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映画『そして、バトンは渡された』☆絶賛!石原さとみさんの“笑顔”に泣く


187116_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/187116/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・森宮優子: 永野芽郁
・梨花(みーたんのママ): 石原さとみ☆ ←絶賛です!
・森宮さん: 田中圭

感動作と聞き、事前情報なく、鑑賞☆
森宮父娘と、幼いみーたんの家族の事情を
交互に見ていきます。
その印象は、あっけにとられつつも
梨花のパワフルな生き様ョ!
(石原さとみさんの“笑顔“が最強すぎ!)

そうこうして
2家族の接点があり
終盤は、私、涙にまみれてました………
(石原さとみさんの“笑顔“が最強すぎて!)

▼~▼内容にふれて雑談です。(▽ちょいネタバレ)
▼▼▼

みーたんの継母になった梨花こと、石原さん♪
小学生のみーたんを、とても可愛がるのが嬉しい。(^^)/
夫が、単身ブラジルに行ってしまってからも
みーたんのために、生活をかんばるのだが…
その方法が、他の男の後妻になること…(汗)。

↑この手段(シーン)は、ヤリ手すぎて、コワい….
ソコだけ見ると、小悪魔で、嫌な女なんですが…(汗)
“母親”としてみれば、私、許容いたします。(^^♪

生活苦というだけでなく
梨花は、みーたんにピアノを習わせてあげたくて☆
(ダメよ!余裕ない!で済まされることはあります。(涙)
私も、却下された習い事があります…orz)
ソコまでするか!の“戦法”で
男を渡り歩く、梨花さん♪

↑子供のためなら、見苦しいまでに
なりふりかまわない母親いますョ……(^^♪
でも、ソレが、母親の愛情だと、私もわかっているし。(*^^)v
そして、何より
梨花の笑顔と明るく楽しい雰囲気が、すごくイイ!!!
(“笑顔“は、父がいなくなって、淋しいみーたんにも
しっかり教える♪(*^^)v)

悲しみやグチもあると思うけれど
梨花は、肝っ玉母さんよろしく
ニコニコ明るくて
元気いっぱいのたくましい母親で、あり続ける。

↑ふつうに書いていますが、母・妻・女として
日々、苦しいことがあって、グチは誰にでもあると思うのに
この、梨花ママ=みーたんママは、ホント、エライと思うヮ…

そのかわりと言っちゃナンですが
梨花は、風来坊のように、フラッといなくなることがあり
ついには、みーたんの前からも、いなくなって…( 一一)

この先は、知らないほうがいいので……(^_-)-☆

▽要反転▽  ちょいネタバレ

そんなこんなで、同級生の森宮と再婚した梨花は
みーたん=優子を置いて、行方不明になっていた。

優子は、昔習ったピアノが縁で
ピアニスト志望の同級生と関係を深め
ついに、婚約する。
結婚に際し、二人は、優子の“両親“に逢いにいく。

優子は、実父継父3人との再会を果たし
生母の墓前に報告した。
そして、2人目の継父から、梨花の“真実“を聞いた。

~略~   ←ココは、今も涙出る……

▽▽▽
▼▼▼

最後に、すべてがわかる=ミステリー仕立てで
ぐいぐい引き込まれましたが
すべてがわかったときに
梨花の明るいキラキラした笑顔に
心揺さぶられて、涙にまみれました!!!

作品を印象付けた石原さとみさんの笑顔が
強烈に素晴らしかった!



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』☆文通・インタビューで辿り着く結末の納得感

173773_1.jpg



作品について https://cinema.pia.co.jp/title/173773/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

監督 : グザヴィエ・ドラン☆

人気俳優ジョンが、29歳で薬物死した。
約10年後、当時、彼と文通した少年ルパートは
俳優になっていて、彼についての本も書き
インタビューを受けるーー

少年ルパートのことと、俳優ジョンのことを
かわるがわる見せていく。

逢ったことのない二人の“年の差男性”の“交流”が
陽だまりのように、心温まるー
と、結論できるものではないのが、ミソ☆
(お洒落に言えば、ビタースイートか…汗)

文通の中身を、事細かに見せないのは
書いてある事柄よりも
それを書くことに(吐露)意味があったからかと…

インタビューする女性記者を置くことで
二人の関係を、経時的に見守り(俯瞰というより)
二人の関係を、とても大切に、肯定された納得感があるのも良き☆

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)  違うときスミマセン
▼▼▼

好きな番組を見ながら
スター(の役柄)に興奮するルパート♪

ルパートは、複雑な家庭環境もあり
学校ではイジメに遭っていて
好きなスターの番組を見ることで
心のバランスを保っていた。
そして、ファンレターを書いたら
返事をもらえたのだから!\(^o^)/

それから、スター:ジョンとの文通を
ルパートは、生きる支えにしていった。

↑ふーん、と思うなかれ!
“推し“を含む愛する人とか、趣味とか
生き甲斐(=命)になるものがあるのとないのとでは
生きる活力、違いますよね!(*^^)v

ジョンも、つきあう女性はいたようだが
好きな男性がいたりーと (それを公表はできない)
複雑な事情があった。
無垢な少年には、心を許すように、文通(吐露)したよう。

しかし、学校のイジメっ子が余計なことをした。( 一一)

ルパートは、ジョンとの文通を、学校の作文に書いたのだが
スターとの文通の信ぴょう性を疑われただけでなく
カバンにしまっていた手紙を、イジメっ子に盗まれたので
ソイツの家に侵入したルパートは、逮捕されてしまい
その騒動が、ジョンにまで及び
折しも、男性の恋人疑惑もからんで
ジョンは、芸能界で、きびしい立場に追い込まれてしまった…orz

イジメっ子の存在憎し!(>_<)
イジメ=余計なコト、ホント、しないでほしい……
それが、“からかい“で済まない
人の人生を、狂わせるんだヮ…

他人から見れば、どうでもいいことだからか
鼻で笑って、忘れていくコトでも
当事者が受けた傷は、かなり深いコトはある。

そんなこんなで、ジョンも、疲れ果ててしまったよう…
しかも、それを癒してくれる、生身の誰かがいない…?
そんな矢先の、ジョンの死のニュース。
追い詰められた自殺か??
――と思うのも、ムリはない……

しかし、インタビューで、ルパートが語ったことが良い☆

死の直前に書いた、ジョンの手紙には
眠りたい切望が、綴られていた。
それは、永遠の眠りだったかもしれないが
ルパートは、ただ眠りたかっただけかもーと思う。
(それで、薬を多く摂取してしまった)

自殺か事故死かー
真相のわからないジョンの死について
意図して、死に向かったわけではないーと思うのは
少年だったルパートの、ジョンに対する
1つの優しさであり、希望であった気がする……
(絶望の果てに自殺したーというのでは、不憫だから)

キラキラした憧れのスター:ジョン♪
ジョンと自分は似ているところがあるー
と作文で書いたルパート。
(ゲイのところも、とイジメっ子に揶揄もされるが…)

成人になったルパートは、(ゲイに)
大人だったジョンが感じた“痛み“を知ったかもしれない。
しかし、ジョンが謳歌できなかった
同性との関係を、ルパートは、充実させていた。

インタビュアーの女性記者は、当初
ルパートを、バカ呼ばわりしていたのだが(汗)
インタビューが進むうち
(二人の生身の男の生き様に、自信の心がふれたからか)
ルパートにもジョンにも、親しみと敬意をもったよう。
その経過が
何も知らない世間一般を、代表しているようで
その存在が、良き☆

インタビューを終えたルパートが
迎えに来たボーイフレンドのバイクの後ろに乗って
帰っていくとき
その記者が、微笑みを見せたのが、超ナイス!(*^^)v

若いルパートの未来は、きっと幸せだろうと感じつつ
少年と文通したジョンも、きっと幸せだっただろうと
納得するのも、供養かもしれない…と思いつつ…


▼▼▼

↑うまく説明できませんが
ドラン作品は、心のすみっこまで、つついてくれて
しみじみじわじわ、いいものを感じさせてくれます♪

~スターと少年の文通~
シンプルなテーマですが、掘り出しモノはあるはずです。(*^^)v



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『最後の決闘裁判』☆妻が多分1番祈ったことへの凝縮が良き

182556_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/182556/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


・夫(騎士) ル・グリの友: マット・デイモン 
・妻 ル・グリに襲われた
・ル・グリ: アダム・ドライバー 


夫の留守中に、ル・グリに襲われた妻!
非を認めないル・グリに対し、夫は
決闘で、白黒つけようとしたー

決闘シーンから始まり、緊迫感高まる。
物語は、夫、ル・グリ、妻それぞれの視点で
それまでのいきさつを、3回なぞる。
が、全く、長さもくどさも感じず
その世界観に、どっぷり浸りながら
見ていきます。

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

税の徴収不足に領地没収、さらに
役職を世襲できなかった夫は、それでも
国王のために戦う騎士として、よく遠征した。

夫の友人;ル・グリは、伯爵に気に入られ
女にもことかかず、余裕で暮らしている。

そんなル・グリは、友人の美しい妻に目をつけた。
(注:恋に堕ちたと言いたいところだが
 恋や愛とは詭弁であって、ケダモノのただの欲求満たし(>_<))

ル・グリは、“妻”のためだから、内密にというが
妻は、納得できず、夫に話した、
夫も、はらの虫が収まらず、ル・グリを懲らしめたい。
(そうでなくても、没収地が、ル・グリのものになって
面白くない…)

“夫”は、イイ意味でも悪い意味でも、普通の人。
(妻には優しいが、特に気が利きそうでも……汗)
丹下典膳のように、被害者である妻を、捨てなくてよかった。
裁判がうやむやなら、決闘で決着という騎士道精神?は
自然ななりゆきなのかも。

モテ男の自信過剰なのか
同意の上だと言い張るル・グリは
宗教裁判を、勧められていた。
(↑明らかに有罪な聖職者たちが、無罪になりやすいらしい。
ひどい抜け道が、あるもんです……( 一一))

それらしい裁判では、妻は、聞かれなくてもいいことを
根ほり葉ほり聞かれ、言わされ…orz
(裁判では大なり小なり、原告も、傷つきますよね...orz)

夫は、国中に広めて、世論でなんとかしようとするが
あまり触れ回ってほしくないことですよね…

正しさは、正しくても
正しさを押し通すのは、勇気と体力がいりそうです。

姑は、自分も強姦された経験があったが
何もなかったふりをしてると、告白した。
だが
妻には、共感にも説得にも、響かない……

そうやって、男の好き勝手を通してきたから
ちっとも、ケダモノは懲りないし、なくならない。
不滅のケダモノ対策には、やはり、貞操帯か!
(博物館でみた金属製のトゲトゲしいもの)

私、アダム・ドライバーが苦手なんですよ…
(ファンの方、ごめんなさい)
確かに、長身でスタイルがいいとは思いますが
だからと言って、”同意の上”にはなりませぬ。
妻も、客観的に顔がいいと思っでも、同意とは別でしょう?
断固として、同意なんてない!!!!!!!!!!

決闘は、夫が勝つ大前提で、切り刻んでやりたいわ!(>_<)

しかし、負ければ、妻も火あぶり……orz
(後で知った妻は、ビックリ!(>_<))
”事件”のあと、妊娠した妻は
子供を残して、処刑されるおそれも......orz

時期が微妙なんですが
ル・グリの子ではなくて、夫の子だと信じたと思う。

子供を残して、死ぬことなんてできないよ!
~正しさより子供が大事~
あのときの義母の言葉に、説得力を感じられそう….

けれどもう、決闘することになってしまったので
夫に勝ってもらうほかないです!
正しさの証もあるが
何より、子供のため。命あっての物種!
冒頭の決闘シーンが、再現され
祈るように見る私………

~決闘中~  ←甲冑だし、どっちがどっちかよくわからないこともあり
           ドキドキして、正視できず、チラ見する

▽要反転▽ ネタバレ!


夫の奮戦の末、ル・グりは果てた。
いけしゃーしゃーと、最期まで“否定“しながら。
でも、良かった!
どちらが正しいかどうか、神の裁きということもだが
妻が死なずに済んだ!!
子供のために、生き伸びることができた!\(^o^)/
それが1番のことかと!

名実ともに有罪となったル・グりの死体は
裸にされて、引きずられていった……
報いと言えばそうだが、見苦しいです……

▽▽▽
▼▼▼

いつの時代も、何かしらの不条理がありますが
女性への性暴力は、時代を問わず
ホント、困ったもんだ……憤!

正しさより、優先すべきものはあるとしても
ケダモノを、伸ばしにはしたくないです。
制裁・天罰は下れ!


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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『燃えよ剣』☆バラガキ土方の生き様死に様を堪能!

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作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/180030/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・原作:司馬遼太郎 
・土方歳三: 岡田准一☆


土方さんのイメージを定着させたと言われる
原作本の映画化☆
久しぶりの映像化なので、楽しみにしていました!

土方さんが、インタビューに答えるテイで
新選組のこと
池田屋事件のこと
函館戦争のことを、見ていきます。

イイ!
それでいいのよ……
「新選組副長!土方歳三!」
そう名乗る“実写“を見てるだけで、嬉しい!(^^)/
そして、最後には、感無量で
涙出たヮ…….

▼~▼内容より雑談です。
▼▼▼

『燃えよ剣』のことを、初めて知ったのは
杉良太郎サマが、沖田総司を演じた件。
それを、今、映画で見られるなんて!(^^)/

土方さんへの想いは、ファンそれぞれと思いますが
個人的には、京都の新選組のときより
北海道に行ってからが、より切なくで、好き☆
北海道(のあちこち)で、土方さん(のパネル)に逢ったときに
北海道での“ネバリ“(と地元の応援)を、感じた…

感無量なのは、えさしの開陽丸☆ (映画と無関係(^^♪)
ああ、この船が、土方さんたちを乗せたんだな~
そして、沈没してしまったのか……orz
(船の沈没は、事故という悲劇のほかに
人生を乗せている重みというか
特別な想いを漂わせて、涙ぐんでしまう……)

土方さんに限らず、旧幕府軍が新政府軍に
抵抗しますが、幕府(ボス)が終焉したのに
なぜ彼らは、これほどまでに戦うのかーと
短絡的に、常々、思っておりました。

土方さんの場合。
故郷:武州多摩は、天領ゆえ
徳川家の直参農民としての自負があったと
冒頭で、述べていました。
そのプライドで、戦い抜いたのでしょうか…
新選組での仲間もいたし
そう突き進むしか、なかったのでしょうか…

“バラガキ”だった自分が、どこまでも
バラガキとして生きたーということでしょうか…

燃えよ剣、と言いつつ
北海道では、銃撃戦がモノを言う戦法に変化。
魂にたぎる剣を抱きつつ、奮闘したか、土方さん!
そうして
最後は、ひとり、敵の陣に、突っ込んでいった……

勝ち目なんかないけれど
土方、ココにあり!の生き様、死に様に
涙、あふれた……………

幕末の戦いには、滅びの美学のような
死者たちが、多々、いたと思われますが
それぞれの信念やら、無念やらを思うと
胸が、苦しくなりますよ…………………

▼▼▼

剣ひとすじでなく
恋の花も咲く、土方さん♪
昔は、夜這いもしたらしい…(史実ですか?)
それはそれで、良し。(*^^)v





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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『リービング・ラスベガス』☆男の刹那と女の愛と“生“

100064_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/100064/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ベン(アルコール依存): ニコラス・ケイジ
・セーラ(娼婦:) エリザベス・シュー


小説家ジョン:オブライエンの半自伝小説が元だそうです。

♪呑んで~呑んで~
♪ぐでん・ぐで~~ん
酒で人生潰した、ダメおじさんじゃん…( 一一)
と思っていました…….

確かにそうなんですが
アルコール(依存)は、男の刹那なアイテムであり
出逢った女は、愛と“生“そのものだった!(^^)/
――みたいで
私も、酔わされたみたいで
なんか、ステキだった………(^_-)-☆

二人の関係が、切なくも心地よくて
こんな愛を、望んでいたのかな…
オブライエンさんも…….

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!) 違うときスミマセン
▼▼▼

(ニコラス・ケイジが好きなペンパルさんがいて
ニコさん♪って呼んでいたので、私も)

私、どちらかと言うと、ニコさん苦手なんです…(^^♪
濃い目な感じが、たじたじで…
ハードボイルドだと、イイ感じに、こんがりな作風でいいのですが
ラブロマンスだと、濃すぎて、悪い意味で(汗)
悩殺されそう……orz

本作は、そんなニコさんが、アルコールどっぷり…( 一一)
酒臭さが、画面から、漂ってきそ……
アル中だから、切れると、具合悪くて
呑んで燃料入れれば、むしろ、シャキッと!
この時点で、ヤバいのよ……( 一一)

そんなニコさんの酔いっぷりは
茹で上がった“タコさん”のようではなくて
ダンディさを、残しているので、むしろ
酒に漬けて、シブ抜きした感じで☆ (←渋柿か!)
いい具合に、ふやけた感じ…
(ファンは、セクスィーというのかも)

お酒で、妻子が逃げたのか
妻子が逃げたから、お酒に溺れたのかー
お酒でだらしなくて、仕事もクビになったのかー
絶望して、ラスベガスで
呑み続けて死ぬつもりになっていたとき
娼婦セーラに出逢った、ベンことニコさん。

娼婦との一夜は、寝“物語”で過ごした、ベン。
(↑コレが、ミソ☆)
彼女には、話を聞いてほしい、そばに居てほしいー
そんな感情が、芽生えたのか…
(その感情は、とても大切なモノだと、私は感じている)

男と女の関係は
愛がなくても
恐怖(ポン引き男)や暴力(少年たち)で
成立してしまうが
ベンとセーラには、束縛もない。

ベンは、酒をやめる意志はなく
セーラに、売春をやめろとも言わない。
一緒に暮らしても
“今“だけに生きる関係。
気楽ではあるけれど
愛する気持ちが募れば
相手を想う気持ちが高まれば
“今”いいだけでは、むしろ辛い……

セーラは、アル中のベンを、アル中でも愛したから
治ってほしいと思った。
腹が立つのは、思えばこそ。愛すればこそ。

ベンも、そうだったかも……
なりゆきで連れ込んだ、別の娼婦に
愛なんて、感じていなかった。
セーラに望めないはがゆさを、埋めていただけ??

でも、別の娼婦と出くわしたセーラは
怒り狂って、ベンを追い出した。
怒り狂うほど、じれったいほど
ベンを愛していたからでしょ!

(注:これまで、ベンとセーラは、同棲しつつも
結ばれた関係ではないのが、超・ミソ☆)
↑それをもって、心の底でつながっていた云々というのは
簡単すぎるので、今は言いたくない……

セーラは、出てけ!と言ったけれど、ベンとは
本当はもっと深いところで、つながっていたいのに
“死”の期限を匂わせて、距離を取られた感があったと思う。
二人の距離を阻むかのような、アルコールを
取っ払いたかったと思う……
(最初は、ウイスキー入れるフラスコをプレゼントしたが)

この微妙な“距離“は、一度、そうなってしまうと
なかなか越えられない“一線“にもなりそうなんですよ…
(夫婦でも、ありませんか?)
なにか、キッカケがなければ………

そして、やってきたそのときは
セーラには、行く当ても。なくなってしまったときで
ベンは、いよいよ、体調が悪くなったとき…

もう、あとがなければ
それこそ“今”に、生きるだけでしょ!
(あとまで、ずっと一緒に、生きていたいのは勿論だけど)
出逢ってから、初めて、結ばれた二人…
そして、息を引き取ったベン……

破滅的で、刹那的で、やりきれない人生の男が
愛する女と、昇天した…………
これ以上の極楽的最期、あります?(^^)/
思わず、涙、こみ上げたヮ………

▼▼▼

アル中の、悲惨な男の人生ではありますが
ニコさんだからか、どこか
ユーモラスな大らかさが、あったのかな……
包容力を感じさせるセーラも、魅力的でナイス!

ステキな愛の物語だったんですネ☆(^_-)-☆



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『永遠に僕のもの』☆しょーもなさすぎる少年の美的インパクト大!

182155_1.jpg


作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/182155/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・制作:ペドロ・アルモドバル☆  ←ココに惹かれて
・カルリートス(17歳): ロレンソ・フェロ 

実話だそうです。(カルロス・ロブレド・プッチ)
窃盗を繰り返した、天使のような美少年が
仲間と組んで、犯罪を重ねるうち
殺人も、繰り返していったー

天使のように、カワイイ顔した美少年が
悪行を尽くしたーというだけの話です。(汗)

それを観たいと思った私は
チラシの美少年が、気になったからだけでなく
アルモドバル氏が、どんな風に魅せてくれるのかが
気になったからです。

▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ!) 違うときスミマセン
▼▼▼

冒頭で、カルリートスは
“生まれつきの盗っ人“と自己紹介しつつ
いきなり、もう
他人の家に、空き巣に入ったーー

両親にやっとできた子供~とも紹介するが
それが、例えば、“甘やかされて育った“ということを
暗示したのかは、わからない。
カルリートスが、どんな風に育ったのかは
実際のところ、誰にも(多分、両親にも)
わからないことだから……

とにかく、空き巣やらナニやらで
“持ってきて”しまうのが、事実。
親には、“借りた“と言って、済まし
親も、ソレ以上、追求しない……

人のものを、獲(盗)っちゃダメだということを
まず、確認しつつ……

(中学のとき、イイカゲン系男子が
雨の日に、自分のかどうか確かめもせずに
どれも一緒だとつぶやいて
黒い傘を適当に物色して、さして帰るのを見た。
その中に、彼のがあったのかまでは、不明。)

(学生時代、実習道具を、皆と一緒に洗うと
1つ2つ、道具が失くなることが、しばしばあった。
私は、名前を貼っていたけれど
「そんなの貼ったって、剥がして、もってかれるよ」
その通りで、次に洗うときに、いち早く取らないと
道具がそろわないことに……orz)

(先輩(♀)に、車の初心者マークは、盗まれるから気をつけて
と言われたことがあった。
「盗まれたんですか?」と聞いたら
「うん、だから(ほかの車から)盗み返した」
エエー(>_<)!と思ったが、先輩なんで黙ってた……)

↑そんなこんな、日常的に、盗る・獲られる・奪い返すは
あると思いますが(汗)
空き巣はいけないし、盗んだバイクで走り出しちゃダメだ…(汗)

そんなカルリートスが、親しくなったのが、ラモン。
それが、転機。

ラモンの父親から、銃を教わり
ラモン父子と組んで、窃盗チームを組んでしまった!
帰宅せず、ラモン一家で、“仕事“するカルリートス。

カルリートスの母も、放置でなく、心配はした。
けれど、子供がいる“家庭“は
“きっとまとも“だろうと、信頼したいフシもあってか
ラモン一家に、丸め込まれてしまう。

窃盗には、発見される危険が伴い
カルリートスは、発砲し、ついに撃ち殺してしまった。
けれど
目の前で、即死しない場合、実感が薄いのか
「勝手に死んだ」と思う、カルリートス……汗。

そうこうして、何人も、撃ち殺すことになりますが(汗)
画面は、真っ赤な血だらけという演出もなく
マリリン・モンロー似の天使が、呼吸するように
引きがねを、引くだけ―――

↑多分、ソコなんだと思います…….
園子温作品や、タランティーノ作品のような色遣いでなく
美少年じゃけェ、何してもええんじゃ~的な
えげつなさを、極力抑えた、自然な空気感……

~中略~  ←ラモンとの関係に変化あり ラモンの死あり

お腹がすけば食べ、疲れたら眠るー
カルリートスには
そんな日常が、“ちょっと“ ズレていっただけのよう…
さらに、その延長のように
収監されても、スルッと、脱獄した!

彼の罪悪感って、どうなっているのか??
(実際は、映画よりひどいらしい…(>_<))

ラモンの母が、誘惑?したときは
ダンナさんに悪いと言って、断った。
(倫理観でなく、やんわりの拒絶なのかな)

母親が精神障害のフリをすれば、減刑されると言ったときは
障害もないのにフリはできないと、言った。
(正直?というより、ただ自然体なのかな)

脱獄しても、捕まるのは、時間の問題の中
空き家になったラモンの家に行った、カルリートス。
その最後のシーンよ!♪

序盤にしのびこんだ家から盗んだ、レコードの曲がかかる。
あのとき、あの場でレコードをかけて
ひとしきり踊って、気に入って盗み取った。

脱獄しても逃げ切れない、追い込まれた今に
ゴキゲンな音楽があれば、踊れてしまうのね…

絶望的とか、刹那的とかの言葉が
降ってきそうだったのに
ルンルン踊っている、カルリートス…
マイペースなんだね………滝汗(~_~メ)
気分次第なんだね…….

ダメだこりゃ……( 一一)
殺された人たち(十余人!)は、どうすれば………orz

▼▼▼

邦題の“僕のもの“は
窃盗=他人のモノも自分のモノ~という意味だと、思っていましたが
周囲の価値観も含めた、なにもかもが
僕=天使的美少年のモノ~ということだったのかな…

しょーもなさすぎる“美“少年の人間描写を振り返れば
彼の美的インパクトが、かなり大☆
アルモドバル氏の手にかかってくれて、感謝です。(^^)/




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』☆長尺も釘付け!色々込み上げてザワザワする

181862_1.jpg

作品について https://cinema.pia.co.jp/title/181862/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

映画『007 スペクター』の続編だそうです。

冒頭、“スペクター”の幹部の娘:マドレーヌの
子供の頃の壮絶な記憶はあるが
まもなく
引退したボンドとの熱く甘い☆バカンスになるので
油断してました!
(任務終了後のピアース・ブロスナン版じゃなかった!)

マドレーヌを部屋に置き、ひとり
ヴェスパーの墓参に行った、ボンド。
すると
“永遠の人”を悼むまもなく、墓が爆破!(>_<)
スペクターの残党から、命を狙われるボンド! 
急展開の加速に、乗っかります!(^^)/


▼~▼内容より雑談です。(▽ネタバレ?)
▼▼▼

ハラハラドキドキで、逃げのびたボンドは
スペクターがらみで、彼女の裏切りと感じ
駅までマドレーヌを送り、別れた。
(腹に手をあてた彼女を、見逃さなかった!(^^)/)

しばら.くして、ボンドは、CIAの友人から
拉致された、ロシア人研究者の救出を依頼される。

この研究者が製造した、生物兵器がミソ☆
毒ガスを吸って、効く人を選べる。。
スペクターのパーティに潜入したボンドは
毒ガスで、殺されそうになったが
研究者の“作為“で、スペクターのほうに効いた。

とそこで、パーティに同伴したCIA女性:パロマ☆
ナイスなボンドガール♪です!(^^)/
大胆セクシー系の黒のドレスがお似合い!
可愛いいし、アクションもカッコいい!(^^)/

毒ガスで、死ななかったボンドですが
吸い込んだことで、触れると
スペクター系の人が、死ぬらしいことに……
(面倒ですね…( 一一))

~中略~  そんなこんなで、007に復帰するボンド

研究者は、打倒スペクター:サフィンと組んでいた。
(昔、マドレーヌの家を襲った人)
サフィン=ラミ・マレックです♪
(『ナイトミュージアム』のエジプト王子は、ピッタリだな~と☆)

彼は、マドレーヌの母の仇でもあって
ボンドの敵役ではありますが
いかにも、非道な人というムードでないのが、よい。
彼は、マドレーヌの父に家族を殺された“被害者“として
悲しみと怒りを、抱えている……
ラミの優しげな瞳が、あのとき
幼いマドレーヌを殺さなかったーというエピソードを生かす。

サフィンの生物兵器工場になっている島に
マドレーヌと娘マチルダ(ボンドの娘☆)
がさらわれてしまい、助けたいボンド。

工場=島を、ミサイル攻撃される前に
脱出したいボンドだが……

▽要反転▽   


島の爆風の中にいた、ボンド……
追悼する、面々……orz
え?
ボンドって、爆風があっても
そこから生還するキャラじゃなかったっけ……汗。

1度は死んだとしても、蘇りますよね???
“007は二度死ぬ“んですよね?
(いや、何より、“No Time to Die”ですよね)
また来る~みたいな字幕ありましたよね?

あの寅さんも、1度死んだけど(汗)
しれっと、シリーズ再開しましたから
その線で、行くんですかしら…


▽▽▽
▼▼▼

いくつもの局面があって
長尺もあっと言う間で、釘付けになりました!

ダニエルには、ダニエルのボンド像があって
良かったと思います♪

ビリー・アイリッシュの声で
♪No Time to Die~を聴くと
色々、込みあげて、ザワザワする………



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映画『アナザーラウンド』☆適度な酒気帯びから歓喜の酒の溺れ方まで


187008_1.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/187008/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・マーティン(高校教師): マッツ・ミケルセン☆
ポスターのマッツさんの呑みっぷりに惹かれて、鑑賞☆

血中アルコール濃度005%だと
作業能率が、サクサクいくらしいー
4人の同僚教師が、その仮説を検証すべく
飲酒して、授業をしてみたら
ボソボソ話していたマーティンの授業は
魅力的に面白くなった!
調子に乗って、血中濃度を上げた仮説も検証!(^^)/

ネタバレかもですが
呑みすぎて失敗したから、適量を守ってねー
という教訓的終点なら、教育ビデオです。(^^♪
そうでなくて、
分別ある大人向け人生訓のような終わり方が
ニクイ!(^^)/


▼~▼内容もふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

母が来た時、近くのレストランで、ランチしたときのこと。

ランチセットのドリンクに、“白ワイン“も選べたので
楽しみに、お食事♪♪(徒歩で移動)
その日、午後から学校関係の会議があったのですが
タクシー移動だし、酩酊ではないので、出席し
支障なく終了。罪悪感もなし。

↓罪悪案のない理由はー
1. 学生時代、フランス語を履修した友人が
フランス人の先生とランチして、ワインを呑んで
   午後の授業に、ほろ酔いで出席したこと。
2. 中学の学年主任の先生が、赤ら顔で
    酒臭い匂いをさせて、授業をしていたこと。
↑心強い記憶のおかげで
“酒気帯び”の学校の会議出席は、支障ないだろうと…

マッツ先生らも、“適度な酒気帯び“で
口のすべりも、ベロンベロン良くなって
いいパフォーマンスな授業を、展開!(^^)/

“適度“なアルコールは、能率アップ!(^^)/
などと思うけれど、酒の力を借りて
気が大きくなってるだけだけど……( 一一)

しかし、そのおかげで、マッツ先生は
家庭内疎遠の妻との距離を
縮めることができた!(^^)/
家庭円満☆幸せ家族♪♪良き!(^^)/

もっと呑めば、もっといいパファーマンスが!???
いえ、そんなわけないです……
ヘベレケになるだけ……orz
アルコール依存とか……(>_<)

マッツ先生も、家族のために帰ろうとしたのに
♪チョイと一杯のつもりで、呑んで (歌詞引用)
♪わかっちゃいるけど、ヤメラレナイ (同上)
♪呑んで~呑んで~呑まれて呑んで…(同上)

~中略~  ←マッツ先生の妻が出ていったり
          同僚が亡くなったり…
          
そんなこんなで
仮説の検証はやめたマッツ先生らだが
アガリ症の学生に、口頭試問前の飲酒を勧めた同僚あり…
どーなる???と思いきや
度胸座って、理路整然と、スラスラと解答☆
無事、試験は通り、無事、卒業の流れ~♪♪
(そう来なくっちゃ!(^^)/)

そうして、喜びの勢いは
卒業生らの祝杯の渦へと!!!
さあ、呑めや!歌え!
マッツ先生は、ナイスなダンスを披露♪♪♪
そして、ビールかけのシャワーの中
グイっと、いい呑みっぷり!!!!

実は、マッツ先生には、出て行った妻から
夫を恋うるLINEが、来てた!(^_-)-☆
もしかしたら、復縁のチャンス?(*^^)v

卒業生と同じくらい、ノリに乗ったマッツ先生は
人波にダイブして、胴上げされたのみならず
アルコール度数と同じく
ドンドン、テンション上げ上げ!!!
空を飛ぶように、海にダイブした!!(^_-)-☆

▼▼▼

0.05%という“節度”ある飲酒も、興味深く
そこからの“上昇“をめざす
上昇志向?のセンセイ方も、ドキドキで……

適正飲酒の教訓は、さておき
歓喜のときには
全身、めでたい酒に溺れてしまうのも
人としてアリだな…と思った逸品です♪(^_-)-☆



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映画『護られなかった者たちへ』☆利根の言葉がミリミリ心に来る逸品!

184951_1.jpg


作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/184951/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・利根: 佐藤健☆
・笘篠(刑事): 阿部寛☆


佐藤さんが、泥水に顔を押し付けられる予告編から
気になっていました!(^^)/
宮城県で起こった、連続餓死殺人事件は
9年前の東日本大震災が、関係するようだった。

震災の頃のシーンには、何かと思い出し
冒頭から、目頭が……

福祉関係とか生活保護とか、既に、事前情報にあったので
生保受給できなかった(護られなかった)逆恨みの事件かと
思っていましたが……
“護る“”助ける“ということに
想いを熱くする作品でした!(^^)/

▼~▼内容より雑談です。(ネタバレしてないつもり)
▼▼▼

護る・護られるーという点では、ずっと
気にかかっていることがあります……
当時は、助け合いの心で
できることを、皆が、していたと思います。
しばらくして、落ち着いた頃
娘と進路の話をしているとき、私がたまたま
「Aちゃん(娘の友人)は、将来は、実家(旅館)を継ぐんだよね」
と言ったら、娘は言いました。
「Aちゃんのうちは、(旅館)閉めたんだよ。
震災が、やっぱり、大変だったんだよ…」
そして、続けて言うことには
「避難者の人を、タダで泊めてあげてたのに……」
私は、言葉がありませんでした……………
困っている人を、助けた人には
助けが、及ばないのかと……………………orz

支援や援助は困っている人に、“できるだけ“届いてほしい…
できるだけーと言ったのは、完全な公平は
事実上はムリだと思うから……
震災後の援助も、必要な現地よりも
“周辺“関連に手厚い部分もあるとの
理不尽も、耳にしました。
要領のいい人は、それに合わせて、行動したり…(>_<)

人を失った悲しみも大きいけれど
悲しみに暮れる間もなく
生き残った者は、生きていかないといけない。
困っていた人たちが、たくさん生まれた災害で
助け合って、支えあって
家族のような“生活”を営んだ、ある3人の男女。
生きていてよかったー生きていてほしいー
その気持ちに、あふれていく……

いよいよ困窮したときの最後の砦=生活保護。
本当に必要なのに、受給を遠慮する人もいれば
理由をつけて、不正受給する人もいる……
(個人的には、不正受給なんとかせェと思いますヮ
労働者の血税ですヮ)

大切な人が、生保受給できなくて餓死したのを恨んで
利根(佐藤さん♪)が殺したーというのなら
私、かばうつもり満々でした。
しかし、話は、そう簡単じゃなかった!(>_<)

~中略~

震災のとき、目の前で溺れた
黄色いパーカーの少年を
助けられなかった利根が
避難所で、黄色いバーカーの少女を見かけたとき
今度こそ、この子を助けようと思ったーと
語るくだりには、感情が、かき混ぜられた!
悲しみと苦しみと、善意と優.しさ
そして、そこにあった、不本意な酷さ……
なのに「ありがとう」と言えた、人の強さも……

困っても、きっと、手を差し伸べてくれる人はいる!
人の善意を信じて
自分も,
そうありたいと思いながらも
助けられない人がいる現実――

向けたい相手めがけて、一斉に撃ちこまれた“怒り“は
誰に向けていいかわからない怒りも
ごちゃまぜになっていたのかも……
理性も失うほど…暴走するほど……

▼▼▼

「死んでいい人なんて、いないんだ」
利根の声が、優しく、ミリミリ心に入り込んでくる。
それは
殺していい悪いではなくて
誰しもが
手を差し伸べられ、護られるべき大切な人なのだと
聞こえたから……

心ふるえるーとは、こういうことなんだ…
納得の逸品です!(^^)/



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映画『断崖』☆私の娘ならこの結婚は賛成しかねる件(汗)

1001.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/7708/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(原題 SUSPICION)

・監督: アルフレッド・ヒッチコック☆
・ジョニー; ケーリー・グラント  無職・借金・ギャンブル(~_~メ)
・リナ : 将軍の娘 お嬢様♪

イケメンと結婚した、箱入りお嬢様が
無職・無一文の夫に、融資がらみで
殺されるのでないかと、脅えはじめたー(>_<)

怪しげな夫の行動に、ゾワゾワしつつ
ツッコミの楽しみもあります。(*^^)v
この夫婦のてん末やいかに!(^^)/

▼~▼内容より雑談です。(▽ネタバレ!)
▼▼▼

両親に、この娘は独身かもーと思われていた
深窓の令嬢:リナは
ひょんなことで、近づいてきたジョニーに恋し
あっちゅうまに、結婚してしまった!

↑親は、納得してなかったみたい…
なにしろ彼は、定職ナシ、財産ナシだから……( 一一)
それでも、反対しきれないのは
恋に盲目になった、
娘かわいさなんでしょうか….
お金は、親がナントカする???

と思ったら、結婚祝いは、現金でなく
家宝の椅子2脚!
お金をあてにしていた“夫“は、がっかりする。
だが、価値あるとふんだ夫は
妻に無断で、売ってしまい
その金を競馬につぎ込み、大損する。
定職に就いたと思っても、使い込みで、クビ…orz

↑定職ナシ、ギャンブル好き、借金ありで
イケメン以外、いいとこなしの男…
惚れてもいいが、なんで結婚???
親もどうして、反対しない?????

そもそも、結婚するときも
(自分=夫が無職でも)妻の実家の資産で生活するつもりで
義父の遺産も、あてこんで!(>_<)  ←いいかげんにせえ!

(遺産は、ひとり娘:リナに全額行くわけでなく
姪にも分配されたりで、思ったより少なソ…)

~中略~  ←夫が、新事業をするとかやめるとか
          相棒が不審死するとか

夫を信じていた妻も
自分の死後に、夫にお金が入りそうな書類を見つけ
殺されるのではないかと、疑念を抱く。
車で通る“断崖“で、突き落とされるのではないかと……(>_<)

コワモテのおっさんが、怖いコトするより
イケメンが、仮面の下で、ナニ考えているかわからないのも
ゾワゾワする怖さが……..

▽要反転▽ネタバレ!

妻を殺しそうな、怪しげな夫だが、実は
自分のふがいなさ?で、自殺しようとしていたらしい。
これからは、幸せに暮らそう!(^^)/
というムードで、終わるのですが
お金の心配は、残る……
妻が殺されない=ハッピーエンドですか??


▽▽▽
▼▼▼

愛さえあればお金なんてーと言いますが
定職&収入の不確かなお相手との結婚は
私の子供なら、賛成しかねますねェ……

一応、ハッピーエンドみたいですが…(^^♪


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