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映画『依頼人』★善意の少年はおばさん弁護士に依頼した


140245_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/140245/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・弁護士レジ―: スーザン・サランドン☆
・検事ロイ: トミー・リー・ジョーンズ☆

・マーク少年: ブラッド・レンフロ

見た記憶がありつつ、「〇〇人」という作品は
わからなくなってしまいます…
スーザンもトミーも、大好きな俳優さんなので
仕切り直して、鑑賞☆(^^)/

少年が、たまたま、自殺に居合わせてしまった男は
マフィアの弁護士だった。
彼は、マフィアが殺した“上院議員の死体”の隠し場所を
自殺する前に、少年に話した。

自殺現場に居合わせて、ショックを起こした弟が入院し
事件が明るみになった。
マークは、男からナニも聞かず、死体を発見しただけだと
ごまかそうとするが、検事ロイは、しつこく質問を迫った。
困ったマークは、弁護士レジ―に助けを“依頼“したー

一方、マフィアも、マークがナニか知っているなら
“消そう“と動き出す!

子供が事件に巻き込まれ
検察にも、マフィアにも、追われるのが、いたたまれない!(>_<)
レジ―と同化しつつ
マークを応援する気持ちで、鑑賞☆(*^^)v

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

マークの父は、アル中?のダメ父だったらしい。
母も、どこかユルイ感じあるも(汗)
働いて、兄弟を育ててくれている。
母のタバコを“盗み吸い“するのは、イタダケナイが
マークは、弟をいたわる、頼もしいお兄ちゃん♪

森に行ったとき、車内で、自殺を図る男を見たとき
見殺しにはできないと
排気口の詰め物を、取ってあげたマーク。(*^^)v
でも、それで、男に怒られ
車内に連れ込まれ、一時は、殺されそうに!(>_<)
(余計なコトするなと)

マークの、この優しさイイ!(^^)/
コレがきっかけで、トンデモないことになってしまうけれど
この優しさが、マークの本質かと!

本来、FBI・検事も、正義の人(のはず)。
上院議員殺しの犯人を、やっきになって、捜している。
手掛かりのマークから、こそっと、“自白“させようと
(子供だからって)非正規のやり方で
やるのが、ズルい……( 一一)

けれど、敵がマフィアなら、不安です。
子供だからって、家族もいるし
身の安全は、保障してほしい……

実は、ワケアリ弁護士のレジ―に
一ドルで、弁護を依頼する。
女だと思うと、ナメてかかる奴もいるが(汗)
ワケアリの分だけ、海千山千。
酸いも甘いも、痛みも悲しみも知る者は、強い!(^^)/
検事相手なら、法を武器に、マークを守る!

しかし、マフィアは……( 一一)
“消そう“とするからコワい……
家も放火され、母と弟の命さえ……

~中略~

死体の場所を知るマークは、レジ―と直行。
すると、そこにマフィアもやってきて
見つかりそうに!!!(>_<)

一方、検事もマークを追っているので
合流&応援に。
ただし
マークと家族の証人保護を、確約する条件を出し
レジ―が、検事と、うまく交渉してくれる♪

▼▼▼

知らなくていいことを、善意から知ってしまった少年が
正義の検事と、悪玉のマフィアから
追われてしまうところを
おばさん弁護士が、助けてくれて
ハラハラしながらも
万事、解決に向かう――

私は、おばさん弁護士になりきって、楽しみました!(^^)/


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『空に住む』★雲をつかみつつ心地よい余韻♪

185555_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/185555/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・直実: 多部未華子☆   戸建の出版社勤務
・時戸: 岩田剛典☆   スター 直実と同じマンション

両親が事故死して間もなく
直実は、愛猫を連れて
叔父が用意した高層マンション(39階)に、転居した。

同じマンションに住むスター:時戸と
ひょんなことで“つき合い”始めた直実。
あるとき、直実の部屋で“デート中“
義叔母が、合鍵を使って、生ハムを置きにきたー


▼~▼内容より雑談です。(違うときスミマセン)
▼▼▼

“空”に住む~高層マンションに住むことを意味しつつ
地に足がついていない、フワフワした状態も
暗示されます……

(対照的なのが、戸建の出版社☆
民家で会社感のないムードがイイ☆)

急に両親を失った、一人っ子の直実は
葬儀には、涙も出なかったことを
気にしている……
(哀しみを“表出“できない自分を
無感情?冷たい?人間だと感じた?)

私こと、母が急逝し、丁度一周忌でありますが
葬儀には、涙があふれ出ることはありませんでした…
その前から、年老いた母には今できることをしようと
心がけてきたこともあってか、“悔い“はないーと
思いこもうとしていたからだと、思います……

(けれど、その後、お坊さんの言葉をきっかけに
堰を切ったように、悲しさと寂しさの涙があふれたことがあり
今でも、寂しさは続いています……)

直実は、時戸との会話で
言葉を“修飾“して話すことを、指摘されました。
(出版関係ゆえ?言葉の表現は豊か?)

例えば、“悲しいこと“を”悲しい”と言うことは
ストレートに、“悲しみ“が伝わるのかもしれない…
一方
ストレートであることは、シンプルすぎて
“悲しみ“の深さが、伝わりにくいこともあるかもしれない…


時戸は、俳優の自分は
虚構を真実らしく、表現してみせるが
直実は、その逆をしている?との指摘が…?

いや、“修飾“は、本質を避けているわけでなく
“盛る“ことで、より、本質を強調したいのかと……

直実の出版社の人の出来事や
時戸との関係
叔父夫婦との関係―
ドラマチックな部分もありながら
日常の空気感もあって
つかみどころのないムードが
心地よくもあって、見入ってしまう……(^^♪

予想外だったのが、叔母の存在!
段々、厄介な存在に…( 一一)

子供のいない叔母は
同じマンションに住むことになった直実を
“イイ話し相手“が出来たーとばかり
頻繁にやってくる。
“世話好き“のイイ人なんですが
合鍵をもってるので、勝手に、鍵を開けてしまうのは…(>_<)
(デート中は困るでしょ!(>_<))

時戸は、“合鍵叔母“の存在で、去ってしまうのだが
彼は、プレイボーイのようなので
“つき合う“と言っても、その程度だったのかも。
けれど
オムライスで引き留めようとした、直実は
時戸を、失いたくなかったようで……

そうこうするうち、愛猫ちゃんが病気に!(>_<)
原因は、ストレス!?
人見知りだったのに、転居してから
叔母が来たり、時戸が来たのが、ストレスに?(>_<)
(叔母が抱いた時、かなり嫌がっていたような……)
年齢もあってか、愛猫ちゃんは、亡くなった…orz

愛猫ちゃんの死に、直実の涙が出たのは
親の悲しみ以上ということでなく
親の悲しみのプライミングがあったからかと。
増幅した悲しみを、そのまま表出できたからかも…

仕事として、時戸にインタビューした直実。
不倫の子を産む同僚に、叱咤激励した直実。
1度片付けた両親の位牌を、愛猫ちゃんの骨壺の両脇に
安置し直した直実―

ふわ~としたままのほうが
都合がよく、心地いいときもあるけれど
それは
問題の先送りだったり
虚しさの延長だったりもする……

“合鍵侵入・叔母”には、ガツンと言ったが
絶縁することはなく、親戚ゆえの腐れ縁は
しれっと続くように
ちょっと“イヤな奴”で終わった、時戸との関係も
彼が“予言“したように  (人との関係は切れにくい)
いつか、イイ関係として戻らないーとも限るまい……

▼▼▼

私の中では、結論や教訓が、つかみきれなくて
いつまでも、雲がフワフワしたようでしたが
余韻は悪くありません♪
むしろ
人の人生は、日々、結論があるわけではないとしたら
逆に、リアルだったのかも……

PS:個人的には、時戸が
真にイイ男として、戻ってきてほしいナ


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』★綾野&北川バディを見たくてデス(^^)/


184418_1.jpg

作品について https://cinema.pia.co.jp/title/184418/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・犬養警部補: 綾野剛☆
・高千穂: 北川景子☆


綾野&北川のバディを見たくて鑑賞☆

少年の110番通報から
“安楽死”させるドクター・デスの存在に気づいた警察は
ある老男人医師と女性看護師に、行きついたー

ドクター・デスが誰かーを知るのが楽しみの1つですが
それは、序盤で解決。
その後、犬養の入院中の娘が、巻き込まれる!(>_<)

安楽死について、鋭い切り込みを期待していましたが
綾野&北川のバディを見るための、事件の1つという印象…?


▼~▼内容にふれて.雑談です。(犯人はナイショ)
▼▼▼

安楽死を請け負ってきたドクター・デスは
医療者として、誇りをもっていたーと言ったことがあった。

物事は、まじめに取り組むほど
割り切れなくなって
真剣に、向かえば向かうほど
自分の強い正義や善意が。視野をせばめつつ
歪んだ見方しか、できなくなってしまうことも?……

対処のしようがなくて
苦しむばかりの患者さんに対し
患者さん本人も家族も
“死“だけが、救いの道に思えてしまうと
そこに“誘導“するように
ドクター・デスが、手を差し伸べる……

壮絶な苦痛に対し
安楽死が合法化されている国や地域ならともかく
日本では、そうではないので
どんな理由があっても、殺人になる………

殺人も自殺も、絶対にいけない!
それは、よくよくわかっていながら
合法化してほしいほど、苦しむ人がいる事実も辛い…orz

ドクター・デスも、患者や家族から
感謝の言葉を受けて
それが、より悪しき使命感?の原動力に
なってしまったのか……

しかし、この作品は
そんな“安楽死”から“救済”の仮面を剥がし
後半は、本性を出してきた!(>_<)

ドクター・デスは、取り調べの逆恨みか
犬養警部補の娘に、目をつけた!
娘は、耐えがたい苦痛があるわけでも
治療法がないわけでもなかったのに!(>_<)

“持病“を抱える自分(娘)の存在が
父:警部補の“負担“になっていると
吹き込まれた娘は
自殺願望へと誘導されてしまう!!(>_<)

“同意“ある殺人を果たすために
ドクター・デスは、娘を、病院から連れ出した。
そして
犬養&高千穂コンビの救出劇が!(^^)/

当初、高千穂は、安楽死に際し
“被害者の不在“を、指摘していました。
(本人も家族も望んだことだから)
けれど
一度は死に同意した、犬養の娘も
やはり、安楽死(=殺人)の中止を、訴えつつ
無視され、殺されかかった……(>_<)
被害を自覚する前に、殺された“被害者”が他にもいたのかも……


▼▼▼

犬養の軌道修正&補佐役の“北川刑事“。
キリッと、カッコいいし
いるだけで、華やぎます♪
アクの強い役柄ではないので
もうちょっと、見ていたい気もする……(^^♪

これを機に、北川刑事のバディもの希望デス!(^^)/


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映画『ビール・ストリートの恋人たち』★困難にめげずよりもっと強く愛し合う人たち

177363_1.jpg

作品について https://cinema.pia.co.jp/title/177363/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

原題:IF BEALE STREET COULD TALK

幼なじみのティッシュ(19歳)とファニー(22歳)は
“普通“に、幸せに結ばれるはずだった――

冒頭、ビールストリートは、アメリカ黒人の方々の
“故郷“であり”レガシー“であると述べ
物語は、レガシーの本質を描くと告げていた。

それはどうも、今も続く“受難”……?

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

黒人の方が、警官に、殺されてしまった事件が
大きな問題として、報道されたことがありましたが
それが、たまたまでなく
“受難“は、いつも、日常の中に転がっていそうだと
思われるものでした。

彼らが、結婚を前提に、新居を借りるのも困難だという。
「この国は黒人を嫌っている」(byファニー)

“差別“は、サベツという語では語り切れない
根深いものを、はらみますよね……orz

敬意を払えない理由は?
端的には、相手をよく知らないから?(自分の無知)
だから、嫌悪・侮蔑・疎外する……?
そして、進学・就職のよい機会も遠ざけられば
(その前に、よき生活の場も)
ますます、いわれなき差別対象への悪循環が…orz

彼ら二人の、一途で強く、甘美な恋心には
人としての本質を見るようで、惹かれる。

一方で、そんな彼らを困らせる、“受難”のシーンを
ところどころ挟んでくる、“痛み”の見せ方がニクイ。

結婚する前に、ファニーが、レイプ犯の冤罪で
投獄されてしまった!
しかも、ティッシュのお腹には赤ちゃんが!

この冤罪が卑劣!(>_<)
被害者は(気の毒ですが)、記憶が曖昧な上に
以前、ファニーと“因縁“の合った巡査の”証言”で
犯人にされてしまったの!(>_<)
↑巡査のイジワルとしか…大涙

ファニーの母は、ティッシュをよく思っていないので
ティッシュの懐妊にも、罵声を浴びせるばかりで
ファニーの救出までは、心身がついていかない感じで…

けれど、ティッシュの母は頑張る!(^^)/
娘の苦悩を、放ってはおけない。
夫とファニーの父が、稼いだお金を元に
外国に行ったという被害者を探し出して
証言してもらおうと、説得しに行った!

女性同士、話し合えば、きっとわかってくれるはず!
との期待を胸に
被害者と逢った、ティッシュの母。
けれど
被害者の心の傷も深く
話し合いは、決裂してしまった……

話し合えばわかり合える、きっとわかってもらえるー
それは、幻想であることは、ままありますが……
この無力感と絶望感を抱えたまま、帰宅する母の気持ちョ…

裁判など、受ける機会もないように
数年のときが経った…………
子供も大きくなり
食事の前のお祈りも、できるようになっていた。

面会時間に、家族で会うのが
ささやかな幸せのような、“ファニー一家“。
出所のめどは、どうなのか?
今はもう、フラットな気持ちで過ごすしかないのか……

そのとき、ファニーに促されて
息子が、お祈りの言葉を唱えた!
お祈りの最後には、神様がパパ.を守ってくれるようにと!
――お祈りの言葉は
ティッシュがずっと、唱えてきたのだと思う。
祈ることしか、もうできないようだから……

けれど、それを、わが子が自分の言葉で
祈り唱えてくれている!!
家族で、手をつなぎながら…
こんな心強いことって、あります??
胸が、すごく熱くなった………
“レガシー“と言っていたけれど
どんな困難があっても
家族などの、愛と信頼の絆を強めて
乗り越え、生きてきたということもなのでしょうね……

▼▼▼

「愛し合う人たちが好きなんだ」(by恋人たちに好意的な人)

“恋人たち“という邦題ですが
ラブラブより、もっと色濃い
困難にめげずーよりもっともっと強く
“愛し合う人たち”を見た気がします。(^^)/


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テーマ : 洋画
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映画『ハリーの災難』★死体を喜劇にしてしまうセンス(^^♪

The_Trouble_with_Harry.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/2998/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督: アルフレッド・ヒッチコック☆
・ジェニファー: シャーリー・マクレーン☆


「殺人は喜劇」という監督の
死体を喜劇の小道具した話?……汗

少年が、森で男の死体を見つけた!
うわ~、こりゃ災難だヮ……
この少年がハリー君で、ハリー君の災難?
と思ったら違った。(^^♪

少年が、立ち去った後、猟銃を構えた元船長がやってきた。
彼が、誤射して殺したの!?
悪気がないのに、災難だヮ……
元船長がハリー???
と思ったら、それも違った。(^^♪

元船長が、木に隠れていると
浮浪者がやってきて、死体の靴を盗んでいった。
死者とはいえ、災難?(汗)
――と言うことで?ハリーは、死体の男。

死体の彼が、体を張った堂々の主役☆(*^^)v

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

一言で言ってしまえば
ハリーは、勘違いや思惑で
死体を埋められたり、掘り返されたりを繰り返されます。

元船長は、冷静に考えれば
ハリーを、撃っていないのに
自分が殺したと思い込み、埋めてしまおうと思ったのがはじまり。

やってきたご婦人に訳を話すと
冷静に受け止めてくれて、彼も私もホッとする。(^^♪
それもそのはず、彼女は、妻と間違われて
ハリーに襲われたとき、靴でなぐってしまい
気になって、後を追ってきたから。

そうこうして、少年がママ(ジェニファー)を連れてきたが
ママは冷静―と言うか、受け流すと言うか
レモネードでも飲んで、流してしまおうというムード。
(実は彼女はハリーの妻だが、彼を避けて暮らしていた。
訪ねてきたハリーを、牛乳瓶で殴っていた。)

(※このママ☆!=シャーリー・マクレーンが
愛用?のレモネードと、イメージ重なって
爽やかな甘さの可愛さで、魅力的!(^^)/)

死体を埋めて、“なかった“ことにしたいのに
読書しながらやってきた男(医師)が
死体につまずくのには、ドキドキ。
死体の存在が、明らかになってしまう!(>_<)
――と思ったら、本に夢中で、死体に気づかない…
↑集中というより、鈍すぎ…….(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
男はまたやってきて、またつまずくが
今度は、謝罪の言葉はかけたものの、また通りすぎる。
↑人への関心ないのね……( 一一)
おかげで、“死体発見“にはならないけど…

~中略~  ←考慮の末、死体を埋めたりまた出したり(>_<)
(もっともらしい理由が、その時々にあるので、納得してしまう…)

さて
画家の男が、森で、死体を見つけたらどうしたか…?
画家の性なのか、彼は“顔“のスケッチをしてしまう…
あとあと
その絵が、保安官代理に見つかってしまい
面倒なことになるのも、一興です。
というか、その場で、ごまかそうと
スケッチに手をくわえ、目パッチリおじさんに仕上げ
「証拠隠滅だ!」と咎められるのも、オカシイ…
(別に、“証拠“とは言い難い……)

元船長は、ご婦人にお茶に呼ばれたり
親密になっていくし
ジェニファーは、画家と、婚約し
ハッピーエンドっぽくなってくる。

そこで、夫ハリーが死亡している証明が必要に!
ハリーの遺体を、白日のもとにさらずべく
また、掘り返すことに……

ジェニファーは、また息子に見つけさせればいいーと言う。
(最初のシーンに戻る)
証言させればいいーとも?
息子クンは、明日も昨日も、よくわからないので
時間をごまかせる??

▼▼▼

特に、死者への敬意もなく(汗)
死体を埋めたり、掘り返したり。
ソレを、ソレらしい大人のドラマにして
つっこみコメディにしてしまうセンス……
滝汗デス……(^^♪


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映画『ウィークエンドはパリで』★偏屈と不満をマディソンダンスがもっていく♪

165300_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/165300/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・夫:ニック  大学教員
・妻;メグ   生物の教師

結婚30年の記念週末に、パリで過ごす夫婦。

新婚旅行で泊まったはずのホテルに
妻は、がっかりを通り越して、怒ってしまう。
もっといいホテルを捜しつつ
タクシーを2時間乗り回して、見つけたホテルの
スイートルームで、豪遊することにした――

30年目を祝いつつ
今までも旅先でも、色々あったけど
やはり、相思相愛だねーーというオチなら
私の気持ちを、ねじ伏せられそうで(汗)
ナンだな~と思っていましたが……

(結婚30年過ぎた)私の本音は抑えつつ
ツッコミながら、雑談です♪(*^^)v

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

結婚記念に、イギリスからパリへ旅行した夫婦☆
旅行はイイですよね。
日常から離れて☆(=日頃の不満も忘れて(^^)/)

新婚旅行先のホテルを、ニックは受け入れていたが
メグは、こんなとこ(汗)じゃなかった!と不満爆発し
キャンセル=脱出!

わがまま?と言えば、わがままかもですが(汗)
メグは、すっごく楽しみにしていたのかと…
物理的に素敵なホテル☆というだけでなく
素敵な所で、ステキな時間を過ごしたくて!

(↑ソレは、夫がステキだからーという意味と限らず
素敵に過ごすことで、(夫への)日頃のマイナス感を
プラスに変えられそうな期待でもあります)

パリ市内を、タクシーで疾走する気分爽快のあと
高級ホテルのスイートルームに泊まることに!
(タクシーの支払いで揉めるのも
この夫婦につきまとう、トラブルの影か…)

この夫婦の印象は、夫が偏屈なら、妻は不満。
(このムードは、両親にもなくはなかった…)

しかし、夫には陰鬱の原因があった。
女学生への言動が原因で、解雇通告されていたのだ。

(個人的には、夫(男)さんは妻が耐えてくれるのをいいことに
つい妻に話すのと同じ調子で、女性に言いたいコトを言ってしまうと
他人は我慢してくれないので、問題発言になることもあるかと)

旅行中、息子からの不急の電話とか
改装中のお風呂のタイルの色とかどころじゃない――
解雇なんて、旅行を楽しむムードじゃない!?

妻は、今までの不満をぶちまけつつ
大胆な行動に出た!
夫が妻に頼んだ、ディナーの支払いをせずに
逃げ出したのだ!!!!!

逃げだした路上で、彼らは
ニックの後輩で売れっ子作家:モーガンに逢い
後日、パーティに行くことに……

~中略~

そんなこんなで、ホテルの支払いも踏み倒して
飛び出した二人!
結婚30年後の先行きが、不安視される……
どーすんの???( 一一)

ふと思うのは
人は、(経済的にも)自立できるときは
独りでやっていけそうな強さを、感じても
共通の敵?に、困っているときは
同志意識が、芽生えるのか
頼ったり受け入れたりしてそう……

カフェで寄り添いながら、時間を潰して
頼りのモーガンを、待っている二人は
夫婦というより、同志だナ…….

印象的なのは、マディソンダンス♪

ニックは、若いときから、映画『はなればなれに』がお気に入り。
メグとともに、マディソンダンスがお得意♪
カフェのジュークボックスから、流れる音楽に合わせて
夫婦は、軽やかにマディソンダンス♪を踊る。

↑このあと二人は、どうなるんだろうーという心配は
始めは、夫婦間の心の距離だったけれど
段々、金銭的な心配になっていった……

そこからの♪マディソン・ダンス♪ったら!!!!


▼▼▼

いい意味で、“割れ鍋にとじブタ”の熟年夫婦☆

老後も、なんとかなるョ的な感じ?なんでしょうが
彼らの、若き日のエネルギッシュな熱量を重ねつつ
今や、熟年の人生経験の図太さ(汗)もあいまった感じで
なんやかや
マディソン・ダンスが、全部もってった感じの
破壊力最強のエンディングを見たような……(^^)/



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映画『潮騒』★百恵&友和さんの根本的に根強い愛を

145500_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/6864/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・原作: 三島由紀夫☆
・初江: 山口百恵☆
・新治: 三浦友和☆


百恵ちゃんの作品を、初めて鑑賞したのが
「その火を飛び越して来い。その火を飛び越してきたら」
の『潮騒』です。

百恵ちゃん主演ですが、思ったより
新治=友和さんのインパクト大でした。
新治の母も!


▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

若い男女の純愛です。
素朴な恥じらいと、トキメキがイイ☆

好きな人への気持ちは、まずは
逢いたいことでしょう……
自分が逢いたいと思うのと同じように
相手が、逢いたいと思ってくれる……
ソレがうれしい!(^^)/

(個人的には、想い人から想われることは
自分の存在意義というか、生きている意味というか
独りではないという、心強さのようなものを感じて
ソレが心を温かくしてくれて、幸せを感じる)

悪天候で、船が出せない日に
“密会”した新治と初江。
土砂降りの中、小屋に着いた初江が、びしょ濡れの服を脱ぐと
うたた寝していた新治が、目覚めた――

この“目覚め”は、きっと新たな目覚めですよね…(^^)/
(好きな人への気持ちは
ピッタリ☆“寄り添い”たいことですよね…)

たき火が隔てた二人の距離感と関係が、絶妙にイイ☆!!!
「その火を飛び越して来い。その火を飛び越してきたら」
初江が挑戦的に言うのも、けなげョ……
「飛び越してきたら〇〇〇〇」の〇〇〇〇を言わないのは
もはや、♪美・サイレントですョ……

そうして、ナニもなかった二人だけど
祝福を込めて、敢えて言おう。
二人は、純情で結ばれたと!(^^)/
↑下世話な一線を、越えない新治が良い!
友和さんの真摯な硬派ぶりに
同級生が惚れたのもわかる……
けれど、二人の密会を見てしまった、恋敵の女子が
初江の入り婿候補に、二人は“他人の関係”ではないと
吹聴し、村中に拡がってしまう……orz

噂を恐れ、逢わない二人だが
手紙のやりとりで、絆は、深まっていく。
恋文もイイ☆
文字の魔力は、真心がしっかりしみ込んでくるもの…

印象的だったのは
初江の父に抗議した、新治の母。
女手1つで、息子二人を育てている。
船主の初江の父が、娘を思うように
自分も、息子を信じていて
初江に対して、恥じることはしていないと
毅然と、言い放った。
のみならず、なんだかんだ言うなら
こっちから初江を願い下げだ、とも……汗。

むりやり、金持ち坊ちゃんと、縁組させられそうな
流れになりそうな初江……
(百恵&友和のペアじゃなきゃダメなのに!)

あるとき、新治は、坊ちゃんと同じ船に乗ることになった。
新治の母は、初江の父の陰謀だと戸惑う…
海女の仕事をしていても
新治の母と初江は、気まずい関係に…….

新治の舟が嵐に遭い
ブイまで泳いで、船をつなぐ必要が生じた。
誰も行きたくないところですが
海の男☆新治は、果敢に泳いで、大役を果たした!

そうしたら、新治は、初江の婿になれることに!\(^o^)/
初江の父が、勇敢な新治の男っぷりを、認めてくれた。(*^^)v
イイぞイイぞ!ハッピーエンド♪

初江は、新治に渡しておいた自分の写真が
守ってくれたと、思っていた。
新治もそう思っていると、思っていたエンディング。

しかし、力強い新治は、違うんです……
自分の実力で、船を救ったと。
そうなんですけどね……(^^♪
でも
初江への“気持ち“に合わせて
やんわりハッピーな風に、吹かれてほしかったの……( 一一)

この現実味を、受け止めきれなかったけれど(汗)
ソレが、男の責任感の強さなのかな。


▼▼▼

その後の百恵ちゃんと、友和さんのことを知っているからか
この二人による『潮騒』には
根本的に根強い“愛“を感じながら
見られる気がします♪(*^^)v


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テーマ : 邦画
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映画『イエスタデイ』★幸せの秘訣をビートルズのアノ人が(^_-)-☆

180039_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/180039/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

大停電のあと、世界から、“ビートルズ“が消えた――
売れないシンガー:ジャックは
誰も知らないビートルズを、(自作として)歌うことで
超売れっ子に!
でもこれは
サクセスストーリーでは、ない…( 一一)

幸せになるための秘訣を
アノ人が、教えてくれるのが、ミソ☆!


▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

ビートルズを知らない人たちに
曲を聞かせたら、みんな名曲に感動♪
じゃ、これは?これは?
――と、ジャックが聞かせたら、感動の嵐♪♪

ビートルズの数々を、聴かせてくれる――
それだけで作品が成り立つーと言っても過言ではない…
ジャックは、求められるままに
知っている名曲を歌って、バカ売れする!(^^)/

マネージャーをしてくれている、幼なじみのエリーも
ジャックに、尊敬のまなざしを向けるが
彼女の視線は、敬意だけではない。
エリーは、バカ売れする前から、ジャックに“好意的“で
この度も、踏み込んだアプローチをしてみたが
ジャックは、“お友達“のまま………
本当は、ジャックも好きなはずなのに
踏み出せないのは、“ビートルズ“のせい????

だって、バカ売れしても、ジャックの実力でなくて
ビートルズの力だから……

そんな戸惑いとは裏腹に
カネの匂いのするところに、群がる人たちはいる。
(人の褌で相撲を取るべく)敏腕エージェント;デボラは、
手腕を発揮!
ジャックのヒットに、乗っかる人たちとの会議あり
曲に見合った?ルックスを作り上げる人たちあり
スターに創り上げられていく、ジャック……….

(ハイエナのようではなく 汗
スターのおかげで、仕事をもらって、生活している人が
いることは、否めないし、悪いことではありません)

ジャックは、デボラの言いなりにならざるを得ない感じですが
逆に、ジャックが自己主張すると
「自分がスターだからって、天狗になってるの?」
というような言い方をされてしまう……orz
むずかしいデス…

いい歌を知ってほしいーという気持ちから始まったと思うが…
プロは、アマではないから、お金の問題が生じてしまう…orz

あるとき、ビートルズを知っている男女が現れた!
“黄色い潜水艦“を手にして☆

ジャックは、“盗作“を責められると思っていた。
が、彼らは、ジャックに感謝していた!!!(^^)/
ビートルズの消えた世界に、蘇らせてくれたと…….
盗作だ!権利だ!と責め立てるのではなく
歌そのものの存在を、讃える♪
いいなあ、そういうの……
女性は、言った。
「ビートルズのいない世界は、たまらなく退屈」だと。

名曲を届けつつ、自作のふりをしていたジャックの“苦悩”に
女性が教えてくえたのは、ナント!
ジョン・レノンの住所!

変わってしまった世界の片隅で
ジャックは、ジョンに逢った………
78歳のジョンに……

ビートルズを知る数少ない一人である自分が
その昔、突如として、命を奪われたジョンに
逢っているという奇跡……
ジャックの喜びの深さは
多分、ビートルズを知る私たちの感激です……

そんなジョンの言葉は、神様の啓示ですよ。(*^^)v

ジョンは、ジャックに、“幸せの秘訣”を教えてくれた。
「① 愛する女に愛を伝え、②正直に生きること」
失ったエリーを取り戻せと!

善は急げ!
ジャックは、エドのコンサートに加えてもらい
ビートルズの歌を歌った。
(会場には、エリーもいた)
そうして、歌い終わると
① ジャックの歌は、ビートルズのものだと暴露し
    自由にダウンロードできるようにして
② エリーに愛の告白もすると
    ジャックは、彼女とともに、表舞台から消えた―


▼▼▼

そんなこんなで、エンディングは
『オブラディ オブラダ』♪
“デズモンドとモリー”の
幸福感に包まれマス!(^^)/



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テーマ : 洋画
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映画『罪の声』★子供をダシにするな!の見ごたえ(^^)/

181749_2.jpg



作品について https://cinema.pia.co.jp/title/181749/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・阿久津: 小栗旬☆  新聞記者
・曽根:  星野源☆  テイラー

曽根は、父の名前の箱の中に、たまたま
カセットテープと手帳を、見つけた。
手帳に書かれた「ギンガ・マンドウ」の記録から
未解決の『ギン萬事件』に関するものと察した。
そして、テープに録音されていた子供の声は
自分の声で、脅迫に使われたものだと、知ってしまった。

記憶にない悪事に“加担“していたことを知って
苦悩する曽根は、事の仔細を調べだした。
すると、伯父タツオが消息不明になっていることを知る。
奇しくも、新聞社で、事件の再調査をしていた阿久津が
曽根にたどりついていくー

子供が、犯罪に協力させられた不幸の顛末です。
伯父タツオのせいでこんなことに???
――という感じになっていきますが
衝撃的!?な事実が、ラストに…….orz

そして、曽根と同じように録音された
ほかの子供たち(姉弟)の運命が
哀しくも、深みを増していく!(^^)/


▼~▼内容にふれて.雑談です。(▽ネタバレ?)
▼▼▼

『ギンガ萬堂事件』は『グリコ森永事件』のようです。
(犯人の1人にキツネ目の男!)

社長を身代金誘拐し、お菓子への毒物混入するが
身代金は渡されず、社長も自力脱出した。

身代金目的でなくても、株価暴落で
利益を得た者も、いるらしい……?
企業への嫌がらせか?儲けのためか?

曽根は、伯父から“洗い”はじめ
犯人たちは、やくざ・元警官など、烏合の衆とわかる、
(やくざがからむと、厄介ですョ……汗)

元警官は、実子(姉弟)の声を録音して
犯罪を誘導したが、やくざの親分に始末される身となり
妻子は、囚われ状態となってしまった。

~中略~  真実を捜す経過は目が離せない!(^^)/

イギリスで暮らす伯父を訪ねた曽根。
事件のラスボス的立場で
自分の声も、伯父が録ったのだと思っていた。

伯父が、この事件に関与したのは
イデオロギー的側面があり
“正義心”からしでかしていたのが、辛い…

そして、同じく“正しい”と信じていたのが
▽要反転▽  

曽根の母親だった!(>_<)
彼女は、父親の冤罪の原因となった警察を恨み
学生運動に参加し、タツオと面識があった。
タツオに頼まれ、息子の声を録音したのは
母親だった!!!!

自分の死後、息子に知られまいと
隠しておいた録音テープを処分すべく
病院から、一時帰宅したものの
息子に知られた、あとの祭りだった……

死期の近い母だったが
曽根は、事実を知った苦しみを
そんな母親に、ぶつけざるを得なかったのが
事の重大さを、物語るよう……


▽▽▽

そのときは、自分の都合だけを思い
小さいから関係ないだろうと
子供を使った大人たちだが
それが、どんな不幸を招いたのかは
やくざに囚われた、姉弟のその後を見れば
痛いほどわかる……

この姉弟のことは、少しずつ、見せてくれるのだが
見ているうちに、希望も未来も(命も!)奪われていった
彼らの絶望的な悲しみが、どんどん深まっていった。

そして、身勝手な大人たちへの怒りが
沸き起こった…….

▼▼▼

当初は、曽根=星野源さんの精神的苦痛が
解放される経過をみるのかと、思っていましたが
ほかの子供たちの“その後“を
小出しに見せてくれて
哀しみと怒りが、重ねられていくようで
見ごたえがありました☆

▽アノ人▽も、入り口を入るシーンなど
何気ないシーンかと思ったら
すごく意味があったのかと!

予想外だった結末まで、面白かった!(^^)/


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映画『スターリンの葬送狂騒曲』★赤い上級国民の権力闘争

175562_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/175562/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

スターリン亡き後の権力闘争を
ブラックコメディにしたらしいので、気になっていました。

細かいところは、諸説あるのでしょうが
ソレくらいのコトはあったのだろう――と思わせつつ
権力闘争劇を、テンポよく、ざっくり見せてくれたのは
良かった☆(^^)/

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

スターリンの時代は、“粛清の嵐“と言われますが
“反体制“とは限らず、権力者の気に入らなければ
粛清対象になってしまう……orz

スターリンが、電話で、今の
ラジオ放送の管弦楽の“録音“が欲しいと言えば
録音を、すぐに、お持ちいたしマス!(^^)/
録音してなかったら、演奏終了後に、再度
演奏させてまで、録音する…….汗。

意にそぐわなければ、殺されてしまうから…..(>_<)

それが、スターリンだけでなく、側近もで
べりヤは、女性に対し、おシモネタな要求を
しまくってたらしい…( 一一)

閣僚と言えど、粛清リストに載り得るので
油断もスキもない…(>_<)

そんなこんなで、倒れたスターリン。
すぐに医師を呼ぼうかどうかーなどと
有力者たちが迷っていたのは
名医は、処分してしまったので、いなかったから……
やっと捜して、連れてきたが
“捕獲“したような有様ョ……

(某独裁者の方も、国内の医師を処分してしまったので
いざ、自分が老化して病気になったときは
国外で治療せざるを得なかったーというのもある…)

一応、次の代表(書記長)は、決まっていたので
葬儀のあたりは、権力の混乱は、表立ってはなし。
けれど、この代表は、暫定的なものだと
うすうす気づいている面々は
腹の探り合い、星の潰し合い、足の引っ張り合いをする。

印象的だったのは、会議での挙手。

スターリンの死後なので、新しいことをするにはいい機会。
賛成の手が上がる。
だが、スターリンに背くのかーとなれば
その手を下ろしかける……
しかし、スターリンこそ、新しい改革を進めたのだから
我々も!-と言えば
再び、手を挙げたり…………

↑モノは言いよう☆
大義や理由が、ソレらしければ、自分を通せる。

一方、誰かを失脚させたければ
責任を、負わせてしまえばよい。
理不尽であっとしても、それらしく理屈を作って
その場の雰囲気と勢いがあれば、一気に、攻め込める!

会議=話し合い、というテイをとりながら
その策にはまったのは、べりヤだった!
あっという間に、べりヤは、“反対派“になってしまい
危険を感じ、逃げ出そうとして、もみ合いになり
押さえつけられ………
室外に出され、犯罪者として、処刑され、燃やされた……

↑この緊迫感は、コワい……
皆が、自分を潰そうとしていると、わかってしまったときの感覚は
恐怖と孤独に、覆われてしまうのかも……
けれど、べりヤは、ほかの人たちを
恐怖と権力で、ねじ伏せてきたんですよね……汗

スターリンの子供たちには
最初は、“虎の威“とばかりに
権力者たちは、競って、接点を持とうとしていましたが
書記長職は、世襲制ではないし
ほどなく、けんもほろろに…….orz


▼▼▼

↑モヤッとした雑談になりましたが(汗)
ノーメンクラトゥーラ?赤い貴族?上級国民?の
わがままに逆らうと処分?-という体制は
いただけません…( 一一)

だから、権力にしがみつきたいの?
そんなんで、
ずっと国を維持できると、思っていたのでしょうか??



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映画『とんかつDJアゲ太郎』★フロアを揚げたトンカツDJにゾクゾク!(^^)/

184357_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/184357/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・揚太郎: 北村匠海☆
・DJヤシキ: 伊藤健太郎☆

物静かそうな北村さんが
予告編で、アゲアゲムードだったので
楽しみにしていました!(^^)/

異業種の友人4人と、
友人の旅館の一室で、人生ゲームを楽しむ揚太郎は
向いのビルの女子:ソノ子が気になる年頃♪

まだ、キャベツを刻むだけだが、いつか
家業のトンカツを揚げる運命を、受け入れてはいる。

あるとき、揚太郎は、クラブに、トンカツ弁当を届けに行った。
初めて入ったクラブで見た、DJと客の盛り上がりに
感激した揚太郎は、DJになろうと決意する!

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

何かに慣れてしまっていると、どうってことなくても
初めて!☆の衝撃は、強いもの!(^^)/
揚太郎は“クラブデビュー“で、ショックを受けた!
フロアの盛り上がりもだが
DJのアゲアゲムードに♪

で、DJ伊勢谷さんに、弟子入りしたいと申し出る。
(↑トンカツ屋さんは、その流れなのかと)
しかし、DJなんて、人に教わるものじゃなく
自分でつくるものだと、言われる……

で、今どきの揚太郎!
トンカツもDJも、一緒?のノリと気づいて (^^♪
友人4人の“合作“で、DJ動画を配信♪
たちまち、トンカツDJということで、話題に☆
今は、やろうと思えば、“配信“できるので
簡単デス……
あっけないねーと思ったが
目標は、フロアDJでありました!(^^)/

アパートを追い出されたDJ伊勢谷さんが
転がりこんできて
教えてくれるんだか、のらりくらり…( 一一)

でも、揚太郎のノリ&アゲを買ってくれて
フロアデビューさせてくれることに!(^^)/

けれど、素人なもんで……
場の雰囲気やら、意中の女子のことやらで
散々な、盛り下がり……orz
推挙したDJ伊勢谷さんまで、干されてしまう……orz

意中の女子;ソノ子ちゃんは
またがんばればいいじゃん♪と
励ましてくれたけれど
“また“なんて、2度目がないコトもあります…orz

そんな折、友人たちが、頼み込んで
コンテストに、参加できることになった!(^^)/

このコンテストのシーンが良かった~~~~☆
言葉でうまく表現できないけれど
ノッテノッテ、上がって揚がって、最高潮に高まった感!(^^)/

というのも、やたら、カリスマ強調の
DJ.ヤシキの存在あればこそ☆

ヤシキは、売れっ子DJだけでなく
青年実業家という、モテモテカッコイイ系。
前に、揚太郎が失敗した、DJの後始末をして
アゲアゲを見せつけられた過去があり
今回のコンテストの審査員でもあり
揚太郎にも、上から目線で、スカした感じ…( 一一)

だが、今回の揚太郎は、前とは違う!
自分のノリもアゲも、身に着けて
フロアの揚げっぷりも、ジュワジュワ~っと、イイ感じ♪
そう….
高まるハートビート♪
もっと高揚させる、サウンド♪
イイぞイイぞ!揚太郎!もといトンカツDJ!(^^)/

そして、そこに、なんと!
審査員のDJヤシキが、乱入!(>_<)
いや、コレは、邪魔じゃない。
コラボだヮ……(*^^)v
テンション上がって、居ても立ってもいられずに
(いい意味で)バトルをしかけるように
トンカツDJの、マインドに、飛び込んできたんだ!\(^o^)/

↑私こと、この瞬間、このシーン
すごくゾクゾクした!!!
フロアで踊ってたら、、超高まってた!!!\(^o^)/
イイぞ!イイぞ!トンカツDJ!(^_-)-☆

きっと、優勝は、トンカツDJでしょー
と思わせますが……
揚太郎の、上げるべきフロアは
別のところにあるから……………………


▼▼▼

予告編のブルーノ・マーズの『Runaway Baby』も
鑑賞意欲を、上げてくれますが
北村さんのアゲアゲ揚太郎が、すごくよかった!☆

ついでに、トンカツも食べたくなります。(*^^)v



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テーマ : 邦画
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映画『十三人の刺客』(1963)★バ〇殿の始末with武士の情け

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/7216/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・島田: 片岡千恵蔵☆
・半兵衛: 内田良平
・明石藩主: 菅貫太郎 
  以下:バカ殿 (^^)/

三池監督の作品を観たときに
オリジナル版をいつか見たいと思っていました!(^^)/
そうそうたる面々☆

暴君の暗殺命令を、それとなく受けた島田らが
参勤交代の途中で、ある村に誘い込み
袋のネズミ状態で、主従もろとも、始末しまくる!(>_<)

袋のどん詰まりに、追い込んでは
一人、また一人と、主従を追い込んで
始末していく殺戮を(汗)、ドキドキしながら
見る娯楽(滝汗)ではありますが
武士の情けは、それだけじゃないーという
美学?を、千恵蔵サマが、残してくれる…….

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

主君が、あまりにもダメなため
幕府のお偉いさんの家の前で、割腹して
“悩み“を訴えた重臣が、まず、スゴイ……
命果てた理由が、個人的な辛さでなく
バカ殿を、どうにか始末してほしいと……

(思えば、その重臣が、一服もって
殿様を病死扱いできそうだが
それでは、物語が成り立たないし……)

バカ殿は、将軍の弟だから
面倒なのよ……( 一一)
(上の立場の人には、ホント、虚勢で
威張り散らしてないで、人格者であってほしい…)

物語のメイン=“バカ殿の始末”は
参勤交代の途中で決行することに!

尾張藩の領地を突っ切らないで
回り道をさせ、ある村に誘い込みたい。
尾張藩内の手前で、「バカ殿来るな」の看板が…
(バカ殿とは書いていないが、来るなと…汗)

普通なら、怒りますョ……
普通じゃないバカ殿も、怒ったョ…
自分は将軍の弟だゾ!と。
御三家がナンだ!と。

立ちはだかったのは、尾張藩の老藩士。
(バカ殿のせいで、息子夫婦を失った過去あり)
見事、バカ殿一行を防いだが
立場上、責任を負った彼は、後に自害したと言う…
↑武士の立場には、ソレがある……
島田も、それを聞いて、納得するフシが深い……

そうして、バカ殿一行を、誘い込んだ村は
仕掛けだらけになっていて
島田ら、刺客たちの攻めこみの激しさと
バカ殿一行の狼狽&応戦に、見入る!(^^)/

家臣:半兵衛は、切れ者の忠臣。
バカ殿とのミスマッチが、イイ☆
「(バカ)殿を守れェ~!」
有能な人が、バカ殿を支えるなんて…orz
いや、有能じゃないと、バカ殿を支えきれない?
いずれにせよ、
身を挺して、盾になって、バカ殿を守る家臣たちョ…(T_T)

バカ殿=菅貫太郎さんは
守られるのが当然という感じなのが、憎たらしいの…
(菅さんは、「水戸黄門」などでも、悪代官・悪殿など演じましたが
ひょうひょうとさっぱりした、独自風味の悪役が、懐かしい)

~中略~  移動しつつ追い込まれていくドタバタチャンバラは、悦!(^^)/

で、ちょっと気づいた。(笑)
掛け声が、いつしか
「明石藩を守れェ~!」に。

殿様を守る=藩を守る   だと思うけれど
バカ殿をーというより、藩の存続を守りたいのが、本音でしょう。
誰が好き好んで、バカ殿に、仕えているのかーと言えば
藩に仕え、禄を頂き、家族を養っているサムライたち。
ご苦労さまです。
この戦いとて、バカ殿でなければ
家臣は、巻き添えを食っていないわけで……orz
ホント、お疲れ様です。

そうして、島田の手にかかったバカ殿。
役目を果たした、島田ョ……
まもなく現れた、家臣:半兵衛!
島田と対峙した!
――と思ったら、島田は、わざと半兵衛に討たれた…
え?と疑う半兵衛…….

島田は、命令とはいえ、藩主を斬ったわけで
主君の仇討ちを、半兵衛にさせたーというのが
武士の情けか、一分か……
けれど、島田の仲間が、半兵衛を背後から、しとめた……
(これもこれで、ボス:島田の仇討ちになる)

島田も半兵衛も、本来、死ななくてもいい人たちで
奇しくも、同じときに、命を落とすことになった因縁から
同類相憐れむ?ような、友情のようなものが芽生えつつ
息絶えたのが
端正な男の、散り際の美学のようでもあった……

▼▼▼

大勢での大乱闘というより
次々、出て来る、周到な仕掛けに
翻弄される敵のアタフタが、痛快でもありました。

奥行きと深みを感じさせるモノクロ画面も
サムライたちの心情を、語るようで、イイ☆


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