映画『半落ち』★命の尊厳に対峙した寺尾vs吉岡双方の優しさ

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/4396/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・あらすじ→コチラ


2度目に鑑賞してからも、時間がたってしまいましたが
書き留めておきたいことがあります。
(ネタバレ前提です)


・梶 元警部 :寺尾聡
・梶の義姉  :樹木希林
・藤林 裁判官:吉岡秀隆



認知症の妻を殺したあと二日たって
出頭した元警部。
その二日間の行動と心情が、まず、謎探しとなります。


白血病で亡くなった息子がきっかけで
骨髄提供した梶は
妻の死の直後、提供者に逢えそうな資料を見つけた。
その人を、ひと目見たいと、捜しに出たため
二日間のタイムラグが、生じました。


出頭後、裁判が行われますが
裁判官の父も、認知症である描写があります。
2回目見たときは、そこに特に
想うことがありました。


▼~▼ 以下、雑感です。
▼▼▼


1.裁判での義姉の言葉


妻殺しの男の弁護――ということになりますが
“認知症の妻“ということが、焦点です。


段々、認知症の進む妹を、見てきた姉は
夫である梶のことも、見てきた立場です。


梶がどれだけ妻である妹を愛していたのか――
それを訴えます。
「私は、妹を殺してやることも出来なかった!」
涙ながらに、希林さんが言うせりふには
心が震えました。


法の前では、殺しは殺し。罪は罪。
善意とか愛情などは、法外のことでしかない。
あるいは、
殺しに“愛“を持ち出すのは、不遜かもしれない……


けれど、常識はどうあれ、姉は
梶が、妻である妹を、自分以上に愛すればこそ
罪に手を染めることを厭わなかったことを
かばい、敬意も漂わせます。


逆に、姉が、不憫な妹を、どうにもできなかったことは
罪の意識――言い換えれば
自分が悪者にはなれなかったから――とも言える。
自分可愛さは、責められない……
梶の“愛“の前には、だからこそ、ただ、涙するほかない……


2.裁判官・藤林のこと


認知症の妻殺しの罪について裁く、裁判官の一人です。
実は、藤林の同居する父も、認知症で
現実をも、わかっていない状態でした……


藤林も、認知症がどういうことか
その家族がどんな想いをしているのかは、わかっていそうな設定です。


けれど、梶との決定的な違いは
直接、介護していたかどうか―かもしれない。
藤林の父は、藤林の妻が、介護していました。


介護されるほうも不憫ですが、やはり
介護する側の心身の負担は、キレイ事では、済みません…….
藤林とて、自宅に居るわずかな時間だけでも
その“現実”は、わかりましょう……


すると、たぶん感じるのは(仕事をしているとはいえ)
自分が、実父の介護を担っていないことの負い目かもしれない……
父と妻、二人それぞれの苦悩を
わかりきれていない“迷いとも、言えるかもしれない……


梶が、どんな想いで、妻を楽にさせたか…(←敢えてそう言う)
実父も妻に、そう頼んだことがあったらしく
藤林も、その片鱗はわかるだろう――
けれども
それを、わかってはいけない(?)のは
梶を、罰しなければならない立場であるから。


そして、藤林が、梶に下した罰には、“執行猶予ナシ”という巧さ☆


“執行猶予ナシ“という厳しさは、即ち
藤林が、実父を手にかけない正当性の自らの証だと思う。
梶の心情は、身内としてはよくわかる。わかるけれど
裁判官として、それを認めるわけにはいかない。


そして、そう言っていられるのは
直接介護していないため、切羽詰まった“悲しさ“を
まだ、知らないからかもしれないけれど…………….
と思いつつ、吉岡さんの“優しさ”かな…ソコは…


(原作未読でもあり、感想の違いはご容赦くださいね)

▼▼▼


ラストシーンは、高橋一生さんが
梶の乗った車を、佇んで見送る―――


彼には、梶は、罪人などではない。
生きることの尊厳を、誰よりも知っている人――
その深さが、感動の余韻をくれました。

PS:寺尾聡さんのドラマ『喧噪の街、静かな海』に期待しまして
記憶曖昧ですが、記事にしました。よろしくお願いします





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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』★六苦な地獄へようこそ!転生と不滅の愛


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/167894/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。



・監督・脚本:宮藤官九郎☆   ←見逃せません!
・赤鬼・バンドリーダー:長瀬智也←インパクト大☆ピッタリ!
・高校生・大助 :神木隆之介  ←絶妙な台詞回し!



修学旅行中のバス事故死で、地獄に堕ちた大助が
輪廻転生して、好きな同級生(ひろみ)に再会できるのか――
と言えば、ハッピーエンドだろうと思いますよね。^^;
けれど、クドカンが、“普通”なハズないんで(^_-)-☆


楽しくおバ〇な小ネタを、そこらに仕込んで
絶妙なテンポと台詞で、ドンドン、地獄に引きずり込んだかと思えば
過去にも未来にも、人の世には、“哀しさ“があることを偲ばせる……
それが、さらっと切ないのよ……
それが、イヤ味なく、重たくなく、すごくイイのよ……


そして、ハチャメチャな全体を俯瞰して
そこここで撒いた種を、回収するように
ラストには、キッチリ感動や余韻として残す。


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.六苦な地獄♪


地獄に、ロックバンド=地獄図(ヘルズ)があるのが面白い。
(確かに、地獄から来たようなバンドありますよね)


長瀬さん=赤鬼キラーK(キラーカーンではない)の出で立ちがピッタリ☆
目と言い、ツノと言い、牙と言い、見入ってしまう^^;
しかも、ときに全身拡大化する!(>_<)


ズジャ~~ンンン(←重低音響く)がたまらない!
心も熱くなって、灼熱地獄!
Charと野村義男の“ギター責め苦”には、発火してください!
(これらの“ライブ“は、拷問らしい)


このライブ的アピールを、高校生は、閻魔校長の前で披露することで
輪廻転生できる可能性があるらしい。
けれど、人間とは限らない!?


2.輪廻転生


現世に戻れても、人間とは限らない――というのがミソ☆
それが、一度切りでないので、(七回はチャンスあり)
大助の生まれ変わりが、笑かしてくれます^^;


そして、地獄に堕ちたアノ人の
前世の姿が再現されたのは、予想外でした☆(↓ネタバレっぽい)

▽▽▽

子供を助けようとして死んだ、イイ人だったから
次も、人間に転生できると思ったら
その転生が、最後のチャンスだったとは…orz

妻子を残して亡くなった無念のみならず
その後、火事で妻子が天国に召されたので、もう二度と逢えず
自作の歌も聴かせることができない、と悲しむ……

それを聞いた大助は
自分が代わりに、天国へ行って、歌を聴かせてあげようとがんばるんです!
なぜなら……
恋しいひろみは、現世で、もう結婚したのがわかったので、
大助は、生還する“生き甲斐”が……orz


▽▽▽

3.ラストシーン☆

ココまで、七転八倒で“死にもの狂い“に
“生還”を目指した、大助の“末路“は……
諸行無常なのであります…….orz
けれど、一途な想いは、三途の川も越えるのです!!ネタバレ?↓

▽▽▽

地獄と現世の時差を繰り返すうち
恋するひろみは、87歳?になっていました。
彼女の肩に止まったのは、一羽の鳥。
ひろみのカバンには、昔、大助からもらったお守りが、ずっと付けてあった――

すると、高校生の大助とひろみの姿が、キラキラ蘇る。
若い二人の恋心は
時空を越える!異種も越える!
六道も越え、三界も越える!!!


▽▽▽
▼▼▼


極道碌苦(ゴクドーロックと読んで^^;)な魔界転生を楽しみつつも
愛は永遠に不滅☆
灼熱地獄よりも熱い青春の情熱☆
それらが、キッチリ☆爽やかに切ないのが、ニクイ^^;


とはいえ
♪TOO~YOUNG ~TO~DIE!が
煩悩のように、頭の中で、ヘビロテしますけどネ(^_-)-☆




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『スイートハート・チョコレート』★純愛☆忘れられない味・ハート・溢れる涙

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/166476/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

主演:リン・チーリン(=リンユエ:上海から夕張に絵の留学)
守 :夕張のレスキュー隊員
総一郎 :守の兄貴分


チョコレートも溶けそうな純愛に期待して、鑑賞しました。
久石譲さんの音楽が、とてもステキに、
人を愛する気持ちを、包んでくれました♪

チョコレート・ラブ・ハート・真心・“心”…←ココは意外にツボ
10年間の愛の物語を、時間を行きつ戻りつして見せるので
思い出がよみがえる切なさだけでなく
段々に、“真実“が見えてくる”痛み”がありました。
リンユエのあふれる涙のシーンは、たまらなかった……


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


言ってしまいますと、リンユエの恋人・守は、10年前に
雪山で、リンユエを救助した際、事故で亡くなっていました。
リンユエは、守のお手製のチョコレートの美味しさが忘れられず
守の夢だった、チョコレートショップを開いていました。

↑コレ、表面の経過をさらっと言いましたが
リンユエの“心”の中は、10年前で止まっています……


その間、守の兄貴分の総一郎とも、“親交”が深まっていて
周囲は、結婚も予感しています。
総一郎の友人は、リンユエに、死んだ人のことはもう忘れて
総一郎の気持ちを受け止めてやれ、などとも言います……(>_<)

↑でも、コレはムリなんです……
忘れられるものでは、ないんです。
守さん以上に愛せる人が現われない限り、ムリなんですよ…
そして、守のほかに愛せる男が現れない“理由”が、リンユエにありました。


それは、守が亡くなったとき
メモリアルの碑の前で、リンユエは“心”の中で誓ったから。
「私は今日からあなたの妻になります」
………………………………涙が出てしまう……
守とのお別れの日は、リンユエには、お別れでなく
この先、一生一緒に居る――と決意した日だったなんて……
この強い気持ち、誰が引き裂けましょうか!


けれど、守の兄貴分の総一郎とて、そんなことはわかっていました。
リンユエの心の中には、ず――っと、守が居ることを。
そして、自分も、弟分の守を、忘れようもないことを。


この3人の関係は、友情と愛情とが、影を引きずりつつ、
呪縛のように繋がっている…
そんな複雑な関係でも、それでも、総一郎はリンユエへの愛を伝えました。
そんな総一郎を思えば、リンユエは、ただ涙を流すほかありません…
この涙の意味を口にしようとしても、壊れてしまいそうです…….


リンユエの心の中に、ず――っと守が住んでいる――というのは、想いだけでなく
実は、守の心臓が、リンユエに移植されていた――
というスゴイ出来事もありました。
命をくれた守は、自分のハートそのもの。ずっとココで、生きている…….


総一郎との関係は、“仲良しの3人“でいられた
10年前のバランスを崩したくない――
リンユエがそんな想いを託した“プレゼント”は、
二人の男女になりたかった総一郎には、残酷なものになってしまいましたが(汗)
純愛とは、純粋ゆえに、
誰かの心には、透明ガラスの破片が、突き刺さるようなこともある……


ラストは、いよいよ、
リンユエも、総一郎を受け入れてハッピーエンドか、と思いきや
総一郎は、指輪の代わりに、チョコレートをリンユエに贈る。
そのチョコレートの味は、リンユエが、ずっと捜し求めていた味だった――


▼▼▼


この10年、リンユエが探し求めていた“チョコレートの味“というのは
多分、“たとえ“ですよね。
もう、得られないかもしれないものを
捜し求めながら、いつか、達成感とケリを、つけたいものなのではないか……


リンユエが、守さん……と、話しかけるのが
ひたむきな日本語だけに、誠実な想いが感じられ
より切なく、心に響きます……



(お蔵入りであまり上映できなかったのは残念でした。機会があればどうか。)


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テーマ : ラブストーリー
ジャンル : 映画

映画『クリーピー 偽りの隣人』★香川さんの狂気も僕の妻もヤバい(汗)

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/168268/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

☆西島秀俊~犯罪心理学者:高倉
☆香川照之~隣人・西野        ←この組み合わせを見たくて!
監督: 黒沢清  ~独特の暗重さで


すでに、香川さんが、怪しい隣人だとわかっているので(汗)
結局、どうなるのかを見たくて鑑賞しました。


サイコパスのイカレ方は、何でもアリなのでしょうが
香川さんなら、その個性で、ムリも無茶もアリかもしれない…^^;


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。(未見の方要スルー)

▼▼▼


1.真実を追求する男=西島さん♪(=高島)


西島さんは、“真実を追求する男“が、似合います(*^_^*)


大学で犯罪心理学を教えていますが
その前は、警官でした。
(サイコパスの心理をわかったつもりが、油断になったのか
サイコパスに刺された経緯あり)


過去の失踪事件の家と、自分が転居した家と
共通する部分に気づく高島。
もう、刑事ではないのに、
“本当の真実“が知りたい!と言う倉木警部(←MOZU)になっていきます。

↑この、ガンガン追求(行き過ぎ含む^^;)する西島さん好き☆


2.気味悪さ絶品!な香川さん♪(=西野)


香川さんの怖さは、「人間らしさなんてない」(by隣人:田中)拒絶を
感じさせつつ
一方では、真逆の
人間臭さをプンプン匂わせたしつこさに、怖さがあります。


さらっとしてない分
関わったら、からめ捕られちゃうんですよ。(汗)
「ご主人と僕、どっちが魅力的です?」と、高島の妻に迫る西野。


そりゃ、西島さんだろーと思ってしまいますが^^;
心の扉に、すき間が開きかかっていた妻には
その扉をこじ開けるような男がいると、
そっちに引かれて(惹でなく)しまうんですナ…(―_―)!!
(個人的には、料理も味わって褒めてくれるし、高島はいい夫だと思うけれど
妻は何が不満だったのか……夫婦の溝は他人にはわかりかねる??)



転々とする西野が、そのたびに
大掛かりな“作業場“を作ったり、怪しい薬物を用意したりと
現実味の乏しい設定と思われるのですが(汗)
香川さんなら、そんなフィクションに、恐ろしいリアリティを乗っけるので
コワイのです……


刑事が、次々二人も、ミイラ取りがミイラになってしまうのも
まさかそんなァ…と、現実には“そんなこと“はないと思うから
西野の、非現実的は狂気の罠に、堕ちてしまったということか……
(刑事ならもっと疑ってくれても可^^;)


3.守る男=西島さん☆


妻を愛し守る男☆というのは、魅力的です(*^_^*)


今回も、「俺が全力で守る!」という力強いお言葉に
私は、脱力です…(^_^.)
けれど
香川=西野の“毒気“は超強力で
西島さんも、まさかの囚われの身に……orz


されど、“守る男“は、きっと、ここでそうするだろーなーとの期待どおり
攻撃は最大の防御で、妻を守ってくれます。
号泣する妻をひしっと抱擁する西島さん、良し!(^_-)-☆


▼▼▼


お化けもゾンビも変死体も、怖いですが
一番怖いのは、生きている人間でしょう。(汗)


胸中の見えない、ヤバい男を演じさせたら
香川さんの右に出る者は、いないかも……(汗)


そんな“狂気・香川“に対峙するのに、西島さんは好敵手☆
(ゴールデンコンビかと)


竹内さんの”ヤバい妻“も、予想外に怖かった……




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『64-ロクヨン- 後編』★電話に込めた執念とラストの呼鈴が残した希望

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/167277/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


・前編→コチラ

時効間近の幼女誘拐殺人事件―64―


前編で見たのは
警察内部の“事情“や
県警とマスコミとの関係。


こんな状況で、犯人逮捕できるのか??と言う疑問が
諦めになっていたとき
元刑事・広報官の三上が、責任感と良心で
ナンとか、踏ん張っていたようでした。


後編では、
時効を前にした“64事件“を真似た、
新たな身代金誘拐事件の解決に、奔走します。


同じ犯人なら、ソイツを捕まえれば、一挙に解決!?
……と思いきや……“幸田メモ”というのが、あったんだなァ……


▼~▼ 以下、ネタバレ含んで雑感です。


▼▼▼


そもそも、64事件のとき、電話録音のミスがなければ――なのですが
その失敗を、隠蔽したために
そのあとの捜査が、空洞化してしまったんです……orz


被害者の父:雨宮は、やりきれないですよ……orz


だから、自分が、電話で聞いた声を捜そうと
電話帳から、一件一件、電話をかけ続けてきた雨宮。
公衆電話の押しボタンは、擦り切れて、もう数字が読めない…


どれだけ、電話をかけ続けてきたか……
どれだけ、犯人を見つけようと、一人でがんばってきたか……
雨宮の、娘を亡くした父の、この14年間を思うと、
たまらなくなる……………


そんな“被害者の父“の心痛を思えば
失敗を隠蔽されたことは、決して、保身にならず
かえって、良心の呵責に苛まれ続けた、科捜研の青年も痛々しい。


ナンでもそうですが
隠してはいけないことを隠そうとしても
もっと良くない顛末が、露わになってくる。


三上が「刑事はそんなこともわからないのか!」と怒り泣く表情には
胸が詰まる思いがする。(あんな表情はなかなか出来ないでしょ!)
強い怒りと、それを伝えきれないもどかしさが、悲しみになっている……



▽▽▽ネタバレ!

今回の模倣事件は
64の真犯人の声を聴き分けた雨宮が、
録音ミスの現場にいた幸田に、話し
幸田が、犯人を、同じ目に遭わせつつ
警察の前に引きずり出すべく、仕組んだものでした。
(ただし、人質は殺さない)


警察の捜査がうやむやになっていた、雨宮の絶望感。
犯人の声を見つけよう、とする執念だけで
雨宮は、自分を生かしていた感があります。


この模倣事件も、罪かもしれないけれど
こうでもしないと、64事件の犯人逮捕は出来なかったんじゃないの?
心情的には、責められませんよ……


▽▽▽

▼▼▼


64事件の真犯人を見つける――ということを目的にしながら
そこに渦巻く、様々な事情・関係者の想いが
心に迫る作品でした。



“無言電話“には、向こう側とコチラ側
それぞれの切なさがありましたが
ラストの電話の呼び鈴に、希望を残したのは、ウマい!




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『教授のおかしな妄想殺人』★不条理な悲劇も不謹慎に笑わすアレン主義^^;

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/168297/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。



監督:ウディ・アレン
哲学科の教授エイブ:ホアキン・フェニックス
学生ジル:エマ・ストーン



昔は、アレンの理屈っぽさ(屁理屈?)が、好きでなかったのですが
段々、嫌味も含め、この屁理屈に失笑するのがヤミツキに。^^;


ホアキンが、悩める哲学科の教授というのが、まず合ってる!


この教授の妄想殺人という邦題ですが、チッチッチ
妄想じゃありません。
実存主義など、持ち出すまでもなく
原題(IRRATIONAL MAN)に恥じない、トンデモ男となります。(汗)


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。


▼▼▼


1.哲学の男  に惚れてしまうかも……


哲学科の教授というだけで、なんだか悩ましい…
哲学者の学問を、教えるだけでなく
自分自身の哲学に、もがき苦しんでいそうな“妄想”を、抱かせるんです。


そんな悩ましい影が、その人の奥行きの魅力に思え
母性?を突かれるのか、放っておけなくて、惹かれてしまう……?


彼氏がいるのに、ジルが、そんな教授に惹かれてしまうのは
同意はしませんが、わかる……


ましてや、ロシアンルーレットもいとわない(汗)
自死の危険な香りプンプンに悩ましいくせに、
大人の分別を匂わせて
「こんな僕を好きになってはいけないよ」などと拒絶しようものなら
若い女性は、ますます、恋の妄想にはまってしまうヮ……(^_^.)


――という、ホアキンの絶望的な魅力が、前半、絶妙です☆


2.生き甲斐を見つけた!\(^o^)/


教授が、人生に枯れて、絶望感に浸ってしまったのは
同世代の私にも、わかる。^^;
トキメクような目的がないと、がんばれないの…orz
(逆に、トキメクものは、疲れてても、底力出せる^^;)


そして、見つけたのが
たまたま知った、“悪徳”裁判官の存在。
ソイツを亡き者にしたら、ソイツの判決に泣かずに済む人がいるーと思う。
その裁判官を殺すのは、世のため人のためだ!
殺人に向けて、俄然、ヤル気が沸き起こる!\(^o^)/


殺人計画にトキメクとは……おかしいでしょ(―_―)!!
正義と思っても、殺人はダメでしょ。


けれど、豚もおだてりゃ木に登る――
心身ともに絶好調になって、殺人計画を、着々と進める教授。


悩ましいのが魅力でも
イキイキして輝いているほうが、男性は、もっと素敵☆
ジルは、殺意にあふれる教授に、ますます惹かれてしまう…(汗)


3.殺人計画と懐中電灯(ネタバレ注意!)


殺人計画は、用意周到に、バッチリ遂行した教授。


一方、人生には、運や運命がつきもの。
教授とジルのデートが、そのカギを握っていたとは!
ルーレットが、当たった教授はラッキーに喜び
ジルは、景品に、素朴な“懐中電灯”を選ぶ。


やがて、“教授が裁判官殺しの犯人”だと、ジルが知ると
教授は、用意周到に、邪魔になったジルを殺そうとする。


故障させたエレベーターの落差で、ジルを転落死させようとする教授。
しかし、そこでのジルの踏ん張りが、思いのほか
おかしいほど、スゴかった!
粘れ粘れ!ジル!落とされないように!


そして、二人とも転落しそうになりながら、もみ合ううちに
ジルのバッグからこぼれたのが、あの懐中電灯☆
つい、それを踏んだのが教授。
バランスを失って、あ!(>_<)落下…….しました……(―_―)!!


▼▼▼


訂正)↑ あ!(>_<)でなく、あ!^^;です。
人の不幸なのに、この絶妙な“小道具“(懐中電灯)で
苦笑・失笑せずに、いられない……
アレン監督は、ホント、ワルい人ですワァ……(^_^.)




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『マネーモンスター』★緊迫の人質事件が暴く株価暴落のモンスター

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/169056/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。



監督:ジョディ・フォスター
財テク番組司会:ジョージ・クルーニー
番組ディレクター:ジュリア・ロバーツ



財テク番組『マネーモンスター』の生放送中、乱入した若い男が、
銃を携えて、スタジオを占拠。
彼いわく、
どこぞの株を買って大損したのは、何故なのか?説明せえ!と、
司会者に、爆弾ベストを着せて脅迫――(滝汗)。


犯人がスイッチから手を放せば、ベストが爆発する――というので
犯人を、ささっと、射殺するわけにも行かず
大損を出した会社に、説明を求めるべく奔走する、番組側。


犯人を刺激しないように、なだめなだめの緊迫感!(>_<)
犯人とはいえ、株で大損した男には
共感の気持ちもある、視聴者たち。


人質の司会者は、生還できるのか?
大損の真実とは??
この2つの興味で引っ張りながら
その“結果“には、ナンダカな~(―_―)!!というオマケ付が、興味深い。(*^_^*)


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼

1.エンタメの財テク番組

財テクや経済番組というと、数字と解説だけで済みますが^^;
この番組は、エンタメのノリ♪
お金に躍らされているような、オープニングのダンス☆然り。
ビデオ画像の多用は、解説を盛り上げる、絵文字のよう。(*^_^*)


この楽しい演出で、
ジョージ・クルーニーのしゃべくりなら
その気になって、推しの株、買っちゃうだろーなー^^;


2.犯人の彼女登場!


司会者を人質にとっているので
交渉人やら家族やら、動員して、説得を試みます。


そこに、犯人の彼女登場。(←オメデタ中☆)
彼女は、彼を説得すると思いきや
お金も損した揚句、何、バ〇なことやってんだ!――と罵倒(>_<)
その銃で、自分の頭を撃てよ――とまで…(―_―)!!


放送禁止用語をまくし立て、一喝する彼女は
彼を刺激する恐れ大とはいえ(汗)
気持ちいいくらいの(?)^^; お怒りでした。


現実からかけ離れて、まだ夢を追う男性には
もう夢から覚めてほしいーと思ったことありますが(―_―)!!
この犯人・彼氏も、パパになるんだから
もそっと、現実を大切に、直視してほしかったナと……


3.ジョージ・クルーニーの人間味(*^_^*)


犯人は、元は、素朴に生きてきたようなお兄さん。(配役良し)
大損させた会社の責任を追及したいだけ。


スキがあったときに、爆弾ベストを脱げたかも?と思いつつ
ベストの“秘密“を知った司会者は、
自分を盾に、株価暴落の真実を、犯人に知らしめようという行動に協力する。
(彼女にあんなに罵倒されてはね…)


ジョージ・クルーニーは、ダンディなお調子者という雰囲気もある一方
そのダンディな人間味で、最後は、ビシッと決まる風格があるのがイイ☆


4.会社の広報担当の美女☆=カトリーナ・バルフ


美しく、颯爽とした、知的な美女さんです♪
自社株が、暴落した真実をつきとめるべく、奔走する姿には
美オーラを、感じてしまう(*^_^*)
……で、つきとめちゃうんだナ…(^_-)-☆

(結末↓)

暴落した会社は、社長の流用による損失とわかり
生放送で、明らかにされる。
犯人ら、暴落被害者の怒りが、込み上がる中
犯人は、スナイパーにより射殺される。
彼は、むしろ被害者だったのになあ……という無念が残り
事件は、虚しく“解決“する……


▼▼▼


マネーに踊らされて、人質事件を起こした犯人が、“モンスター”と思いきや
もっと上が、いたんだなと…(―_―)!!


ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ☆
この二人が、それぞれ、TVの表と裏の場面を、ガッチリ押さえ
オモテの人質事件と、ウラの真相解明に、終始、引き込まれました。


緊迫感とぎれない作品でした☆



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『愛と哀しみのボレロ』★繰り返す人生の荒波を感動に変えるボレロ!

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/5174/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

監督:クロード・ルルーシュ
ボレロ舞踏:ジョルジュ・ドン



第2次大戦をまたいだ、各国の芸術家たちの家族の物語。
例えば、↓彼らをモデルとしながら、ドラマチックな人生劇を見せます。

・ベルリン:指揮者 ヘルベルト・フォン・カラヤン
・モスクワ:バレエダンサー ルドルフ・ヌレエフ
・パリ:シャンソン歌手 エディット・ピアフ
・ニューヨーク:楽団のグレン・ミラー

同じ役者が、子供や孫になるので、家族の絆を強く感じます。
(一瞬、死者が蘇ったかと^^;)

オープニングの言葉に
人生には、2,3のことしかなく、それが繰り返される――とあり
まさに、シンプルなテーマを、何度も繰り返しながら
大きなうねりとなって、飲み込んでいくような『ボレロ』を暗示させます。

・ラヴェル ボレロ

ラストシーンは、
それぞれの家族の激動の歴史を背負った芸術家が、一堂に会し
ボレロを演奏し、歌い、踊る――

高まっていくボレロの曲そのものの力強さも、感動を呼びますが
そこに集う人々の人生・命を思うと、
ああ、この一瞬一瞬こそが素晴らしく
四の五の言わずに、
このひとときを大切に生きていこう!と思う気持ちにさせられます!

▼~▼ 以下、エピソードにふれて雑感です。(長い)


▼▼▼


《ドイツ人ピアニストの場合》


戦時中、彼は、ドイツ軍楽隊長として、占領国フランスに赴任しますが
そこで、ラヴェルの曲を好きになったと言います。
↑そのシーン好き☆
(戦争は国を分けても、音楽は、人の心を分けませんもの)


彼は、若い日に、ヒトラー総統に褒められたことを誇りにしていますが
戦後、それゆえに、ユダヤ系の人々により、
演奏会開催の邪魔をされてしまいます。
ドイツ憎しの気持ちは、否めないと思いますが
音楽家や音楽までも憎むきもちー戦争が(ナチスが)、人の心を蝕む悲しさよ…orz


だから、ラストに、皆で同じ曲を演じるシーンに、胸が熱くなります。


《ロシア人バレリーナの場合》


バレリーナの女性と結婚した男性が、出征します。
彼の言葉に、戦争は人同士の憎しみでなく
愛するものを引き裂くだけだーのようなのがありました。


彼は、戦死し、妻は、バレエ教師として生活しながら
息子にバレエを教えます。


その小さかった息子が、やがて、
若くたくましいダンサーとなって、踊るときが来ます。(=ジョルジュ・ドン☆)
小さい子が、立派になるのを見るのは
感慨深くて、私は、それだけで胸がいっぱいになってしまうのですが^^;


この親子は、戦死した父が、ダンサーになった息子も演じ
その母と、ダンサーの娘を、同じ女優が演じていて
スゴ~~く強い、親子3代の絆を感じさせます。(*^_^*)


《ユダヤ人の音楽家夫婦》


収容所に送られる列車から、父は、赤ちゃんの息子を“逃がした“(線路に置く)。


収容所で父は亡くなり、戦後、生き残った母は
“捨てた“線路近くを、何度も訪れるが、赤ちゃんの消息はつかめない。

↑この様子は、胸が痛みます……
赤ちゃんの“無事“のために、手放したとはいえ
身が裂かれるように辛かったはず……
もう逢えないかも……と諦めたくないけれど
もしも、逢えなくても、せめて、どこかで元気に生きていてほしい!
そう願っていたと思う……


そんな赤ちゃんは、教会に移され、無事に成長していたことが
“父親そっくり“の音楽家として、登場することで、わかる。(*^_^*)


そして、今度は、息子が母を捜し、病院に逢いに行く。
↑このシーンが、すごくイイ☆
背を向けて座っている母に、すぐに近づかないんです。
(時間ためたな~)
期待と不安が入りまじって、息子の歩みを止めている。
でも、逢いたい確かめたい気持ちは、母へと向かっている――


そして、さりげない“気づき“だけで、この場は終わるけれど
ボレロを鑑賞する席に、二人で並んでいるので
ああ再会できてよかったな~と思う。(*^_^*)

(他のエピソード省略)

▼▼▼


ボレロの合わせた、ジョルジュ・ドンの踊りに始まり
ラストシーンは、再び、ジョルジュ・ドンが踊る。


第2次大戦のいばら道を通ってきた
たくさんの人々とともに、演奏されるボレロを聴く――


あとは、もう、聴いているだけで、観ているだけでいい……


愛と哀しみ、喜びと苦悩が
繰り返し、大波になりながら、人生に覆いかぶさるものだとしても
想いは、最後には、生きていることの大きな感激へ達していく!!


あー観てよかったー\(^o^)/
絶賛です☆(^_-)-☆





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映画『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』★玉木宏さんの探偵だからミタ(ライ^^;)

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/167755/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・ミタライ:玉木宏☆←お目当て^^;
・相棒?:広瀬アリス

・TVドラマ『傘を折る女
に続き、今度は映画というので、楽しみにしていました。

ストーリーは、
赤ちゃん誘拐事件から始まり
流れ着いた外国人たちの死体
老中:阿部正弘の文献~星籠~
首長竜の伝説
工場と住民運動――etc.が、ピースとなって
パズルを、はめていくようでした。

赤ちゃん誘拐事件が、ソコにつながるのか!?という驚きもありますが
もっとドラマチックな演出でも良かったかな…と思ってスミマセン…(>_<)
(せっかく、1つ1つのピースが、手がこんでいたので)


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。(未見の方はスルーを)

▼▼▼


“事故と復讐“が、重なって起こります。(ネタバレ?)


復讐は
工場に対する住民運動を、行なった人への復讐。


ん?工場に対してでなく?
住民は善玉で、住民に敵対するモノ(国や企業)は悪玉――
と思いがちかもしれません。
けれど、住民運動で、迷惑を被った人たちには、その“住民“が悪玉に…(>_<)


立場が違えば、見方も価値観も違う……
意見の“相違”が対立を生み、“悲劇”が起これば
更なる“憎悪”が生まれる……


かといって、復讐に燃える人が、
復讐の大義だけを持つわけでなく
ほかに、言い訳のできない“悪行“なんぞもしてたりして
人間とは、複雑で、厄介な者ですなあ…と思う。


今回、ミタライの助手?相棒?となった、広瀬アリスさん♪
明るいイメージで、好きなんですが……^^;


犯罪は、けっこうエグイことになっているのに(汗)
嫌悪することなく、
上向きに盛り上がれる、その明るさが、逆にいいのかも…
そんなユニークな“相棒“キャラで、今後も、アリ(ス)だと思います。^^;


▼▼▼


玉木宏さんの、クールな探偵は、また観たいナ~と思いつつ
テレビの蓮ドラでもいいし、
2時間スペシャルでもいいな….と思うのは、
ナンと言ったら、いいのかしら…^^;



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映画『サウスポー』★ドン底から光へ導くトレーナー:フォレスト最高☆!

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/169573/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


主演:ジェイク・ギレンホール(=ビリー・ホープ)
トレーナー:フォレスト・ウィテカー☆



ボクシングの元チャンピオンの復活劇です。
ポスターのジェイクから、ものすごい哀愁と強さを感じたので
気になって鑑賞しました☆


前半は、チャンピオン:ビリーを襲った“悲劇”です。
それは、お気の毒な事件ではあるのですが
どうも、ビリーの不幸がしっくり来ない……


――と思ったら、それも展開の一部。
娘の一言が、その違和感を明らかにしてくれたあと
フォレスト・ウィテカー☆の出番で、後半、盛り返しました!


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


悲劇の始まりは
ビリーの妻が、銃で撃たれ死亡したことです。
チャリティー会場で
某ボクサーの挑発に乗って、喧嘩を始めたビリー。
そのドサクサで、相手の付き人が撃ったらしい銃の犠牲になった妻。


妻を失った悲劇は、ビリーをボロボロにさせてしまう。
ファイトするったって、気持ちがついていかなければ
試合にならない。
ついでに、怒りで不安定なビリーは、レフェリーに頭突き!をしてしまい
処分を受けてしまう!選手生命も生活も、もうガタガタ!(―_―)!!


さらに、自暴自棄になったビリーは、自宅前で、
車で自爆して、娘に救急車を呼んでもらうことに(>_<)
ボロンボロンになったビリーに、裁判所は、親権を停止し
娘は、施設で養育されることになる。


始めは、ビリーに面会していた娘も
やがて、面会を拒否。
ビリーに「パパがヘマをしたんじゃない!」と
キツイけれど、ど真ん中なことを言う。


妻を失った悲劇の男が、ボロボロになった――わけですが


――もし、ビリーが挑発に乗っていなければ、事件は起こらなかった――
悲劇は、ビリー自身が防げたかもしれないことを、よく受け止めていないから
その後も、ボロボロぶりが止まらず、加速・転落してしまったー


娘は、そんなパパに、怒っていたようなんですが
後に、ビリーのトレーナーになったフォレストの言うことがいい。
「娘に憎ませてやれ」


憎んだーとしても、それは、愛情の裏返しだから。
パパならきっと、ヘマから立ち直ってくれるのを信じているから。


フォレストが、トレーナーになってからのシーンが好きです。
温かくて包容力のあるフォレストだから
安心して、トレーニングに打ち込める感じが伝わります。
ビリーからも、再起の闘志がみなぎってくる!


ファイターとして立ち直ることは、元チャンプという、
プライドや生きざまよりも
娘との生活を、確かなものにするため。
(子供のためならがんばれるゾと!)


復帰のチャリティ戦に臨んだビリーの相手は
妻が亡くなった際に、挑発してきたボクサー。


――もし、挑発して来なければ、妻は死なずに済んだ――


ビジネスと割り切って臨んだ試合でも、蘇る想いはあるだろう。
しかし、怒りに任せた、攻めのボクシングだけでなく
トレーナー=フォレストから、ディフェンスも学んだビリーは、
叱咤に応えて奮闘する。



やはり、ビジネスとも割り切れない二人は、感情的になりつつ
血しぶきと汗にまみれながらの死闘を、繰り広げます。


モニターで応援する娘も、パパの姿、観ちゃおれん!(>_<)
そして、繰り出すビリーの、渾身の一撃!


▼▼▼


ドン底から這い上がる物語は
励まされながら、共感できるので良いです。


ドン底から這い上がるときは、もちろん、自分自身が
苦悩から脱皮できるように、頑張らなければならないのですが
そのとき、大切なのは
神のごとく、光の道に導いてくれるトレーナーの存在☆


ジェイクも頑張ったけど
フォレスト☆最高!!\(^o^)/


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映画『デッドプール』★おバ〇とエ□とラブでカッコイイ!デップー(^_-)-☆

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/168457/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

主演:ライアン・レイノルズ

グリーン・ランタン』のライアン・レイノルズが、
今度は、赤いコスチューム☆


予告編のノリ♪の良さと、コスチュームに惹かれて鑑賞しました☆


冒頭から、派手なバトルを見せますが、彼(以下デップー)は、
善玉ヒーローとして、一味を追ってたわけじゃないんですよね…^^;


フットワーク軽いアクションも、小気味いいし
デップーのおしゃべり最高☆
(おしゃべり=独白・語り・アドリブ?含む^^;) そして
テンション高まる音楽♪\(^o^)/


小ネタや、エ□ネタ、血しぶき(汗)を仕込んで (←□は四角デス)
遠慮なく、おバ〇な笑いとドキドキ(>_<)に、引きずり込みながら
実は、ラブにあふれるとゆー(*^_^*)


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。(未見の方はスルーして)


▼▼▼


そもそも、“デップー”の始まりは、悲劇。
結婚を控えていたのに、末期がん宣告される…orz


現われたのは
「生きたい」と言う人の望みを叶える人?ではなく
その望みにつけこんだ、人体実験屋……


痛めつけられた揚句、ヒドイ顔にされたデップー。
あの格好良いコスチュームとて、顔を隠すアイテムとも言える…
そんなわけだから
恋人のために生きようとしたはずが
恋人とはもう逢わないーという生き方をすることに……

↑そんなデップーは、もう、失うものなし。命さえ。
そんなデップーだからこそ、言いたい放題言える自由は
心の柔軟性大で、すごく気持ちイイ☆


痛みと血はあるけれど(汗)、身体能力の高さも、
ヒーローじゃなきゃもったいないほどGOOD!


けれど、デップーは、社会正義用のヒーローではない。
派手なアクションバトルは
自分の顔を取り戻すためと
人質になった恋人を救うため。

↑それでいい気もしてくるの……
社会や仕事のために、家族が犠牲になる場合もありますが
恋人一人を助けられずに、社会や世界どころじゃないと思うこともあるので…^^;


そして、この“デップー”のストーリーは
~赦せない相手を、最後まで赦さない~←ミソ☆かと


教訓的に理想的な“ヒーロー”なら、赦ないと“不合格”なのでしょう。
でも、デップーは、赦さないからいいんです。(正義感の強い方にはスミマセン)
人道的云々あったとしても、どう~~しても赦せないことは、あります。
被害者の堪忍や慈悲ばかりに、期待するのではなく
加害者には、負うべき罰や代償は、あるはずです。
(画面の中だけでも、きっちり成敗 スッキリOK)


命は手に入れても、恋人と引き離されたままでは
生きている甲斐がない……
恋人とうまく戻ってほしいナ……(祈)


デップーが、恋人に傷ついた顔を見せたとき
とても、勇気が要ったと思う……
けれど、愛は、顔じゃないんですよね。(キッパリ☆)


あのデップーのキャラと
間合いの良いカッコ良さには、見ているうちに、惚れる。^^;


▼▼▼


巨編『X-MEN』さえも手玉にとって
おバ〇ムードで、ノッて、暴れまくって
やらかした揚句
ワムッ!で、イイ感じのラブで終わるって、カッコ良くないです?^^;


PS:手乗りデップー欲しかった!(T_T)


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