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映画『マネーボール』★自分への負い目=借りを返せたのではないかと…~~雑感です。


映画レビューです(ネタバレ表示ですが簡単です)
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id340151/rid149/p1/s0/c1/


公式サイトです。http://www.moneyball.jp/



野球のルールも、野球界の仕組みもよくわかりませんでしたが
ポスターのブラピが、いい仕事したんだよ、という雰囲気を醸し出していたので
観たいと思っていました。
この表情は、“ビールかけ”とも違う満足感のよう……    

ゼネラルマネージャー(GM)としての、成功エピソードです。
従来の見方を変えて、“計算づく”をバックボーンとして、やってみたと。

何かを提案するときは、数字(データ)を求められます。
数字を出すと、説得力ありますからね。
先行きが多少、不安でも、数字を出されると、なんとなく、理屈どおりいってくれそうな気もするし…….^^;
一方、
数字は所詮、数字でしかない、と反論する場合は、“経験と勘”で押し切ろうとします。
ベテランに、ありがち。従来どおり。
でも、柳の下のどじょうはずっと同じところにはいないことに気づかないと、ダメなんですね。
旧態依然には限界がある。

GMのビリーは、かつては、将来を有望視されていた野球選手でした。
その価値の高さは、提示された契約金が示しています。
けれど、プロ入り後は成績不振で、選手生命は短く、GMとして勤めていました。

これは雑感になりますが
順調に、人生の階段を予定通り、上っていない人に、思うところあるのではないかと思います。
自分自身、予定した道から外れたので…^^;
期待に応えられず、辞めることになったときは、敗北感もありましたが、あまりに惨敗すぎて
敗北感を感じるのも、おこがましくて、何も感じないようにしようと思ったかな……
けれど、ひょんなことから、(これも縁か運命か)始めたことが、別の道を開いてくれました。
道が開けてくれたことで、以前の道から外れたことの“負い目”が、うすらぎました。

ビリーも、選手として開花できなかった負い目は、ずっと持っていたと思います。
あのときにあった“期待”~誰に対して、ということでなく、自分自身の生き様としての“期待”に
応えられることを、ずっと模索していたと思います。
彼が、短気な描写がありますが、そんなことが、無意識にフラストレーションになっていたのかもしれません。

シチュエーションは、わりと、地味だったかと。^^;
マネー理論でプロ野球をどうにかしました~~というほど、そこに
ドラマチックな仕掛けがあるわけではないので。(失礼か(>_<))

どの選手を獲得して、どの選手を出すか……(GMの仕事そのもの)
どの選手を試合に出させて、どの選手を出させないか……

だから、見せ場は、ブラピそのものにあったように思います。
彼で、見せていく。(と言っても、ビジュアルだけでなく、人間的魅力として。)
結果、飽きませんでした。

好きなシーンは、電話で選手の交渉をするところ。
彼は、ただ、つながれた電話で話すだけ。それだけなのに、彼が必死に熱く交渉する姿は
9回裏2アウト2・3での、逆転ホームランを観るようでした☆
(選手は、非情な立場に置かれているのだ、と痛感……。お疲れ様です。)

インタビューで、ブラピは、価値観を探る作品、と言っていました。
色々な感じ方=価値観があると思いますが、
入団したときに提示された金額に見合うだけの“価値”を、長らく、彼は、自分自身に見いだせないまま
来たと思います。それは、“借り”なんです。はじめは、球団に。やがて、自分への。

だから、GMとしてのいい仕事をしたときに、あらためて
自分につけられた値段=金額の提示が、自分の負い目となっていた価値の穴埋め、つまり
借りを返せた!という安堵でもあり、大きな喜びだったと思います。
お金そのものの価値でなくて、ですね。

常識破りは、うまく行ったから良かったものの
ダメだったら、ケチョンケチョンか…….orz
いやいや、勝算アリと踏んだからできたこと☆
選手と距離をおくGMの、ビールかけとは違う勝利の味も、面白かったですよ。










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Re: No title

ヒノキオさん、こんにちは☆

> 人生の損失を埋められるかという物語だと思いました

そこが、希望に思えました。
いつの日か、どこかで、埋めたいな~と願いつつ、もがいている人(私含む)には
勇気を感じられる作品だとおもいました。

ありがとう☆

No title

野球映画ではありませんでしたね、

僕もこれはあくまでマネーゲーム、
人生の損失を埋められるかという物語だと思いました

当然過去は取り戻せないのだから
ビリーは虚しい闘争を続けているのかも知れませんが、

そのゴールの無い道筋に
総合的な意味で「野球の持つ力」が
光を与えてくれたようにも思えました

華やかな舞台のバックヤードの翳りを
巧みに捉えた、抑制の効いた撮影が良い感じでしたね
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こんにちは☆
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