映画『ヒア・アフター』★素敵な余韻に、泣きそうになった…~雑感です。

 

  
『ヒア・アフター』★公式サイトです。
 
(ネタバレでもないかと) 
あるときから死者と交信できるようになったジョージ
・津波に飲まれ臨死体験したマリー
・不慮の事故で双子の兄を亡くしたマーカス

3人のストーリーがそれぞれに進むのは
それぞれの中にある“死”がどこに行くのかという
さまよいを観るようでもあった。

ジョージは、“交信”は“呪い”のようだと言い、苦しむ。
不本意にも、交信してしまい、そのために女友達を失ってしまう……
( あれは、彼女が悪かったですね。やめろと言ったんですもん
ジョージは。ジョージのほうが傷ついたと思うな)

人付き合いの幸せには、お互いに知らないほうが良いことがある、とも言う。

好きな人なら、すべてを知りたいとも思うものだが
手をふれた瞬間に、“過去”が見えてしまうのは、本当は良くない……。
(思わず、人の携帯メールを観てしまったようなもので
観てはいけないものもありそうだから)

そして、マーカスは、ジョージが交信した、亡くなった兄に聞く。
「行かないで!どこへいくの?」
「 わからない」

そう、どこへ行くのかは、本人もわからないのだ。
それは、死者だけではない。
生き残ったマーカスも、マリーも、ジョージも、私たちも……。

身近な死を思うとき、近しい人の死であることもあれば、生還した自分のこともある。
あるいは、今後やってくる、自分の死がある。
突然に悪い病気が見つかって、まずは治療して、とりあえず死を伸ばすことはできたとする。
けれど、いつかくるかもしれない、再発の恐れを抱えながら、過ごす1日は
それまで以上に重いものであると思う。
「自分は、どうなるの?〇年後には、生きているの?」

けれど、それは誰にもわからない。
明日、事故で亡くなってしまうかもしれないし、奇跡が起こって、再発はないかもしれない。
確実だと思った毎日を生きてきたと思うときに、“わからない”ということは、“不安”かもしれない。しかし、もはや不確実な命を手にした経験をしたものには、むしろ、
この先なんてわからない、ということは、奇跡の可能性を秘めた希望でもある。

知らないままのほうがいいこともある、と実感する。

クラシックを多用したBGM も作品に趣を与えてよかった。
特に、少年マーカスを優しく包んでくれたようなラフマニノフは良かった♪

母親の問題で、福祉局の人や里親にお世話になるマーカス。
マーカスは、子どもなりの寂しさを感じているのはよくわかる。
しかし、福祉局や里親に見守られながら母に面会するマーカスを見て思った。
自分を気にかけてくれる人がいるのは、幸せなことだよと。

そして、マーカスは、ジョージを気にかけてくれ、気を利かせてくれる☆

オープンカフェでの待ち合わせ。(待ち合わせって、ワクワクしませんか?)
椅子からたちあがったジョージは、“彼女”を見ていた。
それは、彼女の“苦しい過去”ではなかった。
見なくてもいい、知らなくてもいい、過去ではなく…….

ああ、 こうなったらいいのになあ~☆ という望みか。
私たちは、思い描く。
与えられた未来を予言するのではなく、未来には願望を込めて。
だって、未来は変えられるから。

呪縛のように知らされることは、過去の中にあるのかもしれないが
希望を込めて知りたいものは、きっと、未来の中にあるのだろう。
(それが、“呪い”=呪縛の解けるときでもあるのかも)

ヒアアフターとは、死後・来世のことだと言うのだが
私は、今生きている“ここからあとの時間すべて”だと思いたい。
それは、まだ生きることを続ける時間も、含めたいから……

冒頭で、それぞれの“死”はどこに行くのか、と書きましたが^^;
私自身は、死は生の反対にあるものではなく
自分自身にしても、身近な人の死にしても
“生とともにあるもの”というように、思いたいと思っています。

実は、人生賛歌と聞いていたので、もしかしたら
生きよう生きようとすることに力み過ぎて、生きることが重たくなってしまいそうな気もしていました。
しかし、静かに息をするように、見せてくれたのはとても良かった。

誰かと、お茶をする時間っていいナ……. ☆

なんだか、素敵な余韻に、泣きそうになった……
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yutake☆イヴ

Author:yutake☆イヴ
こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

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