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映画『真夏の方程式』★ 解いてはいけない過去とその先の答えは…


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/160757/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


映画レビューです(ネタバレ表示なし)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id344361/rid49/p1/s0/c1/



福山ガリレオシリーズの映画2作目!
とてもとても、楽しみにしていました!!!!


秘密を抱えた家族の過去についての話ですが
それだけではなかったところが絶賛です。

詳しく書くと、ナンですので、投稿レビューも、奥歯にモノがはさまった感じで
なんだかわからないと思いますが^^;
残酷ともいえる、“その先“のあることが、作品を、深いドラマにしたと思います。
しかも
答えは、未知数なんです……………orz

楽しみにしてて良かった!\(^o^)/














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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『夏がはじまる』★1度止まった夏がふたたびはじまるとき

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/162273/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



映画24区のサイト   http://eiga24ku.jp/projects/natsu.html


山形・庄内地方の家族を描いた、約1時間の作品です。

庄内キネマ製作委員会の製作で、出演者も庄内出身の方です。

ものすごくドラマチックな設定が、あるわけではありませんが……

アルバイト勤めの次女:ななえ(←主演)の家庭には

・両親の離婚
・母の家出
・認知症の祖母
・さくらんぼ農家:父の負債……etc.の不安要素があり、さらに、

ななえが生まれる前に、ある“事故“が、ありました…………


借金返済のために、父は、元妻(母)を頼り、母が帰ってきます。
事情をよく知らないななえは、母との再会に、複雑な思いを抱きます。
が、それも、無意識下での、愛情の裏返しなんですよね……


思えば、本当に、何も心煩わせるものが無く、生きている人は、いるのでしょうか?
いちいち人に言わないだけで、“しんどいもの“を、抱えている方も少なくないですよね……?
私にも、解決策の遠いモヤモヤしたものが、ありますよ。
それが、スッキリ解決したら、心が軽くなるだろうな~と思います…orz

そんなモヤモヤしたものを、子供のころから、抱えてきたななえは
ちょっと、ふてくされた印象で、ヤな感じの女の子にも見え^^;
お姉さんにも、ビンタを、食らわされてしまいます……..(>_<)

けれど
早く、モヤモヤの出口から飛び出したいようなイラ立ちと 、
逆に、入り口に戻って、モヤモヤの根っこに対峙しようとする、強さと……
主演の斎藤絵美さんは、よく、体現していたと思います。

私が、良かったと思ったのは
『夏がはじまる』と言うタイトルと、冒頭と終盤の演出です。

冒頭は、第三者の視点で、子供の頃の自分を見る、ななえ。
赤い金魚が、夏の季節を、教えています。
そして、“その時”、ななえの時間は、その夏の時間で、止まっていたのかもしれません。

そして、母との再会で、あれやそれやあったあと
あのとき、止まった夏の時間が、再びはじまった……
というような、希望のある終わり。

もっともっと、ドラマチックにしてもいい作品かもしれません。

けれど
現実に、モヤモヤしたものを抱えている人たちにとっては
小さなトゲであっても、その痛みを共感として、重ねられるのではないかと思います。
ムリに、傷口を大きくする演出は、不要なのかも……

短編ですが
一筆箋にしたためた、“庄内だより”とでもいう感じで、いかがでしょうか。











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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ローマでアモーレ』★誤解と自虐とおバ〇が絶妙なアレン作品♪

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161844/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



ウディ・アレンの監督・脚本・出演――
と来れば、観たくなること必至の作品♪



ミッドナイト・イン・パリ』.
恋のロンドン狂騒曲
とは、また違った構成で、楽しませてくれます。



ローマを舞台にした、4つの物語。
オムニバスでなく、少し進んでは別の話になって、サクサク平行して進みます。



私が、言うまでもありませんが、
じっくりと1つの情景を、静止画像にして滲み出すのではなく、
ポンポンと歯切れのいい脚本の妙。セリフの妙です。あるいは
トッピな設定と、誤解?の妙であります。(*^_^*)

多分、観ながら、そうそう!と共感しつつ
恐れていたことが的中し(>_<)、あ~あ……と思ったり
そんなことはないダロ(―_―)!!と突っ込みつつも、受容したりして、お楽しみくださいませ☆


内容にふれて、雑感です。


▼▼▼


1、女友達と彼を2人きりにする(>_<)

女友達を親切心で、彼氏と同棲する家に泊めてあげる彼女――

↑これは、絶対ダメです~!!!!!(>_<)

なるべく、人類みな兄弟&博愛精神で、考えたいのは山々なんですが
男女関係においては、油断禁物であります。

親友と彼氏が仲よくなってくれて良かったヮ~などということは、
私は、卒業いたしました……

劇中、ナイスだったのは、経験豊富な?熟年男性が、“天の声“のように
彼氏に、ブレーキをかけてくれるアドバイスをしてくれること。
今なら間に合う!それ以上の深い入りはやめなさい!と…………..

彼氏は、彼女以外の女性に心は動かない、などと言うのですが
この世に絶対なものは無い……と思う……orz


2、大スター:ロベルト・ベニーニ☆

ロベルト・ベニーニは、『ライフ イズ ビューティフル』を見たときに
この人は天才だ!と思って以来、ベニーニさんの作品(監督でも出演でも)は観たいと思っています。

今回は、ある日、突然、大スター扱いされたあとに干される男性。
大スターと言うか、マスコミにいじられ、いじくり回されたあと、飽きられて捨てられる……

これは、芸能界の縮図であり、人生の流行り廃り、なんでしょうねェ……
かまってくれるときはうっとおしくても、無関心は、寂しいもんですよね……orz

ロベルトの可笑しみと哀愁が、絶妙です♪


3.無敵のペネロペ・クルス♪

娘は、予告編のペネロペを見て、観たがっていました。
美とオーラが、ありますもんね☆(*^_^*)

あの“美とオーラ”で押しまくられたら、男性は、黒いものも白と言っちゃいますよね……

ペネロペは、新妻と間違われてしまって、そのまま成り済ますのですが、いつ、バレてしまうのか……
……とヒヤヒヤしていると、
本当の新妻のほうも、ヒョンなことになっていて……もう、ドタバタです(笑)


超目玉↓☆
4.歌の上手なお父さん♪

アレンの役は、元オペラ演出家。
娘の婚約者の実家・ローマに来たのです。

で、婚約者の父上の鼻歌?を聴いたら、それが、素晴らしい美声♪♪♪
アレンは、彼をオペラデビューさせるべく、画策します。

が、これは、超最高☆
サイアクに最高\(^o^)/

ネタバレ↓




たしかに、お風呂場で歌うときは、みな、気持ちよく歌って、最高のコンディションですよね。
このお父さんも、ベストコンディション=シャワーをしながらの出演となります^^;

オペラの舞台に、シャワー台登場!
腰巻タオルのお父さん登場!
場内唖然………
けれど、お父さんの美声に、場内陶酔\(^o^)/
でも、シャワー音は、そのままという………^^;




↑もはや、大人のマンガです☆(*^_^*)

アレンの脚本の“シャレッ気”には、もしかしたら、
知的な感じが鼻をつくような印象を、受けることがあるかもしれませんが(失礼を承知で(>_<))
このオペラのシーンのような、思い切った“おバカ(*^_^*)”をやってくれると
思い切りが良くて、とても、清々しい☆\(^o^)/

アレンには、このような“大人のマンガ”を、堂々と見せてほしいと、今後も期待☆



▼▼▼


脚本を、いい意味で、こねくり回して、人生という大舞台に
修羅場あり、失笑あり、自虐ありのアレン作品☆

特に、人生に悲観的になったときには、いいかも。
こっちも色々大変だけど、お宅らも、ナンギだね~と思えたりして……^^;

哀しくもあり、可笑しくもあり、いとおしくもなって
やみつきになります(*^_^*)

2番煎じを恐れずに、
今度は、ペネロペ主演で、スペインを舞台に
『セビリアでオーレ!』なんてのをやってくれても、絶対、観ますよ(*^_^*)















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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『アフター・アース』★可愛い子には旅をさせろ♪な冒険モノ(*^_^*)


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/159927/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。

人類が住めなくなった地球に.――と言う設定も
このごろよく見受けられるので^^;
設定の目新しさは、ないかもしれません……

ウイル・スミス&ジェイデン・スミスの父子だからこその作品と言えば
それまでですが^^;
なかなか、そういう巡りあわせもないと思うので
記念写真のような位置づけかも。

ちょっと、ジェイデンくんのこと。
『ベスト・キッド』のジェイデン君を見たときに、娘が
「ジェイデン君、こんなに大きくなったんだね~」と。
「『幸せのちから』のときは、お父さんと手をつないでも
引っ張られるように歩いてたんだよ、小さくて。」
私は、あまり気に留めていなかったのですが^^;、
ジェイデン君というと、
娘が、彼の成長記録を見るような感じで、観ていたことを思い出すので
今作では、どれだけ成長したのかを見届けたい気持ちで、鑑賞しました☆

人の住めない地球に不時着した、ウイルとジェイデン。
救援の連絡をとるには、かなり遠くに飛び散った、後部船体にある通信機が必要。
ウイルは負傷し動けないため
ジェイデンが、一人で、後部船体へ向かうことになります。

設定も、登場人物もシンプルですが、
主となる、ジェイデンの冒険は、思ったより、ハラハラドキドキでしたし
“面白み“のスパイスも、振りかけられていました☆

以下、内容にふれます。

▼▼▼

1.奇獣アーサと恐怖

これは、目が見えないけれど
人間の“恐怖心”を感知して、襲ってくるというもの。
だから、これに克つためには、毅然としていなければなりません。(>_<)

哲学っぽい面白い趣向ですよね。(*^_^*)

ジェイデン君は、一人で、行って帰らなければならないのですが
ほとんどの表情が、自信なさげで、情けなさそうなのです……orz

成長しつつあるとはいえ、役柄とはいえ、
大丈夫かな~(―_―)!!という、こっちの不安感が、煽られます。
私のほうが、アーサに襲われソ……(>_<)

でも、司令官でもある、ウイル・パパに言われます。(ネタっぽいかも)

危険(アーサ)は存在しても、恐怖は、自分の心の中にしかない。
つまり、自分が強くなれば、対処可能ということ。
(↑ココは、ちょっとした感動でした☆名言だ~と思うシーンでした。)

テレビ版『家族ゲーム』でも感じたことと重なりますが
リスク(イジメ含む)を無くすことは出来なくても、
それに克つ手段を、自分が持っていれば良い☆
それは、あらゆる場面にありうることかも……
もちろん、リスクを無くそう、というのは理想ですが、
簡単に無くせないものなら
自分側の対応を考えるほうが、手っ取り早い。

それも、大変なことかもしれませんが、そんなこと言っちゃいられません。
リスク(アーサ)は、すぐそこにいます!!(>_<)

2.姉のこと

ウイル父子がメインですが、家族のわだかまりも、実はありました。

ジェイデンのお姉さんに関することです。
これは、シーンの挿入と言う手法なので、
クドくなく、問題点を伝えてくれます。

お姉さん、キレイです♪


3、敬礼☆

このシーン、好きです♪
これは、序盤と呼応しているのが、ニクイです(^_-)-☆

やはり、敬意を表すべきときには、敬意を表する。
称えるべきときは、たたえる。
個人的に、そういうメリハリのきいた姿勢が、好きなので……^^;

作品も、引き締まった感がありました☆


▼▼▼

シャマラン監督には、『シックスセンス』後から
相性が合わなくなっていまして^^;
ハードルを下げていたからなのか(失礼!(>_<))、まずまず、楽しめました。

教訓は、
可愛い子には旅をさせろ、でしょうか..(*^_^*)

きっと、一皮むけて、帰ってきますよ(^_-)-☆



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『俺はまだ本気出してないだけ』★本気出す前に正気でいてェ~+α


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161252/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


40歳を過ぎて、サラリーマンをやめて、“自分さがし“をするというオッサンの話。

堤真一さんが横たわる、劇場のパネルを見たときには、笑っちゃいました^^;
(いるいる、こういうこと言ってる人いるよ~(>_<))

宣伝のコメントでも、得るものは無い作品^^;と言っていましたが^^;
話しのタネに、観てみました。

まあ、本気出す前に、まず、正気でいてくれェ~(>_<)と言いますか
“自分さがし”の前に、“生活の糧”をさがしてくださいョ……と思いつつ……(T_T)

ストーリーがどうということはさておき、エピソードなどを肴に(ツマミに^^;)
おしゃべりさせてくださいませ。


▼▼▼▼


1.自分のことしか考えていない(―_―)!!


そもそも、このオッサンは “自分のことしか考えていない”ということなんですね………..

それを、痛感するのも、序盤。
登校前の娘が、ゲームしている父に
「食べ終わった食器を、たらいにつけておいて」と言ったとき。

おそらく、オッサンは、ご飯も実父か娘が炊事してくれたものを食べるだけで
後始末なんかも、するはずがないと思う。

オッサンには悪いのですが、私の私的感情も込めて、言わせていただきますがオッサンが、家事を免れている理由は、その家の稼ぎ手だからだと、私は勝手に思っています。
在職中は、上げ膳下げ膳でもいいですよ。けれど、無職になったら、家のことをしたほうがいいんじゃない?
娘は、在学中ですよ。
ましてや、遊んでる自分に朝食作ってるのも、娘かも。
そうしたら、お皿くらいは洗うべきでしょうよ。



個人的な感情で不快に思われるかもしれませんが
、↓要反転
男性の中には、男性だから家事はしなくていいと思っている方も、おいでですが
自分が家にいるなら、少しでも、家事を手伝ったほうがいいんじゃないですか?
(というか、自分が自分の皿を洗うのは手伝いではないからね^^;)




娘は、劇中では、“親孝行の娘“らしい発言をしてくれますが
設定的には、親の道楽のために娘が身売りするようなもんですよ…….orz

自分の夢とか生きがいもいいけれど、娘のことを“本ッ気”で考えてほしい!!(>_<)と
このオッサンには、私は、マジに!!腹立ちました!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!



2.キャバクラ再就職のおじさんの“本気”


得るものはない^^;とのことでしたが
周囲に、“本気“を見られたのは、意外でした。

それは、前の会社が倒産して、キャバクラに再就職したという、おじさんのこと。
年齢がいくと、新しいことが覚えにくいんですよ……
で、若い人には、なめられ、ひどくイジメられる……
見ちゃいられない姿ですが、それでも、おじさんは、家族のためにクビになるわけにはいかないと
キッパリ覚悟を決めていました。

仕事するって、そういうことで
“本気”って、そういうことなんですよね。
このおじさんは、誰が何と言っても、私は、男の鑑だと思いました。(キッパリ☆)



3.あなたはやさしいから


堤真一オッサンの友人(生瀬勝久さん)と元妻の会話が、意味シンでありました。

彼らが別れた理由について、元妻が語ります。
「あなたはやさしいから」

↑コレ、ツボです……………………………………..

たとえば、
元妻の不手際があっても、夫は、それに触れずに自分で処理してあげるのを
優しさだと思っていた。
しかし、妻は、無視されたと感じ、距離が出来てしまった、というもの。

夫婦円満の秘訣には、摩擦を起こさないこと、というのがあるとしたら
言いたいことも半分くらいに抑えて、ニコニコするのが、適切だと思っていました。

けれど、本音を言わずに抑え込んで、表面的におだやかに暮らすのは
相手と向い合うことをやめたのも、同然なのかもしれません…………..
(実際は、そうしないとやっていけなくても……(>_<))

元妻は、夫が、指摘するなら指摘してくれて、(ケンカになったとしても)問題を共有したかった。
けれど、夫は、ケンカも含め、二人が向き合うことを避けるようにふるまった……

やさしいのは、良いことだと思いますけどねェ……^^;

でも、元妻の気持ちもわかります。(思い当たるフシあり……)
たとえ、ケンカしてでも、問題に向き合って、納得しあって解決したい、と思うことは私にもありました……
けれど、ちょっと、自分が意見を言ったら、話し合う間もなく、かわされてしまったり
まったく平行線のまま、解決することもなかったり……orz

やはり、距離をおいてニコニコという優しさが、必要か……


▼▼▼▼


そんなこんなで、本気になったオッサンは、漫画家になりたいという夢をかなえられるのでしょうか!??

と言いつつ、現実も結末も、甘くないのデス……orz

脱サラしようとする父親に
僕のお父さんが、脱サラ後に、あんな風なオッサンになってはダメだ!
自分がしっかりしないと!という、少年のたくましくも健全な発言が、なんか嬉しい☆

堤真一さんのオッサンぶりは、滅多にみられないものを見られた感じでしたが^^;
どちらかというと、脇役の
蛭子能収さんのほうが、本気から遠いオーラが、にじみ出てたかも…….^^;














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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『二流小説家 ―シリアリスト―』★武田真治さんの狂気は二枚目流(*^_^*)

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161721/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


デヴィッド・ゴードンの原作が面白いとの評判で、映画化を楽しみにしていました☆


(結末はボカしたつもりです)


エロ系作家の赤羽(アカバ)は、猟奇殺人犯で死刑囚の呉井(クレイ~原作と同じ^^;)から、面会を求められる。
クレイは、誰にも話していない真実を話すから、小説にしてほしいと言う。
ただし、真実を話す条件として、自分のファンだという3人の女性を取材して、彼女と自分の官能小説を書いて欲しいのだと。
アカバは、作家人生の好機として引き受け、例の3人の女性たちに合って取材する。
やがて、3人の女性が、クレイと同じやり方で殺されたことがわかり、アカバに容疑がかかってしまう…...


謎の主な部分は
1. クレイの話す真実とは何か?
2. クレイと同じ手口の犯人は誰で、目的は何か?
と思われますが
アカバが銃でねらい撃ちされたり、アカバの姪っ子が襲われたり、と不安要素も、まずまずです。

何よりも、気になって、観たかったのが
クレイこと、武田真治さんの狂気です!!!
彼は、美しいですよね……….(*^_^*)

涼やかに美しい人が、美しいものを熱く追求していくという“美の姿“には、それだけで、
凡人が追求するのとは違う、“妖艶さ”が漂いそうですよね。

そして、美に向かっているはずが、常識と良識まで越えてしまって
ヒドイことになってしまうギャップの大きさに、“狂気”のすさまじさを、印象付けられるようです。

(要するに、むごたらしい殺人鬼が、むさ苦しく暑苦しいオッサンなら、狂気と名付けるまでもなく
このオッサン最悪だな~、で終わるということデス(―_―)!!


ですので、ここでの武田真治さんの、芯の通った凍りつくような美しさと
一方で、熱く饒舌に、芝居がかって語られる、美の意識……(←芸術風に、わけわからん感じのこと^^;)
あ、目つきもヤバいです((>_<))

そして、(ココは声高に言いたい!↓)
クレイの狂気の沙汰の原動力となっているような “ある背景“が
クレイの口から語られるのですが、さらに
アカバによって、クレイが自分で気づいていなかったと思われる
猟奇殺人の“本性”が、明かされていく………

それは、深層心理的背景として、とても興味ある展開のはずです。←ソソられません?^^;

赤い色を象徴的に使って、それなりのインパクトもあり
ここが、クレイvsアカバのクライマックスだと思いたいのですが
もっと、いやらしいまでにまとわりつくように、観客に訴えかけてくれても良かったです。
全体の流れの中に、なんだか、案外さらっと流れてしまった感があるのが、惜しいです…………….

というのも、お楽しみはまだあるよ、と言わんばかりに↓要反転
更なる犯人まで、用意してくれたから……………………
(しかも、ちょっと、雑なの…)

(メインディッシュのあとに、デザートも用意してくれたけど
それが、溶けたアイスクリームで、そそくさと食べるうちに、メインの味を忘れちゃった…みたいな……….)

武田真治さんの“狂気“が良かっただけに
それを生かした人間ドラマに、もっと、グッとフォーカスを当てて迫ってくれたら、良かったかな~とは
私の個人的な感想です^^;

被害者の姿はヘビーですが(>_<)、ライトミステリーとして、いかがでしょうか?



PS:シリアリストは、連載小説家のことですが、
朝食にコーンフレークを食べる人も、“シリアリスト“と呼びたい私………^^;










テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『華麗なるギャツビー』★切なさにスゴ味のオーラもあるレオのギャツビー必見(^_-)-☆


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/160407/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


あのギャツビーを、レオが演じるということで、楽しみにしていました!!!


ギャツビーは、まず、イケメンでないとダメ☆
でも、それだけでは、もちろんダメ☆


キラキラ成金のゴージャスな虚無と
彼が背負ってきた過去、特に、5年間の切なすぎる一途さと……


あらすじを知っている人は、そう来るな来るな~キターッ!と思いながら
ギャツビーの1シーン1シーンに、浸れますし
初ギャツビーの方は、これが、意外にも男の純愛モノで
最後まで、目が離せない作品だったと、ためいきをもらすことでしょう……


序盤は、ギャツビー邸のパーティシーン。
ここは、視覚的には見せ場で、ゴージャスというより、どんだけの“乱痴気“なんだ(>_<)、というのが
本人不在で、華やかに見せまくってくれます。
しかも、誰も招待されていなくて、勝手に来たお客が、騒いでいるという……^^;


そんなある日。
隣人のニック(語り)は、唯一、ギャツビー邸に招待されます。
正体不明のギャツビーに、友、と呼ばれ、ニックは、ある相談をもちかけられます……


リメイクなので、過去記事の内容とダブりますが^^;
内容にふれて、結末に注意して、雑感です。





▼▼▼


5年前に別れたままの彼女と、どうしても、再会したい。
そして、過去を振り出しに戻して、やりなおしたい。


ギャツビーの気持ちは、愛する人と心ならずも別れを経験したことのある人には
共感できると思います。


私は、レオの姿がチラホラ見え隠れしはじめたときから、切なくなっていました……


あの、おもちゃ箱をひっくり返したようなパーティも
湾の向こうに住んでいる元カノ・デイジーが、来てくれないかな~と、思ってやっていること。
(わざわざ、元カノの家が、遠目に見えるところに住んでいるのも、切ないところ)


そして、象徴的なのが、デイジーの家の緑の灯り。
手を伸ばせば届きそうにも思う。
けれど、霧がかかれば見えなくなる、という存在の危ういモノ,……


今は、人妻になったデイジーを、取り戻そうとするのは、狂気の沙汰ではあるけれど
それだけを見つめて生きてきた者にとっては、愛は、理性を奪うものでしかない……


そんなギャツビーが、偶然を装って、デイジーと再会する。その日をどんなに待ったことか(>_<)
なのに、気をきかせて退席したニックのあとについて行ってしまう、ギャツビー……^^;
二人きりになりたいけど、5年ぶりでは、二人きりの空気を、どう仕切ったらいいのか……
この日のために、貧乏とさよならして、成りあがって、近所になるよう豪邸を手に入れて
パーティに気づいてほしいと、散在して…段取りよくやってきても
いざ、彼女を目の前にしたら、仕切りは、もはや無意味……



そして、二人だけの世界に入り込んで、話し込む二人。
このときのレオが、とても素敵☆
レオも、色々な役を経験してきましたが、やはり、
女性に、ひたむきな愛情を注ぐ男性であってほしい!☆
眼差しが、美しく優しいですもん…………………………………….



~~~



↓↓**注!!結末を匂わせています!!



過去のギャツビーの結末の印象は、
もう戻せない5年の月日の中にいた、ギャツビーのゆがんだ時間の終わらせ方を見たようだったのですが
今作では、ちょっと違いました。

確かに、誰一人、ギャツビーの葬儀に来ないというのは
貧乏くじを引いただけのような虚しい人生の終わり……のようでもありますが……

ニックが、ギャツビーの名前の前に、“The Great”と書き足したことを重ねると
ギャツビーは、最期まで、元カノを守り抜いたのだと言う気持ちが、強く残りました。

ギャツビーにとって、5年越しの募る想いの前には
真実よりも、元カノをかばうことのほうが大切であって
伏せるべき真実とともに、宿命を背負っていった……





今回は、そんな想いが強く残りました。




▼▼▼



村上春樹さんが、“これは我々の物語”と仰ったように(たぶん……)
一人ひとりの経験や想いで、見入ってしまう作品だと思います。


『タイタニック』で、海に沈んでいったレオには、永遠の切なさを感じましたが
レオのギャツビーには、そんな男の切なさに、スゴ味も加わったような、オーラを感じました。
いいなあ、レオ☆  いえ、レオ様♪



『ジャンゴ』のような、ヒドイ男も、芸域の広さでアリかもしれませんが、やはりやはり
レオには、レオ様には、男の純愛を香り高く、魅せまくっていただきたい!



ギャツビーは、必見の作品だと思うので
未経験の方には、レオの香りで、ぜひ!(^_-)-☆











テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『舞妓 Haaaan!!! 』★ハイテンション“とハンナリのバランス


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映画レビューです。(ネタバレ表示)



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/17881/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


舞妓さんとお茶屋遊びをしたかったサラリーマンが、その夢をかなえます。
見るからに、B級な感じで、この雰囲気の阿部サダヲさんは、苦手でした….


けれど、観てみないとわからないもので
前面にいた柴崎コウさんの舞妓さんよりも、私には
小出早織さんの舞妓さんが、とても、はんなり印象的でした☆


国内にいても、あまり、舞妓さんと接点がないと
お座敷の作法もわかりません……よね。

どうしたらいいのか、ナニをやっているのか……^^;

一見さんは、なかなか、その世界に入ることもできないので
B級?とはいえ、ちょっとのぞき見るのも、いいもんですよ。(*^_^*)











テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』★誠意と命をかけて再生する男の物語(^_-)-☆


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161571/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。




ホワイトハウスが、北朝鮮のテロリストに占拠され
大統領が、人質にとられてしまいます。

救出に向かったのは、今は、任務外の元SP・バニングただ一人……

ジェラルド・バトラー(以下ジェリー)主演・制作。

今までも、アメリカ大統領が人質になったり、要求を突きつけられたり、というのは
ありましたが、今回は、ホワイトハウスごと乗っとられてしまうだけでなく
派手なドンパチで、半壊状態です……orz

ただ一人、潜入できたのが元SPなので、ホワイトハウス内部に詳しい、という設定はOKですが
ホワイトハウスが、あんな姿になってしまうのは、けっこう大胆なことで、ショッキングです。
(ほかにも、ホワイトハウスを壊す予定の作品があるようですが 先に見せたもん勝ちのような気も……^^;)


わりとあっさり、攻撃されてしまったり
ジェリーだけがうまく弾丸をよけて、潜入できたりしますが、それはお膳立て☆(そうしないと、話、進まないので)

ジェリーがどうやって窮地を切り抜けて、大統領を救うのかを
ドキドキワクワクしながら、楽しみました☆

実は、ジェリーは、過去に大統領夫人を救出できなかった不名誉があり
それは仕方なかったとしても、勤務異動になっていました……

今こその汚名挽回のチャンスもですが、やはり 、“天職“で、仕事したいものですよね?
今、大統領を救出できるのは、自分しかいない……となったら
過去の経験と誠意と命をかけて、挑むしかないですよね!!
それが、シーンとしても生き様としても、カッコイイんです!!


狙いをつけて撃つのも良し
発砲しながら走るも良し(←ココ、好き☆)


大統領を救出するだけでなく
テロリストの破壊的な要求をも阻止しなければ!という2本立てで
緊迫度2倍♪
(人質の犠牲には、心いたみますが…orz)

そして、これは、ホワイトハウスがダウンした物語、というより
そこで、ある男が再生する物語☆!!と思ってみると、前向きに面白い☆

“自分が観たいと思うアクション映画”(byジェリー)というとおり
私も、観たいアクションを、ジェリーで楽しみました☆

お気に入りさんの評価も高く、安心して、鑑賞しました♪

貫禄のモーガン・フリーマンも(←はじめ、大統領かと思った)
美しいアンジェラ・バセットも、好きな俳優さんで、脇も良かった☆


ホワイトハウスは、あんなになっても、保険でカバーできるんですね……^^;(by大統領)












テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『GIジョー バック2リベンジ』★ アクションはハイパー(^_-)-☆なのになぜ…orz

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/158136/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



前作の『G.I.ジョー』は、DVDで観て、それなりに楽しみました。
続編もDVDでいいと思っていたのですが
“ハイパーハンパねえ”の予告編を見て、がぜん、楽しみになりました☆



今更ですが……
G.I.ジョーは、個人名でなくて、アメリカの精鋭部隊。
テロリスト・コブラと敵対し、平和を守ります。今回も、そうです。(*^_^*)


前作の主役:チャニング・テイタムは、今回、昇格したらしいですが
真ん中のポジションでもありません。



宣伝では、ブルース・ウィリスを前面に出していたので
それを楽しみにしていました☆


ですが……
ブルースが、客寄せパンダ風になる傾向が、昨今、見受けられます。
元祖の『ダイ・ハード』でさえ、5作目は、世代交代前の申し送りのようでしたし………orz
http://blogs.yahoo.co.jp/yutake2415/40437694.html



シャドー・チェイサー』でも、早々に退場……
http://cinema.pia.co.jp/title/160494/



正直申しまして、前フリを、フルだけ振っておいて
肝心のブルースが、チョイ出しでは、不満が募ります。
ブルースが、マシンガンをガンガン、ぶっ放すシーンの禁断症状になっておりますよ...(―_―)!!
ハイパーハンパねえ!というなら、ブルースも、ハンパなく見せてほしい!!!!(>_<)


いつ出るか?まだかしら?とブルースを待ちつつ
アクションは、全体に、スピード感良く、“ハンパねえ“で、良かったと思います♪
(特に、垂直・絶壁の“バーティカル・リミット“のシーンが好き☆)


スローモーションを使ってのインパクトで、勝負する作品もありますが
やはり、ノンストップで、アクションは進むほうが、イイ☆


そんな、アクションの組み立ては、絶賛なのですが
残念なのは、ブルースの出番が少なかったこと+日本のシーン……


ダイ・ハードなブルースを見られたのは良かったですが、やはり、もっともっと観たかった!


それと、日本のシーン……
この作品に限りませんが、ナンとかなりませんか……(―_―)!!


(↓怒ってませんが、グチとなります)



▽▽▽▽



香港のような東京に、忍者あり、カンフーあり。
料亭のようなお宅なのは、個人の趣味?……としても
その主と思しき、師匠格の黒人系の男性は、あの場に合ってますか?(グローバル化?)
なんとも言えない、異質な空間・日本。


アクションに、あれだけ、力入れてるのに、なぜ、日本のシーンはこうなる???(T_T)
わざとか?orz


007は2度死ぬ』の日本シーンは、
富豪という特殊性と時代と丹波哲郎さんに免じて、許していますが^^;
あの頃の日本の演出と、基本は、変わっていないかも……orz


ほかにもありましたっけ。
日本で、武術を修行したと言う設定の作品。(作品名忘れ)
電気もとおってないような東京の山奥?で、柔道着を着た少年が、お坊さんからカンフー?を教わっているシーン。
なんだか、国も時代も、不詳……



最近の『シェフ!~三ツ星レストランの裏側へようこそ~』の日本イメージも、ひどかったですねぇ(大苦笑)
日本人の夫婦に化けたジャン・レノと弟子。
紋付きはかまは良しとして、男性は、丁まげ。
妻に至っては、なぜか、舞妓Haaaa~ん(―_―)!!


▽▽▽▽


ともあれ、“日本料理“の消化不良は、もう、仕方ないとして……^^;
ブルースを、ミスター・ジョーとして、次回作以降
もっともっと、料理してくれると嬉しいなあ~と思います♪

ザ・ロックさんことドウェイン・ジョンソンさん(←新登場☆)の筋肉にも期待大なので
次回作も(あればですが)、ハイパーなのを期待しています。(^_-)-☆















テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『奇跡のリンゴ』★ありがたく美味しく召し上がってくださいませ!

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/159595/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


☆青森のリンゴ農家・木村秋則さんが、無農薬リンゴ(←神の領域!)の栽培を実現した実話☆

↑あらすじは、この一言で十分なのです♪
もう一つ言えば、
農作物を栽培したことが無い人には、特に、ぜひぜひ観て頂きたい!と思っています!!


以下、雑感です。


▼▼▼

1. 無農薬について

木村さんは、リンゴ農家の次男坊で、木村家には、ムコ養子に入りました。
妻の美栄子さんが、農薬で体調を崩すことから、農薬を使わないリンゴ栽培をめざします。

“無農薬“は理想です☆
私も、そうしたいと思っていますが、なかなかそうはいきません(>_<)
減農薬でがんばっている農家さんも、もちろんいます。
でも、無農薬はぁ~……努力とか、あきらめない、という言葉では足りません!!!!(>_<)

特に、都会のスーパーで買うだけの方の中は
“無農薬で、虫のついていない、キレイな野菜を、安い値段”で欲しがりますよね。
(あと、まっすぐなキュウリ。)

虫や病気に強い農作物も、ありますけどね……
虫は、ちょっと虫食った、と言うレベルではなく、食いつくしますからね……

たとえば、セレブの奥様は、そんな虫を一匹一匹、つまめますか?
多分、見つけたら、殺虫剤をスプレーしまくるのではないでしょうか……

ムノーヤクということが、どれだけ、手間ヒマのかかることか
どれだけ神に近いことなのか、を感じてほしいです。


2.自然に振り回される生活

昔、嵐で、リンゴが壊滅的被害になったときに、“落ちないリンゴ“というのが話題になりました。

農作物は、その年の収穫で、生活を立てているから
収穫直前で、壊滅したら、今までの苦労が水の泡……orz

実家のリンゴが壊滅したとき、
木村さんは、東京でサラリーマンとして働くから、農家はやめようと言ったのもわかります。

雨は降ってほしいときに振らないし、
虫も鳥も、そこらじゅうにいる……
映画とは別ですが
夏には、クマが、すいかを食べにくることもある……(by義母)

3.家族について

木村さんの意地と熱意と執念で、名実ともに実を結んだ、“無農薬リンゴ”ですが……
生活かかっているので、家族も一心同体です。

そうでなくても、農業は、家族一丸ですよね。

私の職場でも、サクランボ収穫の時期になると
婚家や実家が、サクランボ農家だと
収穫のために、1週間くらい、休暇を取る人がいます。
自然が相手なので、サクランボは、収穫時期を待ってくれませんから……

その分、いる人だけでかんばるのも、大変ですが、
出荷しなかった分を、おすそ分けしてくれて、もぎたてのサクランボを、ごちそうになってマス(*^_^*)

♪ウルトラの父いる~ウルトラの母がいる~
ウルトラマンだって、ゾフィーやタロウという家族がいるからがんばれる、という木村さんの言葉は名言ですね。


4、ひとりじゃないの

家族と重なりそうですが……

無農薬リンゴの“秘訣“も、自然からの教訓でした!!!

人が、家族や周囲の理解や協力で、支えられているように
木も、自分だけで、生きているわけではない…….

虫をよせつけたくなくても
虫がいなければ、花は、実を結べない。
花は、自分だけ咲けばいいわけではないのですよね。

行き詰まった木村さんが、死のうとまで思ったときに、教えられたことが、本当に素晴らしい!
人も、自分一人で、勝手に生きて、勝手に死んでいいものではないんです。
私にも、教訓になりました。


……そういえば、昭和天皇さまは、“雑草”と言う草は無い、と仰ってましたっけ……(*^_^*)
ちゃんと、意味(名前含む)があるんですね。(*^_^*)



▼▼▼

11年も(!)かかって、貧乏して、苦労しての☆無農薬リンゴ☆

実情は、「おしん」のようなテイストの苦労だったかもしれませんが
阿部サダヲさんと菅野美穂さんが、リンゴの甘くておいしいテイストで、魅せてくれました。

山崎努さんが、ムコの作りあげたリンゴを、ギュッと握りしめていたシーンには
こみあげるものがありました……

花が咲いて、実がなって……
農作物は、それだけで、もう奇跡☆だと思っています!!!
ありがたく、美味しく、召しあがってくださいませ!(^_-)-☆



PS:結婚式のシーンに、木村秋則さんが……?^^;














テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『リアル~完全なる首長竜の日~』★首長竜はリアルでした……^^;

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/160307/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


選考委員が、満場一致で選出した原作を
面白い!と絶賛する人もいれば、まずまずと思う人もいるくらいなのだから
ましてや、原作を変更しての映画化は、大きなチャレンジだったと思います。
(別モノと思ったほうが、お互いに傷つかないかも……)

私が、興味を持ったのは
自殺を図った恋人の胸中(脳ミソというべきか)を知りたいと思う彼氏の気持ちが、切なく思われたのと
そんな彼氏が佐藤健さんで、どこか、寂しげであきらめムードのあるのが、気になったからです。

以下、雑感です。(ネタバレせずのつもり)


▼▼▼


意識不明の人でも、意識の中に入れば、意思疎通ができる――

それは、覚醒している人にとっては、手がかりになるので、いい手段ですね。
“本音“や”真実“が、さぐれるのですから。

でも、意識不明の本人にとっては、痛くない腹をさぐられるようで^^;
微妙な方法です……

あるいは、“心底の本音“を知りたい、と言う気持ちは
起きている目の前の人にも、ありえます……^^;

ともあれ、自分という恋人がいるのに、なぜ彼女は自殺を図ってしまったのかを知りたい彼氏は
彼女にセンシング(意思疎通)を試みます。

センシングされた世界は、無機質な違和感になっています。
雨が降る前の曇り空と言いましょうか、不安定な低気圧の中にいる、と言う感じ。

“つくりものの世界“をどう見せるか、というのも、興味のあるところでしょう。

現実っぽさを主体にしながら、わざとらしさを残すのもあり
チャチな作り物ムード全開に、するのもあり。

『マトリックス』『インセプション』では、リアルな仮想現実だったかと思いましたが、たとえば
『恋愛睡眠のすすめ』は、違いました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yutake2415/39705775.html

『恋愛睡眠のすすめ』のほうは、夢の世界のことで
その夢は、いかにも、工作で作りました、と言う世界になっています。
チャチなんですが^^;
そんな“工作モノの夢の世界“が、夢からはみ出し、主人公は、やがて
夢と現実の区別が、つかなくなってしまいます。
そんな、夢の世界のつくりモノが、現実の世界に浸食するのは、わかりやすくも、印象的でした。


この作品で、いい意味で、チャチな違和感を感じたのは、二人のドライビングシーン。
昔の映画のようで、いかにも、動く風景を背景にしています~というふう。
そのシーンに、『恋愛睡眠のすすめ』で観た、“手作り工作”の世界を、思い出しました。
あそこは、チャチなドライビングでなく、あえての演出なんですよね……(汗)


そして、1つの過去が明るみになっていって、それを、首長竜のせいにしてきた、ということに至る。

意識に迫る、というのは、ストーリーとして興味を引くものだし
映像的にも、チャレンジのし甲斐があると思いますが、ここでは、(月並みな言い方になりますが^^;)
首長竜は、視覚の目玉になりました☆

ネッシーのように、遠目でぼんやりではなく
ざぶんと追いかけてくるし、長い首を振り下ろして近づいてくるのは
夢や意識とは思えず、リアルでした!!!(>_<)

首長竜のエピソードは、慟哭に値する出来事だとも思いますが
それはそれで、終わった……

そういう因縁で、佐藤健さんの雰囲気は
恋人を心配している男、というだけでなく、心の奥に刺さってたトゲでござるよ……
というムードだったのかな~などと思ったのでした。


そして、気になる俳優・染谷将太☆さん。
彼には、もっともっと、出張った役どころでお願いしたいのですが
彼がいると、作品の空気が軽く流れないのがいいと思っています。

で、オダジョーさんの、編集者。
不安で、不気味さもある作品を、どんより沈ませないで
上に引き上げる浮力を感じました。(軽いんじゃなくて……^^;)


▼▼▼


リアル――
彼女の自殺企図の原因を知りたいことが、“真実”の追求かと思ったら 
“現実”は、そうではなかった……

“本当のこと“を、意外にも、早めに、暴露したあとに
次の“真実”に向かって、サクサク進む……^^;

奇妙な不安定さがあるも、じっとりした不気味さでなくて
綾瀬はるかさんが、元気づけるように引っ張っていってくれた後半が、印象的でした。

これはこれで、リアルな首長竜に免じてと……(*^_^*)













テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『特別な一日』★一瞬でも満たされたひとときがあるなら

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/7983/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


大戦中のイタリア。
同盟国ナチス・ドイツのヒトラーが、ムッソリーニを訪問した、“特別な日”のこと。

式典には行かず、自宅で家事をしていた主婦(ソフィア・ローレン)と
ワケあり男性(マルチェロ・マストロヤンニ)が、ふとしたきっかけで、出逢います。

子だくさん専業主婦の、“不倫モノ”と言ってはそれまでですが
この“特別な一日“には、単に、男女の切なさだけでないものが、あります。


以下、雑感となります。


▼▼▼


家族のために、身の回りのことをするのは、主婦の役目だとしても
「ママ(自分)が3人は必要」だと思うほど、時間に追われ続けているのに
夫は、自分に用事を言いつけるだけ。

疲れた自分を、ふっと、どこかに逃がしたくなることは、あると思う……

家族が、式典に出かけているとき
飼い鳥が飛んでいってしまうのは、主婦である彼女の、“願望の暗示”のようでもあります。
そうして、
その鳥を追ってるうちに、一人の男性と、出逢うのです……….

ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ。

この2人は、多くの作品で、男女の物語を見せてくれますが
この作品での、たった1日の男女が、とても印象的です!

好意から始まった出会いに
彼女は、自分の虚ろな部分を、満たしてくれるものを感じました。
好意だけで、とおり過ぎれば良かったけれど
砂漠に落ちた水が、あっと言う間に、吸い込まれてしまうように
その流れを止められないまま、乾いていた彼女は、満たされました。

そして、恋に落ちて、みるみるキレイになった彼女は、言うのです。
また、逢えるかしらと……

↑↑この部分が、スゴクいい!
しかも、このシーンは、とても切なさを含んだシーンだったのだと、後でわかるのがイイ!

人妻には、今日が、出逢いの始まりの日。
日常のなかに、新しい日が訪れた。

そして、このシーンも↓。
物干し場で、二人で、シーツを取り込むという、生活感たっぷりのシーンと
二人の間に、大きな柱を置いた、室内でのアングル。

まるで
毎日が、同じように過ぎてきた人妻の一方で
ワケありの男性は、もう、ここを出ていかなければならない事情を、抱えていた……
と言うことに、呼応するように……

そんな中、確実な別れが、ハッキリしないまま、なんとなく、忍び寄った感じで終わるので
不安と寂しさに覆われた、深い余韻を、残します。


▼▼▼


私も、今日と同じように、明日が、来るものだと思っていたことがありました。
今日、会話したように、明日にも、また、つながりがあると思っていました。

けれど、輝かしい出会いは
始まっただけで、いきなり、終わることがある。

それを、知らずに、「また、逢えるかしら」と聞いてみたい彼女の気持ちは、痛いほどわかる。
そして
明日以降、彼がいなくなってしまったことに、あとから、実感として気づくであろう彼女が
とてもとても切なくて、不憫に思う……

不倫はいけないことなのは、わかっていますが
自分を、家事人形でなく、感情のある生きた人間として、観てくれる人がいたら
やはり、心だけでも預けたいと思うものだと思う……


人妻に、感情移入して、観ていましたが
“特別な事情”の彼にとっても、彼女と出逢えたその日は、特別になったはず!

一瞬でも、満たされたひとときがあるなら
それが、哀しみを引きずってきて、はかなく消えてしまっても
素晴らしい“特別な一日“として、私は、大切にしたい……

そう感じた作品です☆


















テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『グランド・マスター』★水しぶきを華麗にあやつる効果はGoo♪

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/158028/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。

ブルース・リーの師匠:イップ・マンをトニー・レオンが、主演。
(ブルース・リーは出ません)

先の大戦前の時代。
中国武術の流派を、統一する後継者選びの話。

なので、
イップ・マンの半生ではなくて
チャン・ツィイー演じる、師匠の娘:ルオメイや、その他の武術家とのお手合わせのシーン満載でした。

カンフーものは、脚本・展開よりとにかく、カンフーの技・アクション重視の印象があるので
それ以上の期待は、していなかったのですが^^;
映像には定評あるウォン・カーウォイ監督が、プラスαを見せてくれることに期待して、鑑賞しました。

オープニングのアクションシーン☆
大雨の中で
いきなり、トニー・レオンを、魅せてくれます☆

この雨の使い方は、素晴らしいです!!
ただ、濡れているのではなくて
ただ、バシャバシャやっているのではなくて
容赦ない水しぶきを、華麗に、あやつって、人の動きをダンスのように見せる♪

このあたりの撮影の仕方が、ウォン・カーウォイなんだろうな~と思います。

そして、
トニー・レオンとチャン・ツィイーが、妓楼で、初めて “お手合わせ“するシーン♪

スピード感・ハラハラ感に加えて
高所から落ちそうなチャンの腕を、トニーがつかみ、逆の立場でも、そうする二人。
敵として戦っているわけではない二人の、技と心が
息遣いと鼓動とともに、男女の情を、感じさせていく(!)……と言う感じで
スリリングなロマンスを、匂わせます。

(↑これは、ジャッキー・チェン作品には、ない香りかと……)

トニー・レオンも、チャン・ツィイーも、詩情を漂わせる役者さんですよね。
カンフー・アクション作品と言っても、居るだけで、切ない感じ……

そのように、シーン1つ1つは、美しく出来あがっていると思いますが
“脚本感“を感じないのは、監督らしさなのでしょうか……?
(そのときどきには、脚本が無いと聞きますが、どんなもんなのでしょう……)

それやこれやで、イップ・マンの家族が餓死するなどありますが
あまり、危機的な生活感なく、エピソードが流れていきました……

美しくも激しい雨のシーンから始まって、カンフーも、それなりに楽しめました。
脚本を外注してみたら、もっと大作になったかも……なんて(生意気ゴメン(>_<)











テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『オブリビオン』★その“失われない愛“はSF的ハッピーエンド

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161180/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。



事前情報なしで、トム・クルーズ主演ということだけで、楽しみにしていました!
(事前情報ナシのほうがいいです。)

近未来が舞台です。が
未来とは、必ずしも輝きあるものではなくて
地球が破滅的なところから、始まります……

トム演じるジャックは、破壊されて人も住めないような状態の地球を
“本部“の指示で、パトロールしています。

そこは、砂漠化した、だだっ広いところに、殺伐とした機械がある世界。
正直言いまして、つまんなそうな光景……^^;
でも、同世代のトムが、若さバリバリでヤッているんだし、温かい目で観ようっと。(*^_^*)

狙っているのかいないのか
飛行中のトムは、なんとなく、『トップ・ガン』のようだし
バイクを駆るトムは、なんとなく、『MI2』のよう……
想い出もキャリアも、カッコよく背負い続けてるな~としみじみ……

そして、段々、面白くなってきました!
ジャックが、洞窟のようなところで、“何か”を見つけ
モーガン・フリーマンが出てきたあたりから、じわじわと…

そして
飛行機から降りてきた人を、ジャックが遠目で見つけて、近づいたとき!!!!!!(>_<)

そこも、あ!と思うのですが
そのあとも、ドンドン、物語が転がっていきました!!!

(ネタバレして話したい部分はあとで(^_-)-☆)

スピード感ある、戦闘的な飛行シーンの、カメラワークも
3Dのような迫力あり、目まぐるしくも、良かったです。

監督の前作『トロン・レガシー』が、私には、もう一つ突き抜けて欲しかったなと思っていたので^^;
それと比べてしまってすみませんが、コレは、良かったです!


荒涼とした風景が続いて、つまんないムードになった頃に(失礼!(>_<))
青々とした草木や、水のせせらぎ、鳥の鳴き声など、自然があふれたシーンが登場☆したのも
演出だったのでしょうか。

やはり、自然の息吹に囲まれるのは、ホッとしますね。
そんな空気の中で、人を愛するという情も芽生え、育めるのかもしれないな……などとも思えます。


そして、この『オブリビオン』。忘却ですか?

これが、ネタバレであって、面白いところなんですが
ラストシーンは、
複雑な気持ちにもなりますよ……

忘れ去ることの反対のこと=“記憶“の保持について。(オットット……(>_<))


ネタバレで、雑感です。↓


▼▼▼▼



もし、記憶が共有されていたら、同じ人格として扱われるor扱えるのだろうか…….?

あのジャック49号も、実は、コピーだったのですよね。
でも、本物のジャックと同じように、妻の記憶と愛する気持ちが蘇り、命をかけて守ろうとした。

そんなジャックのコピーは、どれも、同じ記憶を持って、同じ性格・好みで
同じ女性を、同一人物として愛せる可能性はありそうですが
妻のほうは、コピーとはいえ
別々の個体を、同じ人として見ることは、できなそうだけど……(>_<)




▼▼▼▼


オブリビオンされない“記憶”が
“失われない愛”のような終わり方で、SF的ハッピーエンドで、良かったのかもしれません。






テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ホーリー・モーターズ』★バンドネオン♪に押されるもリムジンはトラウマか(>_<)

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/161722/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


“オスカー様”と呼ばれる男が、一日中、“アポ“にしたがって、リムジンの中で
変装しては誰かになり、リムジンを降りては、何かをしでかすのですが……

始めは、オスカーがセレブで、道楽しているのかと思っていましたが、違いました^^;

オープニングから、パジャマ姿のカラックス監督が、夢かうつつか、と言う様子で、
そこにある扉をあける“芝居”で、始まりました。

そんな“演出”という“虚構”が、現実をよりリアルに見せるのが、“芝居“なんだとは思いますが、
この、よくわからなさそう……と言う不安が
強烈な個性のドニ・ラヴァン(=オスカー)に、バトンタッチされていきました。

作品を、いきなり端折るのもナンですが^^;
次々と別人・変人を演じるオスカーには、“人生は舞台だ!“的なものもあるらしい…。

ですが、このドニ・ラヴァンという、個性のアクでギトギトした、素晴らしい俳優の手にかかると
人はいくつもの人生を演じる、というのを越えて
もう、自分の人生という舞台からはみ出しちゃって、人の人生もメチャクチャにしてるよ~、という感じ全開で
(常軌を逸するのも含む) それはそれで、イイんです!(*^_^*)

(注:イイと言っても、人格はダメなのあり…。
白い杖の人を突き飛ばしたり、乙女の指を食いちぎったり という、前後関係ナシの狂人はボツ。)




カラックス監督は、実名の(アレックス・オスカー・デュポン)アレックスで、前3作を撮ったことから
今度は、オスカーという別の自分で描き出したいのかな、などと俗っぽいことを、思っていたのですが
そんなオスカーが、“アレックス”と呼ばれるシーンもあり
やはり、アレックスに還るのか……とも……^^;


ここで、ある作家さんの 仰ったことを。
それは、いわゆる素人が、“私”を主語に、私小説を書きたがることへの苦言のようでしたが
作家いわく、“私“という個人的な経験と視点で書いても、狭い世界しか書けないものだと。
(それは、私見だから、必ずしもそうとは言えないと思いますが^^;)

私はそれを聞いて以来、
“私”という主語の作品があるときに、個人という狭い世界に落ちないために
その作り手は、どう作っているのだろうか、ということが、無性に気になってしまいます^^;

カラックス監督は、本名の”アレックス”“オスカー”で、勝負する人なら
そこが、とても気になってしまう…^^;

自分を投影しながらも、自分ではないし、自分だけでもないという人物を
監督の分身のようなドニ・ラヴァンが、自分という殻を、ブチ破るように
演じて、演じて、演じまくる本作!

そして、
バンドネオンを、激しく演奏するドニには、心踊らされてしまった!

これも、脈絡もなく、ましてや 、“インターミッション“でのシーン。
オスカーだか、アレックスだか、ドニなのか、
演奏する彼を、なんて呼んでいいのかもわからないシーンに
熱くゆさぶるシーンを、持ってくるのですからねェ………ニクイですよ……


多分、自分=“私”の枠を超えて、ということを思ってみると
さすがに、絶賛の域なんだろうな~とは思ってみますが
観念的な解釈を要求されるのは、ちょっと疲れますね……>>


ラストには、
リムジンが、車庫に戻ってきて、ファンタジーなひとこまを見せてくれました。

それも、古きフィルム倉庫のようだ、との解釈もあるようですが
私は、放っておきます……

申し訳ありませんが、『コズモポリス』ともども (←リムジンあり)
クセモノ的な“超個性的な作品“には、あんまり、ついていけないので
リムジンには、ちょっと、トラウマになりそう……



個人的には、『ポンヌフの恋人』のような、個人の物語をしっかり見せてくれる作品を
私は待ってるぜ、と思います。 ^^











テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

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