映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』★破壊して見つけたコトと曰くある“メモ紙“

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/169563/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原題:DEMOLITION


妻を交通事故で失った夫:デヴィッド。
彼は、妻の運転する車の助手席にいた。

突然の妻の死に、なぜか、悲しみを感じていないけれど
自販機のトラブルには、苛立ったデヴィッドは
顧客センターに、クレームの“手紙“を書いた――

予告編にもあるように
自宅を“解体“することで、やもめデヴィッドが再生するー?
――というほど、簡単でも感傷的でもなく
なぜ、妻の死に涙が出なかったのかーの
真相(深層?)を見つけたようなのが、興味深かった。

▼~▼ 内容にふれて雑談です。(解釈違うときスミマセン)
▼▼▼

1.手紙

自販機のクレーム係り宛に、
今までのことを、愚痴ついでに、吐露したデヴィッド。

ここは、妻の死を経験した男の戸惑いを、
感傷的に共感的に見せる。
突然の悲劇は
たとえ、今まで、整然と生きてきた人とて、戸惑うもの。
(まして、デヴィッドには、割り切れないモヤモヤがあるらしく)

そして、手紙という、内面の肉迫が
クレーム係の女性と その子供(少年)を ←カワイイ!
デヴィッドに引き合わせるーというキッカケになるのも
次の人生へ、ときめかせてくれる♪


2.破壊

妻の父から、修理には、ます“解体“が必要だーという
一般論を聞いたデヴィッドは、解体工事を経験してみる。
ガンガンぶっ壊すのは、ストレス解消になりそう!
一方で、慣れないと、ケガもする……これも教訓的(~_~メ)

ところが、この作品の面白いところは
「解体→再生」と、すんなり行かないところ☆←いいゾいいゾ!
そんなに簡単に、再生なんてできないもの……

モヤモヤした、妻との“すれ違い”?
なんとなく感じていた、“距離感”?
あいまいな気持ちの正体が不明のまま、突然消滅した妻に
もはや、確認することもできない。
悲しみを実感できないのは、未解決の疑問のためか。

その答えは、奇しくも、自宅を“破壊”したときにあった。
結婚生活を壊す!と、もやもやの殻を破るように
自宅を壊しまくったデヴィッド。
その肉体作業は、涙の代わりに、汗が出て
それなりの清涼感も、あったかもしれない。

が、重要なのは、その破壊作業の中で
▽以下ネタバレ▽
▽▽▽


妻が妊娠していたことを、知ったこと!
破壊の意味が、そこにあったとは!

しかも、妻の両親は、その子がデヴィッドの子ではないことも知っていて
堕胎したらしい……
それは、墓場まで、妻がもっていけばよかったことかもしれない。
自分は、知らぬが仏のまま、自宅を壊してのウップン晴らしだけでも
良かったかもしれない……

いやいや、妻との間にあった“違和感の正体“(浮気の事実)は
喉につかえた小骨ごとく、はっきりさせて、取っておきたい。

3.雨の日は逢えない、晴れの日は君を想う

これは、妻のメモ紙に書かれてあった言葉。
裏には、「冷蔵庫の水漏れ」と。

妻は、水漏れの件は、デヴィッドに話したはずだ、と言っていたけれど
デヴィッドは、聞いていない、と言っていた。
それは、恋人に話したつもりだったのでは?

「雨の日は逢えない、晴れた日は君を想う」は
恋人から妻へのメッセージ?と思ったけれど
天国にいるわが子への妻の気持ちだったのか……?
(よくわかりません…orz)


▽▽▽

いずれにせよ、“含み”のあるメモ紙を、
手にしたデヴィッドの気持ちを、慮るばかりです…

▼▼▼

あまりに悲しいと、悲しみを感じないーということもありますが
この作品は、もっとビターでした。
破壊から再生するーとは、安易かもしれなくて(汗)
デヴィッドの場合は
破壊というより、真実を“発掘“した感があります。

それがナンであれ、真実を知って、小骨をとってスッキリしてこそ
新たな人生~雨の日も晴れの日も~歩いていける気がします。

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映画『ちょっと今から仕事やめてくる』★山本の存在には涙出そう。ありがとう!

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/171039/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・青山:工藤阿須加
・山本:福士蒼汰


駅のホームから、転落しそうな青山を
山本が、引き戻したあと、コトも無げに
「ひっさしぶりやな~」と
笑顔で、話を続けた予告編から、気になっていました。
(この福士くんは、パンチの効いた骨のあるイケメンだぞ!)

ブラック企業の新入社員:青山が
“すみません.“を何度も繰り返して
必死に挽回しようとしつつも、心が虚ろになりながら
壊れていきそうな様子には、胸が痛む……

今までの、自分のことも思い出しながら、
今の自分のことも思いながら、鑑賞しました☆

それと、予告編にもあった
死んだはずの山本のヒ・ミ・ツも……

▼~▼ 以下、内容にふれて雑感です。
▼▼▼


1.パワハラ上司:吉田鋼太郎←ピッタリ☆

確かに会社・仕事は、遊びじゃないのは、わかってるつもり。
昨年まで、上り調子だからと言って
今年も、同じ稼ぎがあるとは限らない。
定職がある、と言っても
絶対に潰れない、とは限らないから。(突然の契約解除もある…汗)

けれど
イイ緊張感でなく、あのムードは拷問か虐待…滝汗。
能率も落ちそう…

「無能なくせにプライドだけはある」と
青山に説教しますが、ソレ、若いときの私です…汗。

2.何があったんや!

大口の契約が、“ミス”でパアになり
“瀕死状態“&顔面蒼白の青山に
山本が、そう声かけしたとき、私は泣きそうになった…….

話す気力がないほど、追い込まれてしまったとしても
そう言われたら、出口を見つけた気持ちになる。
“ミス“は、愚痴って解決できることではないけれど
ジリ貧の心は、どこかに引っかかってないと
この世から、すべり落ちそうになるんです……

(アロハの兄ちゃん=山本は、明るくて、ユルくて
ホント、いいキャラだわ)

そんな“呑気な兄ちゃん=山本”も
チャラ能天気なわけではない、と、やがてわかってくる。
明るく見える人は、実は、深い闇を知りすぎているから
明るさを作り出せる人になったーと、私も、思い知らされてきた。
(人は深いのだ(^^♪)

だって、山本は一度死んだらしい!??

3.山本のこと (ネタバレ!)

山本は、大志を抱いていたけれど
現状を耐えきれず、自ら命を絶っていました。
▽▽▽要反転↓
実は、山本は双子で
“残された山本“は、兄弟を失った痛みを
笑顔の裏に秘め、青山の友達になりました。

▽▽▽

山本が、顔色悪い青山を、駅で見かけた回想シーンには
胸がいっぱいになる。
ホームから、よろけ落ちそうな青山を
山本は、どれだけ必死に戻そうとしたか!
そして、あの、さりげないセリフと笑顔。

山本が、そのあと、青山を気遣って
何度も、メールを送ってくれるのも
自宅に、遊びに(押しかけ?(^^)来てくれるのも
ただただ、有難いとしか言えない……
(涙出そうです……)

遺された者の痛みー山本くんは、わかっているからね……

4.仕事やめたあと

退職しても人生は続くので、どう生きるかも、次の波。
私も、昔思っていた道とは、ソレまして
それはそれで、仕方ないと思いつつ、
それが自分の道だったのかも、と思っています。
が、まだまだわからないゾと……

青山も、この先、ソコソコ生きていければいいと思う。
南国の椰子の木が、太陽を求めて、枝振りを大きく伸ばすように
生きていることの、希望の悦びを求めて
強く、生きていってほしい。

5、黒木華さん♪(ネタバレ!)

営業トップの、青山の先輩。
色仕掛け的な、怪しい営業してるのかと思ってスミマセン……
でも
▽▽青山のミスを捏造していました!(怒!)▽▽
上司のパワハラが、大元にあるとはいえ
ズルはいけないよ、ズルは……( 一一)

▼▼▼

息子が、今年、社会人になりました。
死にたくなるほど、辛いことがあっても
まず死んじゃダメだよ、と言ってあります。(^^♪

あまり、転々とするのもナンですが
適材適所で、仕事できるのが
職場にも自分にも、ウインウインだと思うので。(^_-)-☆


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映画『美しい星』★美しい地球をナンとしても守りたい理由

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/169908/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

地球温暖化を案じている
気象予報士の父(=リリー)は
あるとき、自分は火星人だと思うようになる――

家族がそれぞれ、〇〇星人だと言い出すなどと
ともすると、ハズレの恐れもありましたが(汗)
リリーさんのしなやかな(劇中ではヘラヘラと言われる(^^♪)
存在感は、さすがです!

終盤、TV局での抑制のとれた
畳みかけるような、ハチャメチャぶりは
説得力ありつつ、オカシ―(^^♪

果たして、彼が守りたいものは守れるのか?
(注:リリーさんのナマ生しいラブシーンは
温暖化でなくても、冷や汗でる……( 一一))


▼~▼ ネタバレ雑感です。
▼▼▼


母(中嶋朋子さん)は、家族旅行の資金稼ぎのために
水のマルチ商法に、手を出してしまう。
(ここでも、自然の水~おいしい水~への憧れあり)
中嶋さんのスタンスは、同時期公開の『家族はつらいよ2』よろしく
こちらでも、“家族はつらいよ“状態になっているような…(^^♪


長男は、ひょんなことから、環境問題の国会議員の秘書になる。
その第一秘書(佐々木蔵之介さん)から、水星人だと見抜かれた?彼は
地球と人間との“あるべき関係“についての持論を、聴かされる。
(長男を通じて、観客に話していたようです)


議員側は、地球(自然)の一部である人間が
自然を、どうこうできると思うのは奢っているーとさえ言い
温暖化を阻止しようと、もがく父とは、真逆。
それが妙に、説得力あったりもして……


父が天気予報する番組に、その議員が出演したときが見もの!
今までも、火星人らしく?パフォーマンス?して
温暖化の危機を、訴えていたものが
議員の意見に、真っ向から反対する!!
↑このめくるめくハチャメチャな演出は最高!
リリーさん最高!(^◇^)


…………けれど、父は倒れ、余命いくばくもないとわかる。


その前に、長女のこと。
彼女は、「金星」を歌う青年に惹かれるついでに
彼に、二人は金星人だ、とその気にさせられ
あげく、妊娠させられてしまう…( 一一)
なのに娘は、マリア様のような処女懐胎だと思い込んでいるところを
父の調査で、真実を告げられる。


浮気もして、ひょーひょーとしてそうな父ですが、やはり
娘を心配して、調査する姿には、ホッとする。
心配なのは、温暖化だけじゃない。


そうして、死期の近い父に
家族は、地球人として死んでも、心は火星に還れるーらしき望みを持たせ
病院を抜け出し、火星人の円盤に、送り出そうとしたようなんです……
そのあとがイイ☆


殺風景な円盤から、地球を見下ろした父。
自分を含めた家族たちが、こちらを見上げているー
家族を見つめたリリーさんのまなざしと
顔のアップが、なんとも言えない……


冒頭から、そっけなくバラバラ感があって
プライベートも、お互いに、よくわからない家族で
あげく、
それぞれが別の星から来た、などと他人行儀なことを言いだしたのに
1つにまとまって、こちらを見上げる家族たちは
去りゆく者には、なんともいとおしく見えたはずだ。


守りたいものは、美しい星:地球――であるのは
そこに、愛する家族がいるからなのだ。
守りたかったのは、家族なのだー
リリーさんの表情は、そう言っていたと思いましたよ…….


▼▼▼


突拍子もなく、ドタバタした割に
そう来たか!
リリーさんのラストの表情には
予想外の感動が、残りました。

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映画『海を感じる時』★なのに前から好きだったと呟いてしまう性

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/164993/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・恵美子:市川由衣
・高野:池松壮亮☆ ←目当て

すでに、原作や映画の解釈や感想は、あふれているので
覚書としての雑談となります。(原作未読:解釈違うときスミマセン)

鑑賞のきっかけは、池松さんです。(^^♪
ヒロインの独白目線の作品にあって、池松さんは、
この女のイタサを受け止めるには、柔軟かつ十分な存在感あり、良い。(^^♪

▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

高校生の頃。
♂高野の興味本位のアプローチから始まった“腐れ縁“。
いや、その前から高野を好きだった♀恵美子は
ちょっと舞い上がる。

「高野さん、私ね、前から好きだったんです」
「君じゃなくてもよかったんだ」(体だけなんで…)
――と言われたら、めげそうですが、
好きな♂を前にしたら、♀とて、食い下がらない。
湿っぽく、うさったく、♂高野に攻め入り
イタイ♀になっていく恵美子。


“体だけ“でいいという、サイテー♂とはいえ、
高野は「ダメになる」ことを恐れ、
二人の関係にブレーキをかけようとするのは
都合の良さでもなく、青年なりの良識だったとは思う。

けれど、本当に好きな♀恵美子は、“体だけ“の”良識“で済むはずがない。
(ときに、♂から、♀は関係したら急に、恋人面するのが重い、などと聞きます)
心を引き寄せたい。自分だけの心が欲しい。
―中略―
そんなこんなで、♂高野は、攻略?され
高校卒業後は、♀恵美子と同棲する。

うっとおしくも、♀が、自分を好いてくれて、
恋人関係?(体?(>_<))で、世話を焼いてくれたら便利だし
慣れもあって、しんなりした関係になっていくのかもね…….

愛や心があるのか?とか
覚悟は?責任は?などと深刻に考えなくても
一緒に居るくらいは、できそうかもね……

一緒に居れば、情が移るーこともあるし
愛は、なんとなく、育まれるものでもあるかもしれないし……

作品が、佳境に入っていったとき
そんな愛が、試されていくときだったようで
今、思えば、ぞくぞくする。(^^♪

今思えばーというのは、そのときは
♀恵美子が、行きずりの♂と、体だけの関係をもってしまって
なんてことかと……orz
けれど、それは伏線だった。

“体だけ“の関係を、白状した♀恵美子を
♂高野は、咎めるように、体で責めた。
♀恵美子は、それなら
“体だけ“だった昔の♂高野自身を、今の♂高野が、責められるのか?
と、食いつく。

そのようなとき、♀恵美子の欲しかった“答え”は
♂高野の“心からの愛“のはずだった。

自分も、“浮気“をして見せたくせに
本当に欲しいのは、愛する人の愛なのだ。
それが得られないから、イライラしてもどかして
矛盾したことを、しでかしてしまう……orz(かばえないけど)

それまで、穏やかに(あるいは食欲を満たすためか)
食事していた♂高野が、♀恵美子にしたことは
“体だけ”のこと……

「前と、同じじゃない」と、空しくつぶやく♀恵美子。
満たされるように食事してた♂は、
結局、♀恵美子を、満たしはしないのか……

なのになのに、それでも
「高野さん、私ね、前から好きだったんです」と
やっぱり、つぶやいてしまうのが、女の性なんですね…….
(ココは海というより、沼…)

♀恵美子は、途中、実家の面影にも触れつつ
海辺にやってくる。
親からの愛を、思い返すのもよいけれど
♂から受けた傷は、両親の愛では癒されない。

ああ……もう……
海風に、吹かれるほかないヮ……….

▼▼▼

突き詰めれば、私も、心から愛されているという
実感が欲しいです……

でも、幸か不幸か、
そんなことを意識せずに、暮らせてしまう現実でいい。
私は、このまま、静かに枯れたい……(^^♪



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映画『メッセージ』★前後関係をフっ飛ばして深い感動に包まれる(^^♪

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/171303/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。(1976年)

原題:『ARRIVAL』 あるいは 『あなたの人生の物語』

・言語学者ルイーズ;エイミー・アダムス
・物理学者イアン::ジェレミー・レナー
・大佐:フォレスト・ウィテカー

世界各地に、12の巨大浮遊物体が現れた。
各国が、コンタクトをとろうとする中、
米軍大佐が、言語学者ルイ―ズに、応援要請する。
ルイーズは、イアンらとともに、あれこれ意思疎通を試みる――

どうも、意思疎通が、
物語のゴールではなさそうなのが気になって鑑賞しました。

ワードをお借りするなら
♪まわるまわるよ 時代はまわる (『時代』引用)
『時の過ぎ行くままに』(ジュリーの歌)
ジュリーつながりなら
『TOKIO』→“時を“か……(^^♪


▼~▼ネタバレして雑談です。(解釈違うときスミマセン)
▼▼▼

冒頭は、ルイーズのこと。
彼女は、一人娘を病気で亡くしていました。
その悲しみを紛らわすかのように
“未知との遭遇“を依頼され――(たのかと思っていました!(>_<))

時間は一方的に過ぎるものだと思っていたルイーズとともに
私たちも、そうではないことがわかっていくーようなのです。

ネタバレすると↓
ルイーズは、“未来を知ることができる“強みに気づくのです。

けれど、強みは
必ずしも、“時間“だけのことではないですよね……

たとえば、ルイーズが、中国の暴走を止める件。

各国が、1つになって対応しようとしているのに、
先んじて攻撃に出ようとする中国を
ルイーズが、電話で説得して、ことなきを得ます。

このとき、ルイーズには、
中国が暴走しなかった“平和的未来”が見えてー―
ということになっていますが
リスク予想できる人には、あたかも
ほかの人には見えない未来が、見えているに等しいかと…
(時間に関係なく(^^♪)

ともあれ、過去の記憶だか、未来の予見だかで
“今“の問題を、解決していくルイーズ。

けれど、気になることがありました。
ルイーズは、シングルマザーなのですが
夫(娘の父)が去ったのは、ルイーズが未来を予見できたから?というもの。

ルイーズが、夫と結ばれる“馴れ初め“には
強い愛情を感じたのですが……
人には、“愛“があったとしても、
耐えられない状況というのがあるのでしょう……

今、愛らしく元気な娘が、若いうちに命を落とすことを知らされたら……?
愛ゆえに強く居なければ!と思う一方
愛ゆえに、耐えられない…かもしれない。

ふと思うのは、聖母子像です。
かわいい赤ちゃんのキリストを母マリアが慈しむ絵です。
が、その絵を見る人は、この赤ちゃんが、将来
母よりも先に、磔刑で死に至ることを知っています。

だから、
この微笑ましくも聖なる絵が抱える、底知れぬ悲しみを思うと
何とも言えない深い思いに、包まれるのです……

別れと死と――
人の将来には、必ず死が訪れるものではあるけれど……
この作品は(私の勘違いでなければ)
娘の死のあとで、SFミッションが始まったわけでなく
そのあと、ルイーズは、出会った彼と結婚して、娘が生まれるようだった―

一方通行の時間でなく
宇宙人が、書いた丸文字(円形)のように、
サークルの上で、ぐるぐる人生が回るようだった。

始まりとも終わりともつかない、愛する人たちとの時間――
時間は永遠にあるとしても
人生のなかに永遠はない。
だが、あるとしたら、愛する者への慈しみ。
それは、いつでもいつからでも始まって、絶えることなく
わが身を包んでほしい。
それがわが子ならば、なおさら……

たとえ、悲しみを繰り返すとしても、
再び、わが子の命を始められるならば………
再び、わが子をこの手で抱きしめられるのならば……

↑感極まって、時間の感覚、どっか行ってます……(^_-)-☆

▼▼▼

なんだかわからない不思議な感覚が
前後関係を、フっ飛ばして(^^♪
深い感動に包まれるから不思議です。


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映画『マラソンマン』★マラソンのスポ根でなくナチスがらみのサスペンス

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/4979/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。(1976年)

・ユダヤ人青年ベーブ : ダスティン・ホフマン  ←マラソン(+)
・ドイツ人歯科医ゼル : ローレンス・オリヴィエ
↑この配役に惹かれて鑑賞しました☆
マラソン大会で完走してがんばる、スポ根ではありません!
戦後30年、まだナチスの陰が……

ジョギングが趣味の青年ベーブの学生生活と平行して
何やら“秘密裏”な人々の行動があります。
そもそも、序盤。車同士でトラブった老人の“ドイツvs.ユダヤ”の
罵り合いの果ての、自動車事故は何?

―――という感じで、何?何?と
ベーブとともに、サスペンスの渦に巻き込まれていく!

▼~▼ ネタバレして雑談です。
▼▼▼

実は、ベーブは、兄の“仕事“のせいで
殺されそうな“痛い目”に遭います。

(兄の仕事は、元ナチスのゼルが貯めたダイヤモンドを
ゼルの兄経由で運ぶ役目らしかったが
ゼルの兄は、冒頭、交通事故死する。)

兄の死で、ゼルが登場します。(オリビエ登場!)

ゼルのダイヤモンドは、ユダヤ人を逃がす代わりに、巻き上げていたもの。
他人の財産で、戦後、悠々生活できるのは、おかしい。(>_<)
30年経っても、憎い人の顔は忘れないもの。
隠遁していたゼルが、ニューヨークに出没したとき
ナチスの残党だ!と叫ぶ老女の声が、悲痛だ。

ゼルは、ナチス時代、歯科的な拷問していたという。
その拷問を、ベーブで再現する。(>_<)
ゼルは、一味であるはずの、ベーブの兄を自ら殺しておいて
“何か“を、ベーブから聞き出そうというのだ。

「Is it safe?」と、何度も聞きながら
ベーブを、キーンンン…と歯科的に、拷問する!
(何が安全か、全然わからない(>_<)、痛めつけられたら、安全じゃないし(>_<))
歯をいじくるのは、親知らずを抜いたときの痛みを思い出して
直視できない!(だからシーンの詳細わからず…( 一一))

兄の仕事もよくわかっていなかったベーブは、何も知らないので
用済みとして、殺されそうに!!(>_<)

そんなこんなのとき、普段のジョギング(マラソン)が
逃げるのに役立つ!――だけではないけれど。(^^♪
~中略~

ベーブの彼女(←彼女も実は訳あり)も含め
“犠牲者“を何人も出したあと
ゼルとベーブが対峙するのは
ベーブのマラソンコースの公園。池のほとりの建物内。

ダイヤモンドの詰まったカバン。
あたかも、ユダヤ人たちの命が詰まっているよう。
ベーブに銃で脅され、ダイヤを飲み込むゼル。
見苦しい“がめつさ”の体現のよう…(オリビエだよ~( 一一))

スキをついて、ゼルが仕込みナイフで、ベーブを攻める!
袖から出す仕込みナイフは、不気味に怖い!
(これで、喉を切られたユダヤ人のシーンも、残忍……)

カバンを落とされ、階段を転げながら追いかけるゼル。(>_<)
落ちながら、自分のナイフが自分に刺さる……( オリビエ…orz)

難を逃れたベーブは、
いつものマラソンコースを、逆に向かって歩いていく―――

↑このシーンが意味深です。
人生も、マラソンに例えられますが
ベーブにとってのマラソンには、どんな意味があったのか…

例えば、彼の父は、“赤狩り“の濡れ衣で自殺していました。
大学での研究テーマも、それに関するものでした。

ベーブを、走らせていたものは何か?
ベーブは、何かを追っていたのか?
あるいは、何かから、逃げていたのか?
アベベを尊敬していたというのも、ベーブのマラソンに支柱を感じます。

そして、今。
大きな暗雲を、1つ払拭したようなこのときに
逆行して歩いていくーというのが、何か
見据えるべき原点へ、“前進“していくような力強さを、感じさせるのです。


▼▼▼

ダスティン・ホフマンと、“完走“できませんが
ローレンス・オリビエさん自身、気に入っていた役だそうで
インパクトある、すごいシーン(の数々)でした。(汗)

何があるかわからないから、日頃から
ジョギングしてたほうがいいーという教訓もアリかと。(^^♪


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映画『ジャージの二人』★せば、なんかこう…の空気感がほどよい(^^♪

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/21199/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

息子:堺雅人
父:鮎川誠   ~一見、親子に見えない(^^♪

わけありの父と子が、山奥の別荘で
ジャージを着て、夏を過ごす――
殺人事件が起こるわけでなく、なんてことない作風ですが
逆に、落としどころが気になりつつ
堺さんの吸引力で、見入った作品です。

なんてことない、と言いつつ、別荘は、現実逃避的でもあります。
なんてことなさそうでも、親子とも問題を抱えていて
特に、息子は、妻との関係で、一石を投じます。

鮎川さんの「せば」以上に、口癖の「なんか、こう……」が
作品をよく表しています。
言えそうでうまく言えない、空気感そのもの…

▼~▼ ネタバレして雑談です。
▼▼▼

ジャージは、祖母が、小学校のジャージを集めたもの。
別荘で過ごすには、ラフでよさそう。
非日常感も、高まる。

わけありの嫁も、泊りに来て、
一時、“ジャージの3人“にもなる。
父は、嫁が、持参したジャージを着るのを残念がるが
案外、これが、意味深に、功を奏する。

あとで、妹が来たとき、嫁のジャージが置いてあるのがわかる。
また、来年来る可能性か?
それまで、夫とうまく続きそうか?との期待あり。
(もう着ないから置いてったーというのも無くはないが…)

妻が不倫相手と別れたと思ったら、まだ続いていた――
息子が抱える問題だ。
不倫するほうが悪いけれど
その原因は、夫にあるかもしれない…(詳細不明)
(仕事を辞めたのも、不倫と関係あるかも不明)

夫婦の不和は、ココが悪い!と割り切れない部分もある。(汗)
なんかこう……という不満が、
徐々に、ズレを大きくすることもある。(滝汗)

愛と憎しみが、激しく入り乱れ、矛盾した感情は
矛盾した行動に走らせることも……

妻が不倫相手と撮ったプリクラを、妻から取り上げ
ずっと財布にしまっていた夫。
奪われたくなかった妻は、恨んだだろう。
そのプリクラを心の支えに、
夫との生活に、平常を保とうとしていたかもしれないし( 一一)

夫も、腹立たしいプリクラを、いつまでも持ってたりして
妻への愛と憎しみを、増幅させてた??
そうすればするほど、自分も苦しいのに………orz

だから、妹とのひょんな戯れに、
プリクラを見られまいと、水辺に落としたのはむしろよかった。
日常を平常心で暮らすには、“和”の心が必要☆

ジャージに縫い込まれた小学校名がキモ。
“和小”
私は、かつて埼玉県民だったときの知事が
“畑和”さんですから(^^♪
当然のように、“やわら小“と読みましたよ。

なごみ小でもいいな……と思っていたら
かのう小でした。
“かのう“は、”叶う”にも“可能”にも通じるので
イイ感じに終わります。

▼▼▼

山の別荘は、携帯電話もつながりにくく(>_<)
日常から離れるには良さそうです。

なのに、つながる場所を探してしまうのは
緊急用だけでなく
(誰かと)つながっている安心感が欲しいのか.・・・

とはいえ、ラストは、堺さんが
“ジャージの一人“でキメル、というのは、なんかこう………(^^♪

(記憶曖昧ご容赦)


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映画『追憶』★かさぶたのような運命を愛が凌駕したような

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/170036/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

舞台は富山。
・篤(刑事):岡田准一
・悟(被害者):柄本佑
・啓太(容疑者):小栗旬

25年前、ある“事件”ののち、離れ離れになった幼馴染3人。
悟の死が、3人を再び会わせた―――

犯人捜しをしながら、それぞれの境遇や胸中を紐解いていくのが
かさぶたをはがすようで、ドラマチックに痛い。

そして、何より
ラストの“彼”の告白には、鳥肌が立った。
事件でも事故でもない“運命“――というセリフもありますが
贖罪とも業(ごう)とも違う、すごい“運命“を
人は、背負うこともある……

そして、それが、愛に支えられていることに
人が人である所以を、感じました……

富山の海が、美しくも、寄せる白波に
心もざわつきます。

▼~▼ネタバレして雑談です。
▼▼▼

:事実↓
「3人の少年は、“喫茶ゆきわりそう“の涼子に、面倒みてもらっていました。
その涼子のヒモ?のようなチンピラを
3人は殺そうとして、結局、止めを刺したのは涼子。
涼子は一人で罪をかぶり、3人も、他人として生きてきた。」

件のチンピラのような男は、本当に困ったもんだ( 一一)
逃げても逃げ切れず、こっちがあの世に行くか
ソイツがあの世に行くかしないと、“解決“しないたぐいの…

少年たちには、涼子を守りたい正義があったけれど
「殺人は犯罪です」
そのチンピラが、女子供をいたぶっても、罪に問われなくても……
それが、世の中の正義の矛盾で、腹立たしいところ。

3人は、チンピラ殺しを企んだことよりも
結果的に、涼子を殺人犯にしてしまったことや
涼子の言葉通り、一生、口外せずに生きていくことが
重荷だったかもしれません。


【篤のこと】
だらしない母(りりィさん!)と、距離のあいた妻。
チンピラ殺しを提案したという篤は、事件後も、ずっと
自責の念にかられて、生きてきたよう。

人生の陰は、新しい生活で消えるとは限らず
癒されることなく、呪縛が強まることもあるのは、辛い。

篤には、今回の殺人事件があったことで。
過去と向き合い、新たな真実を知ることで
禊がれたように思えます。


【悟のこと】
婿養子になり、娘も生まれ、幸せを守ろうと金策に走り
奮闘してきたのに、殺されてしまった……orz
不運であったけれど、わずかでも、幸せな時間があった人を
不幸と呼ぶのはいやなので、
篤と再会できて良かった、と言っておきます。


【啓太のこと】(▽ネタバレ!)
▽▽▽
まずは、啓太が真犯人でなくて良かった!
(悟殺しの犯人→妻と従業員がデキて、保険金目当て)
啓太には、じわじわさせられました。

新居に購入したのが、“喫茶ゆきわりそう”の跡地。
忘れたい事件の跡地では?と思っていたのに
彼は、承知だった。
身重の妻が、そこに咲く“ゆきわりそう“に、いとおしそうに手を伸ばす。
だが、妻は、何も知らない。

そんな妻は、里親に愛されて育った、里子と知るが
素性に驚愕する。
涼子が獄中に産んだ、チンピラとの子供だったのだ!
だが、妻は、何も知らない……

私は、胸がいっぱいになってしまった。
啓太は、忘れるどころではない。
これは業か贖罪か?
いや贖罪以上に、妻を愛し
愛する力が、過去を凌駕し
力強く、彼を明日へ導いてきたーと言おうか……


▽▽▽
▼▼▼

そんな明日への希望が、沈む夕日に込められるのが美しい。

今日も無事に過ぎました。
ありがとうございました――
やっと聞き取れる、かすかな声には、目頭が熱くなってしまう。

ささやかな幸せー
そのために、必死に守りたいものがある、
そのために、“運命”を受け入れることもある、

人生のかさぶたがある人に、おススメです。



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映画『カフェ・ソサエティ』★恋する青年with隣人トラブル(>_<)

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/170736/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

監督:ウディ・アレン  というだけで見ました(^^♪

1930年代。
ハリウッドで、ぶいぶい言わしてたエージェントの叔父の下で
働くことになった、青年ボビーは
秘書のヴェロニカに恋をします。
が、彼女にはすでに、“彼氏”がいました――

私の体調が悪かったのか、もっと、揺さぶってくれても…
などとも、思ってしまいましたが(汗)
恋心は揺さぶってくれましたし、プラスαの毒気も良い(^^♪

▼~▼ ネタバレして雑談です。
▼▼▼

1.ヴェロニカのこと

ヴェロニカは、なんと!ボビーの叔父の愛人だった!

それを知るまでの、ボビーが、なんとも
気の毒というか……
“カノジョ“の相談を、叔父にしていたのですから……

なかなか、離婚しない叔父を諦めて
ボビーと結婚してくれそうだったヴェロニカですが
叔父が離婚したと知るや、叔父と再婚する。

ヴェロニカは、ボビーの存在に関係なく、叔父が好きだったわけですが
ボビーは、割り切れませんよね……
NYに戻り、“兄の手伝い“をして、心機一転します。

が、運命のいたずらか。
彼女と同じ名の女性と知り合い、結婚する。

同じ名前は、いいようで悪いですよ……〈汗)
上書きしているようで、
いちいち、昔の彼女を思い出させる……
それでも、もう会わなければ、まだいいんです。
再会しなければ……

2.ボビーの兄:ベンのこと

ベンは、ギャング。裏家業。

隣人の騒音トラブルの“解決“が、印象的。

世の中には、法を犯さなければ“いい“と思っている人がいますが
法でしばるには、限りがあって
それを埋めるのが、常識や配慮。

しかし、隣人は、騒音の苦情に対して、脅迫をほのめかし
怯えた姉は、コワモテの弟ベンに、“解決”を依頼。
ベンは、始末(殺人!)し、隣人トラブルは解決。

常識を踏まない隣人に、常識を逸したベンが応じたー
常識の程度は、違いますが……(汗)
↑この辺は、アレン流かな~と思います。

姉は、殺人依頼したわけではなく
ボビーも、その仕事は手伝っていない。

兄は死刑となりますが
姉は、騒音から解放され
ボビーが兄の店を引き継ぐ。
ボビーの人生の転機としては、パンチありすぎなエピソード!(>_<)

3.その後

元カノは、叔父と結婚し
ハリウッドゴシップに、どっぷりな生活。
ボビーも、別ヴェロニカと結婚し、安定した生活。

それぞれの道を、それぞれの場所で生きていたら
何事もないけれど
運命のいたずらは、再会させるー

というか、ボビーは叔父と親戚だから、
ハナから、関係は近いのですが…

たとえ、画面では、
“それ以上“の二人にはならずに、終わるかもしれないけれど
人生は続く――

今は、踏みとどまったとしても
元カノ:ヴェロニカが、叔父を愛し続けたように
ボビーとて、ヴェロニカを、思い続けていたなら……

いや、たとえ、恋の火は消えたとしても
“焼けぼっくい“というのが、ありますし……

恋は、時や場所、事情を選びませんし……

いざとなったら、“解決“の手段も
無くはないし……オットット!(←作品はそこまで言ってないゾ!( 一一)

▼▼▼

ボビー役は、ジェシー・アイゼンバーグ。
マシンガントークでなくても、
獲物を逃がさないゾ!的な情熱が、印象的でした。
ラストシーンまで、ざわつかせられます。(^_-)-☆

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映画『帝一の國』★生徒会長戦だけで熱く小賢しく面白い!

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/171926/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

主演:菅田将暉 =帝一

首相になる夢を持つ帝一が、ひたすら
海帝高校の生徒会長をめざすという
力強いコメディ☆
(それだけ意味を持つポストだということが
まことしやかに設定されている)

帝一が、首相になりたい理由も、あとでわかりますが
狭い高校生社会での生徒会長戦が
予想以上に、力んでいて
予想以上に、面白かった!

若さあふれる、ピチピチの青年が
情熱をかけて、あの手この手で、生徒会長戦を
勝ち抜こうとする姿は、可笑しいし(失礼!)
元気をもらえます。

高校での出来事の数々は、いい気分転換になりつつ
会長戦の“手練手管”は、大人社会の縮図でもあるような…

生徒の拍手が、短くてスッキリ!
起立!礼!も、ササッと短い。
そんなテンポも、とても小気味よい!

▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

1.帝一

菅田さんの帝一が、ピカいち☆
菅田さんは線が細そうですが、存在感が骨太で
しなやかな強さを発揮して、頼もしいんですよ。

生徒会長になるゾー!と言いつつも
1年生から、いきなりではない。
まずは、2年生の会長候補の派閥に組する。

どの派閥に入るかで、その後の運命が変わるー
↑実社会でもありますよね(汗)。
ついていく人を間違えると、終わる……

帝一の鼻の利かせ方、身の振り方、ピンチの対処には
ハラハラしながら、学ぶところもあり。(^^♪
(参謀の光明くんの、ナイスフォローも気持ちよい)

2.菊馬 ←野村周平さん

帝一のライバル:菊馬。
この野村さんも、絶妙☆
よくぞここまで、というくらいに
爽やかさを消して、イヤ味な感じにしてくれました。
ホント、おかしー(^^♪

一方で、父親が期待しすぎて辛くあたるのが、気の毒…

3.人心をつかむ

票の獲得のために、お金を使うのはダメ。
そこで登場するのが、マイムマイム♪

心の片隅にある、懐かしい音楽で誘って
輪になって踊り、一体感を狙うという。

ん?と思いますが
人は、案外、一緒になって何かをすると
心が通うことありますよね。(例:町内会の行事)

文化祭での“太鼓“も!
DRUM TAOのよう!
躍動するバチさばき、見せてもらいました。(^^♪

4.大鷹 ←竹内涼真さん

ノーマークだったのですが(^^♪
大鷹さんは、苦学生の好青年。
正義や良心、人望の権化のような存在。
彼が、生徒会長の器なんじゃないの……?

主役とはいえ、帝一苦戦…( 一一)

ラストの展開が良かった!
いい話になりそうだったのが、小賢しくてイイ!!(^_-)-☆


▽~▽ネタバレ
▽▽▽
会長選で、大鷹と競った帝一は、
ぎりぎりで、大鷹に、会長を譲る行動をとります。
(それには、菊馬の小賢しさも関係しているという(^^♪)

~負けたのと、勝ちを譲るのは違う~
最後まで、帝一の策略が残る、小賢しさが快感になりますよ。

実は、好きなだけピアノを弾いていたいから
首相になりたい?という、??な野望を抱きつつ
帝一が弾くピアノも、最後まで、仕込んでくれてます。

▽▽▽
▼▼▼

本編には収まっていない「学生街の喫茶店」で
ガリ版刷りをするシーンがありました。懐かしー(^^♪

そんな時代の高校生のドタバタが
爽やかで、熱くて、
賢くて、小賢しくて面白かった!☆



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映画『無限の住人』★三池流:斬りまくり時代劇風ファンタジー

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/168728/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


監督:三池崇史

万次:木村拓哉
天津影久:福士蒼汰 ←仇!
尸良(しら):市原隼人 ←敵!

不死身の侍:万次は、
親の仇討ちを、心に誓う娘の用心棒となります。

アニメの実写化ですが
三池監督の“エンタメ世界観”に期待して、鑑賞しました☆

不死身の男への期待は
斬られても斬られても、とにかく死なないこと。
(手首は何度も何度も!切れてはつながる←エグイ)
テキを斬って斬って、斬りまくる“殺陣”に
ウワッと思いながらも、
鬱憤を晴らすというか……
作品の醍醐味というか……(^^♪


▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

誤って、真っ当な役人を斬り殺した過去を持つ万次。
瀕死のそのとき、現れた老婆から、不死の“虫”を注入される。

それは、救済でもあり
死ぬことを許されない
永遠の贖罪のようでもありました。

(万次が命果てても、残された役人の妻は、気がふれて
路頭に迷うだけなので、妹として面倒を看ることになるが
その“妹“も、殺される)

永遠の命への憧れは、若い時にはありましたが
絶対死なないことも
“無限”地獄かもしれません……

万次は、死ななくても、痛みは同じにあるので
虫が治すまでに悶絶する。
それこそが、生きる痛みのよう。

けれど、万次の場合、今、自分の生きる目的が
生存本能だけでなく、自分が生きていなければ
娘を守れないから、という使命があるのが良い。

究極、人は、本能と当時に
誰かのために、生きる自分を生かしているのか……

娘が旅をするのも、親の仇を探すためで
そのための人生のようにもなっている。

一方、仇と思っていた天津は、
娘の曽祖父を仇と思っていたことを、娘は知る。
人の善悪は、あざなえる縄のごとしか……

天津=福士さんは、悪役でも“わけあり”ということで
イケメンぶりが、生かされたよう…

などと、情にほだされて、討ち損じてしまうと(汗)
やられてしまいそ!(>_<)
最後まで、油断禁物!

新選組のような福士さんの衣装も
血まみれに……orz

血まみれと言えば、
斬って斬って、斬りすぎて…
血糊で、足元がヌルっとすべるシーンですよ!
生生しさが、エグすぎる!(いい意味で)

万次と、対峙する人たちの中で
尺良こと市原隼人さんも、外せません。

万次とも天津とも、敵対します。
市原さんのチンピラ的な凄み☆好き(^^♪

役柄も、彼は、武士ではなかったような……
(刃物を振り回すけど)
最期も、武士の終わり方ではないような…
(滝川に転落…)

▼▼▼

死なない(死ねない)主人公は
哲学的な訳ありを醸しつつも
安心して、見ていられます。

終盤、“虫“の力が弱まって
虫の息になりそうな万次ですが
それもある意味、人間らしい。

斬って!斬って!の壮絶な虚無のあとに
ふっと笑えるエンディングも、良かった(^_-)-☆


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