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映画『昭和残侠伝 死んで貰います』☆健さんの雰囲気と立ち回りと唐獅子牡丹♪

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/143355
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
 
・秀次郎: 高倉健☆  「喜楽」の長男  ヤクザから名を変えて帰宅
・幾江: 藤純子  芸者 秀次郎の恩人
・重吉: 料亭「喜楽」の板長
・寺田: 「喜楽」を助ける親分

♪背中(せな)で吠えてる~ 唐獅子牡丹~(歌詞引用)

健さんが、義理と人情を抑えきれずに
あこぎな敵に、切り込んでいくのが
たまらない魅力の逸品☆(^^)/
(暴力団どうしの抗争ではない)

そもそも、料亭の息子の“健さん”が
なんでヤクザになったのか…
グレたわけでなく
義母(後妻)の娘に婿をとらせて、店を継がせるため
身をひいて家出したみたいなんです……(違ってたらスミマセン)

流れ流れて、いかさま博打が許せず
ツボ振りにケガをさせて捕まって
そんなこんなで、名を変えて実家に戻り
板前におさまった。
恩人の芸者とも、“親しくなって“
堅気の生活を、送りつつあったのだが……


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

“健さん”の父亡き後も
「喜楽」の面倒をみてくれてる、寺田の親分♪
本人は、堅気ではないーと言いますが
今風の暴力団のヤクザではない☆
荷役関係の頭です。(^^)/
頼りになる親分♪

しかし、寺田の仕事を邪魔する
悪い親分(駒井)もいて( 一一)
「喜楽」を乗っ取ろうとする。

よりによって、「喜楽」の婿養子=主人は
駒井に、博打で借金をしたあげく
「喜楽」の家の権利書を、駒井に渡してしまう…(>_<)

↑ココは、じれったいし、腹立つヮ…( 一一)
店の切り盛りは、板長任せ。
地道に働いてほしいのに、博打で当てることばかり…
始めから
健さん=秀次郎が、継いでいたらよかったのに…

盲目になった義母には、他人のふりして(キクさん)
板前として、堅気として、実家で働く健さん♪
恩人の芸者とも、仲良くつき合って
幸せに暮らせそうだったのに……orz

家の権利書を、返してもらうように
駒井に談判しに行ってくれたのは、寺田。
(ヤクザ相手には、堅気ではムリだと)
権利書を返してもらった帰り道
寺田は、駒井の子分に殺されてしまい
その理不尽が、健さんは赦せない!
背中の唐獅子も、怒り狂うってもんです!(^^)/

しかし、そのとき丁度、芸者の彼女と
イイ感じのときで……
健さんとの幸せを、よすがにしている彼女だけに
健さんの生き様が、切ないのデス……

♪義理が~重たい~男の世界~  (歌詞引用)

(悪いヤクザも悪いが、そもそも
婿養子が、しっかりしてョ!!( 一一))

恩ある寺田を殺した、駒井のヤロウどもを
切って斬って、刺しまくって
痛い目に遭わせて、遭わされて………(汗&血)

背中の唐獅子が、健さんと一体化して
怒りと、悲しみが渦巻きます…….

▼▼▼

筋書きも、人情に、ほろほろ触れるので
大切とは思いますが
健さんの雰囲気と、立ち回りだけで
十分、手ごたえを感じます。

義理と恩のケジメ、ビシビシ響きます!(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『Pure Japanese』☆“日本人”を意識したなかなか斬新な切り口

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/378215
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・立石: ディーン・フジオカ☆   ~アクション俳優  
・アユミ; ~女子高生 祖父が立ち退きを迫られている

撮影中の事故がトラウマで
俳優をやめて、裏方をする立石は
立ち退き問題で、ヤクザから嫌がらせを
受けている女子高生の助けになるーー

はじめ思っていたのは
少女のため、トラウマを克服した立石が
ヤクザに“アクション”(バイオレンス)したのかと。

ヤクザにアクションはしますが、それまでの立石が
不可解(ミステリアス?.)なので
解釈をこねくり回したくなります。(*^^)v

ちなみに、劇中“ピュアジャパニーズ“という
日本人度を測るキットがあり
立石は、純度100%です!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)  違うときスミマセン
▼▼▼

撮影中、相手(敵)役に怪我をさせた立石は
また誰かを傷つけるのが怖くて
アクション演技できなくなったーのかと思いますよね…
(ディーンさんの優しい雰囲気だと、そう思うョ(*^^)v)

助けてもらったアユミが、立石に
きっとトラウマを“越え”られるよーと
励ましたとき、立石が言った言葉が気になった。

「越えないことのほうが難しい…」

その後の立石の行動も見ていると、彼には
無意識に、人を傷つけてしまう
別の“トラウマ”があるらしい…
再び、“一線”を越えないように
彼なりに抑えているらしい……

悪意に満ちて、悪さをするのは卑劣だが
無意識(無垢?)に、悪さをするのは冷酷だ…
(アユミを困らせようとは思っていないのに
結果的に困らせることにも…orz)

普段は、誠実で優しい人にも
正義からの怒りはあり
それが、正当性を帯びつつも
破壊的な暴力を産むーこともあるだろう。

しかし、立石のソレはそうでなく(汗)
ただ内なる残酷性・暴力性のよう……
良くいえば、純粋な狂気。
抑えてはいても、あふれ出てしまうことも…orz

しれっとウソつく立石は、思い込み強いの????
純度100%の立石なので
そのまま、典型的日本人の縮図として見せてるの??
いや、否、イヤ……
それは、それこそウソでしょ!( 一一)
ディーンさん、挑んでるナァ…………

ところで
立石の“エア切腹“は、狂気とは言わないでおく。(^^)/

アクションに込めた残酷性をもつ立石を
“純度100%の日本人”とするのは
ある価値観?をつきつけていて
それ自体が、かなり冷や冷やものなのだが(汗)
残酷性というのは、正義感を含めて
誰にもあるものだから、容認はしよう……

エア切腹は……
三島由紀夫さんへの信奉なのか……
だとしたら、立石は
ただの”ヤベエ奴”ではなくなりますよ…
見ているほうも
三島さんの国粋的なコトを、あれこれ紐解き直して
正座して対峙しないとならんな…となってくる……

なにしろ、彼は“純度100%の日本人”なんですから……

帰国子女だったことで、子供の頃イジメられた立石は
そのことで、スイッチが入ると?
(自分は日本人だ!)という内なる叫びが
暴力的になってしまうようでもあった。

~中略~

強い力は、勧善懲悪~正義のためなら
ブンブン使っていいのが、時代劇ならお約束。
立石は、アユミにとっての悪玉を
斬って、斬って、斬りまくった!
そして終わり方がニクイ!

瀕死の立石は
自国の文化を、大切に思っていた母親の思い出を
線香花火とともに語り
花火が消えるように、自身もコト切れた……
(↑この演出の感性は、“日本人的“というのかも)


▼▼▼


日本人というアイデンティティは
外国生活の長いディーンさんには
向き合いたいテーマなんだろうなと思う。

タイトルからして
何かに挑みつつ、さぐっているようで
ディーンさんならではの切り口の作品なのかと
思われます。
斬新です。(^^)/





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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『オールウェイズ』☆別れも愛の一つかも(^^)/


7022.png


作品について https://www.allcinema.net/cinema/3509
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督: スティーヴン・スピルバーグ☆
・ピート: リチャード・ドレイファス☆  空中消火パイロット
・ドリンダ: ホリー・ハンター☆     管制官
・ハップ: オードリー・ヘプバーン☆  (天使?)

森林火災の消火に熱く燃える男たちの物語―
かと思ったら違った……(^^♪
熱々のカップルは、ピートとドリンダ。
大人の切ないファンタジーだった。

ピートはいつも冷や冷やの操縦して
ドリンダに心配をかけている。
ある非番の日、応援で出発したピートは
友人のトラブルを助けたのち
事故死してしまった―――


▼~▼内容にふれて雑談です。  
▼▼▼

事前情報なく観たので、主演の事故死にビックリ!(>_<)
リチャードの出番、コレで終わり??
―――と思ったら
ピンピンして歩いていた♪♪
そして
ヘプバーンに出逢い、地上に戻された。
ピートにも、かつて守護霊がいたので
恩返しに、若手の守護霊になれと。

幽霊となったピートは
新米の空中消火パイロット:テッドの
背後霊、もとい守護霊として、はりついた。(^^♪

(テッドは、デリバリーのパイロットとして
以前、ドリンダへの誕生日プレゼントを
飛行場に配達したことがあった)

ピートは、テッドにつきっきりで教えるが
声は聞こえない。
テッドの意識に訴える。

ふと思うのです……
せっかく霊体浮遊しているなら
恋人ドリンダのところに行きたいのでは??

そうこうするうちに
“再会“したピート!(^^)/
でも、ドリンダには見えない……
それでも、自分が贈ったドレスを着て
思い出の曲♪煙が目にしみる♪を踊ってくれたら
切なくもうれしい………
というか
遺されたドリンダが、切なすぎるのだが…….

そうやって、いつまでも僕は君といるよー
というのも、美しい話なのだが……
現実世界は、きびしーのデス……orz

あのテッドが、ドリンダに恋していた!
ドリンダの亡き彼氏の思い出話につき合うだけの
安全な男ではないと、表明!(^^)/
ゆらぐドリンダ……を責めることはできないよね……

ソレを一部始終見ているピートが
辛すぎる…………orz
「“まだ“俺の女だ!」と叫んでみても
傍観しかできない……orz

まだこの世に未練があるなら
もう少しだけ、この世に残してくれるーというのも
神や天使の優しさなのかもしれないが
意識や感情があっても、何もできないのは
残酷でしかない………orz

愛する人の幸せを願うけれど
誰かとイチャイチャするのまで、見ることはない…
しんどさから解放されたい……

自分が自由になりたければ
相手も自由にすること  byハップ

実は、ピートが飛び立つ直前
ドリンダは「愛している」と言いに
自転車でかけつけたのに
彼は、俺の気持ちはわかるだろうとかナントカ
はっきり言わずに、飛び立っていた。
(ソレが、心残りらしい…)

~中略~

かといって、ピートが
彼女の意識に「愛してる」を吹き込んで
去ったわけではないのが、ミソ☆

森林火災で、応援飛行したドリンダが
湖に沈み、溺死しそうになったとき
ピートは、彼女の手をとり、助けた。
(ピートに逢えたドリンダ! ←ココは嬉しい!(^^)/)
しかし
そんなドサクサで、つじつま合わせのように
「愛してる」とは言わなかったピート。
(「愛してる」は言うタイミングが大事!(*^^)v)

むしろ
もう彼女の心から去るから
幸せに生きてくれと願って、去っていく――

このとき、頭をよぎったのは
ゴダイゴが歌った歌詞
♪別れも~愛の~ひとつだと~
すごくしっくり来た……………

▼▼▼

リチャード・ドレイファスが目当てでしたが(^^♪
ドリンダ: ホリー・ハンターがステキ!(^^)/
キラキラして、すごく美しい!!!

照れないで?愛の言葉を言うべきときは
言っておきましょう!(^^)/



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『鬼滅の刃 無限列車編』☆聞きしに勝る煉獄さんに胸アツ(^^)/

キャプチャ


作品について https://filmarks.com/movies/86962
↑(あらすじ)クレジットはこちらを参照してください。

丹治郎たちは、任務のため無限列車に乗り
炎柱の煉獄さんと合流。
鬼と戦うのだが――

劇場ジャックした作品をやっと鑑賞。
鬼になった妹を人間に戻したい兄:丹治郎が
凛々しく健気なので
戦いへの興味より、そっちで応援したシリーズ。(^^)/

今回の舞台は、列車。
鬼退治のところまで乗っていくのかと思ったら(by伊之助)
列車そのものがキケンブツと……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ)
▼▼▼

その鬼は、鬼殺隊の精神(の核)を滅ぼすため
“刺客“を夢に入り込ませるという、ファンタジーなことをする。

そこで見た、丹治郎の澄みきった精神世界……
刺客も本来ふつうの人なので、心ゆらぐ……

頼みの煉獄さんはじめ、鬼殺隊みなが眠ってしまい
家族との幸せな夢を見た丹治郎も、なごんでしまう。
このままでは、列車内の鬼の、思うがままに!(>_<)

そこで凄かったのは、目覚めの方法。
夢に出た父に暗示され、
丹治郎は、おのれの首を斬って覚醒!

その後、鬼と対峙し、たびたび夢の術にかかるも
そのたび瞬時に、首を斬っては覚醒し
斬っては覚醒し―を繰り返した丹治郎。
↑ココは、なかなか壮絶な戦闘シーン!(>_<)

この鬼がいらっとさせるのは、話し方。
ふわ~っと実体ないソフトな感じが
ぬるくて、イヤ……( 一一)

~~と思ったら、ソレが実体ではなかった!!!

丹治郎が斬首したのは、仮の姿。
本体は、列車と一体化していた!!(>_<)
↑どんな状況でしょー……汗。

そんなこんなで、煉獄さんががんばってくれて
乗客の被害なく、その鬼は“解決“。
滅ぶときに、その鬼の生い立ちやら境遇やら
心情に寄り添う終わり方で、ときに、哀れ感が増すことありますが
今回は、そうでもなかった。

――というのも、まだ終わりではなかったから!
さらに強い(上弦の)鬼が、飛び入り参戦!!
丹治郎たちでは、ムリなので
煉獄さんの孤軍奮闘!!!!!

テキは、煉獄さんの力を買っていて
人間やめて鬼になれと、勧誘するが
うんと言うはずはない。
(悪玉=鬼の評価など、うれしくもないだろう)

煉獄さんは、子供の頃、母に遺言のように言われたことがあった。
使うべき力を持つものは、善行に使うべき責務があると。
(スパイダーマンでも、同様のことがあったような)
煉獄さんは、その責務を果たすため、死闘を繰り広げた……
誇りを持って……………
↑ココは、もう、正義の美学でしかない………

残酷な終わりを迎えることになるのを、観るのはつらい…
煉獄さんは、瀕死の重傷を負った。
だが、最期まで端然と
丹治郎たちに、言葉を残す煉獄さん……

煉獄さんの亡き母の幻が映った。
やさしく微笑む母……
ああ、息子を迎えに来たんだな……
私こと、胸がいっぱいで、目頭が……


▼▼▼

煉獄さんのお噂は聞いていましたが
これほど胸アツになったとは……

よそでおまけにもらった、“煉獄さんクリアファイル“
気持ち入れて、大事に使おう♪(*^^)v



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『渚の果てにこの愛を』☆魅惑の小悪魔ちゃんに禁断&愛欲の沼落ち!

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/16549
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ビリー : ミムジー・ファーマー☆   マラの娘
・ジョナス: マラに息子ロッキーと間違えられる
・マラ: ドライブインの女主人

職を探しに行く、ヒッチハイクの途上で
ジョナスは、一軒家のドライブインに寄った。
女主人マラは、4年前に家出した息子ロッキーと思い込み
喜んで出迎えたー

妹:ビリーも帰宅するや、兄が帰ってきた!と喜び♪
マラの知人男性エドも、喜んでくれ
衣食住の確保に、イケそうだと思ったジョナスは
ロッキーになりきった……

そんな物語のメインは、ジョナスのことが、いつ
バレるかどうかではないのが、ミソ☆

天使のような小悪魔ちゃん:ビリーが
可愛く怪しげに、深みに誘ってくれます…(*^^)v


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ▽)
▼▼▼

兄に“なつく“ビリーと、海に行ったロッキーことジョナス。

ビリーに促されるまま、子供の頃?のように
“マッパ“で泳ぐ二人…
(↑いくら兄妹でも、成人男女がマッパって…汗
いや、兄妹で、ソレはないヮ……)

兄の帰りを喜んでか、あどけなく
親しく懐いてくるビリーは
グレープフルーツのような清涼感♪
ジョナスは、心にブレーキをかけながら(汗)
兄を演じる……

母・マラの思い出話では
ロッキーが家出したとき、妹と“大喧嘩“したらしい。
エドは、娘リンダとロッキーがつき合ったらしいことも
知ったジョナス。
彼は、ロッキーのことを、少しずつ知っていくのだが…

あるときのビリーの眼差しが、怖いくらいイイ☆
金の斧も銀の斧も、手にした女神が
微笑みながら、男を、愛の泥沼に引きずり込もうとするような…

ビリーの“兄“への、親密すぎる密着度は
やたら開放的にさらす、裸体とともに
禁断の?一線を越える?
~~よからぬ想像をかきたてる……

一方、ジョナスは、気になるリンダに逢いに行った。
しかし、彼女は、彼をロッキーだと気づかなかったので
彼は、ロッキーの話を振ってみた。

すると彼女は、ロッキーに振られたと言う。
二人で家出するはずが、すっぽかされ、捨てられたと。

さらに、“大喧嘩“して、ロッキーが家出した日
ビリーは、家で大泣きしたあと
海まで、追いかけていったらしい。
通りかかったリンダの父が、浜辺にいる二人を見たという。

記憶が曖昧なふりして、ジョナスがあれこれ聞き出すうち
ビリーは、そっけない態度を取り出していた……

↓一気に行っちゃう!(^^)/
▽要反転▽


兄ロッキーを愛していたビリーは
リンダと出発するロッキーを止めたい一心で
海で殺していた!

始めから、兄でないことを知った上で
フリをしたのは、息子だと信じた、母のためらしい…
ついでに
兄への想いをぶり返させて、行動してみたのか?
とはいえ、所詮、別人。
兄でないジョナスを、嫌悪するようになった。

↑この女ゴコロ、困るかも……( 一一)
ジョナスは、すでに、ビリーの“沼“に落ちてしまったので
今さら、そっけなくされても、気持ちは抑えられず
怒りも込みあげ
ビリーを殺してしまった!!!(>_<)
(愛欲の沼が、地獄の沼に!)

さらなる沼は、母:マラの孤独の沼落ち…orz

彼女も、ジョナスが息子ではないことを知りつつ
飛んで火に入る夏の虫~と、ばかりに
息子に仕立てた。
孤独を感じたくなくて。
独りぼっちになりたくなくて。

想いの強さの異常さは
娘ビリーを殺されたのに
遺体を隠して、家出したことにして
他人のジョナスと、親子として、暮らし続けようとしたこと。

(淋しさだけでなく、言い寄ってくるエドを、回避したかったのかな)

▽▽▽
▼▼▼

ウソの関係は、遅かれ早かれ、終わるもの。
雨の中、引きとめようとする、母の声をよそに
家を飛び出したロッキー(ことジョナス)。

冒頭からの緊迫感が
ラストに再び、真実を見せて、蘇る。

ビリーこと、ミムジー・ファーマー☆
この小悪魔ちゃんには
時代を超えて、沼落ち必至かと☆(*^^)v



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『鬼が笑う』☆絶賛!本当は熱いまでに優しい青年が…orz

FOHg7MBaAAIZTCT.jpg




作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/379017" title=" https://www.allcinema.net/cinema/379017"> https://www.allcinema.net/cinema/379017
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・石川一馬: 半田周平☆

母と妹のために、DV父を殺した一馬。
出所後、スクラップ工場で働くも
帰るのは、更生保護施設。
母は、殺人犯になった息子を受け入れず
新興宗教に入信したーー

冒頭、鬼の面をかぶり、バットをもった男あり。
惨劇が起こりそうでドキドキするも、さにあらず。
節分を楽しむ、一馬と母と妹だった。
その幸せを壊す父を、赦せなかったばかりに
息子;一馬がたどった運命から、目が離せない。

一馬が、気の毒なだけでなく
人の世の腹立たしいまでの矛盾に
私、為すすべもなし……orz


▼~▼内容にふれて雑談です。 違うときスミマセン
▼▼▼

職場で、上司らから「殺人鬼ィ」と
気軽に呼ばれるのが、まずツライ…orz
いや、ソレは、私も覚悟していたが
もっと辛いのは、父から守ったはずの母親が
感謝やいたわりを感じるどころか
息子:一馬を嫌悪し、拒否し続けたこと……

“殺人犯の家族“になることが、
母には(妹も)、キャパオーバーだったようだが…
母親なら、キレイごと抜きで
息子を受け入れてほしいョ……
(親子は本来、損得の関係じゃないでしょ…)

殺人を犯したとはいえ、一馬の根底にあるのは
強い正義感と真摯な優しさなんだと思う。
(矛盾ではない)

DVダメ夫(父)を、(解決にはならなくても)
うまくやり過ごしていたのは、母。
一馬が、自分優先で考えたら
自分だけ、その家を出ることもできた。

でも、母と妹を大切に思い
根本的に悪の音を絶とうとして
父を、殺してしまった……(>_<)
(しかし“手加減”すべきだったかの議論の余地ありそう)

殺人犯なのに~となってしまうのだが
一馬は、基本、まじめで優しい。
外国人労働者が、上司からいじめられるのは
ゆるし難く、感じている。

(上司(特にセガワ)は、大きな犯罪者じゃないとしても
倫理的・良心的に
人としての質が悪ソ……汗)

↑そういう人は、普通にたくさん存在していて(汗)
ゴミを残していく輩も、そこらへんに……( 一一)
だから
“ボランティア”作業中の一馬は
指摘せずにいられない…………
(一触即発にならずに済んで、ホッとしたシーン)

~中略~   一馬にいちいち見ごたえあり!(^^)/

親しくなった中国人労働者が、窮地に立ち
殺してくれと頼まれてしまった、一馬!(>_<)
このときの一馬は、一言で言えば
“武士の情け”。
一馬の思いやりと言っておく。
(或いは、恐ろしいことではあるが
殺人のハードルが下がっていたかも…)

そんなこんなあっても
布団の中で号泣した一馬には
少しでも光ある“出口”があって欲しいゾ!

そんな一馬が、包丁を手にしたとき
私は緊張感を、ただただ祈りに変えた。

▽要反転▽


一馬は、その包丁を自分に使った!!
暗い海岸で、影のようになって
割腹した!!!!!!!

母と妹は、それぞれ新しい道を歩んでいるのに…
なぜ、熱いまでに優しい彼が
ひとり不幸を背負わなければないのか!!!
(DV夫・父のせいなんですけどね)

(画面暗くて不確かですが・汗)
彼が口元に笑顔を浮かべたのは、不運への失笑か?
あるいは、終わりにせめて添えたい、死に花か…
そうして
吐血を、シャワーのように吹き上げたのは
言葉にならない、彼の無念だったのか……orz


▽▽▽
▼▼▼

母の前で、むりに笑顔を取り繕いながら
母に罵倒されていた一馬が、辛い……

一馬=半田さんの硬派な印象が
一馬の誠実さを物語って、とても印象的です。

ベンツ乗りの社長は、ベンツに乗れるなら
外国人労働者に、もっと支払ってほしいヮ。( 一一)




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版』☆夫と愛し合っただけwith わりと深い

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/381158
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(★☆ベルリン国際映画祭で金熊賞☆★(^^)/)

・名門校教師:エミ(♀)は、知らぬ間に
夫との“ラブ動画“が流出した件で、保護者会で
進退を迫られることに……(>_<)

本作は、3部構成で
1部は、冒頭から濃厚滝汗なラブシーンです…
(但し、画面は見えず音声のみ  ←自己検閲)
2部は、ルーマニアの歴史や現状を見せて
彼らの国民性的な価値観(常識感?)を示しつつ
矛盾や不合理の存在を意識させるよう……
3部は、それを踏まえた上で
エミ教師の処分を決める
保護者会のありようを見ることになります。
そして
結末は、3通り用意されています!(^^)/

映像(音声?)はドキドキ滝汗ではありますが
決してエ◇作品ではない(かも)と
言っておきたいナ…(^^♪


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ▽)
▼▼▼

PCを修理に出したら、“ラブ動画“が流失し拡散された…

保護者はやんや言いますが、エミ先生は被害者かと…
(撮影したのは夫?)
そーゆーのをPCに撮っておかないで!(>_<)
PC故障したら消せないし……( 一一)

はあ?と思ったのは、保護者会で
流出した動画をみんなで“鑑賞“したこと。
削除せずとっておく親たちョ……( 一一)
見なくていいものを“観る“の、どーなの??
(遅れてきた人が来るたびに
再生するのも、どーよ…)

“私生活”のエミと教師としてのエミとの
ギャップで、子供が混乱しているから
退職させようとする保護者。
エミは悪くなくても
それは、仕方ない一面も……orz
ましてや、鑑賞ホヤホヤの今は、刺激強め!(>_<)

さらに
エミが意図的に動画アップしたとか
ポ〇ノ女優だとかいうガセネタも出て
いじめのつるし上げのような非難に!!!

しかし、子供がエ◇サイトを見てしまうのは
親の責任だと、エミも反論。(確かに)
親は、今のご時世では、ムリだと
強硬に言い訳…(それもある…)

だがしかし
どんなにエ◇くても(汗)、それはプライベート。
エミは、夫と愛し合っただけで
何の問題もない!とキッパリ☆  ソーダソーダ!
そんなコトする人だと思わなかったと
思うのは、ご自由ですが
批判するってナニサマ…?( 一一)

~中略~  特に2部;監督のメッセージが
オムニバスorコラージュで
飽きさせない(^^♪
            

結末は、エミが辞めさせられるかが焦点。
コロナ禍の保護者会は、中庭で。
参加者だけで決めるのもナンですが……
3種の結末というのが、オモシロイ☆

特に、3つ目の結末ョ!
(事実は直視できないーとか
フィクションで描くーとか、2部の声を思い出しつつ)

▽要反転▽

ワンダーウーマンのような女性に変身したエミ!
そうきたか!!!
説得とか理解とか
誤解や偏見、寛容や共感…
私の感情を、トルネードさせつつ
善人や正義漢のようで
揚げ足取りやイジワルのような連中には
これでも食らえーー!!!!的なのは
ワタクシ的には、良き☆(*^^)v


▽▽▽

コレが事実だったら、心病むヮ…orz
ラストは(お下品ですが・汗)たくましく頼もしく
コミカルにしてくれてよかった♪

▼▼▼

R15、自己検閲ありますが(汗)
彼女は、プライベートで
夫と愛し合っていただけなんですゥ。(*^^)v




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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『神は見返りを求める』☆絶妙!ムロ&岸井の人間臭と感情の殴打

キャプチャ


作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/381667" title=" https://www.allcinema.net/cinema/381667"> https://www.allcinema.net/cinema/381667
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・田母神: ムロツヨシ☆  
・ゆりちゃん: 岸井ゆきの☆
  ←YouTuber

田母神は、底辺YouTubeのゆりちゃんを
親切心から(無償で)手伝い始めた。
やがて田母神の人脈から
ゆりちゃんをヘルプする輪が広がり
彼女は、人気YouTuberになっていった。

――で
稼いだんだから、俺にも取り分をよこせと
田母神が、安易に言ったわけではないのがミソ☆
(サブタイトル的に)“恩をあだで返す女”というのも
すごく気になる……(^^♪

この二人の“コンビ“が、手ごたえのある
感情の殴打を見せてくれる!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

田母神は、返せるあてのない人にも
お金を出せるほどの、神的なイイ人。

合コンで知り合ったゆりちゃんが
動画配信で悩んでいると知るや
自分のできる範囲で
なにかと、手伝ってあげた。
(下心もナシ!(^^)/)

撮影も、編集も、移動も(車!)
何かとやってくれる田母神に
感謝しつつ、便利が助かるゆりちゃんだが
田母神以上の出逢いがあり
ひと目にふれる機会が増え、動画も進化し、
人気YouTuberになったゆりちゃんは
田母神を“切った”――

※その頃、田母神はお金を貸した人が自殺し
※保証人になった借金で困ってしまった!(>_<)

※のことがなければ
売れたゆりちゃんから、お金をもらいたいとは
思わなかったと思うのだが……

彼女は彼女で、すご~~く頑なに
田母神に“恩返し“(お金を分ける)を拒否したので
田母神は、バクハツした!!!!!(>_<)

(生レバーの件は、腹立つヮ~~
田母神の“顔“で、特別に
裏メニュー(生レバー)を出してもらったのに
ゆりがアップしたせいで、お店は休業。
お金で収めたのは田母神だと告白したのに
違法メニューを出した店が悪い
自分も被害者だと開き直ったゆり……( 一一)
ちゃんと教えておけばよかったのでしょうが
ナンでもカンでも、アップする人もどうかと…汗)

★よりセンスある“スタッフ“と組んだゆりは
★田母神をお払い箱にした。

★のことが、田母神を、沸点越えにしたよう……
気持ちにも金銭的にも、余裕があれば
そんなことはしなかったと思うが
田母神は、ゆりの“あら捜し“と”クレーム”の配信を始めた!


ふう……
田母神=ムロさん♪の律儀さからすると
“義理“とか”恩“の点で
ゆりの態度は
高倉健さん作品なら絶対、そんな割り切り方はない感じ…

けれど、現実的には
昔からの“関係“(義理や恩)があったとしても
こっちの経営的には、共倒れになれないから
ソレ以上の関係を更新できないこともあるでしょ…( 一一)
そして
その逆もあるでしょ、悪いねって言われて…orz

ゆりも、ステップアップのために
より“高度“な人材を必要としていたのは、わかる…
けれど、“恩人“への態度がね……
少なくとも、お金を必要としていた田母神に
お礼=お金を渡さないのは…( 一一)

ゆりへの暴露動画を配信し始めた田母神は
腹いせではあるけれど
それは、もどかしさのよう……
本当は、見返り(お金)云々のことではなくて……
恩や感謝を、がつんと感じたかったのかと……

可愛さ余って憎さ百倍~になったような
田母神の“不器用さ”がイイ……

~中略~

ゆりの入院先まで押しかけた迷惑YouTuberを
やりこめた田母神には、爽快!(^^)/
守りたいものを守ろうとしたのには
心が熱くなる……
田母神が、ゆりの「ありがとう」だけが残るように
編集した動画も
彼の本意を見るようで………

いい気分で見ていると
田母神が襲われた!!(>_<)

――と
血だらけになりながらも
立ち上がって歩いた田母神!!
スマホを奪われながらも
エアで自撮りして歩いていった!!!

こ、これはーー
不器用ながらも
奇跡の不死鳥ということか!!??(^^)/

田母神さんは、やっぱり神…なのか……

▼▼▼

ムロ&岸井の独特のアクの強さで
期待通りの、人間の臭いのする作品でした!(^^)/
心を“殴打“されて
ちょっと血が出ソ……汗。(^^♪




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