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映画『モリーズ・ゲーム』★逮捕がらみでもその才覚に憧れてしまう♪


173855_1.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/173855/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・モリー: ジェシカ・チャステイン
・モリ―の父: ケビン・コスナー


オリンピック:モーグル選手が、ケガでリタイア後、
ポーカーゲームの胴元になるも
FBIに、逮捕されてしまうー

事実は小説より奇なりーと言いますが、この二転三転ものがたりは
息つく間もなく、面白かった!
何より、モリー=ジェシカが魅力的☆
美しさでも、知性でも、度胸でも、見せまくってくれる!(^^)/

確かに、違法賭博をした点もあるけれど(汗)
彼女の逮捕劇には、イジメを感じてしまう……

そして、ケビン・コスナーがパパである“理由“も
彼女が背負った人生のバックボーンを、強く印象付けて
見ごたえあるドラマになっていました。

▼~▼ ネタバレして雑談です。
▼▼▼

ポーカーの美人胴元―と言うと
ヤバい筋のお姐さんかと、思ってしまいますが(汗)
モリ―のいきさつは、昼バイト先の社長による、夜のポーカー場バイトから。

その社長は、ポーカーのバイトで、チップをたくさんもらうモリーに
昼夜の給料コミコミ払わないけど、昼夜コミコミで働けーとムリを言う。

なので、モリーは、そこのお客を引っ張って
自分で、賭場を(ポーカー場)開くことにする。

大学を首席卒業の才媛さん♪ですから
ソコは、要領をつかめば、スイスイいく。

私こと心配なのは、彼女が、堅気さんなこと。
少なくとも、お客をもってかれた社長に、殺されないんだろか…
マフィアややくざさんがらみだと、
女ひとり、ビジネスだと言ってられなソ…(汗)

そんな心配をよそに、あぶない橋を渡りながらも
あらよっと、あれよあれよと、胴元稼業をスマートにこなすモリー。
はっきり言って、美人だし、頭いいし、憧れちゃうナ~(^^)/

で、そんなモリーに、言い寄る男性客も多々いるようですが
ビジネスはビジネスで割り切って、波に乗るモリー♪
お客もムリ強いして、出禁になりたくないですもんね。ガマンガマン。(^^♪
(その点では、関係強要を条件にしたという弁護士がいたのは、卑怯だゾ!(>_<))

けれど、うまそうな汁があると、悪い虫が寄ってくるもの。
ロシアンマフィアが組もうーなどとやってくるが
断ったために、モリーは、美しい顔をボコボコにされてしまう!(>_<)
ああ、やはり、こーゆー世界は怖いのよ……

そして、証券詐欺だの、ロシア関係だのの顧客のとばっちりで
モリーは、逮捕されてしまう。
モリーは、赤字補填のため、手数料を取ったことがありますが(違法賭博)
逮捕容疑は、スパイ容疑?だかなんだからしく
なんだかんだで、財産没収されたあげく、追徴金ありで
身ぐるみ剥がされた状態になってしまう……orz

↑ココは、世間のイメージ先行も、ありでしょう。
賭博で稼ぎまくったんだから、お金を取れるだけ取っても
同情の余地もないだろうーとの、やっかみ意識あるでしょ。

けれど、ここで観たモリーは、いわゆる浮ついた女ではない。(キッパリ☆)
司法の“言いがかり“で、身ぐるみ剥がされるのは、ヒドイ…

やっと見つけた弁護士の助言で、逆転も狙えそうになる。イイぞ!
弁護士は、無罪になるために
彼女が守秘する情報を出せ、と言うが、そのあとがいい。

▽要反転▽

モリーは、個人情報の漏洩を頑なに拒んだ。
自分の裁判のためなのに?  
自分に有利になっても、顧客を売ることは絶対にしないというモリー。
これが、仁義というものでしょ。(人の道と言う意味です)
自分に有利にならないからと、人の顔を殴りに来るような輩に
賭博してほしくないわ……

そして、そんなモリーに判決を下した裁判官が、ナイスガイ!
違法賭博のモリーに対し、ウオール街では
もっとヤバいことしてるのが、野放しになっているのだから
モリーの罪は、微々たるものだーと言ってくれる。
大岡裁きのような裁判官さん、素晴らしい!(*^^)v

一方、賭博でもうけたやっかみについては
確かに、大金スって、人生失いかけた顧客もいますが(汗)
ソコは、大人の遊技場。自己責任ですし……(汗)
決して、モリーが、御大尽の殿方を、ギャフンと言わそうとしたわけでは…

そこに、モリーのパパ登場。
パパは、小さい頃から、文武両道のキビシイ教育パパ。
パパからの“抑圧“が、
モリーを、男相手の賭博稼業に向けたと、分析するが……
心理分析のプロならば、もっともっと前に
少女モリーへの心理的影響について、考察しておいてほしかったョ……

▽▽▽
▼▼▼

そんなこんなで、モリーの裁判が終わった。

そして映った、スキー大会で転倒した、若きモリーの姿がイイ☆
皆が心配する中、立ち上がるモリー。
そうやって、立ち上がってきたんだね、モリー。
そして、これからも、強く、美しく、たくましく、しなやかに
立ち上がって、歩いていくんだね。

やっぱり、憧れちゃうナ~(^_-)-☆


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『家族はつらいよ2』★平田お爺さんがらみのドタバタまた観たくて

171079_1.jpg

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/171079/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

橋爪功さんのクセのあるお爺さんが、ミソ☆
(「いじわるばあさん」のじいさん版みたいな)

劇場で見逃していたので、やっと鑑賞。
前作は、平田家の熟年離婚騒動でした。
https://blogs.yahoo.co.jp/yutake2415/42696245.html

今回のドタバタは、平田お爺さんがらみ。
1. 高齢者の運転免許証の返納について
2. 独居老人の死について

▼~▼ ネタバレついでにほぼ雑談です。
▼▼▼

1.

高齢ドライバーと言えば、姑です。
姑は、今年の免許更新を、最後にしようと決めました。

先日、姑は、黄色信号で左折したときに
捕まってしまいました……orz
黄色で?赤で通過する車もいるのに?
姑は、反論したそうですが
呆け老人と思われたんだろう…と落胆していました。

認知症のテストを受けた結果は
優良可の“優”。
姑は、喜んでいました。私も
「もし、お義母さんを、呆け扱いする人がいたら
コレが目にはいらぬか!と言って、「優」を見せてあげたらいいですよ。
控えおろう!って」(笑)と、励ましました。

実は20年くらい前、敷地内で、私の車を姑が運転中
アクセルとブレーキを踏み間違えて(滝汗)
私の車が、お釈迦になったことあり…(汗)
最後の免許更新。
くれぐれも、安全運転・無事故でお願いしたいです。

劇中、橋爪お爺さんは、同乗の女将との話に夢中になって
追突事故を起こします。
そのとき、相手の“お兄さん“と、話をつけた女将の
人あしらいが、いい感じ。(^^♪

このお爺さんの運転をやめさせるための家族会議に
子供たちが実家に集まった日に、“事件“が起こりました。

お爺さんが、運転中、偶然見かけた交通整理の警備員が
高校時代の同級生:丸田さん。
仲間と同級会をした夜、丸田さんは平田家に泊まる。

2.

そんな丸田さんは、翌日、平田家で、死体となって発見されました。
ビックリでしょ?
集まった子供たちは、知らない人が死んでいるので、動転する。

前日、お爺さんは、呑みながら、丸田さんの身の上を聞いていた。
同級生(憧れの美人さん)と結婚したのに
事業の失敗で離婚し、娘にも会わず
今は、一人暮らしだと。

前作の熟年離婚問題もですが
今作でも、序盤、お爺さんは、息子たちとの“折り合い“に不満で
妻を連れて、別居したいなどとこぼす。
(妻には、家出するならお父さんだけでーと言われるが(^^♪)

誰かと暮らすということは、自分のペースではいられないので
面倒なもんですよね、はっきり言えば……汗
かりに、誰かが我慢すれば、一時はいいとして
我慢は、いつか大爆発するし……(>_<)

この家は崩壊しているーーとお爺さんは、大きな声で言いますが
ソレ、言える家族がいるうちは、崩壊してないですよ。(^^♪

部屋に、家族写真を飾っていた丸田さん。
妻には妻の理屈があって、娘にも会わせなかったのだろうけど
年老いた丸田さんには、その写真が置いてあるだけで
彼が、家族を恋しく思う気持ちが、切なく伝わってくる。

ブーブーと、家族を愚痴る平田お爺さんに、
「君は幸せだね」と言った丸田さんは
幸せがなんなのか、よくわかっていたと思うよ……

そして、最期の晩餐にしたいほど、大好きな銀杏を
平田さんらと
その夜たくさん食べて、丸田さんは、亡くなった。

もしかしたら、丸田さんは、アパートで誰にも気づかれずに
亡くなっていたかもしれないし、
“同窓会“もなければ、好物の銀杏も食べられなかったかもしれない。

平田家には、警察が来たり、ご近所が野次馬に来たりと
より騒がしい感じでしたが
丸田さんには、淋しくない野辺送り?で、よかったかもしれない。
丸田さんの火葬にも、平田家の面々が、
なんだかんだ言いながら、集まってくれたのもよかった。

棺に、銀杏を入れたら、パチパチはじけるとは思ったが…(^^♪
最後まで、にぎやかにやらかしてくれる家族でした。

で、お爺さんの免許の件は、またあとでーと言うことに(^^♪

▼▼▼

実生活に近いような話は、自分あるあるもありつつ
そうじゃないよね~の、もどかしさもあり
それなりに、ツッコみながら観るのが、面白いです。(^^)/


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映画『ワンダー 君は太陽』★彼を誰よりも好きな親友の存在がグッとくる


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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/175301/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・オギ―: 個性的な顔で生まれ、10歳で初めて学校へ
(顔は27回手術したと!)

他の人と違う顔を隠すため、憧れの宇宙飛行士のように
ヘルメットをかぶっていたオギ―。
今まで、母が、勉強を教えていたが、
10歳の新学期に、入学した。
両親は、心配を胸に秘め、明るく学校へ送り出す――

始め、私は、母親の気持ちで、観て(見守って)いました。
しかし、この作品は、そのような一人の視点でなく
オギ―が太陽なら、周りの惑星たちの視点でも、見せてくれたのがよかった。

オギ―が、いじめられずに学校に行ければいいナーと
まずは願いつつ、目標は、ソコじゃない。
初めて学校に行ったオギ―が、学校社会で、もまれるのは悲しいけれどorz
雨降って地固まるーという“格言“も、ありますゾ(^_-)-☆

▼~▼ ネタバレで雑談です。
▼▼▼

1. Vs.イジメ!

自分と違うと、人は、気になるのか、イジりたくなるものらしい。
オギ―がそれを、子供の“好奇心“と言ったのには、オッ!と思った。
冷静な分析デス。.

子供は正直?で、思ったことをズケズケ言うから、傷つく…orz
いや、表情や態度も正直?すぎて、傷つく…orz

けれど、イヤな時は、楽しい空想をして乗り切るというオギ―。
イイぞイイぞ!

勉強ができれば、イジメられないかと言えば
―出る杭は打たれるーこともあるからか、
父は、いいアドバイスをしていた。
授業中わかっても、挙手は、一回だけにしとけと。守りも万全☆

そんなオギ―の姿が、とにかく素敵☆
人との関係は、一日一日の積み重ね。
魅力のオーラがあふれ出れば、小さいコトは、その光に隠れてしまう。
人との関係は、うわべでなく、中身。中身に惹かれるんだ♪


2. オギ―の姉のこと

オギ―は、両親にも姉にも、温かく見守られている。
いわゆる物語なら、そのままでいい。けれど
本作は、とても現実的で、人間的♪

姉は、両親がオギ―ばかり気に掛けるのを、
実は、淋しく思っているとわかる。
自分は、オギ―という太陽を、回る惑星の1つではないと。

オギ―は、もちろんカワイイ弟で、
自分のことで、いっぱいいっぱいかもしれないけれど
姉に言われたことで、オギ―も、気づけたのはよかった。
気づき合いは、より深いつながりを、もたらしてくれるから。(^^)/


3. 親友ジャックのこと☆ ←彼の存在が最高!\(^o^)/

始め、ジャックは、校長に言われて“友達”になったが
ミニ試験のとき、オギ―が、カンニングさせてくれたことで(汗)
親しくなる。

―正しいかどうかでなく、友達になれる方法を選ぶー (格言?(^^♪)
こういっちゃナンですが、人は、自分に損させる人には近づきませんョ。
ジャックは、次には、“恩“で、オギ―と近しくなります。
これはきっかけ。これだけで終わらないのが、オギ―☆

賢くて、一緒にいて楽しい奴!とジャックは感じていく。
そして、イイことを言ってくれる。
~~☆顔なんて、すぐに慣れる☆~~
私も同感デス♪(^^)/
人は、中身に、惹かれるんですよ。

(前にも言いましたが、私が昔好きになった人は
“ルックスに邪魔されない人“でした。
イケメンでないのが、むしろ魅力☆(^^)/)


学校中の誰よりも、オギ―を選ぶほど大好きで
イジメっ子の前では、心にもないことを言ってしまったジャック。
それを、オギ―が聞いてしまい、二人の間に亀裂が……orz

ああ、関係修復してほしいナ~
ジャックは、オギ―の悪口を言う奴を、
退学覚悟で、ブン殴りもした、本当の親友だもの。

そうこうして、校外学習(合宿)。
ここでの一波乱も、熱くて爽やかなのがイイ☆

▼▼▼

ハンディある少年が、何かを乗り越えましたーということですが
彼だけに光が当たった話ではないのが、とてもよかった。

自分の人生は、自分が主人公かもしれないけれど
家庭から学校に飛び出した“人間社会“は
皆、それぞれの人生を持つ人たちの世界。

彼の見た目のハンディを受け入れてほしいーと最初は願ったけれど
実は、そうでなかったらしい。
むしろ、ハンディという意識など取っ払って、(受け入れて頂くのではなく)
それぞれ個性ある人同士、同じ土俵で、中身で付き合いたいゾ!と思うのです。

それが、本当に存在する世界が、WONDERなのかもナ……
などとも思ったり……(^^)/

PS:いじめっ子の親の、オギ―への言い草には、
「ス〇ッとジャパン」で成敗してほしいような…(^^♪


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映画『空飛ぶタイヤ』★最後に正義と良心が勝つ!爽快感と安堵(^^♪

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/172700/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

・原作: 池井戸潤
・運送会社社長(赤松):長瀬智也
・ホープ自動車課長(沢田):ディーン・フジオカ☆


“三菱リコール隠し”が、元だそうです。
あの事件では、脱輪した大きなタイヤに、轢かれる恐怖と不幸が
私も始めは、運転していたドライバーに責任がある、と思い込みました。
しかし、その後、ドライバーや運送会社ではなく
車両に問題のあることが発覚し、衝撃を受けた覚えがあります。
ドライバーさんも、被害者で、大変だったんだろうなと……

死者を出した事故を、起こしてしまった運送会社社長が
事故の原因・真実を明らかにしようと奮闘する姿には
エールを送るばかりでした。

見ごたえあって、良かったと思います。(^^)/

▼~▼ ネタバレ雑談です。
▼▼▼

1. 遺族のこと

事故は、本当に悲しい…
一瞬で、多くの人の幸せを奪う。
自動車は走る凶器―ともいうけれど
営業・経営のことよりも、完璧な安全と良心で、
関わってほしいと、願うばかり。

当事者となった運送会社は、整備不良はないし
自社には非がないーということを、訴えていましたが
そのことが、かえって
遺族には、反省と誠意がないーと受け止められてしまうのが
なんとももどかしく、悲しい。

遺族が、怒りと悲しみから、赤松を罵るシーンがある。
悲しみのやり場のなさは、よくわかる。でもでも
赤松も悪くないんだ!
ワルモノは、ほかにいるんだ!と……

だから、すべて真実がわかったときの、遺族の赤松への対応には
本当に、うれしかった。


2.大手企業の沢田☆

自社のトラックに問題はない、との確信で
当初は、赤松に対してケンもホロロだった、販売部の沢田。
自分が、責任をもって働いている自社に
間違いはない、と思うのも当然でしょう。

けれど、自社には、隠蔽?しているコトがあることに気づく。
“リコール隠し“を黙っているほうが、利口?事なかれ?( 一一)
でも、人には、良心があるから……

死者も出た事件では、もはや、“リコール隠し”では済まないでしょう。
沢田は、内部告発へと動く。
(よかった!ディーンさんには、そうでなきゃ!(^^)/)


3.ホープレスなホープ自動車( 一一)

会社が、利益のために、“リコール隠し”をしたのなら
その不具合を、きっちり解決しなきゃダメでしょ?
隠すだけで、放置するのは、バ〇ですよ。
再発するじゃん。そしたら、また隠すのか?
この会社は、そのバ〇をやってたんですよ。

それで、あちこちで、事故が起こっていることがわかってくる。
赤松が、1社1社訪ねて確認するの、ホント、お疲れ様です。
事故のたびに、整備不良だの何だのと、
運転側に、罪を押し付けてきたホープ“レス”自動車…( 一一)

人は、罰っせられなければ、改善できないのか……orz


4.大手サマサマ

今は、マスコミやネットだのがあるので
そこで、暴露したらどうか?と思うもので
雑誌に、〇〇砲をドカンッ!と出すはずが
相手が大手企業なので、記事は、ボツになってしまう……orz
広告収入がらみの、利害関係で……

本作がドラマになるときも、スポンサーがらみで、地上波ではムリだったそうで
世の中は、長いモノに巻かれていることに、気づかされる…orz

世の中は、やはり、大手のもつ、大金で動くのか…orz
良心や正義すら、その手の上で、転がされているのか…orz


5.人間だもの(^_-)-☆

けれど
沢田のように、ほかにも、黙ってはいられない者がいた!

高橋一生さん演じる、系列銀行員は、
系列のホープ自動車でも、なあなあでなく、きっちり“調査“の手をゆるめない。
高橋さんは、物腰柔らかいのに、ヤワでなく
何があっても折れない、“コシ”の強さが良い☆

トドメは、“リコール隠し“の”隠し玉”を、公表してくれた社員☆
ココまで、漕ぎつけられた経緯も、
ナイスプレーで、感動する。.

会社の利益にならないことは、社員なら、したくないでしょう…
けれど、“リコール隠し“で、死者まで出ては……orz
命を奪うことの、重大さと悲惨さと、不幸の拡大は
他人ごとにしては、いけないんです!(キッパリ☆)
良心失くしては、人間ではないもの……


▼▼▼

世の中に、“絶対“はないーと言われます。
絶対に間違いがないーことはムリだとしても
“間違い“を、あらたむるに憚ることなかれーでしょう。

真相が明らかになって、良かった!と思う爽快感が
実生活でも、誠意ある仕事しよ!となると、いいかも…(^_-)-☆


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映画『Vision』★森で見て感じるのは普遍的な幻のような



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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/174049/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。(↓敬称略)

・ジュリエット・ビノシュ☆  ←目当て☆
・永瀬正敏 : 山の守り人
・岩田剛典☆        ←実は目当て(^^♪
・夏木マリ ・田中泯  ~鑑賞意欲高まる♪

ビノシュは、ひとくせある女性を演じることが多いので
気になっていました。
Visionなる薬草を捜して、奈良の森に来たフランス女性―
ということですが、見つかるまでの過程だけで、済むはずがありません。
彼女は、林業を営む男の元に滞在する――
ということですが、民宿もどきだけで、済むはずもないでしょ。(オット!)

いかようにも、解釈していいようですが(滝汗)
端的には、アレ(※)しかわからん……(>_<)

ただ、森の木々のざわめきを聞くうちに
時間の感覚は、どうでもよくなる………
そして、奇跡が起こるなら
つじつま合わせは、どうでもよくなる……
いや、高まって上ずっていく感覚の先に、奇跡があるのなら
ムチャクチャな飛躍こそ、あってしかるべきでしょ。(たぶん…)

▼~▼ ネタバレ&煮え切らない雑談です。(違うときスミマセン)
▼▼▼

1.あなたは独りじゃない

都会に疲れた男(=永瀬)は、森で林業を営む。
都会では、時間に追われた生活をしていたのか
彼は、この森では、自分の時間を生きられるようー
“独り”暮らしをしているが、夏木マリさんとは茶飲み友達?のようで
ワンちゃんもいる。
“独り“に慣れた、と言っても、そこそこ、淋しさは紛れそう。

けれどそこに、ビノシュの出現が、効いてくる。
彼は、五感を刺激するものがあれば、孤独は感じないーかのようですが
彼女は、個々で享受するのではなく、ソレを分かち合いたいのだーと言う。
確かに!
同じ場に居ながら、それぞれ好きなことを、マイペースにするのも
楽しいことかもしれないけれど、
あなたと同じことを共有するほうが、もっと喜ばしいことかも、と思う。

ソレを体現するように、彼女は、男にキスをし、二人は結ばれる。
↑実際には安直っぽい行動だが、“例え“なのかな…

端折ってもっと言えば、この世の流れの中において
あなたは独りの存在ではないーという、壮大な体現なのかも…


2.つながっていく命

冒頭は、猟師の田中泯さん。
猟を通して“命“のコトが、そこにあることを、鋭く伝える。

災難があろうとなかろうと、生き物は、いつか命尽きるが
新たな命も、生み出される。

突如、現れる青年は、森で倒れていた。(岩田さん)
(彼はまるで、銃で撃たれた小鹿の化身?のように登場。
また、「僕を拾ってください」とでも言いそうな感じが…(^^♪)

この青年は、どこから来たのか?
いや、それよりも大事なことが――

めんどうなので、▽要反転▽(^^♪

岩田は、ビノシュがかつて、この地で産み落とした子供だった。
地元の青年と恋に落ち、その彼は、猟師に誤射されていた。
夏木さんが、その子を、亡き父親の実家に置いてきた――

その記憶のためか、ビノシュが永瀬と結ばれたシーンでは
彼氏=森山未来の面影がちらつく。

なんとなく、時間のつじつまも合いそうで(※)
そーゆーことかーと、わかった気になりますが(^^♪
そーでもなさそうなムードは、漂います……
これは、この親子だけのことではなさそうで

▽▽▽
なんだか、普遍的な出来事のようなムードが、ムンムンなの…


3.1000℃の炎がpain(痛み)を消す  Vision?

そういえば、アレもコレも、すべてが普遍的な感じです。
前後のつじつまを合わせられないのは、ソレだからか…?

1000年(997年)に一度、起こることーというのも
忘れた頃にくり返されることーということでしょうか?

「1000℃の炎がpain(痛み)を消す」

ソノ木の前で、夏木マリが踊り、
時空を越えて、森山未来も踊る――すると
枯れたようなソノ木は発火し、周りを火に包んだかと思いきや
すぐに、鎮火していく光景あり。

それを見るビノシュは、なぜか、それを知っていて(遺伝子レベルで記憶?)
炎上には動ぜず、その後に訪れる浄化に期待していた。
破壊と創造は、相反しながら存在するーと言いますが
生と死は、まさにそれか?

なんだか私には、それ以上のつじつま合わせはムリで( 一一)
人の手の及ばぬ、“山の神の手“を借りた”奇跡のたまもの”を
感じることにしようっと―――

▼▼▼

普段は入らない、森へと入っていくと、
木々のせいなのか、空気のせいなのか
心が洗われるようでいて、恐ろしい気配を感じることがあります。
(熊が出るのとは別に(^^♪)

あの、説明できない不思議な感覚を、
映像化した作品のような印象をもちました。
各自、ご堪能召され!(^_-)-☆


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映画『万引き家族』★外からのチラ見ではわからない彼らの“想い“


175034_1.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/175034/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

監督・脚本: 是枝裕和

希林さん、リリーさん、サクラさん…etc.、出演者を見ても
絶対見たいと思っていました!
これまでの“家族作品”における、是枝監督の印象は
家族の日常を、どこか、ほっこり見せておきながら
終盤、グサッと突いてくる……

この家族は、“おばあちゃん“の家に居候する、ニセ家族。
仕事はしているけれど、足りない分は、万引きで賄う。
~万引きは悪いが、本物の家族より温かい家族です~
などという話では、もちろんなく (^^♪
終盤の”崩れ方”で感じた、“認識のズレ“が、
私には、1つの発見でありました☆


▼~▼ ネタバレ雑談です。(違うときスミマセン)
▼▼▼

《家族構成》 おばあちゃん・父・母・長女(姉)・長男(弟)・妹
あるとき、“父“は、虐待されている少女を連れてきて
一緒に、暮らし始める。(←妹)

▽▽要反転(ネタバレ)


“父”から教わった万引きを、“妹”に教える“長男“。
万引きを通して、家族の絆がありそうなんだけど
父と自分の間に、“妹”が入ってほしくないとも、感じはじめる。
ある日、長男は派手な(!)万引きが見つかり
逃げる途中、負傷し、入院することに。

それがきっかけで、“妹“は、実親の元に返され
彼らの実態が、明かされていく。
“長男”の入院中、発覚を恐れた家族たちは、一時、失踪を企てるが失敗。
“長男“の、知るところとなる。

おばあちゃんになついている“長女“は、実は
おばあちゃんの夫が、再婚した女の孫だった。
おばあちゃんは、元夫の月命日には、その家にお参りし
お金を、もらっていた。
子や孫に罪はないとしても、おばあちゃんには
家庭の幸せを、壊された象徴だったかも……
(希林さんは、その辺の風情が、ニクイほど素晴らしい!)

~略~

おばあちゃんの死後、自宅に遺体を埋めて
年金をもらい続けた“家族”たちだったが
刑事が指摘したような真相が、印象とのズレを意識させるもので
そうじゃないよと、歯がゆく思いながらも、とても興味深い。

・長男が入院中、失踪を企んだ家族は所詮、他人だから?
:失踪は、発覚・逮捕を恐れての自然な行動でもある。(汗)
しかし、入院中なら食事は困らないことと、これを機に
“長男“を、就学や普通の生活に(福祉で)戻したいキッカケに期待した
というのもあると思う…

(“長男”の始まりは、パチンコ屋の車内から、“母“が連れ出したときらしい
連れ去ったのは、誘拐かもしれないが
置き去りの車内ならば、“救出“の感覚があったはず。
放置する親より、子供を抱きしめてきたこの“母”には、母を感じる。
無責任だとは思うが、実母であっても、無責任な愛を向けることもあるし…( 一一)

・おばあちゃんは、“長女“の親から、お金をもらっていた。
:“長女”の実親は、娘が、おばあちゃんの家に居ることを知らない。
おばあちゃんが、元夫の再婚宅に焼香に行ったのは、集金(だけ)でなく
腹いせでしょ。年金も慰謝料と言っていたが、それじゃ安いから。(汗)
長女の親は、実母の不倫で、おばあちゃんを不幸にさせてしまった咎めから
お金を渡しただけで、おばあちゃんは、“長女”を食い物にしたわけではない。

・“長男“が万引きで捕まったのは、しくじったから?
:実は、“長男”は自分から捕まった。その前
お見通しだった小売店のお爺さんに、“妹”に万引きさせるな、と諭されていた。
“妹”が万引きしそうなのを、気をそらせるべく、派手な行動をとった“兄“。
おばあちゃん亡き後、あの“家族“の将来への不安は、子供心にも感じていたかも。
“兄”として、自分以上に、“妹“のことを思いやった兄が、健気だ。
刑事には、この子の、人としての強い思いやりは、わからないかもね…


▽▽

いや、人は、中からしっかり見ているか、外からのチラ見かで
見るもの感じるものが、まったく違うのだ、と痛感する。

お金に関しては、確かに、
金の切れ目が縁の切れ目、ということもあるが(汗)
優しさや思いやりがなければ、同居生活を楽しみ、営むことはできない。
所詮は他人だ―というのは、まさに、他人の見方でしかない。

▼▼▼

個性豊かで、人生の汗や垢がにじみ出るような俳優たちの
エピソードは、1つ1つ思うこところあって、話しきれません。

個人的には、池松壮亮さんのシーンが少ないのは、残念ですが
〇〇さんの膝の上で、
人生の酸いを、じわじわ放ってくれています。(^_-)-☆


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映画『OVER DRIVE』★「すぐに直してやるから」の兄と真剣佑の瞳(^_-)-☆


173631_2.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/173631/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。原作未読です。

・兄(メカニック): 東出昌大☆
・弟(ドライバー): 新田真剣佑☆


カー&スピード系は、絶対、劇場で!というのと
予告編で、「怖いと思った瞬間、負けなんだよ!」と言い放った
真剣佑さんの“挑発“に、ノセラレテ、気になっていました。(^^♪

世界選手権に出場するために、シリーズ優勝を狙う弟。
“速さ“へのこだわりは、当然と思いますが
弟の貪欲さには、すさまじすぎるものが――
ナビからは、痛々しいーなどと言われ
何より、真剣佑さんの眼差し、イッチャッテます…
(そこが、いいんだけどね。(^^♪)

実は、弟が、あそこまで“勝ち“にこだわるのには、わけがあった!
その理由がわかり、ココゾの勝負で見せた
真剣佑さんの表情は、ソレまでと違って、優しくて切なくて
ギャップ萌えですよ……(^^♪


▼~▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

土けむりをあげながら、各地を転戦。
効果的なBGMもあって、“走り“を盛り上げてくれますが
公道を突っ走るのは、大変だナ~と。
道はあれども、道なき道のよう……
下手したら、田んぼに突っ込みそう……(汗)

兄は、抑えて走ることも、弟に助言するが
弟は、頭ん中からふかしてて、湯気が出てる感じ。
お目目もアクセルも、全開バリバリ……

「怖いと思ったら負け」~憑りつかれたようになっていて
兄弟同士で、衝突するだけでなく
弟は、他人とも、大人げなく、衝突してしまう……orz

そんな兄弟の子供時代のシーンが、冒頭から、
断片的に、挿入されるのがいい。
自転車で、速さを競い合っていたのは、わかりやすく、絆を感じる。

そして、少年たちには、女の子の友人も!(^_-)-☆

熱い男のドラマが、男だけの男臭い話でもいいのですが
女の子がキーになっているのが、個人的には、好き☆

勝つことにこだわっていたのは、この女の子のため。
兄を好きな女の子に、告白してフラれたけれど
一応のけじめはつけたと、弟は思っている。
なのに、留学する前の彼女に、告白しなかった兄を
勝負から逃げたと思っている弟。
けれど、彼女が留学するきっかけを作ったのは、弟。
彼は、彼女に、兄には別に好きな人がいるーとウソをついたから。
そして、留学先で事故死してしまったのだ………
やりきれないよね……

そして、彼女の死後に届いた、クリスマスカードに
弟が、世界一になることを期待したメッセージあった。
大好きな彼女への“約束”として、弟には、
どうしても、果たさなければならないことだったのだ。
だから、性格悪い感じでも(汗)、こだわっていたんだね…

なのに、弟の車は、海に転落してしまい、リタイアの危機に!(>_<)

しかし、ココで、兄登場!\(^o^)/
兄は、子供の頃、無茶な走りで壊していた、弟の自転車を
直してあげていた、という。
兄は、水中から引き揚げたマシンを、一晩で直して
明朝には、再びスタートさせるのだ!と意気込む。

以前なら、ムリなものはムリで、リタイアを勧めていたかもしれない兄が
今回は、メカニック魂全開で壊れる寸前のような、ムチャがイイ☆
「すぐに直してやるから!」
お兄ちゃんは、昔も今も、あのときと変わらないー
このノスタルジックな熱さが、すごくしみ込んできて、いいんですよ……

そのときの、弟=真剣佑の瞳を見よ!
今まで、美しくも、闘志をギラギラさせ
目の中で、炎がメラメラ燃えていたような瞳が
すごくすごく、優しかったんだナ……
いい目だ……ステキです。(^^)/

“直した”マシンで、走り切れるのか?
勝利を飾れるのか!乞うご期待!(^^)/

ところで、ラリーに命を燃やす兄弟とは対照的に
ラリーに、さほど興味ないけれど、“人事“の都合で
関わることになった、若い男女のエピソードあり。
仕事上は、彼らのような場合が、ほとんどかもしれません。
予定外の道でも、(それこそラリーの道のようでも)
うまくハンドル切って、前に進もう!というコトでいいですか?(^^♪

▼▼▼

カー&スピード作品を見たあとは、爽快感で
アクセル全開で、帰りたくなってしまう。♪
でも、安全運転でネ(^_-)-☆


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