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映画『マリリンに逢いたい』☆愛たがるシロがいとおしい!(^^)/

キャプチャ


作品についてhttps://www.allcinema.net/cinema/150510
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・シロ(♂): 東京で大輔に拾われアカ島で暮らす
・マリリン(♀): ザマミ島で暮らす
・大輔: 加藤昌也(雅也)  帰郷しアカ島で民宿経営
・皆美: 安田成美  東京からの観光客(カメラマン)

昔、タイトルは聞いたことがありました。
ワンちゃんの映画だったんだ!(*^-^*)

沖縄の島から島へ、約3.3kmの距離を、シロが泳いで
マリリンに逢いに行くーー
(元になる実話があるそうです)

紆余曲折の末に、泳ぎ切って逢いに行くのかと思ったら
何回も往復して、逢瀬を重ねる。(*^^)v

シロの犬かきをみるだけでも、もう十分最高なんですが
一応、人間の男女にも、スジ書きはあります。(^^♪


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.シロの犬かき☆!(^^)/

泳いでマリリンに逢いにいく~  ←基本☆
  
このシロは、実話のシロなんだとか!!!!(^^)/
犬かきしてるのが、とにかくかわいい!!
足をバタバタして、グングン進むのが、愛おしい!

大輔が、民宿営業関係の届けをするため
ザマミ島の役場に行ったとき
友人の民宿に寄ったとき、シロとマリリンが出遭った。

始めの頃のシロは、まだ子犬で、小さくてコロコロして
白くてフワフワして、それはそれは、カワユイ☆(^^)/
マリリンとじゃれて、遊んで、よっぽど楽しかったんだね。

アカ島に戻って、海の向こうのザマミ島のほうを眺める
シロの姿が良き☆
ああ、向こうの島のマリリンに逢いたいナ~との心の声が
聞こえてくるョ……

大輔と一緒に、泳ぎの練習をしていたシロは
あるとき、なんかイケそうだゾ!(心の声(^^)/)
という感じで、犬かきを始めて、グングン泳ぎ出し
ちょっと遊びに来たョ~という軽やかさで
マリリンとじゃれた♪♪
で、しれっと戻ったので、人には気づかれず……(^^♪
そうして、カジュアルに行き来するシロ。
危険な海峡もあるのに、困難を乗り越えてます感なく
さらっとこなすのが、イイのョ!(^^)/


2.人間は不器用か…

シロを、東京のごみ捨て場で拾った大輔は
そのまま、故郷の沖縄に連れて帰った。
(ゴミ捨て場って、けしからんですよ!怒!)

夢だった民宿経営を始めるが、なかなか軌道に乗らないとき
縁あって、皆美が第1号の宿泊客になる。
大輔は、皆美に好意をもつが
シロのように、まい進する勇気はなく……
実は、皆美は婚約中であり、人にはいろいろ事情もある…


3.シロ~~~涙(T_T)  ↓ネタバレ?

実話では、マリリンは事故死するそうですが
映画では、違いました。

二匹でひとしきり、デートを楽しんだあと
マリリンは体調を崩してしまいます……

“二人“が仲良く、じゃれ合っていると
言葉がなくても、わかる部分があるんだな~などと
思ってしまいますが
深い事情を説明したいときに、困ってしまう……orz

うちのワンちゃんにも、説明できなくて困っても
ワンちゃんはあどけない目で、じっとこっちを見てるので
困ったねェ…などと言いながら
おでこを、なでなでしてあげると
しっぽを振ってくれるから、ホント、かわいくなっちゃうョ……

シロは、いつものように、マリリンに逢いにきたとき
犬小屋は、空っぽだった………
ウイルスに罹ったマリリンは、命を落としてしまったが
シロに移さないために、逢わせるわけにいかなかった。
けれど、匂いでわかるのか
シロは、埋葬されるところまで、走っていった!!!
↑ココで、もう号泣…….(T_T)

箱の中にマリリンがいるとわかったシロは
箱を開けて、マリリンに逢おうとした……….
でも、もうマリリンは死んでしまったの、とか
病気が移ると困るから、とか
シロに説明できないから
シロは、ただただ、マリリンに逢おうと
箱を、爪でガシガシして、もがいているの……
↑画面が、涙で見えないョ…………………

ついには、マリリンのお墓の前で
遠吠えするシロが切ない…………
マリリン、どうして、もう逢えないの?
とってもとっても、悲しいよ、さみしいよ……
と聞こえてくるョ…………


▼▼▼

シロの、一途で、ひたむきな行動力には
何かに、ためらっている人間にとって
背中を、押されるようで
シロの飼い主;大輔が、ラストを締めてくれる。

やっと鑑賞したワ、ンちゃんの名作映画☆
シロちゃんが、かわいくて、いとおしくて
ホント、すばらしかった!!!(*^-^*)


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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』☆一生さんの佇まいがとても良き(^^)/

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/386405
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・漫画家・岸辺露伴 高橋一生☆
・編集者・泉: 飯豊まりえ


原作未読ですが、ドラマの露伴(一生さん)の
エキセントリックな風情が、どこかレトロなムードで
気に入っていました♪
アノ露伴に、”ルーヴル”を重ねるとは!(合う(^^♪)
そして、露伴が
“この世で最も黒い絵“を求めるとは!(気になるゥ~(*^^)v)
しかも、最も邪悪な絵と!(ミステリーの香り)

▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ) 違うときスミマセン
▼▼▼


1.露伴がルーヴルへ

漫画家デビューまもない頃、ある女性(奈々瀬)から聞かされ
興味をもっていた“最も黒い絵“を
オークションで入手した露伴だが
自宅を襲われ、絵の裏を荒らされる。
どうやら、その絵の“もと絵“は、絵師:仁左衛門の作で
今は、ルーヴルにあるとわかる。

ルーヴルに向かった露伴♪

露伴=一生さんの風情・たたずまいが
なんかもう、いわくつきで(イイ意味☆)
こだわりあり、ひとくせある漫画家先生に
ピッタリなんですよ!(^^)/

カジュアルな恰好の来館者に
「ルーヴルへの敬意が足りない!」との説教も
露伴センセイなら、納得のアリでしょう!(^^)/

そして、ルーヴルでも、♪ヘブンズドア♪
人の心を、本にして読む、露伴ならではのシーンあり。
(正直、あの“本“のパラパラめくりは、ページの厚さに違和感あるのだけど(^^♪)

模写OKのルーヴルですが
奥の(隠し)倉庫で、模写でなく贋作製作が行われていたらしい。
(が、真相のメインはそこではなく(^^♪)

奥の倉庫にあった、“黒い絵“を見た人たちが、取り乱し。
死に至らしめるほど!
その絵の“怨念“が、見た(触れた)人の”後悔”を
呼び覚ますらしい………..(見てもナンともない人も?(^^♪)

露伴も、“誰か“に襲われ、”誰か“に助けられるが
一体、何がどうした??という感じで
謎の闇に入っていく。


2.黒い絵  ←超気になるゥ~(*^-^*)

黒といっても、何通りもあると言われマス。
最も黒い黒は、炭なのだそう。
イカ墨は、真っ黒のようでも、あれはセピア色と、

仁左衛門が、やっきになって、こだわりの色を求める姿は
個人的に、大好き☆(^^)/
凡人の私には違いがわからないところにこだわって
濃い黒・深い黒を求めるのが、好き☆(^^♪

(仁左衛門は、一生さんが二役☆
端正かつ絵への情熱の姿が、良き☆
一生さんを二倍、堪能できます!(^^)/)

仁左衛門の妻(奈々瀬)が、御神木の黒い樹液を見つけ
仁左衛門は、それで描く。
(その樹液は個人的に、のり佃煮みたいな感じ…

しかし、“御神木“であったため、咎められ
役人とのいざこざで、妻を殺された仁左衛門は役人を殺し
返り血のように、樹液の黒まみれになりながら
感情を絵にぶつけた!


3.黒と闇

露伴が若いときに出逢った女性も
仁左衛門の妻も、奈々瀬。
(生まれ変わりのように、木村文乃さん二役)
因縁の強さは、仁左衛門の妻の実家は、露伴の先祖。

絵の黒は、見た人の心の闇を写すのに、絶好の設定です。
黒は、拒絶する強さがありながら、一方で
否応なしに、深くひきずりこむ強引さもある色。

人が、自らの罪や後悔を見つけてしまうには
うってつけなんでしょう……
のみならず、ココでは、親族?の因果まで背負うらしい…

血縁、血の呪いなどと言いますが、それが赤なら
ココでは、黒の因縁か。
それほどまでの、“黒い絵”の“黒”とは、どんなだろう。
すごく見てみたい!(^^)/
見たら死ぬかもしれないほどの“呪縛“を背負うのは
やはり、究極に真っ黒な黒が1番なのだろう。


▼▼▼

一生さんの露伴は、適役☆
ナニ様ムードも、スタイリッシュでピッタシ☆(^^)/

“人間の手に負える美術館じゃない”(by露伴)
そんなルーヴルが舞台なのも、とても良き☆(^_-)-☆





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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『最後まで行く』☆ノンストップに“轢き“込まれる!(^^)/

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/385943
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。(リメイクだそうです)

工藤刑事: 岡田准一☆
・矢崎監察官: 綾野剛☆
・仙葉(親分): 柄本明☆
  工藤と癒着
・尾田(チンピラ): 磯村隼人☆  工藤に轢かれる

予告編では、チンピラの工藤を、スマート刑事の矢崎が
追っているのかと思っていました。
が、工藤も矢崎も警官だった……

母の危篤で、急いでいた工藤の車が
人を轢いてしまった!
同時期、工藤とやくざとの癒着疑いで
署に、監察官(矢崎)もくるという……
工藤の“不運“がどうなるのか、どうするのかに
見入っていたら、時間が巻き戻った!
不運な人生は、工藤だけではない(汗)。
轢かれた男にも………滝汗。

工藤と矢崎の関係が、いい意味で
トンデモないです…( 一一)

裏でナニが起こっているのか、真実はなんなのか
サスペンスの謎解きが
二人を太い軸にした経過となっていて
刺激的だし、すごくテンポよい!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!!!)
▼▼▼

1.あわてる工藤(^^♪

人を轢き殺した工藤を、かばうわけではないですが(汗)
バレないように悪戦苦闘するサマを、応援してしまう。

とりあえず、遺体をトランクに入れるも、ときは年末、
飲酒検問に止められる…汗。
あわやというところで、通りすがりの監察官:矢崎が
うまく入ってくれて、かつ
母の危篤(~死去)ということで、立ち去れて、遺体はバレず。(*^^)v

遺体を母の棺桶に隠すのは、不謹慎ながら、ナイス☆
(スマホを取り出してないので、鳴るのはキケン…)
しかし、安置所といえど“安置“でもなく
業者がやってくるので、油断できない工藤……(>_<)
(このドタバタヒヤヒヤは、コント…(^^♪)

しかし、そのまま“被害者“を荼毘にふすわけにはいかない事態に!


2.轢かれた男:尾田

あわてて飛び出して、工藤に轢かれた尾田は
実は、矢崎に撃たれていた!
二人はグルで、大金を保管していたが
尾田が裏切っていた。
(しかし、二人そろっての“キー“が必要だと
尾田は知らずに、失敗した)

轢かれる前に、ほぼ殺されていたとわかり
ホッとする工藤だが、そんな安堵は
無意味になっていく展開に、ドキドキ……汗。


3,矢崎

署の汚職疑いを、調査するために
年末の、しかも自分の結婚式の当日に
監察に出向いた、矢崎監察官。
なんて職務に真面目なんだ……
頭かたいほどの正義感なのか……
と思ったら、ちがった。( 一一)

矢崎は、上司(妻の父)に命じられて
ヤミ金を、管理していたのが
尾田に裏切られ、立場が危うい……汗。

~中略~

金庫を開けるのに、尾田の“指紋“が必要なので
工藤から、尾田の遺体を奪いたい矢崎は
工藤の娘を、人質にとってまで!(>_<)
(↑矢崎=綾野は、『日本一悪い奴ら』って感じ……( 一一)

工藤は工藤で、尾田の指を切り取った遺体を矢崎に渡し
自分がカネを奪おうと、案外、あがく。(^^♪

そんなこんなで、工藤と矢崎の戦い
(泥仕合&流血の惨事)が、最後まで続く――
(↑矢崎は不死身なの?ゾンビ?
苦笑するほど、奇跡が強い。(^^♪)


4.仙葉の親分(汗)


工藤・矢崎・尾田が、ドタバタ・ジタバタするさまを
“面白い“と、気分転換に楽しんだと思った本作。

↑工藤も矢崎も、警察じゃけェ何してもエエんじゃ…のノリだと
感じていたのだが……
漁夫の利をかっさらったのは、その3人にうまくからみついた
仙葉だった!!
(そうだ!ヤクザの親分こそ、何でもアリじゃけェ…だった!)


そして、もはや蛇足的に(汗)
工藤vs.矢崎が、最後の最後の最後まで、つづいた…………
(銭形警部が、ルパンをどこまでも追いかけながら
なんだか楽しそうに終わるような……爆)

▼▼▼


汚かったり、痛かったりする話ですが
ノンストップに面白くて、引き込まれてしまった!
ちなみに
引き込まれるの“引く“は
“轢かれる”の“轢く“でも、ココではOKな感じ。(*^^)v





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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』☆ハンパない!ダンテの破壊力しつこさ(汗)

キャプチャ



作品について https://www.allcinema.net/cinema/387050
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・ドミニク(ドム): ヴィン・ヴィーゼル☆
・ダンテ: ジェイソン・モモア  ←今回の悪玉

ストリートカーレースから始まって
窃盗も始め(汗)、そんな窃盗が
“ミッション“レベルになり
車ごと宇宙に飛び上がったこともあった、本シリーズ。

スケールアップした、モノ凄いカーアクションに期待☆(^^)/
ストーリーは、アクションの理由付け位でいいのですが
ドムのファミリー愛と結束が、ベースにあるのがGOOD☆(^^)/

今回の敵:ダンテは、父と財産を失った恨みで
ドムを苦しめる。
ドムだけでなく、彼の愛するファミリー(や仲間)を
標的にするので、被害が広くダメージ「も大きい!(>_<)

うわあああああああ~~!!!(>_<)
と鳥肌モノのシーン満載!(惨事でもある……汗)


▼~▼内容にふれつつ雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.ローマが壊滅的打撃(滝汗)

騙されて向かった先、ローマで
ダンテにさんざんな目に遭うのは、仲間たち……
(ドムも応援に向かう)

ローマの町に、大きな爆弾を仕掛けようとするダンテ。
(黒い鉄球のような爆弾は、サイズ的にも
かつて、浅間山荘あたりで見た記憶が…………)

起爆装置をダンテがもつので
転がったリ落下しただけでは、爆発はしない。
けれど、ぶつかれば破壊力が!(>_<)
玉突き事故のひどいのみたいに
爆弾に当たった車は、次の車や器物を
次々に損壊……

『ローマの休日』のスペイン階段っぽいところも
グッチャグチャ……( 一一)

ドムの機転で、爆発の被害は、なんとか最小限に。


2.充実のゲストたち(^^)/

ドム・仲間たち・妻子らが、バラバラになっているので
お互いに安否が心配なだけでなく
そこここで
シャーリズ・セロン、ジェイソン・ステイサム
ヘレン・ミレン……etc.らが、要所要所で
キュッと締めてくれるので、飽きない。
どころか、ドキドキしっぱなし!


3.ストリート・カーレースが…orz

作品が、スケールアップすると、もう
原点のストリート。カーレースの出る幕はないかな…
と思っていたら、ダンテと勝負!(^^)/
ああ、やっぱりやってくれるのは、うれしい♪

――と思ったら…
まともなレースではなかった……
正々堂々ではないことは、前にもあったかもしれないが.(汗)
ダンテは、走行中の他の車に、爆弾を付けた!
同時には救えない状況をつくったダンテは
ドムに、助ける車1台を選ばせた!

ドムの良心を苦しめるダンテ……
ダンテ参戦のカーレースに、爽快は、期待していなかったけれど
なんて後味の悪い……( 一一)


4.ジェイコブおじさんとリトルB(ドムの息子)

ドムをじわじわ苦しめたいダンテが
サプライズと称して、あちこちでやらかすのだが
ドムの息子は、心強いジェイコブ叔父さんと行動をともに。。

ジェイコブは、爆弾をいくつも積んだ車を走らせ
ダンテの嫌がらせに応戦する。
きっと、うまく切り抜けると信じているうちに
ドムの応援が間に合った!\(^o^)/
と思ったが
油断ならないダンテには、ダメ押しのように
ジェイコブは身を挺して、ダンテを阻止……orz


5.ドムと息子

パパと一緒になったから、息子くんは大丈夫♪
と思っても、ダンテはしつこく、しぶとい……
ダムで、大型トレーラーにはさみうちされそうに!(>_<)

前に、ドムのハンドルさばきで
ヘリ2台を衝突させたのも、凄かっけれど
ダムでの、大型トレーラー2台の正面衝突の
壊れっぷりも、圧巻だった!

はさまれる直前に、ダムの頂上から、車で下降したドム。
下降?滑走?
(ギアを入れてるの、どこをどう操作するの??
普通車ではないから、デキることなんでしょうが…)

ダムの岸辺についた父子に、安心してはいけなかった!
いつ準備したの!と思うのだけど
やたら先回りするダンテが
ダムごと爆破しようとしていた!
危うし!ドム!どうする~~~~!(>_<)


▼▼▼


一言で言えば、心臓バクバクしっぱなしで痛快です!(^^)/
やたら壊すだけでなく(汗)
それまでの経過がコっているのが、ニクイです。

できれば、応援上映で
ワー!とかキャー!とか、ヤッバ!とか
心の声をもれなく出して
なんなら、隣の人と
そこここ切り抜けたシーンで、ハイタッチしたいです♪

次回作(後編?)も、絶対劇場で☆(^_-)-☆



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『ヴィレッジ』☆“村”=呪縛からの解放と納得

0518.png


作品について https://www.allcinema.net/cinema/382909
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

片山優: 横浜流星☆  ゴミ処理場に勤務
優の母: 西田尚美☆ アルコール・ニコチン・パチンコ依存  借金漬け
美咲: 黒木華☆  東京から戻りゴミ処理場に勤務
村長: 古田新太☆
透: 村長の息子 ゴミ処理場を仕切る
恵一: 美咲の弟 ゴミ処理場に勤務

冒頭。
村の民俗芸能の薪能の炎と重なるように
放火・火災の映像が重なる。
伝承は、能だけではない。
いわくある事柄は、いつまでも過去にならない…

横浜さん=優の、絶望感ただよう風情が
気になっていました!
彼は、父の“コト“で、村民から後ろ指をさされ続け
依存症の母の借金返済のため
ゴミ処理場で、奴隷のように働いていた。
その出口を願いつつ求めつつ、鑑賞☆(^^)/


▼~▼内容にふれつつ雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

新型コロナが流行し出した頃、
聞いた話では、(地元の)ある村では
患者第1例目の家は、村八分になったとか
感染した家は、村人から、家や車に何かされたとか
遂には、引っ越して、村を出ていったとか………
小人口の“村”での風当たりの強さは
そこでの逃げ場がなく
そこで生きていけない感じになるのが怖い……(>_<)

優の“村“では、多様性も選択肢もなかった。
優は、犯罪者の息子という目でみられ
ダメ母の借金、返済しなくてはいけない。。
仕事場は、村の産業ともいえるゴミ処理場。

このゴミ処理場は、仕切ってる奴がゴミ…( 一一)
村長の息子(以下:ゴミ息子)で、やりたい放題。
賭けの道具に、優をボコボコにさせる…
(勤務中なのに(>_<))
さらに、ゴミみたいな奴らが(汗)
夜に搬入する不法投棄の始末をさせられる優。
(そうでもしないと借金が返せない!)
弱みとばかりに、それを撮影してくるゴミ息子には
イライラするヮ…( 一一)

両親のせいで、尻ぬぐいさせられる、優が気の毒…
自分だけでも、村を出るべきでは??
でも、母親を見捨てられないんだね……

生き地獄のような優にも、転機が来た。
帰郷した美咲が、ゴミ処理場に就職して
ゴミ処理場の“広報“担当に、優を推薦した。
(父のことで反対する者もいたが、乗り切る(^^)/)

身だしなみも表情もパリッとして
生き返ったような優。(母親の件も、上向きに(^^)/)
ああ、このまま前向きに行ってほしいナ……

しかし、暴君が1人いるだけで、戦争が終わらないように(汗)
ゴミ息子がいるんだナ……ココには……( 一一)
ゴミ息子は、優とイイ仲になった美咲に、横恋慕していて
あるとき、美咲の自宅に来て、襲った!(>_<)
助けに来た優も、クマのようなゴミ息子に、殺されそうに!!(>_<)


さて、能に親しむこの村にあって
美咲にも優にも、能は近い存在。
幽玄な能には、夢うつつの夢も重ね…
父の事件のことも、自身の不遇のことも
過去も未来も、すべてが
夢まぼろしであったら、よかったのに………………

しかし、現実を掘り起こした者がいた。
美咲の弟:恵一だ。
不法投棄したものを見つけてしまい
なぜか、村長の弟に報告(タレコミ)してしまった!(>_<)

↑本当は、正しいことなんですが
村長から、対応を丸投げされた優は困る…汗。
自分も、その片棒を担いだことあるし
写真も撮られてるし
広報担当の今は、世間にもれたら大惨事!

↑優の味方目線なので、恵一には
余計なことして!……と思ってしまう私……
幸せに行っていた優も、足元が崩れる危険に
落ち着きも、人間性も失いそうに……
(人は境遇で、鬼にも仏にもなるという人間臭さが
横浜さんで観られるのは、良き☆)

そうこうして、ゴミの埋め立てから
ゴミ息子の遺体が発見された!

ゴミ息子のスマホも一緒だったから
写真や動画から、最期には
美咲と優が一緒だったとわかってしまった!
(なぜ、スマホを取り出さなかったの……)

ココからは、末期的……orz
優は、村長に、ゴミ息子の“件“を話した。
すると、村長:父は、トラブル息子がいなくなって
むしろホッとしたなどと言い (滝汗) しれっと
優とともに、村を盛り立てようと、のたまったあげく
ゴミ息子殺しは、美咲にしようと言い出す…orz
(実は、優を助けようと、美咲がはさみで刺殺したので合ってる)

立場を利用し、優をイジメ放題で
好きな女を、わがものにしようと襲って
それを阻止しようとした優を、殺そうとし
優を助けようとした美咲が、“防衛“した――だけ。
元は
ゴミ息子のアレコレが悪いから
そうなっただけなんです!

そもそも
その大元は、親の村長ではないか!!!
(育て方とか…もう銀河鉄道パパの爪垢すらもったいない!)
この村を盛り立てて、云々…と言っているが
この村がダメになったのは
済みにくい場所にしてきたのは
村長家なんじゃないんですか!(怒)

かつて、信念のあった父が、そうしたように?
優は、このゴミ父村長を手にかけた。
そして、父と同じように、火をつけた……………

それは、優にとって、新たな苦難の始まりかもしれないが
一方で、彼をがんじがらめに閉じ込めていた
“村”という元凶を葬り去った、という解放だったのかもしれない。
(村長の母は、巻き添え……(>_<))

優に、未来や希望を祈るのは、もはや
私の自己満足でしかないかもしれない。
けれど、この村の能になぞかければ
幻でいいから、優の中に“納得“があったならいいナと……
ラストの表情から……


▼▼▼

都会にいると、のどかでいいと思うこともあるようですが
田舎暮らしは、それなりに、色々キビしさもあると…
「村」というタイトルに、「険しさ」を覚悟して鑑賞しましたが(汗)
横浜さんの表情、人物変化は、とても良き☆(*^^)v
人間臭い作品、今後も期待です!(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『TAR/ター』☆ケイト=ターのキャラ圧!(^_-)-☆

キャプチャ


作品について  https://www.allcinema.net/cinema/384686
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・リディア・ター: ケイト・ブランシェット☆  指揮者♪
・シャロン: ターの恋人  バイオリニスト
・フランチェスカ: ターの助手
・オルガ: 若いチェリスト


女性指揮者が、なにかと苦労して
(オーケストラの解散危機とか、団員との軋轢とか)
ついに
名演奏の大団円で終わるのかと、思っていました。

小学校のときの友人のお姉さんが、指揮者なのですが
初めて知ったときには、(指揮者=男性との思い込みがあって)
衝撃的に新鮮な印象でした。

そんなことを思い出しつつも、女性指揮者ターは
全面的に、ケイトの迫力あるパワーで
始めから終わりまで、押しまくられた感じです。
(ドイツ語も交えた、怒涛の長ゼリフは
ドキュメンタリーを見てるみたい)

強烈な個性は、サクセスストーリーではなく
成功後の日々にある、それなりの苦悩と
身から出たサビ?に、まみれた感……汗。


▼~▼内容にふれつつ雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

まずは、ターの現状。
あのバーンスタインを師と仰ぎ
あのベルリンフィルの首席指揮者にして
あのジュリアード音楽院で、教鞭をとる。
マーラーの録音は、交響曲第5番を残すのみで
作曲にもとりかかり、自伝の出版も……
エネルギッシュな忙しさは、ボロボロどころか
その人を充実させ、キラキラさせる♪♪♪

楽団員も、恋人も、助手も
養女のイジメっ子も(汗)
ターの魅力や畏怖やらで、ひれ伏してしまう……

序盤の印象的なシーンは、ジュリアードの学生との悶着。
(意外だったが)ターの専門は、民族音楽。
そのためか、ある男子学生は、いわゆるクラシック音楽でなく
民族音楽を披露したのだが
ターがバッハについて尋ねたとき、彼は
子だくさんのバッハを女性差別者だから好まない、と答えた。

彼の言うことに耳を貸しつつも、納得しかねるターは
彼に議論をしかけることになり、結果
ロボット呼ばわりされた彼は、悪態を吐き、退場した……

私こと、個人的には、彼の考えには賛同しかねマス。
いくら、いい作品でも、作者に納得できないと
坊主憎けりゃ袈裟ま憎いということなんでしょうが
バッハの性格や価値観はどうであれ
それらを無視できるくらい、演奏したくなる作品だと思いますョ♪
それに
学生が演奏したアフリカ音楽(だったか)ですが
アフリカにも、ひどい女性蔑視の風習あるじゃないですか…(汗)
なんだか
平等を意識するあまり、逆に、排他的・差別的になるという
矛盾が生じてる印象なんですよねェ…

ターがレズビアンというのも、ジェンダーフリーやLGBTQの
男女同権etc.の意図なのかな……と思ったけれど
ん?ちょっと違う???

ターは、養女の“パパ“だと名乗るシーンあり。
ということは、彼女は、男性としての立場なのか。
ということは、女性指揮者でなく男性指揮者として
タクトを振っているのか………?
(必ずしもそうというわけではないけれど
女性が、男性と同じ扱いを受けるには
(立場など)男性になる必要のあることがあります……
女性のままでは、男女同権にならないのなら
男女平等とは違うと思うの…
けれど、本作では、それを主張しているわけではなさそうなので
スルーしときましょ……(^^♪)

そんなわけで、ターを男としてみれば……

恋人のシャロンは、まんま“妻“の立場。
心を許せる相手ではありますが
“甘え”すぎると、捨てられることはある…orz

助手のフランチェスカも、信頼大☆
この方は、微妙です。(^^♪
副指揮者の地位を狙うから--だけでなく
ターには愛人的な想いも、あったのか……
ターが、弟子(クリスタ♀)のメールの無視・削除を命じたとき
フランチェスカは、従わなかった。
(彼女のことをよく知ろうとし、保存しておきたかった?)
元カノと知ったクリスタを、スパッと切れるターに対し
明日は我が身の危険を感じたための、防衛策か???

いずれにせよ、好意的であっても、愛であっても
その想いが強ければかえって
逆風が吹くときは大暴風になり、見限ることに….orz
心が離れれば、人は去る。

けれど、帝国に君臨する暴君は
足元の火種には気づかないまま
(“裸の女王様”になっていることも知らぬまま)
次なる“お気に入り“が、目に入っちゃう…( 一一)

ターは、新人のチェリスト:オルガを見染め
理由をつけて、次の公演のソリストにした。
納得しかねそうな団員たち……

指揮者として、自分の音楽をつくると言う点では
誰にも何にも妥協しない—というのは、あるとは思う。
(ただし、理解や協力を得ながらネ(*^^)v)

しかし、そんな“女王様“グセが
指揮以外の日常のあちこちで、出まくってしまうのは
人としての破綻なんだと思います。
(例えば、日常で幻聴がやたら聴こえるのは、その暗示?)

ターは、例のクリスタ側から訴えられ
事実上、その地位を失うことになっていく--

しかし、ターは、アジアに活路を見出したらしい…
(“裸の女王様”は、誰かに裸を指摘されなければ
いい意味で、そのまま歩み続けられそう…)

アジアで、ターに、お勧めされたマッサージ店は
純マッサージではなく、居並ぶ女性を指名するたぐいの
“男性向け”の店だった。
ターは、ソレを好む男性客とみなされたのか?
不快になったターは、“裸“の自分に、少しは気づけたか?

意味深なのは、ラストシーン。
ターは、そのアジアで、指揮していた。
戦士のコスプレ(ゲーム?)した客の前で…
コレは何??
幻聴超えた、幻覚か???
フツーじゃない状態でも
リセットすれば、何度でも闘えるってか???
強きターよ………………(^^)/

▼▼▼

一言で言えば、メインは
音楽性や芸術性ではなかった…?(^^♪

偉くなっちゃった“裸の女王様”の気丈さは
あたかも、不滅のオバタ〇アン(汗)。
指揮棒を振るごとく
他人の人生をも、振り回したあげく(汗)
1度は、自分もつまずくも
不死身のたくましさで
わが人生は、棒に振らない……(*^^)v

ケイト=ターのキャラ圧が過ごすぎる!
Sehr gut!(^_-)-☆



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『MEMORY メモリー』☆認知症の殺し屋ダンディなリ―アム!

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/387128
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・アレックス(殺し屋): リーアム・ニーソン☆   アルツハイマー病+
・セラ(FBI): ガイ・ピアース☆
・美魔女社長:  モニカ・ベルッチ☆ 

リーアム・ニーソンの殺し屋モノは見なければ!(^^)/
彼の殺し屋像は、硝煙キナ臭い感じでなく
品があって紳士的な感じなので、好きデス!(^^)/
いつまでも、ダンディだな~と思っていたら
今回は、認知機能(記憶力)の低下ある
年齢を感じさせる設定と…………
(そーゆー設定って攻めてますよね……
007シリーズでは考えられないかと……)

とにかくもう、ストーリーそっちのけで
リーアムの殺し屋稼業を、見るだけでいいと思っていたら
単に、対FBIというわけでなく
真の敵がいたりして、よかった!\(^o^)/
なのに………orz
まさかの展開?もあって(涙汗)
でもそれなりに、よかった!!(*^^)v


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

冒頭から、サクッと仕事(殺し)を片付けるアレックス☆
けれど、記憶が怪しくなってきたので、引退を考える。
されど、こーゆー稼業って、足抜け難しいですよね…汗。
有無を言わさず、仕事が入ってしまうが
対象が少女と知り、パスしたアレックス。

一方、FBI(セラら)は、メキシコからの不法移民の
人身売買の容疑を捜査していたが、セラのおとり捜査が失敗し
売春少女の父(情報もってそう)を、死なせてしまい
少女を重要証人として、移民収容施設から別宅に移して
保護していた。
(アレックスはその少女を殺すはずだった)

事情があるとはいえ
父が娘に売春させる感覚が、理解できない……( 一一)
「銀河鉄道の父」の爪の垢でも煎じて飲ませたいョ)
そんな父を頼らざる得ない少女の境遇が不憫…orz
しかも
(アレックス以外の人に)殺されてしまう…………..orz

少女殺しのニュースを見て、慌てたアレックス。
自分が殺したのかどうか、覚えていない……汗。
犯行時刻に一緒にいた女性に、アリバイを確認する。
何をしたかしないか覚えていなくても(汗)
アリバイがあるのは、良き☆(*^^)v

どうも、人身売買を牛耳っている白人の大物がいるらしい。
ソイツが指示しているらしい。

さて、モニカ・ベルッチ大富豪社長が
年齢不詳にキラキラセレブで、登場!(^^)/
電話で、大口の寄付して、イイ人っぽい……
と思ったのもつかのま。
彼女が、ラスボス悪役だった!でも、なぜ?
(以下、モニカ・悪ッチということで、ワルッチと呼ばせて頂きます)

ワルッチは、バ〇息子の悪趣味の言いなりに
不法移民を食い物にしていた。
ほかのバ〇にも、未成年を“融通“して、弱みを握り…( 一一)
バ〇息子の悪行がバレないように
関係者を消す依頼をしていたワルッチ!(>_<)
(親の愛情の方向性がおかしい…( 一一)
彼女にも、“銀河鉄道の父“の爪垢を飲ませたい…….)

ワルッチが、人身売買・殺しの黒幕だとわかる証拠の
通話記録をゲットしたアレックスだが
なにぶん、記憶が……
どこにしまったっけなァ……(>_<)
大事なものほど、通常でないところに隠しがちで
誰にも見つからないところに隠してしまい
自分でも見つからないこと、ありますよね……汗。

アレックスを逮捕すべきFBI:セラだが
少女殺しへの怒りは、アレックスと一緒。
ワルッチを逮捕したいが、証拠がないので苦戦……

アレックスが口にしたのは、謝った単語のつづり。
謝りは、認知症のせい???と思ったが
それは、隠し場所のヒントだったとあとでわかった!(^^)/
アレックスが、アジトにした廃墟が
実家の元パン屋さんだったのも、伏線となる。(*^^)v

船のパーティに潜入し、バ〇息子を
いつものように、サクッと始末したものの
ワルッチを逮捕できない可能性に絶望したアレックスは
自ら、敵の弾丸の雨の餌食に……orz
え!?
主役不在となった終盤…( 一一)

しかし、ワルッチ放置のまま終わるわけはなく
思わぬ形で、成敗される。
ソコは、急な展開で
因縁のセラ刑事に、容疑がかからないように
同僚女性が、アリバイを作った感じになっていたのも
なにやら謎めいていて………

でも、やはり、モニカ・ベルッチは
リーアム・ニーソンとの2ショットで
美麗かつサクッと、成敗されてほしかったナ~。


▼▼▼

認知機能の低下により
ご飯を食べたかどうか、忘れてしまうこともあるように
殺したどうか覚えていないということも……汗。
そんな殺し屋の記憶のかけらに
重要な意味があったのは、とても良き☆
もちろん、ダンディなリ―アムを、堪能できたのも☆(*^^)v




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映画『銀河鉄道の父』☆役所さんの「雨ニモマケズ」に泣く(T_T)

キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/384810
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・賢治の父: 役所広司☆
・宮沢賢治: 菅田将暉☆


役所さんと菅田さんに期待して鑑賞☆(^^)/
宮沢賢治さんでなく、お父さまに着目というのに
興味をひかれます!(^^)/


▼~▼内容より雑談です。
▼▼▼

子供の頃にふれた賢治さんの印象は、
畑と文学。
いわゆる作家とは違って、農民作家?と紹介した文もあったかと。
農業とともに生きて、若くして亡くなったー
くらいしかご本人のことは知らない私………orz
農家のお生まれと思ったら、実家は質屋の
長男でした。(跡取り)

冒頭から
列車内で、息子(賢治)の誕生を喜ぶ父の姿が、良き☆
それだけで、もう胸アツな私………
当然ながら、親は生まれたときから子供が大事☆(^^)/

賢治が腸炎で入院したとき、付き添った父。
これは、重要な案件でしょう!(^^)/
どれだけ心配して大切に思ったことか……

そうやって、ああやって、手塩にかけても
子供は、わが道を行く………………
それが成長というものかもしれないけれど
賢い賢治は、賢い分、考えが深くて
黙って家業を継ぐことに収まらず
農民の暮らしについて考え、悩む……………

(お釈迦様も、王子という身分で、悩まずに王位を継げたのに
生老病死、人の苦悩について悩み、城を出たことに似るような…)

(お釈迦様のご縁かは知らぬが)
日蓮宗に傾倒する賢治。
ソレが悪いとはいいませんが、実家の宗派と異なるし
人騒がせなパフォーマンスになってたし………orz
(私の実家のほうでも、冬になると、あの太鼓を叩きながら
寒行をして回る一団がおられて
た〇りが来たなどと言って、脅える子供だちもいた……)

進学もさせ、お金も出した父。
けれど、愛する長男は、質屋を継ぐ感じではない………
親は、子供が跡継ぎだから大切にするわけではないし
子供が大きく成長してくれるのはうれしい…
でも、やはり、自分の分身のようで
自分の命や生活の“続き“を、つなげてほしいものだ………

菅田さんの賢治像がイイ☆
実直で、こうと決めたら譲らなさそうな強さ。
それでいて、にじみ出る優しさ、温かさ…

そして役所さんも☆
懐が深くて、存在の大きい父親が
わが道を行く息子に
ため息をつくような表情を、感じさせる横顔が
とてもとても、胸に切なくてイイ………………..

物語や詩を作ってあげた対象だった妹が
若くして、結核で亡くなったあと
賢治も結核にかかってしまった!

その頃は、文筆もしながら
農家の方に、農業を教えていた賢治。
(私の家の畑にもスギナが生えるところがあって
酸性土壌だったか!(>_<)賢治さんから教わる。)

離れの一人暮らしがムリになり
家族のもとで、看病されることになった賢治。
父は、病気が間違いではないかと医師に詰め寄ったが
この気持ちを思うと、本当につらい……
娘も亡くなり、長男まで死を待つ身とは…………orz

そうして、いよいよ臨終近いとき
父は賢治に「雨ニモマエズ」を、大声でそらんじてきかせた!
息子の作品を暗記したのは、何度も読んだから。
何度も読んだのは、それがいとおしかったから。
(ただ気に入ったというのとは、意味と重さが違う)
大切な息子の生み出した作品だから…………
涙でいっぱいです…………….

そうして、旅だっていった賢治…………
なのだが
亡くなった妹と賢治と父と3人で
銀河鉄道に乗っているラストシーンがイイ………

冒頭の、賢治が生まれたときの列車と呼応して
人生・命を、父の愛で大きく、ぐるっと包んだ感じ。
賢治の作品とともに、永遠に終わらない世界へ
つながっていく感じで…………………

ところで(余談です)
先日、花巻の温泉に行きました。
花巻と言えば
宮沢賢治も、このあたりで生まれたんだな~と思っていたら
大谷さんという名前を、何件か見つけました。
そういえば、大谷翔平さんも、花巻東高校だったか…
このあたりの空気を吸って、生活してたんだね…などと
しみじみ……(*^-^*)


▼▼▼

宮沢賢治の作品が、広く知られるようになったのは
彼の死後だそうです。
(文筆で食べていたわけではなかったと)
作品を、彼は“.自分の子供“だと言っていた。
たくさんの子供たち
世に送り出してもらって、よかったよかった☆(^^)/



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テーマ : 邦画
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映画『エヴァの告白』☆移民女性の困難と“男の白状”(汗)



キャプチャ


作品について https://www.allcinema.net/cinema/347717
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
(原題: THE IMMIGRANT)

・エヴァ: マリオン・コティヤール☆   ポーランド移民
・ブルーノ: ホアキン・フェニックス☆   興行師
・オーランド: ジェレミー・レナー☆    芸人  ブルーノのいとこ

1921年.ポーランドからアメリカ(NY)へ、妹と渡ったエヴァだが
妹は結核で収容され、滞在予定の叔父夫婦は、いないものとされ
送還されそうになった。
そこへ現れたブルーノのおかげで、入国できたエヴァは
ブルーノのもとで、“劇場の仕事“をすることになったー

か弱くて、運が悪くて、幸せ薄そうな女、
それでいて
凛とした美しさと、芯の強さある女性を演じさせたら
マリオン・コティヤールの右に出る者は、いないかと☆(^^)/

原題そのままに、ある移民女性の困難と苦難の物語は
見ていて辛くなる……orz
けれど、光ある出口を信じて、応援しながら見た!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

身寄りがないと移民できないので
叔父夫婦を頼ってきた姉妹。
しかし、結核を疑われた妹は収容され
叔父夫婦の住所は確認されず
送還されそうになった姉のエヴァ。

入国審査では、入国時の船内での“あること”も詮索され
ゆく手を阻まれっ放しのエヴァに、見ているほうも
不安でいっぱいの気持ちに……
何にも守られない不安感ョ……….

そんなとき、紳士風のブルーノが現れ
入国させてもらって、仕事まで世話してもらえることに☆
(手違いも、解決も、きっとお金か損得がからんで
ナントカなっているんだろうな……)

ブルーノが出入りする劇場のショーに出る一方
妹の救出のための資金稼ぎのために
エヴァは、売春にも応じることになった。

↑ココ、さらっと述べましたが、苦渋の選択です…orz
ただ自分が食べていくだけなら、そこまではしたくない。
妹のためとか、助けてくれたブルーノのためとか
他人のために、身を投げだす覚悟を決めたのかと。

ブルーノはずるい……汗。
ほかの女性にも、売春させるような男なのに
エヴァに接するときにも、好意的・紳士的な態度だから
お金になる仕事を回してくれる、親切な人みたいに
思ってしまいそうなんですョ……( 一一)

芸人オーランドは、エヴァを想い、ブルーノとの関係を
やめさせようとした。
好きなはずの女に、売春させるブルーノはおかしいと。

二人の男の間に置かれたエヴァ。
どっちも一長一短(汗)で、いや、一理あって
どちらに付いたらいいのか……
そもそも、女ひとりで無事に生き抜くのはきびしいから
誰かよさげな男に、頼らざるをえなそうなムードが
エヴァの前に影を落としているのが、辛くもあって………

それが、温かな恋愛感情ならいいけれど、そうとも限らず
それでも、男性からいい目を見せてもらえるなら
女の幸せにつながる…….けれど
それがうまくいかない女は、嫉妬に狂うかも…滝汗。

ブルーノとオーランドが、エヴァの前で争ううちに
ブルーノがオーランドを刺し殺してしまったとき
ある女は、エヴァが殺したと、警察に密告したので
追われることになったエヴァ。(T_T)
ブルーノは、エヴァを連れて逃げたのだが………

ところで  (邦題になった)
エヴァの、教会での告白。
移民船で、食べ物を盗んだのは、生きるための罪としても
男たちに乱暴されたことで、ふしだらな女にされたと言ったエヴァ。
それは、被害者では????
入国審査での、船内での事件がソレだとしたら
被害者であって、事件の当事者というのとは違うでしょ………

ブルーノのもとで、売春したのも含め
死に物狂いで生きようとするのは、罪なのかと
告解というより、疑問を投じたエヴァには、強く共感した☆

さらに、この告白で、印象に残った言い回しがあった。
それは
そのときのブルーノは、警官に暴行され、ボロボロになっていたが
そんな彼のそばに、エヴァは“遣わされた“という言い方をした。

なんでこんな目に遭ったのかーという苦境のとき
ただ自分の運命を、呪いそうなんですが(汗)
神が与えた試練とか、あえて神に遣わされたと思えるのは
ひとつの救いになるのかな…….
(なかなか、そう思えないかもしれないけれど
良き考え方なのかと (^^)/)

そんなエヴァの告白で
邦題を回収して、ホッとしている場合ではない事態が!(>_<)
ブルーノが、エヴァに告白!!!!(愛ではない)

実は、エヴァに目をつけたブルーノは
手をまわして入国拒否させ、迎えに来た叔父も追い返し
自分が、善人面して、助け船に入ったと白状した。
そんなこったろうと思ったヮ….
タイミングよすぎで、話が出来すぎさんだもの……
邦題は、“ブルーノの白状”にしたいくらいだヮ……( 一一)

そんなこんなありながら
エヴァは、叔父(叔母)にお金を工面してもらい
ブルーノの“つて“で、妹を引き取ることができ
やっと再会できた姉妹で、
ようやく一緒に、“旅立つ“ことができた。

その道のりの、なんと、複雑で困難だったことか………..
しかし、移民の人々の中には
それやこれやで、離れ離れになったまま
命を落としたり、なかなか再会できない人もいたのだろう…
エヴァを見ていると、移民の苦労が身にしみてくる………

とにかく、再会できた姉妹の未来が
明るいことを祈るばかりの気持ちで、見終えた☆(^^)/


▼▼▼

マリオンが、不遇な女性の風情マンマンだったので
なかなか鑑賞の勇気がなかったのですが
やっと鑑賞☆(^^)/

不幸な中にも、美しく生きる強さが光るマリオン☆
絶賛です!!!(^^)/




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