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映画『マディソン郡の橋』★あの橋のたもとで...........

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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/2615/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。

(雑談です)

いつもは、暗くて冷たくて、と想ってしまうのに、
猛暑の後の雨には、優しさを感じます。
雨はドラマチックに、状況を演出してくれますが、
「マディソン郡の橋」のあの雨の1シーンに、
涙したことを思い出します。


人妻フランチェスカと旅人ロバート。

本がベストセラーになった当時の私は、不倫なんてとんでもない、
不倫話がなぜ売れる?などと思っていたものでした。
結婚したら、夫婦は当然のように、お互いを思いやってお互いだけを見て、
他人が入るすきなどないものか、
あるいは、すきなどあってはならないと思っていました。
だから、映画公開当時にも鑑賞はせず、
だいぶたってからテレビで何となく見たのでした。


たった4日間の思い出が自分を変える…。


それが何を意味しているのか、よくわからなかった私に、“
出逢い”が人生においていかに重要で、
意味のあるものかを教えてくれたようでした。


もし、ロバートに出会わなくても、
彼女は波風のない平凡な家庭生活のなかで、
日々の雑事をこなしながら、感情の起伏なく年を重ね、
それなりに穏やかに人生を終えたことでしょう。
しかし、そこで出逢ってしまったのです。
新しい人と、新しい自分に。
新しい男性と、新しい女性である自分に。


今まで知らなかった、今まで感じていなかった感情の芽生えに、
彼女は驚きながらも、心が華やぐ楽しさを知ったのです。
彼は、旅人。
通り過ぎていくことはわかっているから、
今日の、明日の、短いスタンスで
相手を見るだけのわずかな悦びを感じていよう、
そう割り切りながら、ブレーキを忘れないでいたはずです。


しかし、ロバートは、アクセルを踏んできました。
一緒に行こう、と。道で待っていると。
そう、雨のシーンです。


激しい雨の中、ウインカーを瞬かせながら止まっている彼の車。
それを見つめる彼女…..。
雨の音は、よけいな雑音を消し、
彼女は彼に語りかけるように、自問自答を繰り返していたはずです。


ロバートと出会って幸せな4日間だった、もっと一緒にいたい、ずっと一緒にいたい…
でも、私には家庭があり家族がある。
ただ、生活をしているだけかもしれなくても、家族を捨てては行けない…。
行かれない…………
行かれない……………………………………………。


待っているロバートの鼓動を見るように、
切なく点滅するウインカーが、雨に滲むのを見ながら、
私は、自分の涙で、画面が滲んでいくのを感じました。


やがて、ゆっくりと走り去るロバートの車。
ああ、これで本当に彼との4日間が終わった…。
その後、続く、普通の日常。
ロバートとの幸せな時間は、
それが限りある4日間だったからなのか?それでもいい。
自分が、この先、普通の日常を生きていくにしても、
それを宝物にして生きていける…。
それだけの刻印を、彼は、私に残して行った...。
 

別れがあっても、思い出を糧にして生きていく
ということの意味が、まだ、よくわからなかった私に、
はじめて、ささやかな幸せが、
人生に光を灯すということを わからせてくれた作品でした。


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