映画『渇きと偽り』☆再捜査で真相さがし~今のこと昔のこと

作品について https://www.allcinema.net/cinema/383787
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(オーストラリア作品)
・アーロン(連邦捜査官): エリック・バナ
・ルーク: 妻子と心中?
・エリー: アーロンの友人 若い日に川で溺死
アーロンは、旧友ルークの葬儀に参列するため
20年ぶりに帰郷した。
日照り続きの、広大な彼の地を車で行く彼は
20年の時を遡るような……
妻子と心中し、殺人者とみなされた夫ルークの両親は
真犯人を捜してほしいと、アーロンに依頼するのだが。
実は…昔のこと。
友人エリーの溺死の“重要参考人“だったアーロンに
町の人は冷ややかで、ルークの父もソレをネタに
アーロンに、捜査を強いた。
アーロンは、地元警官とともに、捜査開始する。
日照りでカラカラに乾いた地で
パサつきギスギスした対応をされながら
捜査するアーロン。
一方、若い日にルーク、エリーらと楽しく過ごした
思い出の場所が、溺れそうなほど水をたたえた川
という対比が、良き☆
真実さがしですが
2つの真実を知ることになります!(*^^)v
▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレぎみ?)
▼▼▼
干ばつ続きでも、農園経営には問題なかったというルーク。
彼が、心中を図る理由は見つからない。
というか
自宅で妻子が殺されて
離れた場所で死んでいたルークが心中を図ったと
言い切ってよかったのかな……汗。
思い込みでは?
捜査がずさん?( 一一)
ずさんであっても、“再捜査“されるのはイヤなもの。
地元警察の“上”を思えば、地元警官も
段々、協力しにくく……
ルークと妻の勤務先・・交友関係など
聞いて回るアーロン。
アリバイは
法に触れなくても、人には言えない状況の人もいて
嘘をついてしまい、怪しまれてしまう人も。
(コレは伏線か?)
エリーの死のことで、やたらイジワルな一団あり。
そこには、エリーの父も。
娘なら“参考人”だったアーロンを恨みたい気持ちも
わからなくもないけれど……orz
でも、アーロンは無実!
誹謗中傷・嫌がらせはやめてほしい!(>_<)
~中略~
そんなこんなで、真犯人を見つけたアーロン!(^^)/
しかし、追い詰められたソノ人は
油とライターを持って、森に逃げ込み
焼身自殺を図る!
こんなに乾燥してるっていうのに
大火事になってしまうよ!(>_<)
被害を最小限にしようと、身を挺したアーロンと警官!
やれやれ、真犯人が見つかって
ルークの汚名は晴れてよかった!(^^)/
そうして終盤。
懐かしい川に行ってみたアーロン。
昔、アーロンは、エリーに二人で逢おうと
川に誘ったのだが、エリーは来なかった。
そうして、後に
エリーが溺死体で見つかった。
エリーが、アーロンからの誘いのメモを持っていたことで
アーロンは、殺人を疑われてしまったのだが
ルークが、アーロンと一緒に居たことにしてくれた。
そのときは、コレで済んだのだが
嘘は、後々、色濃くなるのかもしれない。
ルークは、親切でアリバイを作ってくれたかもしれないが
今になって、もう一人の“女友達”と一緒に居たことがわかった。
その彼女にも、旧友として再会したアーロンだが
彼女の複雑な“現状”を思うと
友情とは違う、人間関係の根深さに、恐れを感じるかもしれない…
そうして、そんな“人間関係“のおぞましさともいうべき事実を
アーロンは、川辺で知った!
エリーとの思い出の場所で、腐れたエリーのバッグを発見した彼は
エリーのノート(日記?)を読み
彼女の苦悩と、起こったであろう事実を直感した――
話は、ソコで終わり
具体的に、エリーの事件の真相がどうなったかはわからない。
真実はいつも1つ!と、白日の下にさらけ出すべきなのか…
しかし
蒸し返しても、傷が深くなるだけの場合もあるから
アーロンだけが、彼女を理解するという意味でのみ
真実を知るだけでもいいのかもしれないと、思ったり……
▼▼▼
乾燥してカラカラの土地―という設定が良き☆
アノ人もコノ人も、ドライなのは、過去のせい……?汗。
そして
ぬぐえないほどウエットな、もうひとつの真実が
過去の川底ともいうべきところにあるのも☆
最後まで興味をひいた、真相さがしでした☆(^^)/

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