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映画『夫婦フーフー日記』★“フーフー漫才”は笑いの想い出に変えて

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/165455/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


長く友達だった二人が結婚し、パパとママになりました。
けれど、ママには、病気(大腸がん)が見つかってしまいます――

・夫:佐々木蔵之介
・妻:永作博美

闘病ブログからの実話だそうです。
・元のブログ→コチラ


健康なうちには、さらっと、過ぎていくかもしれない日常ですが
この夫婦には、結婚~妊娠~発病~闘病~出産~闘病~育児~闘病……
それらが、あっと言う間に、過ぎていくことになりました。
重病になると、家族も含めて、いろいろと大変ですよね……
フーフーというのは、よくわかりますよ。

重いテーマではありますが
佐々木さんの飄々とした雰囲気と
永作さんのサバサバっとした感じでもって(←すごくイイ☆)
“ちぐはぐ夫婦漫才”のような二人の関係が
色濃く残されていきました。哀しみより、そのほうがいいじゃん♪


▼~▼ 内容にふれて雑感です。


▼▼▼

1、永作さん♪絶賛!

まずは
幽霊となった妻の姿が見える夫、と言う設定が、ニクイです。
夫は、自分の作り出した“幻影”だ、と思うのですが
妻のいう事は、しばしば、夫の思考範囲を越えている……^^;

特に、妻のグチ。(―_―)!!
夫婦の闘病作品だから、きっと麗しい夫婦愛なんだろーと思っていましたが
妻は妻で、夫へのグチを、吐き出したシーンがありました。
それって、“幻影“を、越えてます……(汗)。

あるいは、その時は気づかなくても
振り返ってみて、夫が“反省“した点だったのかもしれないけれど……
(ブログを全部読んでいないので詳細不明です。すみません)

ああ、やはり、夫婦間には、いろいろあるんだなー……
それらを、受け止めたり、受け流したりしながら
デンッと構えて、しっかりものの存在感が、小柄な永作さんにはあるのです。

ハンバーガーを食べている彼女と、初めて出逢った印象からか
夫の幻影は、ハンバーガーにかぶりつく彼女の姿で始まる。
その永作さんも、やせの大食いっぽくて、カワイイんだな(*^_^*)


2.ウソで救われる


本になったわけですが、事実とは違うぞ!と
夫にクレームつける妻の姿が、また、オカシイ(*^_^*)
ドキュメンタリーなら、過剰演出か!?(>_<)

いや、これは……
二人の記録というだけなく、夫の願望だった。
ウソ!?であっても、
残したいことは、残したいように残す。

「ウソをつくことで、自分を救っていたんだよね」
妻の言葉には、グッときた―――

願望もそうだけれど、病気の人を前にすると
ウソをつくことが多くなることは、経験した人にはわかると思う。
申し訳なく思うウソは、“可能性”が乏しいのに、さもありそうに言うこと。

ブログで見たエピソードです。
化学療法について、担当医が、本人にも話すのですが
あとになって、夫が知ったこととして
化学療法の効果は、低いことはわかっていたけれど
まだ治癒の可能性があると、本人に思わせたくて話したと。

騙したのとは違って
願望が込められたウソには、苦渋の優しさがあると思います。
「そのウソに、私も救われたよ」
そんな妻の言葉も、夫の幻聴?なのだけれど^^;
“本当”に、そう思っていたと思うよ、きっと……


▼▼▼

死を盛り込んだ実話ですから、やはり哀しいです。

けれど、辛く哀しい日々でさえ
笑いと楽しさに塗りかえて、覚えておくことができるなら
笑っちゃったほうがイイ!!!!!(*^_^*)

この夫婦の、フーフー漫才のボケとツッコミは
ずーーーっと続いてていい。
永作さんの笑顔が、いつまでもイイ☆




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』★そして命からも解き放たれた永遠の…


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/157612/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


お気に入りレビュアーさんたちの絶賛で、いつか見たいと思っていました。
舞踏家・振付家:ピナ・バウシュのダンスの世界♪
これはもう、見て感じて頂くほかありませんが…→ちなみ


映画完成前に、肝心のピナが急逝された、ということが
大きな事件でありました。それもふまえて
▼~▼ 以下、雑感となります。


▼▼▼

まず、作品から

・『カフェ・ミュラー』


:カフェをイメージしたイスを、たくさん並べたところでの
パフォーマンス。
カフェ、という既知の場所だからか、スッと、その舞台に入れます。
が、その先の彼らの世界には
うまく巻かれるように見入るでもあり、
“当たり前“のことを忘れて、見入るでもあり☆


・『春の祭典』


:室内に、泥を敷き詰めた舞台での、パフォーマンス。
この“泥”でもって、私のガチガチ頭は、やられちゃいました。
土から生まれる、春の命。
そして、土にまみれ、土から命の糧を得る生き物たち。

――というほど、実は、具体的ではありません^^;
私がそう感じるだけで、“わかりやすさ“を排除した分
各自の感性で広げられる場面――と申しましょうか……



ピナ・バウシュの顔(表情)を見たとき、まず、感じるものがありました。
それは、この雰囲気、誰かに感じたな~……というもの。
それは、学生の頃の舞踏の教官:M先生(男性)。


それは、“柔軟な“と言えば、済むのかもしれないけれど
柔らかで、温かくて、人としての優しさが、細やかに溢れてくる感じ!!
世の中には、接するうちに、イイ人だとわかることはありますが
第一印象で、フトコロの深さを感じさせる、大らかなオーラを放つ人は、
あまりいないかと……


ダンスという表現をすることで、自分と外界との垣根が取り払われ
この世界のすべてが、すでに、自分自身の一部になっているのだろうか……
と思うような親近感に、引き寄せられる――


その優しさは、無防備なまでの柔らかさなのだけど
一方、おいそれとは踏み込めない神々しさは
日々の鍛練・精進の賜物か――


斬新なダンスの世界も、そうですが、私は、このお人柄のオーラに
惹かれましたねェ……
ああ、こんなに表情豊かで、広く深い雰囲気のある人間になれたらいいナ……
学生のとき、M先生に対して抱いた憧れを、再び、見るよう……


そんなM先生は、体を冷やさないために、生野菜は食べない――
と言われたことがありました。
ほぅ~、体が資本の舞踏家には、そんなこだわりがあるのか、
と思ったものでした。


やはり、雰囲気だけでなく共通するものがあるのかな…と思っていると
写真(遺影)に写るピナの手には、タバコが……
ほぅ~、ピナは、愛煙家だったのですね。


体調云々ということは、あるかもしれないけれど
ピナは、“タバコ“へのこだわりはなかったのですね。


各人各様の生き方があるとすれば
そこに、1つの“制限”(禁煙)を設けないことが、彼女の個性を作り出す一助に
なっていたと言えなくもないのかも……
(禁煙・愛煙の御意見は各自の胸に収めておいて下さいませ、ここでは)


▼▼▼


ジャンプして、空(くう)をつかみ
着地する直前の加速に、心が舞い上がる――
ピナの振り付けた世界に、飛び込んで見入る、至福のとき――


「春夏秋冬」のシンプルな振り付けが
大勢で、何度も、繰り返される。
何度も季節はめぐり、時は流れ続ける――


あるとき、ピナは、大病を告げられ
その数日後に、この世を去ったという………


たぶん、皆、思っているかもしれない。
ピナは、いよいよ、命という大きな“境界”を越え
この世のすべてをも、包括しながら
もはや、何にもとらわれない最上のダンスで、
天に羽ばたいて、行ったのだろうと………


そして、永遠の舞姫になったのだろうと…….




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『リピーテッド』★昨日までの記憶探しミステリーwithプーさん

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/167092/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


クリスティーン:ニコール・キッドマン
夫ベン:コリン・ファース


朝になると、前日までのことを忘れてしまうクリスティーン。
目覚めると、隣で眠る男性の手が、重たく、乗っかっている……

毎朝かかってくる、医師の電話で
昨日までのことを聞いて
覚醒し直す、クリスティーン。

なぜ、記憶障害になったのか?
自分に何があったのか?そして
隣に眠るこの男は、本当に夫なのか?
今夜眠る前に、できるだけ、知っておきたい……
(原題:BIFORE I GO TO SLEEP)

毎朝、知らない・わからない――ということから始まる不安を
ニコールの青い瞳が、煽ります。

毎日、少しずつ、真相がわかっていくのが面白い☆
しかし、順当でなく、フェイントあり(汗)、流血アリで、ドキドキ!

▼~▼ ネタバレしないで雑感です。

▼▼▼


1.夫:コリン・ファース♪

記憶を失くしたときには
愛する家族まで、忘れてしまうのが、哀しいこと…orz
あなたは、私が愛した人なんでしょうか??と疑うわけですから……

(ちなみに、大好きな名画『心の旅路』は、忘却の闇が晴れて
愛する気持ちが、一気に蘇る感動のラストで
何度見ても、感動の涙があふれます。)

今作の夫:コリン・ファースのキャスティングは、適役ですね。
優しさと怪しさ(汗)を併せ持つ、厚みある演技力で
ウソか真か、思いやりかたぶらかしか(汗)
どっちにも取れるから、目が離せません。

2、夫の手

そんな夫・コリン・ファース(=ベン)の手が、
毎朝、クリスティーンの上に乗っかっているのが、
ミソでしたねェ……^^;

夫が妻を愛し、守ろうとしているかのようでもあるし
夫が妻を束縛して、押さえつけているようでもある……
(↑コレは、手だけでもう、絶妙な表現だと思いますよ!)

その手を、毎朝、払いのけて起きるクリスティーンには
記憶の無い、いぶかしく重い朝の始まり…と言ううってつけのシーンです。


2、プーさんの話  ~朝のこと~

クリスティーンが思い出す、プーさんの物語。
それは、プーさんとピグレットが、朝、
最初に、思うことについての話なのですが……

(ちなみに、プーさんは、朝食のことを思い ^^;;
ピグレットは、今日はどんなワクワクがあるだろうかと思います。)

クリスティーンは、毎朝、ココはどこ?私は誰?というところから
やり直しているわけですが 
段々に、真相がわかってくると、彼女にも、
ワクワクする未来が、待っていてくれそうな期待があります。

そして、このプーさんの話は、ラストに、
満たされた感動を、クリスティーンにもたらしてくれます!


▼▼▼

記憶をたどる物語には、心の旅(人間ドラマ)とミステリーがあって
とても、興味を惹かれます。

ニコールとコリンの存在感が、厚みあるドキドキを、見せてくれました☆




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『イニシエーション・ラブ』★前田敦子さんの「たっくん♪」が耳から離れず^^;


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166362/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


恋人たちの行く末に、“仕掛け“があるとのことで
気になっていましたが
予告編で、前田敦子さんが、「たっくん♪」と呼びながら
コクリと小首をかしげる仕草も、カワイくて、こちらもすごく気になって^^;

“タネ明かし“までの筋書きの妙を、なんだろなんだろと思いながら
散りばめられた、バブルの頃の懐かしい歌(やアイテム)の数々で
テンション揚げながら、鑑賞しました☆

物語は、カセットテープよろしく A面とB面のエピソードから成ります。
ラストの“巻き戻し“で、ははあ~となりますが
その前に、うすうす気づくことも……(汗)

▼~▼ 大ネタバレは避けながら、雑感です。

▼▼▼

1.80年代頃の背景♪

この作品を、魅力的にしてくれているのが
時代が、80年代頃であること。

カセットテープも懐かしい……
A面からB面に裏返さないで、“エンドレス“に回せる機能が出たときには
画期的でした!
エアチェックというのもしたなぁ~♪

『男女七人夏物語』のように、男女数名で、海に行ったりもしたなぁ~……
(それは、いつの時代でもありそうだけどなぁ~^^;)
明石家さんまさんと大竹しのぶさんの絶妙なセリフの応酬も、良かったなぁ~
言い合いの中に、強い愛情があって、“本気”を感じた愛情物語だったなぁ~

そもそも、人は、出逢いの中に、”本気”を求めるものだと思うのです。
合コンで出逢っても、職場で出逢っても……

携帯電話もないから、ひたすら家の電話を待っていたり
外では、公衆電話を捜したりして。
つながろうとする必死さ?が、今より強い時代だったかもなぁ……なんて。


2.前田敦子さん♪(=繭子)


彼氏を「たっくん」と呼ぶ繭子が、カワイイ☆
(前田さんは、幼さ残る可愛さを、前面に出してました!)
花を背負ってる繭子は、少女マンガみたい^^;
カマトト?いえいえ、超カワイイ\(^o^)/

カワイイかわいい、と褒めちぎりですが
この繭子の可愛らしさが、作品の大きな比重だと思います。
(当時、ブリッ子というのも流行った)

恐るべし!「たっくん」コクリの首かしげ……(汗)
それ以上は……言えないの……


3.亜蘭澄司 その他 (↓要反転!)


架空の人物名:アラン・スミシ―
松田翔太さんの“使用前“状態の方のことでしょうか。
けれど、ダイエットしても、松田翔太さんにはならないよね、アラン。

外見がこんなに変わると、性格まで変わって
DVになってしまうの???と思いましたもん。

そして、真相がわかって巻き戻したときに
カワイイ女の子の恐ろしさにも、気づくという…〈汗〉
カワイければ、可愛いほど、怖ろしさが増すわけで
前田敦子さんのブリブリな可愛さに、おののくのです(>_<)



▼▼▼

なかなか、面白いものを見せて頂きました。

前田敦子さんの
「たっくん♪」と呼ぶ声が、頭から離れません……


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『メイズ・ランナー』★始まりに秘められた「迷路」の出口へ~第一部


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/167269/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

30年くらい前に、「迷路」が流行りました。(*^_^*)
一度、久喜あたりで見つけた迷路に、弟と行きました。


紙の上で、渦巻になった迷路をグルグルなぞりながら
出口を見つけるのが面白くて、そのノリで
ひどい方向音痴なのに、「迷路」に入ってしまいました(>_<)
案の定、なかなか出られなくて、仕切り板の下を通って出ました…orz
上から見るのと、中に入るのでは、違いますね……(没)


予告編で、青年が、「迷路」の狭い道を、走りぬけようとしているのが
気になって気になって^^;、鑑賞しました。三部作の第一話。


冒頭から、不穏な金属音とともに
青年が、資材と一緒に“ボックス“で、運ばれた先は、あるフィールド。
何人かの青年たちに囲まれるも、わけがわからない……
ようやく、思い出したのは、名前(トーマス)だけ。
やがて、月に1度、自分と同じように、
人間が、ここに送り込まれてきたことがわかります。


彼らは、リーダーの下、役割分担して、共同生活をしていました。
その中で、俊足の“ランナー“たちが、出口を捜すために
フィールドを取り囲んだ“塀”のような「迷路」に入っては、戻ってきました。
夕方には、“出入り口2が閉まり、翌日には、「迷路」の道は変わると言います。


ーマスも、ランナーを志願し、出口を見つけようとします。
あるとき、初めて、若い女性が送られてきました……


▼~▼ 内容ぼかしつつ雑感です。

▼▼▼


1、そこにいることが「迷路」


まず、なぜ、彼らはソコに、送りこまれたのか?
どこから?誰によって?
というのが、ナゾのまま進むので、すでに「迷路」グルグルです^^;


生活圏は、作物も育ち、空気もきれいで
生存可能なスペースです。
塀のような「迷路」に挑まなくても、そこそこ生きていかれそう……?


我々はどこから来て、どこへ行くのか―
それを求めるのが、人間の性(さが)なのか…….
ともあれ
来たばかりのトーマスは、「迷路」打破に、躍起になります。


2.扉のこと


出口のカギとなる「迷路」の入り口は、扉のように、開閉します。
「迷路」の中には、人間を食らう“ナニカ“がいるらしい。
道に迷うだけでは無いんですね。


そうすると、この「迷路」への出入り口が
扉になって、閉じ込められているとはいえ
閉じ込めてくれないと、その“ナニカ”が侵入しそう(>_<)ということもあるのなら
この状況も、良し悪しなのかも……と思ってみたり……


3.運命の分かれ道


やはり、同じ困難にいると、人は、助け合いますよね。
奪い合い、殺し合いなどせず
コミュニティを形成し、“生活“している姿には、ホッとします。


けれど、意見の違いは、生じてくるもの。(>_<)
命をかけて、「迷路」を通り抜けよう!とトーマスのような者もいれば
もう、この生活になじんで、留まろうとする古参もいる。
ひと悶着で緊迫しつつ、トーマスらは、出口を求めて迷路へと、走る!!!


▼▼▼


「迷路」は、俯瞰して、グルグル「迷路」を見せてはくれますが
走り回るトーマスたちを囲む大壁には、圧倒されます。
しかも、その壁、動くし……^^;


やがて、襲ってくる「ナニカ」(生き物とは言わない…オット!)
の正体がわかり、予想通り
“出口“を見つけることはできます……オットット!ですが……(汗)
それは想定内ですよね^^;

というより
出口が問題ではないんだな、この話は……(汗)
本当のゴールは、“始まり“にありそうですし……

三部作の第一話なので、まだまだ“出口”は先のよう^^;
次回作も気になって、終わりました(^_-)-☆




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『明日に向って撃て!』★アウトロー二人の絶賛ラストシーンwith自転車

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/1780/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

ウィキ→コチラ

泥棒稼業の2人組:ブッチとサンダンス(実話ベースらしい)。

・ブッチ    :ポール・ニューマン
・サンダンス :ロバート・レッドフォード
・女教師 エッタ:キャサリン・ロス

自転車や逃亡中のシーンがおぼろげに残るだけで
忘れてしまいましたので、再見しました。
(ファンの方には、イマサラ感があると思いますが、また忘れそうなので
備忘録のつもりで……)
一説には、時代に取り残された男たち――というのだそうですが
やはり、伝説のラストシーンのインパクトは、忘れちゃいけません!

▼~▼ ちょっと備忘雑感です。

▼▼▼

1自転車のシーン♪with『雨にぬれても』

ブッチがサンダンスの恋人エッタと、“自転車”に乗るシーン。

相棒の彼女と、自転車を楽しむ、というのも
楽しそうだけど、微妙な不安要素がありますね…^^;

“未来の乗り物”と言われた自転車で疾走する姿は
危なっかしいけれど(>_<)、爽快感は否めない。

自転車操業などと言いますが、
泥棒稼業で、明日はどこ吹く風の彼らの人生そのもののよう……
そこで、流れるBGM}『雨にぬれても』♪
歌詞は、ちょっとカゲリがあるも
あらゆる不安要素を消し去ってしまうような、この素敵なメロディ♪

殺伐とした逃亡劇でなく、潤い(雨?)をもたらしてますね。

2.逃亡シーン

列車強盗をして、追手に、追われ続けていく2人。
追手に期限が無いので、逃げて逃げて逃げて――の逃亡シーン。
終わったときが終わり――という、刹那な生き方の彼ら。

逃げるときは必死でも、
人のモノを盗って生きるなんて、ダメですよ(>_<)。
けれど、そんな“気まま“な生き方を”自由”というなら
命からがら逃げる彼らの姿にも、ロマンを夢見てしまうのかも……

スペイン語ができるから、彼らとともにボリビアに行くエッタ。
教師の生活を捨ててまで――と思いますが、
好きになった人には勝てなかったのね……
(けれど、無法者2人との逃亡生活には、限界を感じ、
エッタは、途中帰国します。)


3、ボリビアでのラストシーン

ボリビアでも、銀行強盗をしたり、
逆に、給料運搬のボディガードをするなどしましたが
追われる身の上は変わらず、追いつめられるときが……

読みのうまいブッチと、銃達者なサンダンス。
このコンビで修羅場をくぐってきたように、今度も、そうするはずでした。

読みがうまい、と言ってしまいましたが
未来の乗り物:自転車を捨てて、馬車(だったか)に乗っていったブッチには
明日と言う未来が、来る運命ではなかったようです……

ラストシーンが、すごく切ないのは、ストップモーションの衝撃もですが
その前に、大勢のテキに取り囲まれた現状に際し
ブッチは、最強だと思っている“追手“がいないことで、
「じゃあ大丈夫だな」と思うこと。

↑コレは、本気でそう思っていたのか?
あるいは、そうでも思わないと、いられなかったからか?
そして、二人が、撃って出たところで、画面は止まり
たくさんの銃声が、これでもかと響いて終わる――――
彼らの“終わり“は、残酷な銃声の中にあり
彼らの“終わり”は、見る人の心の中だけにある――――


▼▼▼


二人が、最後に撃ったのは
彼らにはなかった明日に向かってだったとは……(>_<)
この邦題も、ニクイ☆

“滅びの美学”と言う人もいますが
カッコいいんだか悪いんだかわからない……けれど
アウトローのおバ〇な生き方をした二人に
なんだか、切なくいとおしい気持ちが、くすぐったく残る…….


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『駆込み女と駆出し男』★人生いろいろ女のリセットwith立場いろいろ男

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166028/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

井上ひさし原作:「東慶寺花だより」

信次郎:大泉洋
じょご:戸田恵梨香
お吟:満島ひかり
柏屋源兵衛:樹木希林


時代は、江戸後期(天保)。
縁切り寺(東慶寺)に駆け込んだ女たちの物語です。

・東慶寺のウィキ→コチラ

が、東慶寺は格式が高いそうで
駆け込みの庶務は、御用宿の『柏屋』が、承っています。

その柏屋主人の“甥っ子”兼“居候“の信次郎が
“世話係”兼“医者代わり?”で、寺の女たちと関わりながら
見せてくれます。

戯作者の駆け出しでもある信次郎の(←↑立場いろいろ^^;)
調子のいい台詞回しが、いいんですよ。
聞き取りにくい部分もありますが(汗)
それも勢いで、スルスル~ッといく、スジ運びも
滑らかなんですよ。

▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.お吟の場合 ← じょごに助けられて駆け込む


満島ひかりさんの薄幸のオーラに、悲惨な過去を覚悟していましたが
今回は、ちと、違っていました。


情夫が、堤真一さんですもんね。
( 惚れた男に、病気で弱っていく自分の姿を見せたくなくて、駆け込む)


↑そんな駆け込みも、あったんですねえ……
これも、女の哀しい性(さが)なんですかしらねェ……


2.おせんの場合  ←お女郎


駆込み寺とはいえ、お女郎の足抜けは、対象外でした。
けれど、さらわれて売り飛ばされた(!)おせんの身の上を知った源兵衛は、
ナントカしてあげたことが、わかります。


乗り込んで来たヤクザを、うまくかわすところは気持ちよく\(^o^)/
掟破りの“駆込み“女郎を、隠し続けた真相がわかったときには、胸打たれます。


3、ゆうの場合 ←武家の女


実家の道場を、乗っ取った男の嫁にさせられますが
離縁して、仇を取ろうと思っています。
この夫が、とんでもなく、ケダモノなんですよ!(怒!)


↑こーゆーの、現代にもいますね……(―_―)!!
暴力で、やりたいホーダイの、どーしょーもない男……(―_―)!!


時代劇のいいところは、勧善懲悪に、成敗(!)があること。
(平和主義や赦しは、しばし、忘れてくださいませ)
そもそも、話し合いにならない狼藉モノです!この男は!
柏屋は、刃傷沙汰で、流血の惨事!!

寺の女たちも、切られそうなときに
“じょご“が、ズバッと、退治したときの安堵よ!(これは駆除と言ってもいい)
こういう解決も、やむなし。


4.じょごの場合☆  ←鉄練りの家の嫁


主人とは名ばかりの夫は、実家の仕事(鉄練り)を、妻に任せきりで
女に呆けて、妻には、暴力をふるう……orz
↑こーゆーのも、現代にもいますね(―_―)!!


我慢していても、あるとき、堪忍袋の緒が、切れてしまうことはあります。
“駆込み寺“という、女の逃げ場があってくれて良かったと、思います。
縁あって出逢ったお吟と二人、やっとの“駆込み成就“には、
グッと力が入りました。


かくして、2年が過ぎ、晴れて離縁成立、というときに
夫が改心していたら、どうします?
職人も、また戻ってきてほしいと、口添えもしたら…?
復縁しますか―――――――?


答えは、人それぞれだと思いますが
たとえ、そのとき、好きな人(信次郎)がいなくても、
離縁は、むずかしいと思います…….


駆け込んだという“覚悟”は、すでに、変わりようのない“決心”だと思うから。
それに、2年の月日が、それぞれの生きる世界と価値観を
すでに、大きく引き離していると思うので……
(出て行ってからの改心は、遅いのかも……)


▼▼▼

寺に駆け込んで、離縁して、再び、
俗世間での、堅実な(!)生活設計をする、じょご。
今度こそ、末永く幸せであってほしい(*^_^*)


そんな駆込み女たちの、“人生いろいろ”もですが
手の無い、女間者:玉虫の過去も気になるし
駆込み寺の院代サマ(法秀尼)の“秘密”も、何?と、気をもたせます。


男子禁制のお寺に、医師として入る信次郎と
清く正しい院代サマとのやり取りも、オカシイ^^;




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ラン・オールナイト』★息子のため逃げたあとに魅せるオヤジの美学

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/164569/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

主演:リーアム・ニーソン(=ジミー)
息子:ジョエル・キナマン(=マイク)
親友?:エド・ハリス(=ショーン)


96時間』シリーズでは、娘を命がけで守るパパでしたが
今回は、堅気の息子を、マフィアから守るオヤジです♪


いずれも、アットホームな父でなく、別居・絶縁状態の淋しい父ですが
リーアムの品格のためか、ダメ親父の設定でも
堕ちるところまで堕ちた、ボロボロ感は無く
追われるスリルをメインに、ドキドキ楽しめます\(^o^)/


マフィアの親分のボンボンが、まいたタネで、
巻き添えを食って、殺されそうになった息子を救うために
ボンボンを射殺した、リーアム親父さん。
親友であっても、息子を殺された、マフィアボスは、リーアム親子を殺そうと
子分と買収した警察と、さらに殺し屋投入して、追いまくります。
今夜一晩、逃げ切れ!
なぜ、今宵一夜なのか……


▼~▼ 内容にふれて雑感です。


1、取引現場の緊張感(>_<)

作品のスリルは、親子が逃げまわる、“鬼ごっこ”的な部分だけではありません。


私は、マフィアが怖い(>_<)
彼らは、ビジネスライクなことを言いますが
仁義はないからか、信用できないのです(>_<)


マフィアのボンが、親父さんの意向に添わない“ビジネス“で失敗して、
相手のマフィアと険悪になったときが、怖かった~(>_<)
相手は、笑っていても、取引成立しないことを恨んで
殺しも辞さない雰囲気、ありあり!


きっと、ボンは消されるゥ~(>_<)と思ったら
ボンのほうが、先に、テキを消した……….


2.息子マイク~ジョエル・キナマン☆


息子マイクは、“取引現場“に、客を乗せてきた運転手というだけなのに
ボンに、消されそうになる。
危機一髪で、リーアム親父さんが、ボンを射殺してくれたおかげで
一命をとりとめる息子。


この息子が、いかにも、硬派でいいんですよォ~♪
ロボコップ』のときも、ルックス良しボディも良し♪でしたが
今回は、“生身“で、逃げまくってくれます(*^_^*)
今後のアクション作品にも期待です。


3.一線を越える、エド&リーアム!


親戚よりも、優先して尽くしてきたという、ジミー。
一線を越えるときは一緒だ――とは、なんとも硬い友情を感じさせる二人。


が、まさか、親友にボンを殺されるとは!と思う、エド・ハリス。
親友のボンが、息子を殺そうとしたんだから…と思う、リーアム。


息子は、親戚レベルとは違いますから
父としては、理由はなんであれ、息子のために死をもいとわない。
まさに、オス同士の戦い。
この二人が惹きつける、画面の吸引力は、ご覧くださいませ。


結果は、当然ながら、リーアム生き残ります^^;
でも、ホッとしてはいけない。
アノ人の存在が……(汗)
ドキドキは続く……


▼▼▼


一晩逃げ切ればOK――というのには、ワケがありました。
(メキシコ国境まで逃げ切る、というのとは違う)


それは、リーアム親父さんの、父としての覚悟でもありました。
ラストは、なんとなく、オヤジの美学を感じますが
それがイイ☆




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映画『博士と彼女のセオリー』★二人の時間の始まりは永遠の輝き☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166564/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


ホーキング博士のウィキ


スティーヴン・ホーキング博士のことは、ALSを発症された後も、
精力的に研究されている物理学者さんというくらいしか、存じ上げませんでした。

本作は、最初の夫人の回顧録を元にされているそうで
学者としてでなく、人生を歩む一人の人間としての博士に、
とても興味を惹かれました。
(ロマンスは素敵☆)

学問的な詳細は、ともかく^^;
博士が研究する――宇宙や時間――というのも
理論的でありながら、どこか、哲学的なニュアンスも感じ
博士の精神世界の奥行を、感じさせるようです。


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.ジェーンとの出逢い 

最初の妻:ジェーンとのことが、人生のメインかもしれません。
学生時代のロマンス☆~~博士にもあったのですね(*^_^*)
(学者と言えども、人間――ということはわかっていても^^;)

なんだか、理屈っぽい会話ではありましたが(汗)
演じたエディ・レットメイン(そっくり!)が、
知的な美しさで、キラキラしていたように
博士ご本人も、魅力にあふれた青年だったのでしょうね。

ジェーンは、病気を発症した博士を愛し、支えることを選び、
二人は、結婚しました。
愛さえあれば――と言っても、困難のあることは
病状の進んでいく博士の様子からも、うかがえます。
けれど、二人の強い愛情は、子宝と言う形でも、見せてくれます♪


2、病状の進行

筋肉が弱っていく様子は、博士が、ひきずる足取りを見ても
手や指が、固まったように動きにくくなるのを見ても
大変さが伝わります。
階段歩行は、転落しそうで見ていられない……(>_<)

車いすや、声の変換機などで、生活しやすくなっていきますが
少しでも、自立できる補助があるのは、助かりますね。


3、夫婦のミゾ

ラブラブな、博士とジェーンですが、やがて、別れる道を選びました。
(夫婦の間に何があって、何を思ったのかは
真相は、本人同士しかわからないからか
シーンとしては、微妙な演出になっていたかと)

二人の生活に、必要な他人の男女が、夫婦の生活に入り込む形になりました。
・いわゆる父親役を、買ってでてくれたのは、教会のジョナサン(♂)。
・博士の介護を担当するようになったのは、ベテランのエレイン(♀)

徐々に、男女の交差した親密度が、高まっていきますが
浮気や心変わり、というのとは違いますョ。(キッパリ☆)
しいて言えば、それぞれの生活を大切にするため――か?
ジェーンも、妻や母だけでなく、学者でもあったということも、
関係していたのでしょう…
夫婦それぞれで、夫婦哲学はあると思いますからね。


4.神を信仰しない博士

科学と宗教は、相容れない?傾向もあるようで
博士は、神を信仰してはいないらしい。

それは、個人の問題なので、なんとも言えず
宗教論を、展開するつもりもありませんが、個人的には
神が宇宙を作っていなくても、神の存在は否定しません。
神はどこにいるのか?
宇宙の果ての天国かもしれないし、教会かもしれないけれど
私は、心の中にいると思っています。
(諸説や反論はありましょうが、個人の心もちなので)


印象的だったのは、記者が、神を信じない博士に
“人生哲学”を、尋ねたときのことでした。
そのとき、会場で、ペンを落とした人がいました、

それに気づいた博士は、壇上から降りて、
ペンを、拾ってあげるのです―――
しかし、それは、博士の頭の中のことで、実際の博士は動けません。

けれど、その光景こそが、神のなせるワザ(哲学)なのではないかと
思わせてくれる、すばらしいシーンです!!!
気づきと思いやり(親切)――と言いましょうか。

神を信じる、と言っても、己の幸福や利益に、つなげる人もいますよね(汗)。
神を信じていなくても、小さな気配りや、思いやりを、信条とすることはできる――
いえ、その時点で
その人の心に、神が宿っていると思いたいですね……(*^_^*)


▼▼▼


女王からの授賞式には、喜びも哀しみもともにしたジェーンと出席した博士。
その喜びとともに、3人の子供たちを
ジェーンとの創造物だと、誇らしく言う博士に
ジェーンへの愛情は、ずっと変わることはないのだな…….という想いが
熱く迫る。

そして、さらに胸に迫る、ラストシーン。
時間が巻き戻り、若くて、元気で、初々しい、博士とジェーンを再び見る。

時間も宇宙も空間も、理論に、渦巻いているとしても
二人の、厚く深い人生の時間は
二人の想い出のなかにある、永遠に確かなもの!

時間が過ぎゆくだけが、人生ではない――
あの、輝いていた時間があったからこそ
今とこれからの希望があるのだ、と思わせてくれる……

美しい涙の味が、余韻に残るようです。




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テーマ : 洋画
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映画『脳内ポイズンベリー』★恋のトキメキvs頭のドギマギwith西島議長(*^_^*)


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166204/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

恋する乙女の心のトキメキが、
頭の中のドギマギになっているのが、面白そうで^^;
かつ、西島秀俊さん目当てで、鑑賞しました。

いちこの頭の中の会議は、このメンツで、面白かった!のみならず
恋について、パートナーについて、思うところが
私の頭の中からも、引きずり出されたのでありました……

▼~▼ 内容にふれて雑感です。


▼▼▼


1. 会議メンバー☆


①  議長:西島秀俊さん(ー吉田)♪

:すごく困りながらも、事態と向き合って、なんとかしようとする姿が好き☆
西島さんは、このような役、合ってますネ~。
このようなキャラは、シリアスなものでも、コメディでも、両方イケル♪
「俺は本当の真実を知りたいんだ!」(MOZUより)という勢いで
「いちこの本当の幸せを見つけたいんだ!」と、議長マイクを握りしめる(^_-)-☆



② ネガティブ池田(=吉田羊さん♪) ~議長・吉田と紛らわしい^^;

:この吉田羊さんも最高☆
傷つきたくない、守りに入った姉さんですが、
吉田羊さんの可笑しみのある強さが生きて、
押せ押せムードなネガティブが、すごくイイ☆
いいなあ~この手応えある、ネガティブさ^^;
やがて、“ポジティブ神木くん”も、たじたじに……



③ ポジティブ石橋(=神木隆之介くん♪)

:神木くんも、懐深いですよね。
今回は、“どっち向いているかわからない”(by吉田羊さん)
前向きキャラがいい。
前向きと言っても、神木くんのポジティブさは、
いわゆる脳天気とは違うんですよ。
陰あるキャラも合う神木くんだからこその、ポジティブ☆
けれど、ポジティブを打ち砕くほどの打撃が……orz


脳内のワチャワチャは、あるある感覚で、楽しい^^;


2.本音を言わないこと


そんなこんなでの脳内会議で、結論が出るまでは
言葉や行動に出せないのは、いちこや私たちも同じ。


始めに、好き☆ありき。
その感情があるから、近づきたい、話がしたい、もっと知りたくなる……
ああ、ほかのカップルは、どんなふうに、どうしてるんだろーと
思うことがあります^^;
悩みやつまづきは、ないんだろーか…と思うこともあります。(>_<)
さて、いちこは……


相手はどう思っているのか、何を言われてしまうのか――etc.
最善の策を思いめぐらしているうちに、どうなるかと言うと
・黙って去る
・逢わない(すっぽかし含む)
―――ということも起こってしまう……これは、
最善ところかサイアクになりがち(>_<)


話して本心を伝えることが、親愛の情を深めると信じ
本心のぶつかり合いが、大ゲンカになっても、雨降って地固まれば
より親密な関係に、なれるの???
つまり
――喧嘩するほど仲がいい――?
……それは、憧れの理想です………


言わなきゃわかんないよ、ということもありますが
言ってしまうと、絆どころか、破局を迎えることも……(―_―)!!
だから、言わずに我慢することのほうが、多いかもしれませんよね……


始めにあった、“好き”という気持ちを守って
関係を壊したくないから、本音を我慢する。好きな人を思いやって。
けれど、我慢が重なってくると、“好き“という気持ちが
はじっこに、追いやられていくよう……………….


その人を好きだった自分自身が、消えてしまうよう……


3.誰といる自分が好きか  by議長・吉田

予告編のときにも、西島秀俊さんが、キッパリ言い放つ名言
「大切なのは誰を好きかでなく、誰といる自分が好きかだ!」


私は、てっきり、いちこは、その考えで、男性を選ぶのだと思っていました。
しかし、それは、“天秤にかける”ということではなかった。


“好き“から始まった気持ちは、大切にしたい。
あなたが好きだから一緒にいたいけど、一緒にいると、自分がイヤになってしまう……
(結局は、その人にも、嫌気が生まれるかと)


ポジティブ石橋が、前に、利己的OK!みたいに叫びますが
利己的とまでは言わなくても(汗)
自分に、犠牲的なまでの我慢があると、人生に悔いを残すと思う。
ぎくしゃくして、相手も幸せになれないと思う……


4.限界マックス越えの女王様


意外なキャラ登場!\(^o^)/


井戸端ノーナイ会議が紛糾し、限界マックスだ!というときに
突如、降臨し、会議を粉砕する女王様アリ。


これは、火事場の馬鹿力なんでしょうか?^^;
(脳の46野のリミット機能が、はずれちゃうやつ^^;)or
イド端ならぬ、イドとかエスとかいうものなんでしょうか……


ともかく、女王様がお出ましになると
結果はともあれ、いちこの人生は、止まらずに進む^^;
こういう隠しダマは、人生にも必要ですね。
迷いに迷ったら、私も、奥の院の女王様(勘?)に決めてもらおう(^_-)-☆


▼▼▼


恋もそうですが、拙記事も
これを言おうか、それはやめておこうかしら……と
それなりに、頭の中を、ひっかき回してたみたいです(汗)。


けれど、My議長いわく
「大切なのは、何を言いたいかではない。忘れないうちに書いておくことだ!」
(すぐ忘れちゃうんだから by女王様)


真木よう子さんの“涙の叫び“には、グッと来た。
言うべきことは、吐き出したほうが良い(*^_^*)




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テーマ : 邦画
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映画『百日紅~Miss HOKUSAI~』★江戸情緒をキップのいい姐さんで(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/167061/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原作:杉浦日向子
お栄(北斎の三女) :杏
北斎          :松重 豊
(この父娘の組み合わせはよく見る。よく合う^^;)


原作未読ですが、時代考証家の杉浦日向子さんの原作ということで、
興味を持っていました。
主人公のお栄も絵師で、父・北斎の仕事場で、絵を描いています。
(北斎の代書もあり)
百日紅(さるすべり)は、お栄の母が暮らす、家の庭に咲いています。
盲目の妹が、寺に預けられていましたが、病気になり、その家で養生します。


庭の木や花は(ここでは百日紅)、季節の移り変わりや、その家の暮らしなどを
映し出す象徴のようですが
物語は、起承転結というより、お栄の暮らしぶりを通じて、
江戸情緒を楽しむ感じです。


杏さんピッタリのお栄が、サバサバした姉御肌なんですよ。
キップがいいというか、こまたの切れ上がったというか……^^;
その魅力で、引っ張られました。


▼~▼ 内容にふれて雑感です。(ネタバレ御免)


▼▼▼


1、北斎とお栄

ウィキ↑を見てもそうですが
北斎の一生は、物語性に富んでいます。
娘のお栄も、チャキチャキした江戸っ子娘らしく
二人の仕事場は、散らかったら、引っ越していたらしい^^;


北斎の生涯ドラマではありませんが、お栄との関わりで
人となりは、なんとなくわかる。
北斎の作品だけ見ていると、スゴイなあ~と思いますが
私生活も、ある意味、スゴイ^^;
そういう中で、常人には生み出せないものが生まれるんだな~と。


ただ、盲目の末娘との距離が、父・北斎にあるのが、哀しい。
お栄が、父との距離が近いだけに、かなしい……
赤い椿が、北斎の前に、こぼれ落ちるシーンに(要反転)


父に逢いたかった末娘が、亡くなった直後、椿に形を変えて逢いに来た――
ようなシーンで、早く逢いに行ってやればよかったのに!と悔しく哀しい…orz



2、火事と野次馬

――火事と喧嘩は江戸の花――

火事だ!と聞いて、一目散に走るお栄。
自分の家に、心あたりがあるのかと思いきや、ただの野次馬 ^^;
類焼への心配も、あったのでしょうが、野次馬多数。(―_―)!!

隣家が壊されて、火の勢いが静まるのを見るのが好き、というお栄。
↑不幸と安堵――複雑な心もちのなか、たくましく生きる江戸っ子の
心を見たような気もする………………


3、妖怪と花魁(おいらん)


百物語を題材に、北斎も描いている、妖怪画。


それにちなんでか、妖怪がらみの話もありました。
ここでは、首が伸びるという噂の花魁を、直撃取材する北斎親子。

花魁さんは、お座敷ルール的に、簡単にどうにかなるタマではありませんが
北斎の機転(作話)で、話に乗ってくれます
「鈴が鳴ったら、(寝間に)入っていい」とは、なんとも艶っぽい……^^;
やがて、鈴が鳴り、北斎親子は、花魁の寝間へ……
4.色気がないお栄^^;

お栄は、絵は上手いけれど、春画(キャ!)には、色気が足りないと言われる。
お栄が、下手っぴと思っている弟子のほうが
むしろ、遊んでるもんで、春画の評判がいいと来た!(>_<)

そんなときどうします?
お栄も、試しに、男と遊んでみるんです(汗)。
“芸のこやし”ってやつでせうか……^^;

お栄とて、好きな人はいました^^;
けれど、普段は、ズバズバ言える元気娘でも
恋心は、人を、臆病かつ懐疑的にさせるんです……
その恋の花は、自分から、散らせることはなかったのでは…?
という事も、あったかもしれない……
失恋であっても、人間の巾には、色を添えるのかも……


▼▼▼


杉浦日向子さんの描いた江戸情緒を、風景として楽しむだけでなく
杏さんのお栄が、イイ意味で、下世話で^^;
生き生きと、テンポ良かったと思います。

百日紅の“シメ“も、余韻があって良い(*^_^*)





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映画『ビリギャル』★ココゾというとき頑張らなければ始まらない(^_-)-☆


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166616/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原作は  坪田信貴 著:
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』


受験の(不)合格体験記は、それぞれにあると思いますが
この原作(実話)のインパクトは、大きかったです。
偏差値を40!上げて!って、そうそうないですもん♪


頑張れば出来る!――当然と言えば、当然かもしれませんが
坪田先生いわく、頑張ってもダメなときは、自信をなくしてしまう……orz
頑張っても、必ずうまくいくとは限らないけれど
頑張らなければ、はじまらない。


鉄は熱いうちに打て!とはよく言ったもので
高校2年生のさやかは、若いからこそ、柔軟に、根性入れられたのだと思います。
(オバサンの私にはムリ)


けれど、さやかの状況(家庭や学校など)を、見せられると
勉強をがんばる――とは、実際、どういうことなのか
中高生さんには、けっこうヒシヒシ来るのではないかと思います。


私は、甘ちゃん傾向の娘にも、見てほしくなりました。^^;


▼~▼ 内容にふれて雑感です。


▼▼▼


1. 塾の先生>学校の先生^^;

さやかが入塾した塾の先生(原作者)が、良かったですね~。
塾講師役の伊藤淳史さんの律儀な雰囲気が、ピッタリ☆
そこまで、生徒に合わせなくても、と思うほど、寄り添ってくれる。
ほめられるとテンション上がって、さやかも頑張れる。


ときに、学力が不十な教師もいるとかで
塾に行かないと、学力が身に着かないというのも、困りものです。


時代のせいか、私の母校がそうなのか
教科書が、終わったためしがありません……(―_―)!!
授業のペースでは、受験に間に合わない(>_<)
そもそも、勉強とは自分でするもの――という暗黙の了解?で
授業も先生も、あてにせず、自己責任?で勉強する風潮が蔓延。
学校は、友達に逢いに行くところみたいな……^^;


塾に行くには、時間もないし、お金もかかるので
私は、通信教育をしていましたが、難度が高くて、回答を投函できず(汗)
翌月来る、回答集を読んでいました……


高校は、大学の予備校じゃない!と、母校の先生は言いましたが
塾通いの“二毛作の生活”は、ムリですよ。
さやかも、塾でヘロヘロ、宿題でネムネム。
学校で寝るほかないんです!←これを、先生に言っちゃうのが、さやかママ。^^;


2、教育にはお金がかかる(>_<)


さやかの家のお父さんが、クセモノでした。(>_<)
弟ばっかり、愛情とお金をかけて……(―_―)!!
さやかママは、さやかパパをあてにせず
さやかの塾代のために、働きます。


お金を出してくれる人がいて、勉強できるのは
幸せなことですよ。
受験やだな~なんて、言ってられません!(>_<)


わが娘は、その点、進学させてもらっているという意識が薄い気がするので
このあたりを、見てもらいたいな~などと思うわけです。


3、さやかママ


子供のために、一所懸命な母心☆さやかママ。
自分の経験上、娘には、楽しく生きてほしいと思うのは、わかる。
けれど
東西南北を知らない高校生では、困るよ(苦笑)。


母としての教育姿勢は云々!という批判もありそうです。(汗)
すみません、私も、同類かもしれません……orz
娘も、世間知らずです…….orz


子育ては、思った通りに行かなくて
各親子ごとのやり方もあるので、なかなか
これがベスト!と言いきれないのかもしれません。


▼▼▼


まずは、大学合格が、1つのゴールとして、結果が出て良かった。
なれど、人生は、その先が長い。
社会人になっても、がんばりどころはある。
(私は、ソコでつまづいて、現在に至る,……(―_―)!!)


これは受験勉強でしたが
試練はいつでもあって、乗り越えなければならないのは、自分自身。
年々、へたれていましたが^^;
ヘタレ癖に甘んじていないで、ココゾというときは頑張らないと!と、
オバサンの私も、元気もらいましたよ(^_-)-☆




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映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』★カンバーバッチが魅せる偉業と人間の哀しみ

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/164839/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

主演:ベネディクト・カンバーバッチ☆=数学者アラン・チューリング

第二次大戦中、ナチス・ドイツが使用した暗号機=『エニグマ


昔、ダグレイ・スコットのファンだというペンパルさんが、お勧めした作品に
映画『エニグマ』がありました。
これも、敵対するイギリス側が、
暗号解読に挑んだ話(フィクション)だったと思いますが
今作は、“事実に基づく“ということに、興味をひかれました☆
のみならず、解読した数学者が、ベネディクト・カンバーバッチ☆!!!
天才というだけでない、人間だもの的な何かを抱えているムードムンムンです。

解読までの苦労も見どころですが、
秘密とは……?真相とは……?
これは……“秘密“よりも、その後のことが、辛い……orz


▼~▼ 内容にふれて雑感です。(ネタバレ御免)


▼▼▼


1.暗号解読のこと

夜12時を境に、毎日変わる暗号解読を試みるのですから
想像を絶する大変さです。(>_<)
一応、チームで作業していますが
数学者アランは、学者肌といいますか、協調性<“マイペース”。

ふと思ったのは、アランは、機械と人間を区別するための“テスト”を、
考案したということですが
判断材料は、“知性”。
知性が高ければ、人間かそれ以上の能力――?ということになるのでしょうが
確かに、情報処理能力の高さは、知性=賢さ、であるとしても
心配りや思いやりといった、“情“が無いと、ダメですよね……
アランは、“クール”な学者さんなんだろうか……と思ったら……

暗号解読機に、“クリストファー“と言う名を、付けていたんですよ。
(あとでアランのことがわかってきました。ゴメンネ)

そんなこんなの現場の苦労を知らずに、
早く結果を求める上層部は、容赦なく、研究中止を、ちらつかせますが
アランは、あたかも“クリストファー“と一体化して、解読に取り組みます。


2.暗号解読できた!


↑コレは、スゴイこと!!!
相手の通信が、ダダ漏れにわかる。
しかし、ホイキタ!とすぐに作戦に生かしては、敵に
暗号解読できたことがバレてしまうので、見て見ぬふりも……

しかし、それは、防げる戦死を、防がないということにもなってしまう……
そのお陰で、ほかの被害を少なくできると言っても
人の死は、数の問題ではないですから……
知っているのに、実行出来ない心苦しさよ……orz

けれど、この解読のお陰で、被害を少しでも少なく
戦争期間を、少しでも短縮できたなら、
アランらの功績は十分、大きいはずです、(キッパリ☆)


3、アランの少年期

さかのぼって、アランの少年期を、回想します。

殺されそうなイジメに遭っていたアランを
助けてくれたのが、クリストファーでした。
親しくするうちに、もっと、親密な感情を抱くアラン。

青少年期は、必ずしも、同性愛とは割り切れない、
“親密な友情”を、抱く時期とも言われます。
アランも、心から信頼できる“友人“としての情を、強く感じていたのでは
ないかと思われます。(同性愛と名付けなくても)

しかし、クリストファーが急死したことで、大きな喪失感を経験した――
アランは、同性愛者だと、自認していますが
同性愛者だから、クリストファーに惹かれたというより
クリストファーの喪失が、同性への敬慕・敬愛に向かわせたのかな……
などとも思えるのです。(勝手なこと言ってすみません)


4.なんなんだ!その仕打ちは!(怒!)

冒頭のシーンが、アランへの警察の取り調べでした…orz
容疑は、同性愛。
同性愛は罪とされ(!)、処罰の対象でした。

暗号解読し、戦争の早期終結の功績ある人ですよ、アランは…
しかし、その偉業は、重要機密のため、知らされていない。
(解読機=“クリストファー“は、コンピューターの先駆け、という偉業もある。)

1度は、婚約した女性(=キーラ・ナイトレイ)が、
かばってくれようとしましたが
アランは、処罰を受け入れ、“服薬治療”されました。
(婚約者の女性は、暗号解読の同僚で、話も合って、
イイ関係で、幸せな感じでしたが 結婚はムリだったのが、残念……)

“治療”と言っても、研究者生命、さらには、
人格をも脅かすことになったようでした。
ほどなくして、アランは、自ら、命を絶ってしまったことがわかりました……
人を使う時だけ使って!この仕打ち!!
なんてこと!!!!(>_<)


▼▼▼


……………天才の天才ぶりも、カンバーバッチの魅力ですが
その後の“不遇“には
カンバーバッチだからこそにじみ出せる“人間”の哀しさが、ありました……

機密と言う名の下に隠されてしまった、不遇な数学者の存在を知るためにも
そして、
その人間が、“機械”ではわからない哀しみを、味わわされたことを知るためにも
必見の作品だと思います。




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映画『フォーカス』★大金・詐欺にフォーカスしていたはずがいつしか(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166995/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

主演:ウイル・スミス ←詐欺グループのリーダー:ニッキ―
詐欺師の話です。

詐欺師メインの話は、詐欺に遭わせた不幸話でなく
どんな手口で騙すのかに、期待します。

今回の詐欺は、大博打いや大口です。
ちまちま稼がない^^;
お金持ち相手にドーンと(^_-)-☆

視点(フォーカス)を操って相手を手玉にとる――(コピーより)
ということですが、
自分が見ていたシーンも、手玉に取られていたんですね……

美女:ジェスとの関係も、目が離せませんが
終盤、“キーパーソン”に、フォーカスしていきました……


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

1,スルスルと“スリ”する^^;

美人スリ:ジェスに、もっと巧妙なスリを指南したニッキ―。
絶妙なチームワークで、スルスルと、スリまくるシーンは
手品を見ているようで、気持ちイイほど!^^;
ここのテンポは、いいですよ!

……なんですが、人が集まるところには、スリ集団も集まるので
気をつけないといけませんね!(>_<)


2、ギャンブラーとのスリル


フットボールの試合観戦中に、居合わせた中国系の“ギャンブラー“が
ニッキ―とはじめた、賭けごと。
はじめは、小さく賭けて、勝った負けたとやっていましたが
やがて、倍々ゲームのケタが、とんでもない額に!(>_<)

仲間の給与分まで、全部賭けてしまって、
すってんてんのニッキ―。
お金を取り戻す方策はあるのか!?
このときは、ジャスと一緒になって、賭けをやめさせたかった…orz

しかーし、双眼鏡を覗いたジャスの“視点“の先には
ニッキ―の、手の込んだ勝算が(^_-)-☆
うーん、やってくれましたねェ~~^^;


3、カーレースがらみで。

大詰めは、カーレースがらみの詐欺。
ここでの詐欺も、かなり、仕込みが、凝ってましたねェ~(―_―)!!
仕掛けそのものもですが、“人間関係“が……オット

ボカしますが↓要反転

このときは、ニッキ―が、ジェスと別れて、3年後に再会したときで
ジェスは、ニッキ―が、カモる男の恋人になっていた――

その前に、ニッキ―が、ジェスを突然捨てたわけですが
なぜそうなったのか――ということが
ある、“キーパーソン”の過去の語りで、うかがい知ることができます。 



そして、そのくだりで、
お金よりも価値のあるのは、やはり、愛なんでしょうーー
というムードに包まれます。


▼▼▼


クライムサスペンスというほど、ダークな感じでなく
血まみれ(!)にもなりますが、なんとかスル……^^;
緊迫感あるも、緊張感はさほどなく、楽しんで観られます♪

大がかりに仕込んだ詐欺には
騙されたとはいえ、
そうだったのか~という、謎解きのスッキリ感あります。

大金にフォーカスしていたはずが、いつしか、美女へ……
ということも、無くはない^^;
悪くもない(^_-)-☆




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