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映画『ジーンワルツ』★赤ちゃんが産声を上げて生まれてくるということの尊さが作品の光に

 

公式サイトです。http://gene-waltz.com/    (ネタバレです)
 
産婦人科の女医・理恵は、代理母の診療をしている疑いがあった……

オープニングに、F県のO病院事件を思わせるシーン。
そこから、産科医療が崩壊したと言われる、衝撃的な事件でした。
手を尽くしても救命できなければ、逮捕されるという
いわゆる結果責任を問われた事件です。

「これで逮捕されるなら、産科はやってられない!」
という理恵のセリフが、この事件を要約しています。
これについて
もっとクローズアップしてほしかったという気持ちもありますが
デリケートな案件のためか、詳細は割愛され
出産は、予期せぬ危険と隣り合わせの命がけのことだと警告しているようでした。

そして、緊急を要するお産が、重なってしまいます。
救急患者の受け入れ不能がいわれますが
マンパワーの不足は危機的です。

物語では、運よく、事なきを得られても、
産科崩壊と言われる昨今では、対応できる医療機関が限られ
母子の命は、運に左右されてしまう可能性もあります。

理恵たちが、変えなければならないと言っている現状の1つを
痛感させられるシーンだと思います。


そして、代理母のこと。
今、 日本では、認められていないことを理恵が、
あえて行うのはなぜなのか、という謎解きにもなっていますが……
( 以下、ネタばれです)

▼▼▼

答えの1つは、理屈でなく自分の子どもが欲しいという
理恵の抗えない本能で、それはエゴかもしれませんが
中絶せざるを得なかった、わが子をいとしおむ想いでもあり
わが子への償いの様な気持ち(微妙な気持ちです)も
あったのではないかな~とも思えるのです。

けれど、リスクと罪を負ってでも、それを行った1番の理由は
代理母を望む他の女性たちへ希望をつなぐためではないのかと思いました。

普通に赤ちゃんを授かった人には、わからない気持ちを
理恵は女性として、知っているからです。

母性のエゴでなく、あえて、医師である自分が、十字架を背負う覚悟で、
代理母の道が啓かれる体制への捨て石になろうとしたのではないかと……
自らの使命として。


▼ ▼▼

諸問題はあるかもしれませんが、なんと言っても
赤ちゃんが、産声を上げて生まれてくるということの尊さが、作品の光となっていました。

赤ちゃんは奇跡
赤ちゃんは希望

赤ちゃんの姿には、思わず微笑み、そして、涙ぐみました。

命の尊さは、生きているのが当たり前に思うと、ピンと来にくいかもしれません。
けれど、自分は自分だけで生まれたのではなく
この世に生まれ落ちたことが、幾つもの奇跡の過程と
他の人の手(援助)があればこその賜物だと思うと
大切に生きなければ、と思います。
( 浅丘ルリ子さんのセリフには、感激しました)

小さな赤ちゃんには、大きな命が詰まっていて
子どものためなら何でもできると思える、お母さんの愛情が詰まっている……

作品は、理恵のクールさよりも、温かい後味を残してくれて良かったと思います
 
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