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映画『博士の愛した数式』★数字とi(愛)と哀しみと(+1)の希望

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/10916/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・数学博士: 寺尾聰☆  事故後80分しか記憶をもてない
・家政婦: 深津絵里☆   10歳の息子(√ルート)がいる
・ルート(成人): 吉岡秀隆☆
・義姉: 浅丘ルリ子☆

“ルート”しか覚えていなかったので、再鑑賞☆
私コト、ふだん、数字は
スーパーの“割引“に、トキメクくらいですが
博士の“数“へのトキメキには、
日常を離れる別世界のようで、良き☆

“離れ”に、ひきこもるように暮らす博士と
少年ルートとの心温まる交流を、見つつ
博士の“事故“に前後する、大人の事情が
痛みをもたせるのが、ニクイ……

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)違うときスミマセン
▼▼▼

数学教師になったルートが、博士の思い出を
数学にからめて、語りはじめていく。

博士が、ルートや家政婦に語るのは
1つ1つが、数字がらみ。(*^^)v
自然数、素数、階乗、友愛数、完全数……etc.
数のもつマジックや神秘が
クイズのような興味をひきつつ
虚数や線分を、語るときには
詞的で困惑的で(汗)
哲学的な気持ちに…………

そんな博士は、阪神ファンで
数字がらみで、マニアックに覚えていた♪
ルートと野球もして、楽しんだのも、良き☆(*^^)v
(80分しかもたない記憶の中でも)

さて、冒頭、さらっと聞き流していたのが、事故のこと。

母屋の義姉が、“離れ”の義弟の世話のために
家政婦を、募集したのだが
10年前、薪能の帰りに事故に遭い
義弟は頭を打ち、義姉は、足が不自由になったと言う――
(↑コレ、二人で一緒に行ったということ……)

博士の具合が悪い時
ルートと“泊りがけ”で看病したのが、規則違反とされ
家政婦は、解雇されてしまった!
それでも、ルートが“離れ“に遊びに来るので
義姉は、家政婦をとがめた。

実は、博士と義姉は不倫関係で、子供もできたらしいが
産むことは、できなかったと。
(反対に、家政婦は、結婚できない人の子供(ルート)を産み
育てている)

事故のあと、距離を置いて、生活している二人だが
ただ、苦しみを共有してきたよう……
愛情に変えて……

10年前の記憶は、残っているという博士は
子供の件は、覚えていて
よけいに、ルートに愛情を注いだのかも…
と思うと、博士の愛の世界が、苦しく見えてくる……
(愛=i=虚数)

かつて、愛する人へと、義姉にあてた手紙の中で
博士は、自分の気持ちをこう表現した。
  eiπ = -1
“マイナス“部分に、虚しさを強調するように……?

けれど、ルートやその母(家政婦)と
“ひととき“を、明るく楽しく過ごすことに、喜びを見出した博士は
義姉に、新たに、こう書いて渡した。
eiπ + 1 = 0 

その前に、“1を足す“とか”1“そのものにも
言及するシーンがあり
“+1”に、意味がありそう……
“=0“ではありますが
少なくとも、マイナスではないのは
見た目に、収まりがよい?(*^^)v

▼▼▼

寺尾さんの落ち着きが、深くしみて
深津さんからは、やさしく元気をもらって
吉岡さんの板書トークは、和やかで
今度は、忘れないゾと思います。(^^)/


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『レベッカ』★焼き付ける印象は名もなき後妻を差し置いて

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/9633/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督: アルフレッド・ヒッチコック☆
・大富豪マキシム:  ローレンス・オリヴィエ☆

・レベッカのメイド長: ダンバース夫人  ←お局(^^♪

気になっていて、やっと鑑賞☆(^^)/
(レベッカは、出てきません……)

1年前に、水難事故で、
妻レベッカを亡くしたマキシムは
モンテカルロで、見染めた女性と
すぐに入籍して、イギリスの邸宅に連れてきた。

何かと前妻との比較を感じる、“後妻“は
やりにくいのだが…( 一一)
あるとき
後妻は、海辺の小屋を見つけたー

前妻の死の、哀しみだけでもなさそうな夫に
今でもレベッカを崇拝する、ダンバース夫人…
心許せる感じでない生活に置かれた
後妻を、応援しつつ観ていると、突如
レベッカの死因を、蒸し返す事態が!!(>_<)

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

玉の輿に乗って、大富豪の後妻となったものの
広い邸宅、多くの使用人、そして
どこかトゲトゲしいダンバース夫人に
とまどう、後妻……orz
(作品上、彼女には名前すらなく
心細い存在……orz)

夫は、妻亡き寂しさを埋めるために
新しい愛を求めたように、思えますが
前妻のことは、そう簡単に消えるわけでないし
“R”の印がついた、レベッカの私物が
そこここに、まだあることが、後妻を悩ませる。

クセモノは、ダンバース夫人。
“後妻を認めない“オーラを、プンプン放つので
怖いやら、情けないやら……orz
遂には、パーティのとき
イジワルされた!(T_T)   ←大奥みたい!( 一一)

そんな、“嫁いびり“のあと、事態は、一転。
難破船が上がり、下に“小舟”も発見された

その小舟には、埋葬されたはずのレベッカの遺体があり
1年前の夫の確認は、どうなんだということに!(>_<)

すると、夫は、後妻に
彼女が見つけた小屋で起こった“事故“を話した。
事故死したレベッカを小舟に乗せて
沈ませたという。

レベッカ自殺説で、審理が行われるや
レベッカの“間男“は
夫の殺人をほのめかして、ゆすり始めた。
(間男が、ずうずうしい…( 一一))
自殺などありえないと!

▽要反転▽ ネタバレ!?


レベッカは、実は、ガン末期だとわかり
小屋で、夫に殺してもらおうとしていたらしいが
偶発的な“事故“で亡くなった。
審理では、事故のことは伏せ
レベッカ自殺説に矛盾なし~ということで
一件落着。(*^^)v

▽▽▽

そんなこんなで、帰路についたマキシムと後妻だが
邸宅が燃えていたので、ビックリ!!!

レベッカを慕いすぎるダンバース夫人が
放火したとのこと……orz
ナニサマですか……( 一一)
ダンバース夫人、恐ろしや…と思う一方で…

姿を現すこともなく、タイトルに名を刻んだ
死者“レベッカ“に対し
最後まで、名前も与えられないままの
生者の後妻…orz

部下の心を、支配し続けた
“火をつけさせた“レベッカとは
どんな女性だったのか……
恐ろしいまでに、印象付けられる…….汗。

▼▼▼

レベッカと言う名には
魅惑し、束縛する者という意味を持つそうな。
そこにいないのに
ラストには、強烈な印象を、焼き付けられます…(>_<)


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』★スピーディでパワフルなドキドキ最高!

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/185517/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ファブル(佐藤): 岡田准一☆
・妹: 木村文乃
          ←スゴ腕の戦力
・宇津帆: 堤真一        ←悪玉
ヒナコ: 平手友梨奈

岡田さんのアクションを楽しみに鑑賞!(^^)/

冒頭から、人をバタバタ殺すのは、(多分)ファブル。
あれ~?“殺さず“のはずでは?と思ったら
4年前のこと。

売春組織の5人を殺る。
立体駐車場。運転席に座った5人目の首を
ファブルが、かっ切るや
アクセルを踏んだ姿勢で、倒れこんだ男!(>_<)
車が暴走する!暴走する!
冒頭から、飛ばすヮ~!(>_<)

同乗する少女を助けようと
車にしがみつくファブル! ←ハラハラ!(>_<)
結局、落下した車は破壊。
外に出た少女は無事だが、後遺症を負ってしまう…

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

4年後。デザイン会社で働くファブル。
なごんだムードを、演出してくれる♪
ところが、同僚の青年:貝沼に“魔の手”が…(>_<)
(“魔の手”の前に、同じく同僚のミサキに対する
貝沼の私生活ョ…彼女を好きなんだろーけど
いろいろムリです…コワキモです…orz)

今回の悪玉:宇津帆は
偽善的NPOを隠れミノに、
金銭をダマしとり、殺人までする奴!( 一一)
(両親を亡くしたヒナコも、なぜか、その一味に)

貝沼は、ミサキの盗撮の濡れ衣を、宇津帆に着せられ
拉致された上、命を落とす…orz

宇津帆に近づくことになったファブルは
彼が、4年前のもう一人のターゲットだと気づいた。
立体駐車場の5人目は、宇津帆の弟で
宇津帆は、仇のファブルを捜していた。

やがて、宇津帆は小細工無しで、ファブルを狙うことに!
ナンと言っても、マンションの足場シーン!!

宇津帆のワナを知りつつ
マンションに行った、ファブル。
巻き添えの幼女の救出も、図りつつ
飛んでくる弾丸や
突っ込んでくる“肉弾“をかわすファブル。
(殺さないが、痛いことに…)

足場で膠着したときの“壊し方“が、イイ!!!
(注:ファブルしか壊そうって人いません(*^^)v)
足場の崩れ方も、ナイス!
崩れ落ちる前に逃げ走る、ファブルのタイミングも
絶妙!!!!!
↑ココ、ハラハラドキドキ!鳥肌ゾクゾク!(^^)/
繰り返して、何回も見たい!!!!!!!

~中略~

ヒナコは、親を殺したのが、宇津帆と気づき
発砲するが、防弾チョッキに阻まれた。
それどころか、誤って、地雷を踏んでしまう!(>_<)

↑この後の、地雷対策のシーンが、とても良き☆(*^^)v
ファブルたちに助けられる、“瞬時”の今を
スローモーションにして
これまでのヒナコの半生を、次々、映し出していった。

色々あって、今、必死の局面にあるヒナコが
無事に(足を守って)、ファブルが言ったように
今度こそ、歩けるようになってほしい!(祈)

▼▼▼

“普通“になじもうとする
ボクトツとした可笑しみも、魅力のファブルですが
と・に・か・く
スピーディでパワフルな“体さばき”がカッコイイ♪
ソレを見るだけでも、見ごたえ十分でした!(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『アオラレ』★“超ヤベェ”おっさんに狙われて爆汗


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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/185057/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(原題 UNHINGED)
・トム: ラッセル・クロウ☆
・レイチェル  ←トムにクラクション鳴らした(>_<)

冒頭から、社会の不満やら、ストレスやらで
一触即発の人間社会・車社会を見せつけて
イライラや不安を、アオッてくるのが、うまい。(^^)/

子供の登校で、急いでいたレイチェルは
青信号なのになかなか発進しない、前の車を
クラクションでせかしたら、キレられた。
運転者トムは、自分も謝るから
お前も謝れと言ったが、レイチェルは、拒否した。

それから、トムの“アオリ“が、加速し
爆発していくのですが……
や!おっさん、コレ、“アオリ“どころじゃないョ…爆汗。

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

急いでいるときに
前をマイペースに走る方や
青信号で、すぐに発進されない方には
イライラしますよね……汗。(^^♪

レイチェルも(寝坊を棚に上げて)
子供の登校に間に合わなくて、イラつく。
(遅刻して、自分の仕事もクビに…orz)

急く気分と (運転で性格変わることもある)
八つ当たり?もあって
青で発進しないトムに、ビービー鳴らしてしまった!(>_<)

始めは、トムも、紳士的に?
レイチェルに、ビービー鳴らしのクレームをするが
イラつくレイチェルは、謝罪する気はなかった。
だからってー
その後が、ヒドイ!!!!!!!!!(>_<)

↑このトム……
序盤から、ヤラカシてた!!!!!(>_<)
離婚がらみの恨みで
人ん家に押しかけ、暴行して(殺人?)放火してきた帰りだった!

(昔、若葉マークの頃、左側を走っていたら
右を走るトラックが、やけに、はば寄せってきたことが…
なんでこっち(左)に寄ってくるのよォ!
〇〇新聞のトラックゥ!(>_<))

↑そのときも怖かったけど
トムの“アオリ“は、アオリのレベル越え!(>_<)
レイチェルをかばった男性を、車ではねた!
レイチェルの離婚弁護士も、ダイナーで殺した。(怖汗)
(自分の離婚問題もからめて、怒りまくるトム)
関係者を殺しまくろうという、トム…

~中略~  ←レイチェル母子を殺しにかかるトム!(>_<)

トム=ラッセル・クロウは、清濁併せ持つ
厚みのある俳優さんですが
このトムは、熊のような山や岩のような
恐怖の塊のような“厚み“の迫力が、スゴイ!

でも、“キレたらコワい“―というのは
小さいよね…… ←キッパリ☆
ビービー鳴らされたら、カチンと来るにしても(汗)
怒りの持続時間、長すぎるヮ……  ←ある意味アッパレ
関係ない人にまで、やりすぎなんだヮ…
↑ある意味、超ツッコミどころ (-_-)/~~~ピシー!ピシー!

トムが、隠れた息子くんを呼んだとき
「警察だよ、安心して」と声かけるの、ズルイわ~~(>_<)
熊みたいなオッサンにつかまったら
息子くん、食われちゃうヮ…(>_<)
――と、ハラハラしてからの
レイチェルの反撃が、凄かった!!!!!
(猛獣を仕留めた感あり)


▼▼▼

どんな“アオラレ方”をしたのか、気になりましたが
アオル以上の惨劇ョ……orz
(原題からすると、超ヤベェ奴?)

見た後、なんかぐったりしますが
“超ヤベェ奴”の、度々のむごさに
エエーッ!嘘でショー!と、ツッコムのは
エンタメ感あり☆だったのかも。(*^^)v


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『Mr.ノーバディ』★戦い方を知る男の怒りに点火して燃えまくって!

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/187055/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ハッチ・マンセル: ボブ・オデンカーク 
・ユリアン: ロシアンマフィア
・ハッチの父: クリストファー・ロイド☆


ハッチは、中年のおじさんです。(*^^)v
職場でも家でも、今一つパッとした感じでなく
不満もありそうなんですが、そこそこ
平穏に(平凡に?)暮らしていました。

あるとき、自宅に、男女の強盗が入り
ハッチは、ゴルフスティックを持ちながらも
女の賊に、情けをかけたので
体当たりして応戦した息子に、軽蔑される……

ストレス解消にイイと聞いたので、鑑賞☆(^^)/
おとなし目のオッサンに、スイッチが入った!
冒頭で、オッサンの“結末“を見せるので
途中から、スゴイことになっても(汗)
安心して見ていられます。(*^^)v

ハッチの父が、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドクなのも
嬉しい♪(^^)/

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

それまでは、地味に実直に暮らしていたパパ:ハッチ。
きっかけは、自宅に侵入した、泥棒の男女。
だが、そのときは、長男がケガをし
自分も、腕時計を盗られたが
一線を越えずに、“抑え“た。
(反撃しなかったことが、気まずい…)

しかし、愛娘の“猫のキーホルダー”が
盗まれたと感じたパパに、種火が点いた!
子供のことになると、親は黙っていられない。
あっちゅう間に (←タダモノではない!)
泥棒宅を見つけ、“反撃”に行き
腕時計を取返した。
(“猫のキーホルダー”は自宅にあった…)

あったまった感じで、帰りのバスに乗ったら
タチ悪い少年数名が、乗り込む事態に!
(乗客の少女、からまれソ…汗)
彼らが、ハッチに、因縁つけときには
あったまったのが、沸騰!(^^)/
これでもか!これでもか!と
(日頃のうっ憤晴らしも、燃料になってか)
ちぎっては投げ、投げられて!(>_<)
ぶっ叩いては、叩かれて!(>_<)
ギリギリ殺さない程度に、少年らの息の根を止めて
帰宅した、ハッチ☆(*^^)v

ハッチは、爪を隠した鷹のようで
かつては、その爪で、
“始末仕事”をしていたとわかる。

病院送りにした少年の一人が
ロシアンマフィアのボス:ユリアンの弟だったので
ハッチは、自宅を襲われ
家族が危険な目に!!(>_<)

ハッチは、家族で“幸せ”に暮らすのを
夢見て、叶えてきたらしい。
が、妻との(心身とも)距離感が寂しい、この頃…orz
(度々のゴミの出し忘れが、遠因か!?( 一一))
勇敢に“賊“を始末したあと
ケガの手当を、妻にしてもらったときに
自分の切ない気持ちを正直に言ったハッチ、イイと思う!(^^)/
(まずは、ゴミ出しを忘れずに☆(^^)/)

ユリアンは、やがて、ハッチの父(老人ホーム入所)にも
魔の手を伸ばした!
しかし、お年寄りだからと、ナメテもらっちゃ困る。(^^)/

↑このハッチ父が、頼もしい!(^^)/
ひるまず、バンバン、弾丸を撃ち込む!
殺し合いなので、残酷なシーンではありますが
ハッチ父が、なんだか楽しそう♪
戦う姿が、生き生き☆
(ドクの雰囲気が好きなので、観ててうれしい♪)

そんなこんなで
新しい自宅をさがすのは、ハッチと妻。
仲良さげなのが、良き☆

▼▼▼

ハッチは、存在しない(ノーバディ)ことになっているので
ハッチ父と仲間たちと
続編で、さらに気持ちよく、暴れてくれてイイ☆(^^)/




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『スノーデン』★暴露した男の葛藤や私生活に感じる体温がイイ

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/171344/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・スノーデン: ジョゼフ・ゴードン=レヴィット☆

スノーデンが、母国:アメリカ政府による
国際的監視プログラムの実態を暴露した話―
↑事実は、ソレだけですが
彼の境遇や私生活もからめているので
ドキュメンタリーよは違う、体温を感じます。(^^)/

冒頭から、彼の“暴露“のシーン。
香港で、マスコミに接触する―

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ) 違うときスミマセン
▼▼▼

元々、国家に懐疑的だったり、左翼的?な人が
アメリカの汚点を暴いたーというわけでなく
スノーデンは、愛国者で
怪我で、軍隊での貢献ができなくなり
情報関係に、携わったようです。

“普通”に仕事して、“普通”に彼女ともつきあう
“普通”の青年の生活を、見ているよう――
なんですが
“普通“ではいられなくなるようなことが…(汗)

情報取集に、相手の弱みを握る、卑怯な戦法…(>_<)
ルーティンワークなのか、ダマして、弱みを握るのが
何とも思わない同僚に、心痛むスノーデン…orz
コレが、“国の仕事“か……orz

さらに知った、ノゾキシステム…….orz
例)パソコンのカメラ……(汗)。
電源が入っているときは、ノゾカレテル可能性も
わからなくないですが
電源が入ってないのに、見るとができるなんて…orz
(彼女をノゾキから守りたい、スノーデン)

電話やらナニやら、何もかもが
その気になれば、スカスカ…( 一一)
テロ対策~というのは、方便らしい……
国の情報は、結局は、軍需産業のためだとか
アメリカが、他国より優位に立つためなのだとか……
~情報を制するものは世界を制する~

日本なんて、ザル…
ユルユルのガバガバ……
アメリカとの同盟がなくなれば、一巻の終わり!(>_<)

~中略~

告発に踏み切ったスノーデンが、情報の持ち出しに
ルービックキューブを使ったのは、ナイス☆
退社時、チェックゲートを通過するとき
警備員に、何気なく話しかけ
遊び心でキューブを投げて、自分だげゲートを通過。
通過後、雑談の延長で、キューブを受け取り
キューブ内に仕込んだデータは、守られた。

自分の良心と正義は貫いたスノーデンだが
代償は大きい。
彼女と別れずに、一緒に居られることに
救われる気持ち……

▼▼▼


“ノゾキ仕事”を、毒リンゴにたとえた人もいたが
慣れることなく、良心の呵責を覚えると
心が、病みそうな気がする……

人生や生活をかけてでも
スノーデン氏は、暴露せずには、いられなかったのでしょうね…

今後の、彼の安否を気遣いつつ
映画にしてくれてよかったと思います。(^^)/



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テーマ : 洋画
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映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』★心に頬に刻まれた壮絶な愛の痛み

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/184161/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・人斬り抜刀斎(剣心): 佐藤健☆
・巴: 有村架純


るろうに剣心 最終章 The Final』で
剣心の頬の十字傷の“いわれ“を垣間見て
(剣心に妻がいたのもビックリ!(>_<))
胸がギュンッと、なりましたが
本作では、ソコをもっと掘り下げた
妻:巴との関係を凝視したく、楽しみに鑑賞☆(^^)/

~~いやあああああ…….
剣心は、第1作目から、こんな過去(想い)を
心に、頬に刻んでいたんだね……

本作の冒頭は、対比的に
血の雨が降りますが(汗)
ソコから始まった
悲しい“氷雨に濡れた女”との物語―-
それからの抜刀斎の心のゆくえがイイ☆
涙の雨に濡れたよ……

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

いきなり、野暮なネタバレですが(汗)↓(要反転▽)
許嫁を惨殺された巴は
復讐のため、抜刀斎に近づくが
やがて、二人は惹かれ合う― 
▽↓以下も▽っぽい。

長州の桂小五郎の下で
万民の幸福のため、新時代を切り開かんと
佐幕派を、斬りまくっていた抜刀斎。

革命のためには手段を選ばずーとも言うが
事務的に、バッサバッサと斬っていた感あり…( 一一)
一人ひとりの人生や人格なんて、考えちゃいないはず。
しかし、祝言を控えていたある侍が
守るべき者のために、必死で生きようとしていた
死にざまが、心にかかった抜刀斎。
(↑きっかけにはなっても、まだ、“幸福“の意味は知らぬ抜刀斎)

巴は、抜刀斎の殺しの現場を見たあと、失神したのが縁で
抜刀斎と、ともに行動するようになった。
(後に、夫婦となるのがわかっているだけに
二人の佇まいは、緊張感の中でも
なんだか、ドキドキしてしまって……(^^♪照汗)

人との関係は、チャッチャとあらすじで済ませてはダメなので
抜刀斎と巴が、一緒に、生活の営みを重ねる日々を
丁寧に織りなして見せてくれるのが、すごくイイ!\(^o^)/

仇と思っても、人には情がある。
静かで、ワケアリの影はあるが
そこここで、抜刀斎に、優しさを見せる巴がイイ……
抜刀斎の口元にも、ほんのり
笑みがこぼれるのも、ニクイ……(^^♪

あるとき、抜刀斎に、許嫁の死を語った巴だが
彼は、自分が惨殺した、アノ侍だとは気づかず
悲しい巴を、幸せにしたいという
自分の気持ちには、気づいたようなのだが……

↑このときの巴の気持ちの、千々に乱れたことよ……
だますつもりなら、OKだけど
幸せにする♪って言ってくれることは、純粋に嬉しい☆
一方、許嫁の想いも思い出せば、苦しい……

(鏡に涙を写した巴が、あとで、想いを(日記で)語るのだが
遡って、複雑な女ゴコロを、なぞられるのは
心ニクイ演出で、涙を流しながら、見たよ…)

~中略~

新選組らとの対決(剣さばき)も、作品のお楽しみ☆
血生臭いが(汗)、だからこその抜刀斎。
労咳病みの沖田総司との対決が、印象的☆
喀血し、うずくまった総司を、抜刀斎は斬らなかった。
ひるんだ病人を斬るのは、ね………
抜刀斎の気持ちに、変化があったってことなのか……

~中略~   ←色々スっとばす(^^♪

巴が、抜刀斎を、裏切ってはいなかったのは
抜刀斎の“心根”に、惚れたからかと。
そんなこんなで、苦戦の抜刀斎を
味方(?)の刃から守った巴は、なりゆきで
抜刀斎に斬られてしまった!(>_<)

そしてそして
瀕死の巴が、抜刀斎に抱かれながら
自らの短剣を、抜刀斎の頬に当てたのは
許嫁への操だったのか……?
許嫁が付けた傷に重ねて(十字形にして)…
(一太刀当てましたよ、と)

そして、その想いを組んだのか
抜刀斎は、剣を持つ巴の手に
手を添えて、自分の頬に傷をつけた――  ←ココ、涙がドッと出た…….
あるいは、抜刀斎は
その傷跡を、傷の痛みを
巴への消えない想いに、したかったのかな……
↑それやこれや思いながら
私、涙止まらず…………………………………

▼▼▼

『The Beginning』というので
ワンオクの『The Beginning』が主題歌と思っていましたが
「Broken Hearts of Gold」も、すごくイイ!!!
抜刀斎の哀しみに触れているような説得力よ…♪

抜刀斎の十字傷に、こんなに深い愛憎が
秘められていたなんて…….
心がギューっとなる、愛の物語☆に満足です!(^^)/


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テーマ : 邦画
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映画『HOKUSAI』★柳楽&田中のW北斎を大胆な切り口で(^^)/

182670_1.jpg



作品について https://cinema.pia.co.jp/title/182670/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・北斎: 柳楽優弥☆ & 田中泯☆ ←楽しみ!

改名や転居を、何度も繰り返したりー
という年表的なことは、飛ばし
絵師:北斎たるものを、“大波の紺青“に印象付けた
大胆な構図の切り口が
鮮やかで、気持ちイイ!(^^)/

版元:蔦屋(つたや)や
戯作者:柳亭種彦(たねひこ)との関わりは、色濃く
歌麿・写楽の色添えも、良き♪

▼~▼内容にふれて.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

蔦屋の縁で、吉原に寝泊まりして
女たちを描いていたのは、美人画の歌麿♪
(入り浸っていればこその、色気か(^^♪)
かたや、酒もご馳走も、口にしない北斎。
美人画を描いてはみるものの、歌麿に
「だからお前の絵は色気がない」と言われる…( 一一)
人には、得手不得手が、ありますからねェ…

“絵“の取り締まりの荒波をやりぬける
蔦屋の援助が、ありがたくも、頼もしい。
販売ルートがないと、商売は成り立たない。

まだ迷いつつある北斎をよそに
やってきた、写楽ブーム☆
見たままでなく感じたままを(趣味で)描いたという
若い写楽に反発した北斎だが
今を脱出するように向かった浜で
大波を、荒波を感じた!~という流れには
ワクワクさせられる!

↑美人画や役者絵でなく、北斎には北斎の描くべき世界が
あったんだなと、再認識。
人それぞれの道よ……

やがて、戯作本の挿絵の仕事も受けるなどして
弟子ももち、結婚して、娘も生まれた――

柳楽さんのギラギラした反骨さに魅了されながら
田中さんの人生凝縮感ある北斎に、移っていくー
(もー、田中泯さん、大好き☆(^^)/
居るだけで味わい深くて、ゾクゾクする)

年老いて卒中になってしまい、不自由な体になるも
「この体だからこそ、見えるものがあるはず」と
旅に出るのが、すごい……
鬼気迫る、命の底力よ……
↑この考え方、見習いたいです!(^^)/
グチでなく、陽性思考☆素晴らしい!

なんといっても、視覚的に効いたのが
波を描く“紺青”☆
(拙ブログ記事→コチラ

青い染料を顔に浴びるシーンについて~思い込みですが↓
新しい染料(ベルリンブルー)との出逢いの喜びなのかな~と。
この“紺青”が、波への絵心をかき立てたのかな~と。

~中略~

取り締まりの締め付けの中、歌麿も捕らえられ
旧知の戯作者:種彦も死ぬ…orz
(種彦の年齢が不明~というか、若すぎ?(^^♪)

絵への情熱と、種彦の死への悲しみと怒りを
ほとばしった血の赤で、衝撃的に見せるのだが
それ以上に
泯さん=北斎の表情がイイ…
人生90年の重みが、ずしーんと来て、イイ……

とはいえ、やはり
作品の推しは、紺青の大波☆荒波☆
ラストは、柳楽&田中=ダブル北斎で
大波の競演を見せるのが、ニクイ!

『神奈川沖浪裏』の大波で感じる
あの感動を、これでもか!!と上塗りしてくれる、
北斎と言えば、“あの波“なんだナ~と……

▼▼▼

柳楽&田中さんの魅力的な北斎を
印象的で、面白い切り口で見た!
最後、ザワザワ~と、感動の大波っぽいモノに
襲われたのも、良き☆(^^)/



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ジャンル : 映画

映画『ファーザー』★老父の感じる“渦“を身につまされながら体感

186549_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/186549/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・老父 アンソニー: アンソニー・ホプキンス☆

自立できるからと、娘アンが手配したヘルパーさんを
拒み続ける老父。
アンは、パリで恋人と暮らすから
ヘルパーさんに頼みたいのだが――

認知症の老父が見たように、感じたように
進んでいくので
アレ?アレ?という戸惑いを
アンソニーと共有する……
(役名と同じなので、リアリティが増すし
個人的に、実父や自分のことも思うと
リアリティが、身につまされる……)

▼~▼内容より.雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

想い起さずにいられないのは、実父のこと。
父は、母に何でも、してもらっていたので
母亡き後は、自立などできず…
なのに、ヘルパーさんも施設入所も拒否。
弟夫婦も私も、困りましたっけ…orz

アンソニーは、パッと見、自分でマメにやっていそう…
でしたが、娘:アンが、買い物やらナニやらしていたよう。

そんな、アンの表情がイイ☆
優しく、わかってもらうように、老父に話しているが
心の底には、暗く重いモノを抑えこんでいるようで
眼差しの“必死さ“には
老父が、感じている以上の現実の深刻さが……

アンが、恋人とパリに行く(行った?)のはわかったが
老父の自宅に、アンの夫(元夫?)が居る……
買い物から帰ったというアンが、知らない人で
戸惑う老父……
(↑こんな感じなので、私も、ナニがなんだかわからない(>_<))

エピソードも繰り返されたりして
時間が、いつのことなのか、わからなくなる私…(汗)。
ああ、老父も、こんな“状況の渦“の中にいたら
不安にも、怒りたくも、なりそう……(>_<)

老父は、なかなか逢えない、次女ルーシーを気にかけていたが
とうの昔に、事故死した記憶が抜けていた。
(ヘルパーさんに、ルーシーの姿を重ねたりも)
辛いことは忘れてしまうのは、本人にはいいことかもしれないが
話題になったときの受け答えに
家族は、心ぐるしい…

(実父は、目の手術を機に、退院後は施設入所しましたが
私が付き添ったときに、「お母さんはどこに行った?」
と言ったとき、戸惑いましたっけ…)

~中略~

結局、老父は、施設入所していたようでしたが
施設やヘルパーさんを
自宅や家族と“勘違い“していた部分もあったよう……

ラストシーンでのヘルパーさんへの
老父の“吐露“が、すごくすごく、切ない…….
か弱い、子供のような姿で、嘆いていた……
それを、包むように、優しく聞いてあげてた
ヘルパーさんの存在が、うれしい。

写真の中の家族(親子)は、一緒に寄り添っているのに
いつしか、バラバラになっていき
文字通り、一人ぼっちになってしまうんですね…orz
思い出も記憶も、断片的になって
それさえ、バラバラになってしまったら
一体、ナニを頼りに、生きていったらよいのか…orz

若いとき、元気なときに経験したことのある“一人”ではなく
もっともっと、絶望的に寂しい“独り“を感じながら
人は、老いていくのか……

けれど、そんなとき、身内でなくてもいい
親しくなくてもいい
誰か、優しい心ある人が、そばに居てくれたら
ずいぶん、救われるのでしょうね……
ヘルパーさん、ありがとう…
(実父の施設の皆さんへも、感謝です)

▼▼▼

老人が老人を演じたからーというのではなく
アンソニー・ホプキンスの“説得力”には
惹きつけられた……

ソレは、“ある老人“への俯瞰的な同情などではなく
実父への気がかりであり
私自身の悲しい未来のようで……orz

ラストシーンには、ホント、涙出た……


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