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映画『空白』☆“空白”は“青い空”にたどりつけたような

184839_1.jpg




作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/184839/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・スーパーの店長: 松坂桃李☆
・万引き少女(花音)の父: 古田新太☆
  父子二人暮らし

店長が、マニキュア万引き少女を追いかけたら
少女は飛び出して、交通事故死したー
納得できない父は、執拗に、店長を責めたて
マスコミは、ワイドショーで、大衆感情をアオル…

亡くなった少女は、お気の毒ですが
(どんな事情があるにせよ)
万引きして、逃げて、飛び出したのは、アウト。
ソコは動かしようがないですが
この事態に
直接的にも間接的にも、影響された人たちの
気持ちを、まざまざと突きつけられ
自分だったら?との想いを、大いに
揺さぶられました!

一体、この結末の落としどころはどこなのかと
思いつつ、見入っていると
娘を失った父の行動は、悲しみの極致でありながら
ソレがゴールではなかったところが、深くてニクイ☆


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

まずは、“クレーマーモンスターパパ“の
古田さん、絶賛です!(^^)/
船乗りの部下に
彼が自分の父親ならムリーっぽいことを言われる
クセだらけのオヤジ…( 一一)

“コワいお父さん“な感じなんですが
自分の認める価値感や都合以外は、認めないタイプ。
ソコから外れたモノには、恫喝しても、ムリを押し通す。
(わがままというか、視野が狭いんだナ…
いるな、こんなオッサン…滝汗)

詳細不明だが、母は再婚し、娘は、父と暮らしていた。

よくわからなかったのですが(汗)
離婚した母は、(元)後妻で、花音の実母ではなかったのですか?
(離婚した母は、不妊治療で妊娠。あるいは、一子後不妊?)
後妻だから、離婚後も、父の元にいたの?
でも、スマホで(元)義母と連絡を取っていたのが
心の拠り所だったのかな….
なのに、父は、そのスマホを否定し、投げ捨てたんだね…orz
万引きは悪いけど、化粧品は
女親への特別な想いも、あったかも…

娘の死を、受け入れられない父は
娘とマニキュアを、結び付けられないこともあって
“万引き“の事実を、受け入れられず
追った店長に、しつこく、つきまとう。

学校にも、あれこれ要求し
狂気の沙汰の父親を
不幸の被害者として、過剰に演出し
店長を、故意に、悪者に仕立てあげるなどして
不幸な事故をネタに、視聴者を刺激するマスコミには
怒りを覚える……( 一一)

父親にも、店長にも、嫌がらせをする一般人にも!
コイツが悪い~と思ったら
非難(イジメ)していいと思うんですよね…滝汗。
(コロナ禍での、県外ナンバー車への嫌がらせも、そう…)
自分が正しいと思えば、ナニしても、正義のつもり…?( 一一)

店長は悪くない!と、味方してくれる店員(寺島しのぶ)は
心強い味方ですが
“正しさ“が重荷になって、潰されてしまうこともあり…orz
松坂桃李店長が、ボロボロになっていくのが、辛い…orz

そんななか
店長も寺島さんも、ついに、感情を爆発させてしまうシーンは
胸を、ドンと叩かれる想いがした。
店は閉店し、店長の不幸は、店員の運命も変えたし
やり場のない怒りは、いつか、我慢の限界を超えるし……
もう、どうすれば……

“運の悪さ“は、娘を最初に、轢いてしまった若い女性も…orz
飛び出されたら、止まれないよ…orz
それでも、車の責任で、死のきっかけを作ってしまったことを
何度も、父親に謝罪したいのに、父親は受け入れず…
(でも、謝罪や土下座されても、どうしようもないのもわかる)
やがて彼女は、自殺してしまった…………………


彼女の葬式に訪れた父親に
彼女の母親が語ったことは、まさに、親として!
娘の心の弱さを詫びたのは、加害者としての姿勢で…
辛いはずなのに、毅然とした姿には、涙出そう…….
そしてそして
わが子のいいところ、愛すべきところ、誇れるところを
語った!!!!!  (涙出る……..)

内心、怒りがあっただろうに、わが子への愛を語った母親から
この父親は、自らの空虚な胸の内(空白?)を知ったのかな……

わが子かわいさとはいえ
娘の何を、知っているわけでもなかったから
よるべない空虚さが、怒りと哀しみの暴走を生んだのかな……

父は、娘を知ろうと、寄り添おうとする……


▼▼▼

ちょっと、“絵描き”を試みていた父親が
娘の遺品の絵画の中に
“イルカの形の雲”を、見つけたときーー

父親の心は
爽やかでまぶしい“青”で、満たされたと思う。
(“空白”でなく、青い空で☆  (^^♪)

ああ、ココに、たどりつけてよかった…………
あとは、余韻をかみしめて…………




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『レミニセンス』☆水に沈み思い出に浸り愛に溺れる…

187467_1.jpg



作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/187467/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ニック: ヒュー・ジャックマン☆

浸水した世界で
人々は、熱い昼を避け、夜に活動する。
過去の良き記憶の追体験(装置)“が可能な”レミニセンス”。
(体を浸水して“眠る”)
ニックは、娯楽用に経営もするし
警察の捜査協力もしている。

あるとき、美女(メイ)が、自宅の“鍵”を失くしたからと
記憶をたどるべく、レミニセンスしにやってきたー

記憶をいじる話は、わからなくなりそうで、警戒していましたが
愛の物語と聞いたので、鑑賞☆(^^)/
記憶の“捜査”はするけど、“操作“(時間をいじくらない)しないので
安心していられます♪

メイが、物語の“鍵”を握っていました!(^^)/

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

ニックは、鍵を失くしたメイの記憶潜入する。
まずは、水槽に横たわるのが、イイ☆
浸水した町に、呼応するようでもあるし
“浸水“した美女は
ミレーの絵画『オフィーリア』のようでもあって☆

ニックの声に導かれ
メイの意識(記憶)が、行動となって、映し出されるのは
現実を覗き見るというより、自分もそこにいるかのようで
現実味を帯びている。
(情も移りやすソ♪)

その後。メイの忘れ物を、届けに行ったニック。
そこから、めくるめくように
記憶の虚像ではない、ステキな時間が……(*^^)v

浸水した世界は、現在にも未来にも、希望が薄ソ…orz
メイとの出逢いは、ときめく運命か!(^^)/
――と思ったら、コレは、仕組まれていた!(>_<)

メイは、悪者?人殺し?(>_<)
ニックは、真相を知るべく
“関係者“の記憶を探る。

“関係者“の記憶の虚像の中で
メイが、生き生きと蘇る。
ニックは、たまらず、虚像のステージに乱入。
記憶に入りこんだようになり
混乱し、取り乱す“関係者“……(汗)

↑記憶・過去・現実…etc.
秩序を超越した、ニックの行動が
メイへの想いの強さを、感じさせる。
気持ち、高まってイイ!(^^)/

~中略~  ←サスペンスのあれやこれや

▽要反転▽ ネタバレ!


メイは、始めは、悪さを働いていましたが
殺されそうな少年の命を救うべく
命を賭けて守ったと知った。
だから、もう、ニックとは逢えないの…orz

未来に希望を見出すのではなく
メイとの記憶に溺れるように
装置に浸水するニックが、切ない……

▽▽▽
▼▼▼

記憶は、過去の事実の検証でもあり
思い出の塗り替えも、ありますよね…

現実感ある“想起“には
いい思い出を、もっといいものに蘇らせたいかも…
水に沈みつつ
美しい思い出に浸り
失いがたい、愛に溺れる………
そんな
水の演出が、ニクイ☆(*^^)v



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『マスカレード・ナイト』☆仮面でない仮面“も”かぶったお客様

186228_1.jpg



作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/186228/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・新田刑事: 木村拓哉☆
・山岸コンシェルジュ: 長澤まさみ☆

マスカレード・ホテル』の続編です。


ホテルのお客様は、みんな仮面をかぶっているー
ロビーが、仮想の客であふれた前作の暗示よろしく
今回は、大晦日の仮想パーティが舞台☆
連続殺人犯(時限爆弾の感電死)が
紛れ込んでいるという。(密告情報あり)
警官たちが潜入して、連携する♪

今回も、クセモノのお客様あり
アノ人もコノ人も、怪しそう……(^^♪
と、犯人当てをしながら
新田&山岸の動向を楽しみました!(^^)/

▼~▼内容より雑談です。(ネタバレなし)
▼▼▼

フロント係からコンシェルジュに異動した山岸に
要求し続けるのは、沢村一樹さん(役名別)…orz
一見、紳士的なんですが……
急ごしらえな要望を、あれやこれやと…( 一一)

プロポーズのサプライズなら
前日までに、言ってほしいヮ……
のみならず
パーティに出たいから、仮想の準備しろとか
パーティで、アノ女性と踊れるようにしろとか
コンシェルジュデスクのベルの音が
トラウマになりソ……orz

↑ココまでひどい、わがままオジサンだと
事件関係者じゃないわ、きっと…
これだけで、十分、お騒がせだもん……(>_<)

要求への対応が、アッパレなのは
田中みな実さん(役名別)への場合。
要望「人の顔が見えずに、東京タワーが観える部屋」
窓の外の、さんまさんの大きな看板がダメと…orz
対応できる客室も、なし…orz
けれど「ムリです」と言えないホテルマン=山岸が
叶えてみせた!
不可能を可能にするのは、もう
特攻野郎Aチームレベル!\(^o^)/

そんな中、警官らは
仮想パーティの参加者が、仮面を着ける前に
正体を確認する作業を、サクサク進める。
夜12時の感電死を防ぐべく。

~~中略~~

犯人の特定には
そもそもの、事件の“密告者”さがしもあり
怪しそうなアノ人か!?
と思わせつつ、深入りしていく。

前作もだったが、犯人には、悲しい過去があって
複雑な現在の事情を呈する。
(別の仮面を着けていたーと言うか)
そして
お客様のため、必死の山岸が
またもや、ピンチに!!(>_<)

▼▼▼

冒頭の、新田刑事が踊るタンゴも
山岸の腕時計も
あとで、効いてくるのが、ニクイ☆




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『マイ・ダディ』☆家族の愛がさらに深まる復活の日!

186604_2.jpg


作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/186604/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・父(牧師): ムロツヨシ☆
・娘 高校生 ひかり

妻亡きあと、父娘二人で暮らしてきたが
娘が、白血病になってしまい
娘の実父でない牧師は、骨髄移植のため
実父をさがすーーー

↑実父を捜して、病気回復でしょーと
事務的なナットクを予想しないで!!(>_<)

父が牧師というのも、ミソ☆
神の存在についても、思うコトあり…(^^)/
ムロさんの、コミカルな温かさも、ツボ☆

▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

神様もあったもんじゃないー (by 父のバイト先上司)

父は、神様は耐えられない試練を与えないーと
病気の娘を励ますが
キリスト像に向かう、父の姿は、不安げ…

今のところ、私、神様に
奇跡のようなお願いは、しないことにしています…
ムリだと思うから…orz
(遠藤周作さん作品でも、神様は“沈黙”されてたし)

多分、神様は、ムリなお願いを聞いてもらう対象でないのかと。

ムリな状況になったときに
少しでも、戸惑わずに済む、心の支え。
そんな存在ではないのかと….
(それでも、父として、ムリなお願いをしたかも…)

白血病のため、骨髄移植を成功させたいーという方向に
なっていきますが、
話のツボは、ソコでなさそうなのが、ニクイ☆

実は、父と娘が親子関係にないことは
入院後、適合検査で、初めてわかった!
動揺する父……
(さらなる試練を与える神様ョ……orz)

それまで、現在の父娘の様子と
父と母が出逢ったいきさつとが
並行して、映されていたのだが
母は、結婚後、浮気したわけでなく
後になって、元彼の子を産んだと気づいた。
真実を夫に告白する前に、事故死してしまったのだ。

真相を知らない夫(父)は、妻に対して疑心暗鬼になるが
骨髄移植してほしい一心で、元彼(実父)を捜す。

血のつながりのないことがわかったからといって
愛情が消えることはない。
ただ、ひたすら、娘が生きる道を捜す“父“。
(神様は、まるで、彼を試したかのような試練……)..

“親”ならば、どんなことをしてでも、子供を守りたいー
この父=ムロさんには、胸が締め付けられる。
悲壮感でなく、子供を愛してやまない
親の温かさが、画面を包み込むーーーーー

実父に、骨髄移植(の検査)を頼み込むだが
実父は、自分の家族ではないとばかり、拒むのが辛い…
遺伝子上の親子であっても、別生活だと、情は希薄だ…orz

しかし、そんなこんなあって
骨髄移植できるまでに至るのだが
ナント!
土壇場で、娘は移植を拒否する! ←この展開、良き☆

父には、娘の命が最優先だから、
妻と“その男”の関係は、どうでもよいこと。
けれど、体内に、“その男“の一部が入る娘には
どうでもいいことではなくて…….
移植させたい父には、新たな困惑に!(>_<)

▽要反転▽



移植の直前、病室近くで見かけた男に
娘は、見おぼえがあった。
子供の頃、母が、“その男”を偶然見つけ
会話していた記憶があった、
(そのとき、母は、男性不妊だと言っていた彼に
子供がいたことを知り、娘が、彼の子に似ていることで
彼の子を産んだと気づいた)

夫を裏切ったわけでなく
夫の子だと信じて産んで、愛情を注いできた。
夫にも娘にも、申し訳なく思う妻(母)が、不憫…orz

娘は、記憶から
母は、“その男”とは、いい関係でないと感じたので
“父”にも、母の愛情を疑ってほしくなかった。
どうでもいいことではないと……

移植を受けるのは、実父からだが
自分の父は、牧師の父であり
家族3人の幸せの日々は、消滅するものでも
否定されるものでもない!!!!!!

それを、父と確かめ合った娘は、移植を受けることにする。
(↑この確信こそが、神様の啓示でないかと!(^^)/)



▽▽▽
▼▼▼

残酷なまでの試練が、いくつもあって
神様なんてあったもんじゃない(汗)-という状況になりますが
ムロさんの、いい雰囲気に導かれるようにして
ラストは、神の恩寵にたどりつけた感じです♪

復活祭(イースター)にちなむように
新たな幸せを確信した、家族の笑顔に、泣けてくる…
どんな絶望があろうとも
幸せは、きっと、必ずココにあるーー
そう信じられる喜びが、嬉しい☆(*^^)v




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『未来のミライ』☆家族をファンタジックにドラマチックに

174929_1.jpg

作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/174929/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・兄: くんちゃん
・妹: 未来ちゃん

お気に入りブロガーさんの記事で、気になっていたのを
やっと鑑賞!(^^)/

下の子が産まれると、上の子がやっかむから気をつけてー
とは、よく言われること…
不満を抱えた“くんちゃん”の前に
成長した、未来の“未来おねえさん”が、やってくる-
だけじゃなく、若いときの親や“ひいじいじ”も
くんちゃんの前にーー(*^^)v

家族たちの生活の一部を、垣間みるのですが
“ひいじいじ“が、まずナイス!
そして、途中
じわっと、涙ぐんでしまった……………..


▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

下の子が産まれたとき
上の子が寂しく思わないようにと
私も、私なりに気を遣いましたっけ……

トラブルなく過ごせたと思っていたけれど
初詣で、写真を撮ったとき
下の子にカメラを向けていると、上の子が
黙って、スッと前に入ってきたことがあった。
(劇中にも、同じようなシーンがあった!)
譲れない部分が、上の子なりに、あったのかナ…

くんちゃんが、忙しい親に要求している様子は
わがままに見えるかもしれないけれど
くんちゃんの気持ち、わかるョ…

(仕事から帰ったら、子供をギュッと抱きなさいと
私は義母に教えられた。一日ずっと、母親に逢えなかった
寂しさを、ソコで埋めてあげなさいと。)

出かけるときのママは、ダメだったな…(汗)
くんちゃんは、抱っこをせがんでいたのに
ママは、さらっと出かけてしまった…( 一一)
(数秒でいいから、抱っこしてやれナ!(T_T))
抱っこされなかった不満は、一日引きずるョ…
一日、イライラして、ナニしても満たされないのョ…

くんちゃんが、未来ちゃんにモノを投げるのは
悪いコトだけど、原因を作ったのは、親だよね…滝汗。

けれど、そんな親の不足分(?)を埋めるように
お姉さんになった未来ちゃんが、やってくる!
(親も、成長途上だから、応援部隊は必要か☆)

意思疎通しにくい赤ちゃんでなく、
“人格“のはっきりした”お姉さん未来”と
“お雛様の片づけミッション”を遂行し
楽しく心通わせた、くんちゃん♪

今まで親子3人の生活感だったのが
家族4人になったことで
自分の立場や存在について
小さいくんちゃんは、戸惑っていたと思う…

そんなくんちゃんに
親たちの若い頃の“生き様“を見せたのが
“庭の樫の木“のようなんです……
それが、とてもステキなんですョ♪

私がダメ出しした、ママですが(^^♪
子供の頃は、じゃじゃ馬さんだったようで…汗。
今は、しっかり者のようでも
ママなりにがんばって、ママになってきたんだね……
なんか、しみじみ……
(私こと、実母に、母親になってから
頭の回転が速くなってきた感じだね、と言われた。
以前は、ニブイ子だねって、よく叱られたので…(^^♪)

お気に入りは、“ひいじいじ”☆(*^^)v

自転車が乗れない、くんちゃんに
頼もしく、心強い味方として、現れる!
若く精悍なひいじいじは、しゅっとして
馬もバイクも乗りこなして、カッコイイ☆
一緒に乗ったくんちゃんは
“前をみる“ことを教わり、自転車が乗れるようになった♪

実は、くんちゃんは、ひいじいじのお葬式には行っていた。
けれど、ひいじいじが、どんな人生を
どんな青春の日々を生きてきたかは、知らなかったはず…

くんちゃんが、未来おねえさんと見たのは
“ひいじいじ”と“ひいばあば“のプロポーズの出来事。
もし、あのとき、そうでなかったらー
もし、あのとき、ああしなかったらー
偶然であれ、意図的であれ、運命に導かれて
命が、くんちゃんや未来ちゃんまで、つながってきたー

↑このとき、感動の波のようなものに襲われた私!
じわっと、涙ぐんでしまった,……………

未来ちゃんを、“好きくない”存在だったくんちゃんが
大切な“家族“なんだと受け入れるシーンも、好き☆


▼▼▼

実は、この人は、このような人生を、歩んできたのですねー
と思えることは、好きです。(^^♪

その人をよく知れば、親しみが持てそうだし
親しみがあれば、心から、親身になれると思うし…(*^^)v

わりとありそうな家族の物語を
ファンタジックにドラマチックに見せてくれて
面白かった!(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『シンプルな情熱』☆欲情に溺れつつ愛について探りたくなる

187087_2.jpg


作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/187087/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。



・エレーヌ:  大学教員   シングルマザー
・アレクサンドル: セルゲイ・ポルーニン☆
            ロシア外交官  既婚  年下


子持ちの中年女が、若い男(の肉体)に溺れる…( 一一)
だけじゃないかと思うほど(汗)
直視できない“逢瀬“を、見せられますが(汗)
ソコで、腰がひけてはいけません!(^^)/

その、こってり焼け焦げたような
“堕落”と“情熱”をふまえて

☆  彼が、突然、音信不通になったしばらくのこと
☆☆ 再び、彼と再会したときの彼女のこと

↑ソコら辺りが、私の個人的感情をつつきました!(*^^)v


▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

冒頭で、エレーヌが語る。
彼が急に帰国してから、一時は
仕事も育児も、何もできなくなってしまったと……

どんだけの恋に堕ちたのかを、見せつけるように
彼が、彼女の家に来ては、赤裸々裸々裸々裸々……な
情事を重ねる二人。
(ロマンチックな情事を演出するなら
もっとボヤカスとか、ふわっとするとか、あったと思うが(滝汗)
“世界一優雅な野獣”ことセルゲイさんの
美的肉体を見せないという選択肢は、なかったのかも…)

人の情事を見るヤボなことして、ナンですが
この二人は、体だけの関係なんだなーと
始めのうちは、思った。
けれど
逢瀬を重ねる二人を見るうちに
本当にソレだけでは、なくなってくるかも……と…

「彼は知的なことに、興味はないの」(bエレーヌ)
何かについて、深く語り合うような
内面のつきあいは、なかったかもしれないけれど(淋)
彼女のほうは
逢ううちに、“情“が通じ合う満足はあったと思う。
(彼のほうは、わからないけど)

しばらく、彼から連絡がなくなり、彼女はイラつく。

恋人とのつながりは、強さがわからない……
目の前にいるときは、確実に、手ごたえがあるけれど
目の前から去ったら、保証はない。
次があるのか?もうこれで終わりなのか?
彼は外国人だし、既婚者だし………

エレーヌの友人は、エレーヌの情事を
“恋に恋している”と言っ.たのだがーー
私、コレ言われたくないです……( 一一)

恋する相手は、生身の人間(男)☆
その人への好意が、幸せなんです♪
体目的?(汗)という批判があったとして、じゃあ
声だけの存在、写真だけの存在でいられます?ん?
色々ひっくるめて、逢いたい存在☆
恋でなく、あなたに恋しているんです!(キッパリ☆)

やっと連絡が来て、約束の場所に行ったが
彼は来なかった。急遽、帰国したと言う……orz

それから、エレーヌは、彼を捜しに
モスクワに行ったりしつつも (!)
彼への喪失感で
仕事も育児も、放棄してしまい
元夫が、子供を預かりに来た。
(ナニがあったか不明だが、なぜ、(この)夫とは
愛欲に溺れるようにはなれないのかーと考えるのは
愚かですか?)

やがて、彼と出会う前のような日々が戻り
エレーヌは、立ち直った。
かつては、子供のことより、情事を優先したエレーヌだが
子供のサッカーの試合の応援にも行った。
(母親なら、愛する対象は子供ですよね感が
画面から、ただよう)

そんなとき、ロシアから戻った彼から
逢いたいと、連絡が来た!

彼が逢いたい理由は、体目当てかもしれないけれど(汗)
逢いたいと思ってくれる気持ちは、嬉しいかもしれない…
再び、彼への気持ちが、情熱となり
エレーヌの自宅で、再び、愛欲に溺れる二人。
(子供を追い出して、家で逢うのは、どーなんだ!怒!)

このときの“情事”もだが、私には
彼の存在は、体だけであって(汗)
ずっと、内面をうかがい知れなかったのだが…….

1度、エレーヌが、寝物語に
彼の妻のことを、聞こうとしたときも (ヤボなんだけど)
はぐらかされて、彼の“輪郭“さえつかめなかった。

しいて言えば
エレーヌが仕事を理由に、ドアチェーンを外さなかったとき
エンジンぶかしの情熱観ダダ洩れだった彼に
彼の“内面“を、感じたかもしれない……
(結局、ドアチェーンを外して、エレーヌは
愛の欲情に、溺れたのだけど…)

そんな彼に、やっと再会できたのは、悦びのはず。
けれど
エレーヌが感じたのは、思ってたのと違うとーー

↑ココ、すごく絶賛ナイス!!!\(^o^)/

恋焦がれた彼に、また逢えてうれしいヮ♪
というほど、簡単じゃないんだナ!
女ゴコロは、ナ!

モスクワまで行って、愛に彷徨い
その後、すべてを失うまでの、喪失感に堕ちたー
その間に、熟成・醸成しつくした愛は
たぶん、腐敗しはじめてたと思う……orz

それは、とりもなおさず
彼女が、彼に求めていたものが
体(だけ)ではなかったからかと。

恋に恋したわけじゃない。    (そんな小娘じゃないヮ…)
心満たされる愛というものを求めて
私は、情熱をもって、愛に臨んだのにーー
エレーヌの心情を言い当てるのは、むずかしいですが
再会後の心もようの変化は
しみじみ、響くものがあります…………………

▼▼▼

オバサンが、年下イケメンと愛の欲情に溺れたー

それだけにしても(汗)
それなりに情熱をもって、求めたい愛のなんたるかについて
想い巡らせたくなる一品です。




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『殺人の追憶』☆未解決事件の結末は深みを増していった感


142234_3.jpg


作品についてhttps://cinema.pia.co.jp/title/4890/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督; ポン・ジュノ
・パク刑事: ソン・ガンホ
  地元村の刑事
・ソ刑事  ソウルから来た若手

1980年代の未解決の連続殺人事件を
基にしたそうで、観るのが怖かったのですが
残虐性より、高いドラマ性と聞き、鑑賞☆


▼~▼内容よにふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

畑の側溝。
蓋の下に押し込まれた、少女の遺体から始まる。

地道捜査のパク刑事らに
論理的ムードのソ刑事が加わる。

2人目の被害者も出て、必死さのあまり
誤認逮捕・容疑者の拷問もしてしまう刑事だが
一方、噂も含め、聞き込みし
この人か?この人か?  (遺体の状況から、どんだけの変態?)
ヤバそうな人を、挙げていくのだが……

そんな中
ソ刑事のさりげないセリフが、ミソ☆
「書類は、嘘をつかない」 
記録の正確性を疑わない、素直さョ。

合理的で、冷静な姿勢のソ刑事だが
被害者が、自分と会話し
絆創膏も貼ってあげた少女だと、気づいたときが
印象的だった。

人生の一部に、触れたことがある人への思い入れは
誰しも、親身さゆえに、感情がゆさぶられるもの…
ソ刑事の、犯人逮捕への執念が、高まる。

一度は容疑者とされた、知的障害の青年は
そんな、ソ刑事のおかげで
容疑は晴れたものの
意思疎通がうまくいかず、結局、残念なことになるのも
この犯罪の“被害者”と言えるかもしれない……

~中略~

そうして、雨の日のリクエスト曲と犯行日の一致から
ある男が浮上し、DNA検査の結果待ちとなる。
一致間違いなしと信じた、ソ刑事だったが
書類の結果は 「一致とはいえない」
愕然としたソ刑事は、結果を疑い、“無視”の姿勢!

↑ココ、ツボ☆
当時のDNA分析の、精度のせいだと思うが
「書類は、嘘をつかない」 と
客観的な正当性だと信じたものに
裏切られた、失意と怒り……
その爆発的な熱さが、人の生身の温かさを感じる。

パク刑事に促され、解放された容疑者は
トンネルの奥へと、逃げ去っていった。
限りなく黒に近い男が
闇へと、消えていくー
迷宮入りを予感させる、ニクイ光景☆(^^)/

20年ほど経ったあとのことも、良い☆

警官をやめた、パク元刑事は、あるとき
仕事の移動中、あの畑の側溝に寄ってみた。
すると、少女が寄ってきて
最近、ここに来た“他の男”の話をした。
あの犯人だ!と察したパクが、風貌を尋ねると
“普通”の男だと、少女は言った-―

↑ココ、絶妙です!(^^)/
犯人は、いかにもな、ヘンタイ男ではなく
どこにでもいる、普通の(まともなor善良な)人として
ずっと潜んで、今も近くにいるという、恐怖の事実!(>_<)
事件は、また起こるかもしれない…( 一一)

ゾっとする危機感を匂わせる
パクの顔アップで終わるのも、印象的だ!(^^)/

▼▼▼

未解決事件の題材ですが
消化不良になることなく
むしろ
結末に向けて、深みを増していった感がよかった☆(^^)/


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映画『バニー・レークは行方不明』☆1番ヤバい人捜しで高まっていくHigher!

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/183028/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・アン((バニーの母): シングルマザー
・スティーブン(アンの兄)
・警部: ローレンス・オリヴィエ☆


ローレンス・オリヴィエに誘われて鑑賞☆

ロンドンに、兄と娘で越してきたアン。
引っ越し後の作業をしたあと
娘バニーを、保育園(初日)に迎えに行ったら
娘を見た者は、誰もいないというー

兄を呼び、警察を呼び、バニー捜しが始まる。
どこにいるのか?事故?事件?犯人はいるのか?
終盤にかけて、ハラハラが高まる!(>_<)

▼~▼内容にふれて雑談です。(ミステリーなのに▽ネタバレ!)
▼▼▼

子供がいなくなるー
冗談じゃないってテーマです。(滝汗)
母:アンが、保育園の職員に、食いつくのわかります。
なんで誰も見ていないの??

フトコロ深そうな警部の捜査で
ヤバそうな人(容疑者?)が、チラホラ浮上する。

1. 保育園のコト

登園初日の子の控室=“初日の部屋“に行くも
先生が不在!どこにもいない!  ←管理的にヤバい…( 一一)
引っ越しで、人を待たせていたアンは
厨房で見つけたオバサンが
あとで看てくれるというので、任せて帰宅してしまう。  ←うかつだったorz
あとで
そのオバサンは、“初日の部屋“には
バニーはいなかったと言う!(>_<)


自宅捜査では、さっきまであったバニーの私物も
ことごとく、無くなっていた。

2. 家主のオジサン

引っ越しの荷ほどきで、バタバタしているのに
ドカドカ入り込んで、つきまとう家主が、うざい…( 一一)

自分は、テレビで朗読しているスタア?で
女性ファンは、この声に魅了されるetc,
アンへのアピール度が、ストーカーっぽくて、気色悪い…

家主に質問した警官は、「アイツは変態だ」と報告…汗
家主なら、バニーの荷物も盗める状況にある。


アンと兄のことも、確認する警部。

3.アン   

男友達の子を産んだが、結婚は兄が反対。
子供の頃、空想の友達をバニーと呼んでいた。

↑え?空想の友達?
バニーの失踪は、アンの空想???

そういえば、ずっと生身のバニーが映されていない…
さらに
引っ越しの移動の、船の乗船記録がないーとの報告で
アンには、“不利”な状況に…orz


4.アンの兄   雑誌社勤務

アンを大事に思っている、良き兄ムード。
懸命に、バニーを捜し、アンを励ます。
バニーの保育所入所手続きや
バニーの人形を、修理に出してくれた。

↑バニーの存在証明として、アンは
その人形を、修理店に取りに行くが
その後、事態は急転する!(>_<)

▽要反転▽  ネタバレ!!!!

兄の異常性が発揮され
アンは、入院させられてしまう。
失踪事件の犯人は兄だと知ったアンは
バニー救出のため
ドキドキの病院脱出を、やってのける!

兄は、アンを独占するべく
邪魔なバニーを、亡きものにしようとしていた!
(トンだイカレ野郎です!(>_<))

バニーを見つけたアンだが、逃げ切れず
バニーがピンチに!(>_<)
すると、兄の注意を引こうと
ブランコを漕ぎだしたアン。
アンは、兄に、ブランコを押すように仕向けた!
「Higher!Higher!」
アンの声は、兄を高ぶらせ、私も
不安と勇気がごちゃまぜの感覚に、見舞われる。
そこへ、警部たちが現れ
バニーもアンも、助けられる♪\(^o^)/


▽▽▽
▼▼▼

子供の行方不明事件。
1つ1つ、丁寧に片付けて行きながら
終盤で、一気に加速していく高揚感が良い!

乗船記録の“アヤ”に気づく
ローレンス・オリヴィエ警部もナイス☆(^_-)-☆



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映画『モンタナの目撃者』☆山火事と殺し屋からの生還を応援!


187541_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/187541/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ハンナ(森林消防士): アンジェリーナ・ジョリー☆
・コナー少年: 
汚職事件の証拠を握る父を殺され逃げている

森林火災の予告編が気になっていました。

地方判事の家が爆破され、家族が死亡する事件が起こった。
汚職事件を調査中の、その判事から
仕事を依頼されていた会計士は、危険を感じ
息子コナーとともに、車で避難したが
殺し屋二人組に遭い、車は転落、父は暗殺。
父から預かった証拠を暴露するため
マスコミ(ニュース)に届けようと、森をさまよったコナーは
折しも、消防士ハンナに出逢ったー

山火事と殺し屋から、逃げ延びるかどうかに、ドキドキ。
ハンナの知人である保安官の夫婦も
巻き込まれて、奮闘するのにも、ドキドキ。(>_<)

そもそもはーということを想い
怒りの炎を燃やしつつ、鑑賞☆!(^^)/

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

1. 山火事!(>_<)

今回の山火事は、自然災害でなく
殺し屋が、会計士を殺した山林の捜査を攪乱するために
放火したもの。(怒!)

森林火災を、ナンだと思ってるんだ!!!
――と、私の怒りも着火…汗。
(その後も、怒りの炎に油が注がれていく…( 一一))

そうでなくても、その辺りの落雷が凄かった!!
音にビックリ!突き刺すように落ちて来る!(>_<)
火災が起こりやすいんですね……ご苦労さまです…
(ハンナが居た“火の見やぐら“も落雷し
通信も不能に……orz)


2.ハンナと少年コナー

前の山火事で、ハンナが風の読みを誤り
目の前の子供3人を、救助できなかったことがあった。
今、ワケアリで
命を狙われている少年と出逢ったハンナは
これまで以上に、救援の気持ちMAXだったはず。
ハンナの、美しくも頼もしい姿を応援して
自分も、ハンナになったつもりで、見ています!(^^)/


3.憎たらしい殺し屋(二人)(>_<)

仕事とはいえ、憎たらしい…( 一一)

保安官の家で、妊婦を脅すのは
ホント、許せません!!!(>_<)
火箸を、妊婦の顔に近づけたときは
ホント、ドキドキした!
(『孤狼の血』みたいじゃけェ…汗)

けれど、この奥さんも、負けちゃいなかった!
反撃に出るもんね!ナイス!\(^o^)/
がんばれ!と応援!!(*^-^*)

~中略~ ←火の中、脱出を図るハンナと少年
        そんなこんなで、救援を待つ保安官夫妻。


4.そもそもー

汚職がバレたくないーというのは
上級系国民の方々ですよね。
そいつら~イヤ、その方たちが
不都合な人を、どんなことをしても消そうとして
こんなことに……orz
(山火事も、トンでもない!!!)

そのくせ、二人組の話では
暗殺予算を、ケチったらしい….( 一一)
そのせいで、二人組も、不利の憂き目に遭うのだが……

警察に、もみ消されないためにも
少年が、マスコミ(ニュース)にたどりついてほしいと
強く強く、応援して見ています!(^^)/


▼▼▼

父の暗殺を“目撃“したからーというより
父から預かった、汚職の証拠を暴露される前にーと
追われる少年ですが
ニクイ殺し屋のキャラが、予想以上に立っていて (敵ながら☆)
怒りの火も燃え続けて、コーフンしました!
面白かったです。(*^^)v


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映画『病院坂の首縊りの家』☆生首フーリンwithフリンと愛憎

133383_1.jpg



作品についてhttps://cinema.pia.co.jp/title/8643/" title=" https://cinema.pia.co.jp/title/8643/"> https://cinema.pia.co.jp/title/8643/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・金田一耕助: 石坂浩二☆
・黙太郎: 草刈正雄☆


横溝正史作品は、コワくて映画館では観ていません。
自宅で、夜中チャレンジしたら
生首フーリンで、ダウン……orz

横溝作品は、雰囲気からして、オドロオドロしいから
ナンてことないシーンも、コワくて
真夜中を避けて、再チャレンジ。

冒頭の作家からして、因縁背負ってそうでコワい…
と思ったら、横溝先生本人だったと……滝汗。

▼~▼内容より雑談です。(犯人はナイショ(^^)/)
▼▼▼

パスポート用の写真を撮るのに、冒頭の先生から、
勧められた写真館を訪れた、金田一。
(金田一は、写真館の老主人から、ある調査を依頼される)

同じ日、結婚写真の依頼があり
病院坂の空き家で、若主人は、写真を撮った。
後日、写真を届けに出向くと、そこに
新郎の生首が、風鈴状に
吊り下げられているのを見つけ、事件に!(>_<)

やがて、写真館の老主人を含め
次々、死者が出て、不安が増す……
画面が暗いし、ナニか出そうだし
人物が驚くと、私も、ドキッとしてしまう…(>_<)

そんな中、写真館の助手の黙太郎こと草刈クンが
金田一の手伝いをするの、ナイス☆(^^)/
ビジュアル的に、コワさと暗さを、払拭するのみならず
ひょうひょうと、軽やかムードで、鑑賞の勇気に☆!(^^)/

亡くなった新郎と新婦の関係や
空き家の持ち主(弥生)の、複雑な家族関係を知るのだが
それを黙太郎が、金田一に、説明するシーンが軽妙。
速すぎて、関係がつかめない……orz
私だけでなく、金田一も……滝汗。
(系図で確認する(^^♪)

利潤をもくろんだ、婚姻関係や
おぞましいまでの、フリン関係。(フーリンではない)
そして
血は水より濃い、親子の絆…….

写真館・結婚写真―と
写真が印象付けられていきますが
事件の核心も、写真にあった!!!!

ある卑劣な男が撮らせた写真のせいで
脅迫されていた人がいた!!
(↑この真相を知ると、腹立たしさで
作品の恐怖を忘れる…(>_<))

~中略~  ←いろいろ複雑(^^♪

あまり金田一が出張っていない印象でしたが
彼は、気になるアイテム=“風鈴”の産地で、調査する!
え?そこまで?そこまでするのが、名探偵☆
南部鉄の風鈴の“銘“に
重要なコト(フリンの果て?)を見出す!

今回、暴かれる人間関係は、そこここで
え!?と思ってしまうドキドキが、醍醐味だったりしますが
複雑な人間関係の中で
桜田淳子さんの存在は、良き☆

美形で、意味ありげに悲しげな瞳もいいし
白塗りの顔立ちは、不気味にもなる……
訴えかけるセリフの力強さも
説得力あるし、かなり良かった!

そして、しっとり美しい佐久間良子さん(弥生)♪
やわらかい色気が、ナニカを深く包含している感じで
妖しげで、怪しげ……
女の悲しみの色香が、匂うよう…

▼▼▼

ラストシーンは、(金田一でなく)
黙太郎(草刈クン)が
横溝先生のお宅で、紅茶を頂く。
草刈クンの若さはじけて、爽やかな後味が良い♪




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