭してくれたりで、観た甲斐があります。


今作も、名言あり。(こんな感じ)

① 「真の勇気は、命を奪うときでなく、命を救うときに試される」
② 「悪しき強い力を滅ぼすのは、破壊的な強さでなく、普通の人の普通の行いの中にある」


① は、ガンダルフが、剣を使えないと言うビルボに、剣を渡すときに言います。
剣に限りませんが、命を救おうとすることにこそ勇気が要る、というのも造詣の深いことです。
あとで、ビルボに、それが試されるシーンがあります。
② これも、感じ入ります。①と重なってしまうのですが、ユダヤ人を助けてきた人たちも
まさにそれかもしれません。強い軍事力・政治力がなくても、草の根運動というのもあります。
普通の人の普通の感覚・行動が、常軌を逸するものを排除し、根付かせないのかもしれません。


。・゜☆・゜・ 。 ・゜・☆。・゜。・。。・ 


『LOTR』同様、今作のスリリングなシーンも、素晴らしかった☆
崖っぷちのようなところを、落ちそうに歩く一行。
予想通り、落ちそうになります^^;
普通の雨風ではありません。
岩どうしが殴り合う トバッチリ……(―_―)!!


そして、上手いナ~と思うのが
敵(ゴブリン)をかわしながら
吊り橋をいくつもいくつも、逃げ回るところ。
その絶妙なタイミングとスピードとリズムは、気持ちがイイ☆
(TDLのアトラクションで体感してみたい(*^_^*))
そのシーンだけでも、何度も観たいです。
この撮影の上手さが、他のアドベンチャーの追随を許さないのだと思います!!


そして
“いとしいしと”の☆★☆ゴラム(スメアゴル)登場☆★☆


このキャラクターは、本当に、強烈にスゴイ!!ですね!
顔の表情はもちろん、目の表情も。
弱いけど、どう猛。
大人しいけど、荒れ狂う。
喜ぶけど、懐疑的。


怒りも喜びも、皮膚のすぐ下にあるようで、すぐに表に出る。
アンディ・サーキスさんの演技力なのでしょうが
ゴラムは、人間が、自分を人間たらしめる礼節や良心など見栄や虚栄を、削ぎ落したら
きっと、あのような雰囲気になってしまう……というのが、背筋の寒さとともに教訓になります…
この雰囲気が、吹き替えの“チョーさん”は、ピッタリ☆


そんなゴラムと出逢ったビルボが、ゴラムが落としたリングを拾う!!!
これが、この壮大な“指輪物語”の始まり!!!
指輪も、しっかり存在感あります(*^_^*)
ビルボも、ホビット村にいたら、普通に善良な村人だったものが
指輪の魔力からか、
戦場の危機的な火事場ドロなのか、“指輪泥棒“になってしまうのですね……
(注:なぜ、ゴラムが二重人格のように一人で会話しているのかは、『LOTR』をご覧くださいませ)



それと
ドワーフの王トーリンも、ご立派でよろしいのですが
すみません、個人的に目についたのが、キーリです………(*^_^*) 



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ドワーフ族の方は、みな、豪傑イメージだったので、
美しいエルフ族の遠縁かな~と思うお顔立ちだったもので…^^;



フロドことイライジャ・ウッドも冒頭にいてくれて、懐かしい。
イメージは、フロド=ホビットでしたから。

ホビット村ののどかな風景も、行ってみたいな~と楽しみつつ
深い谷底や、地底の作業場の広さや奥行など
別世界に行っているようで、いい気分転換になりました。

面白かった『LOTR』の世界をまた楽しめるのは、嬉しいですよ☆






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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『グラン・プリ』★ドラマもしっかりした最高のスピード系作品かと(*^_^*)+α

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/19847/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



アクション映画の一部としての カーアクションも、
ドキドキハラハラのドライビングが 見どころですが
メインに“走り”を置いている、スピード系の作品には、心躍ります!!


“走り”は、つまり “スピード”
そのスピードを、画面で 体感したいのです!!!
(劇場鑑賞必須です)


ストーリーのほうはさておき、いい“走り”を体感できるなら
気分転換になります。(*^_^*)


近年では、
ワイルド・スピード』シリーズ
ドリヴン
ミシェル・ヴァイヨン』………etc.あります。



『ワイルド・スピード』シリーズは、
第一作では、主演のヴィン・ディーゼルの強烈なキャラでもって
インパクトのある“走り映画”を観た!と思い、シリーズ化には、とても期待しました。
が、続きの作品のなかには、
“走り”をテーマにしたとしても、面白みが下がったかな……との印象があるものもあり
やはり、テーマの“走り”を生かすなら、作品全体をどう組み立てるかにかかっているのだな、
との思いを新たにしました。
そして、最新作の 『ワイルド・スピード MEGA MAX』では、見事に、建て直った感じで
見せてくれたと思います。(生意気ご容赦)

『ドリヴン』
S・スタローンが、製作・脚本・主演ということで、話題になったと思います。
時速400KMの速度を越すカートレース、というので、その速度に惹かれて鑑賞しましたが
記憶に残っているのは、ティル・シュワイガーの印象なんです。
彼は、主役の敵役という立場なのですが、
宣伝のときは、もちろん、そんな憎まれキャラではないので、ギャップが印象に残ったんですね。
カートレースそのものは、あまり、覚えていないのですが……^^;


『ミシェル・ヴァイヨン』
フランスのコミックが原作だそうで、フランスの作品です。
ル・マンの24時間耐久レースに臨みます。
面白かったのは、主役のレーサーの神業ぶりとして
目かくししたまま、車を走らせるシーンでした。
コースが頭に入っているということですが、ありえないでしょう?
でも、そういうのを見せてくれる楽しさが、映画なんですよね。
ありえることなら、ドキュメンタリーでいいですもん。
主役の名前は覚えていませんが、そこでお見かけした、フランス名の女性(ディアーヌ・クルージェ)が
別の作品でダイアン・クルーガーと名乗られていて、あの人だったんだ~と思ったものです。


ちなみに、ル・マンと言えば、古いところで
スティーヴ・マックイーン主演の栄光のル・マン


レース中、1度、棄権したマックーンが、他の車でカムバックして勝負に出る~~
というあらすじはありますが、スジよりも
やはり、“走り”のカメラワークが、素晴らしいと思います。(月並みな言い方……^^;)
“走り“のシンプルな良さと、スティーヴ・マックイーンの存在感が、魅力の作品だと思います。

とは言うものの


私のベストは
『グラン・プリ』なんです!!!!!!

(以下、記憶はおぼろげです^^;)


スタートシーンからすでに始まる緊張感。
うなるエンジン音。
アップに映しだされるタイヤ。
やがて、エンジンの騒音は、ドライバーの鼓動へと変わっていく……
エンジンがマシンのハートなら、鼓動はドライバーの魂か……
オープニングだけでも、スゴイものが見られそうだゾ!との期待が、盛り上がります。


まずは、いくつもあるF-1グランプリ・レースシーンが、本当にすばらしい!!
よく撮ったな~と思います。
1つのレースでの話ではなく、転戦するので、何度も楽しめます。


序盤のアクシデントシーンも、スゴイよ!この事故は!!(>_<)
よく撮ったな~……。
(巻き戻せたときは、何回も巻き戻して観た(*^_^*))


注)私は別に、不幸な事故シーンを格別に観たかったわけではなく、撮影の凄さに惹かれて観たかったのですが
劇中の女性いわく「みんな、レースでなく事故が起こるのを観に来てるのよ!」と。
イタイところをつかれた……と思いました。すみませんorz

世界のトップレーサーが出演したり
フェラーリの工場内部での撮影もあったりで、華々しい話題性もあったようです。


そんなレースシーンだけでも、釘づけになりますが、
4人のドライバーの、それぞれの状況と想いも、しっかり描かれていて(女性関係含む)
レースシーンのついででないドラマ性も、良かったです。


主役は、覚えていないのですが
イヴ・モンタンと三船敏郎さんが出演されていたのが、きっかけで観ました。
イヴ・モンタンは、♪枯葉~を 切なく歌うイメージが強いのですが、骨太の存在感があります。
それと、やはり、世界のミフネさんは、貫禄も品格もあって
本当に素敵な日本の紳士だ!!と思います。


終わりは、やはり、レースの過酷さを印象付けるものですが
その持っていき方がいいですね。
名前と血液型が書かれたものを身につけてレースに臨むレーサーたち。
事故を予感させます。
4人のレーサーの戦いがありますが、なかでも、因縁のある2人の決着は、はずせません。
さあ、どう見せましょう……ここも、みどころです。


そして、誰かが勝ち残りますが
祝勝会の陰には、喜べない事情の人もいて
レースの過酷さは、心にも陰を落とし、光と影の両面から、語りかけるものがあります。


要するに
多分、これだけの手ごたえある、レース系作品は、もう、撮れないのではないか……と
思ってしまうほど、よく出来た作品だと思っています。






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映画『ル・アーヴルの靴みがき』★今日、生きている人みんなに花を残すような&リトル・ボブ最高!

文字色文字色↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


ル・アーブルは、フランスの港湾都市。


港がらみで、アフリカからの不法移民:黒人少年イドリッサと
靴みがきのマルセルが出逢います。
マルセルは、少年を、母のいるイギリスに密航させてやりたいと思いますが
まずは、当局に見つからないように、彼をかくまってやります。
その日暮しのようなマルセルですが、少年の密航費用まで工面してあげようとします。
一方、マルセルの妻は、余命いくばくもないほど重い病気にかかっていて
入院してしまいます……


(コレは、私の勝手な連想なのですが……^^;
ル・アーブルというと、その地ゆかりの画家モネを思い出し
その付近の連作画『ルーアン大聖堂』を、連想していました^^;
そんな大聖堂のイメージからすると、何か神様の奇跡のようなものがありそうな感じで
(あくまでも、勝手なイメージですけども^^;)
カウリスマキ監督流のハッピーな奇跡への期待もあり、鑑賞を楽しみにしていました☆)


フランスも移民の問題があるようですが
世間の問題を、重大な事件でなく、さりげない日常の喜怒哀楽の中にしのばせて
見せてくるのが、カウリスマキ流なのだと思います。


密入国したくてしているわけではない、黒人少年。
彼は、ただ、母親に逢いたいだけ。
それを知れば、なんとかしてあげたいと思うのが、人情です。
そんな普通の善意は、観ているほうにも、普通に湧いてきます。


ユダヤ人たちをかくまってあげた『ソハの地下水道』もですが
チョロッとした悪さをしでかしている人でさえ、本来の人の心には
困っている人を助けたいと思うものですよね。


マルセルは靴みがきですが、彼いわく
「靴磨きと羊飼いは人間の近いところにいる」
(大聖堂がらみでナンですが^^; このセリフにも、神様の恩寵を感じませんか?)
“人に近いところにいる”というのが、知らん顔しない優しさなんだと思います。


劇中、近所の人も、連携プレイで、少年をかくまったり
密航費用のための慈善コンサートまでしてくれたり(←リトル・ボブ☆すごくイイ♪→あとで)
密航する港まで連れていってくれたりして、イイ人ばかりですが
これは、決して、デキスギのことではないと思います。


  現代社会は現代なりに、病める社会で
  孤独や絶望にさいなまれている人がたくさんいます。
  クールなほうがカッコ良くて、熱血漢やお節介は、KYだとかナンとか煙たがられる……

  けれど、ちょいと昔の邦画を見てみると
  貧しくて食うや食わずで、絶望的に死にそうだけど
  同じように貧しい人たちが、自分のことのように、手を貸してくれるシーンは
  普通にありますよね。
  先のことはわからなくても、今日一日、誰かの善意で生き延びている……
  そんな生活だから、今日、生きていられることが有難いんだと思います。


だとすると、
困った少年を助けようとする、この作品も、もちろん
少年を助けようとする善意の人々を見せながら、それだけではないんですね、きっと。
少年だけでなく、今日なんとか生活しているようなマルセルと
さらに、明日にも死にそうな、マルセルの奥さんの登場で、
“命”のことをも、見せようとしていたように感じます。
 

もちろん
カウリスマキは、命は地球より重いのだ!などと、強くアピールはしません。
今日、生きていることに意味があるんだよ、というように、さらっと言うのです。


少年のことは、
一見、取り締まるばかりのような警官にも、優しい光がありました。


そして
少年が、うまく密航でき、あとは、母親に逢えることを祈るばかりとなった頃
アレ以外、考えられないようなラストシーンがありました☆


(この結末には、斜に構える方もいると思いますので……^^;▼以下、ネタバレで雑感です)




▼▼▼



死にそうな奥さんが、医師たちもビックリの奇跡の生還を果たします。

これには、医学的に、自然とガンが消えることもあるらしいよなどと
もっともらしい説明をつけなくても、いいくらいです。^^;

あるいは
マルセルの善行が、神様の奇跡を起こしたんだよという
大聖堂がらみの^^; 宗教上の理由も、特に、つけなくていいと思う……
(心を磨けば奇跡は起こる~~というコピーはありますが^^;)



毎日、誰かが生まれ、誰かが死ぬように
誰かが助かって、誰かが助からないのが現実かもしれない……
けれど
映画の中くらい
誰も彼れもが、今日、生き残って、明日への希望を享受できなくてどうする、と思います。


「桜が満開ね。」


晴れて、生きて退院した奥さんが、嬉しそうに言いますが、
その桜、アップに映しても、お世辞にも
映画『山桜』のような壮観さはありません。^^;


けれど、心に花が咲いているときは、何を見ても
晴れ晴れと、輝かしく、見えるものなんだと思います。
だから、そこに、たった一輪の花しか咲いていなかったとしても
奥さんには、特別に生き生きと美しい花に見えたと思います……


心の花が満開であることが、大切☆



▼▼▼



原題は 『ル・アーブル』でした。


靴みがきのマルセルが主人公ですが、街の名前だけ。^^;
原題の意味するものは、マルセルだけでなく
この街は、そんな人々が住むこんな街なんだよ、ということなのかもしれません。

この街の物語は、あんな風に終わって
観ている者にも、花を残してくれています。


結末は、アレでいいでしょう?(*^_^*)




PS:

熟年歌手:リトル・ボブこと、ロベルト・ピアッツァさんは
とても、いい声で、ノリノリで
歌のシーンも長くて、すごく活力をくれたな~とお気に入りです。

ル・アーヴルの地元歌手なんだそうで、カウリスマキ監督は、そのために
『ル・アーヴル』で、映画を撮ったらしい(*^_^*)

リトル・ボブさんのいい雰囲気が、最後まで、作品を包んでいたのですね。


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映画『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』★これが現実なら絶望的に怖い……

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/160567/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。




原作は、スーザン・ヒルの小説「黒衣の女」
19世紀末のイギリスを舞台にしたホラーです。


同時代を背景にしたイギリスの物語には
19世紀イギリス 『ウルフマン
19世紀ロンドン『フロム・ヘル』
19世紀~20世紀初『シャーロック・ホームズ』……etc.があります。


これらの作品のイメージは、格調高くも、天気は曇天、という雰囲気です。
かつ
男性は、フロックコートにベストという、紳士の姿が上品で、
恐怖や気味悪さの中にも、品がある、といった風情でしょうか。

この作品も、まさに、そのイメージにどっぷり浸かった作品でした。

ストーリーは、子供がらみの不幸な話で、心が痛むみますが
シンプルな怖さを展開します。
……と言いつつ、ラストは、解決するのかと思ったのですが……
解決というより、“昇華“と言いましょうか……

そもそも、“黒衣の女”は亡霊なので、除霊・祈祷・お祓い・お願い……でなんとかコントロールついてほしいのに
母の怨念というか、女性の思い込みの強さというのは、恐ろしい……
問答無用で、訂正不能……
最後に、足元すくわれるというか、救いようがない?……orz

いや、
救われるといえば 救われる?
浮かばれるといえば 浮かばれる……?(おっと!)

あとは、ハリーポッター後のダニエル君を、見てあげてください、(*^_^*)

(ブロ友さんの“正統派ホラー”とのご評価あり(*^_^*)。あとは雑談です。)


:◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇


ハリポタのラストでも、ダニエル君は、パパになっていましたが
今作も、若いパパでした。^^;

いちいち、ハリポタを懐かしがっては悪いのですが
初めてハリポタに出ていたときは、可愛い子供だったのに、もうパパになって……。
息子も、年齢が近いせいか、ハリポタシリーズは夢中になって本を読んでいたので
ハリーの成長が、重なるのです。
ということは、息子も、間もなく、パパになってもおかしくないと……………………


それはそうと

あれだけの大作・ハリポタのあと、どうするのかは、悩むところだったのではないでしょうか…
(と要らぬ心配をする^^;)

想起してはナンですが、『タイタニック』のあとのディカプリオは、数ある作品の中で『ザ・ビーチ』を選びました。
だからどうとは 申しませんが^^;
選んだら選んだで、ナンだカンだと言われてしまうのかもしれませんが
前作の想い出が強いと、その後、どういう役で見せていこうとするのか、
気になってしまいます。

今作のダニエル君は、ダークなものとの関わりということでは、似たようなところに立ったかもしれませんが
フロックコート姿がバッチリ決まったダニエル君には、品格と存在感があって
ハリポタのイメージを引き継いだわけでなく、青年ダニエルの存在感あっての作品だったと思います。
ほとんどのシーン、ダニエル君の求心力で見せていた、と言えると思います。


で、これはこれで、いいのです。
が、私の願望としては、もっと、その人の生活感をともなう生き様を見せるような作品に
出てくれるほうが、より、ハリポタのイメージが一新できるのかな~などと思ってしまいました。
(別に、今すぐ、一新することもないのでしょうが^^;)


たとえば、
ジョニー・デップで言えば 『ギルバート・グレイプ』
トム・クルーズで言えば 『遥かなる大地へ』
ブラッド・ピットで言えば 『リバー・ランズ・スルー・イット』

いずれも、あるエピソードや大事件というより、“日々の生き様でその人物をじんわり見せていくタイプの作品”
だと思っているのですが、そのような作品には、特に何が、というわけでもなく、引き込まれていきます。
そんな感じの作品で、ダニエル君を じっくり見てみたいと思っています。


ところで

これは『黒衣の女』ですが……

黒衣というと、すぐに思い出してしまうのが
『ベルサイユのばら 番外編 黒衣の伯爵夫人』です^^;

黒衣の伯爵夫人も、ヤッてることが、ホラー的に、相当、怖ろしかった……

実在のエリーザベト・バートリがモデルらしかったです。



若い女性の生き血を吸って、美を保とうとするのです。
見た目の美しさを追求する、女心もわかりますが、オゾマシイことをする時点で、
人相から美しさは消えてしまう と思うのですけどね……(―_―)!!



黒い服でなくても、怖ろしかったのが
『白いドレスの女』(←邦題は謎めいて良かった☆)

“白いドレス”というと、白百合のような清楚なイメージですが、
それに 騙されちゃいけません(>_<)
この女性の怖さは、いかにもホラーです、という覚悟をさせないところで
普通の生活のなかで、しでかすところが、怖いのです。

白い服を着ていても、心は黒い闇……orz


◇:*:☆:*:◇:*:☆:*:◇


“黒衣の夫人の姿を 絶対に見ないでください………”

これ、現実なら、絶望的に怖い……





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ジャンル : 映画

映画『恋のロンドン狂騒曲』★明日(来世?)にはナンとない希望を持ちたくなる(^_-)-☆

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原題『You Will Meet a Tall Dark Stranger 』

作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/159951/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
でも、人物背景はこのほうがわかりやすいです↓(冊子より)



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ウディ・アレンの作品は、“人生のユーモアとウイットとペーソス”などと評されるかと思います。
(月並みな言い方……^^;)


若い人は、大人は面白い存在だナ~と思うかもしれないし
熟年は、滑稽なまでに現実的で、生々しくて痛々しくて、
苦笑しながら涙が出そう……という感じかもしれません。


“狂騒曲”という邦題ですが、
人間関係のズレという“不協和音”も、ときには、刺激的なありさまです。


そんな邦題=『恋のロンドン狂騒曲』について。

:なぜ、舞台がロンドン??かはわかりません。
イギリス・ロンドンというと、個人的なイメージですと(観光客としても)
格調高くも、天気はドンより……というイメージで
(映画『フロム・ヘル』『シャーロック・ホームズ』『ウーマン・イン・ブラック』etc,も)
♪みんなのロンドン♪楽しいロンドン♪という気分はわかないのですが
「紅茶いかが?」「いえ、スコッチを頂くわ」というセリフに、なんとなく
イギリスを感じたのでした。



それよりも
『あなたは、長身で黒髪の誰かに出逢うでしょう』(←占いの予言)
という原題が、絶妙に、核心をついています☆

この人物たちのなかで、特に、ツボなのが
占い師の予言にハマリまくりの老婦人・ヘレナです!(←原題ピッタリ☆)

ヘレナは、熟年離婚後、心の平安を占いに求めましたが
私も、実家の両親を思うと、薬よりも有効な“心の杖”を見つけてくれたらいいなと思っています。



元夫婦と娘夫婦のカラ騒ぎ・カラ回りの物語なのですが
私たちは、何か(誰か)わからないけれど、不確かな“めっけもん”(多分、恋関係^^;)に期待して
良く思い込んで、生きていて……そのうち年をとる……のかもしれないな~と思えてきます。

そして、もう、この世に望みは無いのかも……orzと、うすうす気づいても
「この世はもう絶望的です」などとは言わないで
☆☆★来世★☆☆(←輝かしい)を持ち出してみるのは、ナイスアイディアです。

「あなたはこの世で成功しなくても、来世はきっとうまくいく!」
と明るくハッキリ言ってくれたら、どう思います?
喜んでいいのか、悲しんだほうがいいのか………???
ペーソスでしょう?(^_^;)


よもや、前世も来世も、どうでもいいから、
現世の今、すぐにお金を貸して!!!と、切羽つまった娘に対して
占いを持ち出して、借りないほうがあなたのためよという姿勢の母親・ヘレナって、もう、
何なのでしょう???
アイロニーでしょう?(^_^;)


でも、こんな調子で、「きっと〇〇でしょう」と占ってもらっても、50/50。
当たるも八卦、当たらぬもハッケ。
占いでなくて、約束もそう。
守るも八卦、破られるもハッケ?
たとえば、結婚式の当日キャンセル……どうするの……orz(滝汗・怒汗……)


。・゜☆・゜・ 。 ・゜・☆。・゜。・。。・ 


老後、どう生きていくか?

これも、大きなテーマとして、80歳近いウディ・アレンが、老(元)夫婦を通して、説得力をもって
辛辣で切実に問いかけていると思いますが
心も体も、若くてピチピチした世代の方には、まだ、他人事なのでしょうね……

・死を意識したときから若さにこだわり始めた、アンソニー・ホプキンス演じる老人
~~ジョギング中に、かえって心臓発作を起こしそうで、コワイ……

若さの意味するものは、各人各様だと思いますが
私は、アンソニーには、知的に格調高い、上品なおじい様でいてほしい……
深淵な包容力で、包んでいただければ……
(“そんなもの”使ってくれなくていいです……)

そんな老人の後妻になるのが、ルーシー・パンチ。
当初は、ニコール・キッドマンが予定されていたそうですが
ニコールよりも、より遊び心(いい意味で、ハスッパ)が感じられて、適役だったと思います。

ちなみに、ルーシー・パンチは『華麗なる恋の舞台で』で
若さを武器にイイ気になっていたところを、最後にガツンとやられる、という
観ているほうは気持ちのイイ^^;役どころでした。
そのイメージそのままに、またもや、若さと色気で世間をわたっている感じでした。


。・゜☆・゜・ 。 ・゜・☆。・゜。・。。・ 


作品は、そんなこんなで、収まるところに収まったような終わり方でもありませんでした。
人生は、まだ、終わらずに、続くのです………

“You Will Meet a……”
明日は(来世?^^;)、また、別の何か、素敵な誰か、モノ凄い幸運に(きっと恋関係^^;)
出逢えるのかもしれないのですから!!(^_-)-☆


………と、なんとない希望を持ちたくなるような作品でした。







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ジャンル : 映画

映画『007 スカイフォール』★スカイフォールから再始動の予感♪~アデルの歌もステキ

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/153173/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。




シリーズ50周年の今作。
節目には、過去を振り返り、未来を見つめたくなるもの。

過去・古きモノはオマージュを捧げつつ、過去へと葬り^^;
新たな007へと仕切り直す、というムードを感じました。

イントロで、もう、ゾクゾクしていましたが(*^_^*)
ともあれ、まずは、つかみが大切☆
いきなりのチェイスシーン。
バイクでのチェイスは、スピードもですが、
屋根の上の細いところを走る(落ちそう!(>_<))のでも、ドキドキ。

そして、列車でのチェイス。
列車でのもみ合いも、多々、見せ方があると思いますが
今回のは、ショベルカー☆

列車に積まれたショベルカーも、ボンドは操作OK。(スパイは何でもデキる☆)
ショベルで応戦、というのは、普通。
今回のは、スゴイ使い方!!!!
テキが車両を切り離して、逃走しようとすると
ボンドは、ショベルを、ガッと前の車両に食い込ませて、
車両を連結させるのです!!!
それだけでもスゴイ光景なのに、やはり、段々、引き離されて
車両は、食い込んだショベルで、バラバラに………

もう、かなり、ヒートアップしていたところ………
ボンドは、撃たれ(誤射)、転落し、水中へ…………

と、ここで、アデルの歌うテーマ曲♪

これ、そのまま聞いても、聞き惚れてしまいそうですが
ボンドの困難を受けつつ、共に困難に立ち向かおう……という力強さが
娯楽ムードたっぷりの映像とあいまって、楽しい映画が始まる~♪
というワクワク感をあおってくれます☆
ああ、007は、3度死んでも4度死んでも、絶対復活するのだ……
と信じられる……(*^_^*)


。・゜☆・゜・ 。 ・゜・☆。・゜。・。。・ 


今回の敵は、ハビエル・パルデム演じる、シルヴァ。

Mに、見捨てられたことを恨んで、周到に計画を練って、
執拗に復讐するというしつこさは、
存在感強く、情熱的に、キャラの濃い、ハビエルのイメージにぴったり☆
かといって、
金髪にしたせいか、それほど太字濃いめにならず、
透明感クールなダニエルとのバランスも良かった。

その“見捨てる”ことについて。
今回、ボンドも、ボンドの命より任務優先で、Mの命令で、
撃たれるはめになってしまいます。

ときとして、見捨てる見捨てられる、ということも
用済みなら無用モノとして、扱われることも
自分から命を絶つ状況もあることは、承知の上のこと。

とはいえ、人間だもの。
シルヴァのように恨みもするだろうし、
恨まないまでも、複雑な気持ちはあるだろうな……と、酒浸るボンドにも感じつつ
一見、クールに任務遂行していそうなMも、
本心をクールに隠しているんだろうな……と拝察。

あんな目に遭った、ボンドの忠誠心が試される、とありますが
あえて、ボンドを復職させたのも、Mが、ボンドのためを思い、
信頼すればこその上司愛。
命を懸け、命を預けた部署だからこその関係が、そこにある。

。・゜☆・゜・ 。 ・゜・☆。・゜。・。。・ 


≪懐古≫

・ボンドしか使えないボンド用のワルサー
・上海の妖しくドラマチックなネオン…etc.

新作は、より新しいビジョン、よりハイテクを求められるものかもしれませんが
50周年と言う歴史も、ダテではないボンドシリーズ。
古いものこそ、こだわりたいところ☆

・ボンドのヒゲ剃りはナイフ。(←床屋さんのような)
・ナイフのシンプルな威力は、終盤、見せつけてくれます。

・ボンドカー:ボンドがMのために、乗り換えた車は、
ココゾの隠し玉☆『アストン マーチン DB5』。
(マニアは、身を乗り出してしまうのではないでしょうか(*^_^*))

そして
・『スカイフォール』とは、ボンドの故郷☆★
ボンドとMは、ここで、シルヴァを迎え討つことにします……



↓結末にふれて雑感です。(お好みで要ドラッグ)
▼▼▼



空き家とはいえ、ボンドにしたら、懐かしい我が家。
そこで、シルヴァを迎え討つボンド。
メチャメチャに、爆発炎上するのは必至。
アクションとして観てる分にはいいですが、実家が破壊されるのは、痛ましいはず……

でも、あえて、古いモノを壊すんですね。




危険なメソッド』の一節ではありませんが、“破壊から新たなものが生まれる“。

そして、究極の遺物のような…….Mが……orz

私は、ジュディ・デンチのM、良かったと思っています。
レイフ・ファインズのような男性上司もいいけれど、
ジュディMは、芯が強いながらも華があったし
身よりのないボンドには、母親・家族のような愛着での信頼関係もあったように思えて……(T_T)

そういう意味では、シルヴァがMと一緒に死のうとしたのも
心の底では、つながっていたかった“信頼”の裏返しの気持ちなのかな……と思いました。

そんなこんなで
今回は、Mが、“ボンドガール”でした。

Mも2度死ぬ、というのはないものでしょうか……

次のシリーズでは、何事もなかったように、別モノにならないかと思ってしまう……













▼▼▼


ところで、ボンドの衣装は、トム・フォードだそうですが……

上衣は、ウエストが少し絞ってあると、キレイなラインですよね。
今回は、ダニエルのスーツ(コート)の後ろ姿が、特に美形で、
カッコイイな~と思いました(*^_^*)

アクション系は、肉体派ということで
筋肉強調モードにもなりがちですが、(それはそれでアリです(*^_^*))
英国紳士のジェームズ・ボンドは
スーツが似合ってナンボと言うところもありますよね。
歴代ボンドも、スーツがキマッテました☆


。・゜☆・゜・ 。 ・゜・☆。・゜。・。。・ 




♪スカイフォール
それが 私たちの 出発点……

意味深なアデルの歌を聞きながら、誘われて、また観たくなってきます(*^_^*)




50周年:ここから、また、007は続いていくんですね。











テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

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Author:yutake☆イヴ
こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

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