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映画『ドライブ・マイ・カー』☆心の行き場の道しるべへ西島さんと

186074_2.jpg


作品について https://cinema.pia.co.jp/title/186074/
       https://www.allcinema.net/cinema/374583
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・家福(演出家・俳優): 西島秀俊☆ ←期待大!(^^)/
・音(妻・脚本家): 霧島れいか☆

脚本家の妻の急死後2年しても、心に“つかえ“が残る家福は
演出の仕事で、広島に自家用車で行った。
現地では、手配されたドライバー:みさき(23歳)に
送迎されることになった。

西島さんは、例えば痛みや悲しみがあっても
そこに残る温かみを感じて、(甘じょっぱい?)
イインです!(^^)/

妻役の霧島さんは、おキレイですねだけでなく
毅然とした中に壊れやすさがあって
色気もエロ気もあるのが、絶妙でイイ☆

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!) 違うときスミマセン
▼▼▼

夫婦の熱々ぶりは、仕事(演劇)をも通じていて
第三者(観客)には、入れ込めなさそうな序盤……

あるとき、飛行機が欠航になった家福は
帰宅したとき、妻と俳優との情交を見てしまった!(>_<)
(二人は気づいていない)
離婚するのかと思いきや、家福は気づかないふりを通す。

浮気をしても、妻は家福を愛しているようだが(真意は不明)
ある朝、夜に話がしたいと、言い出した。
話の内容に不安のある家福は、わざと遅く帰宅したら
妻は自宅で倒れていて、還らぬ人になってしまった。

浮気をスルー・還らぬ妻・聞き出せない妻の“話“―

↑心にひっかかるモノがありつつ
何事もなかったフリをし続ける日々の家福……
そうして、ドライバー:みさきに出逢った。

私はてっきり、みさきと長ドライブに出るロードムービーかと
思っていました。
車の送迎の関係ですが、車内での会話で
みさきのこともわかってきます。

本作は長丁場なので、車酔い?してしまうかと思いましたが
みさきの運転が上手なので、全然!(^^)/
というのも、彼女は、子供の頃から母の送迎をして
揺れる運転をすると、殴られたという……orz

みさきは、そんな母親を、災害の際
見殺し?にしたと、家福に告白した。
苦しむみさきに、家福はなぐさめたいと言いつつ
できないと言ったのが、印象的だ。
(家福の娘が存命なら、みさきと同年で
情も移っていたと思うが)

君は悪くないーと言って、罪悪感を下ろしてあげられるのは
心に呵責の無い人ということ……?
罪悪感をもつ家福が、みさきを“赦して”あげることは
自分をも赦すことになるからか……?

あの夜、妻からの“話“を聞きたくなくて
遅く帰宅したばかりに、妻が亡くなった(=殺した)ことへの
罪悪感が、家福にはあった。

それ以前に、妻からの話が怖かったのは
浮気現場を見てしまったから。
さらに、その事実をスルーしたから。
(劇中のセリフ:事実を知らないほうがこわいーに重なる)
↑ココは、思うところあるところです…………

(今までも何人も)浮気=情交を重ねていた妻だが
家福を愛しているという気持ちも、本意と信じた家福だから
波風を立てずに、浮気の件はフタをしてきた。

妻が、浮気しても家福を愛していたー
というなら、そのまま受け止めるほかないと
みさきも、助言してくれたが……

実生活でも、見て見ぬふりや
感情を押し殺して、やり過ごす場面は少なくない…汗。
1つ1つあげつらっても、あげつらったほうが
うるさい悪者になりそうだし……( 一一)
自分が我慢すれば済むなって……

けれど、そんな感情は、積もり積もれば
まともじゃいられなくなる……
ぶつけたい感情を、ぶつけそこねると
怒りや情けなさなど負の感情が、すべて“満たされない“
不完全な浮遊物になってしまう……
そう、行き場を失うんです…………
(私も亡き人に言い損ねたことがあるのは後悔になっている)

その反面は、浮気相手の俳優(=家福の劇の役者でもある)。
彼は、写メを撮った人に、すぐに感情のおもむくままに
クレームの行動に出て
ついには、暴力事件まで起こした。

事件はやりすぎだが(汗)
家福は、みさきの故郷まで一緒に行った。
そこに行ったことは、家福との会話も通じて
みさきがたどりつくべき所にたどりつけたようで
同時に
行き場を失っていた家福の感情にも
ある道しるべになったような
意味のあるいいシーンだった。

ところで、車内では、妻が録音した台本のテープを流し
セリフを繰り返し言っていた家福。
妻の存在など死してなお、生生しさを感じる光景であります……

事件のせいで
演出のつもりが、急遽、主演することになった家福が
感情や魂の熱量を感じる、生きたセリフで
「ワーニャ伯父さん」を魅せてくれるのがイイ☆
絶望に耐えて生きていくーその筋書きが
本作にも、生きていくことへの希望になって
胸が熱くなる。

▼▼▼

伝えようとした筋書きもいいのでしょうが
やはりやはり、西島さんの風情・雰囲気が絶品デス☆(*^^)v
こちらの感情を、ずっと引っ張ってくれる感じで良き!(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『クライ・マッチョ』☆ワケアリ男二人旅は寄り道が大事

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/188118/
       https://www.allcinema.net/cinema/378967
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督・主演(マイク): クリント・イーストウッド☆

元ロデオスターのマイクは、妻子の事故死・自身の落馬後
孤独に生きてきたらしい。
かつて支払いを助けてくれた男の頼みで
メキシコに住む彼の妻の元にいる
息子ラフォ(13歳)を連れてくる任を負うことになったー

ただのロードムービーではないらしいとのことで
楽しみに鑑賞☆(*^^)v
(マッチョは、ラフォの闘鶏の名前でもある)

迎えに行って連れてきましたーではないのが、ミソ☆
(途中経過~寄り道が大事☆)

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

息子に逢いたいし
母親が毒親だから救いたい―という父親の依頼で
治安の悪いメキシコまで行ったマイク。

母親はすぐに見つかるも、“母親に向かない”女で
親子関係が愛情でなく、所有物のよう…(>_<)
息子(ラフォ)は母を嫌い、闘鶏で日銭を稼いで生きていた。

強い雄鶏(マッチョ)を生きる相棒に
信じるモノは、強さ?のように
心を許す拠り所のなさそうなラフォ……
――だと思う……
親の愛に飢えていたとしても
頑なさは防護。だから今まで生きてこられた。
マイクに同行はしたものの
ふいにあらわれたマイクを、ホイホイ信じないョ…

人間関係の“ほどき“は、ともにいる”時間”がなんとかするものだから
旅の道連れはGOOD☆
一緒に同じ車内に居るだけでも、慣れてくるし♪
雄鶏も、いい“合いの手“を入れてくれるし♪

同じ空気を吸ううちに?その人の気配もわかってくる。
マイクが、妻子を失ったことを知り
ラフォは、似たような孤独を共有したと思ったかと。

国境を越えようとしていたとき
(母親が追手を差し向けたこともあり)
検問を避けたマイクは、一時、戻ることにした。

そんなとき、未亡人マルタの店に立ち寄った☆
(重要な“寄り道“)

マルタは、察して、警官をテイよく追っ払ってくれて
マイクとラフォに、料理やら何やらよくしてくれた。

マルタは、娘夫婦を亡くし、孫娘たちと暮らしていた。
マイクとラフォにも、住処を提供してくれて
皆が、笑顔で、穏やかな日を過ごした。
ダンスの音楽も、耳心地よき♪♪
事情が許せば、このまま、こうして暮らせたらいいのに…

↑このマルタの存在は大きかった!!!!
肝っ玉母さんのマルタの懐は、深く!大きく!温かくて!
ちゃんとした料理を作り、皆で感謝して食して
助け合って、優しい気持ちで、暮らす……
ソレ以上の人間の幸せはないんじゃないか……と思えてくる。

マルタの笑顔もイイ☆
独りだったマイクが、失った幸せを彼女に見出すのも自然なこと。
それは、マルタもきっとそう…
色恋なんて軽いものではなく
暮らしの中で生まれた、人を愛する気持ち。
生活をともにする人(=家族)を、自然に愛する気持ち。
ラフォも、家族の愛を感じられたと思う。
幸せなことです…

あとで、マイクが知ったことだが、父親が
ラフォを呼び寄せたかったのは
妻との財産問題を有利にするためだった…
(でも、親子だから、それだけではないと思いたいが)

それを知ったラフォは、失意と怒りに見舞われるが…
道中、警官にヤクの運び屋と間違われ、ひと悶着あったあと
国境まで行くことになり
ラフォは、父親と再会した。


別れ際に、ラフォが
相棒:マッチョをマイクに託したのが、象徴的。
メキシコでの自分と決別する決心のようで。

もし、父とアメリカで暮らさなければ
雄鶏(マッチョ)の強さ任せの不安定なストリート生活に戻る。
父の打算があったとしても
母やメキシコから去ることで、
マッチョ頼みでない、新しい可能性があるかもしれない。
マルタの家で、家庭や家族の愛も知ったし。(^^)/

ラフォを送り届けると、マイクは、車を戻し
マルタの家に向かった。
マイクも、自分が新しく生きる場所を見つけた☆

▼▼▼

好きなのは、ダンスシーン♪
マイクの女性への優しさ・気遣い・愛情を
体現した感ありで♪
紳士的な男性は、年齢不問で、カッコイイ☆(^^)/




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『私は告白する』☆事実を言えない神父にやきもきしつつ

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/3590/
          https://filmarks.com/movies/31858
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督: アルフレッド・ヒッチコック☆

殺人の容疑者にされた神父は
真犯人から事件を告白されたことを
明かせないまま、裁判を受けることに。(>_<)
さらに、神父には、別に
明かしたくない事実があったー

若い神父(マイケル)の無実が証明されてほしいと
やきもきしながら、見ていました!(ソレが醍醐味!(^^)/)
神様は沈黙せずに、導いてくださるのでしょうか?


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!犯人わかってるし)
▼▼▼

使用人は、ともに教会で働く妻に楽をさせたくて
別に、庭の手入れをしていた男Aを襲い
そのことを、神父に告白(告解)した。

いらんことを聞いてしまった神父…(汗)
告解を口外してはいけないからと
警察にも言わない……

神父が、殺害後の男A宅を訪れたことで
警察から事情聴取される。
神父は、男Aと会う約束をしていたというー

真犯人の告白を聞いて、見に行っただけかと思ったら
本当に、神父は男Aと会う用事があったとわかる。

神父に、疑いの火の粉がかからなければ
“告白“の秘密厳守も致し方なしと思っていたが
聖職者を見たという目撃情報で
神父は、有力な容疑者になってしまう……(>_<)
(使用人が神父の服で殺人したため)

それでも、“告白“を明かさない神父は
アッパレですが、もどかしい……

そしてさらに、神父には、守るべき人がいたとわかる。
今は人妻の元カノ。

昔のことをネタに、男Aから脅されていた元カノは
今は神父の元カレに、相談していたのですが……
男と女が逢うのは、ナンダカンダと詮索されて
つけなくていい傷をつけられ
その傷を、むりやり広げられてしまうの……orz

そして、“事実“の証明のもと、裁判で
言わなくていいことまで、言わされる羽目に遭う…
心の中で想い慕っていることまで
言葉で言うコトあります?
今は、恋人として会ったわけでないし
脅された件は、神父は、元カノが結婚したことを知らずに
嵐のせいで、“一泊“しただけなのに…

裁判で、昔のコトを丸裸にされた、元カノが気の毒…

その甲斐もあってか、証拠不十分で
神父は、無罪の判決が下るが、すっきりしない…汗。
無実は当然のことなのに
真犯人を特定できていないので
裁判の場でも、裁判所の外の大衆も
神父への疑惑が、ぬぐえないままで……(>_<)

大衆からの罵詈雑言のシャワーを浴びる神父…orz

そんな神父を見つめるのが、真犯人の妻。
善人ならば、神父をこのままにはできないでしょーよ。
良心の呵責は大きい……

いたたまれなくなった妻は、神父に近づき
神父は無実だ!と叫び
その混乱で、夫は、神父を撃つつもりが
妻を撃ってしまった!
そうして
逃げて発砲しまくった真犯人は、結局、射殺される。

それでも、神父は、真犯人のことは、一言ももらさなかった。
けれど、真犯人は、神父がしゃべったと勘違いする。
でもでも、神父は、それをも否定しなかった。
どこまでも、聖職者であることよ……………

最期、神父の腕の中で、赦してーと言って
コト切れた真犯人……
彼のために祈る神父……
ホント、どこまでも…………

▼▼▼

事実を言うことができない神父に
やきもきしつつ
ラストまで、聖職者たる姿勢には
心打たれます。(*^^)v




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ハウス・オブ・グッチ』☆こんなことになっていたグッチ家をガガ様で

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/188213/
        https://www.allcinema.net/cinema/379200" title=" https://www.allcinema.net/cinema/379200"> https://www.allcinema.net/cinema/379200
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・パトリツィア(妻): レディ・ガガ☆
・マウリツィオ(夫): アダム・ドライヴァー

高級ブランド:グッチ家の実話から着想された作品とのこと。
予告編のガガ様が、グッチを名乗ったときの
迫力とオーラに圧倒され、楽しみにしていました!(^^)/

(こちらの商品になじみのない私こと
グッチ家がこんなことになっていたとは、露知らず…).


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

繁盛している家が、裸一貫から始めて
コツコツ積み上げていったような
地道な業績物語は、私、好きです!(^^)/
(グッチ家も、ベルボーイさんから始まったと)

1度築いた繁栄を続けていくのは、むずかしい…

子供たちが、心を1つに助け合えるとは限らず
相続とともに、1つの富が分散していくことも……
創業者のコピーではないから
同じようには続かないし
同じことだけでは、発展もないし……

2代目と弟までは、なんとかうまくやっていても
その後が、むずかしくなっていくー

そんなときに、魔女(=魔性の女)が現れた!(^^)/
パトリツィアこと、ガガ様☆(*^^)v
社長の甥にモーションをかけた。

露骨にお金目当てっぽい女子もいますが
パトリツィアも、その傾向はあったそう……
(それだけではないと思うけど)

結婚を反対されたマウリツィオは、グッチ家を出て
ガガ様の実家の稼業(運輸)を手伝う。
↑彼は、ボンボンの暮らしを捨てでも
ガガ様を愛していたんですよね。良き☆(*^^)v

そして、お金目当てでなくても
親子の関係を修復したほうがいいから
夫がグッチ家に戻れるように、画策したガガ様。

そうこうして
お金云々でなくても、その家のコトは
妻や嫁が、手綱、握ってません??

でも、売り言葉に買い言葉としても
夫を無能よばわりしては、ダメでした…orz
(手綱のさばき方か……)

夫は、他の女のもとに、行ってしまった…….

財は、無尽蔵にあるわけでなく
次々、稼がないと、無くなってしまう。
なのに、たくさんあると思うと、使い方も派手になって
苦しくなっていく……あのグッチでさえ…orz
(見通しが甘いまま、好き勝手やってしまったような)

~中略~  一族の凋落ョ…orz

そこまでやるか!は、ガガ様の夫の暗殺!(依頼)(>_<)
そうでもしないと、新しい家族を追い出せなかったから…?
もう、ドロドロです……( 一一)
でもそれが、“グッチ夫人“としての意地とプライドだったか!

そんなこんなで
グッチ一族は、グッチの経営者ではなくなったそうな。


デザイナーの場合だと、個人的には
創業者が不在になったら、そのブランドを名乗らないほうがいいと
実は思っている私です……(個人の感想です)

その“ブランド“の新しいデザイナーが継ぐというのは
“会社”の存続であって、“ブランドの個性”ではないと思って…
ココ・シャネルの“会社“で、別のデザイナーが出したものは
シャネルではなく、その人のデザインだと思うから……
シャネルを名乗るなら、あくまで
ココ・シャネルの作品に限ったほうが、本当なんじゃないかなって…
(個人の感想です)
   

▼▼▼

長尺でしたが、あっと言う間でした!
人物(俳優)が生き生きと、魅力的というのもですが
BGMが、当時の流行歌を多用し、活気づいて
作品が沈みこまないで、グッと前面に押し出された感あり!

中でも『Ashes To Ashes』(by David Bowie )は
終盤のタイミングが絶妙で、かなり良き♪



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ずっと独身でいるつもり?』☆田中みな実さんの大トロ激白でスカッと

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/187783/
         https://filmarks.com/movies/98300
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・まみ: 田中みな実☆

独身女性を応援するエッセイで
一世を風靡したまみは
10年後の番組で、それを否定し
婚約したのだがー

“女性と結婚”については
私も女性の立場で、想うところ多々あり。
いい意味で“あざとい”イメージの田中さんが
主演というのにも、興味あり。

▼~▼内容より雑談です。
▼▼▼

例えば、好きで結婚しても
何もかも従うことができなくなると
関係がしんどくなるかも……orz

共働きでも、家事のほとんどを妻がせざる得ないと
体力的・時間的に、夫に“手伝って“ほしくなるし。

好き合ってるはずだと思っていたのに
いつのまにか、夫は
妻をお手伝いさんのように見始めてることも…?

昔のように、女は結婚したら家庭に入って
家事一切をこなし、夫に従って生きていくもの~
(例:まみの母)
というわけではないことを、男性にはわかってほしいナ…

しかし、それを声高に言うと、結婚しなきゃいいじゃんって
なりますよね……

家事はそこそここなせて、定収入でもあれば
女もひとりで、生きてそうですもん……
(母は私に、ひとりで生きていけるように
資格や手に職をつけろと言ってくれた)

好きな人ができたときは
ムリしてでも、その人に合わせて
一緒に居たい気持ちで、結婚を願ったこともあった。
(その人は別の人と婚約して終了)

その後の私が、色々ムリしてでも、結婚したかったのは
なぜだろう……
(まみたちが意識した)淋しさでは、なかったナ……
世間体でもないし、理由はわからない。
そーゆーもんだと、漠然と思っていた?本能?

結婚してみて、負担は半分ではなく、倍近くになった感もある…
面倒なことも多々ある…( 一一)
いいことばかりではないけれど
それは、天気もそうだし……(^^♪

だからと言って、結婚をやみくもに勧めないのは
相手次第ですからね……
#ダメ夫 #モラハラ夫 #スマホ夫…etc.
ネットにあふれる妻たちの不満、グチの数々…
結婚しないほうが、幸せに生きられそうなことも…

36歳のまみは、彼氏に流されるように、婚約しますが
彼氏は、まみの笑顔だけを決め手にしたような軽さで
結婚=将来の人生を生きる ということの自覚・覚悟・責任が
甘い感じで、頼りなく、情けない……orz
(ダメだこりゃと)

(まみの彼氏が、昼食を準備するーと言ったときは
好感を持てたのですが
よーりょーが悪すぎた…汗。
12時に食べるはずが、そこから3時間かかるって…(>_<))

そんなこんなで、まみが
本音を吐露・激白・吐きまくる終盤は、良き☆
同じようなことを、腹の中に抱えている人は
スカッとするでしょう。


義姉は、40歳近くなった長女に
「あとで離婚してもいいから、一度は結婚してほしい」
と言ったそうで。(離婚してもいいって……)

私、娘には、結婚しても色々大変だからムリにしなくてもー
と言ってしまったが、娘は結婚を望んでいる。
赤い糸の片方は、どなたにつながっているの?
親としては、ただ、祈るばかりであります。

▼▼▼

そんなこんなで、面白かった☆

おまけ☆
「ずっと独身でいて、ナニが悪いのォ?」



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『斬る』(1962)☆雷蔵サマが“斬る“!ラストに感じた極意…

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/134137/
           https://moviewalker.jp/mv20575/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・原作: 柴田錬三郎
・信吾: 市川雷蔵サマ☆


剣士:信吾は
喉元を狙う“三弦の構え”を会得。
ワケアリの出自を背負った
“斬る”の極意?はラストへとーー

雷蔵サマが、“斬る“のを見ればいいつもりで
鑑賞☆(^^)/

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.隣人父子を“斬る”!

信吾の留守中、隣人親子が、父と妹を惨殺!
(妹への求婚を拒否したことやその他で) 
死の直前、父が、信吾の出生の秘密を告白。
 
旅立った隣人親子を追い
あっと言う間に、敵討ちを果たすと
信吾は、実父のもとへ向かった。


2.父が母を“斬る“!(>_<)

信吾の母(藤子)は、家老の命を受け
殿様の愛妾を斬った。
藤子を処分から助けようと、家老は、他藩の侍に頼み
藤子を拉致・“懐妊”を依頼。
(子供がいたら、殿様も処分しないとふんで)

けれど、愛妾を殺された殿様は、藤子を赦さず
信吾を産んだ藤子を、夫が処刑することに…orz

そんな殿様の計らいで??信吾は、藩士の
養子になった。
(信吾を不憫に思うなら、命令されただけの藤子を処刑しなくても)

数奇な出来事に巻き込まれた父は、藤子を愛していて
藤子の菩提を弔う僧侶として、生きていた。

信吾に言った、父の言葉がいい。
自分は、妻と一緒の墓に入ったときに
本当に生きることができるーみたいなこと。
父=天知茂さんの渋く落ち着いた風情が
いい具合に枯れていて、絶妙に良き☆(^^)/
「父上、お幸せですな」
肯定した信吾=雷蔵サマの声も、心の奥に沁みそう…


~中略~ 雷蔵サマの殺陣あれこれ(*^^)v
       
       大目付・松平様に仕えることに。
       いい殿様で、将来も明るそう♪
       殿様の御役目の供として
       攘夷云々で荒れる、水戸家に出向く


3.主君を斬られて…orz

水戸家で、大目付は、だまし討ちに遭ってしまった!
離れて待機していた信吾は、間に合わず…
 
刀を預けさせられていたので、木の枝で応戦しつつ
広い屋敷内、主君:大目付を
どこかどこかと、捜しまわる信吾。
(屋敷の広さが、切なく、絶望を感じさせていく……) 

そうして、誰もいなくなったころ
大目付の亡骸を発見!
主君の前で、信吾が行ったのは
なんと!切腹………………

水戸藩士たちを追いかけて、立ち回って
バッサバッサと、斬りまくってくれても…
なのに、その場で自刃とは……………

もはやこれまでーと悟れば
潔く、速やかに、主君の後を追うものなのか…

いや、武士として“斬る”の極意こそ
このラストシーンにあったのか……(>_<)

▼▼▼

雷蔵サマが“斬る“のを見るためーと言いましたが
そのあとも観たい!との声に応えるべく
眠狂四郎シリーズになっていったのかな……
と思います。

狂四郎が、“斬る“の”美学“なら
本作は、“極意“の文字がちらつきました。(*^^)v




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』☆マルチバースで蘇る“運命の集結”

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作品について  https://cinema.pia.co.jp/title/186803/
https://moviewalker.jp/mv72926/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
の続きのようです。

ミステリオにスパイダーマンだと暴露され
悪者にまでされたピーターは
ドクター・ストレンジに、人々の記憶を消してもらうことにする。
しかし、呪文の途中で、親しい人への記憶を残すように
攪乱したことで、“マルチバース”の扉が開いてしまい
過去の“悪役“たちが、乱入する。

スパイダーマンは、勧善懲悪めくるめく
スイングする糸の遠近法的(ビューンビューン)アクションも
楽しいですが
心の問題をつきつけてくるのも、好き☆

今回も、心に迫る選択が!(>_<)

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

時空をあやつれる、ドクター・ストレンジを巻き込んだことで
(死んだはずの)過去の悪役たちが、
紛れ込んできてしまいます。(汗)

そのまま返して、元の時空の運命に任せるー
というのも、アリなんだと思いますが
優しいピーターは
悪者になる前の“善き人“に、戻してあげようとします。

↓ミソだと思うポイントです。

戻されたくない悪者は、破壊を尽くして
人命を奪ったりもしたので
ピーターは
怒りに任せて復讐(殺生)に燃えた。
けれど、元の善き人に直そうとしていたはず。
ピーターの殺生を止めに入ったのは、某正義の人。
(彼はかつて家族を殺した敵を、赦した人)
なのに、悪者は、自分をかばった彼を攻撃した。(>_<)
ああ、悪い奴は根っから腐ってんだヮ……( 一一)
しかし
悪者は、善き人にとりついているもので
本体の人は、悪行の記憶はなく
自分の生き方が、迷子になった状態で… (心神喪失の感じ)
だから、怒りに任せて復讐しても,,無益なことに……

過去の人たちが出てくると
そのときのエピソードや
当時見たときの記憶を思い出したりして
グッと来たり、しみじみした気持ちにも…


何度となく出てくるのが
(大いなる)力に責任を持つこと。

これは、力を使うことへのことだけでなく
(以前のピーターに課されたことですが)
使うべき力を持つものは、宝の持ち腐れにしないで
それを使う義務がある~というのも、あるかと。
すごい力でなくても、一般論的に
今自分ができるのに、わざとしない無関心・無責任ではなく
それが善意なら、果たしましょうよーという教訓。
メイおばさんなら、そう言うかと☆(^^)/


視覚的に、時空やら天空やらが、スゴイ絵を見せてくれて
(ソコ、もっとゆっくり感じてみたい!)
なんやかんやで、ピーターがスパイダーマンである記憶を
人々から消し去る必要が出て来る。
(序盤の設定に戻る)

背負う力が大きい者は
背負う運命と苦悩も、大きい……

▼▼▼

ネタバレになってしまうので、アレですが
チラシの“運命が集結する”は、言い得て妙☆
ナイスなコピーです。(*^^)v

で、マルチ・バースの件は、さらに続くらしい。



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ボス・ベイビー』☆おっさんでも赤ちゃんはカワユイ(^^♪

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作品について https://cinema.pia.co.jp/title/171671/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

弟が誕生して、両親を取られたと感じたティムは
弟の“本性“を知り
両親に告げ(ぐち?)ようとしたがーー

劇場で見逃していたので、やっと鑑賞☆
おっさん赤ちゃんも、赤ちゃんなので
頭でっかちなのも、カワユイ☆(*^^)v
たまに、赤ちゃんに戻って
キャッキャッ笑うときなんて、超~カワいくて
ニコっとしてしまう♪

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

上の子が、焼きもちを焼くといけないので
下の子が生まれたときは
私なりに、気をつけたつもりでしたが……
上の子には
何か思うところは、あったかもナ…

ティムは、手のかかる赤ちゃん=弟の出現に
嫉妬の嵐ビュービューなんですが……
親が悪いよネ……汗
その前は、王子様のように扱ってたのに
急に、ホーチだもん……( 一一)

でも、この弟クンは、おっさんでした…(^^♪
赤ちゃんへの愛が、ペット=ワンちゃんに行かないように
特命を帯びていた。

最初は、敵視していたティムですが
弟クンの使命に協力する。

赤ちゃんの製造元?のようなところやら
ずっと赤ちゃんでいるためのミルクやら
弟クンに説明され、未知の世界を知る…

~中略~ ←奮闘する弟クンとティム。
        “ワンちゃん“の件の黒幕は
        弟クンの憧れの人でショック!(>_<)

そんなこんなで、任務を終えた弟クンは
ティムの家から、去っていきましたが
兄ティムと、ドタバタやっているうちに
仕事でなく、家族(家庭)に浸りたくなってきます♪
(↑お仕事ひとすじおっさんにもあり得そう)

赤ちゃんの誕生分かれ道で
今度は、“経営“でなく
“家族”に振り分けられるようにした弟クン。
そうそう!
今度は、赤ちゃん時代を無垢に満喫して☆
(わざと、上の子にいじをやかすんじゃなくて(^^♪)

▼▼▼

じ~っと、こっちを見る赤ちゃんの目を見てると
ナニもかも、わかってそうに思うときもあった……

ボス・ベイビーの着想☆
赤ちゃんの底知れぬ可能性のようで、ナイス!(^^)/




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