映画『しあわせの雨傘』★~飾りツボ・笑いのツボ・作品のツボ☆


公式サイトです。
http://amagasa.gaga.ne.jp/
 
 (ネタバレなし)
娘に“飾り壺”と言われた、社長夫人シュザンヌだったが
倒れた夫に代わって、傘工場の労使問題を片づけることになった
 
時代は、1977年。
女性の社会進出・女性の自立ということが、意識された時代だったかもしれません。
その頃、『翔んでる女という語が、流行りましたっけ
 
ジョギングを、優雅に(マイペースに)走っていたシュザンヌが
ここ1番で、飛ぶんです☆
 
もちろん、工場の諸問題は、うまく片付きます。
でも、夫が帰ってきて、ひと波乱が。(亭主は丈夫で留守がいい、か^^;
 
でも、天下のカトリーヌ・ドヌーヴですよ。それだけじゃ、終わらない(笑)。
まさに、自社の誇る傘を手に(?笑)、清水の舞台から飛び降りるがごとく、
華やかで、思い切った展開に……
 
のみならず…………先に仕返ししといたワ」
エエーッ??(汗)と、私のほうが、吹っ飛びそうなエピソードあり……
 
けれど、ここが、笑いのツボならぬ、作品のツボなのかもしれません☆
 
収入も地位もある男性は、立派な存在ですが
家にいる女性は、ともすると、世間知らずのように見られてしまうこともあります。
ですが……
“このエピソード”は、とっても重要なことを知らないのは、むしろ
男性のほうじゃないかと言っているようでもあって、意味シンです(笑☆)
 
やがて、シュザンヌには、絶対的な“母”というオーラを感じていきました。
誰が何と言おうと、私が母親と言う事実以外は、ひれ伏してしまうような…^^;
 
そして、家の枠を超えて
工場も、更に“もっと大きなもの”も、母として包みこんでいきます。
(一同、ひれ伏してます・笑)
 
段々、立派なはずの男性たちが(ジェラール・ドパルデューでさえ)
シュザンヌの前では小さく見えていくのは、気のせいでしょうか。
(ひれ伏すほかないからでしょう.・笑)
 
男まさり、女だてら
そんな意気込みでなく、なりゆき(?笑)の自然体で跳躍していくシュザンヌに
女性のしなやかな強さを、心地よく感じるのは
私が同性だからだけではないでしょう。
 
“飾り壺”の中身は、人生いろいろ詰まっているんです(^_-)-
 
現代は、当時よりも価値観の制約がゆるくなったとはいえ
あそこまで飛べるか~と思うと、私には、ムリですが^^;
ドヌーヴのいい雰囲気の飛びっぷりには、終始、気持ちイイです(笑)。
ドヌーヴだからこその品格ある存在感が、人生の厚みを感じさせます。
 
雨傘をタイトルにしたのはいいですね。
外にも、心の内にも降る雨に、そっと差し出せる優しさがうかがえます。
 
~~~
 
カトリーヌ・ドヌーヴと、ジェラール・ドパルデュー
歌とダンスで、魅せてくれるのも、嬉しいところです。
共演は、名作『終電車』を思い出させます。
 
オゾン監督には、含みのある作風の印象を持っています。
本作品も、わかりやすい中に、風刺やメッセージが込められているようですが
『終電車』のラストにあるような、微妙な心の陰影でなく
軽やか~♪なコメディに徹したように思えます。
 
芳醇な人間ドラマというよりも
女性賛歌の人生狂騒曲♪として楽しむのも、一興かと思います☆
 
PS………冒頭のウサギさんが、暗示的かもネ…^^;
 
 
『終電車』~いい作品でした。よろしければ↓是非☆
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yutake☆イヴ

Author:yutake☆イヴ
こんにちは☆
使い方がよくわかりませんがヨロシクお願いします。^^;

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