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映画『ジュリー&ジュリア』★料理も人生も酸いも甘いもあるボナペティ!(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/150996/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・ジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)←フランス料理のレシピ本の著者
・ジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)←レシピ本の料理を再現しブログに

バイブル的なレシピ本の全種類を、実際に料理して
1年間、ブログ記事にしたのが、本になって
この映画にもなった――

……(ヒソヒソ:他人の褌で相撲を取った感じでも、それなりになるんだ….)
などと思って、すみませんでした……(>_<)

コトコトと、作品が煮込まれていくにつれ
二人の女性の生きざま・喜怒哀楽の魅力に
引き込まれていきました。

そして、意外にも、隠し味のような“苦味”を、
のどの奥に残すかのように終わるのが、最大の魅力かもしれません。

▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼

1.ジュリアのこと

元は、在フランス駐在員の奥様。(ダンナ様とはラブラブ☆)
時間があるので、料理学校(ル・コルドン・ブルー)に行って
フランス料理を習い始めました。

誰にでも“始め“はあるもので、ジュリアは、玉ねぎのみじん切りが……
(練習のために、家でも、玉ねぎのみじん切りの山!)涙でそうー^^;
しかし、持ち前のパワーと明るさ(←とてもステキ☆)で
他の男性生徒を、一歩リードするまでに!(*^_^*)

けれど、ジュリアの入学も卒業も、快く思わない女性経営者のために
卒業にこだわらず、友人と細々と料理を始めたり
自分のようなアメリカ人のために、フランス料理のレシピ本を、
出版することを志します。

でも、出版(=世に問う)は、すぐにできることではありません。
原稿ページ数の多さや、夫の転勤などもあり、なかなか話が進まない……orz
出版できない?ということは、もはや、ジュリアにとっては
自分の人生は無意味だった?かのような気持ちにさえ、させてしまうことに……

しかし、長年のペンパルさんのつてで、ついに、出版できることに!\(^o^)/
本の厚みは、ジュリアの積年の想いと苦労の重み、そして、最高の喜びの形か!
ズッシリ!
TVクッキングも、お茶目なジュリアは大当たり☆
(誰も見てないからかまやしません―は最高!TVなのに^^;)

2、ジュリーのこと

仕事でうまくいかなかった日は、調理でリフレッシュしてきたという。
ジュリーも、キャリアウーマンだけど
友達は、もっとバリバリで、リア充、かつ、人気ブロガーにもなっているらしい。
(すると、ちょっと悔しいんですね……(汗)(―_―)!!)

自分もブログして現実逃避しよー!料理でしよー!
ということで、夫も協力してくれて(←ソコは幸せだと思う)
1年間で、約500余のジュリア本の料理ブログ、始まる。

作るだけ――と言っても、基本、調理は大変な作業ですから
材料選びに、下ごしらえ(生き物とは格闘あり)、苦手な卵料理はどうする……(T_T)
ということで、日々、奮闘のブログ記事UP!

夜、帰宅してから、連日、本格的フランス料理を作るわけですから
私は、ムリだろうなぁ……せめて、週1だなぁ….
食べるのは、得意だけど……^^;

ともあれ、完遂した揚句、ブログが本になった!
――のだけれど…….それを聞いたジュリア(90歳超のご高齢)は
ご不快?との噂を聞いたジュリー……


3.ジュリアの不快?のこと

ジュリアが、自分のレシピ本を再現した、ジュリーのブログ本について
本当は、どう思っていたかは、明らかにされません……

端的に言えば、私が、あんなに苦労して刊行した本の料理を元ネタに
(再現してブログにしただけ?^^;)、本を出版したなんて……
ということかもしれませんが……

たぶん、感情表現の豊かなジュリアは、そのことを知ったとき
「んまあ!」と、驚いて見せたとしても、次の瞬間には、にこやかに
「私の料理が、誰かの人生を豊かにしてくれたのね」などと
明るいムードに、包んだのではないかと思うのですよ……
ボナペティ~!♪の、あのトーンでもって、不機嫌なんて思いたくないですし……^^;


▼▼▼


料理を通じて、二人の女性の人生が、味わい深く描かれました。
そして、めでたく甘く、終わるのかと思いきや
ちょっと、酸っぱさを残したのは、
後輩ジュリーの、一歩ひいた謙譲の表現なのかもしれないかな…
(すみません、原作未読です…)


まあ、料理も人生も、酸いも甘いもあるということで
ひっくるめて、美味しく頂きましょう♪
ボナペティ~(^_-)-☆

PS:肉を焼くときは、絶対、水分をよくとろうと思いました(*^_^*)




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『狩人の夜』★子供を狙うオッサンから逃げて!と祈った果てに

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/2829/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


・ウィキ→コチラ



最近、中1男女殺害事件がありました
中年男が犯人だそうで、痛ましいことです。(合掌)

この作品も、中年男が、子供2人を狙った話です。
悪者が、すでにわかっていて(悪の伝道師:ハリー)
子供が、魔の手から救われないものか、と
ハラハラしながら見ました。

955年の公開当時は、モノクロということもあってか
高評価ではなかったそうですが、後年、再評価されたようです。


▼~▼ 内容にふれて雑感です。


▼▼▼


獄中、ハリーは、1万ドル盗んだ男と同じ房になります。
彼は、隠し場所を自白しないまま、処刑されますが
子供に託したと踏んだハリーは、出所後、男の家族を訪ねます。


そもそも、このハリーが、ひとくせある気味悪い男なんですよ。
信仰をかたり、清らか?を装うかのように、女性を汚らわしく見下す。
ゆえに、未亡人を殺し回っていたようですが
投獄の罪は、車泥棒。


殺人鬼が、伝道師になりきっているので、
信心深い女性などは、だまされてしまうのです…
指の刺青:LOVEとHATEで、教訓的な寸劇などしたら
イチコロです……


男は、1万ドルのことは、妻には言わず
長男と妹に、隠し場所を教えていました。
(要反転→       妹の人形の中    )
だから、ハリーが、まんまと再婚しても、妻は用無しとわかり
殺して、沼(川?)に沈めてしまいます……


そんな男から優しくされた妹も、イチコロで
ハリーに、1万ドルのことを話そうと、兄に言い出します。
妹も、秘密を抱えるのは、ストレスだったのかも…
お札を切り抜いて遊んでいたのも(汗)、ストレス解消?


しかし、いよいよ、身の危険を感じた兄は、夜
妹と小船に乗って、逃げ出します。
その川の描写が、印象的でした☆

小船は、サーっと、流れていくのですが
そのほとりで、うさぎやカエルが、かなり、度アップで映ります。



大きく映し出された生き物たちは、たとえ、悪者が何かしでかしても
きっと、それを見ている者がいることを、暗示させます。

クセモノは、夜に強いのか、眠ることなく、馬で追ってくるハリー。
子供たちは、おちおち、休んでもいられない!
どーしよー!、ハリーにつかまったらどーなるー!
うさぎさんやカエルさんより、もっと、心強い目がないと!!!


――と思っていると、川辺に、クーパーおばさんが……☆
(あたかも、モーゼを拾い上げたエジプトの王女のような


クーパーさんは、他の子の面倒もみている、いわば
肝っ玉母さん♪
厳しいけれど、強い愛情のある人で
銃を構えて、子供たちを、ハリーから守りとおしてくれました。


結局、ハリーは、警察に逮捕されますが
その様子が、父の逮捕と同じ状況で
兄のほうは、取り乱してしまいます……



されど、クーパーさんの言うことがいい。
子供は強くできているから、乗り越えられるよーーみたいなことを。
それは、決して、深く受け止めていないわけでなく
その手は子供たちを、ギュッと抱きしめている……



命も、心も救ってくれたクーパーさんに出会えた展開に、ホッとします。


▼▼▼


獲物を狙う狩人のような怖いおじさんに、追われた子供たちが
逃げ切る(助かる)ことを、ハラハラしながら、
祈るような気持ちで見入り
最後は、しっかり、心身ともに、救われたのがよかった☆


子供が事件に巻き込まれてしまうのは、痛ましいですから……



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『味園ユニバース』★すばるの歌が駆り立てる“あの頃”とこれからの希望


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/165458/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・渋谷すばる:ポチ男(茂雄)
・二階堂ふみ:(カスミ) ←ワケあり感が魅力
↑この顔ぶれで、見たくなった作品です。

名前の記憶すらない男が、覚えていたのは歌『古い日記』。
・歌詞→コチラ 

「赤犬」のライブに乱入したのが縁で、マネージャーのカスミのもとに
身を寄せた彼は、ポチ男と呼ばれながら
「赤犬」のメンバーとして、新しい生活を始めるが――

傷だらけなのに、ナイフのようにギラギラ光る、
渋谷すばるの存在が、とにかく、魅力的です。
なにより、彼の歌が素晴らしく、作品を生かしています。
『古い日記』もですが、その歌にこめられた世界観が
“ポチ男“の心持を、うまく代弁しているよう。

物語は、傷だらけの痛みが、随所にあって
記憶が戻ってよかったね――などとはいきません。
(ネタバレすると、記憶は戻る。^^;)


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。(>歌詞の引用あり)

▼▼▼

冒頭、“すばる・ポチ男”が、刑務所から出所するところから
わけありなのは、わかる。
そして、ほどなくして襲われ、それじゃ死んじゃうよ(>_<)と思うほど
痛めつけられたあと、意識が戻る。

そこで、印象的なのが、すばるの瞳。
眼差しが、無垢なんですよ。
記憶を失って目覚めた彼は、まるで、新しい朝に生まれたかのようなんです。

そして、状況判断もつかない“無垢“な足取りのまま
ライブ会場に迷い込み、いきなり歌う『古い日記』♪
この歌唱力だけでも、引き込まれて、何度でも聴きたい感じ。

『古い日記』に歌われる恋人たちの、熱いのに刹那的なムードが
ポチ男の人生の一片のようで、素敵に重なる。
>それはそれで 良かったの~♪
>あとは どうでもかまわない~♪

一方、ポチ男を、居候させているカスミ。
彼女も若いのに、苦労して、気丈に生きている。(二階堂さんの適役☆)
ポチ男の記憶をたどってあげながら、自分も、彼のことが知りたいのは
親切心からだけではないのが、わかる。

やがて、ポチ男は、茂雄と言う名で、子供もいるけれど
親子の名乗りもままならないほどのことをしでかした人、というのがわかる。

記憶を失くした昔のことは勘弁してほしい、と思ってみたとしても
関係者は覚えているわけだから、許せないのです……orz
目覚めたときに、無垢な状態であったとしても
悪い昔の仲間は、悪い自分を知っているし……

せっかく、「赤犬」メンバーとして、生活も前向きになりつつあったのに
記憶が戻り、過去に戻ったポチ男は
顔の傷が癒えかけても、心の傷が深くなるよう……

それなら、過去に向かわないでくれ!
記憶を失くしてくれ!とばかりに、ポチ男に
バットを振り回したのは、カスミ。
憎いからじゃない、ポチ男がいとおしいから、なせるわざなんですね。
↑このメチャクチャな激しさは、二階堂さんならではです

結局、バットで殴られはせず^^;
現在進行中の、味園ユニバースでの「赤犬」のライブを、
すっぽかしていたポチ男が
ふたたび、戻って歌うのが、『ココロオドレバ』
・歌詞→コチラ


この歌が、いいんですよ!
しょぼくれた状況があっても、前へ進め!ということを
片意地張らずに、歌っているんですね。

このあと、ポチ男こと茂雄が、どう生きていくのかはわからない。
なんだか、いろいろキビシそうだな~と思うけれど
それは、みんな、お互いさま。
>一寸先は きっと ハッピー
すばるの歌がイイ♪


▼▼▼

英題は、『La La La at Rock Bottom』

渋谷すばるさんの歌が、心の底の痛いところを、
つついてくるようなんだけど
ささやかな幸せをあきらめない強さを、思い出させてくれる。

>アノ頃は~♪

いろいろあったあの頃は、あの頃なりに
いい時代だったように、今も、これからも、振り返れば
きっと何かしら、いい時代になってくれるような希望がうれしい。








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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『おもひでぽろぽろ』★道なりにゆく山寺街道も“おもひで”に

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/4924/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

公開当時(1991)は、よく知らないままで、
山形に来て、しばらくしてから見た作品でした。

東京のOLタエ子が、夏休みに、
姉の嫁ぎ先(山形)にホームステイするのですが
新幹線開業前の山形駅に降り立ち、
親戚のトシオの車で、高瀬・高沢へやってきます――

物語がアットホームで、と言うより
これは山形の話なんだ!と今頃、知ってから、
気持ちがすっかり、入り込みました^^;

農村風景を見ながら、トシオが、都会むすめのタエ子に、
田園風景も“自然“ではなくて、人が手を加えているものなのだ―ということを
言うシーンが、特に、心に残っているのですが……

▼~▼ 以下、主に雑感です。

▼▼▼

まずは、山形駅から高沢方面に行く風景のシーンに、萌えました^^;

1982年頃の山形だそうですが、忠実に再現されていたようです。
今ではなくなりましたが、“山形松坂屋”は、あの辺にあったな~……
そして、石灯篭は、馬見ヶ崎橋☆(2015年現在:工事中です)
そこをわたって、“山寺街道“を通り、国道13号線をわたって
もっと行って、“風間ガード下“をくぐる……

ちなみに、仕事で通ることがある、“山寺街道”。
風間ガード下を通って、私は、そのまままっすぐ行くのですが
トシオの車は、まもなく、右折していきます。(至:高沢)

すごく親しみを感じながら、勝手に盛り上がって観たシーンです。
が、近年、山寺街道に、異変がありました。
国道13号と交差する大の目交差点の立体交差にともない
まっすぐつながっていた山寺街道は、分断?されました。

トシオが通った山寺街道では、そのまま進むと、その先の山寺街道には行かず
左折する道しかありません。
左折してから、従来の山寺街道に行かれるのか?――と言うと…
こわくて、その道は、試していません……(>_<)

トシオが通った道の、一本、西側の道を通っていくと、新しい穂積バイパスに出て
やがて、山寺街道に、合流できます。
けれど、物語としては、やはり
山寺街道をま~っすぐに行って、途中、右折して高沢に向かう――というほうが
物語に入り込めそうだな~と思いながら、通過しています。^^;


そして、ホームステイをしながら、その家に、染まりつつあったタエ子に
本家のおばあ様が、「トシオの嫁になってほしい」と、直球で言ってきます。
いきなり?ですが、言うときには言わないとね!

人生を考えるとき、誰もが、幸せに生きたいと思っているはず。
先のことは、誰にもわからないけれど、
自分はこう生きよう!と決意したとき、それを受け止めてくれる心があれば
どんなに、心強く幸せなことだろう!

東京に帰るはずだった、タエ子が乗ったバスが“高沢”行き。
(ここは、義母の実家がある高沢だ!と盛り上がる^^;)
その地名を見たとき、戻ってきたタエ子に、じ~んと来た。
あとは、幸せな未来を祈るしかない。(*^_^*)

そんな高沢も、今では、コミュニティ・バスになったそう。
公開当時は、一般のバスで、
車内には『おもひでぽろぽろ』の音楽が流れていたと、
義母が、教えてくれた。(*^_^*)


▼▼▼

公開当時ではなく、山形に来てから観たので
よけいに、感情移入も背景移入も、できたのかもしれません。
柳場敏郎さんのトシオも、適役でした☆



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『日本のいちばん長い日』(2015)★2時間超もあっと言う間で“終戦“を見届ける

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166786/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原作:大宅壮一
1967年の岡本喜八監督作品のリメイクです。

・阿南惟幾陸軍大臣(=役所広司さん)
・鈴木寛太郎首相(=山崎努さん)


大東亜戦争の終戦を告げる玉音放送までの24時間をメインに
いかに、戦争を“終結“させるかの、各関係者の様子を
見せています。
これが、2時間超なのに、長さを感じさせず
“終戦“を見届けようという気持ちで、見入りました。

オリジナル版と違って、昭和陛下を実写したのも見どころなのでしょう。
(平成も四半世紀以上過ぎ、昭和陛下も、歴史上の人物のようかと)

個人的には、
玉音放送のレコードが、青年将校らに奪われそうになった事件(宮城事件)に
注目していました。
“終戦“は、”そのとき”まで、緊迫の時間を刻んでいました。


▼~▼ 以下、雑感です。

▼▼▼


いかに戦争を終結させるか――とは、まず
国内の戦争終結反対派を、抑えることにありました。


阿南大臣は、陸軍のトップ。
自分の信条もあるし、戦争継続を主張する部下の気持ちもわかる。
しかし、戦争終結に向かう、閣議決定は無視できない。
部下たちを、なだめなだめ、抑える阿南。大変ですね……
なんといっても、戦争終結のご聖断がある。
なのに、暴発する竹中少佐ら……(>_<)


最期は、切腹を遂げた阿南大臣。
そうしないではいられない立場だからだと思いますが
陸軍とは、そういうところだったのかーーという印象です。


カーッと火がつくような熱情と、覚悟を決める沈着さ――
その両方が、役所さんにピッタリだったと思います。


特に、印象深かったのは、山崎努さんの鈴木首相☆
自分の内閣で、戦争終結させる――
重鎮の渋みある重さがありながら、
紛糾する会議を閉じるときの、
ヒョロッとした軽妙さが、とてもイイ☆
この山崎さんを見るために、また観たくなる。


余談ですが、鈴木貫太郎さんのお名前を初めて見たのは
関宿の実相寺。
母の実家の菩提寺で、よく墓参りしました。
(祖母の家が関宿藩士。祖母いわく家老の次席。祖父は婿養子。)
祖母は、鈴木さんの家は足軽だったのに、首相も務めた大出世で
ついには、殿様より目立つお墓になって――と言っていました。
子供の頃は、よくわからなかったのですが
戦争終結の首相が、同じ関宿藩の出ということで、
誇りに思っていたのかもしれません。


「戦争の終わらせ方」というのは、端的に
昭和陛下の一言で、即決できるものでなく
なんやかや、“話し合い“が必要で
裏では、勝手にしでかす人もいて、一筋縄ではいかないもの。
そのような中で、玉音放送が無事に流れたときには、ホッとしました。


▼▼▼


戦争終結の一幕を、興味深く、鑑賞しました。
これを機に、
なぜ開戦になってしまったのか――についても、よ~~く知ることが是かと。




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ブルックリンの恋人たち』★J・フリンのバイオリンに私も目覚めました(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166907/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・フラニー:アン・ハサウェイ
・ジェイムズ・フォレスター :ジョニー・フリン

ブルックリンにいる、ストリートミュージシャンの弟が、
交通事故で、意識不明になり、
姉フラニーは、急遽、研究先の外国から帰国しました。
実は、弟とは、将来についての見解の違いから
仲たがいし、疎遠になっていました。

弟が行くはずだった、ライブのチケットを見つけた姉は
彼がファンだという、ミュージシャンの音楽を聴いた――


主に、弟が、昏睡状態の間の出来事です。
あなたが寝てる間に』のようですが、コメディではありません。

ラブ・ロマンスもありますが、真ん中にあるのは、“歌“でしょうか♪

▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼

仲たがい――と言っても
それは、姉が、弟を思いやってのこと。
大学を中退して、憧れのフォレスターのようなミュージシャンを夢見ていた弟には
研究志向の姉の気持ちは、価値観の押しつけでしかなくて…

今、生死の境にいる弟を前に
意識が戻るようにと、姉がしたことは
弟の五感を刺激すること。
好きな香りをかがせたり
生活の音を、聞かせたりした。

弟が、普段、いたであろう、街角の音を拾う姉。
弟が聞いた音と、同じ音を、自分も聞く。
いくつもの、そんな光景が
姉を、弟の世界へ、優しく導いていくようで、素敵だ。

その中で、目玉なのが、ミュージシャン♪
☆ジェイムズ・フォレスター (=ジョニー・フリン)☆

ライブで、姉は弟のことを話し、フォスターは、見舞ってくれる。
弟の縁で、親しくなっていく二人。
(~“ブルックリンの恋人たち”の所以ですナ)
と言っても、どこか、さっぱりした感じになるのは
メインが、フォスターの歌だからか。

さすがに、プロのジョニー・フリン♪
彼の素朴な歌声とギターに加え、
彼が弾くバイオリンの間奏が、これほど、心に響くとは思わなかった!!

さっぱり――などと言ってしまいましたが
意識不明の家族がいるという
“最大に重い“出来事が、作品を覆っていましたね……

そんな中で、フォスターの(フリンと言うべきか)バイオリンの響きが
心に、食い込んできましたねェ……(嘆!)

喜怒哀楽――すべての感情を呼び起こしながら
今、その音色を聴き、今、生きていることの喜びを
手堅く感じる瞬間の謳歌よ!\(^o^)/

そんな、フリンの音楽の素晴らしさが、生かされるように
弟は、長い眠りから、段々、覚めていく……
(でも、フォスターにはすれ違いで逢えないの……)


▼▼▼


弟が意識不明――という重大事件のほかは
重たくなく、コトは、過ぎていきますが
ジョニー・フリンの音楽-ことにバイオリンが、
私の心の琴線を、これほどかき鳴らしたのは、発見でした!
(私も、目覚めました(^_-)-☆)

・ジョニー・フリンの公式サイトです→コチラ



サントラです。A1wG9dWoVnL__SL1500_.jpg



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』★エイジレスなトムの“緊迫痛快アクション”が目白押し!

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/167391/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

トムのイーサン・ハントのシリーズ5つ目になりますが
マンネリ化しないどころか、
新しいドキドキを、矢継ぎ早に見せてきて、最高☆!

ハントらIMFの今回のターゲットは、多国籍スパイ組織「シンジケート」。
しかし、IMFは、任務のために、派手に街を壊すなどするし
その任務も、自作自演?などと疑われ、
IMFは、解体の憂き目に……orz
それでも、敵を追い詰めるのが、IMF☆

飛び立つ飛行機も、なんのその。
ハントは、ひょいっと、機体をひっつかんで……(汗)
チラシのようになります……(滝汗)

↑コレが、クライマックスでなくて、前置きですから……
そのあとも、体はりまくりの“痛快アクション”が、目白押し!
(痛快アクション――とは、トムのためにあるような言葉だな~と)

仲間たちとの、“安心”の連携プレーと
謎の女の“不安要素”とのバランスも、絶妙☆
緩急のつけ方も、緊張感を、バシバシ刺激してくれます。(^_-)-☆

▼~▼ 以下、雑感となります。

▼▼▼

1.ノー・スタントのトム


トムが、スタントでなく、自分で演ることにこだわるのも
このシリーズの目玉かもしれません。

思い出に残るのは、『MI2』のフリー・クライミング!
あの危険度には、ド肝を抜かれました。
今回の、飛行機ぶら下がりは、あれの上をいった感じ。
飛行機は、動いてますからねェ……
チラシの、このシーンは、名シーンとして語り継がれるのでしょうね。

で、ドキドキが、これだけでないのがうれしい(*^_^*)

2.バイクシーン

トムのバイクシーンも、「Mi2」のポスターにもなった象徴的なもので
すごく盛り上がります。
バイクを倒して、膝をすりながら、疾走する姿だけでも、カッコ良し!(*^_^*)
謎の女が、バイクで、テキを、なぎ倒すのも、良し。

3.水の中

得るべき情報が、水タンク内に保管されているので
約3分の潜水中に、“作業“しなければならないハント。

これが、手が込んでいて、その場で盗まず
水側で、偽物とすり替えて、表側から、なりすました仲間が盗むというもの。

なりすましがバレないか、というドキドキと
ハントが、時間内に、水中作業が終わるのか、と言うドキドキ。
私は、息を止めて観ていました。苦しかった~^^;

すり替える、という作業は、モノが、手から泳いでいってしまう危険あり。
案じたとおり、水中に落としてしまうトム(>_<)
そして、警備用の回転バーが、作業を邪魔し、トムは当たってしまう……
さらに、脱出用のハッチが開かなくなり、トムは、気絶……


その後、さらに、複雑な状況が生じ
イギリスの首相も巻き込んで、“シンジケート”崩しに
命がけの“戦術”が、繰り広げられました!!!
↑もう、ここは、面白いし、素晴らしいし…(*^_^*)


▼▼▼


謎の女がいても、トムとは、色仕掛けにならないのがいい。
協力も裏切りも、ビジネス次第――というのも、
ある意味、大人の関係か。

これ以上ない緊迫感で魅了された、“痛快アクション“。
エイジレスなトムに、まだまだ、期待したくなっちゃいます。(^_-)-☆




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ジュラシック・ワールド』★最後まで大恐竜たちの“アトラクション”満載(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166562/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

まるで、恐竜テーマパークに行ったかのような
ワクワク感満載で、楽しみにしていました!

乗り物に乗って、恐竜と並走したり
ガオーッと、耳元で、吠えられてみたり
あわや、喰われそうになったり (>_<)   ← されたい!!^^;

遺伝子操作して、トンでもないものを作り出す人間への警鐘?
という教訓も、あるのかもしれませんが
シンプルに、スゴイ鬼ごっこを逃げ切る、という楽しみ方でも十分です。(*^_^*)

Tレックスより大きな恐竜が、暴れまわりますが
この“幕引き”は、すごい“アトラクション“をみたゾ!
しかも、絶妙なタイミング!(^_-)-☆と言う感じでありました。


▼~▼ 以下、雑感です。

▼▼▼


1、人間は小さい

ジュラシック・ワールドのCEOは、
人間が、自分の小ささを自覚させるために
大きな恐竜の作成に、こだわっているようでした。

と言いますが、そもそも、人間が
どんな風にでも、生き物を作れてしまうということを
謙虚に考えないといけないな…と思うのですが……

物語は、大恐竜が、監視下から、逃げださないと始まらないのですが^^;
“逃げ出す“のは、人間の管理の甘さがあるからでした。

役員のクレアも、研究者も、よりスゴイ恐竜を、秘密裏に作っていました。
それはそれで、いいと思うのですが
情報が共有されないために
恐竜の能力と監視レベルが、食い違ってしまい、すり抜けてしまった…orz
恐竜の“擬態”が、イカの遺伝子から来ているとは…(>_<)
(日常の危険も、そのようなズレから起こっているのかも…)

ラプトルの調教を見ていた、曲者おじさん。
手名づけていたオーウェンでさえ、喰われそうな場面もあったのに
ラプトルの危険度を過小評価していたのには、理解できない……(―_―)!!
見積もりの小ささか。


2.オーウェン(=クリス・プラット)

怖い恐竜と、イケメンのお兄さん♪
どちらも、楽しみなんですが^^;
クリス・プラットが、クレアと彼女の甥っ子を守ろうとしているシーンが
特に好きなんですよ。
家族ではないけれど、頼もしいパパ、と言う感じで。
別の作品では、そんな役柄で、見てみたいです。(*^_^*)



166562_3.jpg 
画像おかりしました。ありがとうございます。






3.決着(不明部分あり・適宜修正予定)

結局、大恐竜・インドミナス・レックスを始末させるのに
ラプトル数頭が、放たれてしまいます。が
インドミナスの匂いを追う、ラプトルと疾走する、オーウェンがいいですね。

恐竜退治に限らず、オーウェンは、ラプトルから目は離せないと思います。
危険な関係でも、絆もありますからね。

そして、インドミナスと対峙したラプトルたちは、“会話“する!
インドミナスには、ラプトルの遺伝子も入っていたらしく
お互い、“仲間“と認識したらしい。
インドミナス、始末できません……(―_―)!!

その後(すみません、私の認識不足あります↓)
クレアが、“隠し玉“の大恐竜を放ち、インドミナスと戦わせますが
もう、どっちがどっちなのかわからない…(>_<)
……と思っていると

水辺から、スーパー・ジョーズのような恐竜が!!
ザッバーンッと現われ!!
大恐竜のどっちかを、ガブッと喰った!!!!!
画面の迫力、スゴイ!!!!!!!!
↑ココ、絶賛です☆アトラクションと言ってしまおう!
(ココを絶賛したかったので不明点はご容赦を^^;)


▼▼▼

船に乗って、島について、
20000人の観客に混ざっての、恐竜によるサバイバルアトラクション☆
(犠牲者もいます…orz)

怖いのも楽しみのうち。
面白かったですね~(^_-)-☆



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映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』★巨人の知性の無さがこわい(汗)

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/158352/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


原作はチラッとしか知りませんが、
「こんなの初めてェーッ!」と、叫する石原さとみさんに惹かれて
鑑賞しました。


百年間、破られなかった塀が、突如
大巨人によって破られてから
小さめの巨人(以下、巨人)が、
ドカドカ侵入して、人間を喰らいはじめました。
人間たちも、手段を講じて、駆逐しようとしていました――


原作とは、同じではないのは
人間を喰らう巨人と戦う――という基本を
視覚的に、実写で楽しもう、というのが、主旨なのかもしれません。


▼~▼ 以下、雑感です。



▼▼▼

伝説の巨人というと
昔話に、“だんだらぼっち“というのがありました。
だんだらぼっちが、村を荒らして困るので
村人は、だんだらぼっちよりも、もっと大きな巨人がいるふりをして
だんだらぼっちを恐れさせ、村から遠ざけたーーというもの。


だんだらぼっちは、言葉もわかるし
恐れの感情もあったので、それで追い払えましたが
この巨人には、知性がないらしいです……(汗)


この巨人が、リアルな人間の顔なんですよ。
知性を期待する人間に似ているから、余計に、
けだもの的な残酷な行為が、生生しすぎて、気味悪いのです。


喰らうのも、空腹と関係ないらしい……
食いちぎる血しぶきが、ムリ……orz
話し合いによる解決も、ムリ……


猛獣が暴れているようなものなので、
殺(ヤ)るほかありません……


巨人は、傷ついても、すぐに再生してしまうしぶとさですが
急所は、首すじにありました。(高いところ)


首筋すじを、“延髄斬り”するために
立体起動装置なるもので、舞い上がって、斬り込みます。
そのスピード感は、見どころなのでしょう。


で、“延髄斬り”で、絶命したあと、消滅する巨人。
(巨体の死体が、ゴロゴロ遺されなくていいかと)


そんな巨人たちですが、個人的には、あまり、見良くないです……。
筋肉人体模型のような巨人のほうを、見たかったな……


……と思っていたら、巨人に喰われたエレン(=三浦春馬さん)が
変化した姿が、それに近かったか。


エレンは、巨人に喰われたあと
巨人の胃に入り(ピノキオのような)
スゴイ吐物のような状態で、巨人から出たあと
違うタイプの巨人として、そこらの巨人を、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ……


やはり、大きなモノには、大きなモノでないと、太刀打ちできないな……
と思っていると、
エレン風巨人は、まったくの味方とはいえない行動にも出たかと思うと
そんなこんなで、元のエレンに戻ったかのように見え……(途中)
後編に続きそう。


巨人の性別は不明(無い?)ですが
人間には、男女があるので
友人であっても、上司と部下であっても
男女のドラマが、それとなく、ありそうです。


▼▼▼

長い原作のあるものは、原作のもつ魅力を
そのまま出すのは、むずかしいと思われます。
(仕方ありません……)


楽しみ方は各自ということで、私は
後編に、筋肉人体模型のような巨人の出番が多いことを
期待しています。






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テーマ : 邦画
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映画『初春狸御殿』★化かされてみたいスターの共演withタヌキ踊り♪





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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/11650/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・あらすじ→コチラ



タヌキがどうした?と思いつつ

・若尾文子 :きぬた姫/お黒(二役)
・市川雷蔵 :隣国の若君~狸吉郎
・勝新太郎 :薬売り・栗助  くすりうりくりすけ

この配役につられて鑑賞しました。

木村恵吾原作のオペレッタ。(監督・脚本も)
何度も、リメイクされていました。
舞台感覚のエンタメと言いましょうか。

登場人物は、ほぼ全員が、人間に化けたタヌキです。

タヌキである必要性は
① お黒の父が、かちかち山でやけどしたタヌキ ~薬売りの薬をつけている
② きぬた姫が、タヌキでなく、人間の夫を求めての家出etc.
ということからでしょうか。

荒唐無稽ですが、ショーエンタメ度は、大でしたねェ……(*^_^*)
狐に(狸に?)つままれた感じで、憂き世を忘れるには、いいかも……♪


▼~▼ タヌキの世界に入って雑感です。

▼▼▼

1、タヌキ踊り♪

タヌキ御殿を“家出“したきぬた姫は、隣国の若君と、見合いの予定がありました。
急遽、瓜二つのお黒が、代役をつとめることになりますが
ボロが出てはいけないからと、お女中たちの「タヌキ踊り」でも見せて
その場をしのごうということに。

その「タヌキ踊り」が、楽しい趣向なんですよ♪
各地の民謡・踊りのオンパレード♪(中村玉緒さんも踊る)

めくるめくショーは、もてなされているはずの雷蔵サマもコラボして
超豪華ショー!!♪

姫の身代わりのお黒を気に入った若君は、その後も
予定外に、タヌキ御殿に、来てしまったので(汗)
今度は、ムード歌謡っぽい、洋モノショーでおもてなし。

↑これら「タヌキ踊り」なるショーのエンタメ度は
ストーリーから離れ、はじけた破壊力?すら感じます。
生の舞台で、見てみたいです。(*^_^*)

2.帰ってきた、きぬた姫

やはり、タヌキに人間の夫は無理と悟り、戻ってきた姫。
しかし、娘を姫のなりすましのまま、玉の輿に乗せたい父は
姫の暗殺を謀ります。
けれど、ここでも身代わりになっていた娘・お黒を、
父は、切りつけてしまいます。(>_<)

ああ……ここで、悲劇の展開か!?と思いきや、大丈夫。
栗助の薬で、回復します。

ある意味、すごいなと思ったのは
帰ってきたきぬた姫と若君が、そのまま結婚へと向かっていくハッピーエンド。
若君は、自分が好きになったお黒ではないのに…(>_<)
姫は、若君のことを、よく知らないのに……(―_―)!!
(雷蔵サマならOKか^^;)

そして、出番の少なかった栗助も、お黒の命を救ったいいポジションで
男女の愛的なハッピーエンドへと向かい、ともかく、めでたく終わります。


3.カッパのお姉さん二人

タヌキが、あれだけ人間に化けているのに
このお姉さんたちは、ほとんど裸…のようなカッパさん。

緑のストレートロングの髪で、微妙に、隠せていたりいなかったり…(汗)
モスラ~♪とは歌いませんが、エキセントリック度大のお姉さんたちです。


▼▼▼

セットの木の葉は、一枚一枚、造られていたよう。
細やかで、メルヘンチックな舞台セットの「タヌキ御殿」☆

そこに、若尾さん・雷蔵サマ・勝新さんがいるのが
もう、夢みたい\(^o^)/

硬いことはタヌキにして、メタボ腹鼓でも打ちながら、
憂き世を忘れて、楽しんではいかがでしょうか♪



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