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『追憶』★余計なことを考えて

物語の結末は、数学の答えみたいにきっちり出さないで、
鑑賞者にゆだねるという、余韻たっぷりの香りが残る作品は、
見た後、いつまでも心に残りますよね。
あえて考察するのも、鑑賞後の楽しみでもあるのですが、
聞くだけ野暮(...)でもありますね(苦笑)。

『街のあかり』で、主人公の男性は、その後どうなったかを
考えているときに、ふと、高校の体育館で上映した『追憶』鑑賞後に
帰りの電車内で、友人と話したことを思い出しました。

『追憶』
ロバート・レッドフォードとバーブラ・ストライサンドの共演。
大学の反戦運動から始まった男女の物語で、結婚・離婚・再会、と話が続いたと思います。
二人が再会したとき、ロバートが、バーブラに聞くのです。

「結婚(再婚)した?」
「ええ。」

ええ、と答えているのだから、そう思えばいいのでしょうが、私は、
ひねてたのでしょうか、嘘だと思ったのです。
「ねえ、ロバートがバーブラに、結婚したか聞いたとき、バーブラが、ええって答えたけど、本当だと思う?」
「?」
「私は、本当は再婚してないと思う......。」

なぜそう思ったのか?
理由1:自分が再婚して幸せであることを、元夫に知らせることで、安心してもらって、
彼が自分と別れたことで感じているかもしれない罪悪感を、和らげたいと思う気もちから。

理由2:再婚して幸せであることを見せながら、元夫が、自分には過去の男でしかないという強がりや冷たさを見せ、彼が自分に感じていたかもしれない呪縛から、
彼を解放したい気持ちから。

では、なぜ再婚しなかったのか。
出逢いがなかった、というより、たとえどんな別れ方をしても、元夫以外に、
自分が夫と呼べる人は存在しない、と思っているから。
なぜなら、衝突や摩擦が生じて離婚したとしても、その前に、自分の感情を素直に表してきた相手だと、特別な想いを感じているから.....。

バーブラが、再婚したかしないか、本当のところはわかりません。
ただ、ほんの二言の会話なのに、
私に、二人の関係の複雑さについて想いを至らせたシーンとして、
印象に残っているのです。

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