映画『カンバセーションズ』★とある縮図




映画レビューは、http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id326701/rid44/p0/s0/c0/

「今は、幸せよ。でも、不幸なときが懐かしい......。」
この台詞に、想いが残りましたので、…….。



通勤途中に、新築のお宅があります。
外観は、清楚な白。
玄関ドアにはリースを飾り、赤い花が植えられた白いポットが、
玄関の両側に配置されています。
自転車置き場には、子供用自転車があり、テラスの前には、小さな家庭菜園もあります。
二階には、日の当たる位置にバルコニーがあり、
車3台分は止められる、駐車場も。
幼稚園バスを待つ母子の姿に出逢うこともあります。
だんな様は病院にお勤めで、奥様は専業主婦だそうです。
私は、そのお宅のそばを通るたびに、そこに家庭の幸せを感じます。
絵に描いた幸せと言えるかもしれません。
きっと、幸せを形にしたら、こうなのかな、と思うのです。


作品のなかで、彼女が言った台詞に、
私は、このお宅を思い浮かべました。
家庭の幸せとして。
おそらく、再婚した彼女の幸せも、形にしたらこんな感じなのかなと。
それは、非の打ち所がない“幸せ”なのです。


それでも、
“不幸なときが懐かしい......”と思ってしまうのは、なぜでしょうか?
それは、そこに自分の“幸せ”があったからに他ならないと思うのです。
絵に描いたような、はたから見て完璧な“幸せ”が、
自分を本当に満たしているとは限らないのです。
(注:先のお宅について言及しているわけではないことをご了承下さい)
もし、比べるものがなければ、今の生活に“幸せ”を感じていられるでしょう。
しかし、彼女は知っています。
“不幸”だったときの“幸福感”を。
これは、好き・嫌いのような相反する感情を含めた、微妙な心情であり、
繊細で複雑なものなのです。


現状に、あえて不満がなければ、“幸せ”を感じていなくても、
“幸せ”だと思うことは、できます。
彼女も、現状を幸せだ、と言っています。
“でも、不幸なときが懐かしい......”
と、言葉を続けた彼女の本音を、彼は、正面からキャッチしてくれたのかどうか????
彼女が聞こえるかどうかわからないところで
「I love you.」
と、言った彼には、自分の気持ちだけで精一杯で、
彼女の胸中を受け止められていなかったようにも思えます。
だから、最後まで、
目の前にあったはずの彼女の気持ちを、確かめざるを得なかったのかもしれません。



確かめたり、言葉にすることが、確かなことなのかもしれませんが、
五感で感じることのほうが、よっぽど確かだったりすることもあるのではないかな…..と
思うことが、最近よくあります。


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こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

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