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映画『ヘカテ』★「何も」と言った深い女に溺れた男

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/8928/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・監督: ダニエル・シュミット☆
・ロシェル: 北アフリカの外交官(独身)
・クロチルド: 人妻(大佐の夫は在シベリア)

男と女の“愛の物語”らしかったので、鑑賞☆(*^^)v
人妻と恋に堕ちたが、どうにもならなくなって破滅…orz
――と予想されるのですが(汗)
それでもいいつもりで、鑑賞☆
というか、自ら、愛だの恋だのに溺れるつもりで☆(^^)/


▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)  違うときスミマセン
▼▼▼

よく準備された北アフリカの赴任地では、“情婦”だけが不足―
と感じていたロシェルは、パーティで出逢った美熟女クロチルドに
あっと言う間に、惹かれた。
(↑パサパサの乾燥物に、すぐに水がしみ込むような)

“気に入る”というのは、理屈ではなく
利己的欲求そのもののようなので
彼は、“自分の求めに彼女が委ねる”という関係に
満足し、それは“愛”というより“幸福”だと感じた。
(↑“好き“や”求め“の感情を、愛と呼びたくなることもあるが
”幸福“と言ったのは、冷静な判断かもしれない)

しかし
「私はあなたの望む女よ」
委ねるだけの彼女を好むーって
都合のいい女じゃん…(>_<)
てか、この彼の子供っぽさじゃん…?( 一一)

だからか、大人の彼は
関係を重ねるうちに、彼女に“手ごたえ“を求めた。
私はこういう女(人間)だーという中身を知りたいと。

(それが愛かどうかはともかく)
近づきたい、知りたいーという気もちは、自然なこと。
実は、人妻らしい彼女に(これからの関係のこともあり?)
彼は、夫のことを聞いてみたのだが….

(↑自分と愛し合っている“反対側“で
彼女は夫を愛しているのだーと思うと、
いたたまれない嫉妬の感情も、あったかも。
でも、夫のコトは聞いちゃいけないことかも…汗)

案の定、彼女は、はぐらかすので
彼のモヤモヤは、募っていき
仕事も手につかず、休みがちに…orz

象徴的に、決定的なのが
彼「何を考えているの?」
彼女「何も」

↑思っていたことを、何か話してくれたらいいのに
「(何も)無い」と言うのは、拒絶にも等しいかも…
心を探らないでーと言うような……

彼は、彼女の“秘密“(←があるかも不明)を暴こうと
姿を消した彼女をやっきになって
捜し回るのだが…
(↑彼女が、現地の子供と親しくしていることに
嫉妬した彼は、彼女と子供たちの“関係“を
疑うのだが、彼の思い込みだと思う……)

彼女の“心”(内面・秘密)に近づけない彼は
見つけ出した彼女に
体でぶつかるしかなく、乱暴なことに.!(>_<)
(やっぱ、子供じゃん…( 一一))

とてもとても“好き“だと思う人がいて
その人のナニもかもを、知りたいと思っても
一秒一秒知ることはできないし
たとえ、すぐ近くにいても
その“本心“に触れられているかは、わかりません……
(自分自身、自分の心の奥底はわからないのに)
けれど
愛の気持ちが、その人の心の奥底に
たどりつけないとしても、その人を大切に思う気持ちが
愛なんだと、私は、信じているのですが
彼は、想像の中で、彼女を崖から突き落としたよね…滝汗.。
(やっぱ、子…orz)

職務怠慢で、破滅かと思った彼も、復活できて
シベリアに赴任したのは
彼女の夫に、たどりつくためだった。(もはや執念か)

夫は、妻を待っているーと言ったが
来るのも怖いと…?
夫あるいは夫婦の感情が、他人には理解しがたい感じ…
ロシェルは、自分の歴史に
“夫“を巻き込んでは、いけなかったような気がしてきた私…………

そうして、月日が流れ
スイスのパーティで、再会した二人。
(黒いドレスの彼女が、未亡人かどうかは不明)
この先どうなるのかは、わからない…
(最終形は“死”という普遍は、さておき)

多分、彼は、試したんじゃないかな……
「何を考えているの?」
と聞いたのは。
「何も」
彼女は、きっと、そう答えるだろうから……
そして
そこから、始めることを。
それなら
“試した“は、もとい、”挑んだ”だと思う。

幸福感だけでない、本物の愛を賭けて。
大人の男と女の愛を。

▼▼▼

本国を離れた異国の地では
地元民の現実的な生活感とは違って
別世界の自分に、出逢ってしまうのかもしれない。

人生は旅~そのものの
彼女に恋狂ってしまう、迷える旅人となった彼の姿を
いい旅気分?で堪能した作品でした☆


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『地獄の花園』★OLのテッペンと本当?の勝利!?(*^^)v

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/186511/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・脚本: バカリズム☆ ←面白みに期待!(^^)/
・直子: 永野芽郁☆
・蘭: 広瀬アリス☆


OLの派閥争いを、『クローズ』のような
ヤンキーなノリ♪で楽しみました!(^^)/
社内のテッペンだけでなく、周辺オフィスもからみ
日本一のOLをめざすムードに。
(ナニをもって、日本一なのか…汗)

興味深いのは、ただ、テッペンを目指したものじゃないこと。
女(OL)の友情と挫折そして、“勝利”へー
↑この展開はナイスだった!(^^)/

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

女だらけの職場では、大なり小なり
ナニかありますよね……(と聞きますよ……汗)
みんな和気あいあいしてる~と思っても
別々のグループがあったり……
仲良くやってるんだ~と思ってたら
グチ(悪口?)やクレームの(影の)報告が、あったり……
(私も、“堅気“じゃいられない……(>_<))

普通のOLライフを楽しみたい直子は、“堅気”のOL。

菜々緒さんや川栄さんなど
適役☆(^^)/なお姐さん方のケンカ上等!啖呵上等!な姿は
気持ちイイ!\(^o^)/
彼女たちは、負けたら、潔く、勝者の下につくのもイイ。
(あとでグチグチ陰湿にならないの♪映画だから……(^^♪)

そんな乱闘の前置きのあと、
(中途採用OL:蘭)アリス姐さん登場!\(^o^)/
バッタバッタと姐さん方を倒し、会社のテッペンに!(^^)/
一方、直子とは、仲良しになる。

蘭の強さを聞いた、他社OLは(遠藤憲一さん他)
直子を人質にとって、蘭に戦いを挑む。
ソコの強いOLたちは、憲一さんはじめ
まるで男!(-_-) 性差ナシ?
女装するでもない…(してるのか?)
奮闘するも、蘭は、倒されてしまった!(>_<)
↑ソコからが、新たな展開。

▽要反転▽


蘭が気絶している間、直子が本性を現した!
実は、直子は最強のOLだったと言う…汗。
テキをボコボコのしたあと
蘭の手柄にしようと、一人抜け出した直子だが…

↑蘭は、一部始終を見ていた!
最強OLを隠していた直子に、複雑な気持ち…

他社の“日本一のOL”(小池栄子さん)との対決を挟みながら
直子と蘭は、最後、対決する運命に!(>_<)

そんなこんなで、最強OL直子が勝つのですが……
次の瞬間、「負けた」と、私は心でつぶやいたよ……

直子の意中の男性社員が
倒れた蘭に、駆け寄ったんだもん……( 一一)
かなり親し気に……orz

▽▽▽
▼▼▼

激しい女の戦いは
『大奥』に通じるものもあって、良き☆
そして、なんだかんだ
女の勝利は、ソッチにあったか
という、脱力感が残るのも、まあ良き☆(*^^)v


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『哀愁』★邦題が余韻となる愛の哀しみ

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/11452/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・原題 『WATERLOO BRIDGE』  ←二人が出逢った橋の名

・ロイ(将校): ロバート・テイラー
・マイラ(バレリーナ): ヴィヴィアン・リー☆


男が、思い出の“橋“で、にぎりしめていたのは
ビリケンさんのお守り。
抱きしめていたのは、ソレをくれた女の思い出―

運命のイタズラと言うけれど
“そもそも“なことが、重なっていくーー
ソレがもどかしいやら、くやしいやら
切ないやら……orz

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

第一次大戦下のロンドン。
空襲警報の中、一緒に、橋の上から駅に
避難したロイとマイラ。
(マイラが、バッグの中身を落としたのがきっかけ)
マイラは、明日、出征するロイに、ビリケン人形をお守りに渡した。
多分、コレで終わり…?

けれど、恋に落ちたロイは
上官との約束を断り、マイラのバレエを見に来ただけでなく
マイラを食事に誘った。
(↑マイラの上司は、交際を禁じていたので、危うい…汗)

恋に落ちた二人を、運命は後押したのか
ロイの出征は延び、彼は、マイラに求婚した!
↑この、加速していく恋心は
冷たいはずの雨すら、ものともさせず……(^^)/

なのに、教会の結婚式は、午後3時以降はダメと言われる。
(銀行の窓口か…(>_<))
じゃあ明日―と思ったら
急遽、ロイに召集命令が出てしまった!

マイラは、すぐさま、駅に向かい
走り出した列車から、身を乗り出すロイに
ほんの一瞬、手を振っただけの別れとなった……
↑ココは、ホント、切ない……
よくよく言葉を交わせず、一目みるだけでやっとの別れ…
それでも、お互いに、惹かれ合う気持ちだけを信じて
精一杯の気持ちを、投げかける……

けれど、公演に穴をあけたマイラは、解雇されてしまった。
弁護してくれた友人キティも、一緒に…orz

仕事らしい仕事も、見つからないあるとき
マイラは、新聞の死亡欄に、ロイの名前を見つけてしまった。
絶望と哀しみの中、マイラは、キティに続いて
娼婦として生きることに、なっていった……

(以前、ロイは、結婚したら、出征中は
マイラは、裕福な実家で、母と暮らせばよいと考えていた。
もし、あのとき、結婚できていたら……)

駅で、列車を降りる兵士に、愛想を振りまいていたマイラは
ロイを見つけ、ロイもマイラに気づいた!
迎えに来てくれたと喜ぶロイ。
とまどうマイラ……………………………

↑このときのマイラの気持ちを思うと、涙、出そう…
ロイが生きていたことへの、爆発しそうな喜びと
今の自分を見せたくない、悔やみきれない悲しみと…

ロイは、マイラと結婚するつもりで、実家に連れてくる。

(このまま、過去はやむを得ないこととして
ロイと生き直してほしいと、思うのですが……)

ロイの母は、“事情”をのみこんでくれたようだが
これからは一心同体だ、と言って
マイラにビリケンさんを渡したロイに
打ち明けることができないマイラは
出ていってしまった……

ロイは、マイラを捜して、キティに出逢った。
キティは、マイラの行きそうな場所に、ロイを連れていき
マイラが、なにをして生きてきたのかを
それとなく教えた……

↑コレ、言葉で言わないのが、イイ……
ロイは、自分がいない間、どれだけ大変な思いで
マイラが生き延びてきたのかが、痛いほどわかる…orz

そして、もう二度と逢えないと悟る、ロイ……

(愛する人のナニもかもを受け入れるーとは言いますが
本当に受容しきれる広さが自分にあるのか、あるいは
相手が抱いているであろう“負い目“まで
包容できる強さが、自分にあるのか----難しいところ)

マイラは、生還したロイと生きる道は、選ばず(選べず)
生きることをやめた。
ロイと初めて会った“橋“に来て
軍用トラックの車列に、飛び込んだ。
ビリケンさんが、血に染まった……

ロイの死亡欄を見て、絶望したときに
後を追っていたほうが、よかったのか……
「私が愛しているのは、これからもずっとあなただけ」
その真実だけを、生かして。

▼▼▼

恋に落ちて、惹かれ合って
引き裂かれたときの、あの切ない情熱も、良き☆

再会の喜びは
愛するがゆえに、苦しみを深くするのも、良き☆

そして、愛は、悲しみとともに、永遠となるのも、良き☆

邦題のすばらしさが、余韻となる。(*^^)v


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ジェントルメン』★ヤク仕事の継承が普通で済むハズない(*^^)v

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/184678/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ミッキー(マイケル): マシュー・マコノヒー☆  ←大麻のボス
・レイ(ミッキーの部下): チャーリー・ハナム☆  
・探偵: ヒュー・グラント☆
・コーチ: コリン・ファレル☆


マイケルは、大麻ビジネスから引退しようと考えたー
ビジネスを継承したい者たちが
すり寄ってくるだけかと、思ったら――
探偵がレイに、話して聞かせるコトを
映像として、見ていくことになりました。
(↑その“ヤリクチ“が、面白い!☆)

“ビジネス“などと言いますが
大麻など、ヤバめのモノを扱う人たちが
フツーの取引で、済むはずがない…(汗)
(↑その“エグサ“が、面白いんだけど…汗)

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

大麻~どこから調達します?(^^♪
マイケルは、自前で農園を確保。
ナイスアイディアなんですが
貴族の広大な敷地の“下“を、お借りして☆
(地べたでないので、見つかりにくい)
(賃料で、貴族も潤う♪(^^)/)

しかし、秘密のはずの農園が、荒らされてしまった!
(誰がバラした?という、ナゾときも生みつつ)
荒らした若者たちは、今どきで
自分のたちの所業を、ネットにアップするノリ♪

そこに登場するのが、彼らの(ボクシング)コーチ☆
無邪気に、再生回数だけ考えてる少年たちに
“大麻農園“なんて荒らしたら、殺されるゾと、キモを冷やす…

コーチは、マイケルのためにナニかするからと
農園荒らしの件に、赦しを乞う。
(↑コレが、あとで、マイケルの危機一髪を救うことに)

マイケルのために、火を消して回る、レイが良き☆

依頼された、貴族の娘を保護するときに
たまたま、事故死してしまった青年の
“後始末“の件は、エグイことになったけど
不本意なはずで……orz

それに、そもそも、探偵につき合って
彼の“紙芝居”を、見せられているのも
レイには、マイケルのための思惑あってのこと。

~中略~

少年たちに、農園を襲うように仕向けた者は
それによって、農園の価値が暴落して
自分が、入手しやすくなるから。
けれど、ソレが、マイケルにばれたときが怖かった…
自分の肉を1ポンド、切り落とせと言ってきた…
そのあとで
レイが、BBQで焼いた肉のアップ……
(誰の肉かは不明だが……汗)

引退を考えた~とは言え
マイケルを、舐めちゃいかんぜよ。
小生意気な若造クンや、
プライドから、仕返ししてきたオジサマに
きっちり、“ケジメ“をつけていく…….

ましてや、愛する、美しい妻に手出ししたら
殺されるヮ……( 一一)

▼▼▼

レイも探偵も、コーチも
髭をたくわえて、似たような感じになっていたのは
わけが、あったのでしょうか……(^^♪
(ヒュー様は、別人かと…)

個人的には、レイが印象的☆
ボスのために、色々と
うまく立ち回ってくれて、頼もしい☆
彼を応援する気持ちで、楽しみました♪



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『くれなずめ』★号泣!心臓わしづかみ!そして(笑)(^^♪

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/186301/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ヨシオ: 成田凌☆

友人の結婚式の二次会までの時間。
高校の友人6人は、余興の失敗をグチりつつ
時間をつぶす。
高校時代から今までのことを、様々、思い出しながら…

>(ウルフルズの)♪ソレが答えだ~って言って
答を言ってない……(byヨシオ)

過去を懐かしむのが、切ない世代の私こと…
予想以上によかった!!!!(^^)/
もう戻らない日々を思うと、涙出た……
そして、苦笑…(^^♪

▼~▼内容にふれて.雑談です。(▽ネタバレ!)
▼▼▼

>「また明日」って、イイね byヨシオ

卒業式のとき、感じたコトがあった。
登校して、式が終わって、一緒に校門を出て
昨日までと、同じ電車で帰っても
もう、「また明日ね」って、逢える明日がないコトを。
こんなに普通に別れても、もう、明日逢わないーということが
すごく寂しかったコトを。
けれど、ソレが運命だと受け入れられていたのは
きっと、未来の幸せを、思い描けた若さのせいだったのかも…

結婚式の余興の練習で、再会した彼らは
社会人のはずなのに、まるで、学生のまま
ノリまくって、バカ騒いでいた♪

その時代をともにした人と逢うと
今の自分では、いられない。
すっかり、そのときの自分になるよね♪♪♪

同窓会の盛り上がりは、まさにそう。
見た目、変わったね~なんて、茶化すけど
ノリは、全然変わってないことが、嬉しい♪(^^)/

でも、卒業後の人生は、良くも悪くも、人を変える……
大人になっていくことが
人を利口にさせつつ、愚かにさせる……

>ヘラヘラしよう   by高良健吾さん
この作品で、ツボだったコトがある。
ソレは、“はっきりさせないこと“。
利口になれば、白黒つけたくなる。
曖昧にしたくなくて、線引きをしたくなる。

でも
うやむや、あいまい、のらりくらり……
>ソレが答えだ~♪  
というのも、アリだな~と…………
ソレをしみじみ感じながら、目頭が熱くなってきた……

▽要反転▽ ネタバレ!


実は、余興の練習のときには、すでに
ヨシオは亡くなっていた。
心ある人たちには、姿が見えていただけ……
(片思いの女性にも見えていたのは、スゴイ!)

死んだのに死んでない…?
ソレは、きっと、はっきりそう思いたくないから??

ヨシオも、成仏できていないし
友人たちも、成仏させたくない?心残りは
最後に、皆で逢ったときのこと。
まさか、その半年後に、亡くなるとは思わないし……

ヨシオからの最期の電話に気づかず、応答しなかった彼が
「今度は、電話取るから!」と叫んだときは
心臓つかまれた!………

私コト、奇しくも、高校の同窓生LINEで、数日前
同窓生の訃報を知った。
ホント、悲しくてたまらない………orz
悲しみは、やんわりとぼんやりしたままで
懐かしい日々の記憶を、ステキに上書きしたい気持ち……

▽▽▽
▼▼▼

ネタバレをふまえて
“くれなずめ“は、いいタイトル♪
暮れそうで、暮れない……
あいまいな、グラデーションが
心に残るコトもある……

絶賛です!(^^)/


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『パーム・スプリングス』★リゾートで明日が来るのを待ってみる♪

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/186615/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

11月9日。砂漠リゾート:パーム・スプリングス。

妹:タラの結婚式に訪れたサラは
恋人と来た男性:ナイルズと出逢った。
砂漠に、連れ立っていたら、突如
老人が、ナイルズに矢を放ってきた!
負傷したナイルズは、なぜか事情を知っているようで
洞窟に逃げ込んだ。
来るなと言われたが、サラは、彼を追って
洞窟に入ってしまった!
そこから、ループが始まって…?(^^♪

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

そこから、しばらく、11月9日が繰り返される…
ナイルズは、だいぶ前からそうだったようだが
お初のサラは、戸惑う。

何度も繰り返される、11月9日と
妹の結婚式。
記憶は、なくならないようなので
多少の変化はあるものの、うんざりする……
(サラとナイルズの距離は、縮まるが。(*^^)v)

恨んで、ナイルズを射ってきた老人は、
ずっとここで暮らしたい~(リゾート地だし)
と言ったばかりに、ナイルズに“道連れ”にされたらしい…orz

ちなみに、11月9日ループは
“リゾート地での結婚式“という
おめでたい、解放的な非日常だから、いいんです。
(プールに、ピザ型のゴムボートで浮かぶ~
この画で、鑑賞意欲、高まりましたもん♪)
ずっと、のんびりできソ☆

けれど、ず~~っと、“今日“が進まないのは
もはや、閉じ込めらたようなもの。
そして
この今の感情や行動が、“無意味“だと気づく…( 一一)
(何度も死んで)やり直せることに
改善といえる発展性を感じないーと言うか……
唯一無二の貴重さを感じないーと言うか…orz

時が進まないことで、老人は
幼い子供の成長(~花嫁姿)を見られないことを、悲しんだ。

ずっとこのままがいいナ….と思うことはあるが
延々と続くのは、ダメみたい。
(ループするたび、恋人の浮気を知るナイルズも、辛かろう…)

実は、妹の婚約者と関係していたサラも
劣等感や諦観に、縛られていたようで……
本当の意味で
現状からの“脱出”に、もがいていたのかも…

そんなサラは、エネルギッシュに、“脱出“を試みた。
オンラインで学び、計算し、実験し
爆弾とともに、洞窟に向った!

▼▼▼

昨日も今日も明日も
“今日“であって、今日でない…….(*^^)v

禅問答のような感じもありつつ
人に車ぶつけちゃうほど(汗)、やりすぎなまでの
パンチある、サラの存在感は、好き☆


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テーマ : 洋画
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映画『アンモナイトの目覚め』★愛し愛されたいー私としてー

186702_1.jpg



作品についてhttps://cinema.pia.co.jp/title/186702/" title=" https://cinema.pia.co.jp/title/186702/"> https://cinema.pia.co.jp/title/186702/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・メアリー・アニング: ケイト・ウィンスレット☆
(↑実在の古生物学者 化石販売)
・シャーロット: シアーシャ・ローナン☆
       (メアリー宅に滞在)

自宅近くの石浜で、化石収集をして
母との生計を立てていた、メアリーは
古生物学者でもあった――

真偽は不明ですが、本作のキモは
メアリーの、“同性愛”嗜好の描写と
“その後“ではないかと思います。

仕事・学問ひとすじの女性が
愛(と性?)に目覚めたーと思っていたのですが
そんなふうにまとめては、いけなかった!(^^)/

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

オープニング。
メアリーの採集した標本は
メアリーの名でなく、寄贈者に変えられて、展示されたー
理由の1つは、彼女が、“女“だったからかも…orz
(当時は、“女“は、論文執筆なども不可だったらしいから)

化石に興味ある、リッチ男性に購入してもらうのが
唯一のツテな感じ……

そんな感じで、ある化石愛好家(モラハラ夫)は
不調の妻シャーロットを
メアリーに託していった。 ←いきなり困る…(汗)

そもそも、妻の不調は、”夫源病“っぽい…( 一一)
妻の意思や気持ちは、無視して
自分の“命令“が、すべての夫…(汗)  ←今も多々いそう…汗

海水浴したシャーロットが発熱したときに
看病したメアリー。
それから、距離が縮まったよう…

石の中から、目を凝らして、化石を見つけ出し
丁寧に手入れして、化石の姿を、際立たせる--
寡黙なメアリーは、黙々と、こなす……

メアリーの母は、子供8人を亡くしていて
咳込みは、癒えない苦しみのようでもあった。
メアリーは、その母との生活を
守るためだけに、生きているようで
感情を押し殺した“寡黙“のようにも……

そうして、シャーロットも
重石のような夫が、不在の今
自由に、自分の愛の矛先を見つけたようで…
そういう波長は、伝わるのか
メアリーの心にも
“嫉妬“?のさざ波が、立つときが生まれ
ついに
二人は、誰に気兼ねすることなく
愛の海に、存分に溺れた――

↑ココは、二人の世界であって、直視するもんじゃない…照
大胆な描写ではありますが
愛活は、ためらったり、とどまったりしては、ダメ!(キッパリ☆)
時代や立場、状況などが、がんじがらめにした“女”二人が
意気投合して、解放された愛の海に、身を投げ出したのだから。

本能的には、男性に求めるものですが
男性だと、支配的な態度のことがあって
メアリーの“愛の解放“には、このほうが、最適かと。(*^^)v

↑このメアリーが、あたかも
掘り出した化石を、磨き出すーというのと重なる☆(^^)/

そうこうして、シャーロットは、夫は、泣く泣く
夫の元に帰り、
母を亡くしたメアリーも、寂しさを募らせ…

そして、その後の展開がイイ!!(^^)/

シャーロットに呼ばれたメアリーは
彼女の邸宅を、訪れたのだが
シャーロットは、メアリーを住まわせる準備をしていた!
メアリーは、こちらの意向を無視して、“囲おう”とした
シャーロットに怒りを覚え、立ち去った。

好きな人と一緒にいたい、愛?からなんだけど
愛の名の元に、束縛や独占が生じ
尊重すべき相手を、所有“物“化する危険も
潜んでいるのが、愛のムズカシイところ…

(以下。違うとき、スミマセン)
怒りのまま、大英博物館に向かい
自分の採集した標本を見ていた、メアリー。
(そこには、メアリーの名はなく、寄贈者の名前)

ちなみに、メアリーが、シャーロットの部屋でみた標本には
メアリーの名が、他の名の上に、添付されていて
多分、シャーロットが、そうしたのかと…

博物館の標本を挟んで
メアリーは、シャーロットを見つけた。
ココでは、メアリーの名は、無視されているが
シャーロットは、独占的愛欲だけでなく
信頼と敬意をも、自分に注いでくれた人……と
メアリーも自覚したと思う。

一緒に住まないまでも
これからも、親友として、交友を続けたいー
友情と絆を残して終わったと
私は、信じたいです……

▼▼▼

ケイト・ウィンスレットは、美しいし
背中が頼もしくて、好き☆
生活感ある作品には、特に
感情移入してしまう….

アンモナイトが、どうなるんだろーと思っていましたが(^^♪
期待以上の作品でした☆


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