映画『グッドナイト・ムーン』★三角関係の女二人がまあるい家族関係に

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/2616/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原題:STEPMOM

・元妻:  スーザン・サランドン
・夫:   エド・ハリス
・夫の恋人: ジュリア・ロバーツ


製作者でもある↑二人の女優に惹かれて鑑賞しました。
↑この三人関係では、穏やかならぬ予感があります(汗)。


キネ旬のあらすじでは、結末は、継母が実母に近づいた?
というようでしたが、私の印象は微妙に違いました。^^;


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


冒頭は、朝から子供に手を焼くジュリア。
なんでこんなに言うことをきかない子供なの!(>_<)
と思ったら、彼女は父の恋人で、実母ではなかった。(=STEPMOM)


夫婦は別れたからと言っても
恋人と実母が、交代で、子供の送迎する――というのでは
子供の心中も、穏やかではなさそう……
“三人”の保護者がいる生活は、どこに行き着くのかしら……


ふと思い出したのは――
子供の頃の隣家。老舗の大店です。
そこの広いお宅の中で、本妻と愛人が同居しているのを知って
母がビックリしていました。
「二人で、ダンナの面倒(介護?)を看てるんだって」
負担を分かち合う“三角関係”なら、
それなりに、うまくやっていけるのかもしれないけれど
元妻と恋人の間が、当然ながら、ぎくしゃくしている本作では
どうなっていくのかと……(―_―)!!


そうしたら、元妻にガンが見つかる……
しかも、治癒がきびしそう……orz
ここで、これまでの日常が一変する。
その人との接し方も変わる。


それまでは、夫や子どもを挟んで対峙した
女の敵同士だったと思われますが(汗)
余命の厳しくなった元妻に対して
愛人は、病人へのいたわりに加えて
愛する者を残して逝かざるを得ない“同性”に共感する者として
同じ側に立ったと思われます。


元妻も、今後、子供のことを託すことになる愛人には
子供とうまくやって、幸せに生きてほしいと願うもの。
そのために、愛人の長所を見つけようね、と子供に諭し始める。
愛人のお気に入りの歌を、自分も踊りながら歌って見せたのは
敵対ではなくて、同じ穴のムジナ?^^;のつもりかと。


すでに別居していた元妻が、完全に、この家族と訣別していたら
どうだったろう……
段々、きびしくなる闘病生活を、一人で過ごすことになっていたら
どうだったろう……


また思い出したのは、
すでに離婚・別居済みの義叔母のこと。
離婚後、元夫が末期のガンだとわかった。
義叔母は、もう関わりたくないと思っていたようですが
子供たちの負担を考え、
通院の送迎や入院の付添など、したそうです。
戸籍上は他人なので、難しい面や迷うこともあったようですが
見捨てたようにならず、最期まで、家族として、
元夫に付き添えたことは良かったと、思っていたようです。


作品の彼らも、元妻を“家族”として
最期まで支えていこうとする笑顔で、終わりました。


愛人が“継母“として実母(元妻)を引き継いでいく――
ということでもあるのですが
義叔母のことがあったので
私は、1度、家族関係が断たれた人も、孤独でなく
新たな家族の一員として、最期を迎えられそうな結末なのが
良かったな~と思ったのでした。


▼▼▼


泥沼っぽい三角関係が、どうなることかと思いましたが^^;
人が、命に限りある存在と認識されてから
まあるい流れになったのが、魅力的に映りました☆


やさしい光を感じさせるような邦題は
気が利いてますね(^_-)-☆




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テーマ : ヒューマン・人間ドラマ
ジャンル : 映画

映画『ザ・ウォーク』★一世一代の綱渡りの“共犯者“になって観る醍醐味!


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/165903/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


主演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット

1974年、ワールド・トレード・センターのツインタワー間で綱渡りをした
フランスの大道芸人:フィリップ・プティの実話です。

予告編からは、綱渡りをフィリップと“体感“したい気にさせられましたが
体感したのは、それだけではなかった!
フィリップの“語り“で、興味とヤル気も、グイグイ引き寄せられて
“共犯者“になっていくんですよ!


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.綱渡り歴


まずは、“ツインタワー“に至るまでの
彼の歴史が、回顧的に語られるのも面白い。
(始めは、低いところからだったんだね……^^;)


やがて、サーカスの綱渡り師:パパ・ルディに師事。
(文字通り“綱渡りの師“)
パフォーマンスは観客あってのコトということで
挨拶の仕方も教わる。
綱の張り方も。
↑綱は、支柱に、ギュッと結んだだけではないということです。


2.準備も“綱渡り”


そうこうして、NYの超高層:ツインタワーを知るフィリップ。
ここに綱を張って渡るゾ!(しかも違法に)
という願望を叶えるために、すべきこと。
それは、協力者(共犯者とも言える)を募ること。


何事もそうですが、一大決心したことを遂行するには
自分だけの力では、叶わないのデス。
一人の綱渡りの成功に向けて、準備も、みんなで綱渡り^^;
なにせ、違法行為なので、秘密裏に準備する。
さしずめ、スパイ活動のようで、ここでもハラハラ^^;


3.ザ・ウォーク!


いよいよ、本番☆
真下を見たら怖いよ!(>_<)という体感もですが
地上の喧噪とは別世界を歩くフィリップの姿には
不可侵の神々しさもあって
まさに、アートでありポエムを感じる……(劇中より引用)


けど、案外、あっさり渡りきった?^^;
と思ったら、すごいのは、そのあと。
彼は、来た道を戻った!  まだやるの?(>_<)
そうこうするうちに、両棟に警官がやってきてしまい
フィリップは、綱渡りし続ける……のみならず
綱の上に寝る…(滝汗)


おちょくってると警官は思うかもしれないけれど
ここは、フィリップの聖域。
自分と“共犯者“(協力者)との結晶のような場所と時間――
落ちそーでコワーイ(>_<)と思いながら
私(たち)は、“共犯者“として、フィリップと一体となって
そのワイヤーの上に居るんですよ……(気が遠くなる……)


▼▼▼


あのツインタワーの間を綱渡りした――という事実は、スゴイ。
犯罪や事件扱いされてしまったとしても(汗)
業績であり、奇跡とも言える。
希望や、可能性と言ってもいい、


今は、失われてしまったツインタワーですが
あそこで、一世一代の綱渡りをしでかした男の野望は
永遠に消えないのだ――と、この作品は刻んでくれたと思います。





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『パディントン』★ロンドンに来た好青年クマさんvs.N・キッドマン


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/167992/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


松坂桃李さんが、パディントンの吹き替えをされるというので
楽しみにしていました☆
かわいいクマさんというより、好青年♪
紳士的とも言われますが、やはり
ワイルドな動物の片鱗も……^^;


青年のクマさんは
昔、おじ夫婦が出逢ったという
ロンドン在住の探検家を頼りに
手がかりの赤い帽子をかぶって
ペルーから、はるばるやってきました。


ロンドンのパディントン駅で
ブラウン一家と知り合った彼は
パディントンと呼ばれ、しばらく厄介になることに……


探検家を捜すパディントンの物語と並行して
なんと!
パディントンを脅かす、因縁の“敵“の存在が、ハラハラさせてくれます。


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.マーマレード♪


プーさんに蜂蜜ならば
パディントンには、マーマレード♪


パンに塗ったサンドイッチは、非常食として
帽子の中に携帯する。(賞味期限は気にしない^^;)
それを狙った鳥たちも、あとで、重要な働きをしてくれる。


2.いろいろ楽しいクマさん^^;


いくら礼儀正しいからと言っても、クマさんです^^;
エスカレーターで、躊躇する……
そこで、取った行動がイイ☆
“犬は抱えて乗りましょう“と言う掲示を見て
ワンちゃんを“調達“してくるパディントン♪
そこじゃないだろう…^^;と思いつつ、ワンちゃん抱えると
エスカレーターに乗れてしまうのが、カワイイ(*^_^*)


そして、お風呂や洗面台でも、しでかして
格闘する……(汗)……洪水になる……(―_―)!!
クマさんだもの、教えてあげないとわかりません……
(使い慣れないホテルのシャワーは、人間でも、格闘することあり^^;)


スリが落とした財布を“拾ってあげた“パディントンが
必死に、返しに行こうとするのも楽しい。
そこまで、ものスゴイことになりながら(汗)
追いかけてくれる、トコトンぶりが、イイ☆


3.ニコール・キッドマン☆(▽ネタバレあり)


博物館員のニコール・キッドマン☆は
パディントンを剥製にすべく、執拗に、しつこく追ってきます。
これが、ただの学術的興味ではなかった!


因縁なんですが……(ネタバレ▽~▽)

▽▽▽


実は、彼女は、パディントンが頼りとして捜していた、探検家の娘。
動物に愛護的だった父は、
協会から抹消されるという煮え湯を飲まされていました。
その汚名返上すべく、娘は、
父が発見した熊の剥製づくりにこだわっていたのです。

そんな理由はともあれ、剥製にされたら、たまったもんじゃないので
パディントンは、ブラウンさん一家総出の応援で
いい方向に向かいます。



▽▽▽
▼▼▼


子供向けの、かわいいクマさんのお話ですが、
カワイイだけでなく
そう来てああ来てこうなって!
とテンポよく進むのは、爽快です。


パディントンの“そんなまなざし”も、表情豊かで必見です(^_-)-☆




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『カプチーノはお熱いうちに』★永遠の愛へと切り返すのでシートベルトを(^_-)-☆


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/167897/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

英題 『FASTEN YOUR SEATBELTS』
(カプチーノも雰囲気は良い(*^_^*)


始めは、コメディタッチの人生ドラマかと思っていましたが
さにあらず。
最悪な始まりだった男女(エレナとアントニオ)が、恋に落ち、家族になり
その後の“出来事”―――までは、よくある設定かもしれない。
けれど、
終盤、“切り替えし”してからの運び方が、とても良い☆
そう来たかァ~(*^_^*)


▼~▼ ネタバレして雑感です。


▼▼▼


1、恋に落ちる


エレナとアントニオの出逢いは、どしゃぶりの中
最悪な状況で。
“最悪“でも、インパクトを残すもので
恋の始まりは、ソレもありなんですが……^^;


エレナが、アントニオに落ちた瞬間が、印象的です。
それは、彼が、難読症だと知ったとき。


それまでも、コンニャローと思っていながら、実は惹かれていたエレナ。
けれど、“最悪”な部分が許せなくて、自分の気持ちを抑えていたよう。
しかし、彼のハンディ的な要素を知った時
ただ、コンニャローと強気で攻めるべき人ではないと感じ
彼を愛する気持ちに任せ、彼のバイクの後ろに乗って
そのまま、恋に落ちたエレナ……
(監督いわく~人の弱さを認めて受け入れたとき、愛が深まる)


その思い出の海が、本当の意味で、二人の始まりのよう☆←ココ大事


2.13年後


二人が出逢った頃、エレナは、ゲイの友人とカフェを起業していました。
場面は、いきなり13年後のカフェの賑わいへ。
(↑飛び過ぎ?と思いますが、ここはこれでいいんです)


そして、13年の年月は、二人の子供に恵まれた一方で
距離やズレが生じて、ピリピリした夫婦を作り出していました。
もう限界か……と思いそうなある日
エレナに、乳がんが見つかりました。
―――と言うと、ああ、家族で支え合って、
いい終わりを迎えるんだって思うでしょ?^^;


多分、予想している展開ではありません。
あるいは、“いい終わり“とはどういうことでしょうか……


闘病中のエレナの描写をしながら、その先のエレナを案じつつ
あえて、13年前に戻ります。
そして、すっ飛ばしてきた日々をたどるのです。


今、困難なときにあるとき
目の前にあるのは、今の困難だけ――と思ってしまい
この先の将来(命)が続く保証はなく、絶望の淵に立たされた気持ちに
なってしまうことも、あると思うのですが…….


思い出を振り返れば、きっと、幸せだったときがあって
涙が出るほど、大笑いしたこともあるはず。
原点に戻ることで、未来に絶望を見なくて済むような気さえしてくるのです。


3、あの海は永遠へと


お互いの想いを、初めて確かめ合った海への道すがら
バイクの二人に、ぶつかりそうになった車がありました。
それは、13年後、
闘病中のエレナを乗せたアントニオの車だった――ということなんですが……


タイムスリップが、作品の意図かどうかはわかりません……
しかし
そこから、物語(映像)の主語は、13年後の二人でなく
始まったばかりの二人になりました。


困難は愛を深める――とはよく言われることですが
その愛は永遠――ということでもあります。


二人の愛は、この海で、輪廻のように終わらないのだ――
(エレナの病気はどうなるのか――は、もはや昇華してしまうと言いましょうか…)


▼▼▼


英題の「シートベルトをしっかりと」が気になるのですが……


愛の二人乗りバイクのことではなさそうだな……と思いながら
シートベルトは、二人の愛のことか?と思ったり……
命を守るシートベルトは
あなたを大切に想う――ということでもありますもんね(^_-)-☆





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『白鯨との闘い』★海のド真ん中での壮絶な出来事!(>_<)


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/169038/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


ハーマン・メルヴィル作「白鯨」の元ネタ(実話)の映画化だそうです。
『白鯨』は、巨大な白鯨に襲われて、片足を失った船長が
執念すぎるリベンジを果たそうとする話でした。
・『白鯨』の過去記事→コチラ


予告の海難シーンから、すごく楽しみにしていました!
実話も、壮絶なんだろうな~。


物語は、メルヴィルが、伝説の“座礁事故“について
当時最年少だった、生き残りの男性から、
“真相”を聞き取る体裁になっています。
男性の口の重さは、心の重さ。
一体、何があったのか……


キーマンは
一等航海士オーウェン・チェイス (=クリス・ヘムズワース)
たくましい海の男☆!


邦題は、“白鯨との闘い“ですが、戦う相手は
それだけではなかったのです……
原題『IN THE HEART OF THE SEA』からして
海のド真ん中で、スゴイことに……(>_<)


▼~▼ 内容にふれて雑感です。


▼▼▼

1.狭い船の中の人間関係(>_<)


そもそも、その船の船長は、チェイスのはずでしたが
有力者の息子が船長になることになり
気まずい発進。


のみならず、嵐のときの船長の判断もダメ…(―_―)!!
船の帆を、たたんだりしまったりと
荒波での“帆使い“も見せ場ですが、
船の中の“荒波“は、密室なだけに、険悪ですね…(汗)


2.難破&漂流&飢餓……


かつて、燃料として貴重だった鯨油☆
鯨を発見するや、ヤスで攻める!
とはいえ、海底へ引きずり込まれそうになりながらの、命がけの漁!


しかし、巨大すぎる白鯨に出くわした彼ら!。
ヤスで突いたくらいでは、トゲが刺さったようなもの。
母船は大破し、彼らは、小舟で漂流することになってしまう……


その後の漂流が、壮絶なんです……
海のド真ん中で、ジリジリ干されていく感じ……
やがて、死者が出て、海に葬ろうとしたとき
チェイスが、待ったをかける……


3、白鯨との対峙☆ ~注:ネタバレ!



チェイスたちは、生き延びるために、死者から“命“をもらいました……
(仕方ないこととはいえ、口外はしかねます……)


そして、再び、白鯨が現れたとき
今度こそ、チェイスは、しとめられそうな勢いでした。
が、白鯨の流し目を見送るように、チェイスは動けませんでした……


↑この“躊躇“あるいは”葛藤“は、なんとします?
諸説あると思いますが……


1つは、目の上の“やす“。
『白鯨』でもインパクトをもたらしますが、
この白鯨は、やすが刺さったまま生き続けている、不死身のような存在。
再び、刺したところで、自分が殺されるだけかもしれない……
せっかく生き延びた命を、鯨油に賭けるのが怖くなったかもしれません。


2つ目は、命のこと。
仲間を食べてまで生き延びたチェイスには
“生きる“ことが、とても、重く尊いことになっていたと思うのです。
ヤスが刺さったままでも、なおも、しぶとく生き延びている白鯨に
自分たちの命運を託し、生きて帰りたい願をかけたのかもしれません。


巨大な白鯨の目に、チェイスは何を見つけたのか??
ヤスを構えたまま、白鯨に挑めなかったチェイスの姿には
ざわざわした感動を覚えます。


▼▼▼


事実は小説より奇なり――と言いますが
白い怪物=白鯨による海難は、壮絶でした (>_<)


ここから、あの執念のエイハブ船長が生まれたというのも
なんだか、わかる気がしますね。




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『シーズンズ 2万年の地球旅行』★生物は季節や時代の変化の中で

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/168756/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


チラシのお馬さんが、エネルギッシなのに惹かれて、鑑賞しました。
動物の生態からは、学ぶものもあります(*^_^*)


“シーズンズ“とは、四季の移り変わりだけでなく
地球規模の時の変化のことを言っているようでした。
端的には
氷河期のあと、森林で動物たちは生きてきたのに
人間が森林を伐採したから、こうなったよ――
と言う風でもありましたか……(汗)


▼~▼ 内容にふれて雑感です。


▼▼▼


四季が移り、冬になると、雪の中
赤いナナカマドの実だけで、飢えをしのぐ鳥たち――


母なる森と言えども、そこにあるものを採って食べている生活では
食料が確保できません。
その点、人間は、“栽培“することで
食料を確保できたのは、発展だったなあ……などと思った私。


そのとおり、やがて、人間は、森を切り開いて
畑にしていきました。
その変化は、森の動物たちにも及びます。
食料事情が変わるだけでなく
人間と共生する生物も現れる――


(畑に出没する動物について↓私の感じ方なので意見の相違はご了承ください。)
動物の生態系の狂いは、人間のエゴがもたらしたもの――と言う
言い方を耳にすることがあります。
山の畑を動物が荒らすのは、動物の棲家だった山に、人間が入り込んだからだとも
言われます。
私事ですが、義母の実家は山の麓で、そこに畑があります。
熊や猿が出没して、作物が、食べられてしまうと言います。
義母は、法律は人間より動物のほうが大事だから、どうにもできないと言っています。
年もとったし、食い荒らされるので、スイカ栽培はもうやめました。
ここで生きていこうと、山を開墾して畑にした先祖の“エゴ“と言われても
仕方ないのでしょうか……orz
そんなふうには、思いたくないのですけどね………



家族で狩りをするオオカミに
単独で狩りをするヤマネ。(山猫の聞き違いかもしれません)
一人だと、獲物は独り占めできるけれど、しとめるまでが厳しい(>_<)


オスがメスをめぐる争いも厳しい。(>_<)
勝った♂一匹が、♀を独り占め。
“敗残兵”は、去らねばならぬ……
勝者も、追いかけて、トドメまでは刺さない。

↑“敗残兵“となっても、クサることなく
次に生きる道を捜すのが、イイ☆
人間はともすると、クサるんですよ……(>_<)
ある集団から、のけものになってしまうことは辛い…orz
惨めさに耐えられなくて、自暴自棄にもなるよ……
けれど、ソレはソレとして
違う場所で、生きていけばいいんですね。
淡々と、自分の生き場所で生きていく、動物たちの姿には
(動物だから当然としても)
クサらない生き方を、教えられる気がしますよ。(←身に覚えあり^^;)


人間と同じく、踵をつけて歩く熊さん♪
あの巨体の肉を、ブルンブルンさせて戦う姿は、スゴイ,….
熊さんは、カッとなると、収拾がつかなくなってしまうらしい。(>_<)
自分の子も、どさくさで、殺してしまうこともあるのですと!(―_―)!!


▼▼▼


季節はめぐり、時代はめぐり
同じように暮らしている動物も私たちも
良くも悪くも変化し、適応し、進化し、淘汰もあり(T_T)
新たな世界に、たくましく生きているようです。



人間が、必要や節度を越えた“エゴ”をつつしんで
動物との共存を図ることは大切です――と言うと
模範解答のようですが^^;
かといって
人間が、すべてコントロールできるほど
自然界も甘くなさそうなので、それこそ
“自然”のなりゆきにゆだねつつ、次の2万年を見守ろうという
スタンスでどうでしょうか。(^_-)-☆




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ヴェルサイユの宮廷庭師』★“わずかな無秩序”が生む幸せの調和♪

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/165412/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原題 『A LITTLE  CHAOS』 ←カオス!
監督・脚本・ルイ14世: アラン・リックマン←惹かれました!
・サビーヌ: ケイト・ウィンスレット

広~~~いヴェルサイユ宮の庭園の一区画
『舞踏の間』を造園した女性:サビーヌに
光をあてています。(架空らしい)

・ヴェルサイユ宮殿の庭→コチラ
・庭園>木立→コチラ


指揮を執るのは、設計士:アンドレ=ル・ノートル。(実在)


“調和”を重んじるアンドレとは、対照的に
“わずかな無秩序“(原題:A LITTLE CHAOS)を、
造園に生かす、サビーヌ――ということですが…


サビーヌの手がけた「舞踏の間」は、“ロカイユ調”で
貝を埋め込んだ、階段状の壁を水が流れるという
新鮮なアイディア☆


そんな造園作業も見せながら
“わずかなカオス“は、それだけではないゾ!というのがミソかも。
それは
アンドレとサビーヌの間に生じた情愛も、そうかもしれないし
サビーヌが、押し隠していた“苦悩”の表出も、そうかもしれない……


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.サビーヌの庭園造り~水~


『ロカイユの木立』とも呼ばれる庭には
貝をびっしりと土に埋め込むという、手の込みよう(>_<)
そして、
そこには滝のように、水も流すという趣向――

↑この作業は、大変です(>_<)
嫌がらせで、まともな人足が来なかったときもありますが(汗)
協力的な人もいてくれて、作業は進んでくれる♪


それにしても、“泥と水の祭典”のような作業の苦労も知らずに
サビーヌに嫉妬した、アンドレの妻の嫌がらせよ!
水門を開けさせて、庭を、流し崩してしまった!!!(>_<)
まさに、カオス状態の庭……


2、心の隙間を潤す水~情愛~


アンドレは、“水害”は、妻の仕業だと見抜き
冷え切った関係は、ますます氷結。
サビーヌへの好意が、もっと傾いていく……


この二人は、同僚以上の気持ちを持つのだろう……と予想しつつ
サビーヌが、安易に、男女の淵に溺れないのがイイ☆


独身のサビーヌが、仕事のできる男性に惹かれるのはわかる。^^;
彼の夫婦仲が良くないからと言って
不倫関係に躊躇するのもわかる……?
いや
彼女のためらいは、時折現われる、“娘”の幻にあったのかもしれません。


サビーヌは、まずは、女<庭師として存在しますが、やがて
夫と娘を失った女性として、見せていきます。
心に隙間があるならば、何かで(仕事でも愛情でも)満たしたいもの。
それが無意識であっても、心の水面下では
ざわついているはずです…….


3.心のつかえを流す水~涙~


目の保養は、宮廷の様子☆
サビーヌも、王に招かれ、貴婦人たちと
上っ面の社交辞令を交わすのか――?と思ったら
そうではありませんでした。


なんの悩みもない貴婦人たちかと思えば
子供を亡くしたご婦人の多いこと……
彼女たちは、そんな悲しみを、慰め合って
心の隙間を、埋めていたようです。


そんな貴婦人たちとの出逢いで
宮廷の造園への意欲を新たにするとともに
娘の事故死を自責してきたサビーヌに、
心の震えを(カオス?)、起こしたようなのです。


そして、波涛のような悲しみと悔恨を、吐き出したとき
そばには、アンドレがいて、受け止めてくれました。


おそらく、その“吐露の涙“の受容がなければ、
幸せ(恋愛を含む)には、進めなかったと思います。


4、アラン・リックマンのこと☆

監督としてだけでなく、ルイ14世の役柄も良かった☆
威厳に満ちた怖さもあるけれど、品格と包容力が素晴らしい☆


サビーヌと二人で、よその農園で語るシーンがいい。
王でもあり、悲しみを知る人間でもある、この方の庭を
私は作るのだ――という情のようなものを感じます。


事務的な発注でない、“人間の仕事“というものを
感じるのです。


▼▼▼


男と女がいると、結局は、そういう成行きになるのかな――(汗)と
思ってしまう面もありますが^^;
雨降って地固まる――とも言えます^^;


わずかなカオスが、
新たな調和と新しい希望を生む――としても
その“わずか”は、微妙かもしれない…….


その辺が、この作品の、奥ゆかしい魅力なのかもしれません^^;



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ピンクとグレー』★踏まえての“現実”に投げた一球にナイス!

キャプチャ

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/167007/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


菅田将暉さん、柳楽優弥さんの演技を楽しみに、鑑賞しましたが
中島裕翔さんの、スターのオーラ☆も、キラキラしていました。
(配役の妙アリですが、ナイショ)


親友の真吾と大貴は、一緒に芸能スカウトされますが
真吾は売れるも、大貴はくすぶるばかり……
あるとき、真吾は、売れる方法を教えると言って、
大貴を、自宅マンションに呼び出しますが
そこには、首を吊った真吾の遺体と、6通の遺書が残されていた――


映像は、オープニングの女性のダンスから
すでに、美しくも不穏ムードで
「ピンクとグレー」が、入り混じったインパクトがあります。


・ピンク=白と赤の中間
・グレー=白と黒の中間  ということで
曖昧さを象徴しているらしいです。 (が、この配色は美しいですよね)


原作とも違えた作品となっているので
何も知らずに、鑑賞してみてください。


▼~▼ 内容にふれつつ、曖昧な雑感です。 (でもネタバレ注意!)

▼▼▼


前半は、真吾と大貴のエピソードを見ています。
が、それは劇中劇。
その後の、赤裸々にむき出された“現実”が
グレーというより、ねずみ色にくすんだ世界に映されるのがいい……


・菅田将暉さん
:前半の、情けなくも、ニクめないムードも
いい味出してくれて、とてもイイ☆ 
のみならず、一転して
ふんぞり返った兄ちゃんぶりも、ニクたらしいほどイイ☆

このふり幅の大きさも、彼を見た甲斐がありますが
人は、同じ顔をして、生きているわけではないことを見せられたとすると
ちょっと、愕然とする……


・夏帆さん
;その愕然さは、彼女こそ……(汗)
前半の、健気な乙女像とは、裏腹の
後半のアバズレぶり!(失礼)!
女は怖い…女優はコワイ……(汗)
女狐というか、雌カマというか、食われた♂います……^^;


・柳楽優弥さん
:居るだけで、ナイフのような視線に切られます…^^;
出番は少ないですが、柳楽さんだからこそ
アノ“死“の意味も、色づいて見えてくる……


その“死”について言えば――
『学生時代』の歌詞のような、若い日に夢見た清い死のよう……
なぜ?それが死ぬ理由??と、思ってしまう……


けれど、花びらが散るように、美しい死を
この世界の一瞬にこめて、遂げてこそ
生きた意味がある――かのように、思うときがあるのもわかる……


なぜ?と聞かれたら、それこそ、その答えは
「ピンクとグレー」なのでしょう……


曖昧な、いや、ほんのり色づいたピンクと
ぼんやりと、いや、かすかに霞んだグレー のようなものが
もやもやした輪郭の世界の中に、“美”を見出し
やがてその先に、“死”が大成する――
かのような……ですね………


片や、現実社会というグレーゾーンにも、
痛みと絶望がある。
それくらいで?と、オバサンは思ってしまうけれど^^;
若い日の傷は、かすり傷でもヒリヒリするし
それもまた、血の赤みで、キレイなピンクに思えたりするのは
むしろ、可能性かもしれないな………


▼▼▼


意の美学を、若さがあればこその余韻で
終わらせるのかな――と思っていたら


しょーもな!!ッと
自嘲の一球を、投げてきた!
この決め玉には、ナイス!と思ってしまう (*^_^*)




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『人生の約束』★人生は”思いやり”と”つながり”と”祭り”☆

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/167547/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


「新湊曳山まつり」の富山県射水市が舞台です。
昨年、新湊に行ったので、懐かしい気持ちで鑑賞しました。
・「新湊曳山まつり」のこと→コチラ



IT企業のCEO:中原が、クビにした共同経営者:航平との具体的な約束を
反故にしたのかと思いましたが、そうでもなく
航平の死後、彼の故郷:射水への訪問で
中原が見出したものを、ともに、共有するようでした。


人生や約束――とは、重いモノを含む言葉ですが
約束とは、むしろ、普段の中で、ふつうに溶け込んでいるものかもしれない。
航平との“具体的な約束”でなく――と言いましたが
共同経営を継続しなかった(クビした)ということが、
すでに、破られた約束だとすれば……(>_<)


▼~▼ 内容にふれて雑感です。


▼▼▼


1、思いやりのこと


序盤は、CEO:中原のワンマンぶりを見せます。
“自分で作った会社“と言う、おごりがある。
社員は、愛社精神で勤めても、CEOに愛されず
クビにされることがあるのも、切ないことです……orz


情けだけでは、やっていけないし
経営者も社員も、割りきらないといけないのか……
思いやりなんて、事務的なことの前には無駄なのか……


同じように
お祭りの曳山を譲渡された、西町の会長も
譲った四十物(あいもの)町の人の気持ちを無視して
引かせてくれるはずの提灯山を引かせない、とした。
(言った言わないの話はこじれる(―_―)!!)


航平が、提灯山を、四十物町が引く約束を、西町に守らせようと
生前、奔走していたことを知り、中原は、力になろうとする。
(思いやりというより、つぐないか…)


2.つながる


そんな曳山を引くことを、“つながる”というらしい。
ただ、山車を機械的に引っ張るのではなく、
それまでの準備や思い入れなど、思いを一つにすることの“つながり“の大切さは
経験してみると、よくわかる。


都会生活だと、PCとコンビニがあれば、一人で快適に生きていけそうで
町内会の掃除など(汗)、面倒に思うこともあるかもしれない……


けれど、西町の会長が
「ITで魚が獲れますか?米が作れますか?」と言ったとき
PCがつながっただけでは、人は生きていけないのだ――と今更ながら思った。
この町が漁業の町ならば、漁師同士のつながりはもちろん
加工や流通も含めて、“つながり“があるから、生かされているのだ――と
あらためて、当然のことを思い直したのは、それだけ
中原に、誰ともつながっていない“孤“の存在を、ひときわ感じたから。
(経過中、中原は、解任される事態にまで(T_T))


3.祭り☆


昔、自分は人に頼まないから人からも頼まれたくない―と言った
独立心の強い人がいましたが
私は、“つながり”の意味するように、お互いに
独立しながらも、寄りかかりも含めた関わりは、必要だと思っています。
(甘えではなく^^;)


だから、中原が参加したお祭りの様子が、とても心に響きました☆
始めはよそ者っぽく参加した中原は、ぎこちない^^;。


しかし、「イヤサー!イヤサー!」の掛け声で
ヒートアップしていくお祭りのエネルギーが
参加者を、ひとつにし、中原も、そのエネルギーに染まっていく。
曳山の取っ手に刻まれた「コウヘイ」とも、ひとつになっていく。


この臨場感はイイ☆☆
興奮が伝わってくる!


そして、四十物町にとって、最後の提灯山が
町内会長ゲンさんの自宅前に来る。
「イヤサー!イヤサー!」
それまでの経緯を踏まえると、ここは、もう目頭が熱くなって涙が出た……


町内の人のゲンさんへの思いやりが、とてもとても、嬉しくて
動けなくなったゲンさんも、みんなと曳山で、つながったって………


▼▼▼


エンドロールに映るのは、雄大な立山連峰。
スクリーンであっても、ドーンとそびえるその迫力と説得力はスゴイ!


中原は、航平の娘と、ある“約束”をして、射水を離れます。

果たさなければならない“約束”は、具体的なそれだけではなく
人としての在り方(仁義と言ってもいい)そのものなのだと感じました。


立山連峰の凄さが、そう言っているのです(^_-)-☆





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テーマ : 邦画
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映画『ブリッジ・オブ・スパイ』★スパイ劇でなく外交交渉した弁護士の人間ドラマ

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/168276/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:ジョエル&イーサン・コーエン
主演:トム・ハンクス  ~ドノヴァン弁護士


冷戦下で、米ソそれぞれに捕まったスパイを交換した実話――
ということしか知らないまま、上記の面々に惹かれて、鑑賞しました。
しかし
途中、壁で分断中の東ベルリンで、アメリカ人学生が拘束されてしまい
米ソ・東ドイツの3国&身柄3人で、面倒なことになってしまう……(>_<)
(だから、よけい面白いんですが^^;)


アメリカ側の交渉は、“民間委託“された弁護士:ドノヴァン。
事務的にチャッチャと進まない“国際問題“を、
じれったくしながらも、サクサク引き付ける脚本の妙と
トム・ハンクスのあふれる人間味で、温かいドラマで魅せてくれました☆


▼~▼ 内容にふれて雑感です。


▼▼▼


1、ソ連のスパイ=アベル


のアベルは007とは対極の、地味な味わい深いオジサンです。
(いるだけで、何かモッテルというか背負っている――という風情あり)
スパイ交換の前に、まず、アベルとドノヴァンの関わりを、
しっかり見せているのがイイ☆


形式的な裁判のために、アベルの弁護を任されたドノヴァンですが
アメリカに寝返られないアベルに、“不屈の男”の信義さえ感じたドノヴァンは、
きちんと弁護します。(家族は危険な目に遭いますが(>_<))


感情的には、“敵”同士とはいえ
双方の責任ある態度には、お互い、好感や信頼を抱くものだと思います。
送還された後のアベルの処遇についても、案じたドノヴァンが
ソ連の車の“後部座席“に乗せられるアベルを見つめるシーンには
その前の会話を踏まえて
人としての思いやりが、熱く感じられます。


2.ドノヴァンの専門は“保険”


外交的交渉に駆り出されたドノヴァンの専門は、実は、保険。


アベルの死刑回避のために、生かしておけば
いつか、アメリカのスパイがソ連に拘束されたときの“保険”になる――
などと、ウマいことを言いました。


交渉も、保険的手腕で、進めます。
事故1件の中身は、個別に考えない。交換は3人で1件。
↑簡単なことのようですが
米ソの話を、東ベルリンで行うことになったのも複雑にしているし
CIAは、スパイさえ戻れば、自国の学生のことは関係ないと割り切るし……


物事は、自分の価値観だけでは、進まないものですが
こと外国相手では、生活基盤も違い、考え方の根本が違っていたりして、
こちらが一歩引けば、相手も一歩引いてくれるものでもなく
こちらが一歩引けば、相手は二歩踏み込んでくることも多々あり(汗)
舐められちゃいかんのです。


ソ連も東ドイツも、アレコレ言いますが、
ドノヴァンは、下手に譲歩せず、“交換は3人セット“で譲らない。
(↑交渉は、相手の顔色ばかりうかがっても、コロコロ変わるものだし
振り回されちゃいかんのですね。)


米ソともに、スナイパーを待機させての交換は
最後の最後まで、ハラハラさせます。


▼▼▼


重要な外交問題なのに、表だって国の問題にしたくないために
民間委託されたドノヴァン弁護士の緊張と疲労の強さは
いかばかりだったか……
帰宅して、ベッドに倒れ込んだ彼の姿が、如実に表しています。


ドノヴァン弁護士は、その後、ピッグス湾事件で
キューバと交渉して、アメリカ人を救出したらしい。
その交渉劇も、“続編”で見てみたいです。




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『 野郎どもと女たち』★“野郎=シナトラ&ブランド”の歌とムードに包まれて♪


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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/10697/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


ミュージカル仕立てです♪   
一言で済むところを、歌ったり踊ったりして
引き伸ばしますが^^;
配役に惹かれて、鑑賞しました☆


☆野郎ども☆
・ネイサン ~フランク・シナトラ♪
・スカイ   ~マーロン・ブランド


この野郎どもは、ギャンブラーなんですよ。


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。(記憶違いはご容赦)

▼▼▼

ストーリーは  →コチラ詳細


ギャンブラー:ネイサンが、賭場を開くのに必要な資金を調達するために
スカイに、賭けを持ちかけます。


それは
救世軍の女軍曹サラを、口説いてハバナに連れ出せ――というもの。
口説き上手のスカイなら、簡単そうですが
サラは、お堅いお堅いハガネの女。
絶対ムリだろうとふんでいるネイサンは、大船に乗ったつもり……


スカイが、がちがちのサラをどう口説くのか――
というのが、まず見どころ☆
スカイ=マーロン・ブランドですもん♪
ミュージカルの歌唱力がどうのと言われたそうですが(汗)
完璧でないくらいが、むしろ、ブランドの魅力☆
やんちゃで、はみ出しっ子な雰囲気でOK!
ブランドに口説かれたら……ハバナに行っちゃうなぁ~^^;


――というわけで、サラも、なんだかんだハバナに行っちゃいます^^;
しかし、よろめきムードではなく、毅然として行くのですが
強いお酒を飲まされたあと(汗)
抑制が取れてしまうという……(滝汗)


けれど、ちょっとわかる(照)。
サラとて、やみくもにガチガチ女ではないんですよ……
惹かれる人が現れたら、心も動くし、溶けますよね……


スカイも、始めは、“賭け“で口説いていても
相手をその気にさせようと、口八丁手八丁しているうちに
向けている気持ちが、真実の想いに変わっていく――
↑定番ではありますが、それを期待しているわけです(*^_^*)


そして、そんな“野郎“ゴコロを、盛り上げて歌う歌がイイ♪
男たちの行動は、あれもこれも、女のためにしているんだよ~と歌う♪
↑一言で済まさず、歌って踊ってくれて、説得力あり。(*^_^*)


ミュージカルで肝心な歌は
フランク・シナトラ♪で、しっかり堪能できるのは、もちろん
彼も“野郎“ですから、女がいます^^;
しかも、14年間婚約中(―_―)!!
いつ年貢を納めるんだ……と引っ張っておいて
ラストは、2組のカップル成立で
幸せ2倍のフィナーレ♪♪


▼▼▼


ミュージカルは苦手?でも、
フランク・シナトラ♪を、聴かない手はありません。
マーロン・ブランドの色気に、包まれない手もありません。
なかなか、贅沢な作品だと思います(^_-)-☆




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テーマ : 洋画
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映画『いしゃ先生』★志田周子先生のご遺徳を銀幕に美しく清々しく


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/168962/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・志田周子の生涯を銀幕に甦らせる会→コチラ
・過去記事→コチラ


昭和初期。
山形県は旧大井沢村で、初の診療所の医師になった
女医:志田周子(ちかこ)さんの物語です。


初!女医!ということでのご苦労は多々あったようですが
作品は、苦労まみれ(>_<)ではなく
苦労の中にも、清々しい息吹を感じさせてくれます。


元村長の父の頼みで、周子先生は
3年だけの約束で、東京から故郷の診療所へやってきた――
(年表を見ると、お父様は元校長とあり)


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼


父親は、“いしゃ”の必要性を感じても
村の人は、受診する気配なし…(―_―)!!
そこで、歩いて営業?して回る周子先生。
なんともなければ、かかる必要はないのですが……
かなり悪そうなのに、追い返して、祈祷師に頼る人もいます。


国民皆保険のない当時では、よっぽどのことがなければ
いや、よっぽどのことがあっても
“いしゃ”にかかる生活ではなかったんですね……


意外だったのは、むしろ死んだときに“いしゃ”が必要だと言うこと。
かなり悪そうだった方を治療させてもらえず
逢わせてもらえたのは、亡くなってから。
理由は、死亡診断書を書いてもらうため。


↑なんということか……と思うのですが
患者さん第一号のおばあさんの言うことには
村に“いしゃ“がいてくれれば、すぐに死亡診断書を書いてくれるから助かると。
無医村では、死んだあと、
峠を越えて、遺体を町の病院まで運ばないといけないと。
冬の峠越えは、それはそれは寒いのだと……


生前の治療より死後のための“いしゃ”というのも
キビシイ現実をみるようですが……
雪の峠越えのシーンは、確かに、大変だ……


自動車などなく、人足数人がかりで、荷車を押すったって
雪が深くて、前に進まない!(>_<)
重病の人なら、余裕をもって(というのも変ですが)
早く町の病院に運ばないと!そ
の判断は、周子先生の言うことをきかないと!(>_<)
雪の中で立ち往生したら、もう、どうにもこうにも……(汗&涙)
雪の中で、こときれたら、悔やんでも悔やみきれない……orz


自動車はもちろん、はじめは、自転車もなかった周子先生。
歩いて、家々を往診する。
田舎の隣は、遠いなぁ…………………..


そうこうして、約束の3年が経った頃
周子先生の母親が、お産のトラブルで(昔は子だくさん)亡くなってしまい
“いしゃ“だけでなく、弟や妹の母親代わりにもなることに。


が、そこには、恋人との別れがありました。
人生には、選択を迫られるときがありますが
女性には、特に、仕事か家庭(結婚)かを、迫られる傾向があります。
東京に戻らず、故郷の“いしゃ”として生きる選択をするシーンには
切ないものを感じます。


かくして、村で医療を続けた周子先生は
保険文化賞を受賞する栄誉に浴し、喜ばしい☆
するべきことをしてきただけ――との謙虚なお言葉どおり
その後も、村の“いしゃ”を続けていかれるのですが
長くは、続きませんでした……
満51歳(数えで53?)で、この世を去ってしまわれます!


ご生涯の短さには、惜しまれて、言葉もありません……
しかし、
劇中にはありませんが、周子先生は、“いしゃ”のほかに
村会議員となったり
よそのお子さんを預かって愛育されたりと
千手観音のようなご活躍ぶりで
スーパーウーマンとお呼びしたいです。
ご自分のことは、二の次で、生き抜いていかれたのでしょうね。


▼▼▼


平山あやさんの周子先生が、チャーミングです(*^_^*)
(周子先生にそっくり☆と)


ご遺徳を銀幕に残したい、という想いが
温かく叶ったような作品だと思います。



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