映画『ジュリー&ジュリア』★料理も人生も酸いも甘いもあるボナペティ!(^_-)-☆

作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/150996/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
・ジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)←フランス料理のレシピ本の著者
・ジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)←レシピ本の料理を再現しブログに
バイブル的なレシピ本の全種類を、実際に料理して
1年間、ブログ記事にしたのが、本になって
この映画にもなった――
……(ヒソヒソ:他人の褌で相撲を取った感じでも、それなりになるんだ….)
などと思って、すみませんでした……(>_<)
コトコトと、作品が煮込まれていくにつれ
二人の女性の生きざま・喜怒哀楽の魅力に
引き込まれていきました。
そして、意外にも、隠し味のような“苦味”を、
のどの奥に残すかのように終わるのが、最大の魅力かもしれません。
▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。
▼▼▼
1.ジュリアのこと
元は、在フランス駐在員の奥様。(ダンナ様とはラブラブ☆)
時間があるので、料理学校(ル・コルドン・ブルー)に行って
フランス料理を習い始めました。
誰にでも“始め“はあるもので、ジュリアは、玉ねぎのみじん切りが……
(練習のために、家でも、玉ねぎのみじん切りの山!)涙でそうー^^;
しかし、持ち前のパワーと明るさ(←とてもステキ☆)で
他の男性生徒を、一歩リードするまでに!(*^_^*)
けれど、ジュリアの入学も卒業も、快く思わない女性経営者のために
卒業にこだわらず、友人と細々と料理を始めたり
自分のようなアメリカ人のために、フランス料理のレシピ本を、
出版することを志します。
でも、出版(=世に問う)は、すぐにできることではありません。
原稿ページ数の多さや、夫の転勤などもあり、なかなか話が進まない……orz
出版できない?ということは、もはや、ジュリアにとっては
自分の人生は無意味だった?かのような気持ちにさえ、させてしまうことに……
しかし、長年のペンパルさんのつてで、ついに、出版できることに!\(^o^)/
本の厚みは、ジュリアの積年の想いと苦労の重み、そして、最高の喜びの形か!
ズッシリ!
TVクッキングも、お茶目なジュリアは大当たり☆
(誰も見てないからかまやしません―は最高!TVなのに^^;)
2、ジュリーのこと
仕事でうまくいかなかった日は、調理でリフレッシュしてきたという。
ジュリーも、キャリアウーマンだけど
友達は、もっとバリバリで、リア充、かつ、人気ブロガーにもなっているらしい。
(すると、ちょっと悔しいんですね……(汗)(―_―)!!)
自分もブログして現実逃避しよー!料理でしよー!
ということで、夫も協力してくれて(←ソコは幸せだと思う)
1年間で、約500余のジュリア本の料理ブログ、始まる。
作るだけ――と言っても、基本、調理は大変な作業ですから
材料選びに、下ごしらえ(生き物とは格闘あり)、苦手な卵料理はどうする……(T_T)
ということで、日々、奮闘のブログ記事UP!
夜、帰宅してから、連日、本格的フランス料理を作るわけですから
私は、ムリだろうなぁ……せめて、週1だなぁ….
食べるのは、得意だけど……^^;
ともあれ、完遂した揚句、ブログが本になった!
――のだけれど…….それを聞いたジュリア(90歳超のご高齢)は
ご不快?との噂を聞いたジュリー……
3.ジュリアの不快?のこと
ジュリアが、自分のレシピ本を再現した、ジュリーのブログ本について
本当は、どう思っていたかは、明らかにされません……
端的に言えば、私が、あんなに苦労して刊行した本の料理を元ネタに
(再現してブログにしただけ?^^;)、本を出版したなんて……
ということかもしれませんが……
たぶん、感情表現の豊かなジュリアは、そのことを知ったとき
「んまあ!」と、驚いて見せたとしても、次の瞬間には、にこやかに
「私の料理が、誰かの人生を豊かにしてくれたのね」などと
明るいムードに、包んだのではないかと思うのですよ……
ボナペティ~!♪の、あのトーンでもって、不機嫌なんて思いたくないですし……^^;
▼▼▼
料理を通じて、二人の女性の人生が、味わい深く描かれました。
そして、めでたく甘く、終わるのかと思いきや
ちょっと、酸っぱさを残したのは、
後輩ジュリーの、一歩ひいた謙譲の表現なのかもしれないかな…
(すみません、原作未読です…)
まあ、料理も人生も、酸いも甘いもあるということで
ひっくるめて、美味しく頂きましょう♪
ボナペティ~(^_-)-☆
PS:肉を焼くときは、絶対、水分をよくとろうと思いました(*^_^*)

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