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映画『ロスト・バケーション』★浅瀬がポイントのサバイバル!美女vs鮫

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/170325/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。



原題:THE SHALLOWS
主演:ブレイク・ライヴリー☆



海に一人取り残された美女が、鮫に襲われそう!(>_<)――
と言うことで
襲われる恐怖とサバイバルが見どころの1つ☆


始め、海にプカプカ浮かぶ『オープン・ウォーター』を思いましたが
こちらは、“浅瀬“(原題)と言うのが、ポイントですね。
それと、孤軍奮闘する“美女“というのも☆
これらが、予想以上に、鮮烈でダイナミックな映像を展開してくれました!


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.美女ブレイク・ライヴリーの波乗り♪


序盤は、ブレイクの美女っぷりが
波乗りで、はじけます! ~目の保養☆


海中からの映像は、鮫の視線のようで、ドキドキしてしまう……
けれど、そんな不安を払しょくするほど、
サーファー:ブレイクは、イカシテます。(^_-)-☆ .~.ハクいというべきか


そして、上からの浅瀬の映像が、とてもキレイ☆
怪しげな波の模様が、美しくも心をざわつかせる……


そして、鮫に襲われてしまった彼女:ナンシーは
満潮には沈んでしまう岩に、逃げ上がります。
周囲の海=“浅瀬“を、グルグ旋回する鮫の背びれが不気味…


2.医学生ナンシーの苦痛


医学生のナンシーは、傷ついた太腿を
アクセサリーで縫合します。←痛いよ!(>_<)
しかし、応急処置だけでは厳しく、病院で手当てしないと!


ところで、彼女は、医学に失望して
亡き母の思い出の、このビーチに来ていたようでした。


母の病気を治せなかった医学に、無力感を感じたようなのですが…
絶対死なないことを医学のゴールとみなすのは、極端かも……
人は、必ず死にますから….


けれど、今、自分が感じる激痛はどうか。
医学は、傷を治し、痛みを癒すことができるもの。
無力なものではないことを、とても実感したはずです。


3.美女のサバイバル!


岩から浜辺は、すぐそこなのに
鮫がウロウロして、行かれない。もどかしい!
鮫に気づかないサーファーたちは、彼女の目の前で
酷いことになってしまったし……orz


彼女は、サーファーのヘルメットのビデオカメラに、
メッセージを残すと、満潮で岩が水没する前に
沖のブイへと、遊泳する。
(↑旋回する鮫とのタイミングをうまく合わせて、と)


ブイにしがみつく彼女への、鮫の体当たり!(>_<)
そして、ブイへの噛みつき!コワ~~~~イ!(>_<)
彼女も必死に、照明弾を、鮫に浴びせての応戦!
そして
突進する鮫の習性を生かし、
決死の策を弄してのトドメは見事!\(^o^)/


満身創痍で生き延びたナンシーには
たくましいオーラが!☆


▼▼▼


1年後のビーチには、
命も、医師としての自分も、取り戻したナンシーの姿☆
美しいブレイクに、魅せられて終わります。


ほとんど、ブレイクの独壇場のような作品ですが
岩で、彼女に寄り添うように居てくれた、カモメさんの存在も
かなり大きい(^_-)-☆


PS:休暇が台無しーという邦題ですが
ナンシーには取り戻すものがあったので、“ロスト”は微妙かな
……^^;




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』★ 自殺念慮のコメディ!withダンス♪

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/169387/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


貴族の母の死後、すぐに自殺を図るも
死にきれない息子ヤーコブは
“ワケアリの葬儀社“(エリュシオン)を知り

“不慮の死“(サプライズ)を、依頼する――

――けれども
自殺念慮の青年貴族が、
美女と出逢って、生きる悦びを知り
死ぬのを思いとどまった――というほどフツ―ではありません。 ^^;


もそも金持ち坊ちゃんが、死にたいなんて
道楽も、たいがいにせーよと、思いつつ……(―_―)!!


高級車の乗り回しや、カーチェイス
そして、意外なサプライズ(真相!)あり
ドタバタ楽しい作品でした☆


▼~▼ 以下、ネタバレして雑感です。

▼▼▼

1.なぜ死にたいのか…


ヤーコブは、子供の頃の父の死から
無表情・無感情になった――というもの。


成長の途上で、多々、経験するうち、
心動くことをを期待した母は、色々経験させたらしい。
ダンスから宇宙飛行まで! 何でも!
(しいていえば、恋愛経験は無かったみたい…)


されど、息子の心は動くことなく、母は亡くなる。


広い邸内の使用人たちは、
生活のためも、生き甲斐のためにも(←大事☆)
このまま、働いていたいのに
ヤーコブは、邸宅を売却&使用人を解雇し、死ぬことだけ思っている。
自死に取りつかれると、他人の生が見えなくなるんですね…orz


2.トキメキは生きる駆動力☆


エリュシオンで、棺を選んでいるときに(汗)出逢ったのが、アンネ☆
彼女も、“サプライズ“の死を、依頼したと言う。


ヤーコブの高級車に興味を持ったアンネのため
ヤーコブは、高級車いっぱいの自宅に誘う。


たとえ、死出の一里塚のこととしても
今までにない人との出逢いは、心トキメクもの!
ましてや、若いお嬢さん♪
“経験豊富“なヤーコブとて、女性は、宇宙よりも未知との遭遇!^^;


亡き母の代わりに、社交ダンスの会に付き合ってもらったり
なんだりかんだりと、付き合ううちに、
無感情だったヤーコブの、心の目が開かれてきます。


愛情をもって仕えてきた、執事長の想いをくんだヤーコブは
売りに出した邸宅を解約し、取り戻そうとします。
(これが人生の取戻しかも!)


3.サプライズ!(真相~ネタバレ▽要反転)



▽▽▽


エリュシオンの顧客と思っていたアンネは、実は、経営者の養女でした!
ヤーコブの死亡請負を、していたらしいけれど
なかなか、殺せなくなっていました。


業を煮やした義兄弟たちが、銃で撃ち殺すべく(!)
カーチェイス!(>_<)
そんな死に方は、カルマが許さないわ!と抵抗するアンネ☆
(銃殺は、ある意味サプライズ!(>_<))


アンネに命を助けてもらったヤーコブは
邸宅の取戻しを、時間との戦いでがんばる!

▽▽▽



4.死ぬときは愛に包まれたい☆


ヤーコブの“サプライズ死“をめぐっては
ドタバタやらかしますが^^;
やはり、死は厳かなもの。


執事長も、ひょんなことから
エリュシオンに死を託していました。


彼は、サプライズでなく、
愛する者に看取られるコースを選んでいました。
亡き妻の後を追うような、安らかな死を迎えます。
どんな風だったかは、ご覧あれ!
(これもある意味サプライズ^^;)


▼▼▼

自殺念慮をコメディにするとは!(>_<)
と言う感じですが
自殺念慮をきっかけに、イイ出逢いがあるというのも
人生は最期まで、捨てたもんじゃないゾということで☆


砂浜で、二人が、延々と社交ダンスの練習をするエンディングがイイ☆
この先、ずっと、人生のダンスが、続いていくみたいで……(^_-)-☆



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映画『二重生活』★隠したい秘密・隠しきれない孤独

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/167725/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


主演:門脇麦   ←注目しています。


哲学を専攻する院生・珠(たま)が、教授に勧められた論文テーマは
対象に気づかれずに、尾行すること――


人間を対象にする学問には、人間観察はかかせません。
……って、“学問“とはいえ
生生しい私生活の“のぞき“は、スリリングであり
見ないほうがよいものを、見てしまったときは
“学問“越えてますね……(汗)


“見る“という行為は、エロスをも含んだ“深層”を、
露呈させるものでもあって
~人のフリ見てわがフリ直せ~ではないけれど
自分自身が、暴かれていく手段でもあるのかもしれません…

▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。


▼▼▼

1.対象A:サラリーマン


珠は、近所のサラリーマンを対象にした。
普段は、出版社勤めのやさしいパパ。
暮らしぶりは、セレブ。


バレないようにという、ドキドキ感はあるが
刑事モノの尾行でもないので、(論文目的とはいえ)
目的は、ホワンとして
何が得られるんだろ――と思っていると……


不倫現場に遭遇!!(ー_ー)!!
人には、裏があるもんだ……


研究は、対象と接触してはいけないのに
珠は、対象とも愛人とも接触して、トラぶる。


挙句の果てに、対象男性と“関係“(!)し
珠は、自分の過去を吐露する……
(アイコという感じか…)


体張ってでも(汗)、論文完成せんとする珠。
(ソレだけじゃないとしても、なんとしても論文は完成させないと、
何のために、大学院にいるかわかりませんもん。必死さはわかる)



2.対象B:指導教授


教授の展開は、冒頭から謎めいています。


リリー・フランキーさんの軽やかさに、ダマされますが(汗)
彼が抱えているものも、軽くありません……


教授は、死期の近い母に
新婚の妻を逢わせ、安心させて看取ります。


観察者:珠は、本当の妻だと思っていましたが
彼女は、一時の代役だと知ります。


観察者は、見ているようで
真実までは、見透かせない…


観察したとはいえ
自殺を図る教授の心の闇まで
見通すことも……


3.同棲した彼氏


それなりに、同棲ライフを楽しんでいた二人だが
尾行生活に追われた珠に、愛想をつかした彼氏は
出ていってしまった。


恋人のうちは、好きという気持ちと
関係の糸が切れたくない気持ちとで
“接点“を多く、持つものかもしれないけれど…
結びつきは、案外、はかないものらしい……


愛の火は、燃やし続けようとしないと、すぐに消え
冷めていってしまう……orz


お互いに愛しているはずなのに
求めればこそ、寂しさを感じ
別れの孤独へと、自ら転じる矛盾よ……orz



▼▼▼


観る・知る・わかる・わかりあえる……?
恋・愛・からだ・こころ・寂しい・孤独….?


門脇さんのフシギ感は、吸引力が強くて
見入ってしまいました。


どう結論していいか、難しいのですが(汗)…


人は、正直であっても、愛あるウソであっても
結局は
誰かに取り残されている存在(孤独?)なのかな……
と言う気持ちが、残りました。


PS;研究として倫理上ありえるかは不明…….




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映画『山椒大夫』★復讐劇でなく信念の余韻格調高く

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映画『雨あがる』★きっと浪人夫婦の苦労の雨上がる!トトン!

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/1510/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
・ストーリー詳細→コチラの方の記事おすすめ

イイ話だったナ~というのと
うちわ太鼓をトトンッと叩く、芸人さんの調子良さしか、
覚えていなかったので(汗)、再見しました。


・浪人 :寺尾聡
・妻  :宮崎美子


雨で川止めにあった浪人と妻が、他の旅人と宿を共にします。
滞在中、浪人は、賭け試合をして勝ったお金で
宿泊客に、ごちそうします。
ひょんなことから、殿様の目に留まった浪人は
剣術指南役として、仕官できそうになりますが
賭け試合の過去をとがめた家臣により、破談に。
後になって
浪人の妻の“申し開き“を聞いた殿様は
自ら馬を駆り、旅立った夫婦を追った―――


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。
▼▼▼

1.「人間はみんな悲しいんですから」by浪人


川止めで、宿泊がかさめば、路銀も使い果たす。
ひしめきあう宿の中は、食料をめぐってピリピリする。

そんなとき、浪人は、道場で賭け試合をして来て、
勝ったお金で、客たちに、大盤振る舞いする。
満腹は、人を落ち着かせ、幸せにし
お酒が入れば、陽気になり、盛り上がる♪

この宴のハチャメチャな盛り上がりは、
見どころでもある、楽しいシーンです♪
人が、憎んだり疑ったり、奪ったり、悪しき者になるのは
物心ともに、満たされていないときなのでしょうね…
満たされていれば、優しくなれる―――
たとえ、快く思っていない相手にでも
自分が満たされていれば、優しくなれる――


「人間はみんな悲しいんですから」(優しくしてあげましょう)

↑色々、苦労してきたような浪人の寺尾聡さんが言うと
しみじみ、痛みが優しさになるように、沁みてくる……


の一人で、うちわ太鼓を叩く人がいるのですが
話の合いの手に、トトンッと、太鼓を叩くのが
調子よくていいんですよ。
その場の雰囲気が、和む。(*^_^*)
アレ、私生活でも持ち歩いて、話の終わりに叩こうかと、思ったことありました。^^;


2.優しさは人の心を傷つける(汗)


そんな温かや優しさは、心地よいとは限らないのが
人の世のムズカシイところ……

偉ぶらず人当たりも良い浪人は、宿泊客からの好感度もGoo★
剣の腕も立つし、仕官しても上手くいきそうだけど……

成行き上、殿様とお手合わせした浪人は
勢い、殿様を池に落としてしまい(汗)、詫びます。
けれど、そこで気遣われたことで、
殿様は、自尊心を傷つけられたと感じます。

気遣い・労わりなどの優しさは、他意はなくても
それを受ける側には、多少なりとも
上から目線?に感じてしまうこともあると……
(宿泊客へのご馳走は、身分が上の浪人がしたため、違和感なかったとしても)

けれど、この殿様は、イイ人でいてくれて
池ポチャが原因で、浪人を仕官させなかったわけでなく
あとで、挽回してくれるのが、救い(*^_^*)。


3.何のためにしたのか>>何をしたか

仕官がダメになった理由が、賭け試合がバレタから……
賭け試合は、妻もダメだと言っていました。(>_<)

けれど、ココゾというところで、妻が家臣に言ってやる!
賭けそのものは、よろしくないとしても
宿泊客の食費のためにしたことであって
夫の本質を見なさいよ!でくの坊!(←言い方はソフト^^;)

この奥様は、夫の生き方として、もう仕官できなくてもいいー
そのままの夫を信じ、ついて行こう――と思います。
尊敬できる関係は素晴らしい!憧れます(*^_^*)。

そんな二人は、そのままでも、心の幸せはありそうですが
殿様が、浪人を引き止めるべく、追いかけてくれます!
なんだかんだ言っても、仕官は、妻のためにも、浪人の望み☆

殿様がたどり着く前に、物語は終わりますが
清々しく、海を臨みながら、夫婦が並んで立つラストシーンが
この夫婦に冷たく振ってきた“苦労の雨”の終わりを、告げていたと思います。

▼▼▼


浪人夫婦が、宿屋を出る前
太鼓を持った人が、「円満大吉!」と言いながら、トトンッと太鼓を叩きます。

どうであれ、この夫婦の行く末は、きっと上手く行く!
と思わせる太鼓の響き♪

雨あがる――イイ作品です、トトンッ!

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テーマ : 邦画
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映画『花とアリス』★友情と恋と記憶(喪失)とハートのエース♪

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/3673/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・ハナ;鈴木杏
・アリス:蒼井優

二人は、一緒にバレエを習っている女子高生。


宮本先輩をめぐっての奇妙な三角関係が
友情と記憶をキイワードに、かつ
ハートのエースを切り札に、
切なく広がったのが、見事な感動でありました☆


▼~▼ 以下、だらだら雑感です。

▼▼▼


ハナは、落研の宮本先輩を慕って、落研に入部し
アリスは、スカウトされてモデルへと
仲良し二人組も、それぞれの生活が始まる。


けれど、ハナが、宮本先輩にひと芝居うったことから
アリスも、そのウソに付き合わされることになる。


それは、宮本君が、歩行中に頭部打撲・失神して気付いたときに、
ハナが、今カノだと名乗り
宮本君を、記憶喪失扱いしたこと。

↑ムチャクチャなんですが(―_―)!!
恋に夢中に女子なら、テキトーな出まかせも
本物のようにデコってしまうのーーわかる^^;


怪しんだ宮本君をごまかすために、ハナは
アリスに、元カノのふりをしてもらうことに。
記憶をたどろうとする宮本君は
元カノ:アリスと接しているうちに
アリスを好きになって行く自分に気づき
アリスも、宮本君に気持ちが向いていく……
(たとえ親友でも、大切な人を紹介するのは注意です!)


けれど、ハナのせいで記憶喪失にさせられているだけの宮本君に
取り戻す記憶なんて、無い……(爆)


記憶と言えば――――


アリスが、別居中の父と逢い
万年筆を贈られるエピソードも、後から効いてくるが
1番は、トランプのこと☆


子供の頃、浜辺で、トランプ遊びをして
風に飛ばされたことを、アリスは記憶しているが
父は、覚えていないと言う…….


自分が楽しかった思い出を、大事な人と共有できないのは
寂しいですよね…….


そんな気持ちを埋めるかのように、父との別れ際は
父から教わったばかりの中国語で「I love you」 と言うアリス。
なのに、ここでも父は「さよならは再見と言うんだよ」とヤボなこと言うの……


それを踏まえての、浜辺のトランプ☆


ハナとアリスと宮本君の3人は
宮本君の“記憶探し“にかこつけて、浜辺でじゃれ合う。


そして
アリスがトランプを取り出すが、風に飛ばされる。
カードを拾いながら、
―“ハートのエース”を拾った人が勝ちーというゲームを始め
アリスが、そのカードを拾った。
王様ゲームのように、アリスは望みを言うが
それは、宮本君とハナが別れてほしいという、“冗談“だった。
(冗談にして本心を言うのが、キツくて切ないの……)


重要な点は、そのとき、実は、宮本君も
“ハートのエース“を、拾っていたということ!
宮本君は、アリスがウソをついてまで
自分に告白した、と思ったかもしれないけれど……(それもアリだけど)


宮本君の拾ったハートのエースは、昔
アリスが父と浜辺で遊んだとき、風に飛ばされたカードだった!!!!!


記憶喪失でない父の記憶から、消された思い出のカードが
記憶喪失にされた宮本君から、拾われようとは……!!!


この運命の優しいいたずらに
なんともノスタルジックで、じわ~と温かい感傷が
こみあげてきたのです!


▼▼▼


美しいバレエのシーンや
可笑しい^^;落語のシーンなども、映画的にわかせてくれるし
記憶喪失も、ナンジャコリャですが^^;
“ハートのエース”に、見事にやられました!


この感傷に出逢えて良かった☆(^_-)-☆



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テーマ : 邦画
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映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』★20年後のド迫力倍返しに一“丸”で闘う!

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/168278/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


20年前に、エイリアンの地球侵略を阻止した続編です。
・20年前の前作→コチラ20年経ったら、倍返しでやって来た!(>_<)


予告編での、“空を覆う物体”の大きさに、ド肝を抜かれ
鑑賞意欲が高まりました☆
被害のスケールアップの他、雑感ポチポチあります。


▼~▼ 以下、雑感です。

▼▼▼


1.共通の敵だと味方


地球外の敵に対抗するため、この20年間
各国が一丸となったので、世界平和が保たれた――らしい。
平和は良いことですが
敵がいないと、味方同士になれないという現実ョ……(涙)
(外国の敵を想定して国内をまとめると言うやり方もあり…)


今回の強大な侵略に抵抗するには、やはり味方が大事。


すると、“白い球体”(=白丸さん:以下)登場☆
はじめ、敵だかナンだかわからないのですが(汗)
白丸さんは、巨大エイリアンに滅ぼされた星の1つから来たらしい。
その白丸さんを、巨大エイリアンが追っているらしく
エイリアンをおびき出して、攻撃するためにも
人類と白丸さんは、共闘する。


2.インデペンデントな元大統領


20年ぶりに、眠りから覚めたり、現場復帰したりする旧仲間たち。
元大統領は、はじめは、杖をついているのですが
段々、カクシャクとして、ついには、杖無しに!
↑まさに、インデペンデント☆!を象徴するよう


20年経ったら、戦い方は、危険や犠牲の少ないモノにしたいけれど
やはり、ココゾと言う作戦には、特攻的犠牲感が漂う……
ココゾで、志願する元大統領。
援護する娘も凛々しい☆ 成功させて生還してほしい!


3.スクールバスのこと


宇宙船からの攻撃で、壊滅していく地球……orz
デヴィッド長官の父も、航行中に被害に!(>_<)

――と思ったら、避難中の子供たちの車に助けられる。(*^_^*)
↑犠牲の多い中でのラッキー☆嬉しい(*^_^*)


やがて、ガス欠になりそうなとき
運転手が失踪したスクールバスで、途方に暮れている子供たちに出逢う。


デヴィッド父は、スクールバスを運転することにして
子供たち丸ごと一緒に、避難走行します。
ガス欠しそうな、デヴィッド父と子どもたちには、スクールバスは渡りに船。
運転手が見つかった、スクールバスの子供たちも、ラッキー☆
持ちつ持たれつで、支え合うの好きです。(*^_^*)


4.人類が滅びないと会えない?^^;


そんなこんなで、たまたま、デヴィッドとデヴィッド父が出逢います。
お互い、生きてて良かった!
父いわく「人類が滅びないと会えないのか?」
現役世代だと、多忙を理由に、実家と疎遠になってしまうことも…orz
(私も身に覚えが…)
人類の存亡に関係なく、家族は、連絡取り合わないとですね。^^;


▼▼▼


20年前の皆さんの活躍も、懐かしい“いぶし銀“の一方で
若人の活躍も、キラキラ☆
主演のリアム・ヘムズワースの
爽やかな血の気の多さは、他でも、観たい(^_-)-☆




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映画『二ツ星の料理人』★なるか三ツ星!料理も人生も(^_-)-☆

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/169941/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

主演:ブラッドリー・クーパー


腕はいいのに、性格と所業が三流だった、二ツ星料理人アダム。
フランスから流れ流れて、たどりついたロンドンで
改心し、会心の料理で、三ツ星シェフを目指す!


―――と言うと、三ツ星への出来レース物語のようですが
クセモノ男アダムの物語は、朝飯マエとはいかず^^;
うまく料理してくれています。(*^_^*)


▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.ディナーラッシュ


映画『ディナーラッシュ』の厨房が思い出される、厨房のシーン☆
オーダーを受け、時間との戦いの中
殺気のような緊張感で、ダイナミックに
かつ、繊細に
次々、出来上がってくる料理が、美味しそう♪
料理人が命かけて提供しているのが、伝わります。

『ディナーラッシュ』のような殺人事件は起こりませんが
あとで、死ぬ思いはする……(汗)


2.アダムのこと


フランスでは、無責任な行動で、
店を潰して、他人に迷惑をかけてきたらしいアダム。
放蕩して、借金もしたようで、
借金取りは、ロンドンに行っても、付いて回る。(>_<)


過去の無責任な行動の原因は
アダム自身、若くして上り詰めてしまったことで
思い上がっていたらしい――――

↑コレ、けっこうありませんか?(汗)
若くして、ソコソコになった方の中には、頂上が見えた途端
(まだ登り切っていないのに (―_―)!!)
目標を失うというか、わかっちゃった気になってしまうというか……


チッチッチ、けれど、そこで、わかっちゃった気になってしまうことが
若いワカイ。^^;
頂上が見えたくらいでは、チッチッチ。^^;
怖いのは、その先……
深いのは、もっと奥……


思い上がって転落――は、まさに、青かった証拠。
勝って兜の緒を締めよ。
人生には、“そのあと“があるから、ソコで撒いたものが
良くも悪くも、忘れた頃に返ってくる。


昔、ヤンチャして迷惑をかけた同僚と仲直りして
ロンドンで再起をかけるアダム。
赦してくれるなんて、好都合な展開だヮ……と思ったら甘かった!(>_<)


3.ミシュラン☆☆☆ (↓ネタバレ注意 結末は言わず)


ミシュランの審査員は、お忍びで来るらしい。
けれど、その特徴は、入手済み。
アダムのレストランに、ついに、審査員らしき人が来店し
一丸となって、料理を提供する。


しかし、マズイ、不味いことに!!(>_<)
仲直りしたと思っていた仲間が
ココゾというところで、恨みを晴らすべく
唐辛子を、入れていたのでした…….orz


一度、人の人生を、ブッ壊すようなことをしたのですから
自分も、倍返しされるのは、当然の報いと言えばムクイ……


けれど、“ミシュラン没“というのは
料理人には、相当の痛手だそうで、死者も出るらしい……(>_<)
気丈に、バシバシやってきたアダムも、一気に、ボロボロに…….orz


完成系の料理が、素晴らしいモノだとしたら
それは、途中の経過が、素晴らしいから。
アダムが、途中で、しくじった自分の人生の失敗は
今さら、取り戻せるのでしょうか……orz


けれど、捨てる神あれば拾う神あり☆
男女を問わない友情や愛情が
アダムには、残されていました。
(ヤンチャしてても、憎めないキャラの人もいる?^^;)


そして、実は、ミシュラン審査員と思った人は、思い込みで
関係なかったと言う、大胆なオチ……^^;


本物の審査員がやってきたとき
アダムは、今度こそ、仲間と本領発揮できるのか!


▼▼▼


仕事は、バリバリできるのに
私生活はムチャクチャとか、性格はイマイチ……ということがあるとすると
自分自身を、旨く料理するのが、一番ムズカシイのかも……^^;


料理の決め手になる、ソースを作る料理人が女性というのも
アダムとの関係には、ミソ☆(^_-)-☆




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映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』★時間泥棒:アリスが時間の荒波を遡る面白さ!

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/168778/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
(教訓などもそちらで済ませてください)


前作は、それほどノレなかったのですが
今作は、予告で、大きな振り子がいくつも揺れている
“時間“と言うキーワードに、惹かれていました!
時間を遡ろうとする設定、好きです!


前作で、会社勤めすることになったアリスは(←スゴイ設定)
今作では、亡父を継いで、商船の船長になっていました!


そんなアリスには、
船を手放さないと、自宅を失うという、きびしい現実が……(>_<)
にも関わらず
マッドハッタ―の具合が悪いことを心配したアリスは
鏡の中を通り抜け、ワンダーランドへ向かいます。


マッドハッタ―は、子供の頃に作り、父に捨てられたはずの
小さな帽子細工を、見つけたことから
亡くなったはずの家族が生きていると思い
逢いたくてたまらず、ふさいでいたのでした。


白の女王から、時間を戻せる可能性は
“タイム”が管理する“クロノスフィア”にあると知ったアリスは
“タイム“から、クロノスフィアを盗み、時間の海を遡りますが……


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼


1.タイムの存在  ~サシャ・バロン・コーエン☆


時間は、惜しみなく奪う……(愛と同じ)
愛する者を引き裂いていく、残酷さあり…
時間はまた、多くも与える……(愛と同じ)
思い出を残すという、慈しみもあり…
その、孤高かつ畏怖の存在感が、サシャにピッタリ☆


アリスは、“時間“との闘いをしますが
そもそも、時間の大元(=クロノスフィア)を盗むのアリスだし……^^;


アリスが船長だったことが生かされて
クロノスフィアを駆使して
時間の海を遡る航海ができます!
この荒海の迫力は、アトラクションもの!(>_<)


2.マッドハッタ―のこと~ジョニー・デップ★


どこか
シザーハンズの悲しみと可笑しみを思わせる、マッドハッタ―♪
彼も、父との“しこり“を抱えていたのですね…


子供の頃のマッドハッタ―君が、とてもかわいい!
作った“帽子“を、父に捨てられたかと思っていましたが
父は、拾っていたのでした。(親の心子知らず)


確執が残ってしまった親子は、けっこうあると思いますが(汗)
誤解で、こじれてしまうこともありますよね。
時が戻って、こじれる前に戻りたい……


(↑ソレは、白の女王にも言えること。
言い直せるなら言い直したいことがあった)


けれど、アリスが、時間を戻ったところで
事実は変えられないというのが、ミソ☆
そのときの誤解も、過ちも、変えられないのです……


ましてや、死んだ家族を甦らせるのは“不可能“……
アリスは、マッドハッタ―の願望に同意できない…
「僕を信じられないなら、友達のアリスじゃない」
溝化できてしまう二人…

↑コレ、ズキンッと来ました。
不可能だと思うことこそ、はなから否定されては
失望してしまう……
哀しみに暮れるときは、理屈云々でなく
“気持ち“だけが、支えだったりもしますよね。
気休め?――でもいいんです。
真実の絶望より、ウソの希望のほうが嬉しいこともありますよ……orz


ですが、このファンタジーは
ミラクルなど使わずに、合理的に、“真実“をくれるのです!!\(^o^)/


3.お茶の時間♪


アリスが必死に、時間をどうにかしようとしている一方で
“お茶の時間“のシーンは
絵も明るくてイイ☆なごむ~(*^_^*)


ただし、そこに、“タイム”がやってきて
ひと悶着あるので
お茶の時間の一分前から先に、進めなくなってしまうのだけれど……


▼▼▼


“時間泥棒”したアリスのドタバタ劇ですが
画が美しくて、ダイナミックで
とても楽しめました☆


青い蝶は、アラン・リックマンの声♪
アリスを、不思議の国へいざなうのにふさわしい
素敵なお声でした☆




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ジャンル : 映画

映画『日本で一番悪い奴ら』★綾野剛さんのワル警官の存在感はエース級

T0020625p1.jpg

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/169266/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

柔道チャンピオンの諸星は、経歴を買われて
警官になりました。
正義感は、ギンギンにみなぎっていました….

コレは、予想以上に、綾野剛さんの存在感とキャラが素晴らしかった!
一所懸命に、警官として仕事しようとする堅さと
キレて暴れまくるアブナサと
時折見せる、純情……

どれも、諸星の気持ちに、スッと入ってしまうほどの迫力が
画面から伝わってきました。面白い☆


▼~▼ 内容にふれて雑感です。

▼▼▼

1.蛇の道はヘビ


ワルを駆逐するには、ワルの中に飛び込め!との
先輩の言葉を受けて
堅気でなさそうな人たちに、名刺を配って、“営業“する諸星。
早速、営業努力が実って、“エサ“がかかり
組員から、ヤクを押収でき、ひと手柄☆


けれど、サツとの話が違うと、暴力団の上から因縁をつけられ
しばかれそうになる諸星。(>_<)
サツとワルとの“蛇の道“は、新人・諸星が踏み入る前からの
くされ縁があるよう……


けれど、正義感いっぱいの諸星は頼もしい!
「ヤク中を逮捕して何が悪い!」
と息巻いた挙句、暴力団のお兄さん(=中村獅童)と“兄弟”な仲になる。


ほかに、前科ある青年も“舎弟“となって
蛇の道に、どっぷり入り込んだ諸星。情報網OK☆
それを、ズブズブな関係と言うのでしょうね….


2.銃器(チャカ)摘発!


ヤクも悪いが、銃器も悪い。
銃器を摘発するのに、やっきになる警察。
諸星も、摘発する気ムンムン☆


けれど、やり方がおかしくなる…(―_―)!!
ガンガン摘発して、有能なエースとなっていく諸星ですが
有るものを押収するのでなく、“仕入れ“るんです。(―_―)!!
“蛇の道“を使って、ロシアマフィアあたりから。


言い訳がいい。
どうせ、暴力団が輸入するんだから、同じだろって。
それを、納得する警察上層部。(道警)
摘発件数を稼ぎたいから、ナットクしちゃうんだ……(汗)


3.資金調達は、ヤクを売りさばくって…(汗)


チャカを買い付けたり、ナンだりと
“捜査“(?)には、お金がかかる。
警察の裏ガネ?にも限度はあるし……なので
押収したヤクを売って、資金調達しようとする諸星。
↑むしろ、こういうのは、“島“関係で、暴力団のほうが、ピリピリ……


ヤク中に売りさばくだけでなく、自分も使ってしまう諸星…
ヤク中になってしまったカノ女には、人間やめることになるゾ!と
注意していたのに……orz


4.チャカもヤクもパア


大量に、チャカを押収したい諸星と道警は
税関を巻き込んで、ヤクの密入を見逃してもらって(←コレダメ!)
そのあとのチャカの大量押収をたくらむ。


が、テキは、上をいっていて
チャカは、密輸されずじまい。
諸星の“兄弟“獅童さんは、見逃されたヤクを持ち逃げする……


いくら“兄弟“と呼んでも、損得で、つながった関係ですから…orz


▼▼▼


やたら水を飲む、ヤク中の諸星だが
それでも、まだ、“正義“??のために、
チャカ摘発しようとの意気込みがあるのが、虚しい。
(その後“舎弟“にヤク中を通報される)


なのに、刑務所での接見でも
服役後は、また“正義”のためにがんばりたい!と意気込む諸星。
は?


諸星だけが、罪に問われて終わった事件とのことですが
彼を泳がせ過ぎた責任は、上層部にもありそうです…
(トカゲの尻尾切り


正義のためには、手段を選ばない人の正義とは何でしょう……
正義も絶対ではないので(汗)、
誰か(何か)が軌道修正しないと、最悪に向かってしまう……


コレが実話なんですから、可笑しーやら恐ろしいやら…(汗)




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