映画『ポンヌフの恋人』★しいて言えば”怪人”(オペラ座のファントムを想起)


映画レビューです。(ネタバレ表示なしです)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id21845/rid13/p1/s2/c1/

作品について http://cinema.pia.co.jp/title/9093/ 
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。



「オペラ座の怪人」は、ジェラルド・バトラーのファントムにすっかりやられました。

どうして、やられてしまったのでしょうね????
歌唱力に、やや難在り、という評価のようでしたが、
それを逆手にとったとも言えるかもしれません。
話し言葉の発声に近かった(ほぼ地声...)ことが、よそ行きの感情でなく、
心から発せられたそのままの気持ちが、ストレートに伝わったという印象を与え、
鑑賞者のハートに、グッと入り込んだためと思われます。
....と、理由をもっともらしく分析するのは、終わり。良いモノは、良いのよ☆

今までより、ファントムが若かったせいか、
無難な柔らかさや、オブラートに包まれるような感情でなく、
なりふりかまわずに、クリスティーヌを自分のほうへ引き寄せたいという吸引力が、
とても魅力的でした。
もし良かったら来てね、という遠慮がちなアプローチではダメですよ、きっと。
強いリードは、必要☆
”これだけ、私を必要としてくれているのだ、この人は。”
ということが伝わらないと。

かといって、強引な自分流の愛の価値観の押し付けでも、いけません。
そこが、むずかしい!
アピールは必要だけど、押し付けはダメ。
なぜ、こんなことを言うかといいますと、「ポンヌフの恋人」のアレックスを見て、
ファントムを思い浮かべたからなのです。
ファントムは、結局、自分の欲望を抑えて、愛するクリスティーヌが満足する結果につなげました。
(とはいうものの、クリスティーヌには”永遠の人”という高い位置づけにもなったかと)
アレックスは、愛するミシェルの目を治すことより、自分の欲望を優先させ、
最後まで、ゴリ押しを通して、ミシェルが折れた?感じで、
結局は二人で生きていけそう、ということで終わりました。
(関係が、長続きするかどうかは何とも....)

私は、アレックスには、作品を印象付ける、自己優先的な面を見せた後で、
ファントム的な、包容力を持つに至った意外性を、観たかったです。
彼の人間性の”コントラスト”および”変化の過程”としても、
そのほうが面白いかな、と思いまして。

つまり、目の手術を受けることを一度は、阻止しても、
見えないミシェルが暴漢に襲われたとして、アレックスが暴漢を致死寸前に至らせて、
収監される直前に、ミシェルを親元に帰したとします。
ここで、むしろアレックスと離れるのを嫌がるミシェルをアレックスが説得。
そして、しばらくして、遠くが見えるようになったミシェルが、
橋の上で見かけた点状の影に気付いて、手を振ると、
影も、手を振り返す。二人の目から、だんだん涙が
あふれてくる、顔のアップ....

という筋書きは、ダメですか..............??????

ダメかもしれませんが、
身をひいてこそのファントムが、ずっと心に刻まれている私には、
どこかで、自分を一歩譲る、というシーンが観たいですね。
それは、
相手の利益を第一に考える、というところに”愛”を見出したいからなのです。

「オペラ座の怪人」のファントムには、まだ触れたいこともありますので、
それは、またいつか...。


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