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映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』★悲しみを知る人たちの“心の穴“に響く作品かと


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/172223/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

主演:ケイシー・アフレック  (=リー)

兄の死で、故郷(表題)に戻った男が
甥の後見人になったことで
過去の傷が、開かれる――

ケイシーは、寡黙でも、何かを抱えている男が絶品です!

“人生の再生“を謳う作品は多くありますが
再生は理想であって、
なかなか、そこから逃れきれるものでもありません…

この作品は、心に空いた穴を、痛いほど見せながら
何もなかったように生きていこうねーという
安易な慰めを、見せようとはしなかったーと思う。

けれど、それが、いい意味で、現実的で
悲しみを知る、それぞれの心の“穴”には
響くものがあるのだと思う。

ニクイのは、見せ方☆
今の状況の合間合間に、過去の思い出(出来事)を入れてくる。
この過去の延長上に、今があり
忘れない過去が、ずっと今もある…….
そうして、伏されていた悲しみがグッと、噴き出すのだ。


▼~▼ ネタバレして雑感です。
▼▼▼

リーが、甥の後見人になったとき
兄嫁は、アル中で、行方知れずだった。
心臓の持病があるとはいえ、突然死した兄。

甥は、淋しさや混乱を見せず、学校やバンド・彼女など
日常生活を、そのまま続けている。
叔父リーには、ボストンでの仕事をやめて
故郷に引っ越して同居すればいい、などとマイペース。

けれど、そのマイペースも、学生だからーというだけでなく
普通にしないと居られないーというものでしょう。
父の葬儀の段取りで、もめているとき(春まで冷凍)
冷凍チキンを見て、取り乱すのは、その証拠。

普通に見えても、内面は、穏やかでないに決まっている。
父の死後、母の再婚を知る。
アル中の母は、生まれ変わって、新しい人生を生きている…

息子は、親しいとはいえ、叔父と、どう生きていく?
叔父は、仕事を理由に、ボストンに戻りたがっている…

現実と、過去とが、入り混じりながら
その1つのように、ある夜の出来事が映し出される。

それは、リーの買い物中、自宅が火事になったこと。
妻は生還したが、子供3人とも亡くなってしまう…orz
その前に、友人と騒いだり、暖炉の火のことなど
妻は、リーを罵って、別れたらしい……

兄の死後始末で、故郷に留まるうちに
封印していたはずの悲しい記憶が、リーを襲った。
ああ、リーのなんとも言えない“負のムード”はコレだったのか……

そして、兄の葬儀に出席した妻は、再婚し、妊娠していた。
彼女も、新しい生活を生きていたけれど (女は強し!か???)
彼女とて、子供を失った地獄から逃れてはいまい・・・

けれど、この作品で素晴らしかったのは
この元夫婦が、再び、道で逢ったとき。
元妻は、赤ちゃんをベビーカーに乗せていた。幸せがあった。

このとき、彼女は、不幸な事故のあと、リーを責めたことを謝ったのだ。
心が壊れたと言った彼女は、彼も、心が壊れたであろうことを案じた。
二人が、涙ながらに語らう姿は、なんとも言えない……

彼も、きっと、ボロボロに再起不能なほど、心が壊れたままだったはずだ。
不幸の地を離れ、多分、喜怒哀楽に心が揺れることもなく
ただ、生きているだけで、やっとだったと思う。

けれど、守ろうと心をかばっても、かばいきれないのもわかっている。
救いは、(救いきれないとしても)自分ではできない。
求めている人からの、言葉・気持ちなのだ。

「あなたも辛かったのよね」
自分の苦しみを、受け入れてくれる人がいるとき
悲しみを支えていた気力が、癒し崩されて、涙になる…
(私はこーゆーのに、とても弱い…)

子供が亡くなった事実は、消せない。
悲しみも、この先、消えることはないだろう……
けれど、それとともに
やはり、生きていかなければならない…
(事故のあと、彼は、自殺未遂している)

それは、必ずしも“再生“を意味しなくていいーと私は思っている。
“再生“と言えるほど、過去を、忘れることはできないし…
悲しみ以外は、忘れたくないことでもあるから…
だから、あとは、今ともに居る人と
今日を、今を、ただ生きるだけ。

希望は、小さい頃から可愛がっている甥っ子に
将来があること。
リーは、たとえ後見人が終わっても
そんな甥っ子の未来を、見ることができるのだ☆

▼▼▼

兄が遺したレジャーボートがイイ☆
海辺の街の風情あり
海への解放感あり
彼らの思い出もある……

修理やメンテを工面して、これからも残そうとするのは
人の生きざまのよう。
悲しみの穴は、消えないけれど
それを塞ぎながら、これからを、“普通に“生きていく――

そんな“普通”の難しさを知ればこそ
じわじわと、胸に迫る作品かと☆(^_-)-☆

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映画『ハクソー・リッジ』★激戦地で丸腰の衛生兵は“命がけ“で!

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171672/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

監督:メル・ギブソン
衛生兵デズモンド:アンドリュー・ガーフィールド


第二次大戦:沖縄戦での実話だそうです。
あらすじにあるように、銃を持つことを拒んだ男が
衛生兵として、戦地で救命に尽力します。

実は…ちょっと、鑑賞を迷っていましたが
お気に入りブロガーさんの記事を読んで、鑑賞したくなりました☆

戦闘中、誰も殺さないというのは素晴らしい――ですが
ズキュンと来たところは、ソコではなくて……


▼~▼ 以下ネタバレして雑感です。(註:戦闘シーン惨い!)
▼▼▼

戦争が始まり、祖国のために、入隊志願するデズモンド。
彼は“殺人“をしたくないor戦争反対―で、
入隊拒否したわけではないのが、ミソです。

“殺人“を、絶対にしたくないけれど
負傷兵を助けるほうで貢献したいと。けれど
軍隊はそう都合よくいかないのが、壁となる。

確かに、戦場では、身も守れないと困る。
自分が防護・攻撃しない分、
“誰か“に、その任を任せるということだから。

まずは、スミマセンー
当初は、その姿勢が、私、受け入れられないかも…と
思っていました。

確かに、戦場で、デズモンドが危機のとき
上官が、敵を撃ってくれて、命拾いしますから……
自分の手を汚さずに、
自分が拒否した行為を、ほかの人がすることになるわけで……(汗)

しかし、デズモンドが、そこまで頑なに、
銃を持たない=“汝殺すなかれ“を守ろうとしたのは
過去に、家庭内の“事件“があったからだとわかる。

宗教上の信条もですが、
具体的な“事件”が、トラウマのように刻まれたなら
彼にとって、“銃を持たない“ことが
宗教上の理想だけではなかったことが、わかります。

そして、銃をとらない分、戦場で命を惜しまない活躍を
彼は見せてくれました!!!

その戦場シーンが、凄まじくスゴイ!!!!
この類まれに、とんでもない殺戮シーンは、
映画史に残るのではないか!(>_<)

沖縄戦は、本当に凄かったと聞きますが
それを画面で、凄惨に壮絶に見せつくす!
これでもかこれでもか!というほどの
攻撃・銃弾・砲撃の雨あられ!
首は飛び!腕はちぎれ!足ももがれ!内臓は飛び出す……(絶句)

撃っても撃たれ、爆発し、散乱す。
殺し殺され、防御してもしても、守り切れない……orz
もはや、銃1丁では、一人撃ったとしても自分も撃たれる…(~_~メ)
「(銃があっても)無駄です」byデズモンド。

けれど、そこでも「衛生兵!」と、
瀕死で、デズモンドを呼ぶ声に、応えることはできる。
攻撃を避け、ひたすら、救護に向かうデズモンド。
もうダメだと思っても、決してダメとは言わない。
大丈夫だ!と励ます。

そんなデズモンドを守るべく、上官は、援護した。
上官は、“汚れ役“を負うわけですが
これはもう、役割分担ですね……

そして、ハクソー・リッジ(絶壁)を降りて退却するときが凄かった!
負傷兵を一人でも多く、その崖から降ろそうとするのですが
一人ずつ、引きずってくるのも危険。
綱で下ろすのも大変(>_<) 
綱を引っ張っている彼の手は血だらけ!(>_<)

多分、“通常“なら、一人でも多くーと思いながらも
再び、戦場へ戻るのもむずかしいと思う。
助けに行くまでに、撃たれるかもしれない。
連れ戻る途中で、二人とも死ぬかもしれない……

けれど、彼が“銃を持たない”と誓った決意は
信念と正義と良心という、最強の鎧に覆われていたようです。

あの壮絶すぎる戦場で見せた、彼の命ギリギリの行動に
私は、あやまるしかありません。

一人ぐらい、僕のような人がいてもいい――と言ったデズモンド。
あなたの働きは、一人以上で
何人もの命が救われました☆

敵である日本兵への救助にも、心打たれます。
日本兵も、個々人は、家族ある一人の人間なんですもんね……
あの激烈なシーンの凄まじさには
そんな兵士らが、むざむざ命を散らさなければならない疑問や矛盾を
感じざるを得ません。


▼▼▼


衛生兵のデズモンドが、ハクソー・リッジで見せた決死の救出劇は
まさに“命がけ“(崖?)でした。

それはもはや、“銃を持つ持たない“を超越していました。

アンドリュー・ガーフィールドつながりで『沈黙』と重ねるなら
このときの神様は、彼に力を与えていましたね。
これは、奇跡の実話なのでしょう(^_-)-☆



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映画『ルートヴィヒ〈完全復元版〉』★美王の美狂った生き様を生生しく堪能す(^_-)-☆

キャプチャludwig



作品について http://cinema.pia.co.jp/title/132425/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

監督:ルキノ・ヴィスコンティ
ルートヴィヒ: ヘルムート・バーガー
エリーザベト: ロミー・シュナイダー
  親戚(父のはとこ?) オーストリア皇后


4時間バージョンです。
これは、「神々の黄昏」の邦題がついていた30年以上前から
ずっと見たかった作品です!!
ついに劇場で!しかも4時間版で!(T_T)
(但しイタリア語です)

バイエルン王ルートヴィヒ2世のこと→コチラ(所説あり)


芸術に耽溺し、狂王とまで言われたルートヴィヒですが
芸術作品ともいえる、ノイシュヴァンシュタイン城の美しさとともに
耽美の粋を極めつくさんとした、彼の人生には
興味の枠を超えた、憧れさえ感じます。
(BL含む(^^♪)


そんな“ルートヴィヒ“を観るにあたり
主演のヘルムートが、生き写しのようにそっくりなのが絶品☆


この作品は、ルートヴィヒの、
人生の物語の深い造詣を期待しつつも
まずは、本物の場内(邸宅・王宮)で、
あたかも本人を前にした人生を
彼の目の高さで、同じものを見ているような気持ちで
鑑賞するのが、おススメです。
(なのでワンセグでなく大画面を推す!)


諸説は諸説として
“美王“ルートヴィヒに、心寄せます!


▼~▼ 以下、内容にふれて個人的感想です。
▼▼▼


内容は、19歳の即位から40歳の死まで。

彼は、王としての自覚をもって
“理想の国”づくりを決意します。
それが、文化・芸術をウリにした国。

そして、作曲家ワーグナーに心酔・庇護する。

ワーグナーは、いい曲を作っていますが
金食い虫のように、言われます…
経費は必要ですが
ちょっと、オネダリした感が……

ルートヴィヒは、なぜそこまで、ワーグナーに?と思いますが
王という立場上(孤独?)
心を傾けられる対象物に、飢えていたのかも…

ワーグナーが去ったあとのBL?(男色?)にも
それが伺えますが
その原因は、“失恋”からの“逃避”と作品は思わせます。

それは、親戚のエリーザベトのこと☆
彼は彼女を愛していました!
けれど、彼女は人妻。
彼の愛には応えられない。

エリーザベトは、“仲良し”の親戚の幸せを願い
妹との婚約を、勧めます。

けれど、愛する人との妹とはいえ
他の女性が、身代わりになれるものではない。
愛は、置き換えられるものではない。
婚約は、破棄されてしまいます。

端的には、女性との愛に失望したから男へー
とも言えそうですが、本命でなければ
満たされるものでは、なかったでしょう。

それと、やはり彼が望むのは、芸術の世界。
侍らせた男優に、セリフを語らせ、その世界に溺れます。

ずっとそうしていたい彼は、不眠不休状態で
やらせるので、男優はフラフラ。
ルートヴィヒ自身も、目に隈が……

現実逃避は、弟が出征した、オーストリアxプロイセンとの戦争でも。

オーストリアは、愛する人の嫁ぎ先。
プロシアは、母の実家。
親戚同士で結婚して、戦争して――
虚しくなる気持ちもわかりますが、国王としては
政府や国民が、戦争に関わらざる得ないのに、
無関心というのは、好ましくない。
(弟は、帰還後、精神を病む)

政治的な無責任、芸術への過傾倒etc.―で
ルートヴィヒは、“当局”から精神病を告げられる。
死の匂いもする。
……その前に…

エリーザベトとの会話で
「王が名を残せるのは、暗殺されたときくらい」というのがある。
エリーザベト自身、のちに、暗殺されるのも衝撃ですが
ルートヴィヒの暗殺説も、伺わせます。

真相は謎とされる、ルートヴィヒの死も、彼の魅力か?
彼曰く「死ぬなら溺死が美しい」。
自殺か?他殺か?死の匂いすら、甘美にさせてしまうとは……

捉えられた翌日、湖で、水死体で発見されたルートヴィヒ。
散歩中、付き添いの医師を殺してから自害した――と
作品では、結論していましたが、
本当はどうなのか……

破滅的な死でさえ、不可思議という幻惑に包んでしまう
ルートヴィヒよ……

エンドロール中、ずっとアップで映し出されている
彼の最後の表情が、目に焼きついていくようです。


▼▼▼


自分の死後は、破壊せよ―
と命じたノイシュヴァンシュタイン城は
内も外も、美しいですね――というだけではない。

ルートヴィヒの魂の美の塊――と思います。
(狂っているというなら、ここまで美狂ってみよ!と言うような…)

その不滅の美に見事に一体化したこの作品も
不滅だと思います。

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テーマ : 洋画
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映画『TAP -THE LAST SHOW-』★タップり堪能するラストのショータイム♪

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/170338/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・監督・主演:水谷豊   =渡
(しかし、彼はタップを踊らない!(~_~メ))

タップダンスは、
映画ではジーン・ケリー、TVでは笑点のイロモノで見た印象しか
思い出せないのですが……

お気に入りブロガーさんが高評価なので、鑑賞しました☆

ジーン・ケリーのように、セリフの途中でタップをするのではなく、
タップのショーを、披露するまでの過程です。


▼~▼ 雑感です。
▼▼▼

やさぐれて、枯れてしまったトップスターが
若手の花を、咲かせる手伝いをすることで
自分にも、一花咲かせた感じとなります。

その若手らは、それぞれ、
タップだけで、生きているわけではないので
それぞれに、背負う苦労や宿命を見せます。

設定としては、まずまずかな~などと思っていたら
イチオシ青年:マコトの境遇が、
あとで、渡に効いてきたのがニクイ☆

御多分にもれず、トップだった人は、自分に厳しかったように
他人にもキビシイ(>_<)。
ダンサーたちに、リズムをとるというより
シゴキに聞こえる渡の、ムチ、いや、杖の音。

カンカンカンカン……と、渡が杖で椅子を打つ音で
TAPを試されていく若者たち。
脱落する者、食いついていく者。
選ばれた者たち。ソロにこだわる者…

そうして、指導の渡が
いつの間に、こんなに仕込んだのか?!と思うほど
最後のタップショーは素晴らしい!
ただ、技を見せるのではなくて
演出が様々なので、まさに、ショーを堪能する!という感じ♪


▼▼▼

踊り・ショーは、見てナンボのもんですもんね。

筋書きはともかく、ラストのショーは
タップり(^^♪見せてくれるので、それだけでも見た甲斐があります。
タップの響きが、力強く、心に響きます!

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テーマ : 邦画
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映画『夜の大捜査線』★“主演”は殺人課№1刑事のシドニー・ポワチエです(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/9438/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。



主演:シドニー・ポワチエ☆  警官:バージル

黒人差別の根強い南部ミシシッピで
フィラデルフィアから来た黒人警官が
夜の殺人事件の捜査を、“手伝う“ことになります。

言葉の端々から、チクチク出てくる差別ムードが
イラっとさせますが( 一一)
シドニーは、紳士的に知的に、事件解決に向かいます。


▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

そもそも、バージルが事件に関わることになったのは
たまたま、夜明け前の駅に居たところを、誤認逮捕されたから。

夜通しの捜査の話かと思いきや
捜査は日延べするので
夜“に起きた殺人事件”の捜査となります。

そもそも、この町の警官は、捜査が雑……( 一一)
思いつき?で、やたら、違う人を逮捕してくる。
被害者の奥さんにも、「それでも警官なの!」と怒られる…

バージルが、殺人課ナンバー1刑事とわかり
奥さんは、バージルに捜査に加わってもらわなければ
夫の事業を、この町から撤退させるとまでいう。
(殺された夫は、町の工場主。町はそれで潤っている)

署長は、“黒人刑事“に頭を下げたくないけれど
嫌々、居残ってもらうことにする。

けれど、よそものの黒人が警察権をもって
上から目線でウロウロされるのを、地元白人は不愉快に思ってか
ここに居たら、殺されるかも…という…

署長に同行してもらって、
白人の大農場主に“質問”するシーンは象徴的です。

そこの綿花農場で働く、たくさんの黒人さんは、
かつて、奴隷扱いであった方々。
時代が変わっても、地元の白人の意識は変わらない。
そんな中、警官としてバリバリやっているバージルに対して
署長が、「アンタはいい身分になったな」と言ったのは
嫌味ではなさそう。

時代の移り変わり、意識の移り変わりを、
自覚しなければならないのだ。

農場主は、警官とはいえバージルを、下に見ている本心が出て
生意気だと言わんばかりに、バージルを平手打ちする!
すかさず打ち返したバージルを、
署長は、すぐに連れ出した。

不当に殴られたバージルは、怒りをあらわにするが
以前なら、白人を殴った直後に、撃ち殺されたものだったらしい。
差別意識は、命の危険も含む残酷さが、
当然となっているのが恐ろしい。

そうこうして、署長と関わりながら、犯人捜しをするうちに
気持ちの垣根が、なくなっていくようですが
やはり、白人署長のプライド?は根強く
バージルの優しささえ、
「お前に同情されたくない」と不機嫌になる。
まだまだだな……( 一一)

やがて、露出狂の女がらみで、事件解決になります。
が、その露出の仕方が、絶妙☆
窓枠や窓の桟が、絶妙に、若い女性の“部分“を隠しているのです。
(実質、ほぼ見えない)
この映し方は、芸術ですな…(^^♪

事件が解決して、ようやく、駅から出発するバージルを
署長が見送る。

当初は、黒人警官など、ハナもひっかけなかったような署長ですが
それは、彼が、南部のこの町の価値観で生きてきたからで
根は、悪い人ではなさそう。
バージルのカバンを、列車まで、
さりげなく持っていってあげるのです!
このさりげなさは、友情ですよ。


▼▼▼

殺人事件の犯人捜しを軸に
見せているのは、黒人と白人との関係性。

この作品自体も、主演のシドニー・ポワチエでなく
アカデミー主演男優賞を、署長役が受賞したというオマケつき。
(できれば助演男優賞でお願いしたかった(^^♪)

シドニーの味方になって、鑑賞してください。(^^)/




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テーマ : 洋画
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映画『おとなの事情』★男女7人月食物語with他人の関係

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/171829/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

鑑賞をすごく楽しみにしていました☆!

月食の晩。
エヴァの自宅に、集まった男女7人が、会食中、
かかってきたスマホを見せ合うゲームをする――
(夫婦2組+男性1人:男同士は友人同士)

誰かの不倫相手から、連絡が来てしまい
アタフタするんだろーなーとのお約束もありの
浮かび上がるのは、それだけではありません。

汗~驚~怒~惑~困~涙~叫~
真実の刃に、メッタ切りにされる人物たち…….
見ちゃおれん…….(>_<)

この“悪趣味ゲーム”の終わらせ方が、また、乙!


▼~▼ ネタバレして雑談です。(解釈違うとスミマセン)
▼▼▼


夫婦間、友人間に、知られたく秘密はないよね――
という前提で、エヴァ(=そそのかしのEve?)が提案する。

“おとなの事情“とのナイスな邦題ですが
個人的には、うまいウソがつけるのが、大人かなと思いつつ……
(註:ここでいうウソは騙すのではなく、傷つけないためという意味合い含む)


波風を立てないために、言わないこともある。
例えば、エヴァ夫婦は、お互いに相手の得意とすることを
ほかの人に頼んだことが、バレる。
相手のプライドを傷つけたくないが、知られたくないこともある。
(これは序の口)

どストライクに、不倫相手からの電話を回避するために
スマホを交換したのが、絶妙☆
浮気発見は、一時、回避したものの
そうこうするうち
交換された独身男性が、ゲイだと知れることになってしまう!

ゲイであることをめぐって
赤裸々な悪口雑言が、繰りだされるのは
なんとも見苦しい……
(彼にだけ、サッカーの連絡が来ないことがあるのも、そのためか?)

一連の“暴き合い“に際し、独身男性は
自分がゲイであることを、暴いてほしい気持ちもあって
このゲームに賛同したようなことを、言っていたのがいい。
“隠し事“はないよねーという前提で始めたゲームなら
それは合っている。

なのに、“隠し事“を晒し合った結果、ののしり合いになっていく彼らには
そこが、ホント、茶番です。

ついには、ノーパン(!)であることも晒すことになったオバハンの
本音が、痛く刺さる。
それは、自分の飲酒運転中の事故をかぶってくれた夫に対し
その恩があるから、
愛もないのに別れることもできない――とまで自白。
そこは、正直でなくていい。(汗)
夫婦関係は、思いやりと優しさでカバーおねがい……( 一一)


ゲイを軽蔑した、ゲス男ですが
この♂は、スマホ恋愛でなく、
3Dのリアル浮気しまくりであることが発覚!
浮気相手が、デキチャッタことをスマホで知らせて来て
それを聞かされた新妻は怒りまくり、トイレで吐く。(オメデタ?)

そして、(超ネタバレ!?)
このゲス♂は、言い出しっぺのエヴァの浮気相手でもあった!(~_~メ)
ゲス♂からのプレゼントだったピアスを
その場で、ゲス♂に返す。(自分以外の浮気相手は許せない?)

ゲス♂の妻は、結婚指輪をその場において
一人、出て行った……
↑原題:“赤の他人”を象徴するかのような……と思っていると…

月食が終わり、月が煌々と彼らを照らす頃
ナント!彼らは、あの修羅場がなかったかのように
“それ以前の“関係で、帰っていったのだ!

これは、あたかも、月食の仕業??
Lunaticとはよく言ったもんだ。
修羅場は、一夜の夢だったのか?
あるいは、月食とともに、彼らの記憶から消えたのか?

あるいは、あれだけのことを抱えていることを前提に
何事もなかったように、日々、穏やかに
夫婦関係・家族関係を営むことが
まさに、“おとな“ということかな……

▼▼▼

“赤の他人”である夫婦・パートナーが
いい関係を続けるには、“おとな“である必要がある。

月食の晩が、教えてくれてマス(^_-)-☆




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映画『ボビー・フィッシャーを探して』★人生には“逃げ道“”抜け道“も大切かと(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/2763/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

ボビーは、『完全なるチェックメイト』のボビーです。


実在の天才チェスプレイヤー:ボビーの再来と期待されるのは
少年ジョシュ☆
その後、行方不明になったボビーのフィルムを重ねながら
ジョシュの気持ちや状況に迫ります。

天才少年が、連戦連勝もしくは、苦戦したけどついには勝ったよー
というシンプルなサクセスストーリーではありません。
なぜなら、作品は、彼が少年のまま終わる。
“最後“を語るには、早すぎる。

むしろ、実在する彼の“実話”は、現在進行形に生きている
子育て中の家族には、子供の今や将来・可能性について
どう見守るべきかーを考えさせられるものかと。

▼~▼ ただ雑談です。(^^♪
▼▼▼

7歳で、チェスが得意なジョシュ。

その子の得意分野を伸ばしたいのは、親心。
大会で優勝するのを喜ぶだけでなく
将来は、チェスで身を立てるのが、この子のためじゃないかーとも思う。

そのためには、チェス一筋にやっていくのが、最善ではないのか……
何かに秀でるには、ひとすじに打ち込まないと…
ライバル:ジョナサンは、4歳から、チェス一筋らしいし……

幼い頃から、ソレ一筋=ソレしか知らない世界で生かされることが
本当に、その子の人生のためになるのか……
感じたのは、まずソコでした。

チェスだけのことを考えて、チェスにだけ勝ち続ければ
生活はできると思う。(身の回りのことは誰かが)

私事ですが、私も物心ついたころから、ピアノを習いました。
あるとき思ったのは、ピアノの練習をすることは、指のためには大切だけれど
もし、鍵盤の前だけにいて、学校や友達と隔絶した世界にいたとしたら
音符は拾えても、深い演奏はできないのではないかと……


神童が、神童として、その世界しか知らなかったら
人間としての厚みは、どうなのかな……

のみならず、
その世界だけで、生きていかれる保証はないわけで
“つぶし“が効かないと、言い換えれば、”逃げ道“がないと
キビシイことになりそうで……(人生はけっこう長い…)

ジョシュは、自分が勝てば、父親が喜ぶのを感じ
チェスに勝つことの先に、父親を意識(重荷?)するようになる。
↑チラシのコピーは、まんまです。(汗)

そうなると、勝つことが意欲というより
義務になってきて、そうなるとすでに、勝ちに行けなくなるのです…
(母親はいざとなったら、息子と家出する覚悟も!)

惑うジョシュの心を映すように
失踪したボビー・フィッシャーのフィルムが流れます。
彼も、人前では、キラキラしたチャンピオンだったのに
どれだけの、影と重荷を背負っていたのかー
ましてや、ジョシュは子供だよ!!

そうこうして、大会に臨んだジョシュは
その前にちょっと、チェスから離れて、父と釣りに行っていたという。

ココゾというときには、退路を断って臨むこともあるけれど
“逃げ道“があるほうが、ゆったりした気持ちで
臨めることもある。

ジョシュは、宿敵ジョナサンとの決勝戦で、
怖気づくことなく、対戦する。
すごいのは、あと12手で、ジョシュが勝利するとわかったとき
彼は、ジョナサンに、ドロー(!)を提案する。

勝ちや負けが、何をもたらすかを知っているジョシュだからこその
意味をもつドローでしょうが
それは、所詮、“お手手つないで仲良くゴール”で
それは、優しさのようで、仲良しでも何でもないことを
ジョナサンも知っている。

勝負は、きっちり、勝敗を決めないとダメなんです。(キッパリ☆)
相手に、手心を加えた時点で、勝敗が決まってますもんね…

“逃げ道”は、悪いことじゃない。
柔軟性の高い子供の頃は、むしろ、
たくさん、“寄り道“や”抜け道“を知るほうが、いいと思うよ。

▼▼▼

ジョシュの人生は、続いて
その後は、武術家になったらしい。
彼なりに、納得のいく人生を歩んでくれればイイ☆

ボビー・フィッシャーも、行方不明なのではなくて
“別の道”を、歩んでいるのだと思いますね。


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映画『22年目の告白−私が殺人犯です−』★犯人逮捕への執念とグッジョブなラストシーン

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/170900/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
主演:藤原竜也

小心者から貫禄の悪役まで、幅広くこなす藤原さん主演作を
楽しみにしていました☆

22年前の連続殺人事件の犯人:曽根崎が、
時効になったからと、今更、世間に、ノコノコ出てきます。
曽根崎の“真意”も“真相”も、気になって気になって!

↑ソレは、見てのお楽しみですが
個人的には、何気ない冒頭シーンと、ラストシーンの呼応が
絶妙にツボでした☆

▼~▼ 内容にふれます。(“核心”は避けたツモリ)
▼▼▼

なんとなく、曽根崎は、真犯人を炙り出すために
“おとり“になったのかな~とは、思わせています。

けれど、犯人と警察しか知らないことを知っているので
一枚噛んでるのかな~どうなんだろ~と、ヤキモキ度は高まります。

対するは、22年前、犯人を取り逃がした刑事:牧村。
身内を殺され、脂ぎったギラギラした執念を感じさせます。

(彼の、このベトベトした執念が、作品の主題を支えているのです)

時効成立後は、逮捕されない――からと言って
マスコミに過剰露出するのは、被害者感情を逆なでます。
世間の興味と反感を駆り立て、VIP待遇の曽根崎。

遺族に、刃や銃を向けられつつ
やがて、新たな矛先が、曽根崎に向けられる。

それが、我こそは真犯人だーという男。

彼の要望で、報道番組の生放送で同席するのは
曽根崎と牧村。

ああ、それこそ、曽根崎が狙っていたことなんだな――
曽根崎は、真犯人ではなかったんだなーーとホッとするのもつかの間。
そもそも、真犯人が、のこのこテレビ局に来ます?

~中略~(ココからが玉ねぎの皮を剝くように真実が明かされて面白い)

▽▽▽(念のため要反転)

犯人は、仲間を虐殺されたことがトラウマとなり
殺人の連鎖を、繰り返していました。

彼は、後に、心の闇がどうのと、告白本を書きますが
心の闇を殺人の言い訳にするのは、やめてほしいもんです。

最後の殺人が、時効にならないことがわかり
逮捕されたのは、まずまずですが
猟奇的な殺戮犯ほど、“心神耗弱”を持ち出されてしまいがちなのも
どうにかならんのか!
最近の彼の行動からしたら、責任能力あるでしょ?
このまま、無罪になったら、納得できないでしょ?

そこで、登場したのが、早乙女太一さん!!☆

太一さんは、冒頭から、なんで出てるのかな~と
思ってまして、失礼いたしました。
彼は、タダのチンピラではなかった。

彼は、組長の愛する人の連れ子で
事件の被害者遺族。
母を殺された恨みを、はじめは、曽根崎にぶつける。
(これが、ラストの伏線か!)

そして、いよいよ、真犯人が逮捕されたあと
刑法第39条関係で、ズルズル行ってほしくないな~と
思っていた私の目の前で
恨みの一刺しをする!
グッジョブ!太一さん♪と思いましたよ。

▽▽▽
▼▼▼

曽根崎が、真犯人だと告白したのを、入り口に
真相への迷宮に、いざなわれた感じで、面白かったです。

残虐な犯人は、裁きもですが
痛みを負わなければなりません。

あのラストシーンには、冒頭に呼応しつつ
溜飲の下がる思いがしました。ナイス!


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テーマ : 邦画
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映画『パトリオット・デイ』★2013年ボストンマラソンのテロと警官の涙

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171545/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件です。

4月の第三月曜日は愛国者の日だそうで
その日に行われるボストンマラソン。
・ボストンマラソンのHPです→コチラ
・参考ウイキ→コチラ

チェチェン系アメリカ人の兄弟の犯行ということでしたが
その後、真犯人はほかにいるらしい、という話もあり
そのへんのところが気になって鑑賞しましたが
当初の“犯人は兄弟“ということで進みました。

別々の人間が、1つの大きな事件の渦に、
巻き込まれていくのを見ながら
自分も巻き込まれていく臨場感に、ハラハラします。

▼~▼ ほぼ雑談です。
▼▼▼

1.真相?

この兄弟が、ベンツ車を盗んで逃走したり
民家に潜んでいた顛末は
臨場感・現実感あって
やはり、この兄弟が確実な犯人なのだーと思って見ているのですが
意味深なのが、兄のセリフ。

ベンツ車を乗っ取ったときに
持ち主に言います。
「9.11は、アメリカのやらせだって知ってるよな」

イスラム系を敵にするための”やらせ”だと。

劇では、明らかに彼らの犯行として進みますが
イスラム系兄弟のしわざにでっち上げたという説もあり
”真相”が、気になります。

犯行理由に、大義や言い訳を求めるわけではありませんが
なぜそんなことをするのか?
”真犯人”への疑問は尽きません。

2.兄の妻

劇中、印象的だったのは兄弟の兄の妻が
警察で取り調べを受けるシーンです。

イスラム教徒に扮した女性が、爆弾の有無を
問い詰めます。
(彼女の尋問も、ジリジリ責めるのがうまい!)

犯罪者の妻は、どういう心持なのか?
子供のミルクを用意する同じ台所で
父である夫は、爆弾づくりをしていたのだゾ!と責められます。

しかし、妻は夫の味方なのです。

シリアではもっと人が死ぬーというのは、言い訳です。

妻という立場は(それぞれとはいえ)
夫に従うほかない現状もある。
愛であれ、支配であれ。

彼女は、特に”イスラムの女”は――
と前置きして、それを言った。
社会の善悪と、夫婦家族間のコトは、別のところにあることも….

3.共通の愛

民族や宗教がちがうと、価値観も違う。
命の重さも、違うかもしれない...

けれど、子供への愛は、共通です!(キッパリ☆)

犯人の妻も、子供が大切なのは同じ。
被害に遭い、子供と離ればなれになった父親が
子供を気にかけ続けるのも、そう。

被害で亡くなった子供が、捜査上
しばし、現場に置かれたままになったことに
心痛めた人たちも同じ。

報復でも、逆恨みでも
政治上のやらせであっても
人の命を奪う手段は、卑怯だ!!!

悲しみと怒りで、人心を動かそうとするのは、卑怯すぎる!!


▼▼▼

犯人追跡のドキドキ・ハラハラで
あっという間でした。

のみならず
終盤のマーク・ウォールバーグ(警官)の嗚咽は
人の心のドラマを、熱く物語るものでした☆

予想以上に興味深い作品でした☆
事件を、忘れないためにも……



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映画『花戦さ』★風情ある萬斎さんの池坊さん花開く(^_-)-☆

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/170180/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・池坊専好:野村萬斎  
・池坊さんのこと→コチラコチラ 
・題字:金澤翔子♪

茶聖:千利休が、天下人:秀吉との間に軋轢が生じ
切腹に追い込まれたことは、良く知られています。
が、暴君と化した秀吉に、
池坊さんが、華で挑んだのは、知りませんでした。

存在感あり、面白みもあり、
スゴみも優しさもある、萬斎さんを楽しみに鑑賞しました♪
お花の数々も、目の保養であります。

▼~▼ ほぼ雑談です。
▼▼▼

昔、ちょっとお華(古流)をなめた程度のとき
先生から、華道の始まりは、死者を弔うことだと聞いて
びっくりしたことがありました。

専好さんは、冒頭、路傍の死者へ、花を手向け、お経を唱えました。
花の中には仏がいるーという専好さんは、僧侶。
花がキレイだからーというだけでなく
生死にからんだ心で、花と向き合っているのがわかります。

そのためか、“死者“は、利休だけでなく
案外、犠牲者多数……
秀吉のために、理不尽なことに…orz

だからこそ、専好さんが、命をかけて
“花戦さ“の火ぶたを切る意義が高まります!

その作品は、大ぶりの松を基調に
花々をあしらった美しいもの。(大砂物)
松を、ノコギリで引いたり削ったり!
大きな盆栽のような……

なりゆきは
秀吉が、利休と、金と黒の優劣?で争ったコトと
市井の人(子ども含む)が、自分を猿呼ばわりしたことへの怒りを、
専好さんが、諫めることになります。

が、そもそも
上に立つ者は、いちいち目くじら立てては、ダメですよ。
権力に任せて、ヒステリックに怒っても
器の小さい奴よのー……と思われるだけかと。

ギスギスせずに、心に花を咲かせないと
自分の人生も、カピカピに乾いてしまうかと……

残酷で、理不尽な展開もありましたが
最後は、奇跡の“ひと花“咲かせてくれました☆

▼▼▼

その部屋に、花が飾られていると
それだけで、心和みますよね。

花を前にしての、専好さんの問いかけには、
秀吉とてタジタジですよ。

風情ある萬斎さんのいいムードで、面白かった☆
ラスト、咲き乱れる花々に囲まれるのもキレイ☆

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映画『LOGAN/ローガン』★愛する者を守る“ウルヴァリン”の雄姿は永遠です

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/171289/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。


X-MENのウルヴァリン♪
待ってました!と思ったら、どうも最後の予感……(汗)
R15なのは、ゾンビ映画かと思うほどの、エグいシーンか…

高い治癒能力を持ったウルヴァリンは
特殊能力を持った、ミュータントのいない“はず”の世界で
運転手として、生きていた。
エグゼビア教授を、匿いつつの介護生活。

荒涼とした世界感の中で
見出したのは、自分と同じ治癒能力を持ち
同じく、爪を埋め込まれていた少女ローラ。

ミュータントを追う者たちとの、死闘を繰り広げながらも
何かを、切なく心に残してくれるのが
このシリーズのイイところ☆

白髪まじりで、体調も今ひとつの
ローガンことウルヴァリンを見て思うのは
第一作からの、彼の生きざま。
得るものも、失うものもあって、ついにココまで……

▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼


“ミュータント狩り“なるモノの手から
ローラは逃がれ、北の「エデン」へ向かうのを
ウルヴァリンが、援助することになる。
エグゼビア教授も一緒の旅は、
ロードムービーの風情もあり。


ローラ狙いのテキとの死闘は、序盤から!(>_<)
ローラの爪が牙をぬいて
切って刺して、切りまくり、生首も転がる……


殺人マシンに育て上げられていた少女の“護身術“には
気の毒な殺伐感を、感じてしまう。

ウルヴァリンは、研究所で作られたローラが
自分の遺伝子からの“娘“だと知る。
エグゼビア教授を、父として守ってきたように
ウルヴァリンの守るべきものになっていった。


けれど、彼は、悲しいことを言う。
「自分の愛した者は、皆不幸になる」と言って
ローラを、縁遠くさせようともする。悲しくなるローラ。


ウルヴァリンの一番の不幸は
愛するジーンのことでしょう。
彼女が自分を制御できず、世界が破滅されそうになり
治癒能力のあるウルヴァリンが、
愛する彼女の暴走を止めるため、彼女に挑み
愛ゆえに、自分の手で殺したのですから……


同様の力を持つ、エグゼビアの力もすごかった!
ご老体とはいえ、“発作“を起こすと、
かなり遠くに居る人の動きまで、止めてしまう。
“解除“すべく、薬を打とうと、ウルヴァリンが近づこうにもかなり大変!
見ているほうも、全身に力入るゥ~(>_<)


けれど、ウルヴァリンは、体がかなり弱っていて
ウルヴァリンというより、人間ローガン(or本名ジェームズ)。
ミュータントとして生きることへの絶望感と
愛する者を失ってきた喪失感とでか
治癒力より、死へ向かうこともいとわない厭世観あり…orz


それでも、なんとか、ローラを仲間のところに届けたけれど
“ミュータント狩り“は、執拗な研究者で続けられ
あげく、ウルヴァリンのそっくりさんも登場し!(二役☆)
ウルヴァリンとの戦いは
死なない?者どうしの、あたかもゾンビ同士の殺し合いのようで
血生臭く、痛々しい……


そして、死を受け入れてきたようなウルヴァリンが
エデンで分けてもらった“薬“を、使うことを決するときが来た。


“治療“したいと思うときの大半は、自分の命のためだと思うけれど
このときのウルヴァリンは、娘ローラや他のミュータントの子供たちを
ミュータント狩りから守りたい一心。


自分の命は、自分のためでなく、愛する者のために使うためにあるー


ときに、人はなんのために生きるのか?と悩むことがありますが
その答えの1つが、ここにはあったと思う。
今までも、ウルヴァリンは、そのために、高い治癒能力=不死身の体を使って
きましたもんね……


けれど、“薬“の効果が薄れ、ウルヴァリンは
弱っていきました。
コピーのような若いウルヴァリンもどきに
串刺しにされては、厳しい……orz


けれど、ウルヴァリンは、人間ローガンとして
娘ローラに看取られたのは、最高ではないか!
愛する者を守るために、命を散らせたウルヴァリン。
あなたは、愛する者を不幸にはしていないゾ!!!!
ウルヴァリン…ローガン…

▼▼▼

ウルヴァリンの壮絶な“始まり“から
このカッコイイ訳あり男性が、とても魅力的でした☆
ウルヴァリンの活躍を応援したくて、
X-MENシリーズを見てきたようなもんです。


これで終わりなら、淋しいけれど
魂は受け継がれていくのは、希望です♪
ありがとう!ウルヴァリン!


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