映画『愛されるためにここにいる』★サイドウエイな愛

映画レビューは、ネタバレ表示です。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id326090/rid23/p0/s0/c0/



作品について  http://cinema.pia.co.jp/title/16636/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。


以下、雑感です。

自分と親しくなったのに、彼女は、婚約中だったなんて….。
ジャンにしてみれば、彼女は、どういうつもりなのか、と思うのも無理ないでしょうね。
ショックと、騙されたと思う怒りも混ざって、
彼女を、置き去りにして、車を走らせてしまうジョン。
冷静に見れば、大人げないです…..。
自分の気持ちにストレートな行動です。
これも、恋は盲目、なのかもしれませんが、
恋愛感情は、いい意味で、人を若返らせるようで、幼くしている気もします。
恋愛は、相手のことを想うあまり、自分中心に考えてしまう気もします。
私が、ジャンに“大人”であることを期待するとしたら、
なぜ婚約中の彼女が、自分に恋愛感情を持っているような近づき方をしたのか、
をおもんばかってほしい、ということと、
あるいは、自分の婚約の有無と関係なく、受け入れてほしい、ということでしょうか。
後者は、かなり勝手な言い分とわかっていますが、敢えて言えば、
自分の背景とは関係なく、自分だけに対して、恋愛を含めた感情を向けて欲しいと想ったのです。


「友達ではいたくない。」
と、彼女を拒否したジャン。
好きだったのに、友達としてなら拒否できるほど、想いは冷めてしまうものでしょうか?
All or noneで、白黒つけるのは潔くて、グレーゾーンの間で、右往左往するのは、
いい加減な態度・状況かもしれません。
彼女の婚約の有無を問わずに、愛するのは、不適切でしょう。
しかし、私は、例えグレーゾーンでも、黒=想う人を失う、よりは、いいと想っています。
ただ、その人に想いが向いている、それだけでいいのです。


だから、希望的観測では、彼女は、きっと婚約解消したと想うことは、
安心材料ではありますが、絶対条件ではありません。
倫理を恐れずに言えば、たとえ結婚しても、彼女の気持ちは、自分にあることを
ジャンは、知ったからです。
作品中、彼女の婚約がどうなったのか、結婚したのかについて触れなかったのは、
むしろジャンの想いの強さについて言えば、効果的だと想っています。
彼女の結婚に左右されるほど、ジャンの想いは、実はゆるくは無かったのだ、ということを、
私には、印象づけてくれました。


そうしてみると、これはタンゴがふさわしいです。
(あるいは、愛情表現のルンバか?)
モダンに分類されるワルツなどでは、健全な上品さが、むしろ徒となってしまいそうです。
タンゴは、酒場で娼婦と踊ったのが始まりらしいですから、
愛をテーマにしても、不健全な後ろめたさを感じさせます。
それが、ひとすじなわでは手に入らない、陽の当たらない恋であっても、
ひたすら想い続ける情熱の強さを、ひとしお感じさせるのです。


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