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映画『アイ・アム・レジェンド』★ネビルの涙。人間として…

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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/19336/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。


以下ヤフーレビューの転記です。(ネタバレです)


がん治療のために開発されたウイルスに感染すると、
結局は死ぬか、生き残っても、凶暴になってしまった世界に、
免疫を持った男ネビル(士官であり、科学者)=ウイルが、生き残った。

前半は、普通の人間がいなくなった荒涼とした都会で、
凶暴になった人間たちを相手に戦うシーンを、主としてみれば、
”破壊的なサバイバル”ゲームばかりを見てしまいそうだが、
食べるために畑をつくったり、
愛犬だけでなく、マネキンを人に見立てて話しかけたり、と
人間らしく生きる、という”生産的なサバイバル”を、
垣間見せていたのは良かったと思う。

しかし、
中盤までは、”凶暴化した人”を撃ちまくるシーンが、全面に出すぎていたようで、
このまま、ゲームのように進んでしまうのか、と思ったのだが、
彼らを、敵として闘ったあと、クライマックス的に、
ネビルが涙を浮かべたシーンに、思うところあったので
評価を上げたい。

ネビルが、研究していた過程で、
凶暴性の治療手段を見つけたとき、
ネビルの目には、たとえ襲い掛かってきた連中であっても、
彼らは、”化け物”でなく、”病にかかった人間”に見えたはずなのだ。
その前から、研究していたのだから、敵としてみていた”化け物”たちを
治そうと思う気持ちはあったと思う。

しかし、私の憶測だが、研究していたときの彼の対象は、
あくまでもウイルスという微生物であって、直接的には、
”ウイルスに感染した人間”と言う意識では、なかったかもしれない。
(結果的には、人を治すとしても、意識として)
だから、襲い掛かってきた彼らを”化け物”として退治することは、
やむを得ないこととはいえ、ラストの彼ほど、心は痛まなかったかもしれない。

しかし、
目の前に、治療薬があるとわかった彼は、襲ってくる”化け物”に叫んだ。
「君たちは、治るんだ!!」
彼の目には、彼らは、もはや”化け物”でなく
”ウイルスに侵され、治療を待つ人間たち”に、見えたはずなのだ。
だから、かまわずに襲ってくる彼らに、必死で説明したのだ、”人間”として.....。
けれど、それが、かなわなかった時、
彼は、涙を浮かべたのだ。

ここは、音を消し、
ネビルの心情に迫った、いいシーンだと思う。

凶暴すぎて、治療に協力できない=治せない、という無力感や絶望感に、
ただ、浸っているわけにはいかない彼は、
究極の”病原体駆除”を、選択した。
別に、生き残っていた母子に、血清を託して。
”化け物”の命を奪うことは、今までやってきたことだとしても、、
このときの彼には、”化け物”は、”病気を治せなかった人間”であり、
罪の意識を、強く感じたと思う。
責任を果たせなかった、と言う想いが
彼が死に向かうことを止めなかったのだ、と思う。

生きるとは、
生き残るとは、
生き残ったものの責任とは、と
見せるべきテーマは、考えさせるもので、良かったと思うが、
”化け物”のインパクトが強かったせいか、
心情が、薄くなったしまった感がある。
ウイル=ネビルの涙のシーンが、思いのほか、印象的であっただけに
惜しかったと思った。



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