映画『川の底からこんにちは』★満島さんの“しょーもなさ“とフッ切る”絶叫“の妙☆

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/153768/
↑あらすじ・配役はこちらを参照してください
・佐和子: 満島ひかり☆
OLの佐和子は、父が入院したので、帰郷。
家業のしじみ工場を、継ぐことになる――
しじみのパック詰めに、既視感…(^^♪
観たことあったのに、忘れていたので
備忘録となります。(^^)/
満島さんは、“諦め”と“ヤル気”の“ネガポジバランス”が、
絶妙で好き!
トゲのある突き放しもあるが、ちゃんと拾う…(^^)/
「しょーがない」けど「がんばる」
「しょーがない」から「がんばる」
“しょーがなさ“を、うるさいほど、吐き出してくれるが(^^♪
“がんばる“に、すごく力を感じられるのが、イイ☆
▼~▼内容より雑談です。(^^)/
▼▼▼
元上司の彼氏が、退職し、
佐和子と結婚する前提で
しじみ工場を継ぐつもりで、子連れで、ついてくるが――
“エコ好き“なので、田舎の工場生活も、やっていけるとフンでいた。
だが、佐和子には、まんまと見抜かれる。
会社での失敗からの“逃げ“だと。
(エコを理由にするのは、地球に失礼だ!とも)
佐和子の実家である、社長家族に収まれば、
わりと楽に生きていける、と思ったんじゃない?( 一一)
ワケアリの佐和子は、はじめは
経営難の工場を、継ぐつもりはなく
父の入院で、とりあえず、帰郷しただけだったから
自分の人生の“ノリ“で、行動する彼氏に、憤る。
そこで、佐和子に言った彼氏の言葉。
「俺の事、好きなの?嫌いなの?」
↑コレ、個人的に“核心“です。(^^)/
愛し合う恋人同士は、私の理想で~す。(^^)/
好きだから、なんでも喜んでするし
なんでも、耐えられる――と言うのが……
けれど、現実は、生活に追われるんです…orz
時間的にも、経済的にも…orz
肉体は、愛のためだけに、使えるわけじゃなし(汗)
精神的にも、疲れ果てると、思考停止にもなる……
苛立ちや、怒りも湧き上がれば、ふと、涙が出ることも…orz
“好き“と言う感情は、意識のどこかに、イッチャう…
そんなときに、好きか嫌いか、聞くってか?( 一一)
好きーと言わせて、言いなりにしようってか?(>_<)
生活に追われて、好きとか嫌いとかー感じる間もないのに。(>_<)
↑佐和子そっちのけで、個人的に、怒ってマス。(汗)
(コレはあとで、
「好きとか嫌いとかいう前に、やることがあるでしょ!」と
佐和子のソーカツあり)
佐和子が、“しょーもない“と感じ、5年間、帰郷できなかったのは
男と駆け落ちして上京したあげく、捨てられたから。
(個人的には、どーってコトないレベルかと…(^^)/)
けれど、“田舎”だと、そのような醜聞は、ダメなのね…orz
従業員も、(自分の事は棚に上げて)冷ややか…
彼氏は、佐和子の駆け落ちを知り、ショックを受け
動揺の延長で、若い従業員の“誘い“で
二人で、東京に行ってしまう。
(イケてる上司の自分だけに夢中なOL-との思い込みか?)
置いてけぼりの娘(カヨコ)と、佐和子の関係描写がよい☆
佐和子も、母を亡くしていて
“新しいお母さん”というものに、複雑な思いを抱えていた。
佐和子の場合は、カヨコの母というより、
“女同士”と言う感じあり。
「アンタも、大した子供じゃないんだから、がんばれ!」
子供に、こんな励ましアリ??(^^♪
でも、保育園に通わせてあげて、送り迎えして
生活の面倒を看る――行動に、愛情があふれている佐和子。
なつくよね☆
結局、彼氏は、戻ってくる。
生活する場は、佐和子の家しかないのが、現実。
それは、折しも、佐和子の父の葬儀のとき。
父の遺言で、川に、遺骨を撒こうとしたとき。
好きか嫌いかーなら、好きなんだ…
彼氏がいなくなったとき、寂しかった自分がイヤだった、と叫びながら
父の遺骨を、彼氏にぶつけた佐和子。
それから、佐和子は、自分の“しょーもなさ“への
怒りともどかしさを、彼氏に、遺骨と一緒にぶつけ、叫んだ!!!!
そうやって
叫び、吐き出すうちに
おのずと、納得する“答え“が、出てくるんですね…
「しょーがないから、明日もがんばるね」
▼▼▼
ラストシーンの佐和子の絶叫は、しょーもなくなかった。(^^)/
川の底ならぬ、心の底では
愛を、乞うているんだナ…
誰もがナ……
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