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映画『母性』☆血で結ばれた母子の深い深いつながりに(^^)/

キャプチャ




作品について  https://www.allcinema.net/cinema/379944
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ルミ子: 戸田恵梨香
・清佳(さやか) ルミ子の娘: 永野芽郁
・ルミ子の実母: 大地真央


娘より実母を愛する母に、愛されたいと思う娘――
ルミ子の“母性“のありかを探るようでしたが
思い当たるフシもあって、興味深かったー
というか、ナニか暴かれるようでコワい…(‘_’)


▼~▼内容にふれて雑談です。 違うときスミマセン
▼▼▼

まず、ルミ子の母が素敵すぎる!(^^)/
美しくて上品で、思い遣りがあって、優しくて
正しい……………
人として女として母として、完璧なオーラ☆☆
ルミ子が“憧れる”のもわかる……
オフクロとかカアチャンでなくて、ママかお母様な感じ。

私の母も、私には素敵だった。
「知性あふれるって感じのお母さんだね」
小学校の参観日では、友人にそう言われた。
言われる前にお手伝いを進んでしたのも
素敵なお母さんが、ボロボロに疲れてほしくなくて。
「ありがとう、助かるわ」
お母さんの助けになれるのがうれしくて。

コレは誰にもありそうです。
お母さんを大好きだから、お母さんと同じ“世界“にいたい。
お母さんがイイと言うモノはイイし
こうすべきということは、そうすべき。
(ソレがしつけだったり)

娘は母から影響されたものを身に着けた
“母コピー“。
料理のコツも、生活の知恵も
生き方の価値観をも。

ルミ子が母の“影響“で、そうでもなかった(汗)男と結婚しても
幸せを作っていけたなら、それでもよかった。
(そういえば私も、母の“推”しで、結婚を決めたっけ!)
新婚のルミ子を、優しく温かく見守る母。
(ある意味、出来すぎ感の強い大地さんがスゴイ…
私を誰だと思ってるの!
母の愛・母性のカリスマ:ハル子よ!みたいな…)

母への思慕が強いあまり
自分を押し殺した?イイ娘を作り込んだルミ子……
(顔色をうかがうイイ子ちゃんでなく
心底、イイ子にふるまうのがしみこんで
義母に対してもそうなった……?)

そんなルミ子が、母親になった。
母性というタイトルが、実は耳ざわりに思っていた。(汗)

実の子が可愛いのは、赤ちゃんがカワイイのとは違う。
よその子とは、全く違う感覚だった。
世話をする、手をかける……
ソレは本能(母性)なのだろう。
しかしソレは、無条件でもないらしかった……….

私の義母が言ったことがあった。
実の子でも憎たらしいこともある…etc.
夜泣きする、だだをこねる……etc.
困らせることもある。

それでも、可愛いカワイイと育てているうちに
もっと情が生まれ、情が移り
たとえ、すれ違うことがあっても
切っても切れない絆が、そこにある。

ルミ子は、娘よりも母親のほうが大切で
火事のとき、娘でなく、母親を助けたいと思った。

↑こんなことある??と思う反面
無くはないかもしれない…………………
大きな娘のまま
母親になりきっていないのか……
いや
子供の前では母親でも
母親の前では、自分は、永遠に娘のままなのかも……

それは、生まれながらの母性とも
育まれていく母性とも、別の問題なのかも…………
私の中で、母子三代の女たちが、グルグル渦巻いた……

~中略~

情けないのが、ルミ子の夫。
夫としても、父としても、“家族“に参加しきれず
避難所のように、ほかに別宅をもった。
ルミ子は、“妻”というより
義母にこき使われた立場は
奴隷のような“嫁“という立場だった。

それでも、よく耐えて仕えたのは
自分を育てた母親への敬意の信念か?
しかし
娘が、泣きながら帰ってきたとき
その気持に、ヒビが入ったか……

家事の時、ルミ子が娘のほうを助けるようにと
祖母が自殺したことを知った娘が
そのことを、泣きながら、ルミ子に告げたとき
ルミ子は、抱きしめながら、娘の首に手をかけた!

母親を失いたくなかった、押さえ込んでいた想いが
そうさせたのだろう………………
ひどい母親なのだが
実母への強すぎる思慕には、胸打たれもする……
(母の死には私にも、悔いがあるから
複雑な想いが混みあがて、涙が出てくる……)

その後、結婚し妊娠した娘に、ルミ子がかけた言葉は
その昔、ルミ子が、母親から言われた言葉。
そうやって、つながっていくのだ…………

娘は、愛してほしいと願った母親(ルミ子)を慕いつつも
きっと子ども(娘)には、母親からしてほしかったことを
するのだと思う。
もしかしたら、ルミ子も、娘にうまく注げなかかった愛情を
孫娘には、十分に注ぐのかもしれない……….

↑ソレは
愛とか絆とか母性とかの単語では表しきれない
憎しみや恨みまで含んだ
血で結ばれた親子の深い深いつながり……

家族たちのことが、色々こみあげて
胸がいっぱいになってきた……………


▼▼▼

母性があるとかないとか
動物の子育てじゃないんだから
私には、そう簡単に使いたくない単語なんです。

「母性」
だから本作は、私には、とても挑戦的に感じました。
いい意味で?母性ムンムンでなかった戸田さんが
敵役で良き☆

ムンムンでないところに潜んだ女の“情“に
私の深いところも、引っ掻き回され
予想以上に、心騒ぎました。
ため息です……………………(*^^)v




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『楽聖ショパン』☆祖国ポーランドを思うショパン

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作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/4375
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・フレデリック・ショパン
・エルスナー教授:  ショパンの師
・ジョルジュ・サンド: ショパンの恋人
・コンスタンシア:   ショパンに祖国の土を贈る


かなり脚色されているようなので、話半分として。
ショパンと祖国ポーランドに焦点を感じました。

ショパンの師:エルスナーが、個人的にはツボ☆
彼は、ピアニストとしてのショパンを売り出すべく
尽力するが、コミカルな風情が良き☆
ドンと構えた大らかな存在感が、かなり印象的☆


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

どんな才能も、それを開花する機会がないと始まらない。
エルスナーは、天才的な弟子のため、尽力する。
ココゾというときは、押す!(^^)/

ショパンはショパンで、ピアノで聴かせる♪
名曲の数々が、次々流れるのも良き☆
聴いているうちに、気持ちも高まって
心ふるえて涙出てくる……

劇中では、ショパンは、ポーランド市民に圧力をかける
権力者に背いたため、パリに“亡命“する。
(その際、コンスタンシアから祖国の土を渡された。
彼は、子供の頃から、ポーランドのために
何かしたいと思い、集会にも参加していた。)

外国にいても、心にあるのは、祖国。
民族楽曲:マズルカやポロネーズを作曲していたのは
ただ情緒的な“ピアノの詩人“とは違う
信念のような強さを感じるものがある。

演奏旅行の続くある日、ショパンは
リストに同行していた女性:ジョルジュ・サンドに出逢った。

ジョルジュは、男尊女卑の時代に抗うように
自分を貫いてきた女性。

ショパンの才能を作曲に専念させるべきだと
考えたジョルジュに合わせるように
ショパンは、エルスナーから離れ
彼女とマヨルカ島へ“逃避行”した。

~中略~

ポーランド情勢が不穏となり
コンスタンシアが、ショパンに資金援助を求めてきた。
エルスナーも、才能を祖国のために使えと
コンサートツアーの開催をうながすのだがーー
その頃、ショパンは体調を崩し、演奏する体力もきびしい…

そのときのジョルジュの言葉が印象的だ。
(本当にそう言ったのかは……)
死にそうな体のショパンにツアーをやめさせるべく
“見捨てろ”と切り捨てた。
それだけ聞くと、冷たい女だなとなりますが(汗)
妻が、夫か夫の祖国かと問われたら
夫の命を守るように動きますよね……

けれど、祖国への想いを抱いていたショパンは
体に鞭打って、コンサートツアーを敢行し
祖国の同志への軍資金を作った。
(そんなとき、アンコールを言わないでほしい…( 一一)
弾き終わったときは、全力使い果たしてるんだから……汗)

そんなこんなで、瀕死のショパン。
最期にジョルジュに逢いたいと言ったが
断わった彼女…………

ああ、最後くらい逢ってあげたらと思うけれど
自分の意見に耳を貸さなかった彼への意地か
あるいは
悲しみを残したくない彼女の弱さか……


▼▼▼

英雄ポロネーズも
木枯らしのエチュードも
何度きいても、いつ聞いても、イイ☆\(^o^)/
心に大きなものが押し寄せて、涙が出て来る。

実際には違いそうなストーリーでしたが
次々に演奏される楽曲からは
ショパンの祖国ポーランドへの想いが、伝わるよう。

楽譜だけではわからないショパンを感じるのに
良き♪(*^^)v



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『デイズ・オブ・サンダー』☆トップガン風味のカーレース(*^^)v

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/15052
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・コール: トム・クルーズ☆
・クレア(医師); ニコール・キッドマン☆
・ラウディ
: コールのライバル

ストックカーレースの話でした。
レースのスピード感の盛り上がりや
トムが、女性をバイクの後ろに乗せての快走で
『トップガン』っぽいナ~と思ったら
製作陣が、トップガンとかぶります。(^^♪

ワケアリで、ストックカーのレーサーになったコール。
逸話を参考にした、数々のエピソードに
事故やロマンス……を置きながら
楽しみは、やはり、レースシーン♪


▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

そもそも、カーレースの話だ!と
(見始めてから)知ってから
ストーリーよりも、スピードを感じたいモードに
頭がシフトいたしました!(^^)/

(思い出されるのは、その昔
後ろにつけていたミハエル・シューマッハーが
1台2台と、気持ちいいほど
ごぼう抜きしていったレース。
映画で、アレ見たいナ~)

コールは初戦で、ラウディから
“歓迎“(いじめ?)の衝突をされる。(汗)
(が、コレはカワイイもので(汗)
あとで二人は、レンタカーでも競争し合って
車をボコボコにしてしまう……( 一一))

クラッシュの煙で見えない中
突っ込んだら他の車と衝突してしまい
大けがをしたコールは、ラウディともども入院し
担当医のクレアと出逢い、親しくなる。
(この事故は、出逢いのお膳立てか?(^^♪)

トップガンでもそうえすが、トムは
パンチのあるしっかり姐さんタイプを虜にして
自分も落ちるのが、なんか合ってる。(*^^)v
(役を越えて、そのままニコールと結婚したのも
運命のような…(*^^)v)

~中略~

復活ができなくなったラウディは、コールに
“代役“で『デイトナ500』に出てほしいという。

↑くされ縁の友情ムードになるが
勝つためには手段を選ばないラウディのために??
と周囲の疑問もあったりして
コールは、自分の車を用意してもらって
自分の名前で、参戦した。
(そのあとのラウディの選手生命までは描かず)

最後尾につけたコール。
そうそう!ごぼう抜きの準備OK!(^^)/
衝突・リタイアした車数台を抜いていくなどして
段々、上位に上がっていくコール♪

そうしてついに、1位を争う位置に!
外から抜こうと外を攻めるが、なかなか……
けれど、外と思わせて
スッと内側から並んだコール!
↑ココの、スッと入るなめらかさ、良き!(^^)/
そのまま
1位でゴールした!!!
(わかっていても気持ちイイ☆)

▼▼▼

トップガンっぽくてもいいです!(^^)/
ソレが、トムに合ってると思うし
そんなトムを、カーレースでも
見せてくれるのは、むしろラッキー♪♪

気分転換に良き☆(*^^)v




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テーマ : 洋画
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映画『ある男』☆正体さがしから写り移る“ある男“

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作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/378671
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・城戸(弁護士): 妻夫木聡
・里枝: 安藤サクラ  シングルマザー  次男は病死
・谷口大祐(偽名): 窪田正孝  林業

離婚後、実家の文具店を手伝っていた里枝は
画材を買いに来た大祐と出逢い、再婚。
前夫の子(長男)を可愛がってくれ
二人の間に長女も生まれた。
幸せに暮らしていたある日、大祐は仕事中
倒木の下敷きになり事故死してしまった。

後日、焼香に来た大祐の兄が
別人だと言い出した。
里枝は離婚の際、世話になった弁護士:城戸に頼み
夫の身元を明らかにしようとしたーー

夫が誰なのか?何のために別人に?
ということを知る話ではあるのですが
主演が、弁護士:城戸なんですョ……
コレも気になるトコロ……

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ要反転!) 違うときスミマセン
▼▼▼

1. 大祐の正体さがし


彼は、殺人犯の息子という十字架を背負っていた。
親と子は別人格と言っても、世間の目は冷たい。
別人として生きるため、戸籍ロンダリングをしていた。

彼は、ボクシングを習うのだが
自分自身を殴るためという理由が辛い。
顔が、父親とそっくりなのだという……orz

そんな彼が、別人になって、結婚し
妻の連れ子を可愛がった。
理想の家庭、理想の父親になった幸せだったと思う。
(個人的に、不遇な子供時代を過ごした方には
幸せな結婚をして、幸せな家庭を満喫してほしいと
願っています。上から目線でなく。(^^)/)

名前を変えて、本人は幸せに生きられたが
再婚相手には、迷惑をかけてしまったのは
残念なことではあった……


2.弁護士:城戸のこと

大祐のことを調べてくれたのは、城戸弁護士。

途中、在日外国人とかヘイトスピーチetc.とか
チョイチョイ入るのだが
それらについては、各自思うところあれば
各自で処理すればいい…と思っていた。

しかし、そうも行かなかったのは
城戸が、在日3世で日本に帰化した方だったから。

外国籍への生活保護に対する意見を耳にしたとき
苦笑いしていた城戸には、思うところあっただろう。
戸籍を売った受刑者に接見したとき
日本人でないことを指摘されたときも
複雑な感情を、抱いたかもしれない……

大祐が誰なのか、彼の“本名“を捜しながら
名前を変えることについて、城戸には
思うところがかなりあったのではないか。
国籍を変えた城戸も、ソレを経験したことがあるだろうから…


3.ラストシーン。

城戸は、バーで見知らぬ男に
あたかも“大祐”であるようにふるまった。

本当の自分を知らない人には
知らないままでいてほしいこともあると思う。
大祐(仮)は、ボクシングでリングネームを名乗ったし
SNSでは、ハンドルネームを誰もが使う…

自分も、“ある男“”名前X”になり得るのは
興味本位ではないと思う……

▼▼▼

後ろ姿で、顔を見せない画を見せたラストシーン。

亡くなった“ある男“を通して
それが、もう一人を写し
やがて、普遍的なことであるような……

深く引き込まれた作品でした!(^^)/




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テーマ : 邦画
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映画『ザリガニの鳴くところ』☆湿地に生きた彼女の人生譚:真実は1つ

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/384781
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・カイア:デイジー・エドガー=ジョーンズ  湿地に一人で住む娘
・テイト(♂): カイアの友人
・チェイス(♂): 裕福な青年  遺体で発見


湿地のやぐら下で、チェイスの遺体が発見された。
遺留品からカイアは逮捕され、裁判にかけられる。
弁護士に語ったカイアの境遇が、映像となる。

“湿地の娘”と呼ばれ、“町”の人から蔑まされたカイアは
元は、両親と兄姉と住んでいた。
しかし、父のDVから、母も兄姉も去ってしまった、
父と二人きりでも、うまく立ち回っていたが
その父もいなくなったあと
カイアは湿地で拾った貝を、親切な店に売って
生きながらえてきた――

数奇な境遇の娘の生きざまを、応援しながら見ています。
殺人犯なんて冤罪だ!と思いながら。
そんなゴールは、判決ではなかった。
そのあとも、彼女の人生は続くのだが――


▼~▼内容にふれて雑談です  (▽ネタばれ)   違うときスミマセン

作品には悪い男が2人。
① カイアの父親(DV夫)と②チェイス(クズ)。

気分で暴力ふるうのは、ホント困る……( 一一)
① 日常茶飯事のDV夫も困るが
② 豹変して暴力をふるう(元)彼氏も困る…

ひとりで生きるカイアを気にかけてくれる善人は
お店の夫婦。
特に奥さんは、聖書の教えを夫に示して
ためらいなく、救いの姿勢を見せていく。

↑どんな形でも、心に“神様”の存在は必要だと思う。
自分の善行の規範となるし
謙虚に生きられると思うから。
お店のご夫婦の思いやりは、心強い。
“町“の人に、彼らの爪の垢でも煎じて飲ませたいョ。

子供の頃から川で顔なじみのテイトと
親しくなっていったカイア。
漁師の息子だが、家業を継がず
大学に進学するという。
彼は、カイアに文字を教えたり、本を貸してくれたりして
カイアの助けになるイイ人☆
恋が芽生えても、欲望に走らず、彼女を“大切”にした。

そんな彼とずっと幸せにーと願うのだが…
独立記念日には、大学から戻ると言うのだが…
(『木綿のハンカチーフ』にもあるように)
彼は戻らなかった………orz
事情も変わるから、仕方ないかもしれないのだが
失恋の痛手は大きい……orz

そうこうして、(女グセの悪い?)
金もちボンボンのチェイスが、すり寄ってきた。

失恋の痛手もあってか、彼の“押し“を愛と思い込んで
イイ仲になったカイア。
(でも、どーも、鼻につくのよ、チェイスは……( 一一))

~中略~  やっとテイトが戻るが赦せないカイア…

やがて、チェイスが本性のクズ性を表した。
婚約者がいるのに、カイアを弄んでいた。
関係を拒否したカイアに暴力をふるい
カイアの家もメチャメチャにした。
暴力で“支配“するように、その後も付け回した!(>_<)

カイアいわく
孤独でいるのと、恐怖におののくのは違うと。
暴力人と関わる位なら、ひとりでいるほうが百倍まし。

かつて子供たちを置いて“脱出“した母親は
母親失格かもしれないが、そこまで追い込まれたということ。
カイアも今その立場になって、母を理解できたのが
いいようで悲しい……

カイアは、テイトの勧めで
湿地の生物のスケッチの出版に成功し
新しい世界を切り開いていた。
(結局、テイトはイイ人ということで☆(*^^)v)

そんなときに、チェイスが変死し
カイアが、容疑者になってしまったのだ!(>_<)

裁判では、“湿地の娘”という蔑視線の色眼鏡でなく
アリバイもあるし、公平に判断してほしいと
弁護士が訴えた甲斐もあり
カイアは無罪となった。(よかった☆(*^^)v)

そうして、カイアはテイトと結ばれて
死ぬまで幸せに暮らしましたとさ……
――なんですが……

▽要反転▽ ネタバレ!


年老いたカイアの死後、テイトが見つけた
とあるノート。
そこには、チェイスが死の時に着けていたはずの
貝のペンダントが、はさまっていた。
チェイスに襲われて、殴られ、慄いていたカイア。
彼女の“生態系論“からすれば
捕食者を葬るのもありで
死は(悲劇でも)罪でもない。
事故か意図的かは不明だが、カイアがチェイスの死に
深く関わっていたのが、事実のよう……
(多分殺したのかと)
それこそが
ザリガニの鳴くところまで、逃げ切ったということか…


▽▽▽
▼▼▼

母は、カイアに、危険なときは
“ザリガニの鳴くところ”まで逃げよと言ったらしい。
子供の頃から、たくましく生きてきたカイアは
幸せをつかみとり
生き切って、逃げ切ったー

私は、ソレでいい。



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ザ・メニュー』☆シェフと部外者とチーズバーガー

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/383297
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・シェフ: レイフ・ファインズ
・マーゴ: アニャ・テイラー=ジョイ
・タイラー: ニコラス・ホルト


孤島のレストランでの予約ディナー。
タイラーは、ツレをマーゴに変更して参加した。
高価で個性的なディナーにワクワクするが
奇をてらったメニューに
マーゴは迎合できないでいたら
シェフは、問い詰めてきたーー

(予告編も前情報なく観ましたが)
場を支配するシェフ=レイフ・ファインズの存在感
重圧感が、かなりスゴイ!(>_<)

▼~▼内容にふれて雑談です。(▽ネタバレ!)
▼▼▼

お客の中には、金払ってんだからと
ぞんざいな人がいます…汗( 一一)
SNSにアップするためだけに、注文しまくって
ほとんど食べずに、平気で残したり…( 一一)

食材の命への冒涜でもあるし
作り手の手間暇と時間への侮蔑かと…
客だからって、食べ散らかして退席するのも
品格の問題だと思ってる。

皿に口をつけずにいたマーゴを
シェフがとがめたのも、ムリはないと思った…
・・・のだが
段々、シェフの異常さが見えてきた。

シェフが、大きく手を叩いて“合図”をするのだが
音の大きさに始め、ビックリする。
料理の説明や、スタッフへの指示をするためだが
やがて、そのクラップは
絶対的な服従を意味するように聞こえ
それは、客にも及ぶ。

庶民の食べ物=パンを出さないことに始まった
“違和感”は、“暴露トルティーヤ”へと続いた。
客ごとに、ブラックな出来事を焼きいれたトルティーヤに
客は、驚愕しおののいた!
なんで知ってるの!???

シェフはマーゴに、ふさわしくない客だと言った。
客層としてなら、ナニサマ発言なのだが
そうではなかったらしい….
予定客ではなかったため、シェフの“予定“に
合わなくなったようなのだが…………….

~中略~  ←驚愕のディナー!(>_<)

▽要反転▽


シェフは参加者もろとも、死で終わる“メニュー“を
組んでいた!
だから途中、死者や傷病者が出ても意に介さず。
無神経なのは、タイラーはそれを知った上で
マーゴを誘っていたこと。
シェフも、“部外者“マーゴが去ることは止めなかった。
マーゴが、注文したチーズバーガーを
“持ち帰り”にしたら、そのまま立ち去るのを許した。
そうして
残りの客をデザートになぞらえて、着火した惨劇ョ…(>_<)


▽▽▽
▼▼▼

レイフ・ファインズの圧迫感もさながら
マーゴ役のアニャが魅力的☆
じゃじゃ馬のようだけど、可愛さもある。
媚びない強さが、ステキ☆
チーズバーガーとともに印象に残る♪




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テーマ : 洋画
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映画『彼女のいない部屋』☆不在の回収は納得とは別の想いも残しながら

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/383009
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督: マチュー・アマルリック
・クラリス(妻・母): ヴィッキー・クリープス

母親のいないある朝、子供たちは
「(ママは)散歩に行った」「買い物に行った」などと言いながら
朝食を摂っていたーー 

「彼女に何が起きたのか、
映画を見る前の方々には明らかにしないでください」
(By監督)
何があったのか、気になって鑑賞☆(^^)/

なぜ、クラリスは家を出たのかー
結論は、シンプルかもしれない……
けれど、“不在“の描き方がとても斬新で
入り込みました。


▼~▼内容にふれて雑談です。(▽はネタバレ!)
▼▼▼

夫と子供を(家に)置いて
クラリスが出ていった序盤。

娘のピアノの蓋が、開いていたので
クラリスはなにかを落とし、音が出てしまう。
車で出ていく音にも気づかれないまま
彼女は、家を出ていった。

車内でかけたのは、娘の弾いたピアノのテープ。
娘が可愛いなら、気になるなら
なぜ彼女は、家を出たのだろう……

夫と子供たちの生活も、映し出される。
かつての生活なのか
“今“、彼女のいない生活なのか……

息子が泣きじゃくった。
「パパがママを捨てたんだ!」※
ん?パパの不純行為?か何かなのかな…

~中略~

▽要反転▽ ネタバレ!(>_<)

実は、夫と子供は雪山で遭難したらしい。
現場近くに向ったクラリスは、
雪が融けるまで、待つことになった。

その間、彼女の脳裏に浮かんだ
記憶(想像も?)の中の家族の様子を
私は、見ていたらしい・・・・・・・

※のことは、ママが家を出たのではなく
家族が出かけたまま帰宅しないから
捜しに(迎えに)出かけたことを
言っていたのかな……………

そうこうして
家族と“再会”するときが辛い……orz

▽▽▽

(個人的な事ですが) 劇中、娘が弾くピアノ曲♪
(ベートーヴェン/ピアノソナタ第1番第1楽章)

子どもの頃、ピアノの発表会で弾いた懐かしい曲です。
選曲し、指導してくれた亡き母のことを
思い出していました。

娘の演奏を録音したテープでも聞いていた、母:クラリス。

母親の“想い”を、よけいに強く重ねながら
見入っていたと思います。

▼▼▼

謎めきが、深みに入り込んでいって
真実の中にある、深い愛に気づいたー
いやいや
もっと〇〇なーと形容したいけれど
ソレ以上はひ・み・つ……(*^^)v。

伏線回収の際、そういうことだったのねという
納得とは、別の想いを残す。
ソレが、本作を見た甲斐になってくれそう………





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『セントラル・ステーション』☆絶賛!オバサンと少年の旅の終わり

1111.png


作品について https://www.allcinema.net/cinema/84797
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ドーラ: 元教師 リオの駅で代書業
・ジョズエ: 母が駅近くで事故死 遠方の父に逢いたい

少年の母親が夫への代書を頼んだ矢先、事故死した。
見かねた代書屋は、彼を家に連れてきたりもしたが
父親の元へ連れていこうと、一緒にバスに乗ったー

ひねた感じのクセのあるオバサン(ドーラ)が
老婆心で、少年を気にかけながらのロードムービー。
少年も反抗的な一方、ドーラに甘えるなど
二人の関係から、目が離せない。

ジョズエを、父親の元に連れていけるのか……?
父親は、彼ら母子のこともわかっていない様子…(汗)
手紙の代筆で知った宛先の住所を頼りに
バスに乗った二人だが
旅モノにはつきもののトラブルあり。(お金がない!とか)

そうして
旅の終わりが、たまらなかった………
幸せを予感しつつも、苦しい切なさが残る。
でも、それも愛おしい……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

ドーラは、代筆の手紙をすべて投函するわけでなく
自宅で破棄していた。(汗)
宛先が曖昧な人もいれば
届けようのない“聖人への伝言”もあるらしく。
(ジョズエは、母と2回目に来た時に、勘づいた)

要領よくズルく生きるのも
人生経験の一部なのか
ドーラの、ひねた小ズルさが、にじみ出る序盤。

しかし、人の子。
母を亡くして、駅でウロウロするジョズエを
自宅に連れてきた。
代筆の宛先の“父親“は、吞んだくれのようで
アテになりそうもないので
“養子縁組”の知人に、ジョズエを託した。
(斡旋料でテレビを買った)

親切もココまでと思ったら、臓器売買されると知ったドーラは
ジョズエを連れ出し、逃げ、父親捜しをするしかなくなった。
バスに乗り、はた目には親子のよう。

途中、親切もココまでと、ジョズエだけバスで行かせようとしたら
彼は、荷物をバスに残し、ドーラについてきてしまった!(>_<)
何度となく、悪たれもついたのにね……

リオに戻れず、旅金もなくなった彼らに
トラック運転手のオジサンが、親切にしてくれた♪
食事をおごってくれたり、トラックで連れて行ってくれた。

「この子にハンドルを触らせてあげて」
この、ドーラのさりげない一言ョ……
優しい笑顔も、見せている……

優しさついでに、ドーラは
独身だというオジサンに、好意を向けた。
ソレは、きっと、行きずりではない……
もし“縁”があるなら、人との幸せを感じて
生きていきたいと思うと思う。(独身同士でOK)
愛し愛される機会があるなら、そうしたいです。(*^^)v

しかし、オジサンは、ソレ以上の踏み込んだ関係を恐れてか
彼らを、置き去りにして行ってしまった……………
化粧室で、口紅をつけて出てきたドーラが不憫…orz

それから
ドーラは、運賃を腕時計で払い、“目的地”に着いた。
しかし、他人が住んでいて、途方に暮れる……
お金もないし…….orz

機転がきいたのは、ジョズエ。
代書の呼び込みを始め、二人はお金を得た。(*^^)v

~中略~  そんなこんなで、ジョズエの兄にたどりつく

そこの手紙を、ドーラが読み上げた限り
父親は、悪い人ではなさそう。
もうすぐ、帰ってきそうな気配もあった。

役目を終えたドーラは
ジョズエが選んで買ってくれたワンピースを着て
夜明けに、その家を出ていった。
ジョズエは、気づいて追いかけたが
ドーラに、さよならを言うことはできなかった………

バス車内で、ドーラの独白を聞く。

ドーラは、昔、父に逢えなかったから
(ジョズエで)やり直しをしたかったという。
ジョズエは、兄たちと父の帰りを信じて待ちながら
そこで暮らしていく。
それは、きっと幸せでしかない……………

しかし、父が見つからないとき
一緒にリオに戻ろうとしたドーラ。
ジョズエを“家族“の元に残し
一人、バスに乗っていくのが、切ない。

ドーラの手には、二人で撮った
(のぞいて見る)記念写真があった。
忘れないように。忘れられないように。

自分が、トラックのハンドルを触らせてあげたことを
忘れないでほしいと、手紙に綴ったドーラ。
ドーラのジョズエへの慈しみが、一気に溢れてきた。

▼▼▼

ドーラを見ていると、
人は、自分の人生経験の悔いや不足を
無意識に、埋めるように行動しているのかなと…

温かくて切ない、このエンディングは絶賛です!
その切なさも、いつかきっと
新たなハッピーエンドにつながると
信じられるから。

感涙です!(^^)/




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映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』☆媚薬でドタバタ(^^♪

1109.jpg


作品について https://www.allcinema.net/cinema/369470
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(フランス映画  というかフランス版)

・監督・主演(冴羽リョウ): フィリップ・ラショー
・カオリ


シティハンターの記憶は、“クールでカッコイイ“だったのですが
勘違い?だったのか、本作は、マンガみたいにコミカルで
ハチャメチャで、テンポよいドタバタ・アクション作品でした!(^^)/

リョウとカオリに依頼したのは、ルテリエ。
父が作った媚薬の香水を、守ってほしいと言う。
嗅いだ相手が、自分に惚れる惚れ薬。
解毒剤は、本体の底にあり、48時間以内に使えば
効果が消えるという。

そんな、毒にも薬にもなる香水が
ひょんなことで、カバンの取り違えで
あるオジサンの手に渡ってしまった。
リョウは、取り戻しにかかるが
オジサンは、香水の力を知ってしまい
まき散らして、暴走するので
てんやわんやの大さわぎになって、楽しい♪(^^)/

▼~▼内容より雑談です。(*^^)v
▼▼▼

1.媚薬の香水♪

意図せず、たまたま誰かにかかってしまい
目がハートあるいは、ギンギンに迫られてしまう……
意中の人でない場合は、迷惑なことに!(>_<)
ストーカーみたいなことに!(>_<)
でも、そのおかげで、助けてもらえたり。(^^♪
カルガモ?にかかったら、親子でついてきたり…汗。

期限付きだが、解毒剤あり。
時間を気にしながら、スピーディな展開に期待しつつ
“終わり”が来るのは、ホッとする。


2,アクション!(^^)/

私の記憶では
クールでカッコよかったはずのシティ・ハンター。
終盤、カオリも一緒に応戦するガン・ファイトは
ダンスのように、スタイリッシュでカッコイイ!(^^)/
そうそう、こんな感じ良き☆(^^)/


3.“影“の部分

基本、おバ〇路線で楽しくやっていますが
カオリの兄が、ブラックハンドに殺された悲しみあり…

そんな悲しみは、添え物的な、感傷的エピソードかなと
思っていたら、さにあらず。
重用なコトだった!!!(^^)/

▽要反転▽


今回の香水の件の依頼者は、名前を騙った別人。
実は、ブラックハンドだった!
ドタバタを仕込んで、シティ・ハンターらを
始末するつもりだったらしい…(>_<)


▽▽▽

最後まで、ゾクゾクドキドキさせてくれるのは、良き☆(*^^)v

▼▼▼

笑いあり、アクションあり、真相アリ!で
ついつい見入って
いい気分転換になりました♪

基本は、カッコイイ(?)んですよね……(^_-)-☆



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映画『チケット・トゥ・パラダイス』☆期待通りのパラダイス感♪(*^^)v

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/384453
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

《↓5年間結婚し20年前に離婚》
・デヴィッド: ジョージ・クルーニー☆
・ジョージア: ジュリア・ロバーツ☆   


元夫婦は、一人娘:リリーの大学卒業式で再会。
リリーは、卒業旅行先のバリ島で
助けてくれた地元青年(グデ)と恋に落ち
弁護士の道を捨てて、結婚すると言う。
両親である二人は、共闘して、結婚を阻止すべく
バリ島にやってきたー

ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの
息ピッタリの丁々発止が、見てて心地よい♪(*^^)v

それと、結婚式がらみの休暇を過ごす
バリ島の風景・雰囲気が、最高に気持ちイイ!(^^)/
(予告編からパラダイス気分に期待♪(*^^)v)

幸せな気持ちになって
終盤、胸も熱く…….(*^-^*)


▼~▼内容より雑談です。(ネタバレ?▽)
▼▼▼

旅行先の人といきなり結婚!?
きっとろくでもないから阻止しようと
一致団結した、元夫婦。
式を中止させようと、結婚指輪を盗んでみたが……

娘の彼氏は、海藻の養殖業。
元夫婦も、手伝うなどして
バリの生活を体感していく。

地元民でないと、“旅先“は非日常。
娘は新たな経験に、目が啓かれたのかも。
それは、“出来心”ではなく
かけがえのないものを見つけたような感あり。
(彼氏が誠実な印象大(^^)/)

元夫婦も、お互いに不在だった時間を
非日常的なバリで過ごし
(彼氏の親族とも接し)
海の向こうに沈む夕日をながめ
普段とは違う気分(価値観?)の中で
考えもしなかった新たなドアを、見つけていったような……

いつ、どんな人と結婚するのが
人生の正解なのかは、わからない……
元夫婦の特に妻は、自分のような失敗はさせじと
結婚を阻止しようとするが
それでは
娘は、自分の誕生も失敗なのかと思ってしまう……orz

子供が納得しているなら、それを応援し
祝福することしか、親はできないと思う。
その後、幸せかどうかは、彼ら次第なのだから。

~中略~  ジョージアの若い今カレも乱入したり(^^♪

そんなこんなで、ついに結婚式を挙げるときがくる。
長老や親族らに、見守られながら
誓いや絆を固めるような儀式が、いくつかある。
新郎は糸切り歯を削られたり!(>_<)
(赤い)糸で二人をグルグル巻きにしたり…

そうすることで
結婚生活・家庭生活への覚悟を
決めていくのだと思う。
結婚は、ノリではないのだ。

日々の中で、不満や愚痴は出てくると思う。(汗)
けれど、それだけの覚悟をもって
結婚したはず。
その結婚式を見ていた私も
昔の自分を、思い起こしてみた…………

そうして、最後の儀式。
新郎は、新婦がもつバナナの皮の編み込みに
ナイフを刺す。
これで、本当に夫婦になるというその前に
新郎は、手を止め
新婦の親に、祝福を確認した――――

↑ココは、結婚式の大詰め。
祝福ムードが高まっているときに
(反対しにきた)彼女の親に、結婚の祝福(認め)を
改めて、強く求めた彼氏が、とても頼もしい。
そして
その後のくだりも含め、感きわまった私………………

それから
娘の結婚式を見届けて、船で、島を離れた元夫婦。
それからが良い☆(*^^)v

▽要反転▽


一緒に過ごして
なんだかんだと、突っつき合った元夫婦だが
相性の良さを、再確認したかもしれない。
惚れ直すというより
居心地がいいという感覚か。

この島なら、娘夫婦と一緒に
幸せに暮らせそう?善は急げ?
「やる?」
二人は一緒に、船から飛び降りた!!!(^^)/


▽▽▽
▼▼▼

『チケット・トゥ・パラダイス』
タイトル通り
自分も、(結末の)パラダイスに行く気でいて
その通りになった!(*^-^*)
旅行気分なのも良き☆(*^^)v




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映画『パラレル・マザーズ』☆母子と曾祖父のことを見事につないで

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/384153
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督・脚本: ペドロ・アルモドバル☆
・ジャニス: ペネロペ・クルス  写真家 未婚の母(娘セシリア)
・アルトゥロ: 法人類学者  ジャニスの彼
・アナ: 10代のシングルマザー(娘アニタ)

いつも、壮絶で正解のわからない人生を
見せてくれる監督に期待☆
今作も、“母”の物語☆

産院での子供の取り違えが描かれますが
その葛藤に終わらない本作は
スペイン内戦で犠牲になった、ジャニスの曾祖父のことを
重ねてきたのが深い!

▼~▼内容にふれて雑談です。  違うときスミマセン
▼▼▼

冒頭、ジャニスは
スペイン内戦の犠牲で殺され埋められた曾祖父を
きちんと埋葬するため、放置された遺骨収集しようと
法人類学者に相談する。
それがきっかけで、彼とつきあい
娘を産むことになるので
遺骨収集の件は、きっかけなのかと思っていた…

同じ日に、二人とも娘を産んだ同室のアナと
“ママ友“になったジャニス。
祖母も母もシングルマザーだというジャニスは
自分も、妻帯者の彼の意向を退け、彼と別れ
シングルマザーの道を選んだ。

とはいえ、出産育児中は
十分仕事ができるわけではないので
体力的にも経済的にも、余裕やヘルプが必要。

アナは、頼みの母が、女優として開花し
頼ることが難しくなった。
(ヘルプの人もいるにはいるが)

仕事と家庭の両立、仕事と育児の両立は
理想通りにはいかず、個人的には
両立は、しきれなくて、不十分だったと思う。
それでも優先すべきは、子供であって
何にも代えがたい存在であることは確実だ。

だから、似てない?と、再会した彼に言われても
自分が“産んだ“子に疑いの想いはなかったジャニス。
――しかし
それを否定するために受けた親子鑑定で
ジャニスとセシリアは、他人であるとわかった。
でも、そんなこと言われたって……
取り違ったとしたら、同室のアナの子か……

しかし、アナの子は、突然死したと知ったジャニスは
そのことを、アナに言えなくなってしまった。
これで、アナにセシリアを渡したら
2度も子供を失う悲しみに、耐えられないと……

複雑な状況で、“一人“になっていたアナを
ジャニスは、セシリアの子守に雇った。
真実を告げないまでも、“実の子“に逢わせられるし
自分も仕事ができるし、一石二鳥ではある。

アナは、母としても娘としても、何らかの愛を乞うていたのか
アナは、ジャニスに愛情を向け、友情を越えて
濃厚に親しく、接するようになった。
そして、あたかも、二人で
娘を育てているような関係にも………?

しかし、ジャニスが鑑定の結果を告げると(わが子はアナの娘)
アナは、セシリアを連れて、出て行ってしまった……

~中略~

彼との関係が改善し、遺骨収集の話が進んでいく。
関係遺族・子孫のDNAが採取され
親族が確定し、”再会”が果たされる。

ジャニスは、苦悩しながらも
セシリアのことを”実母”に告げた。
真実だから、明らかにするのは当然のことではある。

しかし、その気持ちを後押ししたのが
遺骨収集の件だったかもしれないと
終盤、思わせるのが良い。

自分さえ黙っていたとしても、
いつか鑑定されれば、親子・縁者の関係は崩れ
絶たれてしまう……
まだ赤ちゃんのうちなら、間に合う……
親子を引き裂いてはいけないと。

発掘現場に、アナも来て
ジャニスは“普通に”セシリアを抱いていた。
イイ関係は続きそうだと思わせる。
さらに
彼と結婚したジャニスは、身ごもった。
娘なら、アナと名付けたいという
深いところにある“友情“もいい。


▼▼▼

赤ちゃん取り違えの母子の問題だけでなく
過去の内戦問題で、曾祖父への思いを描いた本作。

引き継がれていく命たちが
きっと幸せであれ!と願いたくなる。(*^^)v




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