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映画『ジュピター』★地球を守る女王様はチャニングに守られる(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/164565/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

物語は、突拍子もなく、かつ壮大です。

宇宙の女王様と、それを守る青年――というのは
スターウォーズのオマージュ?のようでもあります。

個人的な見どころは、チャニング・テイタムです^^; (そこか…)
原題『JUPITER  ASCENDING』ですが、その点、アゲ上げです^^;

それと
アクションも含んだ、デザスター的なスリルとスピ―ドの映像は
気分転換になりましたよ。


▼~▼ 内容ふれて雑感です。

▼▼▼


1、今の自分と別の自分


ジュピターは、今は、不法移民。
早朝から、清掃業をして、親族とつましく暮らしています。
父が殺されていなかったら、こんな生活じゃなかった……と
内心、嫌気もさしています。

そんなある日、お金目当てで、卵子提供しようとした病院で
異生物に襲われたところを、ケインなる青年に助けられました。
(王子サマ登場\(^o^)/)

なんでも、ジュピターは、宇宙を支配した、かつての女王と同じDNA。
その子供たちは、彼女を利用したい者もいれば、亡きものにしたい者もいるという。
ケインは、次男に雇われて、ジュピターを救出しました。
(↑この兄弟たちの利害関係は、ちょっと入り組んでマス)
(↑ついでに、敵味方もわかりにくくなるのは私だけ?……(―_―)!!)


2、女王様とケイン


ジュピターは、宇宙を支配する“関係者“たちからは
女王として、敬意を表される一方、
命を狙われる――ということで
その危機を避ける戦いやアクションが、盛り上がるんですナ。

ああ~~落ちるゥ~~(>_<)というスリルを、
ジュピターと、何度か体感しますが、大丈夫☆
そんなときは、お約束通り、ケインが拾ってくれマス!(^_-)-☆
というか、ほとんど、ケインに守られているジュピターを見るのが好き♪

ケイン演じるチャニングは、控えめな印象がありますし
ここでは、狼との交配族、ということで、女王に対して控え気味でもあります。
この、ふだん抑え目な感じで、守るときはグイっと守ってくれる――というのが
いいですねェ…(*^_^*)

マニアックに言うと――(汗)
ケインには、“陛下“と呼ばれるのは嬉しいという、ジュピター。
他の人には、仰々しい空々しさを感じても
ケインには、信頼のおける真心を、感じるからかしら……^^;


3、母(女王)を殺した長男とジュピター


宇宙を支配する王族は、地球で、人間を収穫するという――

エディ・レットメイン演ずる長男は、クールで繊細な残酷さを感じさせます。
(エディの存在感と、役の厚みよ!)
母を殺したという長男は、今回、母と同じDNAのジュピターをも
殺そうとしますが、母を手にかけた理由が、ジュピターに響きます。

星々を支配し、その生き物を収穫して、生きながらえる彼ら。
母は、そんなこんなの自分の生きざまに、苦しんだよう……
そして、今の自分を終わらせるために殺してくれ、と言ったようなのです……

今の自分の生活に、嫌気がする――
それは、今までのジュピターと同じではないですか!
現実がイヤでも逃げ出してはダメ――とは、シンプルな教訓ですが
コレはコレで、いい感じです。

結局、ジュピターは、長男に殺されることなく
地球は、女王ジュピターのものとして、守られることになります。


▼▼▼


清掃員のジュピターが、実は、地球の平和を守っている女王とは
誰も、知るよしもありませんが
自分の存在意義を、思い知ると
毎日の生き方にも、身が入るかもしれません。(*^_^*)

ましてや、そんな彼女を守るべく
見事な翼を携えた、天使のような、ステキなボーイフレンドがいようとは
誰も、知るよしもありません^^;


現実とは別の世界で、実は、モノすごいことが起こっている!
スリリングな映像(とチャニング^^;)には、楽しませてもらいました☆


PS:
おっと、ショーン・ビーンを、忘れちゃいけません(>_<)
チャニングの元上司として、登場\(^o^)/
ワイルドな品があって、シーンも締まりますネ(^_-)-☆




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テーマ : 洋画
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映画『レンタネコ』★淋しいままはダメ!~埋めてほしい心の“穴ぼこ”~

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/158522/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

この作品は、自宅でヌクヌク癒されたくて、劇場鑑賞はガマンしていました^^;

心の“穴ぼこ“を、ネコちゃんが埋めてくれる――
うんうん、私も癒されたい(*^_^*)

今年こそ結婚するゾ、との目標を掲げているサヨコが
“淋しい人”に、ネコを貸しています。
市川実日子さんの、カラッとした雰囲気が良くて
淋しすぎない淋しさが、絶妙です。


▼~▼ 内容ふれて雑感です。

▼▼▼


(心の)穴にまつわるエピソードは、まず、トントン進みます。
① 老婦人     ←ゼリーをすくったアナ
② 単身赴任の男 ←靴下の穴


老婦人は、死ぬまで、ネコちゃんに癒されていたかもしれないのは
ネコちゃんが、老婦人のつけた名前に、反応したところからもうかがえます。
(が、本当は、巣立った息子に埋めてほしかった“穴“なんだよね――
というのを、息子がゼリーを食べるシーンで、物語るのがイイ)

単身赴任の男は、単身赴任中の孤独よりも
自宅に戻ったときの居場所の無さが、切なかった…….orz
単身赴任中に借りたネコちゃん、もう、返せません(>_<)
(靴下の穴は、どんな縫い方をしても、閉じられるのにね――)


そんな起・承(①②)のあとの“転“は
・レンタカーの女店員     ←ドーナツの穴

彼女は、サヨコと同年代、同じような境遇(出逢いが少ない)で
サヨコにとっての“心の穴“が、共鳴して、伝わってくる感じ。
さしあたって、ハワイ旅行☆は、2人にとって、魅力♪
サヨコは、くじに外れるが、彼女は当選☆\(^o^)/
待ち人は来なくても、穴を塞ぐには、いいパッチですよ。


そんなレンタネコ屋のサヨコの謎の本職が、あるのも意外。
へェ~株やってるのか~と思いきや
占い師や、作曲もやる――
いや、やるのは、ネコちゃん。“ネコの手“任せのネコ稼業。
これも、なかなか、シュールな面白さでイイ☆


あるとき、いつもの道で、レンタネコのリアカーを引きながら、
サヨコはハッとする――
(この世に)誰もいない!??     ←そんなことは無いけれど^^;

↑コレは大きな“穴“ですよ……
心の穴をネコちゃんが埋めてくれる――のはわかる。
けれど、大きな孤独の穴に堕ちてしまったら……?と思うと
ゾッとするほど、コワイかも……(>_<)
淋しさとは、そういうものかも………

「淋しい人にネコ貸します」と言うけれど
はじめ、“淋しい人“と聞いたとき、ドキッとした。
自分が、主観的に、“淋しい”と思っているうちは、まだいい。
他人から、「淋しい人」と思われるのは、残酷かも……orz
アナタ淋しい人だからネコ貸しましょうか――と言われたら
有難く思いながら、泣きそう……


そうこうして、起承転結の“結“に、
・同窓生の男子登場 
ああ、やはり、ネコちゃんだけでは埋められない“心の穴“に
ネコの手も借りるべく、王子様の出現か♪

……と思うのですが、ナント、彼は窃盗犯で、警察に追われる身。
“穴を繕う(つくろう)“どころでなく
“罪を償う(つぐなう)”ほうか……(―_―)!!
でも、田中圭さんのイイ雰囲気で
なんだか、すごく、惜しい再会にも思えるのです……


人間に埋めて欲しい“心の穴“を、人間では埋められないから
ネコちゃんに埋めてもらう――(と言っては、失礼かもしれないけれど)
でも、ネコちゃんには悪いけど、やはり、埋め切れない部分は
人間に埋めてもらいたい――というのが本音でもいい。


▼▼▼


淋しさも何もかも、ネコちゃんで癒された~い(*^_^*)
と思いつつ
淋しさのキビシイ現実も、さりげなく置かれたエンタメでした☆


サヨコの孤独を、イヤミっぽくつつきに来る隣人は、小林克也さん(!)。
↑オバサンなのか、ニューハーフなのか、不明(>_<)
淋しくても、あんまり、来てくれなくてもいい人もいます……^^;


とにかく、淋しいままではダメだゾ☆ということで(^_-)-☆




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映画『クレアモントホテル』★老婦人と青年の素敵な“偶然”~キッカケとトキメキ~

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/153533/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
・あらすじ→コチラ


老婦人と青年との“心温まる交流“です。
が、この“交流“というのが、なかなかスバラシイ\(^o^)/
一言で言えば、上品に、トキメキます^^;

▼~▼ 内容ふれて雑感です。

▼▼▼


寡婦のサラは、ロンドンで、一人ホテル住まいをしにやってきます。
まずは、同世代の長期宿泊客たちとの“なじみ具合”を見せてくれます。
(始めは、“ヨソモノ“という感じです……汗)


そして、ロンドンの公文書館に勤める、孫のデズモンドに連絡するも
なかなかつながらない……
そんなある日、SATC大好き(!)な友人の代わりに、図書館に行った帰り道
スっ転んでしまったサラ!(>_<) ←手には代理で借りた『チャタレイ夫人の恋人』が^^;
お年寄りが転んでは、骨折しそう!(>_<)


……とそこへ飛んできたのは、王子様のような青年☆ルードヴィク☆
お姫様抱っこでサラを抱えると、すぐ前の自宅で、手当してくれました。
非常事態に受けた親切は、本当に、ありがたいですよね。
サラは、御礼に、ホテルでの食事に招待します。


彼は、孫と同い年で作家志望、好きな詩人も一緒――
なかなか逢えない孫と同い年の青年に、孫のような愛着を感じつつ
詩の話が合ったのは、“感覚“が、覚醒しますよネ☆
(「あなたも、ソレ好きなの?キャー、私もー(*^_^*)」というノリの^^;)
同じ価値観、同じフィールドにいる人なんだ♪と思える人がいるのは
嬉しい☆
(この詩の趣味あたりは、夫との想い出にもかぶりそうだったかと)


そんなルードヴィクが、サラに逢いにやってきたので
お客仲間は、イケメンな孫がやってきたと“勘違い”するわけです。^^;
ある人は、これほどの美形を公文書館にしまっておいてはいけない、などと…^^;


サラも、まいっか、と、この“勘違い”に便乗するのがイイところ。
孫とおばあちゃんなら、“逢びき“に、遠慮もいりません。
ルードヴィクも、小説のネタのためだけでなく(汗)
本当のおばあちゃんのように、慕ってくれる。
(↑一見、打算的?のようですが、人生の先輩から学ぶものは大きいので)


そして、経験の宝庫・サラの想い出の映画が、『逢びき』と知るや
興味を持ったルードヴィクはレンタル屋さんに行き
そこで、若い女性と知り合います。


そうやって、偶然がキッカケを呼んで、人生の出逢いが回っていくんだな~と
しみじみしていると――


サラにも、プロポーズする老紳士が出現!
人が人に惹かれるのに、年齢はありませんからね。
素敵な人は、年齢を重ねるごとに魅力を増しますものね。
ルードヴィクも、恋心とは違うとしても
サラの、温かく包むような、人間的な魅力に惹かれたようですもん。
(サラは、自分の人生を生きるため、プロポーズは却下)


そんな日々のあと
本物の孫が、サラを、訪ねてきてしまいます!(>_<)
そのときは、なんとか、ごまかしたサラ^^;
しかし、その子の母親が、ホテルに押しかけてきてしまう―――(滝汗)
というハラハラドキドキがあるのも、絶妙に楽しい。^^;


しかし、歳月は、残酷にも過ぎゆく――
SATC大好きなお友達が旅立ち、
サラも入院することに…….


入院中の面かいは、“家族のみ”ということで
“孫のルードヴィク”が、ベッド脇に付き添います。
そこからが、また、素晴らしい!!!


老婦人と青年の、家族のような恋人のような(←一言では言えないの)
素晴らしい交友物語が、その病室で、さらに深い愛情の存在を
確かにしてくれます!!


それは、サラが、ルードヴィクを
もしかしたら、一人の男性ということを、無意識に意識していたと思わせながら
サラの心の終焉を、亡き夫への深い愛情へと、確かに、つないだのです。


そして、ルードヴィクも作家として
サラと出逢ったことで綴った、“彼女の物語“を、サラに捧げ
サラの人生まるごと、余韻となるようです……..


▼▼▼


偶然はキッカケと、サラは言いました。


“偶然”が生む、新たな人生の展開が
“おばあちゃまとイケメン君“という組み合わせが、
温かくて深くて、(羨ましくて!)とても素晴らしかった☆


トキメキも、勘違い?^^;も、人生のスパイスと言ってしまおう(^_-)-☆



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テーマ : 洋画
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映画『ナイトミュージアム/エジプト王の秘密』★今度は大英博物館に石板もっていくので^^;

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/165318/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


夜、博物館の展示物が動き回ったら、面白いだろうなー
という、シンプルな興味がかき立てられた作品の3作目。

前回は、スミソニアン博物館がらみでしたが
今回は、大英博物館で、ドタバタと(*^_^*)



エジプトの石板のおかげで、展示物が動けたわけですが
石板が変色してしまい、展示物のみんなが
“生気“を失ってしまいます。
エジプト王子によれば、石板の秘密は、
大英博物館にいる父王しかわからないというので
警備員ラリーと王子と、そのほか有志(←勝手についてくる ^^;)が、
ロンドンへ――

(基本、楽しいですが、チクリとした部分もあり(汗))


▼~▼ 内容ふれて雑感です。

1、ランスロット登場☆

アーサー王物語のランスロットです。
今回の“かきまぜ役”と言いましょうか。


ラリーがピンチのときは、見事な剣さばきの騎士ぶりを
カッコ良く見せてくれますが
ロンドンのミュージカル(アーサー王)に乱入し、メチャクチャにするヮ(>_<)
ナニを勘違いしたか、石板を奪ってしまい、みんな死にそうに…(>_<)


2、エッシャーのだまし絵

大英博物館に石板を持ち込んだので、そこの展示物も動き回るので
ドタバタです^^;

なかでも、興味を引いたのは、エッシャーのだまし絵☆

石板を奪おうとしたランスロットと、
ラリー&セオドア・ルーズベルト大統領の追いかけっこ!
だまし絵だから、上だか下だかわからない^^;
落ちるか落ちないかもわからない^^;

下に落ちた-(>_<)と思っても、上から降ってくると言う……\(^o^)/

これは、楽しい企画でした☆


3、ラリー親子のこと


博物館とラリーのことだけでなく
1作目から、ラリーの私生活として、息子との諸問題がありました。
(仕事だけでなく、私生活もありますもんね)

親子ということでは、冒頭のエジプト発掘調査もかな。
そこで、たまたま、調査員の息子が、例の石板を発見します。
そして、その息子というのが、ラリーの同僚だった警備員という奇遇…^^;

さらには、石板のことを尋ねるため、王子が父に逢いに行くと言う設定。
何千年ぶりの再会!
そして、父の息子への想いが込められていた石板……

展示物たちと同行した息子と父との時間――
ドタバタしながらも、一緒にいると、なんとなく情が通いそうなかんじで
この親子もイイ関係に……


4、チクっとしたこと(要反転)


序盤の、博物館セレモニーで、イルカの彫刻が破壊されてしまった事態について
ラリーが、映画『THE COVE』を引き合いに出したこと……

イルカ猟と、彫刻を壊したことは別モノなので、引き合いには出すのはどうかな~と。
なんらかの意図(大人の事情)があったのか……

もう1つは、エジプト王と、ユダヤ系(ヘブライ人)のラリーとの対面にて。
当時のエジプトで、奴隷だったヘブライ人が、出エジプトして
その後40年も彷徨い続けた受難を、ラリーが、敢えて申し述べます。
これも、ユダヤ関係者の意図があったのか……



▼▼▼


セオドア・ルーズベルト大統領役のロビン・ウィリアムズさんは
これで最期となりました……
セオドアのセリフは、勇気と希望に満ちていただけに
そのセリフが、殊更に、じ~~んと来ますョ……


ベン・スティラーの飄々とした感じで
困難が深刻にならず、楽しく解決するコメディとして、楽しめました☆


あのネアンデルタール人ラーと、女性警備員との2ショットは
インパクトあるも、ナンだったんだろう……^^;



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テーマ : 洋画
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映画『ストロボ・エッジ』★「好き」という想いが輝くのはイイ☆with壁ドンッ


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/165902/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


少女マンガから、そのまま出てきたような福士蒼汰さんの好青年ぶりが楽しみで
鑑賞しました。(照)
個人的には、一番、“壁ドンッ“のイメージと合うのが
福士さんだったりして……^^;


共学高校の純愛モノなんて
いいオバサンがどうするって感じですが^^;
“好き“と言う気持ちを、純粋に、相手に向けられるのは
もはや、憧れでございます。(*^_^*)


カッコいい蓮くん(福士さん)には、年上の彼女がいるとわかっていても
気持ちを伝えたかった仁菜子は、駅のホームで、蓮にコクります。
予定通り、フラれますが、これからも普通に接してね、とお願いします。
(↑ソレが良かったナ(*^_^*))
そして、この冒頭が、ラストに行かされるのもGOOD☆
(オバサン、涙ぐんでしまったよ……)


▼~▼ 内容にふれてノーガキでしかありません^^;


▼▼▼


彼女がいるから、フラれるのは承知でも
伝えずにはいられない仁菜子。
そのときは、抑えきれない恋のエネルギーでぶつけたよう。
そして“お友達”でもいいから、普通の関係でいられたのが、ラッキー。


そして、蓮と仁菜子の距離をつなげる大切な人が
蓮の親友:安堂くん。
彼は、キューピットでなく、むしろ、仁菜子を気に入り
接近する。


この3人の微妙な関係で、象徴的なのが
仁菜子の呼び方。


安堂くんは、一歩踏み込んで、ニナコちゃん♪と呼ぶ。
この安藤くんは、馴れ馴れしくも、積極的に迫ってきますが^^;
一言で言えば、イイ奴です(*^_^*)
だから、仁菜子も、彼の良さがわかると
傷つけたくない気持ちにもなってくる――


一方、蓮は「木下さん」と呼び、距離を置くけれど
逆に、気安くない緊張感があって、ドキドキしてしまうのは、
福士さんだからでしょうか?^^;


そして、そんな蓮くんの気持ちについて。
蓮くんと彼女の関係は、もちろん好意の上でなのでしょうが
困った境遇に陥った彼女を、助けたい・守りたいという
正義漢的・好青年的・使命感が
恋愛感情と同一しているような印象です。(私の印象ですからね)
彼は、優しい人なんでしょうね。


そして、その後、仁菜子が悩んでいたときも
“木下さんの力になりたい“と思うのです。
ああ、もう、“力になる“と言うのではなく、蓮君よ!
友情的な思いやりでなく、確信的な恋心だったらいいのにィ~~~~(>_<)


……そんな煮え切らない(―_―)!!、いえ、蓮のほのかな想いは
やがて、駆動力のある恋心へと発展する。
(ソレを“浮気“と言ってしまわないでェ!(>_<))
そして、壁ドンッ!となる……    \(^o^)/
「答えてくれるまで帰さない」
↑このセリフを言う福士くんの抑えたトーンがいいんだな、コレが……^^;


しかし、恋とはすれ違うもの。
そもそも、仁菜子が蓮を好きなとき、蓮はそれに応えられなかった。
安堂くんがニナコちゃん♪と近づいても、仁菜子は線を引いていた。
そして、今、自分の気持ちに気づいた蓮が、壁ドンップッシュしたら
仁菜子が、手中に転がるかと言えば、乙女ゴコロは、そう簡単ではない!(>_<)


仁菜子は、安堂くんが、ワケありのイイ奴だから
人道的に、割り切れなくなっている。
ただ“好き“というだけで、蓮に向かうことを、躊躇してしまうのです……
ああ、それが純情よ。青春の酸っぱさよ。


けれど
同情や遠慮は、恋には無用なのです。←キッパリ☆
残酷なようですが、好きな人をまっすぐに好きだと思う――
それが、それ以上でも以下でもないものなんですね。


だから、仁菜子が、蓮に、改めて「好き」と言う気持ちを伝える姿勢は
冒頭とは違う。
そこには、葛藤をくぐり抜けてたどりついた想いの強さや深さが
込められていました。
仁菜子こと有村架純さんが、涙だからに伝える姿には、
目頭、熱くなっちゃいましたョ……


胸キュンシーンは、壁ドンッのほかにも、多々ありますが
仁菜子が歌を口ずさんだときに(愛唄
蓮が、ちょうど自分もその曲を思い浮かべた、と言うところ。
都合よく、出来スギで好き^^;


▼▼▼


少女マンガのトキメキを実写で観るのは
私ことオバサンには、新鮮で、若返りました~(^_-)-☆
楽しかった~☆
(DVD買おっかな~^^;)






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映画『風に立つライオン』★柴田航一郎さんの貴重な経験への敬意をこめて


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166778/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

ケニアで医療活動した柴田航一郎さんの話に基づいているそうで
興味を持って鑑賞しました。
物語は、東日本大震災後の石巻をもはさみます。

話は、柴田さんこと島田医師の想い出語りとして
ともにケニアで働いた同期の医師と
日本に残った恋人の女医の話で、綴られます。


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼

1.熱帯医学より紛争による負傷

島田のアフリカでの医療は、はじめ、長崎大学の熱帯医学研究所でした。
熱帯の(風土病のような)感染症を、研究するところのようでしたが
やがて、内戦で負傷した人を診るところに、移ります。

外科医として、負傷者の手当ては、切断(!)を含め
活躍の場となります。
そこで、負傷した少年兵たちに出逢います。

傷を癒やし、命を救えることは素晴らしいですが
少年たちにとっては、それが、その場しのぎでしかない可能性がありました。
戦いが続く以上、あるいは、親を殺した者たちに従わざるを得ない以上
また、戻って、戦いを繰り返すほかない少年もいる―――
どんなに末端で、命を救ったとしても
上流の国レベルが、戦うことを選んでいては、どうしようもない――orz

別の例ですが
――大局的に根本的な解決がされていないなら
目の前の一人を救っても解決にならない――
という言い草を聞いたことがありますが
例え、根本的でなくても、たった一人でも、
病気や負傷した人を助ける意味はありますよね。
というか、見捨てられませんよね。

島田が、口癖にしていたという「大丈夫」を、支えとするように
少年たち一人一人に、今までとは違う生き方を、示そうとする島田。
患部を治すだけでなく人を治す――それは、むずかしいことですが
島田の治したい!という熱意が伝わります。


2.治せなかった患者さんのこと(柴田さんの経験らしい)

島田のアフリカの活躍だけでなく
それまでのことも、語られます。
その中で、島田が早い治療を勧めたにも関わらず
紹介先でない病院の空きを待つことを希望し、手遅れで亡くなった方がいました。
葬儀に出席した島田に、その人の夫は、
「すぐに希望の病院に入院できなかった妻は殺されたも同然だ」
と言って、島田を責めました。
それが本心ではなく、無念の表現なのだと感じた島田は
そんな無念を残すことのない医療を、強く意識していたと思われます。

3.少年兵のこと

ある日、9人殺したという少年兵が治療に運ばれます。

始め、頑なな態度をとる少年ですが、絵が上手なことから
島田は、ミケランジェロをもじってミケと、呼びました。
銃ではなく、絵筆を取れ――ということです。
それでも、ミケが、しばらく頑なだったのは、戦闘で心が固まっていたり
人を殺した罪悪感からでしょうか。
少年は、命令されるまま、銃を構え、結果、9人殺してしまった――

不本意な運命がそうさせたなら
(自分の意志で)10人救えばいい。そのために未来がある――
島田のこの言葉には、救われますね。

過去をひきずることは、よくありますが(汗)
ただ暗い重荷とするのでなく、その気持ちを光として前に進む――

がんばれェーッ!!と、自分に、叱咤激励していた島田自身も
そんなかすかな救いをみつけながら、やっていたのかもしれません。
(そうでないと、辛さに負けてしまいそうなことも……orz)

4.平和日本の医師として

島田は、危険地帯で銃撃されても、銃で反撃するのを拒みました。
人を救う医師だから、銃を持たない信念なのか――
崇高な信念と思いますが、同行のドライバーが撃たれているのに (>_<)
かえって、ドライバーが命を失っては、ソレはソレで、矛盾が……orz

やがて、手榴弾が、島田めがけて!(>_<)
……そこで、島田の姿は消え、彼は、伝説の風になったようなのです。

5.日本の恋人のこと

ところで、案外、詳しく描写されるのが、恋人のこと。

彼女は、五島列島の、ある島の診療所の一人娘。
アフリカではないけれど、地域の医療を支えているので
島田についていくことを、諦めます。

この島で、患者さんを診る様子が、やはり
生活に密着した感じで、アフリカの島田と呼応するものがあります。
そのような光景があるので、島田のなかに流れる医療の姿勢も
裏打ちされるようで、厚みのあるものになっているようです。

そして、彼女が、島田から受け取った手紙がイイ☆
島田も、地元で結婚することに決めた彼女に
贈る言葉は、複雑な気持ちで悩んだと思いますが
便箋の真ん中に、ただ、真摯な想いが一行。
幸せになってほしいということを――
シンプルだと、真っ直ぐ届きますね………..
そして、その同じ気持ちで、
島田はアフリカの患者さんと向き合っているんだなと………….


6.震災後の石巻で

冒頭と終盤に、がれきの石巻が映ります。
そこに、少年と、アフリカ系の男性。

実は、私は、このラストシーンで、目頭が熱くなってしまいました。

その男性は、男の子に
「怖がらなくていいよ。私はミケ。お医者さんだよ」と言って近づきます。
あのミケが、島田のように医師になって、
人を助ける側に回ったことも感慨深いのですが…
あの震災で、(がれきの中でなくても不安な日々)
きっと、その少年は、不安の中にいたと思いますが
ミケの言葉で、自分を助けてくれる人に出逢えた安堵を思うと、
それが嬉しくてですね……

ミケが、島田から受けたように、この少年に、
人としての温かさや安らぎを伝えるんだな――
という繋がりが嬉しい。


▼▼▼


自分の正義と良心に支えられた信念に従って
使命を全うするとき、そこには、
揺るぎない強さがみなぎっているように感じますが
やはり、人間だもの――
がんばれェーッ!を、人知れず、連呼する島田の姿には、
自分自身が、強く自分を支えないと、ダメなんだな……と思いました。

突風やら、逆風やら、
良い方向に吹く風だけではありませんが
信念の追い風を信じた島田。
島田は、伝説の風になったような展開でしたが
実在の柴田さんは、帰国されて良かった☆

貴重な経験を教えてくださった、柴田さんへの敬意をこめて。





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テーマ : 邦画
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映画『イントゥ・ザ・ウッズ』★物語がモリだくさんで大“もり“上がり\(^o^)/

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166567/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

1987年初演のブロードウェイミュージカルだそうです。
作詞・作曲スティーブン・ソンドハイム ←すばらしい!

サントラ


スマホのCMで、桃太郎や金太郎が、コラボしているのがありますが
コラボが、なぜか面白くて、見てしまいます(*^_^*)
こちらは、赤ずきんやシンデレラたちが、森を舞台にコラボしますが
そんな感じで、興味津々でした☆

アフターハッピーエンド~~と言っていますが
それぞれの物語の後日談ではないようです。(あとでね)

赤ずきんや、豆の木のジャックなどのエピソードを生かしつつ
軸になるのは、パン屋さんの夫婦と魔女。

よく、うまい具合に、話の辻褄を合わせたナ~とほくそ笑みつつ
全編を流れる歌が、素晴らしい!!!!!(^_-)-☆
冒頭から、森の中へ、引きずり込まれました!!

↓あやしげな森へ……^^;

▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.パン屋さんの夫婦with魔女

子供のいないパン屋さんは、桃を拾ってくるのではなく
隣の魔女の呪いを、解かなければなりませんでした。

隣人に呪いをかけられるなんて….いつの間に……(>_<)
それは、パン屋さんの父親が、魔女の庭から豆を盗んだから。
(親の因果が子に報い(>_<))

その呪いを解くには、3日以内に(ブルームーンまでに)4つのものが必要。
・血のように赤いずきん  
・乳のように白い牝牛
・とうもろこしのように黄色い髪
・金色に輝く靴
なので、夫婦は、それら(彼ら)が集まる森へ……

懐妊のために、盗むの?(―_―)!!という、気の咎めはありますが
魔女に、善悪の判断とは別のところにあるもの~♪みたいなことを
言われます。


2.森


皆が集まる“森”は、♪ただ、木があるだけ~♪ではありますが
オオカミ(by J.Depp)もいるし、茨も茂るし、怖いところ。

森と言う場所は、人々にとっては、“非日常“を意味するようです。
だから、普段ない危険もあれば、奇跡もある。
常識から逸脱した場所――ならば
人から奪うのもあり……不倫もあり!?……(―_―)!!
案外、残酷なことも……orz


3.進撃する巨人妻

何となく、話が収まってきたかな~と思う頃
地を揺るがす事件没発!(>_<)

ジャックが豆の木を切ったため、墜落死した巨人。
その妻が“2本目の木“をたどって、ジャックを追ってきました!
ジャックを巨人妻に差し出せ!という意見もありますが
そもそも、なぜ、“2本目の木“があるのかをめぐっての
責任のなすり合いが、歌のバトルで面白い♪

結局、皆で対応することになりますが
“攻撃”でなく“和解”を望む声もあり。(*^_^*)
でも、そうこうしているうちに、踏み潰されそうなの(>_<)


4.アフターハッピーエンド

ネタバレ御免↓(要反転)

そんなこんなで、パン屋さんには赤ちゃんが出来ますが
お母さんは転落死してしまいます。



ハッピーエンドでじゃないの?
そこで、奇跡は起こらないの?と思ってしまいますが
ミュージカルは、わりと、人間社会の暗部を、
楽しく歌い踊り飛ばしていますよね。
そうやって、キビシイ現実を強く生きていくんだ!と
励まされるのかもしれません……


▼▼▼


桃太郎や金太郎が……じゃなくて^^;
赤ずきんやシンデレラたちが、“森”に集まって
ドタバタと、楽しくキビシク(>_<)、“森”だくさんに魅せてくれました☆
……大“もり“あがりデス(^_-)-☆


PS:ジョニーのオオカミは、出番は少ないですが
“キレ”がいいですよ。
特に、イナバウアーのような反りの「ワオーン」はキマッタ!と言う感じ(^_-)-☆





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映画『切られ与三郎』★雷蔵サマ、男に切られ女に裏切られ

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/10432/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。



♪死んだはずだよ、お富さん~(歌詞引用)は
春日八郎さんのヒット曲『お富さん』。

死んだと思っていたお富と再会した与三郎が
「いやさ、お富、久しぶりだ~な~」と言うのは
歌舞伎『与話情浮名横櫛』(よわなさけうきなのよこぐし)


この雷蔵サマの与三郎は、歌舞伎の筋書きとは違って、というより
雷蔵サマの魅力が生かされていると思います。

そもそも、“切られ”ということについて
”玉に傷“ではありませんが、様子のいい美しい雷蔵サマのお顔に
切られ傷がある――というのは
不幸や哀しみが、より深く、かつ美しげな風情を、醸し出すもんでございます。

▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼

1.三味線と新内流し♪

与三郎は、ろうそく問屋の跡取り養子でしたが
実子が生まれたので、居にくくなったのか
三味線に没頭し、挙句は、家を出て、新内流しをします。

シャミを片手に、歌い歩く雷蔵サマ!☆
なんとも言えない風情と艶っぽさが、ありますねェ……

これに聴き惚れたのが、お富。(淡路恵子さん)
与三郎を座敷に上げて、父の供養にと言って
与三郎のシャミと歌を、正座して聴くお富。
色艶のなかにも、端然と美しいシーンです。


2.駆け落ちと裏切り(―_―)!!

そもそも、なぜ、与三郎が“切られ“たかと言うと
このお富と駆け落ちするほど思いあうも
お富の情夫につかまって“切られ“、お富の生死もわからなくなります。

その後、紆余曲折を得て、与三郎が“ゆすり“に入った家に
お富がいました。(←死んだはずだよ、お富さん)
(その家は、与三郎の義妹がらみで、また複雑なエピソードあり)

駆け落ちした相手が生きていて、ほかの男と生きている――というのも
心中複雑な再会ですよね。
そんなとき、どれだけその人への想いが残っているか――
と情緒的には思いたいですが
今の自分の“損得“を考えてしまう――というのは、情けない……orz

お富は、そのとき“お尋ね者“になっていた与三郎を、”売って”しまうのです…orz
一度、縁の切れた男女は、もはや、情の糸も切れたものなのでしょうか……orz


3.旅芸人の女(=中村玉緒さん)

玉緒さんも深い女優さんです。
華奢で壊れそうなお姫様ムードもあれば
女の業を匂わせるスゴミもあります。

旅芸人の女は、切られたあとの与三郎と出逢い、恋に落ちますが
その後、一座も女も売り飛ばされてしまい
囲い者になった、その女と再会します。

再会したら、女は与三郎がいいに決まっています。
与三郎と逃げてくれと、懇願します。
女が、情夫を殺した現場に来てしまった与三郎は、ビックリ!
間もなく、情夫の関係者が踏み込んで来て、あやうくなった女は
「この人が殺して私を連れ去ろうとしたんです!」と与三郎を指さすので
与三郎、もっとビックリ!(>_<)

かくして、人殺しの冤罪で、追われる身になる与三郎……
(その後、お富と再会)
好きな男には違いなくても、我が身のほうがかわいいか……(―_―)!!


4.義妹のお金(きん) =冨士真奈美さん

男には、顔を切られ、女には裏切られ――の与三郎が
たどりつくのは、義妹のお金。

家のため、望まぬ婚姻の日。
神社で密会した、与三郎とお金は、兄弟として――
与三郎は、罪人の自分が捕まれば、縁談は破談になり
“妹“は幸せになる、と思うのですが
もはや、そんな小細工では、双方、“幸せ“にはならないのです。

お金は、養子の与三郎を、兄と慕いつつ
恋心を持っていたと告白しました。
与三郎は、かわいい妹と思いつつ、妹以上の気持ちはあったかもしれない。
与三郎が教えた手毬り歌が、二人の情をつなぎます。

この二人の間にあるものが兄弟愛であれ、男女の愛であれ
裏切ることのない、真実の愛であるならば
それが、この世の最後であっても、満たされうるものなのでしょう……
↑その情感が美しい!!!!


▼▼▼


雷蔵サマの魅力たっぷりの、オリジナル与三郎☆
風情ある情話は、いかがでしょうか。




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テーマ : 邦画
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映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』★事件の真相に迫ろうとする魅力ある登場人物たち

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/164234/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

同級生の死の真相を暴くべく、校内裁判をしようと
立ち上がった生徒たち――

(原作未読です)
法的拘束力のない裁判をしてもなぁ……と思いつつ
“その嘘に涙する“というフレーズに惹かれて鑑賞しました。

前篇では、事件の真相に迫ろうとする登場人物の人物像に
思うところありました。
イジメ殺される!?という、ショッキングな題材ですが
昨今では、それが実際の事件になっているくらいなので
切実に、身近な問題としても、見入ります。


▼~▼ 人物について雑感です。

▼▼▼


1.藤野涼子

亡くなった柏木君の第一発見者。
柏木君は、大出ら3人に突き落とされた――という告発文を受けとり
真相解明すべく、校内裁判にこぎつけました。

学級委員なのに、いじめを見て見ぬふりをしていたことを
柏木君に、咎められたことがあり、
今度こそ正義の心に従うゾ!という強い信念が、みなぎります。

藤野涼子さんは、(三國連太郎さんみたいに)
デビューの役名をそのまま芸名にしたのですね。
芯のある演技で、後篇も期待しています。


2.三宅樹理(ジュリちゃん)←キャラいち押し!

過度のストレスでは、声が出なくなってしまう……
大出らに、暴力を振るわれたことも!(>_<)←ホント、ひどい。

このジュリちゃんのキャラは一押しです!
(お肌のことでも)相当、ストレスを抱えている――というオーラが素晴らしい!
打ちのめされて意気消沈――というだけでなく
そこから湧き上がる、憎悪のエネルギーを強く感じ
不気味なほどなのです。でも哀しい……←ソレが絶妙☆

告発文の差出人ですが
大出が柏木君を突き落したのを見た――というジュリなら、
ほかに“何か”あっても不思議ではない、と思わせてくれます。


3.大出 (―_―)!!

大出のは、イジメというより暴力です。
なんてヒドイ!と思いますが、コイツの親父が、
さらに、トンデモ暴力親父なんですヮ。

暴力が日常化してしまうと、特別なことではなくなってしまうのかも……
強い者から受けた暴力を、弱い者に返すのが何ともなくなる――というか……orz

柏木君殺しの“容疑者“として、告発されますが
大出には、アリバイがあるらしい。
冤罪にしてでも断罪したい、と思われるほど、憎まれるのもわからなくはない…


4.神原くん

柏木くんと親しかったらしい、他校の生徒。
しかし、裁判では、容疑者:大出の弁護をしたいと言うから面白い!

神原くんも、大出と同じく、暴力的な父親だったようで
大出とは、同じ目の高さを、知っているようです。

神原くんの、理性の天秤を感じる雰囲気が、裁判の行方を
とてもミステリアスなものにしています。
彼にも、何かありそうデス…….^^;


5.ジュリの母  ~~永作博美さん♪(←シーンのインパクト大)


ジュリの母には、私にもありそうなものを、再認識させられました(汗)。

まずは、母の明るさ。
子供には、深刻にならないように思わせたいからか
母親は、ソレがなんでもないことのように
サラッとカラッと、明るく受け流してしまうことがあるんです………

けれど、子供にしてみたら、なんでもないことではなくて
真剣に深刻なこととして、受け止めてほしかったかもしれない……
永作さんの明るさが、病めるジュリには、すごく残酷に思えてきます。

とどめは、親友の死について話している電話のシーンです。
お悔やみらしいことを、口にしているのですが
それが、娘の親友の死だということの親身さが、まったく伝わらない……

母は、娘をとても大切に思っているのは、後のシーンでわかるのですが
大人になると、社交辞令慣れして、
心にひびかない冷たい会話になってしまうのか……orz
それを聞く娘が、どんなに傷ついたかも知らずに……(涙)


5.松子☆
松子ちゃんは、イイ子なんですよォ~(*^_^*)
明るく強く、毎日をやり過ごそうとする笑顔がイイ☆
イジメにも、敢然と立ち向かったのにも、頭が下がります。
なのに……


要反転↓

松子ちゃんが車にひかれてしまうのは、
柏木くんの件とは別で、偶発的な飛び出し事故?と思うのですが
ドライバーが不明(引き逃げ?)で、不可解かつ不幸で残念な想いが重なります。




▼▼▼

ソロモンの偽証とは、知恵者が巧みにウソをついた、ということなのでしょうか。


真実でないことは悪いこととされますが
“嘘も方便“と言いますし
後篇の“ウソの正体”に、期待が高まります☆



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映画『でーれーガールズ』★切ない友情はすみれ色with百恵ちゃんの歌

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166776/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


・鮎子  :優希美青/白羽ゆり
・武美  :足立梨花/安蘭けい


“でーれー“とは、ドエライということでしょうか?

岡山の女子高に転校した鮎子は、武美と仲よくなり
“でーれーガールズ”な関係になります。


時代は、百恵ちゃんが引退する頃。
引退表明後でも、寂しさを吹き飛ばしてくれる
ギンギンなロックの♪ロックンロール・ウイドウが、冒頭を飾ります。


個人的に、女子高の想い出は
甘かったり辛かったりありますが、それでも
30年ぶりの同窓会は、ただただ、懐かしさだけで参加しましたよ。


鮎子と武美も、30年ぶりに同窓会で逢います。
在学中、“ボタンの掛け違い”から、煮え切らない別れをした二人ですが
30年の歳月はありがたいですね。
笑顔で再会を喜びます。
(私は、それだけで感無量です……)


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


女子高だからなのか、女子はそんな傾向があるのか
女子は、彼氏でなくても、親友の女子とは、すごく親密で1つであることを
いつも確かめていたい傾向が、ありそうなんですが…

武美は、特に、鮎子と強いつながりを求めていたようです。
(それなりの理由はあり~~~あとでね)
鮎子の描いた漫画のファンで、続きを楽しみにしていて
鮎子の“彼氏・ヒデホ”にも興味津々。

ヒデホのことを鮎子から聞くうちに、ヒデホを好きになってしまう武美。
ついには、腕に、ヒデホの名前を刻むほど……
すると、彼女たちの友情が壊れたのは、ヒデホのせいかと思われそうですが
チッチッチ……そんなに簡単じゃないの。女心は、複雑なの。
そして、言い訳を、口に出せない奥ゆかしさ……
せめて、立ち去る友の名前を呼んでいたなら………orz


誤解があれば、誤解を解くように説明すればいい――
と、客観的には思いますが、(↓個人的なこと)
私個人も、誤解?で責められ絶交されたとき
言い訳をする気力がありませんでした……orz
私に、説明や確認を求めず、絶好したわけなので、
今更、説明したところで、ミゾは埋まらないだろう……と諦めました。


↓ネタバレ(要反転)


武美が、心臓病だったということが、キモです。
体調だけでなく、手術のことなど、“今“を大切に生きたい気持ちは
鮎子より強かったよう。
けれど、鮎子に病気のことを言わなかったのは
楽しい関係だけで、いたかったからでしょうね。

武美が、ヒデホを好きになるのは、鮎子との一体化の1つでもあり
やはり、女子だから、ステキな男子を好きになりたいからかナ☆
誰かを好きになるのは、生きる支えになりますしね。

武美は、大好きな鮎子とヒデホをセットで、大切に思うこととして
クリスマスプレゼントに、二人にマフラーを贈るのですが
鮎子は、別の男子;淳くんとデート!!!
え?何?と思う武美の動揺は、わかりますよ……

実は、ヒデホは架空の存在。
それは、30年後に、武美にわかってもらえます。
ひょんなことから出逢った淳と鮎子が親しくなったのは、後のコト。
武美に言わなかったのは、“隠した“というのでもない。
ヒデホに夢中になっている武美に、敢えて、本当のコトは言えないもの……




▼▼▼


30年後に、再会できた鮎子と武美には、とにかく嬉しい。
(武美=安蘭けいさんが、サバッとして素敵にカッコ良し(*^_^*))
女子高生に戻って、なじみのお店で、おしゃべり☆


母校で講演する鮎子は、友情の教訓を、後輩に告げました。
関係を修復したい人とは、そのままにしないで、ためらわず
立ち去るその背を、呼びとめてと!


二人の友情が、修復したのはメデタシでも
この友情物語の結末は、でーれー切ないです…….
(白羽ゆり&安蘭けいの、宝塚OGならば
すみれ色の切なさと言うべきか)


哀しいからと、鮎子が、なかなか聞けなかった
百恵ちゃんのラストソング『さよならの向う側』が、いよいよ流れるとき
ああ、青春もろとも、素晴らしいことが、過ぎゆくことの哀しさに
胸がいっぱいになります……………….






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映画『娚の一生』★古い一軒家で紡がれる男女の情愛がイイ☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/165170/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


祖母亡き後も、祖母の家に、ひとり住む“つぐみ”と
その離れに住む、大学教授:海江田。





このチラシには、ビックリですが(汗)
ここだけ切り取っては、もったいない作品でした ^^;

この物語は、草木染めをしていた祖母の家(古民家)を舞台にしていますが
それがとても良かった☆
都会のマンションでは、成り立たない風情ですよ。


▼~▼ 内容にふれて、ほぼノーガキです。


▼▼▼

1、時計のぜんまい


榮倉さんは、笑顔はまぶしいほどなのに
都会の生活もろもろに疲れたムードの女性:つぐみとして登場。

冒頭で、子供のつぐみが、
祖母の家の柱時計のぜんまいを巻くシーンがありますが
その後、何度かそのシーンがあります。

そんな、昔ながらの時計の似合う、祖母の家が、とても良いのです!
ワケありで、そこに住むつぐみが、中庭で、染物をするのも良い^^;
ご近所さんが、ひょっと訪れて座れる椅子があるのも、さりげない。
祖母が住んでいた―という人の温もりが、そこここに感じられるのが嬉しい。
恋に破れて、そこにたどりついたような“つぐみ“には
その家にくるまれているように、思えます。

で、そこに、ポッとあらわれる王子様!?ならぬ、居候のオッサン
いえ、ロマンスグレーの大学教授。しかも独身^^;
とはいえ(←この接続はおかしいかも^^;)
“つぐみ“は、この海江田と言う男に、一目ぼれはせず。

母屋と離れとはいえ、同じ敷地内での同居生活☆
この、“スープの冷めない”的な距離感が、古民家の良いところ。

お疲れ&諦めムードのつぐみの“時計“が、新たに巻かれていくのです。


2.少年

つぐみと海江田が、なんだかんだ言いながら、うまく暮らし始めた頃
一人の少年が、この家に、置き去りにされます。

その少年の面倒をみる、つぐみと海江田。
子はかすがい、と言いますが、よその子であっても
親子や夫婦のような情が、生まれてくるのですよ。
(家族っていいなァ……という、アノ雰囲気です)

そして、母親がしれ~っと迎えに来て、落着しますが
この子も、時計のぜんまいを、巻いていくんですね。
少年の人生にも、つぐみと海江田の生活にも…



3.足をなめるのは情愛の一部   ~敢えて言わなくてもですが^^;


男女の情を、一言で言おうとするのは、ヤボかもしれませんが(>_<)
つぐみに一目ぼれの海江田は、ともかく
もう恋はしない(>_<)と思っていたつぐみの心が、溶けていくのを
一言では、言い切れません……

と言うのは、もう恋はしない!と思う時点で
心の奥の奥の底の底では、本当は、イイ恋がしたいと思っていると思うからです。
(本人も気づかないかも)

けれど、全身全霊の恋が、終わってしまったときは
次のことなんて、考えられません…….
オシャレして綺麗にして、次の恋を……なんてムリなんです……orz
(つぐみも、しばらくオシャレっ気なかった…(―_―)!!)

しかし、微妙な距離に、自分に好意を持っているのに、媚びず
大人の余裕で構えている男性がいるという、絶妙なシチュエーション♪
(これは、トヨエツならではですよ。この構えは^^;)

しかも、学生の頃は、年上の祖母を慕っていたという
ふり幅の大きさ!
恋愛の間口が広いというのは、要注意でありますが(汗)
恋愛に柔軟?というか、寛大のような
あるいは、身内のような親近感もありか……?

そんな海江田には、足をなめられたらイチコロですよ――ではなくて…

今、もし、自分の頑な気持ちが、いい意味で崩れてくれたら
心から、受け止めてほしい――と願うとき
その受け止めてくれた人に、本当に何もかも、委ねさせて欲しい――
と思うと思います。

ソレが、自分の足を、海江田がなめるままに許した――
ということだと思うのです。
(この感じは、うまく説明できません……)

この人と、一緒にいたい……
心から、幸せになりたいと……


▼▼▼


↑つぐみを借りた、私目線のノーガキですが^^;
男の海江田とて、愛する女無くしては、生きていけない――と思います。


タイトル“娚の一生“の“娚”は、“めおと“と言う意味があるそうです。
オトコと読ませていますが、女がくっついています^^;
“男の一生”には、女が隣にくっついていないと……ということかな……^^;

古い一軒家で、(トヨエツ、蹴飛ばされもしますが(>_<))
少しずつ紡がれていった情愛の姿は、私のツボでした。
一生に一度は欲しい(^_-)-☆




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映画『くちびるに歌を』★名曲に乗せて歌も笑顔も広がっていく♪

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/165741/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


アンジェラ・アキさんの歌『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』を
モチーフにしたそうです。
http://j-lyric.net/artist/a04c419/l00ea7d.html
劇中、この歌を聴いているだけでも、胸が熱くなってしまいます。


産休になる音楽の代用教員として、
故郷の中学校に戻ってきた、ピアニストのユリ。
ワケありで、ピアノが弾けないばかりか、なんかヤな感じで登場……(>_<)

そんなユリが、合唱部の顧問になり、生徒とふれあううちに
笑顔でピアノが弾けるようになったよ……というだけでも、イイ話ですが
それだけでなく
ほかの人も“笑顔”になるのが、良かったです。

物語は、独唱でなく、合唱ですもんね♪


▼~▼ 内容にふれて雑感です。


▼▼▼


1.15才の君とボク~ナズナとサトル~

(15才でなくても)すごくしんどいとき思うのは
早く、こんな状態から抜け出したい!(>_<)ということと
何年かして、順調に生きている自分を想像してみること。

歌詞の意図をくむため、
15年後の自分に宛てた手紙を書く合唱部員。


まず、サトル。
兄をめぐる事情は、あらかじめわかりますが、
手紙に綴られる、サトルの本心には、目を開かされる思いがします……
そういう気持ちで、毎日、生きてきたのかぁ……と。
それは、両親にも、わかっていないことかも……
(兄のことは、あとで効いてくるも、イイ♪)


そして、部長のナズナ。
ナズナの両親のエピソードが、残酷であり、温かくもあり
その深い感情体験は、15年分以上かもしれないな……と思う……


はた目にはわからなくても“重荷“を背負っていた、15歳の彼ら。
ユリは、感じたと思う。
自分だけが悲劇の中にいるのではないと。
(自分が涙にくれているときは、他人の涙は見えないんですよね……)
そして、そんな彼らは、「テキトーによろしく」な気持ちで、
合唱に参加しているわけではないと。
合唱コンクールに向けて、ユリの態度も変わっていきます。


2.♪ド~ド~(汽笛)=前進

ユリは、ナズナの母の想い出話から
♪ド~をきっかけに、ピアノに戻れるようになりました。

ピアノが弾けなくなった理由→要反転 


婚約者が、コンサートの当日、交通事故死したため。


ユリがピアノに戻って終わり――ではなく
歌や音楽は、もっと、広がっていきます。

合唱コンクールの歌は、産休の先生の耳にも届き
コンクール会場に入れなかった、サトルの兄のために
部員が、歌ってあげました。
(そこは、歌が広がっていくだけで、いいムードです♪)

そして、ナズナの♪ド~。
ここは、サトルの兄のエピソードが、“回収“していきます。
前進を告げる♪ド~ド~が、人と人をつないでいく――
(先が読めますが、読めてもいいじゃいないかと^^;)


3.歌詞より

何年かして、今、辛いと思うところから抜け出せて
幸せだったらいいな……とは、よく思うことだと思います。

けれど、何年かして、ソコから抜け出せても
また、別の困難が来てしまうのも、現実ですよね……orz
『手紙』の歌詞でも、
♪哀しみは避けては通れない(引用)と言っています。

苦しいところを抜け出して、“幸せ”になるには
抜け出せる強さが、自分にないと、多分ダメ。
誰かに、引っ張ってもらっても、幸せを実感できない、多分……

辛い時は、辛いかもしれないけれど
♪負けないで!(引用だけでなく)
笑顔を見せられる強さが欲しい……
そうすれば、笑顔が笑顔を呼んで、いい風が吹いてきそうです。


▼▼▼


例えば、15年後のサトル君は、それなりに
苦労は、あるかもしれないと思います……

けれど、幸せに思えるかどうかは、心の持ち方次第?という面もありそうです。

そんな心の、イイ方向への“前進“に
音楽は、歌は、力になってくれそうです♪
あと、笑顔も(*^_^*)


新垣さんの笑顔もイイですが、木村文乃さんの笑顔も☆







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