映画『華氏119』★トランプ大統領誕生の前から崩れていったこと(>_<)

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/176891/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
原題: FAHRENHEIT 11/9 ←トランプが大統領になった日
監督: マイケル・ムーア
前作『華氏911』では、
9・11のテロ後の問題を考えるのが目的―だったそうですが
本作は、
11・9のトランプ大統領選出以前から潜んでいた問題について
見せていました。
政治の素人と言われたトランプ氏が、大統領になるなんて
ジョークのように感じていた人は、少なからずいたと思うーところ
ムーア監督は、トランプ氏がなるべくして、大統領になっていった背景を
“事実”と、それに対する“”人心“をもって
見せていました。
絶望していった人たちの表情や眼差し――は、刺さる。
で、コレは、他人事じゃない…………
うかうかしている間に、足元が崩れるか、燃えるかして
身動きできなくなって、
先に、上に立った人のいいようにされるほか、なくなっていくんだ…(汗)
見るべし!(考えなくていい)感じるべし!懲りるべし!(>_<)
▼~▼内容にふれて雑談です。(政治発言には気を遣いつつ(^^)/)
▼▼▼
・共和党: トランプ氏
・民主党: ヒラリー・クリントン氏
民主党の代表選考が、そもそもバツ。(>_<)
バーニー・サンダース氏が、ほぼリードしていたのに
“特別代議士“の票が生かされ、ヒラリーを代表にした。
“一般“支持者は、民主党に失望してしまう…
(ヒラリーに勝ってほしい“大物”には触れていない)
酷かったのは、ミシガン州フリント市(の水の)ことー
利益を優先する知事の下、きれいな湖からの取水でなく
川からの取水に切り替えた結果、水道水が訛りで汚染される!
(川の汚れでなく、水道管が鉛管により)
住民が病気になり、水質検査するも
ウソの報告で、“基準以下“で問題ナシとされる。
黒人の多い町―ということですが
人権無視のムードあり……
希望は、オバマ大統領の視察でしたが
丸め込まれたのか、その水を飲むアピールして「OK」と
太鼓判まで、押してしまった!!!(>_<)
失望する市民たち…orz
ソレは、オバマ:民主党への失意に変わったか……
日本にいて、私の隣近所には
食うや食わずのような人は、いません……
(ホームレスの方はいた)
格差と言いますが、日本はいいほうだと、私は思っています。
アメリカは、先進国――と言っても
結果の平等社会ではないからなのか
ウエストヴァージニア州の例では
子供の養育環境は、アフガニスタンやイラクよりひどいーと
述べた人もいた。
教職員がストライキをするのも、ぎりぎりの生活のためらしい……
富めるものは益々富みーというのが、資本主義なのでしょうが
命に関れば、そこから救ってくれる政治を望むものです。
端的に言えば、ソレを、民主党に託していたが
託せるものでもなかったーという印象。
かといって、共和党に???
選挙の二者択一は
腐ったリンゴかカビの生えたミカンかーとの例えもあるようですが
どっちも選びたくない無投票層が、“最大派閥“となる現状……
政治の表舞台には立てないと、言いなり・なりゆきにならざるを得なくて
先のフリント市は、オバマ氏が帰ったあと
軍事演習の名の下、市街地を攻撃されたそうです……orz
(文句を言ったら殺すと?)
テロは、外国の“敵”に対するものとは限らず
国民・市民へも向けられるーとの教訓あり……
されど、“最大派閥の多数“には、デモという手はある。
何かしら、声をあげて、主張を訴えないと
同じ考えの人にも届かないし、為政者にも届かない。
(痛くもかゆくも、ないかもしれないが……)
自分勝手な考えを言おう、と言うつもりではない。
ただ、生活・命を脅かすのは、やめてほしいということ。
例えば、差別をやめようーというのは、
尊厳として大事なことだけど、それ以前に
安全や命の確保―という点で、必要なこと。
排除の延長上に、ホロコーストがあるように……
▼▼▼
TVや新聞が伝えないニュースは
ネットで、“暴露“される世の中なので
以前よりは、裏の裏が、暴かれているのかもしれません。
本作は、ムーア監督の視点で
“民主主義の危機“のモロモロの先に、
トランプ大統領誕生があったと、受け止めました。
ちなみに、この先、日本も知らないうちに
どう、転んでいくのでしょう………….
Yahooブログ→コチラ

にほんブログ村

にほんブログ村

