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映画『リード・マイ・リップス』☆ロマンスとクライムでドキドキ

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/318519
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ポール: ヴァンサン・カッセル☆ 仮釈放中 カルラの助手
・カルラ: エマニュエル・ドゥヴォス 秘書 補聴器使用

若い女が若い男と出逢う、オフィスラブを匂わせつつ
ヴァンサン・カッセルのクライムな香りが、効いています!(^^)/

ストレスで?倒れたカルラは、
窃盗その他で仮釈放中のポールを
助手として雇えることになった。

業務をこなす中、オフィスのポールに
“借金取り“がやってきたー  ←クライムの始まり!(^^)/

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.カルラのストレス(>_<)

不満の1つは
同僚男からの蔑視と嫌がらせ。

耳が不自由だからか、女だからか、なんとなくか
彼女の机に、使用済みのコーヒーカップを置く男!(>_<)
(書類にこぼされる……(T_T))
食堂で、男に言われてる悪口も
唇が読める彼女だから、“丸聞こえ”だし……( 一一)

蔑みだけでなく、仕事では、彼女の“手柄“を
男に横取りもされ!(>_<)

そんな彼女が家でひとり
“オシャレ“を意識するのが、ミソ☆
ソレは、気分転換だけでは、なさソ……
別の不満解消というか…
男性からは、よく見られたい願望というか…
複雑な感情を抑え込んだ、カルラの
たくましくも、繊細な表情が良き☆

そんな気持ちから、カルラは
助手に若い男を希望したと思う。


2.危険でナイフのようなポール♪

そして採用されたポールは
窃盗その他で、仮釈放中だった。
不慣れなオフィス作業だが、カルラといいコンビに。

カルラは、窃盗歴のあるポールに
仕事の邪魔をした男から、書類を盗んでもらい
仕事を取り返したのだが
コトはそれで終わらず……

ポールは、借金のカタに、ボスの呑み屋で
夜、働くことになってしまった……のだが
ポールは、ボスの家から大金を盗むべく
カルラを誘い込んだ!
(書類を盗んであげた“借り“が……汗)

↑この“流れ“が、危険でギラギラしつつスムーズなのは
ヴァンサン・カッセルの醍醐味☆
普通じゃ終わらないナーーという
クライムのスリリングな感じが、スマート☆(*^^)v

役に立つのは、カルラの読唇術。
ボスの家を、向かいのビルからのぞいて
会話を読み取る。
見つかったらどーしよーと、ドキドキ…

~中略~  そんなこんなで、ポールがボスにつかまるが
        ピンチを切り抜けるための秘策あり!(^^)/


3.“作業”のあとは(^^♪

カルラは、ポールを相棒的な恋人に思っていたよう。
出なけきゃ、大金を盗む犯罪に手を貸さないでしょ。
カルラは、大金より、ポールと組んで“作業“することが
嬉しかったのかと。
しかし、ポールは、現実的なのか
ひとり、航空券を用意していた…………

裏切られた悔しさからか、カルラは、
独り占めをほのめかしもしたが
本心ではなさそうで。(^^♪)

その後、“中略“のピンチあり
カルラは、ポールを助け、車で逃走!
ラストは、アツアツイチャイチャに♪♪♪
(あのイチャイチャは運転中か!?汗)

なんだかんだ言って
カルラはポールが、甘いムードで好きで
ポールも、しっかり姐さん的なカルラに
惹かれたんだね……
ラストの危険なイチャイチャも、嬉しいョ(*^^)v

▼▼▼

カルラの女友達や
ポールの保護司の“事情”も
二人の愛のゆくえを、微妙に彩っていく。
(保護司の件は、ラストにカルラが唇を読みますが
もっと深いところまで読む必要がありそうな“闇“あり。
滝汗です。)

ヴァンサン・カッセルの危険な香りが良き☆
彼がバーテンなら、たぶん落ちる♪(^^♪



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ロストケア』☆家族と介護の闇と絆が絶妙に☆(^^)/

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作品について  https://www.allcinema.net/cinema/382141
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・斯波(介護士): 松山ケンイチ☆
・大友(検事): 長澤まさみ


介護士(斯波)が、要介護者を40人余も殺していたことが
発覚した。
検事と対峙した斯波は、介護する側もされる側も
地獄から救った(ロストケア)と主張する。
当然、身勝手な主張だと、検事は反論したがー

松山さんの説得力に涙しながら、説得されそうになりつつ
最後まで、“大切なこと“を確認させられた気持ちです。


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)違うときスミマセン
▼▼▼

斯波は、殺人鬼級の殺人をしたが
根は、熱く親身に人を想える人、というのがミソ☆

介護は、体験してみないとわからない。
“外“にいる人は、理想を言うことはできるが
実行はたやすくない……

彼の“介護“への思い入れは、尋常でなく
老母と娘の、険悪で最悪な事態を、盗聴までして案じる。
斯波の横顔が、厳しく物語る。
この状態をどうにか“解決“しなければならない……
どうにかすることが、双方のため……

そうして、ロストケアを重ねることに
一定の理解を感じそうになるが
幹事に引き戻される。
どんな理由があるにせよ、殺人は犯罪だ。
検事は、法的に(手続き的?)そう主張しているのだと
感じていたが、それがそうでもなかった……?

斯波=松山さんに、呪縛の闇があるとすれば
大友=長澤さんには、絆の迷いがあった感があった。
(それこそが作品の魅力なのかも)

斯波は、ケアと主張し、殺人を繰り返したが
最初に殺した実父の件は、闇になっていたと思う。
もちろん、救いたい救われたいと言う想いからだが
ニコチン注射をしたときに、父はそんなことをする人を
息子と認識していなかった。
針の痛みは、最期の苦しみに、なりはしなかったか……
そのまま遂行した斯波は、苦悩の表情で……
父殺しに、後悔がなかったとはいえなそう……

残る後悔は、斯波に、ロストケアの正当性を
問い続けたのではないか。
だから、似たような家族を見ると
きっとこうしてほしいはずーと、勝手に想いを汲んで
ロストケアをし続けることで
後悔を、消そうとしていたのではないか……….

一方、大友は、ただ法的に
正義を訴えていたわけではなかったよう。

彼女もまた、老親に対し、複雑な感情を抱えていた。
生き別れた父の消息を知りながら
“見殺し“にして、孤独死させてしまったこと。
だいぶ前に離婚した母に、もう今更と
父の消息を、教えていなかったこと。

離婚後、“絆”なんてもうないと思っていたら
母の心には、まだ夫の存在があったことを知った。
自分が、父母の絆を勝手に切ってしまったことを
悔やんでいたようで
勝手に、他人の家族の“絆”を切った(命を絶つ)斯波に
特別の想いで、罪を自覚させたかったよう…

公判中、斯波に「人殺し!」と叫んだ人がいた。
介護地獄から、家族を救ったと信じて疑わない斯波には
心外な一言だったはず。
苦しい現実から逃れたいーと思うことはあっても
殺したいというのとは違うから………

(思い入れ強すぎて、他人の家のことに
究極の“過干渉“をしてしまったような……)


▼▼▼

老後の理想は、PPK(ピンピンコロリ)です!(^^)/
こじれてしまって、お手間をかけてしまうときには
正直、ロストケア希望です……
(ソイレントグリーンでもいい……)

斯波と大友、二人の感情に思うところある
見ごたえある作品でした!(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『息子』☆息子の幸せを願う父・三國さんの大きさ

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/90378
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・父: 三國連太郎  岩手でやもめ暮らし
・哲夫(次男): 永瀬正敏  東京でフリーター
・長男: 東京で会社員 妻子とマンション住まい

写真の三國さんの広い背中が印象的なように
“息子“と言うタイトルながら、父親の物語のよう。
それだけ、三國さんの存在感が効いているだけでなく
どのシーンも、見入ってしまうのは
人々の人間力の魅力か……(*^^)v

母の一周忌、父の電話で催促されて
帰省した哲夫。
哲夫の就業を案ずる父だが
独り暮らしの父を、親戚や長男(兄)は心配する。

東京に戻った哲夫は転職し、金属関係の仕事に就く。
取引先の事務員:征子(せいこ)に恋した哲夫は
積極的に、アプローチする……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

序盤は、東京の哲夫。
飲食店のバイトをやめようと思っている。
“自活“し、誰にも負担をかけているわけではないが
父からは、帰省の運賃の心配をされる……

(個人的な詳細は避けますが、父の気がかりはわかる…
安定的な職と生活は、当たり前にあるわけではない。
体調その他で退職しても、順調な復活ができるかは不明…
本人は自分の人生を“選択“し、”自活”しているつもりでも
親ならば子供のことは気がかりで、“援助“できることは
本人が泣きつかなくても、援助したい……)

父は父で、まだまだひとりで、畑仕事をがんばれると
思っているが、近くにいる親戚にはそう思われていない。
いずれは、長男と暮らすのか……しかし
現実は、いろいろむずかしいの………(>_<)

そうこうして、哲夫は、金属関係の町工場に転職。
体力的にキツイが、がんばる!(^^)/
給料日に、皆と吞みにいくのがイイ☆
いかりや長介さんの生ビールの一口目が
Qoo~~~と気持ちイイ!(^^)/

哲夫は納品先の事務員:征子に惚れる。
(仕事も身が入りますよね!(^^)/)
なかなか話せなかった哲夫だが
彼女が、耳の不自由な方だと知った。
しかし、哲夫は諦めず、二人はつきあうことに☆

父は、戦友会の会合に参加するついでに
長男のマンチョンに泊まった。
将来の同居を見据えてのことでもあったが
かえって、同居の困難さを自覚したような……

急に倒れたら困る~ということで、同居を考えるのだが
動けるうちは、自由になる暮らしのほうがいいに、決まってる。
(私の親戚の100歳前後の方も、自分のペースで生活できるからと
子孫との同居せずに暮らしている。子孫は様子を見に行くが。)
部屋を割り当てただけでは、ダメなんです……

父は、哲夫のアパートに寄り
征子を紹介された。
結婚を意識した哲夫の覚悟に喜ぶ父がいい。
お披露目や孫の夏休みを考えて、岩手の家を守らねばと思う。
がぜん、元気になっているのがイイ☆

征子との会話のため、東京でFAXを買った父。                                                数日家をあければ、家に入るのも一苦労なほどの
雪を踏み分け、家に着いた。

しばし、東京の出稼ぎから戻ったときを思い出す父。
老親や妻、子供たちで、見るからに温かかった家……
今はひとり、父は、暗闇で暖房に火を入れた。

その光景は、やはり、残酷に移り行く時間の行く先ではあるけれど
彼には、息子(たち)がいる。
気がかりだった次男が伴侶を見つけ、幸せになろうとしている。
親として、子供が幸せであるのが、1番です!(^^)/

田舎の老父が、ひとり寂しく終わっていきそうだったが
やがて、家に明かりが灯っていったのが嬉しい☆

「息子」というタイトルだが、父親がメインだなと思ったけれど
まさにそうだった。
父親は、ひとりまだここで生きていくのだが
その生きがいや希望は、子供にあるー
特に、案じていた次男の未来が明るいのが
うれしい父親と……….


▼▼▼

老父の寂しさも頼もしさも、三國さんの背中含めて
じんわりとすばらしい………
私も自分のこととして、強く心に響きましたョ。(*^^)v




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『幸せなひとりぼっち』☆妻に先立たれたオット(夫)という男

1312.png


作品について https://www.allcinema.net/cinema/357362
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(スエーデン作品)

・オーヴェ: 職を解雇 やもめ
・ソーニャ: オーヴェの妻 教師 病死
・パルヴァネ: オーヴェの近所に転居 3人目を妊娠中

愛妻に先立たれ、解雇されたオーヴェは
何度か自殺を試みるも、そのたびに
“厄介”な隣人たちから“チョッカイ”が入ったー

孤独な老人が、隣人と仲良くなっていくのですが
偏屈に思われる老人にも、理由があるわけで
彼にも若い日々があったわけで……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

妻に先立たれたオーヴェが
何度も自殺を試みるのは、辛い……
なんだか、父のことが思い出された。

母の生前は、なんでも母まかせだったので
母の死後は、ひとりでは“人間らしい”暮らしができなくなったのに
施設入所を頑なに拒否した父。
施設の話をしたら、マンションのベランダから飛び降りるとまで…orz
(母の生前にも自殺をほのめかすことがあったらしく
近所の人から、マンションの資産価値が下がるからやめてと
言われたというのも、なんとも言えない…( 一一))

父の“妻に先立たれた夫の姿“は
とてもさみしく、気の毒なまでに不安定で
母亡き後は、生きる術がないというふうで
オーヴェが、妻の元へ行きたがるのもわかる……
(父は眼科手術後、そのまま施設入所した)

子供や孫がいたら、違っていたかもしれないが
昔、妊娠中の妻とバス旅行中に、事故に遭い
子供を失い、妻も車いす生活になった経緯があった。
(妻はその後教師に)

オーヴェは、地区の安全を守るために
友人ルネと、見回り・チェックをしてきたのだが
厳密に守ることが、段々、偏屈や頑固に見られ
軽んじられてしまうのは、残念なことです……orz

そんなある日、移民の家族が引っ越してきた。
(パルヴァネの家族)

パルヴァネは3人目を妊娠中の、しっかりママ。
というか、骨太というか図太いというか…..汗。

彼女は、緊急事態とはいえ、当然のように
オーヴェに車で乗せてって、と頼むのだが……
ちょっと当然の感じが強引で、オーヴェはたじたじ……
彼女の感覚だと
隣人は家族のようなもの~ということかな……(*^-^*)

彼女も悪い人じゃないんですが
今まで、寄らば切るぞ的なバリアを張ってきたオーヴェには
敷居のないズケズケ感(汗)には、圧倒されぎみ……

けれど、これくらいの“親近感“がないと
開かない扉もあるのかな……
逆に、こんな感じの方は、近しく頼みごとをしても
ホイキタ!と、わがことのように、受けてくれるモノ☆

そんなこんなで、パルヴァネ一家とは
家族のようになっていき
子供たちの“祖父“のようになったのはうれしい。
さらに、オーヴェがしまっていたベビー籠を
パルヴァネの3人目の子供のために使ったのも
すごくよかった☆(^^)/

そんな思いがけない幸せな出逢いは
妻が、遣わしてくれたのかな….

ケガの後、教師になった妻は気丈な人☆
“車いす“に対応しない建物では、不採用が続く…

(条件が整う人を採用するのが普通ですよね…
昔、ちょっと教えていたとき、寝たきり?になり
寝たまま運んでくれたら、教えることはできるのに…
などと思ったけれど、ムリですもんね。そのままお役御免に…)

けれど、妻に押されたオーヴェが、スロープを作り
採用を叶えられたのは、良き☆

妻の教え子と言う人が、近所にいて
オーヴェに“助け”を求めに来たとき
はじめは、拒否したオーヴェだが
「ソーニャ先生なら助けてくれたはず」の言葉に
思い直し、手を貸したオーヴェ。
妻が、近所の人との懸け橋になってくれた☆

妻亡き後、確かにひとりぼっちになったかもしれない夫。
しかし、妻への想いや、妻の生き様は
妻亡きあとも、見えない糸になって
近所の人たちとの絆になっていったよう………

友人ルネとのことも、深い。
仲が良かった頃もあれば
生活の変化で、疎遠になった頃もあった…
そして、今また、意思疎通は困難でも
ルネへの友情を、熱くぶつけた終盤のオーヴェ.。

ああ、よく考えれば、人は
本当にひとりぼっちってことは、ないのかも……
そうして
ラストに向けて、胸が熱くなる….


▼▼▼

自分も年を重ねてきて
将来には、具体的な不安を感じるこの頃…(>_<)
ギリギリまで
人の優しさや温かさに、包まれていたいです。(*^-^*)


PS:『オットーという男』のオリジナルだそうです。(*^-^*)





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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ラブレス』☆愛がない情けない親じゃない人間じゃ…

キャプチャ


作品について  https://www.allcinema.net/cinema/362653
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ボリス: 父 会社員 若い恋人は妊娠中
ジェーニャ: 母 美容サロン経営  初老の恋人あり
・アレクセイ: 12歳 息子

それぞれに恋人がいる両親は、離婚にあたり
息子を押しつけあった。
その口論を聞き、密かに泣いた息子。
数日後、学校からの知らせで、母親は
息子がいなくなったことに気づいたー

愛が無いーと言うタイトルですが
アレクセイが気の毒で可哀想で……orz(T_T)
身勝手な大人の罪深さ、まざまざ…
アレクセイのその後が気になって
祈るように観る。


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

母親は、きびしい実母から独立するために
結婚したといい、愛うすく育ったよう……
それでわが子に薄情~という背景になったのか。
だとしても、育てるうちに、愛も育まれるとも言うのに
わが子を慈しめないのは、残念なこと…(T_T)

父も母も、恋人には“愛”を語るが…
その“愛”ってなんでしょう….???
多分、気分で感じる本能的にすり寄りたい感覚?
だから、相手を思いやるよりも
自分の感情(欲情)の嵐の高まるままに
吹きすさぶものなのかと。

父親などは、12年前に妻にしたことと同じことを
若い恋人に繰り返していた。
「愛している、すっと一緒だ」
12年後まで、恋人とお腹の子の二人に
ソレが、約束できるのか???
妻も、呆れているが、あなたもョ!(>_<)

恋人とのデートで、息子の失踪にも気づかない。

警察に捜査依頼するも、二人は
息子の心配というより
面倒なことを早く処理したいという感じ…( 一一)
そういうのは、伝わるョ……(涙)

ちょっと事務的ではあるけれど(汗)
ボランティアの方は、ありがたいです。
チラシを作り、あちこち貼って
他人の子を捜索するのだから。
わが子にも冷たい親の前で……

ある建物で、息子の上着が見つかるが
外は雪。無事の可能性が低くなる…
それでも、無事を祈らずにいられない。

~中略~

そんなこんなで、ある遺体が発見されるが
両親はむせびながらも、“否定“し
勧められたDNA鑑定も“拒否”した。

↑ココは、思案のしどころ☆
アレクセイだとわかったのに、死を認めなかったのでは?
やはり、わが子の死を受け入れられない
残された親心のようなものーーという可能性が1つ。
あるいは
死に至らしめたのは、自分たちのネグレクトだという
罪悪感から、死を受容できなかったーというのも1つ。
あるいは
とにかく、死というゴールを避けたかったーというのも…

はたまた、絶望的な解釈は(汗もでない……)
死を否定しながら、息子の存在そのものを
暗闇のような現実の沼に、沈めてしまおというもの…
そうすれば、今、生まれた哀しみすら
はじめからなかったことになる……????
(いや、それはさすがにないでしょ…
親として、人として……
十分に嘆き悲しむべきだもの)

そうして、月日は流れ
夫婦(父母)は別れ、それぞれで生きる。
町には、行方不明のままのアレクセイの写真が
生き続け…

↑どこかに生きている希望―と言えば、聞こえはよいが
亡くなっていたのなら、弔いもされず
祈りもされないままーということかと思うと
いつまでたっても、人の愛(情け)にふれられないのかと
悲しくなってしまう………………………………

実家が処分されていく中
あの両親が、わが子の“遺品“をもっていったとは
思いにくい…orz
記憶からも、消すつもりだろう…….

そんな中、高い木の枝に、引っかかったままのヒモが
細くなびくのが、いい…………
あれは、アレクセイが何気なく、引っかけたものだった。

たとえ、親が忘れ、いなかったことにしようとしても
あのヒモは、アレクセイを覚えている。
彼の存在を、しっかり証明している。

なんかもう、それだけで
アレクセイへの優しさ、思いやり、愛を感じる……
たったそれだけであっても、そのヒモに
私も気持ちを、乗せたくなってくる………………
なんかもう………………………


▼▼▼

ラブレス~愛がない、愛されないのは
本当に悲しい……

愛も“無愛“も、誰にでも、重くかつ軽々しく
ありうることだけに
教訓や戒めを感じつつ、見入った。

“ない“のは愛だけじゃない……




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映画『湯道』☆最高な湯かげん!愛ラブ湯~♪(*^^)v

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/384169
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


・史朗(兄): 生田斗真☆  建築家
・悟朗(弟): 濱田岳☆   まるきん温泉(銭湯)
・いづみ: 橋本環奈☆  銭湯に住み込み

予告編の大浴場(銭湯)シーンから
楽しみにしていました!(^^)/

弟が継いだ銭湯に帰ってきた兄は
“改築“するつもりでいたが
弟が入院中、自分が湯焚きをすることにー

物語は、銭湯と兄弟の行く末にとどまらず
銭湯につどう人々それぞれの
“浮世風呂“にも、心温まりつつ
“湯道“の作法も、面白い。(^^)/

おっと、五右衛門風呂も良きョ…(*^^)v

▼~▼内容にふれて雑談です。
▼▼▼

1.“源泉かけ流し”にこだわる評論家  (吉田剛太郎)

入るたびに、ザバーンとお湯が溢れるのも
贅沢な温泉♪
温泉と言えば、“源泉かけ流し“にこだわるのも
わかりますョ。(^^)/
ふう~極楽ゴクラク~…(*^-^*)
評論家は、銭湯のまるきんが、温泉を名乗るのを
とがめたが、水道水でなく井戸水なので
源泉のようなものだとの反論もあり。なるほど☆

評論家は、温泉の風呂の湯を飲んで“利き湯“したが(汗)
ニュースでは、沸かし湯を不衛生に提供した宿もあり(鬼汗)
それこそ、温泉を名乗ってはいけないかと。


2.老夫婦のお客さん

入る前は、番台のそばで、小競り合いぎみの夫婦も
お風呂のリラックスが、優しい気持ちにさせてくれるのか
帰るときには、夫は妻に飲み物を買ってあげ
妻も夫に、敬意ある優しい言葉をかける。
いいなあ、そういうの……(^^♪

それを聞く番台の兄の心も、ほぐれていくのも良き……


3.湯道

最近は、サウナに“サ道”があるように
入浴にも、湯道があると。
この湯道は、茶道もどき?のようです。(^^♪

手ぬぐいは、“ふくさ”のようで
掛け軸あり、入浴手前あり!
入浴手前かあ~~。なるほど。

ひところは、かけ湯をしてからの入り湯が
最近は、石鹸で体を洗ってから、という“表示“を
各所でみかけ、作法となっている。

(よくいく入浴施設では
「ここで寝そべらないで」という表示が追加された。
たまに、ヴィーナスの昼寝?のように
浴槽の淵で寝ている方がいらしたからかな……(^^♪)

作法の“縁留”(ふちどめ)はすごい!
湯舟ぎりぎりで、こぼさないように入る。
表面張力パッツンパッツンの寸止めと言う感じ。
ザバーンと湯こぼし派の私には、ムリか…(>_<)

劇中、言ってませんが、入浴後には
「結構なお湯かげんでございました」
と言うのかな……(^^♪


4.五右衛門風呂♪

湯道の家元が絶賛した、とある茶屋の湯。
冒頭の水くみの伏線が、回収されていく。

水を汲んで、薪をくべて、温めるだけー
だけと言っても、それが重労働なのだけど
兄弟は、二人で、その風呂の素晴らしさを
体験し、共有する。

それは、入浴の真髄というか
湯の真実が1つ、ここにもあるョ感が
おまけのように見つかって、なんかうれしい。(*^^)v
(これは理屈じゃないのよ、きっと☆)


▼▼▼

Only湯~♪  の歌で
母子の想いをつないだのも
粋だなと思っていたら。
ラストは
皆が、湯につかりながら
湯are my sunshine~♪ を楽しく歌いつなぐ
大団円☆\(^o^)/

あ~、お風呂で温まりたくなってくる~♪(*^^)v



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