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映画『月に囚われた男』★月での単身赴任がなにかとキツイ件

153274_1.jpg

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/153274/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

月の裏側で、エネルギーとなる石「ヘリウム3」を採掘し
地球に輸送する、ルナ産業。
従事するのは、3年契約の男性:サム、ただ1人。
妻子を地球に残しての単身赴任だが
任務終了まで、あと2週間となった。
もしかして
トラブルで、還れなくなった???
―――と思いきや…….

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

3年間の単身赴任とのこと。
ご苦労さまです。
3年仕事して、帰るだけでしょ?と思いそうですが(汗)
チッチッチ
仕事は、大変ですよね。(^^)/

ましてや、ココは、月の裏側!
ロボット:ガーティが世話をやいてくれますが
所詮、ロボットだし……( 一一)
基地内と作業機械の中だけで3年は、キツイよ……

人間関係で、メンタルやられる場合もありますが
誰もいなくても、キツイ…orz
ロボットは、人間とは違う……
月の裏側で、ケガや急病になったらどうするんだろ……
地球から離れるなんて、恐ろしくて、ムリ……orz
サム、地球のエネルギーのために
お仕事とはいえ、ホント、ご苦労さまです!

そんなとき、サムは、採掘場で事故に遭ってしまった!(>_<)

気づいたら、基地内で、手当てされていたサム。
ガーティが、ナントカしてくれたのかな……
ともあれ、無事でよかったよかった!
――と思ったら、ナント!(>_<)

▽要反転▽ ネタバレ!  
▽▽▽

基地内にいたのは、実は、無傷の“サム2”。
サム2は、基地の外に出て、負傷したサムを発見し
基地に連れてきた。

ガーティの説明では、サムのクローンが、基地内に多数いて
3年ごとに、入れ替えていたという。
オリジナルの地球の記憶を、移植しているので
同じ家族の記憶を、持っていた。

“同じ記憶“のせいで、サムが、妻との記憶を思い出すのが
切ない…。
家族を恋しく思い、家に帰りたいと願うのは、自然なコト。
家族を励みに、仕事を、頑張れていたようなもの。

ルナ産業は、“危険な月作業“を
”生身の人間“にさせるリスクを、懸念して
クローンの使い捨てにしたのか???

人間と同じように、器用に、働いてくれて
かつ、アイデンティティを無視できる――
ということで、クローンは便利???(汗)

↑バカにしてますよね…( 一一)
オリジナルには、人格はあっても
クローンには認めないなんて、オカシイ…
人格も、コピーしてるっつーの。(T_T)
オリジナルの予備でも、代わりでもないっつーの……

事故車の修理のため、地球から救助隊が来るという。
そのとき、事故車に、サムの遺体がなければ
サムもサム2も殺される、と察したサム2は
別のクローンを殺して、事故現場に置き
帰還を夢見ていたサムを、地球に“還そう“と試みる。

↑クローン同士でも、境遇が違うと、思い入れも異なるのが
興味深い。
サム2の提案に、1度は、サムも同意するが
死期を悟ったサムは、自分を、事故現場に置いてくれと頼んだ。
別のクローンを殺すなんて、自分たちにはできないことだと言う。
(自分のことは、自分がよくわかっている)
そして、サムの代わりに、地球への帰還を試みたサム2!

サム2が、月を出発する直前の行動に、ドキドキワクワク!
基地での記録を消すために、ガーティの再起動を、時間設定し
クローンたちを、月に孤立させていた“妨害電波塔”を
壊すように、作業車の軌道を変えた。

無事、地球に“帰還“したサム2は、
ルナ産業の実情を、暴露した!


▽▽▽
▼▼▼

これは、月の裏側でのお仕事ですが
日々、がんばってお仕事されている一人一人のおかげで
世の中が、成り立っているんだナ~と
年々、身に染みて、感じております。
本当に、お疲れ様です!(^^)/


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『若い人』★小百合さんの美しい若さの魅力は無敵!(^^)/

キャプチャ326

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/12827/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
原作:石坂洋次郎    (原作とは違う部分もあり)

・間崎(数学の教師): 石原裕次郎☆
・恵子(生徒): 吉永小百合☆


生徒と教師のラブ?では、ありますが
女教師:橋本との三角関係?もありつつ
小百合さんの純潔さは、保たれ
気丈な中にも、フッと見せる弱さで
タフガイ:裕さんを翻弄する、魔性の美少女ぶりが
魅力の作品かと思います。(*^^)v

▼~▼ネタバレして.雑談です。
▼▼▼

若い教師:間崎が、女学生にモテモテなのは
女子高にありがち。(^^♪
若い乙女の園なので
男子欠乏症を、手頃なところで(汗)、埋めるなら
若い男性教師が、恋のターゲットになるのも、やむなし。
あるいは
女子に、恋心をぶつけることも、多々あり。
(三角関係もあり……)

恵子は、自分が、私生児であることと
男を頼って生きざる得ない母に対して
感謝と嫌悪?を抱いているような
複雑な心モチであることを、作文に書いた。
その文中には、父の存在を求めているようで
生身の男(父)を欲しているふうを悟った橋本先生は
対象だとにらんだ、間崎に、恵子の作文を見せた。
(↑しれっとエグい…….)

↑橋本も、間崎が好きなのに
恵子の胸中を、わざわざ、間崎に知らせた。
生徒を案じる教師の鑑?と思う一方
自分の色恋より、教職を重んじている
素晴らしい自分をアピールしているーとも思えるのは、うがってるかナ……

恵子は、“はねっかえり“で、
間崎にも、堂堂と、相対し、引くことはしない。
(↑カワイイ子は、可憐よりも、強いほうが、ギャップの魅力あるかも。
手をやく存在が、気になる存在になる♪)

間崎に、反発したと思ったら
母親と一緒に、間崎の自宅に押しかけ
靴をプレゼントしたのには、ビックリ。
ドカドカ入り込んでくるのは、積極性<自由奔放。
男の手なづけが上手そうな母親も、アッパレ。

近い存在の男教師:間崎に、感じる好意は
幻の父へのものかもしれないけれど
若い娘なら、普通の恋でもあるでしょう。

そして、ひっかかるのが
娼婦だった母が
娘には、好きな男と、早々にデキて?ほしいと願っていること。
自分の生き方が、男次第だったからかもしれないが
娘に、ソレを、願うものなんでしょうか……orz
恵子は、間崎を求めつつも、逆に
自立した生き方を、求めているようでもあって…
だから、恵子の心は迷い、揺れてしまうんです。

修学旅行で、ひとり、夜の東京に迷い込んだ恵子は
そんな迷いの象徴だったかも。
そして、そのとき、恵子は
間崎と一緒に逃げたいーという気持ちに!
それは
悩ましい現実逃避をさせてくれる、“頼もしい大人“を求めているもので
好きな人と居たいーと言うのとは、違った感覚だったかも……
でも、言われたほうは、焦りますよね……(汗)

恵子に振り回される間崎ですが
実は、橋本先生が好き。
橋本先生も、ツンケンしてますが
実は、間崎のことが好きなんです。
(お着物姿で、アピールもする……(*^^)v

間崎も、橋本が好きだから
恵子母娘の気持ちには、応えられないことを言いに
恵子の実家の飲み屋?を訪ねるが
母親の愛人が関わった喧嘩に、巻き込まれて
負傷し、恵子宅で、看病された。

↑その看病について
母親は、恵子がつきっきりで、看病したーと
見舞いに来た橋本に話したが
恵子は、部屋にも入らなかったと、否定した。
(原作は、恵子と間崎は結ばれる…………….)

恵子の思慕を思うと、辛いところだが
自分の人生を、生きる選択をした間崎に対し
恵子も、自分の口から
「橋本先生と結婚すべきだ」と、敗北宣言をしたのは、潔くていい。

愛人にしがみついて、濡れ落ち葉のように
「逃げないで・捨てないで」と懇願する母親とは、対象的だ。

愛する人が、自分を愛してくれないことは、よくある……(汗)

可哀想な存在で、憐れんでくれたとしても
惹かれる愛がなければ、続かないし、虚しい……orz

それより、恵子は、まだ若い。
卒業したら、間崎のことは、思い出の中に薄れていくだろう。
新しい出逢いが、悩ましい青春など吹き飛ばすほどの
素晴らしい愛を、もたらしてくれるだろう――

恵子=小百合さんの気丈な美しさが、希望に見える。
はちきれそうな若さは、それだけで
人生の魅力だ!(^^)/

▼▼▼

裕次郎&小百合のゴールデンコンビならではの
『若い人』☆
特別感あります♪(*^^)v



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』★魅力全開にカッ飛ばす!

177069_4.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/177069/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・主演: マーゴット・ロビー☆
・ブラックマスク(敵): ユアン・マクレガー


『スーサイド・スクワッド』では、彼女の虜に!(^^)/
(スジもキャストも、覚えていなくとも
マーゴット=ハーレイのインパクトは残る)

ハーレイのスピンオフは、絶対、楽しいはず!(^^)/
バットを、肩に乗せた姿には、ワクワク。
アレ、ブン回すんだナ~。

強くて(乱暴で)、要領よくて(ズルくて)
可愛くてチャーミングで、
悪いコなんだけど、ソコが、ニクめないんだナ~。

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

ハーレイが、“ジョーカーと別れた“というのが、ミソ☆

ジョーカー怖さに、ハーレイの所業に耐えていた
荒くれどもが、ジョーカーフリーになったハーレイに
仕返しにくる!
ジョーカーに、守られていたんだね……
――というより、どんだけ恨み買ってたんだっつー…( 一一)

町の支配者:ブラックマスクを敵に回し、ピンチ!
ハーレイは、彼が探すダイヤを取り戻すから
荒くれどもから守ってほしいと、“交渉”した。
(ココは命乞いの“懇願“なんですが、ハーレイの場合は
“交渉“と呼べるハッタリ感あり)

ハーレイの時間軸で、サクッと進みつつ
同時並行して、関わる女たちの状況も
次々、巻き戻って見せていくのが、ワクワクする。
何層にもなって、ミルフィーユみたい!

ダイヤは、スリの少女が
警察に捕まったとき、飲み込んでしまった。
ハーレイは、少女を探しに、警察に乗り込んだ。
(ソレまでも、ミルフィーユ状に状況設定あり)

この乗り込み方は、ハーレイさまさま!
構えた銃は、当たっても、殺傷力なし。
でも、それなりに痛いし、パニック力あり!
ダンスパーティのようで派手で、楽しい!
(てんやわんやが、スッキリシーン)

それぞれ、男で苦労している女たちが
ダイヤがらみで、ハーレイの元に集まっていったとき
(注:たまたま集まってしまった…)
敵:ブラックマスクに対し
即座に、ワンチームを作るべく、指揮をとるハーレイ。
彼女の魅力は、自然なムードで
相手も、気持ちよく丸め込んで
自分のペースに、ひきこめること☆

ブラックマスクなる男の“ゲスさ”についてですが
飲み込んだダイヤのために
少女の腹を裂こうとする―というのも、もちろん
自分を笑ったと思い込んだ女性に、恥をかかせたことも…
↑こんなゲス野郎は最低の下だヮ…
女の前ではデレデレになる、女の子大好きなオッサンのほうが
まだ紳士的なほうだヮ……まだ……

ブラックマスクの兵隊たちと
ブチかますハーレイ:ワンチーム☆
シッチャカメッチャカに戦いまくるの最高!\(^o^)/
歌手の美声も、破壊力ハンパない武器に!

そんなこんなで
ハーレイたちの結束力と、エネルギーには
男に頼らなくても、守られなくても
女たちは、絶好調な人生を、ヤレそうじゃん♪
というエールを、感じられる!(^^)/

▼▼▼

ハーレイが
バットを、ブンブン、振り回して
カッ飛ばすのが、最高にスッキリ!
そのあとに、ベーコンエッグサンド食べたら
美味いだろうナ~(*^^)v


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ときめきに死す』★スゴッ!〇もしたたるイイ男ジュリー(汗)

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/4469/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・監督: 森田芳光
・工藤: 沢田研二☆(ジュリー)


ジュリーの持ち込み規格で
監督の、“らしさ”溢れる作品だそうです。

やってきた別荘で、“歌舞伎町の医者“:大倉に世話されて
過ごす工藤。
(始め、ジュリー=工藤は、ナニするのか
わからなかった……)

やが~~て、工藤の目的がわかっていく。
その過程は、あまり、面白くないのだけど(汗)
ラストまで観ないと、もっと、つまらないかと……(^^♪

▼~▼ネタバレして雑談です。
▼▼▼

「イイ男」と、樋口可南子さんに言わせるように
イイ男:ジュリーで、モッテいる……
(ついでに、海水浴中、岸部一徳さんにも
言い寄られるジュリー…….( 一一))

ナイフ収集が趣味?らしい、工藤:ジュリー。
ナイフの危うさと、不透明ななりゆき。
ミステリアスなジュリーと、不安がシンクロする。

別荘では、早朝、トレーニングしているらしかったが
ジョギング?というより、森の中で
何かから、逃げ回っている感じ……(汗)

妖しい魅力のジュリーよりも
怪しかったのは、大倉:杉浦直樹さん……
やたら、サカリのついたオッサンなんですが(汗)
オッサンは、基本、あんなんですか?????( 一一)

旅館で、「女の子」を“調達“するくだり
私こと、そんな風習を、存じませんで (←カマトト風)
勉強になりました。(^^)/

ある宗教団体の幹部の孫(少年)が、コンピューターではじき出したのが
“組織のためにならない人物“と
“工藤にあてがうのにピッタリな女:梢”。
(電算的なものは、コンピューター小僧にしか扱えない?)

大倉は、ソノ気でも
工藤は、女に色気を見せないのが、イイ☆
工藤には、使命があって、大願成就には
たいてい、女は邪魔なのだ。

そんなこんなで、工藤が大倉に
女が欲しいーと言ったとき
大倉は、“ほかの女”を用意した。
そのために、梢が用意されたはずなのに???
別荘で、一緒に暮らしてきた梢には
“情“が生まれて、単なる気晴らしの対象ではなかったのかナ…
(↑よくわかりません……←カマト….)

そして、暗殺対象が、工藤の来た町にやってきた。
近づくジュリー!
と思いきや、阻止され、パトカーに乗せられてしまった。

あっけない失敗?……なんですが
悔しがる工藤は、自分の手首を噛み切った!!(>_<)
血しぶきが、スゴイ!!!!!(>_<)
工藤のアゴは、クルミも、バキバキ噛んでましたから……(汗)
アレも、失敗したときの自決用のトレーニングだったの?

▼▼▼

ラストシーンの衝撃は、話題になっていたみたいです。

水もしたたるイイ男:ジュリーから
したたったモノが、スゴ過ぎたのは、確か。
全部、モッテった!(>_<)




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『his』★大切な娘を愛すればこそ悩ましく苦しく


182594_1.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/182594/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・迅(シュン): 宮沢氷魚
・渚: 藤原季節


彼らは、ゲイのカップルでしたが
シュンが、大学を卒業するころ
プロファーサーをめざした渚のほうから、別れていった。
岐阜で、一人、自給自足と物々交換で生きていたシュンの元へ
8年ぶりに、渚が姿を現した。
渚は、幼い娘:そらを連れていて、離婚調停中だと言う。
戸惑いながらも、シュンは彼らを住まわせ
3人での生活が始まった――

愛する二人に、愛だけがあるときは、いいですが
ポスターにあるように
「好きだけではどうしようもない」のが、現実。

愛の作品には、現実を逃避してでも
甘美な幻想を、見たい私ではありますが (^^♪
彼らと、娘:そらちゃんと、そらちゃんのママとの
悩ましい実情と関係性について、親身に考えさせられた。

(↑ソレは、彼らがゲイカップルということでもなく
子供(そら)にとっての、よい環境について、考えてみることでもあって)

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

相手の“立場“も想いつつ
自分の生き方も考えた結果
“別れ“を選んでいった、渚。
喧嘩別れでない分、不消化な愛が
残り火のように、くすぶっていたであろう、シュン。

親しくなった人に、“本当の自分”について話し
関係が、壊れてしまうことを避けたシュンは
人と距離を置くように、田舎で、自給自足生活を始めた。

田舎は、田舎なりに、人との関係が
粘っこいところもありますが (汗)
この田舎は、村八分にする冷たさはなく
集会所での活動も、温かくてイイ☆
(シュンがカミングアウトしてからも)

そこへ、8年ぶりに再会した渚。
勝手に別れて、勝手に戻ってきたことに
戸惑いと憤りを感じるシュン。
(だが、怒りがあるのは、愛が残っているからで……(^^♪)

結婚して、子供を持った渚だが
男と浮気は、していたらしいのは
やはり、シュンへの未練だったようで……
子供を持てたことは喜びでも、複雑なのが、人の心ョ……

主夫の渚パパに、なついている娘そらは
シュンにも、すぐ慣れた。
渚は、離婚したら、3人で暮らそうと思うが
シュンは、そこまで割り切れない……

娘は、仕事ママより、主夫パパに、なついていたとしても
やはり、ママはママ。
離婚調停の事情を知らず
一時的に、ママと離れているだけだと、思っている……

娘は、パパに、ママと喧嘩したなら
謝って、仲直りしてほしいと言う。
そしてまた、パパとママと暮らしたいと思っている……

夫婦には、それぞれの言い分・事情があって
お互いイライラするのは、子供によくないから
別れてスッキリするほうが、子供のためだーと言う人もいます。
(But「別れるのは、結局、親の都合だよね」by 私の娘)

娘:そらが言うことには
パパとママと、シュンと、皆で仲良く暮らしたい――と。
それは、子供じみた単純な願望ではなく
娘なりの“折衷案“だったのかもしれない……

裁判での親権争いは、渚に、有利になっていたが
渚は、急遽、“譲歩“した。
それについて、娘には
「ママに謝ってママと仲直りした」と言った、渚。
そのあと、娘に隠れて
シュンの胸で、渚は、泣いた!

端的には、親権が妻になる哀しさかもしれないが
どうやっても、娘の望むような暮らしはできないという
無念と申し訳なさもあったかも……

渚は、男性の恋人からも愛され
女性とも結婚し、愛する子供も授かり
たくさんの幸せや可能性を手にしたけれど
それは、逆に、失うものも増えたということなのかも…

けれど、元彼にしても
娘にしても、消えてしまったわけでなく
心の傷を負いながらも、愛とともに存在はする……

ラストシーンは、“皆“が、娘:そらの自転車こぎを見守る。
応援されながらも、漕ぐのは、自分ひとりの力。
皆と仲良く、一緒に暮らしたいー
その夢は叶わなくても
憎んだり、否定し合うことなく
そらちゃんを愛し、見守れるなら、それでいいのかも……

▼▼▼

愛が、二人だけのものなら
それほど、悩まずに、済むのかもしれない……
関係が広がり、手にするものが多く
愛が、溢れてしまうと
どうしたらいいのか、苦しむ………

わが子を可愛がるパパ:渚が
私には、とても魅力的に映った作品でした。



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』★今まだ生きているようなLV感が嬉しい!


184260_1.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/184260/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

1969年5月13日、東京大学駒場キャンパスの900番教室。
1000人超の学生(全共闘)との討論に
三島が“参戦“!
当時の全共闘学生や、“護衛”に来ていた『盾の会』の学生などの
話(回顧録)も交えますが、何よりも
三島が、肉声で語る事柄を、“直に” 聞けるのが良い!(*^^)v

研究者が研究しても、尽きることのない「三島由紀夫」なので
この討論会は、彼の一部分を見ているに、過ぎませんが
それでも、本人の話を聞けば、納得できるものが、ありそうです。

端的に言えば
「左の学生vs.右の三島」 というテイで、始まったようですが
少なくとも、三島は、タダモノな“右“ではなかったので
その辺のところは、よろしくお願いします。(^^)/

一部では、三島を殴りたい輩も、いたようですが(汗)
マイクを持って話していた学生も、三島も
テキを完膚なきまでに論破し、叩きのめそう、という姿勢ではなく
紳士的な討論が、されていたので
双方の言い分を、冷静に聞くことはできます。
(が、観念的・哲学的要素は否めない……
いや、だからこそ、討論の意味があるのか…)

冒頭では、小説家にとどまらない
「三島由紀夫」という“生き方“の紹介あり。
あたかも、時代のスーパースター? 
いや、スターという言葉では、足りない魅力ですよ…

~中略~  ←三島に、見入りましょう!(^^)/

そんなこんな、三島の言葉の言霊を
今、まだ、そこに生きているような
情熱とともに、受け止めた!―-
そんな、“ライブビューイング(LV)“感がうれしい!(^_-)-☆


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テーマ : 邦画
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映画『かぐや様は告らせたい』の余波(*^^)v

キャプチャ34


映画『かぐや様は告らせたい』が面白かったので
DVDも、買ってしまいました!\(^o^)/
(プレイヤーが気まぐれで、再生できたりできなかったりする…orz)


映画鑑賞後、気になって、アニメのほうも見たりして☆
そうしたら
鈴木雅之さんが、オープニングを歌ってた!
(『ラブ・ドラマティックfeat.井原六花』)
~コンサート参戦予定中!(^^)/生で聴きたいナ~♪

キャプチャ19


さらに、アニメ第2期も始まる!(*^-^*)
『かぐや様は告らせたい?』
“?“が、乙女の微妙な心の揺れですか??(^^♪
どうなってしまうんだ!白銀御行!(^^)/
放送予定日は 2020年4月11日
(ちなみに、その日は
実写:白銀役の平野紫耀さんのドラマ『未満警察』の放送日でもある)


なんだかいろいろ楽しみ!(^_-)-☆



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テーマ : 邦画
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映画『ジュディ 虹の彼方に』★彼女の人生の痛みとグッとくる歌声♪


175785_1.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/175785/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ジュディ・ガーランド: レニー・ゼルウィガー☆

映画『オズの魔法の使い』のドロシーことジュディ☆
ですが、私こと、大好きな曲
『Have Yourself A Merry Little Christmas』の
元歌?が、ジュディだったのを、知ったときから
勝手に、親近感を覚えていて、やっと鑑賞☆

有名子役だと、晩年まで安泰かと思いきや
冒頭は、わが子と一緒に、夜のショー帰りのジュディ。
クタクタの自転車操業ムードで、始まった……

話のメインは、47歳で亡くなる半年前の頃。
ジリ貧ムードを、醸しつつ
スター:ジュディの底意地の輝きを見た!という印象です。
人生いろいろ……

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

ジュディは、数回の結婚と離婚を、繰り返し
シングルマザーで、芸能活動をしていた。
しかし
泊まるお金もなくなり、元夫の家に転がり込んだ。
夫は、子供のために(学校も家庭も)
自分が、子供を看ると、強く意見する。
ジュディは、とにかくお金を作って、子供と暮らそうと
ロンドンの仕事を請け負い、単身、ロンドンへ――

意外にも、母;ジュディを、見せられたよう……

母親は、理屈でなく、子供と離れたくない、放したくないものかと。
仕事で連れ回し、学校にもろくに行かせず
帰る家もない状態でも
とにかく、一緒にいたくて
ソレが、子供のためでないーとしても
手放すなんてできない……

見方によっては、本能に任せた、愚かな母かもしれない。
(ジュディの雰囲気も、母の愚かな部分も滲み出ていてGOOD!)
けれど、だからこそ、理屈抜きの
無償の愛なのかも……

それなのに、ロンドンのTVの司会者のイジワルなこと…( 一一)
単身赴任で仕事していたら、子供が放ったらかされて
子供が、可哀想ですよね~みたいな……orz
(↑仕事もちママは、大なり小なり、コレありません?
私も、子供に、申し訳ない気持ちはあった。
仕事だから!と開き直ってはいけない気持ちは、あった……(T_T))

芸能人には、ナニを言っても傷つかないわけでなく
ジュディも、公私ともに、悩んで生きてきたのは
子役時代のエピソードでも、わかった。

スター子役でいるために、イメージを守り
いろいろ制約された中で、させられてきた仕事、仕事……
“困りごと”には、“薬”で対処。(ヤクと読んでも可)

↑そんなんじゃ、身も心も、ボロボロになってしまうョ……
自殺未遂もあったらしいが、それすら
さらっと語られるだけのエピソードになっているのは
逆に
どれだけ、壮絶な心理状態を、経験してきたのだろうかと……

~中略~

ロンドン公演は、お客の入りはよかったが
ジュディの心理的不安定で、トラブルも!(>_<)
困ったね……
プロの自覚云々……ということに、なりそうですが
子役の頃から、ムリを強いられてきていると
今の“ムリ”も、昔からの限界を超えたムリと、同化してしまうのかも……
昨日・今日の、不安や不満ではなくて
ずっと引きずっているものだから
“薬“も、手放せなくなっている……

それでも、ステージで、ライトを浴びれば
誰にも届かない、自分だけの最高の別世界になる!
憂き世を忘れて、自分の世界を作り上げる!
レニー=ジュディの、物おじしないスゴミがイイ!(^^)/
人生いろいろ、酸いも甘いも知ってこそ
歌が、歌になるんだナ………

そうして、そのステージのラストに歌った『虹の彼方に』。
竜巻で飛ばされたドロシーが、カンザスに帰るため
オズにお願いしに行く途中、仲間と出逢って、旅をする。

歌には、その時に、聴いたり歌ったりしたときの感情もですが
時を経て、聴いたり歌ったりしたときには、違った印象もありますよね。

そのときのジュディにも、
まだ“虹の彼方”には、希望が残されていたと、信じたと思う。
先行きは、いろいろ不安だったとしても
子供のためなら、強く生きていける!そんな思いも
支えになってくれていたのではないかと…………..

だから、その半年後に亡くなったーと
字幕で綴られるのを見たのは、辛かった……
死の直前に、少しでも、希望の光は、あったのだろうか……

▼▼▼

人生は、いい時はいいけれど
そうでないときは、そうでない……orz
それでも
後世に残る名画・名曲を残せたのは、偉業です!(^^)/

ジュディの人生の痛みが
レニーの表情で、ひしひしと伝わった感じ……
歌声も、心にグッと来た♪(*^^)v



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テーマ : 洋画
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映画『HiGH&LOW THE RED RAIN』★兄の美学~斎藤工の回(^^)/


170941_3.jpg



作品について http://cinema.pia.co.jp/title/170941/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・尊龍(タケル): 斎藤工☆

ハイロ―シリーズは
SWORD地区でのゴタゴタに巻き込まれながら
男たちの殴りっこを見ればいっか…などと、思っていたら
コレは、斎藤工の回だった!(敬称略)
(注:私はイケメンぶりより、彼の存在感に期待!)(^^)/

SWORD地区のグループが、コチャコチャしているのとは対照的に
バイクで、かっ走るのは、雨宮兄弟☆(TAKAHIRO&登坂広臣)
彼らの兄;タケルが、斎藤工☆

1年前に消息を絶ったタケルを、ようやく見つけた弟2人。
タケルは、密かに、親の仇を狙っていた――

▼~▼内容より雑談です。
▼▼▼

ハイロ―を見ようと思ったのが
岩田剛典さん目当てという
不純な動機でありましたことを、まずは……(>_<)
↑今作は、チラッとしか…orz

ソレとは別に、このシリーズには
存在感ひかる役者さんも、多数出演されているのも
気になっていて
今作は、斎藤工☆さんの回だった!\(^o^)/

斎藤工さんは、イケメン枠?と思いますが
私は、ソレよりも、役者としての存在感の重さに
惹かれます♪
色男でない役どころに、惹かれます。(*^^)v
(『昼顔』は未見……)

雨宮兄弟こと、LDHのボーカル2人の兄:タケル。
長身と言う以外に、圧倒的存在感で
弟2人を、包み込んでました。(*^^)v

町工場をしていた父は
やくざに借金して首が回らず、自殺に見せかけて
殺された。

タケルは、探るべく、そのやくざの構成員になり
復讐の機会をうかがっていた。
復讐は、親分を殺して終わりーという腹いせ的ではなく
組の弱みを握ったUSBを入手し
組織ごと、ダメージを追わせようとする。

USBを人質に、一人、乗り込んでいくタケル。
設定は無謀ですが、一人=独りというところに
弟たちを、巻き込みたくない愛情を、感じつつ
水臭い、不器用な男をも、あわせ感じるのがニクイ。
↑一言でいえば、兄の美学か!(^^)/

けれど、強い絆の雨宮兄弟☆
兄を追ってきてしまい、結果
援軍というより、足手まとい?(汗)……

も~、コレじゃ、絶対、撃ち殺されるワ!(>_<)との予測どおり
銃弾の雨を浴びて、果てていく、タケル……orz
弟らを、守りつつ……
↑もう、兄の美学☆でしかない!!

斎藤工☆の散りっぷりが、いいんだナ~☆

▼▼▼

存在感は、感じるしかないですが
わかりますよね、斎藤工☆の存在感♪

「壁だと思え」by斎藤工☆  (←登坂さんバージョンもあり)
壁にしては、存在感ありすぎだった……(^_-)-☆

コレは、斎藤工☆の神回だったヮ……



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『mellow』★独特のぬくもりオーラ全開の田中圭の華♪

183085_1.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/183085/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・夏目: 田中圭☆  花屋さん♪

ものすごいことは起こらない日常の風景も
個々人にとっては、例えば、出逢いや別れが
大きな出来事であったりしますよね……

そんな風景に、田中圭さんがアレンジした花などあると
日常のカドやトゲも、やんわりしそうな気がします。(^^)/

各種パターンの“告白“が、ミソ☆
夏目が関係したり、しなかったり、あるいは
巻き込み事故も!?(>_<)
どんな場面でも、田中圭さんの存在そのものが、心地よい!(^^)/
彼独特の、優し~い柔らか~い温か~いオーラがイイ!
ソレだけでもう!(^^)/
花屋さんの彼が、お花を1本1本選んだり
生けたり、アレンジする姿がイイ☆
赤いバラを、1本1本くるんでいる姿も☆

▼~▼内容にふれて.雑談です。
▼▼▼

冒頭、女子中生が、花屋「mellow」にやってきて
“告白“に添える、花束を買い求めた。
夏目は、“相手“のことを、聞きながら
彼女の“告白”が成就するように、花束を作った――

“告白“の数々が、興味深い。

愛の告白をしたら
相手が、自分を受け入れてくれて
つきあいたい――

↑ソレが第一希望と思いますが
必ずしも、ゴールは、ソコではない……
いや、むしろ
後悔したくない“自分のため“というのもある。

なんだそりゃな“告白“は、某人妻さん…( 一一)

彼女は、自宅に花を生けに来る、夏目に恋してしまい
夫の居る前で、夏目に、告白したものだから
あわてた夏目が、夫を、気遣ったら
却って、夫が、妻に失礼だ!とキレてしまい
花もろとも、追い出されてしまうーと言う……(滝汗)

夏目の行きつけの、ラーメン屋さんの看板娘は
オヤジさんのあとを継いだ店を閉め
留学するつもりだった。

留学前、日本を去る前に、夏目に告白しようと思いながら
去りぎわの告白は、ズルいナ…とも、思っていた…
↑コレ、ありますよね……(^^♪
後がないから、恥もかき捨てられるつもりで
玉砕覚悟の告白。
もし、相思相愛なら、離れていても交際可能かもしれないけれど
そうじゃなければ、相思相愛の確認だけで、終わるやつ…(~_~メ)
自己満足や、いい思い出は、得られるけれど…

かといって、まだ、日々が続くなかで
告白してしまって
「ありがとう。でも、ゴメンナサイ」
そんなことになったあとは、
今までどおり、何もなかったように、お友達orただの知人として
顔を合わせるのは、気まずすぎるかも……orz

いつ、告白するか?

学生なら、卒業の頃?かもですが
少し、早めに告って、残りの日々は
愛情じゃなくて“お情け”でもいいから、
近しく、接してくれることを、期待するのも、アリ☆

脈アリ?と感じたら
いつまでも、恥じらってないで
相思相愛の愛を確かめ合ったほうが良い!\(^o^)/
――と私は、思うのだが……(照)

そんなとき
さりげなくも、熱い愛情を具現化した
情熱の花束は、必要ョ(^_-)-☆

▼▼▼

ラーメン屋で食べる田中圭☆
親戚の叔父さんの田中圭☆
お花を売りアレンジする田中圭☆

日常、ふつうに感じていたい、ぬくもりオーラ全開が
幸せな作品です。(*^^)v


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ハートブレイク リッジ 勝利の戦場』★臨機応変の軍曹は勲章の数が違うし(^^)/

139547_1.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/8268/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督・ハイウェイ軍曹: クリント・イーストウッド☆
 
鬼軍曹が、ダメダメ隊員を鍛えるコメディ?らしかったので
鑑賞してみました☆

基本:イーストウッドの人間臭・男香プンプンであります。
ダメ隊員が使い物になったよーどころではない。(*^^)v

▼~▼内容より.雑談です。
▼▼▼

冒頭は、男臭・兵隊臭プンプンです。(~_~メ)

(私はオンナなので、わかりませんが
オンナのいないところでは
多分、オトコ連中は、本気・本能で
オンナの話をすると、あんなふーに
お下品な会話を、発揮してるのかも…….滝汗)

↑~~ナンですが(汗)
ソレが、きれいごとでなくて、いいのよ。(*^^)v
イーストウッドの魅せるオトコは
平時は、口ばっかりイイこと言うくせに
いざとなったら、役に立たないヤワ男でなくて
イザというときこそ、ヤルときゃヤルタイプの野郎ですよ。

軍曹は、穏やかな部署でなく、わざわざ
現場を志願し
箸にも棒にもかからない部隊に配属される。

今まで、上官を蹴散らしてきた自負のある連中たちは
ナメてかかる。
上官も、現場経験乏しいキャリアもいれば
上司の腰ぎんちゃくみたいのもいるから
ハイウェイ軍曹も、ナメてんだよ……

だが
イーストウッド軍曹の胸板の厚さと、心意気の熱さよ!
こちとら場数が違う!経験が違う!勲章の数も違う!
(生存者でこれだけの勲章ある人は見たことないーとも。
“ハートブレイクリッジ”も、彼の死闘の経験を象徴する)

ナメられるのも、想定内。
そもそも、訓練は、イジメじゃない!
戦地で生き残るすべを教えないと、それこそ、命取り。

手前ミソな少将は、自分の部隊の練習用に
軍曹の部隊を利用することしか、考えてなかった。
なんて上官だ……

軍曹は、予定外のヤラレ役はやめて
“臨機応変”に、部下に応戦させ、経験させた。
むろん、少将からは、命令違反と言われる…( 一一)

そんな軍曹の、熱意が、部下にも伝わっていき
部隊としてまとまっていくのが、イイ☆

グレナダ侵攻のとき、軍曹の部隊は
例の少将の命令を無視して、“臨機応変”に攻めたため
制圧することができた!(^^)/
(軍曹は、キャリア中尉を、うまく誘導したと思う(^^♪)

軍曹の“熱意”が、ソコだけでないのも、ミソ☆
再会した元妻に、未練たらたらに、せまりまくる。(*^^)v

↑冒頭の、オンナに対して、軽いオトコのようなのとは反対に
本当に愛する女はただ一人~のようなの好き☆(照)
元妻も、夫を愛すしすぎるあまり、兵士であることへの不安に
耐えられず、別れたようで
元サヤになりそうなムードで、終わっていくの……(*^-^*)

▼▼▼

決して、いい加減なのではなくて
臨機応変に、実行力のある
イザというとき、的確にヤル!\(^o^)/
骨太な男前は、期待どおりのイーストウッドです!



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『仮面病棟』★“渾身の叫び“を聞くまでは



183120_1.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/183120/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・当直医・速水: 坂口健太郎☆

ピエロの面をつけた男が、コンビニを襲い
傷つけた女性を治療しろと
速水のいる病院に、やってきた。
ピエロは、銃でおどし、速水ら職員を監禁。
院長から、大金をせしめるが
院長らの不可解な行動から
ピエロの目的は、ほかにあると、速水は、気づいた――

たまたま当直した病院の“ナニカ“を、探りつつ
ピエロの恐怖に、脅えます。( 一一)
そして
“ナニカ“がわかった”アトの事”へと続き
速水の、目の覚めるような“一喝”が
すべてを終わらせてくれたような安堵を、感じました。

▼~▼内容より雑談です。(ネタバレぼかし)
▼▼▼

当直に来た夜
車から降りるなり、タバコを吸った速水。
坂口さんには、似つかわしくないような
どこか、やさぐれ感を感じたのは
速水が、恋人を亡くしていたからかもしれない。
(恋人の兄の代わりに当直に来た)

この病院は、速水には、事故に遭った恋人の搬送を
(手術できないと)断られたイワクがあった。
いやでも、思い出してしまうだろう……

そうこうして、事件発生!
コンビニ強盗したピエロ男が、
傷つけた乙女を連れ込んで、治療(オペ)を要求した。

「手術できない」はずの病院で
手術なれしていない速水は、一度は、治療を断った。
が、乙女の苦しみと、ピエロの脅しで
速水は、手術室でオペをした。

そのとき、予想以上に、“準備された“手術室を見た速水。
恋人のときは、手術できないテイだったのに?

それからは、銃を持つピエロに“軟禁“された速水は
治療された乙女(=ヒトミ)とともに
病院の中を“探検“しつつ
救出手段をさぐっていく。

↑ココ!ピエロの目を盗んで行動するのが、ドキドキ!
見つかっちゃうョ~(>_<) 

ちなみに、喫煙者・速水のライターは
ピエロ応戦のために、着火の小道具になったーという回収あり。(*^^)v

▽ネタバレでもないけど▽要反転↓


ピエロは、病院の悪事を暴こうとしていたとわかりますが
“主犯“は、別にいた。
主犯の姉が、病院のせいで命を粗末に扱われたことを
恨んでいて、悪事を暴こうと
ピエロ男で、世間の目を引こうと、犯行に及んだ。

しかし、病院には、有力政治家が関係していて
すぐに、もみ消されてしまった。
“主犯”は、姉の命を奪った関係者を
次々殺していき、最後の大物を、“目前”に残すのみとなった。

そのとき、速水は、ピエロ事件のことで、会見を行っていた。
その病院の、直接の“悪事とは別に
恋人を助けてもらえなかったことへの“わだかまり”は
消えないとしても、恨みにはせず
医師である自分は、治療に努めようという意思があった。

速水は、“主犯“が、逃げ延びて
(目前の)大物を、殺そうとしていることを、汲んでいた。
だからこそ、画面から、叫んだ!
もう憎むのをやめろと!!!

速水が、大切な人を亡くしたのは、“主犯”も知っていた。
同じ悲しみを知る者の言葉に
“主犯“も、悪夢から覚めたように、行動を止めた――――

▽▽▽
▼▼▼

前半、ピエロの恐怖にドキドキしたと思ったら
“真相“というオマケに、さらに、ワクワク。

そうして、最後の
速水=坂口さんの“一喝“!
渾身の叫びに
強く強く守りたいほどの、人の温かさを感じた。
ソコ、すごく良かった!(^^)/

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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』★現場の対応姿勢には頭が下がります



177683_2.jpg


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/177683/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・吉田所長: 渡辺謙☆
・伊崎当直長: 佐藤浩市☆


東日本大震災で起こった福島第一原発事故。
現場にいるつもりで、人々の姿を見た気がしました。
仮称もあり、事実と違うと言う指摘も、あるようですし
原発に対しては、各自、考え方があると思いますが
大事故に対応する姿には、頭が下がります。

冒頭から、地震警報と続く大揺れに、当時の恐怖が蘇り
押し寄せる大波・飲み込んでいく津波には
震えを感じながら、涙ぐんでしまいました。

福島の原発でも、当初、地震対応をキビキビ行っていましたが
大きすぎる津波が、事態を悪化していきました――


▼~▼内容より?雑談です。(違うときスミマセン)
▼▼▼

原発が“大変なこと”になったとき
人々(私たち)は、まず不安を感じ、その後
怒りを、あらわにしていきましたよね……(汗)

不便な生活を強いられ、苛立っていることもあってか
原発が悪い、東電が悪い―というムードは
現場で対応している社員にまで、ネット上では
労わりどころか蔑みの言葉を、目にしました。

津波に襲われるわ、爆発はするわで
次々、不幸に見舞われた報道を聞いた当時
絶望的な気持ちになりました。

現場の人も、そうだっと思います……
が、途方に暮れている場合ではなく
何か対策すべく、前傾姿勢の攻めの姿勢で取り組む
吉田所長たち……

現場は、そうですよね!
専門家だから(一般人が知らなくても)
まだ対応できる手段を、知っている!(^^)/
なのに
素人が(無知からくる不安?)口出しすると
調子、狂っちゃうんですよね……( 一一)
(吉田所長の怒りの叫び!ごもっともです)

汚れ仕事をしないおエライさんは、
現場の兵隊に、ムリ言う…orz
(ムリの度合いも、わかってないかと…)

高線量での作業は、決死作業。
「俺と一緒に、行ってくれる奴はいるか?」
言った伊崎もですが、次々、挙手したのを見たとき
涙出たヮ……………………….

災害を誰かのせいにするのは、簡単です。
始末をつけるのは、担当者の当然の責任かもしれない。
けれど、それだけでは、割り切れない事態だってあるでしょ?
少なくとも、津波が来たのは、彼らのせいではないのだから。

けれど、“原発のせいで住めなくなった“という事実は
寒い避難所で
原発作業員の家族とわかるジャケットを、脱がせた。
家族が責められたら辛いナ…と思っていましたが
伊崎本人が、避難所に来た時
温かく迎えてくれる演出があって、よかった。

~中略~

吉田所長らは、チェルノブイリよりも
ひどくなりそうな危機を回避して、物語は終わっていきます。

▼▼▼

その後の日本のエネルギー確保問題は
現在進行中ということでいいですか?
(電気はいらないーと言う人もいますが
要りますよね)

当時のことを思い出しながら、涙ぐみつつ
自分のできることをして
助け合わなきゃダメだな!-と改めて思いました。

吉田所長は、その2年後に亡くなられましたが
ご心労も、あったと思います。合掌。


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』★これが現実なら絶望的に怖い……

T0011750p1.jpg



作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/160567/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


原作は、スーザン・ヒルの小説「黒衣の女」
19世紀末のイギリスを舞台にしたホラーです。


同時代を背景にしたイギリスの物語には
19世紀イギリス 『ウルフマン』
19世紀ロンドン『フロム・ヘル』
19世紀~20世紀初『シャーロック・ホームズ』……etc.があります。

これらの作品のイメージは、格調高くも、天気は曇天、という雰囲気です。
かつ
男性は、フロックコートにベストという、紳士の姿が上品で、
恐怖や気味悪さの中にも、品がある、といった風情でしょうか。

この作品も、まさに、そのイメージにどっぷり浸かった作品でした。

ストーリーは、子供がらみの不幸な話で、心が痛むみますが
シンプルな怖さを展開します。
……と言いつつ、ラストは、解決するのかと思ったのですが……
解決というより、“昇華“と言いましょうか……

そもそも、“黒衣の女”は亡霊なので、除霊・祈祷・お祓い・お願い……
でなんとかコントロールついてほしいのに
母の怨念というか、女性の思い込みの強さというのは、恐ろしい……
問答無用で、訂正不能……
最後に、足元すくわれるというか、救いようがない?……orz

いや、
救われるといえば 救われる?
浮かばれるといえば 浮かばれる……?(おっと!)

あとは、ハリーポッター後のダニエル君を、見てあげてください、(*^_^*)

(ブロ友さんの“正統派ホラー”とのご評価あり(*^_^*)。)

▼~▼雑感です。
▼▼▼   

ハリポタのラストでも、ダニエル君は、パパになっていましたが
今作も、若いパパでした。^^;

いちいち、ハリポタを懐かしがっては悪いのですが
初めてハリポタに出ていたときは、可愛い子供だったのに、もうパパになって……。
息子も、年齢が近いせいか、ハリポタシリーズは夢中になって本を読んでいたので
ハリーの成長が、重なるのです。
ということは、息子も、間もなく、パパになってもおかしくないと……………………


それはそうと

あれだけの大作・ハリポタのあと
どうするのかは、悩むところだったのではないでしょうか…
(と要らぬ心配をする^^;)

想起してはナンですが、『タイタニック』のあとのディカプリオは
数ある作品の中で『ザ・ビーチ』を選びました。
だからどうとは 申しませんが^^;
選んだら選んだで、ナンだカンだと言われてしまうのかもしれませんが
前作の想い出が強いと、その後、どういう役で見せていこうとするのか、
気になってしまいます。

今作のダニエル君は、ダークなものとの関わりということでは
似たようなところに立ったかもしれませんが
フロックコート姿がバッチリ決まったダニエル君には、品格と存在感があって
ハリポタのイメージを引き継いだわけでなく
青年ダニエルの存在感あっての作品だったと思います。
ほとんどのシーン、ダニエル君の求心力で見せていた、と言えると思います。

で、これはこれで、いいのです。
が、私の願望としては、もっと
その人の生活感をともなう生き様を見せるような作品に
出てくれるほうが、より
ハリポタのイメージが一新できるのかな~などと思ってしまいました。
(別に、今すぐ、一新することもないのでしょうが^^;)


たとえば、
ジョニー・デップで言えば 『ギルバート・グレイプ』
トム・クルーズで言えば 『遥かなる大地へ』
ブラッド・ピットで言えば 『リバー・ランズ・スルー・イット』

いずれも、あるエピソードや大事件というより、
“日々の生き様で、その人物をじんわり見せていくタイプの作品”
だと思っているのですが、そのような作品には
特に何が、というわけでもなく、引き込まれていきます。
そんな感じの作品で、ダニエル君を じっくり見てみたいと思っています。

ところで

これは『黒衣の女』ですが……

黒衣というと、すぐに思い出してしまうのが
『ベルサイユのばら 番外編 黒衣の伯爵夫人』です^^;

黒衣の伯爵夫人も、ヤッてることが、ホラー的に、相当、怖ろしかった……

実在のエリーザベト・バートリがモデルらしかったです。

若い女性の生き血を吸って、美を保とうとするのです。
見た目の美しさを追求する、女心もわかりますが
オゾマシイことをする時点で、
人相から美しさは消えてしまう と思うのですけどね……(―_―)!!

黒い服でなくても、怖ろしかったのが
『白いドレスの女』(←邦題は謎めいて良かった☆)

“白いドレス”というと、白百合のような清楚なイメージですが、
それに 騙されちゃいけません(>_<)
この女性の怖さは、いかにもホラーです、という覚悟をさせないところで
普通の生活のなかで、しでかすところが、怖いのです。

白い服を着ていても、心は黒い闇……orz

▼▼▼

“黒衣の夫人の姿を 絶対に見ないでください………”

これ、現実なら、絶望的に怖い……


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