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映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』☆関西出張でも埼玉の小ネタは嬉しい(^^)/

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/378385
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・麻実麗: GACKT
・桔梗魁: 杏☆  滋賀解放戦線  滋賀のオスカル♪
嘉祥寺晃: 片岡愛之助    大阪府知事


埼玉に海をつくるべく、麻実らは、南紀白浜の砂を求めて出航するも
嵐に遭遇。
桔梗に助けられた麻実は、大阪に虐げられた?滋賀など近畿県の
実情を知り、ともに戦うことにー

私コト、埼玉で生まれ育ったことを誇り?に感じた前作に続き
本作も、万障繰り合わせて鑑賞☆(^^)/
今回は、関西圏のご当地ネタも食い込んで
相変わらず茶番劇ながら、壮大で楽しい!\(^o^)/


▼~▼埼玉寄りで雑談です。
▼▼▼

1.浦和と大宮(と与野)

さいたま市に合併されても、浦和と大宮(と与野)の微妙な関係が
健在なのは嬉しい……汗。
今回、浦和と大宮は
酷暑の熊谷での綱引き大会で、直接対決。
勝負をつけてもめたくない審判は、ある名案を☆(*^^)v


2.武蔵野線

東京に向かう路線ばかりの埼玉を“横”に結ぶ
武蔵野線♪
それを作る作らないで、もめるのだが……

↑武蔵野線をディスっている感なんですが(汗)
私の学生時代、「私、武蔵野線だから」と言って
ナニカを早く切り上げて
南浦和駅まで、走って帰る同級生たちがいました。
懐かしいナ~。


3,しらこばと水上公園    ←埼玉:越谷につくりたい“海“  実在☆

埼玉の子は、利根川を見て、海!海!とはしゃぐなどと揶揄されたが
私が、埼玉を離れている間に、ホントに
越谷に(“海”が?)できていた!(^^)/
(かつて、東洋一?と言われた“さいたま水上公園”は、閉園に…orz)

副題から、埼玉に琵琶湖を作るのかと思ったが
それは、さすがにムリ……(^^♪

※しらこばと :埼玉県の鳥    


4.大阪の白い粉 (汗) 

東京が、周りの県を虐げていたように
関西では、大阪が…という設定で
(大阪の方、ごめんなさい)
大坂の白い粉には、依存性があって
口にすると、大阪に同化されていくというもの。

白い粉って……汗。
たこ焼きやお好み焼きになる原料の粉です。(*^^)v
美味しいから、やみつきにーというもの☆


~中略~

埼玉の麻実のはずだが、滋賀とも関係あることがわかり
滋賀解放戦線の桔梗を中心に、大阪に抵抗すべく
琵琶湖の水を止めることに協力する、麻実。


5.行田タワー☆   ←田んぼアートが良く見える(^^)/

私こと、気に留めていなかった(汗)、行田タワー……
劇中では
田んぼアートを見るためだけではないはず、とのスタンスに。

折しも、白い粉を散布すべく
府知事により、通天閣が発射された!
ゴオオオオッ!!と
根こそぎ飛翔するのは、スゴイ!(>_<)

そんな通天閣を阻止すべく、応戦するのが
☆☆行田タワー☆☆
ただの展望台のはずがないー
通天閣を迎え撃つ、迎撃ミサイルだ!という展開。(^^)/

ああ、なんか……
アノ通天閣と、“互角“になれそうな気配の行田タワー!!!(>_<)
フッと笑いながらも
熱いモノが込み上げるのは、なぜ…………?(^^♪


▼▼▼


今回、「とび太くん」の存在を、初めて知りました!(^^)/
マイアミ浜(ビーチ)も……(^^)/
今回、関西出張版?で、楽しみましたが
杏さんのカッコいい存在感、良き☆(^^)/

時代が移って、埼玉も変化・進化して
私の知る埼玉では、なくなっていってると思うけれど
だからこそ
埼玉を小ネタにしてくれる本作は、ホント
すごく楽しいし、嬉しい☆(^^)/




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『首』☆本能寺の変あたりを北野監督の色でどっぷり

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/389034
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・監督・羽柴秀吉: 北野武☆ ビートたけし
・明智光秀: 西島秀俊☆
・織田信長: 加瀬亮☆
・荒木村重: 遠藤憲一☆


予告編での信長のイカレっぷりが絶妙で
気になっていました!(^^)/
“本能寺の変”あたりを、北野節でどんな風に
魅せてくれるのか、楽しみ☆!

“首“というだけあって、戦乱の武士社会を象徴するような
“首”の扱いを、エンタメにしてしまう……汗。
とはいえ、自分は百姓(の出)だと、のたまう秀吉は
一歩下がって、見ていた感もあり……?

荒木村重が、信長に謀反を起こし
諸将に、首を狙われることに……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1.男色☆衆道     BLとは色が違う……(^^♪

信長と蘭丸の関係が、それとなく言われているように
衆道・男色は、そこここで、あったと思います……
女にはわからない、男同士の結びつき。
主従や友情の絆の形なのか……

その男色文化(の描写)を、手広く広げた!(>_<)

村重と光秀を、そのような間柄に☆(^^)/
ふむふむ、“情”で結ばれた関係なら
同盟力が強いのは、わかる。
謀反人:村重を匿う光秀に、納得☆
(そうしてみると、西島さんは、合う☆(^^)/)

男色関係が、この二人だけでなく
信長にまで、ちらつかせるので
危うさに、えげつなさが加わって(汗)
吐〇そう………(>_<)

逆に、信長への“色気”がなければ、家臣らは
従えなかったのではないか、とも思えてきた。
(あのイカレっぷりは、ふつうじゃないですもん…)
出世のためだけで、あのストレスに耐えられます?

ともあれ、加瀬=信長の、軽~い感じが
思いつきの無責任っぷりで、コワい。
あの信長、絶賛です!(^^)/


2.光秀の非情さ

とかく、ムダ殺しのイメージは、信長にあるのですが
この光秀も気晴らし?に、庭先で、人を殺していた!(>_<)
(ああ、ソレ、西島さんには合わないです……(T_T))
信長へのストレス強すぎて
感覚が、おかしくなってるんでしょうか……( 一一)

しかし、そもそも、合戦自体がムダな人殺しですもんね…orz
庭先で撃ち殺そうが、戦場で斬り殺そうが
やってることは、同じ………………?

そんな中、光秀は、“恋人“:村重を、最後まで
信長に引き渡すことはしなかった。
(光秀は、村重を箱にいれて、崖から落としたけれど
それは、“逃がし”だったんでしょうね……
村重は、本能寺の変の後まで生きてますもんね(*^^)v)

それこそ、自分の首をかけて、友(恋人)を守り通した
光秀の男気と言いたい。
(西島さんに、合ってる(*^^)v)


~中略~

誰かが、信長を倒してくれないかな~
謀反するなら加勢するよというスタンスで、そそのかし
失敗したら、知らん顔で討伐するつもりの、武将たち。

影武者のストック?がたくさんいる家康は
何度も命拾い。ブラックユーモアがすぎる(汗)。


3.“首”に始まって、“首”に終わる

タイトル「首」の上の部分が、キレ味よく
切り落とされるオープニングに、まず、ゾッと………

そうして、武門のならい?的に
コロコロ落とされる、首……orz
戦功のためなら、味方が得た“首”を横取りしたり
味方のも、切り落とす輩も…( 一一)

そういえば  (ついでに言う事ではないが)
信長の最後―と言えば
遺体が見つからず、その死すら伝説に昇華されているが
本作では、迷いもなく、思い切りよく
バッサリ、首を落とした…………

あんなイカレ野郎(汗)の最期を
もったいぶってどーする、と言わんばかり。(‘_’)
事務的に、命、即終了。
(ソレはソレで、なんか、納得…………)

そうして、ラスト。
ただ、光秀の死を確かめたいだけの秀吉は
首なんてどうでもいいんだよ!と吐き捨て
光秀?の首を、蹴とばした!(>_<)

↑コレ、敵とはいえ、人への敬意はないのかーなどと
思いたいところですが
そんなまっとうな?ことは、北野節では無用でしょ。
(言い切っていいのか!?(>_<))

“首“(頭部)は、命そのもので
その人の存在であり、尊厳であり
責任であり、立場であり
戦国の乱れ狂った世の中でさえ
いや、そんな世の中だからこそ
狂気の果ての究極系として
怖ろしくも、十分すぎる、うやうやしきモノ………?

ソレを、しれっと足蹴にした、北野秀吉ョ……
いや………
“首”=本作を、蹴っ飛ばしたのかな。
謙遜か!??(^^♪


▼▼▼


一言で言えば
北野監督の“色“に、塗りたくられながら
楽しんだ感じ☆(^^)/

そんなこんなで、痛快☆(^_-)-☆




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『法廷遊戯』☆予想以上の納得と衝撃~罪と運命~

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/388455
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・久我(セイギ): 永瀬廉☆     弁護士
・美鈴(ミレイ): 杉咲花☆      容疑者
・結城: 北村匠海☆ 
↑法科の同級生


すでに告知されているので明かすと
結城が死亡。
容疑者は、その場にいたミレイ。
彼女は、セイギに弁護を依頼。
ソノ法廷は、ソレだけの審理のはずでしたが
ある思惑により
過去の事件を、掘り返すものになっていった――

コレは、“罪“についても、”被害“についても
いくつも何度も、掘り返し見せられて
予想以上に面白かった!
特に
杉咲花さんは、(いつもだが)
誠心誠意、まっすぐ、心に突き刺さった!


▼~▼内容にふれて雑談です。 違うときスミマセン
▼▼▼

1.無辜(むこ)ゲーム

学内で、司法試験合格者の結城がしきっていた
裁判ごっこ。
学生からの訴えに対し、結城が判決を下す。
今思えば   
結城は、あらゆる真偽を、正しく見極めたい想いが
強かったのかも……
どうしても、正さなくてはならない“事例”があったから。

そうして
卒後、セイギは、結城に誘われた無辜ゲームで
過去に引っぱりこまれていった…


2.ミレイとセイギ

序盤、学内でのセイギへの“嫌がらせ“から
彼が、養護施設で、殺人未遂を起こしていたことがわかる。
ワケアリな彼も、今は“まっとうな“道を歩めてれるんだな
などと、納得しようとした私……

やがて、ミレイも(盗聴含め)
執拗に、嫌がらせを受けていることがわかる。
セイギは、犯人を特定しようと試みる。

二人は、同じ施設で育った“幼なじみ“。
お互いに、“守りあって”生きてきたらしい。
守るーと言う言葉に込めた想いは、壮絶だ………
ソコには、傷とか罪とか、ネガティブなこともつきまとう。

(明らかな罪は
たとえば、害悪なある大人への恨みを
大人全般に広げてしまったことか?)

最初のつまずきが、要らぬ方向にまで
つまずきまくっていった……
お互いを“守っている“と、信じこんでしまいながら……


3.結城……orz

優秀イジワルなキャラでなく
セイギとは親しく、“遺言“まで託した結城。

セイギを、無辜ゲームに誘ったのも
ある冤罪事件の真相を、明らかにすることを
セイギに託したから。

………………….いやいや否否
結城は、学友として託したのとは違ったはず。(汗)
彼には、ずっと胸中に沈めてきた“事実“があったから。
あれもこれも、総合して
いよいよ、大願成就に向おうというときに
大きな誤算・不幸を迎えてしまった……orz
(その誤算がまた、ドラマチックなのだが☆)

4.ミレイの号泣☆

▽要反転▽

無辜ゲームで、(軽傷で)自傷するつもりの
結城を、そのまま殺したのは、ミレイだった。
結城は、過去の父親の冤罪事件をつくった
ミレイとセイギのすべてを知っていたから
セイギを守ろうとしたのだろう……
(セイギも、かつて、ミレイを守ろうとして
施設長の殺人未遂を起こした)

二人には、二人にしかわからない孤独と苦痛の中で
お互いに支え合って、生きてきた価値観があった。
そこには
ほかの人の人生や生活への配慮や想像はなく
そのことが、より、二人の強固な“結びつき“を
感じさせるのが、やるせない……

だから、終盤、常識人として、ふるまおうとしたセイギに
ミレイは、取り残されたと感じたかもしれない……
切実に想いをぶつけ、号泣したミレイが
憐れにさえ、思えてきてしまった………………………
(杉咲さんの心臓が、飛び出さんばかりの激白には
心ふるえる)




▼▼▼


罪(冤罪)と運命のいたずらが、うまくからみついて
検証するように、繰り返される映像を見ながら
感じた納得と衝撃が、たまらない……(^^)/

そして、支え合おうとする人の想いが、ね………

予想以上に面白かった!(^^)/



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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『スラムドッグス』☆闇堕ちは過ぎるがワンちゃんはカワイイ(^^♪

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/390595
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。   

・レジ― : 飼い主ダグに捨てられ、復讐したい
・バグ : 野良犬

かわいいワンちゃんの映画ですが、PG12。
お下品が、通常運転です。(^^♪
(PG12:小学生以下のお子様が視聴する際、保護者の助言・指導が必要。
どう助言すれば……(>_<))

でも、レジ―はピュアなのよ。(*^-^*)


▼~▼内容にふれて雑談です。   (詳細は語れず)
▼▼▼


1.お下品について     まず片付けておく(^^)/

お下品と言いましたが、そもそも、ワンちゃんたちは
動物です。(*^-^*)
うちのワンちゃん(♀)も、侵入したどこの犬の骨ともわからない♂に
あっという間に……orz
という事例もあり、自然界では、通常運転なのかも……( 一一)

恋人同士や親子での鑑賞は、お勧めしかねるかも…
それと、飲食も……(>_<)

ナニ、やってんだろーねーと、苦笑・冷笑して
通りすぎるのが、吉☆(*^^)v


2.レジ―が健気☆(*^^)v

冒頭のレジ―の語りと、映像とのギャップよ…orz

飼い主(というより同居人)ダグに、疎まれて
ひどい仕打ちをされているのに
恨むどころか
かまってもらっていると思っているの…orz
毛並みもバサバサで、洗ったり
手をかけてくれてないのが、わかる……
可哀想になっちゃうよ……(T_T)

イイ子だって言ってもらえないのは
自分が悪いことをしたからだと思うのは
毒親の子供ちゃんみたいで、胸が痛いよ…(T_T)

だから、捨てられたレジ―が、バグたちと出逢い
“復讐“しようと考えるに至るのも、わかる。
(でも、わざわざ会いに戻るほどの男かーとも思うが)


3.いろいろつながる構成(^^)/

お下品が、絶え間なく、散在するだけの
ストーリー展開かとおもいきや
あのときのアレやコレやが
いいタイミングで、再現(回収)されると
なんだか嬉しくなっちゃうのは、なんででしょう♪
ココで、コレもってくるの、うまいナ!(^^)/

ただ…
ぬいぐるみだと思って、バラバラにした〇〇の件は
ブラックすぎでしょ………………( 一一)


▼▼▼


気分不快になるかもしれませんが(滝汗)
ワンちゃんは、カワイイです。(*^-^*)
肉球を、ヒタヒタ音させて歩くの
可愛くて、大好き☆(^^)/



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テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

映画『愛にイナズマ』☆母の真相・父の真実with家族のハグ

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/389133
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


・花子: 松岡茉優☆  映画監督
・正夫: 窪田正孝   花子の彼?

子供の頃に失踪した、母を元にした映画を撮っていた花子だが
監督を下ろされ、企画は盗られ、ノーギャラに……orz
実母の話なので、リベンジすべく
バーで出逢った正夫(彼?)とともに、帰郷し
“家族”で、撮影開始することにした。
だが、父とは母の件で、うまくいっていなかったーー

花子の映画製作が成功するかどうかでなく
家族の話に、なっていきました。
父:佐藤浩市さん、長兄:池松壮亮さんも気になる!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)   違うときスミマセン
▼▼▼

1.助監督:荒川の意味?(>_<)

序盤は、花子の映画製作の云々でしたが
先輩ヅラの荒川が、うっとおしい…( 一一)

いちいち、花子に、意味や理由を求めては
否定するの……
そんな人物像は、あり得ないとか……
行動の理由がないことは、あり得ないとか……
いやいや否否、自分の狭い視野で、見てんじゃないゾと。
自分の低い経験値は、ひっこめてくれよと。

花子の撮影方法も、ダメ出しして、追い出して
自分が監督の座も、花子のオリジナル作品も奪った荒川。

荒川の登場する“意味”は、花子が実家に帰るキッカケだと思っていたが
“意味”への執着は、花子自身に移された。
意味=本質、真実?が知りたい。
たとえば
母の失踪の真実を……


2,赤が好きな花子♪
 
赤色が好きな花子が、映像に効かせる赤がニクイ☆
あるときは、真っ赤に☆
あるときは、さし色に☆

父と兄2人がそろったとき
赤い服が、おそろいのように並んだ。
この家族みんな、赤が大好きなのか?
それは、母と何か関係が?

好きな理由はわからない、と言っていた花子だが 
家族全員が好きなのであれば
底辺にある、言葉にできない、家族のつながりを感じる。
いちいち説明できないことはありますよ、荒川さん(^^♪


3.父のことと母のこと

花子には伏せられていた、母の失踪の理由は
父に愛想をつかした母が、ほかの男のもとへ行ったから。

花子が、消えた母の映画を撮ろうと思っていたのは
真相が不明な母を、追い求めていたからかもしれない……
理由が、ほかの男となると
母には母の苦悩があったとしても
気持ちは、1歩後退するかもしれぬ……
母を慕ってはいても……………………

その後、言葉少なく話したがらない父に代わるように
父に恩のある人が、現れた。
その人から、父の“良心的行動“を知った子供たち。
だが、それは、母の失踪も含め
家族には、不幸をもたらす結果となっていたのが
やるせない………………

渦中にいるときは、諦めもあるのか
これでやむなしと、納得した覚悟をきめたかもしれない。
しかし、年を経てくると (父は胃がんに)
少しずつ、後悔や心残りが、漏れ出てくるかもしれない…

父は、亡くなる前に(?)、家族とハグすればよかったと後悔した。
撮影のために集まった家族が、それやこれやで
1つになっていったのを、感じたからだろう……

花子は、失踪した母よりも
よくも悪くも (自業自得含め)、
すべて自分ひとりで、背負い込んでいた父についての映画を
撮ろうと思い立った。
その心境の変化が、イイ☆
今までのわだかまりを、愛おしさに変えたよね……………


4.家族のハグ☆(*^-^*)

そんなハグを、実は、していたことが発覚!(^^)/

カメラを回していた正夫が、落雷・停電のときに
暗闇の中、期せずして
父を中心に、家族がハグ状態になったものを
撮影していたのだ!

ナイスだ!正夫さん♪
あなたの存在“意義”は、最初、よくわからなかったけど(汗)
この家族たちを、激写する重要な役目だったのですね!

これで、父も成仏できそうな…………(合掌)
 

▼▼▼


監督人生を続ける花子は
この先も、キビシイ状況がありそうですが
家族の“件“が、落ち着いたのは
心に大きな味方ができたかも☆
(安堵や誇りなど)

負けないで、前へ進もう!
以前めざした所よりも、もっとよいところへ!
なんか、元気もらえました!(^^)/


PS;「長男だから」と、単独で乗り込んでいった
   武闘派な池松さんが、意外で良き!(^^)/




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『ゴジラ-1.0』☆咆哮と慟哭からの~見ごたえの逸品!(^^)/

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/388773
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・敷島: 神木隆之介   元特攻隊員(特攻の生き残り)
・典子: 浜辺美波    

ゴジラ70周年記念作品は
戦争末期~戦後間もない日本が舞台。
その時代設定が、かなり良き☆
戦災と復興途上の困難に、うまくゴジラをぶつけた!(^^)/
~災害の怪獣を倒して平和になったョ~
という軽いものでなく、登場したゴジラよろしく
とても重厚で、深みのある人間ドラマだった!(^^)/


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ!)
▼▼▼

1. 咆哮:ゴジラが凄いとしか!(^^)/

やはり、ゴジラの仕様が大事!
まず、大きさ☆(超特大!XLLLL……!)
こんな大きいのが来たら、もうダメだわ……無言……
と、敷島と一緒に震えた……(>_<)

(ひるんで、攻撃できなかった敷島だが
攻撃しても、かすり傷にもならなかったかと…orz)

戦時中は、アメリカの新兵器か!とも思われたゴジラは
多大なる戦争被害の象徴のようだし……汗。
不条理に、破壊しまくるありさまは
不戦下にあっては、自然の大災害のようにも……(>_<)

直進して、踏みつぶすだけでなく
振り返って、しっぽで、バキバキなぎ倒すのも、コワッ……
意志とは別に、動くだけで災害なのは、竜巻のよう……orz

あの、ドスンッ!ドスンッ!という、振動だけで怖い…
あの、重みがヤバいのョ……滝汗。
そして
空気も地面も揺るがす、咆哮☆
こわごわ、コレぞゴジラという吠えっぷり☆


2.慟哭:命のこと    ←本作のかなりのツボ☆

命を軽んじる戦争はやめようー
大切に生きようー
などと言ってしまうと、軽いですよね……汗。
ソレを、心にズンズン打ち込むように、見せられた。

戦時中のゴジラを、敷島が撃てなかったせいで
仲間が大勢、犠牲になり、敷島は責任を感じつつ
自分が生き残っていることに、苦しんでいた。
(敷島の銃撃でも、ゴジラに応戦不可能だったと思うが)

敷島が、戦後の混乱で出逢ったのは、典子と彼女が助けた赤ちゃん。
3人は疑似家族になり、助け合って生きていくのがいい。
のみならず
始めは、ヤな人だと思った近所のおばさん(安藤サクラ)が
お互い様の心意気で、面倒を見てくれるのも、うれしい。(T_T)

たくましく、今日を生き抜いていた矢先に、
またゴジラの出現と混乱!(>_<)
敷島と一緒にいた典子は、彼をかばいながら、吹き飛ばされ(汗)
生き別れになってしまった……orz (死んだものとされ)

過去に苛まれるだけでなく、再び、現実として
命を奪うゴジラという存在と、対峙することになった敷島。
大切な命だからこそ
わが身を捨てる覚悟で臨もうとする、敷島ョ……………
(この矛盾が、美学であることもあるけれど
もう不合理はダメなのよ……)


3.ゴジラ退治!(^^)/

いわゆるエネルギー系のもので攻撃しても、ムリ!(>_<)
全然きかないどころか、体力に??
(核実験で復活した?出自なのだから、普通じゃない…orz)

昔、ウルトラ怪獣で、バルンガと言う雲のようなのがいて
銃だの熱だので攻撃しても、吸収してしまって
ドンドン大きく?強くなったのがいた。
ゴジラも、撃ち込む攻撃では、埒が明かなソ……汗。

そこで、考えたことがスゴイ!(^^)/
まず、深海に沈めてから一気に浮上させる!
ゴジラも、潜函病になるのね。

飛行機で、海に誘導させるのは、敷島!
今度こそ、ゴジラをヤルぞ!と。
覚悟は、特攻………
いざというときは、ゴジラの口に飛び込んで
脳天直撃か!(>_<)
(でも、飛行機整備したときに、私、気づいたョ(^^♪)

そんなこんな、やってはみたが
予定通りにはいかず、窮地に!ドキドキする!(>_<)
応援もかけつけて、一丸となって
見ているほうも、一緒に、ナニかしている気になって
ああ、それでも、ゴジラは簡単ではないの……
(ソコがまたいいんだけど)

そして、ついに、ココゾの敷島の出番!
ゴジラの口めがけて!!!!
(注:「永遠のゼ□」のような設定なら、生き残った特攻兵が
死に場所を求めて、命の花を散らす……というところ)

しかし、私は信じていたョ☆(*^^)v
戦後の飛行機には、脱出装置がなくちゃ!
整備士さんが、つけてくれてたと!(*^^)v☆☆☆


▼▼▼


戦後ゼロになった日本が、ゴジラの出現でマイナスにー
しかし、ソコから、
ゼロを通り越して、プラスになるポテンシャルを含んでの
「マイナス」なんでしょ。

だから、絶対
慟哭の哀しみを、余韻にしないと思ってた!\(^o^)/
予定調和?
いやいや、ココは、一気に“浮上”してこそ!(^^)/

ゴジラ本体も、時代設定も、人間ドラマも
冒頭から結末まで、見ごたえの逸品☆




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テーマ : 邦画
ジャンル : 映画

映画『正欲』☆たぶん人が一番欲しいアレ

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/384682
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


・寺井(検事): 稲垣吾郎☆
・夏月: 新垣結衣 ☆ 
・佐々木: 磯村勇斗 ☆ 


誰にも理解されないと感じる人々の
絡まり行くさまを観るそうなのですが
ありそうな日常のありさまが、すんなりと入ってきて
その世界に入り込みました。

行く先には、深く内なる“〇欲”が、あるよう……


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ?) 違うときスミマセン
▼▼▼


まず、何人か出てきます。(^^♪
誰もが、本心はわからないだろうし
わかり合うのも、むずかしいんだろうナ—と思いつつ
見ていました。

ある人(たち)は、無駄遣いも辞さない、“水フェチ”で
犯罪者になった人もいれば
水フェチ同士で、SNSでつながったりした。
価値観が同じだと、つながれるね…と
一応、納得するのでいいかな……

ある女子大生は、男性が苦手だったが
ある青年には、恋心を抱いた。
↑ココ、ひとつツボ☆
生物としての人の抗えない?根源的欲望を、出してきた!(^^)/
――いいんですよ……(*^-^*)
人生いろいろ、男もいろいろ♪
苦手じゃない、特別な人がいても不思議じゃないです。
ソコにあるのは、愛だから☆

そんな、〇欲or愛欲は
水フェチ:夏月にもあった。
男女問わず、親しい人のいなかった夏月も
たぶん、(人)恋しいきもちはある。
水に抱かれながら、欲望に身を任せるような夏月の姿は
象徴的で、映像のインパクトがある。
(ガッキーのみずみずしさも良き☆(^_-)-☆)

不登校の子が、動画配信を始めた結果
そんなこんなで、家庭崩壊していくが
ソコにも、不登校の子どうしは親しくなってつながったー
ということなのか……と思ってみたが
どうやら、ソレは、結末へのきっかけにすぎなかったようで…(>_<)

~中略~


理解し合えない(波長の合わない?)人が
妙な親切心(マウント?)で、近づいてくるなら
来ないほうがイイ……
けれど、孤独になりたいわけではない。
合う人と一緒にいたい。
わかり合えると思う人と、一緒にいたい!
(コレ、ふつうの感情デス!)

ラストで、夏月が、ガッキースマイルで
検事に、しれっと言ってくれる
「(夫と)離れないから」
この破壊力ョ!(^^)/
ソレが“ふつう“のコトだと言う、ダメ押しョ……

いわゆる“常識的”かつ“ふつう“に生きてきたはずの検事には
ソレは、ふつうのことでは、もはや、なかった。
離婚調停の最中だったから……orz

人生や世間は、“ふつう”に生きてきたつもりでも
何が“ふつう”なのかわからない、ネジレが
いつの間にか生じてしまうのかもしれない……
人生や世間は、恐ろしいほど深いんだナ……(汗)

いやいや、ココは、そんなことじゃないでしょ。(^^♪

序盤は、ぶっきら棒で、“独り”をプンプン匂わせていた
夏月ガッキーが、ついに、合う人(異性)を見つけた。
そして、それは
〇欲=欲望を叶える対象であると同時に
困難があっても、ものともせずに
想い、思い遣る、強い愛の対象であることがイイ☆

ああ、それこそが
人の自然な欲望ということなのかな………
(希望を込めて☆)


▼▼▼

なかなか攻めたタイトルだと思いましたが (^^♪
最後には、 多分、人が一番欲しいもの
=愛
見せてくれたと思います。

すべては、ガッキーの笑顔に収束☆(*^^)v


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映画『月』☆嘘のような月が照らす闇

キャプチャ




作品について https://www.allcinema.net/cinema/390067
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。

・洋子: 宮沢りえ☆   作家 介護職
・さとくん: 磯村勇斗☆  介護職 殺傷犯

実際の障碍者殺傷事件を、元にした作品だそうですが
犯人主体の話ではなく
彼の同僚となった女性作家に、“投影“というか
問題を投げかけ(ぶつけ)ていて
とても、心揺さぶられた。

―揺さぶるーと言っても
とても感動しましたーというのとは違って
言葉にして、明確にしたくない心境を
体ごと揺さぶられて
「ね!そうだよね!そう思うよね!」と
迫られた感じです……


▼~▼内容にふれて、デキる範囲で雑談です……違うときスミマセン
▼▼▼


1.さとくんの事   

結果的に、入居の障碍者を何人も惨殺した彼だが
それまでの彼は、ほかの職員よりも、むしろ
入居者に“寄り添う”姿勢を見せていた。

後になっては、彼の善意の行動は
心にもないコトだったのかもしれないが
当初は、心底、入居者に寄り添っていたと思う。
ではなぜあんな真逆のことをーとなるけれど
思いが強く、深いほど
“裏返り”も極端になってしまう可能性があるのかと。

入居者をバカにして、心ないことをしていた他の職員は
文字通り、“心はなく”、深い意味もなく、からかうだけで
つきつめて、入居者のことを思うこともない。
だから、殺す理由もない。

さとくんは、ある女性の真っ暗な部屋に
自作の紙芝居の“欠片”で作った“月”を飾った。
どうせ見えないかもーどうせ意味はないかもー
それでも、さとくんには、そうする心があった。

そんなさとくんが、いつまでも、優しさだけをもっていてくれたら……

病院から老人介護施設に転職した、私の知人の看護師さんは
転職後、2-3年した頃に、虚無感に襲われたと言っていた。
(病院では、治って退院する人はいるが
その施設では、ソレ以上なにかよくなる人は、ほとんど期待できないから)

尽くした誠意は、広い視野に立てば(神の目とか)
決して無駄ではないと信じているけれど
どんなに誠意を尽くしても、相手にも自分にも報われないと感じて
“ある結論”に向かうようになってしまうと
思い入れの強さの反動が、悲しさとなり、虚しさとなり
全否定の無への恐ろしいエネルギーになるのかもしれない……

(どんなに寛大な人でも、聖人君子ではないから
プロだから我慢しろでは、メンタルやられちゃいますョ
多分、どんな職種でも…orz ケアは大切☆)
けれど、命を奪うのは、どんな理由を見つけても
不遜だし、正当化はできません。

磯村さんは、優しい雰囲気ありながら
『今日から俺は!!』の狂犬:サガラの狂気も、隠し持ってるので
かなり適役☆


2.洋子の子供の事

洋子は、子供を“病気“で亡くしていた。

そして、再び、妊娠したとき
喜びよりも、病気や障碍のほうの“心配“のほうが大きく
出生前診断を受けるかどうか、迷っていた。
異常があれば、産まないという選択もある。

そんな洋子に、さとくんは
『異常(障碍)があれば排除する』意識が
洋子にあることを、指摘した。

障碍者が生まれる前に、(母親が)排除することと
生まれた後に、(自分=さとくんが)排除することは
同じことじゃないかと、さとくんに言われた洋子は
否定しながらも、たじろいだ……

私は若い頃、命について、変?なことを考えたことがあった。(汗)
女性は、妊娠しなければ、毎月卵は流れていく。
赤ちゃんになれば、命は始まり、人間が始まるが
命の源である卵は、生きる可能性を秘めながらも
当然のように、生まれる命よりも多く、ムダに流れ
赤い葬式だと、感じたこともあった。(滝汗)      考えすぎ?(>_<)
(たとえ、もう赤ちゃんであっても、妊娠22週前後で
“扱われ方“が異なり、命が”定義“される現実もある)

洋子が、2人の自分自身と問答するシーンがいい。

親ならば、子供がどうであっても、愛しいはずで
理想でもある……
(義母いわく、わが子でも可愛いときだけじゃないと。
それを聞いて、心が軽くなったことも。)

わが子の健康を願うのは、当然のこと。
病気(障碍)がないほうがいい。
それは、決して、病気(障碍)の方を排除・否定しているわけではない。
しかし、だからといって
健康に生まれなかった、友人の子の誕生の祝福に
言葉を選ばないことは、ないのではないか…………


3,障碍や病気を負う事

あるドキュメンタリーを見た。
視覚・聴覚に障碍あり、意思疎通できず、放置されていた方が
ある方の気づきにより、知能に問題はなく
工夫にすることで、意思疎通でき
“生活”できるまでになった例。

三重苦と言われたヘレン・ケラーは
親は、不憫に思うばかりで、なすすべなかったところ
サリバン先生の献身的な指導・援助で
大学に進学するまでになった。

その人の可能性を見出し、どれだけ手間をかけられるかは
ほとんど、運かもしれない………
暗い部屋に放置された女性にも、母親がいるが
施設に置きっぱなしという意図ではないと思う。
仕事して、収入を得なければならないし
奇跡の人=サリバン先生のようには、なかなか凡人はできない……

色々思うところはあると思いますが
介護・介助してくれる方々がいるのは、ありがたいです。

森にある、この施設は、隠れるように建てられているという。
そういえば、一部の人は、街中の老人ホームにも反対だという。
死に近い人たちだから、霊柩車を見たくないとか云々―
(おかしくない?高齢者同居のお宅はどうする?
そもそも、多くは病院で看取られるのでは??)

視野に入らなければ、考えることもなく
暮らせると思っているのだろーが
健常だと思っていても、誰でも老化したり、病気になったり
障碍を抱える可能性はあるのだから
生きる意味があるとかないとか、思うほうが意味ないヮ!


▼▼▼


自分の生活圏が、社会のすべてではないので
普段、思わずに済んでいることを
つきつけられて
自分の心の中をひっくり返して
自分の本心と対峙するのも、よいです。(^^)/

ソレを、言葉にする必要はありませんが
正しさの価値観や、本心の気道修正があれば
たまには、しておくのもよいかと。(*^^)v



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映画『おしょりん』☆雪国の眼鏡工場のはじまりが熱い!(^^)/

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作品について   https://www.allcinema.net/cinema/389622
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


・増永むめ: 北乃きい  五左衛門の妻
・増永五左衛門: 小泉孝太郎    庄屋
・増永幸八: 森崎ウィン  五左衛門の弟

国産のメガネ枠の95%以上が福井産。
明治時代、その始まりとなった増永家の物語。

冬の農閑期に、“村の”収入になる産業をと
メガネ枠の製造を始めた、庄屋:増永家だがーー

普段、私がお世話になっている某会社の専務(会長夫人)さんが
「この会社を会長(夫)と2人で始めたときには、云々……」と
お話されたときにも、感慨深いものがありましたが
私こと、創業当時のお話が大好きです!(^^)/
コツコツ、荒波を乗り越えて、今があるんだなあと……(*^-^*)

(ちなみに、嫁いびりやDV、不倫などの余計なモノはありません。
ほんのりは、ある………(*^-^*))


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ?)
▼▼▼


1.私財をなげうって

五左衛門は、村の生活のために
弟の提案で、メガネづくりに着手。
私財をなげうって、工場を作り
技術者も招聘したーー

古い話に、私財をなげうつ篤志家を、少なからずきくが
地元(他人)のために
私財をなげうつ姿勢は、尊い。

初期投資で、うまく進んでいくはずが
時代のニーズ?で、新しい事に着手せざる得なくなると
原資回収できないうちに、更に
あっちもこっちも、“経費“がかかってくる。
泣きたくなりますよね……(T_T)

技術も、人それぞれで、不器用な人もいる…orz
今でいうパワハラよろしく、怒られても
本人も申し訳なくて、泣きたくなるくらいなのョ…(T_T)
(挙句、身投げしようとしたり……滝汗)

資金繰りが厳しくなれば、家財も売る。
むめも、嫁入り道具のタンスを差し出す。
家族総出で、絞り出すのも、庄屋の定めか……orz

むめは実家に、工面を頼むが
家同士の結婚ということもあってか
婚家が苦しいのならと
むめの父は、離縁も視野に入れる!

むめ夫婦は、恋人同士のようなアツアツ関係ではないけれど
もう子供もいるし、それなりに情も移って
“生活“しているのに、離縁を念頭に置かれても……(>_<)

とにかく、絶対、メガネづくりを軌道に乗せねばならぬ
増永工場!!(^^)/


2.むめと幸八☆       ほんのり(*^-^*)


始め、むめは、弟の幸八が婚約者だと思い
幸八も、むめが“想い人”になっていた。
(ウィンさんが、優しさ醸し出すんだナ~)

けれど、兄と結婚するサダメに従い
むめは、婚家と夫に、よく尽くした。
(昔の嫁は、家来?ですよね…orz)
夫は、悪い人ではないんだろうけれど……
幸八(=ウィンさん♪)が、温かさ出すんだナ~♪(*^-^*)

二人は、お互いの気持ちを表に出すこともなく
普通に接しているのだけれど
私(たち)には、二人の間にある“ほんのり”が
清らかに、涼やかに、ちょっと悲しく、柔らかく感じられて
あああ、いいいイイいい~~~と思うの。(照)(^^♪

幸八は、勤め先の眼鏡問屋から、姪と結婚するなら
実家の資金工面してもいい、などともちかけられ
私は困ったナ~と思いましたが
幸八は、迷うことなく、テイよく断った。
いくら家のためでも、“操“?を売るわけにはいかぬ。(>_<)

(本作は、近松門左衛門ではないので、二人が
道ならぬ方向に行っては、メガネが出来なくなりますもんね 汗)


3.帳場制

職人は競い合ってこそ、技が磨かれるー
ということで、職人を3班に分け
慣れ合うことなく、技術を高めることにした。
なるほど~。

みんな仲良し楽しい職場~は理想ですが
プロの厳しさあってこその良品ですもんね。

その鍛えられた技を、全国に知らせたく
博覧会に出品することにした、増永眼鏡☆
そうして、ナント!
1等賞を受賞☆!!!!(T_T)
↑ウソのようですが、事実は小説より奇なり☆
今までの苦労を思うと、目頭が熱く………


4.地元発展のために

その喜びのすぐ後に、新しい修行に出した職人が
帰る早々、独立したいと言い出す。
それでは、何のために出向させたの????
けれど
喜びついでのように、快諾した五左衛門さん。
なんか
為し崩しな感じもしましたが(汗)
そもそも、地元発展のために立ち上げたという眼鏡産業なので
その心の広さも、五左衛門さんの業績なのかも☆(*^^)v


▼▼▼


「おしょりん」とは、田畑を覆う雪が固く凍った状態を指すそう。

「おしょりん」になれば、雪氷の上なので
気にせずまっすぐ歩いていけるーということのよう。

雪が降ったら、苦難もあるけれど
降ったら降ったで、氷ったで、ソレを利用すればいい……
人が生きるたくましくさが、心強い☆(^^)/
創業のお話には、励まされマス!
観てよかったです。


PS:エンディング曲は、ウィンさんが歌ってます♪



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映画『ドミノ』☆一筋縄でない娘さがし(*^^)v

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作品について https://www.allcinema.net/cinema/391010
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
原題:Hypnotic

・刑事ローク: ベン・アフレック
・デルレーン: ウィリアム・フィクナー☆
  ←ツボ☆


ロークは公園で、愛娘ミニーを見失った。
容疑者の男は、記憶を失くしていて
娘は、何年も行方不明だった。

銀行の貸金庫の襲撃予告の通報があり
ロークが、その貸金庫を確認すると、中には
ミニーの写真とデルレインを見つけろとのメッセージがあったー

原題が、ヒント(ネタバレ?)になっていて(汗)
どうも、催眠術にかかっているようなんですが……
(誰が?(^^♪)

娘捜しが、一筋なわではなさそうで、なんかワクワク♪


▼~▼内容にふれて雑談です。(ネタバレ?)
▼▼▼

「デルレーンを見つけろ」のデルレーンは
『プリズン・ブレイク』のマホーン捜査官こと
ウィリアム・フィクナー♪(*^^)v

デルレーンは、会話で催眠をかけ
人を意のままに動かしていた!(>_<)
(脳内ハッキング)

↑この役どころは、かなりナイス☆
かつて、マホーンは、主役マイケルを追跡する敵役だと思ったら
いつしか、彼を応援?しだしたんですよね………

なので、あのマホーンこと、ウィリアム・フィクナーには
悪役だけど、なんか裏がありそうムードが似合うんですよ。

デルレーンは、ストーリーが進むほど、あちこちで
脳内ハッキングしまくって、悪役ぶりを
ショッキングに見せつけたと思ったら
潔よく、投身!(>_<)
鮮やかで、気持ちイイほどだヮ…………汗。

ロークは、デルレーンほど強くないけれど
そこそこ強い脳内ハッカーの女性:ダイアナと組み
ミニーのゆくえを捜すが、途中のなりゆきで
殺人の容疑で、警察から追われてしまう……(>_<)

そうこうするうちに、ロークにも
脳内ハッキングの技が、使えそうな気配が???
潜在能力??
コレで、ミニー発見に近づけそう?♪♪♪

――と気持ち入れ込んで観ていたら
ハイ!カット~的なアレに…………滝汗。(>_<)


▽要反転▽  ネタバレ

今まで観てきたのは、手のこんだ小芝居だった!(>_<)

ミニーの行方は、実は、ロークが知っているらしく
ロークの記憶を暴こうと
“ある組織“が、大掛かりなことをしていた。

ロークの相棒:ダイアナは、実はロークの妻で
実は、夫婦で、脳内ハッカー。
二人の実子ミニーの“ハッキングパワー“に目をつけた
“ある組織”は、“育成“を目論んだが
ロークは、娘を守るべく、あるところに預けていた。

もう、そこからは、(どこからが?)
現実なのか、脳内ハッキングなのか、
実像なのか、虚像なのか
ちゃんとした家は、ホッタテ小屋なのか(汗)
その人は、本当に死んだのか
めくるめくようなスピード感もあって
わからないの…………( 一一)

↑注:私こと、この因果関係を無視したような
加速するハチャメチャな展開には
理屈をふっ飛ばした高揚感を感じまして
好きでございます!(^^)/

ロークが、ミニーを見つけ出すときに
複雑な構造の“ドミノ“が、カタカタ音を立てて倒れていくのも
ミニーとの再会のワクワク感を高めてくれて
GOOD☆
(但し、コレを邦題にすべきだったかは不明……(^^♪)


▽▽▽


そんなこんなで、最後に家族の愛は勝つ!\(^o^)/
――という感じで、良かった~☆
――と油断しては、いけなかった!(>_<)

やはり、あのマホーンはマホーンだった!(>_<)
デルレーンになっても、ウィリアム・フィクナーは
ウィリアム・フィクナー☆
イイ意味なのか、悪い意味なのか(汗)
期待を裏切らないヮ、アナタ…………


▼▼▼

催眠=脳内ハッキングという趣向での
行方不明の娘さがしのミステリー☆

ワクワクドキドキ、そして?????で
いい気分転換になりました。(*^^)v


PS:わが子のコトは、よく覚えておきましょう。(^^♪




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